「ムスコが19センチだって!?」ロッテリアの“ピコ太郎パクリCM”が、なんかエロい!

YouTube「LOTTE RIA」より
 米「TIME」誌が「第2の江南スタイル」と評したピコ太郎の「Pen-Pineapple-Apple-Pen(PPAP)」は、「江南スタイル」の本場・韓国でも人気だ。防弾少年団やTWICEなど、多くの人気K-POPアイドルが「PPAP」を真似し、テレビ番組でもパロディー化されている。  そんな中、「PPAP」人気に便乗する“パクリCM”が登場。波紋が広がっているようだ。  くだんのCMを作ったのは、日本人にもおなじみの「ロッテリア」。期間限定の「ロングチーズスティック」を宣伝するためのもので、男性タレントのキム・ミンギョが出演している。  CMの中では、ピコ太郎のコスプレをしたキム・ミンギョが、音楽が流れると同時にリズムに乗りながら「19センチ!」と歌い始める。「I have a pen~」で始まる歌詞は、「I have a Cheese,I have a Stick......ah␣CheeseStick! I have a Cheese,I have a Long Stick......ah␣Long Cheese Stick!」に変わった。歌のハイライトである「ペンパイナッポーアッポーペン!」は「Long Cheese Stick Stick Long!」に。“19センチのロングなチーズスティック”をアピールしまくっている。  どう見ても「パクリ」としかいえない同CMが公開されるや否や、ネットでは賛否両論が巻き起こった。 「広告だってわかっても見ちまう」「面白いし、印象に残る」「ピコ太郎よりダンスがうまい」「久々に笑った」という絶賛の声が上がる一方で、「ロッテリアが、ついにやらかした」「プライドなさすぎ」「“ロッテは日本企業”とかいわれている現状で、こんなCMを作った意味は?」「いい広告とはいえない」「高校生レベルのアイデアを、大企業が採用した」といった非難のコメントも続出。  また、やたら「19センチ」を強調することに対し、「これ見てアレを想像したのは俺だけ?」「アレが19センチだって!?」「俺のジュニアと同じ」「韓国男性の平均は6.9センチだから、ロングチーズスティックの勝ち」と、性的な意味でとらえる声も目立つ。  それにしても、同CM動画が掲載されたFacebookには約7万人が「いいね!」を押し、YouTubeでは視聴回数500万回を記録。韓国人の好奇心をそそった点においては、成功したCMといえるかもしれない。

ロボトミー手術、地雷撤去の強制……世界残酷史『ニーゼと光のアトリエ』『ヒトラーの忘れもの』

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ブラジルの精神病院を舞台にした『ニーゼと光のアトリエ』。速効性のあるロボトミー手術に対し、女医ニーゼは穏やかな芸術療法を取り入れる。
 人類に大きな貢献を果たした人々に贈られるノーベル賞だが、過去には化学兵器を開発したフリッツ・ハーバーにノーベル化学賞が与えられるなど、かなりおかしな選考もしている。神経科医のエガス・モニスは精神疾患を根本的に治す“ロボトミー手術”を考案し、ノーベル生理学・医学賞を1949年に受賞している。ロボトミー手術は患者の前頭葉部分を切除することで、激昂しやすい患者の性格を穏やかにするというもの。当時は画期的な発明として賞讃されたが、手術後に廃人化してしまう患者も少なくなく、1970年代になってロボトミー手術は行なわれなくなった。ブラジル映画『ニーゼと光のアトリエ』はロボトミー手術が最新の医療だと信じられていた1940年代の精神病院を舞台に、実在の精神科医ニーゼ・ダ・シルヴェイラを主人公にした実録映画だ。  1943年のリオデジャネイロ。女医のニーゼ(グロリア・ピエス)はかつて勤めていた精神病院に復職するが、監獄のような鉄格子で覆われた病棟内の現状に驚きを隠せない。病院側や家族の介護の負担が減るという理由から、精神疾患を抱えた患者へのロボトミー手術が行なわれており、しかも患者の眼孔からアイスピックを突き刺し、前頭葉部分を手探りで切断するという簡易な方法が奨励されていた。当時の精神病院では電気ショック療法も行なわれていた。ベッドに患者を縛り付け、患者が泡を吹いて意識を失うまで電圧は上げられた。患者たちをモルモットのように扱うそれらの医療法は、ニーゼには受け入れがたいものだった。  女医に対する偏見が強い病院内で、ニーゼは与えられた病室を鍵の掛からない出入り自由なアトリエとして開放し、患者たちに思い思いに絵を描かせることを始める。またニーゼは患者のことをクライアントと呼び、病院の中庭で犬を飼い、その世話を患者たちに任せる。「精神は身体と同じように自然治癒力を持ち、本来の形に戻ろうとする」というユング理論に従ったものだった。ニーゼの根気づよい指導によって、患者たちは次第に心を開くようになり、彼らの描いた色彩豊かな絵画は、美術界で評判を集める。だが病院の主流派医師たちは、ニーゼが取り組む芸術療法や動物セラピーといった穏やかな医療スタイルを頑なに認めようとしない。衛生上の問題を口実に、患者たちがかわいがっていた犬たちを殺処分してしまう。明るさを取り戻しつつあった患者たちの怒りが病院内でついに爆発する―。
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終戦直後のデンマークを舞台にした『ヒトラーの忘れもの』。地雷撤去にドイツの少年兵が駆り出された実話をベースにしたものだ。
 デンマークとドイツの合作映画『ヒトラーの忘れもの』も知られざる歴史の暗部を暴いた作品だ。第二次世界大戦中、ドイツによって占領されていたデンマークには連合軍の上陸を防ぐために200万個もの地雷が海岸線に埋められていた。ドイツの全面降伏によってデンマークは5年ぶりに解放されたが、海岸線の地雷はそのままの状態。この地雷群の撤去を命じられたのは、デンマークに取り残されていたドイツの捕虜兵たちで、その大半は15歳から18歳までの少年兵だった。ナチスドイツが残した負の財産を処理するなかで、少年兵たちは手足を、そして命を次々と落としていくことになる。  デンマーク軍のカール軍曹(ローラン・ムラ)が監視する中、双子のレスナー兄弟(エーミール&オスカー・ベルトン)ら11名のドイツ少年兵たちが砂浜に埋まった地雷群の撤去に従事する。あどけない顔の少年兵たちは「母国が犯した戦争犯罪を自分たちが償なわなくては」と地雷撤去の経験もないまま、手探りでの作業に当たる。カール軍曹から「地雷撤去さえ済めば、帰国できる」と言われた少年兵たちだったが、彼らが置かれている状況は最悪だった。デンマーク兵だけでなく民間人もドイツ兵のことを憎み、食料をろくに与えない。1日の作業が終わると逃げ出さないように、狭い粗末な小屋の中に鍵を掛けて閉じ込める。お腹をすかせ、体調を崩しても休ませてもらえず、少年兵たちはひとり、またひとりと地雷を誤って爆発させてしまう。ドイツ人を憎んでいたカール軍曹だが、少年兵たちのあまりに悲惨な状況を見かねて、こっそり食べ物を調達する。だが、このことからカール軍曹はデンマーク軍の上官に睨まれ、少年兵たちはより苛酷な運命に追い込まれてしまう。 『ヒトラーの忘れもの』を手掛けたのは、戦後日本の裏社会を描いたジャレット・レト主演のヤクザ映画『The Outsider』を撮影中のデンマーク出身のマーチン・サントフリート監督。「戦争において自分たちがいかに正しかったか、どれほど人々の助けになったかという話はよく聞くけれど、どの国の歴史にも暗黒面はある。地雷を埋めたのはドイツ人であり、ドイツ人が撤去すべきだとは思うが、だからといって地雷撤去の経験のない少年たちにやらせるべきだったのかは大きな疑問だ。この出来事に関する歴史資料はほとんどなく、墓地や病院を訪ね、また民間の歴史研究家たちから話を聞いて回った。70年前の戦争の物語だが、人間は戦時中と戦後でどんな態度をとるのか、また怪物を倒すために自分も怪物になってしまうことに警鐘を鳴らしたものなんだ」と語っている。
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地雷撤去に従事する少年兵たち。ドイツ兵捕虜2600人が強制労働させられ、その半数が地雷の犠牲となった。
 ブラジルの精神病院を舞台にした『ニーゼと光のアトリエ』とデンマークでの地雷撤去を題材にした『ヒトラーの忘れもの』は描かれている世界はまったく異なるが、主人公たちは似たような状況に追い詰められる。女医ニーゼはロボトミー手術を推し進める病院側との軋轢を招き、カール軍曹は少年兵たちと交わした「地雷撤去が済めば、家に戻れる」という約束を守ろうとし、デンマーク軍内で白眼視されることになる。自分が所属する組織からの命令に背けば、組織内での自分の居場所を失ってしまいかねない。厳しい選択を主人公たちは強いられることになる。  時代が変われば、社会的倫理観も大きく変わり、そのときは正しいと思われた判断も、後から責任を問われる可能性が生じる。砂丘のように刻々と形を変えていく大きな時流の中で、我々は少年兵たちと同じように手探りで少しずつ前に進むことしかできない。人間は過ちを犯すものであり、そんな人間たちが集団で犯した大きな過ちに、個人としてどう向き合うかを両作品は問い掛けてくる。 (文=長野辰次)
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『ニーゼと光のアトリエ』 監督・脚本/ホベルト・ベリネール  出演/グロリア・ピレス、シモーネ・マゼール、ジュリオ・アドリアォン、クラウジオ・ジャボランジー、ファブリシオ・ボリヴェイラ、ホネイ・ヴィレラ  配給/ココロヲ・動かす・映画社 12月17日(土)渋谷ユーロスペースほか全国順次公開 (c)TvZero http://maru-movie.com/nise.html
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『ヒトラーの忘れもの』 脚本・監督/マーチン・サントフリート 出演/ローラン・ムラ、ミゲル・ボー・フルスゴー、ルイス・ホフマン、ジョエル・バズマン、エーミール・ベルトン、オスカー・ベルトン 配給/キノフィルムズ 12月17日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー (c)2015 NORDISK FILM PRODUCTION A/S & AMUSEMENT PARK FILM GMBH & ZDF http://hitler-wasuremono.jp

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ロボトミー手術、地雷撤去の強制……世界残酷史『ニーゼと光のアトリエ』『ヒトラーの忘れもの』

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ブラジルの精神病院を舞台にした『ニーゼと光のアトリエ』。速効性のあるロボトミー手術に対し、女医ニーゼは穏やかな芸術療法を取り入れる。
 人類に大きな貢献を果たした人々に贈られるノーベル賞だが、過去には化学兵器を開発したフリッツ・ハーバーにノーベル化学賞が与えられるなど、かなりおかしな選考もしている。神経科医のエガス・モニスは精神疾患を根本的に治す“ロボトミー手術”を考案し、ノーベル生理学・医学賞を1949年に受賞している。ロボトミー手術は患者の前頭葉部分を切除することで、激昂しやすい患者の性格を穏やかにするというもの。当時は画期的な発明として賞讃されたが、手術後に廃人化してしまう患者も少なくなく、1970年代になってロボトミー手術は行なわれなくなった。ブラジル映画『ニーゼと光のアトリエ』はロボトミー手術が最新の医療だと信じられていた1940年代の精神病院を舞台に、実在の精神科医ニーゼ・ダ・シルヴェイラを主人公にした実録映画だ。  1943年のリオデジャネイロ。女医のニーゼ(グロリア・ピエス)はかつて勤めていた精神病院に復職するが、監獄のような鉄格子で覆われた病棟内の現状に驚きを隠せない。病院側や家族の介護の負担が減るという理由から、精神疾患を抱えた患者へのロボトミー手術が行なわれており、しかも患者の眼孔からアイスピックを突き刺し、前頭葉部分を手探りで切断するという簡易な方法が奨励されていた。当時の精神病院では電気ショック療法も行なわれていた。ベッドに患者を縛り付け、患者が泡を吹いて意識を失うまで電圧は上げられた。患者たちをモルモットのように扱うそれらの医療法は、ニーゼには受け入れがたいものだった。  女医に対する偏見が強い病院内で、ニーゼは与えられた病室を鍵の掛からない出入り自由なアトリエとして開放し、患者たちに思い思いに絵を描かせることを始める。またニーゼは患者のことをクライアントと呼び、病院の中庭で犬を飼い、その世話を患者たちに任せる。「精神は身体と同じように自然治癒力を持ち、本来の形に戻ろうとする」というユング理論に従ったものだった。ニーゼの根気づよい指導によって、患者たちは次第に心を開くようになり、彼らの描いた色彩豊かな絵画は、美術界で評判を集める。だが病院の主流派医師たちは、ニーゼが取り組む芸術療法や動物セラピーといった穏やかな医療スタイルを頑なに認めようとしない。衛生上の問題を口実に、患者たちがかわいがっていた犬たちを殺処分してしまう。明るさを取り戻しつつあった患者たちの怒りが病院内でついに爆発する―。
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中国ドッキリ番組を無断使用でテレ朝『ワイド!スクランブル』赤っ恥! 背景にはデーブ・スペクターの暗躍?

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「スペクター・コミュニケーションズ」公式サイトより
 黄金色の装飾品が並ぶ宝石店で、わめき立てる客の女。次の瞬間、女性店員に向け、大量の紙幣を投げつけ始める――。  9月23日放送のテレビ朝日系『ワイド!スクランブル』のコーナー「週刊Newスペクター」で取り上げられた、中国河北省で撮影されたという動画である。同コーナー担当のデーブ・スペクター氏によると、「ネックレスを一つずつしか見せない店員に、富裕層の女が激怒した」場面だという。  ところが、「週刊ポスト」(小学館/12月23日号)によると、この映像は中国の地方テレビ局が制作したドッキリ動画で、女性店員と客の女は役者。『ワイド!スクランブル』はそうと知らず、ネット上に落ちていたこの映像を実録映像として無断使用したのだという。記事では映像の無断使用に対する、中国地方テレビ局側の怒りのコメントも紹介されている。  フィクション映像とはつゆ知らず、「中国富裕層の傲慢ぶり」を示す実録映像として放送してしまった番組のマヌケっぷりは目も当てられないが、それだけではない。この一件からは、ネット動画を垂れ流しするテレビ業界の番組制作の怠慢と、それを支えるデーブ氏の共犯関係が見えてくるのだ。  デーブ氏が代表を務める「スペクターコミュニケーションズ」の内情を知る人物は話す。 「あのコーナーで取り上げる動画の多くには、提供元として『スペクターコミュニケーションズ』がクレジットされているが、実際は動画投稿サイトからの拾い物がほとんど。それでも動画1本あたり5万円のフィーを同社に支払っている。これで著作権問題をツッコまれても同社に責任転嫁でき、番組側には安い買い物というわけです。制作費やマンパワーが削減されるテレビ業界で、ネット動画は頼みの綱。同番組以外にも、同社はネットの拾い物を多数『映像提供』している」  デーブ氏は過去に同番組で、中国のパクリ事情について「意識改革しないと」と物申していたが、自分自身と日本のテレビ業界もしかりである。

中国ドッキリ番組を無断使用でテレ朝『ワイド!スクランブル』赤っ恥! 背景にはデーブ・スペクターの暗躍?

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「スペクター・コミュニケーションズ」公式サイトより
 黄金色の装飾品が並ぶ宝石店で、わめき立てる客の女。次の瞬間、女性店員に向け、大量の紙幣を投げつけ始める――。  9月23日放送のテレビ朝日系『ワイド!スクランブル』のコーナー「週刊Newスペクター」で取り上げられた、中国河北省で撮影されたという動画である。同コーナー担当のデーブ・スペクター氏によると、「ネックレスを一つずつしか見せない店員に、富裕層の女が激怒した」場面だという。  ところが、「週刊ポスト」(小学館/12月23日号)によると、この映像は中国の地方テレビ局が制作したドッキリ動画で、女性店員と客の女は役者。『ワイド!スクランブル』はそうと知らず、ネット上に落ちていたこの映像を実録映像として無断使用したのだという。記事では映像の無断使用に対する、中国地方テレビ局側の怒りのコメントも紹介されている。  フィクション映像とはつゆ知らず、「中国富裕層の傲慢ぶり」を示す実録映像として放送してしまった番組のマヌケっぷりは目も当てられないが、それだけではない。この一件からは、ネット動画を垂れ流しするテレビ業界の番組制作の怠慢と、それを支えるデーブ氏の共犯関係が見えてくるのだ。  デーブ氏が代表を務める「スペクターコミュニケーションズ」の内情を知る人物は話す。 「あのコーナーで取り上げる動画の多くには、提供元として『スペクターコミュニケーションズ』がクレジットされているが、実際は動画投稿サイトからの拾い物がほとんど。それでも動画1本あたり5万円のフィーを同社に支払っている。これで著作権問題をツッコまれても同社に責任転嫁でき、番組側には安い買い物というわけです。制作費やマンパワーが削減されるテレビ業界で、ネット動画は頼みの綱。同番組以外にも、同社はネットの拾い物を多数『映像提供』している」  デーブ氏は過去に同番組で、中国のパクリ事情について「意識改革しないと」と物申していたが、自分自身と日本のテレビ業界もしかりである。

八百長、賭博、淫行……韓国球界もスキャンダルだらけ?

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イメージ画像(足成より)
 広島カープの25年ぶりのリーグ優勝などで盛り上がった、今年のプロ野球。一方、韓国球界は、ファンに後ろ指をさされるようなスキャンダルのオンパレードの1年となった。  まず3月のオープン戦期間には、KTウィズのオ・ジョンボク選手に、飲酒運転スキャンダルが発覚。ホームである水原市内で飲酒後、乗用車を運転していたところ、警察の取り調べを受け、御用となった。シーズンが始まる前の大事な時期とあって、韓国野球委員会(KBO)関係者も激怒。15試合の出場停止と、ユース野球ボランティア活動120時間の制裁を科している。  7月13日には、同じKTウィズのキム・サンヒョン選手が引退を発表した。これは、住宅街に止めた自分の車の中で、女子大生にわいせつ行為を働いたのが原因。球団側は口頭指導後に試合へ出場させていたが、のちにメディアに事実が発覚し、猛批判を受けた。  また今年は、八百長試合に関わった選手も多数検挙されている。まず、元NCダイノスのイ・テヤン被告と元ネクセン・ヒーローズのムン・ウラン被告が、2015年シーズン中に八百長に関わったとして7月に起訴された。結果、イ被告は1審で懲役10カ月、執行猶予2年、2,000万ウォン(約200万円)の罰金を言い渡されている。続いて11月にも八百長が発覚。投手9名などが検挙されている。  それより少しさかのぼること7月には、マカオでの海外遠征賭博問題で、サムスンライオンズのアン・チマン選手が起訴、チームを解雇された。アン被告は暴力団から資金を受け取ってマカオで賭博に興じたとされ、常習的な賭博、不法賭博サイト開設などの容疑に問われている。  球界の不祥事は、選手ばかりにとどまらない。ネクセン・ヒーローズの代表理事イ・ジャンソク被告は、20億ウォン(約2億円)の詐欺と、40億ウォン(約4億円)の横領容疑で拘束・起訴された。  ざっと振り返るだけでも、お粗末ぶりが明らかだが、果たして来年は、韓国球界にとってどんな1年になるのか? 私生活もフェアプレイ、また紳士的な精神で臨んでほしいものだ。 (文=河鐘基)

『君の名は。』中国での大ヒットに見る、「純日本産」の価値

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『君の名は。』公式サイトより
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  8月26日に公開された新海誠監督の最新作『君の名は。』は、12月5日までに興行収入200億円を超える超大ヒット作になっています。僕も公開直後に鑑賞したのですが、1月にIMAX上映が決定したということで、再鑑賞を考えています。 ■大人気ゆえ、パクられる新海作品  そんな『君の名は。』は12月から中国国内でも公開され、公開10日間で興収5億元(約83億円)を超える大ヒットを記録しました。新海監督作品は以前から人気を博しており、2009年に製作された『心霊之窓』という中国アニメは、新海監督の『秒速5センチメートル』の絵コンテや背景イラストを模倣したことで問題となりましたが、「パクられる」という事実は、ある意味、中国で大人気だという証拠です。  日本で公開してまもなく、中国のネット上には違法な海賊版がアップロードされました。最近、中国では「百度雲」というオンラインの大容量クラウドストレージサービスが誕生し、日本国内で入手した映像データを転売するツールとなっています。想定内の事態ではありますが、劇場版を見た観客からは「『君の名は。』の初体験が、画質の悪い海賊版だったことが惜しい!」という皮肉な声が上がっています。 ■中国では、「純日本産」が尊ばれる  今回の成功を受け、日本では中国色を強めた映画を製作し、中国市場に売り込もうという声があるようですが、僕は異議を唱えます。尖閣諸島をめぐる反日デモの報道などから、中国人には愛国者が多いというイメージが世界中に広まりましたが、実際は単なる鬱憤ばらしや、政府に扇動されてデモに参加する例が大半で、本当の意味で自国に誇りを持つ中国人は多くありません。そのため、中国色が強い作品は、それほど好まれないのです。逆に爆買いの例を見ればわかるように、多くの中国人は「純日本産」を好む傾向があります。つまり、『君の名は。』のように日本の風景や習慣を前面に押し出した作品を売り出せば、再び大ヒットする可能性があります。  中国人が純日本産を尊ぶ具体的な事例を挙げると、現在、中国では『君の名は。』はすべて字幕版で公開されているのですが、ネット上には「もし吹き替え版が公開されても、見に行かない」という意見が多く上がっています。その背景を探ると、10年ほど前には、ある日本製アニメが吹き替え版で公開されたのですが、「中国のヘタクソな声優が作品を冒涜した!」「私の大好きな○○は、こんな声じゃない!」などと酷評が殺到しました。さらに『君の名は。』で主人公を演じた神木隆之介など、中国でも人気を博している日本のタレントは数多く、さらに最近の日本の声優はアイドル的な面があるため、声を吹き替えてしまうとアニメ作品の商品価値が低下する可能性があります。そうした理由から、中国では、日本製アニメは字幕版で公開することが一般的になっています。  もし今後、中国市場で商業展開を計画している日本人クリエイターの方がおられましたら、中国人クリエイターであり、日本のサブカルチャーに精通している僕の意見を参考にしていただけたら幸いです。また、日本国内の中国人がデータを中国に転送しないように、日本側から百度雲への接続を遮断することを推奨します。 ◆「チャイナめった斬り」過去記事はこちらから
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)、『中国が絶対に日本に勝てない理由』(扶桑社)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>

中国農村の“レンタル児童”に万引技術を調教!? 女窃盗団のトンデモ手口

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店内で店員の動きに目を向ける少年
「看看新聞」(12月11日付)によると、最近、中国の大都市を中心に、「女窃盗団」が商店を荒らし回っているという。この窃盗団は3~4人で構成され、幼い子どもに万引行為を行わせているというのだ。  窃盗団の手口はこうだ。店員が少ない店に狙いを定めると、1人が見張り役として立ち、2人が店員の注意を引いてレジから離れさせる。その隙に、連れてきた子どもにレジの現金や店員の携帯電話を盗ませる。
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生花店で盗みを働く少女
 被害に遭った店の監視カメラ映像を見ると、子どもは慣れた手つきで携帯電話に近づき、自分の洋服の中に隠す。その間、たったの3秒。レジから現金8,000元(約13万円)を盗み出すのにも、40秒ほどしかかからない。  警察の調べによると、女窃盗団の多くは湖南省の農村出身で、この地域では最近、自分の子どもを貸し出す親が少なくないというのだ。貸出料金は年間5万元(約80万円)、短期なら1日100~200元(約1,600~3,200円)ほどだという。
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服装からして、生花店で盗みを働いた少女と同じ子のように見える
 窃盗団は子どもたちをレンタルして大都市に連れていき、窃盗の訓練を施す。最初はテーブルの上に財布や携帯電話を置いておき、そこにいる人が目を離した隙に盗ませるのだ。子どもにしてみればゲームのようなもので、すぐにコツを覚えるのだという。  こうして慣れてきたところで実践に移らせるわけだが、女たちもまた特殊だ。ほとんどが妊娠中の大きなおなかを抱えているか、子どもを産んだばかりの授乳期の女なのだ。そのため、たとえ逮捕されても処罰を逃れることができるのだという。  レンタルに出される子どもたちは6~7歳だが、実際の年齢ははっきりしない。というのも、警察に補導されても親が見つからないことが多く、しかも戸籍がない“黒孩子”(註:一人っ子政策に反して2人目、3人目の子どもを産むと罰金を取られるため、親が出生届を出さず、戸籍がない子どものことをいう)であるために、正確な生年月日もわからないからだ。  学校に行くことすらできず、人に貸し出されて窃盗の手伝いをさせられている子どもたちに、一体どんな未来が待ち受けているのだろうか? 中国農村部の闇は深い――。 (文=佐久間賢三)

「4日に1人が死亡」の韓国軍で、今度は大爆発事故! ずさんすぎる軍の実態に世界から冷たい視線

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爆発事故の被害者たち
 韓国軍施設で、またしても大事故が起きた。12月13日、蔚山(ウルサン)の陸軍部隊で訓練用の火薬が爆発し、23人が負傷したのだ。  負傷した兵士の命に別状はないというが、やけど、骨折、鼓膜破裂などのけがを負い、病院に搬送されている。写真を見る限り、かなりの大けがだ。    軍によると、爆発は兵士たちが垣根の補修工事を終え、昼食をとるために食堂へ移動しようとした際、予備軍訓練用のプレハブの建物で起こったという。現場にいた兵士は「体が吹き飛ぶほどの衝撃だった」と証言している。    いったいなぜ、爆発が起きたのだろうか? 軍当局は「(負傷した)兵士たちが破棄されていた爆音筒の火薬を踏んだか、もしくは静電気が原因だった」と発表。現場には、訓練用の爆音筒約1,600個分の火薬が1個当たり3グラムに分けて捨てられていたが、一部が一カ所に集まっており、兵士たちはそれを知らずに踏んでしまったようだ。  しかし、なぜこのような大惨事につながったのかまでは解明されていない。そのため、さまざまな臆測が出ている。  ネット上では、「どんなずさんな管理をしたら火薬が爆発するんだよ」「今回はいくら補償するのかな? 脚がなくなったときは800万ウォン(約80万円)だったけど」「軍隊の中に工作員がいたのでは?」「国全体が手りゅう弾だな」などといった声が上がっている。    一刻も早い原因解明が求められているが、そもそも韓国軍は事件・事故が多すぎるという指摘が尽きない。軍事事件を扱う軍事法院の資料によると、2012年から今年上半期までに発生した軍内の事件・事故による死亡者は476人に上る。これは、ここ5年間、軍隊で4日に1人が死亡しているということになる。最も多い死因は自殺だが、交通事故53人、墜落23人をはじめ、事故による死亡者も決して少なくない。一般人だけでなく、芸能人やスポーツ選手が兵役逃れに奔走しているのもうなずけるだろう。    そんな韓国の軍隊事情は、他国からも皮肉られている。イランの国営放送「プレスTV」は最近、「毎年数千人の韓国の若者が、徴兵から逃れようと国籍を変更する。ここ5年間、8,000人がアメリカに、3,000人がカナダと日本の国籍に変更した」「(韓国の若者は)軍隊に行くことは時間の浪費と考えている」と、報じている。これは、まさに事実と言っていいだろう。    爆発事故で、またしても汚点が増えた韓国軍。詳しい原因を明らかにして、今後の教訓とするべきだが、果たして……。

「4日に1人が死亡」の韓国軍で、今度は大爆発事故! ずさんすぎる軍の実態に世界から冷たい視線

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爆発事故の被害者たち
 韓国軍施設で、またしても大事故が起きた。12月13日、蔚山(ウルサン)の陸軍部隊で訓練用の火薬が爆発し、23人が負傷したのだ。  負傷した兵士の命に別状はないというが、やけど、骨折、鼓膜破裂などのけがを負い、病院に搬送されている。写真を見る限り、かなりの大けがだ。    軍によると、爆発は兵士たちが垣根の補修工事を終え、昼食をとるために食堂へ移動しようとした際、予備軍訓練用のプレハブの建物で起こったという。現場にいた兵士は「体が吹き飛ぶほどの衝撃だった」と証言している。    いったいなぜ、爆発が起きたのだろうか? 軍当局は「(負傷した)兵士たちが破棄されていた爆音筒の火薬を踏んだか、もしくは静電気が原因だった」と発表。現場には、訓練用の爆音筒約1,600個分の火薬が1個当たり3グラムに分けて捨てられていたが、一部が一カ所に集まっており、兵士たちはそれを知らずに踏んでしまったようだ。  しかし、なぜこのような大惨事につながったのかまでは解明されていない。そのため、さまざまな臆測が出ている。  ネット上では、「どんなずさんな管理をしたら火薬が爆発するんだよ」「今回はいくら補償するのかな? 脚がなくなったときは800万ウォン(約80万円)だったけど」「軍隊の中に工作員がいたのでは?」「国全体が手りゅう弾だな」などといった声が上がっている。    一刻も早い原因解明が求められているが、そもそも韓国軍は事件・事故が多すぎるという指摘が尽きない。軍事事件を扱う軍事法院の資料によると、2012年から今年上半期までに発生した軍内の事件・事故による死亡者は476人に上る。これは、ここ5年間、軍隊で4日に1人が死亡しているということになる。最も多い死因は自殺だが、交通事故53人、墜落23人をはじめ、事故による死亡者も決して少なくない。一般人だけでなく、芸能人やスポーツ選手が兵役逃れに奔走しているのもうなずけるだろう。    そんな韓国の軍隊事情は、他国からも皮肉られている。イランの国営放送「プレスTV」は最近、「毎年数千人の韓国の若者が、徴兵から逃れようと国籍を変更する。ここ5年間、8,000人がアメリカに、3,000人がカナダと日本の国籍に変更した」「(韓国の若者は)軍隊に行くことは時間の浪費と考えている」と、報じている。これは、まさに事実と言っていいだろう。    爆発事故で、またしても汚点が増えた韓国軍。詳しい原因を明らかにして、今後の教訓とするべきだが、果たして……。