レッド・ツェッペリン、『天国への階段』の盗作疑惑で訴えられる

レッド・ツェッペリンの結成メンバー、ロバート・プラント(67)とジミー・ペイジ(72)が、あの名曲『天国への階段』のイントロ部分を盗用したとの疑惑で訴えられている。1960年代にレッド・ツェッペリンと共演していたバンド、スピリットを率いていた故ランディ・カリフォルニアが、同曲の制作者としてクレジットに名を連ね、印税の一部を受け取るべきだと主張がなされ、ロバートとジミーは1971年にリリースされた同曲の制作過程について説明せざるを得ない状況となっている。  ロサンゼルス地方裁判所のゲイリー・クラウスナー裁判官は、『天国への階段』の2分間の導入部分とスピリットの楽曲『トーラス』のコード進行に類似性が見られるとしたうえで、陪審での判断が適当と結論づけている。「半音階づつ下がっていく4つのコード進行は音楽業界では一般的であるのが事実であるものの、今回の類似性については、この核となる構成を超えています」「とすれば、この2曲間における『コンセプトや感覚』に対する主観的評価が判断材料となります。もはや裁判官の判断ではなく陪審のほうが適しているでしょう」  この陪審は来月10日から始まる予定だ。 ランディは1997年、当時12歳だった息子を離岸流から救出するためにハワイで溺死しており、ランディの受託者マイケル・スキッドモアが今回の訴訟を起こしたかたちだ。 ランディは若干45歳でこの世を去る少し前に、1968年と1969年にスピリットがレッド・ツェッペリンのサポートアクトをしていた間にロバートとジミーが自身の楽曲『トーラス』をよく聞いていたと主張し、『天国への階段』が自身の曲の盗用だとしたうえで、リスナー誌に自身の不満をこぼしていた。「あいつらは、何百万ドルも稼いで、『ありがとう』とか『ちょっとお金を払おうか?』との一言もなかったよ」「あれは自分には悔しいところだね。いつか、奴らの良心が何か行動を起こしてくれるかもね」 一方のロバートとジミーは、曲の中で使われているコード進行は、一般的過ぎることから、著作権を守られることは難しく、また『天国への階段』はスピリットの音楽を聴く環境にない英ウェールズ地方のコテージ内で制作されたものだと主張している。

なぜ彼らは残虐行為ができるのか? メキシコ犯罪組織との戦い描く『ボーダーライン』が問うもの

【リアルサウンドより】  FBIが指揮する武装チームが誘拐団のアジトに踏み込むと、そこは壁一面に大量の被害者の腐乱死体がびっしりと塗り固められた「死の家」だった。経験豊かで屈強な捜査官でさえ、耐え難い腐臭とおぞましい光景に思わず嘔吐してしまう。エミリー・ブラントが演じる捜査官の目を通し、凶悪化するメキシコの犯罪組織との戦いを描いた本作『ボーダーライン』は、実際の事件を基にした、このおそろしいシーンによって観客に衝撃的な先制パンチを食らわせる。  「なぜ彼らは、こんなにも非人間的な残虐行為ができるのか」  特異な作家性を押し出したミステリー映画で話題を集めてきた、本作の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴは、このクライム・アクション映画の中でも、主人公ケイトの目を通し、やはりある種の謎を観客に投げかけている。今回は、映画ファンの支持も高い『ボーダーライン』の魅力を追いながら、この冒頭で提示された謎の答えを解き明かしていきたい。
20160414-sicario-sub5.png

(c)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 ここで描かれたようなアメリカ国内でのメキシコ犯罪組織の犯行は、彼らの悪行の氷山の一角でしかない。国外での捜査活動を許されないFBIに所属しているケイトは、犯罪組織の中核を叩けないことに不満を感じていた。彼女はアメリカ政府の要請を機に、対策チームに同行し国境を越え、「世界で最も危険」といわれる、メキシコのシウダーフアレス市街に入っていくことになる。そこで目にしたのは、体を切り刻まれ吊り下げられ、路上でさらしものにされたいくつもの死体だった。  ここで描かれる残虐描写は、とくに面白おかしく誇張しているわけではない。実際に2000年以降、メキシコの一部地域の治安は急激に悪化してきている。麻薬を栽培・精製し流通させる、違法で巨額のビジネスを営む「麻薬カルテル」が、このようなおそろしい見せしめと軍隊並みの装備によって街を恐怖支配しているという。現地警察は多くが買収され、凶悪化していく組織のあらゆる犯罪を見逃し協力すらしている。さらにカルテル同士の抗争、武装した自警団や軍隊との攻防など、いくつかの街は日常的な戦闘地域になっており、この「麻薬戦争」の死者は10万人規模ともいわれている。そして麻薬や犯罪者の流入など、その余波はアメリカ社会にも及び、無視できない事態になっているのだ。    「南部ゴシック」と呼ばれる、アメリカ南部の未開的な文化を娯楽的に描く文学ジャンルがあるが、『悪の法則』の脚本を書いた南部文学者コーマック・マッカーシーの作品のように、近年ではメキシコ犯罪の凶悪化にしたがって、このようにメキシコとアメリカとの負の関係が描かれることも多くなってきている。より殺伐とした南部ゴシックとして『ボーダーライン』は、緊張感をはらむ異界への越境作品として、いささか悪趣味な娯楽作として楽しめるものになっている。そのような特異な映像世界を監督とともに作り出しているのが、撮影監督ロジャー・ディーキンスだ。実際の街のロケと美術スタッフ達によって再現されるセット撮影を組み合わせ、ドキュメンタリーと見まがうようなリアリティある世界を作りあげながらも、その映像はときに美学的に先鋭化する。装甲車の中に差し込む光の不気味な美しさは南部ゴシックの手触りであり、必要以上の高度からの俯瞰撮影は、反リアリズム的な抽象表現に近づき、多くの犯罪映画とは区別されるような、ある種の哲学的予感を感じさせ、作品の方向を定めている。ちなみに『プリズナーズ』からのヴィルヌーヴとディーキンスのコンビは、今後製作される『ブレードランナー』続編まで継続が予定されている。
20160414-sicario-sub4.png

(c)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 本作でケイトが帯同したチームは、市街地でいきなり銃撃戦を始めたり、容疑者に拷問を行うなど違法行為を犯し始める。ケイトは作戦に手を貸すことに強い違和感を覚え、チーム自体に疑念を深めていくが、その彼女自身も、やがて違法行為に踏み込む事態に陥っていく。容赦のない悪を倒すためには自分自身すら悪の世界に身を投じなくてはならないだろうか。ケイトはこの善悪の「ボーダーライン」の前で立ち尽くす。作品はそこでの彼女の選択を描くことで、善悪の問題について、観客を甘ったるいヒューマニズムの外に連れ出して考えさせるきっかけを与えている。  映画『ボーダーライン』のアメリカ本国でのタイトルは"Sicario"である。これは、スペイン語で「殺し屋」を意味する言葉だ。本作ではその語源に解説が加えられている。これはもともと「短剣の男」を意味するラテン語で、同時に「武装したユダヤ教の狂信者」、すなわちマントの中に短剣を隠し、異教徒を闇で殺害していたという武力組織「熱心党」の実行部隊のことでもある。キリストが生きていた時代は、彼らによる殺人事件が日常的に多発していたという。 新約聖書のなかでは、十二使徒のひとりに「熱心党のシモン」という人物も登場する。シモンは聖書のなかでも記述が少ない謎の人物で、実際に武力組織に入党していたかどうかは定かではないが、聖人の伝記集「黄金伝説」のなかで、キリスト教に改宗した彼が、異国の地で異教徒の手によって生きたままノコギリで体を切られ吊り下げられるという、まさに本作で描かれたような状況で、殉教者として最期を遂げたことが記されている。
20160414-sicario-sub3.png

(c)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 メキシコ犯罪組織の現在の蛮行は、このような古代や中世の暴力的暗黒時代に世界を引き戻そうとするかのようだ。それを意識したのか、2015年にボスが逮捕された実際の麻薬犯罪組織は、自らを「テンプル騎士団」と名乗っていた。ここでは、非人間的な暴力行為の起源を古代や中世ヨーロッパに求めているのである。暴力行為は全人類に共通する問題である。現代のアメリカですら「衝撃と畏怖」と称しイラクの街を爆撃し見せしめを行うなど、やっていることはメキシコの犯罪者集団に近いものがある。本作の麻薬組織のボスは、このような暴力について「誰がこれを始めた?」と問いかける。それは麻薬戦争の報復合戦を示していると同時に、歴史的、世界的なスケールで我々に突き刺さってくる言葉だ。  「なぜ彼らは、こんなにも非人間的な残虐行為ができるのか」  本作では、ケイトの物語とともに、シウダーフアレスの汚職警官と幼ない息子の物語が並行して語られている。警官は犯罪に加担しながらも、家庭では善き父親として描かれ、息子は典型的なメキシコのサッカー小僧だ。元気にサッカーに興じる少年達のすぐ近くでは、今日も銃声や爆発音が鳴り響いている。彼らはごく一般的な小市民だが、そのような普通の人々までも残虐な暴力や犯罪の世界に、すでに巻き込まれているのだ。キリストの生きた時代、暴力や殺人は日常的な風景だった。その恐怖のなかで生まれる子供達は、モラルから切り離された現実のなかで生きることになる。我々がその時代、その環境に置かれたとしたら、非人間的な残虐行為から果たして無関係でいられるだろうか。『ボーダーライン』の真の凄さは、このように「暴力」というものを、メキシコ麻薬戦争の中だけで完結させず、より大きな枠組みの中で捉えた作り手の確かなまなざしにこそあるだろう。 ■小野寺系(k.onodera) 映画評論家。映画仙人を目指し、作品に合わせ様々な角度から深く映画を語る。やくざ映画上映館にひとり置き去りにされた幼少時代を持つ。Twitter映画批評サイト ■公開情報 『ボーダーライン』 角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほかにて公開中 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 脚本:テイラー・シェリダン 撮影監督:ロジャー・ディーキンス 出演:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン 配給:KADOKAWA 提供:ハピネット/KADOKAWA (c)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. 公式サイト:http://border-line.jp/

なぜ彼らは残虐行為ができるのか? メキシコ犯罪組織との戦い描く『ボーダーライン』が問うもの

【リアルサウンドより】  FBIが指揮する武装チームが誘拐団のアジトに踏み込むと、そこは壁一面に大量の被害者の腐乱死体がびっしりと塗り固められた「死の家」だった。経験豊かで屈強な捜査官でさえ、耐え難い腐臭とおぞましい光景に思わず嘔吐してしまう。エミリー・ブラントが演じる捜査官の目を通し、凶悪化するメキシコの犯罪組織との戦いを描いた本作『ボーダーライン』は、実際の事件を基にした、このおそろしいシーンによって観客に衝撃的な先制パンチを食らわせる。  「なぜ彼らは、こんなにも非人間的な残虐行為ができるのか」  特異な作家性を押し出したミステリー映画で話題を集めてきた、本作の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴは、このクライム・アクション映画の中でも、主人公ケイトの目を通し、やはりある種の謎を観客に投げかけている。今回は、映画ファンの支持も高い『ボーダーライン』の魅力を追いながら、この冒頭で提示された謎の答えを解き明かしていきたい。
20160414-sicario-sub5.png

(c)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 ここで描かれたようなアメリカ国内でのメキシコ犯罪組織の犯行は、彼らの悪行の氷山の一角でしかない。国外での捜査活動を許されないFBIに所属しているケイトは、犯罪組織の中核を叩けないことに不満を感じていた。彼女はアメリカ政府の要請を機に、対策チームに同行し国境を越え、「世界で最も危険」といわれる、メキシコのシウダーフアレス市街に入っていくことになる。そこで目にしたのは、体を切り刻まれ吊り下げられ、路上でさらしものにされたいくつもの死体だった。  ここで描かれる残虐描写は、とくに面白おかしく誇張しているわけではない。実際に2000年以降、メキシコの一部地域の治安は急激に悪化してきている。麻薬を栽培・精製し流通させる、違法で巨額のビジネスを営む「麻薬カルテル」が、このようなおそろしい見せしめと軍隊並みの装備によって街を恐怖支配しているという。現地警察は多くが買収され、凶悪化していく組織のあらゆる犯罪を見逃し協力すらしている。さらにカルテル同士の抗争、武装した自警団や軍隊との攻防など、いくつかの街は日常的な戦闘地域になっており、この「麻薬戦争」の死者は10万人規模ともいわれている。そして麻薬や犯罪者の流入など、その余波はアメリカ社会にも及び、無視できない事態になっているのだ。    「南部ゴシック」と呼ばれる、アメリカ南部の未開的な文化を娯楽的に描く文学ジャンルがあるが、『悪の法則』の脚本を書いた南部文学者コーマック・マッカーシーの作品のように、近年ではメキシコ犯罪の凶悪化にしたがって、このようにメキシコとアメリカとの負の関係が描かれることも多くなってきている。より殺伐とした南部ゴシックとして『ボーダーライン』は、緊張感をはらむ異界への越境作品として、いささか悪趣味な娯楽作として楽しめるものになっている。そのような特異な映像世界を監督とともに作り出しているのが、撮影監督ロジャー・ディーキンスだ。実際の街のロケと美術スタッフ達によって再現されるセット撮影を組み合わせ、ドキュメンタリーと見まがうようなリアリティある世界を作りあげながらも、その映像はときに美学的に先鋭化する。装甲車の中に差し込む光の不気味な美しさは南部ゴシックの手触りであり、必要以上の高度からの俯瞰撮影は、反リアリズム的な抽象表現に近づき、多くの犯罪映画とは区別されるような、ある種の哲学的予感を感じさせ、作品の方向を定めている。ちなみに『プリズナーズ』からのヴィルヌーヴとディーキンスのコンビは、今後製作される『ブレードランナー』続編まで継続が予定されている。
20160414-sicario-sub4.png

(c)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 本作でケイトが帯同したチームは、市街地でいきなり銃撃戦を始めたり、容疑者に拷問を行うなど違法行為を犯し始める。ケイトは作戦に手を貸すことに強い違和感を覚え、チーム自体に疑念を深めていくが、その彼女自身も、やがて違法行為に踏み込む事態に陥っていく。容赦のない悪を倒すためには自分自身すら悪の世界に身を投じなくてはならないだろうか。ケイトはこの善悪の「ボーダーライン」の前で立ち尽くす。作品はそこでの彼女の選択を描くことで、善悪の問題について、観客を甘ったるいヒューマニズムの外に連れ出して考えさせるきっかけを与えている。  映画『ボーダーライン』のアメリカ本国でのタイトルは"Sicario"である。これは、スペイン語で「殺し屋」を意味する言葉だ。本作ではその語源に解説が加えられている。これはもともと「短剣の男」を意味するラテン語で、同時に「武装したユダヤ教の狂信者」、すなわちマントの中に短剣を隠し、異教徒を闇で殺害していたという武力組織「熱心党」の実行部隊のことでもある。キリストが生きていた時代は、彼らによる殺人事件が日常的に多発していたという。 新約聖書のなかでは、十二使徒のひとりに「熱心党のシモン」という人物も登場する。シモンは聖書のなかでも記述が少ない謎の人物で、実際に武力組織に入党していたかどうかは定かではないが、聖人の伝記集「黄金伝説」のなかで、キリスト教に改宗した彼が、異国の地で異教徒の手によって生きたままノコギリで体を切られ吊り下げられるという、まさに本作で描かれたような状況で、殉教者として最期を遂げたことが記されている。
20160414-sicario-sub3.png

(c)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 メキシコ犯罪組織の現在の蛮行は、このような古代や中世の暴力的暗黒時代に世界を引き戻そうとするかのようだ。それを意識したのか、2015年にボスが逮捕された実際の麻薬犯罪組織は、自らを「テンプル騎士団」と名乗っていた。ここでは、非人間的な暴力行為の起源を古代や中世ヨーロッパに求めているのである。暴力行為は全人類に共通する問題である。現代のアメリカですら「衝撃と畏怖」と称しイラクの街を爆撃し見せしめを行うなど、やっていることはメキシコの犯罪者集団に近いものがある。本作の麻薬組織のボスは、このような暴力について「誰がこれを始めた?」と問いかける。それは麻薬戦争の報復合戦を示していると同時に、歴史的、世界的なスケールで我々に突き刺さってくる言葉だ。  「なぜ彼らは、こんなにも非人間的な残虐行為ができるのか」  本作では、ケイトの物語とともに、シウダーフアレスの汚職警官と幼ない息子の物語が並行して語られている。警官は犯罪に加担しながらも、家庭では善き父親として描かれ、息子は典型的なメキシコのサッカー小僧だ。元気にサッカーに興じる少年達のすぐ近くでは、今日も銃声や爆発音が鳴り響いている。彼らはごく一般的な小市民だが、そのような普通の人々までも残虐な暴力や犯罪の世界に、すでに巻き込まれているのだ。キリストの生きた時代、暴力や殺人は日常的な風景だった。その恐怖のなかで生まれる子供達は、モラルから切り離された現実のなかで生きることになる。我々がその時代、その環境に置かれたとしたら、非人間的な残虐行為から果たして無関係でいられるだろうか。『ボーダーライン』の真の凄さは、このように「暴力」というものを、メキシコ麻薬戦争の中だけで完結させず、より大きな枠組みの中で捉えた作り手の確かなまなざしにこそあるだろう。 ■小野寺系(k.onodera) 映画評論家。映画仙人を目指し、作品に合わせ様々な角度から深く映画を語る。やくざ映画上映館にひとり置き去りにされた幼少時代を持つ。Twitter映画批評サイト ■公開情報 『ボーダーライン』 角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほかにて公開中 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 脚本:テイラー・シェリダン 撮影監督:ロジャー・ディーキンス 出演:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン 配給:KADOKAWA 提供:ハピネット/KADOKAWA (c)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. 公式サイト:http://border-line.jp/

「C-C-B」に「歌のおにいさん」連続覚せい剤逮捕! 根深い芸能界薬物汚染の「深層」とカラクリ

 14日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、バンド「C-C-B」の元メンバー・田口智治容疑者(55)が神奈川県警に逮捕された。田口容疑者は昨年7月にも覚せい剤所持で逮捕されており、執行猶予の中にあった。  「またやってしまったか」と田口容疑者の逮捕に世間が耳を傾けたのも束の間、今度はNHKの番組で“歌のお兄さん”として出演していた俳優の杉田光央容疑者が覚醒剤を所持していたとして現行犯逮捕されたと速報が。いったいぜんたい芸能界はどうなっているのだという状況である。  昨年は女優の高部あいが逮捕され、今年に入ってからは元プロ野球選手の清原和博が薬物逮捕と、世間の注目が追いつかないテンポで芸能人が逮捕され続けている。それだけ警察も検挙に力を入れているということなのかもしれないが……。  杉田容疑者に関しては以前より「薬物使用」のウワサが流れており、ネット上でも「やはり本当だったか」「おくすりといっしょだったのね」などのコメントが出ている。同容疑者は慶應義塾大学文学部を卒業して芸能界入り。どちらかというと育ちのいい経歴なのだが、どこで道を踏み外してしまったのか。  今さらな話ではあるが、芸能界は「100か0か」の世界。一時でも注目されればサラリーマンとは比較にならない金銭が一気に転がり込み、生活が一転する。逆に売れなければいつまでも停滞し続けることになり、金銭的な生活不安に襲われる場合が多数。ブレイクのほとんどには法則性もなく、売れても一過性であるパターンも数えればキリがないほど。ジェットコースターのような年月を繰り返す一流芸能人も少なくはない。  華やかなイメージのある芸能界だが、成功できるのはほんの一握りであることは誰もが知るところ。きらびやかなステージを夢見てその世界に入っても、突きつけられるのは厳しい現実ばかりだ。その中でチャンスをつかむ人の話だけが横行することで、盲目的に目指す人が増えるという部分もあるだろう。得たことのない金銭に舞い上がる芸能人、または厳しい現実から逃避したいと願う芸能人は少なくないはずだ。薬物の売人などは、こうした芸能人の心の隙間を見つけて取り入るのが非常に上手いのだろう。  しかし、ストレスのはけ口が「薬物」というのはなんとも悲しい話だ。彼らには悩みやストレスを相談できる友人などはいなかったのだろうか。これほど世間が「芸能界の薬物」に対して敏感になっている中、それでも手を出してしまう人がいるというのが、正直なところ信じられない。  一時の現実逃避、快楽に「薬物」を使用するというのは「ハイリスクノーリターン」である。こうして2人もの逮捕者が出てしまった今、まだまだ芸能界の薬物汚染が深刻なのを露呈してしまった。警察にはぜひ、芸能界の薬物ルートを根絶やしにしていただきたい。

菊地亜美、“裸にエプロン風”の服を着せ、舟山久美子ファンから感謝の雨あられ! 試し撮り画像で整形疑惑再燃?

1604_kikuchi.jpg
菊地亜美 Twitter(@lespros_ami)より。
 6日、タレントの菊地亜美が自身のTwitterに「くみっきーの可愛いショット特別に載せちゃう」と、モデルの舟山久美子がイチゴを手に微笑む姿を投稿。「菊地が撮ってるからこそ見せる、くみっきーのベストスマイル」「自然体の笑顔が可愛すぎる!」と、舟山ファンから興奮と感謝の言葉が雨あられのように飛び交っているようだ。 「菊地と舟山は、お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久とモデルの近藤千尋の結婚式に出席するためハワイを訪れ、2人で買い物する様子を菊地がSNSにアップしていたのですが、舟山の自然体な姿に、『写真集よりも仕上がりがいいかも』『くみっきーとデートしてる感覚が味わえる』と、舟山ファンは感激し、『専属カメラマンになってよ』というオファーまで飛び出していました。菊地が激推しして舟山に買わせたという、肩と胸元、脚を大きく露出させた、見ようによっては“裸にエプロン風”にも見えるセクシーな服を着た舟山の姿には、『スタイリストも兼任かな』『日本で流行らせて欲しい』など、舟山ファン以外も興奮。また、翌日のブログでは、太田&近藤の結婚式で、舟山と近藤の友人らと共に、お揃いのイエロードレスを着て並んだ姿を披露。これには『荘厳な眺め!』『ドラマの撮影みたい。プライベートショットとは思えない』など、ネット上を騒然とさせていたようです」(芸能関係者)  ネット上を騒然とさせたといえば、先月22日に「なんか家で試し撮りしたやつがあった、、なにこれ」とアップした画像も、ネット上を大いに騒然とさせたようだ。 「菊地といえば、パッチリとした大きな目が特徴ですが、アップした画像に写る菊地の瞼は腫れぼったく、ファンでさえも、『これ、本当に亜美ちゃん?』『嘘だ、別人でしょ?』と驚き、疑う事態に。その目に関しては以前から、ネット上で整形疑惑が絶えずささやかれているため、『整形前の画像載せちゃった?』『カミングアウトを決意?』など、疑惑が再燃。また、先月31日に、『すっぴんだし海外ロケでめっちゃ顔焼けたし、髪もキンキンになっちゃった残念』とツイートし、一緒にアップされた画像に関しては、『これ、本当にすっぴんか?』『うっすらメイクしてないか?』との疑惑も。しかし、ファンは、これらの疑惑を全面否定し、『亜美ちゃんはナチュラル美人』と擁護。昨年2月に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!!』(テレビ朝日系)で、キャバクラ嬢をしているという姉とのツーショット写真を菊地が公開した際には、菊地と姉が双子のようにソックリだったため、『これで、整形疑惑は払拭したな』とファンは安堵し、『お姉ちゃんが働いてるお店、教えて!』と沸いていたようです」(同)  ファンからは「姉妹でユニットを組んで欲しい」という要望もあるようだが、騒々しいキャラが災いして、アンチファンも多い菊地だけに、「1人だけでも鬱陶しいんだから勘弁して」「暑苦しい」など、ネット上では反対意見の方が多いようだ。

芸能人が体験した“在日差別”の実態を今こそ知れ! 松田優作、都はるみの苦悩、伊原剛志、玉山鉄二の勇気

zainichi_160414_top.jpg
朴一『僕たちのヒーローはみんな在日だった』(講談社)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  今月4日、自民党が法務部会などの合同会議を開き、ようやくヘイトスピーチ対策法案を了承。公明党との調整を経て、近く国会に提出するとの報道がなされた。  しかし、その一方で、ヘイトスピーチや在日外国人への差別はまったく勢いを失っていない。  ネトウヨたちは相変わらず、ことあるごとに「チョンは日本から出て行け」などと下劣な差別的言辞を撒き散らし、ありもしない「在日特権」なるものをがなりたてている。  いったい彼らは在日韓国人、朝鮮人がこの70年間、どんな苛酷な差別を受け、どう自分の出自に苦悩してきたかを知っているのだろうか。  そうした差別の現実を、芸能人やスポーツ選手にフォーカスをあてることで描いたのが、大阪市立大学大学院経済学部教授・朴一氏による『僕たちのヒーローはみんな在日だった』(講談社)だ。  同書には、力道山をはじめ、自らの出自が明らかになることに怯え、苦悩していた在日の著名人が何人も登場する。  カリスマ俳優、松田優作もそのひとりだ。以前、当サイトでも紹介したことがあるが、松田優作の前妻で、作家の松田美智子氏が死の直後に出版した『永遠の挑発 松田優作との21年』(リム出版新社)、そして2008年同書に加筆する形で出版した手記『越境者 松田優作』(新潮社)でその詳細を記述しており、朴氏もそれを引く形で、松田優作の苦悩を記述している。  松田優作は1949年に下関で生まれた。母のかね子は、朝鮮半島からやってきた在日コリアン一世で、優作は母が36歳の時に不倫した相手との間にできた子だった。  彼の父親は優作が生まれる前に姿を消し、かね子は駄菓子や雑貨を売るよろず屋を営んでいたが、それだけで家族を養っていくことは難しく、店の二階を娼婦に貸し出し、上がりの一部を受け取って家計の足しにしていたという。  このような複雑な生い立ちを抱えていた優作だが、家が女郎屋で劣悪な生活環境にあったことはインタビューでも隠すことなく語っていたものの、自分が金優作という名をもつ韓国籍の在日コリアンだということはかたくなに隠し通していた。それは、「松田は朝鮮人だから付き合うな」などと言われた学生時代の経験から、貧乏だった過去はファンから受け入れられても、生い立ちに関しては受け入れてもらえないだろうという確信があったからだと朴氏は指摘している。  生い立ちを知られたら周囲の人々は自分のもとから去っていってしまう──。その強迫観念は、役者としての活動のみならず、私生活でも優作の心を縛っていく。  60年代後半、文学座に入団し、本格的に演技の勉強を始めたころ、後に最初の妻となる松田美智子と同棲生活を始めるのだが、朴氏は松田美智子の著書から、その時に告げられた衝撃的な一言を紹介している。 「本当のことを知れば、お前は俺から逃げていく。絶対に逃げる」  優作は美智子に自分が在日コリアンであることを告げていなかった。自分の恋人に生まれを明かすことができない。それほど差別意識の強い時代だったのだ。美智子が男と同棲していることを知った彼女の親族による身上調査の結果、後に美智子は優作の過去を知ることになるが、だからといって優作との関係を終わらせることもなく、同棲生活は続いていった。  その後、優作はスターへの階段を順調に昇っていく。そんななか、『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)に出演するようになったとき、優作は美智子に「どうしても、帰化したい。協力してくれ」と頼み込んできたという。それまでも帰化申請を行ったことはあったが、母親が風俗関係の仕事をしていたことなどが問題で受け付けてもらったことはなかった。だが、美智子の家の養子となる道を選べば日本国籍を取得できるかもしれない、彼はそう考えたのだった。俳優として活動し続けるためには、在日であるというルーツを捨てることがその時代どうしても必要だった。少なくとも、彼はそう考えていた。  帰化に際しては膨大な資料を用意しなければならないのだが、そのなかでも彼が最も力を入れて書いた「帰化動機書」を読めば、その当時の差別意識の強さ、そして、その差別に優作がどれだけ追いつめられていたかがよく分かると朴氏は指摘する。 〈僕は今年の七月から日本テレビの『太陽にほえろ!』という人気番組にレギュラーで出演しています。視聴者は子供から大人までと幅広く、家族で楽しめる番組です。僕を応援してくれる人たちも沢山できました。現在は松田優作という通称名を使っているので、番組の関係者にも知られていませんが、もし、僕が在日韓国人であることがわかったら、みなさんが、失望すると思います。特に子供たちは夢を裏切られた気持ちになるでしょう〉(『永遠の挑発 松田優作との21年』より)  このように、日本にはびこる差別に悩んだのは松田優作だけではない。『僕たちのヒーローはみんな在日だった』では、歌手の都はるみもそのひとりだとして、彼女の苦悩に満ちた芸能生活が紹介されている。  都はるみは、48年に在日韓国人の父と日本人の母との間で生まれているが、69年11月に発売された「週刊平凡」(平凡出版)で母の北村松代が娘の出生についてカミングアウト。「朝鮮人と結婚したため、若いときからひどい差別と蔑視を受けてきた。世間を見返すためにどうしても娘を人気歌手に育てねば」と語った。この記事は思った以上の大きな反響を呼び、このまま発言を続けると歌手としての娘のキャリアが絶たれてしまうと判断した母はそれ以降取材をすべて断っている。また、都はるみ本人も、そのことについて口を開くことはなかった。  そうしてこの話題はいったん沈静化したものの、当時はまだまだ差別意識の色濃い時代で、カミングアウトから7年後の76年に都はるみが「北の宿から」でレコード大賞を受賞したとき、〈都はるみの父は日本人ではない。そんな人が賞を取っていいのか〉(産業経済新聞社「週刊サンケイ」76年12月9日号)といったバッシングがメディア上で展開されるなど、都はるみはその歌手人生を通じて差別意識に苦しめられることになる。  70年代以降の演劇を大きく変えた劇作家のつかこうへいも差別意識に苦しめられた著名人だ。朴氏の著書では、韓国出身の父のもとで在日コリアン二世として福岡で生まれ育った彼が後に生い立ちを語った言葉から、差別がつか作品に与えた影響を分析している。 「僕は表向き、差別なんてされたことはないよ、と言うことにしてるんですが、実際はかなりありました。特に福岡県の場合、あのころは韓国が『李承晩ライン』というのを設定してそれを越えた日本の漁船をどんどん拿捕していたころですし、筑波炭坑の坑夫たちは気も荒かったですから、かなり激しい差別がありました。拿捕のニュースが新聞に出た日などは、学校に行きたくないと思った程です」(アプロツーワン「アプロ21」97年1月号)  そんな少年期の思いが、『蒲田行進曲』のヤスなど、後のつかこうへい作品に社会的弱者のキャラクターが多く登場することにつながっていく。実際、彼はこのようにも発言している。 「常に社会の底辺のところで頑張って生きている人に生きがいをもってもらいたい、光を当てて励ましたい」(同上)  こうした著名人たちの体験を読めば、当時の在日韓国人、北朝鮮人がいかに苛烈な差別にさらされ、そのことに苦悩してきたかがよくわかるだろう。  もっとも、こうした空気は90年代後半に入ると、少し薄らいだようにも思える。朴氏も、ほぼ同時期、自分の生まれに関して負い目や苦しさを感じることはなく、むしろ、そのことに誇りをもつ世代が登場してきたと指摘している。  たとえば、俳優の伊原剛志がそうだ。彼は2001年に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際、自分は在日韓国人三世として生まれたことを明かした。さらに、翌年には『日韓友好スペシャル 日本と韓国・愛と哀しみの衝撃実話』(日本テレビ系)という番組に出演。青年時代を過ごした大阪市生野区の在日コリアン居住区を旅し、番組のなかで自分の家族やルーツについて振り返ったのだった。  松田優作らが差別に苦しんだ時代では考えられなかった仕事だが、この番組に出演した後、伊原はこう語る。 「私にとって、自分が何人ということよりも、役者だということのほうが大事なんです。役者は、自分がどういう存在かを知っていないと成り立たないと思う。だから日本人も韓国人も客観的に見れる自分の立場というのは、役者をやるのにかえっていいことだと思っていますよ」(「毎日新聞」02年3月24日付)  俳優の玉山鉄二も同じく自らの出自にプライドをもっている芸能人だ。彼は06年にソウルで開催されたメガボックス日本映画祭に出席し、父親が韓国人であることを明かした。彼は「機会があれば韓国で活動したい」と話すなど、日本と韓国の映画界の橋渡しの役割を担っていく意向も語っている。  こうした在日の著名人たちの勇気あるカミングアウトもあって、一時はそのまま差別はなくなっていくように見えた。  しかし、本稿冒頭でも記したように、その後、時代を逆行するように差別意識は急激な高まりを見せる。朴氏の著書ではこのような揺り戻しについて指摘されていないが、もしもいま、伊原や玉山のようなカミングアウトを行えば、その時点でネトウヨによる罵詈雑言の餌食となり、芸能人としての人気も危ういものとなるだろう。  嫌韓ブーム、在特会やネット右翼によるヘイトスピーチ、安倍政権発足後の日本全体を覆う排外主義的空気によって、いまや、力道山や松田優作が自分の出自が明かされることに恐怖し、苦しんだ時代にまで戻ってしまっている。  我々はもう一度、差別がいかに残酷で人を追いつめるかということを学び直すべきではないのだろうか。 (井川健二)

【日清CM中止騒動】矢口真里がいつまでも復活できない最大の理由とは

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
0414yaguchi.jpeg
 タレントの矢口真里(33)などが出演した、日清食品・カップヌードルのTVCM「OBAKA's大学に春が来た! 篇」の放送中止が4月8日に発表された。日清食品は“カップヌードルのCMに関するお詫び”として謝罪文章をカップヌードルの公式サイトに掲載。放送中止の理由は、CM内での表現が「不倫や虚偽を擁護しているように見える」などと問題視する視聴者の意見が多数寄せられ判断したという。
続きは【デイリーニュースオンライン】で読む
      
   
					

『スター・ウォーズ』アナキン子役ジェイク・ロイド、統合失調症を患う

『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で主役のアナキン・スカイウォーカーを演じたジェイク・ロイドが、総合失調症のため精神病施設に入所した。同人気シリーズの1999年作で幼い頃のアナキンを演じていたジェイクは昨年6月、サウスカロライナ州で時速100マイル(約160キロ)のカーチェイスの末、警察に逮捕されていた。10か月間に渡って刑務所に拘留されていたジェイクだが、今回移動された精神病施設で総合失調症と診断されたという。 母親のリサは、同施設で治療を受けるようになってからジェイクの精神状態が改善したようだとTMZに話している。同サイトによればジェイクの精神科への入所期間は決定されておらず、家族もジェイクの病状が回復することを一番に望んでいることから、それに必要なだけ入院して欲しいと考えているという。 テレビドラマ『アストロノーツ』や映画『バーチャル・ウォーズ3』にも出演したジェイクは以前、『スター・ウォーズ』への出演により自身の生活が「生き地獄」と化したと話していた。「他の子供たちは僕にとても意地悪だったよ。僕のことを見るたびにライトセイバーの音を真似してきたもんさ。すごくひどかったね」「学校生活はとにかく生き地獄だったよ。それに1日60ものインタビューを受けなくちゃいけなかったしね」と当時の辛さを明かしていた。

妊娠中のエミリー・ブラントも登場 『スノーホワイト/氷の王国』LAプレミアにキャスト陣集結

【リアルサウンドより】  5月27日に日本公開される『スノーホワイト/氷の女王』のLAプレミアが、4月11日(現地時間)に、米ロサンゼルスのレジェンシー・ヴィレッジ・シアター、マン・ブルーイン・シアターにて開催され、シャーリーズ・セロン、エミリー・ブラント、ジェシカ・チャステイン、クリス・ヘムズワースらが登壇した。  LAプレミアは、4月22日の北米公開を前に開催されたもの。会場には衣装や魔法の鏡など、実際に撮影で仕様された小道具などが展示される中、多くのファンが詰めかけた。  邪悪な女王・ラヴェンナを演じるシャーリーズ・セロンは、クリスチャン ルブタンのヒールに、肩から背中のラインにかけてテントウ虫やミツバチなどの飾りが付いたクリスチャン ディオールのブラックドレスで現れ、ファンのサインやセルフィーに応じた。ハンターのエリックを演じるクリス・ヘムズワースは、妻のエルサ・パタキーを引き連れ登場。「前作とは違って、ユーモアやロマンスもある。ジェシー(ジェシカ・チャステイン)も自身でアクションをこなしていたり、体を張って挑んでるんだ。ぜひその迫力を映画館で味わってほしいよ!」とコメントを残した。  “氷の女王”フレイヤを演じたエミリー・ブラントは、現在2人目の子どもを妊娠中。氷の女王をイメージした白いマタニティ・ドレスで現れ、「みんなに観てもらうのが本当に楽しみ! 絶対大きいスクリーンで観るべき作品よ!」と作品をアピールした。“戦士”サラを演じたチャステインは、ブラックとメタリックのラインが入ったアルトゥザラのロングドレス姿で登場し、「強い女性を演じられるのが本当に大興奮だったわ! 特にシャーリーズとエミリーが素晴らしいの!」と、セロンとブラントの演技を称賛した。  会場には、小人のニオンを演じたニック・フロスト、メガホンを取ったセドリック・ニコラス=トロイヤン監督、「Castle」で主題歌を担当するホールジーも登場。招待客の中には、クリス・ヘムズワースの弟リアム・ヘムズワースとマイリー・サイラスらの姿も。トロイヤン監督は、「今までは、お姫様が王子様に助けられるおとぎ話が多くあったけど、近年では視点が変わりつつある。娘とよくそういう作品を観ているんだけど、それは本当に素晴らしいことだと思うよ」とコメントした。
20160413-SnowWhite-sub6.png

会場に展示された衣装

20160413-SnowWhite-sub5.png

ホールジー

20160413-SnowWhite-sub3.png

エミリー・ブラント

20160413-SnowWhite-sub4.png

ファンのサインに応じるシャーリーズ・セロン

20160413-SnowWhite-sub7.png

セドリック・ニコラス=トロイヤン監督

■公開情報 『スノーホワイト/氷の女王』 5月27日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー 監督:セドリック・ニコラス=トロイヤン 脚本:エヴァン・スピリオトポウロス、クレイグ・メイジン 製作:ジョー・ロス 「マレフィセント」「アリス・イン・ワンダーランド」 製作総指揮:サラ・ブラッドショウ、パラク・パテル 出演:クリス・ヘムズワース(“ハンター”エリック)、シャーリーズ・セロン(“邪悪な女王”ラヴェンナ)、エミリー・ブラント、(“氷の女王”フレイヤ)、ジェシカ・チャステイン(“戦士”サラ)、ニック・フロスト 原題:The Huntsman: Winter’s War(北米公開日:2016年4月22日) 配給:東宝東和 (c)Universal Pictures 公式サイト:http://snow-movie.jp/

3億円稼いだ現役競走馬がネットオークションへ!『中古』の表記に「命の冒涜」の声もその行方は……

 先日7日、春のG1開催に沸く競馬界に衝撃が走った。  なんと現役バリバリの現役競走馬が“ネットオークション”に出品されたのだ。それも、ここまでの獲得賞金2億9,932万7,000円と「約3億円」に上るダイワマッジョーレが出品されたというから驚きだ。  2012年にJRAでデビューしたダイワマッジョーレは、3歳からバリバリのOP馬として重賞戦線で活躍。2013年のマイルCS(G1)では2着に入るなど、ここまで重賞2勝を挙げているトップマイラー。昨年のマイルCSでも武豊騎手が騎乗するなど、息の長い活躍を見せていた。  しかし、近年は競走成績が下降。今年になって3戦連続で2ケタ着順を記録するなど、浮上の余地が見られなかった。そこで陣営は、本馬のJRA登録抹消を決断。地方競馬に移籍するという方針の中で、新たな馬主を求めてネットオークションに出品されたという経緯だ。  ダイワマッジョーレが出品されたのは、楽天が主催する『サラブレッドオークション』。今回で96回目を迎える現役競走馬のためのオークションであり、これまで数々のJRA所属馬がサラブレッドオークションを通じてJRAから地方への移籍を果たしている。  実は先日、JRA初勝利を飾った話題の藤田菜七子騎手が、先に地方競馬で“デビュー初勝利”を挙げた際の騎乗馬も、このサラブレッドオークションを通じて地方競馬に移籍した馬なのだ。  しかし、これまで数々の実績を上げてきたサラブレッドオークションでも、ダイワマッジョーレほどの“大物”が出品されたのは初めて。現役バリバリのOP馬の登場とあって、さすがに大きな反響を生んだようだ。  特に今回を機に、初めてサラブレッドオークションの存在を知った競馬ファンからは驚きの声と共に、やはりサラブレッドという“生き物”が競売に掛けられることに対して戸惑いの声もあった。   中でも実際にダイワマッジョーレが出品されたオークションページには商品状態という項目には『中古』と表記され、中には「中古品扱いは可哀想」「生命の冒涜じゃないか」「よく知ってる馬だけに切ない」といった声も……。  確かに少し可哀想な気もするが、そもそも競馬とは人間がサラブレッドという“生き物”の命を、自分たちの都合で左右する側面を持ったもの。そういった意味で、まだ地方競馬に活躍の場を求めて移籍できるダイワマッジョーレは、恵まれているという見方もできるのだ。  ちなみにダイワマッジョーレのオークションは7日の午前9時から開始。100万円の入札からスタートした競売は午後8時には1,000万円を超え、最終的には139件の入札があり約1,700万円で落札された。  なお、これはサラブレッドオークション史上最高の落札価格となっている。  この1,700万円という価格が安いのか高いのかは、今後のダイワマッジョーレの活躍に懸かっている。ただ、いずれにせよ、今回の動きがJRAで大きな活躍をした現役競走馬たちの今後の選択肢に影響することは間違いないだろう。  実際に、明日14日開催予定の第97回サラブレッドオークションには“目玉商品”としてブレイズアトレイルが出品予定。こちらも重賞で2着に入るなど、今月10日までJRAのOP馬だったバリバリの現役馬である。  活躍馬が「中古品」として市場に並ぶのは複雑な気持ちだが、いずれはJRAからオークションを通じて地方に移籍するという流れが主流になる時代も来るのかもしれない。