「SMAPが空中分解になりかねない状態だと思いましたので、今日は自分たち5人がしっかり顔をそろえて、皆さんに報告することが何よりも大切だと思いましたので、本当に勝手だったのですが、このような時間をいただきました」 今年1月18日、カメラの前で木村拓哉を中心にSMAPメンバーが並び、“公開謝罪”した。 この映像は衝撃的だった。なぜなら、あまりにも生々しく、そこで発せられた以上のことを見る側に伝えたからだ。 テレビにはすべてが映る――。 そんなテレビの力をここまで如実に表したのは、テレビ史の中でも数えるほどだろう。 SMAPは、「国民的」といわれるスターが相次いで亡くなった昭和と平成の狭間に誕生した。もう「国民的」と呼ばれる存在なんて出てこないだろうと言われる中、10余年たって、「国民的」スターと呼ばれるアイドルグループになったのは、控え目に言っても“奇跡”だったと思う。 SMAPは、テレビとともに大きくなったグループだった。これまでのアイドルグループは、あくまでも本分は「歌」だった。それをPRするのがテレビだった。しかし、SMAPは逆だ。もちろん数多くの名曲を残しているが、誤解を恐れずにいえば、彼らの本分は「テレビ」だった。それをPRする一要素として「歌」があったのだ。SMAPは「テレビの人」で、テレビこそが彼らの魅力を最大限発揮できる舞台だった。まさに彼らの「武器はテレビ。」だったのだ。そして、そのベースが『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)だ。 皮肉にも、逆方向にテレビの力を見せつけた“公開謝罪”が放送されたのも、また『スマスマ』だった。 『スマスマ』が始まった1996年は、コント番組が冬の時代に入り始めた頃だ。お笑い芸人たちがテレビでコントができなくなっていく中で、テレビコントのともしびを守り続けたのは、アイドルグループであるSMAPだった。 故マイケル・ジャクソンやマドンナ、レディ・ガガなど“国賓”級の海外ビックスターを受け入れることができるのも、もはやこの番組だけだったし、オリンピック選手がメダル獲得のモチベーションにこの番組の出演を掲げることも少なくない。かと思えば、まだメジャーシーンでは名前が知られていないようなカルトな日本のバンドとSMAPが共演し、一緒に歌うことだってある。 まさに、すべてをフラットにするテレビそのものを具現化した空間だった。 しかし、それが、今月末のSMAP解散によって失われてしまうのだ。 『スマスマ』を象徴するコーナーである「ビストロSMAP」は、番組開始当初から始まった。当時は「男が料理なんて……」という時代。そんなイメージを変えたのもSMAPだった。海外のVIPから、今が旬なゲストまでを受け入れもてなしてきたコーナーも、12月19日の放送で最終回を迎えた。 その最後のゲストが、5人と関係の深いタモリだ。タモリはコーナー司会の中居正広と『笑っていいとも!』(同)時代と変わらぬ軽妙なトークを展開していく。 『いいとも!』月曜日のレギュラーメンバーと食事会を行っていると聞いて、火曜メンバーのはずの中居が勘違いをしてショックを受けたり、『いいとも!』終了後、世界の音楽を聴きに行く旅をしてゲイと間違われた話や、いまさら『SMAP×SMAP』というタイトルは「厚かましい」とイチャモンをつけ、それがジャニー喜多川のアイデアだと聞かされると、即座に「正解だよね」と前言を翻したりと、「一生フザける」というタモリらしい、中身があるようでない、それでいて、やっぱりあるんじゃないかと思わせるものだった。 番組では、これまでのタモリとSMAP共演シーンを他局のものを含めて振り返った。その中には、『夢がMORIMORI』(同)でキックベースに参加したタモリが全力疾走するレアなシーンから、『今夜は営業中!』(日本テレビ系)でタモリがフルートで「夜空ノムコウ」を演奏する伝説的なシーンなど貴重な映像が数多く流れ、その思い出話に花を咲かせた。 「お任せで」というリクエストを受け、メンバーが作った料理をタモリが食べ、みんなで乾杯し、5人がお互いの料理を食べ合う。 そして最後に、いつものように中居が判定を促すと、タモリはそれを拒否するのだ。 「今日は(ビストロ)最終回だから、判定はいいんじゃないか?」 最後だからこそ、「勝ちがあって、負けがあって、そこにドラマがある」のだから判定してほしいと食い下がる中居に、タモリは言った。 「乾杯もしたしさ、乾杯したらもう仲良しだってこと。勝敗はない」 「人生に判定なんかどうでもいいことだよ!」 SMAP解散報道が出てからというもの、週刊誌やスポーツ紙を中心に、いわゆる“犯人探し”が盛んにされてきた。誰と誰の仲が悪く、誰が解散を言いだしたのか。黒幕は誰だ、悪いのは誰だと――。 何かというと、白黒をつけたがる世の中。けれど、その「判定」にどれだけ意味があるというのか? いま大事なのは、この状況を受け止めた上で前に進むことだ。 タモリは故・赤塚不二夫への弔辞で、このように言っている。 「あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。この考えを、あなたは見事に一言で言い表しています。すなわち『これでいいのだ』と」 SMAPはどんなに苦境に立たされても、テレビを武器に、常に前向きでポジティブな表現を続けてきた。それこそがアイドルだと、身をもって示していた。ならば、僕らもどんなにツラくても、彼らの決断を前向きに捉えなければならない。そうすればきっと、彼らはまた僕らに“奇跡”を見せてくれるはずだ。 「判定」を拒否したタモリは、5人全員に贈り物を用意していた。 それは五角形のスター。 一角だけでも欠けたら壊れてしまう。そこに込めた想いは、痛いほど彼らに伝わっているだろう。 「これはヤバイな……」 香取慎吾はそうつぶやいて、その星を掲げた。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから
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人気俳優たちの全裸&オナニー動画が次々流出! 次に狙われるのは誰だ!?
人気俳優たちの全裸&オナニー動画が次々流出! 次に狙われるのは誰だ!? 「FRIDAY」(講談社)のスクープに端を発した、成宮寛貴のコカイン吸引疑惑&引退騒動。事件の真相はうやむやだが、そんな日本の芸能界を尻目に、韓国芸能界でもある騒動が勃発している。人気俳優の全裸動画が、ネット上で拡散されているというのだ。 12月10日、コミュニティーサイトに、1本の動画が投稿された。約8分の動画で、人気俳優Aとおぼしき男性が一糸まとわぬ姿で登場。そして、なんと自慰行為を始めたのだ。動画では顔まではハッキリとわからないが、男性が身に着けているブレスレットや腕輪などが、Aの持っているものと一致しているという。 しかし、明確にAと特定できる箇所はなかったため、各メディアはAの名前を伏せて「有名俳優の全裸動画公開」とだけ報じた。するとAは、熱心に更新していたSNSを非公開にしたため、疑惑はより一層深まる結果になってしまった。 騒動は、これで終わりではなかった。12日には、別の人気俳優Bが登場する全裸動画が流出。さらには、人気アイドルグループメンバーの盗撮動画など、芸能人をターゲットにした悪質な動画が次々と流出しているのだ。これにはネット民も大騒ぎで、「次に脱ぐのは誰か?」と、半ばお祭り状態となっている。中には「これでパク・クネ問題も忘れ去られるだろう」「国政から目をそらすための話題づくり」などと、陰謀説を唱える者までいる始末だ。 13日の時点で、AとBの所属事務所は、それぞれ公式コメントを控えている。対応を誤ると、事態はさらに拡大しそうだ。 一部では「動画の流出元は同じなのでは?」という説が深まっているが、果たして今後も動画公開は続くのか? 韓国芸能人は戦々恐々としている――。イメージ画像(Thinkstockより)
TBS系放送局の「R-1乳酸菌」だけじゃない!? テレビ界に蔓延する“ステマ”疑惑の真相とは
今週の注目記事・第1位 「世界を手玉に取るプーチンの本心」(「ニューズウィーク日本版」12/20号) 同・第2位 「『天皇陛下』お誕生日会見に戦々恐々の人々」(「週刊新潮」12/22号) 同・第3位 「明治『R-1ヨーグルト』とテレビ局の裏金『ステマ番組』」(「週刊新潮」12/22号) 同・第4位 「<漢方大手>『ツムラ』が売る『社員に飲ませられない生薬』」(「週刊新潮」12/22号) 同・第5位 「成宮寛貴引退全真相『告発者A』の正体」(「週刊文春」12/22号) 同・第6位 「安倍官邸の目論見は『トランプ』大統領を日本カジノにご招待!?」(「週刊新潮」12/22号) 同・第7位 「安倍はプーチンに『北方領土でカジノを』と囁いた」(「週刊現代」12/31・2017・1/7号) 同・第8位 「電通の真実<激震ドキュメント>」(「週刊文春」12/22号) 同・第9位 「<苦いほど効果大>ビールを飲んで認知症を予防しよう!」(「週刊文春」12/22号) 同・第10位 「厚労省が新たに認定した『副作用のある薬』30」(「週刊現代」12/31・2017・1/7号) 同・第11位 「大予測! 2017 年日本と世界はこうなる」(「週刊現代」12/31・2017・1/7号) 【巻末付録】現代のSEXYグラビア採点 今週は、年末合併号の時期になった。早いものである。毎年書いているような気がするが「今年こそ 今年こそはと年の暮れ」。やろうと思っていたことの1割もできなかった。 残された時間が少ないというのに……と、後悔の山である。 来年からは、1年ごとではなく2年ごとの「やるべきこと」と「やりたいこと」を元旦の手帳に書いて、一つ一つ着実にやっていこうと思っているが、三日坊主にならないよう頑張るぞ! 今週は、現代が月曜日発売でポストが水曜日発売。どうして発売日の違いが出るのかわからないが、今週は金曜日から3連休だから、月曜日発売のほうがいいと、私は思う。 その現代は、恒例の「2017年大予測」大特集。まずは「株価は8月に2万5000円を超える」と景気のいい話をトップに持ってきている。 少し前までは株高懐疑派ではなかったか? そう思いながら読み始めたが、冒頭の「2017年は日本の投資家にとって明るい年になるでしょう」というところで躓いてしまった。 野村證券の永井浩二社長の言葉である。野村といえば「株屋」の親分ではないか。 株の先行きをうらなうのに、なぜ株屋に聞くのか、その神経が私にはわからない。 続いて投資顧問会社の運用部長、マーケットアナリストと、株で飯を食っている連中が登場して、景気のいい話をぶち上げている。 株屋は投資家が株の売買をしてくれれば、手数料が入る。株が上がるかもしれないという期待感を投資家が持てば、投資顧問やアナリストの話を聞きに行くかもしれない。 昔、バブルの時には、私の友人で経済雑誌にいる人間や評論家稼業は、証券会社が開催する株の講演会に引っ張りだこだった。 終わって、彼らと銀座の飲み屋で待ち合わせ、遅くまで深酒したが、彼らの多くは自分で株を買わなかった。 なぜ買わないのかと聞くと「オレのいっていることは嘘八百、今の株なんて危なくて買えないよ」そういっていた。 自分で株を買っていた人間は、バブルが弾けて行方知れずになった。 そんなものなのである。株がどうなるのかを聞く場合は、株に利害のある人間から聞いてはいけない、これが原則である。 第一、1ドル=140円になるなどといっているが、自国の通貨が実態以上に安くなって、なぜ喜ぶのか。 だいぶ前になるが、1ドル=80円ぐらいの時にアメリカ・ニューヨークへ旅したことがある。 私は1ドル=360円時代も知っているから、1ドルが50円ぐらいの感覚だった。どこで飲み食いしてもこんなに安いのか、日本という国もずいぶん力がついてきたものだと、一人、マンハッタンの酒場で呟いたものだった。 1ドルが140円や150円になったら、外国旅行などできない。たとえ行ったとしても、向こうで感じるのは日本の国力の貧弱さであろう。 円安になって喜ぶのは輸出企業だけである。そんな政策がいいわけはない。 後半で、アパレル・テレビ・百貨店・銀行が消えるのは時間の問題。浜矩子と佐高信が「どアホノミクス」と罵倒している。 そう、株が2万だ3万だと上がる要件はほとんどないのだ。株屋の口車に乗せられてはいけない。これがバブルの教訓である。 苦言ばかりいうようだが、現代の合併号のつくりが、私にはもの足りない。 新年合併号というのは、私の現役時代は1年で最も華やかな号だった。 その時の話題の女優や、スポーツ選手などが表紙を飾った。ページも増やし、月刊誌のような読み応えのある特集がいくつもあったものだった。 講談社には月刊現代があり、ここで編集をやっていた連中が週刊現代に移ってきたことが、そうした読み応えのある記事をつくれたのだと思う。 月刊誌の企画を考える場合、少なくとも2~3カ月先を見通さなくてはプランを出せない。 その時点で、何が問題になっているのか。どういう問題が起きているのだろう。ない頭を絞って必死に考えたものだった。 だから、週刊誌の2~3週先のことなど予測するのは造作もないことだった。だが、月刊現代が休刊して、そうした訓練の場がなくなってしまった。バカなことしたものだ。つくづく今週の合併号を見ながらそう思った。今の経営陣の中で、それがわかっている人間がどれほどいるだろうか。心許ない。 お次も、現代の毎度お馴染み企画。厚労省が新たに認定した「副作用のある薬30」。私からいわせれば、薬は多かれ少なかれ副作用はあるのだ。 食事も然りである。では、食べないで生きられるか。人間は死ぬために生まれ、生き、土に還るのだ。 とまあ、哲学的なことをいっても始まらないが、この薬の中に私が毎日飲んでいるものがあるので、目にとまった。 降圧剤のアムロジンは毎日飲んでいる。無顆粒球症という白血球の一種がなくなる症状が出るそうである。糖尿病薬のジャヌビアも毎日。類天疱瘡という、はっきりした理由がないのに水疱ができるそうだ。痛み止めのロキソニンもたまにだが飲む。小腸・大腸の狭窄や閉塞を起こすから要注意だそうだ。抗不安薬のデパスも常備薬である。これは依存症になり、長期に使用すると脳が萎縮して認知症になりやすいそうだ。もう手遅れだろう。睡眠導入剤のハルシオンも毎日寝るときに飲んでいる。高齢者はふらつき、攻撃的になるなどの副作用が出やすいそうだ。 私が、こうした連載で週刊誌を「罵倒」したりするのは、薬の副作用のせいかもしれない。よってお許しいただきたい。 年を取ると薬が増えることはあっても、減ることはない。やめてもいいと思うものはあるが、ほとんどが惰性である。 厚労省は医療費を削減しようと「高齢者優遇」の仕組みを崩そうとしている。「15日に決まった医療制度の見直し方針では70歳以上で一定の所得があれば現役世代と同じ負担を求められるようになる」(朝日新聞12月16日付)。 年寄りをいじめるのではなく、血圧や血糖値の基準値を見直すだけでも、相当な医療費削減になるはずだ。製薬会社や医者の団体が怖くて言い出せないのだろうが、やるべきはまずこっちのはずだ。 だが負担が増え続けていくことは間違いないのだから、不要なクスリはやめるに越したことはない。今からでも始めるか。 私も家人も、この頃自分が認知症ではないかと思うことが度々ある。年だからと諦めてはいるが、文春はビールが認知症予防になると報じている。 もはや遅いとは思うが読んでみた。 なんでもビールの苦みになっているホップに含まれるイソα酸という成分が有効だというのだ。 アルツハイマー型認知症は。大脳皮質に異常なタンパク質が沈着してできるらしいが、脳内に溜まった悪い物質を包み込み消化してくれる免疫細胞を、イソα酸が活性化させるそうだ。 50歳から70歳の男女25名に1日グラス一杯のノンアルコールビールを4週間飲み続けてもらったら、6割の人に脳活動の上昇を示唆する結果が得られたという。 これは東京大学と学習院大学の共同研究で、発表したのがビールメーカーのキリンというところがやや引っかかるが、ビールを飲んでハワイへ行こうではなく、ビールを飲んで認知症よさようならとなれば、嬉しい話である。 だが、飲みすぎてはいけないし、イソα酸を多量に入れてしまうと苦すぎて飲めないようだ。早く何とかしてくれないかね、キリンさん。 お次。文春の巻頭特集は「激震ドキュメント 電通の真実」。内容は文春らしくない表層を撫でただけの記事である。 NHKのニュース番組が「電通には自浄能力がない」と批判した電通の若い社員の顔をぼかさなかったため、この人間は戒告処分となって、経理局へ異動させられてしまったそうだ。 これはNHK側の完全なミスで、可哀相というしかない。 契約社員だったAさんのケースが出ている。彼がついた先輩は夜型で、夜中の2時3時までメールを送ってきて仕事の指示をするため、寝不足がたたり体調を崩したそうだ。 8月からは休みがちになり10月からは無断欠勤を続けたため、上司と退職に向けた話し合いをした。その席で、自己都合退社と会社都合退社(解雇)のどちらかを選べといわれ、自己都合を選んだという。 その後、自宅での残業を申請していなかったため、労基署へ相談するといったところ、「労基署には行かないでくれ。その場合は解雇にするかもしれない。そうなると転職活動が不利になる可能性がある」といわれたそうだ。 広報は、妥当な発言ではなかったと認めつつ、Aさんが長期欠勤をしていたことで「解雇事由」はあった、上司が会社と掛け合って自己都合退社にしてあげたが、労基署との件で揉めれば解雇になるのではないかと判断して説得したと説明し、会社としては解雇にするという対応はあり得ないと話している。 まあ、Aさんに同情するところはあるが、長期の無断欠勤では退社はやむを得ないだろうし、電通側の対応が悪いと難詰するほどのものではないと思うのだが。 東京労働局の強制捜査が入ったことで、労基署という言葉に過剰反応したのだろう。 飲み会に誘われた六本木のバーで、電通社員にライターで腕を焼かれた女子大生の告発がある。酔った上での悪ふざけとはいえない傷害行為で、彼女は刑事告訴したそうだ。 当人は、故意に火をつけたのではない、今の電通の置かれた状況に付け込んだ恐喝だとまでいっているが、裁判で決着をつけた方がいい。 だが、電通の社員の中にそうした社会常識のない輩がいることも事実であろう。 昨年7月にフィットネスクラブ「RIZAP」から3億円を脅し取ろうとした3人が逮捕されたが、警視庁新宿署はそのうちの一人を「会社員」とだけしか発表しなかった。 だが、この男は電通の社員で、金儲けができるとカネを集め、それが頓挫して1億円以上の負債を背負った末の犯行だったそうだ。 警察は電通社員と発表せず、電通側もこの不祥事を公表しなかった。こうしたところにも電通の驕りが見えるが、これからはそうはいかない。何かあれば、あの電通社員がと特筆大書されるはずだ。 この記事の不満は、度外れた残業や上司たちの部下へのパワハラは問題だが、電通といういち広告代理店をこうまでのさばらせた政財官とメディアの罪にほとんど触れていないことだ(森喜朗に対して献金を400万円しているとは書いてある)。 有名企業や政治家の子弟、金持ちのバカボンをどんどん入社させ、クライアントから引っ張ってきた潤沢なカネを使ってメディアを萎縮させ、原発を含めた権力構造の中枢へ入り込んでいった電通という、日本社会が生んだ奇形企業の「真実」をこそ、暴いてほしいと思う。 電通の過剰な残業が世のバッシング受けているが、現代は、朝日新聞にもそうしたことがあり、叱る資格はないと断じている。 先週書いたが「朝日新聞社に長時間労働では初の是正勧告」と報じたのは「BuzzFeed」である。長くなるがそれを振り返ってみよう。 「朝日新聞東京本社が12月6日、社員に違法な労働をさせたとして、中央労働基準監督署(東京)から長時間労働での是正勧告を初めて受けていたことが、BuzzFeed Newsが入手した社内文書と同社への取材でわかった」 財務部門に務める20代男性社員の労働時間が上限を超えたため、所属長が短く書き換えていたことを同紙が11月に報じたが、その報道をきっかけにして労基署が調査に入り、朝日側が是正勧告を受けていたというのである。 電通ばかりではなく朝日お前もかということだろうが、新聞、テレビ、出版にいる人間にとっては、何を今さらであろう。 「BuzzFeed」によると、「長時間労働の問題は、朝日新聞社に限ったことではない。メディア業界に蔓延している。2016年に始めて発表された『過労死防止白書』を見ると、その実態がよくわかる。厚生労働省が企業約1万社(回答1743件)、労働者約2万人(回答1万9583人)を対象に昨年、実施したアンケート結果。これによると、1年で残業が一番多い月の残業時間が『過労死ライン』とされている80時間以上だった企業の割合は、テレビ局、新聞、出版業を含む『情報通信業』が44.4%(平均22.7%)と一番高い」 現代は朝日新聞が電通を「異常な体質」と断じているのはおかしい、いっていることとやっていることを一致させるべきだと、ごもっともなことをいっているが、翻って今の出版界はどうか。 私の知る限り、講談社や小学館などの大手はいいのかもしれないが、中小の出版や編集プロダクションの長時間労働は言語に絶するものがある。 こうした現代の残酷物語である出版界の超残業の実態や賃金の不払い、過労死の問題をこそ取材して書き、この業界の恥部を告発するべきではないのか。 よくいわれるが、自分の頭のハエを追え! ということだ。 ところで、先週文春が報じた三反園鹿児島県知事の選挙中の収支報告違反だが、「知事の陣営が、初当選した7月の知事選の選挙運動費用収支報告書で、少なくとも135カ所を訂正・削除していたことがわかった」と12月16日付の朝日新聞が報告書を閲覧し、確認したと報じた。 それにしても135カ所とは多すぎないか? 三反園知事。 さて、いわんこっちゃない。ロシアのプーチン大統領は、安倍首相を3時間近く待たせた上、山口の旅館での差しの話し合いでも、安倍が期待していた北方領土については従来の主張通り「領土問題はない」と斬って捨てられたようである。 その代わりというわけではないが、現代は、こんな驚いた情報を掲載している。 「安倍晋三首相は、北方領土の共同経済活動という名のもとで、カジノ建設を狙っています。それをトップ同士で詰めることが、プーチン大統領をわざわざ故郷山口まで招待した大きな目的の一つだったと思われます」(中村逸郎筑波大学教授) 新潮にも、安倍首相がカジノ法案を急いだわけは、カジノ経営のノウハウを持っているトランプへの配慮があり、カジノをつくってトランプ大統領にお越しいただくというシナリオ描いているのではないかと報じている。 中村教授がいうには、トランプとプーチンの共通の友人の一人がロシア人のヴェルホフスキー上院議員で、「北方領土の帝王」という異名を持っているという。 その人間が抱いている野望が、北方領土にカジノ建設だそうだ。 安倍はプーチンとの会談を終えた後、日ロで北方領土の共同経済活動を行うといったが、メガバンクや日本企業は積極的ではない。 そこでカジノをつくって共同経営すれば、プーチン大統領も歓び、トランプも歓ぶという浅知恵を思いついたのであろうか。それなら、わずかの審議時間でカジノ法案を通した「意図」の説明がつく。 プーチン訪日までになんとしてでも法案を作り、プーチンを懐柔したかったのであろう。もしそうだとしたら、安倍という男は案外食えない人間かもしれないが、日本人としては情けない話である。 情けないといえば、あれほどの「事故」を起こしておきながら、オスプレイ飛行を防衛省は認めてしまったのは、翁長雄志沖縄県知事でなくとも、はらわたが煮えくりかえる。 「縄県名護市沿岸で米軍輸送機オスプレイが着水を試み大破した事故で、米軍が運航をやめていたオスプレイの飛行を、19日午後2時以降に全面再開する、と防衛省が19日午前、沖縄県に通告した。県側はオスプレイの全機撤去を求めており、反発が高まることが予想される」(asahi.com12月19日10時13分) 日本はアメリカの植民地。日米地位協定が憲法の上にある国。こんな状態をいつまで続けるつもりなのだろうか。 安倍を含めた政治家どもは、この状態を変えようとは思わないのか。恥ずかしい国である。 文春が、フライデーにコカイン疑惑を暴かれて芸能界引退してしまった成宮寛貴の告発者のことを報じている。 文春にも、フライデーへ情報を提供した人物から「成宮の薬物に関する写真有ります」と売り込んできたそうだ。提供料は100万円。このA氏について事情を知る関係者はこう話している。 「元々、A氏は成宮の元カレというか、長い間、セックスフレンドだったのです。成宮から生活の面倒を見てもらう一方で、パシリのように扱われていた。最近になって別れを切り出され、腹いせに成宮の薬物使用を暴露する気になったのです」 男の間でも、きれいに別れるというのは難しいようだ。 プロレスラーで元岩手県議のザ・グレート・サスケの息子で元モデルが、10年前に成宮から「無理やり肉体関係を迫られていたことが分かった」(サスケ)そうだ。 成宮は10代の頃から弟とおばあちゃんを助けるため、新宿二丁目で夜の仕事を始めたという。 店を訪れる芸能人から声をかけられるようになり、本人も芸能界入りを考えるようになったそうである。 成宮は契約中のCMや出演予定作品を全て白紙にしてしまったので、違約金は1億円以上になるだろうといわれている。 東南アジアに逃亡しているそうだが、薬物疑惑があるため、捜査当局も大きな関心を寄せているそうだ。 せっかく掴んだ栄光を手放し、異国の地で何を思っているのだろう、成宮は。 第4位。ツムラという漢方薬大手企業がある。かつては入浴剤のバスクリンで当てたが、多角経営や創業者一族の元社長による特別背任事件によって倒産寸前までいった。だが、漢方薬に特化した製薬会社として再出発し、昨年度の売上高1,126億円という大復活を遂げている。 私もここの「葛根湯」は風邪の引き始めに効くと愛飲している。新潮は今年7月に役員会議で配られた内部文書を入手したという。 その文書は、中国産の生薬原料からツムラが使用許可を出していない農薬が検出されたため、再発防止を図るために今後どのような対策を取るべきかが書かれているという。 ツムラは、栽培手順や使用許可農薬の徹底、万が一の時には医療機関から原料生薬生産地まで遡れる生薬トレーサビリティ体制、生産団体の監視も行うという3本の柱があるという。 だが、ツムラの幹部の話では、製造する漢方薬の原料は国内とラオスでもわずかに栽培されてはいるが、8割はあの中国で栽培されているというのである。 「誰が作ったのかを把握している農民は全体の約55%で約1万人。つまり、残りの1万人の生産者は誰かも分からなければ、農民たちがどんな栽培を行っているのかさえ、不明なのです」(ツムラの幹部) さらに衝撃的な一文が書かれていた。 「自分の家族に飲ませることができる生薬を供給する」 おいおい、自社の家族には飲ませられない薬を売っているのか? 新潮が広報担当者を直撃すると、こう答えた。 「この一文は、生産者としての意識向上、動機づけとしてのスローガンなのです」 2005年に農薬の不適切な使用が発覚した際、中国の農民にどうすればわかってもらえるかと考え、この表現が家族を大事にする中国人が腑に落ちるということでつくった。したがって日本の社内向けではないというのだ。 だが社の3本柱の重要な一つ、トレーサビリティが確立していなかったというのは、ツムラの信用を落とすのではないか。 また、こうした内部文書がメディアに流れるというのは、社内で権力闘争が起こっているのではないのだろうか。 再び、昔のような不祥事が起これば、ツムラは二度と立ち直ることはできないだろう。 ステマ番組とは、広告料金をもらいながら、それを隠して、あたかも独自で探し当てたような番組を作ることをいう。 昨年9月に、TBS系列のローカル局「IBC岩手放送」が、明治から広告料金をもらってR-1乳酸菌がインフルエンザ予防に効くなどと放送し、番組審議会で問題になった。 R-1乳酸菌といえば、私もときどき飲む明治のヨーグルトであるが、局の幹部が事実を認め、番組で用いた素材も明治から提供を受けたと“自白”したという。 これは当然ながら放送法で禁じられているが、新潮が調べたR-1乳酸菌を扱い、明治の名前が出て来ない番組は、IBC放送後も全キー局にわたってあったそうである。 私はあまり見ないが、テレビではコンビニやスーパーを取り上げ、そこで売っている商品を製造過程から事細かに紹介するような番組が多くある。 ひな壇に並んだお笑い芸人たちが「メチャスゴ~イ」「おいしいそう」などと出来レースで驚いてみせるが、あのような番組もステマではないかと、私は睨んでいる。 茶の間の視聴者も、漫然と見ているだけでなく、ステマかそうではないのか見分ける厳しい目が必要だろう。 第2位は、新潮の巻頭特集。天皇陛下が12月20日に予定されている「お誕生日会見」で何をいわれるのか、官邸は戦々恐々としていると報じている。 有識者会議で、一代限りの退位という方向でまとまろうとしていることに、「いたくご気分を害されている。その後も新聞やテレビで報じられる会議の内容に触れて、ご不満を募らせていらっしゃるのです」(宮内庁関係者)。 秋篠宮も先月30日の記者会見で、自分も同じような気持ちを持っていると賛意を表していた。 天皇が会見で再び生前退位について、恒久的な制度を望んでいると発言すれば、国民の大多数から安倍と官邸へのブーイングが起こることは間違いない。 そうなれば、安倍の支持率に陰りが出ること必定である。ご自身はそう考えてはいないだろうが、反安倍の急先鋒に祭り上げられた感のある天皇が、何を語るのか、楽しみではある。 ニューズウィーク日本版は、プーチンの大特集を組んでいるがさすがに読み応えがある。これが今週の第1位。 その中では、プーチンはソ連時代の諜報機関で、プーチンの出身でもあるKGBの復活を狙っている。ロシアの領土拡張に終わりはないという野心を覗かせている。 北方領土は「大祖国戦争(プーチンは第二次大戦をこう呼ぶ)におけるロシアの勝利を象徴する重要な一部」だと考えている。プーチンは日本が中国に抱いている恐怖心を利用できると公言している。 彼は北方4島を返すつもりはなく、目的は日本から資金を絞り出すことにある。トランプ勝利はプーチンにとって千載一遇のチャンスだと、プーチンの戦略について書いている。 欧米の金融制裁はロシア経済に確実にダメージを与えたが、ロシアの人びとは不満をいうどころか、「プーチンが事実上の権力を握った99年からの10年で、実質所得(インフレ調整済み)が倍増したことに感謝している」というのである。 なかでも読みどころはプーチンの日常を描いた特集で、朝起きて朝食を取るのは正午を少し回ってから。側近たちが待機しているのにもお構いなく、プールで2時間ほど泳ぐ。愛読するのは歴史書。 執務室では、コンピューターは滅多に使わない。ドイツ語が堪能で、外国メディアが彼を悪者扱いしていても知りたがる。ネットに拡散している彼の風刺ビデオも見るという。 住まいは、モスクワの郊外で一人暮らし。両親はすでに死去し、妻は精神疾患を患い、長い別居の上、離婚。2人の娘の存在は国家機密だが、政治には関わっていない。 専用機は3機。どこへ行くにもコックや安全な食材を持って行き、「たとえ国家元首が用意した食材でも、決して口にしない。クレムリンの検査を通ったものでない限り、外国産の食材は食べないのが決まりだ」という。 安倍首相が用意したもてなし料理を食べたとすれば、プーチンが安倍に心を許したということになるのかもしれない。 子供の頃は「ワル」でならし、みんなが宇宙飛行士になりたかった時代にKGBに入ることを夢見た。ソ連崩壊後、わずか10年でロシアの主に登り詰めたが、その間何をしていたのかは全く不明。 そんな男と三代続いた政治家のボンボンである安倍首相が太刀打ちできるわけがなかったのだ。 最後に文春受難のニュース。 「中国産米の混入問題を報じた『週刊文春』の記事で名誉を傷つけられたとしてイオン(千葉市)が発行元の文芸春秋(東京都)に対し、1億6500万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(沢野芳夫裁判長)は16日、文芸春秋に約2490万円の支払いとウェブ広告の削除を命じた。文芸春秋は即日控訴した。問題となったのは、2013年10月17日号の記事や広告。商社が中国産米を国産と偽装した問題について、イオンが偽装米の納入に関与して、この米を使った弁当やおにぎりなどを販売していた、と報じた」(asahi.com12月17日05時00分) 見出しを含めた記事と広告の大部分が真実とは認められず、名誉毀損に当たると判断された。イオン側が新聞に社告や意見広告を出すためにかかった費用の一部、約1700万円も損害と認めたのである。 年初からスクープを飛ばし続けてきた文春にとっては、年末にやや意気をそぐ判決である。まあ、強気の新谷編集長が意気阻喪することはないと思うがね 【巻末付録】 今週は現代だけだが、合併号とあって、グラビアと袋とじは気合いが入っている。 巻頭は大年増(失礼!)の「黒木瞳」撮り下ろし。年は書いていないが、巻末の笑っている写真など、昔の秋吉久美子風でかわゆい。さんざん男を喰って生きてきたという“自信”が漲っているように見えるのは、私の偏見だろうか。 後半は、まず「ニッポンオモシロ性風俗史」。高度成長を支えた「トルコ風呂」。懐かしいね。雄琴や川崎、吉原、お相手のオンナたちの顔が……浮かばないがね。 『Doctar-X 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)の秘書役らしいが「女優 田中道子」が大サービス。よけいなお世話だが、この芸名は本名だろうが、もう少し違った名前にしたほうがよくはないか。平凡すぎてかえって覚えられない。 お次、袋とじは16年にブレイクした新進女優「片山萌美 はじめて見せます」。ホクロがなかなかいいアクセントになっているし、初々しくていい。 次は「たかしょー×三上悠亜×紗倉まな」、3人のセックスシンボルの競艶。そして売り物の袋とじは「2016年最大のスクープ フィギュアスケーター 村主章枝 正真正銘のフルヌード!」。ソルトレイクとトリノ大会に出たスケーター。 身体はすこぶるいい。これでヘアが拝めればと思うが、そのうちやってくれるのではないか。月光を浴びてポーズをとるシーンが美しい。さすがスケーターである。 このボリュームで450円なのは、案外お買い得かも。最後にお追従をいっておく。 (文=元木昌彦)「ニューズウィーク日本版」(12/20号、CCCメディアハウス)
【10円殺人事件】レジ袋代要求にキレて、コンビニ店員を刺殺!
韓国のコンビニで、思わず耳を疑うような殺人事件が起きた。14日、慶尚北道(キョンサンプクト)・慶山(キョンサン)市内のコンビニで女性アルバイト従業員が刺殺され、51歳の男が逮捕された。 男は二日酔いの状態でコンビニに来店。飲料を購入しようとすると、女性従業員から「レジ袋代(約10円)を払ってください」と言われたことに激高。いったん自宅に戻って凶器を持ち出し、犯行に及んだ。 「たった10円のいざこざで人を殺すのか」ということで注目を浴びたこの事件だが、男が韓国系中国人(朝鮮族)だったという点も、ニュースの拡散に一役買った。 韓国では、アジア系外国人への偏見や差別が横行している。特に韓国系中国人に対するそれは目を疑うほどにひどい。日本ではあまり実態が報じられないが、韓国に行くと、過酷な労働現場や違法風俗店で、多くの韓国系中国人の姿を目にする。 一方で、韓国系中国人による犯罪が凶悪化しているという事実もある。2012年、韓国社会を恐怖に陥れたバラバラ殺人事件「水原殺人事件」も、韓国系中国人の男が犯したものだった。その後も、韓国系中国人絡みの殺人事件は少なくない。 今月9日には、韓国系中国人の男に、懲役13年の刑が言い渡されている。男は19年前、韓国に密入国していたのだが、居酒屋で乱闘騒ぎを起こし、最終的に女性店主を殺害。男は事件の翌日に密入国を自白し、強制送還されるという手で中国に逃亡していた。その後、韓国にあらためて密入国。酒の席で「韓国人を殺してやった!」と自慢していたところ、それを聞いていた別の客に通報され、逮捕された。 韓国では、日増しに中国人の影響力が増しつつある。自国に経済的利益をもたらしてくれる観光客に対しては歓迎ムードだが、一方、半分同族ともいえる韓国系中国人に対しては風当たりが厳しいままだ。韓国メディア関係者のひとりは「韓国人の差別意識は、相手に金があるかないかに根差している」と、その実情を話すが……。今後、増え続ける外国人・半同族との軋轢をどう処理していくのかが、韓国社会に問われている。 (文=河鐘基)イメージ画像(Thinkstockより)
中国農村の掟!? ニワトリ泥棒はパンツ一丁で晒し刑に
ムラにはムラの掟がある――ましてや、なかなか警察の目が行き届きにくい辺ぴな場所では、警察の力を借りるよりも、自分たちの手で治安を守っていくほうが効率がいい……と考える農民も多いようだ。 ニュース情報映像サイト「梨視頻」にアップされた映像によると、中国広東省茂名市の農村で12月9日、2人の男がニワトリを盗もうとしたところ農民に見つかり、1人は逃げたが、もう1人は逃げ遅れて捕まったという。 農民は捕まえたニワトリ泥棒が逃げ出すのを防ぐために、男のズボンを脱がせてパンツ一丁にして電柱に縛りつけた。その後、通報を受けた警察官が現場に駆けつけ、男を連行したのだが、警察官が来るまでの間、農民は自分たちのやり方で男に罰を加えていたのだ。電柱に縛りつけられ、首からニワトリをぶら下げられた男
ズボンを脱がされ、パンツ一丁にされている
彼らは男の様子をビデオに収め、ネットに投稿。映像は動画投稿サイトで拡散され、テロップまで入れられたという。 中国ではなぜか、ニワトリ泥棒が農民に捕まると、ズボンを脱がされて晒し者にされることが多い。広西チワン族自治区の農村でも今年11月、町中の市場でニワトリを盗もうとして捕まった泥棒が、怒った民衆によってズボンを脱がされて“市中引き回し”に遭う事件が起こっている。 やり方はいかがなものかと思われるが、こういった農村では、警察の手に委ねるよりもこちらのほうが犯罪に対してよっぽど抑止力がありそうだ。 (文=佐久間賢三)男の周囲を、農民たちが囲む
“コカイン吸引疑惑”成宮寛貴の電撃引退に、芸能界もファンもモヤモヤ! 果たして真相は――
今年も残すところあと半月。今年はSMAP解散をはじめ、相次ぐゲス不倫や薬物事件など、スキャンダル続きの1年でした。 そんな年を締めくくるかのように、今月頭には成宮寛貴のコカイン吸引疑惑が発覚。それを受け、成宮が芸能界を電撃引退するという幕引きでしたが、真相はうやむやですっきりしません。今クールは、そんな成宮関連の記事が多数ランクイン。早速ランキングを見ていきましょう! 第1位 福原愛が衝撃ツイート! 夫・江宏傑とのラブラブ写真を添えて「フェラチオします」!? めっちゃかわいいやん。 第2位 “コカイン疑惑”完全否定の成宮寛貴に、芸能界から擁護コメント続々も「裏の顔」は…… どうなのよ? 成宮クン! 第3位 和田アキ子を追放したNHK『紅白』は正しかった! 許しがたき“後輩イジメ”の過去 本当に正しいと思います。 第4位 コカイン吸引疑惑完全否定の成宮寛貴、「FRIDAY」が暴いた“新たな疑惑”とは? おこだからね! 第5位 これぞ黒歴史! V6・長野博と結婚の白石美帆が封印したい“2つの過去”とは おめでとうございます! ◆編集部厳選! イチオシ記事◆ 「女は穴だと思っていた……」“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、4度目の結婚で改心したワケ 瓜田サンの2016年はどんなんでした? 話題の“ネガティブすぎるモデル”長井短 「自意識」の長い旅路と、「友達」へのハンパない想い ねもしゅー、見に行きました! 松本人志が作る『ドキュメンタル』という新しい“笑いの戦場” じわじわと話題に。
“愛の炎”が消火器で台無しに! 公開プロポーズでやりすぎ男が撃沈……
中国の大学では毎年、クリスマス前のこの時期になると、ある一風変わったサプライズイベントが話題だ。それは、ロウソクを使った愛の告白。しかし、中には悲惨な結末を迎える男性もいるようで……。 「人民日報」(12月14日付)によると、ある男子大学生がキャンパス内で愛の告白をしようとしたところ、“強制阻止”されてしまったという。 場所は、河南省にある鄭州財経学院。男子大学生がハート型に並べたロウソクに火をともし、告白相手の女性がやってくるのを待っていた。周りには愛の告白を見届けようと、多くの学生が集まっていた。あとは、運命の時を迎えるのみだった……。愛の告白のために、一生懸命ロウソクに火をともす男子大学生。だが、この後……
ところが、複数の大学職員が現場に駆けつけ、なんと消火器でロウソクの灯を一斉に消してしまったのだ。この騒動で、辺りは消火器の白い粉に包まれ、さながらボヤ現場のような光景に。騒動後、この男子大学生がトイレでむせび泣く姿が目撃されているという。 SNS上では、同情する意見や間抜けな男性を笑う声が飛び交った。 「こいつに呼び出された女が、現場にすら行きたくなくて、きっと大学側に通報したに違いない(笑)」 「まだ告白すらしてないのに、いろいろな意味で終わっちゃったね 。愛の炎が、まさか消火器で消されるとは」 「恋敵が仕組んだに違いない。この男が不憫でならない」駆けつけた大学職員に消火器で火を消され、騒然とする現場
中国では最近、愛の告白で散々な目に会う男性が多いようだ。11月末には、男子高校生が女性教師に公開告白するも、女性教師が突然激怒するという騒動があった。告白にあたり、男子高校生のクラスメートたちが、「李先生、あなたを愛しています! 結婚してください!」と書かれた横断幕を掲げ、バイオリンの生演奏で盛り上げるという演出まで行われたのだが、女性教諭は「私には彼氏がいるの! ふざけないで!」と突然、花束やバイオリンを踏みつけ、その場を立ち去ってしまったという。この一部始終は動画撮影され、ネット上に拡散。生徒は全国の笑い者となったのだった(「騰訊新聞」11月30日付)。 さらに、プロポーズの際に大きな“過ち”を犯してしまった者もいる。男子大学生が同級生に公開プロポーズを敢行したのだが、なんと彼が手に持っていたのは葬式用の花束だったのだ。女性の返事はもちろん「ノー」。SNSの上では、「きっと死んでも一緒にいようという意味なんだろうけど、逆に怖い」という、うがった見方も飛び交ったほど(「捜狐新聞」11月4日付)。 サプライズ好きの中国人だが、もはやサプライズを通り越してギャグにしか見えないと思うのは、筆者だけであろうか……。 (文=青山大樹)葬式用の花束を渡そうとした大学生。どうして事前に調べないのか……
冬休みを前に小中学生の間でも整形ブーム? 芸能人に憧れる子どもたちの危ない欲求
世界有数の“整形大国”として知られる韓国。目、鼻、口、顎など顔の美容整形はもちろん、バストや手相、最近は声まで整形できるという。そんな中、冬休みを目前にした小中学生の間でも、整形がはやっているようだ。 冬休み前のこの時期、歯科医や皮膚科、整形外科には、母親に連れられた小中学生が増えるという。そういった客を逃すまいと、競争の激しい整形外科も必死だ。ソウル江南の整形外科では、費用を40%割引する“学割”対象を中学生にまで拡大。韓国メディアの取材に対し、ある整形外科医は、「成長期を迎える子どもたちに整形手術を勧めることはないが、小学生の娘を連れてきて『二重まぶたの手術をしてくれ』などと頼む親が多いのも事実」と話している。 小中学生の間で整形がはやるのは、芸能人の影響が大きいという分析がある。芸能人に憧れて、子どもたちが理想の外見を追求しているということだ。実際、小学生3,303人を対象にした「将来の夢」のアンケート結果を見ると、第1位は「芸能人」だった。韓国の子どもたちは、芸能人への憧れが強いのだ。 そんな芸能人たちが整形をカミングアウトするようになったことも、関係しているかもしれない。例えば、AFTERSCHOOLのユイは「左右の目が不ぞろいだったので、バランスを取るために手術をした」と告白している。SISTARのヒョリンも「二重まぶたの手術をした」と、整形疑惑をあっさり認めた。元2NE1のミンジも「曲がっていた鼻を真っすぐにする補正手術をしたとき、整形も一緒にした」と告白。また、元KARAのク・ハラもバラエティ番組で「鼻に1回注射して、二重をくっきりさせた」と話している。 それに加えて、親をはじめとした周囲の大人たちの整形に対する“抵抗のなさ”も、小中学生に多大な影響を与えている。韓国では女子大生10人中3人が大学入学前に整形手術を受けたり、今年は9月の大型連休(秋夕)に合わせて整形手術を受ける“秋夕整形”がはやるなど、ますます整形が身近になっており、小中学生が「だったら自分も」と考えてもおかしくない環境なのだ。小学生が親戚や大人に最も言われたくない言葉の第1位が「外見に関すること」だったというデータもある。 このような現状について専門家は、「まだ価値観の完成されていない子どもたちに“競争に勝つためなら、手段と方法を選ぶ必要はない”という間違った認識を与えてしまう」と嘆いているが、大勢は変わりそうにない。 ついに小学生までを取り込むようになった、整形大国・韓国。整形人口は、このまま右肩上がりに増えていくのだろうか?イメージ画像(Thinkstockより)
「うんこって、すごい言葉なんです!」【仮面女子・月野もあ】声優×最強地下アイドルの“思い描く夢”とは?
元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんがカメラマンとしてかわいい声優さんの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の44回目! 今回は最強の地下アイドルグループ・仮面女子のメンバーで、テレビアニメ『TO BE HERO』(TOKYO MX)のミン役で活躍中、アイドルで声優の月野もあさんが来てくれました! ――さっそくですが、大学卒業おめでとうございます! 大学では日本語教師の資格を取られたそうですね。 月野 実習が多くて大変でした……。でも、一応通っていた大学に留学生がたくさんいるので、自分の学校で実習する形でどうにかなりました。 ――生徒たちに「あれ仮面女子の月野もあじゃない?」ってバレませんか? 月野 ぜんっぜん! 大学でもバレてないと思います(笑)。 ――仮面が功を奏してるんですかね……? 月野 そうなんですかね、個人としては、まだまだ気付かれず……。 ――でも、デビューされてから、まだたった3年なんですよね。仮面女子としてはもちろん、個人でもテレビアニメのヒロイン役を演じたり、なかなかの快進撃ですね! 月野 とんでもないです!! ――月野さんは19歳でデビューとのことですが、仮面女子よりも前にエイベックスの声優オーディションを受けていたんですね。 月野 はい、一応は素人向けのオーディションだったんですけど、周りを見たらみ、んな声優の養成所に通ってる人たちだったり、素人っぽくない人たちが多くって……。 ――わかります。素人オーディションと言いつつ、いろんな事務所から滑り込んできますよね。 月野 そうなんですよ……。私はまだ発声練習も独学で、「声優になりたい」って気持ちだけでやっていた時期だったので、周りを見て「こういう人たちが受かっていくよね、何も勉強してない大学生の私には無理なんじゃないかな」と思って、一度は声優の夢を諦めてしまったんです……。だから、これを最後のオーディションにしようって。大学もあるし、就活も始まる時期だし……。 ――真面目ですねぇ~。声優の夢を諦めて、どういう流れで仮面女子に入ったんですか? 月野 まず、ドラッグストアのイメージガールに応募したんです。キャンペーンガールとか、コンパニオンみたいな仕事だろうと思って、就活が始まるまでの短期間バイトの感覚だったんですけど、いざ面談に行ったら、そのイメージガールはアリスプロジェクトがやっていた企画で、「うちの事務所に所属しないと仕事はできない」と言われて……。 ――そんな釣り広告みたいな!? 月野 もともとは仮面女子どころか、アイドル業すらやろうと思ってなかったんですけど、面談の時に初めて仮面女子のライブを見て、「すごく素敵!」って(笑)。
――急にライブを観て「自分も歌いたい」ってなるものですか? そもそも、歌や踊りの経験は? 月野 私が落ちたエイベックスの声優オーディションの最終審査は、渋谷のWWWっていうライブハウスでソロステージをしなくちゃいけなかったんです。いろんなエイベックス所属のアイドルやアーティストのライブの間にステージに立って、アニメソングを歌って踊るっていう……。そこで初めて「こういう世界も素敵だな」って思ったんですよね。なので、仮面女子のライブにも心を惹かれましたねぇ。 ――でも、仮面かぶってるし、「顔見えないじゃん!」とか思わないんですか? 月野 まったく思わなかったですよ。楽曲もかっこいいし、世界観が素敵だし、仮面もオシャレじゃないですか。 ――オシャレ……!? 月野さんはもともと学生時代にバンドでデスメタルのメイクをしてベースを弾いてたから、感性に合ったのかもしれませんね。さらに空手も初段なんですよね。大学の人たち、「アイドルだ!」って気付いても、近づけなかっただけかもしれません……。 月野 あははは! そうなんですかね(笑)。 ――ちなみに、仮面女子は「選ばれなかったものたち」っていうコンセプトがあるじゃないですか。月野さんはエイベックスの声優オーディションに選ばれなかったってことですか? 月野 そうですね。他のメンバーも、AKB48さんやNMB48さんやモーニング娘。さんのオーディションでダメだった人がいたり、そういう大手から選ばれなかった人たちが集まってます。 ――なるほど~。私、初めは「仮面つけてるってことは、どうせ残念なアイドルが入ってるんだろう」と思ってたんですけど、仮面を取るとみんなかわいいんですよね。大手のオーディションでいいところまで行った人たちなら、そりゃ平均以上なはずですね。 月野 いやいやいや、事務所としては「かわいくないからお前ら仮面かぶっとけ」みたいなスタンスなので、本当に。「大手に落ちる顔じゃ勝負できないから」って。でも、仮面をつけることで、みんなでくっついて一つの個性を作れるので……。 ――えっ、それってモラハラ!! 月野 でも、みんなで話すと「私もそのオーディション受けた!」「落ちた!」「私も!」って盛り上がれるんです。それによってチームワークが強くなりますし、お互いを思いやりながらやっていけるんです。「こんなに仲良いアイドルグループいるのかな?」ってくらい仲も良いですしね。ライブで毎日一緒にいるので、家族とはまた別の心強い仲間です。 ――ちなみに、毎日一緒ってことは、毎日お仕事なんですか? お休みは? 月野 休みは、ほぼないですねぇ……。1~2年前までは月曜日から日曜日まで、午前中は学校に行って、午後はライブだったんです。けど、ここ1年は外部のお仕事をたくさんしようっていう方針で、火曜と水曜は仮面女子カフェでのライブをお休みさせていただいてるんです。でも、ライブがないだけで、お仕事はさせてもらっているので、お休みは……ないですね。 ――そうですよね、大学行って勉強して資格も取ってバンドしてライブして……気合いですね……。 月野 やりたがりなので(笑)。 ――やりたがりと言えば、空手もやられてるんですよね。空手をやってると、学生時代にイジメに遭わなそうです。 月野 やっぱり中学生くらいの頃は、女の子のドロドロしたものに巻き込まれることもありましたけど、「私は空手やってるから何かあっても大丈夫!」っていう気持ちがあるので、心は強くなりました(笑)。小学校3年から中学2年までやっていて、黒帯の初段なので。 ――かっこいい! ベースはいつから始められたんですか? 月野 ベースは高校から今までです。 ――そして今はご自分のベースまで作られたという……。ところで、なぜベースだったんですか? 月野 低音が大好きなんです。部活で吹奏楽部に入っていたとき、3年間フルートだったんですけど、途中から低音の楽器の魅力に気付いてしまったんです。「バスの音色がズンズン響く!」って、すごくかっこよくって(笑)。だから、次にやるなら絶対低音の楽器がやりたいと思いました。それで、いろんな演奏を聴くうちに、ベースの音がすごく耳に残ることに気付いて、ベースをやる気まんまんに(笑)。バンドでもベースでしたし、今も自分の聖誕祭のときにはベースを演奏させてもらっています。普段のライブでもやりたいんですけど、動き回って危ないので(笑)。
――確かに、仮面女子のライブだとベースが折れそうです。仮面女子ってすごく体育会系ですよね。 月野 はい! ガッツリ運動部です(笑)。動いて走り回ってヘッドバンキングしてナンボですし、客席にダイブもします! ――客席にダイブって、握手やチェキより何段階も上のファンとのコミュニケーションですねぇ。ファンもさぞうれしいことでしょう。……そういえば、仮面女子って、アイドルグループには珍しく恋愛OKなんですよね。どうなんですか、その辺は? 月野 忙しくてそれどころじゃないです(真顔)。出会いは関係者の方とファンの方しかいないのに、「恋愛OK、ただしファンと関係者はNG」っていう決まりなんですよ。お休みもなくって、家を出てお仕事して帰る毎日の中で、メンバー共々「恋愛させる気ないだろ!?」って(笑)。これで恋愛できてるメンバーがいたら、かなりすごいと思います……。 ――それなら、いっそ恋愛NGにされても変わりないですね……。ちなみにどんな男性がタイプですか? 月野 たくさん食べる人が好きです。 ――『クッキングパパ』とかの影響? 月野 いや、違いますけど……。食事をしている時間がすごく好きなので、一緒に食べる時間を大切にしてくれる人がいいなぁ。食べ残したりしないで、好き嫌いなく、なんでも食べてくれる人が好き! ――全国のフードファイターに朗報ですね~。ではでは、もし一日休みだったら何がしたいですか? 月野 ええ~~~、難しいなぁ~~~、う~~~~~ん(困惑)。 ――休みがなさすぎるせいで考えられなくなってる! ブラック企業に勤めてる人みたい! 月野 美味しいもの食べに行きたいです、まったりのんびりと温泉とかも……おばあちゃんみたいですね(笑)。でも、お仕事もすごく楽しいので、まだまだ頑張りたいです! ――声優業も順調ですしね! 声優オーディションに選ばれなかった月野さんが、仮面女子を経て憧れの声優になるって、なんだか感動的です! テレビアニメ『TO BE HERO』のヒロイン、ミンちゃん役はオーディションだったんですか? 月野 いえ、運が良かったといいますか、偶然チャンスが舞い降りてきたといいますか、だからこれを必ず形にしなければって……とにかく頑張っています! ――ミンちゃんは、かなり口が悪い役ですよね。セリフは大変じゃないですか? 月野 そうなんですよ、しょっぱなの収録で「うんこ」って100回以上は言いました……。「うんこ」って言うの、実はむっちゃ難しいんですよ。「うんこ? うんこなの? パパがうんこしたトイレでシャワー浴びろってか?」ってセリフがあったんですけど、監督に「うんこの『ん』が聞こえないからもっとハッキリ言って」って言われて、「うんこ!」「うんこ!!」「うんこ!!!」って言ってるうちに「うんこってすごい言葉なんだな」と思えてきて……。 ――うんこのゲシュタルト崩壊! ミンちゃんは、普段の自分と似てるところはありますか? 月野 ミンちゃんも空手少女なので、そういったところは似てるかなぁ。あと、なんだかんだパパッ子なキャラクターなんですよ。私もお父さんが大好きなので、その気持ちも同じです! ――口の悪さが伝染して、日常生活に影響を及ぼしたりは? 月野 あはは、ないですよ! けど、アニメの情報公開前で、まだメンバーにも知らせてないとき、「クソッ! しつけぇんだよこの野郎!!」みたいなセリフをボソボソと壁に向かって練習していたので、メンバーとか、通りすがりのスタッフさんは心配してましたね……。 ――「もあちゃんの精神状態が限界だ」って思いますね! 月野 後から「あのときは恐かった」「裏の顔を見てしまった」って言われました。 ――あはは! 月野さんもパパッ子とのことですが、ご両親はお仕事を応援してくれてますか? 月野 芸能をやる前は「先生になった方がいいよ」って言われてたんですけど、今は「一生懸命頑張ってるから」って、すごく応援してくれてます。 ――先生になるはずだったかわいい娘が、いつの間にか仮面をつけて踊り狂ってるってどういう心境なんだろう! 月野 びっくりですよね(笑)! 今はお休みしてるんですけど、週末はLINEライブで3時間ライブを生配信してたんです。それも毎週観てくれてたみたいで、口数少ないお父さんなんですけど、たまに話すとけっこうなんでも知ってるんです。もう実家から出られないですね(笑)。
――ご実家は埼玉でしたっけ。都心に通うにはちょっと遠いですよね。 月野 家の周りは畑と工場なので、ギリギリ通えるけど、やっぱり遠いです。家にもあんまりいられないですし。 ――とはいえ、都心で一人暮らしするにもお金がかかりますよねぇ。そこでなんですが、仮面女子のお給金はどうなってるんでしょうか? 月給制? 歩合制? 月野 歩合制です。 ――お~!! じゃあ、メディア露出の増えた今はガッポガッポじゃないですか? 月野 実は、声優とかの外部のお仕事は、歩合には全く関係ないんですよ。歩合制なのはチケットバックなんです。ファンの方が来てくれたチケットが、コインに変わって投票されていくんです。そのコインがお給料になるんです。 ――ええーっ!! でも、声優業も頑張ってるんだから、そっちも歩合に組み込んで欲しいと思いませんか? 月野 でも、ファンの方の投票によってメンバー各々に振られる外部のお仕事が決まったりするので……。 ――なるほど~。投票コインで応援すればしただけお給料もメディア露出も増えそうで、ファンとしても応援しがいがありそうですね。 月野 そうですね、コインは直接ちゃんと届いてますから! あとは、チャットっていうのもあって、有料のチャットをお家から配信すると、そのポイントもバックで入ってくるので、私たちのお給料の構成は、チケットバックとチャットです! ――仮面女子って「最強の地下アイドル」って言われていて、もう全然地下じゃないだろうと思ってたんですけど、今の話で断然地下っぽくなってきました! 月野 地下アイドル頑張ってます(笑)。 ――そのチケットやポイントの売り上げは、成績表みたいに貼り出されたりするんですか? 月野 毎週ですよ……。投票コインはランキングとして1位からビリまで出るので……。 ――うわぁ、こわい!! 月野さんは良いランクをキープしてますけど、そうなると落ちるのが恐いですよね……。声優業や外部の仕事が増える分、ライブでファンと直接交流を持つ機会は減るじゃないですか。それでファンが「会えなくなるなら売れなくて良い」みたいな思考になって、ランキングが落ちたりするんじゃ? 月野 お仕事の都合でライブ出演が減ると「この日にしか会えない!」って、その日に集まってくれたり、支えられながらやらせてもらっています……。 ――良いファンがたくさんいるんですねぇ。そういえば、月野さん女優業も好調そうですね。先日は仮面女子映画の第7弾で宍戸留美さんともご一緒してましたが、どんな役だったんですか? 月野 『サマータイムエンジェル』っていう作品で、私は“カラテフラッシュ”っていうヒーローで、登場シーンは跳び蹴りから……(笑)。 ――かっこいい! 空手やってて良かったですねぇ! 月野 好奇心旺盛なので、いろんなことをやってて良かったです。 でも全部まだまだなので、もうちょっと飛び抜けられるように磨いていかなきゃ! ――果てしない努力家! それでは、最後に、仮面女子としての今後の目標はありますか? 月野 仮面女子としての目標は、『紅白歌合戦』に地下アイドルとして出ること! そして国民的地下アイドルになることです! 地下アイドルって、今すっごくたくさんいるので、私たちが地下アイドルの憧れになって「地下アイドルでもここまで行けるんだ」っていう模範になりたいんです。 ――ではでは、個人としての目標は? 月野 声優として売れたいです! もちろん、仮面女子もずっと続けて行きたいんですけど、“声優・月野もあ”として知ってもらえるように頑張っていきたいです。今放送中のアニメ『TO BE HERO』も観てもらいたいし、作品の中で成長していく月野もあも観てもらいです。ギャグ満載で、大人も子どもも笑える作品なので、ぜひぜひ! ――仮面女子としても声優としても、今後がさらに楽しみです! 本日はどうもありがとうございました! (取材・文=小明/撮影=宍戸留美) ●つきの・もあ 1994年、埼玉県生まれ。仮面女子、アーマーガールズ、Prismメンバー。声優としてテレビアニメ『TO BE HERO』(ミン役)出演中。女優として『満腹探偵クウコ』主演。 趣味・特技/ベース(EDWARDS月野もあオリジナルモデルベース制作)、空手(逆真空手初段)、フルート(吹奏楽)、日本語教師有資格者、コスプレ、グルメ 1月3日(火)仮面女子NEWシングル「仮面大陸(ペルソニア)」リリース 月野もあTwitter moa__tsukino ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中! フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 最新情報 東京幻想曲集 発売中!
増田賢一氏と25年分の宍戸留美を撮りためた「東京幻想写真集」発売中!! 公式HP: http://rumi-shishido.com/ ブログ: http://lineblog.me/sundaliru/ Twitter: @RumiShishido 12月18日、13時~ 宍戸留美、ヴィレッジヴァンガード名古屋パルコ店にてデビュー25周年記念作品の発売を記念したインストアイベント開催決定! http://ukproject.com/column/2016/12/12197/ 同日、17時半~ 名古屋、猫に窓ガラスにてワンマンライブ開催!! ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。『卑屈の国の格言録』(サイゾー)、『アイドル墜落日記 増量版』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/>シングル「君が笑う、それが僕のしあわせ」発売中<http://www.cyzo.com/akr/>。
本邦初! 「北朝鮮オリジナル袋めん」食ってみた!
「金正日の料理人」こと藤本健二氏が、近く平壌市内にラーメン店を出店する計画があるという。藤本氏は現在、開店準備に追われているというが、「開店すれば行列は必至」(在日朝鮮人のビジネスマン)というほど、北ではラーメンブームの予兆があるという。理由は、即席めんの普及だ。北の即席ラーメン、いったいどんな味がするのか? 某所で極秘入手し、試食してみた。 北朝鮮の名物料理といえば平壌冷麺が有名だが、寒い冬に人気なのが即席ラーメンだ。近年は中国製のみならず、日本製や韓国製のカップめん、袋めんが普及し、人民の腹を満たしている。特に人気なのが、韓国の「辛ラーメン」。南の同胞が開発したパンチのある味は、北の人々のハートをわしづかみ。とはいえ、そこは北朝鮮。「わが国が一番」と主張する当局は、このブームを放っておくはずがなかった。 消息筋によると、当局は「辛ラーメン」や日本製の即席めんの排除をもくろんだ。だが、貴重な栄養源、しかも簡単でウマい即席ラーメンの撲滅は極めて困難で「強引にやると、体制への求心力低下につながる恐れもあった」(同)という。 そこで、北は国内のメーカーで独自に生産をスタート。今年に入って、平壌周辺の食料品工場で生産されたカップめんや袋めんが並ぶようになったという。これが北朝鮮ヌードルだ
今回、極秘入手したのは、辛ラーメンによく似たパッケージの袋めん計3種類。パッケージの印刷と包装にズレがあるのが、北朝鮮っぽい。ベビースターラーメンのように複数が連なる製造ラインで生産される工程のため、裁断が上手にできないのだ。また、パッケージの接着がいい加減なため、約半数は袋が半開きの状態になっていた。中身を取り出すと、めんの3分の1は粉々だった。めんの3分の1が粉々に……
粉末スープの開封にはハサミが必要
パッケージには「トウモロコシの実、茎、皮が配合された乾めんは消化に良い」と説明書きがある。実際に調理にかかると、中に粉末スープと、かやくが、それぞれ入っていたが、小袋は切り口がうまく加工されていないため、キッチンばさみがないと開封できない。とても「即席」とは言い難く、やたらと手間がかかる。 パッケージにある調理法の通り、6~8分煮込んで出来上がり。めんはあまりほぐれず、見た目は実にマズそうだ。餅米を蒸らしたような独特の臭いもする。餅米を蒸らしたような臭いが充満
だが、実際に食べてみるとコシがあり、なかなかウマいではないか! 辛ラーメンと比較しても、遜色ない出来だ。 とはいえ、「カップ焼きそばは、まだ現地で開発されていない。『一平ちゃん』を地方都市の店でも見かける」(前出のビジネスマン)というだけに、まだまだ、国産即席めんの支持率は低いようだ。餅米を蒸らしたような臭いが充満





















