プリンスの遺産、妹が相続?

プリンスの遺産を妹が相続する可能性があるようだ。推定8億ドル(約891億円)の資産を持つプリンスには妻や子供がおらず、遺産の相続先について遺書に明記されていない場合には、ミネソタ州の法に基づいてプリンスの唯一の生存する直系の家族である妹タイカ・ネルソン(55)が相続することになるという。 近年では親交を取り戻していた2人だが、タイカがクラック・コカイン中毒に陥り、売春行為を働いていた際には連絡が途絶えていた時期もあった。 今月21日に自宅で他界したプリンスには手元にあるだけでもおよそ3億ドル(約334億円)の資産があり、死後にレコードやグッズのセールスが飛躍的に伸びていることから今後もさらに収益が見込まれている。また、プリンスのマネージャーであるオーウェン・ハスニー氏によれば、プリンスの楽曲は他のアーティストと異なりプリンス自身がマスター音源と音楽出版権を所有していたことから5億ドル(約556億円)以上の価値があるという。 さらには未公開の音源も多数保管されてあると言われており、それが今後リリースされることになれば、さらなる収益が見込まれる。

友近、渡辺直美ら『ゴーストバスターズ』日本版主題歌を披露 友近「みんなカバーしたがる」

【リアルサウンドより】  『ゴーストバスターズ』の日本語吹替版主題歌の発表会が、4月26日に六本木ニコファーレで行われ、主題歌を歌う友近、渡辺直美、椿鬼奴、山崎静代がゲスト登壇した。  全員女性の新生ゴーストバスターズが登場する本作は、かつてビル・マーレイやダン・エイクロイドらが出演した同名SFコメディ映画のリメイク作品。先日、幽霊会社「ゴーストバスターズ・ジャパン」というグループを結成した4人は、ネイビーカラーに蛍光オレンジのラインが入ったネーム入りのツナギに、重さ2KGのプロトンパック(ゴースト捕獲装置)という“ゴーストバスターズ”の正装で登場した。  本イベントは、日本語吹替版の主題歌を披露する世界初の発表会。グループ結成から20日しか経っていないゴーストバスタース・ジャパンの面々だが、「本番には強いんです」と言い切りパフォーマンスをスタート。場内が暗転し、バックライトを浴びて曲がスタートすると、4人全員が複雑な振り付けを見事にこなし、堂々とした面持ちで主題歌を披露した。  無事歌い終えた4人は、息が上がりながらも口を揃えて「100点満点じゃないですか」と初披露の感想を口にし、頑張っている女性へのエールとして歌ったことを語った。“水谷八重子”としても活動する友近は主題歌について「日本語でこの歌を歌うと聞いた時は、どうなるかと思いましたが、訳詞も良く、びっくりするくらい良い出来でした。“Who you gonna call”を「ふー、優雅な娘」とソラミミ(風に)訳しています。水谷八重子さんはじめ、いろんなアーティストの方がカバーしたがるんじゃないですか」とコメントし、椿鬼奴も「洋楽でも紅白は大丈夫なの? でも、紅白じゃなくて、この曲ならグラミー賞でしょう。私たちの曲を、いろんなアーティスト がカバーしたりして」と曲への自信を述べた。  ダンスユニット・エグスプロージョンが担当した振り付けについて渡辺は「本当に厳しく指導してもらいました。歌っている時も、会場のどこかで見られているんだろうなと思って、つい探してしまいました」と語り、ハードな要求が多かったことを明かした。一方、エグスプロージョンのマチャアキが好みのタイプだったという山崎は「おニャン子に憧れてこの世界に入ったので、今回念願のユニットが結成出来てとても嬉しいです」と感想を述べた。  最後は、友近による掛け声のもと「ゴーストバスターズジャパーン! 」と大声でポーズをとりイベントは終了した。なお、今回披露された楽曲「Ghostbusters~Japan Original ver.~」は4月26日13時よりレコ直で先着30000名無料ダウンロードが開始されている。
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■公開情報 『ゴーストバスターズ』 8月19日(金)全国ロードショー 監督:ポール・フェイグ 製作:アイヴァン・ライントマン 全米公開:7月15日 キャスト:クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズ、クリス・ヘムズワース 配給・宣伝:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

1番人気ポツン惨敗「武豊騎手以上の天才」横山典弘

 この騎手だけは「本当に」わからない......。  先週24日のフローラS(G2)。本来であれば最も盛り上がるはずのメインレースで、東京競馬場は大きな"ため息"に包まれた。  それもそのはず、ファンから最も大きな期待を集めた「ビッシュ」は道中"ポツン"と最後方。そのまま直線に入り、大外に持ち出されたものの、何の見せ場もないまま5着でレースを終えた。  騎乗していたのは関東のベテランジョッキー・横山典弘騎手である。  デビューからの2連勝が支持されて1番人気でフローラSを迎えたビッシュ。牝馬の頂上決戦となるオークス(G1)への優先出走権の懸かった大事なレースだけに、競馬ファンも本番につながるような質の高いレースを期待していたはずだ。  しかし、まずまずのスタートを切ったはずのビッシュだったが、いつの間にか最後方の18番手に......。

マギー、ランウェーで「まさかの生ストリップ披露!?」とファン興奮 “不仲否定”にダレノガレ明美ファン舌打ち?

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マギー公式インスタグラムより
 19日、モデルのマギーが自身のインスタグラムに、前日に行われたファッションイベントで着た、美脚あらわなセクシーな衣装姿をアップしたのだが、「“エロかっこいい”はもはや、倖田來未じゃなくて、マギーちゃんの代名詞だね」「国宝に指定されても異議なし」など、ネット上の話題をさらっていたようだ。 「マギーが出演したのは、18日に行われた、女性ファッション誌『ViVi』(講談社)の読者イベント『ViVi night in TOKYO 2016~EASTER PARTY(イースター・パーティー)~』だったのですが、“戦士”を意識したという、美脚あらわなセクシードレスでランウェーに登場したかと思えば、そのドレスを脱ぐ素振りを見せたので、『まさかの生ストリップ披露?』とファンは呆然。しかし、脱いだドレスの下には、さらにセクシーなドレスを着こんでいるという、早着替えのサプライズだとわかり、『一瞬期待しちゃったけど、ドレス姿も最高!』『ドキドキした~』と、ファンは大興奮の様子を見せていました。この日のイベントには、トリンドル玲奈や河北麻友子、玉城ティナなどといった、『ViVi』の専属モデルたちが総出演していたのですが、『圧倒的な存在感』『オーラが違った』など、観客の目はマギーに釘付けとなっていたようです」(芸能関係者)  イベント前の会見でマギーは、「モデル同士は裏でケンカしてる?」という報道陣からの質問に対して「楽屋ではみんな自由に過ごしてます」と答えたのだが、これにはダレノガレ明美のファンから苦情が寄せられているようだ。 「同じハーフタレントでモデルということに加えて、最近では共にセクシーな写真集を発売し、セクシー路線へと転換する様子を見せていることから、ダレノガレはマギーに対して強烈にライバル意識を抱いているようで、今年1月に放送された『世間とズレてる芸能人は誰だ!? ズレ!オチ』(フジテレビ系)の『20~60代主婦100人に聞いたバラエティーで生き残りそうなハーフタレントランキング』というコーナーで順位を予想する際、『マギーは事務所の力が強いんだよな』『マギーよりしゃべれんだよ、私。アイツつまんねーもん』などと発言し、ネット上を炎上させるという事件を起こしていただけに、マギーの優等生発言には『明美ちゃんの絶妙なフリが台無し』『もっと噛みついて来いよ!』など、ダレノガレのファンサイドから苦情が殺到。ネット上でも『ダレノガレのビジネス不仲計画は失敗に終わったな』『ダレノガレ、お疲れ』など、ダレノガレに同情する人が続出しているようです」(同)  しかし、その一方で、「ダレノガレとは格が違う」「眼中にないよ」など、マギーファンはダレノガレのことを全く相手にしていないようだ。

中居正広の震災ボランティアをテレビが報道しなかった理由!『スマスマ』も震災支援企画なしで解散騒動の影響が

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SMAP解散騒動とその名残は個人の震災支援にも影響してしまうのか
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  熊本大地震をめぐって、被災者を支援する芸能人、文化人の活動が連日、ニュースになっているが、一昨日から、大きな話題になっているのが、SMAPの中居正広だ。4月24日、避難所になっている熊本市・長嶺小学校にマスクにサングラス姿で現れ、炊き出しに参加。マスクにサングラス姿で、完全なお忍びのボランティアだったが、チャーハンをつくっていた姿を被災者が気付いてツイートし、一気に情報が広まった。  この行動は、まさに中居らしい。中居は、テレビでは“人嫌い”というキャラで押し通しているが、素顔は非常に情に厚く、情報番組などで社会問題を語るときは、むしろ弱者の側に立った発言をすることが多い。東日本大震災でもやはり福島の避難所を極秘で訪れ、炊き出しを行っていた。おそらく、今回もいてもたってもいられなくなったのだろう。  しかし、不可解なのは、このニュースをテレビが一切報じなかったことだ。高良健吾の給水など、他の芸能人の支援活動は連日、大々的に取り上げているのに、今回の中居の行動については『とくダネ!』『スッキリ!!』『羽鳥慎一モーニングショー』などの朝の情報番組も、『ひるおび!』『直撃LIVE グッディ!』『情報ライブ ミヤネ屋』などの午後のワイドショーも1秒も取り上げなかった。スポーツ紙記者が裏事情を解説する。 「当初は中居が嫌がったのかな、と思ったんですが、中居はボランティアの途中からサングラスをとって顔を見せていたし、そこまで秘密にすることにこだわっていたわけじゃない。どうも、ジャニーズ事務所からストップがかかったらしいですよ。事務所が管理してる活動じゃないから、取り上げるな、と。おそらく、ジュリーさんあたりが、中居のボランティアに注目が集まると、嵐や他のジャニーズのタレントが何もやっていない、という印象になってしまう、と危惧したのでしょう。飯島(三智)さんがいれば、テレビが取り上げることも許可したかもしれませんが、今のジャニーズでは中居くんの個人的活動を大々的に取り上げるのは難しいですね」  SMAP解散危機騒動が個人の震災ボランティア活動にまで影響を及ぼしているというのは、なんともやるせない気持ちになるが、しかし、この一件以外にも、今回の震災におけるSMAPの動きは今までとまったくちがった違ったものになっている。  SMAPというグループは自分たちが「国民的アイドル」であるという自覚を強く持っており、こうした大災害には積極的にコミットし、被災者を勇気づける活動に率先して取り組んできた。  たとえば、2011年の東日本大震災の際は、震災後初の放送となる3月21日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ)で、「いま僕たちに何ができるだろう」と題して生放送を決行。視聴者からFAXを募集し、いま、みんなができる支援のあり方をSMAPメンバーがフリートークで語り合うという、画期的な番組作りを行った。  ところが、今回はそういった動きがまったくないのだ。先週、18日の放送では、上戸彩をゲストに迎えたいつもの通りの「ビストロSMAP」と新企画のマジックのコーナー、いきものがかり出演の歌のコーナーという通常運転。熊本大地震については、番組最後の東日本大震災の支援金受付メッセージに続いてテロップが流れただけだった。  それでも、この時はまだ、最初の大地震発生から4日ということで、準備が間に合わなかった可能性もある、もしかしたら来週はやるかも、と淡い期待を抱いていた。  しかし、昨日の放送も同じだった。番組最後の東日本大震災の支援金受付メッセージのときに、かろうじて、中居が「この度の『平成28年熊本地震』により被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます」というメッセージを発したものの、震災に触れたのはそれだけ。  番組のほとんどは、「復活!境界線クイズ」と称する、別の番組の昔の企画を復活させたクイズ。しかも、こんなどうでもいい企画のために、MCの草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎の3人が朝から、フジテレビの情報番組を片っぱしから回り、番宣にいそしむ始末だった。  これが、あのSMAPが今、やるべきことなのか。東日本大震災のときに「偽善と思われても、SMAPがいまやること、役割っていうのを考えた」「ひとりでも多くの人が困っている人を助けたい」と言って生放送を決行したあの姿勢はどこへいってしまったのか。  だが、これもやむをえないのかもしれない。今のSMAPは震災支援どころか、5人が顔をそろえることすらほとんどままならない状態だからだ。 「SMAPはあの騒動以降、5人一緒のスケジュールを最低限にまで減らしてしまった。今は、何週間かに一回、『スマスマ』のビストロ収録で顔をあわせ、撮り溜めするだけ。番組最後の東日本大震災の支援金受付メッセージも、そのときに撮り溜めしている。5人揃って他の新しい企画やトーク、コントを収録するのは不可能な状態です」(前出・スポーツ紙記者)  しかし、ひとりひとりのメンバーの気持ちは変わっていないはずだ。とくに、東日本大震災の時に音頭をとって、生番組を企画した中居はなおさらだろう。  中居が今回、地震発生から10日というかなり早い時期に現地に入ってボランティア活動に参加したのは、今、SMAPとしてやるべきことができない自分たちへの忸怩たる思いというのもあったのかもしれない。  できれば、もう一度、5人そろっての震災支援をする姿をみたいが、やはりそれは無理なのだろうか。 (本田コッペ)

中居正広の炊き出し活動に賞賛の声…キムタクとの関係修復も影響か

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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 震災後の行動をめぐって多くの芸能人が迷走する中、この男は違った。熊本県を訪れて自ら炊き出しを行ったSMAPの中居正広(43)である。この行動は多くの人々に称賛され、芸能関係者からも大きく評価されている。
続きは【デイリーニュースオンライン】で読む
      
   
					

中居正広の炊き出し活動に賞賛の声…キムタクとの関係修復も影響か

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 震災後の行動をめぐって多くの芸能人が迷走する中、この男は違った。熊本県を訪れて自ら炊き出しを行ったSMAPの中居正広(43)である。この行動は多くの人々に称賛され、芸能関係者からも大きく評価されている。
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バラク・オバマ米大統領がプリンスの死を追悼

バラク・オバマ米大統領がプリンスは「クリエイティブのアイコン」だったと追悼した。21日(木)に57歳で急逝したプリンスに対し、オバマ大統領は声明の中で「本日、世界は1人のクリエイティブのアイコンを失いました。ミシェル(大統領夫人)と私は世界中の何百万人ものファンの皆さんとともにプリンスの急な死を悼んでいます」ポップ音楽のその音とメロディーで「こんなにも顕著な影響を与え、またその才能でたくさんの人々の心に触れたアーティストは数多くいません」と追悼の意を表した。 さらに、オバマ大統領はプリンスのその多才さを称え、「最も才能のある多作のミュージシャンとして、プリンスは全てをやりました。ファンク、R&B、ロックンロール。楽器演奏の達人、素晴らしいバンドリーダー、衝撃的なパフォーマーでした」「プリンスはかつて、強い精神はルールを打ち破ると言いました。プリンス以上に強く、大胆で、クリエイティブな精神を持つ人はいませんでした」とし、最後に「我々の想いと祈りは、プリンスのご遺族、バンド、彼を愛する全ての人々とともにあります」という言葉で締めくくった。

『とと姉ちゃん』第三週目で描かれた、祖母と母の対立ーー母・君子の“朝ドラヒロイン”らしさ

【リアルサウンドより】  大家さんからの妾の誘いをことわった小橋君子(木村多江)は母の青柳滝子(大地真央)に手紙を書く。君子の実家は東京の深川にある老舗の材木問屋・青柳商店。滝子はそこの女将だった。父が他界してから一人で切り盛りして君子を育ててきたが、跡取りにするために強引に縁談を進めようとした滝子に君子は反発し、当時すでに結婚の約束をしていた竹蔵(西島秀俊)と共に浜松へとやってきたのだった。  そのため、ずっと絶縁状態だったのだが、「荷物まとめて、こっちにおいで」という返事をもらった小橋家は浜松に別れを告げて、東京へと向かい青柳商店で暮らすことに。  深川に辿り着いた常子(高畑充季)は町の活気に興奮する。一方、君子は仕事を求めて方々のお店を回るのだが、「四十女を雇うくらいなら若い子を雇う」と、断られてしまう。  そんな君子の姿を見た常子は、少しでも母の役に立てばと、滝子の外回りに同行する。滝子は常子に商売の才覚があることを見抜き、ゆくゆくは青柳商店の女将にしたいと君子に言う。しかし君子は、自分たちを迎え入れたのは、娘の中から女将候補を選ぶためだったのと思い込み、娘たちを連れて青柳商店から出て行ってしまう。  熊本大地震の影響で放送中止となった12話と13話の同時放送からはじまった『とと姉ちゃん』第3週だが、地震情報のテロップで囲まれた画面で見る朝ドラは、やはり今までとは少し違うものに感じられた。  家の二階から深川を見ながら、「(この町も)随分変わりましたね」という君子に対して、青柳商店の筆頭番頭の隈井栄太郎(片岡鶴太郎)は、「震災で全て無くなりましたからねえ」と答える。  震災とは大正12年に起きた関東大震災のことだ。次々と地震情報が画面に表示される中で聞かされる関東大震災についての会話は、なんとも複雑な気持ちにさせられる。朝ドラは明治・大正・昭和が舞台となることが多く、関東大震災から戦争に向かっていく戦前日本の歴史を、現在の日本に重ね合わせて描いてきた。  滝子は「私はね、その普通の暮らしを守ることが自分たちの仕事だとも思ってるのさ。だからいい木を売って、何があっても壊れないような家を造る。それが私らの仕事のやりがいというかね、意地みたいなものなんだ」と、常子に言う。ここで常子は、とと(父)と同じように滝子もまた、「何より日常が大切で愛おしい」のだと考えていることを理解する。  おそらくこの台詞は、本作が東日本大震災を踏まえた上で「日常の大切さ」を描こうとしているのだという宣言だったのだろうが、まさか放送中に大地震が起きるとは作り手も想定しなかっただろう。リアルタイムで放送しているテレビドラマでは、こういう意図せざる形でフィクションと現実が重なってしまうことがある。  本編に戻ろう。今週は、母の君子と祖母の滝子の対立を娘の常子が見つめるという親子三世代の姿が描かれる。女の一代記を描くことが多い朝ドラでは祖母と母の対立を娘が見上げるという構造が度々描かれる。  そのため、戦前(日本の伝統を生きた祖母)と戦後(戦後民主主義の自由を生きた母)の価値観の間で揺れる現在(自由であるが故に、どう生きていいのか迷っている娘)という物語構造となるのだが、滝子の登場によって、より、朝ドラらしい話になったと言える。  面白いのは、理路整然と正論を言うのは滝子の方で、君子の意見の方が被害妄想気味で、言いがかりにしか聞こえないこと。これは、情緒不安定な役を演じることが多い木村多江と、宝塚出身の大地真央の背筋の伸びた堂々とした演技の印象もあるのだろう。  仮に滝子の中に、次の女将候補を選ぶ目論みがあったとしても、そこは一端呑み込んで、まずは娘たちの衣食住を第一と、考えるのが普通ではないかと思ったが、「かか(母)も一人の人間なのだ」というのが、このドラマの人間観なのだろう。もっとも、あれだけ悲壮な覚悟で家を出ながら、青柳商店の隣にある仕出し屋の森田屋に住み込みで働くようになるのだから、ちゃっかりしている。  森田屋の森田まつ(秋野陽子)は滝子とは犬猿の仲で、よりによってそこで働かなくてもと思うのだが、森田屋の二階にいる姿が滝子に見つかった際に、君子が窓を閉める姿がチャーミングで「この女、ただものじゃない」と、思わせる。当初は弱々しくて呑気な母親かと思っていた君子だが、話が進む度に、呑気さの裏側にあるたくましさを見せ始めている。もしかしたら、小橋家の中で一番、朝ドラヒロインらしいのかもしれない。  一方、常子は滝子の得意先回りに同行することで、滝子の人を見極める力に触れることとなる。得意先を回りながら情報収集をして損得を見極める姿は、おそらく常子が編集者として営業回りをする際の指針となっていくのだろう。同時に、常子が青柳家の跡取りである若旦那の青柳清(大野拓朗)に一目ぼれして、すぐに幻滅するくだりをみても、今の常子には、人を見る目があまり無いように見える。三姉妹がままごとをする場面で常子は赤ん坊の役をずっと演じていたが、これは常子がまだ、世の中を理解していないということを表しているのだろう。 ■成馬零一 76年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。 ■番組情報 『とと姉ちゃん』 平成28年4月4日(月)〜10月1日(土)全156回(予定) 【NHK総合】(月〜土)午前8時〜8時15分 [再]午後0時45分〜1時ほか 公式サイト:http://www.nhk.or.jp/totone-chan/

『とと姉ちゃん』第三週目で描かれた、祖母と母の対立ーー母・君子の“朝ドラヒロイン”らしさ

【リアルサウンドより】  大家さんからの妾の誘いをことわった小橋君子(木村多江)は母の青柳滝子(大地真央)に手紙を書く。君子の実家は東京の深川にある老舗の材木問屋・青柳商店。滝子はそこの女将だった。父が他界してから一人で切り盛りして君子を育ててきたが、跡取りにするために強引に縁談を進めようとした滝子に君子は反発し、当時すでに結婚の約束をしていた竹蔵(西島秀俊)と共に浜松へとやってきたのだった。  そのため、ずっと絶縁状態だったのだが、「荷物まとめて、こっちにおいで」という返事をもらった小橋家は浜松に別れを告げて、東京へと向かい青柳商店で暮らすことに。  深川に辿り着いた常子(高畑充季)は町の活気に興奮する。一方、君子は仕事を求めて方々のお店を回るのだが、「四十女を雇うくらいなら若い子を雇う」と、断られてしまう。  そんな君子の姿を見た常子は、少しでも母の役に立てばと、滝子の外回りに同行する。滝子は常子に商売の才覚があることを見抜き、ゆくゆくは青柳商店の女将にしたいと君子に言う。しかし君子は、自分たちを迎え入れたのは、娘の中から女将候補を選ぶためだったのと思い込み、娘たちを連れて青柳商店から出て行ってしまう。  熊本大地震の影響で放送中止となった12話と13話の同時放送からはじまった『とと姉ちゃん』第3週だが、地震情報のテロップで囲まれた画面で見る朝ドラは、やはり今までとは少し違うものに感じられた。  家の二階から深川を見ながら、「(この町も)随分変わりましたね」という君子に対して、青柳商店の筆頭番頭の隈井栄太郎(片岡鶴太郎)は、「震災で全て無くなりましたからねえ」と答える。  震災とは大正12年に起きた関東大震災のことだ。次々と地震情報が画面に表示される中で聞かされる関東大震災についての会話は、なんとも複雑な気持ちにさせられる。朝ドラは明治・大正・昭和が舞台となることが多く、関東大震災から戦争に向かっていく戦前日本の歴史を、現在の日本に重ね合わせて描いてきた。  滝子は「私はね、その普通の暮らしを守ることが自分たちの仕事だとも思ってるのさ。だからいい木を売って、何があっても壊れないような家を造る。それが私らの仕事のやりがいというかね、意地みたいなものなんだ」と、常子に言う。ここで常子は、とと(父)と同じように滝子もまた、「何より日常が大切で愛おしい」のだと考えていることを理解する。  おそらくこの台詞は、本作が東日本大震災を踏まえた上で「日常の大切さ」を描こうとしているのだという宣言だったのだろうが、まさか放送中に大地震が起きるとは作り手も想定しなかっただろう。リアルタイムで放送しているテレビドラマでは、こういう意図せざる形でフィクションと現実が重なってしまうことがある。  本編に戻ろう。今週は、母の君子と祖母の滝子の対立を娘の常子が見つめるという親子三世代の姿が描かれる。女の一代記を描くことが多い朝ドラでは祖母と母の対立を娘が見上げるという構造が度々描かれる。  そのため、戦前(日本の伝統を生きた祖母)と戦後(戦後民主主義の自由を生きた母)の価値観の間で揺れる現在(自由であるが故に、どう生きていいのか迷っている娘)という物語構造となるのだが、滝子の登場によって、より、朝ドラらしい話になったと言える。  面白いのは、理路整然と正論を言うのは滝子の方で、君子の意見の方が被害妄想気味で、言いがかりにしか聞こえないこと。これは、情緒不安定な役を演じることが多い木村多江と、宝塚出身の大地真央の背筋の伸びた堂々とした演技の印象もあるのだろう。  仮に滝子の中に、次の女将候補を選ぶ目論みがあったとしても、そこは一端呑み込んで、まずは娘たちの衣食住を第一と、考えるのが普通ではないかと思ったが、「かか(母)も一人の人間なのだ」というのが、このドラマの人間観なのだろう。もっとも、あれだけ悲壮な覚悟で家を出ながら、青柳商店の隣にある仕出し屋の森田屋に住み込みで働くようになるのだから、ちゃっかりしている。  森田屋の森田まつ(秋野陽子)は滝子とは犬猿の仲で、よりによってそこで働かなくてもと思うのだが、森田屋の二階にいる姿が滝子に見つかった際に、君子が窓を閉める姿がチャーミングで「この女、ただものじゃない」と、思わせる。当初は弱々しくて呑気な母親かと思っていた君子だが、話が進む度に、呑気さの裏側にあるたくましさを見せ始めている。もしかしたら、小橋家の中で一番、朝ドラヒロインらしいのかもしれない。  一方、常子は滝子の得意先回りに同行することで、滝子の人を見極める力に触れることとなる。得意先を回りながら情報収集をして損得を見極める姿は、おそらく常子が編集者として営業回りをする際の指針となっていくのだろう。同時に、常子が青柳家の跡取りである若旦那の青柳清(大野拓朗)に一目ぼれして、すぐに幻滅するくだりをみても、今の常子には、人を見る目があまり無いように見える。三姉妹がままごとをする場面で常子は赤ん坊の役をずっと演じていたが、これは常子がまだ、世の中を理解していないということを表しているのだろう。 ■成馬零一 76年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。 ■番組情報 『とと姉ちゃん』 平成28年4月4日(月)〜10月1日(土)全156回(予定) 【NHK総合】(月〜土)午前8時〜8時15分 [再]午後0時45分〜1時ほか 公式サイト:http://www.nhk.or.jp/totone-chan/