男性にとって、自分のムスコが皮をかぶっているかどうかは非常にデリケートな話題だ。それだけに、包茎手術に関心を持っている人も少なくないが、それはお隣・韓国でも同様のようだ。 韓国では最近、ある携帯電話ショップが「インターネット回線の契約をしたら、包茎手術が無料で受けられる」というキャンペーンを行い、話題を呼んでいる。 このキャンペーンを展開したのは忠清北道(チュンチョンプクト)にある「SKテレコム」の代理店で、インターネット回線とIPTV(ネット配信TV)を同時に契約すれば、近隣の泌尿器科で、20~30万ウォン(約2~3万円)かかる包茎手術を無料で受けられると打ち出したのだ。 代理店関係者は「顧客の興味を惹くため」と説明しているが、回線の設置工事費3万ウォン(約3,000円)と毎月の利用料1万ウォン(約1,000円)を考慮すると、かなりお得である。 この“珍キャンペーン”は開始直後からSNSなどで拡散され、ネット上では「頭がイカレてるんじゃないか」「どこの病院でやってくれるんだ? まさか、その場で切られるんじゃないよね?」「次元が違う」などと物議を醸した。 現在は本社からストップがかかり、キャンペーンは終了してしまったが、今回の事件はそこまで奇をてらったことを行わなければ顧客を獲得できないほど、インターネット代理店が飽和状態にあると示唆している。 別の代理店関係者は「過当競争の末、閉店を余儀なくされる代理店が続出している。レッドオーシャンであるこの業界で生き残るためには、顧客の目を惹く刺激的なキャッチコピーとサービスを提供する代理店が増えるのは必然」と“包茎キャンペーン”に理解を示す。 一方、今回のキャンペーンの背景を語る上で、韓国の包茎手術事情も見逃すわけにはいかない もともと韓国では、包茎は衛生上の問題や、性行為の際、女性に悪影響を与えるとして、世界でも1、2を争うほど包茎手術が盛んな国だった。だが、ここ10年、インターネットによる医療知識の広がりなどから、手術件数は激減。2000年当時、過去10年間で包茎手術を受けた男性は全体の75.7%に上ったが、11年には約3分の1となる25.2%まで減少した。つまり、包茎手術は「当たり前に受けるもの」から「受けたい人が受けるもの」に変化したわけだ。 今回のキャンペーンも、包茎手術を受ける人が少なくなったからこそ生まれたものなのだ。 他社を出し抜くためのアイデアとはいえ、本社からも中止を命じられるようでは本末転倒だ。今後は、宣伝方法も一皮むける必要があるだろう。 (文=李仁守)イメージ画像(足成より)
「06連載」タグアーカイブ
セーフティネットが取り外された恐怖の現実世界! 下流層の叫び『わたしは、ダニエル・ブレイク』
今の日本でどれだけの人が飢えで亡くなっているのか? 気になってネット検索してみた。21世紀に入ってからも毎年50人前後の人たちが食糧の不足のために亡くなっている。生活保護の申請が認められなかった人、もしくは生活保護を受けることを拒んだ人たちだ。外部との交流を断ち、生きる気力を失って自宅で亡くなるケースが多い。栄養失調が原因で亡くなった人も合わせると、毎年2,000人近くの人たちが亡くなっている。2016年のカンヌ映画祭パルムドール(最高賞)を受賞したイギリス映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観ながら、生活保護受給者への締め付けが厳しくなっている日本も他人事ではない恐ろしさを感じた。 『わたしは、ダニエル・ブレイク』は社会派映画の巨匠ケン・ローチ監督の作品。常に労働者階級の立場から映画を撮り続けてきたケン・ローチ監督は前作『ジミー、野を駆ける伝説』(14)を最後に引退するはずだったが、社会格差がますます進む母国の現状を放っておくことができず、引退を撤回して本作を撮り上げた。80歳になる大ベテラン監督の不条理な社会への怒りと人生の酸いも甘みも噛み分けた男ならではの温かみが込められた作品だ。 主人公であるダニエル・ブレイク(デイヴ・ジョーンズ)は英国北部にある工業都市ニューカッスルで暮らす59歳になる腕のいい大工。妻に先立たれてからは、ひとり暮らしを続けている。まだまだ体は元気だが、建築現場で心臓発作を起こしてしまい、医者から仕事を禁じられてしまう。仕方なく労働年金省から雇用支援金手当てをもらっていたが、再申請の窓口がいつの間にか米国の民間企業に変わっており、頭はボケてないか、手足は動くかといった簡単な電話問診の結果、就労は可能だと判断されて手当てを打ち切られてしまう。では、どうやって食べていけばいいのか。抗議の電話をしようにも、自動音声案内に延々と待たされ、取り付く島がまるでない。 再申請の手続きをするには職業安定所に行かねばならないことが分かり、とりあえず職業安定所へと足を運ぶダニエル。ところが、役人の対応は極めて冷たい。手続きするにはまずオンライン登録を済ませておくこと、有料の履歴書の書き方講習会に出席すること、さらに就職活動をして働く意欲があることを証明するように、と次々と難題が課せられていく。医者から仕事を止められているから手当てを求めているのに、そのためには就職活動をしなくてはいけない。そのうえ、大工ひと筋で生きてきたダニエルはパソコンを持っておらず、触ったことさえない。矛盾だらけの役人の指示に、途方に暮れるダニエル。まるでカフカの不条理小説『城』のように、ぐるぐる回り続けるだけで一向に出口が見えてこない。ダニエルは心臓よりも、頭と心がおかしくなってしまいそうだった。ケン・ローチ監督にとっては2度目となるカンヌ映画祭パルムドール受賞作。“ナマポ問題”を真っ正面から描いている。
ケン・ローチ監督の初期代表作に、田舎の炭坑町を舞台にした『ケス』(70)がある。学校でも家庭でもイジメられている少年ビリーが、野生のハヤブサを育てることに生き甲斐を見出すというドキュメンタリータッチの感動作だ。少年ビリーがハヤブサのヒナの世話を焼くことを心の支えにしたように、本作のダニエルも若い母子と出逢い、彼女たちとの交流が心の糧となっていく。シングルマザーのケイティ(ヘイリー・スクワイアーズ)は、ロンドンから2人の子どもデイジー(ブリアナ・シャン)とディラン(ディラン・フィリップ・マキアナン)を連れてニューカッスルへと引っ越してきた。初めての土地で道に迷い、職業安定所が指定した面談時間に遅れてしまい、役人から「遅刻は厳禁です。次回の面談まで支援金を渡すことはできません」と冷たい言葉を浴びせられる。「子連れなんだぞ。遅刻ぐらい見逃せよ」とその場にいたダニエルが口を挟むと、ケイティ母子と一緒にダニエルまで警備員につまみ出されてしまう。役所が対応してくれないなら庶民同士で助け合うしかない。引っ越したばかりのケイティの家はトイレが故障しており、暖房器具も使えなかった。ダニエルはトイレを直し、プチプチシートを断熱材代わりに窓に貼付け、大工としての技能を発揮する。ケイティ母子が喜ぶ顔を見て、ダニエルは久々に心の安らぎを感じていた。 食費にも困っているケイティ母子を連れ、ダニエルが訪ねる「フードバンク」も興味深い。フードバンクとは販売期限は過ぎていてもまだ充分に食べることができる食品、見た目のよくない不ぞろいの生鮮野菜や果実、パッケージに傷が付いていて売り物にならなくなった日用品などをメーカーやスーパーマーケットから無償で提供してもらい、生活困難者に配給している非営利団体。日本では近年「子ども食堂」が注目を集めているが、欧米ではフードバンクの活動が活発で、フランスではスーパーマーケットはフードバンクへの提供が義務づけられているそうだ。ケイティの育ち盛りの子どもたちは、お菓子やジュースにもありつけた。食材を手にしたケイティは、その場で泣き崩れてしまう。「貧しいのは君の責任じゃない。自分を責めちゃダメだ」とダニエルはケイティに優しく言葉を掛ける。 人気スターは基本的に使わず、脚本もキャストに丸ごと1冊渡さずに、シーンごとにキャラクターになりきった芝居を求めるのがケン・ローチ監督の演出スタイルだ。冴えない郵便局員が自分の脳内にいるサッカー界のレジェンド、エリック・カントナに励まされて人生を立て直す『エリックをさがして』(09)、元不良少年とウイスキー好きな保護司との粋な友情を描いた『天使の分け前』(12)などコメディも得意とするケン・ローチ監督ゆえ、英国下流層のシビアな生活を伝える本作もユーモラスなものに仕立てている。主人公ダニエルを演じるのは、舞台でキャリアを重ねてきたコメディ俳優のデイヴ・ジョーンズ。ガンコ親父ながら、どこか愛嬌を感じさせるダニエルというキャラクターは、コメディ俳優として生の舞台に立ち続けてきたデイヴのパーソナリティーがあってのもの。口は悪いが、曲がったことは大嫌い。いかにも下町の職人を思わせるダニエルは、日本でも親しみを感じさせる人物像だろう。働きたくても働けない。ケイティ母子は生活保護を受けようとするが、役所の“水際作戦”に阻まれてしまう。
何とかオンライン登録を済ませ、就職活動にも取り組んだダニエルだったが、訪問先からの「うちの職場で、そのキャリアを活かしてほしい」という電話を断らなくてはならないのが心苦しかった。生活保護を受けるために、労働者としての自尊心はズタズタに傷つけられていく。それでも我慢して再申請をするが、しばらくして届いた通知書の結果内容は前回とまったく同じだった。長年マジメに働いてきたものの、もはや自分は社会の不要品なのか。落ち込んだダニエルはアパートの自室に引きこもり、外出をしなくなってしまう。 そんなある日、ダニエルのアパートの扉をノックする音が聞こえてきた。ケイティの娘デイジーだった。「ダニエル、あなたは私たち家族を助けてくれたわ。お願い、今度は私にあなたの助けにならせてちょうだい」。ちょっと前までフードバンクにいたことを学校の同級生にからかわれて泣いていたデイジーが、しばらく見ない間に精神的にすっかり大人へと成長していた。ダニエルは閉ざしていた扉をようやく開ける。無気力の谷に転げ落ちそうになっていた彼にとって、こんなにも頼りになる命綱はなかった。 (文=長野辰次)生活が行き詰まると情弱に陥りがち。ダニエルはケイティ母子に「フードバンク」が利用できることを教える。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』 監督/ケン・ローチ 脚本/ポール・ラヴァティ 出演/デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ、ブリアナ・シャン、ディラン・フィリップ・マキアナン、ケイト・ラッター 配給/ロングライド 3月18日(土)よりヒューマントラスト有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開 (c) Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinema and The British Film Institute 2016 http://danielblake.jp
『パンドラ映画館』電子書籍発売中! 日刊サイゾーの人気連載『パンドラ映画館』が電子書籍になりました。 詳細はこちらから!
「ロッテの犬野郎! 整形顔を殴ってやる!」韓国ディス動画を配信した中国女が、まさかのミスで大炎上
かつて歴史問題や慰安婦問題において手を組み、日本批判を繰り返してきた中韓両国だが、ここ最近、異変が起きている。両国の仲は急速に冷え切ってしまっているのだ。韓国政府が2016年7月、中国政府の猛反対を押し切ってに配備を進めると発表した米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」をめぐり、中国では、民間レベルで反韓感情が急速に悪化している その流れが決定的となったのは、先日、韓国政府がロッテ社の所有する土地にTHAADミサイルの配備を決めてからだ。まず新華社通信は「ロッテは中国という巨大市場を失うことになる」と警告し、市中からも続々とロッテ製の菓子などが撤去された。一方、中国の人気動画配信者の中には、自ら作詞作曲したラップで韓国政府やロッテ、サムスンなど韓国企業を名指ししてディスる者も現れた。 しかし、完成度があまりにひどく、逆に中国人から非難を浴びて炎上するケースも……。香港メディア「東網」(3月14日付)などによると、人気女性動画配信者「穆雅斓」は、「みんなの力を合わせてTHAADミサイルの配備を阻止しよう! 韓国製品ボイコット!」と、人民服を着て音楽に合わせて叫ぶ様子をアップ。ネットユーザーたちへ決起を呼びかけ、韓国への不満をぶちまけた。 「ロッテの犬野郎! 恩知らずの犬野郎! 黙ってケツでも嗅いでおけ! 韓国のウソつき野郎め! お前らとはとっとと、おさらばしたいぜ! (整形した)偽物の顔面殴ってやるよ! 韓国産なんていらねえよ! 全部国産で代用できるから! ロッテの商品ボイコット! 韓国なんて全然怖くない! 韓国化粧品なんてなくたって、私の美貌は変わらない!」韓国批判をする彼女の後ろにある中国国旗が、左右反対なのがわかる
一見すると、韓国への強烈な不満をぶちまけているのだが、動画をよく見ると何かがおかしい。そう、背景の中国国旗の柄が左右反対となっている上、動画の挿入曲として使用されていたBGMは、なんと韓国人ピアニスト、イルマが作曲した「River Flows in You」という曲だったのだ。韓国製品へのボイコットを呼びかけていたにもかかわらず、あまりに初歩的なミスに、ネットユーザーからは、 「中国人の愛国心を利用してアクセスを稼ごうとしたけど、こいつはバカすぎて話にならない」 「最初は本当に韓国に消えてほしいと思ってたけど、この動画見たら、こいつが消えればいいのにって思った」 などと辛辣なコメントが殺到し、彼女のSNSは炎上して動画を削除するハメに。 政府系メディア「環球時報」(3月14日付)は、今回の出来事について社説で触れ「彼女はこういった政治問題に便乗し、有名になりたかったようだが、本当に有名人になりたければ、気安く触れるべきではない」と名指しで批判した。現在23歳で、本業はファッションモデルという彼女だが、今後はしっかり政治の勉強をして、中国初の社会派ラッパーとして活躍してほしい!? (文=青山大樹)普段の彼女は、どこにでもいるような、かわいらしい女性だった。進むべき方向を間違えてしまったようだ……
「ロッテの犬野郎! 整形顔を殴ってやる!」韓国ディス動画を配信した中国女が、まさかのミスで大炎上
かつて歴史問題や慰安婦問題において手を組み、日本批判を繰り返してきた中韓両国だが、ここ最近、異変が起きている。両国の仲は急速に冷え切ってしまっているのだ。韓国政府が2016年7月、中国政府の猛反対を押し切ってに配備を進めると発表した米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」をめぐり、中国では、民間レベルで反韓感情が急速に悪化している その流れが決定的となったのは、先日、韓国政府がロッテ社の所有する土地にTHAADミサイルの配備を決めてからだ。まず新華社通信は「ロッテは中国という巨大市場を失うことになる」と警告し、市中からも続々とロッテ製の菓子などが撤去された。一方、中国の人気動画配信者の中には、自ら作詞作曲したラップで韓国政府やロッテ、サムスンなど韓国企業を名指ししてディスる者も現れた。 しかし、完成度があまりにひどく、逆に中国人から非難を浴びて炎上するケースも……。香港メディア「東網」(3月14日付)などによると、人気女性動画配信者「穆雅斓」は、「みんなの力を合わせてTHAADミサイルの配備を阻止しよう! 韓国製品ボイコット!」と、人民服を着て音楽に合わせて叫ぶ様子をアップ。ネットユーザーたちへ決起を呼びかけ、韓国への不満をぶちまけた。 「ロッテの犬野郎! 恩知らずの犬野郎! 黙ってケツでも嗅いでおけ! 韓国のウソつき野郎め! お前らとはとっとと、おさらばしたいぜ! (整形した)偽物の顔面殴ってやるよ! 韓国産なんていらねえよ! 全部国産で代用できるから! ロッテの商品ボイコット! 韓国なんて全然怖くない! 韓国化粧品なんてなくたって、私の美貌は変わらない!」韓国批判をする彼女の後ろにある中国国旗が、左右反対なのがわかる
一見すると、韓国への強烈な不満をぶちまけているのだが、動画をよく見ると何かがおかしい。そう、背景の中国国旗の柄が左右反対となっている上、動画の挿入曲として使用されていたBGMは、なんと韓国人ピアニスト、イルマが作曲した「River Flows in You」という曲だったのだ。韓国製品へのボイコットを呼びかけていたにもかかわらず、あまりに初歩的なミスに、ネットユーザーからは、 「中国人の愛国心を利用してアクセスを稼ごうとしたけど、こいつはバカすぎて話にならない」 「最初は本当に韓国に消えてほしいと思ってたけど、この動画見たら、こいつが消えればいいのにって思った」 などと辛辣なコメントが殺到し、彼女のSNSは炎上して動画を削除するハメに。 政府系メディア「環球時報」(3月14日付)は、今回の出来事について社説で触れ「彼女はこういった政治問題に便乗し、有名になりたかったようだが、本当に有名人になりたければ、気安く触れるべきではない」と名指しで批判した。現在23歳で、本業はファッションモデルという彼女だが、今後はしっかり政治の勉強をして、中国初の社会派ラッパーとして活躍してほしい!? (文=青山大樹)普段の彼女は、どこにでもいるような、かわいらしい女性だった。進むべき方向を間違えてしまったようだ……
祖母が孫に犯行を強要? 中国で子どもを利用したスリが流行中
中国で、スリの被害が頻発している。在中日本大使館も、邦人に対する注意喚起を行っているが、敵もさる者。現地在住歴の長い外国人や中国人ですら、思わぬ隙に財布やスマートフォンなどをすられてしまうことがある。 そんな中、ネット上に、スリの瞬間を捉えた映像が流出した。なんとそこには、老女とその孫と思われる男児の連携プレーによって、巧みに他人のスマホを盗む瞬間が映されていたのだ。 「南方網」(3月10日付)によると、これは四川省綿竹市内の商業施設にあるゲームセンターに設置された監視カメラが捉えた映像だという。 バスケットボールのシューティングゲームで遊んでいる少年の背後に、手をつないで近づく老女と男児。老女は周りの状況をうかがうような不審な仕草を見せている。その後、バスケットゲームに夢中になっている少年の死角に入ると、少年の足元に置かれたスマホを指さし、男児の背中を押す。 そして次の瞬間、男児はスマホを拾い上げると、老女とともに人混みに消えていったのだった。依然、少年はバスケットゲームに夢中で、被害に気がつく様子もない。 怪しまれにくい幼い子どもをスリの実行犯として利用する事件は、ほかにも起きている。昨年12月には「青年網」が、スリ集団が実行犯役の子どもたちを雇い入れていたと報じた。 湖南省永州市で、子どもを含む3~4人グループでショッピングセンターを訪れ、家族を装いスリを働いていた集団が検挙された。永州市内のシッピングモールでは、この組織に属する7歳の女児が、買い物客の荷物からスマホを盗み出す映像が記録されていた。 警察の調べに対し、女児の両親は、「娘は一人っ子政策中に生まれてしまった2人目の子どもで、戸籍登録するわけにいかなかった。学校にも通わせられず、スリの技術を教え込み、組織に貸し出せば儲かると思った。1日120元(約1,900円)、1年5万元(約80万円)で貸し出していた」と供述している。 犯罪を強要された子どもたちを責めるわけにはいかないが、彼らの行く末が気がかりである。 (文=青山大樹)監視カメラの様子
小池新党「都議選圧勝」の未来──“ウルトラタカ派”は国政進出で、どう振る舞うか
今週の注目記事・1 「小池新党 呆れるほどの圧勝!!」(「週刊ポスト」3/24・31号) 「『小池』都知事に突き刺さったブーメラン」(「週刊新潮」3/16号) 「豊洲移転にも森友学園にも日本会議にも連なる小池百合子の『父』怪人脈」(「週刊ポスト」3/24・31号) 同・2 「NHK『ガッテン!』を信じるな」(「週刊文春」3/16号) 同・3 「『森友学園』の火薬庫」(「週刊新潮」3/16号) 「安倍晋三記念小学校『無礼オバハン』と昭恵夫人の嘘」(「週刊文春」3/16号) 同・4 「ともに自民党…妻子ある中川俊直が前川恵と重ねる『真夜中の密会』」(「フライデー」3/24号) 同・5 「三越伊勢丹社長[大西洋氏]『突然クビ』の全内幕」(「週刊現代」3/25・4/1号) 同・6 「阪神主将『福留孝介』の範の垂れ方」(「週刊新潮」3/16号) 同・7「『愛子さま』の拒食症が打ち砕く陛下『生前退位』構想」(「週刊新潮」3/16号) 同・8 「ついに視聴率4%フジ『フルタチさん』どうする? 古舘さん」(「週刊新潮」3/16号) 同・9 「ヤマト・佐川に潜入3カ月私が働いてわかった『仁義なき宅配』」(「週刊ポスト」3/24・31号) 同・10 「二階堂ふみがイケメン映像作家と半同棲」」(「フライデー」3/24号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ! 春が近いというのに、週刊誌の世界はまだ木枯らしが吹いてる。春は名のみ「早春賦」である。 現代とポストは合併号だが、力の入っているのはSEXYグラビアだけ。現代の巻頭は「上げ上げの日本経済」と銘打ち、ついに春が来た、株価は2万円どころか3万円にと、なんの根拠もない浮かれ記事をやって、一人で酔っているようだ。 トランプの120兆円公共投資で日本企業はウハウハ、賃金が上がる、給料も上がると一人酒盛り状態だが、勝手に浮かれとれ! それに、こんな時代でも上がると「全国優良マンション 実名ベスト200」なる特集もやっている。こんな時代だと、自ら冒頭の特集を否定するようなタイトルをつけ、マンション名を出したからといって誰が読むんじゃ。実名を出されたマンションの住民がニヤニヤするだけだろう。それに、上がっても売って出ていくことなどできないのだから、なんのための特集か。せいぜい不動産屋が、お客に「現代でここあたりは値上がりすると書いてます」と、売り込むときの宣伝に使われるだけだろう。 それに毎度毎度、この薬は飲んではいけないワースト50なる特集を組み、私が常用しているロキソニンやデパス、ハルシオンが上位4位以内に入っているのも、感心しない。認知症もうつにも、もうなっとるわい。今さらやめたから認知症が治るわけでもあるまい。ほっといてくれ。 とまあ、グダグダいってきたが、現代だけではなく、週刊誌が総じて低調なのは困ったものだ。最初はフライデーから。二階堂ふみがイケメン映像作家と半同棲しているという。 「三軒茶屋や下北沢といった若者の街を好む二階堂ふみ(22)が、この日は都内屈指の高級住宅街を歩いていた。胸元には、真っ赤なセーターを着せた柴犬が抱きかかえられている。その横には丸メガネをかけた長身のイケメンが寄り添っていた。地面に下ろすと、柴犬は大ハシャギ。二階堂がその様子を愛おしそうに見つめ、つられてイケメンも笑顔になった。時折、顔を見合わせて笑う二人。幸せな光景だ。散歩を終え、マンションに戻ると、事務所の送迎車が近くで待っていた。二階堂はそのまま車で仕事に向かったのだが、イケメンは、柴犬を連れてそのマンションの中へ入って行った。実はここ、このイケメン──一昨年まで人気ファッション誌『メンズノンノ』でモデルを務めていた米倉強太(22)の自宅マンションなのだ。『米倉はモデルをするかたわら、多摩美術大学で映像を学び、映像制作会社を起業した映像作家です。二階堂は坂口健太郎らメンノンのモデルと親しくしていましたから、その線でつながったのかもしれませんね』(芸能プロスタッフ)」(フライデー3/9(木) 7:30配信より) 猫の恋は春の季語。春よ春、春南方のローマンスなんて無声映画の弁士のセリフもありましたな。私にも「春雨じゃ、濡れて行こう」なんていう相手がほしいものだ。 ところで「世界」4月号を読んでいたら、元TBSのディレクターで素晴らしいドキュメンタリストの「お春さん」こと吉永春子さんが昨年11月に亡くなっていたことを知った。享年85。石井部隊を追った「魔の七三一部隊」が有名だ。小柄だがその迫力に、ガキだった私は何もいえず、頷いてばかりいた。 彼女には、ずいぶんお世話になった。ロッキード事件のとき、蜂の一刺しで有名になった榎本三恵子を、吉永おばさんが匿っていた。会わせてくれと頼んだら、「仕方ないね、あんたじゃしょうがない」と引き合わせてくれた。 宇野宗佑を総理の座から引きずり下ろした中西ミツ子と3人で、赤坂TBS近くの店でよく飲んだ。もっと話がしたかった。安倍首相がごり押ししているとんでもない悪法「共謀罪」に、お春さんだったら黙っていないだろう。また一人惜しい人を失ってしまった。 先週も触れたが、宅配便業者の最大手、ヤマト運輸がセールスドライバー(SD)たちに長時間の残業や過酷な労働を強いていたことを認め、巨額の未払い残業代を払うことや、仕事の見直しをすることを発表した。 ポストで『仁義なき宅配』を書いたジャーナリストの横田増生が、ヤマト運輸のセールスドライバーの過酷な日々を書いている。1日の取扱個数は約250個。朝8時から夜の10時半まで働き、その間、休憩時間は15分。ヤマトはドライバーが会社の財産などといっているが、現状の改善を訴えても、その声が本社に届くことはないという。横田がヤマトの旗艦センターである羽田クロノゲートでアルバイトとして働いた1カ月間、クール便の仕分けをやったらしいが、夜10時から朝6時まで働いて夜間手当を含めて日給は9,000円に届かない。 業界のシェア50%を握るヤマトの1個当たりの平均運賃単価は740円台だったが、それが570円台まで落ちてきているという。 中でもアマゾンからヤマトが受け取る運賃は300円前後で業界最安値の水準。それに取扱個数は3億個前後で、ヤマトの2割を占めるという。 こんな状態が続けば、物流はパンクし、モノが流れなくなることは間違いない。快適な通販生活を送るためにも、われわれが適正な負担をすることは避けられまい。 新潮は『報道ステーション』を降りて、フジテレビ日曜夜のゴールデンタイムに始めた古舘伊知郎の『フルタチさん』が低視聴率で喘いでいると報じている。 裏番組に強力なものがあるにしても、初回8.2%、2月26日は4.0%というのは、古舘としても想定外だろう。 逆に古舘が抜け、局アナの富川悠太では力不足といわれていたが、私はよくやっていると思う。昨夜(3月9日)の福島県・飯館村からの中継では、政府が一方的に避難解除した地域の放射能がいまだ高く、とても子どもたちが帰ってこられる環境ではないことを、富川アナが自らレポートしていた。 「東京は1ミリシーベルトなのに福島は20ミリシーベルトでいいとは、差別ではないか」 村人の言葉が心に突き刺さった。永田町村の暇人政治家たちよ、週末は福島へ行って、地元の声を聴け。 ところでこのところ、皇太子の娘・愛子さんが「激やせ」したことがよく取り上げられる。今週も新潮が3月3日に彼女が学習院女子中等科へ入る姿を撮り、過度の糖質制限で「拒食症」ではないかと報じている。 確かに以前よりほっそりしてきれいになったと思う。彼女もお年頃である。ましてや外を歩けばパパラッチに狙われ、太り過ぎだ、髪型がどうだと書かれるやんごとなき身分のお方なのである。やせてきれいになりたいというのは、年頃の女の子としては当たり前であろう。いいではないか。万が一拒食症であっても、それをチェックするのは両親の役割である。出過ぎたことをしないで、静かに見守ってあげるべきだ。 さて、福留孝介といえば、中日ドラゴンズ時代に2度の首位打者を獲り、08年からメジャーリーグへ移り、12年オフに阪神タイガースに移籍した天才スラッガーだ。昨年2,000本安打を達成し、今年は不惑になるが、まだまだ第一線で若手を引っ張るチームの新主将である。 さぞかしチームの模範となっているだろうと、キャンプをしている沖縄・恩納村を訪ねた新潮の記者が見たのは、愛人と逢瀬を楽しみカラオケに興じる福留の姿だった。その女性は、キャンプ中に宿舎としているホテルに部屋を取っていて、いったん部屋に戻った福留はすぐに出てきて、下の階の彼女の部屋に消えたそうだ。 球団関係者は、新キャプテンがこれでは若手に示しがつきませんというが、プロ野球には昔、二日酔いでホームランを打った奴、夜遊びしてもヒットをかっ飛ばす奴がごろごろいた。博打や野球賭博はアウトだが、これぐらいはセーフだと思うがね。 ところで、新宿の伊勢丹は、私の家に近いこともあってよく行っている。といっても、高級品が多く、目の保養に行くだけだが。伊勢丹が三越と一緒になったときは驚いた。店のカラーが違うし、客層も相当違うのではなかったか。その大百貨店グループが、カリスマ社長の突然の辞任で揺れている。確かに中国人の爆買いがなくなり、軒並みデパートの売り上げは落ちているようだ。 さらにここは伊勢丹と三越の対立があり、この騒動は尾を引きそうだという。現代は3月1日に大西社長にインタビューしていた。それが事実上の「遺言」になってしまったという。 そこでは、自分が「構造改革を進めている」というと、店を閉めるのかとすぐメディアは聞いてくる。「本来メディアというものは、もっと本質論に踏み込むべきだと思うのです」と、メディアに対して苦言を呈していたというが、メディアを買いかぶってはいけない。 17年3月期の営業利益は240億円と前年比で3割減だというから、トップ交代は致し方ないのであろうが、この交代は社員が知る前に日経新聞にすっぱ抜かれたそうである。 では今度の社長になるという杉江俊彦とはどんな人物なのか。頭が切れ嫌味もない人間だそうだが、「よくも悪くも非常に“優等生的”な人物。社内でも、杉江さんが就任らしいという話題が出ても、どんなことをしてくれるんだろうといったわくわくした感じはありません」(同社社員) どんな変わり方をするのか、来月でも伊勢丹に行ってみようか。 お次はフライデー。自民党議員の中川俊直議員(46)が前川恵議員(41)と真夜中の密会を続けていると報じている。中川議員は3人の子持ち。目撃されたのは2月28日、夜7時過ぎ。渋谷区にある高級マンションから2人が姿を現し、近くのカフェレストランで食事。食後また、同じマンションへ帰って行った。2人の出会いは前川議員が初当選した14年12月。中川議員の父親は内閣官房長官や党幹事長を務めた中川秀直。中川議員は元テレビ東京政治部記者だそうである。 先輩として何くれとなく相談に乗っているうちに男女の仲になったのか。週に3~4回会うこともザラだそうで、フライデーも何度か目撃している。フライデーが直撃すると、男のほうははっきりしないが、女のほうは堂々としている。「深夜にマンションで会うことが疑いを招くという意識は、まったくありませんでしたね」 こういう神経の人間が国会議員だというのが、日本の政治の現実である。さて、森友学園問題は籠池理事長が辞任したが、それだけで収まりそうにないし、終わらしてはいけない。 新潮によると、籠池夫妻は宗教団体「生長の家」の元信者で、国粋主義的な教育や、幼稚園の卒園アルバムを1万9,800円で買わせたり、縄跳びを100回、跳び箱8段を平気でやらせ、できないと準備室のようなところへ閉じ込め、真っ暗にして「監禁」するなど、教育者としての資質の問題もあるという。その新潮に興味深い情報がある。共産党が明らかにした籠池と鴻池元官房副長官との面談記録のネタ元は、当事者である鴻池であり、その真意は、鴻池が支持する麻生副総理への側面支援というものだったというのである。 「麻生政権の夢よ再びとの思いがあればこそ、大嫌いな共産党にネタを持ち込む暴挙に出たんです」(官邸関係者) 先週、籠池と近畿財務局をつないだのは私だと文春に告白した川田裕介なる人物は、森友学園問題が本線である「麻生-鴻池」ラインにたどり着かせてはいけないから、自分が防波堤になると近しい人間に電話をかけていたと新潮は報じている。 それで麻生が森友学園問題について、政治家は「国有地の払い下げとか、いろんな陳情を聞き、それを近畿財務局、大阪航空局につないでやるのは普通のこと。それをするのが仕事の一つだ」と語った真意がわかろうというものだ。 だがこうした川田の思惑も、鴻池の「自供会見」で「吹き飛んでしまった」(新潮)のだが。 今は確定申告の時期だが、森友学園に対する国有地払い下げの責任者だった迫田英典財務理財局長は、現在、国税庁長官の座にいるため、確定申告に影響が出るのではないかと、国税庁中堅幹部がぼやいていると新潮は報じている。 「『国益』の損失に関与していたかもしれない人物が、あろうことか国税庁長官を務めている。もはや、ブラックジョーク以外の何物でもない」(同) 盟友の麻生も安倍失脚後を想定して動き出したようだから、安倍にとっては心安らぐことはないのだろう。 現代は、籠池だけではなく、安倍が「親友」といってはばからない、加計孝太郎がトップを務める学校法人加計学園グループが、淡路島ののどかな町に、民間業者を差し置いて、12年にタダで土地と建物を含め30億円近いものを手に入れたと報じている。 そこには昨年5月、グループの岡山理科大の新校舎が完成し、安倍はビデオレターで祝辞を寄せ、昭恵夫人はグループの運営する保育施設「御影インターナショナルこども園」の名誉園長に就任している。 しかも、このグループが運営する学校には、自治体が乏しい財源を割いて、補助金を出しているというのである。これに裏がなければおかしいと思うのは、私だけではないだろう。愛媛県今治市には、やはり岡山理科大学の獣医学部をつくるという話が、とんとん拍子で決まったという。加計の息子は鹿児島大学の獣医学部を出ているそうだ。現代ならずとも、どう考えても不自然である。現代のいうように「安倍のお友達のレベルが低すぎ」る。類は友を呼ぶということだろう。 テレビも週刊誌にも健康についての情報番組や記事があふれているが、どこまで信用できるのだろうか。文春はその手の老舗番組NHKの『ガッテン!』(『ためしてガッテン』を改名)を信じるなという特集を組んでいる。 2月22日に放送された「最新報告! 血糖値を下げるデルタパワーの謎」で、睡眠薬で糖尿病の治療や予防ができると放送し、3月1日の番組冒頭で、小野文恵アナが「行き過ぎた表現があった」と謝罪した。睡眠薬で糖尿病が予防できるなら、私は糖尿病になっていないはずだ。だが、これだけではなかった。 番組で大阪市立大学医学部付属病院の稲葉雅章医師が、「糖尿病の患者さんも気楽に(睡眠薬を)飲んでいただいてもいい」と推奨し、カメラがたびたび「ベルソムラ」という商品をアップにして映していたという。この薬はMSDというメーカーの薬で、ここの公開情報を見ると、稲葉医師はMSDから原稿執筆、講師謝礼をもらっていて、彼が教授をしている大学にも寄付金200万円が支払われていた。稲葉医師とMSDは利益相反(一方の利益になると同時に他方への不利益になる)の関係にあるようなのだ。それ以外でも、コラーゲンが床ずれで損傷した皮膚を回復する、大腸がんの内視鏡検査に美肌効果があるなど、怪しげな健康情報を同番組は垂れ流してきたと、文春は批判する。 以前は、収録から放送まで時間をかけ、何重にもチェックする体制をとっていたが、それが全部抜けてきてしまっていると、この番組の立ち上げから18年間携わってきた元専任ディレクターの北折一が嘆いている。 一方で文春は、納豆が脳卒中リスクを30%減らし、乳がん、前立腺がん発症リスクを下げるという特集を組んでいる。 納豆で思い出すのは、フジテレビ系の情報番組『発掘! あるある大辞典II』で「納豆がダイエットに効果的」と紹介し、後にこれがやらせであったことが判明して番組が打ち切りになったことだ。確かに納豆に含まれるナットウキナーゼは血中の血管を詰まらせる血栓を溶解する力があるといわれる。私もほぼ毎日食べてはいるが、がん細胞まで死滅させるといわれると? である。氾濫するこうした健康情報は、話100分の1ぐらいに聞いておくのがいいのではないか。 ところで小池都知事と石原慎太郎のバトルが続いている。やや石原寄りと思われる新潮が、環境基準の79倍のベンゼンが検出されたと発表した豊洲の地下水モニタリング調査をした業者が、都議会の特別委員会で「都に指示され、適切ではない方法で採水を行った」と爆弾発言したと報じている。調査するためには、溜まっていた水には雨水なども交じっているので取り除く必要がある。これをパージというそうだが、それまでの調査ではパージの翌日以降に井戸に溜まった純粋な地下水を分析していた。 だが今回、1カ所の井戸ではパージした水をそのまま分析に回したというのである。 「これでは、採水条件が異なる場合は、過去の調査結果との単純な比較は困難となります」(京大大学院の米田稔教授) こうしたことに丁寧に答えているのだろうか、小池知事は。ポストは7月2日に行われる東京都議選を予測し、小池新党が呆れるほどの圧勝をするという特集を組んでいる。3人区で自民も民進も落選。8人区で自民がゼロになり、小池新党は最大62議席を獲得するというのだ。自民が最大で31、公明が22だから、一躍小池新党が断然の第一党に躍り出る。ポストは、これを境に、国政選挙でも同じことが起こり、安倍一強時代は終わりを告げるというのである。 だが、小池はいまだに自民党であり、それも石原慎太郎と同じウルトラタカ派である。今はその牙を隠してニコニコしているからわからないが、彼女の仮面の下の顔が暴かれれば、小池の快進撃はどこかで止まること間違いない。ポストは持ち上げておいて、小池の父親がどういう人物で、どういう人脈があるのかをかなり詳しく追いかけている。 小池が高校生のころ、自宅は兵庫県芦屋にあった。父親・小池勇二郎の書生として住み込んでいたのが、後に東京都副知事になる浜渦武生、その時代によく出入りしていたのが、内閣官房副長官になる鴻池祥筆であったという。 父親は、ポストによれば、 「戦時中、スメラ塾という右翼結社に参加していた勇二郎氏は『第三世界』『民族独立運動』など超国家主義思想に傾斜し、戦後、神戸で貿易商を営んでエジプト、サウジ、クウェートなどアラブ諸国を何度も訪問して各国の大臣クラスに太い人脈を築き、石油の買い付けにも成功する。当時のアラブ世界では名が通った日本人だった」 政治好きだった父親は、青年作家・石原慎太郎が68年、参議院選全国区に出馬すると、石原の「日本の新しい世代の会」の関西地区の選挙責任者となった。 石原はこの選挙で301万票を獲るのだ。その後、父親も選挙に出るが、あえなく落選。その後事業も傾き、芦屋の家を失う。 父親は百合子をカイロ大学へ行かせ、自分もカイロに渡って日本料理店「なにわ」を開き、20年以上カイロに住み、帰国して13年に90歳で亡くなった。したがって慎太郎とは近しく、右派団体「日本会議」の石原は代表委員であり、小池も国会議員時代に日本会議国会議員懇談会の副会長をしている。 父親のルーツを見るまでもなく、小池はガチガチのタカ派である。そうしたものを今は出さないが、国政となればそれも問われる。大体、石原とは同じ穴の狢である。前に小池に都知事に出ろと勧めたのも石原であった。案外、この2人、裏で話し合っていたりするのかもしれない。メディアは、小池が嫌がることも聞かなくては取材ではない。すべてを明らかにしたうえで、まず都民が小池を判断しなくてはいけない。情報は多いほどいいのだから。 【巻末付録】 両誌ともに合併号だから、SEXYグラビアには力が入っている。 まず現代から。前半はなく後半に「きクぜ! 加納典明が撮ったオンナたち」。加納はヘアヌード時代、過激な写真で活躍したカメラマンだ。それがために逮捕されるが、その生き方もカッコよかったな。次は「憧れのブロンド女優 あの頃見られなかった『発禁ヘア』」。やはり・シルビア・クリステルがいいね。今はDVDでも彼女のヘアが見られる。いい時代だ。袋とじは「壇蜜『封印されたフルヌード』」。もう食傷気味というのが正直な気持ち。続いて「週刊現代が撮り続けた 美女アスリートの輝く肉体」。最後の袋とじはやや意外な「話題のVR撮影でお届する 飛び出す叶美香」。いまさら彼女でもあるまいと、私は思うのだが。それにVRの見方がわからんのだ。 ポストは気合が入り過ぎと思うほどだ。トップから「西田幸樹 なをん。美大生YOKO」。これまでYURIや妻の名は塔子など、女性を美しく撮るカメラマン・西田が撮った美大生。いや~、迫力満点。扉を開けた瞬間から、目がひきつけられるが、くれぐれも電車の中で開かないように。西田カメラマンに撮ってもらいたい女性を募集している。どんな子が来るのか楽しみだ。お次は「少女が一流の芸妓になるまでの4年間に密着 うつやかな舞妓はん」。巻頭の袋とじは「新シリーズ この女のセックス」。まあよくある、洋服を着た姿と、凌辱されているシーン。この子もなかなかかわいい。 後半は「アイドルが輝いた『近代映画』の世界」。そういえばこういう雑誌があったね。袋とじは「島田陽子」。今見てもいいが、彼女がヘアヌードを披露したときは衝撃だったね。 宮沢りえと並ぶ「事件」だった。ほかには「岡田奈々に、二度目の初恋」。「三美熟女三十一態」。「Iカップ人気爆乳グラビアアイドルの初ヘアヌード 松本菜奈実1メートルの衝撃」。いや、大きいで。最後は「杉浦幸 交歓」。ここまでくると疲れるね。ということで、今週はポストの圧勝だ~。 (文=元木昌彦)「週刊ポスト」(3/24・31号、小学館)
マツコも愛した、バブル臭ムンムンのセクシーダイナマイト女教師マンガ『イオナ』
先日『マツコの知らない世界』(TBS系)を見ていたら、普段全然マンガを読まないというマツコ・デラックスが、学生時代に読んでいた数少ないマンガとして『イオナ』を挙げていました。バブル期を象徴するグンバツなバディのイケイケなナオンが登場する女教師マンガ、それが『イオナ』です。あらためて読んでみると、とんでもなくブッ飛んでいたので、本日はこちらをご紹介しましょう。 『イオナ』は「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に1990~93年まで連載されていた、澤井健先生の作品。当時は、スピリッツ誌面上で「ミス・イオナコンテスト」が開催されるほどの人気作でした。 舞台は、鴻ノ宮小学校5年4組。産休に入った担任の代わりにやって来た教師がなんとびっくり、ハリウッド女優のようなルックスを持つ絶世の美女。その名も五十嵐一女(イオナ)。どのくらいのインパクトなのかというと、典型的な日本人だらけの生徒&教職員に混じって、1人だけメイクばっちりのアンジェリーナ・ジョリーがいる感じ。しかも、そんな美人教師が先陣を切っておバカをやるという、ドタバタ学園コメディなのです。 イオナは、教師としてはあまりに破天荒な言動を連発します。就任初日から二日酔いで、しかも下着の上にトレンチコートを羽織っただけの、痴女スレスレの格好で登場です。タバコを吸いながら授業をしたかと思えば、2時間目からは学校をサボってデパートのバーゲンに行ってしまい、そのまま帰ってこないという、そんじょそこらの不良教師と同じくくりでは言い表せないレベルです。 以降も、毎回パリコレのような奇抜で露出度の高いファッションで登場。大抵は乳や尻が半分飛び出しているため、生徒も目のやり場に困りまくり。 さらに人間性も、とても教育者とは思えないひどさ。学級委員長、菊池まどかを口ゲンカで泣かしたり、父親参観日の展示テーマを「お父さんのオチンチン」にしておチンチンのデッサンを強制したり、お気に入りの生徒、シュウくんをひいきしまくりで、それをほかの生徒に対して隠そうともしません。 「あたしはえこひいきする女なのよ!」 この開き直り……。そんなシュウくんとは、2人で午後の授業をサボってドライブしちゃいます。 「かわいい男の子をさらって、もてあそぶのが趣味なの」 と、ショタコン丸出しのセリフを吐いたと思えば、そのままディスコやバーに連れていったり、ラブホテルに連れていったり、しまいには「オッパイ吸ってみる?」などと誘ってみたり、小学校の教師でありながら、あらゆるタブーを超越した、怖いものなしの存在です。 しかし、その破天荒さとルックスで生徒たちにカリスマ視され、いつの間にか学校で一番愛される教師になってしまいます。極め付きが、6年生となり卒業を迎えることになったイオナのクラスの生徒たちが、イオナとの別れが惜しいあまりに、まさかの卒業ボイコット。クラス全員が留年して、7年4組「スーパーアダルトクラス」として君臨することになるのです。 学園マンガでは作品継続のために、主人公が留年する設定というのはたまに見かけますが、クラス全員留年で小学7年生という設定は、さすがに斬新すぎですね。 そんなイオナはいったい何者なのか、どうしても気になってしまうところですが、作中では一切明らかにされません。正体を暴こうとする者はなぜか交通事故に遭ったり、落雷に遭ったりと、不幸な出来事に巻き込まれる始末。あくまで、ミステリアスな存在であり続けるのです。 というわけで、留年してまで教わりたい謎の美人教師マンガ『イオナ』をご紹介しました。これでもかと言わんばかりに毎回キメてくるイオナのド派手ファッションを見るだけでも十分楽しめる作品で、マツコがハマるのも納得です。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>) ◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから『イオナ 全9巻完結』(小学館)
“反日感情の象徴”じゃなかったの? 韓国で相次ぐ、韓国人による少女像冒涜事件
少女像といえば、日本軍慰安婦被害者を悼み、歴史に対する韓国人の関心を呼び起こすため各地に設置された造形物だが、どうやら一部にはその意味がうまく伝わっておらず、イタズラしたり、不満のは け口とされたりもしているようだ。 3月6日、10代の男子大学生が大田(テジョン)市に設置された少女像に日の丸と旭日旗を持たせ、スマホで撮影。旗はすぐさま回収したが、通りかかった市民に通報され、警察官に任意同行を求められたという。 彼がこの行為に及んだ動機は、「俺は韓国が嫌いだ。日本が好きだから、日本人になりたい。人に注目されたかった」というもの。韓国人からすれば非常識も甚だしい行為だが、法律に違反したわけでもないので、無罪放免となった。 先月には、別の男性が少女像の唇に自分の舌を当てている写真をネット上にアップし、大炎上したばかり。男性は「慰安婦少女の唇を舐めてきました。決して性的な行為ではなく、“中国からのPM2.5をきれいに掃除してあげる”という意味だから、誤解しないで」と書き込んだものの、ネット民からは「こいつを韓国から追放しろ」「PM2.5より、お前の口のほうが汚い」「舌を抜かれたいのか」などと非難が殺到した。
最も注目が集まる在釜山日本国総領事館前の少女像は、一時期、駐輪場に成り下がってしまった。何者かが、少女像にチェーンロックで自転車をつないだまま放置したのだ。 少女像を管理している市民団体が工具でチェーンロックを切断するも、警察からは「自転車の持ち主に対する財物損壊罪に当たる」と注意されたという。 ここまでくると、少女像の存在意義自体を疑いたくもなるが、実は、少女像を好意的に受け取っていない韓国人は、少なからず存在する。 去る1月には「少女像撤去時の反対デモがうるさいし、交通渋滞がひどくて腹が立った」という理由で、40代の男が少女像周辺に掲げられた横断幕を引き裂いた。ネット上には「少女像には、もうウンザリ」「政治に利用された時点で、意味がなくなった」といったコメントも見受けらる。 日本では「少女像=反日の象徴」というイメージがあるが、今後もさまざまなトラブルが続きそうだ。 (文=S-KOREA) ●関連記事 ・釜山の“少女像”に苛立った男が横断幕を破り逮捕…「親日派がまだまだ多い」と非難殺到 (http://s-korea.jp/archives/12666?zo) ・“三・一節”を迎えたなかで揺れるもうひとつの歴史問題…韓国「歴史教科書」の罪深さ (http://s-korea.jp/archives/13937?zo)
「痛みなく100%確実に死ねます!」自殺キットまで出回る“自殺大国”韓国の末期度
人口10万人当たり26.5%の自殺率に悩む韓国(韓国統計庁調べ、2016年)。経済協力開発機構(OECD)の加盟国の中で、ダントツの“自殺大国”の汚名をなかなか返上できない中、ついには“自殺キット”まで発売されたことが明らかになり、物議を醸している。 同商品のキャッチコピーは「痛みなく100%確実に死ねます!」。テント、窒素ガスボンベ、ガス管と調節器、タイマー、精神安静剤などが入っており、希望者には組み立てサービスも行うというだから驚きだ。 また、発売元が奨励している“100%確実に死ねる”方法とは、キャンプ用のテントを透明のビニールで覆い、その中をガスで充満させる、というもの。ナチス・ドイツが用いたガス室ならぬ、ガステントというわけだ。 価格は約100万ウォン(約10万円)で、昨年11~12月の間に、すでに20~40代の男女5人が購入したという。 ただ幸いなことに、今のところ、このキットを使って命を落とした人はおらず、家族や知人の通報により、未遂にとどまっているという。 それにしても、誰がどんな目的でこの“自殺キット”を作ったのだろうか? 複数の韓国メディアの情報によると、同商品を製造・販売したのは、自殺未遂経験がある2人の男だという。 1人は事業に失敗し、ネットで知り合った自殺志願者と集団自殺を図るも未遂。ほかの自殺方法を模索する中で窒素ガスにたどり着き、2匹のハムスターで効果を確かめた。だが、そこまでしておいてなぜか気が変わった男は、もう1人の自殺未遂者と、自殺を手伝う新規事業を立ち上げることになったという。 2人はSNS上で“死神”と名乗り、自殺志願者である20~30代の女性約60人から相談を受け、自殺キットを売りつけたり、別荘を借りて集団自殺会を催したとみられている。その中には、彼らに体を触られたり、セックスを強いられたりした人もいたという。 いくら自殺率が高いとはいえ、人の自殺を商売のネタにするのは、度を越した発想だ。ネット民からは、「くっそクリエイティブな奴ら」「模倣犯が現れそう」「そもそも窒素ガスに100万ウォンは、ぼったくりだし」「これもヘル朝鮮の弊害だろ」といった声が寄せられている。 自殺ほう助で金儲けを企てる者まで現れた以上、“自殺大国”の汚名は、そう簡単には晴らせないだろう。死神より怖いのは、同じ人間かもしれない。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・日本の10倍以上!? 世界一の“詐欺大国”と評された韓国を悩ます詐欺犯罪の現在 http://s-korea.jp/archives/12558?zo ・20年で3倍!! 自殺率が急上昇する韓国社会、日本とはまったく異なる自殺原因とは http://s-korea.jp/archives/5188?zoイメージ画像(Thinkstockより)
小学生向け“性教育の教科書”がまるでエロ本!? 保護者が激怒した、露骨すぎる中身とは……
中国浙江省で3月初め、小学2年生の子どもを持つ母親が、SNS上に驚きの画像をアップした。 複数の中国メディアによると、これは小学2年生向けの性教育の教科書で、内容は基本的な性知識を教えるものだった。ただ、説明がやけに詳細で、男女の体の作りの違いといった事柄だけではなかった。 特に「人の誕生」の章では、男女のセックスについての描写が細かく説明されており、ベッドの上で裸になって抱き合う男女の姿のイラストとともに「パパとママが愛し合います」といったキャプションが。さらには「パパの陰茎がママの膣に入ります」といった内容がイラスト付きで描かれていたのだ。 小学2年生向けの教科書としてはこれだけでも驚きだが、自分の身を守ることについて教える章は、さらに驚愕の内容だった。子どもができる過程について説明するイラスト。右下には「毎回、数億の精子が同時に出るが、ほとんどの状況下では、成熟した卵細胞はひとつしかない」と書かれている
ソファに座っている女性が隣の子どもに向かって、「軍ちゃん、また大きくなったわね。ズボンを脱いで、あなたのオチンチンも大きくなったかどうか、李おばさんにちょっと見せて」などと話しているのだ。 これは「軽々しく自分の性器を他人に見せてはいけない」と教えるためのものだというが、まるでAVの一場面のようなシーンである。 あまりにも露骨な内容に、画像をアップした母親は「もし子どもが家に帰ってきて、声を出して教科書を読み始めて“パパの陰茎がママの膣に入ります”なんて言いだしたら、親はどんなにビックリするか」と憤っている。 ネット民たちの間でも議論が巻き起こり、「子ども向けのエロ本かよ」と言う者もいれば、「大げさに騒ぎすぎ。外国には、似たような性教育をしているところもある」「子どもは、そんなにややこしくとらえない。大人が複雑に考えすぎなだけ」と、教科書を擁護する声も出ている。 事態を受け、教科書の出版元は声明を発表。「教科書はあくまでも学校の教材であり、厳格な審査を受けている」としている。 日本でも子どものうちから性教育をすべきかどうかについては、親からの反対意見も多くあり、結論が出ていない。また、子どもへの性教育が進んでいると思われるアメリカでさえ、セックスをしたことがないのに「妊娠した」と言う女性が200人に1人の割合でいたという調査結果があり、それは親からしっかり性教育を受けなかったために性知識が未熟で、何がセックスかもわかっていないからだと分析している。 子どもに対する性教育というのは、どこの国でもなかなか難しいようである。 (文=佐久間賢三)隣の子どもに「ちょっとオチンチン見せて」と話すおばさん。もはやこれは性犯罪である













