日本のみならず世界でも注目を浴びるほどの大ヒットを飛ばしている劇場アニメーション『君の名は。』。もちろん新海誠監督の注目度も高まる一方。そんな新海監督が12日、『日経エンタテインメント!』(日経BP社)の『ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー』を受賞したを受け、トークショーに登壇。そこでは、さまざまな裏話が語られていたという。 このトークショーを観覧したという40代男性がこう語る。 「新海監督はまさかこれほど観てもらえると思っていなかったと切り出し、『小学生は劇場に来ないと思っていた』と、その辺の層を意識せず作っていたと話していました。そのおかげで、ヒロイン・三葉の下着が見えることや、体が入れ替わったときに胸を揉むシーンなど、『思う存分好きなシーンを盛り込みました』と、やりたい方向に振り切ったそうです。海外でもこれらを寛容に受け入れてくれたそうなので、『ああ、胸を揉んで良かったと思います(笑)』と笑わせてくれました」 さらに、新海監督は過去2作品『星を追う子ども』、『言の葉の庭』で主人公を演じた、声優の入野自由に言及するシーンもあったという。 「作品で出演した縁からか、『ずっとお互いを応援し合ってて』と交流が続いているらしく、入野さんから『いまTV観てます! 監督出てますよ!』といった、やりとりしているそうです。それだけに、『君の名は。』と同時期に公開された入野さんが出演している『聲の形』について、『良かったですよ!』と褒めていたりもしました」(前出の40代男性) トーク後半では、観覧している人たちからの質問を受け付けるコーナーもあったそうだが、自身のことを話すこともあったそうで……。 「新海監督は『秒速5センチメートル』を作り終えた後に、イギリスへ“自分探しの気持ちで”留学されたそうなんです。その現地の語学学校で18歳の女の子から“あなたは何も成し遂げてないのね!”と言われたことがあったんです(苦笑)』と、きつい一言ももらったと話していました。 その後、2011年に公開された『星を追う子ども』については、“渾身の力を込めて作ったら結構な不評をいただいて”と、振り返っていました。でもそんな『星を追う子ども』も、“徐々にお客さんが増えてきて、地元の新聞とかNHKで取り上げられるようになってきて。NHKとか地元の新聞は両親とかには効くんです”と、ご両親に自分の仕事を受け入れてもらえるきっかけになったと、愛着を感じさせるコメントを残していました」(前出の40代男性) また、気になる次回作については、「年内に次の企画を進めないと3年以内の作品公開にはならない、あと2カ月でどうするのか決めるという話もされていたので、3年以内には公開されるのかなと、期待できそうな話しぶりでした」(前出の40代男性)とのこと。『君の名は。』がこれだけのヒットとなり、期待値も高くなっているだけにプレッシャーにもなりそうだが、今後はどんな世界を見せてくれるのか楽しみなところだ。「TREND EXPO TOKYO 2016」公式サイトより
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「いい話だなー」率の高い注目脚本家を直撃!『ちびまる子ちゃん』脚本・高橋幹子インタビュー!! 知ってそうで意外と知らない『まるちゃん』制作現場とは!?
日曜日夕方を彩るアニメとしてすっかり定着、『サザエさん』(フジテレビ系)や『アンパンマン』(日本テレビ系)、『ドラえもん』(テレビ朝日系)などと並んで、“国民的アニメ”と呼んで差し支えない存在感を誇る『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系/原作:さくらももこ)。 懐かしくも穏やかな1970年代半ばという時代を舞台に、家族や友人たちと過ごすまる子の日常を、日曜日の夕方という放送時間帯に相応しく、老若男女、家族皆で楽しめる作品を送る――という基本は変わっていないのだが、「おたぽる」でも何度かレビューで紹介しているように、『ちびまる子ちゃん』はさくらももこ原作ならではのシニカルさ・毒っ気を残しつつも、ちょっといいお話だったり、AパートとBパートの2弾構えのストーリー構成を試してみたりと、やたらとアグレッシブで且つ面白い。 “国民的アニメ”という非常に重たそうな看板を背負いながら、『ちびまる子ちゃん』のストーリーテリングは、なぜこんなにアグレッシブなのか。 「『永沢、班長になる』の巻」「『たまちゃん、班長になる』の巻」(記事参照)を手掛けるなど、担当した脚本回の評価も高い、『ちびまる子ちゃん』の脚本を担当する一人、脚本家・高橋幹子(高の字はハシゴダカ)氏、日本アニメーション制作担当・熊谷那美氏にお話を聞いた! ■採用までが非常に厳しい『ちびまる子ちゃん』脚本制作過程 ―― まず、髙橋さんと『ちびまる子ちゃん』との出会いから教えていただけますか? 高橋幹子(以下、「高橋」) やっぱり「りぼん」ですね、連載第1話が掲載されたのを読んだのを覚えています(「りぼん」1986年8月号より連載開始)。面白くて大好きなマンガで、「りぼん」もコミックも買って読んでいましたね。 ―― 連載陣が豪華で面白かったですよね。 高橋 『ときめきトゥナイト』(作:池野恋)、『星の瞳のシルエット』(作:柊あおい)、それに『お父さんは心配性』(作:岡田あーみん/以上全て版元は集英社)……本当に豪華でしたね。自分のギャグセンスはさくらももこ先生と岡田あーみん先生で培われたものだと思っています(笑)。 ―― 12年からアニメ『ちびまる子ちゃん』の脚本に携わるようになるには、どんなキッカケがあったんですか? 高橋 「フジテレビヤングシナリオ大賞」という、フジテレビが主催している脚本の賞があるんです。そこで大賞をいただいて、TVドラマの脚本家としてデビューしたところ、業界関係者の方から同局の『ちびまる子ちゃん』を紹介していただきました。 ―― 最初にそのお話を聞いたときはどう思われました? 高橋 すごくうれしかったです、小さいころから好きで、コミックも持っているぐらいでしたから。もちろん自分に『ちびまる子ちゃん』を書けるのか、とても不安でしたけど。(C)S.P/N.A
―― やっぱりプレッシャーも大きかったんですね。 高橋 ええ。でも『まるちゃん』ですよ、挑戦しない人はいませんよ! 周りからよく言われます、「空きがあるならぜひやってみたい」と(笑)。国民的なアニメですし、さくらももこ先生の作品に携われるということで、もう参加する以外の選択肢はありませんでしたね。何とかしてこのチャンスを掴みたい! という一心でしたね。 ―― 高橋さんが脚本として参加されるようになって、最初の作品がオンエアされるまでの経緯をお聞きしたいのですが。 高橋 初めての作品は第884話(Bパート)「『たまちゃん、藤木の紹介に悩む』の巻」(12年12月2日放送)ですね。これは高木(淳)監督が自ら絵コンテを描いてくださいました! 熊谷那美(以下、「熊谷」) あ、そのお話、私が制作進行を担当していました! ―― 演出・絵コンテを担当している方が複数いらっしゃるんですよね。 熊谷 基本的には5人でローテーション組んで担当してもらっていますが、この時はスケジュールがきつくて、監督が「Bパートは俺がやるよ」と言ってくださったんです。 ―― 高橋さんのデビュー作を監督が担当したのは偶然だったんですね? 高橋 あら、たまたまだったんですね? 聞かなきゃよかった、選んでくれたのかと思っていたのに(笑)。 熊谷 でも脚本を読んで俺がやると言ってくれたんですよ。 ―― 脚本は具体的にどんな段階を踏んで、作られていくものなんですか? 高橋 まずネタ出し会議が2カ月に一度あります。大体半年後にオンエアされるお話を、今だったら来年の5~6月に放送される分のお話のネタを、会議で脚本家から提出するんです。季節的にはちょうど真逆になるので、ちょっと大変ですが(笑)。 熊谷 会議は監督、日本アニメーションのプロデューサーと文芸担当――現在は私ですね、あとフジテレビのプロデューサーさん、さくらプロダクションさんのご担当の方の5人でやります。そこでネタが採用されたら、各ライターさんにネタをお戻しして、プロットづくりからお願いしています。 高橋 プロット=あらすじをA4用紙3~4枚ぐらいにまとめたものを提出します。このプロットにNGが3回出るまでにOKをもらわないと、脚本執筆に移れないんです。 ―― ネタ出し会議を通っても、プロットが通らないと脚本にならない? 高橋 そうですそうです。ネタからプロットから移行しても、いざ書き始めてみると意外とお話が進まない、というケースもありまして。 だからOKが出なかった場合は、より良くなるようにブレスト(ブレインストーミング。 集団でアイデアを出す会議)して、改良を重ねて。それでOKが出たら、脚本に取り掛かっていきます。この脚本も、基本NGが3回出るまでに上手くいかないときは、そのお話は「どこかが上手くいってない」ということで採用されません。 ―― それはなかなか厳しいですね……。 高橋 私も最初に条件を聞いたときは厳しいと思いましたね。ただ、やっぱり面白いお話というのはすんなり通りますからね、これは何年かやってみてわかったんですけど。もちろんちゃんと途中で直しはするんですけど、やっぱりお話の芯がしっかりしているものは、進行が早い。芯がブレているものは、「ん?」と何かが引っかかりやはりなかなか進まない。だから自然と、このスタイルが出来上がったんじゃないでしょうか。 熊谷 そうですね、長い間、そういうやり方と聞いてます。 ■厳しい“過去作品との戦い”、14本のネタがすべてダメだったときも ―― 脚本が完成して、高橋さんの手を離れたあとの過程についてもお伺いしたいのですが。 熊谷 まずは絵コンテですね、先ほども言ったように5人でローテーションを組んで担当してもらっていて、その後原画、動画と順々に進めていきます。弊社は社内と一部の別スタジオ、フリーランスの方で完結できるようなシステムになっているんです。アフレコ以外の作業はほぼ社内でできるようになっていて、昔ながらのオーソドックスな進行をしています。 ―― 今のご時世、なかなかできることじゃないですよね? 熊谷 もちろん、忙しいときはどうしてもあるので難しいこともありますが、それでもちゃんとチェックが行き届く範囲でとどめていますね。 ―― 長期に渡って放送されている作品なので、脚本作りでも独自のルールがあって手間取った、みたいなことはなかったのでしょうか? 高橋 最初のネタ出し会議に、はりきって14本もネタを出したんですよ。これだけ出せば、一本ぐらいは採用されるだろうと思っていたんですが、それが全部ダメだったんです。その理由が、「過去の作品と似ている」。 12年頭の段階で、すでに800回以上放送されていたんですよ『ちびまる子ちゃん』は。自分が書いているものはすでに先輩方が書かれていた、まずはこれまで放送された800回との勝負なんだということにそこで初めて気がついて、ガーンとやられたわけです。 ―― 先週の13日放送回が1077話で、基本1回の放送で2話ずつですから、そりゃ似ているお話だって出ますよね。 熊谷 しかも、90年に放送されたTVアニメ第1期も140話ぐらいありますから。今でも出していただいたネタの半分ぐらいが、「これ、(近い話を)やったことがありますね」となるときもあります。「『たまちゃん、藤木の紹介に悩む』の巻」より(C)S.P/N.A
高橋 『ちびまる子ちゃん』ってすごく普遍的なものを扱っている作品だと思うんです。家族、日常、友だち、絆……そういった普遍的なものをテーマにした作品はいくら時代が違っても、変わることはない。ですから、『ちびまる子ちゃん』の舞台になっている70年代の描写などでつまずくよりも、どの時代にも通じるこの作品の深さ、面白さに毎回気づかされ、そこを掘り下げるよう力を注いでいます。あと、“笑い”も大事にしています。 もちろん、70年代を描くのに苦労することもありました。たとえばこの家電は当時すでにもう発明されていたか、当時の郵便局って何時ぐらいに閉まっていたのかな? とか。 毎年1月に年賀はがきの当選番号を発表するじゃないですか。景品引き換えの期限が7月なんですが、そのお話を去年書きまして(第1013話「『夏にお年玉!?』の巻」15年7月19日放送)。そこで当時の静岡県清水市の景品はどんなものだったのか、当時何時まで郵便局の窓口が開いていたのか? その時は苦労して、清水郵便局に電話して、古株の方、何人かにお話しさせてもらったんですが、景品の方は調べることができたものの、時間だけはどうしてもわからず……。結局、演出の堂山(卓見)さんと監督に相談して、「作中で時間を見せないように調整しよう」となったんですけど、そういう苦労はありますよね。 ―― 手間暇がかかっているんですね……。そういった資料探しも大変だと思いますが、『ちびまる子ちゃん』の脚本家さんは、70年代を知るベテランの方が多いんですか? それとも高橋さんのように中堅・若手みたいな年齢の方も結構多いんですか? 熊谷 半々です。一番長い方だと12~13年も書いてくださっています。原作やアニメをちゃんと理解し、愛してくれている方と一緒にお仕事ができるのはうれしいですね。 ―― そうやって新鮮さを保っているんですね。 熊谷 そうですね。『ちびまる子ちゃん』は現在、1回につき2話ずつ放送することが多いのですが、その1話分はわずか10分ちょっとです。その時間内にストーリーをしっかりと描かないといけないので、脚本家さんは大変かもしれません。 高橋 私自身は尺の長短によって、苦労するということはあまりないんです。約10分の『ちびまる子ちゃん』でも、1時間のTVドラマでも、起承転結――物語を作っていくというのは同じことだと思ってますので。「『夏にお年玉!?』の巻」より(C)S.P/N.A
■脚本、演出、音楽、音響、声優……プロの技が結集! ―― 高橋さんが書かれた脚本で、オンエアを見て、「すごい!」と思われたエピソードがあったら教えていただけませんか? 高橋 まずは「『まる子、リレーのアンカーに選ばれる』の巻」(第925話 13年10月13日放送)という、2本立てで30分まるごとのお話です。脚本の段階で自分でも好きな話だったんですけど、アニメではまる子がリレーで頑張って1位になったとき、少しだけ静寂――間があって。動きも止まるというタメがあってから、「やったー!」と声が入って、絵も音も動き出すというシーンになっていて、「うわ、やられたな」と思いましたね、私の脚本では普通に「……やったー!」って書いていましたから、この「……」を見事、表現して下さったんですね。脚本家の楽しみというのは、こういうところにあるんだなと思いました。 あと好きなのが、「『思い出のオルゴール』の巻」(第983話 14年12月7日放送)。たまちゃんが両親の思い出のオルゴールを、うっかり壊してしまう。修理しようとするんだけど、部品が古すぎて修理できない……という悩みをたまちゃんがまる子に相談するというストーリーで。たまちゃんはピアノを弾く女の子ですから、オルゴールの音楽をピアノで再現するというラストにしたんです。「モノは壊れるけど、想いは受け継がれてゆく」そのテーマで1本、お話を書きたかったんです。 監督からは「その曲ってどんなイメージ? イメージがあるなら送って」と言われました。何本か動画のURLをお送りしたんです、こんな切ない感じのイメージですと。そうしたら一から楽曲を作ってくれて……。 熊谷 あの曲は音楽の中村(暢之)先生が作ってくださいました。 高橋 それがまたイメージとピッタリで、もう本当に素晴らしくて! ネットを見ても――すぐにネットを見ちゃうんですけど(笑)、「この曲、知りたい!」「既成の曲なの!?」と反響もすごく大きかったんですよ。音楽や演出から力をもらえると改めてわかった作品です。 あと「『対決!大野くんと杉山くん』の巻」(第979話 2014年11月9日放送)。コンテと演出を監督が担当してくれたんですが、これはもともと大野くんと杉山くんをライバルにしたら面白いのでは、と発想したのがはじまりです。大野くん、かっこいいですよね(笑)。たしか最初は水泳だったと思うんですが、打ち合わせで野球にしようという話になりました。監督が野球大好きなんです(笑)。 でも私は『タッチ』(作:あだち充/小学館)しか知らない。なので脚本に入る前に、「何試合かテレビで野球を観て下さい。今ならデーゲームもやってますから」と監督から言われ、録画して3試合ほど観ました。あとはもう『タッチ』で得た知識を総動員させようと(笑)。『タッチ』大好きなんです。オンエアを観た時はとても面白くて、一視聴者として楽しんだのを覚えています。スピード感もあるし、間の取り方も絶妙ですし、対決の緊張感もさすが野球好きだなぁと。一視聴者として楽しめる、というのは演出が素晴らしい証拠だと思います。 ―― 演出に加えて、声優さんの演技もありますよね。 高橋 たしかに! 声優さんも本当にすごいですよね、何度かアフレコの見学にお邪魔させていただきましたけど。皆さん長年やられているからだと思いますが、早い! リテイクがほとんどなくて。2時間くらいで終わっちゃうんですよ。 ―― 2時間!? 通常は30分アニメは4~5時間かかると聞きます。それ、テスト一発、本番一発ぐらいで済んでいるんじゃないですか? 熊谷 そうですね、大体それぐらいです。別録りもほとんどないので、予定時間よりも早めに録り終えてしまうことが多いです。皆さんの26年の積み重ねがあるからこそですね。「あうんの呼吸」とはまさにこういうことだな、と毎回思います。 高橋 ドラマの現場だと、ご長寿シリーズはあまりないので、現場が慣れたころに解散なんです。でも『ちびまる子ちゃん』は26年やってますから、一体感がすごい。また音響監督の本田(保則)さんのことも尊敬しています。 本田さんは決して怒らず、的確に指示を出していくし、その指示に声優の皆さんもまた的確に答えていく。やっぱりプロはすごいなと思いますね。私はよくドラマとコラボしたときの脚本を担当させてもらうんです、最近だと松下奈緒さんとかシャーロットさん(シャーロット・ケイト・フォックス)さんが登場した回とか。皆さん役者さんではあるけれど、声優さんとしては初めてだったりする。でもそういった方々に対しても、本田さんはいつも的確な指示を出し、役者さんもまたちゃんとそれに応えるんです。プロって怒らないんだなと思いました。静かに指示し、静かに応える。自分もそうありたいと、あの現場に行くたびいつもそう思います。 1話の脚本を仕上げるまでに、ここまで手間がかかっていたとは……恐るべし『ちびまる子ちゃん』。といったところで、インタビューは20日配信予定の後編へと続く。 なお、その20日放送の第1078話「『さくら家のお医者さん』の巻」は、高橋氏が脚本を担当! インタビュー【後編】とあわせてチェックしてみよう!「『まる子、リレーのアンカーに選ばれる』の巻」より(C)S.P/N.A
■TVアニメ『ちびまる子ちゃん』 ・公式サイト http://chibimaru.tv/ ・公式Twitter @tweet_maruko ・放送情報 毎週日曜日夕方6時よりフジテレビ系にて放送中 ■日本アニメーション公式サイト http://www.nippon-animation.co.jp/ アニメ『ちびまる子ちゃん』 (C)さくらプロダクション / 日本アニメーション脚本・高橋幹子氏
『シン・ゴジラ』庵野秀明総監督ロングインタビューが「週刊新潮」に! 「経営のことも考えちゃうんです」と経営者の顔を見せる!?
観客動員約551万人、興行収入は80億円を突破!(11月16日付) 公開前は「ゴジラよりエヴァを早く何とかしろ」だの、「また長谷川豊かよ!」などと言いたい放題、言われたい放題であったが、公開後はその完成度の高さから、アンチもおたぽるも一斉に手の平を返して賞賛、2016年を代表する大ヒット作となった映画『シン・ゴジラ』。 多様なコラボグッズが販売されたり、イベントが行われたり、サメ・パニック映画『シン・ジョーズ』が制作されてみたりと、大ヒットの余波は多岐に渡って及んでいるが、11月17日発売の「週刊新潮」11月24日号(新潮社/以下、「新潮」)が、総監督・脚本の庵野秀明へのロングインタビューを掲載! 新潮がSF・アニメ映画のクリエーターインタビューとは珍しい。しかもサブキャッチは“「シン・ゴジラ」総監督 「庵野秀明」が2時間語った”となかなか気合が入っているので、ざっくりとその内容を紹介してみたい。 インタビューはQ&A式ではなく、庵野総監督の一人語り風。インタビュー序盤は『ウルトラQ』『ウルトラマン』(ともに66年)と出会い、特撮にハマったこと。『仮面ライダー』(71年)で、さらに特撮にのめり込みつつ、『宇宙戦艦ヤマト』(74年)、『機動戦士ガンダム』(79年)といったTVアニメのおかげでオタクになってしまったといった内容で、特に目新しいエピソードはない。 細かく『ウルトラマン』のスーツが撮影時期によって3タイプあること、怪獣や宇宙人の中ではザラブ星人が好きといった、面白い小ネタも庵野総監督は披露している。そこんところ、もうちょいつついてほしいな、と思うところなのだが、インタビューのメインテーマと外れるためかサラっと流している。 その後、高校生時代に『ナカムライダー』、大学生時代に『帰ってきたウルトラマン』など自主映像を制作した思い出へと話題は移行していく。この間、ドラマにもなった名作コミック『アオイホノオ』(作:島本和彦/小学館)でも描かれた、かの有名な「DAICON FILM」に参加し、日本SF大会でオープニングアニメを制作しりと面白いエピソードが腐るほどあるはずだが、インタビューのメインテーマと外れるためかまたもやサラっと流している。 続いてTVアニメ『超時空要塞マクロス』(82年)で“板野一郎、『風の谷のナウシカ』で宮崎駿と出会ったことに触れるも、インタビューのメインテーマと外れるためか、『トップをねらえ!』(88年)や『ふしぎの海のナディア』(90年)、もちろん『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(87年)にも触れることなく、話題は一気に株式会社カラーの設立へと飛ぶ。 カラーの立ち上げ当初の内情や、なぜガイナックスを辞めたのか、アニメ制作におけるビジネスモデルについて明かす庵野総監督。ここがメインテーマだったのだろう、なぜ従来の仕組みではアニメ制作スタジオに利益が回らないのか、『エヴァンゲリオン新劇場版』は製作委員会方式ではなく、カラーの全額出資で制作となったのかについて、紙幅を厚めにさいて熱く語っている。 さらに、アニメが成功しても、監督やクリエーターにはギャラが回らない、だからカラーは出資した。さらに今後もカラーは出版事業のほか、貴重な資料や当時の原画の散逸を防ぐため、特撮やアニメのアーカイブ事業にも取り組んでいくと語る庵野総監督。 その語り口はまるで、仕事のできる経営者、あるいはエリートサラリーマンのよう。夫人である安野モヨコの名作『監督不行届』(祥伝社)や、島本和彦をはじめとする庵野秀明を知る人々から語られるエピソードからファンが抱いていたであろう、「重度のオタクで、変人で常識不足なところもあって、常に締切ギリギリ、たまには締切も破るけれど、すごいものを作るスーパークリエーター」という庵野秀明像からはかけ離れており、正直ちょっと寂しく感じる部分もある。 だが、細かいところまでよく読むと、『エヴァンゲリオン新劇場版』は全額出資したが、17年2月から放送される『龍の歯医者』(NHK BS)は、アニメ制作はカラーが務めるものの、主幹事がNHKなのでNHKにお任せ、と早くも予防線を張っているし、『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』についても、順調に発行が遅れていることに対して謝罪っぽいコメントを残している。基本はあまり変わっていないのかも、とちょっと安心させてくれる(?)。 インタビューはカラーの設立10周年を記念して行われる展示会の宣伝をしつつ、“代表取締役も兼業しているので、会社の経営のことも考えてしまうんです。最近は「週刊ダイヤモンド」や「週刊東洋経済」も読むようになっちゃいましたから”という秀逸なオチで締めている。10年間も経営者をやっているのに、最近なのか……。 なお5Pに渡るロングインタビューであったが、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の制作進行具合、公開時期に関するコメントは一言もなかった。インタビューのメインテーマと外れるから聞かなかったのか、それとも原稿チェックで削られたのか。気になるところだ。左:「週刊新潮」11月24日号、右:『ゴジラ』シリーズ公式Twitter(@godzilla_jp)より
『ガキ使』年末特番でベッキーの日テレ復帰説に「笑えない」の声 “本物の”SMAP出演を期待する声も
年末恒例の年越し特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の“絶対に笑ってはいけないシリーズ”の今年のタイトルが『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』に決定したことが16日に明らかになったのだが、ネット上では「ベッキーのサプライズ出演があるのでは?」と臆測する声が広まっている。 笑うとお尻を叩かれる、という罰を受けてしまう、“絶対に笑ってはいけないシリーズ”は、大みそか特番としては今年で11年目を迎え、「さすがにマンネリ化している」との指摘がありつつも、莫大な制作費にものいわせ、その年に話題となった豪華なゲストが次々と出演することもあり、毎年、民放ではトップクラスの視聴率を獲得している。それだけに、毎年この時期になると、ゲストが誰なのかと臆測する声が飛び交うのが常になっているのだが、今年、最も芸能界を騒がせたといっても過言ではないベッキーが出演するのではないか、と予想する声は、群を抜いて多いといえる。 「川谷絵音との不倫騒動後、一旦、芸能活動を自粛したベッキーは、夏頃を境に、徐々に活動を活発化させ、すでにTBSやフジテレビなど、他の民放番組への出演は果たしているのですが、『世界の果てまでイッテQ!』や『天才!志村どうぶつ園』などといった人気番組のレギュラーを務めていた日本テレビにはまだ復帰していないことから、『ガキ使スペシャルでサプライズ復帰するのでは?』と臆測する声が、業界内でも広まっています。ただ、仮にゲスト出演したとしても、いまだに不倫騒動で批判を浴びているだけに、『出てきたら、絶対に笑わない』『本当に笑えない演出になってしまう』などと否定的な声が寄せられています」(芸能関係者) 今年、ベッキー&川谷の不倫騒動に勝るとも劣らない程に、芸能界を騒然とさせたといえば、SMAP解散騒動が挙げられるが、昨年の放送では中居正広が出演していただけに、「5人全員で登場したら、超サプライズになる」と期待する声が寄せられている。 「昨年、中居がサプライズゲストとして登場した際には、中居以外のメンバーが全員偽者の“偽SMAP”として登場し、『似てないけど面白い』と話題になったものの、SMAPファンからは『どうせなら全員本物が良かった』と惜しむ声が寄せられていました。それだけに、SMAPファンからは『今年は本物のSMAP全員で出演して欲しい』『ガキ使からの紅白で締めくくり、が最高なんだけど』などと、NHKが出演オファーに躍起になっているとウワサされる『紅白歌合戦』への出演も含め、期待する声が日毎に増しているようです」(同) しかし、昨年の放送で中居だけが出演したことに関して、「全員にオファーしたけど断られたのでは?」と臆測する声や、仮に出演したとしても、「ぎこちない雰囲気を醸し出したら、番組がしらけてしまう」などと指摘する声も飛び交っている。
富野由悠季「1000万は伊達じゃない」「知られてない作品の話が通じないのが嫌」 誕生日なのに“死に支度”の話も
さまざまな分野・立場から、多面的な角度での議論が紛糾してきた文化庁メディア芸術祭も20年が経過(準備含む)。10月15日から11月6日まで、アーツ千代田3331にて「文化庁メディア芸術祭20周年展-変える力」が開催された。先日に続き(記事参照)、11月5日に行われたシンポジウム「『メディア芸術祭』の20年」より、本記事では富野由悠季にスポットをあて、そのコメントを紹介したい。
「文化庁メディア芸術祭」で設けられているのは、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門。なかでもアート部門とエンターテインメント部門には、ジャンルを横断した、多岐に分類可能な作品が集まりやすい。もちろんアニメーションに該当する作品もアニメーション部門だけでなく、アート部門やエンターテインメント部門でも見られる。 「実を言うと僕の立場はとても特殊で、メディア芸術祭の受賞者ではないんです。受賞者ではないのに、何故か3回目(00年)に草月会館でやった時からゲストという形で呼ばれてます。(観客の)動員をどうかけたらよいのかわからないということがあったので、『ガンダム』と『イデオン』を上映させてくれ、上映するだけではどうにもならないので、ゲストで来て話をしてくれないかというのが縁です。言ってしまえば僕の場合は、一般の人たちに宣伝する方法ってないんだろうかっていう。メディア芸術祭(の名称)では、なかなかお客さんが来てくれない、だから旗振り役で来てくれって呼ばれたんです」とぶっちゃけた富野由悠季監督。写真:右から富野由悠季、岩谷徹、里中満智子、建畠晢、佐伯知紀、小林桂子
当時、富野には「何でこういうものを中央官僚の人たちが仕掛けて、『メディア芸術祭』を開催する事務局みたいなのを立ち上げてやってるんだろう、こんなことをやってもしょうがないんだよね」という印象しかなかったとのこと。当時の会場・草月会館にも触れ、「芸術論的に言うと右翼のとこで、とても特別な場所なんですよ。知ってる人は知ってる、知らない人は知らない、素人が行こうと思ってもなかなか行けない場所に現在もあります。というようなところでやってて何なんだかな~って思いはしましたけど、その時のことはあまり覚えてないんです」と振り返った。 また、アニメーション部門の審査委員(主査)を務めた第9回と第10回(06~07年)を振り返り、「お上が60万円しか出さないって言うのに噛み付きました。アニメに優勝とかグランプリって賞を渡すなら、1000万は出せって。1000万は伊達じゃないんですよ。最低限、1本短編を作るんだったら、そのくらい現金が要るんだから。そのくらいのことをしてサポートするみたいなことをしてくれないんだったら、みたいなことを言いたいんだよね~。結局は言いませんでした(笑)」と笑いを誘った。 第10回でアニメーション部門の大賞となったのは、長編の『時をかける少女』(細田守)。富野は当時行われたシンポジウムについて「『時をかける少女』の印象に関して言えば、基本的に悪くなかったですからね。ただ細田監督と樋口(真嗣)監督(審査委員)が一緒くたになってグダグダ言い始めたら、『お前ら考えが足りないぞ!』ということで怒ったかもしれません。辛辣な批判ということに関しては、作品の映像のことしか覚えていないんだけれども、細田監督の仕事のことはアニメを気をつけて見られる方ならご存知の通りで、かなり粗い部分があったりします」と改めて意見した。写真:文化庁メディア芸術祭関係年表(2ページ目)
一方、前年の第9回でアニメーション部門の大賞に選ばれた短編の『浮楼』(榊原澄人)には「一般的に知られるようなかたちで流布されていないので、説明は難しいですが、こういう風に極限状態でしか見られないというのは知られてることにはならないんです。こういうのが一般的に露出してくれるとうれしい」と希望し、「この作品について何が素敵かというと、『ガンダム』がアニメだと思ってるような今時の奴らに、本当はこういう風にできるんだよというのをもっと知ってほしいんだよね。それだけのことなんです。こういう話が通じないのが嫌なんだけど。『ガンダム』だけが好きでアニメやってると思ってほしくない」と、もどかしそうにしていた。 近年、富野は村上隆から『イデオン』を上映した後でインタビューをしたのは自分だったことを明かされた逸話も披露。その理由が当時貧乏学生で日当がいいアルバイトだったからという逸話を導入に「そこまでは冗談めいた話なんですけども、(彼が)ワールドワイドなネーミングになってしまった時に、つくづく思ったことがあります」と切り出した。 「アートの立ち上げとかは確かに入れ物の容器があった方がいいんだけども、きっかけとして動員されていく人たちがひょっとしたら本物のアーティストになるかもしれない。村上隆が本物のアーティストかどうかは別問題ですよ(笑)。ビジネスとして上手いことやっててスゴいなって思ってるだけですから誤解ないように。だけど半分ぐらいは実力を認めてます。今こういうことが言えるのも、彼がワールドワイドなネーミングを持ってるからです。どういうことかというと、アートというものは東京にいる偉い人たちが立ち上げてくれているんだけれども、そんなもんじゃないんだよねっていうのがあります。毎日毎日、絵を描かなきゃいけない、仕事をしなければいけないという人には生活の糧でしかないし、そういう価値論は一切ないんです」(富野) さらに富野は、「我々みたいなアニメの人は後発部隊ですから、本当にアンダーグラウンドな世界の中で、泥水すすりながらやってきた。やってきたんだけども、この10年くらいでコロっと事態が変わった時に、こういうところでアニメ出身者でもお話させてもらってんだというギャップをどう埋めたらいいんだろうと。埋めようがないんですよ」とぼやき、「つまり、60、70歳になって勉強しはじめてアーティストになれると思います? なれるわけないでしょう。この40、50年を取り返すことができないってことを知るのが現実です」と吐露。 その後、「380万円にもならない年収でアニメをやってる人たちを、もっと表に出してほしいんだけれども、出せる方法がない。やっはり箱はある方がいい。年収380万にもならない人たちがそこに行ったら間違いなく仕事がある、そういう受け皿になってほしい」と、立ち消えとなった09年のメディア芸術総合センター構想も引き合いに出した。写真:第9回にアニメーション部門で大賞となった短編の『浮楼』(榊原澄人)
「アーティストにも労働者にもなれない人らが集まってくるとどういうことが起こるか、社会的に活気のある場所になってくるだろうと。地域活性していく方向もあるのではないかと思いますので、もう一度メディア芸術総合センターを何とか作る方向で……。オリンピックの予算から2億を引っ張ってくればいいんじゃないかな。予算を獲得してくるのはここにいる年寄りじゃなくて、そこにいる君たちです」(富野) 当シンポジウムのトーク内容がこんな展開を見せたのも、開催された11月5日が富野の誕生日でもあるからだった。75歳となった富野は「こんな話をしている自分ですから、死に支度をしなきゃならない年齢なんです。その死に支度をしなきゃならないところで、何をするべきかということをこの5年とか最長10年のスパンで考え始めています」という。 「今みなさんのお立場が全然違う中で言うのもなんですけども、50年後にどうなってるかわからないんだから、僕みたいな年寄りになってからギャップがあるのかも知れない。だったら油断せずに何をやったらいいのか、ちょっと想像してみてください。みんな古いもので過去のものなんですけど、ここで展示されてたようなものや、今インターネット上とかIT技術で使われている先駆的なものを含めて、これから50年先の先駆的なものっていうのが、今みなさんの手元にあるはずなんです。自分の手にはどういうものがあるのかというのを考えて頂きたい。漫然とコピペの仕事をしないことを生活の中で10分の1でも100分の1でも思っていて頂きたい。思うことができれば、50年後に皆さん方が亡くなる時には後悔しなくてすむんじゃないかと思ってます」(富野) 締めに歴代のメディア芸術祭でオススメの作品を聞かれると、富野は「僕からは何も言えません」と返した。 「本当にシリアスな話なんですけども、他人の言うこと聞いて、それを見に行ってとか知ってとか、身についたことは僕にはなかったんです。結局自分で発見するしかなくて、発見するプロセスがないもの。必ずしも学習しろとは言ってません。ある日突然見た絵1枚かもしれない、景色かもしれない、ショックを受けることがあるわけです。僕にもそういう経験はありました。これは僕の経験でしかないから、これを『お前らやれよ!』とは絶対に言えないわけです。ただここにいらしている皆さん方に言える、とても素敵なことがあります。だって、こういう状況見てるじゃない。こうやって経験してればそれで充分かもしれない。それを充分にするかどうかは皆さん方の問題ですから。とても冷たい言い方しますが俺は知ったこっちゃない。俺は死に支度で忙しいんだから!!」(富野) (取材・文/真狩祐志) ■文化庁メディア芸術祭20周年展-変える力 http://20anniv.j-mediaarts.jp/写真:富野由悠季
織田裕二、土屋太鳳から“練られた演技”と絶賛に「え?」 中島美嘉のサプライズ潰しに「ボケた?」の声
6日、女優の土屋太鳳が自身のブログで「織田さんはやっぱりすごいな」と、現在放送中のドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)で共演している織田裕二の演技を絶賛したのだが、ネット上では「え? あの演技のどこが練られてるの?」「失笑ものの演技なんだけど」などといった否定的な声が飛び交っている。 『IQ246~』で織田は、警察の事件捜査に首を突っ込む、貴族の末裔でIQ246の天才・法門寺沙羅駆役を演じているのだが、“天才だけど変人”という古今東西のミステリー作品に登場する名探偵のキャラクターたちを意識したのか、独特の喋り方をするなどして役作りしたものの、「コント?」「喋り方が気になって、ストーリーが全然入ってこない」などと揶揄されているのだ。 「熱血漢のイメージが強い織田がコミカルな探偵役を演じる、というギャップを狙ったのかもしれませんが、人気刑事ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で水谷豊が演じている杉下右京のキャラクターを『デフォルメした』とも指摘されている独特な喋り方には、『違和感しかない』と否定的な声が寄せられる一方で、『妙に癖になる』『中毒性がある』などと肯定的な声も寄せられ、放送初回から賛否両論の声が飛び交い続けています。ただ、土屋がブログで『観る人に届けようという強い意志で練られた演技』『本当にすごい』などと、織田の演技を絶賛したことに関しては、『そんなに真面目に語るような演技じゃないだろ』『視聴者には、その凄さがいまいち伝わってない』などと指摘する声が多く寄せられていました」(芸能関係者) 『IQ246~』では、とぼけた演技を披露している織田だが、先月23日に行われた主演映画『ボクの妻と結婚してください。』(公開中)のカップル限定試写会に出席した際には、本当にボケた姿を晒してしまい、「ボケが始まっちゃった?」「織田裕二ももう48歳だからな」などと揶揄される事態に陥ってしまった。 「この日のイベントでは、主題歌を歌う中島美嘉がサプライズ登場し、イベント後半に生歌をサプライズ披露する段取りとなっていたのですが、イベント冒頭で織田は、『主題歌を聴くだけで、パブロフの犬じゃないけど涙腺が刺激されちゃう』と語り、『今日は生歌が聴けるんですよね?』と、中島のサプライズ歌唱を明かしてしまう、まさかの大失態を犯してしまいました。この大ボケぶりに、会場内は大ウケだったのですが、『美嘉ちゃんの見せ場、潰されちゃった』と、織田本人同様、中島ファンも苦い思いを抱いてしまったようです。また、ネット上では『そろそろボケが始まる年齢になった?』と指摘する声が寄せられていました」(同) また、もともと地黒ではあった織田だが、『IQ246~』ではさらに顔が黒く見えることから、「日サロで焼いたの?」「病気じゃないよね?」などと指摘する声も相次いでいる。
「パヤオ長編辞めへんでーーー! って何回目だよ(爆)」宮崎駿がNHKの番組で長編の構想を明かし世間からツッコミの嵐!
長編アニメの引退宣言をしたスタジオジブリの宮崎駿が、短編アニメを制作している様子に密着した番組『NHKスペシャル 終わらない人 宮崎駿』(NHK)が11月13日に放送された。番組内では宮崎が長編アニメの構想を語る様子もあり、「辞める辞める詐欺も甚だしいwww」「パヤオやっぱり死ぬまで働くんだな」といった声が上がった。 番組では『風立ちぬ』制作後の2013年に引退宣言をした宮崎が、初めてCGを使って短編アニメ『毛虫のボロ』を制作する様子をおよそ700日にわたって追っている。引退後は自身の事を「リタイアじじい」などと自虐的に言っていた宮崎が、CGでのアニメーションづくりに悪戦苦闘しながらも、若いクリエイターたちに刺激を受け、次第に“復活”に向かっていく様子が切り取られている。 『毛虫のボロ』の制作場面で再三映し出されるのは、CGクリエイターたちが作り出すキャラクターの動きが、なかなか気に入るものにならず苦悩する宮崎の様子。宮崎は自分でもCGを作るためにタブレットに触れてみるが、少しも思うようにいかず、もどかしそうな様子を見せる。しかし一方ではCGの若いクリエイターたちが作ったものに「面白い」と刺激を受けることも。 またドワンゴの川上量生会長が、人工知能によって、キャラクターに気持ち悪く、早い動きをさせることができる旨を、実際の映像を使って説明。しかし映像を見せられた宮崎は「身体障害を持つ友人を思い出して、面白いと思って見ることができない」「生命に対する侮辱を感じる」と一蹴。 「どこにたどり着きたいんですか?」と極めて不機嫌な様子で対応し、川上氏がかなりションボリした表情が映し出された。これには「頑固ジジイ感凄えけど、確かにこのCG見て面白さよりも不快感を抱く感覚ってのは存外大切だと思う」「宮崎の求めるもの考えたら怒られそうやん、何でわからんのか」といった声があがる一方で、「これはかわいそう」「ゾンビだっているんだから……」という声も。 さらに番組後半ではプロデューサーの鈴木敏夫に、長編の企画を提案する宮崎の姿も。「長編企画 覚書」と書かれた紙を鈴木のもとに持って行った宮崎。2019年までの3年で制作する構想を持っているようなのだが、それは「オリンピックの前だ」と鈴木が笑ってしまうほどのタイトスケジュール。そして宮崎は「どんな錬金術使ってもいいから、この映画作れるだけの金かき集めてください」と冗談めかして言うのだが、どうも本気っぽく感じられる言い回し。 これに対して鈴木は、宮崎が制作中に死んでしまうかもしれないと応えつつ、「そうすりゃ映画は大ヒットですよ」と大笑い。宮崎は長編映画の構想については妻にも言っていないとか。そして「何もやってないで死ぬより、やってる最中に死んだ方がまだましだね。死んではならないと思いながら死んだ方が」と呟くのだった……。 宮崎は映画『風立ちぬ』が公開された13年に記者会見を開き、引退を宣言。鈴木には6月には引退を伝えていたという。作品が完成すると毎回のように引退を口にしていたため「『またか』と思われるかもしれないが、今回は本気」と自分で語っていた。加齢により作品を生み出すペースが遅くなっていることで、自分の長編アニメーションの時代の終わりを感じたのだという。そして次回長編をやりたいと思っても「年寄りの世迷い言」として片付けるつもりであるということを明かしていた。 しかし今回再び長編の企画を考えているということがわかり、世間からは「やっぱりパヤオ長編やるんかい! 散々辞めるとか言ってたのにな」「長編辞めへんでーーー! って何回目だよ(爆)」「“辞める”からの“作る”はもうテンプレだな」といったツッコミが続出。 とはいえ、何しろ本人はやる気満々だし、3DCGや新しい技術をどう使いこなすのか興味深いし、本当に長編アニメ制作に乗り出してくれるのなら、なんだかんだうれしいニュースであることは間違いない。“詐欺”と言われることになってしまっても、ぜひもう一本、頑張ってほしいものだが、どうなるのか。今後の続報にも注目だ。『NHKスペシャル 終わらない人 宮崎駿』公式サイトより。
内田理央、お尻ヌード披露に「ピッチ早過ぎ!」の声 小嶋陽菜ファンが続々と鞍替えを表明?
今月28日に2冊同時に写真集を発売することを予定している内田理央が、4日、特設サイトにて、写真集の表紙画像を解禁したのだが、お尻の割れ目がはっきりと分かる大胆なショットに、ファンからは「ほぼヌードと変わらない!」「想像以上に過激!」などと驚きの声が広まっている。 内田は、男性誌「週刊プレイボーイ」編集の写真集『だーりおといっしゅうかん。』と、女性ファッション誌「MORE」編集の写真集『だーりおのいっしゅうかん。』を集英社から発売する予定となっているのだが、『だーりおといっしゅうかん。』の表紙では、厳密にはヌードではないものの、透け透けの下着越しにはっきりとお尻の割れ目が見える、ほぼヌードともいえる過激な姿を披露。今年2月に公開された初主演映画『血まみれスケバンチェーンソー』でセーラー服にふんどし姿を披露し、美尻が話題となった内田だけに、セールスポイントを前面に押し出した写真集に期待の声は高まっているものの、ファンからは「脱ぐピッチが早過ぎない?」「脱ぎ仕事ばっかりにならないか心配」などと危惧する声も少なくない。 「グラビアモデルとしてだけでなく、昨年10月からは『MORE』の専属モデルとしても活躍している内田は、女性も憧れを抱く美尻の持ち主として知られ、これまでにも、お尻を前面に押し出したカットは少なくなかったのですが、今年6月に発売したデジタル写真集『24歳のサマーガール』(同)では、きっちりと水着を着ていたため、『だーりおといっしゅうかん。』の表紙での、ほぼヌード披露には、ファンから歓喜と戸惑いの入り混じったような声が寄せられているようです。その一方で、内田は9月には25歳の誕生日を迎え、グラビアモデルとしてはベテランの域に差し掛かっているだけに、ネット上では『賞味期限が切れる前に、事務所がしこたま稼ごうとしているのでは?』『次はフルヌードかもな』などと指摘する声も飛び交っています」(芸能関係者) 2014年10月に放送開始された特撮テレビドラマ『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)で本格女優デビューした頃から、徐々に知名度を上げてきた内田だが、その頃からネット上では「AKB48の小嶋陽菜に似ている」と指摘する声が少なくなかっただけに、今回の大胆なお尻披露により、「こじはるファンから、だーりおファンに鞍替えしました!」と表明する小嶋ファンが続出している。 「内田と小嶋は、ウェーブがかったロングヘアーに、ぼってりとした唇、少しSっ気のある顔立ちや雰囲気、さらには、その魅力的なボディで男女隔てなく人気を集めているという点で、『似ている』と以前からネット上でささやかれていたのですが、現在28歳の小嶋は、最近になって顕著に『劣化した』と指摘されることが多くなってきていただけに、ここにきて大胆なお尻ヌード路線を打ち立ててきた内田に心が靡いてしまう小嶋ファンが続出。小嶋は、来年2月にAKB48から卒業することを発表しているのですが、業界内では『卒業する頃には、ほとんどのファンを内田にさらわれてしまっているのでは?』と臆測する声も広まってています」(同) AKB48グループ内でも、指原莉乃や渡辺麻友が次々と、写真集で半ケツを披露しているため、「こじはるもそろそろか?」「卒業記念に尻ぐらいはヌード披露しとく?」などと期待する声が広まっている。『内田理央写真集 だーりおといっしゅうかん。』(集英社)
『銀英伝』の田中芳樹が『進撃の巨人』『おそ松さん』を語る!? “編集者をだまくらかす”結果が名作に
「ウルトラマンシリーズ放送開始50年 特別企画:脚本家 金城哲夫」トークショーが3日、第29回東京国際映画祭内で開催された。 金城哲夫といえば、円谷プロダクション草創期に『ウルトラQ』『ウルトラマン』『快獣ブースカ』『マイティジャック』といった、後世に残る名作の企画やメインライターを務め、円谷プロ黄金期を作り上げたことで知られる。 今イベントは、その金城の功績を称えるとともに、今後先の未来につなげる新設の脚本賞「円谷プロダクションクリエイティブアワード 金城哲夫賞」PRの一環として開かれた。ゲストとして同賞の審査員を務める、『銀河英雄伝説』(以下、『銀英伝』)や『アルスラーン戦記』などの代表作で知られる作家の田中芳樹、劇団☆新感線の座付作家にして、アニメ『天元突破グレンラガン』などのシリーズ構成としても知られる中島かずきらが登壇しさまざまなトークを繰り広げたという。 このトークイベントを観覧したという40代男性がこう語る。 「売れるコンテンツの戦略という話題になったときに、田中さんへ『銀英伝』のときはどうだったかと振られたんです。すると田中さんは、『誰が読むんだろうと思いながら書いていました』『まさかこれが売れるのかと思って。戦略といわれると困るんですが、いかに編集者をだまくらかすかでして……』と、飄々と当時を回顧されてました」 さらに、田中は興が乗ってきたのか、最近話題の作品についても触れ出したという。 「田中さんは、『世の中何が受けるのか分からなくて、 “進撃の巨人”を……まあ野球漫画だと思っていたんです』と冗談交じりに話していました。さらに『おそ松さん』については、『もう答えようがなくて』と。大御所なのに、意外と最近のアニメ業界の動向もちゃんとチェックしているようでしたよ。それから、ヒーロー論として『長所ばかりを集めると道徳の教科書になっちゃうんです』と話して、例として“オーベルシュタインの犬”という冷徹・冷酷な人物が犬をかわいがるというギャップについて、『銀英伝』のエピソードを引き合いにも話していました」(前出の40代男性) 一方、中島は自身の脚本についてのことを語っていたという。 「劇団☆新感線の作品について、『演劇としては邪道かもしれないけど娯楽としては王道です。別に演劇の世界のことでは気にしませんと思っていて』と立ち位置を話していたり、『一番のお客さんが自分だというのをブレずに作ってきて今がある。自分が信じるものをエンターテインメントを出すと。それが自分にとってはマンガであり、アニメでした』と、こちらは熱さを秘めたコメントを寄せていました」(前出の40代男性) イベントには、ほかにも実写映画『るろうに剣心』の大友啓史監督や、『リング』の脚本を手掛けた高橋洋らが真面目なトークをしていたそうだが、「田中さんは『小説家の言うことを鵜呑みにしないでください』と、締めていました」(前出の40代男性)と、さすが大御所らしい人を食った言い方もしていたのだとか。とりあえず、金城哲夫賞のグランプリにどんな脚本が選ばれるのか、楽しみなところだろう。「金城哲夫賞」公式サイトより。
全裸シーンで『妖怪ウォッチ』がBPOに……!? 今月のBPO「視聴者の意見」斜め読み!
放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する、第三者の機関・BPO(放送倫理・番組向上機構)。そのBPOが「2016年10月に視聴者から寄せられた意見」を公式サイトで公開した。今月もいろいろと興味深い“意見”が寄せられていたので、ざっくりと紹介してみたい。 まず、おたぽる的に気になったのが、「アニメ番組で主人公の男児が全裸になるシーンがあった。突発的かつ不本意な形で服を脱がされたシーンについては問題ないと思うが、教室で自ら全裸になるシーンは子どもの教育上問題があるのではないか」というご意見。 今クールでこれほどまでに攻めていた“紳士枠”アニメがあっただろうか? ちょっと調べてみたところ、どうも10月21日に放送されたTVアニメ『妖怪ウォッチ』(テレビ東京系)の、第143話の後半で放送された「妖怪総ナメ」を指してのご意見のようだ。 風呂場のアカを舐めるだけでは物足りなくなった妖怪“あかなめ”が、USAに進出し大スターに。必殺技の総舌レッドカーペットは、アカデミー賞から全ての賞を欲しいままにする誰もがうらやむ妖怪、という設定の妖怪“総ナメ”。 主人公のケータがフミちゃんに、賞を総ナメして、いいところを見せたいと、この妖怪“総ナメ”に舐められることになるのだが、ノリノリで全裸になってしまうのであった――というストーリー。平日夕方という放送時間帯を考えるとたしかにちょっとヤバイ気もする。放送時は実際、「PTAに怒られるぞwww」「これはアウト」といった声も、ネットやSNS上では一部上がっていたが、あくまで小学生向けのギャグの範囲内という気もする。BPOに寄せられる意見は相変わらずだなと思った次第。 今月の意見で数が多く、かつ目立っていたのは「豊洲市場移転」、そして「ミュージシャンの活動自粛」「芸人が大勢出ていた期首番組について」といったところ。 「ミュージシャンの活動自粛」とは、10月3日に川谷絵音が起こした不祥事により、“ゲスの極み乙女。”が当面の活動の自粛を発表したことに関する報道のあり方だろう。「ミュージシャンの外見を名指しで『気持ち悪い、ブサイク』とは何事か。(中略)私達ファンはみんな怒っている。番組が面白ければ一人の人間の人生なんかどうなってもいいのか」「出演者がその歌手の容姿を揶揄していた。容姿をあげつらって"いじって"いたが、学校でも同じようなことが起こっている。これはいじめに相当することだ」といった意見が。 ゲス川谷のルックスに関するコメントに、一部の視聴者は激怒のようす。たしかにいくらゲス川谷がゲスとはいえ、反撃を受けないであろうところから、一方的に叩きまくっていたようすはあまり気持ちがいいものではなかった。なお、「ゲス川谷 蔑称」などのキーワードでググると、ネットではもっと酷いあだ名や彼のルックスについてのコメントが溢れかえっている。さすがはゲス。 さて、「芸人が大勢出ていた期首番組について」という意見だが、これはすでに審議入りとなった『オール芸人お笑い謝肉祭 ’16秋』(TBS系)のこと。 BPOでは、「『オール芸人お笑い謝肉祭‛16秋』内のコーナー『大声厳禁 サイレント風呂』と『心臓破りのぬるぬる坂クイズ』について、視聴者から「男性同士が股間を触る行為などがあった。内容が下品だ。子どもに説明できないような番組はやめてほしい」「浜辺で芸人がローション階段を全裸や下半身露出で滑り落ちるシーンが放送された。"裸になれば笑いがとれる"という低俗な発想が許しがたい」といった意見が寄せられ、「『委員会としてこれまで何回も指摘していることが理解されていない。どのような経緯で放送に至ったのかなど確認したい』などの意見が出され審議入りを決めました。委員会では、質問書を当該放送局に送って回答を求めることにしました」と、審議入りの経緯を説明している。 改変期の特番で、芸人たちが騒ぎ、脱ぐ――いかにもBPOに意見が寄せられそうな番組ではあるが、今月は「神経質にならずに、あのような番組を潰さないでほしい。私はあのような番組を楽しく見て育った。」「時代が変わったとはいえ、こういう番組があってもいいと思う。」などといった、審議入りへの反対意見も掲載しているのが興味深いところ。はたして審議の結果はどうなるのか、そして来月以降はどんな意見が寄せられてしまうのか、成り行きにも注目してみたいと思う。「BPO」公式サイトより。
















