
ダウンタウンがダメなら、吉本勢は全員ダメ?
伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話&提言。
ダウンタウンの視聴率低迷がテレビ業界で話題になっている。
「現在、ダウンタウンのレギュラー番組は「『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』『ダウンタウンDX』(共に日本テレビ系)、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)など5本ですが、ほとんどの視聴率が10%を切っているんです。それだけでなく、松本人志の『人志松本の○○な話』(フジテレビ系)も10%以下です。何しろ『数字が取れない』と関係者も頭を抱える状況」(某テレビ関係者)
確かに、ここ数年ささやかれてきたことだが、4月から始まった『爆笑 大日本アカン警察』(フジテレビ系)に至っては同時間帯の最下位を記録、裏番組の『クイズ☆タレント名鑑』(TBS系)に抜かれるにあたり、本格的世代交代、転換期との見方も大きいのだ。
「『週刊文春』(文藝春秋)のゴールデンウイーク特大号にも、ダウンタウンの興味深い記事が掲載されました。『テレビの支配者・松本人志&浜田雅功「ポスト・ダウンタウン」を語る』というインタビューですが、映画や番宣などのインタビューではなく週刊誌媒体からの、しかも『ポスト・ダウンタウン』というテーマで彼らが取材を受けるのは極めて珍しい。そのため、『何かスキャンダルのバーターでは』などとウワサされたほど。しかし、実際はバーターでも何でもなく、取材がOKになったと聞いています。取材時間はほんの短時間だったようですが、これも自身が『ポスト・ダウンタウン』を余裕で語る姿勢を見せることで、逆に彼らの影響力を堅持しようとしたかにも見える」(お笑いに詳しい芸能関係者)
それ以外でも、これまでだったら引き受けなかったような小さな仕事も"拾っていく"という傾向にあり、松本に至っては子どもの話を積極的にするなどの視聴者への"松本らしからぬサービス"も顕著になっているという。
さらに6月5日には『大日本アカン警察』の2時間特番の放映が予定されているが、そこにナインティナインが出演することが発表され、そのことも関係者を驚かせた。
「かつてナイナイの岡村隆史がラジオで松本人志を揶揄する発言をしたことで、松本が激怒。ナイナイを遠ざけた。彼らの確執はマスメディアでも取り上げられたほど有名です。それが14年ぶりに共演するというのですからね」(同関係者)
それほどまで数字の取れないダウンタウンが危機感を抱き、そのことが逆説的に世代交代が迫っている証拠を示している、というのが業界関係者の一致した意見だというが......。
(文=神林広恵)
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視聴率は大惨敗 松本人志9年ぶりのコント『MHK』とは何だったのか

やっぱり松ちゃんの笑いは難解!?
"笑いに命を売った男"ダウンタウン・松本人志。彼の新作コント番組『松本人志のコント MHK』(NHK総合)、その制作の舞台裏に迫った『プロフェッショナル 仕事の流儀』(同局系)が、10月15日、16日に2夜連続で放送された。視聴率は『MHK』が6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と横並び最下位。『仕事の流儀』が7.1%といずれも大惨敗に終わった。地上波では『ダウンタウンのごっつええ感じ復活スペシャル』(フジテレビ系)、『進ぬ電波少年』(日本テレビ系)の企画から生まれた『サスケ』の両番組が放送された2001年以来、地上波では実に9年ぶりのコントである。第2日本テレビで有料配信されたコント『Zassa(ザッサー)』、松本の特撮への憧憬やナショナリズムが集約された初監督作品映画『大日本人』、生命誕生や宗教観をモチーフとしながら駄作との声もある『しんぼる』を経て、松本がどのような作品を世に提示したのか? 『MHK』で公開された作品をそれぞれ検証していく。
●「ダイナミックアドベンチャーポータブル」
男(松本)の家に謎の商品・ダイナミックアドベンチャーポータブルが届けられる。ナビゲートDVDのガイダンスに従って男は組み立てていくが、「5分以上使用する場合は1時間以内にやめないでください」などの表現に翻弄される。エレファンティックチューブなど奇妙なパーツを挿入し、完成するも、予想外のオチを迎える。
通販で買った商品が届いた際の期待と、それが無用の長物だった時の喪失感を風刺したコント。誰もが一度は経験したことがあるシチュエーションで独自の展開を見せ、オチに収束していくコントの王道とも言える。完成し、ボタンを押すとスライムのような液体が出てくるさまは『ごっつ』の"産卵"も彷彿させる、まさに松本人志ワールド。
●「つぶやけ! アーカイブス」
往年のニュース映像に一言ツッコミを入れる「写真で一言」ならぬ「動画で一言」。三十三間堂の防火演習、奇妙な美容健康法、2歳の肥満児の3本の映像を各コントの合間に放送し、松本が一言つぶやく。インターミッション的役割だが、その一言にはさほどキレはなかった。
●「大改造!! 劇的ビUFOアフター」
建坪7帖で築90年という超狭小UFOに6人がひしめき合うように暮らす宇宙人・ピロポ家を、リフォームの匠・多岐川貞夫(松本)が大改造。洗濯物が多すぎてUFOの安全な運転ができず、風呂に行くには狭いダクトの中を通ることを余儀なくされ、腰の悪いおばあちゃんが10mもほふく前進せねばならない。"癒やしのマジシャン"の別名を持つ匠は、大胆な発想で改造を行い、悩めるピロポ家を幸福に導く。
『大改造!!劇的ビフォーアフター』(テレビ朝日系)の忠実なパロディー。実際、オリジナルでもあり得ないような悩みを抱える住宅を再生させているが、UFOという設定を生かして、笑いに変える。吸い上げた地球人がいた牢屋をモダンなカウンタバーに変え、UFOの機体の窪んだ部分である"ボッコリ"にうず高く積まれていた布団を床下収納として使うなど適材適所の大胆な発想でリフォーム。家を無残なまでに解体する場面など、オリジナルを知っていれば知っているほど、リアリティーを生む。オチには祖父の形見であるライトセーバーが意外なものに姿を変え、松本の新機軸を打ち出したような癒し系のコント。
●「わたしは幽霊を見た!」
夫婦(松本、平岩紙)が、部屋のベランダから向かいのアパートにいる幽霊を目撃する。三段オチ形式で、驚かす練習をする幽霊、自動車の後部座席に侵入しこれから驚かそうとする幽霊、最後は目の前に登場する幽霊について、夫婦が朴訥とした口調で語っていく。
松本が幾度となく描いてきた「視座の変更」に迫る一作。彼岸にいる幽霊が驚かす練習を行う様は滑稽に映るが、いざ目の前に相対すると微動だにできない様子は、他人を嘲笑することすらも滑稽だという視聴者への一つのメッセージとも読み解ける。
●「答辞」
中学校の卒業生代表(松本)による答辞。「2年生になると、何もかもが逆で、よし、ここは逆にもう考えてやろうと思い、逆に逆にとなんでも逆にやっていたら、それとは裏腹に全部裏目に出てしまい、悩んで眠れなくなってしまったそんなときは、枕を逆にして逆に考えてみたりもしました」など"逆に"を連呼。時に"逆ギレ"もしながら、中学3年間を回想する。
「ぎゃっきゅういいん」など測定不明なものも含め、「逆」が約80回、「逆さ」が6回登場する答辞。「ヘコむ」「逆ギレ」「(笑いが)寒い」のほか、最近では「ドヤ顔」といった言葉もダウンタウンが使い出し、電波を通じて広まったとされている(異説もあり)。その状況で、「逆に」は、その言葉を差し挟まなくても成立する会話でも用いられている。感情の機微を表現するために日本語は細分化されてきた一方、"ボキャ貧"に陥る現代の若者への警鐘とも捉えられる作品。
* * *
『仕事の流儀』では、今回の制作の舞台裏に迫り、企画会議の模様から密着。松本は「『ごっつ』みたいな感じは思ってないかな。もっと徳の高いコントがしてみたい」と告白。次々とアイデアを出し、「ダイナミックアドベンチャーポータブル」のオチは、松本がその場で考えたアドリブだということも明かされた。今回のNHKでのコント番組実現が可能となった経緯をあるテレビ情報誌の記者は次のように明かした。
「やはり予算が重要だったようですね。リアルなコントを作るにはそれに見合う予算が必要。『MHK』では、公共放送のNHKならではの潤沢な予算を使い、『劇的ビUFOアフター』だけでもバラエティー番組一本分程度の予算は使われているはずです。民放では、DVD化の利益を事前に制作費に勘案しても、こんな豪華な企画はないでしょう」
番組の中では、稀代のコント番組として人気を誇った『ごっつ』終了時のエピソードに触れながら、一方で、"タレント"松本の姿も追いかけ、『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)で、モーニング娘。が踊る姿を、ほかのタレントたちが熱狂して見ている狭間で、所在なげにたたずむ松本の様子も克明にレポートした。「『アバター』を観に行って、途中から観てるんですけど、コント作りに入っちゃうんですよ」とコントへの執念を語る松本だけに、常に苦悩や葛藤を抱えながら、笑いに挑む姿勢が改めて明らかになった。「ただの芸術家になってしまったらあかんと思ってる。芸術家と芸人は違うから。でも、ひざまずきたくないやんか」との言葉には、笑いの方法論が分かっているが故に、いかにその予定調和を崩し、新たな唯一無二の表現を模索する姿勢が見て取れた。
しかるに松本は、12年から13年ごとに人生の大きな転機を迎えているように思える。1963年に生まれた松本は13歳で浜田雅功と初めて同じクラスとなり、蜜月になる。二人は別の高校に行くも、NSC1期生としてコンビを結成。24歳でその後の方向性を決定的なものにする『4時ですよーだ』(毎日放送)がスタート。東京に進出し、『夢で逢えたら』(フジテレビ系)、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)、『ごっつ』を経て、人気を磐石にし、『遺書』(朝日新聞社)が250万部、『松本』(同)が200万部売れ、コントビデオ『HITOSI MATUMOTO VISUALBUM』に挑み、周囲から祭り上げられるかのように神格化される中、自らそれをリセットするかのように松本は、35歳で頭を坊主頭にする。
さらに松本の挑戦は続き、自身の原案による連続ドラマ『伝説の教師』(日本テレビ系)、『M-1グランプリ』の審査員、『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)など新たなジャンルにも挑み、『大日本人』『しんぼる』で映画監督に進出。結婚と長女の誕生、さらに今年、左股関節唇損傷による約2カ月の休養を経て、『MHK』の本番に挑んだ。そして、来年48歳を迎える。新たな転機となる48歳からの12年で松本は何を見せてくれるのか?
まずはその第1弾として、『仕事の流儀』では、松本が監督を務める映画第3弾企画が進行していることが明かされた。彼がかつて『働くおっさん』シリーズ(フジテレビ系)で見出した一般人・野見隆明を主役に据え、野見について「あんなに面白くない人がいないぐらいに面白い人。すごい魅力を感じる」と熱弁している。"プロフェッショナル"の定義として、「素人に圧倒的な差を付けて、力を見せつけること」と語った松本。『しんぼる』で苦戦を強いられ、『MHK』は6.2%という視聴率の中、新作映画ではどんな世界観を見せてくれるのか、注目だ。
働くおっさん劇場 まさかの野見さん。
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山崎邦正 ダウンタウンによって強制開花した「ヘタレの天才」が巻き起こす奇跡

『奇跡』(遊タイム出版)
ダウンタウンは、笑いの都・大阪から東京にやって来たお笑い文化の伝道師だった。彼らが東京に進出して、全国ネットの人気番組を多数抱えるようになってから、関西弁や関西の笑いのエッセンスが一気に日本中の若者に広まっていった。「サブい(寒い)」「スベる」といった演芸用語の意味が一般に知られ、それが当たり前のように使われるようになったのは、ダウンタウンの登場以降のことである。
そんなダウンタウンが広めた言葉の1つに「ヘタレ」がある。関西弁で「意気地無し」「臆病者」を意味する単語だ。この語が有名になったきっかけは、ダウンタウンが自身の番組の中で、後輩芸人の山崎邦正を指して何度もそれを用いたことだろう。言わば、山崎は「ヘタレ」の代名詞であり、ヘタレという単語が世間に広まるのと時を同じくして、山崎邦正という芸人も有名になっていったのだ。
山崎は、体を張って危険な企画に挑戦することから、出川哲朗やダチョウ倶楽部のような「リアクション芸人」の系譜に位置づけられることが多い。だが、山崎は、どんな番組にも呼ばれる出川や上島竜兵と違って、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)というレギュラー番組を持っていて、そこを拠点にして活動している。言わば、山崎は職場を渡り歩くフリーランスのリアクション芸人ではなく、『ガキ使』というホームグラウンドを持つサラリーマン型のリアクション芸人なのだ。もちろん、山崎も他の番組に一切出演しないというわけではない。ただ、彼の才能が最も輝く場所はやはり『ガキ使』というフィールドなのである。
山崎は、お笑い界随一の精鋭集団である「ダウンタウンファミリー」の出身である。今田耕司、東野幸治、木村祐一、板尾創路(130R)といったメンバーに並んで、山崎は軌保博光とのコンビ「TEAM-0」の一員としてダウンタウンの番組に出演していたのだ。
彼は、そのメンバーの中では一種の落ちこぼれに近いポジションにあったと言っていい。大喜利的な発想力、当意即妙のフリートーク能力など、松本人志を頂点とする本物のお笑いセンスが試されるダウンタウンの番組では、山崎はなかなか自分の持ち味を発揮することができなかった。
当時、ダウンタウンのもとで活動する若手芸人に求められた能力は、他のバラエティー番組で芸人が求められるものとはひと味違っていたのだ。木村のような作家型芸人、板尾のような発想力に長けた芸人が重宝されたことからもそれは明らかだろう。そのような「ダウンタウン的な物差し」で測ったとき、山崎は明らかに出来損ないの落ちこぼれ芸人だったのだ。
だが、『ガキ使』のレギュラーメンバーに抜擢されたことで、山崎の運命は急転する。大声でわめき散らし、わが身一つで過激なロケにも挑戦する山崎のファイトスタイルは、低予算の深夜番組である開始当初の『ガキ使』とは非常に相性が良かった。ダウンタウンの2人もまた、山崎のそういう一面を伸ばそうとして、「ヘタレ山崎」という愛称を与えて、彼の秘められたリアクションの才能を徐々に引き出していった。
そんな中で山崎の人気はじわじわと上がり、彼は「ヘタレ芸人」の代名詞として独自のポジションを築いていった。特に、山崎がリングの上でモリマンのホルスタイン・モリ夫と真剣勝負を繰り広げる「山崎vsモリマン」は、『ガキ使』の歴史に残る名物企画となり、2008年の大晦日には『NHK紅白歌合戦』の裏番組として堂々オンエアされる快挙を成し遂げた。
山崎は、決して能力の低い芸人ではない。『ガキ使』以外の番組に出れば、それなりに進行もフリートークもソツなくこなす力はあるし、作曲、落語、卓球、心理学など、さまざまな分野に関心を持ち、それに打ち込む生真面目さを備えている。だが、どの分野にも本気になりきれず、器用貧乏の状態にあった山崎は、「ヘタレ」というフィルターを通すことで、一気にその才能を開花させることができたのだ。
憎めないベビーフェイスと、数々の奇跡を起こしてきた豪運。笑いの神に弄ばれる奇才・山崎は、裸一貫で今日もヘタレの最先端をひた走っている。
(文=お笑い評論家・ラリー遠田)
●お笑いトークラリーpresents
「笑う犬の告白 ~人生で大切なことは全部お笑いで学んだ~」
【日時】8月4日(水) OPEN 18:30 / START 19:30
【出演】ラリー遠田、岩崎夏海
【Guest】吉田正樹
【会場】新宿ロフトプラスワン
前売¥2000/当日¥2500(共に飲食代別)
※前売券は7/3(土)よりローソンチケットにて発売。(Lコード:38927)
スクールデイズ
ザキさんっ!!
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