May J.が『アナ雪』バッシングを振り返って当時の心境を告白! 「幻聴で"自分の曲じゃないのに"という声が」

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May J.『私のものじゃない、私の歌』(TAC出版)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  May J.といえば、一昨年、映画『アナと雪の女王』の主題歌を歌って、激しいバッシングにさらされたことも知られるが、そのMay J.が最近自伝『私のものじゃない、私の歌』(TAC出版)を出版。その中で、当時の心境や、バッシングについての分析を赤裸々に告白した。  まず彼女は『アナと雪の女王』の主題歌をめぐるバッシングが始まったときのことをこう振り返る。 〈私へのバッシングの声が出始めたとき、正直、最初は"?(はてな)"でした。  Facebookをやっていると、フォローをしなくてもニュースとか入ってくるじゃないですか。で、「May J.はどうしてバッシングされているの?」みたいな、そういうテーマが記事になっているのを見て「え、私、バッシングされているの?」って初めて知ったんです。そこからTwitterとかを追っていくと、「May J.またカバーだし」「私もそう思った。ムカつく」ってどんどんコメントが増えていくんですよ。バッシングってこういう風に広がっていくんだって、すごく怖くなりました〉  当時、『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系)のカラオケ企画に出演し、また、Sugar Soul「Garden」のカバーなどただでさえカバー曲しかヒットのイメージがなかった彼女が、またもや「カバー」(後述するが、劇中歌とエンドソングはアレンジなどが違うため、彼女の「Let It Go〜ありのままで〜」は厳密にはカバーではない)でヒットを飛ばしたことにより、世間からは「便乗している」「調子に乗っている」と受け取られ始めた。  そして、さらにこのバッシングをひどくしたのは、ご存知の通り、エルサ役の吹き替えを担当し、劇中で「Let It Go〜ありのままで〜」を歌った松たか子がメディアでその歌声を披露することは一切なく、一種「神格化」すらされる一方で、May J.はたびたびこの曲をテレビで披露していたことだった。「松たか子バージョンを一度でいいから聴いてみたいのに、聴かされるのはいつもMay J.バージョンの方」。そういった不満がバッシングをより強めていくことになる。  そんな声が上がり始めていた時期の2014年8月10日、彼女は『情熱大陸』(TBS系)に出演するのだが、そこでの発言が、May J.バッシングの声に対し、さらに火に油を注いでしまう。 「なんでエンドソングはMay J.が歌ってるの?という風に思ってる人が多いというのが......。そういう仕組みなんだけどなっていう。全世界で必ず劇中歌の人とエンドソングっていうのはアレンジが違う、そして歌ってる人も違うっていう共通があるんだけど、それを理解されていないのがすごく残念ですよね。それでも自分が日本版の主題歌を担当させていただいているし、しっかりと責任感を持っていい歌を歌い続けるしかないんですよね。人になんと言われようと」  May J.の主張は間違っておらず、『アナと雪の女王』において、ほとんどの国が劇中で歌う歌手とエンドソングで歌う歌手を分けており、そこには〈音楽で走らせるアーティストと、劇中歌で走らせるアーティストを分けることで、楽曲の魅力を幅広く伝えていきたい〉というディズニー側の明確なコンセプトがあった。そして、曲を伝える立場としてブッキングされたMay J.の方がメインでメディアに出演し「Let It Go〜ありのままで〜」という楽曲、および『アナと雪の女王』という映画をプロモーションしてほしいというのもディズニー側の意向だった。  しかし、前述の『情熱大陸』では、発言を編集されていたというのもあり、そのあたりの事情が一切伝わらず、ただただMay J.が不満げに言い訳を言っているというように見えてしまった。  そして、このバッシングの渦中で、さらに彼女を追い込んだのがSNSである。 〈私、ネットで自分がバッシングされているコメントを、よせばいいのについつい見ちゃうんですよ。一時期は見ないようにしていたし、スタッフからもエゴサーチ禁止令が出たんだけど、世間から何て言われているか、どうしても確かめたくなる。見ればショックを受けるってわかっているのにわざわざチェックして、「こんなこと言われているけど、気にしないようにしよう」って思うんです。でも、気にしないと決めた途端、落ち込む。当たり前ですよね(笑)。  多分、当時はちょっとでも、ポジティブな意見を見つけたかったんだと思う。それを見ればちょっとでも救われる気がしていたんですよ。でもネガティブな声のほうが膨大すぎて結局、逆効果でした。見る度にどんどんツラくなって怖くなっていった〉  もうなにを言っても誤解される──。そう悟ったMay J.は発言そのものを自制するようになる。しかし、それがまたもや逆効果を生んでしまう。 〈その頃から、ちょっとでも毒のある言葉は一切、言わなくなったんですよ。元々、毒を吐くタイプじゃないけど、何を聞かれても「そうできたらいいなぁと思います」みたいな、曖昧な表現しかできなくなって、発言の幅がすごく狭くなっていった。で、そうなると絵に描いたような優等生発言しか出てこなくなるから、今度は「May J.はつまらない」って叩かれるわけです〉  こうして、ある種ネットいじめのような状況に陥った彼女が最も追いつめられていたのは、その年の年末だった。心理的なストレスからなのか、この少し前から歌っている途中に急に声が詰まるような症状に見舞われていた彼女は、レコード大賞の時、ついにこんな妄想に襲われる。 〈何が苦しいって、歌う前から「自分の曲じゃないのにレコード大賞で歌っている」っていう批判の声が、心の声として聞こえてくるんですよ、マンガの吹き出しみたいに...。その頃は世間がどういう動きをしているのか、私に対して何を言っているのか予測できるようになっていたから、いまこの瞬間、テレビを観ている人たちはいっせいにツイートしてるって、妄想なんだけど、その絵が浮かんでしまうわけですよ〉  そして、May J.は炎上騒ぎに疲れ果て、心理的ストレスからだんだんと歌うことすらできなくなっていってしまったのだ。  その喧噪が一段落したいま、彼女はこの本の中で、どうしたらあの騒動をうまく回収できたのかを振り返って分析している。 〈野呂さん(引用者注:May J.のマネージャー)に一回、「なんで弱音を正直に吐かないの?」って言われたんです。「聞かれてもないのにわざわざ言う必要はないけど、ショックだったらショックって素直に言えばいいじゃん」って、すっごい怒られた(笑)。野呂さんから見れば私が無理しているのがわかるぶん、強がることで余計アンチを増やして損をしているっていう状況が歯がゆかったみたいです。  でも、私、そのときは強がることが問題だって理解できなかったんですよ。自分のそういう性格がバッシングを加速させているって言われても、「なんでダメなの?」って原因がわからなかった。  私の中には弱音を吐いて共感してもらうっていう発想がないっていうか。弱音を吐くヒマがあったら努力しようって思考回路なんですよ〉  確かに、前述の『情熱大陸』で顔を強ばらせながら発言する様子からは、精いっぱい意地を張って強がり、そして、周囲の罵詈雑言から自分の心を守るため、体全体から相手を拒絶するオーラのようなものさえ感じられた。 〈いま思うと、それって「叩かれるのは私のせい。だったら私がもっとがんばれば何とかなる」っていう着地点に自分を落とし込みたかったんですよね。努力すれば何とかなるってところに解決策を見出したかったというか。そうすれば、そこに向かって進んでいけるから。(中略)  でも当時はそういうとことがまた、叩く人たちからすると、シャクに触るというか...可愛くなかったんでしょうね(笑)。「なんで平気な顔してんの?」って。肩肘張ってがんばる前に素直に弱音を吐いていれば、少し何かが変わっていたのかもしれない...〉  ネットいじめにさらされた芸能人は数多いが、ここまで、冷静に適確に、自己分析し、それをきちんと本で総括したケースはなかなかないだろう。しかし、May J.はけっして、あの騒動を乗り越えたわけではないらしい。 〈「あのバッシングを乗り越えたから、強くなったのでは」みたいなこともよく聞かれるけど、強くはなってないですよ、全然。  特に、"アナ雪"ブームのときは人前で話すことがものすごく怖くなって。ただでさえトークは苦手なのに、ここでさらに怖くなってしまった。それはトラウマでちょっと残っていて、いまでも、なんか言ったらヘンな風に取られるんじゃないかって用心しちゃうんですよ。当時は本当に発言ひとつひとつを批判されていましたからね...〉  これからの時代、SNSやネットで叩かれても気にしない、というある種の鈍感さがないと、有名人をやっていくことは難しいのかもしれない。 (新田 樹)

手越トラウマは消えず?柏木由紀「AKB48総選挙1位」宣言に向けられる冷視線

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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「柏木由紀 3rd ソロライブ 寝ても覚めてもゆきりんワールド ~もっと夢中にさせちゃうぞっ~」
 NEWSの手越祐也との熱愛スキャンダルが発覚して、もう少しで1年。沈黙を貫き続けるAKB48の柏木由紀が、全国ソロライブ「柏木由紀1st LIVE TOUR〜寝ても覚めてもゆきりんワールド 日本縦断みーんな夢中にさせちゃうぞっ?〜」と「第8回AKB選抜総選挙」にチャレンジしようとしている。とくに総選挙は「今年こそもしかしたらもしかするかも……!?」と1位を狙う構えだが、手越祐也の呪縛を抱えたままどこまで順位を伸ばすのか、試されそうだ。
続きは【デイリーニュースオンライン】で読む
      
   
					

ジェフ・ベック、6年ぶりのニューアルバムをリリースへ

ジェフ・ベック(71)が6年ぶりにニューアルバムをリリースすることになった。2010年リリース作『エモーション・アンド・コモーション』ぶりとなるこのアルバムは、まだタイトルが決定していないようだが、7月15日に発売されるジェフの独自の世界を綴った書籍『BECK01』とともに発表される予定だという。  革製で手でとじられた同書籍の限定版には、400枚もの未発表の貴重な写真と思い出の品などが集められ、2万ワードもの文でジェフの軌跡が綴られているほか、ジェフの直筆サイン入りとなっているようだ。 そんなジェフは先日、2010年以来となる新曲『トライバル』をお披露目し、ファンを驚かせていた。 当初ジェフは同曲について、「『トライバル』はロサンゼルスでのレコーディングのときに、一番最初に浮かんだものだったんだ」とコメントしていた。

ジェフ・ベック、6年ぶりのニューアルバムをリリースへ

ジェフ・ベック(71)が6年ぶりにニューアルバムをリリースすることになった。2010年リリース作『エモーション・アンド・コモーション』ぶりとなるこのアルバムは、まだタイトルが決定していないようだが、7月15日に発売されるジェフの独自の世界を綴った書籍『BECK01』とともに発表される予定だという。  革製で手でとじられた同書籍の限定版には、400枚もの未発表の貴重な写真と思い出の品などが集められ、2万ワードもの文でジェフの軌跡が綴られているほか、ジェフの直筆サイン入りとなっているようだ。 そんなジェフは先日、2010年以来となる新曲『トライバル』をお披露目し、ファンを驚かせていた。 当初ジェフは同曲について、「『トライバル』はロサンゼルスでのレコーディングのときに、一番最初に浮かんだものだったんだ」とコメントしていた。

松田龍平はいつから“ゆるキャラ俳優”に!? 不安定かつユニークな特性が培われた背景

【リアルサウンドより】  松田龍平は、クール、ミステリアス、無機質、孤高、冷静沈着といった形容詞が当てはまる、唯一無二の存在感を放つ俳優だ。ところが、4月9日から全国公開される沖田修一監督『モヒカン故郷に帰る』では、モヒカン頭のバンドマン役で主演を務め、今秋に公開が控えている北杜夫の児童文学原作の映画『ぼくのおじさん』では、哲学者で変わり者のおじさん役に初挑戦するなど、かつての硬派でシリアスなイメージから一転、最近では“ゆるキャラ”的な親しみやすさを備えたユニークな役柄を演じることが多くなっている。いったいどこで、松田龍平のキャラクターは変化したのか。  おそらく、松田龍平のイメージを大きく変えたのは、松尾スズキ監督のラブコメディ『恋の門』(2004年)だろう。三枚目に初挑戦した彼は、石で漫画を描く童貞の男という特殊な役で、コスプレをさせられたり、悔しくて走ったり、緊張して吐いたり、エッチを試みるも失敗ばかりのダメな男を演じ、その“ダサかっこいい”魅力を打ち出した。かの『大人計画』を率いる松尾監督の世界に入ると、その孤高さは偏屈さに、クールな佇まいは間抜けな頓馬に変換されてしまうのだ。視点を変えることで彼の面白さを発見したのは、松尾監督の観察力の成せる業である。その11年後に再びタッグを組んだコメディ映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』の舞台挨拶で松尾監督が、「いかにもコメディっぽい人を使うのは安っぽくなると思ったので、龍平君のようなコメディっぽくない人の方が落差があっておもしろいかなと」と、彼をキャスティングした理由を述べていたように、この“落差”こそが、役者としての大きな武器になった。  伝説的俳優・松田優作の長男であり、1999年、鬼才・大島渚監督の遺作『御法度』で映画デビューを果たした松田龍平は、同作で新選組の男たちを虜にする美少年の剣士役を演じ、その色気と冷たい眼差しで注目を集めた。その後、不良高校生たちの痛々しくも鮮烈な日々を切り取った2002年の青春映画『青い春』では、同世代である新井浩文や瑛太といった俳優と共演し、映画界に新風を巻き起こす。その、あまりに“カッコいい”経歴があったからこそ、そのコメディ俳優ぶりはインパクトがあったのである。  だが、昨今の松田龍平の役柄は、単に“かっこいいのが逆に面白い”というだけでもない。イケメンであることが笑いに繋がる例として、竹野内豊が缶コーヒー「Roots」のCMで演じる間の抜けたビジネスマンなどが挙げられるが、いまの彼の演技はそうしたタイプとも少々異なるのだ。  “ゆるキャラ”の提唱者であるみうらじゅんが、その条件のひとつとして「立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること」と挙げているように、どこか不安定さを感じさせるのも魅力のひとつである。彼は、2011年よりスタートした映画『まほろ駅前』シリーズで、瑛太演じる便利屋の多田啓介の元に転がり込んで来る同級生で、“小指を切断した”過去を持つミステリアスな男・行天春彦を演じた。便利屋を手伝うふりをして何にでも首をつっこみ、ヘラヘラしていると思いきや急にキレたりと、まったくつかみ所のない性格は、余計に松田龍平という人物をわからなくさせた。ユーモアと狂気の境が曖昧なところは、『探偵物語』の松田優作にも似ているように感じるが、松田龍平の方がより脱力した雰囲気である。  一方で、30代になった松田龍平は、その演技に独特の繊細さも湛え始めている。2013年の石井裕也監督『舟を編む』では、真面目で人見知り、編集部で十数年ひたすら辞書作りに励む男を丁寧に演じ、第37回日本アカデミー賞主演男優賞に輝いた。話し下手でありながら、その朴訥とした言葉に説得力を宿す演技は、本来の彼らしいものだろう。しかし、ただ真面目でかっこいいだけではないのが、コメディ経験以降の彼の奥深さだ。同年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』では、主人公が所属するアイドルグループのマネージャー・水口役として出演。ぶっきらぼうで興味なさそうなフリをしているくせに、実はあまちゃんを一番応援しているツンデレキャラで、全国のお茶の間に“ゆるくてかっこいい松田龍平”を強く印象付けた。  “ゆるキャラ”的な役どころは、一見すると意外にも感じられるが、実は華々しくも奥行きに富んだキャリアからじっくりと培われてきたものである。今回の『モヒカン故郷に帰る』は、『南極料理人』や『横道世之介』といった作品で、人間の滑稽さをハートフルに描いてきた沖田修一監督によるコメディで、まさに彼に打ってつけの作品といえよう。特有の、クールで繊細なのに、どこか不安定で愛嬌のある絶妙な“ゆるさ”は、同じく独特の雰囲気を持つ前田敦子との共演の中で、どのように発揮されるのだろうか。予想不可能なそのキャラクターから目が離せそうにない。 (文=本 手) ■公開情報 『モヒカン故郷に帰る』 2016年3月26日(土)広島先行公開、4月9日(土)テアトル新宿ほか全国拡大公開 監督・脚本:沖田修一 出演:松田龍平、柄本 明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大 主題歌:細野晴臣「MOHICAN」(Speedstar Records) 音楽:池永正二 配給:東京テアトル (c)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会 公式サイト:mohican-movie.jp

松田龍平はいつから“ゆるキャラ俳優”に!? 不安定かつユニークな特性が培われた背景

【リアルサウンドより】  松田龍平は、クール、ミステリアス、無機質、孤高、冷静沈着といった形容詞が当てはまる、唯一無二の存在感を放つ俳優だ。ところが、4月9日から全国公開される沖田修一監督『モヒカン故郷に帰る』では、モヒカン頭のバンドマン役で主演を務め、今秋に公開が控えている北杜夫の児童文学原作の映画『ぼくのおじさん』では、哲学者で変わり者のおじさん役に初挑戦するなど、かつての硬派でシリアスなイメージから一転、最近では“ゆるキャラ”的な親しみやすさを備えたユニークな役柄を演じることが多くなっている。いったいどこで、松田龍平のキャラクターは変化したのか。  おそらく、松田龍平のイメージを大きく変えたのは、松尾スズキ監督のラブコメディ『恋の門』(2004年)だろう。三枚目に初挑戦した彼は、石で漫画を描く童貞の男という特殊な役で、コスプレをさせられたり、悔しくて走ったり、緊張して吐いたり、エッチを試みるも失敗ばかりのダメな男を演じ、その“ダサかっこいい”魅力を打ち出した。かの『大人計画』を率いる松尾監督の世界に入ると、その孤高さは偏屈さに、クールな佇まいは間抜けな頓馬に変換されてしまうのだ。視点を変えることで彼の面白さを発見したのは、松尾監督の観察力の成せる業である。その11年後に再びタッグを組んだコメディ映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』の舞台挨拶で松尾監督が、「いかにもコメディっぽい人を使うのは安っぽくなると思ったので、龍平君のようなコメディっぽくない人の方が落差があっておもしろいかなと」と、彼をキャスティングした理由を述べていたように、この“落差”こそが、役者としての大きな武器になった。  伝説的俳優・松田優作の長男であり、1999年、鬼才・大島渚監督の遺作『御法度』で映画デビューを果たした松田龍平は、同作で新選組の男たちを虜にする美少年の剣士役を演じ、その色気と冷たい眼差しで注目を集めた。その後、不良高校生たちの痛々しくも鮮烈な日々を切り取った2002年の青春映画『青い春』では、同世代である新井浩文や瑛太といった俳優と共演し、映画界に新風を巻き起こす。その、あまりに“カッコいい”経歴があったからこそ、そのコメディ俳優ぶりはインパクトがあったのである。  だが、昨今の松田龍平の役柄は、単に“かっこいいのが逆に面白い”というだけでもない。イケメンであることが笑いに繋がる例として、竹野内豊が缶コーヒー「Roots」のCMで演じる間の抜けたビジネスマンなどが挙げられるが、いまの彼の演技はそうしたタイプとも少々異なるのだ。  “ゆるキャラ”の提唱者であるみうらじゅんが、その条件のひとつとして「立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること」と挙げているように、どこか不安定さを感じさせるのも魅力のひとつである。彼は、2011年よりスタートした映画『まほろ駅前』シリーズで、瑛太演じる便利屋の多田啓介の元に転がり込んで来る同級生で、“小指を切断した”過去を持つミステリアスな男・行天春彦を演じた。便利屋を手伝うふりをして何にでも首をつっこみ、ヘラヘラしていると思いきや急にキレたりと、まったくつかみ所のない性格は、余計に松田龍平という人物をわからなくさせた。ユーモアと狂気の境が曖昧なところは、『探偵物語』の松田優作にも似ているように感じるが、松田龍平の方がより脱力した雰囲気である。  一方で、30代になった松田龍平は、その演技に独特の繊細さも湛え始めている。2013年の石井裕也監督『舟を編む』では、真面目で人見知り、編集部で十数年ひたすら辞書作りに励む男を丁寧に演じ、第37回日本アカデミー賞主演男優賞に輝いた。話し下手でありながら、その朴訥とした言葉に説得力を宿す演技は、本来の彼らしいものだろう。しかし、ただ真面目でかっこいいだけではないのが、コメディ経験以降の彼の奥深さだ。同年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』では、主人公が所属するアイドルグループのマネージャー・水口役として出演。ぶっきらぼうで興味なさそうなフリをしているくせに、実はあまちゃんを一番応援しているツンデレキャラで、全国のお茶の間に“ゆるくてかっこいい松田龍平”を強く印象付けた。  “ゆるキャラ”的な役どころは、一見すると意外にも感じられるが、実は華々しくも奥行きに富んだキャリアからじっくりと培われてきたものである。今回の『モヒカン故郷に帰る』は、『南極料理人』や『横道世之介』といった作品で、人間の滑稽さをハートフルに描いてきた沖田修一監督によるコメディで、まさに彼に打ってつけの作品といえよう。特有の、クールで繊細なのに、どこか不安定で愛嬌のある絶妙な“ゆるさ”は、同じく独特の雰囲気を持つ前田敦子との共演の中で、どのように発揮されるのだろうか。予想不可能なそのキャラクターから目が離せそうにない。 (文=本 手) ■公開情報 『モヒカン故郷に帰る』 2016年3月26日(土)広島先行公開、4月9日(土)テアトル新宿ほか全国拡大公開 監督・脚本:沖田修一 出演:松田龍平、柄本 明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大 主題歌:細野晴臣「MOHICAN」(Speedstar Records) 音楽:池永正二 配給:東京テアトル (c)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会 公式サイト:mohican-movie.jp

ツキに見放された岩田康誠騎手に「評論家」が浅い意見

 24日に開催される香港のクイーンエリザベス2世C(G1)に出走を予定しているヌーヴォレコルトが、武豊騎手鞍上となることがわかった。オークスを制するなど、この馬の大半のレースに騎乗していたのは岩田康誠騎手だが、痛恨の乗り替わりとなってしまった。  この馬への調教を主な目的として、スポット的にではあるが関東に身を移した岩田騎手。それだけ惚れ込んでいた馬に大舞台で騎乗できないというのは辛いに違いない。  先週大阪杯(G2)に出走したヌーヴォレコルトは、見せ場なく6着に惨敗。スローペースを道中3番手という好意につけての惨敗に、競走馬としての力の低下を感じた人も多かったかもしれないし、キレ味勝負が得意でない部分もあるだろう。その中には「直前の調教がきつすぎた」という意見も多く(ヌーヴォレコルトの直前調教のタイムが破格だった)、その判断をした岩田騎手に責任が......という声があるのも事実だ。  つまり、すべての責任が岩田騎手にあるというわけではない。斎藤誠調教師や厩舎スタッフにも、当然ながら大阪杯の敗戦の原因はある。「誰かが責任を取らなければならない」という状況で、岩田騎手が乗り替わりとなったとも考えられるだろう。  乗り替わった相手が武騎手というのも、理由の一端が見える。武騎手の海外経験の豊富さはもとより、今年はラニでアメリカのケンタッキーダービー(G1)、エイシンヒカリで欧州G1競走にも挑戦することが決まっている。「海外志向」が高まっている武騎手に白羽の矢が立ったと考えれば納得もいくところだ。  岩田騎手としても、現状は海外遠征よりも国内での勝利を伸ばすことに集中したかったという部分もあるのかもしれない。最近の岩田騎手はとにかくツキに見放された感があるが、様々な要因によって競馬の結果や騎手の選択は変わる。それは大前提であり、岩田騎手にも気分一新でがんばっていただきたい。  そんな中、大阪杯の結果に関して「岩田騎手の調教が原因では」と真っ向から批判した人物がいた。    その人物とは、競馬評論家の柏木集保氏。柏木氏はレース終了後、「追い切りは騎乗者の判断だったというが、 さすがに直前の調教がきつすぎた面もあるのではないか。 トップジョッキーは、レースでは一流でも、調教は加減しすぎて調教にならなかったり、 逆に走らせすぎたり、なぜか調教でも一流の乗り手とは限らないケースが多いとされる」と発言。その後「今回のような高速上がりのレースはもともと得意ではなく」などと付け加えている。    ずいぶんはっきりと言うものだと思うと同時に、いろいろと補足情報はあるものの「普通の、誰にでも思いつく浅い見解」と感じた。「競馬評論家」を語るなら、もう少し独自の見解を見せてほしいものだ。後出しジャンケンのように感じてしまった。 (文=ねある子)

能年玲奈の『おそ松さん』コスに腐女子激おこ!? しかし能年は『イナイレ』『銀魂』も見ていた腐女子だった!!

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『能年玲奈』オフィシャルブログより。
 能年玲奈が自身のオフィシャルブログ「07' no-nen」にアップした、大人気TVアニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)のコスプレ姿が賛否両論を招き、大反響となっている。  能年は4月1日にブログで「こんにちは。最近、兄弟で写真を撮りました。六つ子~~。あはは!チョロ、おそ、カラ、トド、一、十四…」と『おそ松さん』に登場する松野家の六つ子たちそれぞれをコスプレして、合成で一枚の写真に加工した画像をアップした。そして「そんなわけないですね!エイプリルフールという事で、嘘の六つ子写真を撮りました。わあー!おそ松さん、六つ子達の悪いヤツなところが好きでした。セリフの掛け合いが面白くって、なにも事件がないのに最高に楽しかった。推し松は十四松です。マッスルマッスル。おそ松さんコスプレ、難しかった~~!それではまた。」と綴り、ブログを締めた。  この写真はTwitterでトレンドに入るほど話題となり、男性ファンからはもちろん「好きやで」「可愛すぎる」「能年ちゃんほんま天使やわ」「わしは孫にしたい」「さすがワイの嫁」と大絶賛の嵐。さらには、普段は安易なアニメコスプレを許さない腐女子からも、「能年玲奈の松コス、クオリティとかは置いといてやる気と可愛さでもう許せちゃうレベル」「コスプレに不快感感じなかったの初めてかも」「意外とクオリティ高くて養える」「能年ちゃんのむつごコスめっちゃ可愛い…一松の全然可愛くない感じが逆に可愛いよ」「あたしも能年玲奈になって松コスしてちやほやされてえな~!」「羽生君に似てる~!」と一定の評価を得ていた。  しかし中には「いたい。久々に本気でイタイ」「これで能年玲奈嫌いになった」「ただアホ毛があるか無いかとおそ松パーカー着てるだけ」「十四松は海パンなのに普通に短パンはいてるからやっぱにわかは嫌いだなあと思うんですよ」「ナニコレキモチワルイ、ふざけてんのか」「能年のおそ松さんコス批判する腐女子どうせブスなんでしょって?そうですが何か?wwww 別に批判しようが肯定しようがその人の勝手じゃんw」と、やっぱり腐女子たちの一部からは厳しい意見も寄せられた。  また、この松コス画像を受けて、彼女ファンの間では「能年ちゃんは腐女子なのか?」との声も多く上がったので、能年の過去のブログをさかのぼってみた。  すると、2010年6月の時点では「私は、オタクなのか?まずそう思いました。いや、違う。私はオタクじゃない!! 少しアニメや漫画に興味があり、ほんの少し詳しいだけだ!!」とオタク説は否定している。しかし11年5月には「アニメ→GOSICKが好きです。あと今期始まった中ではノイタミナ枠の、あの花も凄く良いんですが!Cに注目してます。あとは、新シリーズのイナズマイレブンGO…日常…TIGER&BUNNY…でも…やはり食い込んでくるのは再開した銀魂ですよね…!あと電波女のOP凄くいいです」とさまざまな種類のアニメをみていることを明かし、中でも子ども向けTVアニメながら腐女子に圧倒的な人気の『イナズマイレブン』シリーズ(テレビ東京系)を見ていることから、おのずと“能年腐女子説”疑惑も濃くなるというもの。  そしてさらに同年7月には、ファンからの「好きなアニメは?」との質問に対し「一つを決めるのって難しいですね…。サマーウォーズは何回も見ました。最近、突然思い出してef-a tale of melodies.を見ました。でもなんだかんだ銀魂な気がする」と、前回に引き続きこちらも腐女子人気の高い『銀魂』(テレビ東京系)の名前を出したり、18禁ゲームが原作のアニメ『ef - a tale of melodies.』(AT-Xほか)を見ているマニアックっぷりも明かしている。  能年が腐女子かは定かでないが、アニオタ、かなりアニメ好きなのは間違いないだろう。今回の松コスも流行りに乗っかろうという安易なノリではないようなので、腐女子の方々には同胞だと思って、芸能界に居場所の無い能年を温かく迎え入れてもらいたい。

AKB公式10年史発売記念…暴力団との関係、タレントへのお手つき、盗撮、脱法ハーブ…AKB運営闇の10年史

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『涙は句読点 AKB48公式10年史』(日刊スポーツ出版社)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  先日、横浜スタジアムにて前田敦子らOGメンバーも多数参加しての高橋みなみ卒業コンサートが行われ話題となったAKB48。  AKB48は、2005年12月8日の劇場初公演から10年を迎え、本年3月9日には前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美のOG4名も加えた10周年記念シングル「君はメロディー」を発売。高橋みなみ卒業もあいまって、メモリアルイヤーを祝しての記念事業が多く企画されている。  そのなかのひとつが『涙は句読点 AKB48公式10年史』(日刊スポーツ出版社)。AKB48がこれまで歩んできた道のりを、秋元康、現場スタッフ、所属レコード会社の担当者、古参オタク、さらに卒業メンバーなどのインタビューを交えながら綴った本だ。膨大な情報量が詰まっており、古くからのファンでも知らなかった新事実が多数埋まっている充実の内容となっている。  そんな『涙は句読点』は、峯岸みなみの坊主騒動や指原莉乃のHKT48移籍へつながった「週刊文春」報道、また、14年に岩手県の全国握手会で起きた襲撃事件など、その10年の歴史のなかで抱えた「闇」の部分も隠さずに触れているが、実は終始避けているトピックがひとつある。  それは、AKB48の運営会社であるAKSにまつわる、決して許されないスキャンダルの数々だ。当サイトでは、AKB48公式10年史本の発売を記念して、本のなかでは触れられていない、AKSが残した黒歴史をまとめてみた。国民的アイドルとしての大ブレイクの裏にある、運営のブラック過ぎる悪行の数々を是非ともご覧いただきたい。

●ファンへの裏切り! AKS社長はタレントに手をつけている!

 AKB48の運営母体である株式会社AKSという名の由来は、A(秋元康)K(窪田康志)S(芝幸太郎)だというのはよく知られた話だが、このAKS前社長・窪田氏は自分の手がけるタレントに手をつけているという噂が絶えない。  まず一番最初に名があがったのが、篠田麻里子。「週刊文春」10年2月18日号では「AKB48は事務所社長の「喜び組」」という扇情的タイトルの記事で、篠田が窪田氏と知り合ったのは、彼女が福岡のキャバクラで働いていた時であり、彼が上京への道筋をつくったと報道。また、窪田氏は神戸市内に妻子を残し、自分は都内の高級タワーマンションで生活。そして、篠田もそのマンションの別の部屋に住んでいることから、二人が愛人関係にあるのではと匂わせている。  この記事に対してはAKS側が文藝春秋を提訴。「不適切な関係があったと推認することは難しい。問題になった部分のほとんどは真実ではなく、真実と信じる理由もない」として、「週刊文春」側の敗訴となっている。  窪田氏の名誉はここで守れたかのように見えた──。しかし、その記事から3年後、いよいよ窪田氏がタレントに手をつけていた事実が明るみになる。 「週刊文春」13年5月2日・9日合併号に掲載された河西智美との写真である。ジャージ姿のラフな格好の彼女が窪田氏とともに自宅に入る写真が掲載され、河西智美の恋愛禁止ルール違反、さらに相手が上司である窪田氏との不倫であるとの弁解の余地のない証拠が白日のもとにさらされることになった。河西は握手会の早退が横行するなど、卒業前から我がまま放題が指摘されていたのだが、この写真により、その行動が何のおとがめもなく許されている理由が分かったのだった。

●マネジメント会社取締役の男がメンバーを盗撮

 未成年メンバーも多数所属するAKB48の運営は、親御さんから大事な娘を預かった以上、しっかりと守らなければならない立場にある。だが、あろうことか、AKB48運営にいたある男はその役目を放擲し、彼女たちを歪んだ性的欲求のはけ口に利用していた。 「週刊文春」15年4月2日号では、05年から運営に関わり、07年から10年にかけてはメンバーが所属している芸能事務所office48の取締役を務めた野寺隆志氏が控え室やトイレなどを盗撮し、それらの動画を大量に保管していたと報道。彼はoffice48退社後に小学生に対するわいせつ行為で懲役1年4カ月の実刑判決を受けているが、その捜査のなかで問題の動画ファイルが明るみになったとしている。  野寺氏は、メンバーに理解のある兄貴分のような存在で、皆から信頼の厚い男だったという。そんなスタッフによる卑劣な犯行であった。  また、この件に関して、AKS側は「週刊文春」の取材に、「事実関係を確認できていない」の一点ばりでうやむやに。臭いものにふたをするような対応に終始している。

●AKB48グループ総支配人の脱法ハーブ吸引騒動

 AKB48のスタッフが起こした問題は盗撮だけではない。AKB48グループ総支配人(当時。現在はAKB48グループカスタマーセンター長)の戸賀崎智信氏は、人々に夢を与えるアイドルグループを束ねる人間として決して撮られてはいけない写真を撮られてしまった。 「週刊文春」13年11月28日号には、彼が気持ちよさそうに脱法ハーブを吸引している姿が掲載されファンに衝撃を与えた。しかも、誌面には別の日に吸引している姿も撮られており、多いときで2、30分に一度吸うほどの常習者であるとも報じられている。  彼が愛用していたのは、ビゼ社製の「H」シリーズ12世代。大麻と同じような効能を化学的につくった成分が混ぜられており、記事内では都内でハーブを扱う業者から「玄人(常習者)向けだよ」とのコメントも寄せられている。  彼の悪行はこれだけではない。「週刊文春」は戸賀崎氏を追うなかで撮影された愛人との密会写真も掲載。脱法ハーブは吸うと感度が上がることから、セックスの前に吸う者も多い。彼もその一人だったのだろうか。メンバーには恋愛禁止を強いておきながら、自らは爛れた日々を送る。これではあんまりである。

●杜撰な経理…3年間で5億円の申告漏れを指摘される

 ここまであげてきた事例でも、AKB48に関わるスタッフの破滅っぷりがよく理解いただけたかと思うが、こんな運営だから、当然、経理に関しても杜撰。「週刊文春」15年9月17日号によると、AKSは東京国税局から税務調査を受け、14年11月期までの3年間で約5億円の申告漏れを指摘され、1億円以上の追徴課税を言い渡されたという。  なぜこんなことになったのか。それは、月100万から200万円にもなるというメンバーの高額な家賃や、歯の矯正といった美容関連費など約4億円を経費として計上していたが、これが認められず、メンバーへの寄付金として申告し直すよう求められたからだ。杜撰な経理はこれだけではない。同時に、14年に辞任した窪田前社長による4000万円の交際費も申告し直しになっている。  当サイトでも先日取り上げたが、人気メンバーが続々と卒業し下降線をたどるAKB48陣営の台所事情は大変厳しいようで、握手会などの現場で用意される豪華なケータリングは廃止され、現在は質素な弁当になっているという。このような事態に追い込まれたのも、杜撰な管理および放漫経営が原因の身から出たサビなのかもしれない。

●高橋みなみ、峯岸みなみが電通社員と泥酔パーティーで枕疑惑、未成年飲酒

 AKB48に関わる人々の、少女を預かる大人としての無責任さが最もよくあらわれたのが、「週刊文春」15年4月9日号に掲載された、高橋みなみ・峯岸みなみとAKB48関係スタッフ、カメラマンや電通社員による泥酔パーティー写真だろう。  前述の盗撮犯である野寺氏が所持していたデータのなかに、盗撮画像とともに収められていたことから明るみになったパーティーの写真。この宴は、11年4月8日、高橋みなみの20歳を記念しての誕生パーティーの模様で、高橋みなみがパンツ丸出しで男性スタッフに抱きついたり、峯岸みなみが幼稚園児のコスプレで男性スタッフの膝の上に座ったりと、ファンなら思わず目を背けてしまいたくなるような写真であった。  電通はAKBのスタート直後からプロデュースに関与しており、「やっぱり枕営業をやっているんじゃないか」という疑惑も濃厚になった。  しかも、この件で問題なのは、当時18歳の峯岸みなみがシャンパングラスを片手に楽しそうにしていることだった。顔も明らかに泥酔しているのが分かるほど赤くなっていた。  未成年のタレントを守るどころか、関係者のパーティーで接待をさせる。この一件はAKB運営の体質を明らかにしたといえるだろう。

●ひどすぎる労働環境、AKB48は現代の女工哀史

 アイドルが過酷な労働環境に置かれながらも、その仕事に見合わない薄給でやりがい搾取されている状況は周知の事実だが、それは国民的アイドルのAKB48も同じだった。 「週刊文春」10年5月6日・13日合併号の記事「AKB48は現代の「女工哀史」」で、ある現役メンバーの父親(匿名)が「これほどメチャクチャなら、本音を言えば『AKB48』を辞めさせたい。十代の女の子がこんな思いをしなくていい」と告発。そこで語られているのは、想像以上に「ブラック」なAKB48の労働環境だった。  記事によれば、総選挙でも上位に入り、かなり忙しい日々を送っているというそのメンバーは、休みもほとんどないなか、朝は始発で帰りは終電、家に帰ってきても泥のように眠るだけの日々だという。しかし、それだけの労働にも関わらず、彼女の給料は、なんとわずか月給10万円。もともと事務所との契約では、CDの印税や写真・グッズの売り上げからの歩合収入もあるとされていたのにも関わらず、それに関してもほとんど振り込みがないと語っている。 「女工哀史」という表現がピッタリのブラックな労働環境だが、さらにひどいのは、すべてのメンバーがこのような環境に置かれているわけではなく、一部の運営お気に入りメンバーは裕福で何不自由ない暮らしを送っているということだ。  その一例として、記事では、AKS前社長の窪田康志氏がお気に入りの篠田麻里子をあげている。彼女は自由に使って良いと許可の出た窪田社長名義のカードを所持しており、洋服だけで30万円〜40万円も爆買いしていると裏事情を明かす。AKB48グループは卒業していく者がとにかく多いが、これだけの格差を見せつけられているのなら、それは辞めたくもなるだろう。

●暴力団とも関係が? AKB48創始者のアウトローな過去

 最後にご紹介するのが、AKSの「S」こと、芝幸太郎氏だ。AKB48プロジェクトが走り出すにあたっての資金源はこの芝幸太郎氏によるもの。48という数字が、「4(シ)8(バ)」の語呂合わせであることからも、AKB48プロジェクトにおいて出資者である芝氏の果たした役割の大きさが分かるだろう。  そんな彼の過去について、「週刊新潮」(新潮社)12年9月20日号が暴露した。記事によれば、芝氏は違法な闇金融で詐欺行為をおこなうことで儲け、その金を元手に裏カジノをオープン。大のギャンブル好きで知られる窪田氏と芝氏はそこで出会い、AKB48プロジェクトは始まった。初期のAKB48には、その裏カジノで得た汚れた金が大量に注ぎ込まれていたという。  その記事が世間に出た後、芝氏は「暴力団との付き合いもあった」と書かれたことを問題視、訴訟へと発展する。しかし、「週刊新潮」はそれを受けて次なる記事を掲載した。 「週刊新潮」13年5月30日号には、10年ほど前に撮影されたというある写真を掲載。その写真には、山口組系の幹部や暴力団と近しい関係の総会屋の男らとともに一枚の写真に収まる芝氏の姿が映し出されていた。  初期のAKB48プロジェクトに暴力団との関わりがあったのかどうかは分からないが、この「週刊新潮」の記事により、少なくとも芝氏に暴力団関係者との付き合いが皆無とは言えなくなった。 ………………………………………………………………  AKB48をめぐる「闇」の10年史、いかがだっただろうか? 「週刊文春」「週刊新潮」以外のマスコミはほとんど報道しなかったが、AKB運営の体質は他の芸能事務所以上に「真っ黒」と言っていいだろう。  先日行われた高橋みなみ卒業コンサートのMCでは、2代目の総監督である横山由依が、これからが「AKB48第2章」であると宣言した。第2章ではぜひ、こういった体質を払拭してもらいたいものだ。 (新田 樹)

藤原紀香の“ウェディングハイ”に嫌悪感?歌舞伎界からは微妙な反応

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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「紀香バディ!2 リ・アル」より
 ついに念願の「梨園の妻」になった女優の藤原紀香(44)に激しい逆風が吹いている。ノリノリのツーショット記者会見や子作り宣言でヤル気をアピールしたが、世間から猛バッシング。歌舞伎界からもハシャギぶりをいさめられ、冷たい視線を送られているという。業界内では「二度目の披露宴テレビ中継」が噂されているが、その皮算用にも黄色信号が灯っている状況だ。
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