水川あさみ、菜々緒、沢尻エリカ……“悪女役”で評価される女優が増えた背景

【リアルサウンドより】  女優・水川あさみがTBSドラマ『私を離さないで』で見せた“悪女”の演技が話題だ。綾瀬はるか扮する主人公 恭子を貶めようとする水川の姿を見た視聴者からは、「水川あさみの演技が怖い」「水川あさみはイヤな女が似合う」といった声が多数出ている。  水川のほかにも、最近は悪女を演じて注目を集める女優が目立つ。記憶に新しいところでは、『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(カンテレ)で執拗に主人公を追い詰めるクールな悪女 橘カラを演じた菜々緒や、『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ)で人間関係をかき回す可愛らしい小悪魔 毛利まさこを演じた紗栄子などが挙げられる。  いつの時代のドラマにも、ヒロインの前に立ちはだかる壁となる悪女はいたが、最近特に評判を呼んでいるのはなぜか。ドラマ評論家の成馬零一氏に聞いた。 「最近は、自分の目的を達成するためなら手段を選ばない、といった悪女ならではの行動が、気高さや強さを持った女性として好意的に受け止められるようになってきたのかもしれません。例えば、松本清張シリーズの悪女役でブレイクした米倉涼子はその典型でしょう。悪女を演じることによってクールビューティーなイメージを身につけた彼女は、その後、『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜』(テレビ朝日)や『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日)で凛とした女性を演じ、正統派の女優としても評価されるに至りました。一方で、弱々しさや可愛さを演じる女優は、ぶりっ子として批判されるケースが増えているように感じます。ぶりっ子のイメージの悪さを逆手にとって、人当たりはいいけど実は腹黒いといったタイプの悪女も描かれているのは興味深いところです。また、『女王の教室』(日本テレビ)の天海祐希や『家政婦のミタ』(日本テレビ)の松嶋菜々子など、初めは恐くて冷酷な人に見えるけど、本当は優しい人で、悲しい宿命を背負っていた、というような悪女の描き方もあります。完全な悪として描かず、どちらなのかわからない、心が読めない描き方をするのも、最近の傾向のひとつかもしれません」  特に沢尻エリカ主演のドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ)以降、悪女が評価されるケースは目立っているという。 「『ファーストクラス』の人間関係の描き方は、人が集まるところにはピラミッド式のヒエラルキーが生まれ、その中でいじめや嫉妬が発生するというものでした。菜々緒や沢尻エリカが悪女役で注目され始めたのも『ファーストクラス』からです。このドラマで菜々緒は、悪女というよりもダークヒーローのような役を演じ、泥沼化した人間関係にも動じない毒舌キャラクターとして、視聴者から親しまれました。どんなしがらみにもとらわれず、ありのままに生き抜く強さを持った悪女像が、今は求められているのでしょう。また、スキャンダルなどでマイナスイメージが付いてしまった女優が、それを逆手にとって評価を高めるために悪女という役柄が機能するケースもあります。沢尻はその典型で、彼女の成功はひとつのモデルケースにもなるかもしれません」  では、ドラマを作る制作側としては、どのような基準で悪女役のキャスティングを行っているのだろうか。キャスティングの経験を持つTV制作関係者に話を聞いた。 「基本的に、実際の性格や私生活が悪女であるといった理由だけでキャスティングすることはありません。ただ、パブリックイメージはもちろん重要で、さらにその役柄に適したビジュアルや、過去の実績も踏まえたうえで検討します。一方で、パブリックイメージの良い人や清純派キャラだからこそ、逆に悪女をやってもらい、そのギャップを視聴者に楽しんでもらう、という考え方もあります。ドラマの役柄というのは、大なり小なりその役者を記号化するわけで、そういった意味では、わかりやすく悪女っぽいパブリックイメージの人か、その真逆か、いずれにせよ振れ幅が大きいほど与えるインパクトは強いと思います。昨今、悪女が話題となっているのは、制作側からしてみれば、たまたま良い作品があったとしか言えないところですが、ドラマにおいて重要なポジションであることは間違いありません」  『私を離さないで』の水川あさみの悪女ぶりが話題になっているのは、快活で良識のある大人の女性というイメージの水川が、毒気のある役を演じることでギャップが生じたケースだろう。物語に刺激を与えるスパイスとなる悪女役は、女優にとっても力量を問われる役柄であり、うまくハマればブレイクのきっかけにもなるのは確かである。今後、どんな女優が悪女に挑戦し、新境地を切り開くのか。次クールドラマのキャスティングも楽しみに待ちたい。 (文=編集部) ■ドラマ情報 『わたしを離さないで』 毎週金曜日22時〜TBS系で放送中 出演:綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみ、鈴木梨央、中川翼、瑞城さくら、ほか 原作:「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ 脚本:森下佳子 音楽:やまだ豊 プロデュース:渡瀬暁彦、飯田和孝 演出:吉田健、山本剛義、平川雄一朗 製作著作:TBS 公式サイト:http://www.tbs.co.jp/never-let-me-go/

意地の張り合い? 綾瀬はるか&長澤まさみのエロスが加速! 広瀬すずは亀梨ファンから目の敵に?

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映画『海街diary』公式サイトより。
 16日、『第70回毎日映画コンクール』の授賞式が行われたのだが、会場の注目を集めたのは、去年公開された映画『海街diary』で姉妹役を演じた綾瀬はるかと長澤まさみのセクシーな衣装だったようだ。 「今回の授賞式では、長女役を演じた綾瀬が主演女優賞を、次女役を演じた長澤が助演女優賞を獲得したのですが、左肩を露わにしたワンショルダーの黒いドレス姿で登壇した綾瀬と、両肩を露わにし、体のラインがくっきりと浮き出たドレス姿で登壇した長澤の姿に会場の目は釘付けに。長澤は『海街diary』の撮影時、是枝裕和監督から『エロス担当』と言い渡され、それを意識してか、去年末に行われた『第28回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞』の表彰式では、シースルードレスを着て現れるなど、『海街diary』関連のイベントがある度にセクシーな姿で現れ注目を集めていたのですが、今回の授賞式では綾瀬もセクシーなドレス姿を披露したことで、ネット上では『意地の張り合いでエロス加速?』という声も上がっているようです。綾瀬と長澤は、『海街diary』が初共演となり、撮影中に交流を深めたようですが、互いに主演級の女優であり、同世代でもあります。全く意識しないということはないでしょうし、自分が1番目立ちたいという自我は強いでしょう。良い意味でのライバル関係を築き、今後もこういった授賞式で共演する機会があれば、さらにセクシーな姿が拝める可能性はあるかもしれませんね」(芸能関係者)  その『海街diary』で綾瀬と長澤の妹役を演じた広瀬すずに関しては、まだまだセクシー路線でいくには時期尚早の声が上がっているようだ。 「前述した『第28回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞』の表彰式で、広瀬は両肩を露わにしたドレス姿で登場したのですが、ネット上では『二の腕のムチムチ感がすごい』『綾瀬や長澤と比べると、まだまだ、ひよっ子』などといった声が上がっていました。しかし、広瀬はまだ17歳ですから、将来的に大化けする可能性はあるでしょう。『これから成長していく過程を見届けるのが楽しみ』という男性ファンも少なくないようです。そんな広瀬ですが、今月15日に行われたロッテ『Fit’s』の新CM発表会に出席した際、現在放送中のドラマ『怪盗山猫』(日本テレビ系)で共演する亀梨和也にバレンタインデーのチョコを手渡ししたことを明かし、『喜んでくれたんだと思います』とうれしそうに語ったことで、亀梨ファンから『手渡しするなんてズルい!』『抜け駆けしないでよ!』と目の敵にされてしまったようです。息の長い女優生活を送る為には、ジャニーズ・タレントに関するコメントには細心の注意を払うことを学んだ方が良いでしょうね」(同)  広瀬はかつて、ジャニーズJr・宮近海斗とのツーショット画像が流出し、2人でラブホテルへ行っていたという疑惑まで浮上していたことから、ただでさえジャニーズファンに目の敵にされているフシがあるだけに、ジャニーズ・タレントに関する発言には他の女優以上に注意が必要とされているようだ。

竹内結子の映画『残穢』でも話題の不動産「事故物件」の実態! 住宅ロンダリングに騙されない方法とは

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映画『残穢 -住んではいけない部屋-』公式サイトより
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】  山本周五郎賞を獲得した小野不由美によるホラー小説『残穢』(新潮社)が、中村義洋監督、キャストに竹内結子、橋本愛を迎えて映画化され話題を呼んでいる。  その映画『残穢 -住んではいけない部屋-』のテーマは「事故物件」。怪奇現象が起こるアパートの過去を探っていくうちにさまざまな恐怖に巻き込まれていくというストーリーだ。  もともとは不動産関係者の間で使われている専門用語だった「事故物件」という言葉が広く知れ渡ったのは、事故物件公示サイト「大島てる」の存在が大きい。サイトには現在4万件近くの事故物件情報が登録されている。しかし、それだけ大量のデータを集積しているのにも関わらず、これでもまだまだ一部でしかなく、日本には他にも大量の事故物件が潜んでいるのだ。  そもそも事故物件とはどのような物件なのか。『事故物件サイト・大島てるの絶対に借りてはいけない物件』(主婦の友インフォス情報社)には、その知られざる全容が記されている。  自殺や他殺などの事故や事件が起きた物件は「事故物件」とされ、次の入居者にとってはその過去が目に見えない心理的瑕疵となるため、不動産会社はその旨を告知する義務が生じる。病死などの自然死に関しては通常告知義務は発生されないとされているが、発見が遅れて腐敗が進んでしまったケースでは事故物件として見なされることもある。  現在、我が国では年間約2万5000人が自殺している。そのうち約半数は自宅で自死にいたるため、単純計算でも、毎年1万3000戸近くの事故物件が生まれていることになる。また、孤独死の増加により、亡くなってから遺体が発見されるまでに長期間かかるケースも年々増えている。こういった背景もあり、よく調べないで入居するとそこが事故物件で、非常に不気味な思いをする可能性は高くなっている。  ただ、前述の通り、こういった心理的瑕疵のある物件に関して告知義務を怠れば宅建業法の違反となるため、不動産屋で借りる時は必ずその旨を告知されたうえ、通常よりも2〜3割ほど安い家賃で貸し出されることになる。  しかし、そこには大きな穴がある。「事故物件の告知義務は、次に入居するひとり目のみ」という業界ルールが存在するのだ。事件が起きた住人との間にひとりでも別の住人が住めば心理的瑕疵は薄まると過去の裁判例でも認められているため、このルールを適用している業者も多い。そこで横行しているのが「物件ロンダリング」だ。  一例をあげれば、事件が起きた後、管理会社の社員がその家を短期間契約する。そうすれば、次の住人には告知義務が発生しないため、通常通りの家賃で貸し出せるというわけだ。  また、ひとり目だけ「定期借家」で貸し出すという方法もある。定期借家は、転勤中や取り壊し前など、期間限定で家を貸し出したい時に用いる制度。これを使い、一人目の住人には告知をしたうえで安い家賃で貸し出し、次の住人に対しては告知もせずもとの家賃で貸し出すのだ。  こうして隠蔽されてしまえば、住まい探しの段階で我々がその物件の暗い過去を見抜くことは不可能だ。また、隣家など周辺の住宅であれば告知義務は発生しない。では、どうすればその物件が事故物件だと見抜くことができるのだろうか? 確実ではないが、いくつか見抜くためのヒントはある。  まずは、マンション名である。大きな事件が起きたマンションなどの場合、ほとぼりが冷めた後に外壁の色を変え、マンション名も変更させることがある。それにより暗いイメージを変え仕切り直しを図るのだ。検索に引っ掛かりにくくする効果なども期待できる。  例えば、「江東マンション神隠し殺人事件」で知られる江東区潮見のマンションがそのような方法をとっている。2008年、このマンションに住む20代の女性会社員が突然失踪、捜索願も出されたが、監視カメラの映像に外出した記録がないことから「神隠し事件」としてメディアで話題となった。その後、同じマンションに住む男が逮捕される。その男が彼女を拉致したうえ殺害。さらに遺体をバラバラにしていた。この舞台となったマンション「フィットエル潮見」は事件発生時、竣工からまだ半年も経っておらず3分の1近くがまだ空き室状態であったため、後日「スクエア潮見」への改称を余儀なくされている。  あとは、リフォームの痕跡からも、そこが事故物件であったかどうかの疑いをもつことができる。これには二つのパターンがある。一つは、風呂やキッチンなど、部屋の一部分だけがリフォームされているケース。これは血など体液による汚れを取り除くためにリフォームが行われたと推察することができる。もう一つのパターンは、集合住宅のなかで、その一室だけがフルリフォームされているケース。この場合は、過去にその部屋で火事が起きている可能性もある。このような場合は、一度不動産屋に聞いてみた方が良い。  以上述べてきたように、一度事故物件になってしまうと、売り主、大家、不動産会社はその家の過去のために大変な苦労をするのだが、なかには住宅として使うのを諦めてしまうケースもある。その場合、事務所専用として法人向けに貸し出したり、撮影スタジオとして生まれ変わることが多い。利便性の高い駅近マンションでまわりは賃貸や分譲の部屋なのに、一室だけそのような使われ方をされていたら、過去に何かがあった可能性はゼロではない。  今の時代、ネットで簡単に検索できてしまうため、「事件から10年間は告知するようにする」、「同じフロアで起きた事件であれば告知する」など、旧来のやり方を見直す業者も出始めてはいる。しかし、それもまだごく一部。  いくら気にしない人でも、いざ入居した後にそのような事実を知ってしまったらなんだか居心地はよくないもの。不動産屋から出される情報を鵜呑みにすることなく、自分でもいろいろと調べてみることが最善の回避策なのかもしれない。 (新田 樹)

ナイナイ岡村、伊集院、宇多丸…加藤紗里に芸能界から”賛同者続出”の背景

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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インスタグラムより
 略奪疑惑からの炎上劇として幕をあけた”自称モデル”の加藤紗里(25)の騒動は、まさかのロングラン公演。それがいまや、各方面から拍手を送られる事態になりつつある。これは、芸能界でも特異なケースだ。  歌手・川本真琴(42)の「彼氏いる」宣言を発端に、いまだ延焼が続いているお笑い芸人・狩野英孝(33)の二股騒動。自ら本命だと名乗りを上げた加藤紗里を始め、第三、第四の女性が現れるなど、もはや着地点は完全に見失われている。ただし、そんなこともおかまいなしに知名度を上げ、露出しまくっているのがこの加藤だ。2月19日には一部メディアで狩野と破局したことも報じられているが、いまや関係者から「これさえも話題作りの“燃料投下”では」との声が上がる始末だ。
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アカデミー賞獲得を目指すレオナルド・ディカプリオのビデオゲームが登場

アカデミー賞獲得を目指すレオナルド・ディカプリオを主人公にしたビデオゲームが登場した。現実世界では今まで一度もアカデミー賞を手にしたことのないディカプリオだが、今回登場した『レオズ・レッド・カーペット・ランページ』ではプレイヤーがレオナルドのアカデミー賞獲得のために手助けを行うというものだ。 アカデミー賞獲得に向かうその道のりの中でパパラッチをかわしたり、レオナルドが出演した『タイタニック』のシーンで印象深かった氷河を乗り越えたりと様々な困難をプレイヤーたちは乗り越えていかなければならないようだ。 あるレベルではレディー・ガガがレッドカーペットに登場しレオナルドのオスカー像獲得を邪魔するシーンもあるようで、ゴールデン・グローブ賞やMTVムービー・アワード、映画俳優組合賞などを受賞するとポイントを稼ぐことができるという。 そんなゲームの主人公となったレオナルドは今月28日に行われるアカデミー賞において『ザ・レヴェナント 蘇えりし者』で主演男優賞にノミネートされており、受賞を有力視されているところだ。ちなみに同賞にはブライアン・クランストン、マット・デイモン、マイケル・ファスベンダー、エディ・レッドメインが名を連ねている。

吉田羊、なぜ40代でブレイク? 同年代女優と異なるポジションから考える

【リアルサウンドより】
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『ナオミとカナコ』公式サイト

 女優・吉田羊の勢いが止まらない。1月21日には宝石類が似合う著名人を表彰する「日本ジュエリー ベストドレッサー賞」の40代部門に選ばれ、2月4日には「2016年エランドール賞」新人賞を受賞。数々のCMでも活躍するほか、NHK大河ドラマ『真田丸』や本日放送の『ナオミとカナコ』(フジテレビ)でも存在感を発揮し、今年公開の映画『嫌な女』では初の主演も決定している。  「ベストドレッサー賞」受賞の際は、これまで非公開だった年齢がある程度判明して話題となったが、彼女が40代にしてブレイクした背景にはどんな事情があるのか。ドラマ評論家の成馬零一氏に話を聞いた。 「現在活躍している40代の代表的な女優というと、深津絵里や永作博美、宮沢りえなどが挙げられますが、彼女たちは90年代からさまざまな作品に出演しており、視聴者の中でもすでにイメージが固まっています。彼女たちはどんな作品に出ても目立つため、主役級の役柄を演じるなら良いのですが、主役を引き立てるバイプレイヤーとはなりにくい側面もあります。一方で吉田は、舞台出身で非常に高い演技力がありながら、アイドル女優として昔から注目されてきたわけではないので、視聴者が固有のイメージを持っていない。だからこそ、『純と愛』や『HERO』といった作品では、おいしい名脇役のポジションを獲得できたのだと思います。この年代の実力派女優で、彼女のような立ち位置にいるひとは珍しいですね」  『HERO』などの作品で全国区の注目を集めた後のキャリアも、特筆すべき点があるという。  「クールなキャリアウーマン役でブレイクした吉田ですが、その後の作品では異なるイメージの役柄にも挑戦しています。たとえば『映画 ビリギャル』では有村架純の母親役を自然に演じるなどして、家庭的な役柄もできることを証明しました。現在放送されている『ナオミとカナコ』では、持ち前のクールなイメージを保ちつつ、家族愛があることを滲ませるなど、絶妙な演技を披露しています。吉田の演技は、良い意味で現実からの逸脱感がなく、クールな役柄であってもどこか生活感が漂っているのが印象的で、だからこそちょっとした仕草もリアルです。たとえば真矢ミキなどの女優だと、どうしても“銀幕の向こう側のひと”という印象を抱きますが、吉田は本当に身近にいそうで、しかもふとしたことがきっかけで犯罪に手を染めてしまいそうな怖さも持っている。リアリティを保ちながら、非日常にも手が届く女優というか。今年は主演映画も公開されるということですが、その出来次第では一気に深津絵里や宮沢りえらと並ぶ“名女優”として広く認知されるかもしれませんね」  ブレイク中の吉田羊の勢いは、まだまだ止まらなそうだ。 (文=編集部)

吉田羊、なぜ40代でブレイク? 同年代女優と異なるポジションから考える

【リアルサウンドより】
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『ナオミとカナコ』公式サイト

 女優・吉田羊の勢いが止まらない。1月21日には宝石類が似合う著名人を表彰する「日本ジュエリー ベストドレッサー賞」の40代部門に選ばれ、2月4日には「2016年エランドール賞」新人賞を受賞。数々のCMでも活躍するほか、NHK大河ドラマ『真田丸』や本日放送の『ナオミとカナコ』(フジテレビ)でも存在感を発揮し、今年公開の映画『嫌な女』では初の主演も決定している。  「ベストドレッサー賞」受賞の際は、これまで非公開だった年齢がある程度判明して話題となったが、彼女が40代にしてブレイクした背景にはどんな事情があるのか。ドラマ評論家の成馬零一氏に話を聞いた。 「現在活躍している40代の代表的な女優というと、深津絵里や永作博美、宮沢りえなどが挙げられますが、彼女たちは90年代からさまざまな作品に出演しており、視聴者の中でもすでにイメージが固まっています。彼女たちはどんな作品に出ても目立つため、主役級の役柄を演じるなら良いのですが、主役を引き立てるバイプレイヤーとはなりにくい側面もあります。一方で吉田は、舞台出身で非常に高い演技力がありながら、アイドル女優として昔から注目されてきたわけではないので、視聴者が固有のイメージを持っていない。だからこそ、『純と愛』や『HERO』といった作品では、おいしい名脇役のポジションを獲得できたのだと思います。この年代の実力派女優で、彼女のような立ち位置にいるひとは珍しいですね」  『HERO』などの作品で全国区の注目を集めた後のキャリアも、特筆すべき点があるという。  「クールなキャリアウーマン役でブレイクした吉田ですが、その後の作品では異なるイメージの役柄にも挑戦しています。たとえば『映画 ビリギャル』では有村架純の母親役を自然に演じるなどして、家庭的な役柄もできることを証明しました。現在放送されている『ナオミとカナコ』では、持ち前のクールなイメージを保ちつつ、家族愛があることを滲ませるなど、絶妙な演技を披露しています。吉田の演技は、良い意味で現実からの逸脱感がなく、クールな役柄であってもどこか生活感が漂っているのが印象的で、だからこそちょっとした仕草もリアルです。たとえば真矢ミキなどの女優だと、どうしても“銀幕の向こう側のひと”という印象を抱きますが、吉田は本当に身近にいそうで、しかもふとしたことがきっかけで犯罪に手を染めてしまいそうな怖さも持っている。リアリティを保ちながら、非日常にも手が届く女優というか。今年は主演映画も公開されるということですが、その出来次第では一気に深津絵里や宮沢りえらと並ぶ“名女優”として広く認知されるかもしれませんね」  ブレイク中の吉田羊の勢いは、まだまだ止まらなそうだ。 (文=編集部)

ウエンツ瑛士・小池徹平「WaT」音楽活動の不振と“ジャニーズ圧力”の関係は?

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「WaT オフィシャルファンクラブ」より。
 ウエンツ瑛士と小池徹平の音楽デュオであるWaTが、12日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した。今回の出演をもって解散となる。出演時はデビュー曲「僕のキモチ」からはじまるメドレーを披露し、2人が涙を見せる場面もあった。  WaTは、2002年にストリートミュージシャンとして活動をはじめ、人気を博し、05年にメジャーデビュー。同年末の紅白歌合戦にも出場した。だが、その後はミュージシャンとして積極的な活動は見られない。むしろ、ミュージシャンというより、ウエンツ瑛士はバラエティタレント、小池徹平は俳優としての印象が強い。これはなぜだろうか。 「イケメンの音楽グループという“キャラがかぶる”として、ジャニーズからの圧力があったとも言われていますね。ですがWaTは業界でも影響力のあるバーニングプロダクションの所属です。ジャニーズタレントも多く出演する『Mステ』にも出ていますし、直接的な圧力があったというわけではないでしょう。ジャニーズの圧力で干されてしまったイケメンアイドルグループとしてはW-inds.が代表的です。彼らは現在、活動場所を台湾に移しています」(芸能関係者)  WaTは11年以降は音楽活動そのものを行っておらず、5年の沈黙を破り、15年2月に活動再開を発表。だが、1年ほどでの解散してしまった。『Mステ』出演に先がけて、小池徹平は『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演し「ソロの仕事が忙しくなり音楽に集中できなかった」と解散理由を述べている。 「彼らの活動歴はインディーズ時代から含めれば14年におよび、2人の年齢も30歳を超えています。10代から活動していますから、再始動しても若い頃のような活動はできず、ミュージシャンとして行き詰まったと見るべきでしょう。SMAPの解散騒動と重なってしまっただけに、いろいろ憶測を呼んでいるようですが、たまたまタイミングが重なっただけです」(同)  WaTの楽曲は、ウエンツと小池の共作で行われている。双方ともに作詞作曲が可能なシンガーソングライターのため、07年にはそれぞれソロデビューも果たしている。2人は芸能活動と並行し、今後も音楽は続けていくだろう。いつの日か実現するであろう“再結成”の日を待ちたい。 (文=平田宏利)

『俺妹』のヒットは作家の「性癖」に忠実につくったから!? ラノベ界随一のヒットメーカーが明かす編集の極意

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三木一馬『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部──とある編集の仕事目録』(KADOKAWA)
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】 『とある魔術の禁書目録』『ソードアート・オンライン』『灼眼のシャナ』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『アクセル・ワールド』『乃木坂春香の秘密』『電波女と青春男』『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『しにがみのバラッド。』『撲殺天使ドクロちゃん』『ヘヴィーオブジェクト』──ラノベ読者なら当然、ラノベ読者ならずともタイトルぐらいは聞いたことがあるようなこれらの作品群、実はすべてある一人の編集者によって世に送り出された作品なのである。  これらの作品の生みの親である、ライトノベル界きってのヒットメーカー・三木一馬氏が最近『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部──とある編集の仕事目録』(KADOKAWA)という本を出版。物語のつくり方や、作家との付き合い方など、ライトノベル編集の舞台裏を明かして、話題になっている。  ラノベといえば、普通の小説とは違ってかなりマーケティング的な作り方をしているといわれる。だが、この本で強調されているのは、ちょっと意外な極意だ。  三木氏が小説を編集するにあたって、まず一番初めにやること。それは、作家の「性癖」を探ることなのだという。  小説を書く時は、まずその作品を通じて「やりたいこと」を決め、それを作品のなかで「鉄の掟」にすることが重要だ、と三木氏は言う。三木氏はこれを「家訓」と呼んでいるのだが、この「家訓」は非常に大切で、〈書き始める前に決めた『やりたいこと』からどんどんズレていくという現象は、小説を書き進めていく中ではしばしば起こることですが、そうなってしまった作品は完成度が低く、「面白さ」が少ない〉。そして、その「家訓」を決めるにあたってのキーポイントとなるのが「性癖」なのだという。 〈ダメな家訓の決め方は、自分の性癖に嘘をつくことです。嘘をついていると、それは途端に薄っぺらいものになってしまいます。「本当は自分はこういうものが好きだけど、世間的には受け入れられなさそうだからもう少しそれっぽいものにしよう」というような思考は、自分が好きだという本能に従ってつくられた作品のパワーには勝てません〉  一例をあげれば、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の「家訓」は、「お兄ちゃんと妹のイチャラブを描く」というものだった。これは、作者である伏見つかさ氏の「性癖」「本能」に基づくもので、それが作品と作者の「個性」を存分に発揮させることにつながったと言う。  ようするに、流行や商業的な成功を狙ったテーマ設定では、人を惹き付ける作品を生むことはできない、作家は世間体など気にせず、本当に書きたいと思ったテーマを作品に落とし込め、ということらしいのだが、これだけ聞くと、実は普通の小説よりも文学的なアプローチをしているのか、という印象さえ抱いてしまう。  しかし、一方で、ライトノベルはあくまで「エンターテインメント」。テーマは作家の「本能」に忠実なものであっても、話の展開はあくまで読者に寄り添ったものであるべきだと、三木氏は言う。読者が思う「こうして欲しい」「こんなものを読んでみたい」という期待に応え、「スッキリ」を提供することを目指す、それがライトノベルなのだ、と。  例えば、鎌池和馬『とある魔術の禁書目録』のラストでは、より読者の「スッキリ」感を強めるため、単に主人公が敵に勝利をおさめるだけでなく、「クローンなら何体殺しても構わない」という敵の非人道的価値観そのものが敗北していくようにストーリーがつくられていったという。  しかも、物語展開に矛盾が出てきても、読者の期待を裏切るような解決策をとってはならない。この『とある魔術の禁書目録』でも、クローン少女の設定上、物語展開につじつまのあわない部分がでてきたことがあったらしいが、三木氏は「物理的に可能にするために、抑えるのではなくぶっ飛んだ演出を考えましょう」と、逆にクローン少女を2万人というとんでもない数にすることで、その矛盾を乗り越えたらしい。  では、そのようなストーリーを修正していく作家と編集者の「打ち合わせ」はどのように行われるのか。ラノベ界一のヒットメーカーには、定まった方法はなく、あくまで作家にあわせるのだという。 〈作家ごとに、やりやすい環境、やりにくい環境が必ずあります。プロットは決め込んでいるから矛盾点のみを指摘してほしいという人もいれば、ゼロから一緒につくっていきたいという人もいる。同じ作家でも、作品毎に違う場合もあるでしょう。作家のやりやすい環境がどんなものなのかをなるべく早い段階で見極め、作家のベストエフォート(理想の実力)を引き出すことが編集者の使命です〉  ただ、三木氏はどんな作家の打ち合わせでも共通して大事なことが一つあるという。それは〈打ち合わせの場を、常に『明るく楽しく!』すること〉。 〈基本的には「ダメ出し会」になってしまうのが打ち合わせです。作家にとっては一番良いと思っている原稿に文句を言われ続けるのですから、良い気分になる人はいないでしょう。  だからこそ、いかに「楽しい打ち合わせ」にするかが重要なのです〉  そのために、三木氏は原稿が来たら、まず、「いいね!」と思えるポイントを見つけだしていく「加点法」で読んでいく。「第一稿」の打ち合わせでは、「いいね!」ポイントだけを伝えて、あえて「よくないね......」ポイントは指摘しないという。  そして、第三稿くらいからようやく修正点を指摘し始めるのだが、その場合も、三木氏は必ず理由を明確にし、「対案」を出すことを心がけているらしい。 〈作家は、編集者に原稿を提出したとき、今のベストを出してきているはずです。にもかかわらず編集者はダメ出しを行うわけですから、「なぜこの人は文句ばかりつけてくるんだろう」「そんなにあら探しばかりして、いやがらせだろうか」「もしかしたらこの人は自分のことを敵対視しているのかもしれない」と思われることも、可能性としてはゼロではありません。もちろん、そんなことになったとすればとても悲しい誤解なのですが......。  ですから、誤解を防ぐためにも、「なぜ修正したいか」「なぜここに指摘を入れたか」を明確に伝えるよう意識することが重要です。指摘する側にはその責任があります〉  こうして見ると、三木氏の編集手法の最大のポイントはやはり徹頭徹尾、作家に寄り添い、作家のモチベーションを大切にし、作家のよさを引き出すことだといえるだろう。当たり前といえば当たり前だが、しかし、意外とこれができる編集者は少ない。それどころか、マンガ業界では、作家を奴隷のように扱う"ブラック編集"も横行している。 「本が売れない」というため息まじりの声ばかりが聞こえて来る出版業界だが、この深刻な不況を打破する方法というのは、必死で売れてる作品を真似したり、マーケティング戦略をこねくりまわすことではなく、もっとシンプルな、編集の原点に近いところにあるのかもしれない。 (井川健二)

清原容疑者逮捕で”あの大物歌手”が堂々と実名報道された舞台裏

【アガるニュースをお届け!デイリーニュースオンラインより】
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 覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)。取り調べに対し依然として入手先を黙秘し続けているが、警視庁は2月15日、清原容疑者に覚せい剤を譲り渡した疑いで群馬県みどり市の無職・小林和之容疑者(44)を逮捕。清原本人ではなく、この“売人”が容疑を認めた場合、今後は芋づる式に薬物タレントが検挙されていく可能性も高くなる。 「売人の逮捕によって怯えている有名人は多数いると言われています。清原容疑者が“シャブ仲間”について口を割るのも時間の問題ですが、そこに売人の供述まで加わるとなると言い逃れできませんからね」(薬物事件に詳しい週刊誌記者)
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