タバコが原因で、兄弟ゲンカが殺人未遂事件に発展……毎年恒例「春節事件簿」

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イメージ画像(photo by 梦回春秋 from Flicker.)
 韓国では1月27日から3日間、旧正月休みとなったが、例年この時期には、さまざまなトラブルが起きる。韓国警察によると、2012~16年の旧正月休みに発生した、窃盗・強盗・暴行・殺人の4大犯罪は、合計7万8,000件に上るという。著しく犯罪率がアップする期間で、今年も例外なく事件が相次いだ。  先陣を切ったのは、仁川(インチョン)地域の、男4人、女2人の美人局グループ。彼らは旅館やサウナを転々としながら生活していたのだが、案の定、金が尽きて犯行を思いつく。チャットアプリを通じて知り合った50代男性をホテルに呼び出し、暴行。現金14万ウォン(約1万4,000円)を強奪し、タクシーで逃走した。だが、6人の姿は監視カメラにとらえられており、すぐに逮捕となった。警察は現在、余罪についても捜査中だ。  その翌日には、忠清南道(チュンチョンナムド)で凄惨な事件が起きた。  両親と兄(44)が住む実家に弟(43)が帰省し、久しぶりの家族だんらんに盛り上がる一家だったが、兄がタバコを吸い始めたことで雰囲気は一変する。弟が突然、「父親の前でタバコを吸うのか!」と激高したのだ。泥酔していた兄弟は口論となり、ヒートアップした結果、弟は兄を包丁で刺してしまう。病院に運ばれた兄は一命を取り留めたが、弟は殺人未遂で逮捕。いくら酒に酔っていたとはいえ、タバコ1本で実の兄弟が殺し合いにまで発展するとは、なんとも恐ろしい。  このほかにも、「500万ウォン(約50万円)の金品を強奪した空き巣が、帰ってきた一家と鉢合わせ」「離婚が原因で、うつ病を患う女性が焼身自殺未遂」「夫婦ゲンカの末、夫が妻の車に放火」など、大小さまざまな事件が起こっている。  新年に浮かれる世間をよそに、今年もトラブル続きの1年となりそうだ。

トリップ必至!? 濃厚すぎるファンタジーワールド「松月洞童話村」

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夢であってほしい
 童話村のことを聞いた時は、正直「またか……」という思いしかなかった。  お年寄りしかいない寂れた町や、いわゆる貧民街を、「アート」と称する派手なばかりの壁画で埋め、観光客を呼び込もうとする手法は、韓国では実にありがちだ。  前回の碑石文化村(参照記事)のように、日本人の墓石の1つや2つあればいいのだが、壁画だけでは珍スポと言うには物足りず。むしろ美大生が描いたようなしょぼいイラストで、せっかくの趣が台無しになった古い町を数多く見てきたものだ。  だから仁川駅前の「松月洞(ソンウォルドン)童話村」も、似たり寄ったりだろうとタカをくくっていた。  しかし、その町が近づくにつれて、私の思いは間違っていたことを知る。
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ゲートの向こうは童話村。遠目に見ても、浮かれっぷりが異常
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城まで建てちゃう?
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一般住宅が並ぶ細道までハイテンション
 壁画だけにとどまらず、町の至るところに、ものすごい密度で立体物が投入されている! これはアートなんかじゃない。むき出しのファンタジーそのものだ。  そして特筆すべきなのは、店舗がある大通りばかりではなく、一般住宅しかない細い通りまでファンタジーに侵食されているということ。住民たちは、どんなテンションで毎日を過ごしているのだろう?
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一見ラブホテルのようだが、普通のアパート
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ライフラインは電気ガスではなく、魔法
 そして気になるのは、「童話村」と言いつつ、ディ●ニーっぽいキャラクターが多いということである。激似というわけではないので、あくまでインスパイアの範囲ということだろうか? あまりの物量に圧倒され、脳の判断を司る部分が衰弱している私がいる。  気を確かに持って、前に進む。童話村は、30分ほどでぐるりと一周できる。
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「花壇にゴミを捨てるな」との警告文が乱立するおじいちゃんの家、というのは日本でもよくある日常だが、その家もファンタジーに侵されており……
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トタン屋根をブロックで固定する家もファンタジー仕様に。お金をかける場所はそこなのか
 この松月洞、かつては外国人の居住地として栄えたが、近年は若者が減少し、建物も老朽化。町を活性化するため、2013年から童話をモチーフにした壁画を描き始めたことから、現在の童話村になったという。それにしても、この手加減のなさは一体どこから?
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建物の屋上から童話村を見下ろす。明らかに老朽化が進む一帯と、きらびやかな一帯とのギャップがすごい
 探訪の最後に、序盤に出会ったお城に行ってみた。こちらはカフェとなっていたのだが、明らかにメニューがおかしい。
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ドラッグコーヒー?
 英語で「DRUG COFFEE」、韓国語で「麻薬コーヒー」とある! そんなのが普通に売ってたら、そりゃ住民の皆さんもファンタジー過剰になるよ!   さっそく注文してみる。
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注射器がぶっ刺さっております
 ソフトクリームの乗ったアイスコーヒーに、なんと注射器がささっている。なんでも、この液体を少しずつかけて食べるとヤバいとか……。  味見すると、普通のチョコレートソースのようにも感じたが、童話村のハイテンションな空気にやられた私の脳に、サイケデリックなイメージがぶわーっとひろがっては消えていった。 (取材・文=清水2000) ●松月洞童話村 住所 仁川市中区自由公園西路45番キル、51番キル

春節を狙った国連の“中国人ディス”に波紋「欧米人のクリスマスはどうなんだ!?」

春節に合わせた国連の中国人ディスに波紋「欧米人のクリスマスはどうなんだ!?」の画像1
旧暦の大みそかの夜、国連が飢餓児童の写真を投稿した
 春節(旧正月)の前夜、つまり大みそかに当たる1月27日、中国では「年夜飯」といって、家族や親戚一同が集まり、夕食を共にする習慣がある。そんな団らんのひと時に水を差す出来事が起こった。  1月27日21時44分、国連が中国版Twitter「微博」の公式アカウントでこんな投稿をしたのだ。 「年夜飯は食べ終わりましたか? さぞかし豪勢だったことでしょう。でも、ご存じですか? 世界では、8億近くの人が毎日飢餓の苦しみに耐え忍び、貧困の中で生活しています」  この投稿には、肋骨が浮き出るほどにやせ細ったアフリカの飢餓児童の写真までつけられていた。これには、多くの中国人が憤慨。「年夜飯を食べなければ、彼らが飢えなくなるというのか?」「なぜクリスマスではなく、中国の大みそかに投稿したんだ?」「中国だって、最近ようやく食えるようになったばかり」「“世界警察”である米国が面倒を見るべきだ」などと、さまざまな怒りのコメントが見受けられたが、それから約3時間後、年明け早々にまた新たな投稿がされた。
春節に合わせた国連の中国人ディスに波紋「欧米人のクリスマスはどうなんだ!?」の画像2
その3時間後には、戦争の写真を投稿し、中国の正月気分に水を差した
「新春の祝賀花火が上がる時、あなた方に別の世界を紹介します」  この一文とともに投稿された写真には、左側が花火で右側には、砲弾か何かが炸裂している様子が写されていた。これに対し、ネット上には「誰かFacebookで米国人に見せてやってくれない?」「欧米が戦争を引き起こしているのに、中国人にこれを見せて意味があるの?」「こういうのを中国では、教養がないというんだ」などのコメントが書き込まれた。 「環球網」(1月29日付)によると、前者の投稿には2万4,000、後者には4万7,000ものコメントがついた。  いずれの投稿も29日のうちに削除されたようだが、保守系メディアが批判を続けており、中国の国連に対する遺恨となりそうだ。 (文=中山介石)

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旧暦の大みそかの夜、国連が飢餓児童の写真を投稿した
 春節(旧正月)の前夜、つまり大みそかに当たる1月27日、中国では「年夜飯」といって、家族や親戚一同が集まり、夕食を共にする習慣がある。そんな団らんのひと時に水を差す出来事が起こった。  1月27日21時44分、国連が中国版Twitter「微博」の公式アカウントでこんな投稿をしたのだ。 「年夜飯は食べ終わりましたか? さぞかし豪勢だったことでしょう。でも、ご存じですか? 世界では、8億近くの人が毎日飢餓の苦しみに耐え忍び、貧困の中で生活しています」  この投稿には、肋骨が浮き出るほどにやせ細ったアフリカの飢餓児童の写真までつけられていた。これには、多くの中国人が憤慨。「年夜飯を食べなければ、彼らが飢えなくなるというのか?」「なぜクリスマスではなく、中国の大みそかに投稿したんだ?」「中国だって、最近ようやく食えるようになったばかり」「“世界警察”である米国が面倒を見るべきだ」などと、さまざまな怒りのコメントが見受けられたが、それから約3時間後、年明け早々にまた新たな投稿がされた。
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その3時間後には、戦争の写真を投稿し、中国の正月気分に水を差した
「新春の祝賀花火が上がる時、あなた方に別の世界を紹介します」  この一文とともに投稿された写真には、左側が花火で右側には、砲弾か何かが炸裂している様子が写されていた。これに対し、ネット上には「誰かFacebookで米国人に見せてやってくれない?」「欧米が戦争を引き起こしているのに、中国人にこれを見せて意味があるの?」「こういうのを中国では、教養がないというんだ」などのコメントが書き込まれた。 「環球網」(1月29日付)によると、前者の投稿には2万4,000、後者には4万7,000ものコメントがついた。  いずれの投稿も29日のうちに削除されたようだが、保守系メディアが批判を続けており、中国の国連に対する遺恨となりそうだ。 (文=中山介石)

開院前からの計画的犯行か? 障害者や認知症患者を奴隷扱いする「ブラック病院」にメス

開院前からの計画的犯行か? 障害者や認知症患者を奴隷扱いする「ブラック病院」にメスの画像1
入院患者の様子
 韓国・仁川(インチョン)にある精神科病院でとんでもない不祥事が発覚し、物議を醸している。なんと、病院の諸経費を節約するため、認知症や精神障害を持った患者に、病院の雑務を強要していたというのだ。  逮捕されたのは、同病院の院長(45)と事務長(55)。この病院は、2015年11月に市から開院許可を得たが、院長らは開院にあたっての必須条件である産業廃棄物処理委託契約書やクリーニング業務委託契約書を偽造して保健所に提出。判断能力に問題がある長期療養患者に、ほかの入院患者の服の洗濯やおむつ交換などをさせていた。  当然、韓国の精神保健法では、治療やリハビリ目的以外の、患者の労働は禁止されている。しかし、院長らはそうした規約を完全に無視。患者たちに手錠をかけたり、暴力で支配下に置き、奴隷のように使っていたのだ。    腐敗していたのはトップだけではなかった。この病院に勤める療養保護士(日本でいうヘルパー)(49)も、実に悪質だ。彼は言うことを聞かない患者を殴りつけるだけでなく、女性患者にキスを強要するなど、やりたい放題だったという。    この病院の悪事が発覚したのは、退院した患者から「療養保護士が患者を手錠で拘束して暴行を加えたり、食事を与えられていない患者がいる」と警察に通報があったことがきっかけだった。全患者への聞き取り調査の結果、1月23日に前出の3人を精神保健法違反の容疑で逮捕。療養保護士には、さらに強制わいせつ容疑も加えられた。    あまりにも非道な病院に、韓国ネット民も「なぜ、こんなクズどもの名前や病院名を公表しないんだ?」「こいつらのせいで、保護士のイメージが悪くなる」「むしろ主犯3人を精神科病院へ放り込め!!」などと怒りを爆発させている。  くしくも、事件が明るみになる3日前の20日、障害者の意思を無視して労働を強要した場合、7年以下の懲役または7,000万ウォン(約700万円)の罰金を科すという内容が導入された「障害者福祉法改正案」が国会本会議を通過している。それも踏まえて、院長たちにどれほど重い刑罰が下されるのかに注目したい。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・健康な人が“強制入院”させられる!? 韓国で精神病院の患者数が増加するワケ (http://s-korea.jp/archives/4188?zo) ・患者を170日間も不法監禁した国立精神病院の院長…その違法性はどこに? (http://s-korea.jp/archives/6125?zo

開院前からの計画的犯行か? 障害者や認知症患者を奴隷扱いする「ブラック病院」にメス

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入院患者の様子
 韓国・仁川(インチョン)にある精神科病院でとんでもない不祥事が発覚し、物議を醸している。なんと、病院の諸経費を節約するため、認知症や精神障害を持った患者に、病院の雑務を強要していたというのだ。  逮捕されたのは、同病院の院長(45)と事務長(55)。この病院は、2015年11月に市から開院許可を得たが、院長らは開院にあたっての必須条件である産業廃棄物処理委託契約書やクリーニング業務委託契約書を偽造して保健所に提出。判断能力に問題がある長期療養患者に、ほかの入院患者の服の洗濯やおむつ交換などをさせていた。  当然、韓国の精神保健法では、治療やリハビリ目的以外の、患者の労働は禁止されている。しかし、院長らはそうした規約を完全に無視。患者たちに手錠をかけたり、暴力で支配下に置き、奴隷のように使っていたのだ。    腐敗していたのはトップだけではなかった。この病院に勤める療養保護士(日本でいうヘルパー)(49)も、実に悪質だ。彼は言うことを聞かない患者を殴りつけるだけでなく、女性患者にキスを強要するなど、やりたい放題だったという。    この病院の悪事が発覚したのは、退院した患者から「療養保護士が患者を手錠で拘束して暴行を加えたり、食事を与えられていない患者がいる」と警察に通報があったことがきっかけだった。全患者への聞き取り調査の結果、1月23日に前出の3人を精神保健法違反の容疑で逮捕。療養保護士には、さらに強制わいせつ容疑も加えられた。    あまりにも非道な病院に、韓国ネット民も「なぜ、こんなクズどもの名前や病院名を公表しないんだ?」「こいつらのせいで、保護士のイメージが悪くなる」「むしろ主犯3人を精神科病院へ放り込め!!」などと怒りを爆発させている。  くしくも、事件が明るみになる3日前の20日、障害者の意思を無視して労働を強要した場合、7年以下の懲役または7,000万ウォン(約700万円)の罰金を科すという内容が導入された「障害者福祉法改正案」が国会本会議を通過している。それも踏まえて、院長たちにどれほど重い刑罰が下されるのかに注目したい。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・健康な人が“強制入院”させられる!? 韓国で精神病院の患者数が増加するワケ (http://s-korea.jp/archives/4188?zo) ・患者を170日間も不法監禁した国立精神病院の院長…その違法性はどこに? (http://s-korea.jp/archives/6125?zo

うらやましすぎ!! 不動産バブルに沸く中国農村で、村民全員に約400万円の“特大お年玉”

「農村=貧しい」だけじゃない!? 空前の不動産バブルで、村民全員に500万円のお年玉の画像1
1月23日、泥湾村の村民には、10万元が振り込まれたことを知らせるショートメッセージが届いた
 春節(旧正月)中は、中国でも「紅包(ホンバオ)」というお年玉を渡す習慣がある。ただし日本とは違い、受け取るのは必ずしも子どもだけではない。 「毎日経済新聞」(1月26日付)などによると、広東省珠海市にある泥湾村では、村民全員にお年玉が支給されたという。  驚くべきはその額だ。総額5億元(約82億5,000万円)を2,000人の村民で分け合うことになったのだ。1人当たり25万元(約412万円)の計算になる。  1月23日に10万元(約165万円)がすでに振り込まれており、春節後に残りの15万元(約247万円)が振り込まれるという。  この巨額お年玉の原資は、大部分が、共同所有していた土地の売却益だという。中国の土地は、国家による所有と共同所有に分けられるが、都市部の土地は国有であり、不動産の売買は、厳密にいうと借地権の売買である。一方、農村部では共同所有が認められているが、転売することはできないのが原則だ。  ところが、不動産大手、中原地産のエコノミストによると、「共同所有する土地を国有化する代わりに国から借地権を譲り受け、その借地権を売却する」という方法で、現金化が可能だという。
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共同所有地の譲渡で開発ラッシュに沸く王府基村
 この“錬金術”は全国的に行われている。「都市快報」(1月21日付)によると、浙江省温嶺市の王府基村では、全村民1,200人が30万元(約495万円)のお年玉を受け取った。中には270万元(約4,450万円)もの大金を手にした9人家族の世帯もあったという。  王府基村は昨年、共同所有地の一画を入札にかけたところ、10社が応札し、最終的には温州市の企業が5億5,800万元(約92億700万円)で落札した。それが高額お年玉につながったというわけだ。2016年の不動産市場が好調だったことも、巨額お年玉を可能にした一因といえよう。  中国では、経済発展とともに貧富の差の拡大が問題となっているが、これらの事例を見る限り、「農村=貧しい」という方程式が、必ずしも当てはまるというわけではなさそうだ。 (文=大橋史彦)

“各界の北朝鮮”が生んだ遅咲きの新横綱・稀勢の里「風俗店には兄弟子たちと……」

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「週刊現代」(2/11号、講談社) 
今週の注目記事・順不同1 「こいつ、本物のバカかもしれない トランプ日本口撃が怖すぎる」(「週刊現代」2/11号) 「反トランプの正体、親トランプの素顔」(「週刊新潮」2/2号) 「トランプに会談を蹴られた安倍首相の“逃げ恥”」(「週刊ポスト」2/10号) 同・2 「前川喜平事務次官に退職金5610万円」(「週刊現代」2/11号) 同・3 「これから始まる一流企業『大合併』実名ですべて書く」(「週刊現代」2/11号) 同・4 「ついに国内で特許承認! 高血圧ワクチン」(「週刊ポスト」2/10号) 同・5 「糸魚川火災『火災保険をもらえた人』『もらえなかった人』」(「週刊現代」2/11号) 同・6 「綱より難しい『稀勢の里』嫁取り物語」(「週刊新潮」2/2号) 同・7 「75歳オーバータクシー運転手、何人いるんですか?」(「週刊ポスト」2/10号) 同・8 「江角マキコ“自爆不倫報道”の哀しみ」(「週刊文春」2/2号) 同・9 「小池知事ブレーンが分裂 豊洲移転派VS.築地残留派」(「週刊朝日」2/3号) 同・10 「韓国『絶望半島』ルポ」(「週刊文春」2/2号) 「それでも韓国と仲良くしないとダメなのか?」(「週刊新潮」2/2号) 同・11 「視聴率が急降下した『報道ステーション』の無害な優等生」(「週刊新潮」2/2号) 同・12 「『8・6秒バズーカー』はまやねん『デキ婚&ラブホ不倫』」(「フライデー」2/10号) 同・13 「あなたの英語はここが惜しい!」(「AERA」2/6号) 同・14 「さらば松方弘樹さん! 懐かしい『酒と女とカネ』の話バラしちゃうよ」(「週刊ポスト」2/10号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週はトランプ大統領の繰り出すとんでもない大統領令に世界中が仰天しているせいか、週刊誌は挙って低調である。  そこで今週は順位なし。最初は1月21日に亡くなった俳優・松方弘樹について。最期を看取ったのは元祇園のホステスで30歳年下の山本万里子だった。彼女は入籍せずに松方に付き添って生きてきた。新潮によれば、愛の巣だったマンションも引き払われ、金銭的余裕もなかったのではないかという。  ポストでビートたけしが松方の思い出を語っている。『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)に、レギュラーで10年間出ていた。月曜日に収録が終わると、その足で川崎堀之内のソープランドへみんなで行った。そこの支払いも、その後のクラブも、全部松方が払ったという。京都の超一流のステーキ屋へ5人で食いに行って、ロマネコンティなど10本近く空け、その勘定2,000万円をカードではなく「現金」で払ったそうだ。  たけしならずとも、そんなカネどうやって持っていたのかね?  たけしは、松方は女遊びするから「パイプカットしていた」と証言している。勝新太郎や萬屋錦之介も、晩年はカネに苦労したと聞く。松方も亡くなるときは、マンションも手放さなければならないほどだったようだ。おもしろうてやがてかなしき鵜舟かな、である。  次はAERAの記事。最近Google翻訳がよくなったという声をよく聞く。私もときどき使っているが、たしかに「ニューヨーク・タイムズ」などの記事を翻訳しても、それなりに内容がわかるぐらいの翻訳力はある。  AERAは、日本語を英語に翻訳するときのコツを紹介している。それには日本語を英語っぽくしてから翻訳することだという。  たとえば「急峻な谷が多く、林道が整備されていないわが国の森林は、木材の運搬が大きな問題になる」というのを、「わが国の森林は、多くの急峻な谷を持つ。林道は整備されていない。それらの事実が伐採とその運搬に困難を与えている」とすればいい。「彼は明日の会合に出席しないと言っていた」を「彼は明日の会合には出席しないだろうと彼は言っていた」とすればいい。  つまり英語の基本文型SVOCにすると、より英語っぽくしてくれるというのである。中学英語で習った簡単なことだが、確かにこうすれば日本語の英文翻訳もかなりこなしてくれる。そのうち英語を含めた外国語を学ぶ必要はなくなるかもしれない。そんな期待を持たせてくれるディープラーニングの進歩である。  お次はフライデー。読者は「8.6秒バズーカ」はまやねん(26)というお笑いコンビの片割れを知っているだろうか。  彼が女の子たちとラブホへしけ込む姿を撮っているが、本筋はそこではなく、はまやねんが子どももいる既婚者だという点にある。鳥取県出身で出来ちゃった婚。子どもと彼女は鳥取にいるそうだ。これだけバッチリ撮られると、弁明に苦労するだろうな。自業自得ではあるが。  おまけのフライデー。覚せい剤疑惑がつきまとうASKAだが、1月23日、その姿が麻布十番の高級ふぐ屋にあったという。そこへ、木梨憲武、騎手の武豊、競泳の萩野公介、後からイチロー、水谷豊も合流したという。ASKAは競輪選手の中野浩一夫妻との会食だったので、別々らしいが、なかなか豪華な顔ぶれではある。そういえばこのところ安いふぐしか食べてない。たまには麻布十番の「ふぐ武」へでも行きたいな。あそこはふぐ屋なのにキムチがあったと思うが、今はどうなのかな。  さて、テレ朝の『報道ステーション』は、古舘から局アナの富川悠太アナに変わったが、視聴率は順調だと思っていた。だが、新潮によると数字が急降下し、1月は4日が過去最低クラスの6.7%、第2週の平均も9.38%と1ケタ台に落ち込んでいるという。  優等生的で真面目な富川は、私は好感を持って見ている。古舘のようにわざとらしさがなく、盛り上げ方に難はあるが、もともとニュースは正確に伝わればいいのだ。  問題があるとするならば、横にいるコメンテーターの元共同通信の後藤健次ではないか。彼は政治畑が長い分、安倍首相などにパイプがあるのだろうが、そのため安倍政権に対して歯切れが悪い。  これは他の局の番組に出ている時事通信の田崎史郎にもいえることである。この人選を変えたら、ずいぶん違うと思う。  ところで慰安婦像をめぐって日韓のいがみ合いは日増しに激しさを増している。新潮のいうように、元慰安婦へ支援金10億円を支払うことで日韓は合意した。それに対して韓国側は日本大使館前の慰安婦像撤去に努力するとしていたが、朴槿恵大統領がスキャンダルで事実上失脚すると、この合意がなかったかのように韓国国内で慰安婦像設置運動があちこちで起きている。釜山の総領事館前に慰安婦像を設置したことに怒った安倍首相は、日本大使を一時帰国させた。だが新潮によると、今年12月に竹島に慰安婦像を設置する動きまで出てきているというのである。  ここまでする国と日本は「仲良くしないといけないのか」と新潮は疑問を呈している。文春がルポしているように、朴大統領と親しかった崔順実の傍若無人な金満ぶりは、財閥・サムソン電子副会長の逮捕状が請求されるまでに広がり、燃え上がった国民の怒りのはけ口が日本へ向かったことは確かであろう。日本では、ネット住民が「韓国と断交せよ」と大声を上げている。だが、今春といわれる大統領選で反日派が勝てば、中国との連携をさらに強め、北朝鮮は日本への挑発をこれまで以上にやってくるかもしれない。  トランプ政権はオバマ以上に日本の後ろ盾になるとは考えにくい。そうなればいうまでもなかろう。安倍がやらなければいけないことは、日中、日韓の関係を良好にして、それを背景にトランプ政権と本音で語り合うことであるはずだ。  韓国は私から見ても「こまったちゃん」ではあるが、ここは大人として韓国を導いてやるぐらいの気構えでいてほしいと、私は思う。  閑話休題。日本映画界が久しぶりに活況である。特にアニメ映画『君の名は。』が興収200億円を超えた。私は未見だが、やはりアニメでキネマ旬報で第1位になった『この世界の片隅に』を遅ればせながら見た。  広島の呉が舞台なので、戦争と原爆の泣かせ映画かと思っていたが、そうではなかった。戦前、戦中を生き抜いたひとりの女性の生活を淡々と描いたものだった。  アニメということもあるのだろう。焼夷弾で町が燃え上がるシーンも、死体が埋め尽くす光景も、何かおとぎの国の話のように思えたが、見終わると、何か心の中に戦争という悲劇がもたらした重いものがオリのように沈んでいた。  封切り日にスコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』を見た。遠藤周作の原作に感動した彼が、長年温めてきた企画だという。ポルトガル人の宣教師2人が、師と仰ぎ日本に渡って布教活動をしていた宣教師が「棄教」したという知らせを受け、長崎へ向かう。隠れキリシタンの村人が彼らを匿うが、次々に役人に捕まり、激しい拷問を受け、棄教を迫られる。  全編暗い色調。自分たちを守るために苦しむ信者たちを見て、宣教師のひとりは、「なぜ神は我々にこんなにも苦しい試練を与えながら、沈黙したままなのか」と問う。  私のような信仰心の薄い人間には「神の沈黙」という主題がピンとはこないが、これだけの重いテーマを描ききったスコセッシはさすがだと思う。  映画といえば、オリバー・ストーン監督が来日し『スノーデン』について語った。新潮は、オリバー監督は9度にわたってスノーデンにインタビューしたという。 「とりわけ日本にとって衝撃的なのは、横田基地での勤務を回想するシーン」(新潮)。アメリカによって送電網やダム、病院などのインフラに不正プログラムが仕込まれていて、もし日本が同盟国でなくなったときは、不正プログラムが起動し、日本全体のインフラは壊滅すると証言していることだ。  スノーデンは日本やドイツなどの同盟国の首脳らの通信がNSAの監視対象だったことを明るみに出した。いまだにアメリカはそうした情報収集活動を止めていない。集められたマル秘情報がトランプ大統領に上げられると考えると、背筋がゾッとする。  さて、小池都知事が来る都議選で豊洲移転問題を掲げ、都民に築地残留か否かを問うことを考えていると週刊朝日が報じている。地下水のモリタリング調査で大量のベンゼンが検出されたことで、なぜこのような土地に移転しようとしたのか、石原慎太郎元都知事を証人喚問すると小池都知事がいい始めた。  それは当然やるべきだが、豊洲移転問題でグズグズしているのは朝日によると、小池のブレーンの中でも意見が割れているからだという。上山信一特別顧問ら多くは「できてしまったから当然豊洲移転でしょう」と考えているそうだが、都の市場問題プロジェクトチームの座長・小島敏郎顧問は築地残留派。  また小池本人は、08年に出した共著『東京WOMEN大作戦』(小学館)の中で、「築地市場の建物だけを建て直すのが一番妥当」だといっているそうで、残留派ではないかと朝日は見ている。だが、そうとう前の本だから、そうとはいい切れないと思う。  困った小池は、都民に丸投げしようというのだが、都民のひとりとして「ふざけるな」といいたい。  石原元都知事や内田茂都議連中の豊洲移転に絡んだ利権構造は明らかにすべきだが、移転問題は速やかに知事が決断するのが筋だろう。都議選の投票日は7月2日である。そんな優柔不断な都知事では、これまでの連中と変わるところがない。  女優の江角マキコ(50)が突然「引退する」と表明した。どうやら夫とは別居状態で、A氏という投資詐欺集団の一味で、昨年8月に逮捕されたことのある人間と「不倫」しているといわれている。この詐欺には江角も被害に遭っているのだ。江角はA氏とは被害を受けた交渉のために会っていると弁明しているが、フライデーは2人が深夜に並んで歩いているところを激写している。  江角の夫も、女性自身の取材に対して「ずっと前から嘘をついて外泊したり、妻の行動はおかしかった」と語っている。江角が主演したドラマ『ショムニ』(フジテレビ系)の決めゼリフ、「自分でしたことの始末は自分でつけろ」といえるかな?  ポストの素朴な疑問特集。今週は75歳を超えるドライバーの死亡事故率は2倍になるという警察庁の発表を受けて、ではタクシードライバーにはどれぐらいの75歳オーバー運転手がいるのかと調べてみた。  大手のタクシー会社に聞いたが、どこもハッキリした答えはなかったようだ。そこでポストが独自に調べると、東京地区では75歳~79歳の運転手は2,522人。80歳以上も442人いる。大阪地区は75歳以上が1,416人で、個人タクシー運転手の1割以上が75歳オーバーだそうだ。  08年からの道交法改正で「もみじマーク」の掲示は努力義務になったから、タクシーに貼ってあるのを見ないが、もし貼っていれば相当な数のタクシーが「もみじマーク」になる。1月30日から東京のタクシーの初乗りが「約1km380円~410円」になった。高齢者が気軽に乗れるタクシーという考えはいいが、運転するのも乗客も高齢者ばかりということになりかねない。  それはそれでいいが、私も含めて高齢者は短気である。目も耳も不自由になっているのに、ちょっとしたことでカーッとして、無茶な運転をしないように心がけてもらいたいものだ。  さて、実に19年ぶりの日本人横綱の誕生は、相撲協会にとっても悲願であった。「きせのん」こと稀勢の里(30)が大きな話題である。  2002年に中学卒業とともに鳴戸部屋(現田子ノ浦部屋)へ入門。入る決め手は「角界一多い稽古量」だったという。文春で相撲関係者がこう語っている。 「一日に百番取るのが当たり前。馴れ合いを生まないよう出稽古も禁止で、“各界の北朝鮮”とも言われていた」  好きな言葉は「我慢と辛抱」。初土俵から頭角を現し、史上2番目の早さで新入幕を果たし、19歳11カ月で三役に昇進する。新潮で相撲ジャーナリストが、21歳2カ月で横綱になった北の湖が「自分と同じか、それより上のレベルだ」といっていたというぐらい、将来を嘱望されていた。  だが、大関になり5回の綱取りに挑むが、肝心なところで「勝負弱さ」を露呈し、ことごとく失敗してしまう。そんな苦闘の末、新入幕から73場所、昭和以降最も遅い横綱昇進となった。白鵬に明らかに衰えが見えた今、稀勢の里に集まる期待は大きい。茨城県牛久市出身。好きな音楽は「浪曲」。風俗店には兄弟子たちと出かけていたようだが、独身である。  この日本は、鴨長明の『方丈記』を持ち出すまでもなく、天変地異の多い国である。  長明はしたがって、家などにカネをかけ飾り立てるのはムダだといっているが、現代では火災保険や地震保険があるから安心だと、思い違いしている人も多いに違いない。  現代は糸魚川で起きた大火災で被災した人たちの声を聞きながら、火災保険について考えようという特集を組んでいる。全焼か半焼かでも大きく違うが、古い火災保険では、年数が経てば出る保険金も安くなってしまう。  だが、火災保険の「再調達価額契約」というのがあり、古い家でも「今、その建物と同じものを建てたらいくらかかるか」という考え方で保険金の支払い上限が決まる。  この保険が現在の主流だそうで、各社が競って商品を出している。 「これらの場合、例えば東京都内に立つ築20年、新築時の建物価格が3000万円の一軒家であれば、家財補償も付けて年額4万~5万円(5年契約)が標準的な保険料となる」(現代)  これに地震保険をつけておけば、万全とはいかないまでも、もしものときは、かなり助かるはずだ。今すぐ入っておくにこしたことはないだろうが、先立つものがな……。  先週、ポストは、これから老化はワクチンで防ぐ時代になるという特集をやった。ワクチンだから、治すというより「予防する」というところに重点をおくという。  今週のポストでも、画期的なワクチンが開発されていると報じている。なぜ日本でワクチンが普及しないかというと、予防ではおカネが取れないから、医療ムラはワクチン普及に積極的ではないのだとポストは批判した上で、高血圧ワクチンが国内で特許の承認を取ったと報じている。  何しろ一回の投与で数年間効果が持続するというのだからすごい。  特許が承認されたのはバイオベンチャー・アンジェスMG。そこと共同研究している大阪大学の森下竜一教授はこう語る。 「高血圧ワクチンを投与すると『アンジオテンシンII』(血圧を上げる物質=筆者注)の作用を抑える抗体が体内で生成される。DNAそのものを投与することで、長く抗体が維持され血圧の上昇も長期間避けられるのです」  夢のようなワクチンだが、実用化にはあと4~5年はかかるそうだ。  認知症も日本人に多いアルツハイマー型は、アミロイドβの蓄積を防げば「予防」できるという考え方で、新薬が開発されつつあるという。自分勝手で申し訳ないが、早く実用化されてほしいと思う。私の認知症がこれ以上悪くならないうちに。  さて、現代が実名で「メガ合併」が起きる企業はどこかという特集を組んでいる。  きっかけは、みずほフィナンシャルグループと三井住友トラスト・ホールディングスが、傘下の資産管理銀行を統合すると報じられたことによる。  日本の三大銀行でさえ、独立して生き残ることは難しいと考え始めているというのだ。  だが、こうしたことや東芝の凋落、ソニーやパナソニックの現状を見ると、これからは生き残ろうとすれば合併していくしかないことは、火を見るより明らかである。コカ・コーラグループとキリンビバレッジ。三越伊勢丹と高島屋。フジ・メディアHDがWOWOWに触手を伸ばしている。  電通と博報堂。JALとANA。パナソニックと日立。三井物産と住友商事。ゆくゆくは斜陽産業になっていく自動車も、ソフトバンク、ホンダ、トヨタ連合ができる可能性あり。  どんな合併が起こっても不思議はない。私は講談社と小学館の合併もありだと思っている。もはや、日本の企業の大半が斜陽に入ったといってもいい。合併か外国企業への身売りか、生き残るにはそれしかないはずだ。  ところで、本来なら天下りをチェックする役所である文部科学省で、09年頃から人事課OBを通じた組織ぐるみの再就職斡旋が行われてきたことが発覚した。  中でも悪質なのは、早稲田大学へ天下った吉田大輔前高等教育局長のケースである。文科省の人事課が早稲田に対して吉田の天下りを働きかけたにもかかわらず、内閣府の再就職等監視委員会の調査に備え、吉田や早稲田に対して虚偽の仮想問答集まで準備していた。  そこには吉田が自発的に面接を受け、採用されたとあった。嘘っぱちである。吉田は文科省を退職したときに5,260万円の退職金を受け取り、早稲田でも年収1,400万円もらっていたという。  私もやっていた非常勤講師などは、1回でもらう講師料は雀の涙ほどもない。第一、吉田が何を教えられるというのか。最低の教育とはどういうことかを、身をもって学生たちに教えていたのだろうか。だいたい、官僚上がりの教授は、私の経験では態度が横柄なのが多い。高級官僚出身というだけで、訳も分からず敬ってしまう学生が多いからだ。  しかも現代によれば、こうしたことをやってきた元締めの事務次官、前川喜平が引責辞任したにもかかわらず、退職金の5,610万円を受け取るつもりだというのだ。  麻生太郎財務相は、蓮舫民進党代表に対して、「天下りという言葉は安易に使われない方が良いと思います。いかにも上から目線に感じます」と答弁したとasahi.comが報じている。  天上がりでもいいが、官僚の中にも優秀なのはいくらかはいるだろうから、そうした人間を民間で活用する仕組みをこそ、本気で考えるべきである。  ところでMXテレビが1月2日に放送した『ニュース女子』が、軍事ジャーナリストを名乗る人間などを登場させ、沖縄の高江ヘリパッド建設問題に反対する人たちを「カメラを向けると襲撃に来る」「テロリストみたい」などといったことが大きな問題になっている。  さらに「反対派の中には韓国人はいるわ、中国人はいるわ」などという人種差別につながる発言もあった。あきれた番組だと、メディアの批判が相次いでいるが、おかしなことに、ほとんどのメディアが、この番組のMCをつとめている東京新聞・論説副主幹の長谷川幸洋氏の名前を出さない。  東京新聞といえば、朝日新聞と並んで安倍首相批判を含めて、政権批判を真っ向からしている新聞だが、自社の幹部の問題を名前を出して批判しないというのは、おかしいというより、あってはならないことだ。  たしかにMXは東京新聞の親会社・中日新聞が2番目の株主であるが、そうしたことが関係しているのだろうか。  長谷川氏は、安倍首相に近いことでよく知られる。東京新聞の中では異色の人物ではある。だが、公共の電波を使いながら、こうした偏向番組を流したことを批判しないというのでは、メディアとしての存在自体が問われるはずだ。  東京新聞、お前もか。そう思われないよう、きっちりケジメをつけないと、読者が離れていく。  トランプ大統領の暴走が止まらない。メキシコ国境にトランプの長城を築き、何兆円もの費用をメキシコ側に払わせるといって、メキシコ国民を激怒させた。  トランプ政権のスティーブン・バノン大統領上級顧問兼首席戦略官が26日のニューヨーク・タイムズ紙の電話インタビューで、「メディアは恥ずかしい思いをし、屈辱を与えられるべきだ。黙ってしばらく聞いていろ」と威嚇したと朝日新聞が報じている。  まさに「バカは隣の火事より怖い」である。こんな連中と話し合いをしなければいけない安倍首相が可哀相に見えるぐらいだ。急いで首脳会談などやらないほうがいい。  文春は、元国連大使でトランプ政権の高官候補といわれるジョン・ボルト氏が米ウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿して「在沖縄米軍の少なくとも一部を(台湾に)再配備してもいいかもしれない」といい、物議を醸しているという。  そんなことをすれば中国が黙っていないことはもちろんのこと、対中関係を悪化させたくない台湾にとっても迷惑だし、日本も中国の脅威にこれまで以上に怯えなくてはいけなくなる。  トランプ外交は、世界からそっぽを向かれ始めている。証拠に「シリア内戦をめぐるアサド政権と反体制派の和平協議で、昨年末に発効した停戦合意を完全に履行させるため、仲介役のロシア、トルコ、イランによる停戦監視の仕組みを設けるとした共同声明を発表した」(朝日新聞1月25日付)。アメリカ抜きで動き始めているのである。  現代は「こいつ、本物のバカかもしれない」として、80年代にトランプのゴーストライターを18カ月やっていたトニー・シュウォーツ氏を登場させ、こういわせている。 「どのような話題をふってみても、インタビューが5分と続くことはありませんでした。彼は一つのテーマに集中することができない性格で、過去のことを聞いても『終わったことを話してもしょうがない』と怒り出す始末。まるで教室でじっとしていられない幼稚園児のようでした。トランプ氏のような人物が、核ミサイルのボタンを押す決定権を握っているということは、恐怖以外のなにものでもありません」  彼はまた、知的水準の低さは驚くべきもので、情報源はテレビ、彼が本を読んでいるところも、自宅やオフィスに本を見たこともないという。  また、トランプ大統領は周りにウォールストリート関係者を多数置いているから、政権下でインサイダー取引や相場操縦が行われる可能性を危惧する声まである。  日本を含めた世界中のトランプ大統領への見通しが甘かったことは、わずか1週間ほどしか経っていないのに証明された。  中でも安倍首相は、大甘の最たるものだろう。  まあ、この人に相手の人柄や能力を見分ける力が備わっていると考えるほうが無理があろうが。ポストは、安倍首相はトランプが就任してすぐに首脳会談をやり、首脳同士でも蜜月なところを世界に知らしめたいとトランプ大統領側に申し込んでいたが、逃げられてしまって恥をかいたと報じている。  電話会談でも各国首脳の後塵を拝した。  だが、なんとしてもトランプにお目もじしたいと懇願して、会えることにはなったが、向こう側がこういう条件を出したというのだ。  麻生副総理の同席だ。なぜなら、トランプは大の王室好きで、英国のメイ首相が最初の会談相手になったのも、英国側が今夏、トランプを国賓として招待し、エリザベス女王との会見をセットすると打診したからだと、自民党の外交族議員が明かしている。  したがって、日本の皇族と縁戚である麻生氏に同行してもらうという条件で、首脳会談を持ちかけたら、乗ってきたというのである。  どこまで信じられる話かわからないが、このような相手と急いで会うことはなかろうと思うのだが。首相がそんな具合だから、日本の企業も早々とトランプに跪くところが次々に出てくる。 「トランプ米大統領が、中東・アフリカの7カ国の国民や難民の入国を一時禁止したことを受け、日本航空は30日、対象の国のパスポートを持つ旅行者が米国行きの便に搭乗を希望した場合、米担当当局に入国できるかどうか事前に照会することを決めた。入国できないと回答された場合、搭乗前に旅行者に知らせる」(asahi.com1月30日14時52分)  搭乗者が自己判断すればいいことで、飛行機会社がそんなことをする必要はない。  この国はもともと、強いものには巻かれろというのが生き方の基本にある。戦前の軍、終戦後の占領軍、そして今は数だけはある自民党政権に唯々諾々と従うのが、日本人の日本人らしい生き方なのである。  このままいけば早晩トランプ政権は国内外から批判を受け、立ち往生すること間違いない。自らすすんでひれ伏すことはない。しばらくは高みの見物といくのも、日本人的な生き方だと思うのだが。 【巻末付録】  まずはポストから。巻頭は「あの時君は若かった!! はじめての水着スペシャル」。井上和香、雛形あきこ、井上晴美など。  後半は「ピンクの殿堂 新東宝映画の女神たち」。新東宝という名前は、われわれ世代には懐かしい。  新東宝はヴェネチア映画祭で国際賞を受賞した『西鶴一代女』などを作ったが、その後エログロ路線に転換して、50年間で1,000本以上のピンク映画を世に送り出してきた。  こうした粗製濫造の中からいい監督も生みだし、その後、日活ロマンポルノへとつながっていく。  袋とじはフィリピン女優の「ルビー・モレノ」。日本でいうと「こつまなんきん」とでもいうのか、東洋系の美人の典型として、一時は人気があった。  あとは「美人すぎる雀士」という、なんだかよくわからないグラビア。最後は「杉浦幸 解放」という女優の完全ヘアヌードのアンコール。  現代は『動物戦隊ジュウオウジャー』のヒロイン「柳美希」。このところ出ている女優の肩書きが長くて読みづらい。  失礼だがあまり名のない女優を起用すると、いろいろ説明しなくてはならないから致し方ないのだろうが。  後半は「週刊現代でしか見られない! 元NHK山形キャスター 古瀬絵理」のスイカップ。  次は「写真家D・ハミルトンが撮った 美しき女優ヌード」。ハミルトンは昨年11月に亡くなったという。  袋とじは「大コーフン! たかしょーのノーパン喫茶」。早くも賞味期限切れのような彼女を見ていると、何かしら哀れを誘うものがあるように思うのは、年をとったせいか。  というわけで今週はどちらもイマイチ、興奮度が足りない。よって引き分けとする。 (文=元木昌彦)

“各界の北朝鮮”が生んだ遅咲きの新横綱・稀勢の里「風俗店には兄弟子たちと……」

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「週刊現代」(2/11号、講談社) 
今週の注目記事・順不同1 「こいつ、本物のバカかもしれない トランプ日本口撃が怖すぎる」(「週刊現代」2/11号) 「反トランプの正体、親トランプの素顔」(「週刊新潮」2/2号) 「トランプに会談を蹴られた安倍首相の“逃げ恥”」(「週刊ポスト」2/10号) 同・2 「前川喜平事務次官に退職金5610万円」(「週刊現代」2/11号) 同・3 「これから始まる一流企業『大合併』実名ですべて書く」(「週刊現代」2/11号) 同・4 「ついに国内で特許承認! 高血圧ワクチン」(「週刊ポスト」2/10号) 同・5 「糸魚川火災『火災保険をもらえた人』『もらえなかった人』」(「週刊現代」2/11号) 同・6 「綱より難しい『稀勢の里』嫁取り物語」(「週刊新潮」2/2号) 同・7 「75歳オーバータクシー運転手、何人いるんですか?」(「週刊ポスト」2/10号) 同・8 「江角マキコ“自爆不倫報道”の哀しみ」(「週刊文春」2/2号) 同・9 「小池知事ブレーンが分裂 豊洲移転派VS.築地残留派」(「週刊朝日」2/3号) 同・10 「韓国『絶望半島』ルポ」(「週刊文春」2/2号) 「それでも韓国と仲良くしないとダメなのか?」(「週刊新潮」2/2号) 同・11 「視聴率が急降下した『報道ステーション』の無害な優等生」(「週刊新潮」2/2号) 同・12 「『8・6秒バズーカー』はまやねん『デキ婚&ラブホ不倫』」(「フライデー」2/10号) 同・13 「あなたの英語はここが惜しい!」(「AERA」2/6号) 同・14 「さらば松方弘樹さん! 懐かしい『酒と女とカネ』の話バラしちゃうよ」(「週刊ポスト」2/10号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週はトランプ大統領の繰り出すとんでもない大統領令に世界中が仰天しているせいか、週刊誌は挙って低調である。  そこで今週は順位なし。最初は1月21日に亡くなった俳優・松方弘樹について。最期を看取ったのは元祇園のホステスで30歳年下の山本万里子だった。彼女は入籍せずに松方に付き添って生きてきた。新潮によれば、愛の巣だったマンションも引き払われ、金銭的余裕もなかったのではないかという。  ポストでビートたけしが松方の思い出を語っている。『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)に、レギュラーで10年間出ていた。月曜日に収録が終わると、その足で川崎堀之内のソープランドへみんなで行った。そこの支払いも、その後のクラブも、全部松方が払ったという。京都の超一流のステーキ屋へ5人で食いに行って、ロマネコンティなど10本近く空け、その勘定2,000万円をカードではなく「現金」で払ったそうだ。  たけしならずとも、そんなカネどうやって持っていたのかね?  たけしは、松方は女遊びするから「パイプカットしていた」と証言している。勝新太郎や萬屋錦之介も、晩年はカネに苦労したと聞く。松方も亡くなるときは、マンションも手放さなければならないほどだったようだ。おもしろうてやがてかなしき鵜舟かな、である。  次はAERAの記事。最近Google翻訳がよくなったという声をよく聞く。私もときどき使っているが、たしかに「ニューヨーク・タイムズ」などの記事を翻訳しても、それなりに内容がわかるぐらいの翻訳力はある。  AERAは、日本語を英語に翻訳するときのコツを紹介している。それには日本語を英語っぽくしてから翻訳することだという。  たとえば「急峻な谷が多く、林道が整備されていないわが国の森林は、木材の運搬が大きな問題になる」というのを、「わが国の森林は、多くの急峻な谷を持つ。林道は整備されていない。それらの事実が伐採とその運搬に困難を与えている」とすればいい。「彼は明日の会合に出席しないと言っていた」を「彼は明日の会合には出席しないだろうと彼は言っていた」とすればいい。  つまり英語の基本文型SVOCにすると、より英語っぽくしてくれるというのである。中学英語で習った簡単なことだが、確かにこうすれば日本語の英文翻訳もかなりこなしてくれる。そのうち英語を含めた外国語を学ぶ必要はなくなるかもしれない。そんな期待を持たせてくれるディープラーニングの進歩である。  お次はフライデー。読者は「8.6秒バズーカ」はまやねん(26)というお笑いコンビの片割れを知っているだろうか。  彼が女の子たちとラブホへしけ込む姿を撮っているが、本筋はそこではなく、はまやねんが子どももいる既婚者だという点にある。鳥取県出身で出来ちゃった婚。子どもと彼女は鳥取にいるそうだ。これだけバッチリ撮られると、弁明に苦労するだろうな。自業自得ではあるが。  おまけのフライデー。覚せい剤疑惑がつきまとうASKAだが、1月23日、その姿が麻布十番の高級ふぐ屋にあったという。そこへ、木梨憲武、騎手の武豊、競泳の萩野公介、後からイチロー、水谷豊も合流したという。ASKAは競輪選手の中野浩一夫妻との会食だったので、別々らしいが、なかなか豪華な顔ぶれではある。そういえばこのところ安いふぐしか食べてない。たまには麻布十番の「ふぐ武」へでも行きたいな。あそこはふぐ屋なのにキムチがあったと思うが、今はどうなのかな。  さて、テレ朝の『報道ステーション』は、古舘から局アナの富川悠太アナに変わったが、視聴率は順調だと思っていた。だが、新潮によると数字が急降下し、1月は4日が過去最低クラスの6.7%、第2週の平均も9.38%と1ケタ台に落ち込んでいるという。  優等生的で真面目な富川は、私は好感を持って見ている。古舘のようにわざとらしさがなく、盛り上げ方に難はあるが、もともとニュースは正確に伝わればいいのだ。  問題があるとするならば、横にいるコメンテーターの元共同通信の後藤健次ではないか。彼は政治畑が長い分、安倍首相などにパイプがあるのだろうが、そのため安倍政権に対して歯切れが悪い。  これは他の局の番組に出ている時事通信の田崎史郎にもいえることである。この人選を変えたら、ずいぶん違うと思う。  ところで慰安婦像をめぐって日韓のいがみ合いは日増しに激しさを増している。新潮のいうように、元慰安婦へ支援金10億円を支払うことで日韓は合意した。それに対して韓国側は日本大使館前の慰安婦像撤去に努力するとしていたが、朴槿恵大統領がスキャンダルで事実上失脚すると、この合意がなかったかのように韓国国内で慰安婦像設置運動があちこちで起きている。釜山の総領事館前に慰安婦像を設置したことに怒った安倍首相は、日本大使を一時帰国させた。だが新潮によると、今年12月に竹島に慰安婦像を設置する動きまで出てきているというのである。  ここまでする国と日本は「仲良くしないといけないのか」と新潮は疑問を呈している。文春がルポしているように、朴大統領と親しかった崔順実の傍若無人な金満ぶりは、財閥・サムソン電子副会長の逮捕状が請求されるまでに広がり、燃え上がった国民の怒りのはけ口が日本へ向かったことは確かであろう。日本では、ネット住民が「韓国と断交せよ」と大声を上げている。だが、今春といわれる大統領選で反日派が勝てば、中国との連携をさらに強め、北朝鮮は日本への挑発をこれまで以上にやってくるかもしれない。  トランプ政権はオバマ以上に日本の後ろ盾になるとは考えにくい。そうなればいうまでもなかろう。安倍がやらなければいけないことは、日中、日韓の関係を良好にして、それを背景にトランプ政権と本音で語り合うことであるはずだ。  韓国は私から見ても「こまったちゃん」ではあるが、ここは大人として韓国を導いてやるぐらいの気構えでいてほしいと、私は思う。  閑話休題。日本映画界が久しぶりに活況である。特にアニメ映画『君の名は。』が興収200億円を超えた。私は未見だが、やはりアニメでキネマ旬報で第1位になった『この世界の片隅に』を遅ればせながら見た。  広島の呉が舞台なので、戦争と原爆の泣かせ映画かと思っていたが、そうではなかった。戦前、戦中を生き抜いたひとりの女性の生活を淡々と描いたものだった。  アニメということもあるのだろう。焼夷弾で町が燃え上がるシーンも、死体が埋め尽くす光景も、何かおとぎの国の話のように思えたが、見終わると、何か心の中に戦争という悲劇がもたらした重いものがオリのように沈んでいた。  封切り日にスコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』を見た。遠藤周作の原作に感動した彼が、長年温めてきた企画だという。ポルトガル人の宣教師2人が、師と仰ぎ日本に渡って布教活動をしていた宣教師が「棄教」したという知らせを受け、長崎へ向かう。隠れキリシタンの村人が彼らを匿うが、次々に役人に捕まり、激しい拷問を受け、棄教を迫られる。  全編暗い色調。自分たちを守るために苦しむ信者たちを見て、宣教師のひとりは、「なぜ神は我々にこんなにも苦しい試練を与えながら、沈黙したままなのか」と問う。  私のような信仰心の薄い人間には「神の沈黙」という主題がピンとはこないが、これだけの重いテーマを描ききったスコセッシはさすがだと思う。  映画といえば、オリバー・ストーン監督が来日し『スノーデン』について語った。新潮は、オリバー監督は9度にわたってスノーデンにインタビューしたという。 「とりわけ日本にとって衝撃的なのは、横田基地での勤務を回想するシーン」(新潮)。アメリカによって送電網やダム、病院などのインフラに不正プログラムが仕込まれていて、もし日本が同盟国でなくなったときは、不正プログラムが起動し、日本全体のインフラは壊滅すると証言していることだ。  スノーデンは日本やドイツなどの同盟国の首脳らの通信がNSAの監視対象だったことを明るみに出した。いまだにアメリカはそうした情報収集活動を止めていない。集められたマル秘情報がトランプ大統領に上げられると考えると、背筋がゾッとする。  さて、小池都知事が来る都議選で豊洲移転問題を掲げ、都民に築地残留か否かを問うことを考えていると週刊朝日が報じている。地下水のモリタリング調査で大量のベンゼンが検出されたことで、なぜこのような土地に移転しようとしたのか、石原慎太郎元都知事を証人喚問すると小池都知事がいい始めた。  それは当然やるべきだが、豊洲移転問題でグズグズしているのは朝日によると、小池のブレーンの中でも意見が割れているからだという。上山信一特別顧問ら多くは「できてしまったから当然豊洲移転でしょう」と考えているそうだが、都の市場問題プロジェクトチームの座長・小島敏郎顧問は築地残留派。  また小池本人は、08年に出した共著『東京WOMEN大作戦』(小学館)の中で、「築地市場の建物だけを建て直すのが一番妥当」だといっているそうで、残留派ではないかと朝日は見ている。だが、そうとう前の本だから、そうとはいい切れないと思う。  困った小池は、都民に丸投げしようというのだが、都民のひとりとして「ふざけるな」といいたい。  石原元都知事や内田茂都議連中の豊洲移転に絡んだ利権構造は明らかにすべきだが、移転問題は速やかに知事が決断するのが筋だろう。都議選の投票日は7月2日である。そんな優柔不断な都知事では、これまでの連中と変わるところがない。  女優の江角マキコ(50)が突然「引退する」と表明した。どうやら夫とは別居状態で、A氏という投資詐欺集団の一味で、昨年8月に逮捕されたことのある人間と「不倫」しているといわれている。この詐欺には江角も被害に遭っているのだ。江角はA氏とは被害を受けた交渉のために会っていると弁明しているが、フライデーは2人が深夜に並んで歩いているところを激写している。  江角の夫も、女性自身の取材に対して「ずっと前から嘘をついて外泊したり、妻の行動はおかしかった」と語っている。江角が主演したドラマ『ショムニ』(フジテレビ系)の決めゼリフ、「自分でしたことの始末は自分でつけろ」といえるかな?  ポストの素朴な疑問特集。今週は75歳を超えるドライバーの死亡事故率は2倍になるという警察庁の発表を受けて、ではタクシードライバーにはどれぐらいの75歳オーバー運転手がいるのかと調べてみた。  大手のタクシー会社に聞いたが、どこもハッキリした答えはなかったようだ。そこでポストが独自に調べると、東京地区では75歳~79歳の運転手は2,522人。80歳以上も442人いる。大阪地区は75歳以上が1,416人で、個人タクシー運転手の1割以上が75歳オーバーだそうだ。  08年からの道交法改正で「もみじマーク」の掲示は努力義務になったから、タクシーに貼ってあるのを見ないが、もし貼っていれば相当な数のタクシーが「もみじマーク」になる。1月30日から東京のタクシーの初乗りが「約1km380円~410円」になった。高齢者が気軽に乗れるタクシーという考えはいいが、運転するのも乗客も高齢者ばかりということになりかねない。  それはそれでいいが、私も含めて高齢者は短気である。目も耳も不自由になっているのに、ちょっとしたことでカーッとして、無茶な運転をしないように心がけてもらいたいものだ。  さて、実に19年ぶりの日本人横綱の誕生は、相撲協会にとっても悲願であった。「きせのん」こと稀勢の里(30)が大きな話題である。  2002年に中学卒業とともに鳴戸部屋(現田子ノ浦部屋)へ入門。入る決め手は「角界一多い稽古量」だったという。文春で相撲関係者がこう語っている。 「一日に百番取るのが当たり前。馴れ合いを生まないよう出稽古も禁止で、“各界の北朝鮮”とも言われていた」  好きな言葉は「我慢と辛抱」。初土俵から頭角を現し、史上2番目の早さで新入幕を果たし、19歳11カ月で三役に昇進する。新潮で相撲ジャーナリストが、21歳2カ月で横綱になった北の湖が「自分と同じか、それより上のレベルだ」といっていたというぐらい、将来を嘱望されていた。  だが、大関になり5回の綱取りに挑むが、肝心なところで「勝負弱さ」を露呈し、ことごとく失敗してしまう。そんな苦闘の末、新入幕から73場所、昭和以降最も遅い横綱昇進となった。白鵬に明らかに衰えが見えた今、稀勢の里に集まる期待は大きい。茨城県牛久市出身。好きな音楽は「浪曲」。風俗店には兄弟子たちと出かけていたようだが、独身である。  この日本は、鴨長明の『方丈記』を持ち出すまでもなく、天変地異の多い国である。  長明はしたがって、家などにカネをかけ飾り立てるのはムダだといっているが、現代では火災保険や地震保険があるから安心だと、思い違いしている人も多いに違いない。  現代は糸魚川で起きた大火災で被災した人たちの声を聞きながら、火災保険について考えようという特集を組んでいる。全焼か半焼かでも大きく違うが、古い火災保険では、年数が経てば出る保険金も安くなってしまう。  だが、火災保険の「再調達価額契約」というのがあり、古い家でも「今、その建物と同じものを建てたらいくらかかるか」という考え方で保険金の支払い上限が決まる。  この保険が現在の主流だそうで、各社が競って商品を出している。 「これらの場合、例えば東京都内に立つ築20年、新築時の建物価格が3000万円の一軒家であれば、家財補償も付けて年額4万~5万円(5年契約)が標準的な保険料となる」(現代)  これに地震保険をつけておけば、万全とはいかないまでも、もしものときは、かなり助かるはずだ。今すぐ入っておくにこしたことはないだろうが、先立つものがな……。  先週、ポストは、これから老化はワクチンで防ぐ時代になるという特集をやった。ワクチンだから、治すというより「予防する」というところに重点をおくという。  今週のポストでも、画期的なワクチンが開発されていると報じている。なぜ日本でワクチンが普及しないかというと、予防ではおカネが取れないから、医療ムラはワクチン普及に積極的ではないのだとポストは批判した上で、高血圧ワクチンが国内で特許の承認を取ったと報じている。  何しろ一回の投与で数年間効果が持続するというのだからすごい。  特許が承認されたのはバイオベンチャー・アンジェスMG。そこと共同研究している大阪大学の森下竜一教授はこう語る。 「高血圧ワクチンを投与すると『アンジオテンシンII』(血圧を上げる物質=筆者注)の作用を抑える抗体が体内で生成される。DNAそのものを投与することで、長く抗体が維持され血圧の上昇も長期間避けられるのです」  夢のようなワクチンだが、実用化にはあと4~5年はかかるそうだ。  認知症も日本人に多いアルツハイマー型は、アミロイドβの蓄積を防げば「予防」できるという考え方で、新薬が開発されつつあるという。自分勝手で申し訳ないが、早く実用化されてほしいと思う。私の認知症がこれ以上悪くならないうちに。  さて、現代が実名で「メガ合併」が起きる企業はどこかという特集を組んでいる。  きっかけは、みずほフィナンシャルグループと三井住友トラスト・ホールディングスが、傘下の資産管理銀行を統合すると報じられたことによる。  日本の三大銀行でさえ、独立して生き残ることは難しいと考え始めているというのだ。  だが、こうしたことや東芝の凋落、ソニーやパナソニックの現状を見ると、これからは生き残ろうとすれば合併していくしかないことは、火を見るより明らかである。コカ・コーラグループとキリンビバレッジ。三越伊勢丹と高島屋。フジ・メディアHDがWOWOWに触手を伸ばしている。  電通と博報堂。JALとANA。パナソニックと日立。三井物産と住友商事。ゆくゆくは斜陽産業になっていく自動車も、ソフトバンク、ホンダ、トヨタ連合ができる可能性あり。  どんな合併が起こっても不思議はない。私は講談社と小学館の合併もありだと思っている。もはや、日本の企業の大半が斜陽に入ったといってもいい。合併か外国企業への身売りか、生き残るにはそれしかないはずだ。  ところで、本来なら天下りをチェックする役所である文部科学省で、09年頃から人事課OBを通じた組織ぐるみの再就職斡旋が行われてきたことが発覚した。  中でも悪質なのは、早稲田大学へ天下った吉田大輔前高等教育局長のケースである。文科省の人事課が早稲田に対して吉田の天下りを働きかけたにもかかわらず、内閣府の再就職等監視委員会の調査に備え、吉田や早稲田に対して虚偽の仮想問答集まで準備していた。  そこには吉田が自発的に面接を受け、採用されたとあった。嘘っぱちである。吉田は文科省を退職したときに5,260万円の退職金を受け取り、早稲田でも年収1,400万円もらっていたという。  私もやっていた非常勤講師などは、1回でもらう講師料は雀の涙ほどもない。第一、吉田が何を教えられるというのか。最低の教育とはどういうことかを、身をもって学生たちに教えていたのだろうか。だいたい、官僚上がりの教授は、私の経験では態度が横柄なのが多い。高級官僚出身というだけで、訳も分からず敬ってしまう学生が多いからだ。  しかも現代によれば、こうしたことをやってきた元締めの事務次官、前川喜平が引責辞任したにもかかわらず、退職金の5,610万円を受け取るつもりだというのだ。  麻生太郎財務相は、蓮舫民進党代表に対して、「天下りという言葉は安易に使われない方が良いと思います。いかにも上から目線に感じます」と答弁したとasahi.comが報じている。  天上がりでもいいが、官僚の中にも優秀なのはいくらかはいるだろうから、そうした人間を民間で活用する仕組みをこそ、本気で考えるべきである。  ところでMXテレビが1月2日に放送した『ニュース女子』が、軍事ジャーナリストを名乗る人間などを登場させ、沖縄の高江ヘリパッド建設問題に反対する人たちを「カメラを向けると襲撃に来る」「テロリストみたい」などといったことが大きな問題になっている。  さらに「反対派の中には韓国人はいるわ、中国人はいるわ」などという人種差別につながる発言もあった。あきれた番組だと、メディアの批判が相次いでいるが、おかしなことに、ほとんどのメディアが、この番組のMCをつとめている東京新聞・論説副主幹の長谷川幸洋氏の名前を出さない。  東京新聞といえば、朝日新聞と並んで安倍首相批判を含めて、政権批判を真っ向からしている新聞だが、自社の幹部の問題を名前を出して批判しないというのは、おかしいというより、あってはならないことだ。  たしかにMXは東京新聞の親会社・中日新聞が2番目の株主であるが、そうしたことが関係しているのだろうか。  長谷川氏は、安倍首相に近いことでよく知られる。東京新聞の中では異色の人物ではある。だが、公共の電波を使いながら、こうした偏向番組を流したことを批判しないというのでは、メディアとしての存在自体が問われるはずだ。  東京新聞、お前もか。そう思われないよう、きっちりケジメをつけないと、読者が離れていく。  トランプ大統領の暴走が止まらない。メキシコ国境にトランプの長城を築き、何兆円もの費用をメキシコ側に払わせるといって、メキシコ国民を激怒させた。  トランプ政権のスティーブン・バノン大統領上級顧問兼首席戦略官が26日のニューヨーク・タイムズ紙の電話インタビューで、「メディアは恥ずかしい思いをし、屈辱を与えられるべきだ。黙ってしばらく聞いていろ」と威嚇したと朝日新聞が報じている。  まさに「バカは隣の火事より怖い」である。こんな連中と話し合いをしなければいけない安倍首相が可哀相に見えるぐらいだ。急いで首脳会談などやらないほうがいい。  文春は、元国連大使でトランプ政権の高官候補といわれるジョン・ボルト氏が米ウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿して「在沖縄米軍の少なくとも一部を(台湾に)再配備してもいいかもしれない」といい、物議を醸しているという。  そんなことをすれば中国が黙っていないことはもちろんのこと、対中関係を悪化させたくない台湾にとっても迷惑だし、日本も中国の脅威にこれまで以上に怯えなくてはいけなくなる。  トランプ外交は、世界からそっぽを向かれ始めている。証拠に「シリア内戦をめぐるアサド政権と反体制派の和平協議で、昨年末に発効した停戦合意を完全に履行させるため、仲介役のロシア、トルコ、イランによる停戦監視の仕組みを設けるとした共同声明を発表した」(朝日新聞1月25日付)。アメリカ抜きで動き始めているのである。  現代は「こいつ、本物のバカかもしれない」として、80年代にトランプのゴーストライターを18カ月やっていたトニー・シュウォーツ氏を登場させ、こういわせている。 「どのような話題をふってみても、インタビューが5分と続くことはありませんでした。彼は一つのテーマに集中することができない性格で、過去のことを聞いても『終わったことを話してもしょうがない』と怒り出す始末。まるで教室でじっとしていられない幼稚園児のようでした。トランプ氏のような人物が、核ミサイルのボタンを押す決定権を握っているということは、恐怖以外のなにものでもありません」  彼はまた、知的水準の低さは驚くべきもので、情報源はテレビ、彼が本を読んでいるところも、自宅やオフィスに本を見たこともないという。  また、トランプ大統領は周りにウォールストリート関係者を多数置いているから、政権下でインサイダー取引や相場操縦が行われる可能性を危惧する声まである。  日本を含めた世界中のトランプ大統領への見通しが甘かったことは、わずか1週間ほどしか経っていないのに証明された。  中でも安倍首相は、大甘の最たるものだろう。  まあ、この人に相手の人柄や能力を見分ける力が備わっていると考えるほうが無理があろうが。ポストは、安倍首相はトランプが就任してすぐに首脳会談をやり、首脳同士でも蜜月なところを世界に知らしめたいとトランプ大統領側に申し込んでいたが、逃げられてしまって恥をかいたと報じている。  電話会談でも各国首脳の後塵を拝した。  だが、なんとしてもトランプにお目もじしたいと懇願して、会えることにはなったが、向こう側がこういう条件を出したというのだ。  麻生副総理の同席だ。なぜなら、トランプは大の王室好きで、英国のメイ首相が最初の会談相手になったのも、英国側が今夏、トランプを国賓として招待し、エリザベス女王との会見をセットすると打診したからだと、自民党の外交族議員が明かしている。  したがって、日本の皇族と縁戚である麻生氏に同行してもらうという条件で、首脳会談を持ちかけたら、乗ってきたというのである。  どこまで信じられる話かわからないが、このような相手と急いで会うことはなかろうと思うのだが。首相がそんな具合だから、日本の企業も早々とトランプに跪くところが次々に出てくる。 「トランプ米大統領が、中東・アフリカの7カ国の国民や難民の入国を一時禁止したことを受け、日本航空は30日、対象の国のパスポートを持つ旅行者が米国行きの便に搭乗を希望した場合、米担当当局に入国できるかどうか事前に照会することを決めた。入国できないと回答された場合、搭乗前に旅行者に知らせる」(asahi.com1月30日14時52分)  搭乗者が自己判断すればいいことで、飛行機会社がそんなことをする必要はない。  この国はもともと、強いものには巻かれろというのが生き方の基本にある。戦前の軍、終戦後の占領軍、そして今は数だけはある自民党政権に唯々諾々と従うのが、日本人の日本人らしい生き方なのである。  このままいけば早晩トランプ政権は国内外から批判を受け、立ち往生すること間違いない。自らすすんでひれ伏すことはない。しばらくは高みの見物といくのも、日本人的な生き方だと思うのだが。 【巻末付録】  まずはポストから。巻頭は「あの時君は若かった!! はじめての水着スペシャル」。井上和香、雛形あきこ、井上晴美など。  後半は「ピンクの殿堂 新東宝映画の女神たち」。新東宝という名前は、われわれ世代には懐かしい。  新東宝はヴェネチア映画祭で国際賞を受賞した『西鶴一代女』などを作ったが、その後エログロ路線に転換して、50年間で1,000本以上のピンク映画を世に送り出してきた。  こうした粗製濫造の中からいい監督も生みだし、その後、日活ロマンポルノへとつながっていく。  袋とじはフィリピン女優の「ルビー・モレノ」。日本でいうと「こつまなんきん」とでもいうのか、東洋系の美人の典型として、一時は人気があった。  あとは「美人すぎる雀士」という、なんだかよくわからないグラビア。最後は「杉浦幸 解放」という女優の完全ヘアヌードのアンコール。  現代は『動物戦隊ジュウオウジャー』のヒロイン「柳美希」。このところ出ている女優の肩書きが長くて読みづらい。  失礼だがあまり名のない女優を起用すると、いろいろ説明しなくてはならないから致し方ないのだろうが。  後半は「週刊現代でしか見られない! 元NHK山形キャスター 古瀬絵理」のスイカップ。  次は「写真家D・ハミルトンが撮った 美しき女優ヌード」。ハミルトンは昨年11月に亡くなったという。  袋とじは「大コーフン! たかしょーのノーパン喫茶」。早くも賞味期限切れのような彼女を見ていると、何かしら哀れを誘うものがあるように思うのは、年をとったせいか。  というわけで今週はどちらもイマイチ、興奮度が足りない。よって引き分けとする。 (文=元木昌彦)

元フィギュア女王、キム・ヨナの世界記録を破った“ロシアの新星”に韓国人から猛バッシング!

元フィギュア女王、キム・ヨナの世界記録を破ったロシアの新星に韓国人から猛バッシング!の画像1
キム・ヨナ公式サイトより
 韓国が誇る元フィギュア女王キム・ヨナの世界記録が、約7年ぶりに破られた。  キム・ヨナは、2010年バンクーバー五輪で女子シングル歴代最高得点となる228.56点を記録し、金メダルを獲得したのだが、今年1月27日に行われた欧州選手権「ISUヨーロッパフィギュアスケート選手権2017」で、ロシアのエフゲニア・メドベージェワ(17)がキム・ヨナの記録を上回る229.71点(ショート78.92点、フリー150.79点)で優勝したのだ。  韓国メディアは、「キム・ヨナの最高記録、7年ぶりに破られた」(ソウル新聞)、「キム・ヨナを乗り越えたロシアの新星……メドベージェワとは?」(国民日報)、「メドベージェワ、2018平昌オリンピックの強力な金メダル候補」(SportToday)などと、この記録更新を大々的に取り上げている。  中には、「メドベージェワ、やらなくてもいいジャンプまで……」(聯合ニュース)、「7年ぶりに破られたキム・ヨナの世界記録……なんだろう、この後味の悪さ」(Ohmynews)といった皮肉交じりの見出しもある。  ネットメディア「Newsen」は、「得点インフレにもかかわらず、7年間最高得点を守ったキム・ヨナが、あらためて偉大に思える(略)メドベージェワは自信たっぷりの演技を繰り広げるが、慢性的なエッジエラーがあり、高得点を狙うためにジャンプを後半に配置するため、プログラムの全体的なバランスや美しさを見つけにくいのが残念だ」と指摘した。  ネット民からも「ロシア人なら仕方ない」「キム・ヨナみたいに、優雅で美しくはないな」「キム・ヨナが現役だったら、240点くらいかも」「そろそろ新しいスターが欲しくもなるよね」「メドベージェワよ、今を存分に楽しめ」といったコメントが寄せられている。  ただ、皮肉の声ばかりではない。メドベージェワが韓国のアイドルグループ「EXO」や「防弾少年団」のファンであることは、フィギュアファンの間で有名な話。実際、EXOの歌に合わせて振り付けをする動画がネットで公開されており、「せっかくK-POP好きの選手が現れたんだから、優しく見守ろう」といった声も上がっている。ソチ五輪で「キム・ヨナの金メダルを盗んだ」と言われ、10代で姿を消した同じロシア人のアデリナ・ソトニコワよりは全然マシという反応だ。  韓国が誇る国民的スター、キム・ヨナの座を揺るがす一大事に韓国人は心穏やかでいられない様子だが、果たして、キム・ヨナ本人の心中やいかに?