
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
9月2日未明に、六本木のクラブ「フラワー」で起こった、飲食店経営・藤本亮介さん(31)の集団撲殺事件。本件について筆者は、当局筋の情報として“人違い殺人”と報じたが、さらに当局は、主犯格の人間は海外逃亡したと見ているようだ。
警視庁の捜査関係者によると、主犯格の男は関東連合のOBで、現在は住吉会系組織の組員K。今回の襲撃事件は、関東連合が、以前から軋轢のあった山口組系極心連合会の元組員を狙ったというのが当局の見立てだ。実行犯たちの画像は警視庁が公開したが、その中に主犯格の男はいないという。実行犯は、主犯格の男からの情報を受けてKを襲撃したつもりだったが、実際は人違いだった。主犯格の男は、その日の便で成田空港からフィリピンへ逃亡したと見られている。
「事件は、昨年の暮れに起こった“六本木襲撃事件”の延長では?」と語るのは捜査関係者だ。
昨年の12月14日未明に、六本木のキャバクラで極心連合会の元組員ら4人が、関東連合メンバーや中国人で構成される怒羅権メンバーとおぼしき男ら約20人に襲撃されて、瀕死の重傷を負う事件があった。犯人グループの中には、今回と同じ住吉会系組織の組員がいたことが発覚。あわや、山口組と住吉会の抗争に発展するのではと危惧されたが、トップ同士の手打ちで収まった。
しかし今年に入って、山口組系暴力団が、関東連合の関係者に報復する事件が東京の繁華街で多発していた。襲われた中には、海老蔵事件にもかかわった関東連合の元リーダー・石元太一もいた。彼は1月に六本木で、数人の男に鉄パイプで殴られて怪我を負っている。当時、マル暴捜査関係者は「山口組の報復だろう。石元は見せしめでやられたんだよ。でも、なんでマスコミが報道しないのか不思議だよ」と話していた。筆者もなぜ、この事件をマスコミが取り上げなかったのか、疑問に思っていた。親しい編集者に聞いたところ「石元は俳優としてデビューする予定なので、スキャンダルはマイナスになる」とのことだった。この説明だけでは腑に落ちないが、どうも石元には大手芸能プロのバックアップがあったらしい。関東連合の関係者には、芸能界と接点を持つ者も少なくない。そうした状況を考慮して、マスコミはだんまりを決め込み、石元襲撃事件が騒がれることはなかったのかもしれない。
それどころか、石元は8月に自叙伝を出版、俳優としてのデビューを大々的に宣伝した。石元も報じる側の論理も「今はもうカタギなんだ」ということだろうが、暴力団排除条例施行以降、芸能界と裏社会との接点に目を光らせてきた警察としては面白くなかったのだろう。石元は今月7日、自身が入居するのに、他人が住むように装い、不動産業者との間で入居契約したという詐欺の疑いで逮捕された。微罪で逮捕した当局の判断には、意図的なものを感じざるを得ない。石元にはもっと大きな詐欺事件の嫌疑がかけられているという一部報道があったが、そのほか、石元が報復されるきっかけとなった12月の六本木襲撃事件についても事情聴取が予想される。今回の襲撃事件は、主犯格の男が海外逃亡したことで真相究明に時間がかかりそうだが、この2件の襲撃事件が類似していることから、当局は石元から出てくる情報に期待を寄せているのだろう。
(文=本多圭)
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六本木集団撲殺事件 主犯格はすでに海外逃亡? そして石元太一逮捕との関連は……

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
9月2日未明に、六本木のクラブ「フラワー」で起こった、飲食店経営・藤本亮介さん(31)の集団撲殺事件。本件について筆者は、当局筋の情報として“人違い殺人”と報じたが、さらに当局は、主犯格の人間は海外逃亡したと見ているようだ。
警視庁の捜査関係者によると、主犯格の男は関東連合のOBで、現在は住吉会系組織の組員K。今回の襲撃事件は、関東連合が、以前から軋轢のあった山口組系極心連合会の元組員を狙ったというのが当局の見立てだ。実行犯たちの画像は警視庁が公開したが、その中に主犯格の男はいないという。実行犯は、主犯格の男からの情報を受けてKを襲撃したつもりだったが、実際は人違いだった。主犯格の男は、その日の便で成田空港からフィリピンへ逃亡したと見られている。
「事件は、昨年の暮れに起こった“六本木襲撃事件”の延長では?」と語るのは捜査関係者だ。
昨年の12月14日未明に、六本木のキャバクラで極心連合会の元組員ら4人が、関東連合メンバーや中国人で構成される怒羅権メンバーとおぼしき男ら約20人に襲撃されて、瀕死の重傷を負う事件があった。犯人グループの中には、今回と同じ住吉会系組織の組員がいたことが発覚。あわや、山口組と住吉会の抗争に発展するのではと危惧されたが、トップ同士の手打ちで収まった。
しかし今年に入って、山口組系暴力団が、関東連合の関係者に報復する事件が東京の繁華街で多発していた。襲われた中には、海老蔵事件にもかかわった関東連合の元リーダー・石元太一もいた。彼は1月に六本木で、数人の男に鉄パイプで殴られて怪我を負っている。当時、マル暴捜査関係者は「山口組の報復だろう。石元は見せしめでやられたんだよ。でも、なんでマスコミが報道しないのか不思議だよ」と話していた。筆者もなぜ、この事件をマスコミが取り上げなかったのか、疑問に思っていた。親しい編集者に聞いたところ「石元は俳優としてデビューする予定なので、スキャンダルはマイナスになる」とのことだった。この説明だけでは腑に落ちないが、どうも石元には大手芸能プロのバックアップがあったらしい。関東連合の関係者には、芸能界と接点を持つ者も少なくない。そうした状況を考慮して、マスコミはだんまりを決め込み、石元襲撃事件が騒がれることはなかったのかもしれない。
それどころか、石元は8月に自叙伝を出版、俳優としてのデビューを大々的に宣伝した。石元も報じる側の論理も「今はもうカタギなんだ」ということだろうが、暴力団排除条例施行以降、芸能界と裏社会との接点に目を光らせてきた警察としては面白くなかったのだろう。石元は今月7日、自身が入居するのに、他人が住むように装い、不動産業者との間で入居契約したという詐欺の疑いで逮捕された。微罪で逮捕した当局の判断には、意図的なものを感じざるを得ない。石元にはもっと大きな詐欺事件の嫌疑がかけられているという一部報道があったが、そのほか、石元が報復されるきっかけとなった12月の六本木襲撃事件についても事情聴取が予想される。今回の襲撃事件は、主犯格の男が海外逃亡したことで真相究明に時間がかかりそうだが、この2件の襲撃事件が類似していることから、当局は石元から出てくる情報に期待を寄せているのだろう。
(文=本多圭)
六本木クラブ集団撲殺事件 被害者は“間違って”殺された可能性も!?

怖いな~、嫌だな~、六本木。
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
六本木のクラブ「フラワー」で起こった“集団襲撃事件”で、飲食店経営の男性が撲殺されたが、親しい警視庁の捜査関係者からは「あれは人違い殺人だ」という情報を入手した。
9月2日未明に、六本木のクラブ「フラワー」に目出し帽を被った約10人の男たちが、金属バットや鉄パイプのような凶器を持って突入。VIP席にまっしぐらに向かい、そこにいた一人の男性客をめった打ちにして、一瞬にして逃走。ヤクザ映画の一場面のような惨劇は、六本木の街を震撼させた。
襲われて死亡した男性は、渋谷区や杉並区内で焼肉店やキャバクラを十数店舗経営する藤本亮介さん(31)。すでに犯人グループの何人かの画像を警視庁が公開。一昨年、歌舞伎役者・市川海老蔵の“殴打事件”で世間に名を知られた関東連合のOBらが含まれる、暴力団関係者ではないかとみられた。殺された藤本さんは関東連合と親しかったものの、仲間割れした挙げ句のトラブルだの、ドラッグの売買によるトラブルだのといったウワサや臆測が流れていた。
ところが、捜査が進むうちに、犯人グループが狙っていたのは藤本さんではなく、山口組系の極心連合会の組員だったことが判明。先の捜査関係者は「去年の暮れに起こった“六本木襲撃事件”に似ている」と言う。
昨年12月14日未明に六本木のキャバクラで、元極心連合会の組員と山口組系の組員3人が、関東連合と中国残留孤児で構成されているチーム「怒羅権」とみられる男たちに襲撃されて瀕死の重傷を負うという事件があった。
襲った犯人グループの中に住吉会系の暴力団関係者がいたことから、あわや山口組と住吉会の抗争に発展するのではと危惧されたが、トップ同士の手打ちで収まった。しかし、事件はいまだ未解決。今回も犯人グループが襲おうとしたのは極心連合会の組員だという。ところが、間違って藤本さんを撲殺してしまった。なぜ間違って殺してしまったのか? 藤本さんは7月頃に足に大けがをして、事件当時も足を引きずって歩いていたというが、くだんの組員も同じように足を引きずって歩いているという。しかも、2人の風貌はそっくりだというのだ。
犯人たちが一般人である藤本さんを誤って撲殺してしまったとしたら、その罪の意識は重いはず。1日も早く自首をすべきだろう。また、警視庁はこれ以上、世間を怯えさせないためにも、関東連合関連組織の壊滅に本腰を入れてもらいたい。
(文=本多圭)
「紳助の後を継ぐのは自分」オスカー移籍の島田洋七が若手芸人たちに宣戦布告!

島田洋七公式サイトより
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
以前、当コラムでも紹介した通り、「オスカープロモーション」に移籍が決定した元人気漫才コンビ「B&B」の島田洋七に久しぶりに会って、話す機会があった。
洋七は07年8月に吉本興業を契約終了で退社して以降、テレビへの露出がパタッと消えた。真相は、洋七の大ベストセラーになった『佐賀のがばいばあちゃん』の印税の配分をめぐって、吉本と意見が対立。クビ同然で辞めたことで、テレビの制作側から敬遠されていたのだ。この5年間、洋七は『佐賀のがばいばあちゃん』を舞台化。地方で公演する傍ら、年200本近い講演会をこなしていたという。
洋七によれば、これまでの講演数は4,000回以上。「ダントツで日本一やと思う」と豪語する。しかし、弟弟子の島田紳助が引退した後の若手のお笑い芸人たちの芸の稚拙さを見て、もう一度お笑いをやりたいという気持ちが芽生え、既存のタレントとの軋轢が多くなるお笑いに強いプロダクションではなく、お笑い部門を強化中のオスカープロを選んだようだ。オスカー移籍について、「新しい学校に転校したみたいでドキドキしている」と言う。
洋七のお笑いの才能は、ビートたけしが認めていたほど。2人にまつわるエピソードも多い。
洋七は、“漫才ブーム”の前に故・横山やすしさんからたけしを紹介されて、彼と付き合うようになった。ブームで売れて、大金が入った洋七とたけしは、お互い2,000万円を抱えて、初めて銀座の高級クラブに遊びにいった時の豪快なエピソードを語ってくれた(これについては後日、報告する)。さらに、たけしの“フライデー事件”の裁判中に、たけしがマスコミの目を避けるために沖縄の石垣島に逃避行した際、洋七が頻繁に訪ねて、砂浜で延々と語り合い、潮が満ちて、膝が水に浸かるのに気づかないほどだったという思い出話も、今回初めて語ってくれた。芸能界において、年下の洋七がたけしを呼び捨てにするのは、こういった深い結びつきがあったからだ。また、ブームが去った直後に、保険会社から「演歌歌手はギャラが高いし、それにもう飽きた。漫才だけで1時間、ショーをできないか」と相談を受け、ダメ元でたけしに話したら「やってみっか」となって、2人で1時間の漫才の営業を3日間やったこともあったという。「1時間でっせ。一番スリルがありましたよ。今の若手のお笑いは3分。長くて5分。見習えってーの」と意気軒昂だ。
ほぼ即興で、1時間も漫才ができるお笑いは、今でもたけしと洋七しかいないかもしれない。それだけに、洋七の本格復帰で、2人の漫才が復活することを期待したい。たけしに洋七がオスカープロに移籍したことを伝えると、「洋七のしゃべりにかなうやつはいない、応援しなきゃな」と言ってくれた。
洋七は「紳助が抜けた後、紳助の後を継ぐヤツが現れん。だけど、やっと見つけた。それは私です」と自信をチラつかせた。浮き沈みの激しい芸能界で洋七は3度、上がったり、落ちたりを経験してきた。4度目のチャレンジに注目したい。
(文=本多圭)
テレ朝社長の責任問題にも発展? 波紋を広げる「古舘プロジェクト」の裏稼業

テレビ朝日『報道ステーション』
先週発売された「週刊新潮」(新潮社)に「『テレビ朝日』 看板番組の裏の顔 『報道ステーション』は闇金融に手を染めた」というタイトルの記事が掲載され、業界内では大きな話題になっている。
「新潮」によれば、『報ステ』のキャスターを務める古舘伊知郎が所属する「古舘プロジェクト」の佐藤孝社長が、赤坂のコリアンクラブのママたちに億単位の金を貸しては、高い利息を取っていたという。同社も佐藤社長も、貸金業者としての届け出はなく、いわゆる闇金融で、赤坂のコリアン街では佐藤社長は“闇金の帝王”と呼ばれる存在だったと、報じているのだ。
実は、筆者も親しいテレ朝の元プロデューサーから、佐藤社長が赤坂のコリアンクラブのママに1億円投資していたという情報を提供されていた。しかし、真相は投資ではなく、佐藤社長が貸し付けた金だったようだ。
“闇金”の資金源は、報ステの制作費だという疑惑も浮上している。事実だとすると、古舘プロジェクトの取締役でもある古舘のキャスタ―生命が危ぶまれる。さらに佐藤社長と蜜月関係といわれている、テレ朝の早河洋社長の責任も問われそうだ。
『報ステ』は、久米宏の『ニュースステーション』の後に、同番組の初代プロデューサーで、当時常務だった早河洋社長が、古舘を起用して立ち上げた肝いり番組。久米の時は彼が所属する「オフィス・トゥー・ワン」が制作に関わっていたが、『報ステ』になってからは、古舘プロジェクトが制作を請け負っている。古舘プロジェクトには 『報ステ』の制作費だけで、テレ朝から年間20億円支払われているという。そこからの利益で、佐藤社長は毎晩のようにコリアンクラブで飲み歩いているらしいのだ。
昔、日本テレビの『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』を筆頭に、多くのバラエティ番組を制作していたテレビ制作会社「I」のオーナーだったSが、毎晩銀座に繰り出して、“夜の銀座の帝王”と呼ばれ浮かれていたが、Sが使った遊興費はタレントのギャラの上前をはねた金だったことで、業界内ではひんしゅくを買っていた。
佐藤社長の場合は、古舘が政治の腐敗や社会の不正義について、弱者代表になりきって、日本の不幸を一人で背負っているような表情で熱く語っている番組の制作費で豪遊し、闇金をしていたという疑惑が持ち上がっているのだから、Sのケースよりも深刻だ。さらに佐藤社長が取り立てトラブルの現場に、ヤクザの組長を同行したという情報がある。これには、暴力団排除条例を担当する警視庁組織犯罪対策第3課も興味を示して、事実関係確認に動くという見方もある。
前出の元テレ朝のプロデューサーは「早河社長も、佐藤社長と飲食を共にしたり、盆暮れの付け届けをもらったりしています。彼の責任も問われますよ」と言う。昨今は視聴率も好調で、直近の期間では開局以来初の視聴率3冠王を獲得したテレ朝。視聴者の支持を裏切らないためにも、同局は徹底的に内部調査をし、古舘は『報ステ』内で真相を明らかにすべきだろう。
(文=本多圭)
『レコ大』新人賞はAKB48岩佐美咲か、13歳新人民謡歌手か……芸能界の重鎮たちが“調整”に奔走中

「無人駅」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
早くも、今年の『日本レコード大賞』の新人賞レースに動きが出てきた。5月2日にハワイのゴルフ場で不慮の事故死を遂げた“演歌界のドン”こと「長良プロダクション」の故・長良じゅん会長の遺志を継いで、SプロやOプロといった芸能界の重鎮たちは、AKB48メンバーで演歌歌手の岩佐美咲を新人賞に推すことを決めた。ところが、『レコ大』に絶大な影響力を持つといわれる大手プロのオーナーは、13歳の民謡歌手の臼澤みさきをプッシュ。早くも、舞台裏での賞レースが過熱している。
岩佐は、かつては日本音楽事業者協会の理事長を務める尾木徹社長の「プロダクション尾木」に所属していたが、本人が「演歌を歌いたい」ということで、昨年4月に山川豊や氷川きよしらが所属する長良プロに移籍した。それを受けて、生前の長良会長が筆者に「秋元康に『演歌は長良会長しかいない』といって、頼まれたんだ」とうれしそうに語り、「2012年のレコ大の新人賞を必ず獲る」と自信のほどを語っていた。その岩佐は、今年2月1日に「無人駅」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)でデビューした。
長良会長は、デビュー前から岩佐の新人賞獲りのプロモーションに動いていた。ところが、5月2日に急逝した。長良会長の死は芸能界に激震が走った。岩佐は「長良会長がいなければ、演歌歌手としてデビューすることはできませんでした。感謝してもしきれない」と、恩人の死に胸を痛めた。5月22日に行われた青山斎場での長良会長の本葬には、冷たい雨がそぼ降る中、5,000人以上の弔問客が駆けつけ、あらためて長良会長の人脈の広さを見せつけた。
一方、長良会長と親しかった芸能プロのオーナーたちは、会長が愛した六本木の行きつけのクラブを渡り歩き、会長の名前でボトルを入れては、会長と一緒に語り合うかのように飲み明かし、故人を偲んだという。この話を聞いて、筆者もうれしくなった。その過程で、オーナーたちが長良会長の遺志を継いで、岩佐を『レコ大』の新人賞に推すことを決めたようだ。今さら説明することではないが、『レコ大』は、そうした芸能プロやレコード会社での水面下での“調整”で決まっているのが実態である。
ところが、7月25日に「故郷~Blue Sky Homeland~」(テイチクエンタテインメント)でデビューした岩手県出身の13歳の民謡歌手の臼澤みさきを、『レコ大』に絶大な影響力を持つ大手プロのオーナーがプッシュしていることが明らかになって、業界から「それはないでしょ」というブーイングの声が上がっている。
新人賞は毎年3~4人が受賞し、その中から最優秀新人賞が決まるわけだが、女性演歌歌手の新人賞の席はひとつというのが定説。岩佐も臼澤も実績があるというレベルではないが、少なくとも岩佐はAKB48の活動の傍ら、演歌のイベントにも出演して、若年層への演歌の普及に一役買っている。そのことは評価に値するだろうし、さすがにデビューしたばかりの臼澤を新人賞にするのは無理がある。しかし、そのオーナーが本気になれば、無理に受賞させてしまうほどの政治力は持っているのだ。
筆者はこの話を聞いて、1992年の『レコ大』の新人賞レースを思い出さざるを得ない。この年の最優秀新人賞の本命は、長良会長の事務所に所属する田川寿美といわれていた。審査当日まで、誰もが田川と疑わなかった。もちろん、長良会長も確信していた。ところが、土壇場になって大手プロのオーナーが推す、さほど実績のない永井みゆきという歌手が賞をさらっていった。
長良会長は筆者の前で「裏切られた、悔しい」と、初めて涙を見せたのだ。長良会長と、大手プロオーナーの間でどのような“調整”が行われた挙げ句、会長が「裏切られた」という言葉を口にしたのかはわからない。
そのオーナーが、今回、臼澤を推している。どうもすでに、このオーナーが臼澤の音楽出版権を握っているため、子飼いのマスコミに協力させ、メディア露出を図り、力づくで売りだそうということらしい。しかし、現時点で臼澤に獲らせることを確定させるのは、永井の時と同様、業界的にも世間的にも無理がある。それゆえ、今回も永井の時と同じようなことが起こらないことを祈りたい。
それにしても、長良会長の遺志を継いで芸能界の重鎮たちが岩佐を担ぐとは、賞レースの行方はともかく、なんとも温かく、義理人情に長けた話だ。違和感を抱く声もあるだろうが、これが芸能界というムラのいい側面でもある。草葉の陰で、長良会長もホッと安堵の胸を撫で下ろしていることだろう。あらためて、長良会長に合掌!
(文=本多圭)
「サンミュージックに連絡なし……」覚せい剤事件から復帰間近の酒井法子を取り巻く日中謎人脈

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
執行猶予明けの今年11月に芸能界復帰が予定されている、元女優の酒井法子。ところが、酒井の後見人で復帰の鍵を握っていた建設会社の富永保雄会長が5月中旬に亡くなって以降、復帰をサポートしてきた古巣のサンミュージックに酒井から連絡がないことが明らかになり、同プロとは関係がないところで復帰の準備が進められているのではないかと不安視されている。
酒井は2009年に覚せい剤取締法違反(所持・使用)で逮捕後、所属のサンミュージックを解雇された。代わってマスコミの窓口になったのが、酒井の継母と親しい関係にあって、酒井の逃亡を助けた富永会長だった。
酒井はサンミュージックを解雇されたのち、継母が代表を務める個人事務所「エヌ・コーポレーション」に所属する形を取り、富永会長とサンミュージックが共同で復帰の準備を進めているとされていた。だが、実際に復帰についてのオファーが来るのは、富永会長に対してだったという。出版社からのヘアヌード写真集や過激なSM映画『花と蛇』シリーズへの出演要請などの“エロオファー”も数多く、それらはさすがに富永会長が断っていたという。
そんな中で、行方が気になるのは、すでに当コラムで報じた(※記事参照)が、昨年4月に酒井が中国の“禁毒大使”に選ばれた時に、日本の代理人を務めた芸能プロのK氏が持ち込んだという映画の話だ。その作品とは、ジャッキー・チェンが総指揮を務めるという、チンギス・ハーンの半生を描いた日中合作映画のこと。だが、この話については、サンミュージックを通したという話は聞かないし、富永会長の元にも話は行っていなかったようだ。
一方で、酒井の代理人を務めたK氏は、親しい芸能関係者に「酒井は俺の事務所に移籍した」と吹聴していたという情報もあった。もし、内密裏に日中合作映画の話が進められて、酒井が中国で復帰するとしたら、日本のファンには歓迎されないだろう。
サンミュージックは酒井の事件で莫大な損害賠償を肩代わりしただけではなく、酒井というドル箱を失って、一時は経営が危ぶまれたが、ベッキーをはじめとした所属タレントの頑張りでしのいだ。最近では、スギちゃん人気で経営状況は回復。焦らず、酒井の復帰をじっくりとサポートできる状態にある。それだけに、酒井には復帰を焦るあまり、仁義や恩義を無視した暴走はしないでほしい。酒井の動向が気にかかる。
(文=本多圭)
「サンミュージックに連絡なし……」覚せい剤事件から復帰間近の酒井法子を取り巻く日中謎人脈

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
執行猶予明けの今年11月に芸能界復帰が予定されている、元女優の酒井法子。ところが、酒井の後見人で復帰の鍵を握っていた建設会社の富永保雄会長が5月中旬に亡くなって以降、復帰をサポートしてきた古巣のサンミュージックに酒井から連絡がないことが明らかになり、同プロとは関係がないところで復帰の準備が進められているのではないかと不安視されている。
酒井は2009年に覚せい剤取締法違反(所持・使用)で逮捕後、所属のサンミュージックを解雇された。代わってマスコミの窓口になったのが、酒井の継母と親しい関係にあって、酒井の逃亡を助けた富永会長だった。
酒井はサンミュージックを解雇されたのち、継母が代表を務める個人事務所「エヌ・コーポレーション」に所属する形を取り、富永会長とサンミュージックが共同で復帰の準備を進めているとされていた。だが、実際に復帰についてのオファーが来るのは、富永会長に対してだったという。出版社からのヘアヌード写真集や過激なSM映画『花と蛇』シリーズへの出演要請などの“エロオファー”も数多く、それらはさすがに富永会長が断っていたという。
そんな中で、行方が気になるのは、すでに当コラムで報じた(※記事参照)が、昨年4月に酒井が中国の“禁毒大使”に選ばれた時に、日本の代理人を務めた芸能プロのK氏が持ち込んだという映画の話だ。その作品とは、ジャッキー・チェンが総指揮を務めるという、チンギス・ハーンの半生を描いた日中合作映画のこと。だが、この話については、サンミュージックを通したという話は聞かないし、富永会長の元にも話は行っていなかったようだ。
一方で、酒井の代理人を務めたK氏は、親しい芸能関係者に「酒井は俺の事務所に移籍した」と吹聴していたという情報もあった。もし、内密裏に日中合作映画の話が進められて、酒井が中国で復帰するとしたら、日本のファンには歓迎されないだろう。
サンミュージックは酒井の事件で莫大な損害賠償を肩代わりしただけではなく、酒井というドル箱を失って、一時は経営が危ぶまれたが、ベッキーをはじめとした所属タレントの頑張りでしのいだ。最近では、スギちゃん人気で経営状況は回復。焦らず、酒井の復帰をじっくりとサポートできる状態にある。それだけに、酒井には復帰を焦るあまり、仁義や恩義を無視した暴走はしないでほしい。酒井の動向が気にかかる。
(文=本多圭)
「衣装代水増しに加えて“裏金”疑惑も……」小林幸子『紅白』出場どころか歌手生命の危機に!?

幸子プロモーション公式サイトより
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
個人事務所幹部の“泥沼解任騒動”を抱えた演歌歌手の小林幸子が6月27日、騒動後、初の謝罪会見を開いて「紅白には出たい」と訴えた。しかし、東京スポーツを巻き込み、自ら仕掛けた“和解工作”に失敗。『紅白歌合戦』どころか、このままでは歌手生命も危うくなった。
「小林は、親しい東スポの記者に『元社長に4,000万円、元専務に2,000万円を支払うことで合意。和解が成立した』というフライング情報を流したんです。それを25日付の東スポが一面で報道。和解を既成事実として、業界内での小林への逆風を和らげようとしたのでしょうが、元社長に『和解はない』と反論されて失敗。元社長のバックについている“芸能界の実力者”と呼ばれる大手芸能プロ社長が、小林の姑息な工作に激怒したことで、紅白は絶望的。下手すれば、歌手生命も危うくなりましたよ」(スポーツ紙記者)
この“和解工作”に、元社長サイドは「法律上の責任を果たされただけで和解ではない」と反論。それを受けて、小林は知人らに「またひと騒動あるかも。彼女たちの嘘が暴露されていくと思う」と、“宣戦布告”とも取れるメールを送っていたことが明らかになった。なぜ、小林がこうも強気になれるのか?
最大の要因は、芸能界の重鎮で、かつて森進一や小柳ルミ子の“独立騒動”の際にも助っ人として登場した、ワクイ音楽事務所のW代表が「俺が小林を守る」と名乗りを上げたからだといわれている。W代表が名乗りを上げれば、元社長のバックについている“実力者”も無視するわけにはいかない。和解に向けて動き出すだろうというのが、業界関係者の一致した見方だった。ところが、今回に限っては首を縦には振らないという。
ある大手プロ幹部は「Wさんは一人で張り切っていますが、“実力者”は納得していません。小林はW氏がいるからと『彼女たちの嘘(うそ)が暴露されていく』と強気な態度に出ましたが、もしその嘘を暴露するようなことがあれば、小林自身も自滅。W氏も手を引かざるを得ませんよ」と言う。
小林が言う「彼女たちの嘘」について大手プロ幹部は明言を避けたが、事情を知る芸能関係者から「嘘とは、紅白の衣装代水増し疑惑だと思いますよ」と明かす。
小林は、1985年に7度目の『紅白』で、ド派手な十二単で出場し話題となり、89年に重さ約10キロのプラチナと金を使用した衣装で登場する頃から、豪華衣装がトレードマークとなっていった。それに伴い、ヒット曲がなくても紅白の出場が約束され、昨年まで連続出場を果たしてきた。
小林の事務所は、衣装代については非公開を貫いてきた。しかし、スポーツ紙は毎年、「衣装は推定ウン億円」と報じている。その超豪華衣装について、小林と昨年11月に入籍した医療関連会社社長の林明男さんが「私なら3分の1の費用で作れる」と豪語したことから“衣装代水増し疑惑”が持ち上がっていた。舞台装置の専門業者は「おおよそ500万円前後」と一部メディアで発言。「おそらく、制作業者との口裏合わせで経費の水増しを行い、それが節税なり、裏金作りをしているのでしょう」と、カラクリについても語っていた。紅白の内情に詳しいレコード会社幹部は「ヒット曲がない小林が毎年『紅白』に出場できたのは、超豪華な衣装が話題になるからだけではありません。『紅白』に強い芸能関係者への“裏金疑惑”があったんです」と言う。
水増しも裏金も、あくまでウワサだ。真実ではないかもしれない。ただし、それを、元社長らの嘘を暴露する材料として使ったら、小林自身にも火の粉は降りかかってくる。
NHKの内情に詳しい大手プロ幹部は「紅白のスタッフは“(ミソがついてしまった)小林はもういらない”とハッキリ、言っていますからね。助っ人についたW代表は、NHKに対して強くない。NHKに強いパイプを持つ“実力者”が首を縦に振らない限り、紅白は無理ですよ」と言う。
小林が紅白に出場するためには、第2ラウンドという不毛な戦いを仕掛けるのではなく、元社長らに徹底的に誠意を示す方法を見つけることが先決だ。
(文=本多圭)
「高卒社長が誕生の可能性も!?」フジテレビ“次期社長レース”の行方

フジテレビ本社
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
フジテレビの重役人事で、新任常務に取締役映画事業局長の亀山千広氏(56)と、執行役員クリエイティブ事業局長の大多亮氏(54)が抜擢されたことで、フジの“次期社長レース”の行方がにわかに注目されている。
亀山氏は、かつて興業配収175億円、実写邦画史上最大の観客動員数を記録した織田裕二主演の映画『踊る大捜査線』をプロデュース。ドラマでは木村拓哉と山口智子が主演した『ロングバケーション』を手掛け、社内外から高く評価されている。
一方、大多氏は『東京ラブストーリー』に出演した女優の鈴木保奈美と“不倫”という味噌をつけたものの、『101回目のプロポーズ』なども手掛けて、90年代はトレンディドラマの仕掛け人といわれた敏腕プロデューサ―だ。同じ早稲田出身で、ライバルといわれた2人が同時に常務に昇進したことで、豊田皓社長(66)に代わって、どちらかが次期社長になるのではと、芸能界もその出世レースの行方を固唾を飲んで見守っている。下馬評では、ヒラの取締役を経験せずに2階級昇進した大多氏が、勢いでは優勢といわれているようだ。
だが、筆者がフジの日枝久会長(75)に近い人物から入手した情報では、本命は常務の遠藤龍之介氏(58)だという。遠藤氏は、芥川賞作家で“狐狸庵先生”と呼ばれて親しまれた故・遠藤周作氏の長男だ。
生前、狐狸庵先生は「大学受験は、なんの役にも立たない。そんなものに貴重な青春時代を浪費するのは愚の骨頂だ」といって、龍之介氏には大学受験を勧めなかったという。したがって、龍之介氏は高卒でフジに入社。もちろん、父親のコネがなければ、超人気企業に高卒などでは入れなかっただろうが、入社後、制作や総務を経験して常務に昇進したのは、遠藤氏の実力があってのことだったのだろう。そんな遠藤氏を「実は日枝会長が相当かわいがっているんですよ」(前出の日枝氏に近い人物)という。
日枝氏は、24年間もフジのトップに君臨してきたワンマン会長。社長人事にも絶大な影響力を持っている。その会長が、遠藤氏を次期社長にと考えているというのだ。現職の豊田皓氏はまだ66歳。すぐとはいかないだろうが、近い将来、フジの社長に就任するのは遠藤氏というわけだ。果たして、高卒の社長が誕生するのか? フジの次期社長レースから目が離せなくなった。
(文=本多圭)