トリンドル玲奈、セクシーショット披露で「裸にエプロン?」とファン興奮 神楽坂恵の“伝説の美乳”には「円熟の域に達している」の声

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トリンドル玲奈instagramより
 8日、モデルのトリンドル玲奈が自身のインスタグラムに、背中がぱっくりと開いた服を着た姿を投稿したのだが、その服の形や、背景がキッチンのように見えることから、「まさか、裸にエプロン?」「妄想を掻き立てられる!」など、ファンを興奮させた。 「トリンドルといえば、専属モデルを務めるファッション雑誌『ViVi』(講談社)では、可愛い系のコーディネートを着こなす姿を見せるなど、清純なお嬢様といったイメージが強いのですが、去年10月には、インスタグラムに、網タイツを穿いたセクシーな太もものアップ画像を投稿するなど、時折、セクシーショットのサービスで男性ファンを喜ばせているようです。人形のような整った顔立ちで、モデルとしては抜群の人気を誇るトリンドルですが、去年公開された、自身初となる主演映画『リアル鬼ごっこ』が原作ファンから大酷評を浴びるなど、女優業に関しては『可愛い顔が演技の邪魔をしている』『人形に見えてしまう』などと指摘する声が少なくないだけに、ファンからは『人間味を出す為に、セクシーな役にも挑戦してみては?』『色気たっぷりなトリちゃんの姿も見てみたい』という声も上がっているようです」(芸能関係者)  色気といえば、『リアル鬼ごっこ』の監督を務めた園子温の妻で、女優の神楽坂恵は、Iカップの巨乳を披露し、世の男性から称賛の声を浴びている。 「神楽坂は、元々はグラビアアイドルをしていただけのことはあり、そのスタイルの良さは女優の中でも群を抜き、11年には、映画『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と、立て続けにヌード姿を披露し話題に。『恋の罪』では、水野美紀が初のフルヌードシーンに挑戦していたのですが、神楽坂と比べると、その肉体の迫力には雲泥の差があった為、『公開処刑』『脱ぎ損』などといった声も上がっていました。今月4日に発売された週刊誌『FRIDAY』(講談社)には、『伝説の美乳ヘアヌード!』と題して、ヌード写真が掲載されているのですが、ネット上では『垂れ具合が溜まらない』『円熟の域に達している』などと、絶賛の声が上がっているようです」(同)  しかし、神楽坂がヌード姿を披露した途端、“演技派”というレッテルが貼られ始めたことに関して、映画ファンからは「ただ脱いだだけだろ」「脱げば、“演技派”“体当たり演技”って、安直すぎるだろ」などといった批判の声も上がっているようだ。

似た者同士のバトル再燃?加藤紗里を攻撃し続ける川本真琴の本音

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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 狩野英孝(34)のドロ沼複数交際報道で一躍話題になった加藤沙里(25)と、“元カノ”である川本真琴(42)のバトルが再燃している。  川本は3月14日、<わざわざ個人のアカウントに来て 批判していく人って、心腐ってるわ>と、一連の騒動を売名行為と批判するツイートをユーザーに向けて行った。騒動後は加藤に対するバッシングがほとんどだったが、ここに来てこうしたツイートを行うほどに川本側にも批判が殺到している。  9日に更新したツイッターで川本は、<この方、いつまで嘘つくんだろう。いい加減やめてほしい。私と狩野さんに対して失礼すぎる>と、加藤に対して不快感を示した。
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マドンナ、ステージでの泥酔疑惑に反論

マドンナが先日のステージにおける泥酔疑惑に反論のコメントを出した。「レベル・ハート」ツアーを敢行中のマドンナは先日、オーストラリアのメルボルン公演中にテキーラを飲んでいる姿が目撃されており、さらには「誰か私を抱いてちょうだい。誰か私の面倒をみて。誰が私の面倒をみてくれるっていうの?冗談よ。そんなこと聞く必要はないわよね」という発言をして観衆を驚かせていたが、今回インスタグラムでファンからの応援のメッセージをシェアしながら「応援ありがとう。演技の芸術性とかキャラクターを演じることが分からない人がいて困っちゃうわよね。私はハイだったり酔っぱらってステージに立つことなんて絶対ないわ」「この騒ぎにはまた性差別の問題が関わっているのよね。平等賃金はもらえないのに、何か違った行動をしたり枠に捉えられない考えた方をするとあたかも異端者のように扱われるっていうことよ。性差別はあるけど、私は愛のために生きているの」と投稿した。 マドンナの突拍子もない言動を受けて、ファンからは元夫ガイ・リッチーとの息子ロッコ(15)を巡る親権争いの疲れが出てきているのではないかと心配の声が上がっていた。

山田洋次監督は“熟年離婚”にまつわる喜劇をどう描いた? 『家族はつらいよ』が伝えるメッセージ

【リアルサウンドより】 「家族というのは、厄介で、煩わしくて、無くてもよいと思うこともあるのだけれど、やはり切り捨てるわけにはいかない。そのつらさを何とか切り抜けていかねばならない、そのためにあくせく大騒ぎする。そんな滑稽で不完全な人間を、表現したいと思いました」と、山田洋次監督は『家族はつらいよ』への想いを語っている。(引用:公式パンフレットより)山田洋次監督と言えば、『息子』『おとうと』『母と暮らせば』など、家族にまつわる作品も多い。この『家族はつらいよ』は『男はつらいよ』シリーズ以来、山田洋次監督作品20年ぶりの喜劇となる。また『男はつらいよ』のような、平和で大衆的で、温かな笑いがやって来る、そう思うと嬉しい限りである。『東京家族』で一家を演じた、8人の豪華キャストが再集結。熟年離婚、家族の在り方が軸となり、そこに笑いが絡んでいく。  橋爪功演じる、ありがとうさえ素直に言えない頑固な父・周造、それを長年優しく支えて来た、吉行和子演じる母・富子。「何が欲しい」と聞かれて、誕生日プレゼントに離婚を要求する妻、というところが、まず粋だなあと感じる。無防備な父・周造に、母・富子が離婚届を手渡すシーンである。それは長年苦楽を共にし、その裏側でじっくりと温めていた、日頃の怨念を晴らす復讐のようでもあり…と、言っておくが、これはホラーではなく、喜劇である。もちろん男性にとっては、青ざめる瞬間に違いないのだが。
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 その後、家族総出で、二人の離婚問題をめぐった家族会議が行われるが、あれやこれやと本筋でないことも飛び出し、事態は思わぬ展開を迎える。この家族会議のシーンが何とも滑稽なのである。悲劇はもしや、喜劇なのかもしれない。渦中の家族にとってはいたって真剣なのだが、俯瞰というレンズを通して見てみると、コントでも見ているかのようだ。実際、家族とはそんなものなのかもしれない。くだらない、どうでもいいようなことに腹を立てる、ありのままの感情をぶつける。その真剣さを見て、こちらが笑いたくなってしまうのである。常にくすくすっと、でも時々手を叩いて大声で笑ってしまうほどの、共感。ただ、その根底には互いの愛情があるからこそ、笑いが成り立つのである。私の家族もこんな感じかもしれないと、自分の家族を重ねた。煩わしさを感じることもあり、でも喧嘩のできる幸せ。
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 最近は互いに無関心な家族が多いと聞く。それぞれが何を考えているのか分からない。そこに会話もなく、個人がただ集まっただけのような、名ばかりの家族。家族の在り方というものを考えさせられる。私はこの平田家、不器用でも人間らしいと感じる。血の繋がりがあろうとなかろうと、そこに壁を作らず、自分のありのままを見せようとする人たち。ただそこには、近しいが故、心を許し合うが故、ぶつかり合い、本当の気持ちを言葉にして伝えられないこともある。言わなくても分かってくれているだろうという、阿吽(あうん)の呼吸を信じるかのごとく。家族とは一番近い存在で、普段の自分を見透かされているからこその、気恥ずかしさもある。ありがとう、ごめんでさえ、口にできないこともある。  考えてみれば家族とは不思議なもので、自分が生まれた時にはすでに、父や母が家族として存在していたが、そもそもは父と母は他人同士なのである。構図としては、そこに私という存在が生まれることによって、父と母の血を私が半々受け継ぎ、二人を繋ぐ。そしてそこからまた他人が結びついて、新たな家族という形を成していく。しかし一緒に暮らすうちに、家族とは他人からの派生だという構図も、いつの間にか忘れてしまう。そして感謝すべきことでさえも、悲しいかな、当たり前に変わってしまう。ただその感謝の言葉、たった一言を聞いた瞬間、全てが許せ、報われてしまうのも、家族として生きて来た様々な想いがあるからこそ、なのかもしれない。  周造は部屋で、小津安二郎の東京物語を見ている。部屋に戻った妻に、サインした離婚届を渡そうと準備している。笠智衆演じる周吉が、テレビの中でつぶやく。「妙なもんじゃ。自分が育てた子供より、いわば他人のあんたの方が、よっぽどわしらにようしてくれた。いやあ、ありがとう」そこには、すべての夫婦の縮図が集約されているのかもしれない。感謝を口に出して伝えることの大切さ。  笑って笑って、そして最後にじーんと来る、そんな映画である。  そして、この憎たらしく、口の悪い父・周造が、俯瞰レンズを通して見ると、なぜかとても愛らしく見えて来てしまうのが不思議でならない。 ■大塚 シノブ 5年間中国在住の経験を持ち、中国の名門大学「中央戯劇学院」では舞台監督・演技も学ぶ。以来、中国・香港・シンガポール・日本各国で女優・モデルとして活動。日本人初として、中国ファッション誌表紙、香港化粧品キャラクター、シンガポールドラマ主演で抜擢。現在は芸能の他、アジア関連の活動なども行い、枠にとらわれない活動を目指す。 ブログ:https://otsukashinobu5.wordpress.com/ ■作品情報 『家族はつらいよ』 2016年3月12日 全国ロードショー 出演:橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、小林稔侍、風吹ジュン、中村鷹之資、丸山歩夢、笹野高史、木場勝己、笑福亭鶴瓶(特別出演) 監督:山田洋次 脚本:山田洋次・平松恵美子 音楽:久石譲 撮影:近森眞史 美術:倉田智子 照明:渡邊孝一 編集:石井巌 録音:岸田和美 プロデューサー:深澤宏 製作:「家族はつらいよ」製作委員会 制作・配給:松竹株式会社 (C)2016「家族はつらいよ」製作委員会 http://kazoku-tsuraiyo.jp/

安藤サクラ、股間にバラ&スケスケドレス姿披露でファン興奮! 門脇麦は“美ちっぱい”披露で「将来が楽しみ」

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安藤サクラ インスタグラム(@sakuraando)より。
 5日、女優の安藤サクラが自身のインスタグラムに、前日行われた『第39回日本アカデミー賞』授賞式の様子を投稿。バラの柄があしらわれた、スケスケのドレス姿に「胸元もざっくり開いてるし、結構エッチな衣装だったんですね!」「スケスケドレス越しに見える美脚に興奮する!」など、ファンからは歓喜の声が上がった。 「安藤は、綾瀬はるか、有村架純、樹木希林、吉永小百合といった、豪華女優陣をおさえ、映画『百円の恋』での演技で最優秀主演女優賞を見事受賞しました。撮影期間たったの2週間という厳しい制限があったにも関わらず、自堕落な女性がボクシングに打ち込むことで変わっていく姿を、体重10kgの増減やハードなボクシングシーンをこなし熱演。その姿、役者魂には、『女版ロッキー』『和製ロバート・デ・ニーロ』などといった声が上がり、評価は急上昇。安藤はかつて、『ずっと2世なのがコンプレックスだった』と語ったことがあるなど、父親で俳優の奥田瑛二、母親でエッセイストの安藤和津に対して、コンプレックスを抱いていたようですが、日本アカデミー賞での最優秀主演女優賞を獲得したことにより、そのコンプレックスはもはや解消されたことでしょう。来月から放送開始される宮藤官九郎脚本ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)への出演も決まっていますし、俄然注目度は高まっています」(芸能関係者)  体当たり演技で評価された、といえば、同じ事務所に所属する若手女優・門脇麦も負けてはいない。 「門脇は、13年に出演した、『チョコラBB Feチャージ(エーザイ)』のCMで注目を集め、同年に公開された映画『スクールガール・コンプレックス』では初主演を飾るなど、透明感のあるルックスを武器に、清純派女優として将来性を期待されていたのですが、14年に公開された、裏風俗を描いたR18+指定映画『愛の渦』で、“地味でまじめそうな容姿ながら、誰よりも性欲が強い女子大生”というヒロイン役に抜擢され、フルヌードでの官能シーンを披露した際には、ファンも業界関係者も『いい意味で裏切られた』と騒然。若手で、しかも清純派のレッテルが貼られた女優の、潔いまでの脱ぎっぷりの良さ、『カラオケボックスで練習した』という喘ぎ声を出しながらの体当たり演技は見応えがあり、演技派女優として一気に注目を集めるようになりました。ネット上では『小さいけど美乳』『肌キレイ』など、ヌード姿に称賛の声が上がっていますし、『これから熟れていくのを見るのが楽しみ』という声も上がっているようです」(同) 『愛の渦』で門脇の相手役を務めた池松壮亮は、これまでにも宮沢りえや市川由衣、夏菜といった女優たちとラブシーンを演じていることから、ネット上では「羨ましい!」「代われ!」など、嫉妬の声が上がっているようだ。

SMAPがジャニーズの歴史から消される! V6岡田、NEWS小山がキムタクと中居の存在を無視! スマスマも消滅…

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解散は免れたが、その先に待ち受けるのはやはり……
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 「ジャニーズの歴史からSMAPが消される」SMAP解散騒動から2カ月程が経ち、ファンの間でこんな不安の声がひろがっている。  被害妄想か陰謀論のように聞こえるかもしれないが、まったく根拠のない話でもない。ここに来て、ジュリー派とされてきたタレントたちから、SMAPの存在をあえて無視するような発言が相次いでいるのだ。  3月4日に発表された第39回日本アカデミー賞で、嵐の二宮和也が最優秀主演男優賞に選ばれた。その際、授賞のスピーチで共演者やスタッフではなく「ジャニーさんとメリーさんとジュリーさん」にお礼の言葉を述べて大顰蹙を買ったことは既報のとおりだが、前年に『永遠の0』で最優秀主演男優賞、『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞をW受賞したV6の岡田准一から「次はおまえだ」と言われていたことも語っていた。  SMAPの木村拓哉が2006年『武士の一分』で日本アカデミー賞の優秀主演男優賞にノミネートされた際は、賞レースには参加しないという事務所の方針により辞退させられていたが、そんな経緯はなかったことに。  さらに岡田は、主演映画『エヴェレスト 神々の山嶺』についてエンタメ情報サイト「ORICON STYLE」のインタビューで、こんなことを語っている。 「後輩たちの活躍に対しては、刺激を受けるというより「頼む!」という気持ちが強いです。僕らは「なんでジャニーズが芝居しているんだ?」って言われてきた世代なので、もっとジャニーズが俳優としても認められてほしいという思いがあるんですだから、ニノ(二宮和也)、生田(斗真)、風間(俊介)の下の世代がどう育ってくれるのかなと思っていて。そのなかでも中島(裕翔)とかがいまぐんぐん成長しているのには期待しています。ただ、アイドルとして人気があるから俳優として出られるのではなく、実力を認められるようにがんばって欲しいなと願っています。」  まるで岡田が先駆者で、ジャニーズが俳優として活躍するための基盤を自分が築いてきたかのような話しぶりだ。  しかし、ジャニーズが芝居、俳優として活躍する道を切り開いたのは、SMAPと飯島三智氏だ。岡田がV6としてデビューするよりも前の90年代前半は、トレンディドラマ全盛期で、アイドルドラマでもないかぎり俳優業にジャニーズの入り込む隙間などなかった。そんな状況に風穴を空けたのが飯島氏だ。主演以外NGだったジャニーズの掟を破り、月9の『あすなろ白書』に3番手の役で木村拓哉を出演させ、ブレイク。これを足がかりに木村はキャリアを重ね、3年後の96年『ロングバケーション』の頃には社会現象といえるほどのキムタクブランドを確立した。  また、97年にはそれまで“SMAPのお荷物”扱いだった草彅剛が、ドラマ『いいひと。』に主演するのだが、ジャニーズ=イケメン待遇という枠を打ち崩し、ジャニーズタレントが演じる役の幅を大きく広げた。  岡田がドラマに初主演したのは97年。TOKIO長瀬智也とのダブル主演の『D×D』はまだジャニーズドラマの域を出ないもので、一般的な評価を得るのはもっとあと、2002年クドカン脚本の『木更津キャッツアイ』あたりからだろう。いずれにしても木村、草彅らSMAPのメンバーたちが、俳優として圧倒的な評価を確立した何年もあとのことだ。  SMAPと飯島氏の功績をなかったこと扱いする言動はこれだけではない。キャスターをめぐっても同様の発言がなされている。  それは、2月22日に放送されたバラエティ『成功の遺伝史~日本が世界に誇る30人~』(日本テレビ系)でのこと。『news every.』(日テレ)でキャスターをつとめるNEWSの小山慶一郎が嵐の櫻井翔についてこんなふうに語ったのだ。 「櫻井くんはジャニーズ事務所でたぶん初めて報道番組のキャスターになったと思うんですよ。アドバイスもくれますし」  小山、櫻井だけでなく、V6井ノ原快彦、TOKIO国分太一、山口達也、KAT-TUN中丸雄一、亀梨和也、さらに4月からは『めざましテレビ』(フジテレビ系)レギュラーが決まったHey! Say! Jumpの伊野尾慧など、ジャニーズ勢の報道・情報番組の席巻ぶりは目を見張るものがある。しかし、ジャニーズで最初にキャスター業に進出したのは櫻井でなく、SMAPの中居正広だ。  中居は1995年から2000年まで情報番組『サンデージャングル』(テレビ朝日系)でスポーツキャスターを務めていた。スポーツと報道は違うと主張する嵐ファンもいるようだが、それは単にバリエーションの違いだ。報道・情報番組にジャニーズタレントがレギュラー出演すること自体が考えられなかったところから、「キャスター」「MC」という仕事を開拓した中居の存在がなければ、櫻井の『NEWS ZERO』(日テレ)もイノッチの『あさイチ』(NHK)もあり得ない。スポーツと報道は違うといっても、櫻井も小山もべつに政治や社会問題に踏み込んだ発言をするわけでもなく、危ないネタにはさわらず、空気を読んだ当たり障りのないコメントをするだけだ。それなら、知識をひけらかさずバカのふりをしながらも、『ワイドナショー』(フジ)で日韓関係や安保法制について自身の考えをハッキリ語る中居のほうが、櫻井や小山よりよほど報道キャスターとしても能力を発揮している。  岡田や小山のこうしたSMAP無視発言が事務所に指示されたものかどうかはわからないが、少なくとも解散騒動以降飯島氏とSMAPの功績をなかったことにしようという空気があることはまちがいないだろう。  なかったことになるのは、SMAPの歴史だけではない。もうひとつ気になるのが、『SMAP×SMAP』(フジ)の動向だ。  既報のとおり、飯島氏の信頼が厚かった『スマスマ』チーフプロデューサーの黒木彰一氏がここにきて更迭され、打ち切り説が一気に濃厚になっている。後番組は嵐と関ジャニ∞のバラエティが噂される始末だ。  実際、『スマスマ』現場はいまだ異常事態が続いているという。収録に観覧を入れられない状態が続き、観覧に集められたファンは映像を見せられ声だけ収録され放送ではその音声がかぶせられているという。名場面再放送や未公開映像など過去映像でお茶を濁し、5人一緒の企画やトークはなく、海外セレブも多く訪れたビストロのゲストが出川哲朗だったり、とテレビ画面のこちら側からですら現場のやる気のなさがありありと見てとれる。「5人旅」のような強力企画や豪華ゲストを投入し、視聴率回復をはかるような気概は皆無だ。  とりあえず3月打ち切りは回避されたが、このまま無為無策で視聴率はどんどんジリ貧になり、9月には打ち切りも止むなしという空気になっていくだろう。  現在SMAP5人での活動は歌仕事をのぞけば、『スマスマ』のみ。『スマスマ』がなくなれば、SMAPは名目上解散こそしていないものの、5人での活動はなく、グループとしては開店休業状態になってしまう。歌仕事についても、シングルの発売もライブツアーもまったく予定が聞こえてこない。  SMAP解散は回避されたように思われたが、このままではやはりSMAPはジャニーズ事務所に殺されることになりそうだ。 (島原らん)

『報ステ』『とくダネ!』のイケメン国際派コンサルが“経歴詐称”の波紋

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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『報道ステーション』(テレビ朝日系)や朝の帯番組『とくダネ!』(フジテレビ系)でレギュラーコメンテーターとして出演を続けていた国際コンサルタント、マクアードル川上氏(47)に突如として“学歴詐称疑惑”が浮上した。  川上氏が15日、自身の公式HPで明らかにしたもので、16日発売の週刊文春が「ショーンKの嘘」として自身の学歴詐称疑惑を報じることを報告。これまで公表されていた「テンプル大学でBA(学位)、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。パリ第1大学に留学経験」としていた経歴が詐称であったことを認めて謝罪した。また、これに併せて、レギュラー出演中だった『報道ステーション』などに出演自粛を申し入れたことを明らかにした。
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プリンスのあの手錠がオークションに!

プリンスが1994年のステージで使用したラインストーン付きの手錠がオークションに出品されることになった。プリンスが『ザ・モスト・ビューティフル・ガール・イン・ザ・ワールド』のパフォーマンスの際に使用したことで有名なこの手錠が、デモテープやギブソンのギター、手書きの歌詞と共にオークションにかけられるという。 この貴重アイテムの数々はプリンスの元妻マイテ・ガルシアと元マネージャーのオーウェン・ハスニーによってネイト・D・サンダース・オークションへ出品された。今回出品されたギターはプリンスが初期のレコーディング時を通じて使用されたもので、オーウェンによる証明書も付いてくるようだ。入札は6万ドル(約682万円)からとなっており、落札価格の5パーセントはチャリティ団体アウワ・ハウス・LA'sキャンプ・エリン・フォー・グリーヴィング・チルドレンへと寄付されるという。 またプリンスがマイテにプレゼントしたダイヤの婚約指輪も10万ドル(約1140万円)からで出品されており、このアイテムにはハート形の紙に書かれたプリンスの手書きのメッセージも付いてくる。 プリンスファン待望のこのオークションは3月17日開始予定だ。

一大ブーム到来!?  中南米ドラッグ・カルテル作品が量産されるようになった理由

【リアルサウンドより】  コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルをファミリーの一人であるカナダ人青年の視点から描いた『エスコバル 楽園の掟』が、先週末公開された。来月(4月9日)には今年のアカデミー賞で3部門ノミネートされたことでも話題となった『ボーダーライン』が、そして再来月(5月)には同じく今年のアカデミー賞で長編ドキュメンタリー部門にノミネート、キャサリン・ビグローが製作総指揮に名を連ねている『カルテル・ランド』が公開される。とりあえず「ハリウッド映画人中南米代表」のベニチオ・デル・トロは、エスコバル(『エスコバル 楽園の掟』)を演じたり、捜査に加わる謎のコロンビア人(『ボーダーライン』)を演じたりと大忙しなわけだが、近年では他にも『悪の法則』や『野蛮なやつら/SAVAGES』のような秀作もあったし、昨年は『皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇』のようなマニアックなドキュメンタリー作品の日本公開もあった。言うまでもなく、テーマがテーマだけに他にも日本未公開の作品はたくさんある。今や、海の向こうでは中南米ドラッグ・カルテル作品の一大ブームが到来していると言ってもいいだろう。
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メイン写真とともに『エスコバル 楽園の掟』より

 一口に「中南米ドラッグ・カルテル作品」と言っても、作品ごとに舞台やテイストはまったく異なる。コロンビアが舞台、イタリア人監督アンドレア・ディ・ステファノによるフランス・スペイン・ベルギー・パナマ合作映画『エスコバル 楽園の掟』は実在の人物を中心に描いたノンフィクション風味のフィクション作品だし、アメリカとメキシコの国境地帯が舞台、カナダ人監督ドゥニ・ヴィルヌーヴによるハリウッド映画『ボーダーライン』は女性捜査官(エミリー・ブラント)が主人公の完全なオリジナル作品だし、『カルテル・ランド』はアメリカ、メキシコ両国それぞれの自警団のリーダーを追ったドキュメンタリー作品である。しかし、総じて言えるのは、どれもそれぞれのジャンルにおいてとても秀でた作品であるということだ。
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『カルテル・ランド』より

 中南米ドラッグ・カルテルを都合のいい黒幕設定などで描いた作品は過去にもたくさんあったが、作品のクオリティ的にも事実のディテール的にもある一定のレベルをクリアした作品が量産される大きなきっかけとなったのは、やはり2008年から2013年にかけて5シーズンが製作・放送された米AMCのテレビシリーズ『ブレイキング・バッド』だろう。『ブレイキング・バッド』はアメリカ南部の田舎町アルバカーキに住む化学教師がメタンフェタミン精製やドラッグ・ディーリングに足を踏み入れるブラック・コメディ的作品で、ドラッグ・カルテルは彼と対立する存在として描かれるいわば脇役だが、メキシコのドラッグ・カルテル特有の不条理な暴力性、見せしめの生首処刑に象徴される残酷さ、そこでの人間の命の冗談のような軽さを克明に描いたことで、視聴者に大きな衝撃と(あえて言うが)興奮をもたらした。
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『ナルコス』より

 テレビシリーズの世界で、『ブレイキング・バッド』の達成の先に、さらなる金字塔を打ち立てつつあるのが、現在もシリーズ続行中のNetflixのテレビシリーズ『ナルコス』だ。コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルとアメリカ・フロリダ州の麻薬捜査官の長年にわたる攻防を描いたその作品は、実際のところエスコバルの半生を描いた「実録もの」的な色合いが強い。先日LAで『ナルコス』のメイン・ディレクターであるブラジル人監督ジョゼ・パジージャ(母国作品『エリート・スクワッド』シリーズで名を上げ、リブート版『ロボコップ』でハリウッドに進出、その後『ナルコス』監督に抜擢された)にインタビューをする機会を得たのだが、そこで「もしかして、東映の実録ヤクザものとか観てます?」と話を振ったところ、『仁義なき戦い』シリーズへの偏愛とそこから受けた影響を嬉々として語り始め、「やっぱり!」と膝を打ったものだった。  テレビシリーズにおける『ブレイキング・バッド』から『ナルコス』へのぶっとい流れと、それと並行して起こっている映画界におけるリドリー・スコット(『悪の法則』)やオリバー・ストーン(『野蛮なやつら/SAVAGES』)といったベテラン監督たちの参入を経て、今やテレビ/映画界において最もホットな題材となっているドラッグ・カルテル関連作品。その背景には、『ブレイキング・バッド』がもたらした世界的熱狂によってテーマへのタブー視がなくなったことと企画が通りやすくなったこと、エスコバル(1993年死去)関連においては映像や捜査資料や証言が出尽くしたことで細かいティテールまで正確に描写することが可能になったこと、南米社会におけるエスコバルのヒーロー化にせよ、欧米におけるエスコバルのアンチ・ヒーロー化にせよ、いずれにしてもエスコバルの歴史的評価が確立したこと、エスコバルの死後にコロンビアからメキシコへと主導権が移ったドラッグ・カルテルの勢力拡大・過激化が進んで社会的な関心が高まっていること、などが挙げられるだろう。また、アメリカ国内におけるヒスパニックの影響力の増大と、世界中のスペイン語圏の視聴者/観客のニーズの高まりという事実も見過ごせない。作中の台詞の大半がスペイン語の『エスコバル 楽園の掟』や『ナルコス』を観た後では、コロンビア人同士やメキシコ人同士や何故か英語で会話をしているような一時代前までの「作りのあまい」ドラッグ・カルテル描写は、ちゃんちゃらおかしくて鑑賞に耐えられるものではなくなった。もちろん、それはテレビ/映画界にとって極めて重要な「進化」である。
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『ボーダーライン』より

 自分が最も興味をひかれるのは、このジャンルが、テレビ/映画の壁を崩し、役者も含むアメリカ映画人/他国の映画人の交流を促進し、これまでのハリウッド映画中心主義に、その枠組から大きく揺さぶりをかけていることだ。そしてもう一つ。ドラッグ・カルテルという題材が、旧来のマフィア映画は言うまでもなく、戦争映画、ポリティカル映画、アクション、サスペンス、スリラー、ミステリー、ホラー、コメディ、ドキュメンタリーといったあらゆるジャンルを飲み込むブラックホール的な魅力を持っていることにも気づかされずにはいられない。ドゥニ・ヴィルヌーヴ(『ボーダーライン』)のような当代きってのキレキレの映画作家がこの題材に引き寄せられたのも、そう考えると必然と言えるだろう。 ■宇野維正 音楽・映画ジャーナリスト。「リアルサウンド映画部」主筆。「MUSICA」「クイック・ジャパン」「装苑」「GLOW」「NAVI CARS」ほかで批評/コラム/対談を連載中。著書『1998年の宇多田ヒカル』(新潮新書)発売中。Twitter ■公開情報 『エスコバル/楽園の掟』 3月12日(土)より、シネマサンシャイン池袋ほか全国順次公開 監督:アンドレア・ディ・ステファノ 製作:ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ハッチャーソン 出演:ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ハッチャーソン、クラウディア・トレイザック、ブラディ・コーベット、カルロス・バルデム 配給・宣伝:トランスフォーマー 2015年/フランス・スペイン・ベルギー・パナマ合作/119分/カラー 原題:Escobar:Paradise Lost  (c)2014 Chapter 2 – Orange Studio - Pathé Production – Norsean Plus S.L – Paradise Lost Film A.I.E – Nexus Factory - Umedia – Jouror Developpement 公式サイト:http://www.movie-escobar.com/ 『ボーダーライン』 4月9日(土)角川シネマ有楽町、新宿ビカデリーほか全国ロードショー 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 脚本:テイラー・シェリダン 撮影監督:ロジャー・ディーキンス 出演:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン 配給:KADOKAWA 提供:ハピネット、KADOKAWA (c)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. 公式サイト:http://border-line.jp/ 『カルテル・ランド』 シアター・イメージフォーラム他にて5月上旬公開 監督・撮影:マシュー・ハイネマン 製作総指揮:キャスリン・ビグロー 配給:トランスフォーマー 2015/メキシコ・アメリカ/100 分 原題:CARTEL LAND (c)2015 A&E Television Networks, LLC 公式サイト:http://cartelland-movie.com/ 『ナルコス』 Netflixにて好評ストリーミング中 (C) Netflix. All Rights Reserved. 公式サイト:https://www.netflix.com/title/80025172

一大ブーム到来!?  中南米ドラッグ・カルテル作品が量産されるようになった理由

【リアルサウンドより】  コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルをファミリーの一人であるカナダ人青年の視点から描いた『エスコバル 楽園の掟』が、先週末公開された。来月(4月9日)には今年のアカデミー賞で3部門ノミネートされたことでも話題となった『ボーダーライン』が、そして再来月(5月)には同じく今年のアカデミー賞で長編ドキュメンタリー部門にノミネート、キャサリン・ビグローが製作総指揮に名を連ねている『カルテル・ランド』が公開される。とりあえず「ハリウッド映画人中南米代表」のベニチオ・デル・トロは、エスコバル(『エスコバル 楽園の掟』)を演じたり、捜査に加わる謎のコロンビア人(『ボーダーライン』)を演じたりと大忙しなわけだが、近年では他にも『悪の法則』や『野蛮なやつら/SAVAGES』のような秀作もあったし、昨年は『皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇』のようなマニアックなドキュメンタリー作品の日本公開もあった。言うまでもなく、テーマがテーマだけに他にも日本未公開の作品はたくさんある。今や、海の向こうでは中南米ドラッグ・カルテル作品の一大ブームが到来していると言ってもいいだろう。
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メイン写真とともに『エスコバル 楽園の掟』より

 一口に「中南米ドラッグ・カルテル作品」と言っても、作品ごとに舞台やテイストはまったく異なる。コロンビアが舞台、イタリア人監督アンドレア・ディ・ステファノによるフランス・スペイン・ベルギー・パナマ合作映画『エスコバル 楽園の掟』は実在の人物を中心に描いたノンフィクション風味のフィクション作品だし、アメリカとメキシコの国境地帯が舞台、カナダ人監督ドゥニ・ヴィルヌーヴによるハリウッド映画『ボーダーライン』は女性捜査官(エミリー・ブラント)が主人公の完全なオリジナル作品だし、『カルテル・ランド』はアメリカ、メキシコ両国それぞれの自警団のリーダーを追ったドキュメンタリー作品である。しかし、総じて言えるのは、どれもそれぞれのジャンルにおいてとても秀でた作品であるということだ。
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『カルテル・ランド』より

 中南米ドラッグ・カルテルを都合のいい黒幕設定などで描いた作品は過去にもたくさんあったが、作品のクオリティ的にも事実のディテール的にもある一定のレベルをクリアした作品が量産される大きなきっかけとなったのは、やはり2008年から2013年にかけて5シーズンが製作・放送された米AMCのテレビシリーズ『ブレイキング・バッド』だろう。『ブレイキング・バッド』はアメリカ南部の田舎町アルバカーキに住む化学教師がメタンフェタミン精製やドラッグ・ディーリングに足を踏み入れるブラック・コメディ的作品で、ドラッグ・カルテルは彼と対立する存在として描かれるいわば脇役だが、メキシコのドラッグ・カルテル特有の不条理な暴力性、見せしめの生首処刑に象徴される残酷さ、そこでの人間の命の冗談のような軽さを克明に描いたことで、視聴者に大きな衝撃と(あえて言うが)興奮をもたらした。
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『ナルコス』より

 テレビシリーズの世界で、『ブレイキング・バッド』の達成の先に、さらなる金字塔を打ち立てつつあるのが、現在もシリーズ続行中のNetflixのテレビシリーズ『ナルコス』だ。コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルとアメリカ・フロリダ州の麻薬捜査官の長年にわたる攻防を描いたその作品は、実際のところエスコバルの半生を描いた「実録もの」的な色合いが強い。先日LAで『ナルコス』のメイン・ディレクターであるブラジル人監督ジョゼ・パジージャ(母国作品『エリート・スクワッド』シリーズで名を上げ、リブート版『ロボコップ』でハリウッドに進出、その後『ナルコス』監督に抜擢された)にインタビューをする機会を得たのだが、そこで「もしかして、東映の実録ヤクザものとか観てます?」と話を振ったところ、『仁義なき戦い』シリーズへの偏愛とそこから受けた影響を嬉々として語り始め、「やっぱり!」と膝を打ったものだった。  テレビシリーズにおける『ブレイキング・バッド』から『ナルコス』へのぶっとい流れと、それと並行して起こっている映画界におけるリドリー・スコット(『悪の法則』)やオリバー・ストーン(『野蛮なやつら/SAVAGES』)といったベテラン監督たちの参入を経て、今やテレビ/映画界において最もホットな題材となっているドラッグ・カルテル関連作品。その背景には、『ブレイキング・バッド』がもたらした世界的熱狂によってテーマへのタブー視がなくなったことと企画が通りやすくなったこと、エスコバル(1993年死去)関連においては映像や捜査資料や証言が出尽くしたことで細かいティテールまで正確に描写することが可能になったこと、南米社会におけるエスコバルのヒーロー化にせよ、欧米におけるエスコバルのアンチ・ヒーロー化にせよ、いずれにしてもエスコバルの歴史的評価が確立したこと、エスコバルの死後にコロンビアからメキシコへと主導権が移ったドラッグ・カルテルの勢力拡大・過激化が進んで社会的な関心が高まっていること、などが挙げられるだろう。また、アメリカ国内におけるヒスパニックの影響力の増大と、世界中のスペイン語圏の視聴者/観客のニーズの高まりという事実も見過ごせない。作中の台詞の大半がスペイン語の『エスコバル 楽園の掟』や『ナルコス』を観た後では、コロンビア人同士やメキシコ人同士や何故か英語で会話をしているような一時代前までの「作りのあまい」ドラッグ・カルテル描写は、ちゃんちゃらおかしくて鑑賞に耐えられるものではなくなった。もちろん、それはテレビ/映画界にとって極めて重要な「進化」である。
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『ボーダーライン』より

 自分が最も興味をひかれるのは、このジャンルが、テレビ/映画の壁を崩し、役者も含むアメリカ映画人/他国の映画人の交流を促進し、これまでのハリウッド映画中心主義に、その枠組から大きく揺さぶりをかけていることだ。そしてもう一つ。ドラッグ・カルテルという題材が、旧来のマフィア映画は言うまでもなく、戦争映画、ポリティカル映画、アクション、サスペンス、スリラー、ミステリー、ホラー、コメディ、ドキュメンタリーといったあらゆるジャンルを飲み込むブラックホール的な魅力を持っていることにも気づかされずにはいられない。ドゥニ・ヴィルヌーヴ(『ボーダーライン』)のような当代きってのキレキレの映画作家がこの題材に引き寄せられたのも、そう考えると必然と言えるだろう。 ■宇野維正 音楽・映画ジャーナリスト。「リアルサウンド映画部」主筆。「MUSICA」「クイック・ジャパン」「装苑」「GLOW」「NAVI CARS」ほかで批評/コラム/対談を連載中。著書『1998年の宇多田ヒカル』(新潮新書)発売中。Twitter ■公開情報 『エスコバル/楽園の掟』 3月12日(土)より、シネマサンシャイン池袋ほか全国順次公開 監督:アンドレア・ディ・ステファノ 製作:ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ハッチャーソン 出演:ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ハッチャーソン、クラウディア・トレイザック、ブラディ・コーベット、カルロス・バルデム 配給・宣伝:トランスフォーマー 2015年/フランス・スペイン・ベルギー・パナマ合作/119分/カラー 原題:Escobar:Paradise Lost  (c)2014 Chapter 2 – Orange Studio - Pathé Production – Norsean Plus S.L – Paradise Lost Film A.I.E – Nexus Factory - Umedia – Jouror Developpement 公式サイト:http://www.movie-escobar.com/ 『ボーダーライン』 4月9日(土)角川シネマ有楽町、新宿ビカデリーほか全国ロードショー 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 脚本:テイラー・シェリダン 撮影監督:ロジャー・ディーキンス 出演:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン 配給:KADOKAWA 提供:ハピネット、KADOKAWA (c)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. 公式サイト:http://border-line.jp/ 『カルテル・ランド』 シアター・イメージフォーラム他にて5月上旬公開 監督・撮影:マシュー・ハイネマン 製作総指揮:キャスリン・ビグロー 配給:トランスフォーマー 2015/メキシコ・アメリカ/100 分 原題:CARTEL LAND (c)2015 A&E Television Networks, LLC 公式サイト:http://cartelland-movie.com/ 『ナルコス』 Netflixにて好評ストリーミング中 (C) Netflix. All Rights Reserved. 公式サイト:https://www.netflix.com/title/80025172