ジャニーズは「7連泊吉田羊外し」に動くのか

 4月に入ってもっとも衝撃的な芸能ニュースといえば、女優の吉田羊とジャニーズアイドル・Hey!Say!JUMPの中島裕翔との「20歳差熱愛」だろう。中島が吉田の家に「7連泊」したということもあり、ネット上では「お盛ん女優」のイメージがついてしまった吉田だが......。  ジャニーズアイドルに手を出してしまったことで、世間が懸念したのは「吉田羊は干されるのではないか」というもの。中島はジャニーズ事務所の副社長である藤島ジュリー景子氏が特に気に入っているという話もあり、今回の報道に激怒しているというウワサもある。芸能界の絶大な権力を有するジャニーズ事務所だけに、吉田の芸能活動に圧力をかけることなど造作もないだろう。  毎クール連続ドラマに顔を出し、CMも右肩上がりに増えている印象の吉田だが、仮に今回の熱愛報道でジャニーズの"介入"がなかったとしても、仕事への影響は大きくなるのだろうか。 「さわやかさで売ることは無理になるかもしれませんが、ジャニーズの圧力がなければ思ったほどの影響はないと思いますよ。世間で騒がれている"ゲス不倫"というわけでもありませんし、若手イケメンジャニーズを40代女性が捕まえたということに『あっぱれ』『どんどんやって』という声も多いですからね。先のSMAP解散騒動でジャニーズ事務所に対する世間のイメージは下降の一途をたどっていますし、これで吉田の仕事が激減するようなことになれば、ジャニーズイメージはさらに堕ちることになるかと思われます」(記者)  失墜しつつあるジャニーズのイメージからすると、吉田を「攻撃」することが"アキレス腱"になる可能性もあるということか。  記者は「お構いなしに吉田を外す動きに出る可能性もある」とも語ってはいる。世間のイメージは下がったものの、いまだ「固定客」の数は圧倒的。幹部が「強行」に出る可能性は大いにあるということだった。  思わぬ形でジャニーズの「動き」に注目が集まった今回の熱愛報道。数カ月後の吉田の"状況"で、ジャニーズが動いたか否かが明らかになるだろう。

ギュリ、KARA解散否定報道に「需要なし!」の声 “福山雅治を惚れさせたい”発言でアイドル失格の烙印?

kara05846849.jpg
KARA(2011年5月撮影)
 14日、アイドルグループ・KARAの元メンバーであるパク・ギュリが、ソウルで行われたインタビューで「KARAは解散していない」と発言したことが、ネット上で話題となっているのだが、「需要なし!」という意見が大方を占めているようだ。 「KARAは2007年に韓国でデビューを果たすと、10年には日本へ進出。デビューシングル『ミスター』(ユニバーサルシグマ)で披露した“ヒップダンス”が話題となり、日本でも瞬く間にブレークを果たしました。しかし、その翌年、契約内容を巡って、メンバーのスンヨン、ニコル、ジヨンの3人が所属事務所・DSPメディアと対立し、“KARA分裂危機”と、マスコミに大きく報じられてしまうことに。その後の話し合いで、騒動は終息したものの、14年にニコルとジヨンが脱退。新メンバー・ヨンジが加入し、再スタートを切ったものの、今年1月、ギュリ、スンヨン、ハラの3名が事務所との専属契約を終了したことにより、KARAは事実上の解散と報じられました。それだけに、今回のギュリの『KARAは解散していない』発言には、『もうどっちでもええわ!』と、ネット上はしらけムードで、さらに、『良い機会があればアルバムを出して活動しようと話している』という発言に対しては、『需要なし!』『もうアイドルの年齢ではないでしょ?』など、辛辣な意見が飛び交っているようです」(芸能関係者)  現在27歳で、アラサーの域に達してしまっただけに、「女優の方が向いている」という指摘が、KARA時代よりも多く上がっているようだ。 「ギュリは、その端正な顔立ちから“KARAの女神”とも称されていたのですが、 韓国と比べ日本では“アイドル=ロリ顔”といった傾向があるだけに、『アイドルよりも、女優向き』『萌えないな~』といった意見が、デビュー当時からネット上で飛び交い、他のメンバーと比べ、アイドル好きからの評価は高くなかったようです。さらに、11年1月に放送されたKARA主演ドラマ『URAKARA』(テレビ東京系)の制作発表会見で、ドラマ内で“惚れさせ屋”を演じることにちなんで、『惚れさせたい人は?』と記者から質問が飛んだ際、ギュリが『福山雅治さんです。大ファンなので。いつか共演できたらな、というのが私の夢です』と発言したことで、『まちゃがあんたに惚れるわけないでしょ!』と、当時はまだ大勢いた福山ファンから批判を浴び、男性ファンからは『結局、イケメンが好きなんだな』と、愛想を尽かされてしまっていました。しかし、ギュリはその後も懲りずに、他のバラエティ番組などでも『福山好き』を公言したことで、福山ファンからは目の敵にされてしまい、男性ファンも遠のいていくばかり。ネット上では『そういった配慮も出来ないと、日本でアイドルは務まらない』と、アイドル失格の烙印を押されてしまっていたようです」(同)  14日、ギュリの映画デビュー作となる『2つの恋愛』が韓国で公開されたのだが、「ギュリ様の美貌はスクリーンでこそ映える!」「女神降臨!」と、日韓双方のファンの間で評判のようだが……。

西内まりや、長澤まさみ、紗栄子、菜々緒…震災への思いを綴る芸能人を炎上させるネット民の悪質

shinsaienjou_160419.jpg
左・井上晴美 ブログ「vida simple」/中・SAEKO OFFICIAL WEBSITE/右・「西内まりやオフィシャルブログ「Mariya Mania Room」Powered by Ameba」より
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  いまだ震度5以上の余震が続き予断を許さない状況の熊本を中心とした大規模地震。支援物資が避難所に届かないなど、心配な状況が次々と報道されているわけだが、そんななか、SNSやブログを通じて被災地にメッセージを送った芸能人が次々と炎上する騒ぎが続発している。  その顕著な例が、自身も実際に被災している女優の井上晴美だ。彼女は現在、故郷の熊本県に住んでいるのだが、地震によって住居が全壊してしまったことをブログで明かしている。その後も、テント暮らしを余儀なくされている苦しい避難生活の様子などを生々しく綴り続けていたのだが、それに対し〈愚痴りたいのはお前だけじゃない〉などと心ない言葉をぶつけるネットユーザーがいた。  その結果、18日には〈ここblogで書いてることが私がよくないとかわかりませんが ネットで悪くかかれてるとか一切見てませんが聞こえてました ただ私が感じてること書いてることがなぜそんな風になるのかよくわかりません残念です これで発信やめます これ以上の辛さは今はごめんなさい〉と投稿。それ以降、ブログの更新は途絶えてしまっている。  他にも善意の投稿にも関わらず炎上騒動に巻き込まれた芸能人はたくさんいる。モデルや歌手や女優として活動する西内まりやは、福岡県出身ということもあり、地震発生直後から被災した人たちを励ますコメントをTwitterに投稿していた。15日深夜の地震発生時には、津波注意報の出た地域の従兄弟が避難していることも明かすなどしていたのだが、それに対し、〈偽善者〉といったコメントが殺到。その結果、〈今の状況で私が発する言葉、行動によって不快な気持ちにさせてしまっている方々ごめんなさい。私なりに、1人でも多くの方と共有したい。見守ってるよ。という気持ちで更新させてもらっています。〉と弁明せざるを得ない状況に追いやられた。  モデルの菜々緒はInstagramに〈今なにもできなくても、どんな形でも、いつか力になれますように。〉〈下を見ている人は前を。前を見ている人は上を。上を見ている人は未来を。〉とのコメントを投稿。少しでも被災者を元気づけようとしていたが、そのコメントのついていた写真がモード系ファッション誌の撮影で撮られたセクシーな写真であったため、コメント欄には非難の声が多く書き込まれた。  タレントの紗栄子は19日、Instagramに〈私も今できることを。子供達もお小遣い貯金を千円ずつ。家族みんなで寄付させていただきます。家族みんなで祈ります。〉というコメントともに500万2000円の募金をし、その振込受付書の写真を投稿した。かなりの額の寄付だが、この行動に対しても〈あざとい〉〈ダルビッシュの金だろ〉といった心ないコメントがネット上に書き込まれている。  狩野英孝、川本真琴との二股騒動で名を知られたタレントの加藤紗里も炎上の被害に遭っている。彼女のブログのコメント欄は日常的に荒れているのだが、地震発生前の13日にアップした記事のコメント欄には、地震発生後も普段とまったく変わらず、彼女を誹謗中傷するコメントが書き込まれ続けていた。それに対し、15日更新のブログで〈てか、どうでもいいけど、1つだけ言っていい? すごく大きい地震が熊本を中心にあったって知ってるのにどうでもイイ紗里のこと、ブログにわざわざディスりコメントしてる人ってなんなの? 別に紗里をディスるなんていつでも出来るんだから そこは今は、違うでしょ。〉と警鐘を鳴らした。  続けて、〈こういう時に助け合ったり自分のできることを考えたり、励まし会えないなら発言するなって感じ。〉〈助け合ってる方々の姿が映ってて助け合える日本であることに、改めて誇りを持てた。まだまだ余震があったり、外で待機されてる方も映ってたので全然、安心できてないと思いますが、、、応援してます。〉と被災地への思いを綴っていたのだが、その思いはとにかく彼女を攻撃したいだけの悪質なネット民には届かなかった。その後ブログで、広島の実家に現在イタズラ電話が相次いでいることを明かしている。  兵庫県出身の藤原紀香は、地震発生直後、阪神淡路大震災のこともあげながら、被災地を心配する文章をブログに投稿。しかし、そのなかにあった〈どうかこれ以上、被害が広がりませんように そして 火の国の神様、どうかどうか もうやめてください。お願いします〉という文章が被災者の心情を逆なでするとして炎上した。現在はその一文を削除しているのだが、その件について釈明がなかったことが新たな炎上の火種となっている。  AKB48に所属している村山彩希も炎上騒動に巻き込まれたひとり。14日深夜、Google+に〈熊本県で震度7の地震があった事をしりました。余震がまだあると思いますが、皆さんが無事である事を祈ってます。〉と書き込んだのだが、その投稿に楽屋でのオフショットを載せていたことから〈何も考えてないんだろうな アホだから〉といったコメントが多く寄せられた。後日、彼女はこの投稿を削除している。  モデルのダレノガレ明美は、避難所の状況など被災した人たちの役に立つ情報をTwitterで発信し続けていたのだが、これに対してもネット民から無遠慮なツッコミが入ったようだ。18日にはこんなツイートを残している。〈ダレノガレの震災関連のリツイート凄いんだけどさ、指で操作するだけじゃなくてなんか行動すればいいのに。っというコメントを読みました。熊本に行きたくても、問い合わせをしたところ今は立ち入ることができません!っと言われました。なので記事を載せる事しかできません。すみません。〉  また、14日の地震発生直後は、まだ熊本での地震のことを知らず、悪気なく普段通りSNSを更新したら〈不謹慎〉との非難を受けた例も多く確認された。T.M. Revolutionの西川貴教は地震発生の約30分後、そのことをまったく知らずに出演番組の告知をTwitterに投稿したところ非難が殺到。その後すぐに〈先程のツイートでの番組の告知ですが、出先で状況を全く把握しておりませんでした。大変申し訳ありませんでした。〉と謝罪のコメントを投稿するにいたった。  同じように、小室哲哉は新曲の配信がスタートした旨をTwitterに投稿したのだが、その行為に問題があると指摘され、その後、〈確かに、新曲どころではないね〜。削除しますね。〉とつぶやき、当該投稿を削除した。  長澤まさみも地震発生から約80分後、そのニュースを知らず、Instagramに女優のりょうらと写った普段通りの写真を投稿したところ〈不謹慎〉とのコメントが多く寄せられ、その後すぐに問題とされた投稿を削除することとなった。  このように、あげていけばキリがないほど多くの芸能人がSNSやブログで炎上しているわけだが、どれも何か悪気があるような投稿ではない。むしろ、真摯に被災地の状況を心配し、少しでも元気づけようとしている投稿ばかりだ。にもかかわらず、〈不謹慎〉と言って炎上させようとする人々は、もはや当たり屋と言ってもいい。  個人の発信手段で被災地に激励のメッセージを送ろうとする人々が叩かれる一方、テレビ局は早くも通常営業にシフト。被災地への配慮など一切なくバラエティ番組が放送され続けている。彼ら彼女らを〈不謹慎〉と叩くのであれば、むしろ、メディアのこの現状をこそ批判するべきではないのだろうか。 (新田 樹)

早期打ち切りも?フジテレビ「OUR HOUSE」が視聴率4.8%の衝撃

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
0420ashida.jpeg
「OUR HOUSE」オフィシャルサイトより
 4月17日に放送されたドラマ「OUR HOUSE(アワーハウス)」(フジテレビ系)の第1話が、平均視聴率4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録したことが明らかになった。かつて爆死したドラマ「HEAT」(カンテレ制作・フジテレビ系)を下回る衝撃の結果に、史上最低記録の更新、早期打ち切りの可能性も取り沙汰されている。
続きは【デイリーニュースオンライン】で読む
      
   
					

『ジャングル・ブック』、興行収入で初登場トップ!

『ジャングル・ブック』が公開初週で1億360万ドル(約112億円)を叩きだし、全米興行収入ランキングのトップに立った。この成績は4月公開作品として昨年の『ワイルド・スピード SKY MISSION』の1億472万ドル(約159億円)に続く歴代2位の快挙となる。 ジャングルにたった1人で取り残された少年がオオカミによって拾われ、育てられていたが、ベンガルトラのシア・カーンから命を狙われ、逃げ出さなくてはならなくなる姿が描かれるラドヤード・キプリングによる同名小説をディズニーが映画化した同作は、中国でも5030万ドル(約54億円)、ロシアで1420万ドル(約15億円)、全英でも1370万ドル(約14億8000万円)の収益を上げており、IMAX形式では世界中で2040万ドル(約22億円)と4月公開作品首位の記録を打ち立てている。 同作ではジョン・ファヴロー監督の指揮のもと、シア・カーン役にイドリス・エルバ、黒ヒョウのバゴーラ役にベン・キングズレー、お気楽なクマのバルー役にビル・マーレイ、ヘビのカー役にスカーレット・ヨハンソン、オランウータンのキング・ルイ役にクリストファー・ウォーケンと豪華キャストが集結しており、主人公のモーグリ役には新人のニール・セシが抜擢されている。 すでに1967年にアニメ化されている本作の実写化を手がけたファヴロー監督はその心境を先日BANGショービズにこう語っていた。「公開を控えて眠れない夜が続くよ。自分や仕事仲間にとって思い入れのある経験だったことがついに世界中の何百万人もの目に触れることになるわけだからね。自分の仕事ぶりを良く受け止めてもらえることを願うだけさ。みんなが楽しんでくれるといいね。それに想像以上の作品になっていることを願うよ」

ディカプリオの“熊コート”はどう作られた? 『レヴェナント:蘇えりし者』衣装にスポット

【リアルサウンドより】  レオナルド・ディカプリオ主演作『レヴェナント:蘇えりし者』より、衣装デザインにスポットを当てた特別映像が公開された。  本作は、仲間に息子を殺され、未開の地に取り残されたハンター、ヒュー・グラスの壮絶な復讐劇を描くサバイバルムービー。本年度のアカデミー賞では、監督賞(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)、主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)、撮影賞(エマニュエル・ルベツキ)の3部門に輝いた。  公開された特別映像では、本作の衣装デザインを手掛けた衣装デザイナー、ジャクリーン・ウエストの仕事の一端を確認することができる。本作をはじめ、『アルゴ』や『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウエストは、“月並みな描写を超えたい”と考え、本作の時代に詳しいアルフレッド・ジェイコブ・ミラーとカール・ボドマーという2人のアーティストの絵やスケッチなどを参考にして衣装を製作した。  映像内でウエストは「アレハンドロは、着ている物でその人物を表現したいと思っている」と明かし、なかでもディカプリオ演じるヒュー・グラスについては「レオが仲間の猟師に見捨てられて取り残された時に、熊の皮を着るというとても詩的な考えを持っていた。これはとても叙情詩的なイメージだし、命を奪おうとした物に命を救われるというアイロニーがある。皮のおかげで彼は暖かく守られ、川では浮力になってくれる」と振り返る。  一方、グラスを裏切ったトム・ハーディ演じるフィッツジェラルドの衣装については、対照的なものにしたという。ウエストは「フィッツジェラルドは、恐怖に駆られている人だと思うから、彼の衣装には、たくさんの動物を組み合わせた。コートの裏地はカワウソで、帽子は、ビーバーよ」と解説した。500人分の衣装を作ったというウエストは、用いた毛皮や皮も、人道にかなった形で捕獲されたもので製作した。全体を通して暗い色にすることを目指し、その理由として「衣装はどれも薄汚れていて、風雨にさらされている。でも映像は素晴らしいわ。衣装とは対照的に役者たちの目が光っているからよ」と語った。
20160419-revenant-th-th.jpg

トム・ハーディー

■公開映像 『レヴェナント:蘇えりし者』 4月22日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 出演:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディほか (c)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved. 公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/revenant/

ディカプリオの“熊コート”はどう作られた? 『レヴェナント:蘇えりし者』衣装にスポット

【リアルサウンドより】  レオナルド・ディカプリオ主演作『レヴェナント:蘇えりし者』より、衣装デザインにスポットを当てた特別映像が公開された。  本作は、仲間に息子を殺され、未開の地に取り残されたハンター、ヒュー・グラスの壮絶な復讐劇を描くサバイバルムービー。本年度のアカデミー賞では、監督賞(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)、主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)、撮影賞(エマニュエル・ルベツキ)の3部門に輝いた。  公開された特別映像では、本作の衣装デザインを手掛けた衣装デザイナー、ジャクリーン・ウエストの仕事の一端を確認することができる。本作をはじめ、『アルゴ』や『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウエストは、“月並みな描写を超えたい”と考え、本作の時代に詳しいアルフレッド・ジェイコブ・ミラーとカール・ボドマーという2人のアーティストの絵やスケッチなどを参考にして衣装を製作した。  映像内でウエストは「アレハンドロは、着ている物でその人物を表現したいと思っている」と明かし、なかでもディカプリオ演じるヒュー・グラスについては「レオが仲間の猟師に見捨てられて取り残された時に、熊の皮を着るというとても詩的な考えを持っていた。これはとても叙情詩的なイメージだし、命を奪おうとした物に命を救われるというアイロニーがある。皮のおかげで彼は暖かく守られ、川では浮力になってくれる」と振り返る。  一方、グラスを裏切ったトム・ハーディ演じるフィッツジェラルドの衣装については、対照的なものにしたという。ウエストは「フィッツジェラルドは、恐怖に駆られている人だと思うから、彼の衣装には、たくさんの動物を組み合わせた。コートの裏地はカワウソで、帽子は、ビーバーよ」と解説した。500人分の衣装を作ったというウエストは、用いた毛皮や皮も、人道にかなった形で捕獲されたもので製作した。全体を通して暗い色にすることを目指し、その理由として「衣装はどれも薄汚れていて、風雨にさらされている。でも映像は素晴らしいわ。衣装とは対照的に役者たちの目が光っているからよ」と語った。
20160419-revenant-th-th.jpg

トム・ハーディー

■公開映像 『レヴェナント:蘇えりし者』 4月22日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 出演:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディほか (c)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved. 公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/revenant/

皐月賞・武豊騎手の「潔いコメント」に拍手喝采!

 17日の皐月賞(G1)で4着に終わったエアスピネル。鞍上は競馬界の象徴・武豊騎手だったが、同世代の強豪に屈する結果となってしまった。  しかし、前走の弥生賞と同じく、エアスピネルの騎乗自体には一切の憂いなし。スタートから6番手につけ、前を行くリオンディーズと自身の近くにいたサトノダイヤモンド、そして後方に待機するマカヒキと、戦前騒がれた“3強”すべてを意識したような位置取り。最終コーナー手前から徐々に押し上げ、直線ではスムーズに進路を取ってサトノダイヤモンドと並んで前を行くリオンディーズに迫った。エアスピネルの脚質と相手関係を考えれば間違いなく「完璧」な騎乗だったといえるだろう。  勝負どころで先頭のリオンディーズが左によれ、「さあここから!」というところでエアスピネルとサトノダイヤモンドが不利を受けてしまった部分は不利としか言いようがない。「不利がなければ3着はあった」と、並走したサトノダイヤモンドと着順が入れ替わっていた可能性を指摘する声もある。  しかし、例え不利がなかったとしても、大外から他馬をゴボウ抜きしてつきぬけたディーマジェスティ、最後の最後に鬼脚を繰り出した2着マカヒキに勝てたかと問われると、ラップタイムなどもふくめ多くのファンは口をつぐんでしまうだろう。武騎手が最高の騎乗をしていただけに、上位2頭の実力の高さを見せつけられた格好である。  4着という結果は武騎手としても悔しいに違いない。「不利がなければ」とファンでも思うのだから、当事者が思わないはずがない。しかし、武騎手はレースを振り返ってこう回答している。 「レースとしては思い通りの走りでレース前も落ち着いていた。陣営の努力のおかげです。 ただ、上位の馬は強かった。不利は痛かったけど、それでも上位の馬は強かったです」  このコメントに「武はホント潔い」「マカヒキとディーマジェスティの実力を素直に認めてるんだな」「こういうコメントさらっといえるあたりがやっぱりすごい」と称賛の声であふれている。騎手の中には、不利を受けた破れたことに激高してしまう人物もいるそうだが、武騎手は冷静にレースを分析した回答をしたということだ。下手な言い訳をしないところにその「矜持」が垣間見える。  エアスピネルがあのまま不利なくレースを進めても、今回の1,2着馬に勝利するのは難しかった……それはファンが抱いた印象と極めて近いものだったろう。しかし、当事者であり「勝負の世界」に生きる騎手にとって、その事実を受け入れるのはなかなか難しいのではないか。それを受け入れ、不利のことを強く口にしない度量こそ「さすが武豊」といわれる所以のように感じてしまった。  このコメントだけのせいではないが、武騎手はもちろん、ファンもまだエアスピネルを見限ってはいない。「長距離走る仕上げになってたし、上位と差はそれほどない」「ダービーでこそ輝け」「後ろの二頭はハイペース+追い風ではまったところもあるし、着差ほど差はない」と、期待以上に強豪と渡りあったエアスピネルの「日本ダービー制覇」に希望を見出している。これもまた、騎手が武豊だからこその応援であるような気がしてならない。

市川紗椰『ユアタイム』惨敗で「キャスターに必要なのは学歴よりトーク力」が露呈 “のりぴー語”には「使用禁止!」の声?

ichikawa_0648468.jpg
市川紗椰
 今月4日からスタートした深夜の報道番組『ユアタイム~あなたの時間~』(フジテレビ系)の視聴率が、先週11日の放送分で2.7%を記録。ネット上では早くも、「打ち切りにした方がいいのでは?」とささやかれ始めてしまっているようだ。 「番組放送開始直後から、『市川、キョドリ過ぎ』『もっとしゃべりの練習してこいよ』などと、ネット上で批判が吹き荒れ、それを反映するように視聴率も惨敗。14日の夜9時26分頃、熊本県で震度7の強い地震が発生した際には、それから約2時間後の11時30分に放送予定だった『ユアタイム』は、報道番組であるにも関わらず、報道特番に差し替えられる事態となり、『緊急のニュースを読ませられないタレントをキャスターに起用するなよ』と、ネット上では再び批判が巻き起こっていました。『ユアタイム』といえば、当初は、ショーンKことショーン・マクアードル川上が、市川のパートナーとして週に3日程度MCを務める予定だったのですが、経歴詐称が発覚して降板。これに対して世間から批判が相次いでいた先月20日、市川は自身のブログで、アメリカ・ボストンからの帰国報告の際、『ボストンの続きの写真、及び卒業証書の写真は追い追いアップします。なんつって』と、ショーンKをイジるようなコメントを投稿。すぐに削除されましたが、コロンビア大学・シカゴ大学・ニューヨーク大学に合格し、10年に早稲田大学を卒業と、輝かしい学歴をもつ市川なだけに『嫌味ったらしい』とイメージダウン。さらに、『ユアタイム』でのグダグダなキャスターぶりを見た視聴者からは、『キャスターに必要なのは学歴よりもトーク力だということが露呈したな』『ブログ、削除しといて良かったね』などと、失笑を買ってしまったようです」(芸能関係者)  そのブログに関しては、他にも失笑を買ったコメントがあったようだ。 「今月2日のブログで市川が、『vikka最新号も発売中です。今月もエッセイを書かせてもらったので、手にとって頂けたらうれぴーです』と、雑誌にエッセイが掲載された喜びを、かつて酒井法子が流行らせたのりピー語で表現したことから、『マンモスうれピー?』『さやピー語を流行らせるつもり?』などと、ネット上で失笑を買っていました。その一方で、市川と酒井の誕生日が2月14日で同じなこと、さらに市川はアニメや漫画、鉄道など、オタクカルチャー好き、酒井もかつては少女漫画雑誌『週刊少女コミック』(小学館)に連載をもち、自ら漫画家として活動するほどに漫画好きな一面があるため、『色々と共通点があるから、将来が心配になる』『ユアタイムのプレッシャーに押し潰されて、変なクスリに手を出さないように』など、ファンは不安を募らせ、『感化されないように、のりピー語は禁止』という発令まで飛び出しているようです」(同)  かつて市川は、「アニメの声優をやってみたいか?」という質問に対して、「決して思いません。下手くそな人がアニメに関わってほしくないですから」と答えたことがあるのだが、「下手くそな人にキャスター業に関わって欲しくない」と、青筋を立てている報道関係者は少なくないのではないだろうか。

ホリエモン「地震でバラエティ自粛は馬鹿げている」は本当に正論なのか? 背後にある“自己中”ネオリベ思想

horieogi_01_160418.jpg
上・「堀江貴文のブログでは言えない話」より/下・尾木直樹(尾木ママ)公式ブログより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  熊本県を中心に余震が相次いでいる大地震に関連して、ホリエモンこと堀江貴文氏がツイッターで怒り心頭。こんなツイートを連投して話題になっている。 〈熊本の地震への支援は粛々とすべきだが、バラエティ番組の放送延期は全く関係無い馬鹿げた行為。人のスケジュールを押さえといて勝手に何も言わずキャンセルするとはね。アホな放送局だ。〉 〈俺たち地震の被害を受けてないものは出来るだけ普段通りの生活をしながら無理せず被災者支援を行うのが災害時の対応だろう。単に「こんな時に馬鹿な番組やりやがって」というノイジーマイノリティの苦情を受けるのが嫌なだけのチキン野郎には存在意義は無い〉  堀江氏は、今月4月16日、サイバーエージェントとテレビ朝日が合同で開局した無料インターネットテレビ局「AbemaTV」の番組『坊主麻雀〜優勝賞金は500万円!負けたらその場で坊主!〜』に出演予定だった。だが、14日からの熊本大震災を受け、AbemaTV側が直前になって放送中止を決定。どうやら、ホリエモンがブチ切れているのは、この震災に際する放送局の“自粛”に対して、ということらしい。  しかも、この堀江氏の怒りの矛先は、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏にも向けられた。尾木氏は17日、ブログで民放の番組自粛について「水も食料もなく避難所にも入れないでグランドで寒さのなか身を寄せあっておられるたくさんの被災者の皆さんをさておいて普段通りの楽しい番組構成にブレーキかかるのはあまりにも当然!」「人間らしい共感能力があれば自粛して工夫しょうとするのはあまりにも当然! 人として豊かな心遣いではないでしょうか!?」というふうに記したのだが、これに反応したホリエモンは、こう唾棄したのだ。 〈やっぱりこの人おかしな考え方だな〉 〈こんな人が教育評論家やってるからダメな教育になる〉  しかし、これ、おかしくてダメなのは明らかにホリエモンのほうだろう。もちろん、大きな災害が起きているからといって、すべての国民が自粛するべきだとは思わない。普段通りの経済活動を続けることは必要だし、個人的に楽しい生活を享受することも全然構わない。  だが、マスメディアが大災害の渦中でどういう姿勢をとるかはまったく別問題だ。なぜなら、マスメディアは多くの人に情報を届け、共有してもらうことを目的にした公共財、準公共財だからだ。その活動はたんなる経済活動にはとどまらず、人びとの行動や意識形成に多大な影響を与えるものであり、そこには当然、社会的責任が生じる。  しかも、マスメディアが発する情報、コンテンツは、震災で家を失い、水や食料不足に苦しんでいる被災者や家族や知人を亡くした人たちにも届く。  だとしたら、震災時は “多様な受け手のどこに目線を置くか”ということに、平時よりも慎重になってしかるべきだし、せめて災害勃発直後くらいは、みんなでゲラゲラ笑うようなバラエティやお笑い番組を自粛すべきだ。  しかも、今回の熊本地震の場合は、これまでの地震とはまったくちがう様相を見せており、近いうちに新たな大地震が誘発される可能性も指摘されている。安倍政権の後手に回った対応によって、食料やライフラインの確保などの十分な支援がまったく行えていない。  この状況にメディアが、今はエンタテインメントよりも、震災にフォーカスをあてた番組作り、紙面作りに切り替えようと考えるのは当然だろう。  いっておくが、これはNHKや民放、大新聞はもちろん、今回、ホリエモンが怒っているAbemaTVだって同様だ。AbemaTVはサイバーエージェントというIT業界大手と全国キー局のテレビ朝日が肝いりでスタートさせた「無料」のネットTVであり、「マス」としての社会的責任は変わらない。  そういう意味では、日本テレビなどが16日午後から早くも平常運転に戻し、バラエティを放映し始めた中で、AbemaTVが放送延期をしたのはむしろ、英断と評価すべきだ。それを一方的に「アホ」とか「チキン」などと罵声を浴びせているホリエモンこそ、メディアというものに対する感覚がズレている、公共性への認識が欠けているとしか言いようがないだろう。  しかも、ツイートや他のユーザーとのやりとりをみてみると、そもそもホリエモンは「メディア」と「自粛」との問題について議論を喚起したいというような高尚な動機で、投稿したわけではなさそうだ。  たとえば、ホリエモンはAbemaTVや一般ユーザーのツイートに返答するかたちで、こんな発言をしていている。 〈おめーらが自粛した所で被災者が助かる訳では無いんだがね。〉 〈ん?俺は忙しい中スケジュールを押さえたのにそれをキャンセルされて腹立ってるんだけどね。〉 〈(ギャラは)貰ってねーし二度と出ない、こんなクソチキン番組〉  ようするに、ホリエモンは自分の生出演がおじゃんになり、ギャラが貰えなかったことに怒り狂っているだけなのではないか。   まあ、ホリエモンといえば、作家・瀬戸内寂聴との対談本『死ぬってどういうことですか? 今を生きるため9の対論』(角川学芸出版)でも「僕は、(中略)戦争が起こったら、真っ先に逃げますよ。当たり前ですよ」「行かれない人はしょうがないんじゃないですか?」と言い放ったように、とにかく自分の利益しか考えようとしない人物。その意味では、こういう発言をしてもさして驚きはないが、問題なのは、ホリエモンがただの“自己中”発言を社会全般に敷衍し、あたかも「本質論」「真理」のように、語ってしまっていることだ。  そして、その意見がホリエモンチルドレンともいえるようなネオリベ連中の間で、まるで「正論」「新しい価値観」のように賞賛され、拡散されていっていることだ。  事実、ネットでは今、このホリエモン的価値観が蔓延し、自分なりに震災に向き合おうとした動きを「自粛厨」などと攻撃し、炎上させる傾向まで出てきている。  この構図は、自分が利益を独占したいだけのブラック企業の経営者が、もっともらしい「仕事論」や「自己啓発論」を語り、自分が「意識が高い」と信じている社員たちがそれにすっかり騙されて奴隷化していく構図に非常によく似ている。  そして、このブラック企業の経営者に感化された「意識の高い」ネオリベ連中が、自己責任論という暴力的な理屈をまとって貧困や差別に自覚的に鈍感であろうとし、さらに格差を広げ、残酷な社会を作り上げていく。  前述の尾木氏も、堀江氏のツイートに対応するかのように、ブログでこんな風に書いていた。 〈3つもの地震がほぼ同時期に襲ってきている真っ最中にどのテレビも「普段通り」はあり得ないでしょう。4、5日たってからならバラエティーや娯楽は絶対に必要です!! しかし、地震の真っ最中なのに自粛するテレビをバカにするのはとんでもない。鈍重と言わざるを得ません…〉(引用者註:改行や句読点等を改めた)  インテリぶった新自由主義者に対して「鈍重」とは逆説的に聞こえるが、まさに本質を突いた表現と言っていいだろう。  しかも、これはネットの堀江信者だけではない。前述したように、実は当のテレビ局も今回はたいして「自粛」なんてしていない。日本テレビは、未明にマグニチュード7.3の「本震」が発生した16日(土曜日)の昼に早くも『メレンゲの気持ち』を放送していたし、他局でも翌日にはお笑い芸人たちがひな壇で騒ぎ立てるバラエティがほぼ完全に復活した。  実は、テレビ局の連中も、たんに空気を読んでいるだけで、本音はホリエモンやネットのネオリベ連中と同じ、「地震でなんでおれたちが自粛しなきゃいけないんだ?」などと考えているのではないか。そう考えると、背筋が寒くなるのである。 (宮島みつや)