そうだ、京都のレズビアンバー行こう。ノンケ社長がビアンバーを開店させたワケ

二年ほど前に都内の立ち飲みバーで出会った男性と、先日たまたま再会しました。彼に近況を伺ってみたところ……。ノンケ男性なのにレズビアン(以下ビアン)バーをオープンさせたとのこと!
なぜ彼が? 何のために? お店はどこにあるの? などなど、気になることが山ほどあったため、早速インタビューさせていただきました!

その男性とは、株式会社COZYの代表取締役兼、株式会社エコ配の取締役でもある福井康司氏。
大阪府大阪市出身
1975年4月13日生まれ
立命館大学経営学部卒業
大学時代にバーでアルバイトを始め、在学中に京都・木屋町にてショットバーを開店。
バー経営を続けながら、野村證券に新卒入社し上京。
以後、野村證券退社後もエコ配役員等の東京での仕事は継続しつつ、京都ではビアンバーやスペインバル、居酒屋など合計10店舗の飲食店を展開中。来春までには、さらに飲食関係5店舗を開店予定とのこと。

――そもそも、どうしてビアンバーを立ち上げたんですか?

F  僕の経営するお店に良く来てくれていたビアンの女性がいたんです。その人と「新宿二丁目や大阪堂山にはビアンの店がたくさんある。でも、京都のビアンの子たちは終電を気にしながら飲んでいて可哀相。いつかは京都でビアンの店ができたら良いな」という話になり、「じゃあ今すぐやろう!」と、その場でお店を作ることを決めました。

――さすが、できる経営者は決断が早いですね! ノンケの男性としてレズビアンの女性たちに関わってみてどう感じましたか?

F 上手く言えないですけど、最初は僕自身、変な偏見があって……。以前の僕は、まずはセクシャルな部分を考えてしまって「なんか怖い」「不思議」「イヤらしい」「普通じゃない」みたいな……。でも当たり前ですけど、話してみると普通なんですよね。みんな昼間は普通に働いてるし、仕事に対しても本当にみんな真面目で。関わっていくようになってからは、ビアンだってストレートと同じく、根底には気持ちの繋がりがあって「あっ、僕らと一緒や」って気付いたんです。

――あははは(笑)。セクシャルと性格はまったく関係ないですからね。でも関わったことがないと、そういった偏見を持ってしまうのかもしれませんね。では、お店のシステムやお客様の雰囲気はどういった感じなんですか?

F チャージ料金500円、ビール・カクテル700円、火曜日は女性のみ、金曜日は23時まで女性のみ入店可能。それ以外は男性もいらっしゃいます。営業時間は平日19時~2時、金曜日土曜日19時~5時、日曜日は休みです。来る人は年齢も職業もバラバラ。お店で出会って付き合ったカップルもいっぱいいますよ。

――飲みに行きやすい価格帯ですね! 京都にもビアンの出会いの場が増えて嬉しいです♪ 経営者としてLGBT社会の今後はどのように考えますか?

F お客様を見ていると、昔の僕みたいにLGBTの方と関わったことのない方は、少し偏見というか違和感みたいなのがあるんですね。でも、気付けば分け隔てなく仲良くなって帰られるんです。社会でも同じように受け入れられていく割合が、どんどん増えていくと思いますね。LGBTの方が、当然のように同じ社会に存在していけるようになることが理想です。

――最後に……もし読者さんに来店特典などあれば何かお願いします♪

F ビアンの方だけではなく、おなべの人、女装家など、いろいろな人たちがお店には集まっています。性別やセクシャル問わず、気兼ねなくいらしてください! そして一緒に働いてくれる方も募集しています。お気軽にお電話いただきたいです! 特典は、同記事を提示していただければ、ドリンク1杯 無料にさせてただきます!

――ありがとうございます! 京都に行く新たな楽しみが出来ちゃいました♪

ノンケだからビアンのお店はちょっと……など考えず、LGBT社会に飛び込んだ福井さん。
当事者側も経営者がノンケなことを気にせずにエンジョイする。
今回はボーダレス社会の見本のようなお話が伺えて嬉しかったです。
こういったお店がこれからもっと増えたらいいなぁ〜♪

【 LOOK ME 】
〒604-8024
京都府京都市 中京区紙屋町363
オーシャンビル5階
075-744-6464

■谷川明日香/芸能経験を経てライフスタイル、美容の会社を設立。モテ男育成や婚活講座の講師や男性用コスメ「オールインワンメンズケア」をプロデュース。TVなどメディアでバイセクシャルをカミングアウトしている。

そうだ、京都のレズビアンバー行こう。ノンケ社長がビアンバーを開店させたワケ

二年ほど前に都内の立ち飲みバーで出会った男性と、先日たまたま再会しました。彼に近況を伺ってみたところ……。ノンケ男性なのにレズビアン(以下ビアン)バーをオープンさせたとのこと!
なぜ彼が? 何のために? お店はどこにあるの? などなど、気になることが山ほどあったため、早速インタビューさせていただきました!

その男性とは、株式会社COZYの代表取締役兼、株式会社エコ配の取締役でもある福井康司氏。
大阪府大阪市出身
1975年4月13日生まれ
立命館大学経営学部卒業
大学時代にバーでアルバイトを始め、在学中に京都・木屋町にてショットバーを開店。
バー経営を続けながら、野村證券に新卒入社し上京。
以後、野村證券退社後もエコ配役員等の東京での仕事は継続しつつ、京都ではビアンバーやスペインバル、居酒屋など合計10店舗の飲食店を展開中。来春までには、さらに飲食関係5店舗を開店予定とのこと。

――そもそも、どうしてビアンバーを立ち上げたんですか?

F  僕の経営するお店に良く来てくれていたビアンの女性がいたんです。その人と「新宿二丁目や大阪堂山にはビアンの店がたくさんある。でも、京都のビアンの子たちは終電を気にしながら飲んでいて可哀相。いつかは京都でビアンの店ができたら良いな」という話になり、「じゃあ今すぐやろう!」と、その場でお店を作ることを決めました。

――さすが、できる経営者は決断が早いですね! ノンケの男性としてレズビアンの女性たちに関わってみてどう感じましたか?

F 上手く言えないですけど、最初は僕自身、変な偏見があって……。以前の僕は、まずはセクシャルな部分を考えてしまって「なんか怖い」「不思議」「イヤらしい」「普通じゃない」みたいな……。でも当たり前ですけど、話してみると普通なんですよね。みんな昼間は普通に働いてるし、仕事に対しても本当にみんな真面目で。関わっていくようになってからは、ビアンだってストレートと同じく、根底には気持ちの繋がりがあって「あっ、僕らと一緒や」って気付いたんです。

――あははは(笑)。セクシャルと性格はまったく関係ないですからね。でも関わったことがないと、そういった偏見を持ってしまうのかもしれませんね。では、お店のシステムやお客様の雰囲気はどういった感じなんですか?

F チャージ料金500円、ビール・カクテル700円、火曜日は女性のみ、金曜日は23時まで女性のみ入店可能。それ以外は男性もいらっしゃいます。営業時間は平日19時~2時、金曜日土曜日19時~5時、日曜日は休みです。来る人は年齢も職業もバラバラ。お店で出会って付き合ったカップルもいっぱいいますよ。

――飲みに行きやすい価格帯ですね! 京都にもビアンの出会いの場が増えて嬉しいです♪ 経営者としてLGBT社会の今後はどのように考えますか?

F お客様を見ていると、昔の僕みたいにLGBTの方と関わったことのない方は、少し偏見というか違和感みたいなのがあるんですね。でも、気付けば分け隔てなく仲良くなって帰られるんです。社会でも同じように受け入れられていく割合が、どんどん増えていくと思いますね。LGBTの方が、当然のように同じ社会に存在していけるようになることが理想です。

――最後に……もし読者さんに来店特典などあれば何かお願いします♪

F ビアンの方だけではなく、おなべの人、女装家など、いろいろな人たちがお店には集まっています。性別やセクシャル問わず、気兼ねなくいらしてください! そして一緒に働いてくれる方も募集しています。お気軽にお電話いただきたいです! 特典は、同記事を提示していただければ、ドリンク1杯 無料にさせてただきます!

――ありがとうございます! 京都に行く新たな楽しみが出来ちゃいました♪

ノンケだからビアンのお店はちょっと……など考えず、LGBT社会に飛び込んだ福井さん。
当事者側も経営者がノンケなことを気にせずにエンジョイする。
今回はボーダレス社会の見本のようなお話が伺えて嬉しかったです。
こういったお店がこれからもっと増えたらいいなぁ〜♪

【 LOOK ME 】
〒604-8024
京都府京都市 中京区紙屋町363
オーシャンビル5階
075-744-6464

■谷川明日香/芸能経験を経てライフスタイル、美容の会社を設立。モテ男育成や婚活講座の講師や男性用コスメ「オールインワンメンズケア」をプロデュース。TVなどメディアでバイセクシャルをカミングアウトしている。

すぐにセックスすることが「男にとって都合のいい女」扱いされるのはおかしい

 「簡単にセックスしたら都合のいい女になってしまう」という話をよく耳にします。この場合の「簡単に」というのは、「知り合って間もないタイミングで」とか「まだ付き合っていないうちに」という意味で使われることがほとんどだと思いますが、それに則った場合、ビッチを公言している私は「都合のいい女」なワケです。

 こうした考えを持つ人は男女問わずいると思います。しかし、男性が簡単にセックスするのと、女性が簡単にセックスするのとでは見方が全然違います。圧倒的に「女性が都合良く扱われている」とされる傾向にあるのではないでしょうか。

 そもそも「都合のいい」って何でしょう? はなからセックスが目的で、それに辿りつくまでの時間が短かった場合や、セックスしたい時にいつでも相手になってくれる場合、セックスしたいと考えている側にとっては確かに都合のいい状況です。ただ、どちらか一方だけが相手を「都合のいい存在」として上の立場に立つのはおかしいのではないでしょうか。

 セックスが成立する=互いにセックスに合意している=双方にとって都合のいい状況。女性だけが都合のいい存在になっていると言い切るのは違うような気がします。

 とはいえ、女性の中に「自分が都合のいい女になってしまっている」と悩む人がいるのもまた事実で、この場合は女性が男性に恋愛感情を持っていることが多いと思います。本当は付き合いたいのに、向こうは自分をセックスの相手としてしか扱ってくれない、セックスしたい時だけ呼び出され、でも好きだから拒めずに愛のないセックスを繰り返してしまう――でもこれって、本当に男性だけが都合のいい状況なのでしょうか?

 女性も、本来の「付き合う」という目的は果たせていないけれども、セックスだけとは言え相手との過ごす時間を確保できているワケです。付き合えなくともセックスしているのは、全く会えなくなったり関わりが薄くなるよりはいいと考えた結果ですよね。ならば女性にとっても、ある程度妥協があった上での“都合のいい状況”とも言えるのではないでしょうか。

 もしも「身体だけの関係は嫌だ!」というのなら、セックスしなければいいだけなんです。相手が恋人であっても好きな人であっても、「相手がしたいから仕方なくセックスしている」と話す女性は珍しくありませんが、それでもセックスすることに同意しているのは自分です。「断り切れなくて……」「なんとなく流れで……」とかなんとか言っても、それが強姦でない以上、セックスはお互いの合意があって初めて成立するものです。その大前提があるのに、男が女を「都合のいい奴」と見下したり、女が自分を「都合よく使われている」弱者の立場だと思うのはなんだかおかしい。

 「セックスは男性主体の欲望で、女性はそれを受け入れる側」といった考え方や、「男性は女性にセックス『させてもらう』もの」といった意見があるように、セックスする上で男女の役割や上下関係をはっきりさせようとする“バブルの残り香”のような価値観はいまだに残っています。ただいずれの場合も、根底には「双方の合意」があるワケで、セックスにおける男女の立場はフラットなもの。もし私を「都合のいい女」と捉えている男性がいるとすれば、私にとっても「都合のいい男」です。お互いに「好都合な関係」だと思いませんか?

■Lollipop-Rumiko/通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。

たまには彼からしてほしい…「セックスの誘いはいつも自分から」な状況を打破するには

◎セックスを誘うのはいつも私から。たまには彼にワイルドに襲われたい!

<みっつんさん>30歳/東京都/独身女性

 彼にワイルドに襲われるにはどうしたらいいですか?

 付き合って2年になる彼とのセックスがマンネリ化してきています。いつもセックスはほぼ私から仕掛けています。ごくごくたま~~~~に、彼の気分が盛り上がった時に彼からワイルドな感じで襲われるのが、おとなしめの彼の普段の様子とギャップがあって好きだったのですが、最近それがなくなりつつあります。何とか彼のワイルドな面を呼び起こしたいのですが、どうしたらいいでしょうか?

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 セックスのマンネリ化……ありますよね。「年単位で付き合っているカップルあるある」とも言えるかもしれません。対セフレでも起こるんですから、しょっちゅう顔を突き合わせている一対一のカップルならなおさらでしょうね。

 みっつんさんからセックスを仕掛けることが多いとおっしゃいますが、おそらく彼にとってはその状態が当たり前になってしまっているのではないでしょうか。セックス=みっつんさんから誘ってくれるもの、なので自分からワイルドに誘う必要もなくなったのだろうと。

 とりあえず第一段階としては、みっつんさんからセックスを仕掛けるのをやめてみるのもいいんじゃないでしょうか? 彼としても、おそらく「そろそろセックスを仕掛けてくるんじゃないか」といったタイミングを把握しているかもしれないし、それがなければ「あれ? もしやこれは自分から誘わないといけないターンなのでは?」と気づいてくれるかもしれません。

 ただ、これは察しのいい彼でなければ、いつのまにかセックスレス突入という危険性をおおいに孕んでいます。みっつんさんたちが普段どのくらいのペースでセックスしているかを踏まえた上で、期間を決めて行ってみるのがよさそうです。例えばこれまで週1ペースでセックスしてきたのであれば、大体1カ月くらいセックスしてない期間を作ってみましょう。彼もさすがに「最近セックスしてないな」と感じてくるのではないでしょうか? 週2ペースであったならば、2週間ほどで「最近してない」と思うかもしれません。この辺はみっつんさんの感覚におまかせです。もしもすでに3カ月に1度くらいのペースになっていたとしたら、レス突入の可能性がめちゃくちゃ高くなってくるので、別のやり方を考えたほうがいいかもですが……。

 さて、みっつんさんから誘わなくなっても彼からのリアクションが皆無であったならば、「あなたにワイルドな感じに襲われるのがすごく好き」だと彼に伝えてみるのもいいかもしれません。みっつんさんはこれまで、彼にそのことを伝えたことはありますか? こういうふうにされるのが好きなんだ、と教えてあげましたか? 自分から仕掛けたセックスと、彼に襲われたセックスでは、みっつんさんにとっては感じ方や反応も大きく違うのかもしれませんが、彼にはみっつんさんの反応が、どちらの場合も同じに見えているかもしれません。なのでみっつんさんが「ワイルドに襲ってくれるのがいい」と思っていることは、彼にとっては思ってもみないことだったり。自分のセックスでみっつんさんが喜んでくれていると彼が知れば、きっと彼もうれしいでしょうし、頑張ってくれるのではないでしょうか。

 セックスに関する諸々は、恥ずかしさもあったりして相手に伝えにくかったりします。でもやっぱり、言葉にしなければ伝わらないことは多いし、みっつんさんの思う「ワイルドに襲われると普段とのギャップがあって好き」といったポジティブなことほど、どんどん伝えた方がいいと思います。彼の好きなところがあって、それを彼に伝えてお互いに幸せな気分になれる……そんな素敵な時間を過ごしてください!

■Lollipop-Rumiko/通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。

【messy調査】女性のオナニー、平均週3,2回/最高30回。しない派も1割

 今週もmessy調査の結果発表、行ってみましょう!

 今回のテーマは「オナニーのときのオカズは何?」でした。総回答数は243、そのうち女性・男性が共に121で、その他が1でした。

 ……男性はオナニーついて語るのが好きなんでしょうか? 普段のmessy調査は、女性回答者が8割を占めるのですが、今回は5割が男性。せっかくご回答いただいたところ申し訳ありませんが無視して、前回、前々回同様に、女性の回答のみに絞って結果を発表したいと思います!

◎週に3.2回

 さっそく結果の発表です。まずはmessy女性読者のどれだけの方がオナニーをするのか。

「オナニーしますか?」
する  114
しない 7

 回答者のおよそ90%がオナニーをしていることになりますね。ただし、「オナニーのときのオカズは何?」というタイトルだったために、定期的にオナニーをしない方は回答されていない可能性もあります。

 続けてオナニーをする頻度について。

「週に何回オナニーする?」
平均:3.2回
(最高回数:30回)

 回答で最も多かったのは「週2回」、続いて「週7回」でした。日課にしている人も少なくないのかもしれません。「時間があればいつでも」という方もいらっしゃいました。

 なお、「週1回」といった回答はそのまま「1」に、「週1~2回」という回答の場合は「1.5」に、「2日に1回」の場合は「3.5」と置き換えて計算しています。また「そんなにしない」「たまに」「決まっていない」といった回答については、計算に入れていません。

◎ナンバーワンオカズはAV!

 今回のメインテーマである「オカズ」についての結果も発表しましょう。

 他と圧倒的な差をつけてAVが第一位でした! 「SILK LABO」や「GIRL'S CH」など、messyのAV関連記事が毎回、高アクセス数を記録しているのも納得のいく結果です。女性向けAV、もっとたくさんあってもいいのではないでしょうか? AV会社の皆さん、本気でビジネスチャンスですよ! 女の性欲をナメるなってことですよ!!

 お寄せいただいた意見としては……

「今口説かれている人がいて、その人と不倫するかもしれないので、どんなことされちゃうんだろう…ってAV見ちゃいます」(43歳)
「AVが多いけれども、理想の相手や好きなひととのやり取りを想像(妄想)してシしちゃうこともしばしばです」(23歳)

 などなど。次点の「妄想」の場合は……

「不倫相手とその友達(共通)との複数プレイを妄想するのが大好き!」(28歳)
「オカズとしての妄想の元になるのはAVなんです。AVを自分の都合いいように脳内で改変しています」(44歳)
「恋人が他の女とやってるところを妄想すると興奮します」(43歳)
「好きな芸能人との妄想がたまらなく好き。でも、した後にむなしくなる時がある(笑)」(35歳)

 といった意見が寄せられました。

 なお回答の中に、AV男優・一徹さんのお名前が出てきたのですが、一徹さんが出演されているAVをオカズにしているのか、妄想の中に一徹さんが出演されているのかわからなかったので、「一徹さん」という項目を作ってしまいました。さすが人気男優。

 その他、自由意見の中には、

「家族がいるので大変気を使います。夫と子どもが確実に寝てからか、子どもの昼寝中しかできません…」(30歳)
「ムラムラしたとき以外に、どうしても寝付けないときにもしちゃいます。終わったあと、ストンと眠りに落ちるのが癖になります…」(22歳)
「文字から膨らんだ自分のイマジネーションに頼ります」(28)
「肉体関係がない状態の好きな人は、情報が少なくて脳内でテクニシャンでいてくれます。ほぼ妄想ですね。」(39歳)

 といったものも。

 性別問わずオナニーをしているということが、今回の結果からお分かりいただけたかと思います。性欲に性別は関係ないわけですから、当然のことです。もちろん、だからといって、「女はエロい」「ヤりたかがっている」といった勘違いの激しい解釈はしないよう男性の皆様にはお気を付けいただきたいところです。ご協力ありがとうございました!

セックス中にWオー●ズムを簡単に実現できちゃうグッズが神すぎた!

 「クリイキより中イキのほうがすばらしい」という風潮、根強いですよね。たしかに中イキはビッグウェーブ的な快感にさらわれて我を忘れそうなときもありますが、クリだけで強烈な快感を得られて十分満足できるときもあります。中イキのほうが頻度は低いので貴重な体験とされている面はあるのかもしれませんが、総合してみるとどっちが上とはいえないのでは……と日ごろから考えていた私に、『ヴァイブレーターの文化史』が答えをくれました。

 同書は欧米におけるバイブレーターの成り立ちからジェンダーを論じる有意義な1冊です。女性の性欲をないものとしたがゆえに、「男性のペニスが挿入されたときのみ、女性が快感やオーガズムを得られる」という社会通念が生まれ、結果、クリ刺激やマスターベーションによる快感を一切否定するに至った……という歴史が膨大な文献をもとにひも解かれていきます。

 そうなんです、「クリトリスの快感なんて、取るに足らないもの。俺たちに貫かれて得られる快感こそ至上!」というのは男の論理。私たちはそれを内面化してしまい、「中イキ > クリイキ」と思い込んでいるだけだったんだ! と腑に落ちました。

 現代を生きる私たちまでそんな男の願望に取り込まれる必要はないですよね。読後に、「女性の快感を、女性である自分たちの感覚でとらえ直そうよ!」と居住まいを正した考えた結果、私というひとりの女性が最も好きなのは〈挿入した常態でクリを刺激した結果の、ダブルイキ〉という結論に至りました。基本はクリイキなのですが、それと連動して膣も脈打ち、大きな快感が押し寄せてくるため、身体も脳も両方同時にイッていると錯覚するのです。この種のオーガズムに関しては、これまでにも当コラムで採り上げてきました。

満を持してバイブを導入! クリ派女子に教えたい、快感のステップアップ術
諸条件をクリアし、「確実にイキたい」という願いを実現する秀逸ローター

◎セックスでのWイキはむずかしい

 バイブでも、本体(サオ)からクリバイブがちょこんと飛び出たものはこの〈ダブルイキ〉を目指して作られているのでしょうが、実際にはこれがむずかしい。本体の長さによってはクリバイブが敏感なところにうまくフィットせずな、もどかしさだけが残ります。だからこそ、ドンピシャでクリを刺激できるものに出会ったときは、感激もひとしおです。

 セックスでこのオーガズムを得るとなれば、パートナーの協力が必要です。挿入してもらい+自分の指でクリ刺激する、というのが、これまで私が最も確実だと思っていた方法ですが、場合によってはクリイキまでにけっこうな時間がかかります(すぐイクときもあるけど)。それまでパートナーには淡々と腰を振ってもらうことになるので、それが心苦しくなり、「きょうはもういいや」とな尻切れトンボに終わりがちです。

 簡単なようで意外とむずかしい、ダブルイキ。でもこれが手軽にできるグッズを見つけました。TENGAから発売されたばかりの「SVR」です!

 リング部分を男性器の根本に装着してスイッチを入れると、上部の平たい部分がローターとなっていてブルブル振動します。この種のグッズ自体は、実はそれほどめずらしいものではありません。が、ローター部分がぼこっと膨らんで立体的になっているものが多く、総じてクリへのフィット感がいまひとつで、いままで継続して使用したものはありません。そこにきて、このSVRはローター部分に平たさが最大の肝! 彼のペニスに装着したうえで、ぎゅーっと結合部を押し付け合うと、絶妙にフィットしてくれるのです。

 その前に、挿入時点に話を戻させてください。私はかねてから、バイブとペニスの物理的な違いを、「人体では不可能な〈振動〉という動きを愉しむのがバイブ」「ペニスには体温がある」として、両者の気持ちよさをまったく別もの、としてきました。ところが、このグッズを使うとペニスが振動するわけですよ。そりゃ、直接モーターを搭載したバイブと比べると振動は微弱です。でもペニスを小刻みに震わせるには十分です。ローターとバイブ、それぞれのよさが融合しているとなれば、気持ちよくないはずないでしょ!

◎新しい絶頂感に出会ってほしい

 そして繋がったそばから始まるクリ刺激。振動は5段階+リズム2パターンなのですが、ぎゅっと押し付けられているときは、最弱の振動でもかなりキます。中と外、両方から攻め立てられて、もう頭が真っ白に……。このとき、パートナーにはできるだけ腰を小さく振ってもらいましょう。ストライドが長いと、どうしてもローターが離れてしまうので、快感に集中できません(ペタンペタンというマヌケな音もします)。私は特に膣の奥=ポルチオで感じるので、大きなピストンではなく、奥にぐりぐりペニスの先端を押し当てるようにされるのが好きです。

 振動を強めると、情けないことに私はすぐイッてしまうのです。振動レベル2でもう昇天まっしぐら! 敏感な方であればレベル1でも同様の現象が起こると思わますので、長く愉しみたいなら、途中で彼に身体を離してもらうか、自由に腰を振ってもらうかして、いったん密着度を下げます。そして、そろそろイキそう……というときに、ここぞとばかり抱きしめてもらい、ローターをフィットさせる。こうするとかなり高確率で、めくるめくダブルイキが訪れるでしょう。

 「中イキしたことなくて物足りない」女性にも、「ふだんからばんばん中イキしますけど?」という女性にも、どちらにも試してほしい! クリイキとも中イキとも違う、目覚ましい快感を体感してください。きっと、快感に優劣をつけること自体が無意味だとわかるはずです。

 また、このSVR、男性にとっては「リングがはまっているから根本まで挿入できない」とのことなので、早漏気味の男性にも役立ちそう。そうでない男性だと不完全燃焼感が残るかもしれないので、自分がダブルイキできた後はすみやかにリングをはずし、彼のターンにしてあげましょう。

■桃子/オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

対等な女性を見ると萎えてきて弱い女性に興奮します

◎枡野浩一 神様がくれたインポ/第六回
対等な女性を見ると萎えてきて弱い女性に興奮します

 セブンイレブンの「なめらか濃厚プリン」を朝食として喉に流しこみながら、ゆうべ自分で豆から淹れたコーヒーを電子レンジであたため直してから飲み、体調はだいぶマシになったけれど鼻がつまっていて頭がうまく回らないことを自覚しました。またシメキリです。ひらがなの「め」は出ないのにカタカナだとシメキリと書けるのはなぜなんだろうか。

 私の鼻がつまりがちなのは子供のころからです。「ふつうのひとは、かぜのときしか、はなをかまないのよ」と母に言われたときは衝撃でした。母のセリフがひらがななのは子供のころ、漢字の書き取りが苦手だったからです。耳鼻科にはだいぶ長い期間通い続け、大してよくなりませんでした。成人後に鼻の中の粘膜をレーザーで焼いたこともあります。「あなたは鼻のあなが曲がっているから奥のほうが焼けない」と怒られてしまいました。その上、鼻の通りはよくなりませんでした。

 呼吸がうまくできないと脳の血液に必要な酸素が不足し、集中力が落ちるそうです。思考が散漫なのはそのせいもあるのでしょうか。

 むかしオウム真理教というカルト宗教に興味を持ったことがあります。信者になった高学歴の男性が、「子供のころから悩まされた鼻炎がオウム真理教の教祖の教えによって一発で治った」と雑誌で語っていたからです。「鼻のあなから口まで細いヒモを通して粘膜をしごく」という方法だそうです。何度かチャレンジしてみたのですが通すのも無理でした。新宿二丁目のバーで仕事柄カテーテルをつかっているという女性が、わざわざ新品のカテーテルを一本プレゼントしてくれて、それをだましだまし鼻のあなに通してみたらわりと奥まで通せたけど口から出すのは無理でした。

 テクノミュージシャンの石野卓球さんにインタビューしたときその話をしたら、「そんな行為をするくらいなら俺は一生鼻づまりであることを選ぶ」と言われました。男らしい。

《仕事柄AV業界の方とお話することがよくありますが、酒を一滴も飲めないのに女の子とセックスするのが大好きで大好きでしょうがない、というAV男優を二人、知っています。二人とも、三十歳くらいに見える若々しい容姿で筋肉質で(鍛えているらしい)、肌の色も黒めです。》

 編集長から熱いメッセージが届いていました。編集長の体調はいかがでしょうか。三十歳くらいに見えるということは、実際はそれよりは年上なのでしょう。私も四十七歳には見られません。考えてみれば四十七歳なのだからインポなのは当たり前なのかもしれない。どこかで自分はまだまだ若いと思ってるのか。薄暗いバーでは二十代にまちがわれることすらあり、年齢を言うのがめんどうくさいです。

 「実際より若く見える」ということは「本当は歳をとっている」ということです。世間では本当の年齢にしか価値がない。なぜなら人は「世代が近くて共通の話題があるかどうか」とか「賞味期限内か」とか、そういうことをはかるために年齢を知りたいだけなのです。暗がりで二十代だと思われたり、サングラスをかけてファミリーマートで缶ビールを買おうとしたら未成年とまちがわれて身分証を求められたりした四十代に用はないのです。

 先週の原稿を書き上げた木曜日の深夜、新宿二丁目のバーで男前のゲイ男子と話をしました。「のぞきが好きな枡野さんは自分の肉体に自信がないんでは。鍛えたりしたら、やることに興味持てるんでは」と言われました。

 それはそうかもしれません。酒を一滴も飲めないのに女の子とセックスするのが大好きで大好きでしょうがない男なら鍛えるのかも。男の子とセックスするのが大好きで大好きでしょうがない男も鍛えるのかも。男前ゲイ男子は話し方も男らしく、ワイシャツを腕まくりしてビールを飲んでいて、筋肉質なのは鍛えているからなのだろうと想像がつきました。

 私の知るかぎりゲイ男子はマッチョです。男っぽさに価値があることを知っているから。ゲイではない男は社会人になって数年たつと、「スポーツをやっていた学生時代はたくましかったんだろう」的な体型になりがちなのに、わりと年齢を重ねても勤勉にジムに通っている。世間の人がイメージする「女っぽいゲイ」も当然いますが、私の知り合いのゲイは肉体的にも精神的にも私よりマッチョな人が多い。単に「恋愛対象が同性」なだけ。男男した男。

 そのバーで私は二村ヒトシさんにプレゼントされたタイトな黒いセーターを着ていました。筋肉がないことは一目瞭然だったのでしょう。じつは八年くらい前に加圧トレーニングに通い、一時的に筋肉質になっていたことはめんどうなので話しませんでした。週に一回。一回につき一万円もかかるトレーニングでした。指導員がけっこう活躍中の格闘家だったりハンドボール選手だったりしました。エグザイルに加入してもおかしくない彼らのカチカチの筋肉には目が釘づけでした。会費が払えなくなって退会しました。のちにジム自体がつぶれてしまったと風の噂に聞きました。

 加圧トレーニングをしていると言ったら、アダルトビデオ界隈の仕事をしている生粋のスポーツマンに鼻で笑われたことがあります。「加圧という人工的な手法で鍛える」という行為を見下す価値観があるのでしょうか。そもそも球技や格闘技などもやらないのに筋トレをするということ自体、恥ずかしいこととされているのかもしれません。新宿二丁目でも筋トレでつくった筋肉を「養殖」と称して下に見る文化があるようです。生まれつきの美人を尊び整形美人を馬鹿にする意識ですか。その感じ方のマッチョさにもう私は疲れます。

《1回目から通読してみると、成長過程で女性へのトラウマが潜在的に植えつけられたような気もします。私には姉妹がいないんですが、そこは全く同じで、兄貴がほしいという願望も全く同じでした。そしてそれは同性愛的な要素を含んでいました。》

 そんなコメントが前回の原稿に付けられています。フェミズニズムで語られるところのいわゆる「ホモソーシャル」は、同性愛嫌悪と女性嫌悪をあわせ持つとされています。が、《別にホモソーシャルはホモセクシャルと対立するわけではなくてその境界は曖昧である》と、作家の小谷野敦さんが2011年7月15日のブログ『猫を償うに猫をもってせよ』に書いていました。女性嫌悪を持つのは、ホモソーシャルのさなかにいる異性愛の男だけでなく、ホモセクシャルつまり同性愛の男もではないか。という指摘と私は読みました。

 私は女嫌いなのかもしれません。鼻づまりのせいで姉の意地悪をまた思いだしました。

 中学生くらいのころだったでしょうか。私は眠る前にふとんの上で「鼻の通りをよくする体操」というのをやっていました。何かの雑誌に書いてあったもので、あおむけに寝て足を高く上げたり下げたり、みたいな動作。男が自分のあれをくわえてみようとするときがありますが、そういうポーズもやります。それをたまたま目撃した姉は「そんなことで運動の代わりになると思ったら大まちがいなんだからね」と言いました。運動の代わりになるなんて思ってもいなかったのですが。鼻がつまって苦しいからやっていたのですが。昔から「痛くない腹をさぐられる」経験が多くて、そのたびに悲しい気持ちになりました。

 私はのちに『僕は運動おんち』という小説を書いたほど運動が苦手です。姉だけが父に似てスポーツ万能でした。姉は入院して学校を長く休んでいたことがありますが、その時期も体育は五段階評価の四だったそうです。私は一回も休まなくても体育は二しか貰ったことがない。体育が二でも長期療養していないことの有り難さ、それを実感するのは大人になってからです。当時は長期療養して体育を休みたかった。体育の時間は頭の中で数字を数えて一秒一秒が過ぎるのを待ちました。「体育は遊びだから楽しみだ」と無邪気に喜んでいる、将来エグザイルになっていく同級生のことがうらやましくてなりませんでした。

 運動神経が私寄りだった妹とは気が合います。あ、前回、妹が私のことを「お兄様」と呼んでいることを書きました。私が頼んでそうしているわけではありません。子供のころ妹は私を「おにい」と呼んでいました。ある時期から「お兄様」に切り替わったのは半分はシャレだったのだろうと想像しています。半分は優しさ。『僕は運動おんち』で主人公のことを主人公の妹がお兄様と呼ぶのが嘘くさいと、たくさんの人に言われましたが、お兄様と呼ぶ妹は実在します。嘘くさい運動おんちのエピソードもほぼ全部が実話でした。あれがでかいというところはフィクションです。

 さきほどのコメントには続きがあります。

《枡野さんもEXILEに交じって乱交願望と書かれていますが、もしかしてEXILEに輪姦されたい願望が潜在的にあるのでは? お気を悪くされたら申し訳ありません。》

 いえ、まったく気を悪くしません。このあいだ二村ヒトシ監督と公開で話したときも似たようなことを言われました。枡野さんはエグザイルたちと輪姦する妄想の中で、エグザイル兄貴たちに対して興奮しているの? と。そういうふうに言われると違和感があります。

 昔から物腰がやわらかく「女みたい」「女の腐ったようなやつ」と言われ続けて成長した私ですが、自分のことを同性愛者だと思わなかったのは、自分を慰めるときイメージするのが女性のおっぱいだったりしたからです。

 この連載を始める日、もう女性にモテることは金輪際あきらめる覚悟を決めたから正直に言いますが、私は女性がかわいそうな目にあっていると興奮します。しあわせそうな女性を見るとしょんぼりします。精神の根底において「女は自分より強くて怖い存在だ」と感じているらしく、せめて性的ファンタジーの中だけでも女を下に見たいのだと思います。

 もっともっと若かったころは「自分が女に虐げられる」というイメージでも興奮しました。男女が対等であるようなイメージだと萎えます。力関係の上下がないとだめなのです。

 力関係の上下がないと立たない話に関しては、二村ヒトシ監督も同意してくれました。

 とはいえ私のお尻の穴をエグザイル兄貴の色黒でカチカチのものにつらぬかれたいかどうか? と考えると、話がまた鼻づまります。

(つづく)

■枡野浩一/歌人。1968年東京生まれ。小説『ショートソング』(集英社文庫)ほか著書多数。短歌代表作が高校の国語教科書(明治書院)に掲載中。阿佐ヶ谷「枡野書店」店主。二村ヒトシさんとのニコニコ動画番組『男らしくナイト』(第1回は9/24夜)、中村うさぎさんとのトーク企画『ゆさぶりおしゃべり』(第1回は10/7夜)など、最新情報はツイッター【@toiimasunomo 】で。

子宮の声に従い、やりたい放題! 子宮系女子界のカリスマによる非常識な万能感

 豊作に感謝をささげる〈秋のスピ本祭り〉第2弾(第1弾は、森三中・大島美幸氏の妊活本でした)。今回の収穫物は、子宮系女子のNo.1=子宮委員長はる氏初の著書『子宮委員長はるの子宮委員会』(KADOKAWA)です(この一文だけで、4回子宮って書いた……!)。

 当連載でもご紹介済みですが、子宮系女子とは〈女の幸せは、子宮を大切にすることから〉という思想を発信する一派です。その中でも子宮委員長はる氏は〈子宮の声〉というキーワードで、自身の体験といろいろな宗教をごった煮にしたかのような子宮説法をするのが特徴。なんでも子宮の声を聞くと魂の欲求が理解できるようになり、その欲求に忠実になると人間関係がよくなり愛されてお金も手に入りトラウマも解消され心と体が健康になり……ミラクルが起こる! のだとか。子宮って万能! 宇宙! マーベラス!

 著者のそんな喜びが詰まった人気ブログ(1日19万アクセス)がこのたび加筆修正され、書籍化という運びになった模様です。

 同書では子宮委員長の体験談をひもときながら、その要約を〈子宮の声〉という体裁で強調し、読者へ幸せのあり方を投げかける構成となっています。それは一体どんな声なのか、以下、一部を引用してご紹介しましょう。

・あなたが子宮(自分)を大切にしないから、あなたが社会から大切にされないんだよ by 子宮
・つらい人生変えたかったら、まずはわたしを温めてよ!by 子宮
・好きなものを食べ続けるときれいになれるよ by 子宮
・感情がたまってて、赤ちゃんが入れられないよ~ by 子宮

 プロローグでは〈本当の自分の声〉を〈子宮の声〉と表現して、すべてがうまくいく秘訣を発信してきたとあるので、これはなにかの比喩なのね……? と思いきや、読み進めるにつれ、具体的な健康話になってくるので、読んでいて頭の中が大混乱。〈子宮が脳を司る!〉と言い、子宮を温めると思考も柔軟になりトラウマもデトックス! なんだとか。逆に冷えていると、子宮に自己嫌悪や妬みがたまるといいます(どうやってたまるんだろう)。

◎子宮から感情が解放される?

 子宮委員長は精神疾患、子宮頸がんや子宮筋腫を経験し「その時の子宮の冷えはハンパじゃなかった」と語られていますが、こちらも〈心が凍った〉などの応用版かと思っていたら、本当に冷えていると感じたそうで、岩盤浴など物理的に温めるお手当を実行。そして温めケアやセックスで子宮が活性化されると、体も心も底力が出るといいます(ちなみに子宮を温めるには、膣を使うことも大事だそう)。最も大事なのは、生殖器を温めるとため込んでいた感情がブワワと解放されるので、そこで自分と向き合うこと。ちなみにそのとき、感情が下から上へと出ようとするため、喉を傷める人が多いんだとか。

 これは、精神の話なのか物質の話なのか。心と体は連動しているとはいえ、混沌の極みです。〈生体エネルギーは下から上に流れる〉という説明も同書にありましたが、どれもこれも一体何が根拠なのかよく分からなすぎて、数ページおきにびっくりぽん! 子宮をどう考えるかは自由に語ればいいけれど、病気や不調への言及って大丈夫なのかな~。

 ブロガーや講演会、個人セッション(しかも、いつの間にか90分10万円から60分10万円になっとる!)以外では〈おまた〉を温めるケアとして、布ナプキンの販売も行っている子宮委員長ですが、同書では布ナプを使えるかどうかで、女性の働き方もジャッジ。

〈布ナプキンを使えないほど忙しいなら、あなた本来の働きかたではありません〉

 手間がかかる布ナプを使うのが難しいハードな職場環境は、〈本当にがんばらないと稼げない〉〈頑張っても稼げない〉〈稼いでるけどパートナーとうまくいかない〉んだとか。つまり、体のリズムをじっくり観察できる程度に働き、パートナーとラブラブ☆ というのが、本来の働き方である、と……。うーん、愛があろうがなかろうが、生きていくために仕事はしますよね。仕事のモチベーションに愛が介在することはあるけれど、それが女性本来の働き方と言われると、ちょっとモニョモニョ。

 さらに〈子宮や骨盤まわりの血行は金脈や人脈につながっているので、ぽかぽか子宮になって子宮の声に従っていれば、必要なお金は自然と手に入る!〉〈女は外で働かなくていい、勉強しなくていい〉と豪語し、最終的には男がなんとかしてくれる、と悟ったそうです。

 同書掲載の著者プロフィールは〈恋愛・性愛アドバイザー〉ですが、元ネタであるブログでは〈現役風俗嬢〉を名乗っていました。そんな過去を持ちリスク大好き! と公言する著書に〈膣を使って子宮活性化、そうすれば自ずと儲かる〉と謳われると、子宮教というオブラートに包みこんだ売春肯定ととらえる人も出てきそう。

◎子宮の声は、すべての言い訳

 同書の帯にある〈女はぶっちゃけ生きているだけでいい〉〈自分のためのセックスは男も幸せにする〉というメッセージは、それだけ見るとフェミニズム(古くはウーマンリブ?)を思わせますが、実はその真逆で、〈子宮をポカポカに温めて感情のままに生きていれば愛されて、あとは男性がなんとかしてくれる〉というお説なので、むしろ真逆。「本当に女性を応援しているのか意味不明」と叩かれた安倍政権の〈輝く女性応援会議〉のほうが、多少マシに思えてきます。

 著者自身が子宮の声を聞いて具体的に何をしたかは、以下のとおりです。

・股を温め感情を放出! そして嫌な話は聞かず、楽になることや気持ちいいことを選び続ける修行をする。

・父親のわからない子供を妊娠→その後、現パートナーと結婚(避妊せずに複数の男性とセックスしたということ? 感染症や、そこからの不妊を招く可能性が高い行為、子宮に全然優しくないわー。むしろ子宮から、大抗議の声が聞こえてきそうです)

・気分次第で仕事はドタキャン

・子宮の声のままに「皿洗って!」「アイスクリーム買ってきて!」と要求(く、くだらん…)

・胎児が大丈夫といったから、妊娠中も酒、タバコOK(ここは子宮じゃないんだ)

・遠慮なく暴言、本音を口にしてたら、どんどん痩せた!

・嫌な縁は切り捨てると、自分に都合のいい縁がやってくる

 〈とにかく自分を責めず、何でも子宮のせいにしてやさぐれてみて!〉そんな子宮説法を読んでいると、女性万引き犯の「生理中でついイライラして……」という常套句を思い出しました。子宮の声に従って生きていると〈周りが変わる〉〈自分が思い描いていた環境になる〉とも言いますが、そりゃ常識的な人は離れ、残るのは非難も苦言も口にしない信者ばかりでしょうから、そうだろうよ~(バタリ)。

 さて、子宮委員長の教えを実践したらどんな女性ができあがるのか? ちょっと想像してみましょう。

 大金を手にするためせっせと膣を使い、固定観念にとらわれず、罪悪感を覚えることほどどんどん行い(言い訳は“全部子宮のせい”)、女はあせくせ働くなんてもってのほか、好きなものは好きなだけ食べ(膣があり、女である限り太っても愛されるそうですが、〈入れる穴があれば男は満足〉というようにも聞こえます)、自分にしか興味がなく、自分のためだけに生きる。手に入ったお金は魂が喜ぶことにどんどん使いましょう。私が幸せなら、それがパートナーの幸せでしょ?

 あ あ! あの女性を思い出しませんか……。

 そうです、まさかの木嶋佳苗!? 「自分のために生きている人は元気で低体温なんてならない」と子宮委員長は言いますが、木嶋佳苗もポカポカ子宮なのかな。そういえば木嶋佳苗も自分の性器はほかの女性たちとは違う〈特別仕様〉であると、信じていましたね。ご自慢の生殖器で自分自身にOK出しするのも、パートナーが喜んでくれるのも大変結構なことですが、妙な万能感を覚え出したらヤバげ!

◎それでも増えつづける信者

 2014年にアナ雪でも大ブレイクした〈ありのまま〉というフレーズは癒し界隈でよく使われる言葉でもありますが、〈好き勝手してもいい〉という意味ではないよなあ。〈罪悪感が消えて不道徳なことであっても自分の好きなように生きたら、世界はもっとHAPPYになる!〉とあるけれど、私にはものすごく自分勝手な人が増えた困った世界になるように思えます。世紀末の荒廃した世界で頭の悪い徒党が弱者に襲い掛かるヒャッハーな世界。そう感じるのは、子宮が冷えているからなんですかねえ。

 根拠がなくてもそこに“納得できる物語”があれば、布ナプキンだろうがデトックスだろうがオーガニックだろうがおまたぢからだろうが、人は信じたいものを信じるもの。しかしこの激しく雑な子宮説法で、納得する女性がどれくらいいるのか……? ところがセミナーを告知すればすぐに予約で満席、ブログは1日19万アクセスだといいますから、もしや既に、世は末なのか。

(謎物件ウォッチャー・山田ノジル)

痛いどころか気持ち良い! 世界で活躍する緊縛師・一鬼のこさんによる「緊縛初体験記」

2015年1月、書き初めに「愛され女子(M女の意味でも)☆」と書いたにも関わらず、まったくその目標に近づけていない谷川です。

そろそろ私の誕生月である11月……毎年自分の誕生日を迎えることで1年の終わりを実感し、心が焦り始めます。
そんな時、あるお方のTwitterに「緊縛に興味がある人がたくさん来て数々の縛りが行われる会。見学だけでも歓迎。私に縛られたい人もできるだけ対応します」という文字が!
あるお方とは……
その類稀なる美的センスでSM業界を飛び越え、映画やグラビア写真集など、さまざまなジャンルの作品を生み出し、世界を股にかけて活躍する緊縛師・一鬼のこ氏。
鬼のこさんは、光と縄をテーマにした「Cyber Rope」と、古典的な捕縄術を原型とした「緊縛」の2種類のパフォーマンスを軸に活動されています。
私が初めて鬼のこさんの作品と出会った時、それまでは緊縛にまったく興味がなかったのですが「この人になら一度縛られてみたい!」と思ってしまったほど美しいアート作品です。

◎一鬼のこ氏は、やっぱりすごかった!

初めては良いものから経験すべし!
食べ物だって美味しいものから食べるべし!
最初に不味いものに当たってしまうと二度と食べたくなくなってしまうこともありますよね。

というわけで!
わたくし谷川明日香、初めての緊縛体験を一鬼のこ氏にお願いすべくTwitterで目にしたイベントに飛び込んでまいりましたー!

開催場所は新宿区某所、勢い付けに近所に出来たばかりだという海鮮居酒屋さんで梅酒とおつまみを食してから会場へ。
雑居ビルの地下にある重い扉を開けると、中ではエナメルやレースで着飾った女王様やS男子たちが女性を縄で縛り上げている〜!
……ではなくて、普段着を着た男女が普通に談笑していました。

サロン内は縄を取り扱っているスタジオのようなスペースと、それを鑑賞する人たちがくつろぐスペースにわかれています。
SMバーのような妖艶さや、ハプニングバーのようなイヤラシくてHな雰囲気ではなく、むしろちょっと爽やかで「空中ヨガスタジオだったかしら〜?」と思うほど。
さらに、この日は一鬼のこ氏のバースデー直前ということで、バースデーソングの合唱とともにケーキが出てきたりと、意外にも会場はフレンドリーな雰囲気に包まれていました。

しかし、周りを見渡せば拘束椅子や分娩台チックなものが置いてあったり、すでに縄を使いパートナーを縛り上げ、各々の世界をせっせと作り上げている方も。

一鬼のこ氏はというと、インストラクターのように参加者に声をかけ指導などをしていました。
SMの中でも広く知られている「緊縛」は、縄さえあれば誰でもできると思われがちですが、一歩間違えるとうっ血してしまったり、窒息、骨折など死に繋がることもある危険なプレイなのです。
正しい指導が必要なことは言うまでもありません。

一通り落ち着いたところで、ご挨拶と縛られ希望を出して、他の方が縛られていくのを鑑賞しながら自分の番が来るのをドキドキしながら待ちます。
一鬼さんの体に縄をかける手さばき、手際の良さ、お相手への心遣いは本当に素晴らしく、縛られている女性が縛り上げられた時、素の状態よりも美しく見えました。

お腹のあたりを締められている方を見て、おつまみを後にしておけばよかったと後悔。
美しく縛られたいのであれば、食前をオススメします(笑)。

そして、ついにワタクシの番がやってまいりました。

緊張が隠せず、初めて縛られることを説明し、どうして良いかわからない私に「ストッキングは滑りますから……」と優しく説明してくれたジェントル鬼のこ氏。
レースのキャミ×素足で正座をし、足の裏の冷たさを感じたのも束の間、縄を架けられていくうちに自然と体温が上がっていきます。
前を向いたり膝立ちをしたり、言われるがままにコロコロと体勢を変えていると、じんわりと汗ばんでいるのがわかりました。

いつの日か“ソフトSMごっこ”と称して、ネクタイやリボンを使って縛ったり縛られたりしたことがありました。
当時は、手首の皮が挟まったり、キツすぎて痛かったのですが、計算し尽くされた鬼のこさんの緊縛は、むしろオーダーメイドの洋服を着ているかようなフィット感で痛いどころか気持ち良い!

体はどんどん熱くなり、脳みそがジワジワと何とも言えない感覚に。
もしかしたら、今まで「Sだ」と思っていた自分が、慣れない感情と「コンニチワ」したことで頭が動揺していたのかもしれません。

わずか数分で完全に動けない状態に。
そのまま吊るし上げられ「エッチな体してるね」と恥ずかしくなるような声をかけられた時には、少し呼吸が荒くなっていました。
そして、降ろされた時には「もっとされてたい……」という感情を覚え、完全に心身ともに持って行かれました。

事前に、SM通の方から「縛り痕に気をつけてね♫」とご注意をいただいていましたが、まったく痕が残らなかったのも彼が一流の証なのでしょう。

まさに、新たな自分に出会えたような気がした体験でした。
一鬼のこさん、ありがとうございました!
またよろしくお願いいたします(笑)。

一 鬼のこ(はじめ きのこ)/パフォーマーであり緊縛師。愛知県名古屋市生まれ。 光と縄をテーマにした現代的なパフォーマンスや古典的な捕縄術が原型となる緊縛などで話題を集めている。

最新作:『ナワナノ~七菜乃緊縛写真集~』(三和出版)

■谷川明日香/芸能経験を経てライフスタイル、美容の会社を設立。モテ男育成や婚活講座の講師や男性用コスメ「オールインワンメンズケア」をプロデュース。TVなどメディアでバイセクシャルをカミングアウトしている。

欧米のバイブが日本より洗練されている理由 デザインの違いは歴史にあった

<p>イソップ童話『金の斧と銀の斧』のように、「エレガントなデザインの海外製バイブと、男根を模したゲスい形の日本製バイブ、あなたが使いたいのはどちら?」と問われたら、多くの女性は前者を選ぶでしょう。どうせ所有するなら、また体内に迎え入れるなら、すてきなものを選ぶのは至極当然。「グロテスクなものを挿れている私」に性的興奮を覚える女性がいるにしても、それが不快感、痛みをともなうものとわかれば考え直しそうです。</p>