岩井俊二『リップヴァンウィンクルの花嫁』“3時間の長尺”から伝わる意志

【リアルサウンドより】  3時間である。映画としては、間違いなく、長い。なぜ映画は90〜120分ぐらいの作品が多いのか、映画館の編成都合(回転率)や人間の集中力の問題など諸説あるが、具体的な理由はともかく、映画は娯楽のひとつに過ぎず、デートなり家族サービスなりといった実際の用途を考えれば、2時間以内というのは妥当なセンなのだろう。映画を観るためだけに街へ繰り出す人は少ないだろうし、買い物をしたり外食したりという時間のことも考えると、やはり長すぎる作品は選択肢から外されるリスクがあるわけだ。岩井俊二というブランドをもってしても、製作サイドは覚悟が必要な尺だろう。つまり、自分をめがけてやって来る者を求めているのが、この『リップヴァンウィンクルの花嫁』とも言えるのだ。  長い作品ではあるが、まったく退屈はしない(と思う)。物語の展開が予想外に転がっていくため、ほぼ一定の緊張感があり、ボンヤリとしている暇はない。時折訪れる、ゆったりとしたシークエンスも、美しい映像や、自分に問いかけられているようなセリフで、飽きさせない。
20160328-rip_main-th.png

 また、この3時間が、おおむね1時間ごとに彩りを変えるということも、見続けていられる大きな理由だろう。  最初の1時間は、2016年のリアリティ。生きづらさというとおおげさだが、日常的な些末な事象(諸事情により、結婚式を2度やった私は、結婚式の準備シーンなど、本当に「ある! ある! 」でした…)とそれに対して(恐らく誰もが)何となく感じる疑問を丁寧に拾いながら、コミュニケーション齟齬によって、脆くも破たんしていく人間関係を描く。  中盤は、現代のファンタジー。ひょっとしたらこんなことあるかもしれない、本当にあったらいいなと思わせる素敵なモラトリアムの時間。皆川七海(黒木華)と里中真白(Cocco)が楽しそうにしている空間を永遠に覗いていたいと思わせる。  そして最後は、普遍的な愛の話。人を想うって素敵やんということを改めて気づかせてくれる。(どうでもいいのですが、女性はどうだか知りませんが、最近、精通前に感じたあの恋心こそ、本当の愛ではないかと考えていたのですが、そう単純なことでもないなと気づかせてくれました)  キャスティングも素晴らしくハマっている。主演の黒木華は言うに及ばず、個人的には、得体のしれない便利屋の安室行舛(あむろ ゆきます)(飄々としながら、ソコが深いのか浅いのか、善人か悪人か、結局よくわからず、でも現実は、真っ白な善人も真っ黒な悪人もいないわけで)を演じた綾野剛、AV女優のマネージャー恒吉冴子(もしかしたら、冴子自身も元AV女優でいろいろ苦労したのかなとか、演者本人の経歴もオーバーラップし、深みを感じさせられます)役の夏目ナナ、そして文字通り体当たりの演技を見せてくれる里中珠代役のりりィが素敵で。  とはいえ、無礼を承知で言えば、綾野剛がいなければ、いや、いたとしても、かなり地味なキャスティングであることは否めないだろう。しかし、それでも、この布陣で臨んだことは、3時間の尺とともに、ある種の決意を感じざるを得ない。例えば、昨今のひとつのトレンドである「人気の少女漫画を原作に、若手俳優をキャスティングし、ターゲットを絞って、低予算で制作する」といった方程式とは、180°異なっているからだ。(むろん、どちらが正しいとか偉いとかいうわけではない)  大げさに言うのなら、本作は、「日本で、映画は、暇つぶしの娯楽でしかないのか、芸術作品たり得るのか」という、ある種の古典的な問いかけを行っているのだ。古めかしい言い方をすれば、商業主義VS作家主義といった構図の話になる。  1950年代後半から始まるフランスの「ヌーベルバーグ(新しい波という意味)」運動や、1960年代のアメリカにおける「アメリカン・ニューシネマ」の勃興など、巨大資本による娯楽ではなく、作家個人の芸術として映画を成立させてきた流れがある。日本でも、1960年代から、ATG(日本アート・シアター・ギルド)によって同様の動きがあり、大島渚・新藤兼人・今村昌平・市川崑・鈴木清順・寺山修司・田原総一朗らが、作品を発表してきた。
20160328-rip_sub1-th.png

 どのような映画も興行に依って立つ以上は、非商業主義ということはあり得ないわけで、じゃあ作家主義とは何かと問われれば、(低予算で暗く重い難解な作品ということでもなく、知名度のある監督の作品ということでもなく)「作り手が鑑賞者の価値観を揺さぶる意思を強く持っていること」と言えるのではないか。そういった意味では、『リップヴァンウィンクルの花嫁』は間違いなく、作家主義的な作品と言えるだろう。とはいえ、本作に限らず、岩井俊二作品は間口が広く、価値観をグリグリと強引に揺さぶってくる作風ではないので、気軽に、観てみて欲しい、3時間を覚悟して。(本作が商業的に大きな成功を収めることで、ややもすれば閉塞しがちな状況に、新しい局面が少し生まれるかもしれない) ■昇大司 1975年生まれ。広告代理店にて、映像作品の企画などを行う。好きな映画は『アマデウス』『ラストエンペラー』『蜘蛛巣城』など。Twitter ■公開情報 『リップヴァンウィンクルの花嫁』 2016年3月26日公開 監督・脚本:岩井俊二 出演:黒木華 綾野剛 Cocco 原日出子 地曵豪 毬谷友子 和田聰宏 佐生有語 夏目ナナ 金田明夫 りりィ 原作: 岩井俊二『リップヴァンウィンクルの花嫁』(文藝春秋刊)2015 年12 月4 日発売 制作プロダクション:ロックウェルアイズ (c)RVW フィルムパートナーズ(ロックウェルアイズ 日本映画専門チャンネル 東映 ポニーキャニオン ひかりTV 木下グループ BSフジ パパドゥ音楽出版) 公式サイト

『情熱大陸』出演のミルコ・デムーロ騎手に暗雲!? 「負の歴史」繰り返しでTBSの目論見崩壊か

 「ギャンブルジャーナルより」ドゥラメンテやリオンディーズの主戦を務め、今年も重賞を勝ちまくっているミルコ・デムーロ騎手が『情熱大陸』(TBS系)に出演することが決まった。  毎回、高視聴率が期待される人気密着ドキュメンタリーへの出演とあって、多くのファンは今から「録画必須!」と大盛り上がり。放送は4月17日になる予定で、ちょうどデムーロ騎手が上位人気の予想されるリオンディーズで参戦する皐月賞(G1)の夜になる。  そんな偶然もあってか、ネット上では「勝つのはリオンディーズか」「これはフラグ立ったな」「リオンディーズ、まず一冠」「(馬主の)キャロットファーム、おめでとう」など、早くも祝勝ムード一色。確かに『情熱大陸』を放送するTBSからすれば、是が非でもリオンディーズにクラシックの1冠目をもぎ取ってほしいところだろう。  しかし、有名番組からのプッシュもあって皐月賞は「リオンディーズ断然」かと思いきや、「これは不吉だわ」「ああ、残念」「リオンディーズに暗雲」といった全く逆の声も......。  どうやら、それには『情熱大陸』が前回、競馬を題材として取り上げたのが2014年04月27日放送の「チームキズナ」だったことが関係しているようだ。  当時の番組は日本ダービー(G1)を勝ったキズナが、世界最高峰の舞台となる凱旋門賞(G1)に挑む1年を追った競馬ファン納得の内容。番組の最後には、お馴染みの葉加瀬太郎氏の名曲をバックに、復帰したキズナが大阪杯(G2)を圧勝するシーンが流れるなど、まさに本馬がこれからの競馬界を背負っていく存在となる期待を持たせるものだった。  ところが、その年の天皇賞・春(G1)。キズナは『情熱大陸』の相乗効果もあって、単勝1.7倍の絶対的な支持を集めるも、馬券圏外となる4着に惨敗......。過剰人気を後押ししたファンの期待を裏切ってしまうと、さらにはレース後に骨折が発覚。絵に描いたような凋落ぶりでその後は結局、一度も勝てずに引退してしまった。  まさに天国から地獄......そんな偶然があって良いのかと思ったのだが、2012年5月26日にBSジャパンで放送された『ジョッキー福永祐一の挑戦 ~越えろ!ユウイチ~』では、さらに"悲惨な末路"が待っていた。  番組では、ワールドエースに騎乗して皐月賞で2着に惜敗した福永騎手が、続く日本ダービー(G1)に対する思いを熱く語る内容。対談相手には前年にリーディングを争った岩田康誠騎手が招かれ、トップジョッキー同士だからこそ語り合える濃密な時間が放送された。  しかしその後、実際に日本ダービーを勝ったのは、番組内でも主役の福永騎手をひたすら「ヨイショ」していた岩田騎手だったのだから、なんとも皮肉な結果としか言いようがない......。  そんなエピソードもファンの印象に残っているせいか、どうやら『情熱大陸』に限らず、密着ドキュメンタリー番組などでプッシュされた騎手は、それが"裏目"に出てしまうジンクスが定着してしまっているようだ。  果たしてデムーロ騎手はジンクスを破れるのだろうか、それとも"負の歴史"は繰り返しTBSの目論見は淡く崩れ去るのだろうか......。 『情熱大陸』も必見だが、その前の皐月賞も必見であることに間違いはなさそうだ。

市川由衣、サザエさんヘア―に「可愛い!」と絶賛の声 “プリケツヌード”には「人妻の魅力が増した今こそもう1度」

1603_ichikawa.jpg
市川由衣インスタグラム(@yui_ick)より。
 22日、女優の市川由衣が自身のインスタグラムに、「はろー これで運転してたら笑われた」と、前髪に大きなカーラーを付けた画像を投稿。これにはファンから「リアルサザエさん!」「可愛い!」などと絶賛の声が上がった。 「市川といえば、内田有紀や稲森いずみ、吹石一恵などを輩出し、若手女性タレントの登竜門といわれた『フジテレビビジュアルクイーン』に、2002年、香里奈、沢尻エリカ、鎗田彩野らと共に選出され、将来を嘱望されていましたが、その期待に応えるように、翌年には映画『呪怨』で映画デビューを飾り、続編の『呪怨2』へと物語の橋渡しをする重要な役割を演じ、注目を集めていました。06年に公開された映画『NANA2』では、前作で『原作のイメージそのもの』と評価が高かった宮崎あおいの降板を受けての出演だっただけに、公開前には『何で、あおいちゃんじゃないの?』『あおいちゃんのイメージが強すぎて、由衣ちゃん不利』などといった否定的な意見が多かったものの、実際に映画が公開されてみると『全く問題なかった』『あおいちゃんから役のイメージを奪い取ってた』など評価は上々。最近では、以前よりも主演作品が減ったものの、確かな演技力と30歳になった今でも変わらない可愛らしいルックスで、ファンを魅了しているようです」(芸能関係者)  市川は昨年9月、TEAM NACSで俳優・演出家の戸次重幸と入籍したことを発表したのだが、最近では「人妻補正で魅力が増した」といった声も上がっているようだ。 「30歳を目前にして結婚したことで、やはり精神的に落ち着きがでてきたのでしょうか、結婚を発表して以降、ファンからは『色気が増した』『熟女の魅力をまといつつある』などといった声が上がっているようです。市川といえば、14年に公開された主演映画『海を感じる時』では、自身初となるヌードシーンに挑戦し、ネット上では『グラビアの時より胸小さくない?』と疑問の声が上がっていたものの、ファンからは『プリケツ最高!』『由衣ちゃんの綺麗な体が拝めて幸せです』など歓喜の声が上がっていただけに、『人妻となって魅力が増した由衣ちゃんのヌードシーンが見たい』『30代になった今だからこそ、もう1度裸を見せて欲しい』などと望む声が上がっているようです」(同)  昨年2月に発売された写真集『YUI』(ワニブックス)では、ファンから「セクシーショットが少ない」「期待外れ」といった声が多かっただけに、「今度はフルヌードで」「もう脱ぎ惜しみしないで」とリベンジを望む声が上がっているようだ。

市川由衣、サザエさんヘア―に「可愛い!」と絶賛の声 “プリケツヌード”には「人妻の魅力が増した今こそもう1度」

1603_ichikawa.jpg
市川由衣インスタグラム(@yui_ick)より。
 22日、女優の市川由衣が自身のインスタグラムに、「はろー これで運転してたら笑われた」と、前髪に大きなカーラーを付けた画像を投稿。これにはファンから「リアルサザエさん!」「可愛い!」などと絶賛の声が上がった。 「市川といえば、内田有紀や稲森いずみ、吹石一恵などを輩出し、若手女性タレントの登竜門といわれた『フジテレビビジュアルクイーン』に、2002年、香里奈、沢尻エリカ、鎗田彩野らと共に選出され、将来を嘱望されていましたが、その期待に応えるように、翌年には映画『呪怨』で映画デビューを飾り、続編の『呪怨2』へと物語の橋渡しをする重要な役割を演じ、注目を集めていました。06年に公開された映画『NANA2』では、前作で『原作のイメージそのもの』と評価が高かった宮崎あおいの降板を受けての出演だっただけに、公開前には『何で、あおいちゃんじゃないの?』『あおいちゃんのイメージが強すぎて、由衣ちゃん不利』などといった否定的な意見が多かったものの、実際に映画が公開されてみると『全く問題なかった』『あおいちゃんから役のイメージを奪い取ってた』など評価は上々。最近では、以前よりも主演作品が減ったものの、確かな演技力と30歳になった今でも変わらない可愛らしいルックスで、ファンを魅了しているようです」(芸能関係者)  市川は昨年9月、TEAM NACSで俳優・演出家の戸次重幸と入籍したことを発表したのだが、最近では「人妻補正で魅力が増した」といった声も上がっているようだ。 「30歳を目前にして結婚したことで、やはり精神的に落ち着きがでてきたのでしょうか、結婚を発表して以降、ファンからは『色気が増した』『熟女の魅力をまといつつある』などといった声が上がっているようです。市川といえば、14年に公開された主演映画『海を感じる時』では、自身初となるヌードシーンに挑戦し、ネット上では『グラビアの時より胸小さくない?』と疑問の声が上がっていたものの、ファンからは『プリケツ最高!』『由衣ちゃんの綺麗な体が拝めて幸せです』など歓喜の声が上がっていただけに、『人妻となって魅力が増した由衣ちゃんのヌードシーンが見たい』『30代になった今だからこそ、もう1度裸を見せて欲しい』などと望む声が上がっているようです」(同)  昨年2月に発売された写真集『YUI』(ワニブックス)では、ファンから「セクシーショットが少ない」「期待外れ」といった声が多かっただけに、「今度はフルヌードで」「もう脱ぎ惜しみしないで」とリベンジを望む声が上がっているようだ。

取締強化でも日本の男のロリコンは止まらない? JKビジネスは逆にアングラ化、児童福祉法逃れで18歳女子高生が人気に

smap_160327.jpg
『SMAP解散騒動の全内幕』(常田裕、宝島特別取材班宝島社/宝島社3月28日発売)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 「条例によらず、県民運動で取り組む」とするこれまでの方針を踏襲し日本で唯一淫行処罰に関する条例を制定していない長野県で、青少年健全育成条例に関する議論が続いている。  1950年代以降、各都道府県が次々と淫行処罰を規定した条例をつくるなか、かたくなに県民運動による被害防止を貫いてきた長野県の姿勢が変わったのは、やはりインターネットの普及などに端を発する社会状況の変化や性被害増加の影響がある。  昨年10月、国連「子どもの売春、児童売春、児童ポルノ」特別報告者のマオド・ド・ブーア=ブキッキオ氏が日本記者クラブでの会見で、「日本の女子学生の13%が援助交際している」と発言した件は、「13%」という数字に根拠がなく後に撤回されるなどの騒動があったものの、ただ、ブキッキオ氏の会見は国外から見てそれだけ日本の青少年を取り巻く環境が危ういと映るということでもある。  しかも、インターネット上には「10代の女の子と遊びたいなら、長野へ行けばいい。警察に捕まらないから」といったコメントが散見されるようになり、実際、県警は過去2年の間に大人から誘われたり脅されるなどして性被害にあった青少年が20人いたが、現行法では摘発できなかったというデータを明かしている。  しかし、淫行処罰を規定することが、本当に児童買春の防止策につながるかどうかは、疑わしい。  その典型が、2010年代に入って、青少年を性搾取の現場へと導いていったJKリフレやJKお散歩などの、いわゆる「JKビジネス」だ。このJKビジネスを継続的に取材してきたライターの井川楊枝氏は『女子高生ビジネスの内幕』(宝島社)で、警察が摘発を繰り返した果てに、現在では地下ビジネス化してしまい、逆にそこで働く青少年たちが危険な環境に置かれてしまっていると指摘している。  マッサージであったり、一緒に散歩することであったりと、表向きには性的なサービスを行わないと謳いながらも、少女たちが店に内緒で(店が率先してやらせている場合も多々あるが)客と直接金銭のやり取りをして性的なサービスを提供する「裏オプション(裏オプ)」が問題視されることで、これらJKビジネスは一気に摘発されていくことになるのだが、井川氏によると、JKビジネスは始めからそのような性的な要素を含んだものではなかったという。  例えば、JKリフレの起源は、一般的な性風俗ではなく、秋葉原で人気だった「メイドリフレ」だった。メイドリフレは、メイド喫茶から派生した形態のお店で、通常のメイド喫茶であれば普通のお給仕以外のコミュニケーションは取れないが、リフレであればマッサージなどで直接身体を触ってもらえることから人気が出たサービスだった。そのメイドリフレのオプションにコスプレがあり、そのなかでも女子高生の制服が人気だったことから、JKリフレへと派生していくことになる。つまり、JKリフレは始め「萌えビジネス」のひとつであり、客もちょっとした接触以上の過度な触れ合いは求めないシャイなオタクたちだった。だからこそ、店は18歳未満の少女も雇い入れたし、そのことが表立って問題視されることはなかった。  この構図は、JKお散歩も同じだ。JKお散歩も、もともとは「メイド観光案内」が起源で、メイドさんが秋葉原の観光スポットを案内してくれるという萌えビジネスの一環であり、後にJKお散歩で問題視されるようなラブホテルやカラオケボックスなどで売春行為を行うといった類のものではなかった。  しかし、その状況は12年の夏ごろを境に一変する。『女子高生ビジネスの内幕』で取材に答えるJKリフレ店店長の丸井さん(仮名)はその経緯をこのように語る。 「いつの時代も、女子高生との接触に興味を持つ人たちっていうのは世の中に一定数いるんですよ。1990年代だと、それはテレクラだったわけでしょ。その後、デートクラブだったり、出会い喫茶になったんだけど、どれも規制が入って18歳未満の利用が厳しくなったんです。それからネットの時代に移行して、出会い掲示板だったり、SNSなどになった。基本的にはどれも援助交際ですよ。でも、それらも警察のサイバー捜査なんかが出てきて難しくなる。じゃあどうするかってなったとき、合法的な出会いの場として、JKリフレが注目されちゃったんですよ。でも、問題だったのは、JKリフレっていうのが、もともとメイドリフレからの流れの萌えビジネスだったっていうことです。握手やチェキで1000円とか2000円とか払うお客さんをターゲットにしているアイドル産業と似たようなものですよ。そこに援助交際文化に慣れ親しんできた肉食系の男たちが、ドバーッと秋葉原に流れ込んでしまったわけですよね。そりゃ、JKリフレが荒廃しちゃうわけですよ」  現在JKリフレについて語られるとき、このような経緯はほとんど顧みられることはないが、もともと萌えビジネスだったJKリフレは、メイン客層がオタクから援助交際常習者に変わることで変容していき、そこから前述の裏オプションが跋扈するようになる。そして、13年1月27日、都内のJKリフレ店18店舗に労働基準法違反などの疑いで一斉捜査が入り、中学3年生2人を含む15〜17歳の少女76人が保護、続いて2月6日には4店舗の関係者23人が労働基準法違反の容疑で逮捕・書類送検されるという結末を迎える。  この逮捕劇はテレビや新聞などでも大きく報道され、JKビジネスの危険性が一般的に周知されるのだが、この一斉捜査はJKビジネスの「終焉」とはならなかった。むしろ、それから延々と繰り返される「いたちごっこ」の始まりにしか過ぎなかったのである。  この一斉摘発の際、リフレは狭い密室でハグなどの触れ合いサービスを提供していることから「客に慰安、快楽を与えることを目的とする業務」と指摘することができたのだが、JKお散歩に関しては警察もそのような指摘ができず、摘発以降もお散歩店には18歳未満の女子高生が引き続き従事していくことになる。  しかし、すでに援助交際の温床となっているJKビジネスにおいて、特に、店の監視が行き届かなくなるお散歩はさらにひどい売春産業と成り果てる。お散歩の流れで、カラオケボックス、マンガ喫茶、ラブホテルなどに行き、そこで行われる売春行為が問題化。そして、13年4月1日には、就労をやめさせるため、JKビジネスに従事する女子高生を保護対象ではなく補導の方針に転換することになる。実際、同年12月16日には、15歳〜17歳の少女13人が補導されている。  これらの厳しい摘発により、JKビジネスは表向き正常化される。「触れ合い」や「デート」などが有害業務とされたため、18歳未満を雇っても許されるのは、サービスを会話程度のコミュニケーションに抑えた「JKコミュ」と呼ばれる業態に限られるようになる。  これまでどおりのリフレやお散歩の店からは、18歳未満の女の子(「アンダー」と呼ばれる)が消え、制服を着ていても従事する人は全員18歳以上となった。しかし、女子高生であっても18歳以上であれば労働基準法にも児童福祉法にも引っ掛からないことから、18歳の女子高生は「新18歳」と明記されJKビジネスにおいて人気を呼ぶように……。日本のロリコン文化の業の深さをまざまざと見せつけられるような現象である。  ただ、一度おいしい蜜を吸った業者たちはJKビジネスから去ったわけではなかった。ここから問題の地下ビジネス化が起きるのである。  なぜ、違法性が指摘されるようになっても、地下ビジネス化してまでJKビジネスを続けるのだろうか? それは、逮捕されたとしても大した罰則がないからだ。JKビジネスに関わった経営者は主に労働基準法違反で逮捕されるのだが、同法の罰則は「6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金」、そして初犯であればまず実刑にはならず罰金刑で終わってしまう。  その一方、JKビジネスは店を始めるにあたっての初期費用が他の風俗産業に比べ圧倒的に安く済む。ネット掲示板に「裏オプ」や「アンダー」を匂わせるようなコメントを書き込めば、それだけの宣伝ともいえないような宣伝だけで客が集まってくる。客である男たちの女子高生信仰の闇の深さを感じさせる話だが、それだけ旨味のあるビジネスのため、逮捕された時の罰則と天秤にかけ、違法性の高いビジネスを行う方を選ぶ経営者が後を絶たない。  井川氏は『女子高生ビジネスの内幕』のなかで、いまでも存在する「アンダー店」の様子をルポしている。「18歳未満が働く店」と題されている掲示板のスレッドで名指しされているJKお散歩店に赴き、付いた女の子に取材を行っている。黒髪を肩まで伸ばした17歳の女の子は「普段はどこに行くの?」という井川氏の質問に対し、「漫画喫茶とかホテルとか。あっちのほうに完全防音の漫画喫茶とかがあって、そこだとホテルと同じようなものですよ。全部やるんだったら3は欲しいかな。この近くに安いホテルがあるからそこもいいんじゃないかな」と3万円での援助交際の誘いを白昼堂々かけてきたという。  こういった違法店で働くことは、当然ながらそこで働く女の子たちにとって危険極まりない。そのような店は彼女たちの身の安全を保証してくれないからだ。送り届けるドライバーがいて、なにか異変があればそのドライバーが駆けつけてくれる一般的なデリヘルで働くのとはまったく異なる。実際、逮捕されたJKビジネス経営者は裏オプションが横行していたことについて「女の子がそういう行為に及んでいたことを一切知らなかった」と容疑を否認することが多々あり、なかには、就労している女子高生に対し「彼女たちはボランティアで来てもらっています。ボランティアなので給料を払っていません。だからお店は関係ありません」とすら言ってのける経営者もいる。この状況が続けば、傷害や殺人事件に発展するようなトラブルが起きるのも時間の問題だろう。  摘発を続けることで違法性のあるJKビジネスを取り締まることは大事だが、そのいたちごっこの結果、そこで働く女性たちの身に危険がおよんでいる。これまでとは違う、抜本的な対策を考えるべき時にきている。 (井川健二)

たかみなのメッセージが意味深?AKB48で”卒業ラッシュ”が止まらないワケ

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
0328minami.jpg
「高橋みなみAKB48卒業フォト日記 写りな、写りな」より
 国民的アイドルグループAKB48で初代総監督を務めた高橋みなみ(24)の卒業コンサート『祝 高橋みなみ卒業 “148.5cmが見た夢”』が27日、横浜スタジアムで行われた。ステージ上には前田敦子(24)や大島優子(27)らOGメンバーも駆けつけ、会場は大いに盛り上がった。高橋みなみはAKB48を卒業後、ソロ歌手として活動すると宣言しているが、それを不安視する関係も少なくない。
続きは【デイリーニュースオンライン】で読む
      
   
					

クロエ・グレース・モレッツ、好みのタイプは冒険心溢れる人!

クロエ・グレース・モレッツ(19)が好みのタイプは冒険心溢れる人なのだそうだ。現在恋人はいないというクロエはコンプレックス誌最新号のインタビューの中で「ちゃんとしたプランみたいなものは今のところないわ。今とりあえず恋人はいらないの。だってうまくコントロールすることができないんだもの」「恋人にするなら冒険心に溢れていて、行動派がいいわ。(ロンドンにある高級日本食レストラン)ノブに私を連れて行って寿司を食べさせたりしないでほしいわ。私は大丈夫、自分でノブに行くことができるから、誰かに連れて行ってもらう必要はないわ」と話す。 さらに、4人の兄弟に囲まれて育った影響もあってか、クロエはパーティーに出かけるよりも家で友達とのんびりするほうが好きなようで、「私は自分の人生の周りで起こったことをすべて見てきたわ。いろんな意味で4人の兄弟たちの人生も生きてきたように感じるの」「パーティーに出かけて、若者たちが隅っこで吐いているような状況にいるよりも15人くらいの友達と家で楽しく過ごすほうが好きなの。パーティーに行きたいなんて全く思わないわね」と続けた。

多部未華子はコメディエンヌの才能を開花させた 『あやしい彼女』での熱演を分析

【リアルサウンドより】  この春公開される映画『あやしい彼女』で、多部未華子が演じるのは、見た目は20歳だが、中身は73歳という、文字通り“あやしい”ヒロインだ。これまでもテレビドラマや映画で、可愛いだけでなく、ちょっとクセのある個性的なキャラクターを数多く演じてきた彼女が、本作で本格的なコメディエンヌとしての実力と魅力が一気に炸裂した。  2014年に韓国で公開され大ヒットを記録し、後に中国でもリメイクされた『あやしい彼女』。毒舌老婆が突然美しく若返り、失われた青春を取り戻すという基本設定はそのままに、日本版ではところどころにアレンジを加えている。東京の下町を舞台にした人情コメディというテイストで、老若男女に親しみやすい設定になった。なかでも最大の変更点が、倍賞美津子が演じる73歳の主人公・カツの子供を、韓国版での男性大学教授から、小林聡美が演じるシングルマザーの雑誌編集者に変えた事だ。この変更が『あやしい彼女』の日本版に深みと感動を与え、更に多部未華子の演技にも多大な影響を与えることになる。
ayakano-sub2-th.png

 身体が20歳で中身が73歳という強烈なキャラクターを演じるにあたり、多部は数々の松竹喜劇や、重厚な人間ドラマで名をはせた昭和の名女優の演技を、自分の出番が無い時も撮影現場でじっと観察していたという。73歳になりきるため、倍賞の演技のタイミング、仕草、台詞の言い回しを、自分の演技に反映させるために吸収していたのだ。  その涙ぐましい努力の甲斐もあって、白髪交じりのおばさんパーマで73歳のファッションのまま、身体だけが20歳に戻ったカツを演じている多部の、“後姿と台詞の言い回しは完全に73歳の老婆”だが、“顔は20歳なのに表情は覇気の無い73歳の老婆のまま”という演技を、ごく自然に体現することに成功した。73年の人生経験の重みを、表情と仕草だけで20歳の女優が演じきったのである。  本作の重要な要素である“珍妙なジェネレーション・ギャップ”は、生半可な演技では表現できない。そのギャップが生みだすチグハグなギャグを、懇切丁寧に演じることで、初めて笑いが生まれてくるのだ。そしてそれが出来るのは、優れたコメディエンヌとしてのセンスと素質を持つ女優だけだ。
ayakano-sub5-th.png

 自分が若返った事を認識し、傍から見れば危ない人にしか見えない程、全身で喜びを表現する場面での振り切れた演技、同じ戦災孤児である幼馴染、次郎(名バイプレイヤーの志賀廣太郎)との掛け合い漫才のような会話。大鳥節子と名乗り、素性を隠して自分の孫である翼(北村匠海)と、失われた青春を取り戻すべく、バンド活動をする姿(そして彼女の見事な歌唱力に驚嘆させられることは間違いない)。要潤扮する自分より年下の音楽プロデューサーに目を輝かせる姿。どの場面を切り取っても、スクリーンの中を躍動する多部未華子は、生き生きと輝いてみえる。  劇中、戦災孤児だったころの姿や、苦労しながら女手一つで娘を育てる姿をフラッシュバックで見せながら、ザ・フォーク・クルセダーズの名曲「悲しくてやりきれない」を歌う。その歌詞の内容と、節子/カツの人生が重なる瞬間に、観客も思わずもらい泣きすることだろう。それほど多部の感情豊かな歌唱力には心を動かされる。  また、突然失踪してしまった母を探し続ける一人娘、幸恵を演じる小林聡美も、十代から数々のコメディ映画やテレビドラマに出演し、日本映画界でも屈指のコメディエンヌとして知られる女優の一人だ。特に大林信彦監督の名作『転校生』で、男になってしまった女の子を演じ、多くのファンからの称賛を浴びた演技は、未だに語り草になっている。今回、多部がその小林聡美と共演した事が、彼女の演技の表現力向上に影響を与えたように思われてならない。
ayakano-sub3-th.png

 ネタバレになってしまうので、あまり詳しく書けないのがもどかしいが、クライマックスで20歳の姿の母親と娘が対峙するシーンがある。オリジナルの韓国版にも、息子と母との対話シーンとして描かれていたが、本作ではシングルマザーの母親という役柄に変更した事で、“同じ境遇で子供を育ててきた母親同士”という構図が生まれ、やりなおし人生の選択というテーマと、自己犠牲というシリアスなテーマが浮き彫りになってくる。
ayakano-sub7-th.png

 73年の人生をわが子に捧げてきた母親、その母を顧みてこなかった娘との対話は、演技の域を超えて、多部未華子vs小林聡美の女優対決にも見える。そしてその対話シーンの完成度は、双方のコメディエンヌとしてのキャリアを、更に向上させた。そのクライマックスに至るまで、明るいドタバタ人情コメディ作品として楽しませてきた分、観客の感情を徹底的に揺さぶる。  前作『ピース・オブ・ケイク』の体当たり演技で、大人の女優として一皮剥けた姿を披露した多部未華子と、日本のコメディ作品を牽引してきた、倍賞美津子と小林聡美という二人の名女優との共演が、彼女が元来持っていたコメディエンヌとしての素質を、更に際立たせることに成功した。もはや怖いものはない。日本を代表する最強のコメディエンヌの一人に成長したのだ。 ■鶴巻忠弘 映画ライター 1969年生まれ。ノストラダムスの大予言を信じて1999年からフリーのライターとして活動開始。予言が外れた今も活動中。『2001年宇宙の旅』をテアトル東京のシネラマで観た事と、『ワイルドバンチ』70mm版をLAのシネラマドームで観た事を心の糧にしている残念な中年(苦笑)。 ■公開情報 『あやしい彼女』 4月1日(金)より全国ロードショー 出演:多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美 監督:水田伸生 脚本:吉澤智子 音楽:三宅一徳 劇中歌プロデュース:小林武史 製作:「あやカノ」製作委員会 製作幹事:日本テレビ放送網 制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 配給:松竹 (c)2016「あやカノ」製作委員会 (c)2014 CJ E&M CORPORATION 公式サイト:http://ayakano.jp/

多部未華子はコメディエンヌの才能を開花させた 『あやしい彼女』での熱演を分析

【リアルサウンドより】  この春公開される映画『あやしい彼女』で、多部未華子が演じるのは、見た目は20歳だが、中身は73歳という、文字通り“あやしい”ヒロインだ。これまでもテレビドラマや映画で、可愛いだけでなく、ちょっとクセのある個性的なキャラクターを数多く演じてきた彼女が、本作で本格的なコメディエンヌとしての実力と魅力が一気に炸裂した。  2014年に韓国で公開され大ヒットを記録し、後に中国でもリメイクされた『あやしい彼女』。毒舌老婆が突然美しく若返り、失われた青春を取り戻すという基本設定はそのままに、日本版ではところどころにアレンジを加えている。東京の下町を舞台にした人情コメディというテイストで、老若男女に親しみやすい設定になった。なかでも最大の変更点が、倍賞美津子が演じる73歳の主人公・カツの子供を、韓国版での男性大学教授から、小林聡美が演じるシングルマザーの雑誌編集者に変えた事だ。この変更が『あやしい彼女』の日本版に深みと感動を与え、更に多部未華子の演技にも多大な影響を与えることになる。
ayakano-sub2-th.png

 身体が20歳で中身が73歳という強烈なキャラクターを演じるにあたり、多部は数々の松竹喜劇や、重厚な人間ドラマで名をはせた昭和の名女優の演技を、自分の出番が無い時も撮影現場でじっと観察していたという。73歳になりきるため、倍賞の演技のタイミング、仕草、台詞の言い回しを、自分の演技に反映させるために吸収していたのだ。  その涙ぐましい努力の甲斐もあって、白髪交じりのおばさんパーマで73歳のファッションのまま、身体だけが20歳に戻ったカツを演じている多部の、“後姿と台詞の言い回しは完全に73歳の老婆”だが、“顔は20歳なのに表情は覇気の無い73歳の老婆のまま”という演技を、ごく自然に体現することに成功した。73年の人生経験の重みを、表情と仕草だけで20歳の女優が演じきったのである。  本作の重要な要素である“珍妙なジェネレーション・ギャップ”は、生半可な演技では表現できない。そのギャップが生みだすチグハグなギャグを、懇切丁寧に演じることで、初めて笑いが生まれてくるのだ。そしてそれが出来るのは、優れたコメディエンヌとしてのセンスと素質を持つ女優だけだ。
ayakano-sub5-th.png

 自分が若返った事を認識し、傍から見れば危ない人にしか見えない程、全身で喜びを表現する場面での振り切れた演技、同じ戦災孤児である幼馴染、次郎(名バイプレイヤーの志賀廣太郎)との掛け合い漫才のような会話。大鳥節子と名乗り、素性を隠して自分の孫である翼(北村匠海)と、失われた青春を取り戻すべく、バンド活動をする姿(そして彼女の見事な歌唱力に驚嘆させられることは間違いない)。要潤扮する自分より年下の音楽プロデューサーに目を輝かせる姿。どの場面を切り取っても、スクリーンの中を躍動する多部未華子は、生き生きと輝いてみえる。  劇中、戦災孤児だったころの姿や、苦労しながら女手一つで娘を育てる姿をフラッシュバックで見せながら、ザ・フォーク・クルセダーズの名曲「悲しくてやりきれない」を歌う。その歌詞の内容と、節子/カツの人生が重なる瞬間に、観客も思わずもらい泣きすることだろう。それほど多部の感情豊かな歌唱力には心を動かされる。  また、突然失踪してしまった母を探し続ける一人娘、幸恵を演じる小林聡美も、十代から数々のコメディ映画やテレビドラマに出演し、日本映画界でも屈指のコメディエンヌとして知られる女優の一人だ。特に大林信彦監督の名作『転校生』で、男になってしまった女の子を演じ、多くのファンからの称賛を浴びた演技は、未だに語り草になっている。今回、多部がその小林聡美と共演した事が、彼女の演技の表現力向上に影響を与えたように思われてならない。
ayakano-sub3-th.png

 ネタバレになってしまうので、あまり詳しく書けないのがもどかしいが、クライマックスで20歳の姿の母親と娘が対峙するシーンがある。オリジナルの韓国版にも、息子と母との対話シーンとして描かれていたが、本作ではシングルマザーの母親という役柄に変更した事で、“同じ境遇で子供を育ててきた母親同士”という構図が生まれ、やりなおし人生の選択というテーマと、自己犠牲というシリアスなテーマが浮き彫りになってくる。
ayakano-sub7-th.png

 73年の人生をわが子に捧げてきた母親、その母を顧みてこなかった娘との対話は、演技の域を超えて、多部未華子vs小林聡美の女優対決にも見える。そしてその対話シーンの完成度は、双方のコメディエンヌとしてのキャリアを、更に向上させた。そのクライマックスに至るまで、明るいドタバタ人情コメディ作品として楽しませてきた分、観客の感情を徹底的に揺さぶる。  前作『ピース・オブ・ケイク』の体当たり演技で、大人の女優として一皮剥けた姿を披露した多部未華子と、日本のコメディ作品を牽引してきた、倍賞美津子と小林聡美という二人の名女優との共演が、彼女が元来持っていたコメディエンヌとしての素質を、更に際立たせることに成功した。もはや怖いものはない。日本を代表する最強のコメディエンヌの一人に成長したのだ。 ■鶴巻忠弘 映画ライター 1969年生まれ。ノストラダムスの大予言を信じて1999年からフリーのライターとして活動開始。予言が外れた今も活動中。『2001年宇宙の旅』をテアトル東京のシネラマで観た事と、『ワイルドバンチ』70mm版をLAのシネラマドームで観た事を心の糧にしている残念な中年(苦笑)。 ■公開情報 『あやしい彼女』 4月1日(金)より全国ロードショー 出演:多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美 監督:水田伸生 脚本:吉澤智子 音楽:三宅一徳 劇中歌プロデュース:小林武史 製作:「あやカノ」製作委員会 製作幹事:日本テレビ放送網 制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 配給:松竹 (c)2016「あやカノ」製作委員会 (c)2014 CJ E&M CORPORATION 公式サイト:http://ayakano.jp/

安田美沙子、“パイスラッシュ画像”披露でグラビア修正疑惑浮上もファンは興奮 漫画的な恋愛観にも「実績はある」と真似する女性多発?

1603_yasuda.jpg
安田美沙子オフィシャルブログ「MICHAEL(ミチャエル)」より。 
 16日、タレントの安田美沙子が自身のブログに、カバンの紐をたすき掛けにして胸を強調する、通称“パイスラッシュ”状態で撮った画像を投稿。これに対してファンからは「胸は強調されていないが、可愛さ補正で破壊力抜群」「大事なのは胸の大きさではないことを学んだ」などといった歓喜の声が上がっている。 「パイスラッシュの語源は、パイ(π)の間に斜め(/)にたすき掛けされたヒモをイメージして表された記号『π/』に由来していて、パイスラッシュは、通常であれば胸の大きな女性がさらに胸を強調する手段として使われることから、胸の大きくない女性の目には『嫌な女』に映ってしまうようですが、男性からは好感度が高く、『パイスラッシュ ―現代フェティシズム分析―』(エンターブレイン)といった写真集も出版され、女優の吉高由里子が寄せた『世の中の女性達へ。あなたのたすき掛けが、男達の明日へのたすきになるんです』という紹介文は、パイスラッシュ界の名言として語り継がれているようです。安田のパイスラッシュに関して、一部ネット上では『グラビア時代の胸はどこへ消えた?』『Dカップだった筈では?』などといった、グラビア修正疑惑の声が上がっているものの、ファンからは『俺たちの明日へのたすきになる』『世界一幸せなヒモ』などといった声が上がっているようです」(芸能関係者)  安田といえば、ドMであることを公言していることでもファンを興奮させているようだ。 「安田はかつて出演したバラエティ番組で『私、マゾ』『(トイレは)お腹が痛くなるくらい我慢した方が気持ちが良い』などといった発言で、男性ファンを興奮させていました。また、安田の独特の恋愛観を参考にする女性ファンは少なくないようで、昨年10月に放送された『愛され女と独身有田』(日本テレビ系)で、安田が『幸せをつかんだ婚活テク』として、“ちょっと馬鹿っぽく見せて、男性に守ってあげたいと思わせる”テクニックを提言した際には、MCを務めたくりぃむしちゅーの有田哲平や共演者でモデルのMALIAや女優の矢沢心たちから『漫画の世界じゃないの?』『本当にそんなのやる子いるの?』と馬鹿にする声が上がっていたものの、安田といえば過去に柏原収史や城田優といったイケメン俳優との熱愛報道が流れ、14年にはデザイナーの下鳥直之と結婚したという実績があるだけに、女性ファンからは『実際に男からチヤホヤされるのは馬鹿っぽい子だからね』『言い得て妙だと思う』などと支持する声が上がっていたようです」(同)  しかし、今月4日に放送された『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、安田が、過去の交際相手と別れる時、握手と別れのキスをしてきたと説明した際には、ネット上で『意味わからん』『そんなことされたら、相手、未練タラタラになるだろ』など、否定的な声が上がっていたようだ。