センター街をバスケットボールストリートに改名したのに全然浸透していない件

 4月23日(月)にサイゾーが“満を持して”オープンした新ニュースサイト「Business Journal」では、話題の企業・経済ニュースから、ビジネススキル、蓄財・運用、充実したプライベートライフを実現させるための実用情報まで、“本音の”情報をお届けします。  今回は「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップ! このほかにも、東電、AIJからスマホ、FX、AKBまで、サイゾーだから書ける“ディープ”かつ“役に立つ”情報が満載ですので、ぜひともご覧ください! センター街をバスケットボールストリートに改名したのに全然浸透していない件 - Business Journal(5月9日)
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横断幕と風船?でできたバスケットボールが渋谷の新名所?
 放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を人気放送作家が直撃解決! する連載「だから直接きいてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載していた同企画が、ビジネスジャーナルで復活!   今週は鮫肌文殊氏が、東京・渋谷のあのストリートの新名称に切り込んだ――。 [回答者]渋谷センター商店街振興組合事務所 様  本誌の「サイゾー」で連載していた「だから直接聞いてみた」が、このたびWebのほうで復活することとなった。いままで通り私、鮫肌と山名宏和に、同じ古舘プロジェクトの後輩放送作家の林賢一が加わって、3人が週替わりで担当していくので、皆さん、どうぞよろしくお願いします。  さて、記念すべき復活第一回目の今回であるが「名前」について書いてみたい。私の名前、鮫肌文殊っていうのはもちろんペンネームである。これが本名なら親をうらむ。このヘンなペンネームを名乗って以来、名刺交換した時にまず聞かれるのが「これって本名じゃないですよね?」。経験上、こう問う時の相手は絶対に半笑いだ。そしてペンネームである旨を告げると次に聞かれるのが 「なんで、鮫肌なんて名前にしたんですか?」  今まで何千回説明してきたであろうか。こんなペンネームをつけてしまったのは自分なのだから、仕方ない。私はこう返す。 「実は子供の頃からマンガ家になりたくて、マンガ誌に投稿してまして。その時に本名だと担当の編集者に覚えてもらえないって考えたんですよ。それで、当時流行っていた手塚治虫先生の人気マンガ『ブラック・ジャック』に出てきたサメ肌の女の人のエピソードから頂きました。サメ肌って響きはインパクトあって一回聞いたら絶対に忘れないじゃないですか。え? 文殊のほうですか。これはたまたま広辞苑引いたらそのページに載ってました。サメ肌と合わせてみたら妙に座りが良かったんで、鮫肌文殊って名前にしました」  そしてここまで話してから、自嘲気味にこう言う。 「私の本名なんだと思います? 井上英樹っで言うんですよ。すぐ忘れそうな平々凡々な名前デショ?」  これでだいたい相手は大笑い。言わば、私の初対面の相手に対する「つかみはOK」な名前を使った鉄板ネタなのであった。  でもこれ、個人のペンネームだから許されるが、街の名前だったらどうだろう? いきなり「ここは今日から鮫肌って名前の街になりました」って言われたとしたら? 「おい、おい!」って突っ込まれるに違いない。  しかーし!  現実にいきなりヘンなペンネームを名乗りだしたような街があるんですね。だから直接、渋谷センター商店街振興組合事務所に聞いてみた。 「渋谷センター街をバスケットボールストリートに改名したのに全然浸透していないと思うんですが、なぜ改名したんですか?」 担当者 えーっとですね、センター街っていうのは、まぁ、怖いとか汚いというマイナスイメージがテレビなどで全国的に広まってしまったという感じだったんですよ。クリーンなイメージにするために変えたんですね。 ――でもなんで、バスケットなんですか? 担当者 あのですね、渋谷の健康な若者の通り=スポーツ、ファッション、国際色=バスケットボールということで(笑)。 ――えっ(笑)。そんな理由なんですか? 担当者 まぁ、それ以外にもバスケットボールの聖地が代々木の千駄ヶ谷の体育館ということもありますし、それと組合の中でも、組合としてbjリーグっていうバスケットボールリーグを応援していたということもあって。まぁコラボといいますか。それでバスケットボールストリートと名付けたんですね。 ――ぶっちゃけ、あまり浸透してませんよね。 担当者 はい。もうすぐ1年ということでモニュメントなんかを作って、センター街=バスケットボールっていうのをみんなにわかってもらうというのをやっていこうとは考えていますけど。 ――モニュメントですか......。 担当者 そうですね。みんなあんまりイメージがないってうのをおっしゃりますのでね(笑)。だんだんわかっていってもらうように頑張っていこうと思っています。  中島らものエッセイに似たような話があった。例えば、鈴木一郎ってヤツがバンドを始めたとしよう。鈴木は、ある日突然仲間うちで宣言する。「オレのこと、今日からジョニーって呼んでくれよ」。でも、周りはガンとして認めない。「ジョニーって! お前は昔っから、鈴木やんけ」  これと同じ現象がいまの渋谷で起こっているのだ。長い間、本名の「渋谷センター街」で呼ばれてきたのに、いきなり「オレ、もうワイルド系キャラやめたから! 今日から、さわやか系にイメチェンしたいんで、バスケットボールストリートって呼んでくれよ。よろしくね♥」  多分、全く浸透しないまま終わるんだろうなあ。今回のギモンのために、渋谷行ってよく見たら確かにセンター街の入口にバスケットボールのモニュメントらしきブツが、ひっそりと作られていたのでした......。 (文=鮫肌文殊) ※このほかにも「Business Journal」には、ビジネスパーソンを刺激する記事が満載!ぜひご覧ください! ■そのほかの記事(一部抜粋) 内定ゼロ東大生が増殖中 勘違い、バカ正直に、企業も辟易... スタバのロゴから「COFFEE」が消えた! ジュースショップへ脱皮を図る? 4人に1人は再犯10回以上! 刑務所の老人ホーム化が止まらない

センター街をバスケットボールストリートに改名したのに全然浸透していない件

 4月23日(月)にサイゾーが“満を持して”オープンした新ニュースサイト「Business Journal」では、話題の企業・経済ニュースから、ビジネススキル、蓄財・運用、充実したプライベートライフを実現させるための実用情報まで、“本音の”情報をお届けします。  今回は「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップ! このほかにも、東電、AIJからスマホ、FX、AKBまで、サイゾーだから書ける“ディープ”かつ“役に立つ”情報が満載ですので、ぜひともご覧ください! センター街をバスケットボールストリートに改名したのに全然浸透していない件 - Business Journal(5月9日)
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横断幕と風船?でできたバスケットボールが渋谷の新名所?
 放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を人気放送作家が直撃解決! する連載「だから直接きいてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載していた同企画が、ビジネスジャーナルで復活!   今週は鮫肌文殊氏が、東京・渋谷のあのストリートの新名称に切り込んだ――。 [回答者]渋谷センター商店街振興組合事務所 様  本誌の「サイゾー」で連載していた「だから直接聞いてみた」が、このたびWebのほうで復活することとなった。いままで通り私、鮫肌と山名宏和に、同じ古舘プロジェクトの後輩放送作家の林賢一が加わって、3人が週替わりで担当していくので、皆さん、どうぞよろしくお願いします。  さて、記念すべき復活第一回目の今回であるが「名前」について書いてみたい。私の名前、鮫肌文殊っていうのはもちろんペンネームである。これが本名なら親をうらむ。このヘンなペンネームを名乗って以来、名刺交換した時にまず聞かれるのが「これって本名じゃないですよね?」。経験上、こう問う時の相手は絶対に半笑いだ。そしてペンネームである旨を告げると次に聞かれるのが 「なんで、鮫肌なんて名前にしたんですか?」  今まで何千回説明してきたであろうか。こんなペンネームをつけてしまったのは自分なのだから、仕方ない。私はこう返す。 「実は子供の頃からマンガ家になりたくて、マンガ誌に投稿してまして。その時に本名だと担当の編集者に覚えてもらえないって考えたんですよ。それで、当時流行っていた手塚治虫先生の人気マンガ『ブラック・ジャック』に出てきたサメ肌の女の人のエピソードから頂きました。サメ肌って響きはインパクトあって一回聞いたら絶対に忘れないじゃないですか。え? 文殊のほうですか。これはたまたま広辞苑引いたらそのページに載ってました。サメ肌と合わせてみたら妙に座りが良かったんで、鮫肌文殊って名前にしました」  そしてここまで話してから、自嘲気味にこう言う。 「私の本名なんだと思います? 井上英樹っで言うんですよ。すぐ忘れそうな平々凡々な名前デショ?」  これでだいたい相手は大笑い。言わば、私の初対面の相手に対する「つかみはOK」な名前を使った鉄板ネタなのであった。  でもこれ、個人のペンネームだから許されるが、街の名前だったらどうだろう? いきなり「ここは今日から鮫肌って名前の街になりました」って言われたとしたら? 「おい、おい!」って突っ込まれるに違いない。  しかーし!  現実にいきなりヘンなペンネームを名乗りだしたような街があるんですね。だから直接、渋谷センター商店街振興組合事務所に聞いてみた。 「渋谷センター街をバスケットボールストリートに改名したのに全然浸透していないと思うんですが、なぜ改名したんですか?」 担当者 えーっとですね、センター街っていうのは、まぁ、怖いとか汚いというマイナスイメージがテレビなどで全国的に広まってしまったという感じだったんですよ。クリーンなイメージにするために変えたんですね。 ――でもなんで、バスケットなんですか? 担当者 あのですね、渋谷の健康な若者の通り=スポーツ、ファッション、国際色=バスケットボールということで(笑)。 ――えっ(笑)。そんな理由なんですか? 担当者 まぁ、それ以外にもバスケットボールの聖地が代々木の千駄ヶ谷の体育館ということもありますし、それと組合の中でも、組合としてbjリーグっていうバスケットボールリーグを応援していたということもあって。まぁコラボといいますか。それでバスケットボールストリートと名付けたんですね。 ――ぶっちゃけ、あまり浸透してませんよね。 担当者 はい。もうすぐ1年ということでモニュメントなんかを作って、センター街=バスケットボールっていうのをみんなにわかってもらうというのをやっていこうとは考えていますけど。 ――モニュメントですか......。 担当者 そうですね。みんなあんまりイメージがないってうのをおっしゃりますのでね(笑)。だんだんわかっていってもらうように頑張っていこうと思っています。  中島らものエッセイに似たような話があった。例えば、鈴木一郎ってヤツがバンドを始めたとしよう。鈴木は、ある日突然仲間うちで宣言する。「オレのこと、今日からジョニーって呼んでくれよ」。でも、周りはガンとして認めない。「ジョニーって! お前は昔っから、鈴木やんけ」  これと同じ現象がいまの渋谷で起こっているのだ。長い間、本名の「渋谷センター街」で呼ばれてきたのに、いきなり「オレ、もうワイルド系キャラやめたから! 今日から、さわやか系にイメチェンしたいんで、バスケットボールストリートって呼んでくれよ。よろしくね♥」  多分、全く浸透しないまま終わるんだろうなあ。今回のギモンのために、渋谷行ってよく見たら確かにセンター街の入口にバスケットボールのモニュメントらしきブツが、ひっそりと作られていたのでした......。 (文=鮫肌文殊) ※このほかにも「Business Journal」には、ビジネスパーソンを刺激する記事が満載!ぜひご覧ください! ■そのほかの記事(一部抜粋) 内定ゼロ東大生が増殖中 勘違い、バカ正直に、企業も辟易... スタバのロゴから「COFFEE」が消えた! ジュースショップへ脱皮を図る? 4人に1人は再犯10回以上! 刑務所の老人ホーム化が止まらない

OBも嘆く……危ない会社300社リストに入った野村証券

 4月23日(月)にサイゾーが“満を持して”オープンした新ニュースサイト「Business Journal」では、話題の企業・経済ニュースから、ビジネススキル、蓄財・運用、充実したプライベートライフを実現させるための実用情報まで、“本音の”情報をお届けします。  今回は「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップ! このほかにも、東電、AIJからスマホ、FX、AKBまで、サイゾーだから書ける“ディープ”かつ“役に立つ”情報が満載ですので、ぜひともご覧ください!  OBも嘆く......危ない会社300社リストに入った野村証券 - Business Journal(4月23日)
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日本橋の野村証券本社(「ウィキペディア」より)
「栄枯盛衰は世の常とは言え、何とも衝撃的でもあり、情けなくもある」  東京経済という民間信用調査会社が年に2回出す要注意企業「300社リスト」(俗に危ない会社300社リストと呼ばれている)に野村証券が入ったことを告げると、野村証券のOBは、そういって顔を紅潮させた。  野村証券といえば、"証券界の雄"であり、バブル時代にはこの世の春を謳歌するように、好業績、高収入を誇った。同社では高卒でお茶汲みをしている女子社員のボーナスが100万円もあった時代だ。  しかし、バブル経済崩壊とともに証券会社は苦境の時代を迎える。株式市場は長期下落相場に突入、本業であった株式手数料では儲からなくなった大手証券は活路を投資信託の販売や社債の引き受けに見出すとともに、経営の舵をグローバル化に切り始めた。  その一方で、株式取引の様相は一変。今や個人投資家のほとんどはネット証券で取引を行っており、野村証券など昔ながらの対面取引を行っている大手証券は、ネット証券への進出に出遅れたこともあり、個人投資家の株式取引が激減した。  野村証券も強力に国際業務を推進しグローバル化を進める。その象徴とも言えるのが、08年9月の米国の金融危機の元凶とも言われたリーマン・ショックの主役リーマン・ブラザーズのアジア・欧州部門の買収だった。この買収で、野村証券は一気にグローバル化を進めようとした。しかし、今度は欧州から金融危機の火の手があがった。いわゆるギリシャ問題と言われる欧州債務危機だ。この結果、野村証券の海外部門は継続的に赤字を続けている。 「欧州危機により買収したリーマンはほとんど儲けを生み出していない。その上、元リーマンの社員は外資系のため給与が高い。年収で2000万円を超えるのがゴロゴロしている。その上、複数年契約になっているので、契約期間中は給与を払い続けなければいけない」と野村証券のOBは苦虫を噛み潰したような表情で語る。  こうした業績の低迷が"野村証券経営危機説"を生み出す。米大手格付会社ムーディーズの現在の野村証券の格付けは「Baa2」。もし、2段階の格付け引き下げが行われ「Ba1」となれば、「ジャンク(投資不適格)」になる。  経済情報誌などでは、「野村証券、三菱UFJグループの傘下に」「野村証券に公的資金注入計画」といった刺激的な観測記事が飛び交う。これらを受けて、ネット上では野村証券の経営危機説が山のように書き込まれている。  さらに評判を地に落としたのが、野村証券全盛期のバブル期に甘い汁を吸ったOB連中。オリンパスの不良債権の"飛ばし"を指南し、10年以上にわたる粉飾決算に手を貸した国内M&Aを指南したコンサルタント会社グローバルカンパニーの横尾宣政、羽田拓や海外への飛ばしを指南したアクシーズ・ジャパンの中川昭夫、アクシーズ・アメリカの佐川肇や、人様の年金を詐欺まがいの運用で2000億円も蒸発させたAIJ投資顧問の浅川和彦社長は、すべてバブル期を謳歌した野村証券OBだ。  加えて、証券取引等監視委員会が3月21日に発表した国際石油開発帝石の公募増資に関連した中央三井アセット信託のインサイダー取引問題で、中央三井アセット信託に未公開情報を流していたのは、野村証券の社員であることが明るみに出た。OBもOBなら、現役も現役、"腐っても鯛"ならぬ"腐った野村"の本領発揮というところだろう。  冒頭の東京経済の300社リストは、リストアップされた各企業の要注意点について、A-Jで評価している。野村証券の評価は「J」。これは、「受注減などの先行き不安」を意味する。  さて、同じリストに入った「J」評価企業はと言えば、会社更生法の申請が受理されたエルピーダメモリ、"粉飾決算の雄"オリンパス、創業家の馬鹿息子がギャンブルで会社の金を使い込んだ大王製紙など。野村証券もこれらの企業と同列の扱いを受けているのだから、心あるOBが嘆くのも致し方ないところ。  果たして、これからの野村証券はどうなるのか。観察を続けたい。 (取材=鷲尾香一/ジャーナリスト) ※このほかにも「Business Journal」には、ビジネスパーソンを刺激する記事が満載!ぜひご覧ください! ■そのほかの記事(一部抜粋) ジャンボを叩き売り! リストラで再上場したJALと株式市場 ユニクロ、業績予想下方修正連発で減速する"快進撃" 同業他社も呆れる...日立グローバル人材戦略の内実

OBも嘆く……危ない会社300社リストに入った野村証券

 4月23日(月)にサイゾーが“満を持して”オープンした新ニュースサイト「Business Journal」では、話題の企業・経済ニュースから、ビジネススキル、蓄財・運用、充実したプライベートライフを実現させるための実用情報まで、“本音の”情報をお届けします。  今回は「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップ! このほかにも、東電、AIJからスマホ、FX、AKBまで、サイゾーだから書ける“ディープ”かつ“役に立つ”情報が満載ですので、ぜひともご覧ください!  OBも嘆く......危ない会社300社リストに入った野村証券 - Business Journal(4月23日)
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日本橋の野村証券本社(「ウィキペディア」より)
「栄枯盛衰は世の常とは言え、何とも衝撃的でもあり、情けなくもある」  東京経済という民間信用調査会社が年に2回出す要注意企業「300社リスト」(俗に危ない会社300社リストと呼ばれている)に野村証券が入ったことを告げると、野村証券のOBは、そういって顔を紅潮させた。  野村証券といえば、"証券界の雄"であり、バブル時代にはこの世の春を謳歌するように、好業績、高収入を誇った。同社では高卒でお茶汲みをしている女子社員のボーナスが100万円もあった時代だ。  しかし、バブル経済崩壊とともに証券会社は苦境の時代を迎える。株式市場は長期下落相場に突入、本業であった株式手数料では儲からなくなった大手証券は活路を投資信託の販売や社債の引き受けに見出すとともに、経営の舵をグローバル化に切り始めた。  その一方で、株式取引の様相は一変。今や個人投資家のほとんどはネット証券で取引を行っており、野村証券など昔ながらの対面取引を行っている大手証券は、ネット証券への進出に出遅れたこともあり、個人投資家の株式取引が激減した。  野村証券も強力に国際業務を推進しグローバル化を進める。その象徴とも言えるのが、08年9月の米国の金融危機の元凶とも言われたリーマン・ショックの主役リーマン・ブラザーズのアジア・欧州部門の買収だった。この買収で、野村証券は一気にグローバル化を進めようとした。しかし、今度は欧州から金融危機の火の手があがった。いわゆるギリシャ問題と言われる欧州債務危機だ。この結果、野村証券の海外部門は継続的に赤字を続けている。 「欧州危機により買収したリーマンはほとんど儲けを生み出していない。その上、元リーマンの社員は外資系のため給与が高い。年収で2000万円を超えるのがゴロゴロしている。その上、複数年契約になっているので、契約期間中は給与を払い続けなければいけない」と野村証券のOBは苦虫を噛み潰したような表情で語る。  こうした業績の低迷が"野村証券経営危機説"を生み出す。米大手格付会社ムーディーズの現在の野村証券の格付けは「Baa2」。もし、2段階の格付け引き下げが行われ「Ba1」となれば、「ジャンク(投資不適格)」になる。  経済情報誌などでは、「野村証券、三菱UFJグループの傘下に」「野村証券に公的資金注入計画」といった刺激的な観測記事が飛び交う。これらを受けて、ネット上では野村証券の経営危機説が山のように書き込まれている。  さらに評判を地に落としたのが、野村証券全盛期のバブル期に甘い汁を吸ったOB連中。オリンパスの不良債権の"飛ばし"を指南し、10年以上にわたる粉飾決算に手を貸した国内M&Aを指南したコンサルタント会社グローバルカンパニーの横尾宣政、羽田拓や海外への飛ばしを指南したアクシーズ・ジャパンの中川昭夫、アクシーズ・アメリカの佐川肇や、人様の年金を詐欺まがいの運用で2000億円も蒸発させたAIJ投資顧問の浅川和彦社長は、すべてバブル期を謳歌した野村証券OBだ。  加えて、証券取引等監視委員会が3月21日に発表した国際石油開発帝石の公募増資に関連した中央三井アセット信託のインサイダー取引問題で、中央三井アセット信託に未公開情報を流していたのは、野村証券の社員であることが明るみに出た。OBもOBなら、現役も現役、"腐っても鯛"ならぬ"腐った野村"の本領発揮というところだろう。  冒頭の東京経済の300社リストは、リストアップされた各企業の要注意点について、A-Jで評価している。野村証券の評価は「J」。これは、「受注減などの先行き不安」を意味する。  さて、同じリストに入った「J」評価企業はと言えば、会社更生法の申請が受理されたエルピーダメモリ、"粉飾決算の雄"オリンパス、創業家の馬鹿息子がギャンブルで会社の金を使い込んだ大王製紙など。野村証券もこれらの企業と同列の扱いを受けているのだから、心あるOBが嘆くのも致し方ないところ。  果たして、これからの野村証券はどうなるのか。観察を続けたい。 (取材=鷲尾香一/ジャーナリスト) ※このほかにも「Business Journal」には、ビジネスパーソンを刺激する記事が満載!ぜひご覧ください! ■そのほかの記事(一部抜粋) ジャンボを叩き売り! リストラで再上場したJALと株式市場 ユニクロ、業績予想下方修正連発で減速する"快進撃" 同業他社も呆れる...日立グローバル人材戦略の内実

JAL機長、血まみれ骨折でもフライトするこれだけの理由

 4月23日(月)にサイゾーが“満を持して”オープンした新ニュースサイト「Business Journal」では、話題の企業・経済ニュースから、ビジネススキル、蓄財・運用、充実したプライベートライフを実現させるための実用情報まで、“本音の”情報をお届けします。  今回は「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップ! このほかにも、東電、AIJからスマホ、FX、AKBまで、サイゾーだから書ける“ディープ”かつ“役に立つ”情報が満載ですので、ぜひともご覧ください! JAL機長、血まみれ骨折でもフライトするこれだけの理由 - Business Journal(4月25日)
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「写真素材 足成」より
 日本航空(JAL、植木義晴社長)をめぐっては、マスコミは経営の神様・稲盛和夫名誉会長(京セラ創業者)による"再建美談"一色だが、行き過ぎた利益至上主義の刷り込みとモノ言えぬ雰囲気が社内に広がった結果、「空の安全」さえ脅かされているとの声もささやかれている。国土交通省も事態を注視しており、株式再上場に影響が出る恐れもある。  まず、"再建"の一環として行われたJALパイロットに対する整理解雇の是非をめぐる裁判を見てみよう。3月29日に判決が出されたこの裁判で東京地裁(渡邉弘裁判長)は、解雇を有効と認める判決を言い渡した。「会社の言いなり」(山口宏弥原告団長)とパイロットらが強く反発する同判決には、「空の安全」を軽視するという致命的な欠陥がある。 裁判所が「想定外」と言う事態が、すでに起こっていた?  会社更生手続き中の整理解雇が争われた初の事件として、労働問題や事業再生に携わる専門家はもちろん、広く社会の注目を集めたJAL裁判だが、航空関係者の間では、「体調不良による休職を基準とするクビ切りが、どう判断されるか?」という点が、ひそかな関心を呼んでいた。 「裁判で原告側は、体調不良を正直に申告して一時的に休んだ人を解雇するなら、健康状態を会社に正直に申告することが難しくなり、『空の安全』を脅かすと主張しました。しかし渡邉裁判長は、『(そうした)事態はにわかに想定し難い』と切って捨てたのです」(原告関係者)  実際に判決文には、「多数の乗客乗員の生命や財産を預かる航空輸送に携わる者として高い職業倫理を有する運航乗務員や航空会社の産業医が、(略)運航の安全に対する脅威となるような判断を行うといった事態はにわかに想定し難い(略)」と書かれている。パイロットらは、高い職業倫理を持っているから、たとえ自分がクビを切られる恐れがあっても、健康状態を正直に申告し、健康に問題があったら安全優先の判断をするはずだ、というのだ。もちろん、そうあってほしい。  だが、実際にはこの判決が出る3カ月近くも前に、現場ではこの「にわかに想定し難い」ことが起きていた。  それが、1月2日の旭川発羽田行1116便で起きた、肋骨を骨折した機長が無理を押して航空機を操縦した「骨折フライト事件」だ。この事件について、「フライデー」(講談社/2月23日号)の直撃取材を受けた稲盛名誉会長は「聞いていない」と答えているが、事件発生の背景には何があるのだろうか?  まず、複数のJAL関係者の話を総合すると、事件の経緯はこのような具合だ。機長には乗務前、機体の周りを歩いて異常がないか点検する任務がある。1116便のK機長はこの出発前点検の際、凍りついたエプロン(飛行場内の駐機場所)で転倒して右脇腹を強く打ち、顔面も負傷して血を出した。  ところがK機長は、「大丈夫だから」と言い残してコックピットに乗り込んだのだ。旭川から羽田までは2時間弱。何事もなく着いたのは、ほんとうに幸運だった。着陸後、同機長は激しい痛みでボーディングブリッジ(ターミナルビルから旅客機に、乗客・乗員を乗降させるための設備)で倒れ込む。機長は、同僚に自家用車を運転してもらい、新浦安にある自宅近くの大学病院に担ぎ込まれ、そこで「肋骨骨折」と診断され、入院したのだ。もし激痛がフライト中に起きていたらと思うと、背筋が寒くなる。  しかもJALは、この事件を隠していたというのだ。 「会社は2カ月以上もこの件を公にせず、国交省にも20日以上たってから、『フライト中は痛みが引いていたから、問題なかった』と報告したのです」(JAL社員) 血まみれ機長を飛ばせた理由とは?  国交省通達によれば、航空会社は、機長の健康を常時把握し、問題があれば、躊躇なく安全を最優先して乗務を止めなければならない。そして機長には、自らの健康状態を会社に申告することが義務づけられている。  ではなぜ、K機長は無理をしたのか? 渡邉裁判長は否定したが、伏線は2010年の大晦日に強行された165人の整理解雇にあったのだ。解雇されたJAL元パイロットは「『直近の病欠・休職』を理由のひとつにクビ切りが行われたため、パイロットが体調不良を正直に申告しにくくなったのです」と語る。また、あるJALの幹部は、「今回の解雇は、はっきり言って禍根を残した。運航本部としても唯々諾々と受け入れたわけではない」と悔やむ。    もの言えぬ風潮に拍車をかけたのが、「利益が第一」と教える「JALフィロソフィ」と、京セラのアメーバ経営を持ち込んだ「部門別採算制」だ。 「旭川空港には交代要員のパイロットがいなかったため、搭乗予定パイロットのケガ=欠航となってしまう。1116便の機長は、社内では『利益第一』を推進する管理職に過ぎないので、売上を落とす欠航を言い出しにくかったのでしょう。1便1便の収支が社内に掲示され競争が煽られているのも、『安全のために飛ばない』という判断を難しくしています」とK機長の同僚機長は心中をおもんぱかる。  別の機長も、「何かあっても、現場が『飛ばさない』という判断をするのが厳しい。先日もエンジンにリミットアウト(修理しなければ飛べない傷)があったのに、何日も報告されなかった。ミスを報告しにくい雰囲気になっている」と明かす。  10 年1月の会社更生法適用申請後、官民ファンド・企業再生支援機構の下で経営再建中であるJAL。同社は2月、12年3月期通期の営業利益予想を従来予想比400億円増の1800億円に上方修正し、過去最高だった11年3月期(1884億円)に近づく見通し。累積損失解消も視野に入ってきたと言われている。  たしかに、稲盛氏の下でJALは、大幅な路線廃止・縮小、不採算事業の整理、リストラを大胆に進め、財務はピカピカになったといえよう。だが、万が一にも大事故が起きれば、すべては一瞬にして水泡に帰す。JALは再上場の前に、「安全なくして、利益なし」の原点を思い出すべきではないか。 (文=北 健一) ※このほかにも「Business Journal」には、ビジネスパーソンを刺激する記事が満載!ぜひご覧ください! ■そのほかの記事(一部抜粋) ツナマヨが欠品のコンビニは失格! アパマンに載らない新居選びのツボ 「目ん玉売れ!」の商工ローンと武富士が強力タッグ デキる男は"精子も元気"カンタン不妊対策

JAL機長、血まみれ骨折でもフライトするこれだけの理由

 4月23日(月)にサイゾーが“満を持して”オープンした新ニュースサイト「Business Journal」では、話題の企業・経済ニュースから、ビジネススキル、蓄財・運用、充実したプライベートライフを実現させるための実用情報まで、“本音の”情報をお届けします。  今回は「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップ! このほかにも、東電、AIJからスマホ、FX、AKBまで、サイゾーだから書ける“ディープ”かつ“役に立つ”情報が満載ですので、ぜひともご覧ください! JAL機長、血まみれ骨折でもフライトするこれだけの理由 - Business Journal(4月25日)
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「写真素材 足成」より
 日本航空(JAL、植木義晴社長)をめぐっては、マスコミは経営の神様・稲盛和夫名誉会長(京セラ創業者)による"再建美談"一色だが、行き過ぎた利益至上主義の刷り込みとモノ言えぬ雰囲気が社内に広がった結果、「空の安全」さえ脅かされているとの声もささやかれている。国土交通省も事態を注視しており、株式再上場に影響が出る恐れもある。  まず、"再建"の一環として行われたJALパイロットに対する整理解雇の是非をめぐる裁判を見てみよう。3月29日に判決が出されたこの裁判で東京地裁(渡邉弘裁判長)は、解雇を有効と認める判決を言い渡した。「会社の言いなり」(山口宏弥原告団長)とパイロットらが強く反発する同判決には、「空の安全」を軽視するという致命的な欠陥がある。 裁判所が「想定外」と言う事態が、すでに起こっていた?  会社更生手続き中の整理解雇が争われた初の事件として、労働問題や事業再生に携わる専門家はもちろん、広く社会の注目を集めたJAL裁判だが、航空関係者の間では、「体調不良による休職を基準とするクビ切りが、どう判断されるか?」という点が、ひそかな関心を呼んでいた。 「裁判で原告側は、体調不良を正直に申告して一時的に休んだ人を解雇するなら、健康状態を会社に正直に申告することが難しくなり、『空の安全』を脅かすと主張しました。しかし渡邉裁判長は、『(そうした)事態はにわかに想定し難い』と切って捨てたのです」(原告関係者)  実際に判決文には、「多数の乗客乗員の生命や財産を預かる航空輸送に携わる者として高い職業倫理を有する運航乗務員や航空会社の産業医が、(略)運航の安全に対する脅威となるような判断を行うといった事態はにわかに想定し難い(略)」と書かれている。パイロットらは、高い職業倫理を持っているから、たとえ自分がクビを切られる恐れがあっても、健康状態を正直に申告し、健康に問題があったら安全優先の判断をするはずだ、というのだ。もちろん、そうあってほしい。  だが、実際にはこの判決が出る3カ月近くも前に、現場ではこの「にわかに想定し難い」ことが起きていた。  それが、1月2日の旭川発羽田行1116便で起きた、肋骨を骨折した機長が無理を押して航空機を操縦した「骨折フライト事件」だ。この事件について、「フライデー」(講談社/2月23日号)の直撃取材を受けた稲盛名誉会長は「聞いていない」と答えているが、事件発生の背景には何があるのだろうか?  まず、複数のJAL関係者の話を総合すると、事件の経緯はこのような具合だ。機長には乗務前、機体の周りを歩いて異常がないか点検する任務がある。1116便のK機長はこの出発前点検の際、凍りついたエプロン(飛行場内の駐機場所)で転倒して右脇腹を強く打ち、顔面も負傷して血を出した。  ところがK機長は、「大丈夫だから」と言い残してコックピットに乗り込んだのだ。旭川から羽田までは2時間弱。何事もなく着いたのは、ほんとうに幸運だった。着陸後、同機長は激しい痛みでボーディングブリッジ(ターミナルビルから旅客機に、乗客・乗員を乗降させるための設備)で倒れ込む。機長は、同僚に自家用車を運転してもらい、新浦安にある自宅近くの大学病院に担ぎ込まれ、そこで「肋骨骨折」と診断され、入院したのだ。もし激痛がフライト中に起きていたらと思うと、背筋が寒くなる。  しかもJALは、この事件を隠していたというのだ。 「会社は2カ月以上もこの件を公にせず、国交省にも20日以上たってから、『フライト中は痛みが引いていたから、問題なかった』と報告したのです」(JAL社員) 血まみれ機長を飛ばせた理由とは?  国交省通達によれば、航空会社は、機長の健康を常時把握し、問題があれば、躊躇なく安全を最優先して乗務を止めなければならない。そして機長には、自らの健康状態を会社に申告することが義務づけられている。  ではなぜ、K機長は無理をしたのか? 渡邉裁判長は否定したが、伏線は2010年の大晦日に強行された165人の整理解雇にあったのだ。解雇されたJAL元パイロットは「『直近の病欠・休職』を理由のひとつにクビ切りが行われたため、パイロットが体調不良を正直に申告しにくくなったのです」と語る。また、あるJALの幹部は、「今回の解雇は、はっきり言って禍根を残した。運航本部としても唯々諾々と受け入れたわけではない」と悔やむ。    もの言えぬ風潮に拍車をかけたのが、「利益が第一」と教える「JALフィロソフィ」と、京セラのアメーバ経営を持ち込んだ「部門別採算制」だ。 「旭川空港には交代要員のパイロットがいなかったため、搭乗予定パイロットのケガ=欠航となってしまう。1116便の機長は、社内では『利益第一』を推進する管理職に過ぎないので、売上を落とす欠航を言い出しにくかったのでしょう。1便1便の収支が社内に掲示され競争が煽られているのも、『安全のために飛ばない』という判断を難しくしています」とK機長の同僚機長は心中をおもんぱかる。  別の機長も、「何かあっても、現場が『飛ばさない』という判断をするのが厳しい。先日もエンジンにリミットアウト(修理しなければ飛べない傷)があったのに、何日も報告されなかった。ミスを報告しにくい雰囲気になっている」と明かす。  10 年1月の会社更生法適用申請後、官民ファンド・企業再生支援機構の下で経営再建中であるJAL。同社は2月、12年3月期通期の営業利益予想を従来予想比400億円増の1800億円に上方修正し、過去最高だった11年3月期(1884億円)に近づく見通し。累積損失解消も視野に入ってきたと言われている。  たしかに、稲盛氏の下でJALは、大幅な路線廃止・縮小、不採算事業の整理、リストラを大胆に進め、財務はピカピカになったといえよう。だが、万が一にも大事故が起きれば、すべては一瞬にして水泡に帰す。JALは再上場の前に、「安全なくして、利益なし」の原点を思い出すべきではないか。 (文=北 健一) ※このほかにも「Business Journal」には、ビジネスパーソンを刺激する記事が満載!ぜひご覧ください! ■そのほかの記事(一部抜粋) ツナマヨが欠品のコンビニは失格! アパマンに載らない新居選びのツボ 「目ん玉売れ!」の商工ローンと武富士が強力タッグ デキる男は"精子も元気"カンタン不妊対策

富士ゼロックス「障がい者は用済み」解雇の実態

 4月23日(月)にサイゾーが“満を持して”オープンした新ニュースサイト「Business Journal」では、話題の企業・経済ニュースから、ビジネススキル、蓄財・運用、充実したプライベートライフを実現させるための実用情報まで、“本音の”情報をお届けします。  今回は「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップ! このほかにも、東電、AIJからスマホ、FX、AKBまで、サイゾーだから書ける“ディープ”かつ“役に立つ”情報が満載ですので、ぜひともご覧ください! 富士ゼロックス「障がい者は用済み」解雇の実態 - Business Journal(5月2日)
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「富士ゼロックスHP」より
  ニュースサイト「マイニュースジャパン」を中心に、企業のパワハラ問題や労働争議を追いかけ、常に弱者の立場にたった取材を続けるジャーナリストの佐々木奎一。独自のルートで取材した、企業裁判のか中にある人々の声を世間に届ける!  パワハラが蔓延しているといわれて久しい。あまり知られていないが、実は名の知れた大企業でも、それは横行している。例えば「社員に優しい」という社風で有名なカラー複合機大手の富士ゼロックス(以下、富士ゼロ)である。  D氏(30代後半、男性)は2009年夏に富士ゼロに入社した。内臓の病気を患っており、障がい者雇用での入社だった。入社を決めた最大の動機は、富士ゼロは障がい者に優しいということで有名だったことと、フレックスタイム制度での採用だったことだった。  D氏の配属先は東京都中央区にある支店だった。そこには約50人の社員がいた。D氏は3カ月間の試用期間を経て、晴れて正社員となり、大手企業に対するコピー機の営業を担当することになった。実はD氏は、前職で営業に関連する仕事に従事していたため、自信があったという。 「10日で40件の契約を結びました。数字がおもしろいように出て、すごくやりがいを感じました」とD氏は言う。もちろん、ほかの社員はそんなに契約は取れない。つまり、D氏は新人にもかかわらず突出して目立って仕事ができたわけである。ところがその直後、異変が起きた。  ある日出勤すると、突然上司から呼び出しを受け、「本社の人事部に行け」と言われた。本社には人事部3人が待ち構えていて、人事部のH氏という男性が、こう切り出した。 「社外の女性からクレームが入りました。つきましては、入社後、社外で二人きりで会った女性の、名前、所属、住所を全て、会社に提出して下さい」  H氏によるとそのクレームというのは、セクハラ行為に関する匿名の怪文書だというのだが、身に覚えのないD氏は「さっぱりわかりません」と反論。だが、「とりあえず調査するので、全部、教えて下さい」と言われたのだという。  そこで「(業務上の)クレーム処理には全面的に協力しますが、クレームと関係ないことは聞かれたくありません」と言ったが、「ダメです。社員は会社に、プライベートのことを全て伝えなくてはいけません。これは業務命令です」とされた。  その後、1カ月間にわたり、プライベートで会ったのはこういう女性です、という文書を作成し、その都度、人事部から「いつ、どこで、誰が、何を、どうしたということがはっきりとわかるように、5W1Hで記入するよう、改めて指示します」などと言われ、何度も書き直しを命じられた。しかもD氏の作成した文書は「顛末書」と位置づけられていた。D氏は営業も禁じられ、ひたすら顛末書を書かされ続けた。  D氏に対する仕打ちは、これだけではない。執拗な"取り調べ"が終わった矢先に、会社側は持病のあるD氏にとって生命線でもあるフレックス制の禁止を命じてきたのだった。  その後、富士ゼロのパワハラはさらにエスカレートしていく。D氏は営業という本来の仕事を取り上げられたまま、オフィス内の「植木の水やり」や「ゴミ箱管理」「ポスター貼り」といった「屈辱的な雑用」(D氏)を命じられるようになっていったのだという。  このような日々が続き、D氏はたまらず支店長に相談した。すると、10年4月から「NB第三支店」(当時は新宿区、現在は中野区)という、リストラ要員が送り込まれる部署に左遷させられてしまった。 「富士ゼロックスは収益悪化を理由に、2008年に2千人のリストラを行いました。このリストラの時、辞めなかった中高年 だけ集めたのが、『NB第3支店』です。社内では"ゴミ捨て場"と呼ばれていて、ゼロックスの支店のなかで唯一、新卒が配属されない部署、と噂されていま した。NB第3支店には約50人の社員がいて五つのグループに分かれていました。ここの社員の多くは元理系の有名大の博士号取得者たちなのですが、畑違い の営業職をやらされているので、社員たちは『もとの部署に戻りたい』とさかんにグチをこぼしていました」(D氏)  このNB第三支店でD氏は一日20社近く営業して、契約を取ってきた。すると1週間後、突然、営業禁止にさせられたという。「おそらく、成績 を出すと辞めさせることができなくなってしまうからだと思います」とD氏は語る。いうまでもなく仕事を取り上げるのは、典型的なパワハラの手口の一つである。 "パワハラ"との闘いは続く......  そして同年夏、人事部のT氏から「身障者としては用済みですよ」などと罵倒され、ついに解雇された。表向きの解雇事由は「入社後における業績が極めて低く、且つ、再教育の結果でも改善されず、今後当社内での業務遂行に期待が持てない」「職場の 変更も実施し、環境改善を行ったが、会社の期待に答える改善がされない」「上司等の再三の注意を促すも反省の態度が見られず、改善が行われない」などと いった事由だった。しかも、人事部は、退職願を書かなければ失業給付をもらえない、とウソの説明をして、退職願を書くよう何度も迫った。  D氏は解雇後、無職のままで、貯金を食いつぶしながら、「解雇無効」と「損害賠償」の訴えを起こすべく裁判の準備を進め、今年2月、ついに東京地裁に提訴した。訴えの内容は、富士ゼロ社長の山本忠人氏と人事部の社員など計7人に対し、「地位保全の確認」、つまり、職場への復帰と、未払い賃金約1400万円、慰謝料として計600万円、合計2007万7476円分を求めるというもの。  このパワハラ事件について、富士ゼロ本社広報部は「係争中の案件なので回答はできません」というのみ。  ちなみに、裁判資料によると、法廷では、富士ゼロ側は、個人情報を根堀り葉掘り聞いたことについては「セクハラを受けたという事実確認以外の目的では聞いていない。日時を確認したが、その射程を超えて、プライベートを詮索する目的はなかった」と反論。また、リストラ部署については「NB第三支店は、中高年の従業員が多いわけではない」と主張。障がい者を侮辱する発言については「一定のやり取りがあったことは認めるが、その余は否認する」と、主張をした。  さらに「退職届を書かなければ失業給付がもらえない」と言ったことについては「離職するのに必要な書類提出を求めたに過ぎない。退職願の提出を強要した事実はない」と言い、フレックス禁止についても否定した。要するに、富士ゼロはD氏の訴えを全否定しているが、一方でD氏は、いずれも証拠となる書類や音源を持っているという。  こうした"一方的なパワハラは、本当に起こったのだろうか?" 裁判についてD氏は「ますます怒りが増しています。社会で虐げられている人の代表として、闘っていきたい」と意気込みを語っている。富士ゼロ側の返答がない以上、今後の成り行きに注目したい。 (文=佐々木奎一/ジャーナリスト) ※このほかにも「Business Journal」には、ビジネスパーソンを刺激する記事が満載!ぜひご覧ください! ■そのほかの記事(一部抜粋) やまもといちろう・ネットで炎上必至(?)なネタを読み解く8本 OBも嘆く......危ない会社300社リストに入った野村証券 結審で見え透いた涙を見せる木嶋佳苗のしたたかさ

富士ゼロックス「障がい者は用済み」解雇の実態

 4月23日(月)にサイゾーが“満を持して”オープンした新ニュースサイト「Business Journal」では、話題の企業・経済ニュースから、ビジネススキル、蓄財・運用、充実したプライベートライフを実現させるための実用情報まで、“本音の”情報をお届けします。  今回は「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップ! このほかにも、東電、AIJからスマホ、FX、AKBまで、サイゾーだから書ける“ディープ”かつ“役に立つ”情報が満載ですので、ぜひともご覧ください! 富士ゼロックス「障がい者は用済み」解雇の実態 - Business Journal(5月2日)
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「富士ゼロックスHP」より
  ニュースサイト「マイニュースジャパン」を中心に、企業のパワハラ問題や労働争議を追いかけ、常に弱者の立場にたった取材を続けるジャーナリストの佐々木奎一。独自のルートで取材した、企業裁判のか中にある人々の声を世間に届ける!  パワハラが蔓延しているといわれて久しい。あまり知られていないが、実は名の知れた大企業でも、それは横行している。例えば「社員に優しい」という社風で有名なカラー複合機大手の富士ゼロックス(以下、富士ゼロ)である。  D氏(30代後半、男性)は2009年夏に富士ゼロに入社した。内臓の病気を患っており、障がい者雇用での入社だった。入社を決めた最大の動機は、富士ゼロは障がい者に優しいということで有名だったことと、フレックスタイム制度での採用だったことだった。  D氏の配属先は東京都中央区にある支店だった。そこには約50人の社員がいた。D氏は3カ月間の試用期間を経て、晴れて正社員となり、大手企業に対するコピー機の営業を担当することになった。実はD氏は、前職で営業に関連する仕事に従事していたため、自信があったという。 「10日で40件の契約を結びました。数字がおもしろいように出て、すごくやりがいを感じました」とD氏は言う。もちろん、ほかの社員はそんなに契約は取れない。つまり、D氏は新人にもかかわらず突出して目立って仕事ができたわけである。ところがその直後、異変が起きた。  ある日出勤すると、突然上司から呼び出しを受け、「本社の人事部に行け」と言われた。本社には人事部3人が待ち構えていて、人事部のH氏という男性が、こう切り出した。 「社外の女性からクレームが入りました。つきましては、入社後、社外で二人きりで会った女性の、名前、所属、住所を全て、会社に提出して下さい」  H氏によるとそのクレームというのは、セクハラ行為に関する匿名の怪文書だというのだが、身に覚えのないD氏は「さっぱりわかりません」と反論。だが、「とりあえず調査するので、全部、教えて下さい」と言われたのだという。  そこで「(業務上の)クレーム処理には全面的に協力しますが、クレームと関係ないことは聞かれたくありません」と言ったが、「ダメです。社員は会社に、プライベートのことを全て伝えなくてはいけません。これは業務命令です」とされた。  その後、1カ月間にわたり、プライベートで会ったのはこういう女性です、という文書を作成し、その都度、人事部から「いつ、どこで、誰が、何を、どうしたということがはっきりとわかるように、5W1Hで記入するよう、改めて指示します」などと言われ、何度も書き直しを命じられた。しかもD氏の作成した文書は「顛末書」と位置づけられていた。D氏は営業も禁じられ、ひたすら顛末書を書かされ続けた。  D氏に対する仕打ちは、これだけではない。執拗な"取り調べ"が終わった矢先に、会社側は持病のあるD氏にとって生命線でもあるフレックス制の禁止を命じてきたのだった。  その後、富士ゼロのパワハラはさらにエスカレートしていく。D氏は営業という本来の仕事を取り上げられたまま、オフィス内の「植木の水やり」や「ゴミ箱管理」「ポスター貼り」といった「屈辱的な雑用」(D氏)を命じられるようになっていったのだという。  このような日々が続き、D氏はたまらず支店長に相談した。すると、10年4月から「NB第三支店」(当時は新宿区、現在は中野区)という、リストラ要員が送り込まれる部署に左遷させられてしまった。 「富士ゼロックスは収益悪化を理由に、2008年に2千人のリストラを行いました。このリストラの時、辞めなかった中高年 だけ集めたのが、『NB第3支店』です。社内では"ゴミ捨て場"と呼ばれていて、ゼロックスの支店のなかで唯一、新卒が配属されない部署、と噂されていま した。NB第3支店には約50人の社員がいて五つのグループに分かれていました。ここの社員の多くは元理系の有名大の博士号取得者たちなのですが、畑違い の営業職をやらされているので、社員たちは『もとの部署に戻りたい』とさかんにグチをこぼしていました」(D氏)  このNB第三支店でD氏は一日20社近く営業して、契約を取ってきた。すると1週間後、突然、営業禁止にさせられたという。「おそらく、成績 を出すと辞めさせることができなくなってしまうからだと思います」とD氏は語る。いうまでもなく仕事を取り上げるのは、典型的なパワハラの手口の一つである。 "パワハラ"との闘いは続く......  そして同年夏、人事部のT氏から「身障者としては用済みですよ」などと罵倒され、ついに解雇された。表向きの解雇事由は「入社後における業績が極めて低く、且つ、再教育の結果でも改善されず、今後当社内での業務遂行に期待が持てない」「職場の 変更も実施し、環境改善を行ったが、会社の期待に答える改善がされない」「上司等の再三の注意を促すも反省の態度が見られず、改善が行われない」などと いった事由だった。しかも、人事部は、退職願を書かなければ失業給付をもらえない、とウソの説明をして、退職願を書くよう何度も迫った。  D氏は解雇後、無職のままで、貯金を食いつぶしながら、「解雇無効」と「損害賠償」の訴えを起こすべく裁判の準備を進め、今年2月、ついに東京地裁に提訴した。訴えの内容は、富士ゼロ社長の山本忠人氏と人事部の社員など計7人に対し、「地位保全の確認」、つまり、職場への復帰と、未払い賃金約1400万円、慰謝料として計600万円、合計2007万7476円分を求めるというもの。  このパワハラ事件について、富士ゼロ本社広報部は「係争中の案件なので回答はできません」というのみ。  ちなみに、裁判資料によると、法廷では、富士ゼロ側は、個人情報を根堀り葉掘り聞いたことについては「セクハラを受けたという事実確認以外の目的では聞いていない。日時を確認したが、その射程を超えて、プライベートを詮索する目的はなかった」と反論。また、リストラ部署については「NB第三支店は、中高年の従業員が多いわけではない」と主張。障がい者を侮辱する発言については「一定のやり取りがあったことは認めるが、その余は否認する」と、主張をした。  さらに「退職届を書かなければ失業給付がもらえない」と言ったことについては「離職するのに必要な書類提出を求めたに過ぎない。退職願の提出を強要した事実はない」と言い、フレックス禁止についても否定した。要するに、富士ゼロはD氏の訴えを全否定しているが、一方でD氏は、いずれも証拠となる書類や音源を持っているという。  こうした"一方的なパワハラは、本当に起こったのだろうか?" 裁判についてD氏は「ますます怒りが増しています。社会で虐げられている人の代表として、闘っていきたい」と意気込みを語っている。富士ゼロ側の返答がない以上、今後の成り行きに注目したい。 (文=佐々木奎一/ジャーナリスト) ※このほかにも「Business Journal」には、ビジネスパーソンを刺激する記事が満載!ぜひご覧ください! ■そのほかの記事(一部抜粋) やまもといちろう・ネットで炎上必至(?)なネタを読み解く8本 OBも嘆く......危ない会社300社リストに入った野村証券 結審で見え透いた涙を見せる木嶋佳苗のしたたかさ

"最速出世"のために20代が読むべき5本

 4月23日(月)にサイゾーが“満を持して”オープンした新ニュースサイト「Business Journal」では、話題の企業・経済ニュースから、ビジネススキル、蓄財・運用、充実したプライベートライフを実現させるための実用情報まで、“本音の”情報をお届けしています。  この「Business Journal」で、特にユーザーからの反響が大きいのが「キュレーション」。各分野で活躍されている識者、プロ、ビジネスパーソンの方々が、ウェブ上に溢れる情報・記事の中から「今ビジネスパーソンが読むべきもの」を厳選し、解説コメントと共に紹介するというものです。  現在以下の記事が掲載中ですので、ぜひご覧ください! ■元切込隊長 やまもといちろう  「ネットで炎上必至(?)なネタを読み解く8本」 ■ピーチ・ジョンCMO 野口美佳  「ミカジョン、木嶋佳苗から双子まで生命の神秘(?)に迫る12本」 ■慶應義塾大学政策・メディア研究科特別招聘教授 夏野 剛  「今のニュースから日本の未来を読むための5本」  「『日本大丈夫?』な記事から前向きに明日を考える4本」 ■コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ  「行く末が心配な人たちをめぐる4本+α」 ■『バカでも年収1000万円』の著者 伊藤喜之  「"最速出世"のために20代が読むべき5本」 ■ネットイヤーグループCEO 石黒不二代  「シリコンバレーでホットなインキュベーションの"今"を読み解く5本」  <今後掲載予定のキュレーター(一部)>   松本大氏(マネックス証券CEO)   岩瀬大輔氏(ライフネット生命副社長)   ぐっちー氏(金融マン、コラムニスト)   中川淳一郎氏(編集者、プランナー)   川端幹人氏(ジャーナリスト、「噂の真相」元副編集長)   ……そのほか、続々参画予定。  今回は上記の中から、好評の記事をピックアップしてお届けします! 
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日経読んでも出世はできません!
 “最速出世”のために20代が読むべき5本 <キュレーター:『バカでも年収1000万円』の著者・伊藤喜之> – Business Journal(4月24日) 学歴ナシ、専門スキルなしの状態からベンチャー企業取締役に上り詰め、若干27歳で年収1000万円を達成した伊藤喜之氏は、いかにして20代で“最速出世”を果たすことができたのか? メディアが垂れ流す“偽りのノウハウ”を取り上げながら、“バカリーマン流”出世道を披露する! 出世する人に共通する"評判の好循環"とは - web R25(11年7月8日)  成果、実力よりも、評判、自己PR力が出世には必要です。20代のうちから「知識、専門力」などで勝負しようと錯覚する人がいますが、20代で身につく専門力なんて、所詮どんぐりの背くらべ。この記事では「評判」という言葉を使っていますが、要するに「目立て」ということ。僕の友人の全米No.1セールスマンも、「僕はアメリカにいたけど、顔がアジア人だったから、アジアの案件では必ず指名された。要は目立っただけなんだけどね」と言っています。  堅実に仕事をしていても、誰にも気づかれなければウワサのひとつも起きません。自分の頭の中は他人からは見えないので、まず外面で目立たないと、指名すらされませんよね。 ドントコイ社 社名由来は『トリック』だった - 日刊SPA(4月12日)  何事も「極端にわかりやすい」か、「それ、絶対おかしいでしょ」というぐらい、振り切ると、実力がなくても目立つため、仕事が回ってきます。上司やお客さんからすると、「若手は大して能力差がない」という考えの人は多いので、「どうせ仕事を頼むなら、かわいいヤツか面白いヤツに」と思うのが人間です。となると、この記事のように明らかにおかしい社名をつけるとか、「僕は世界一のM男です。だから厳しい仕事をください」というキャッチコピーを名刺に書くとかすれば、賛否両論はあるにせよ、確実に仕事の数は増えるでしょう。 新聞社の「現在の就活に対する提言」は、所詮は奇麗事の寄せ集めに過ぎない - 就活生に甘える社会人(2月13日)  学生時代にこんな広告(記事内写真)をすり込まれたら、あたかも「日経新聞を読めば仕事ができるようになるのか」と錯覚します。が、僕はこれまで数千人の経営者、ビジネスマンとお会いしていますが、「人より優れた結果を出せた秘訣は?」という質問に「日経新聞を読んだから」と答えた人はひとりもいません。現に、僕は新聞なんて一度も読んだことありません。テレビ欄は別として♪ 2月生まれは出世に有利で、3月生まれは不利!? 実は関係がある「生まれ月」による出世度の違い - ダイヤモンド・オンライン  出身大学、保有資格など、出世した人のあらゆるデータが雑誌やネットなどで紹介されています。そのデータを参考に自分で行動を起こせるならいいのですが、この記事のような「自分の努力ではどうしようも変えることのできないもの」をデータとして見ても、何の意味もありません。実際に出世をした人は、「とにかく目の前のことをやっただけ」とか「人と違うことを結果が出るまでやり続けただけ」というような答えが返ってきます。  出世のことを考えるなら、生年月日や占いなどで一喜一憂するのではなく、もっと現実的な部分をカイゼンしていったほうが得策です。 終業後の仕事の電話は出るべき? - web R25(4月12日)  他人の携帯電話に電話をかける際、カバンやポケットから出してボタンを押すだけ、という単純作業でできるため、その行為に精神的なハードルはゼロです。ハードルが低い、ということは、どうでもいい内容でもかけてしまう、という状態。そのような薄い情報が携帯に着信するぐらいでわざわざ迷うぐらいなら、携帯電話を捨て去ってみてはいかがでしょう。  それでも、会社の電話にかかってきた電話こそ、本当の有事なはず。若手はただでさえ、仕事効率が悪いのに、こんなくだらない電話に振り回されていては、ダメだと思うのです。 ※このほかにも「Business Journal」には、ビジネスパーソンを刺激する記事が満載!ぜひご覧ください! ■そのほかの記事(一部抜粋) 4〜6月は残業するだけ損? 同じ年収でも社会保険料に大きな差 GW必読! ポイント還元率の高い商品を先に買え! OBも嘆く......危ない会社300社リストに入った野村証券

"最速出世"のために20代が読むべき5本

 4月23日(月)にサイゾーが“満を持して”オープンした新ニュースサイト「Business Journal」では、話題の企業・経済ニュースから、ビジネススキル、蓄財・運用、充実したプライベートライフを実現させるための実用情報まで、“本音の”情報をお届けしています。  この「Business Journal」で、特にユーザーからの反響が大きいのが「キュレーション」。各分野で活躍されている識者、プロ、ビジネスパーソンの方々が、ウェブ上に溢れる情報・記事の中から「今ビジネスパーソンが読むべきもの」を厳選し、解説コメントと共に紹介するというものです。  現在以下の記事が掲載中ですので、ぜひご覧ください! ■元切込隊長 やまもといちろう  「ネットで炎上必至(?)なネタを読み解く8本」 ■ピーチ・ジョンCMO 野口美佳  「ミカジョン、木嶋佳苗から双子まで生命の神秘(?)に迫る12本」 ■慶應義塾大学政策・メディア研究科特別招聘教授 夏野 剛  「今のニュースから日本の未来を読むための5本」  「『日本大丈夫?』な記事から前向きに明日を考える4本」 ■コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ  「行く末が心配な人たちをめぐる4本+α」 ■『バカでも年収1000万円』の著者 伊藤喜之  「"最速出世"のために20代が読むべき5本」 ■ネットイヤーグループCEO 石黒不二代  「シリコンバレーでホットなインキュベーションの"今"を読み解く5本」  <今後掲載予定のキュレーター(一部)>   松本大氏(マネックス証券CEO)   岩瀬大輔氏(ライフネット生命副社長)   ぐっちー氏(金融マン、コラムニスト)   中川淳一郎氏(編集者、プランナー)   川端幹人氏(ジャーナリスト、「噂の真相」元副編集長)   ……そのほか、続々参画予定。  今回は上記の中から、好評の記事をピックアップしてお届けします! 
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日経読んでも出世はできません!
 “最速出世”のために20代が読むべき5本 <キュレーター:『バカでも年収1000万円』の著者・伊藤喜之> – Business Journal(4月24日) 学歴ナシ、専門スキルなしの状態からベンチャー企業取締役に上り詰め、若干27歳で年収1000万円を達成した伊藤喜之氏は、いかにして20代で“最速出世”を果たすことができたのか? メディアが垂れ流す“偽りのノウハウ”を取り上げながら、“バカリーマン流”出世道を披露する! 出世する人に共通する"評判の好循環"とは - web R25(11年7月8日)  成果、実力よりも、評判、自己PR力が出世には必要です。20代のうちから「知識、専門力」などで勝負しようと錯覚する人がいますが、20代で身につく専門力なんて、所詮どんぐりの背くらべ。この記事では「評判」という言葉を使っていますが、要するに「目立て」ということ。僕の友人の全米No.1セールスマンも、「僕はアメリカにいたけど、顔がアジア人だったから、アジアの案件では必ず指名された。要は目立っただけなんだけどね」と言っています。  堅実に仕事をしていても、誰にも気づかれなければウワサのひとつも起きません。自分の頭の中は他人からは見えないので、まず外面で目立たないと、指名すらされませんよね。 ドントコイ社 社名由来は『トリック』だった - 日刊SPA(4月12日)  何事も「極端にわかりやすい」か、「それ、絶対おかしいでしょ」というぐらい、振り切ると、実力がなくても目立つため、仕事が回ってきます。上司やお客さんからすると、「若手は大して能力差がない」という考えの人は多いので、「どうせ仕事を頼むなら、かわいいヤツか面白いヤツに」と思うのが人間です。となると、この記事のように明らかにおかしい社名をつけるとか、「僕は世界一のM男です。だから厳しい仕事をください」というキャッチコピーを名刺に書くとかすれば、賛否両論はあるにせよ、確実に仕事の数は増えるでしょう。 新聞社の「現在の就活に対する提言」は、所詮は奇麗事の寄せ集めに過ぎない - 就活生に甘える社会人(2月13日)  学生時代にこんな広告(記事内写真)をすり込まれたら、あたかも「日経新聞を読めば仕事ができるようになるのか」と錯覚します。が、僕はこれまで数千人の経営者、ビジネスマンとお会いしていますが、「人より優れた結果を出せた秘訣は?」という質問に「日経新聞を読んだから」と答えた人はひとりもいません。現に、僕は新聞なんて一度も読んだことありません。テレビ欄は別として♪ 2月生まれは出世に有利で、3月生まれは不利!? 実は関係がある「生まれ月」による出世度の違い - ダイヤモンド・オンライン  出身大学、保有資格など、出世した人のあらゆるデータが雑誌やネットなどで紹介されています。そのデータを参考に自分で行動を起こせるならいいのですが、この記事のような「自分の努力ではどうしようも変えることのできないもの」をデータとして見ても、何の意味もありません。実際に出世をした人は、「とにかく目の前のことをやっただけ」とか「人と違うことを結果が出るまでやり続けただけ」というような答えが返ってきます。  出世のことを考えるなら、生年月日や占いなどで一喜一憂するのではなく、もっと現実的な部分をカイゼンしていったほうが得策です。 終業後の仕事の電話は出るべき? - web R25(4月12日)  他人の携帯電話に電話をかける際、カバンやポケットから出してボタンを押すだけ、という単純作業でできるため、その行為に精神的なハードルはゼロです。ハードルが低い、ということは、どうでもいい内容でもかけてしまう、という状態。そのような薄い情報が携帯に着信するぐらいでわざわざ迷うぐらいなら、携帯電話を捨て去ってみてはいかがでしょう。  それでも、会社の電話にかかってきた電話こそ、本当の有事なはず。若手はただでさえ、仕事効率が悪いのに、こんなくだらない電話に振り回されていては、ダメだと思うのです。 ※このほかにも「Business Journal」には、ビジネスパーソンを刺激する記事が満載!ぜひご覧ください! ■そのほかの記事(一部抜粋) 4〜6月は残業するだけ損? 同じ年収でも社会保険料に大きな差 GW必読! ポイント還元率の高い商品を先に買え! OBも嘆く......危ない会社300社リストに入った野村証券