「また不倫したい」と答えた人数は…

 ずっと昔から「ハイリスクな関係」という認識は定着しているというのに、滅びることのない“不倫”。 一体どんな人が、どんな思いで、どんな相手と、どんなことをしているのか……真実を、知りたい。ということで、messy調査にて不倫中or過去に不倫していた経験者の方々のご意見を募ったところ、267名の皆様にご回答いただきました。誠にありがとうございます!

 前編では、年齢や出会いなどの基本的なカップルデータを開票しました。そして、「結婚願望の有無」もお伺いしたところ、68.1%が「不倫相手との結婚願望はない」とのこと。不倫とは、慰謝料を請求されるかもしれない「不貞行為」なのに、結婚願望がない!? となると、どんなメリットがあり、何を得ているのか……。そして逆もしかり。どんなデメリットがあり、何を失うのか……。まずは、一番想像に容易いリスク「配属者バレ」について開票してみましょう!

Q.配属者にはバレましたか?
・バレた:25.6%
・バレてない:74.4%

「バレた」
・バレてると思うが、私個人は特定されていない。
・バレましたが、相手の方が庇ってくれて素性を明かさないまま終わりました。
・彼の携帯でバレたけど、まだ続いています。
・奥さんがホテルに乗り込んできた。
・彼の配偶者に、写真等見つかった。
・旦那にバレた。私の行動が怪しかったため携帯を見られた。

「バレてない」
・お互いバレていないようでバレていたのかもしれない。
・彼の奥様は疑っていたけど、バレずに終わった。
・バレてなかったはずだけど、カードの明細を見たらバレバレだと思う。

 74.4%が「バレてない」とはいえ、「バレてないと思う」「多分大丈夫」と、半信半疑の方が目立ちました。その警戒心は、常に持つべきなのかもしれませんね。当事者たちが気づかぬうちに、配属者や周囲の人が何かをリサーチしているかもしれませんから。不倫を肯定するわけではありませんが、もしするのであれば絶対に配属者にはバレないこと。その自信がないのであれば不倫はしないこと。これが最低限のマナーなのではないでしょうか。不倫を全肯定するわけではありませんが……。

Q.関係を解消したきっかけ
・自身に他に好きな人・彼氏・旦那ができた:29.6%
・熱が冷めた:18.3%
・仕事の都合:18.3%
・音信不通:6.3%
・相手に他に好きな人ができた:8.4%
・相手が離婚したから:7.6%
・配属者にバレた:6.7%
・その他:4.8%

回答の詳細
・好きになって苦しくなった。
・生理が遅れ、不安になったから。妊娠はしなかったけど、もうやめようと思った。
・相手は離婚したが、いつのまにか別の女性に手を出していて妊娠させていたから。
・旦那の大切さに気づいた。
・お互いに疲れたから。
・私が耐えれなくなり別れを切り出して、あっさり了承された。
・自分の離婚から、人生を考え直した。ある時、もうセックスしたくないと感じた。
・彼氏ができて、後ろめたい関係を全て清算したかったから。
・相手のことも、不倫してる自分のことも嫌になったから。
・相手が奥さんと仲良くし始めて熱が冷めたから。
・本当に結婚したかったから。

Q.不倫相手とのその後の関係
・一切連絡を取っていない:36.6%
・友人:18.2%
・彼氏or旦那:14.2%
・連絡は来るけど無視:11%
・仕事上の付き合いのみ:10.2%
・不倫関係に戻った:9.8%

回答の詳細
・音信普通……だったけどFBで息子さんらしき人が友達かも? って提案されてた。
・その後は風の便りに聞くぐらい。もう亡くなってるかも。
・一度友人になったのですが、数年後には再度不倫関係に。

 FBの「友達かも?」機能はろくなことをしませんね。やはり恐るべし、SNS。

Q.不倫の楽しいところ
・不倫だから楽しいわけじゃない/普通の恋愛と同じ:25.7%
・ずっと恋人同士のラブラブ感が味わえる:17.1%
・楽しいところなんてない:12.9%
・相手の良い部分だけを見れば良い:7.1%
・責任がない:7.1%
・女として扱ってもらえる:5.8%
・背徳感:5.7%
・その他:18.6%

回答の詳細
・相手が年上でお金もあったので、知らない世界を体験できた。
・ちょっとしたことでも喜べる。
・お互いに誠意を求めない。
・独身時代に戻ったような胸が高鳴る日が続く。自分を磨こうとする時が楽しい。
・非現実をただただ楽しむ。
・ファンタジー。結婚や子供等、先々のことを考えず、無邪気に好きでいられる。中高生の恋愛のようだった。
・利害関係が一致していればメリットしかない。
・相手から束縛されない。
・周りは誰も知らない、二人の秘密感が良い。
・恋愛のいいとこ取りのような感覚。
・旦那に勝っているような優越感。
・もう1人の恋人がいる感じ。

Q.不倫のつらいところ
・なかなか会えない:26.7%
・家族や友人など、周りの人に嘘を付かなきゃいけない:23.3%
・独占できない:13.6%
・将来性がない:8.9%
・罪悪感がある:6.4%
・つらいところなんてない:7.8%
・自由に連絡できない、遠慮しないといけないことが多い:4.4%
・その他:8.9%

回答の詳細
・どんなに楽しい時間を過ごしても「妻子の居る自宅に帰る」、「電話出来ない」。
・いつも家族のいる家に帰っていく時に二人で過ごした楽しい時間がチャラになるほど悲しい
・年末年始、長期休暇。相手に何かあった場合自分には連絡がないので安否確認ができない。
・婚期が遅れる。
・「反社会的なことをしている」という気持ち。
・常に受け身なのに相手が束縛してくる。
・不毛。
・孤独。
・我慢ばかり。待つことが多い。ひとりの時はモンモンとするけど、彼といる時は明るく振る舞う。楽しいし嬉しいけどやっぱり虚しくなる。彼に不満をぶつけて叫びたいけどできない。いつか終わることを覚悟してなきゃいけない。
・第三者は知らないので、そういった人たちのいる場で普段聞かない相手家族の話を聞かされた時。
・いつ終わりがくるかわからないところ。
・会話に気を遣う。
・あげたらきりがない。

 12.9%が「楽しいところなんてない」反面、7.8%は「つらいところなんてない」。もちろん関係性にもよりますが、少なくとも「楽しいところなんてない」「(つらいところを)あげたらきりがない」方が不倫関係から足を洗っていることを祈ります。

Q.不倫で得たもの
・女としての価値を再確認できた:21.4%
・何もない:18.6%
・普通の恋愛と同じ「楽しかった思い出」:10%
・忍耐力:8.6%
・ときめき:8.6%
・「不倫は良いものではない」と気付けた:7.1%
・初めて本気で人を好きになれた:5.7%
・家族の大切さを知った:4.3%
・人生経験:2.9%
・癒やし:2.8%
・その他:10%

回答の詳細
・お金、男性を簡単に信じてはいけない。必ず裏の顔があるという学び。
・お金を得た。
・本当に好きな人といることの楽しさを知った。
・男の扱い。男のずるさ。男の情けなさ。
・博愛精神。
・嘘が上手くなった。
・社内不倫だったので仕事で特できた。
・自分が思ってた以上にバカだってことに気付けた。
・生活にハリが出た。
・経済的に余裕のある相手なので、贅沢な食事やプレゼントなど。
・愛情の形にはさまざまあるということ。
・既婚男性の思考回路。

Q.不倫で失ったもの
・特になし:37%
・婚期/妊娠適齢期:11.1%
・友人:10.2%
・時間:9.9%
・家族:6.2%
・夫への愛情:5.9%
・世の男への信頼:3.5%
・その他:16.2%

回答の詳細
・不倫はバレなかったけど、裏切った事実を抱えながら家族と向き合わなければならない。
・結婚生活(不倫がバレて離婚した訳ではありませんが、不倫していなければ、もっと主人を大切に出来た)
・髪の毛。悩み過ぎてストレスで、円形脱毛症になりました。
・子供に正直に不倫を打ち明けてたので子供の信頼。
・男性にワガママを言えなくなった。
・結婚願望。
・自分自身の倫理観。
・純粋な道徳心のようなもの。
・直後は「時間を無駄にした」と思ったが、今はそれも肥やしになってるかなと。
・子供を生む適齢期。今、不妊治療している。
・居場所。

 失うものは何もなく、「女としての価値」という承認欲求だったり自己肯定感を得られるのであれば不倫はなくならないでしょうね。むしろ、配属者にバレたり、友人を失ったりなどの痛手を追わない限り、不倫を繰り返す人は多いのではないでしょうか……なんて予想は見事に外れました

Q.また不倫をしたいと思う?
・はい:17.5%
・いいえ:60%
・しても良い/しちゃうかも:22.5%

「はい」
・好きな人ができたら。ずっと旦那だけにときめくのは無理なので。
・まだ自分の中の女を腐らせたくない。
・セックスがしたい。
・不倫をしていたほうが夫婦関係は上手くいくから。
・得るものは何もないが、もう独身者に惹かれない。
・いつまでも女性として扱ってほしいから。

「いいえ」
・結婚したいから。
・疲れるから。
・子供が好きで、早く産みたいから。
・自分に旦那と子供が出来、家族を傷付けるのは嫌だから。当時は若かったので、自分の気持ちしか考えおらず「バカだったな」と後悔している。
・したくない、しちゃいけない。リスクが高すぎる。
・自分の職場や家族にバレて失望させたらと思うと怖い。相手の家族にバレた時に慰謝料とか払えないし、ゴムありでも妊娠する可能性はある。
・独占欲が強いので一番に愛されてないと嫌。
・したらダメ。辛い思いをするだけ。
・「自分さえ良ければ◎」なんて恋愛は意味がないから。障害があると燃えるけど、不倫はたくさんの人を不幸にする。
・何も良いことがないから。
・めんどくさい
・結婚を考えるなら時間がもったいない。

「しても良い/しちゃうかも」
・積極的にしたいとは思わないが、することもあるでしょう。人の心に枷ははめられないから。
・同じ相手ならしても良い。
・「したい」「したくない」とかではなく、好きなら自然と形になる。それが、どんな形になるかは、それぞれだと思う。
・相手がいたら。

 過半数が「いいえ」とは意外でした。しかし、すべての回答を集約すると納得できる部分もあります。要するに……多くの方にとって、普通の恋愛と何ら変わらない感覚で不倫をしていて、女としての価値を見出したり、良い思い出となるワケです。でも、普通の恋愛と違うところは、「得るモノが何もない上にリスクが高すぎる」ということ。その上疲れるし、自分の信用はなくなるし、なかなか会えない。そりゃ「もうしたくない」。

 でも、理屈ではないのが恋愛なんですよね。「ずっと旦那だけにときめくのは無理」「不倫をしていたほうが夫婦関係は上手くいく」なんて意見には、「ならば……必要、かも?」とも思えてきます。しかし、いずれにせよ、6割の経験者が「もうしたくない」んです。それなりの覚悟がない場合は、同等の感覚を得ることのできる普通の恋愛に留めておくのが無難なのかもしれません。とはいえ、「不倫=普通の恋愛と変わらない」という価値観の多さを見るに、不倫が滅びることはなさそうです。不倫は文化……うーん、認めたくない。

月経血は「きれい」なのか? 透明化した生理と、女性の生きづらさの関係/『生理用品の社会史』田中ひかる氏インタビュー後篇

『生理用品の社会史:タブーから一大ビジネスへ』(ミネルヴァ書房)は、1961年に誕生した国内初の使い捨てナプキンが、いかに女性を生理のわずらわしさから解放し、社会進出するのを後押ししたかをつぶさに追った痛快な1冊である。生理用品の歴史をひも解くと、社会が生理をどう捉えていたか=生理観が見えてくる。それはすなわち、女性観でもある。

 しかし近年、経血をナプキンに出さずに尿のようにトイレでまとめて排泄する「経血コントロール」を推奨する、あるいは市販の使い捨てナプキンを「身体に害がある」と批判し布ナプキンの使用にこだわる……そんな“子宮系女子”の存在が確認されている。まるで時代を逆行するかのような流れを、同書の著者、田中ひかるさんはどう見ているのか?

田中ひかるさん(以下、田中)「布ナプキンを過剰に推奨する人たちには経血を神秘化する傾向があり、布についた経血を見て、愛しみながら洗いましょうと勧められています。トイレにある使用済み生理用品入れを“汚物入れ”と呼ぶことにも強い嫌悪感を示します。が、そもそも経血は“きれいなもの”なのでしょうか?」

 田中さんは著書で、男性社会が女性の生理に“意味づけ”をする以前に、原始の時代から生理に対する畏怖はあったと指摘している。それは、血液に対する本能的な恐れからのものだった。

田中「結論からいうと、私は経血=汚物と捉えています。なぜなら、血液だからです。原始の人たちは血液が感染症の媒介となることを知っていて、だから恐れていたんです。経血も排泄物にほかなりません。いま商業施設などのトイレは掃除が行き届いているし、自動でフタが開閉するボックスも増えているので、汚物入れの周りもきれいです。けれど、公園の公衆トイレあたりではいまだ使用済みナプキンが散らかっていますよね。子どもが知らずにそれに手を伸ばして、経血に触れるのは非常に危険なので、はっきり“汚物入れ”とアナウンスしたほうがいいと思います。布ナプキンのユーザーは外出先で使用済みナプキンを密封袋に入れて持ち歩きますが、よほど慎重に扱わないと公衆衛生的にアウトです」

◎メーカーは安全性を発信すべき

 ただし、布ナプキンそのものに問題があるわけではない。

田中「市販の使い捨てナプキンでは皮膚がかぶれるからとか、肌触りが好きで休日だけ使っていますとか、上手につき合っている方もいますし、販売する側にも良心的な方がいらっしゃることも知っています。そういう方たちは、『女性の身体に悪い影響を及ぼしている』という理由で使い捨てナプキンを攻撃し、布ナプキンを販売する業者は迷惑な存在だとおっしゃっています」

 たとえば、一部の布ナプキン業者は「生理痛は、使い捨てナプキンのせい」とする。それがなかった時代は生理だからといって薬を飲むような女性たちはいなかった、という主張だ。

田中「100年ぐらい前は、有効な薬が市販されていませんでしたからね。また、布ナプキンには保温効果があるので、使い捨てよりは生理痛が軽減するということはあるかもしれません。でも、鎮痛薬に頼らざるをえないほどの重い生理痛もあります。そういう人たちに『身体の鍛え方が足りないせい』とし、経血コントロールをする力をつければナプキンもいらないし、PMSや生理痛も改善できるという考え方を押し付けるのは、酷というものです」

◎こうした業者は、使い捨てナプキンに対する不安を煽りに煽る。

田中「大手の生理用品メーカーが使い捨てナプキンの安全性を証明すればいいはずなのですが、メーカーからすれば、布ナプキン業者は規模が小さいところばかりでシェア脅かされるほどではない……つまり相手にしていないんです。でも、その安全性をメーカーが発信することは、決して無意味ではないはず。生理用品メーカーが加盟している日本衛生材料工業連合会のHPでは使い捨てナプキンの安全性が実証されていますが、さらに進めて、各メーカーがパッケージに安全性について明記すれば、なんとなく不安を感じている人たちも安心できるのではないでしょうか」

 経血コントロールに話を移そう。『生理用品の社会史』には、女性たちが長らく経血の処理に腐心してきた歴史がつづられている。アンネ社が使い捨てナプキンを発売するまで、装着も処理も手軽な生理用品は存在しなかった。ゆえに女性たちの社会進出がままならなかったのは、前篇でお話いただいたとおり。経血コントロールを推し進める人たちがいう「昔の女性はできていた」例はほとんど見当たらないと田中さんはいう。

田中「いまのような生理用品がなかった時代、女性たちが“粗相”を恐れ、経血が流れ出ないよう意識していたということは考えられます。実際、昔は食生活が違ったので、経血もサラサラしていました。でも現代人は動物性タンパク質を多く摂るようになったため、経血が濃くなっていますから、じっとしていられるときはなんとかなっても、動いているときも経血を溜めつづけるのは、むずかしいと思います」

◎トンデモ言説がはびこる背景

「布ナプキンで子宮を健康に」「おまたぢからで、経血をコントール」など実態のないものに惹かれる女性がいるのは、いったいなぜなのだろう?

田中「昔に比べ、女性の人生の選択肢が増えたことで、かえって生きづらさを感じてしまう女性たちがいます。生きづらさを克服しよう、自分を磨こうと考えたとき、真面目で素直な女性ほど、『子宮を大事にすればいい』『古きよき習慣を身につけよう』という声に感化されてしまうのではないでしょうか。自分の身体に目を向けることは大事ですが、同時に客観的な判断力を持つことが必要です」

 女性たちは、生理を神秘的な現象としてではなく、みずからの身体に必然としてある生理現象として捉え直す必要があるのではないか。

田中「生理を不浄視するのも神秘化するのも、紙一重です。アンネナプキンが発売されたころは、バスや電車の床に経血がついた脱脂綿が落ちていたり、着物の後ろに血が染みだした女性がめずらしくなかったり、それは女性にとって快適な状態ではありませんが、生理が現実的な現象として誰の目にも見えていました。でも、いまはナプキンが高性能化したことによって、そんな“失敗”はほとんどなくなり、生理が透明化してしまったんです。目に見えないものは、“ない”ことになります。みんなが生理という生々しい現象を共有できなくなったからこそ、不確かな言説が広まりやすいのかもしれませんね」

月経血は「きれい」なのか? 透明化した生理と、女性の生きづらさの関係/『生理用品の社会史』田中ひかる氏インタビュー後篇

『生理用品の社会史:タブーから一大ビジネスへ』(ミネルヴァ書房)は、1961年に誕生した国内初の使い捨てナプキンが、いかに女性を生理のわずらわしさから解放し、社会進出するのを後押ししたかをつぶさに追った痛快な1冊である。生理用品の歴史をひも解くと、社会が生理をどう捉えていたか=生理観が見えてくる。それはすなわち、女性観でもある。

 しかし近年、経血をナプキンに出さずに尿のようにトイレでまとめて排泄する「経血コントロール」を推奨する、あるいは市販の使い捨てナプキンを「身体に害がある」と批判し布ナプキンの使用にこだわる……そんな“子宮系女子”の存在が確認されている。まるで時代を逆行するかのような流れを、同書の著者、田中ひかるさんはどう見ているのか?

田中ひかるさん(以下、田中)「布ナプキンを過剰に推奨する人たちには経血を神秘化する傾向があり、布についた経血を見て、愛しみながら洗いましょうと勧められています。トイレにある使用済み生理用品入れを“汚物入れ”と呼ぶことにも強い嫌悪感を示します。が、そもそも経血は“きれいなもの”なのでしょうか?」

 田中さんは著書で、男性社会が女性の生理に“意味づけ”をする以前に、原始の時代から生理に対する畏怖はあったと指摘している。それは、血液に対する本能的な恐れからのものだった。

田中「結論からいうと、私は経血=汚物と捉えています。なぜなら、血液だからです。原始の人たちは血液が感染症の媒介となることを知っていて、だから恐れていたんです。経血も排泄物にほかなりません。いま商業施設などのトイレは掃除が行き届いているし、自動でフタが開閉するボックスも増えているので、汚物入れの周りもきれいです。けれど、公園の公衆トイレあたりではいまだ使用済みナプキンが散らかっていますよね。子どもが知らずにそれに手を伸ばして、経血に触れるのは非常に危険なので、はっきり“汚物入れ”とアナウンスしたほうがいいと思います。布ナプキンのユーザーは外出先で使用済みナプキンを密封袋に入れて持ち歩きますが、よほど慎重に扱わないと公衆衛生的にアウトです」

◎メーカーは安全性を発信すべき

 ただし、布ナプキンそのものに問題があるわけではない。

田中「市販の使い捨てナプキンでは皮膚がかぶれるからとか、肌触りが好きで休日だけ使っていますとか、上手につき合っている方もいますし、販売する側にも良心的な方がいらっしゃることも知っています。そういう方たちは、『女性の身体に悪い影響を及ぼしている』という理由で使い捨てナプキンを攻撃し、布ナプキンを販売する業者は迷惑な存在だとおっしゃっています」

 たとえば、一部の布ナプキン業者は「生理痛は、使い捨てナプキンのせい」とする。それがなかった時代は生理だからといって薬を飲むような女性たちはいなかった、という主張だ。

田中「100年ぐらい前は、有効な薬が市販されていませんでしたからね。また、布ナプキンには保温効果があるので、使い捨てよりは生理痛が軽減するということはあるかもしれません。でも、鎮痛薬に頼らざるをえないほどの重い生理痛もあります。そういう人たちに『身体の鍛え方が足りないせい』とし、経血コントロールをする力をつければナプキンもいらないし、PMSや生理痛も改善できるという考え方を押し付けるのは、酷というものです」

◎こうした業者は、使い捨てナプキンに対する不安を煽りに煽る。

田中「大手の生理用品メーカーが使い捨てナプキンの安全性を証明すればいいはずなのですが、メーカーからすれば、布ナプキン業者は規模が小さいところばかりでシェア脅かされるほどではない……つまり相手にしていないんです。でも、その安全性をメーカーが発信することは、決して無意味ではないはず。生理用品メーカーが加盟している日本衛生材料工業連合会のHPでは使い捨てナプキンの安全性が実証されていますが、さらに進めて、各メーカーがパッケージに安全性について明記すれば、なんとなく不安を感じている人たちも安心できるのではないでしょうか」

 経血コントロールに話を移そう。『生理用品の社会史』には、女性たちが長らく経血の処理に腐心してきた歴史がつづられている。アンネ社が使い捨てナプキンを発売するまで、装着も処理も手軽な生理用品は存在しなかった。ゆえに女性たちの社会進出がままならなかったのは、前篇でお話いただいたとおり。経血コントロールを推し進める人たちがいう「昔の女性はできていた」例はほとんど見当たらないと田中さんはいう。

田中「いまのような生理用品がなかった時代、女性たちが“粗相”を恐れ、経血が流れ出ないよう意識していたということは考えられます。実際、昔は食生活が違ったので、経血もサラサラしていました。でも現代人は動物性タンパク質を多く摂るようになったため、経血が濃くなっていますから、じっとしていられるときはなんとかなっても、動いているときも経血を溜めつづけるのは、むずかしいと思います」

◎トンデモ言説がはびこる背景

「布ナプキンで子宮を健康に」「おまたぢからで、経血をコントール」など実態のないものに惹かれる女性がいるのは、いったいなぜなのだろう?

田中「昔に比べ、女性の人生の選択肢が増えたことで、かえって生きづらさを感じてしまう女性たちがいます。生きづらさを克服しよう、自分を磨こうと考えたとき、真面目で素直な女性ほど、『子宮を大事にすればいい』『古きよき習慣を身につけよう』という声に感化されてしまうのではないでしょうか。自分の身体に目を向けることは大事ですが、同時に客観的な判断力を持つことが必要です」

 女性たちは、生理を神秘的な現象としてではなく、みずからの身体に必然としてある生理現象として捉え直す必要があるのではないか。

田中「生理を不浄視するのも神秘化するのも、紙一重です。アンネナプキンが発売されたころは、バスや電車の床に経血がついた脱脂綿が落ちていたり、着物の後ろに血が染みだした女性がめずらしくなかったり、それは女性にとって快適な状態ではありませんが、生理が現実的な現象として誰の目にも見えていました。でも、いまはナプキンが高性能化したことによって、そんな“失敗”はほとんどなくなり、生理が透明化してしまったんです。目に見えないものは、“ない”ことになります。みんなが生理という生々しい現象を共有できなくなったからこそ、不確かな言説が広まりやすいのかもしれませんね」

オナニーの仕方って人から習うものなの?人の数だけあるオナニースタイル

いつのころからか、女性向けにAVを作っているメーカーさん各社から「ハウツー・オナニーを教える作品は常に需要がある」と聞くようになりました。……オナニーの仕方って誰かから習わないといけないものなの? 成長過程のなかで自然に身につくものなのでは? と思った私が浅はかだったようです。表立って語られることはないけれど、「私のオナニー、間違っているのかも」「オナニーでもイケない」と悩む女性は少なくないそう。ゆえに「正解」を求めて、ハウツー・オナニーを勉強する人たちがいるのですね。

 オナニーに間違いも正解もない……と、いいたいところですが、「気持ちよくない」「イケない」のなら、その方法を検討する必要はありそうです。オナニーは気持ちよくなるためのもの。自分ひとりで自由にイクためのもの。自律神経が整うとか、よく眠れるとか、自己肯定感が高まるとか、オナニーに意味をいろいろ見出す説もありますが(先週紹介した子宮系女子たちだと「宇宙とつながる」とかね)、それらは副次的なもの。オナニーの目的はあくまで自分の身体に快感を与えることだし、第一、気持ちよくいオナニーで自己肯定感もへったくれもないでしょう。

 では「間違ったオナニー」というのはあるのでしょうか?

◎意外とマジメなオナニースタイル本

 ここに、『女のコのひとりエッチ完全マニュアル』(由良橋 勢著、笠倉出版)という電子書籍があります。ベーシック系、ダイナミック系、ギミック系、マニアック系と4ジャンルに分けた全48種のオナニースタイルが紹介されています。

「女性のオナニーってイイよな」という男性の覗き見趣味的な本だと思って手に取ったのですが、さにあらず。ツッコミどころは多いんですけどね! でも、たとえば基本中の基本〈クリいじり〉の解説からして大マジメ。指でクリを刺激する方法が、イラストを交えながら、ご丁寧に3段階にわたって説明されています。おおまかにまとめると、

段階1
クリトリス包皮のむき方(陰裂の上端の皮膚を指先で恥骨に押さえつけながら、へそ側にぐいっと引っ張るようにしてずらす)

段階2
クリトリスを潤わせる(濡れていれば分泌液で、濡れていないならローションで)

段階3
クリトリスを刺激する(指の腹で「の」の字を書くようにクルクル撫でる、表面をスーッと直線的に撫でる、頂上をピトピトとごく軽い力で叩くなど)

と、しごく真っ当。その次のステップが「皮つるみ」なので何かと思って読んでみれば、単に包皮をむかずにクリ刺激するだけのことでした。まるで四十八手のような大仰なネーミングです。

 全48種のオナニースタイルのうち、私がアウトだと思うものは、主に2種類のタイプに分けられます。

 ●不衛生なもの
 ●男性のファンタジーを押し付けられたもの

 前者に相当するのは、「経血ローション」や「ゴールデンシャワー」。生理のときの血を小完全体に塗りたくってローション代わりにするのも、自分の尿にまみれてオナニーするのも衛生的ではありません。ほかにも「エネマ洗浄(浣腸のこと!)」「尿道挿入」は、もしやりたい人がいたとしても、一度プロの指導を仰いだほうがいいでしょう。

 究極は「触手這いずり」です。北斎の春画「蛸と海女」を見てもわかるように、日本人はほんとに触手が好きですね。私も性的ファンタジーとして見るぶんにはわりと好きなのですが、「ドジョウをコンドームに閉じ込めて膣内に挿れ、中で暴れるのを刺激とする」とか、ありえないから! こんなネタにマジレスするほうが負けなんでしょうけど、こういう発想って、女性にもドジョウにも失礼すぎて、私は笑えないんですよ。

後者の一例は、ディルドを床に固定しての騎乗位オナニー。それ、AVでよく見るやつ~。M字開脚でスクワットしながらディルドを出し入れって、筋トレ的には有効でしょう。でも、太ももにたまる乳酸菌のほうに意識を奪われ、快感を覚えるどころではなさそうです。これは「見ている人のためオナニー」であって、自分のためのオナニーではないのです。男性のファンタジーを内面化して、「それが私の快感」と思い込むのは邪道です。同様に、「精液ローション」も発想そのものが気持ち悪いです。

 こうした「間違ったオナニー」のほかにも、次から次へとエクストリームなオナニースタイルが繰り出される本書ですが、読んでいるうちに何が正解で何が間違っているのか……どんどん混乱してきました。

 たとえば、「擬似中出し」。シリンジ(針の付いていない注射器)にローションを仕込み、それを膣内に挿れて、精液に見立てて射出する……って何が楽しいのか私にはさっぱりわかりませんし、それこそ男の「中出しで女は悦ぶ」願望を押し付けられているだけだ、と思いたい。

 のですが、アダルトグッズ業者さんたちと話しているとき、「女性ユーザーから、ローションを精液に見立てて擬似中出しできるバイブがほしい!」というリクエストがたまに届く、と複数の人の口から聞いたことがあるのです。

◎人からとやかく言われるものではない

 かつてそういうバイブが販売されていたこともありますが、まったくもってステキなものではなく、いまの女性の感覚に添ったデザインではありません。そもそもメーカーにわざわざリクエストをしてくるのは、とてもとてもコアなユーザーで、一般的な嗜好ではないため、実際に要望に応えて商品化するのはむずかしい、とのことでした。

 他人から見たら極端で現実的でないスタイルでも、その人が「それこそが気持いい」「それでないとイケない!」のであれば、それは間違いではない……そう思えてきました。同書で紹介された「擬似クンニ」はコンニャクを男性の舌に見立てて股間に這わせるというスタイルでしたが、クンニ好きでその感覚をリアルに再現したいあまり、牛タンを買って試してみた女性も私は知っています。これはちょっと衛生的にアウトのような気もしますが、そこさえ気をつければ、他人から「それおかしいよ!」と否定されるものではないということなのでしょう。

 女性の数だけ、オナニースタイルがある。そして、それはどんなものでも、尊重されなければなりません。「私ってヘンなの?」「やり方が間違っているのでは」などと思わず、気持ちいいなら自分の気の向くままに愉しんでいいのです。

 私はラブグッズこそ使いますが、自分のスタイルはとことんオーソドックスなのだなと実感しました。同書で紹介されていたスタイルで唯一、「これやってみたい!」と思ったのが、「ローション綿棒」です。綿棒の先端にローションをたっぷりまぶして、敏感な部分を愛撫する……地味だなぁ。でも、絶対にイイはずです。セックスで相手を攻めるときにも使える小ワザだと思います。ローションさえ持参すれば、ラブホでも手軽にできますしね。

■ 桃子
オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

恵比寿横丁でナンパされたイケメンについていってみた

 みなさんこんにちは、酔っぱらった時の生傷が絶えないみほたんです。去年植え込みに突っ込んだ時の傷跡がまだ残ってるんですよ……。いや、これもう一生消えないんじゃないかな……。

 お酒の席での失敗は数知れず。しかし、お酒の力で美味しい思いをしたことも数知れず。今回はお酒とご飯を楽しみながら、かつ出会いまでゲットできるという噂の「恵比寿横丁」に行ってまいりました。

 同行してくれたのは20代前半社会人女子2人。恵比寿駅から5分ほど歩くと、「恵比寿横丁」とでかでか目立つ看板が現れました。恵比寿といえば合コンやデートに最適! なんて言われるオシャレな飲食店が多いイメージですが、ここだけ雰囲気が違いますよね。横丁の中を覗くと雑多な飲食店が所せましと立ち並び、めちゃくちゃ大衆的ムード! そして金曜の夜だったので街全体に人が多かったのですが、ここはさらにすごい人口密度! そして熱気!

 中は屋台街という感じで、各お店が通路にまでテーブルを出していて、違う店舗に座るお客さん同士の背中が当たりそうなくらい密着しています。特にお店を決めていなかった私たちは串カツ、肉寿司、お魚、ビストロ、鉄板焼き、中華……20店舗あるお店をとりあえず一周見て周りました。時刻は21時ごろ、どこもぎゅうぎゅうに人が入っていて、座れそうなお店は限られています。

 それにしても、一周するにも結構時間かかる! 人の多さはもちろん、めちゃくちゃ声かけられる! 私たちが目的なさそうにフラフラしてたせいもあるんだろうけど、まず横丁に一歩踏み入れた時点ですでに出来上がってた男性グループのテーブルから「ここ空いてるよ~」と声かけられましたからね。噂は本物! すごい! はっきり声をかけられるのは楽しくていいのですが、何ていうかクラブで歩いている時に感じる“品定めされているような視線”はちょっと痛かったです。大衆的な雰囲気にこの緊張感……!

 このままぶらついていても決まらなさそうなので、「もう一周して空いてる席にとにかく座る! とりあえず声かけはスルーしてまずは作戦を立てる!」と決め、通路側の席がちょうど空いていたホルモン鍋のお店のテーブルにつきました。ちゃきちゃきしたお兄さんが注文をとってくれて、ガヤガヤした雰囲気の中乾杯!

 いや~! 出会い目的じゃなくても普通に楽しい! このまま女子会トークに突入しそうでしたが、そうはさせてくれない恵比寿横丁。一杯目を飲んでる間に5組くらいに声をかけられました。ナンパ待ちといえば2人が基本、今日は3人だしこんなに人がひしめきあってたら「一緒に飲もうよ!」なんて難しいんじゃ……と正直思っていたのですが、まったくそんな心配無用でした。

 しかも周りにはさすが恵比寿! って感じの綺麗なお姉さんも多く、モテないんじゃないか……なんて不安もあったのですが、実はなんとなく座った席がよかったようです! この店舗、恵比寿横丁のちょうど真ん中、そして私たちが座っているのは思いっきり通路に面した席。

 「そこ6人座れるかな~?」と果敢に責めてくるグループ、隣の店舗のテーブルから声をかけてくる人、通るたびに声をかけてくる同じ2人組など、人数とか距離感とかお構いなし! 良い席をゲットしたおかげで大モテ気分を味わわせていただきました。

 しかし、お店はもちろんナンパ推奨ではないので、何度か「はい、ナンパはよそでやってね~!」と注意されていました。このままヘラヘラ声かけに喜んでたらお店に迷惑だけど、今日は出会い目的だからちゃんと結果出して帰らないとね。というわけでそろそろ次の行動に移ることに。

 「次、おじさんじゃなかったらついて行こう」「あとデブもやめましょう」と事前に3人で打ち合わせしておき、声をかけられるたびに目配せして「アリ」か「ナシ」かを判断していきました。最近ひとりで出会い現場に行くこと多かったので、久々の女子女子した感じ……めちゃくちゃ楽しい!

 そして、チャラすぎずダサすぎず、程よくいい感じのスーツ男子が多くてこれまた嬉しい。そんな中でひときわ爽やかなイケメンが登場! 相手も3人グループだったので、「ここだ」「これで決めよう」と女子間でテレパシーを交わし、外で待ち合わせして別のお店に移動することにしました。

◎テンションが上がりすぎた結果…

 恵比寿横丁を出てすぐの餃子屋さんに入り、自己紹介スタート。会社の同期だという3人で、我々と同じく初めての恵比寿横丁だったそうです。そして歳を聞いてびっくり23歳と24歳! 若っ! こちらの私以外の2人が彼らと同世代だったので助かりましたが、ちょっとびっくりしました。「彼氏いるの?」という定番トークが始まったので、女子みんなで「そっちは彼女いるでしょ~!」と(大本命のイケメン君だけを集中)攻撃。すると「いないよ、半年前に別れた」と言い放たれました。

 「またまた! 遊んでるでしょ!」と話を引き出そうと食い下がると(もう他の男2人はどうでもいい)、「7つ上の彼女と付き合ってたけど、浮気されて別れたら、彼女がすぐその相手と結婚した」という地獄トークが始まりました。

 そこで我々の恋バナ女子会スイッチがオン!

 「あ~、じゃあ自分のほうが浮気相手だったんじゃない?」
「年下の可愛い男の子捕まえちゃった~、結婚前に遊んどくか! ってパターンね」
「可哀想~!!」

 お酒が入ってるのもあって、完全に出会いモードを忘れ、女子会モードと化した私たち。ゲラゲラと手を叩いていたら、とうとう「俺たちそろそろ終電が……」と言われ、いそいそと会計されてしまいました。「俺もうあと5分で電車出るし先出るわ!」とか、完全に女子が逃げる時に使うやつ……。一応連絡先は交換したものの、いそいそ駅へ向かう男性陣を見送り、何かいつもとは逆の立場を味わわせていただきました。今回は、楽しかったけど実りはなかったパターンで終了でございます。

 いや、でも本当に恵比寿横丁は楽しかったです! 難しい点は、金曜だとクラブ並みに声をかけられるけど、ついていくととりあえず店舗変えて飲むことになるので、一瞬の判断ですべてが決まるところですかね。なので、事前にチーム内の連携はしっかりとっておきましょう! 個人的には、ちょっと入り浸りたくなる場所でした。誰か一緒に行ってくださ~い! 今度はちゃんと女子会モードにならないようにしますから!

■みほたん
自分の恋にはとびっきり不器用な自称恋愛マスター。 これまで恋愛についてあれこれネット上に書き散らかし気付けばアラサーになっていた。趣味はネットサーフィン、特技はネットストーキング。 メンバーそれぞれが難点を持つアイドルOTAFUKUガールズの貧乏担当としても活動中なので、そろそろ玉の輿永久就職をきめるべく日々出会いを探している。

ベテラン男優が「✕✕✕✕ー!!」と騒ぎ狂う、まなちゃん主演『チ◯ポ我慢選手権』が面白すぎる

 夜のお供・女性向け動画サイト「GIRL’S CH」の超人気動画と今週のオススメをピックアップ! まずは先週の人気動画ランキングをCHECKしていきましょう。

◎GIRL’S CH人気動画ランキング(7月4日~7月11日)

1位 旅館で日頃の疲れを忘れるようなエッチ② 騎乗位で腰を振る

 先週5位から一気にランクアップ! 仲居さんが男性客に“エッチなおもてなし”をする温泉旅館で、マッサージ後にまるで恋人同士のようなセックスをしちゃう作品です。前後編のうち後編は挿入シーンからスタート。騎乗位→正常位でたっぷり突かれるのですが、動き方は実にゆっくり。決して激しすぎないプレイと旅館というシチュエーションが絶妙ないやらしさを生み出しています!

2位 エステティシャンに乳首責めされているとチン○が…

 先週1位のこちらもまだまだ人気! 乳頭マッサージなるエステに訪れた女性が、そのまま男性エステティシャンとセックスしちゃう作品です。執拗に乳首ばかりを責められ、乳首で絶頂を迎える女性。その後、間髪入れずに挿入されて、全身をビクビクさせながら快感に没頭しています。ぜひ、責められたい夜にご覧ください☆

3位 彼氏の前だとイケない女の子がイケる体に大変身① 一条さんのテクニックで

 2週連続ランクイン! 彼氏とのセックスでイケない女性がAV男優・一条正都さんに性感帯を開発される作品です。おっぱいやアソコを舐められてイキそうなのにイカせてもらえず……極限まで我慢した後に指責め→潮吹きしながらイっちゃいます。同じ悩みを持つ女性たちに応援されながら責められる……というシュール絵には思わず吹き出しましたが、一条さんの神テクに釘付けですよ!

4位 旅館で日頃の疲れを忘れるようなエッチ① たっぷり舐められて

5位 どんなに気持ちよくてもエッチはしちゃダメ② 正常位で感じる

6位 寂しい人妻さんが出会ったばかりのイケメンと② 抱きつき正常位で

7位 おっぱいとあそこを指と舌で愛撫され潮吹きで乱れる奥様

8位 すべてをここでさらけ出してみませんか?② 初めての痛みを感じて

9位 弟の今岡爽紫郎さんに襲われちゃう義理のお姉さん

10位 アソコの毒を出してあげないと田淵正浩さんが死んじゃう① 舐められて

 10位の「アソコの毒を出してあげないと田淵正浩さんが死んじゃう① 舐められて」はmessy編集部より大プッシュしたい作品です! テーマは、何か起きてもセックスしちゃいけない『チ◯ポ我慢選手権』に、紗倉まなちゃんが挑戦する、というもの。しかし、お相手となる田淵正浩さんが大変クレイジーなんです。冒頭から、会議室のような場所でソファに座り「覚悟はできています」「コードネーム・ペガサスの涙」「流れ星に願いを」と誰かと電話で話しています。これには、隣に座るまなちゃん(ちなみに、まなちゃんのコードネームは“ひよこ”)も、ちょっと笑いを堪えながら「どうしたんですか?」と状況を掴めません。

 何でも、田淵さんのチンコには“後30分で死んでしまう毒薬”が仕込まれており、毒を取り除く唯一の方法は射精。その上、射精しないと世界が滅んでしまうとのこと。そのため、何とかまなちゃんとセックスしようと、仁王立ちでスーツのチャックからそそり立つチンコを出し「ひよこ! オマンコ見たい! オマンコ! オマンコ! マンコー!!」と田渕さんが騒ぎ出すのです! ペガサスの涙とひよこの細かいストーリーは一旦置いといて、開始5分は笑いが止まりません!!!

 しかし、その後はさすがの2人。クンニに悶えるまなちゃんと、そんなまなちゃんに興奮する田淵さんの姿に思わず濡れちゃうんですよ。果たして世界は滅びてしまうのか……その結末は後編をご覧くださいませ!!!

◎今週のオススメ

「中島知子監督作品第五弾 秘密 第7話」

 大人気オリジナル動画「中島知子監督作品第五弾 秘密」の第7話が配信はすでにチェックされましたか?

(あらすじ)
ひょんなことから一緒に出張へ行くことになった弓月(一徹)と由香。由香の過去を受け入れて結ばれた2人ですが、由香にはまだ誰にも言えない秘密があるのです。弓月は、再び由香を受け入れることができるのか……。

 いろんな意味で、心がギュッとなるストーリーは必見です!

「M☆S pictures」

 国内最大のレーベル数を誇るアダルトアニメメーカー「M☆S pictures」がGIRL'S CHについに登場です! すでに「Sweet Home ~Hなお姉さんは好きですか?~ 一甘」「ネトラレヅマ 礼子」の2タイトルが配信されています。注目すべきは、可愛らしいイラストと刺激的なストーリー! 今後は毎週水曜日に2作品ずつ配信予定とのこと。お楽しみに!!

◎女性向け動画サイト GIRL’S CH

日本最大級!200万人の女性が利用するアダルト動画サイト。
思わずムラムラしてしまう厳選エッチ動画から、スタッフが街でナンパした男の子たちがキワドイことにまで挑戦する「街角セクシーイケメンカタログ」、そして作家・女優などの著名人が「私が本当に見たいLove&Sex」をテーマにオリジナル作品を監督するという贅沢な人気コンテンツまで。
男もすなる、「エロ動画鑑賞」といふものを、女もしてみむとするなり!!

都合の悪い女は精神病院に強制入院させられる『チェンジリング』~男性映画の名手が撮った古典的女性映画

クリント・イーストウッドと女性映画

 皆さん、クリント・イーストウッドはお好きですか? イーストウッドといえばアクションやウエスタンのヒーローで、「男性映画」というイメージがあるでしょう。この作風のため、なんだか暑苦しくて興味を持てないという人もいると思います。正直、私もそんなに大好きというわけではありません。

 イーストウッドが監督する映画は男性性をテーマにしていることが多いですが、単純なマッチョ礼賛ではありません。フェミニストで法哲学者であるドゥルシネラ・コーネルは『イーストウッドの男たち――マスキュリニティの表象分析』で、イーストウッドは監督として「今日の我々が直面している最も根本的な道徳的・倫理的問題とともにマスキュリニティに取り組んでいる」(p. iv)と評価しています。たしかにイーストウッドの「男性映画」は複雑で、伝統的な男らしさに縛られた人々の葛藤などが綿密に描かれています。

 一方でイーストウッドは『マディソン郡の橋』(1995)や『ミリオン・ダラー・ベイビー』(2004)など、「女性映画」ふうの作品も撮っています。しかしながらこの二作には監督自身も出演して大きな役を演じているため、完全に女性中心とはいえないところがあります。これに比べると実際に起こった事件を扱っている、2008年の映画『チェンジリング』はイーストウッドが監督に徹し、アンジェリーナ・ジョリーがひとりで主演をつとめています。ジョリーの好演もあってこの映画はよくできた女性映画になっているので、今回はこの作品をとりあげたいと思います。

奥深いヒロイン

 『チェンジリング』の舞台は1920年代のロサンゼルスです。クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)は電話会社に勤めながらひとりで息子ウォルターを育てています。ある日ウォルターが失踪し、警察に捜査を依頼します。「失踪から24時間は捜査しない」など杜撰な警察の対応にクリスティンは不信感を募らせます。その後、警察はクリスティンにウォルターが見つかったと言い、ある少年を送ってよこしますが、これはウォルターとは別人でした。クリスティンは「この子は自分の息子ではない」と訴えますが、腐敗したロサンゼルスの警察は聞き入れません。それどころかクリスティンは精神を病んでいると言い張り、強権を発動してクリスティンを精神病院に監禁します。ところがその後、カリフォルニア州の農場で少年をターゲットにした大量殺人が発生していたことが明らかになり、ウォルターも被害者であった可能性が高くなります。腐敗した警察の問題を指摘し続けてきた聖職者グスタヴ師(ジョン・マルコヴィッチ)の協力を受けて精神病院から出たクリスティンは警察の杜撰さを告発します。殺人犯ゴードン・ノースコットは逮捕され処刑されますが、ウォルターの遺体は確認されませんでした。ウォルターは死んでいるに違いないと皆思う中、クリスティンは息子が生きているかもしれないという希望を持ち続けたまま暮らしていきます。

 この映画はクリスティンの人格を深く掘り下げています。クリスティンは息子を心から愛する優しい母ですが、母性だけに切り詰められた描き方はされていません。

 クリスティンは有能な職業人です。電話交換オフィスで責任ある地位についていることが冒頭で描かれ、昇進の話も出てきます。映画の終盤でもクリスティンは同じ会社で働いていて、多くの職員を指導する地位にあることが示されています。息子が行方不明になり、警察に監禁されるという大変な状況を乗り越え、仕事で成功していたことがわかります。

 クリスティンは他の女性から信頼を得ている良き友人でもあります。ウォルター発見の知らせを職場で受けて同僚から祝福される場面や、終盤でパーティに誘われる場面では、クリスティンが同僚の女性たちから敬愛されていることがわかります。またクリスティンと同様に警察に歯向かったことを理由に精神病院に収容されていた娼婦キャロルとの信頼関係はより細やかに描かれています。クリスティンはキャロルが売春をしていたと聞かされた際、(最初は遠回しな言い方にピンとこなかったようですが)差別的な態度をとるようなことは全くなく、この誠実さを信頼したキャロルはクリスティンを助けようとして病院から虐待を受けることになってしまいます。これを心に刻んだクリスティンは後に精神病院に不当収容されていた女性たちを解放します。病院から出るキャロルと無言で微笑みを交わす場面は、台詞なしに女性同士のあたたかい友情をうまく描いています。

 クリスティンは芸術的なセンスがあるおしゃれな女性でもあります。終盤、クリスティンはラジオを聞きながら第7回アカデミー賞の結果を予想しますが、『クレオパトラ』は過大評価されすぎているとして『或る夜の出来事』を推します。これは映画ファンの心をくすぐる描写です。この二作はどちらもクローデット・コルベールの出演作ですが、今でも映画ファンの間で名作として人気があるのは『或る夜の出来事』のほうで、この作品は洗練されたユーモアで有名です。この場面は人生がつらくても映画を愛し、そこから楽しみを得ているクリスティンの芸術的なセンスを示唆しています。さらにクリスティン自身もクローデット・コルベールを思わせるところがある洗練された女性で、いつも落ち着いた色合いの服を着ていますが、ヘアスタイルから靴までとてもしっかりキメています。電話交換オフィスでハイヒールにローラースケートを履いて動き回る場面は当時の習慣にそっているそうですが、なんとも言えない洒落た雰囲気が漂っています。

 こんなクリスティンですが、完璧超人ではなく、繊細で脆いところもあります。息子が行方不明になれば当然取り乱し、警察に不当に扱われた時にはひどく当惑しますし、病院に強制収容されれば落ち込みます。息子が生きているのではないかと最後まで希望を持ち続けるあたりも繊細さの表れと言えるでしょう。基本的には強靱な精神を持っているにもかかわらず弱さも備えているクリスティンは、人間味のあるキャラクターです。

ヒロインと男社会

 『チェンジリング』において、警察は男性が管理する権力集団であり、男社会の象徴として描かれています。クリスティンが男社会から受ける虐待は凄まじいものです。警察に異を唱えたからという理由で病院に監禁され、友人に連絡すらできなくなります。寝間着姿で髪の毛がほつれたクリスティンの入院姿は、それ以前のきちんとした服装と対照的です。この衣服の違いは、クリスティンがそれまで自分の意志で維持していた有能さ、美しさ、自立のしるしが、女性の自由意志を認めない権力によって全て奪われたことを示しています。

 警察がクリスティンに対して行う人権侵害はほぼ全て、女性であることを理由に行われます。警察から送り込まれたタール医師は、母親は「客観的」になれないが医者は全てのことを筋が通るように説明できると吹聴し、医者の権威をたてに抗議を圧殺しようとします。クリスティンの主張を押さえつけようとする男性は皆、女性は自分と同等の知性や責任感を持っていないと考えています。キャロルはこうしたやり口について、警察の考えは女性が「感情ばかりで論理がない」というものであり、女性がちょっと騒げば恣意的な基準で正気ではないと判断して口封じをするのだ、と皮肉をまじえて的確に表現しています。

 女性を感情的で論理も責任感もない劣った存在と見なす男社会にとって、クリスティンのように男性の助けなしに充実した人生を生きる有能な女性はそれだけで脅威です。もともと男社会にとって煙たい存在であったクリスティンですが、災難に見舞われてより強く社会の偏見にさらされるようになります。ジョーンズ警部は、クリスティンが(偽者の)ウォルターを自分の子どもだと認めないのは母としての責任が煩わしくなり、独身生活に戻りたいからだろうと中傷します。これはもともとひとりで立派に子どもを育てていたクリスティンに対する反感、夫もない独身女性が責任ある母親でいられるはずはないという発想から来た発言です。ジョーンズ警部のミソジニーに満ちた態度の描写には「男らしく」あるために女性に対する自分の優位を守ろうとする男性への批判が織り込まれており、イーストウッドの男性映画群と共通するモチーフが見受けられると言えるでしょう。

古典的なフェミニズムのモチーフ

 クリスティンの身に起こった強制入院などについて、想像もつかないような人権侵害だと考えた方もいると思います。しかしながら実はこうした「男性に都合の悪い自己主張をする女性を精神病と見なして病院に監禁する」というモチーフは、フェミニズムの文芸の中で繰り返し語られてきたものです。

 18世紀に『女性の権利の擁護』を著し、フェミニズムのパイオニアとされている有名なイギリスの思想家、メアリ・ウルストンクラフトの著作に『女性の虐待あるいはマライア』という未完の小説があります。この小説は『女性の権利の擁護』の姉妹編で、著者の死後、1798年に刊行されました。これは虐待的な夫の策略で精神病院に閉じ込められたヒロイン、マライアをめぐる物語です。マライアは夫のせいで病気ということにされ、子どもも奪われます。マライアが精神病院で貧しい女性ジェマイマと親しくなるあたりも少し『チェンジリング』と似ています。

 1892年にアメリカの作家、シャーロット・パーキンス・ギルマンが刊行した短編「黄色い壁紙」はフェミニスト文学及びホラーの古典として有名です。これは出産後に神経症気味になった女性が無理解な夫に仕事を禁じられ、ひたすら休養するよう命じられたことでどんどん精神状態が悪化していくという物語です。精神医療が女性に対して差別的に振る舞い、伝統的な「女性らしさ」を有していない女性に病気のレッテル張りをして不適切な治療を行っていたという時代背景を反映した作品で、作者ギルマンの実体験に基づいています。

 この他にも、少し趣向は違いますが、シャーロット・ブロンテ作『ジェーン・エア』の前日譚で、「屋根裏の狂女」ことバーサを主人公にしたジーン・リースの『サルガッソーの広い海』(1966)や、サラ・ウォーターズ『荊の城』(2002)など、精神疾患とされた女性の監禁を扱ったフェミニスト的な小説はいくつもあります。このテーマ系に興味がある方は是非、フェミニスト批評の古典であるサンドラ・ギルバートとスーザン・グーバーの『屋根裏の狂女―ブロンテと共に』もチェックしてみてください。

 『チェンジリング』は、こうした古典的なフェミニズム文芸のモチーフを丁寧にとりこんでいます。私は初めてこの映画を見た時、イーストウッドのような「男性性」にこだわっている監督が、ウルストンクラフトなどに現れるようなテーマをきちんと扱っているところに少々驚きました。古いテーマといえばそれまでですが、それでも十分、2000年代の作品になっています。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)では、既に70歳近かったベテラン監督ジョージ・ミラーがアクション映画に古典的なフェミニズムのモチーフをうまくとりこんでいましたが、イーストウッドやミラーのように基礎をしっかり身につけているベテランの監督というのは意外に若い監督よりも語りの幅が広く、古典的なモチーフを取り込むのがうまいのかもしれません。

※今回紹介した作品には全て日本語訳があります。以下にリストを示します。
ドゥルシネラ・コーネル『イーストウッドの男たち――マスキュリニティの表象分析』吉良貴之、仲正昌樹監訳(御茶ノ水書房、2011)。
メアリ・ウルストンクラフト『女性の権利の擁護――政治および道徳問題の批判をこめて』白井堯子訳(未来社、1980)。
メアリ・ウルストンクラフト『女性の虐待あるいはマライア』川津雅江訳(あぽろん社、1997)。
シャーロット・パーキンス・ギルマン「黄色い壁紙」… 倉阪鬼一郎、南條竹則、西崎憲編訳『淑やかな悪夢――英米女流怪談集』(東京創元社、2000)他いろいろなアンソロジーに収録。
シャーロット・ブロンテ『ジェーン・エア』全二巻、大久保康雄訳(新潮社、2012)他日本語訳多数。
ジーン・リース『サルガッソーの広い海』小沢瑞穂訳(みすず書房、1998)。
サラ・ウォーターズ『荊の城』全二巻、中村有希訳(創元推理文庫、2004)。
サンドラ・ギルバート、スーザン・グーバー『屋根裏の狂女――ブロンテと共に』山田晴子、薗田美和子訳(朝日出版社、1986)。

「顔立ちはジャニーズ、身体はEXILE」ラブメン候補生の会社員・岡本健吾くんと休日まったりデート☆

 一徹や月野帯人を筆頭とする女性向けAVメーカーSILK LABOの専属男優・エロメンは、今や女性の性文化に欠かせない存在です。今日もどこかでシャツのボタンを片手で外し、優しい愛撫と甘い言葉で世の女性を癒やす作品が制作されているでしょう。

 そんな中、女性のためのアダルト動画サイト・GIRL’S CHでは、「AVデビューさせたい!」というイケメンを発掘し、ユーザー投票によってデビューを決めるプロジェクトが進行しているのはご存知でしょうか? その名も「ラブメン」。

 デビュー前orしたての彼らは、エロメンほどの器用さをまだ持ちあわせていないはず……ウブなうちに色々知りたい!!! ということで、早速彼らを直撃取材! 寝起きから私服姿など、AVでは見ることのできない彼らの素の魅力をグラビアと一問一答でお届けしま〜す!

 今回ご登場いただく方は、これまでGIRL’S CHの人気オリジナル動画『大人の社会科見学』『ラブホ新年会』『イケメンと猫』『#彼氏いません』に出演し、レビュー欄にて「ジャニーズのような顔立ちで、EXILEみたいな身体」「抱きしめられたい」「笑顔がとっても可愛い!!」などと絶賛の嵐を巻き起こした岡本健吾くん(24)。またたく間に“話題の人”となった彼ですが、実はSOD社員なんです。普段は制作部にてAD業務をしているとのこと。

 甘いマスクに少し舌っ足らずなしゃべり方、でも身体は「美しすぎる男子のヌード」史上最も鍛え抜かれたバッキバキの筋肉美!! 撮影中、どんなポーズも絵になる彼を褒めちぎっていると、「いや、僕全然イケメンじゃないですよ」「やめてくださいよ」とハニカミながら謙遜しまくっていました。しかし、セックスではSだそう……掘れば掘るほどギャップの塊です!!! まだデビューは確定していないラブメン候補生のレアな姿をお楽しみくださいまし☆

【ラブメンファイル No.4】

・名前
岡本健吾
・年齢
24歳
・出身
東京
・生年月日
1991年12月27日 
・血液型
A型
・よく遊ぶ場所
会社が中野なので、その辺りにはよく出没します!

・休日の過ごし方
車の運転が好きなので、会社の同期とよくドライブにいっています。あと筋トレが趣味なので、トレーニングをしています。それか家で読書していることが多いです。

・前職
今の仕事
ソフト・オン・デマンド株式会社で女性向けの動画サイトGIRL’S CHの制作をしています。

・ラブメン候補生になろうと思った一番の理由
GIRL’S CHを見ている方に喜んでもらいたいと思ったからです。でも僕なんかが出演して良いのかまだ戸惑いのほうが大きいです。

・ラブメン候補生になって一番嬉しかったこと/辛かったこと/驚いたこと
【嬉しかったこと】
見ている方に喜んでもらえること。レビュー等のコメントはとても励みになります。あと監督から褒められた時。

【辛かったこと】
僕なんかがラブメン候補生になっても良いのかとても悩みました。

【驚いたこと】
批判が多いかと思っていましたが、応援してくれるメッセージが多いことです。

・岡本さんの売り
引き締まっている身体です。趣味の筋トレとキックボクシングで鍛えた筋肉をぜひ見てほしいです。普段やっているAD業務は重たい荷物も持つのでトレーニングにもなっています。

・自分がイケメンだと気づいた時期/出来事  
高校生の時です。高校入学してから女の先輩に言われるようになり、もしかしてそうなのかなと思い始めました。

・"俺のモテ伝説"があったら教えてください
高校生の時は彼女がいても告白されることが多かったです。

・好きな女性のタイプ
【芸能人】
新垣結衣さん

【タイプの詳細】
清潔感のある人。言葉使いが綺麗な人や身だしなみがきちんとしている人にグッときます。

・初体験について
【いつ】
13歳

【どこで】
近所の公園

【誰と】
そのとき付き合っていた彼女

【感想】
友達の中で誰が一番早くエッチできるかという話をしていて、一番になりたかったので僕から誘いました。一番になれて嬉しかったのと、彼女のことがもっと好きになりました。

・最後にプライベートでセックスした日
今年の6月です。全然気付かなかったのですが、実はハニートラップで隠し撮りをされていました。GIRL’S CHのサイトでもその時の動画が発売されたみたいです。

・最後にプライベートでオナニーした日/頻度
先週末です。仕事が休みの日の夜にオナニーをすることが多いです。頻度は週に1回くらいです。

・オナニーのおかず
ナンパもののAV。胸がきれいな女性が出ているとさらに興奮します。

・今後、どんなタイトル/内容の作品に出たい?
見てくださる方の要望に応えられるようにいろんな種類の動画に挑戦してみたいです。でも、本業のADの仕事もおろそかにしないように頑張っていきたいと思っています。

・将来の夢
一番はGIRL’S CHを見ている人に喜んでもらえるような作品を作れる監督になることです。でもまず自分ができることとして出演者として、見ている方をもっと喜ばせられるようになりたいです。

(写真/尾藤能暢)

古代ギリシャでは、「ヒステリー」=子宮に原因がある女性の病気だった!?

プロジェクトYSJ 出張報告書【6】

 先日発足した「プロジェクトUSJ(夢子に精神科を受診させる)」の続きですうつ。これまでの報告については、こちらをご覧いただきたいうつ。

 前回までに、うつと脳の仕組みや動物もうつになる最近の研究などについて、うつりんがんばって夢子にレクチャーしてきたうつよ。いいかげんくたびれて喉も乾いたので、お茶の時間にしたうつ。さっき夢子が食べたいといっていたアーモンドをお茶請けにいただいていたとき、夢子が突然むせ出したうつ。

夢子「ぐえっ……ごほっごほっ!」

うつりん「夢子、大丈夫うつか~? アーモンドが喉に詰まったうつか」

 背中をとんとんしてやりながら問いかけると、夢子は咳こみながら答えたうつ。

夢子「アーモンドのせいじゃないのよ(ゲホゲホ)。最近、喉の奥に何かがつっかえてるようなヘンな感じがして、モノが上手く食べられないのよ~」

うつりん「どんなものが、つっかえてる感じうつか?」

夢子「よくわかんないけど、ビリヤード球くらいの大きさの、なんか固いものがあるような感じ! そいつが常に喉の奥にある感じがして食べるときジャマだし、息するのも苦しいのよぉ。だから私、ちゃんと内科に行って胃カメラの検査やったんだよ? けど、原因がわからなくて。吐き気止めの薬を処方されたけど、それ飲んでも効かなくいし……」

◎ヒステリーは「病気」なの?

うつりん「内科に行ったのは偉かったうつね。内科で調べてもらってカラダ的に異常がなかったのなら、それは『ヒステリー球』と呼ばれてるやつかもしれないうつ」

夢子「なにそれ!」

うつりん「『ヒステリー球』は、喉や胃などの体の不具合が原因で起こるんじゃなく、ストレスによって起こる症状なんだうつ。つまり心が原因。これを『心因性』というんだうつ。だから内科に行って体が原因じゃないってわかっても症状が続くようなら、精神科に行けば治療してもらえるうつ」

夢子「ヒステリーって、短気でかんしゃく起こしているスネ夫のママみたいな人のことじゃないの? 自分がヒステリーだなんて、やだなぁ」

うつりん「ここでいう『ヒステリー』は、古~い医学用語うつ。現代日本で使われる意味とは違うんだうつ。スネ夫のママみたいな人みたい、という意味じゃないうつよ」

夢子「そうなの?」

うつりん「うんうつ。『ヒステリー』は古代ギリシャ人によってつけられた病名うつ。古代ギリシャの医学書にも載ってるうつよ」※

夢子「古代ギリシャ! 約2500年くらい前? そんな昔の人にも、この症状があったなんて!」

うつりん「古代ギリシャ人は、喉のあたりに球のようなものがあって苦しむ症状の原因は、子宮が喉まで上がってきたせいだ、と考えたんだうつ。ギリシャ語で子宮を表す『ヒステラ』という言葉が語源だうつ」※

夢子「ええ~、子宮が原因?」

うつりん「ほんとうは、ストレスが原因うつ。だから現代では、男性もヒステリーになるとわかってるうつ。けど、当時はヒステリー患者には女性が多かったからそう考えられたんだうつ。当時の治療としては、子宮をもとの場所に戻すため、患者に鼻から悪臭をかがせながら体の下のほうにいい香りを置いたんだそううつ。そうやって体の下の方に子宮を引き寄せれば治ると考えたんだうつね」※

夢子「おもしろい~! 昔の人はそれで治ったのかなぁ?」

うつりん「それなりに効果があったらしいうつよ。患者もこの説明で納得していたし、暗示にかかって治る人もいたんだうつ」※

夢子「アロマテラピーみたいで案外いいかも~! 香りにはリラックス効果があるっていわれてるもんねぇ」

うつりん「……う、うんうつ」

※『こころの底に見えたもの』(なだいなだ・ちくまプリマ―新書)より

■大和彩
米国の大学と美大を卒業後、日本で会社員に。しかし会社の倒産やリストラなどで次々職を失い貧困に陥いる。その状況をリアルタイムで発信したブログがきっかけとなり2013年6月より「messy」にて執筆活動を始める。著書『失職女子。 ~私がリストラされてから、生活保護を受給するまで(WAVE出版)』。現在はうつ、子宮内膜症、腫瘍、腰痛など闘病中。好きな食べ物は、熱いお茶。

バイブコレクターが膣内ヒーリングジュエリー「ジェムリンガ」を試した!

messyの人気連載「スピリチュアル百鬼夜行」を執筆されている山田ノジルさんから、連絡をいただきました。

「ジェムリンガを試してみませんか?」

 ……知っていますとも、ジェムリンガ! 初めて知ったのは、4年前ぐらい前のこと。膣にパワーストーンを入れる……「それって何の意味があるの?」というぐらいの感想でした。私のなかで膣に何かを挿れるとしたら、その目的は3つ。

 ・生理のときに使うタンポン
 ・気持ちよくなるためのもの(ラブグッズとかペニスとか指とか)
 ・骨盤底筋トレーニングのための膣トレグッズ

です。聞くかぎり、ジェムリンガはそのどれにも相当しません。それ以外を挿れる意味って……? ノジルさんのコラムも読みました。

- 膣にパワーストーンを挿入!? 「ジェムリンガ」でのヒーリングがハードコアすぎる
- 膣から電圧発生、女に理屈はいらない…「ジェムリンガ」がますますヒドい

 何、この闇! 「女性であることを思い出し、その与えられた性を知りなおすためのきっかけ」として膣にパワーストーンを挿れるとか、膣から電圧が出てるとか、「男性はジェムリンガで活性化した女性器から、パワーをもらう」とか……私の想像をはるかに上回る混沌とした世界に、おののきました。

 そもそも私は、パワーストーンなどについてまったく理解のない、スピリチュアル音痴。ブレスレット的なものを見て、カラフルで丸っこい石がツルツル、キラキラしている様子を「きれいだな」とは思います。が、それ以上の意味は感じません。ナントカ運が上がったとしても、それは石を身につけることがきっかけとなり、モノの見方や心がけが変わったから。結果として何らかの変化につながったのなら、それはあくまでその人の力。石の力ではない、というのが私の考えです。

◎「膣に挿れるモノ」としてのジェムリンガ

 そんな私に「ジェムリンガを試してみませんか?」ときたわけです。これまで私は、コレを挿れたらこんな快感(もしくは不快感)がある、というモノと感覚の因果関係に注意を傾けながら、250本超のバイブを試してきました。スピリチュアル云々はさておき、純粋に“膣に挿れるモノ”としてジェムリンガを考えてみたい……ということで、ノジルさんからのオーダー、受けさせていただきます!

 手元に届いたジェムリンガ。淡い色合いのストーンが上品といえば上品です。使用されているストーンは、以下のとおり。

 ・ブルートルマリンルチルクォーツ 12mm
 ・レッドカーネリアン 12mm
 ・ローズクォーツ 14mm

 効能を調べてみようと思ったのですが、ググッてみても「ルチルクォーツ」というのは出てきても「ブルートルマリンルチルクォーツ」はほとんどヒットするものがなかったりして、スピ音痴の私には難解すぎ。詳しい人がいたら、これらの石、もしくは組み合わせで謳われている効能を教えてください。

 唯一、私でも耳にしたことのあるほどメジャーな「ローズクォーツ」については、多くのサイトがヒットしたのですが、石のパワー=「愛、慈愛、自己愛、他者愛、思いやり、癒し、慈しみ、優しさ、愛らしさ、平和、微笑み、美、歓喜、純粋、無邪気、親しみ、柔和、美、美意識、美的感覚向上、許し、寛容、受容、称えあう、心の傷を癒す、ハート」という、「これいっときゃ女性が喜ぶだろうな」要素の全部載せ状態で、かえってワケがわからず。

 女性の人差し指ぐらいのサイズ。膣に異物を挿れるのは、多くの女性にとって抵抗があるものです。だから私はバイブの大きさも「女性の抵抗感を刺激するかどうか」をチェックします。それでいうと、ジェムリンガはサイズがハードルとなることはなさそう。でも、バイブって「これ使ってみたい!」「これで気持ちよくなりたい!」と思えるものであれば、多少サイズが大きめでもウェルカム状態になるものなので、ジェムリンガに期待を寄せている人は、「カモ~ン!」とハート全開で受け入れ体制なのでしょう。

 膣内にスルッと飲み込まれていったジェムリンガ。あ、その界隈では「納める」っていうんですね。なんだかそれだけで厳かな雰囲気になりますが、すみません、私にとっては挿入は挿入、それ以上の意味を持たせることはできません。ただ、挿入時にトラブルが起きたり、不快感が生じたりするものでないことは確認できました。挿入後の異物感もありません。と、同時に気持ちよくもない……。私としては「何のために挿れているのかわからない」状態ですが、きっとそんな即物的快楽を求めるものではないのですね、ジェムリンガは。

◎挿れていることを、忘れてた。

 しばらく、じーっとして下腹部に神経を集中させてみましたが、何も起こりませんでした。その日は休日だったので、掃除や洗濯など家のことをしているうちに、挿れていることすら忘れていました。排尿時にちらりと思い出しはするものの、膣口から出てくることもないので、そのままにしておきました。別のことをはじめると、またあっさり忘れます。

 そんなこんなで1日が終わりました。何も感じられないままでした。夜になって取り出すまで、私の身体にも心にも一切の変化は見られずじまい。タンポンのほうが「取り替えなきゃ」っていう意識があるから、まだその存在が気になります。

 ジェムリンガを入れると感度が上がる説もあるので、その夜のうちにパートナーとセックスもしてみました。いつもど~りのセックスでした。彼にはジェムリンガのことを伏せておいたのですが、「いつもと違う感じする?」と訊いても首を横に振るばかり。ジェムリンガHPに掲載されている体験者の声を見ると、「彼は体に電気が走り続けて、サザンの歌さながら、電気ショックを受け続けた」という報告もありますが……それ、何やったの? 石じゃなくて何か別のおかしなものを使ったんじゃない?

 ちなみに、「膣トレグッズを、セックスの直前まで挿れておくと、セックスのとき感度が上がる」説がありまして、これは私自身、実感していることです。骨盤底筋を刺激してトレーニングするための道具。膣内がぎゅっと締まった状態になっているので、挿入感をより強く感じるためだと解釈しています。でもジェムリンガってそれだけのサイズもないし、骨盤底筋を刺激してくれるわけでもないし、そういう即効性も期待できなさそう。

◎取り出すときに「うへぇ」

 どうしても気になるのは、衛生面です。タンポンであれば本体からヒモが伸びていて、それを引っ張れば膣内から取り出せるようになっていますが、ジェムリンガにはそれがありません。

 ゆえに、膣内に指をつっこんで取り出すことになるわけで、自分の体液に触れるのも、体液まみれのジェムリンガを手に取るのも、正直「うへぇ」という感じ。この作業をトイレで行ったので、反射的にトイレットペーパーで受け止めましたが、ジェムリンガに付着していた体液でペーパーがぐずぐずになり、さらに気持ちが萎えました。

 石をつないでいる金属パーツにも体液が付着しているのに、これをまた挿れるって……イヤすぎ!!! 私はラブグッズを使うとき、事前に専用クリーナーで清潔にします。それをジェムリンガにも使えばいいのかもしれませんが、石の表面はきれいにできても、金属の接合部まではきれいにできませんよね。もう一度挿れたいとは思わないし、こんな不衛生なもので自己肯定感が高まったり、パートナーとの関係がよくなったり、まして“宇宙とつながる”みたいな壮大な感覚を得られるって、ありえない……。

 自己肯定感を自家発電できない人が、何か外的要因を“きっかけ”とするのは、ままあることです。誰かのことばだったり、パワースポットに行く、という行動だったり、そうしたところで購入するお守りだったり。そうした害のないものであればいくらでもやればいいと思いますが、健康被害につながりかねないジェムリンガは考えなおしたほうがいいのでは。それで高められる女性性って、いったい何なのでしょう?

 第一、膣も子宮もただの臓器です。女性特有の器官として、私も大事にはしています。以前、カメラ付きバイブで膣を見たことがありますが、私の膣はよくも悪くもただの内臓でした。子宮はお「宮」さまで、膣は参道(産道とかけてる?)といっている人たちは、一度、自分の目で見てみてほしい。それに過度に意味付けをして神聖視しなきゃ肯定できない自己って、かえって自分自身をおろそかにしているように見えてなりません。おかしな道具を使わなくても、身体の一部を特別視しなくても、「私は私」と自己肯定できたほうがラクですよ。

■桃子
オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。