ヤバさすら感じる三十路女の妄想が冷たい笑いを導き出す アキヤマ香『片恋グルメ日記』

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『片恋グルメ日記(1)』(双葉社)
 絵柄は少女マンガっぽいのに、ぶっ飛んだ設定の作品を描きまくる、アキヤマ香氏。 『ぼくらの17-ON!』(双葉社)は、俳句青春マンガという、新しすぎるジャンルの作品だった。このたび第1巻が発売された『片恋グルメ日記』(双葉社)も、これまた想像の斜め上をゆく作品であった!  タイトルからわかるとおり、この作品は食事系マンガである。しかし、けっしてうんちくを語ったり、店の雰囲気を情感たっぷりに描く系の作品ではない。ましてや、食事をして人生の問題が解決したりなんてすることもない。  この作品における食事とは、ともすれば、犯罪まがいの気持ち悪いストーキング行為なのである。  物語のヒロイン・所まどかは33歳の編集者。担当しているのは、小中学生向けの少女マンガであるために、年々恋愛スキルが落ちているのを実感する三十路だ。  そんな、まどかが憧れているのは、モテモテの営業部員・八角さん。40歳独身のイケメン男子に、社内の女性たちはみんな好意を抱いている。でも、まどかの雑誌は担当していないので、接点もなければ話したこともない。  そんな彼女にアドバイスをくれたのは、担当しているオネエなマンガ家・曲家先生。  先生のアドバイスとは「食事ストーキング」。先生いわく、同じものを食べることによって、男を感じるという行為なのだという。  ここで明らかにされるのが、まどかの食生活。33歳なのに、いまだに主食がお菓子なのである。  いや、確かに食事らしい食事を、ほとんどしない女子っていうのは実在するものである。だいたい食事というのが、カフェでケーキや甘いパンを食べるものになっちゃっているというヤツだ。このタイプの人って、だいたい、何か悩み事でもあるのかのように、つまんなそうに食事をするんだけど……そんなヒロインを描こうとするアキヤマ氏は、やっぱり冴えている。  そんなわけで、とにかく、まどかは食スキルが低い。牛丼屋や立ち食い蕎麦屋はもちろん、定食屋すら、ほぼ経験なし。うん、30歳過ぎて未経験というのは、さすがに微妙な気持ち悪さが……。  そんな敷居の高い店に入り、憧れの八角さんが食べたのと同じものを口にした途端に、妄想が始まるのである。  この妄想が、この人大丈夫か感満載なのが、本作のポイント。もともと、少女マンガ的なタッチで、少女マンガ的な八角さんとの壁ドン的女子の妄想が描かれるのである。少女マンガであればキュンキュンするシーンだが、この作品の場合、多くの読者は笑いながらドン引きしてしまうだろう。  まさに「所変われば品変わる」というところか。ちょっと舞台を変化させただけで、こんなキテレツな感覚を得られるというところに気づいたアキヤマ氏のアイデアは素晴らしい。  何より、二郎系ラーメンを食べる回では、事後に三十路には背脂はキツイという展開の待っているあたり、リアリティを追求していると感じられるだろう。  でも、やっぱり男女問わず、幾つになっても好きな相手の妄想は楽しいものなんだろうな。 (文=是枝了以)

ヤバさすら感じる三十路女の妄想が冷たい笑いを導き出す アキヤマ香『片恋グルメ日記』

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『片恋グルメ日記(1)』(双葉社)
 絵柄は少女マンガっぽいのに、ぶっ飛んだ設定の作品を描きまくる、アキヤマ香氏。 『ぼくらの17-ON!』(双葉社)は、俳句青春マンガという、新しすぎるジャンルの作品だった。このたび第1巻が発売された『片恋グルメ日記』(双葉社)も、これまた想像の斜め上をゆく作品であった!  タイトルからわかるとおり、この作品は食事系マンガである。しかし、けっしてうんちくを語ったり、店の雰囲気を情感たっぷりに描く系の作品ではない。ましてや、食事をして人生の問題が解決したりなんてすることもない。  この作品における食事とは、ともすれば、犯罪まがいの気持ち悪いストーキング行為なのである。  物語のヒロイン・所まどかは33歳の編集者。担当しているのは、小中学生向けの少女マンガであるために、年々恋愛スキルが落ちているのを実感する三十路だ。  そんな、まどかが憧れているのは、モテモテの営業部員・八角さん。40歳独身のイケメン男子に、社内の女性たちはみんな好意を抱いている。でも、まどかの雑誌は担当していないので、接点もなければ話したこともない。  そんな彼女にアドバイスをくれたのは、担当しているオネエなマンガ家・曲家先生。  先生のアドバイスとは「食事ストーキング」。先生いわく、同じものを食べることによって、男を感じるという行為なのだという。  ここで明らかにされるのが、まどかの食生活。33歳なのに、いまだに主食がお菓子なのである。  いや、確かに食事らしい食事を、ほとんどしない女子っていうのは実在するものである。だいたい食事というのが、カフェでケーキや甘いパンを食べるものになっちゃっているというヤツだ。このタイプの人って、だいたい、何か悩み事でもあるのかのように、つまんなそうに食事をするんだけど……そんなヒロインを描こうとするアキヤマ氏は、やっぱり冴えている。  そんなわけで、とにかく、まどかは食スキルが低い。牛丼屋や立ち食い蕎麦屋はもちろん、定食屋すら、ほぼ経験なし。うん、30歳過ぎて未経験というのは、さすがに微妙な気持ち悪さが……。  そんな敷居の高い店に入り、憧れの八角さんが食べたのと同じものを口にした途端に、妄想が始まるのである。  この妄想が、この人大丈夫か感満載なのが、本作のポイント。もともと、少女マンガ的なタッチで、少女マンガ的な八角さんとの壁ドン的女子の妄想が描かれるのである。少女マンガであればキュンキュンするシーンだが、この作品の場合、多くの読者は笑いながらドン引きしてしまうだろう。  まさに「所変われば品変わる」というところか。ちょっと舞台を変化させただけで、こんなキテレツな感覚を得られるというところに気づいたアキヤマ氏のアイデアは素晴らしい。  何より、二郎系ラーメンを食べる回では、事後に三十路には背脂はキツイという展開の待っているあたり、リアリティを追求していると感じられるだろう。  でも、やっぱり男女問わず、幾つになっても好きな相手の妄想は楽しいものなんだろうな。 (文=是枝了以)

しまむらがアニメ・漫画とコラボしまくり! シュールクソ漫画『ポプテピピック』Tシャツなどハイセンス商品の宝庫に!

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『しまむら』インスタグラムより。
 お手頃価格の衣料品を取り扱う我ら他「ファッションセンターしまむら」が、ここ最近マンガ・アニメとコラボをしまくっていると話題だ。以前からコラボアイテムを発売していたのだが、最近はオタクたちの心を絶妙にくすぐる作品チョイスやデザインで、ファンのハートを射止めている。  しまむらがこれまでコラボを果たしてきたマンガ・アニメ作品はあまりにも多いので、2016年12月よりコラボしてるものの一部を紹介。まずは映画『君の名は。』とコラボしたパーカー。流星をイメージしているデザインのため、アニメのキャラ絵をプリントしているのではなく、流星の軌道を線で表したハイセンスなものになっているぞ。パッと見では『君の名は。』グッズと分からないため、密かにアニメグッズを身につけたいというオタから好評だったようだ。  次は『銀魂』(作:空知英秋/集英社)のエリザベスパーカー。『君の名は。』パーカーとは打って変わって、こちらはエリザベスを全開に押し出したデザイン。エリザベスのどでかい顔がプリントされているタイプと、エリザベスの小さな顔が無数に印刷されているタイプがある。エリザベスが超シンプルなキャラデザのため、服のデザインとして違和感がまるでなく「意外とアリ」「めちゃカワイイ!」と女性から好評を博した、ハイセンス商品だ。 『3月のライオン』(作:羽海野チカ/白泉社)とのコラボパーカー、コラボTシャツもある。こちらも人型のキャラではなく、作中に登場した「ニャー将棋」という将棋のコマを擬猫化したようなキャラがプリントされているため、これを着て街に繰り出しても、なにも恥ずかしくないどころか「カワイイ!」と絶賛されてしまいそうなハイセンス商品。  2月に入ってからは、1月よりアニメが始まり大反響を起こしている『この素晴らしい世界に祝福を!』(TOKYO MXほか)とのコラボTシャツが発売された。こちらはガッツリとキャラクター(カズキ、アクア、めぐみん、ダクネス)がプリントされている。  一般人が普段着として着用するにはなかなかハードルが高そうだが、グッズとして購入して飾ったりイベント時のみに着用すれば、と考えると逆にその主張感が頼もしい。一方、キャラはデフォルメされていてデザインとしてまとまっているし、タイトルも「KONO SUBARASHII SEKAI NI SYUKUFUKU WO!」とセンス抜群にアルファベット表記になっているので、普段使いができそう。  そしてこの度ついにネットで大人気のシュールギャグクソマンガ『ポプテピピック』(作:大川ぶくぶ/竹書房)ともコラボ。しかもマンガのコマをそのままTシャツに隙間なく印刷するという超絶ハイセンスデザイン。  大人気グラビアアイドルで100cmヒップの尻職人・倉持由香もTwitter(@yukakuramoti)で「しまむら行かなきゃ(使命感)」と即買い宣言をしていたほどで、ネット上でも「これはマジでほしい!」「割とガチで欲しい」「しまむらはやはり俺たちの味方だった」と大反響が起こっている。  ただし、『ポプテピピック』の作中でおおいにディスりまくっている“サブカルくそ女”とおぼしき層にも、大変に好評を博しているようなのだが、そのあたり作者はどう思っているのだろうか……。  なお2月22日からは『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』(作:高橋和希/集英社)とのコラボTシャツが発売された。デザインは「青眼の亜白龍(ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン)」「ブラック・マジシャン」「ブラック・マジシャン・ガール」の3種類。デフォルメなどなく、純粋にかっこいいデザインで、小学低学年男子などから大うけしそうなハイセンス商品だ。  今後もアニメとのコラボ商品を多数発売してくれそうなしまむら。注目していきたい。

カツオがワカメのために頑張るも、「余計なことするな」と怒られる! 『サザエさん』ファミリーのカツオへの仕打ちが酷い

カツオがワカメのために頑張るも、「余計なことするな」と怒られる! 『サザエさん』ファミリーのカツオへの仕打ちが酷いの画像1
『サザエさん』公式サイトより。
 2月19日に放送されたTVアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)。今週も相変わらず、カツオが小学5年生とは思えないほどの洞察力を発揮する有能っぷりでネット民から絶賛されていた。カツオの活躍を中心に内容を紹介したい。  まずこの日最初に放送されたのは作品No.7582の「父さん三日坊主遺産」。波平は思い付きですぐに行動を起こし、いらないものを買ってしまう癖があるらしい。さらには何かを始めてもすぐに飽きてしまうということで、磯野家の倉庫には波平が買ったセメント、剣道の道具、スピーカー、尺八、プラモデル、画材、ボウリングの球などで溢れていた。サザエとフネはそれらを「父さんの三日坊主遺産」と命名し、邪魔だから処分をするように求めた。しかし波平はもったいないので捨てたくない様子を見せる。  そこで波平は、不動産屋の花沢さんのお父さん(以下、花沢父)に相談。すると花沢父はレンタルボックスを紹介。しかも自分が借りているレンタルボックスにまだ余裕があるので、そこに波平のがらくたも入れて良いと言ってくれた。そこで波平は「引き取り手が見つかった」と嘘をついて家からがらくたを撤去するのだった。  時を同じくして、波野家にもノリスケが買ったもの、結局使っていない一輪車があるという話に。すると花沢父はそれも「引き取り手がいる」と言って、レンタルボックスにしまいこんだ。花沢父はこのレンタルボックスの存在を娘の花沢さんに隠しているのだが、花沢さんは父親の言動から違和感を覚え、カツオに相談。するとカツオが「調べてみよう」と行動を開始するのだった。  カツオは、波平が“誰かにあげた”と主張するセメントの中に、実はサザエの悪口を書いた作文が入っていた、と家族みんなの前で話す。するとサザエは「父さん! すぐに花沢さんに連絡して!」と言い出したため、波平は花沢父とともにまんまとレンタルボックスへと向かうのだった。  レンタルボックスに着いた波平と花沢父はさっそくセメントを見つけて確認したのだが、おかしなことにセメントの袋は開けた様子がなく、これでは作文など入れられるはずもない。と、その時! 後ろから「見つけた! 大人の秘密」という声が飛んできた。驚いて振り返ると、そこにはカツオと花沢さんが。カツオはでたらめを言って波平がセメントを回収しにいくように仕向け、レンタルボックスの存在と場所を突き止めたのだった――。  この大人顔負けの高度な作戦に、ネットでは「カツオさんすげえええええ!」「策士過ぎんだろ」「カツオさん刑事になれるわ」「なんだよこのサスペンスドラマみたいな展開」とカツオを称賛。弱みを握られた大人2人は、帰りにカツオと花沢さんに御馳走を奢らされるハメになるのだった  続く作品No.7574の「ワカメのお人形」でもカツオが有能ぶりを見せつける。お人形遊びなんて子どもっぽいと思ったワカメは、タラオの友だち・リカちゃんに大事にしていた女の子の人形を強がってあげてしまう。しかし実はその人形は思い入れのあるものだったためワカメはすごく後悔、やっぱり返してほしいと考える。  だがリカちゃんはもらった人形を気に入ってしまっており、とても「やっぱり返して」なんて言えない。波平は「新しい人形を買ってやる」と提案するのだが、思い入れのある人形の代わりを務めるものなどない。カツオは波平に「子ども心と女心がわかってないな」と呆れつつも、自分が「取り返してあげる」と名乗り出た。  カツオは男の子の人形を持ってリカちゃんの家へ。そしておままごとの世界に入り込んでいるリカちゃんに向かって、ワカメのあげた人形は実は許嫁がいるからもう帰らなければいけないんだよー、と男の子の人形に言わせたのだ。途中、その現場を中島に見られてしまうという痛恨のミスもあったが、ネットの反応は「カツオさん有能過ぎる」「妹のために恥ずかしいおままごとまでする小5の兄とか最高すぎる」「頭もキレて妹想い、いいお兄ちゃんだなぁ」と、妹思いのカツオを賞賛。  しかしおままごとの世界ではすでに、ワカメのあげた人形は結婚して子どもまでできていたため、作戦は失敗に終わってしまう。このことを帰って家族に報告すると、カツオが余計なことをするからややこしい事態になったんだ! とばかりに何故かカツオが怒られた。当然ネットでは「カツオさんなんも悪くないだろ!」「は? カツオさんのどこに怒られる要素があった?」と疑問と怒りの声が。  その後は、ワカメはリカちゃんが本当に大事に人形で遊んでくれていることから、人形のためにも取り返すことはやめるのであった。  この日最後に放送された作品No.7580の「お洒落はつらいよ」はサザエがオシャレに目覚める回で、そんなにカツオは活躍しなかった。作中ではなぜか怒られてばかりのカツオだが、ネット民はカツオさんが有能だということをきちんと理解している。これからも無能な磯野家の一員として染まることなく、有能であり続けてほしい。

花澤香菜&小野賢章熱愛スクープも、きたえられたファンはノーダメージ!?

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小野賢章Twitter(@ono_kensho)より
 18日、「週刊文春」(文藝春秋)のニコニコ生放送「文春砲LIVE!」にて、報じられた人気声優の花澤香菜と小野賢章の熱愛スクープ。だが、かつて人気声優の熱愛や結婚、その他が報じられた際と比べると、ネットやSNS上はさほどの大騒ぎ・炎上とはなっていないようだ。  17日、「週刊文春」は公式Twitter(@bunsyunhoho2386)で「文春砲LIVE!」を予告。「今回は声優、アニメ業界のファンにも見てほしいな」というメッセージとともに、蛇のぬいぐるみを首に巻き、黒猫の人形を手に、バスケットボールを手元に置くという予告画像をアップした。  このヒント画像で声優・アニメファンの一部は、蛇・黒猫・バスケットボールがそれぞれ『物語』シリーズ、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『ロウきゅーぶ! 』を暗示していると推察していたが、「ざーさんももうアラサーだからなぁ」「今更ざーさんに彼氏がいて騒ぐ奴とかいるんだろうか」「子持ちだとか不倫とかじゃなきゃ、ダメージないんでは」と実にクールな反応。  その後、「文春砲LIVE!」で花澤と小野の熱愛が実際に報じられても、「5年おそかった」「いうほどビッグカップルか?」「●●●じゃなくてよかった」とクールな反応は変わらない。報道後、「そして…昨日の報道でお騒がせして本当に申し訳ありません。後日、改めて自分からしっかり報告させていただきます。」とつぶやいた小野のTwitter(@ono_kensho)を見ても、「謝る必要はないですよ」「これからも応援しつづけます」といった応援のコメントも多い(一部に揶揄の声や怒っているファンもいるにはいる)。  花澤は元子役で、中学生のときに声優初挑戦。その後ブランクを挟み、高校3年生のときに、TVアニメ『ゼーガペイン』でヒロインのカミナギ・リョーコ役を演じ、本格的に声優業に転向。その後、代表作を取り上げて紹介するのにも苦労するほど数多くのアニメ、ゲームへ出演。12年には歌手デビュー、15年には日本武道館ライブを成功させ、さらには実写映画『私の優しくない先輩』、『君がいなくちゃだめなんだ』などにも出演を果たした超売れっ子声優。  一方の小野も、子役として舞台・映画・TVドラマに出演。12歳から10年間にわたって映画『ハリー・ポッター』シリーズの日本語吹き替えで主人公・ハリー・ポッター役を担当したことを機に、声優としても活動。現在も舞台などで活躍しながら、『黒子のバスケ』シリーズの黒子テツヤ役、『文豪ストレイドッグス』の芥川龍之介役としても知られる人気俳優・声優だ。  2人とも年齢の割にはキャリアが長いこと、ここ最近はアイドル的なアピールをしていないこと。さらには事務所が交際を早い段階で認めたこと、不倫でもなければ略奪愛でもなかったこともあってか、「なんか逆に好感度増したわw」「まぁ別に……普通におめでとう」「結構お似合いじゃね」と普通に祝福するファンも多かったようだ。  ちなみに「AV出演以上のスクープじゃないと盛り上がらんやろ」「AV出演という核爆弾のあとに『機関銃できたからすごいやろ』とか言われても全然なんだよね」という声もあれば、「神谷のときはおどろいたけど」「もう結婚して子どもでもいるのかと思った」という声も。  たしかに昨年の4月の例の騒動や、昨年7月に「FLASH」(光文社)にて、人気声優・神谷浩史の結婚&子どもがいることを報じられるといったニュースで声優、アニメファンはすっかり訓練されていたようだ。加えて真偽は不明だが、花澤は過去にプリクラなどが流出したとされることもあったのも、ダメージが少ない要因となったよう。 「後日、改めて自分からしっかり報告させていただきます。」と男らしくつぶやいた小野。2月25日は花澤の誕生日とあって、そこにあわせて何かしら発表するのではと予測するファンの声もあるが、どんなコメントを発するのか期待してみたい。

新海誠監督とRADWIMPS・野田洋次郎はまるで恋人同士!? そして神木きゅんの続投は……

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「TSUTAYA×Filmarks映画ファン賞2016 投票結果発表」より。
 昨年8月に公開され大ヒットとなり、いまだ上映が続く劇場アニメーション『君の名は。』。興行収入は230億円を突破と、日本の映画史の歴史を塗り替えるほどの勢いを見せている。  そんな本作が15日に開催された第71回毎日映画コンクールで「アニメーション映画賞」と「TSUTAYA×Filmarks 映画ファン賞 日本映画部門」の2冠に輝き、会場には新海誠監督が登場。新海監督といえば同コンクールでは2004年に『雲のむこう、約束の場所』でアニメーション映画賞を受賞しており、当時を振り返って感激するとともに、作品に込めた思いなどを披露していたという。 「新海監督は、SNSが台頭してきた世の中に対して、作品そのものがコミュニケーションになるような映画を作りたいという気持ちが強く持っていて、『退屈した観客がスマホをいじるような暇もない映画』を目指したそうです。  それと、新海監督は、『絵の良さって、その映画のために生み出されたキャラクターなのである種、純粋だと思うんですよね。なので、純粋な恋愛ものとかに相性がいいんだと思います』と、アニメーションについて考えていることを口にしつつ、『君の名は。』では主人公・瀧とヒロインの三葉に置き換えて、『あれは俺かもしれないと絵なら思えるんじゃないか』『ピュアで感情移入というのが大きいのかなと思っています』と、監督ならではの分析も披露していました」(ワイドショー関係者)  さらに、新海監督は音楽を担当したRADWIMPSについても言及したとか。 「『本当に誠実で、映画に愛があってRADWIMPSが1年半、音楽に費やしてくれたんです』と、制作が長期にわたったことを語りつつ、その期間は新海監督からダメ出しをしたり、逆にRADWIMPSから注文があったりしたそうです。『ケンカ寸前でしたけど』と振り返ってましたが、相当白熱していたんだろうな、という感じを伺わせていました。  そこまでやったのも、元々新海監督がRADWIMPSの大ファンだったからこそ、ということでしたね。でき上がった音楽が『君の名は。』のための音楽ではないかもしれないということで、『作り直してくださいとお願いしちゃって、それを何度も繰り返すと“もうちょっとつらいです”となってきて』と、大変な時期があったようです。  そこをRADWIMPSの野田洋次郎がフォローしていたらしくて、新海監督は『洋次郎さんは夜中に“瀧と三葉みたいですね”みたいなメールをくれるんです。そういう優しさに救われて』と、まるで“恋人同士”のような濃密なやりとりもあったそうです」(前出のワイドショー関係者)  さて、これだけのヒットを飛ばした新海監督の次回作も気になるところだが……。 「囲み取材で、次作のことを聞かれ、『3年後の2019年が目標です』と、以前より少し具体的な期間も示していました。続けて記者から次作はプレッシャーがかかるのではと声をかけると、周囲からそういった声をよく聞くと苦笑いを浮かべつつ、今回は狙ってやったことではないため、『次回は狙ってヒットさせようと思っても難しいと思うんです』と、率直に話し『観客がどんな映画を観たいかその答えはないと思うんですけど、みんなが言葉にできていない何かを言葉にできるようにいろんな方向を観ています』と、一から手探りしているようでした」(前出のワイドショー関係者)  また、少し気が早いが次回作では、「神木隆之介は続投するのかという質問も飛んでましたけど、『またご一緒したいと思いますし、いつかは。いつかは分からないですけど……』と次作かどうかは分かりませんが意欲をみせてました」(前出のワイドショー関係者)とも。今度は新海監督がどんな世界観で勝負してくるのか楽しみなものになりそうだ。

新海誠監督とRADWIMPS・野田洋次郎はまるで恋人同士!? そして神木きゅんの続投は……

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「TSUTAYA×Filmarks映画ファン賞2016 投票結果発表」より。
 昨年8月に公開され大ヒットとなり、いまだ上映が続く劇場アニメーション『君の名は。』。興行収入は230億円を突破と、日本の映画史の歴史を塗り替えるほどの勢いを見せている。  そんな本作が15日に開催された第71回毎日映画コンクールで「アニメーション映画賞」と「TSUTAYA×Filmarks 映画ファン賞 日本映画部門」の2冠に輝き、会場には新海誠監督が登場。新海監督といえば同コンクールでは2004年に『雲のむこう、約束の場所』でアニメーション映画賞を受賞しており、当時を振り返って感激するとともに、作品に込めた思いなどを披露していたという。 「新海監督は、SNSが台頭してきた世の中に対して、作品そのものがコミュニケーションになるような映画を作りたいという気持ちが強く持っていて、『退屈した観客がスマホをいじるような暇もない映画』を目指したそうです。  それと、新海監督は、『絵の良さって、その映画のために生み出されたキャラクターなのである種、純粋だと思うんですよね。なので、純粋な恋愛ものとかに相性がいいんだと思います』と、アニメーションについて考えていることを口にしつつ、『君の名は。』では主人公・瀧とヒロインの三葉に置き換えて、『あれは俺かもしれないと絵なら思えるんじゃないか』『ピュアで感情移入というのが大きいのかなと思っています』と、監督ならではの分析も披露していました」(ワイドショー関係者)  さらに、新海監督は音楽を担当したRADWIMPSについても言及したとか。 「『本当に誠実で、映画に愛があってRADWIMPSが1年半、音楽に費やしてくれたんです』と、制作が長期にわたったことを語りつつ、その期間は新海監督からダメ出しをしたり、逆にRADWIMPSから注文があったりしたそうです。『ケンカ寸前でしたけど』と振り返ってましたが、相当白熱していたんだろうな、という感じを伺わせていました。  そこまでやったのも、元々新海監督がRADWIMPSの大ファンだったからこそ、ということでしたね。でき上がった音楽が『君の名は。』のための音楽ではないかもしれないということで、『作り直してくださいとお願いしちゃって、それを何度も繰り返すと“もうちょっとつらいです”となってきて』と、大変な時期があったようです。  そこをRADWIMPSの野田洋次郎がフォローしていたらしくて、新海監督は『洋次郎さんは夜中に“瀧と三葉みたいですね”みたいなメールをくれるんです。そういう優しさに救われて』と、まるで“恋人同士”のような濃密なやりとりもあったそうです」(前出のワイドショー関係者)  さて、これだけのヒットを飛ばした新海監督の次回作も気になるところだが……。 「囲み取材で、次作のことを聞かれ、『3年後の2019年が目標です』と、以前より少し具体的な期間も示していました。続けて記者から次作はプレッシャーがかかるのではと声をかけると、周囲からそういった声をよく聞くと苦笑いを浮かべつつ、今回は狙ってやったことではないため、『次回は狙ってヒットさせようと思っても難しいと思うんです』と、率直に話し『観客がどんな映画を観たいかその答えはないと思うんですけど、みんなが言葉にできていない何かを言葉にできるようにいろんな方向を観ています』と、一から手探りしているようでした」(前出のワイドショー関係者)  また、少し気が早いが次回作では、「神木隆之介は続投するのかという質問も飛んでましたけど、『またご一緒したいと思いますし、いつかは。いつかは分からないですけど……』と次作かどうかは分かりませんが意欲をみせてました」(前出のワイドショー関係者)とも。今度は新海監督がどんな世界観で勝負してくるのか楽しみなものになりそうだ。

世界初だらけ! 『幼女戦記』“銃と魔法”はフィクションではなかった!?

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TOKYO MXほか『幼女戦記』番組サイトより
 武器で見る映画、今回は番外編ということで、カルロ・ゼン原作の小説(KADOKAWA)を上村泰監督でTVアニメ化した『幼女戦記』(TOKYO MXほか)をご紹介します。この作品の舞台は、第一次世界大戦と第二次世界大戦が混ざったような状況のヨーロッパと似て非なる、魔法が存在している世界。年号も西暦ではなく、統一暦といい、魔法が存在している世界なので、兵士が空を飛び、銃弾を魔法の盾で防ぎ、銃弾一発で大爆発を起こします。あくまでも、似ているだけで別世界ということなんですが、それでも、作中で使用されている武器や兵器は、過去の世界大戦時代のものをモチーフとしているようです。  主人公は幼女の姿をした、ターニャ・フォン・デグレチャフで、敵から“ラインの悪魔”と恐れられています。そんな彼女が使う武器が、メキシコ軍のマニュエル・モンドラゴン将軍がメキシコで設計し、スイスで製造された「モンドラゴンM1908」です。製造した会社は天下のSIG(シグ)。最近だと、アメリカ陸軍の正式採用拳銃が「M9ベレッタ」からシグ・ザウエルの「P320」になるかもっていうニュースが流れて一部で騒然となったシグなんですけど……知らないですよね?  もっとも、今のスイスではシグは武器製造を取りやめ、その製品や権利はドイツのシグ・ザウエルに引き継がれています。この「モンドラゴンM1908」は、メキシコ近代化の父と呼ばれた政治家にして軍人であるポルフィリオ・ディアス大統領が下した「世界のどの国よりも素早く連射できるライフルを設計しろ!」という命令から誕生したという経緯があります。1896年に、このライフルはアメリカで“世界初の半自動小銃”の特許を取得しています。  さて、ターニャが所属しているのは帝国軍です。その帝国軍の兵士が、塹壕の中で手にしている小銃が「マウザーGew98」です。この“Gew”はドイツ語の発音では“ゲヴ”と言うんですが、元は、小銃を意味するドイツ語の“Gewehr(ゲヴェア)”です。ドイツ人以外発音しづらいので、簡単に「G98」とか「M98」と呼ばれることもあります。製造元のマウザー社は、マウザー兄弟が設立したドイツの銃器メーカー。このマウザー社は、自動拳銃の「モーゼルC96」などで有名ですね。ちなみに、表記は“Mauser”と書きます。不思議なもので、会社を呼ぶときはマウザーかマウゼルというのに、作っている銃はモーゼルって呼ぶ方が多いです。全部同じ意味で、同じ綴りなんですけど。  この「Gew98」は、1898年から1935年まで、ドイツ軍の正式採用小銃でした。つまり、この銃を帝国兵士が使用しているということは、作中のこの帝国のモデルは、ドイツ帝国といえるでしょう。制服とかセリフの言い回しとかで、「これドイツだなぁ〜」って思った方もいるはず。  ちなみに、先ほど紹介した主人公の使用武器である「モンドラゴンM1908」もドイツ帝国で使用されていました。さらにこのマウザー社は現在、先ほど紹介したシグ・ザウエルの傘下に収まっているんですね。  敵のレガドニア協商連合軍が使用しているのが、スプリングフィールド「M1ガーランド」です。アメリカのスプリングフィールド造兵廠が開発した武器で、開発者はジョン・C・ガーランドです。先に紹介した「モンドラゴンM1908」は、“世界初の半自動小銃”でしたが、対する「M1ガーランド」は“世界初、実用に成功し、歩兵の主力兵器となった半自動小銃”といわれています。非常に有名なライフルで、大戦中のライフルといえば、僕は最初に、この「M1ガーランド」を頭に思い浮かべるくらいです。この「M1ガーランド」はアメリカの正式採用小銃でしたし、我が自衛隊でも使用されていました。  フランソワ共和国軍兵士が装備しているライフルは「ルベルM1886」です。ルベルライフルの愛称で呼ばれていたこの銃の名称は、フランス軍のニコラス・ルベル中佐から取られています。「なるほど、銃を開発したのが、このルベル中佐なのね!」と思うでしょう。そう思っちゃうでしょう! でも、違います! このルベル中佐の大発明は銃ではなく、使用する弾丸なのです。  それまでの弾丸で主流だったのは、黒色火薬と呼ばれるもので、煙を出すもの。よく西部劇なんかで、拳銃撃った後、銃口から上がる煙をフッと吹いて、くるくるガンアクションしてホルスターにしまうものです。しかし、現代の銃撃戦では煙はあまり出ていません。たまに出しているのもありますが、ギャグ要素として、フッと吹く描写もありますが、あれはほんの冗談です。  つまり、使用している火薬とは違うんです。今現在、銃で使用している火薬は無煙火薬と呼ばれているもの。昔は、「白色火薬」って言っていた気がするんですけど、多分わかりづらいから呼称が変わったのでしょう。世界初の無煙火薬は「B火薬」です。この“B”はフランス語で白を意味する“ブランシュ”から。つまりは白色火薬という意味ですね。ルベル中佐はこの「B火薬」を使った弾丸、「ルベル弾」を世界で最初に開発したんです。この世界初の「B火薬」を実用的に使える世界初の「ルベル弾」を使用した世界初のライフルこそが、このルベルライフルなんです!  そりゃ、ルベルの名を冠しますよね。銃の開発者がかわいそう! ですが、煙が出る火薬と煙が少ない火薬、銃で使うならどちらの方が優れているか? この2択なら、どんな人でも煙が少ない方を選ぶと思います。自分で銃撃ったら、視界さえぎられるんじゃ、怖くて撃てません。  この「ルベルライフル」の出現で、過去の黒色火薬は一気に衰退しました。まさに革命的な銃。「ルベルライフル」は1887年から1940年までフランス軍で正式採用されたライフルです。フランソワ共和国のモデルは、おそらくフランスなのでうなずけます。よく実写映画なんかで、フランス外人部隊がこの「ルベルライフル」を使用しているはずです。注目してみてください。  大戦中は世界各国がそれぞれ必死ですから、世界レベルで科学技術が飛躍的に向上ます。第一次世界大戦、第二次世界大戦がそうでした。だから、世界初だらけになるんですよ。事実、歴史的に見ても新兵器、新武装、とんでもない武器の数々が大戦を機に開発されました。  もちろん、この『幼女戦記』のように魔法を使って弾丸が爆発したりはしませんが、連続で弾丸が撃てるライフルである「モンドラゴンM1908」や、「M1ガーランド」は当時の人からしたら、もう魔法としか言いようがなかったことだろうと思います。新兵器は魔法なんです(笑)。  いやぁ、武器って本当にいいもんですね〜。 (文=二木知宏[スクラップロゴス])

「本当の彼女はどこにいる?」──清水富美加“出家騒動”に思う

「本当の彼女はどこにいる?」──清水富美加出家騒動に思うの画像1
 『全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』(幸福の科学出版)
 2月12日、フジテレビ系列で放送された『ザ・ノンフィクション』。取り上げられていたのは、性同一性障害を持つ地下アイドル「きらら」さん。38歳の彼女は、体は男性だが心は女性。極貧の中で、地下アイドルという存在に出会い、自らを表現するためにその世界に身を投じていた。  なぜ彼女がステージに立とうとするのか。その理由が「しっくりくるから」だった。  同じ日、女優の清水富美加が、芸能界を引退し「幸福の科学」に出家すると発表、大きな話題となった。  彼女にとって「しっくりくる生きかた」とは、一体どのようなものだったのだろう。  私が清水富美加を知ったのは、2010年。ちょうど彼女が「週刊ヤングマガジン」「週刊少年マガジン」(ともに講談社)の2誌で主催されているグラビアコンテスト「ミスマガジン」で入賞し、同じ事務所だった菊地亜美や大川藍らとともに「LPG」というユニットを作った頃だ。当時の彼女の印象は、とにかくハイテンション。イベントなどで人前に出たときも、とにかくテンション高くその場を盛り上げていた。  その頃のブログのタイトルは「清水のみなぎるブログ」。名前の通り、綴られる文章からも“みなぎる”勢いが感じられ、それがとても心地よかった。  そんな彼女も、女優として花開き、最近ではかなり落ち着いた雰囲気をまとうようになっていた。昔から彼女を見ていた私としては、とてもいい年の重ね方をしているな、と感じていた。  だから、今回の騒動には本当に驚かされたし、何か釈然としない気持ちが拭い去れない。  テレビやネットでは、「所属事務所 vs 宗教団体」といった主張の対立が報じられているが、個人的にはあまり取り上げられていない視点があることが気になっている。それは“清水富美加のファンの思い”だ。  正直、食い違い見せる事実関係について、私はどちらの味方をするつもりもない。お互いが思い違いをしているのかもしれないし、どちらかが嘘をついているのかもしれない。  ただ、本人とファンの間にある気持ちだけは、嘘をついて欲しくないと思う。  教団や本人のコメントにある、「休みなく働いて月収5万円」「毎日がギリギリの状態」というのも気になるところだが、一番ショックだったのは「水着やブルマの着用など、性的対象にされる仕事を無理強いされた」という点だ。  私は、2011年に発売された彼女のグラビアDVDを持っているし、発売イベントにも行った。イベントでの彼女は、DVDを出したことが嬉しそうで、ずっと屈託のない笑顔でいたことが印象に残っている。  また、作品の中でも、そこに映された彼女は楽しそうだ。本編もさることながら、特典映像のオフショットで、撮影の感想を聞かれ、「とにかくハッピーだった」と繰り返す姿は、とても幸せそうで、それが撮影用の顔だとはどうしても思えないのだ。  本当に彼女が、嫌々この作品に出ていたのだとしたら、ファンとしては正直悲しい。イベントや作品を通して彼女と共有してきた時間までもが嘘であったように感じてしまうからだ。  一体、彼女の本当の気持ちはどこにあるのだろう。誤解や、思い違いや、信仰心によるフィルターを無くして、正直な思いを知りたい。  そして、ファンとともに過ごした時間が、彼女にとっても幸せであったことを願いたい。  最後にもうひとつ。  辛かった彼女を救ったのが、私たちファンの力ではなく、信仰だったということが、少しだけ悔しい。それもまた正直な気持ちだ。 (文=プレヤード)

“できる限り継続”できなくなる日が来てしまうのか――東芝の経営不振で『サザエさん』が危機?

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『サザエさん』公式サイトより。
 国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)に暗雲か? 経営不振に陥り、解体危機に揺れる東芝。『サザエさん』がそのあおりを受けるのでは、とアニメファンのみならず多方面から心配の声が上がっている。  1969年に放送が開始した『サザエさん』は、98年まで東芝の1社提供が続いてきた。現在は複数社による提供となっているが、東芝が筆頭スポンサーであることは変わりがなく、『サザエさん』とのスポンサー契約は今年で48年目。同社の企業イメージにも大きく付与している。  そのため、東芝の経営不振に際して、“『サザエさん』スポンサーを降りる可能性”を示唆する声がある状態だ。東芝と言えば、15年に不正会計問題が発覚した際にも今回同様、『サザエさん』のスポンサー継続をあやぶむ声が上がった。  だが、経営不振でありながらも、東芝の『サザエさん』に対するこだわりは強い。16年3月に白物家電事業から撤退した際にも、当時の室町正志社長が「できる限りは継続したい」と語っている。  さらに続けて発した「東芝のイメージ戦略もある」というコメントは注目したい。『サザエさん』には、「登場する家電がやけに立派」など、スポンサーが東芝ならではのエピソードがあったり、また誰もが知る主題歌も東芝EMI(92年)からリリースされているなど、つながりが深い。お茶の間でも“『サザエさん』=東芝”というイメージが定着している。  加えて、『サザエさん』はアニメの中では抜群に広告効果が高い。直近の視聴率は13.1%(2月12日放送分/ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、低迷が叫ばれつつも2ケタの数字を安定して獲得しており、現在放送中のTVアニメの中ではズバ抜けた存在だ。放送が“日曜夕方帯”と、多くのファミリー層が視聴する点も魅力のひとつだろう。  現在、東芝からは『サザエさん』のスポンサー継続に対する声明はないが、以前には株主総会で株主から「スポンサーを降りろ」とのクレームが入ったこともある。万が一、東芝が『サザエさん』スポンサーを降りることになったら――。  これほどの高視聴率番組である。すぐに大手スポンサーが現れる見込みが高い。だが48年もの年月、関係を深めてきた東芝がスポンサー撤退となれば、“いよいよ東芝が危ないのでは”と不安の声が高まることになるだろう。 『サザエさん』の顛末も気になるところだが、東芝と言えば野球部やラグビー部も名門として有名で、こちらも今後の存続に対し心配の声が上がっている。16日には、東芝株が上場以来初となる東京証券取引所の第1部から降格されるとの報道があったが、はたして――。