戦々恐々!? 嵐・松本潤主演『99.9』の「懸念」が大きすぎ!?

 嵐の松本潤が主演する『99.9 刑事専門弁護士』(TBS系)が17日に放送開始される。共演に榮倉奈々や香川照之など豪華布陣を敷いていることでも話題だ。『半沢直樹』などヒット作を多数生み出してきた『日曜劇場』枠だけに気合いが入っているのがうかがえる。  2月段階から松本を中心に出演陣が各番組で宣伝を行い、Twitterでも積極的にPRするなど視聴者集めに余念がない同ドラマだが、現状「勝利」を手にできるかは怪しいところだとか......。 「『99.9』の裏番組は、芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックス主演『OUR HOUSE』(フジテレビ系)が放送開始になります。さらにテレビ朝日では人気シリーズ『科捜研の女』のSPを放送するんです。『科捜研』に関しては曜日をわざわざ変えてここにぶつけてきましたからね。これは『99.9』にとっては厳しい船出になるかもしれません」(記者)  もともと「またジャニーズか」と放送決定時点で多くの視聴者が呆れてしまった同ドラマ。前クールの『日曜劇場』がSMAP香取慎吾だったこともあり、ジャニーズ連発という事実に拒否反応を示す人も多いようだ。無論、同ドラマの主人公である「型破りな弁護士」という役を松本が演じることが「ミスキャスト」という声も多く、共演の香川に食われないか、演技面での真価も問われることとなる。  人気作の多い『日曜劇場』で、2月から宣伝に力を入れたにもかかわらず数字が取れないとなれば主演の松本にとっては大きな汚点となりかねないだろう。早期段階で宣伝し放送中だった『家族ノカタチ』(同)の立場をなくさせたのは、SMAP解散騒動の当事者である香取に対するジャニーズ側の"制裁"というウワサもあるが、結果的に『99.9』にもプレッシャーを与える結果となってしまった。これでもしコケたら......のリスクが肥大化した格好である。  松本の気合いのノリは尋常じゃないようで、暇さえあれば先輩俳優の香川に演技に関する質問をしているのだとか。しかし、あまりにも気負っていて空回りする可能性を指摘する声も少なくない。  松本といえば、女優の井上真央と「結婚間際」といわれて久しいが、井上が大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)で歴史的大コケをしたことが記憶に新しい。果たして"お相手"である松本の『99.9』は、この苦境を乗り越えられるのか。まずは第1話の結果に注目だ。

「プリパラおうえん大使」に小島瑠璃子がまさかの就任!! 「こじるりVS橋本環奈」戦争の幕が開かれる!?

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タカラトミーアーツ『プリパラ』スペシャルサイトより。
 13日タカラトミーアーツは、2015年のタレント出演番組本数ランキングの女性部門で王座に立つなど、バラエティ番組に引っ張りだこの小島瑠璃子が、「プリパラおうえん大使」に就任したと発表した。 『プリパラ』はタカラトミーアーツとシンソフィアが共同開発したトレーディングカードゲームのことで、自分だけのキャラクターを作りアイドルチームを結成、アゲアゲのライブデビューをするという、アニメも好調の人気作。『アイカツ!』とはライバル関係でもあり、切磋琢磨しながらファンを獲得し続けている。  そして今回、小島は『プリパラ』側につき、『プリパラ』の魅力を伝えるために5月上旬からCMやキャンペーンビジュアルに出演するという。小島といえば第34回ホリプロスカウトキャラバンで約3万4千人の中からグランプリを受賞し、和田アキ子が司会を務める『アッコにおまかせ!』(TBS系)で全国ネットのテレビに初出演、明るい性格やはきはきした物言いなどがウケ、一躍お茶の間の人気者に。その後も番組出演数は伸び続け、ネットではその活躍ぶりから「モンスター」とささやかれるほどだ。  しかし『プリパラ』やカードゲームとの繋がりはとくに感じられず、ネット上では「『プリパラ』のイメージ全くないけど大丈夫なのか?」「魅力伝えられるほど『プリパラ』興味ないだろ」「突然のこじるりプリパラおうえん大使就任謎すぎ(笑)」と疑問の声が上がっている。  タカラトミーアーツ広報は起用理由について、『おはスタ』(テレビ東京系)などにも出演していて小学生や母親たちに人気があるからと述べているが、ネット上では「ホントはプリパラおじさんからの人気で選んでるだろ」と指摘する声も。 『プリパラ』はおじさんたちからも大人気であり、「子供用ゲームセンターの中で子供を押しのけておじさんが『プリパラ』を独占していた」などの目撃情報もあるほどだ。小島はスポーツニュース番組『S☆1』(TBS系)ではメインキャスターを務め、世のおじさんたちに癒しを届けるなどおじさん人気が高いことから、“裏”の起用理由がささやかれるのもおかしくはない。  また、ライバルの『アイカツ!』オフィシャルパートナーには、千年さんこと橋本環奈が2015シリーズから引き続き2016シリーズでも就任しているので、「『アイカツ!』はオタを味方につけ、『プリパラ』はおじさんを味方につけたか、上手いこと住み分けたじゃないか」「これはある意味こじるりとハシカンの代理戦争だな!オタたちはわかってるよな!」「いやこれは美少女二人の登場により逆に長年続いた戦争が終わる予感も」という声も。  だが、実際小学生女子からも「こういうお姉さんがいたら嬉しい」「いつかこじるりみたいになりたい」「好きすぎてやばい!」と大人気のこじるり。さらに司会もでき、リアクションもそれなりに取れるし、レギュラー出演している『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)でも存在感を残すなど主婦受けも良い。これから「プリパラおうえん大使」としてどのような活動をしていくのか詳しくはわからないが、持ち前のバラエティ適性で『プリパラ』を盛り上げていってくれるだろう。

「プリパラおうえん大使」に小島瑠璃子がまさかの就任!! 「こじるりVS橋本環奈」戦争の幕が開かれる!?

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タカラトミーアーツ『プリパラ』スペシャルサイトより。
 13日タカラトミーアーツは、2015年のタレント出演番組本数ランキングの女性部門で王座に立つなど、バラエティ番組に引っ張りだこの小島瑠璃子が、「プリパラおうえん大使」に就任したと発表した。 『プリパラ』はタカラトミーアーツとシンソフィアが共同開発したトレーディングカードゲームのことで、自分だけのキャラクターを作りアイドルチームを結成、アゲアゲのライブデビューをするという、アニメも好調の人気作。『アイカツ!』とはライバル関係でもあり、切磋琢磨しながらファンを獲得し続けている。  そして今回、小島は『プリパラ』側につき、『プリパラ』の魅力を伝えるために5月上旬からCMやキャンペーンビジュアルに出演するという。小島といえば第34回ホリプロスカウトキャラバンで約3万4千人の中からグランプリを受賞し、和田アキ子が司会を務める『アッコにおまかせ!』(TBS系)で全国ネットのテレビに初出演、明るい性格やはきはきした物言いなどがウケ、一躍お茶の間の人気者に。その後も番組出演数は伸び続け、ネットではその活躍ぶりから「モンスター」とささやかれるほどだ。  しかし『プリパラ』やカードゲームとの繋がりはとくに感じられず、ネット上では「『プリパラ』のイメージ全くないけど大丈夫なのか?」「魅力伝えられるほど『プリパラ』興味ないだろ」「突然のこじるりプリパラおうえん大使就任謎すぎ(笑)」と疑問の声が上がっている。  タカラトミーアーツ広報は起用理由について、『おはスタ』(テレビ東京系)などにも出演していて小学生や母親たちに人気があるからと述べているが、ネット上では「ホントはプリパラおじさんからの人気で選んでるだろ」と指摘する声も。 『プリパラ』はおじさんたちからも大人気であり、「子供用ゲームセンターの中で子供を押しのけておじさんが『プリパラ』を独占していた」などの目撃情報もあるほどだ。小島はスポーツニュース番組『S☆1』(TBS系)ではメインキャスターを務め、世のおじさんたちに癒しを届けるなどおじさん人気が高いことから、“裏”の起用理由がささやかれるのもおかしくはない。  また、ライバルの『アイカツ!』オフィシャルパートナーには、千年さんこと橋本環奈が2015シリーズから引き続き2016シリーズでも就任しているので、「『アイカツ!』はオタを味方につけ、『プリパラ』はおじさんを味方につけたか、上手いこと住み分けたじゃないか」「これはある意味こじるりとハシカンの代理戦争だな!オタたちはわかってるよな!」「いやこれは美少女二人の登場により逆に長年続いた戦争が終わる予感も」という声も。  だが、実際小学生女子からも「こういうお姉さんがいたら嬉しい」「いつかこじるりみたいになりたい」「好きすぎてやばい!」と大人気のこじるり。さらに司会もでき、リアクションもそれなりに取れるし、レギュラー出演している『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)でも存在感を残すなど主婦受けも良い。これから「プリパラおうえん大使」としてどのような活動をしていくのか詳しくはわからないが、持ち前のバラエティ適性で『プリパラ』を盛り上げていってくれるだろう。

地震で放映中止、松本人志『ワイドナショー』の安倍首相出演はそもそも放送法違反だ! 選挙テコ入れ協力の偏向

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左・安倍晋三公式サイト/右・右・フジテレビ『 ワイドナショー』番組ページより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  本日、放送される予定だった安倍首相出演の『ワイドナショー』(フジテレビ)だが、熊本大地震発生のため中止となった。安倍首相が同番組の収録に参加したのは、14日夕方。その後、21時26分に最初の地震が起こり、昨日16日深夜の本震によって被害がさらに拡大したことを受け、放送見送りを決定したようだ。  番組では、松本人志をはじめ、MCの東野幸治、南海キャンディーズの山里亮太、指原莉乃、社会学者の古市憲寿らゲストとともに安倍首相がフリートークに参加したといい、古市氏も番組休止決定後に〈東野さんが安倍首相に「気が短いんじゃないか」と突っ込んでいたり、木曜日夕方の収録はとても面白かったです〉とツイートしている。緊迫した救出活動がつづき、多発する大きな地震に不安が増す被災地のことを考えると、呑気に放送する内容ではなく、中止は当然といえる。  だが、地震の有無とは関係なく、この時期に安倍首相が出演する情報バラエティ番組を放送することは“暴挙”だった。  というのは、今月12日に北海道5区と京都3区で衆議院補欠選挙が告示、現在は選挙期間中だからだ。  そもそも、自民党は2014年の総選挙時に、在京テレビキー局に対し“選挙期間中は公平中立、公正な報道を”という文書を送りつけている。この文書送付は、解散当日に安倍首相が生出演した『NEWS23』(TBS)で、アベノミクスの効果を実感しないという街頭インタビューの内容に安倍首相がキレたことがきっかけだった。つまり自民党は、この文書によって「選挙期間中の自民党批判はやめろ」という圧力をかけたのだ。  他方、選挙期間中に自民党の党首である総理が野党の同席もなく単独でテレビに出演し、和やかに芸能人たちとトークを繰り広げる……。これこそ“公正中立”に反した放送法違反だと言うべき行為だろう。  事実、安倍首相が今回、『ワイドナショー』への出演を決めた背景には、参院選の前哨戦といわれる補選での“劣勢”が関係している。 「『ワイドナショー』への出演が発表されたのは今月の10日ですが、じつは急に出演が決まった。その裏には、4月のはじめに北海道新聞が出した補選の調査結果があります。町村信孝元官房長官の娘婿である和田義明候補が野党の池田真紀候補に4ポイント差で負けているというもので、この調査データに自民党は真っ青。なにせ町村さんの盤石な地盤を引き継いだ“弔い合戦”にもかかわらず、この結果ですから。これはまずいということで、安倍首相自ら北海道の有力者へ次々に“直電”するなど対策を講じていましたが、一気に巻き上げるため、もっとも訴求力があるテレビ出演を決めたんです」(新聞社政治部記者)  さらに、安倍首相を駆り立てているのは、北海道5区での形勢不利だけではない。本サイトで既報の通り、党本部が調査会社を使ってひそかに行った衆院選の情勢調査データも想定を大きく下回り“過半数割れ”の可能性が出てきてしまった。そのためにも今回の補選は、絶対に負けられない選挙なのだ。  直接、補選のアピールをすることはなくても、“党の顔”である安倍首相の良いイメージを植え付けられる番組は何か──そこで選ばれたのが、『ワイドナショー』だったというわけだ。  たしかに、『ワイドナショー』は安倍首相にとって現在、最高にアピールできる番組だろう。同番組は10%台を叩き出すこともめずらしくない高視聴率を維持しているだけでなく、毎回と言っていいほど番組内での松本や出演者のコメントはYahoo!ニュースで取り上げられ、大きな注目を集めている。  だが、安倍首相が『ワイドナショー』に白羽の矢を立てたのは、これだけが理由ではないだろう。それはずばり、松本人志の存在だ。 「安保法制が議論になっていた際も、松本氏は番組内で『安保法制反対は平和ボケ』『反対するなら“対案”を出せ』などと安倍首相とまったく同じ主張を行い、安倍首相の愛読誌である『正論』も松本氏を褒め称えていました。安倍首相にもこうした松本氏の言動はもちろん伝わっています。安倍首相は松本氏のことを“もっとも社会に影響力のある自分の理解者”と捉えているはずですよ」(同前)  安倍首相は、昨年の安保法制の採決前にも、『みんなのニュース』(フジテレビ)や『情報ライブ ミヤネ屋』『そこまで言って委員会NP』(ともに読売テレビ)などの民放番組に出演しているが、いずれも自分を味方してくれるテレビ局であり、『みんなのニュース』で“火事のたとえ話”によって炎上して以降は、宮根誠司や辛坊治郎、青山和弘・日本テレビ政治部副部長など、自分を擁護してくれる出演者がいる番組を選んできた。  そして、今回の『ワイドナショー』には、自分と同じような思想をもつ松本という力強い味方がいる。しかも、東野や山里、指原といった芸能人たちが松本と安倍首相に本気で噛みつくことなどあるわけがなく、同じく古市にしても自民党の“歴史修正運動”である「歴史を学び未来を考える本部」のオブザーバーであり、大きな心配はない。……安倍首相はきっと、大船に乗ったつもりで番組収録に参加したはずだ。  しかし、繰り返すが、いまは選挙期間中だ。「公平中立」をもち出すならば、少なくとも野党の議員を同席させるか、あるいはジャーナリズムの原則に従って番組が政権に批判的に迫ることができなければ、公共の電波を使った政権のたんなるPRの場となってしまう。よって、このような首相単独のテレビ出演は行うべきではない。今回の『ワイドナショー』は放送法に抵触する問題であり、放送見送りは地震とは関係なく、当然なされるべき処置だったのだ。  こうした安倍首相のなりふり構わないメディアの“私物化”は論外の行為だが、それにしても、自身の番組が政治に利用されることを受け入れるとは、松本人志もどうかしていると思わざるをえない。  松本人志の性格と権力を考えた場合、フジテレビだけで『ワイドナショー』の出演者を勝手に決めることはありえない。相手が安倍首相であっても、必ず、松本に事前におうかがいをたてているはずだ。これはつまり、松本自身も安倍首相に尻尾を振って、出演を歓迎したということだ。  それでも、番組中に誰かが厳しい批判でもしているのであれば、救いがあるが、これもほとんど期待できない。それは前述した古市氏のツイッターを見ても明らかだ。古市氏は番組内容が〈とても面白かった〉具体例として、〈東野さんが安倍首相に「気が短いんじゃないか」と突っ込んでいた〉と挙げているのだが、これは逆にいうと、その程度しか突っ込めていない、ということだろう。  同じく古市氏のツイートによると、今回の安倍首相出演回は〈再来週以降で放送予定〉とのこと。本サイトでは引きつづき、この安倍首相のメディア私物化問題を注視していきたいと思う。 (水井多賀子)

地震で放映中止、松本人志『ワイドナショー』の安倍首相出演はそもそも放送法違反だ! 選挙テコ入れ協力の偏向

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左・安倍晋三公式サイト/右・右・フジテレビ『 ワイドナショー』番組ページより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  本日、放送される予定だった安倍首相出演の『ワイドナショー』(フジテレビ)だが、熊本大地震発生のため中止となった。安倍首相が同番組の収録に参加したのは、14日夕方。その後、21時26分に最初の地震が起こり、昨日16日深夜の本震によって被害がさらに拡大したことを受け、放送見送りを決定したようだ。  番組では、松本人志をはじめ、MCの東野幸治、南海キャンディーズの山里亮太、指原莉乃、社会学者の古市憲寿らゲストとともに安倍首相がフリートークに参加したといい、古市氏も番組休止決定後に〈東野さんが安倍首相に「気が短いんじゃないか」と突っ込んでいたり、木曜日夕方の収録はとても面白かったです〉とツイートしている。緊迫した救出活動がつづき、多発する大きな地震に不安が増す被災地のことを考えると、呑気に放送する内容ではなく、中止は当然といえる。  だが、地震の有無とは関係なく、この時期に安倍首相が出演する情報バラエティ番組を放送することは“暴挙”だった。  というのは、今月12日に北海道5区と京都3区で衆議院補欠選挙が告示、現在は選挙期間中だからだ。  そもそも、自民党は2014年の総選挙時に、在京テレビキー局に対し“選挙期間中は公平中立、公正な報道を”という文書を送りつけている。この文書送付は、解散当日に安倍首相が生出演した『NEWS23』(TBS)で、アベノミクスの効果を実感しないという街頭インタビューの内容に安倍首相がキレたことがきっかけだった。つまり自民党は、この文書によって「選挙期間中の自民党批判はやめろ」という圧力をかけたのだ。  他方、選挙期間中に自民党の党首である総理が野党の同席もなく単独でテレビに出演し、和やかに芸能人たちとトークを繰り広げる……。これこそ“公正中立”に反した放送法違反だと言うべき行為だろう。  事実、安倍首相が今回、『ワイドナショー』への出演を決めた背景には、参院選の前哨戦といわれる補選での“劣勢”が関係している。 「『ワイドナショー』への出演が発表されたのは今月の10日ですが、じつは急に出演が決まった。その裏には、4月のはじめに北海道新聞が出した補選の調査結果があります。町村信孝元官房長官の娘婿である和田義明候補が野党の池田真紀候補に4ポイント差で負けているというもので、この調査データに自民党は真っ青。なにせ町村さんの盤石な地盤を引き継いだ“弔い合戦”にもかかわらず、この結果ですから。これはまずいということで、安倍首相自ら北海道の有力者へ次々に“直電”するなど対策を講じていましたが、一気に巻き上げるため、もっとも訴求力があるテレビ出演を決めたんです」(新聞社政治部記者)  さらに、安倍首相を駆り立てているのは、北海道5区での形勢不利だけではない。本サイトで既報の通り、党本部が調査会社を使ってひそかに行った衆院選の情勢調査データも想定を大きく下回り“過半数割れ”の可能性が出てきてしまった。そのためにも今回の補選は、絶対に負けられない選挙なのだ。  直接、補選のアピールをすることはなくても、“党の顔”である安倍首相の良いイメージを植え付けられる番組は何か──そこで選ばれたのが、『ワイドナショー』だったというわけだ。  たしかに、『ワイドナショー』は安倍首相にとって現在、最高にアピールできる番組だろう。同番組は10%台を叩き出すこともめずらしくない高視聴率を維持しているだけでなく、毎回と言っていいほど番組内での松本や出演者のコメントはYahoo!ニュースで取り上げられ、大きな注目を集めている。  だが、安倍首相が『ワイドナショー』に白羽の矢を立てたのは、これだけが理由ではないだろう。それはずばり、松本人志の存在だ。 「安保法制が議論になっていた際も、松本氏は番組内で『安保法制反対は平和ボケ』『反対するなら“対案”を出せ』などと安倍首相とまったく同じ主張を行い、安倍首相の愛読誌である『正論』も松本氏を褒め称えていました。安倍首相にもこうした松本氏の言動はもちろん伝わっています。安倍首相は松本氏のことを“もっとも社会に影響力のある自分の理解者”と捉えているはずですよ」(同前)  安倍首相は、昨年の安保法制の採決前にも、『みんなのニュース』(フジテレビ)や『情報ライブ ミヤネ屋』『そこまで言って委員会NP』(ともに読売テレビ)などの民放番組に出演しているが、いずれも自分を味方してくれるテレビ局であり、『みんなのニュース』で“火事のたとえ話”によって炎上して以降は、宮根誠司や辛坊治郎、青山和弘・日本テレビ政治部副部長など、自分を擁護してくれる出演者がいる番組を選んできた。  そして、今回の『ワイドナショー』には、自分と同じような思想をもつ松本という力強い味方がいる。しかも、東野や山里、指原といった芸能人たちが松本と安倍首相に本気で噛みつくことなどあるわけがなく、同じく古市にしても自民党の“歴史修正運動”である「歴史を学び未来を考える本部」のオブザーバーであり、大きな心配はない。……安倍首相はきっと、大船に乗ったつもりで番組収録に参加したはずだ。  しかし、繰り返すが、いまは選挙期間中だ。「公平中立」をもち出すならば、少なくとも野党の議員を同席させるか、あるいはジャーナリズムの原則に従って番組が政権に批判的に迫ることができなければ、公共の電波を使った政権のたんなるPRの場となってしまう。よって、このような首相単独のテレビ出演は行うべきではない。今回の『ワイドナショー』は放送法に抵触する問題であり、放送見送りは地震とは関係なく、当然なされるべき処置だったのだ。  こうした安倍首相のなりふり構わないメディアの“私物化”は論外の行為だが、それにしても、自身の番組が政治に利用されることを受け入れるとは、松本人志もどうかしていると思わざるをえない。  松本人志の性格と権力を考えた場合、フジテレビだけで『ワイドナショー』の出演者を勝手に決めることはありえない。相手が安倍首相であっても、必ず、松本に事前におうかがいをたてているはずだ。これはつまり、松本自身も安倍首相に尻尾を振って、出演を歓迎したということだ。  それでも、番組中に誰かが厳しい批判でもしているのであれば、救いがあるが、これもほとんど期待できない。それは前述した古市氏のツイッターを見ても明らかだ。古市氏は番組内容が〈とても面白かった〉具体例として、〈東野さんが安倍首相に「気が短いんじゃないか」と突っ込んでいた〉と挙げているのだが、これは逆にいうと、その程度しか突っ込めていない、ということだろう。  同じく古市氏のツイートによると、今回の安倍首相出演回は〈再来週以降で放送予定〉とのこと。本サイトでは引きつづき、この安倍首相のメディア私物化問題を注視していきたいと思う。 (水井多賀子)

吉田羊がテレビから消える可能性?ジャニーズとの”禁断愛”の系譜

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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公式プロフィールより
 NHKの大河ドラマ『真田丸』にも出演するなど、現在女優としてその地位を確立しつつある吉田羊(42)が、4月11日発売の週刊ポストに“初スキャンダル”された。お相手は、ジャニーズ事務所の人気グループ、Hey!Say!JUMPの中島裕翔(22)。長身のイケメンで、過去には女性誌で「最強年下男子」として特集された今をときめくアイドルだ。
続きは【デイリーニュースオンライン】で読む
      
   
					

エディ・マーフィー、第9子は女の子!

エディ・マーフィー(55)の第9子が女の子であることが分かった。3年間交際中のオーストラリア人モデルの恋人ペイジ・ブッチャーとの間の第1子となる女児が来月に誕生予定であるという。生まれてくる子供の性別についてビバリーヒルズでパパラッチから尋ねられたエディは「女の子だよ」と答えたのだという。 エディは22年間の結婚生活の末、2006年に破局を迎えた元妻ニコール・マーフィーとの間にブリア(25)、マイルズ(22)、シェイン(21)、ゾラ(15)、ベラ(13)の5人の子どもをもうけており、さらにはポーレット・マクニーリーとの間に息子エリック(26)、タマラ・フッドとの間に息子クリスチャン(25)、元スパイス・ガールズのメルBとの間にも娘エンジェルちゃん(8)を持つ。 エディがペイジとの初めての子どもを授かった発表した当時、ある関係者は「エディは家庭をとても大切にする男性で、すべての自分の子どもたちを愛しています。そして彼は今、新たな子どもが出来たことにとてもワクワクしていますよ」「4人の女性との間に8人の子どもを持つエディですが、彼らは一緒に休暇に出かけたりスポーツイベントを行ったり、エディの家で遊んだりと混ざり合った大きな一つの家族なんです」「子ども同士も仲良しですし、女性達同士もそれぞれ新たな相手がいますのでとてもうまくいっていますよ」と話していた。

『デアデビル』主演チャーリー・コックスが語る、スーパーヒーローの葛藤 「人間くささは、演じるときの醍醐味でもある」

【リアルサウンドより】  アベンジャーズに並び、マーベルコミックスを代表するヒーローとして愛されるデアデビルは、悪を裁く存在でありつつも、“不殺”をモットーにする異色のヒーローだ。Netflixオリジナルドラマとして配信されている『デアデビル』は、NYに実在する街“ヘルズキッチン”を舞台に、昼は盲目の弁護士、夜は悪人を一掃するデアデビルとして街を守る主人公、マット・マードックの活躍を描く。登場人物たちの心の葛藤を浮き彫りにする濃厚な人間ドラマや、CGを使わないリアルアクションで人気を呼んでいる。さらに、2016年の3月から配信されているシーズン2では、多くのファンを持つ新キャラ、フランク・キャッスル(パニッシャー)やエレクトラが登場し、ますます盛り上がりを見せていく。今回は、主人公のマット・マードックを演じ、初来日を果たしたチャーリー・コックスに、本作の見どころや主人公マットの魅力を聞いてみた。
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チャーリー・コックス

ーー主人公のマット・マードックは、シーズン1の最終話に本当の意味でデアデビルになりましたね。シーズン1とシーズン2では、同一人物でありながらも、マットの内面は大きく変化していると感じました。 チャーリー・コックス(以下、チャーリー):シーズン1のマットは、カトリック教徒であることや弁護士という職業から、デアデビルになることが正しいのか、その活動が本当に人のためになっているのか、ずっと心の中で問い続けているんだ。シーズン1の最終局面でウィルソン・フィスクが逮捕された時、ようやくマットは自分の行いが間違っていなかったと思えるようになるんだ。けど、シーズン2の冒頭を見ると、マットが傲慢さを持ち始めていることがわかる。彼は自分の行動に誇りを感じるようになり、スーパーヒーローとしてのエゴを見せるようになるんだ。でも、すぐにその考えは間違いだったと打ちのめされることになる。マットとは異なる正義感や信念を持つフランクと出会い、彼の中に再び疑問が芽生えることになるからね。 ーー手段は違いますが、フランクはデアデビルと同じく正義の心を持っているキャラだと思います。 チャーリー:「悪人はすべて殺してしまえばいい」という考えを持つパニッシャーと邂逅したことで、マットはデアデビルとして行ってきた活動が正しかったのか、再び自問自答するようになるんだ。もしかすると自分の行動が引き金になり、他のヴィジランテ(自警団)が過激な活動を行いやすい環境を作ってしまったのではないか、と。ただ、シーズン2で彼は気付くんだ。正しいとも、間違いとも言えない、グレーのエリアが存在するのではないかって。フィスコやパニッシャー、そしてマットも、みんなやり方は違うけど根本は人や街を良くしたいという願いがあるからね。スーパーヒーローでありながら、そういう心の中で葛藤してしまう人間くささは、演じるときの醍醐味でもあるんだ。
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ーーシーズン2では、新しいヒロインとしてマットの元恋人・エレクトラが登場します。カレンとエレクトラ、タイプが正反対のヒロインの間で揺れ動くマットの心理描写も見どころのひとつだと感じました。 チャーリー:僕が面白いと感じるのは、マットがどっちの女性に対してもありのままの姿を見せているところだ。それぞれ見せている面は違うけどね。例えば、カレンといる時のマットは、自分が理想に思っている姿でいることができる。あるいは、彼女がそれを引き出してくれていると言える。親切で自分よりも他人を大切にすることができて、それを法律に則った形で叶えようとしていくんだ。問題があるとすれば、彼女がマットのダークな側面を知らないことだろうね。一方、エレクトラはカレンとは真逆で、マットがデアデビルでいることを肯定してくれる。白黒決めることを押し付けないから、そのことに対して葛藤してきたマットにとってはすごく安らぎになっているんだ。マットが抱える闇を理解してくれる存在だと言えるね。タイプが相反するものを同時に求めてしまうことで、マットの気持ちは引き裂かれるような状態にあるんじゃないかな。 ーーフランクとエレクトラの登場によって、シーズン1以上にマットの二面性が強調されているようですね。マットとの共通点や演じる際に意識したことはありますか? チャーリー:僕はどんなキャラクターを演じる時も、自身と役の共通している特徴と共通していない特徴を、あらかじめ確認するようにしているんだ。ただ、どんな特徴でも人生のある局面で一度は触れているものだと思っている。その中で長く触れ続けたものが、その人のキャラクターになっていく、と僕は考えているんだ。例えば、僕が過去に演じた『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』のオーウェンと、今回のマットも共通する特徴はあると思うし、もちろん僕とマットにも似ている部分もあると思う。まぁ、僕はマットほどイケてないけどね(笑)。でも、日常生活において僕の方が彼よりも感情を抑制できると思うよ。
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ーーほかのアメコミヒーローと比較して、デアデビルはより人間味のあるヒーローだと思います。マットという役を演じることで影響を受けた部分はありますか? チャーリー:他のスーパーヒーローたちと比べて、デアデビルは演じやすいキャラクターだと思っている。何かを救うために緑色のモンスターになる必要もないし(笑)、特殊な能力も持っていないからね。アベンジャーズが世界や宇宙を守るのに対して、マットが守るのはヘルズキッチンという町のストリートだ。限定された地域の中で悪人とも一人ずつ戦っていく。戦いの中で生まれる葛藤に苦しみながら少しずつヒーローとして覚醒していく姿は、すごく人間的で身近に感じられるんだ。なにより、社会という名の抗い難い巨大なシステムの中で、自分の無力さを感じながらも、町を良くするためにできることをひとつずつ行動していくところは尊敬しているよ。背負っているものに押しつぶされることなく、毎日に希望を持ちながら、一歩ずつ前進していくところは、僕自身がマットという役を通して学んだところだね。

『Marvel デアデビル』シーズン2 予告映像

(取材・文=泉夏音) ■配信情報 『Marvel デアデビル』シーズン2 Netflixにてストリーミング配信中 (C) Netflix. All Rights Reserved. Netflix:https://www.netflix.com/jp/ 

NMB48、渡辺美優紀の卒業発表に「遅い!」と苦情? ウェディングドレス姿披露で「イケメンモデルと結婚?」とファンは警戒

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渡辺美優紀インスタグラム(@miyukichan919)より。
 13日、NMB48の渡辺美優紀が、卒業することを発表。これには当然、ファンからは「辞めないで!」コールが湧き起ったものの、ネット上では「今さら?」「遅い!」と、なぜか苦情が続出しているようだ。 「苦情が出ている理由は、渡辺が人気イケメンモデル・藤田富とお泊りデートしていたことを、2014年3月12日に発売された週刊誌『週刊文春』(文藝春秋)で報じられたことによるものでしょう。“恋愛禁止ルール”が敷かれたAKBグループで、恋愛発覚と同時に引退を余儀なくされたメンバーは少なくなかったにも関わらず、当時、渡辺が山本彩と共にNMB48内で人気を2分する存在だったためか、引退は回避。批判を見越してか、運営側は『週刊文春』が発売される前月の24日に、『NMB48の2軍』ともいえるチームBIIへの移籍と、AKB48チームB兼任の解除を言い渡していたのですが、恋愛禁止ルールを破った推しメンが引退してしまったことがあるファンからは『恋愛禁止を破って罰せられるのは、人気がないメンバーだけなの?』と苦情が殺到。と同時に、当然、ファン離れも加速し、かつてはツートップだった山本の差も歴然となるばかりに。今回の卒業発表に関しては、アンチファンからの『今さら?』という批判もあるのですが、『このままNMB48にいても、痛々しくて見ていられなかったから、卒業には賛成』と、ファンの中にも卒業を喜ぶ人は少なくないようです」(芸能関係者) 「ソロになって輝きを取り戻して欲しい」と願うファンは多いが、その一方で、「あのイケメンモデルと結婚して引退するのでは?」と懸念を抱いているファンも多いようだ。 「先月21日に渡辺が自身のTwitterで『AKB48・44thシングル選抜総選挙』への不出馬を表明した際には、『引退説』が濃厚となり、翌日に渡辺が『赤ちゃん大好きだし赤ちゃんって限りなく可愛いよね』とツイートすると、握手会で撮られた、渡辺のお腹が少しふっくらして見える画像がネット上に出回り、『妊娠説』まで浮上。渡辺はすぐさま、『ちょっと写真でお腹がぷにって見えたからってそれはひどいよ~。あんまりいじめないでください、私のこと』とツイートし、否定しましたが、今月13日、自身のインスタグラムに、雑誌の撮影で着たウェディングドレス姿を投稿したことで、『「結婚するよ」っていうメッセージ?』『藤田とはやっぱり、まだ付き合ってるの?』などと、ファンに懸念を抱かせてしまったようです」(同)  NMB48卒業後は、芸能界引退説までささやかれているため、ファンの心配はこの先も続きそうだ。

石原慎太郎が『金スマ』で中居正広の質問に激怒! でも「トンチンカン」なのは石原の霊言小説『天才』の方だ

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左・石原慎太郎公式サイトより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  今年1月に発売した、田名角栄を主人公にした小説『天才』(幻冬舎)がベストセラーとなっている石原慎太郎。先日は、BSのテレビ番組で「保育園落ちた」ブログについて「(日本が)嫌なら中国にでも韓国にでも行けばいい」と発言し、相も変わらぬ暴言を吐いたが、そんな慎太郎がいま、SMAPの中居正広に怒り心頭らしい。  慎太郎は12日、作詞を担当した五木ひろしの新曲発表会に登場、『天才』のプロモーションで出演した『中居正広の金曜日のスマイルたちへSP』(TBS/4月1日放送分)に言及。番組MCの中居について、こう話したのだという。 「(中居が)訳のわからないことを言っていた。トンチンカン。2回怒りそうになったよ」  司会に定評のある中居だが、はたして慎太郎を怒らせた「トンチンカン」な発言とはどんなものか。そこで当該回を視聴してみた。  まず、番組は異例のスタイルでスタート。通常ならば、ゲストはスタジオセット中央の扉から、BGMとともに赤い服を着た女性エキストラが拍手をするなかを通って現れるが、慎太郎のスペシャル回はBGMも拍手もなく、なぜか袖から登場。その上、慎太郎は赤服エキストラを一瞥すると、「これはどういう人たちですか? 気持ち悪いね」と一言──。 『金スマ』といえば、百田尚樹の『殉愛』が顕著なように、幻冬舎の格好のプロモーションツール番組。慎太郎もいつもの幻冬舎のゴリ押しで出演が決まったのだろうが、きっとリハーサルか何かの際に登場の仕方にケチでもつけたのだろう。番組サイドが慎太郎に気を遣っていることがありありと伝わってくるスタートだ。  そんななか、中居が『天才』について、「ぼくも拝見させていただきました。田中角栄さん側になって書かれたわけですよね」と話を振ると、慎太郎は「側っていうか、一人称ですから」といささか不機嫌に返答。さらに、VTRでは慎太郎が田名角栄の金権政治を猛批判してきたことが振り返えられるのだが、そのあとに中居はこう質問した。 「その当時から、そういうふうに(田中を天才だと)感じられてたのか。それとも、この長い間、政治の世界で歩まれた、いまの石原さんが感じられて書かれたのかな。どちらでしょう」  この中居の質問に、なぜか慎太郎はムスッとし、「あなたの言うこと、よく分からねえなあ。何?」とキレ気味に吐き捨てた。そのため、中居はもう一度、「いや、当時からそういうふうに石原さんは田中さんのことを思われていたのか、この年齢になって、この時期になって思われて書かれた?」と尋ね直すのだが、それに対して慎太郎は、「元々非常に強い存在感のある人でした。私もいくつか思い出がありましてね」と話をすり替え、表情をほころばせて思い出話をはじめたのだ。  普通に考えれば、田中角栄批判の急先鋒だった慎太郎が、なぜいまごろになって過去の敵を“天才”と称賛するにいたったか、その心境の変化を尋ねることはごく当然のこと。中居の質問は「トンチンカン」どころか、『天才』という本を語る上で避けては通れない、根幹に関わる重要な質問だろう。  しかし、慎太郎はこれを「訳のわからないこと」と言い、激怒した。──中居が聞いたら、トンチンカンなのはそっちじゃないか、と言い返したくなったはずだ。  実際、中居が尋ねたように、慎太郎の“変節”はまったく解せないものだ。  振り返れば、『太陽の季節』で芥川賞を受賞し一躍有名作家の仲間入りをした慎太郎は、1968年に衆議院議員選挙に初当選。73年にはタカ派の政策集団「青嵐会」(石原派)を結成すると、慎太郎は反共を掲げ、当時総理だった角栄の日中国交正常化に反対の姿勢を示した。  そして翌年、慎太郎は「文藝春秋」9月号に「君 国売り給うことなかれ──金権の虚妄を排す」という角栄批判の論考を発表。角栄がさまざまな政治家や候補者に大金を積み上げて懐柔したことを具体的事例をいくつも挙げて綴り、大々的に「金権」だと批判したのだ。 〈(田中総理は)すべてを聞かず、わかったわかった、と相手をさえぎり、かわりに自分の論を押しつける。押しつけるだけではなし、総理、総裁としてそれを実行に移す。彼みずからのドグマを絶対と信じ切るわけは、結局他のだれも所詮金には弱く、自分はその金に関して、他を抜きん出た天才を持つという自負にほかなるまい〉 〈十代で貧乏の中からはい上がるべく志を立て田舎から上京した少年にとって、たぶん、世に出る力、世を動かす力とは、直截に、金力と警察権力であったに違いない。その認識と自覚を、田中氏は、その才と情熱を傾けることによって体現し、その自覚と自信のうえに田中政治が成り立っている〉(「君 国売り給うことなかれ」より)  このように、“角栄は国賊だ”と猛批判を繰り広げ、これにより慎太郎は政治家としても世間の注目を集めることとなった。その当事者が、なぜかいま、「田名角栄は天才」「角さんの先見性は素晴らしい」などと絶賛し、〈彼はよい意味でのナショナリスト、つまり愛国者だった〉(『天才』あとがきより)とまで言い出したのだ。 「国を売るな!」と批判していたのに、いまではなぜか「愛国者」という評価……。挙げ句、慎太郎はこんなことまで言っている。 「角さんが総理大臣をやっていた昭和49年の参院選。あのとき自民党の公認料は1人3千万円ですよ。選挙で使ったお金は300億円です。だから、ロッキード事件の5億円は角さんにしたら選挙費用の中で、はした金」(産経新聞16年1月5日付インタビューより)  5億円ははした金って、金権政治批判はどこにいったの?と誰もが疑問に思うだろう。まあ、そもそも慎太郎も知事時代には四男のプロジェクトに億単位の税金を注ぎ込むなど、金銭疑惑まみれであり、金権批判などちゃんちゃら可笑しいのだが、さらに慎太郎の『天才』が気持ち悪いのは、帯に「衝撃の霊言!」などと謳っていることだ。事実、そのキャッチコピーは正しく、中身も大川隆法の霊言本ばりの内容で、本の最後には「すべては筆者によるフィクションであることをお断りしておきます」などと記されている。  ちなみに、今回、慎太郎が『天才』を執筆することになったきっかけは、昨年、『石原慎太郎の社会現象学─亀裂の弁証法』(東信堂)を発表した早稲田大学教授の森元孝氏の一言だという。森氏の本を読んだ慎太郎は「政治家であったがために不当に埋没させられてきた私の文学の救済となる労作をものにしてくれた」と大喜びし、森氏と御礼の会食したのだが、そこで「貴方は実は田中角栄という人物が好きではないのですか」「彼のことを一人称で書いたらどうですか」と言われた。この言葉に慎太郎は〈強い啓示を受けた気がした〉というのだ。  強い啓示を受けて、書きはじめたのが霊言小説って……。もう「とほほ」と言うほかないが、最近、慎太郎はテレビに出るたびに「身体が昔みたいに自由がきかないとね、イライラするんですよ」「つまらないね、なにもかも」「死ぬことばっかり考えているね」と語っていた。たぶん、政界引退後、そうやって老後の生活に鬱々としていたところに角栄の一人称小説という話題性抜群の企画を提案され、過去との整合性も取らずに慎太郎は嬉々として乗っかった。そして、中居の質問によって“もっとも痛いところ”をつかれたからこそ、いまだダラダラと怒りつづけている……。そんなふうにしか見えないのだ。  まあ、このような小説がまんまとヒットしてしまう世の中も世の中だが、“暴走老人”から謂れない中傷を受けてしまった中居くんは、つくづく気の毒である。 (大方 草)