「新人時代からトラブルも」羽賀研二 転落人生の影にあった闇人物との"黒い交際"

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ドロドロ裁判はまだまだ続く?
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  未公開株売買をめぐる3億7,000万円の詐欺と恐喝未遂罪に問われている羽賀研二が、大阪高裁で「卑劣で破廉恥」「反省の態度が見られない」と懲役6年の逆転有罪判決を受けたのはご存じの通りだ。羽賀は判決を不服として、最高裁に上告した。  筆者はかつて、ある芸能関係者を通じて、羽賀のあまりに多い女性問題について本人とやりとりをしたことがあった。ところが、直接弁明に来た際に次々とつくウソにあきれて、「お前の言葉は信じない」と絶縁したことがある。それだけに、羽賀については言いたいことは山ほどあるが、彼の名誉のためにも、彼の人生を狂わせた人脈だけは明らかにしておきたい。  羽賀は1980年代前半、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の"いいとも青年隊"に起用されて脚光を浴びたが、そのころから、ファンの女性からラジカセを借りて返さないといった、なんとも情けない苦情が絶えなかった。その後も、女性とのトラブルの情報が筆者のもとには入ってきたが、いいとも青年隊を卒業した羽賀の名前を具体的に耳にしたのは、大田区に住む未亡人に沖縄開発リゾートの話を持ち掛けた金銭トラブルだった。  この騒動を、休刊になった隔女性週刊誌「微笑」(祥伝社)の記者が取材。記事掲載寸前に、「微笑」の委託ライターも務めていた筆者の元に親しいプロダクション関係者から「何とか記事を止めてくれないか」という依頼があった。最終的には記事は掲載されたのだが、後になって分かったことは、プロダクション関係者に依頼してきたのは元総会屋で、その後、2005年にエイベックスに利益供与を強要した件で逮捕されたYだった。さらに、そのYに記事潰しを依頼したのは、住専騒動で逮捕された"浪速の借金王"と言われた「末野興産」の末野謙一だったのだ。  末野は、羽賀と一緒に恐喝未遂で逮捕されたボクシングの元世界チャンプの渡辺二郎と共に羽賀のタニマチだった。末野を通じて、暴力団関係者との"黒い交際"も始まっていた。その後、羽賀は梅宮アンナと熱愛が発覚するが、実は、末野主催のハワイのゴルフコンペに父親の梅宮辰夫が参加した時に、梅宮に同行したアンナを羽賀が口説いたというのが真相だ。末野と梅宮は兄弟分と言われるほど親しい関係だったのだ。梅宮は、アンナと羽賀との交際に反対しながらも煮えきれず、渋々認めたのは末野が羽賀のタニマチだったからだ。しかし、梅宮もしたたかだ。当時は「辰ちゃん漬け」をはじめ、サイドビジネスが軌道に乗り始めたころ。バカ娘の熱愛騒動に苦悩する父親・梅宮の姿はワイドショーの格好の話題になって、サイドビジネスの宣伝につながり大儲けした。  その後、莫大な借金を抱えてアンナと破局した羽賀は、以前からナンパスポットとして出入りしていたアパレルメーカー「バルビゾン」のオーナーである伊藤良三が経営する「ブルーポイント」で、伊藤から大手消費者金融の未亡人を紹介された。羽賀はここでも金銭トラブルを抱えたが、伊藤は、末野興産が所有していた白金をはじめとした物件を買い漁り、不動産業で大成した。昨年、市川海老蔵殴打事件の現場になった西麻布のビルも伊藤所有のビルだ。  末野と伊藤の接点は、羽賀だとしか思えない。  その羽賀は、伊藤に勧められた医療コンサルタント会社「ウエルネス社」の未公開株をめぐって逮捕された。羽賀は末野、梅宮、伊藤の3人の間をしたたかに渡って生きてきたつもりだったのかもしれないが、結果的にはこの3人に翻弄された人生を送ってきた。  悲しすぎるほど、寂しい男だ。 (文=本多圭)
レッテル 貼られてナンボ。 amazon_associate_logo.jpg
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「今度は大丈夫?」松田聖子、懲りずに4度目の全米進出へ

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日本で売れてたっけ?
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  恒例になった松田聖子の全国ツアーが6月12日からスタートしたが、聖子を知る音楽関係者から「聖子はツアーが終わり次第、4度目の全米進出を理由にロスへ行くつもりみたい。どうも、向こうに好きな外国人がいるようですね」という情報を提供された。  これまで、聖子はサンミュージック時代に、長女の沙也加を出産後、元夫の神田正輝と沙也加を日本に置いて、全米進出にチャレンジするべく準備を開始。ところが現地ニューヨークでは、ホテルで近藤真彦と密会している現場をフライデーされた。この時はサンミュージックの幹部が現地に飛んで、「フライデー」(講談社)の編集者と折衝。大きなスキャンダルに発展しないよう、必死に食い止めたのを記憶している。  しかし、懲りない聖子は1989年にサンミュージックから"身勝手独立"。その後、ジェフ・ニコルス君と深い関係に陥った。遊び気分の全米進出は、当然ながら失敗に終わった。96年には、デビューから所属していたソニー・ミュージックからユニバーサルミュージック(当時は、マーキュリー・ミュージック)に移籍。2度目の全米進出に挑戦した。  そのころ、ビートたけしがハリウッド映画に出演するというので、筆者も休刊になった隔女性週刊誌「微笑」(祥伝社)の編集者と彼の取材のためにロスに数日間、滞在した。この時、歌手として全米進出するためにロスに滞在している聖子が、ロデオドライブの近くにある高級ホテルのバーで、ハリウッド映画のプロデューサーと密会している現場を目撃した。遊び気分は治っていなかったと思った。その後、ダンサーのアラン・リードとの関係が発覚。"外人狂い"というありがたくないレッテルを張られてしまった。タダでさえ容易ではない全米進出なのに、男にかまけていたのだから、失敗は当然のことだった。  その後、ソニーに出戻った聖子は3度目のチャレンジを試みるが、これも失敗。3度の失敗で全米進出はあきらめたと思われていたが、2009年6月にユニバーサルに再び移籍したころから、4度目となる全米進出の話が持ち上がっていた。  しかし、ユニバーサル移籍後の聖子の実績たるや散々たるもの。当コラムでも何度も指摘してきたが、10年5月に発売された移籍第一弾シングルは、同社が連続ドラマの主題歌などの大型タイアップ案件を取ってきても、売り上げは伸びなかった。原因は、ソニー時代からの、自身の作詞・作曲能力に対する過信からだ。これでは、4度目の全米進出挑戦どころではない。  ところが、冒頭の音楽関係者は「ロスで知り合った外国人プロデューサーがいて、その彼と頻繁に連絡を取っているみたいですよ。極秘でロスに一人で出掛けているらしいです」と言う。  聖子には元整体師でマネジャーの座に納まった愛人のK氏がいる。それなのに、ロスに行く場合は、K氏は連れていかないという。なんとも怪しげだ。もし4度目の全米進出をするなら、今度はしっかり男断ちして、チャレンジしてほしい。ツアーの最終日は、8月7日のマリンメッセ福岡。それ以降の聖子の動向に注目したい。 (文=本多圭)
Pineapple このころは、よかったね。 amazon_associate_logo.jpg
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TKO 不遇を乗り越えたかつてのアイドル芸人が「太って咲かせた、もう一花」

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『TKO 修行』(ジェネオン
エンタテインメント)
 お笑い芸人を評価する際に「華がある」「華がない」といった表現が使われることがある。そして、華があることがあたかも売れるための絶対条件であるかのように語られたりする。業界内で実際にそう思っている人間も多い。「華がある」というフレーズの具体的な意味は必ずしも明確ではないのだが、人々は確実に「華」という言葉で何かを理解し合って、それを芸人を測る尺度として用いようとする。  その物差しで測った場合、1990年代前半のデビュー当初のTKOは、明らかに華のあるタイプの芸人だった。2人とも身長180センチ前後の長身で、はっきりした顔立ちの男前。服装も妙にこじゃれていた。ネタの中にもボイスパーカッションを折り込むなど、あか抜けたセンスを感じさせるものがあった。芸人離れしたルックスを誇る2人は、アイドル芸人として若い女性ファンにも支持されて、輝きを放っていた。  だが、売れている芸人の多くに華があるのは真実だとしても、華があれば必ず売れるというものではない。東京に進出したTKOは、目立った成果を挙げられないまま大阪に撤退することになった。その後、何度か東京進出の切符はつかむものの、そこで定着できるほどの結果を残せない日々が続いた。何度立ち向かっても跳ね返される、東京という厚い壁。彼らほどこの壁に苦しんだ芸人も珍しいだろう。  歴史を振り返ると、彼らは必ずしも実力不足で東京進出に失敗したとは思えない。当時からネタはしっかりしていたし、十分に面白かった。ただ、華がある彼らには、なぜか運だけがなかった。いくつかの機会に、彼らは幸運の女神に背中を押してもらえなかったのだ。  だが、そうして試行錯誤の日々を続けるうちに、奇跡が起こった。ボケ役の木下隆行が結婚してみるみるうちに太り始めて、いつのまにか面白くかわいげのある体形になっていたのだ。太って丸刈りにした後の彼は、どこからどう見ても芸人としか思えないコミカルな姿になっていた。これは大きな武器になる。  テレビでは、一瞬で分かる自己紹介的なネタが求められる。そんな状況で彼らがひねり出したのが、木下の外見を生かした「笑福亭鶴瓶」と「せんとくん」のものまねだった。木下が太って太って太りきったおかげで、彼らは貴重な2つの飛び道具を得ることができた。その威力は絶大で、『爆笑レッドカーペット』などの出演を経て、彼らはついにブレークすることができたのだ。その後、コント日本一を決める『キングオブコント』でも二度の決勝進出を果たして、コント職人として世に広く認められることになった。  近年のTKOのコントの特徴は、ボケ役としての木下のたたずまいを最大限に生かしたネタが多い。それらのネタは「木下がやるから面白い」という構造になっている。こういう芸が成立するのは、木下が何をやっても笑える愛嬌のある外見になったからだ。そこに長年培った演技力が加わることで、彼の演じるキャラクターには隙がなくなり、大きな笑いを生む。しかも、彼らのコントには、受け手の世代や性別を選ばないというメリットもある。見ただけで伝わる木下のコメディアン然としたたたずまいは、問答無用で人を笑わせる説得力に満ちているのだ。  もちろん、相方の木本武宏の活躍も見逃せない。木本はTKOの広報部長として、木下の魅力を引き出して、それを周囲の芸人やスタッフに積極的に売り込んでいった。現在の彼は、パソコンや釣りなどの幅広い趣味を生かして、仕事を着実に増やしている。  何度ダウンしても立ち上がってくる往生際の悪さを持っていたTKOの2人。彼らがタオルを投入されてテクニカルノックアウトになることがなかったのは、最後の最後まで芸人であろうとしたからだ。不屈の闘志でチャンスを物にしたお笑い界の不死鳥は、持ち前のスター性を生かして大きく羽ばたくことに成功した。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田)
TKO 修行
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●連載「この芸人を見よ!」INDEX 【第102回】オアシズ それぞれにブスを昇華した「現実と空想のアンサンブル」 【第101回】スリムクラブ 最後のM-1を駆け抜けた「超スローテンポという革命」 【第100回】レイザーラモンRG  "吉本団体芸"が生んだ「強心臓のニューヒーロー」 【第99回】麒麟 5度の決勝進出が「M-1グランプリの申し子」をどう変えたか 【第98回】ピース 噛み合わない2つの破片が力ずくで組み上げた「笑いのパズル」 【第97回】次長課長 変幻自在のオールラウンダー河本を生かす、井上の「受け止めるツッコミ」 【第96回】 オセロ松嶋尚美 大先輩・鶴瓶に見初められ「褒められて咲いた大輪の花」 【第95回】 ダイノジ 雌伏16年──ついに訪れる「二頭の虎が目覚めるとき」 【第94回】 キングオブコメディ 極限の不運と"顔芸人"のレッテルを払拭して掴んだ「コント日本一」 【第93回】 山田邦子 史上初の「天下を取った女芸人」その栄光と転落のタレント人生 【第92回】エレキコミック 一度ハマるとクセになる!?「一点突破の納豆コント」 【第91回】野性爆弾 「遅れてきた吉本最終兵器」がブレイクを果たした秘密とは 【第90回】野沢直子 今振り返るカリスマ女芸人の「先駆者としての比類なき存在感」 【第89回】サバンナ 野生の勘で芸能界を疾走する「発展途上のロジカルモンスター」 【第88回】東京ダイナマイト 破壊なくして創造なし! ハチミツ流「笑いのセメントマッチ」 【第87回】トータルテンボス 進化を止めない本格派コンビを育てた「M-1急転直下の挫折劇」 【第86回】ロッチ  シンプルな構図でコントに魂を吹き込む「関係性のスペシャリティ」 【第85回】山崎邦正 ダウンタウンによって強制開花した「ヘタレの天才」が巻き起こす奇跡 【第84回】フルーツポンチ 確かな演技力でポストバブル世代に現出した「キザ男のリアリズム」 【第83回】よゐこ 爆発力と切れ味で支持層を拡大する「自然体のシュール」 【第82回】バッファロー吾郎 マニアック芸人の権化が極めた「もうひとつの天下」 【第81回】ドランクドラゴン 完璧な構築物に風穴を開けて回る「鈴木拓のガッカリ力」 【第80回】高田純次 還暦過ぎても華衰えぬ「日本一の適当男」が歩み続けた孤高の道程 【第79回】森三中  メンバーの結婚で進化する「ブスとブスとブスの関係性」 【第78回】Wコロン・ねづっち  「整いました!」なぞかけ芸が時代にハマった深い理由 【第77回】所ジョージ  突出した安定感を生み出すボーダレスな「私の世界」 【第76回】土田晃之  元ヤン、家電、ガンダム......でも嫌われない「ひな壇の神」の冴えたやりかた 【第75回】タカアンドトシ  非関西系漫才のツッコミ新境地「欧米か!」が生まれた理由 【第74回】キングコング西野亮廣  嫌われるには理由がある!? 天才を悩ませる「出た杭の憂鬱」 【第73回】椿鬼奴  虚栄心から自由になった女芸人の「自然体が放散する魅力」とは 【第72回】萩本欽一  テレビを作り、テレビに呑み込まれた「巨人の功罪」 【第71回】アンガールズ  キモカワ芸人が精緻に切り出した「人生のNGシーン」に宿る笑い 【第70回】エハラマサヒロ   「究極の器用貧乏芸人」が無限の笑いをコラージュする 【第69回】なだぎ武 R-1二連覇を成した演技派芸人の「本当の運命の出会い」とは 【第68回】いとうあさこ 悲観なき自虐を操る「アラフォー女性のしたたかなリアル」 【第67回】チュートリアル M-1完全優勝を勝ち取った「ひとつもボケない」漫才進化論 【第66回】松村邦洋 己を棄てて己を活かす「笑われる天才」が生きる道 【第65回】キャイ~ン・ウド鈴木 20年目の変わらぬ想い──「満面の笑顔で愛を叫ぶ」 【第64回】しずる 緻密なマーケティングと確かな演技力で突っ走る「腐女子枠のプリンス」 【第63回】青木さやか 仕事も家庭も......不器用に体現する「現代女性の映し鏡」 【第62回】 今田耕司 好きな司会者第3位にランクされる「代弁者としての3つの極意」 【第61回】我が家 「変幻自在のローテーション」が3人のキャラ薄をメリットに転化する 【第60回】ハライチ "ツッコミ"を棄てた関東M-1新世代が生み出す「面の笑い」とは? 【第59回】出川哲朗 稀代のリアクション芸人が「計算を超えた奇跡」を起こし続ける理由 【第58回】中川家 すべてはここから始まった!? 兄弟が奏でる「舞台芸と楽屋芸のハイブリッド」 【第57回】板尾創路 笑いの神に愛された男が泰然と歩む「天然と計算の境界線」 【第56回】清水ミチコ 対象者の心を浮き彫りにする「ものまねを超えた賢人の不真面目芸」 【第55回】とんねるず 暴れ放題で天下を取った「学生ノリと楽屋オチの帝王学」 【第54回】友近 孤高の女芸人が体現する「女としての業と生き様」 【第53回】ウンナン内村光良 受け継がれゆく遺伝子「終わらないコント愛」 【第52回】モンスターエンジン 結成2年でシーンを席巻する「高次元のバランス」 【第51回】関根勤 再評価される「妄想力」ひとり遊びが共感を呼ぶ2つの理由 【第50回】南海キャンディーズ しずちゃんを化けさせた山里亮太の「コンビ愛という魔法」 【第49回】フットボールアワー 無限の可能性を秘めた「ブサイクという隠れみの」 【第48回】ますだおかだ 「陽気なスベリ芸」という無敵のキャラクターが司る進化 【第47回】ナインティナイン あえて引き受ける「テレビ芸人としてのヒーロー像」 【第46回】インパルス タフなツッコミで狂気を切り崩す「極上のスリルを笑う世界」 【第45回】アンタッチャブル 「過剰なる気迫」がテレビサイズを突き抜ける 【第44回】おぎやはぎ 「場の空気を引き込む力」が放散し続ける規格外の違和感 【第43回】志村けん 「進化する全年齢型の笑い」が観る者を童心に帰らせる 【第42回】はるな愛 「すべてをさらして明るく美しく」新時代のオネエキャラ 【第41回】明石家さんま テレビが生んだ「史上最大お笑い怪獣」の行く末 【第40回】ブラックマヨネーズ コンプレックスを笑いに転化する「受け止める側の覚悟」 【第39回】笑い飯 Wボケ強行突破に見る「笑わせる者」としての誇りと闘争心 【第38回】笑福亭鶴瓶 愛されアナーキストが極めた「玄人による素人話芸」とは 【第37回】島田紳助 "永遠の二番手"を時代のトップに押し上げた「笑いと泣きの黄金率」 【第36回】東野幸治 氷の心を持つ芸人・東野幸治が生み出す「笑いの共犯関係」とは 【第35回】ハリセンボン 徹底した自己分析で見せる「ブス芸人の向こう側」 【第34回】FUJIWARA くすぶり続けたオールマイティ芸人の「二段構えの臨界点」 【第33回】ロンブー淳 の「不気味なる奔放」テレ朝『ロンドンハーツ』が嫌われる理由 【第32回】柳原可奈子 が切り拓くお笑い男女平等社会「女は笑いに向いているか?」 【第31回】松本人志 結婚発表で突如訪れたカリスマの「幼年期の終わり」 【第30回】はんにゃ アイドル人気を裏打ちする「喜劇人としての身体能力」 【第29回】ビートたけし が放った『FAMOSO』は新世紀版「たけしの挑戦状」か 【第28回】NON STYLE M-1王者が手にした「もうひとつの称号」とは 【第27回】ダチョウ倶楽部・上島竜兵 が"竜兵会"で体現する「新たなリーダー像」 【第26回】品川祐 人気者なのに愛されない芸人の「がむしゃらなリアル」 【第25回】タモリ アコムCM出演で失望? 既存イメージと「タモリ的なるもの」 【第24回】ケンドーコバヤシ 「時代が追いついてきた」彼がすべらない3つの理由 【第23回】カンニング竹山 「理由なき怒りの刃」を収めた先に見る未来 【第22回】ナイツ 「星を継ぐ者」古臭さを武器に変えた浅草最強の新世代 【第21回】立川談志 孤高の家元が歩み続ける「死にぞこないの夢」の中 【第20回】バカリズム 業界内も絶賛する「フォーマット」としての革新性 【第19回】劇団ひとり 結婚会見に垣間見た芸人の「フェイクとリアル」 【第18回】オードリー 挫折の末に磨き上げた「春日」その比類なき存在 【第17回】千原兄弟 東京進出13年目 「真のブレイク」とは 【第16回】狩野英孝 「レッドカーペットの申し子」の進化するスベリキャラ 【第15回】サンドウィッチマン 「ドラマとしてのM-1」を体現した前王者 【第14回】小島よしお 「キング・オブ・一発屋」のキャラクター戦略 【第13回】U字工事 M-1決勝出場「北関東の星」が急成長を遂げた理由 【第12回】江頭2:50 空気を読んで無茶をやる「笑いの求道者」 【第11回】バナナマン 実力派を変革に導いた「ブサイク顔面芸」の衝撃 【第10回】山本高広 「偶像は死んだ」ものまね芸人の破壊力 【第09回】東京03 三者三様のキャラクターが描き出す「日常のリアル」 【第08回】ジャルジャル 「コント冬の時代」に生れ落ちた寵児 【第07回】爆笑問題・太田光 誤解を恐れない「なんちゃってインテリ」 【第06回】世界のナベアツ 「アホを突き詰める」究極のオリジナリティ 【第05回】伊集院光 ラジオキングが磨き上げた「空気を形にする力」 【第04回】鳥居みゆき 強靭な妄想キャラを支える「比類なき覚悟」 【第03回】くりぃむしちゅー有田哲平 が見せる「引き芸の境地」 【第02回】オリエンタルラジオ 「華やかな挫折の先に」 【第01回】有吉弘行 が手にした「毒舌の免罪符」

"日本映画界最後の大スター"高倉健 相次ぐ知人の訃報で引きこもりに?

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『決定版 高倉健』(キングレコード)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  3カ月ほど前、当コラムで書いたように(参照記事)、今年活動を再開すると言っていた高倉健さんが、"日本映画界のドン"と呼ばれた東映名誉会長の岡田茂さんの葬儀に現れなかったことが報道された。  筆者も気になって、健さんの側近とも言える友人に近況を聞いてみた。健さんは、岡田さんと、その直後の長門裕之の訃報を聞いて、ショックのあまり自宅に引きこもって、誰とも会わない状態だという。  健さんは2006年に公開された日中合作映画『単騎、千里を走る。』に主演して以来、スクリーンから姿を消した。マスコミでも、06年11月に行われた天皇、皇后両陛下主催の文化勲章受章者と文化功労者を招いたお茶会に出席して以来、目撃されていない。映画『居酒屋兆冶』で共演した女優の大原麗子さんが09年に急死した際も、葬儀には遺族に迷惑がかかると出席しなかった。その後、同年10月に健さん一人で、大原さんのお墓をお参りしていたことが、大原さんの遺族の話で明らかになった。  健さんらしいエピソードだが、岡田さんについても同じことをすると思う。5月9日に肺炎のために87歳で亡くなった岡田さんは、1960年代以降のヤクザ映画ブームの仕掛け人で、健さんを『網走番外地』シリーズで売り出した敏腕プロデューサーでもあった。それだけに、映画関係者は、健さんが岡田さんの弔問に現れるのではないかと期待したが、葬儀では、本人から届いた「大きな時代の節目を感じるお報せでした。長い間お疲れ様でした。心からご冥福をお祈りいたします。合掌」という弔辞が読み上げられたのみだった。  健さんの元気な姿が見たかったという関係者やファンも多かっただろうが、それは叶わず。しかし、健さんの性格を知る俳優や映画関係者は「大原さんの時と同様、自分に注目が浴びるのを避けたがる健さんらしい配慮。きっと、時間がたったら、一人で岡田さんの墓参りに行くよ」とフォローしていた。健さんは、離婚した江利チエミさんの命日にも、いまだに欠かさず墓参りに行く律儀な人。筆者もそう信じている。  しかし、岡田さんの死は、健さんにとって、周囲が予想した以上にショックだったらしい。側近は「岡田さんが亡くなった後に、かつて、任侠シリーズで共演した長門裕之さんも亡くなった。相次ぐ知り合いの死に、自宅に引きこもってしまって、誰とも会いたがりませんね」と言う。  岡田さんの喪に服するのは仕方がないが、またしても活動をしばらく休止なんていうことにならなければいいがと心配だ。健さんももう80歳。一般の老人なら、気力・体力が減退していき、このままふさぎ込んでしまってもおかしくはない。だが、それを超越してこその高倉健。日本映画界の最後の大スターの、早期復帰を期待したい。 (文=本多圭)
決定版 高倉健 うちのおじいちゃんもまだまだ元気です。 amazon_associate_logo.jpg
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師匠の"親友"アッコがポロリ 東国原英夫が4年後の都知事選でリベンジ?

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『AKIKO WADA POWER & SOUL
和田アキ子 40周年記念コンサート
at the APPOLO THEATER』
(テイチクエンタテインメント)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  5月14日に放送されたニッポン放送の『ゴッドアフターヌーン アッコのいいかげんに1000回』で、和田アキ子がこんなことを話していた。いわく、「前宮崎県知事の東国原英夫が、『4年後の都知事選を目指して、頑張ります』と言っていた」。  アッコの口から出てきた、このエピソードを聞いて、ウオーキング中だった筆者は思わず足を止めてしまった。事実であれば、東国原はお笑いの師匠であるビートたけしの助言を受け入れたことになる。たけしは再三、東国原に対して「意地でも、次の都知事選に出るべきだ」と語っていたからだ。  当コラムでも何度か指摘したが、東国原は、石原慎太郎都知事による"天罰"発言を受けて、勝ち目があると思い、急きょ都知事選に出馬。しかし、結果は下馬評通り、石原都知事に約100万票の差を付けられて落選した。  最後まで都知事選か国政かと迷っていただけに、東国原は次は国政にチャレンジするとウワサされていた。しかし落選後、師匠のたけしは筆者に「東がこのまま国政に行ったら、それで終わり。4年間浪人をしても、都知事を目指す活動をすべき。意地でも、次の都知事選に出るべきだ」と語った。  2年前も、当時宮崎県知事だった東国原は、自民党から衆院選出馬を打診され、「総裁候補にしてくれるなら」と条件を出して、世間から大ひんしゅくを買った。この時も、相談に乗ったのはたけしだった。たけしは、「逆風で全部の毛が抜けるぞ。とっとと宮崎に帰りやがれ」と一喝。東国原もさまざまな思いがあっただろうが、結果的にはこの助言を聞き入れる形になった。今回も同様のようだが、これまでもコロコロとその政治姿勢を変えてきた東国原だけに、アッコが言っていた通りになるとは限らないだろう。  それにしても、東国原も、そんな重要な話をアッコに話すとは「空気が読めていないな」と感じた。いまや政治家ならば、そうした情報を出す場も考えるべきだろう。アッコに話しても、芸能ゴシップのごとく、ラジオのネタにされるだけだ。  アッコはたけしのことを"親友"と公言しているから、東国原も身内的な感覚があるのだろうが、筆者は二人が本当にそんな関係であるとは思えない。  以前、筆者は元B&Bの島田洋七とたけしの3人で、六本木の老舗オカマバーに飲みに行ったことがある。偶然、その場にアッコがいた。酔ったアッコは「おい、洋七」と呼びつけて、たけしが見えないところで「洋七はおもろいんやで。頭をたたくと舌をペロッと出すんや」と、洋七の頭をたたき続けた。それを目撃した筆者は、あまりの横暴を見かねて、「男の頭をたたくんじゃない」と注意。アッコは一瞬にして、黙ってしまった。  たけしの"戦友"とも言える洋七をおもちゃのように扱うアッコ。たけしと"親友関係"にあると思っているのは、アッコだけのような気がする。年上のたけしをいまだに人前で呼び捨てにするのも、筆者は解せない。呼び捨てにすることで、自らの業界での力を誇示しようという魂胆が見え見えだ。『いいかげんに1000回』でも、アッコは時々芸能界の実力者の名前を出す。これも鼻持ちならない。  まぁ、筆者の個人的な感情は置くとして、東国原がたけしの助言通りに、4年後の都知事選にチャレンジすると決意したことは悪い話ではない。二人の師弟愛の重さを感じた。東国原については金銭的な問題や女性問題についていろいろな情報が筆者にも寄せられるが、たけしの期待だけは裏切らないでほしい。 (文=本多圭)
AKIKO WADA POWER & SOUL 和田アキ子 40周年記念コンサート at the APPOLO THEATER 悪い人ではないとは思う。 amazon_associate_logo.jpg
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「石元・リオンとも仲間!?」海老蔵の親友・伊藤英明に付きまとう"六本木人脈"の黒い影

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『伊藤英明HIDEAKIZM』(学研)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  5月17日の夜、銀座7丁目のクラブビルから、人気俳優の伊藤英明がスポンサーらしき人物らと出てきたところを目撃した。  その3日後に、元暴走族グループ「関東連合」の元リーダーで、六本木・西麻布界隈で伊藤と"黒い交際"がウワサされている石元太一容疑者が、新宿・歌舞伎町で知人男性に暴行を働いたとして、傷害容疑で逮捕された。  昨年11月、歌舞伎俳優の市川海老蔵が伊藤リオン受刑者に重傷を負わされるという事件があったが、その場にいて、海老蔵に殴られたという"元暴走族リーダー"というのが石元容疑者だった。海老蔵は記者会見で、リオン受刑者・石元容疑者に対して、「知らない顔だった」と語ったが、リオンと石元の二人は海老蔵の親友である伊藤英明と親しい関係にあった。3年前に六本木の高級キャバクラで、リオンと石元が一緒に飲んでいるときに、近くにいた客がガンを飛ばしたと因縁をつけ、トイレに連れ込んで重傷を負わせた事件があったが、石元らと一緒に飲んでいたのは伊藤英明だった。伊藤は石元容疑者とは親しい関係にあったのだ。  そのため、海老蔵の「知らない顔だった」発言の信ぴょう性は怪しい。少なくとも、友人である伊藤と親しかったことは知っていたはずで、そのことすら説明しなかったのだから、もっと大きなことを隠しているのだろう。  公判では、リオン受刑者が「先に手を出したのは海老蔵だ」と証言。事件後、石元容疑者は診断書を用意していた。筆者と親しい捜査関係者は、石元容疑者が被害届を出せば、それを口実に「関東連合」を含めたグループの実態解明と、芸能人との"黒い交際"を明らかにすることができると期待したが、海老蔵と石元容疑者との間に示談が成立したことで被害届は出なかった。  しかし、警視庁はメンツに懸けても、関東連合を含めた暴走族グループを撲滅する動きに出た。  2月に、西麻布の住宅街にある、伊藤英明が出入りしていたキャバクラが無許可営業で摘発されたが、これも暴走族グループ撲滅の一環だと捜査関係者から聞かされた。石元容疑者が知人男性に暴行を働いたのは、4月8日。そして約1カ月半後に逮捕。警視庁の意図を感じさせる。  くしくも、自殺した貧乏アイドルの上原美優さんの元カレが石元容疑者だったことが明らかになったが、彼らと伊藤英明を含めた芸能人との黒い交際も、捜査の段階で明らかにしてほしい。それにしても、伊藤英明はスポンサー付きで銀座のクラブで豪遊。石元容疑者は新宿署で厳しい取り調べ。あまりにも対照的だ。 (文=本多圭)
伊藤英明HIDEAKIZM キノコ事件でおなじみの。 amazon_associate_logo.jpg
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『深イイ話』の「焼肉酒家えびす」タイアップに"絶対権力者"島田紳助はどう関与したか

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紳助、いよいよピンチか。
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  ユッケによる集団食中毒事件で4人の死亡者を出した「焼肉酒家えびす」。同店の認知度・信頼度アップに、日本テレビ系の『人生が変わる1分間の深イイ話』が関与していたというのはすでに報じられている通りだ(記事参照)。さらに、この"宣伝"が、同番組司会の島田紳助主導で行われたという疑惑がわいている。  今ではさほど珍しくない激安外食チェーンを『深イイ話』で特集すること自体違和感のある話なのだが、加えて、同店の"ヨイショ話"を島田紳助はじめ、出演者全員が絶賛、"深イイ話"として認定したのだ。これを受け、テレビ関係者から「視聴者の投稿という体をとっていたが、実際には大手広告代理店とえびすを運営する『フーズ・フォーラス』の宣伝のタイアップ」との情報が流れた。  名前が挙がったのは、電通系のタイアップ専門の関連会社。ところが、同社関係者は「ウチは全く関係ない」と否定。紳助の番組はタイアップを持ち込んでも、紳助が絶対的な権力を持っているために、彼が「うん」と言わないと実現しない。実際にタイアップが実現した試しはほとんどないため、今は案件があっても話を持っていかないという。  同じく紳助が司会をする『紳助社長のプロデュース大作戦!』(TBS系)や『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で紹介されるグルメやお店も、紳助自身の持ち込みや、実際に紳助が気に入ったものが大半だと言われている。金にセコイと言われる紳助のこと、番組で取り上げることで、バックマージンを発生させているのではないかと疑いたくなる。紳助をよく知る制作会社プロデューサーは、紳助のグルメやお店の情報集めの方法について、語ってくれた。 「紳助は、週末に大阪の北新地にある高級クラブ『W』に行くんです。この店の幹部がグルメやお店の情報に詳しくて、紳助に教えているんです。食中毒事件を起こした『焼肉酒家えびす』も幹部の情報ですよ」  この制作会社プロデューサーは、「タイアップ案件に限らず、番組プロデューサーや制作会社スタッフがいいと思う企画を持ち込んでも、紳助の了承が得られないとなかなか実現しない」という。その背景には、番組の利権を私物化しようという紳助の魂胆を垣間見ることができる。『深イイ話』の「焼肉酒家えびす」の企画は、「W」の幹部を通じて紳助自身が持ち込んだという疑惑は膨らむばかりだ。だからこそ、出演者全員が絶賛した、いや絶賛させられたのだろう。  事件直後、日テレの番組公式サイト上からは4月18日に放送された「焼肉酒家えびす」の記述が削除された。どういう経緯で同企画が放送されたのかを追及されれば、紳助の責任の有無も明らかになるだろうが、日テレはうやむやにするつもりのようだ。食中毒の被害者の中には、『深イイ話』を見て、「焼肉酒家えびす」に食事にいった人たちもいるとの報道があったのに、だ。  前述の疑惑が「事実無根」と言うのなら、番組製作に深く関与していた紳助自身が自らの口で、真実を明らかにすべきだろう。そして、被害者や視聴者への謝罪と番組打ち切りを自らの権限で行うことが、"絶対権力者"島田紳助がつける落とし前としては、せめてもの"潔イ話"になるのではないだろうか。 (文=本多圭)
自己プロデュース力 怖ろしか~。 amazon_associate_logo.jpg
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内野聖陽の離婚騒動で思い出す、あの有名人カップルの離婚の裏側

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『臨場 続章 BOX』(TOEI COMPANY,LTD)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  いまだに"飲酒運転疑惑"が尾を引いている俳優の内野聖陽と女優の一路真輝が離婚の話し合いに入ったと、先日一部のスポーツ紙で報じられた。その後、一路の事務所が報道を否定したが、いかにメディアに騒がれることなく別れるか、というのは有名人カップルにとっては重要な課題だ。  離婚騒動といって、筆者の記憶に残っているのはシンガーソングライターの中西圭三と女優の高樹沙耶(現・益戸育江)だ。筆者は共通の友人を通じて圭三とは親しくなっていたのだが、2000年のある日、突然、圭三から離婚の相談を受けた。特に、マスコミ対策についてだ。取材する立場の人間が、取材される側の相談に乗るというのは複雑な心境だった。当時、圭三も沙耶も大手芸能プロ「ケイダッシュ」に所属しており、マスコミにもそれなりの影響力があったが、圭三は事務所ではなく、筆者に相談を持ってきた。  圭三は、世話になったということで口には出さなかったが、事務所に不信感を持っていたようだ。その直前にこんなことがあったからだろう。  圭三の音楽プロデュース力を高く評価した旧「ライジングプロダクション」(現・ヴィジョンファクトリー)の社長だった平哲夫氏が、ある女性アーティストのプロデュースをケイダッシュ経由で圭三に依頼したことがあった。ところが、圭三が作る曲に、ことごとくNGを出してきた。ライジング側との窓口になっていたケイダッシュのマネジャーからは、難癖のような不採用理由が戻ってきて、結果、圭三は自信喪失状態に陥っていた。と同時に、事務所とも距離を置きだしているようだった。そんな中での、筆者への相談だったのだ。  具体的な内容は割愛するが、二人の離婚はワイドショーが喜びそうなスキャンダラスな要因を抱えていた。マスコミに追っ掛けられては面倒なことになる。そこで「離婚届はマスコミが動かなくなるゴールデンウィーク中に出してしまい、落ち着いたころに円満離婚であったことを報告すればいい」とアドバイスした。そんな作戦が功を奏して、離婚はスンナリと進んだ。  さらに離婚後、筆者は圭三と平氏を直接会わせて、プロデュースの件を解決しようと思ったところ、実は楽曲にNGを出していたのはライジング側ではなく、窓口になっていたケイダッシュのマネジャーが自分の判断で行っていたことが判明。マネジャーの人間性が、そもそもの問題だったのだ。圭三は離婚もプロデュース問題も片付き、すっきりしているようだった。  さて、内野の離婚だが、06年に元宝塚のトップ女優だった一路と"できちゃった婚"したが、昨年2月から内野の不倫が原因で別居。9月に人妻と"車中濃厚キスシーン"をフライデーされ、"飲酒運転疑惑"が報じられた。内野が飲酒運転を否定したことで「フライデー」(講談社)は意地になって証拠写真を掲載、いまだに疑惑は尾を引いている。その結果、内野主演の人気ドラマ『臨場』(テレビ朝日系)シリーズは、スポンサーが大手自動車メーカーだっためにお蔵入り。レギュラーの役者たちの生活権までも奪ってしまった。  一路の事務所は離婚報道に「聞いていない」と否定しているが、ドラマ関係者に聞くと、内野の女癖の悪さは今に始まったことではないという。ましてや、仕事の邪魔になるという理由で、妻とかわいい子どもを自宅から追い出したこともあったという。こんな身勝手な男とは、一路もさっさと離婚した方がいい。  ゴールデンウィークは終わってしまったが、今離婚届を出しても、マスコミにたたかれるのは内野の方だろう。そんなものは、自業自得というものだ。 (文=本多圭)
臨場 続章 BOX 慰謝料、ヤバそうだね。 amazon_associate_logo.jpg
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TBS安住紳一郎アナ、独立後はやはり「バーニング&宮根」の手に落ちるか

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『局アナ 安住紳一郎』(小学館)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  今年3月に日本テレビを退社した羽鳥慎一アナが、宮根誠司の事務所「Take OFF」に所属。その宮根は、"芸能界のドン"と呼ばれるバーニングプロダクションの周防社長の威光を背景に東京進出し、テレビジャックの野望を持っていると言われているが、彼の次なるターゲットとウワサされているのが"最後の大物局アナ"ことTBSの安住紳一郎だ。  すでに水面下ではいくつかの芸能プロによる安住争奪戦が行われているが、周防社長の力もあって、「宮根有利」という情報が流れている。しかし、筆者は安住と親しい関係者から、「安住はTBS編成制作本部のA部長に絶大な信頼を寄せている。A部長は権力になびくような男ではないですからね。宮根が周防社長に頼んでも、大勢に影響を及ぼすことはないですよ」という情報を入手した。  A部長は、かつての同局の人気番組、ビートたけし司会の『ここがヘンだよ日本人』のプロデューサー。同番組を製作していたのが、TBSエンタテインメントの社長だったY氏だ。  40年以上前、TBSの契約記者だった筆者が同局の臨時労働者闘争を続けていた時に、Y氏がTBS労働組合書記長だったことがキッカケで、面倒を見てもらうようになった。共産党系執行部から「(本多は)過激すぎて、闘争団の面倒は見切れない」とTBSを追い出されてからも、酒の付き合いは続いていた。そのY氏が「『ここヘン』は、差別を含めたナーバスなテーマを扱うために、視聴者からのクレームが殺到。Aは逃げることなく、クレームに対応している。TBSには珍しい優秀な男だよ」と評価していたことを思い出す。  その後、A氏はTBSの人気番組のプロデュースを次々に手掛け、編成局担当部長に昇格。たけしを口説いて『情報7days ニュースキャスター』を立ち上げた。A部長は安住を入社当時から、積極的に起用。『ニュースキャスター』のメイン司会に大抜擢した。しかし、安住だけをひいきにしているわけではないという。何人もの部下を誘っては飲みに連れていくという豪放磊落な面も持ち合わせていることから、局内の評価も高い。いずれにせよ、安住にとっては、A部長は"テレビ界の育ての親"であることは確かだ。それだけに、安住独立問題のカギを握る人物だと言われている。  筆者の本音を言えば、もし、独立するにしても、宮根の事務所だけは避けてほしい。なぜなら、宮根は朝日放送を退社した後に、芸能事務所「フロム・ファースト」の大阪支社に所属したが、社長の小口健二さんが他界後、事務所のスタッフと独立。恩をあだで返すような行為をしたからだ。  さらに、宮根は日本テレビ系の『情報ライブ ミヤネ屋』やフジテレビ系の『Mr.サンデー』の司会を務めているが、それらのスクープネタは、芸能界の実力者経由で入手していると言われている。権力と癒着し、情報の垂れ流ししかできないキャスターは、キャスターとは認められない。権力志向の強い宮根が、テレビ界で勢力を拡大することは極めて危険だ。それだけに、安住には宮根の軍門に下ってほしくない。そんな中、安住の独立のカギを握っている人物が権力になびくことがないA部長だと聞いて安心した。A部長なら、宮根のところに行かせるような助言はしないだろう。筆者はそう信じている。 (文=本多圭)
局アナ 安住紳一郎 どうする安住!? amazon_associate_logo.jpg
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「負債は約10億円?」客足遠のく京都の「美空ひばり座」が消滅危機

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『川の流れのように/愛燦燦』
(コロムビアミュージックエンタテインメント)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  故・美空ひばりさんを記念して作られた、京都にある「京都嵐山美空ひばり座」。生前のひばりさんの秘蔵映像や遺品などのコレクションが収蔵されているテーマパークだ。そんな同館が経営危機に陥り、ひばりさんの息子で「ひばりプロダクション」社長の加藤和也氏が、大手パチンコ機器メーカー・京楽を通じて、吉本興業との合弁会社「KYORAKU吉本ホールディングス」に業務提携を持ち掛けていたことが、筆者の取材で明らかになった。  ひばりさんは1989年6月24日に、52歳の若さで亡くなった。その直後、筆者はひばりさんの遺児で未成年だった加藤氏に、女性誌での手記執筆を依頼するために接触したことがキッカケで、食事をするなどして交流を深めた時期があった。そのころから"ひばり記念館"の構想は持ち上がっていた。建設候補地は、ひばりさんの出身地の横浜。それに、ひばりさんの"第二の故郷"と言われていた京都の2案があった。  ところが、ひばりさんの"命の恩人"と言われて、加藤氏の後見人になった九州在住の実業家のU氏が、ひばりさんの大半の遺品を持ち出して、94年に京都の嵐山に「美空ひばり記念館」をいち早くオープン。仕方なく、加藤氏は美空ひばり記念館に業務提携という形で参加した。  「美空ひばり記念館」は、オープンした年には入場者数100万人を突破。4年目には300万人を超え、嵐山の新名所になった。ところが、ファンの高齢化も進んで、年々客足が鈍り、2006年に閉館を余儀なくされた。加藤氏は忸怩たる思いがあったのだろう。多少の無理もあっただろうが、閉館後の施設を18億円で買い取って、08年に「京都嵐山美空ひばり座」としてリニューアルオープンした。しかし、大勢は変わることなく、現在、一説には約10億円の負債を抱えていると言われている。  加藤氏は打開策として、09年にパチンコ台「ぱちんこ 爽快 <美空ひばり不死鳥伝説>」を発売したのがキッカケで親しくなった京楽のトップに業務提携を持ち掛けたようだ。京楽側は、KYORAKU吉本・ホールディングスのパートナーで、劇場や小規模テーマパーク経営の実績がある吉本の幹部に相談。両者は現地を視察したが、商売にはならないと判断したようだ。  しかも、吉本は5月に悲願だった「京都花月」を復活させる。今はとても、ひばり座にまで手が回らない状況だ。今年6月24日に、ひばりさんの23回忌法要を迎えるというのに寂しい話だが、これも時代の流れかもしれない。 (文=本多圭)
川の流れのように/愛燦燦 嗚呼。 amazon_associate_logo.jpg
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