吉祥寺から消えた映画館から生まれた『PARKS』過ぎ去った記憶と現代とを音楽で結ぶという試み

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橋本愛主演作『PARKS パークス』。井の頭公園の緑に囲まれ、橋本は軽やかな歌声を披露する。
 吉祥寺は地方出身者にとっては居心地のよい街だ。同じJR中央線にある高円寺ほどテンションが高すぎず、国分寺や国立ほどハイソでもない。古い店と新しい店がほどよくブレンドされて並んでいる。そんな吉祥寺という街のランドマーク的存在だった映画館バウスシアターが閉館したのが2014年6月。最終プログラムとなった音楽映画『ラスト・ワルツ』(78)の終演後のあいさつに立ったオーナーの本田拓夫さんは「物語には続きがある」という言葉を残したが、その言葉が実現化した。ハードウェアとしての映画館は消えてしまったけれど、代わりに生まれてきたソフトウェアが映画『PARKS パークス』。バウスシアターにたびたび通っていた橋本愛主演作として、「井の頭公園」開園100周年にあたる17年に完成した。  バウスシアターの残務処理を終えた本田さんが「吉祥寺と井の頭公園の映画をつくりたい」と電話した先は、“爆音映画祭”の主宰者として知られる映画評論家の樋口泰人氏。“爆音映画祭”はライブハウス機能を併せ持つバウスシアターで歴史を重ねてきた。樋口氏がゼネラルプロデューサーとなり、染谷将太主演作『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(11)でエッジの効いた演出を見せた瀬田なつき監督、『寄生獣』(14)、『寄生獣 完結編』(15)で橋本愛と息の合った芝居を見せた染谷将太、小学生のときに吉祥寺でスカウトされたことがきっかけで芸能界入りした永野芽郁という新鮮味のある顔ぶれが集まった。  主人公の純(橋本愛)はかつて子役タレントとして活躍したが、今は何者にもなれずにいるフツーの女子大生だ。井の頭公園脇のアパートに住んでいる純は同棲するはずだった彼と別れてしまった上に、大学からは留年を知らせる通知が届き、茫然自失状態。ゼミの担当教授(佐野史郎)に頭を下げて、ゼミの課題を大急ぎで提出することになるが、そんなとき純の前に現われたのが不思議な女の子・ハル(永野芽郁)だった。ハルは亡くなった父親(森岡龍)の記憶を辿り、父親がかつて交際していた元恋人・佐知子(石橋静河)を探していた。父親は佐知子から届いた手紙を残しており、そこに記されていた住所が純のいる部屋だった。
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純(橋本愛)の部屋に集まったトキオ(染谷将太)たちは、残された古い録音テープを再生することに。
 ゼミの課題になりそうな予感を感じた純は、ハルと一緒に佐知子の居場所を探し始める。やがて公園近くに暮らす佐知子の孫・トキオ(染谷将太)と2人は出逢う。佐知子はすでに亡くなっていたが、佐知子が持っていた古いオープンリールの録音テープが見つかったとトキオが知らせてきた。息を呑んでテープを再生すると、そこから流れてきたのはハルの父と佐知子が歌うオリジナルソングだった。劣化していたテープは途中で切れてしまうが、歌の続きが気になって仕方がない。純たちは自分たちの手で曲を完成させることで、かつての恋人たちの想いと現代とを繋ぎ合わせる作業に夢中になっていく。  NHK朝ドラ『あまちゃん』(13)のアイドルデュオ“潮騒のメモリーズ”で大人気を博した橋本愛だが、10代の頃の物憂げな美少女から大人の女性へと変わりつつある彼女の等身大の姿が『PARKS』ではそのまま映し出される。緑の多い井の頭公園でのロケ撮影で、いつになく明るい表情を見せ、ギター演奏&歌声を披露している。演技力で定評のある染谷将太は今回は三枚目的な役どころ。純とハルと美女2人に挟まれて有頂天になるお調子者のトキオ役が楽しそうだ。園子温監督の『TOKYO TRIBE』(14)で挑戦したラップの腕前も久しぶりに見せてくれる。橋本愛も染谷将太も、古くて新しいハモニカ横丁の景観にとてもよく馴染んでいる。
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夜更けのサンロード商店街を駆け抜けていく純、トキオ、ハル。このアーケード街には、かつてバウスシアターがあった。
 そして、こちらの想像以上に『PARKS』に初々しい躍動感を与えているのが、橋本と染谷に絡む永野芽郁。テレビで流れるUQモバイルのCMでは消されてしまっているが、自然光で撮影された本作では永野のほっぺの上に小さな小さな“インディアンえくぼ”が浮かび上がることが分かる。小動物のようにコロコロと変わる永野の表情の豊かさに目を奪われてしまう(ちなみに5月20日公開の『ピーチガール』では悪女役を演じ、主演俳優たちを喰っている)。本作で永野が演じるハルは、純の部屋に居候するかなりの不思議ちゃんだ。春風のようにふわふわしたハルは、父の思い出の曲を再現しようとするうちに、井の頭公園をさまよい、若い頃の父や佐知子たちとばったり遭遇してしまう。意識が時空を越えてシンクロしてしまったらしい。タイムマシンなしでうっかり時間旅行してしまうハルの天然ぶりに見蕩れているうちに、物語は瞬く間にクライマックスを迎える。  50年前の恋人たちの曲を蘇らせようとしていることが周囲に知れ渡り、吉祥寺で開かれる人気音楽フェスに出場し、その曲を発表することになる純たち。音楽業界で食べていきたいトキオはやたらと張り切っているが、果たしてフェスまでに曲は完成するのか、純たちの初ステージは成功するのか? バウスシアターという形ある映画館は吉祥寺から消えてしまったけれど、代わりに過去と現代を結ぶ曲と映画が誕生した。映画を見終わった後、橋本愛が歌う曲を思わず口ずさみたくなる。『PARKS』はそんな軽快なエンディングが待っている。 (文=長野辰次)
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『PARKS パークス』 企画/本田拓也 ゼネラルプロデューサー/樋口泰人 音楽監修/トクマルシューゴ 監督・脚本・編集/瀬田なつき 出演/橋本愛、永野芽郁、染谷将太、石橋静河、森岡龍、佐野史郎、柾木玲弥、長尾寧音、岡部尚、米本来輝、黒田大輔、嶺豪一、原扶貴子、斉藤陽一郎、麻田浩、谷口雄、池上加奈恵、吉木諒祐、井手健介、澤部渡(スカート)、北里彰久(Alfred Beach Sandal)、シャムキャッツ、高田漣 配給/boid 4月22日(土)よりテアトル新宿、29日(土)より吉祥寺オデヲンほか全国順次公開  (c)2017本田プロモーションBAUS http://www.parks100.jp

映画製作を禁じられた国際派監督のトンチ人生!! 車中から見えてくるイランの内情『人生タクシー』の画像5
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タマヒュン必至! 思春期の青少年に続々襲いかかる「睾丸捻転症」の恐怖

タマヒュン必至! 思春期の青少年に続々襲いかかる「睾丸捻転症」の恐怖の画像1
睾丸摘出とは、考えただけで恐ろしい……(イメージ画像)
 最近中国で、ある奇病がまん延している。思春期の男子を中心に、睾丸がよじれる「睾丸捻転症」が続発しているのだ。  一説によると、その痛みは尿管結石を超え、男性が経験する痛みの中で最大であるともいわれている。 「上海晩報」によると、浙江省にある浙江大学病院の泌尿器科に、11歳の少年が父親に付き添われ搬送されてきたのは4月11日のこと。少年は3日前から睾丸に激しい痛みを訴えており、すぐに検査が行われた。  検査の結果、陰嚢の中で精索の管が540度回転し、血管が締め付けられていたため睾丸は大きく腫れ上がり、壊死が進行。すぐに睾丸の摘出手術が行われた。  担当医によると、一般的に睾丸捻転症は発症から6時間で生殖に関する内分泌機能が低下、10時間でほぼ生殖機能が失われるため、早期発見できるか否かが重要なポイントとなる。今回のケースは発症から3日後ということで壊死が進行しており、血液がほとんど通っていない危険な状態だったという。  浙江大学病院では、同様の症状で搬送されてくる患者が、10代の男子を中心に年間20~30人に上るという。病院側はメディアの取材を通して、10代の男子がいる家庭では、保護者がしっかり異変に気づいてあげられることが早期発見につながるとして、注意を呼び掛けている。  この病院以外にも、睾丸捻転症では枚挙にいとまがないようだ。筆者が報道ベースで確認したところでも、ここ3カ月ほどの間、毎週のように睾丸捻転症のニュースが伝えられている。
タマヒュン必至! 思春期の青少年に続々襲いかかる「睾丸捻転症」の恐怖の画像2
睾丸捻転症について説明している図(「中国科学公園」より)
「央広網」(2月21日付)によると、今年2月に河北省石家庄市第三病院では、片方の睾丸の激しい痛みを訴えていた中学3年生の男子が睾丸捻転症であることがわかり、緊急摘出手術が行われた。また、3月にも湖北省の中学1年生の男子が体育の授業中、片方の睾丸の激しい痛みを訴え、地元病院に搬送された。診断の結果、睾丸捻転症と診断され、やはり摘出手術が行われた(「湖北日報」)。  広東省地方紙の社会部記者は、その原因についてこう指摘する。 「睾丸捻転症は、思春期に精巣の重量が急増することにより引き起こされるといわれており、環境ホルモンの影響が原因として疑われる。10歳未満の女児に胸の膨らみや初潮がみられる性早熟症がまん延しているが、その男子版が睾丸捻転症といえる」  10時間でほぼ生殖機能が失われる睾丸捻転症は、女児の性早熟症よりも深刻である。 (文=青山大樹)

タマヒュン必至! 思春期の青少年に続々襲いかかる「睾丸捻転症」の恐怖

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 最近中国で、ある奇病がまん延している。思春期の男子を中心に、睾丸がよじれる「睾丸捻転症」が続発しているのだ。  一説によると、その痛みは尿管結石を超え、男性が経験する痛みの中で最大であるともいわれている。 「上海晩報」によると、浙江省にある浙江大学病院の泌尿器科に、11歳の少年が父親に付き添われ搬送されてきたのは4月11日のこと。少年は3日前から睾丸に激しい痛みを訴えており、すぐに検査が行われた。  検査の結果、陰嚢の中で精索の管が540度回転し、血管が締め付けられていたため睾丸は大きく腫れ上がり、壊死が進行。すぐに睾丸の摘出手術が行われた。  担当医によると、一般的に睾丸捻転症は発症から6時間で生殖に関する内分泌機能が低下、10時間でほぼ生殖機能が失われるため、早期発見できるか否かが重要なポイントとなる。今回のケースは発症から3日後ということで壊死が進行しており、血液がほとんど通っていない危険な状態だったという。  浙江大学病院では、同様の症状で搬送されてくる患者が、10代の男子を中心に年間20~30人に上るという。病院側はメディアの取材を通して、10代の男子がいる家庭では、保護者がしっかり異変に気づいてあげられることが早期発見につながるとして、注意を呼び掛けている。  この病院以外にも、睾丸捻転症では枚挙にいとまがないようだ。筆者が報道ベースで確認したところでも、ここ3カ月ほどの間、毎週のように睾丸捻転症のニュースが伝えられている。
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「央広網」(2月21日付)によると、今年2月に河北省石家庄市第三病院では、片方の睾丸の激しい痛みを訴えていた中学3年生の男子が睾丸捻転症であることがわかり、緊急摘出手術が行われた。また、3月にも湖北省の中学1年生の男子が体育の授業中、片方の睾丸の激しい痛みを訴え、地元病院に搬送された。診断の結果、睾丸捻転症と診断され、やはり摘出手術が行われた(「湖北日報」)。  広東省地方紙の社会部記者は、その原因についてこう指摘する。 「睾丸捻転症は、思春期に精巣の重量が急増することにより引き起こされるといわれており、環境ホルモンの影響が原因として疑われる。10歳未満の女児に胸の膨らみや初潮がみられる性早熟症がまん延しているが、その男子版が睾丸捻転症といえる」  10時間でほぼ生殖機能が失われる睾丸捻転症は、女児の性早熟症よりも深刻である。 (文=青山大樹)

ネットカフェでAV見てたらムラムラ! 辛抱タマらず、女性店員に顔射未遂

ネットカフェでAV見てたら発情! 辛抱タマらず、女性店員に顔射未遂の画像1
ネットカフェでAVを見る男
 中国安徽省にある24時間営業のネットカフェで、男が女性店員に向かって自分の下半身をしごき、顔射しようとする“未遂事件”が起こった。  地元テレビの報道によると、事件が起こったのは4月7日の早朝4時半すぎ。ネットカフェのパソコンでAVを見ていた男が我慢できなくなったのか、店内をウロウロしだした。そして、受付のカウンター前で下半身を露出すると、立ったままオナニーを始めたのだ。  それだけではイケそうになかったのか、男はしばらくカウンターにいる女性店員の様子をうかがった。そして、店員がすっかり寝入っているのを確認すると、大胆にもカウンターの中に入り、横になっている店員の脇に立ち、顔面に向かって再びオナニーを始めたのだ!
ネットカフェでAV見てたら発情! 辛抱タマらず、女性店員に顔射未遂の画像2
最初は受付カウンターの外でしごいていたのだが……
ネットカフェでAV見てたら発情! 辛抱タマらず、女性店員に顔射未遂の画像3
寝入っている店員の脇で、下半身を激しくこすり始めた
ネットカフェでAV見てたら発情! 辛抱タマらず、女性店員に顔射未遂の画像4
店員が目を覚ますと、身を翻してカウンターの飲み物コーナーへ
 ただならぬ気配に気づいたのか、、目を覚ました店員が男のほうを見ると、男は慌ててその場を離れ、あたかもカウンターにある飲み物を取りに来ていたかのような動作を始めた。  だが、一部始終は監視カメラによって撮影されていた。映像を確認した店員は、すぐさま警察へ通報。男はすでに逃走した後だったが、警察はその映像から男を特定し、数日後に逮捕。スポーツジムでインストラクターを務める25歳の男だった。 「中国ではAVは禁止されていますが、ネット上の違法配信サイトでは日本製AVが広く出回っています。もともと中国人が性行為をするときに顔射する習慣などなく、広まったのはもちろん日本のAVの影響です。日本の風俗店にやってくる中国人観光客のむちゃな顔射リクエストも増えているようですが、あれだけ日本のAVを見ていると、試してみたくなるのでしょう。中国の若い女性たちの、『彼氏に顔射を強要された』といった怒りの声をよくネット上で見かけます」(上海在住の日本人留学生)  今回は、ほかに客がいないことを確認した上での“計画的犯行”と思われるが、ネットカフェでいじるのは自分の下半身ではなく、パソコンのマウスだけにしておいてもらいたいものである。 (文=佐久間賢三)

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ネットカフェでAVを見る男
 中国安徽省にある24時間営業のネットカフェで、男が女性店員に向かって自分の下半身をしごき、顔射しようとする“未遂事件”が起こった。  地元テレビの報道によると、事件が起こったのは4月7日の早朝4時半すぎ。ネットカフェのパソコンでAVを見ていた男が我慢できなくなったのか、店内をウロウロしだした。そして、受付のカウンター前で下半身を露出すると、立ったままオナニーを始めたのだ。  それだけではイケそうになかったのか、男はしばらくカウンターにいる女性店員の様子をうかがった。そして、店員がすっかり寝入っているのを確認すると、大胆にもカウンターの中に入り、横になっている店員の脇に立ち、顔面に向かって再びオナニーを始めたのだ!
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最初は受付カウンターの外でしごいていたのだが……
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寝入っている店員の脇で、下半身を激しくこすり始めた
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店員が目を覚ますと、身を翻してカウンターの飲み物コーナーへ
 ただならぬ気配に気づいたのか、、目を覚ました店員が男のほうを見ると、男は慌ててその場を離れ、あたかもカウンターにある飲み物を取りに来ていたかのような動作を始めた。  だが、一部始終は監視カメラによって撮影されていた。映像を確認した店員は、すぐさま警察へ通報。男はすでに逃走した後だったが、警察はその映像から男を特定し、数日後に逮捕。スポーツジムでインストラクターを務める25歳の男だった。 「中国ではAVは禁止されていますが、ネット上の違法配信サイトでは日本製AVが広く出回っています。もともと中国人が性行為をするときに顔射する習慣などなく、広まったのはもちろん日本のAVの影響です。日本の風俗店にやってくる中国人観光客のむちゃな顔射リクエストも増えているようですが、あれだけ日本のAVを見ていると、試してみたくなるのでしょう。中国の若い女性たちの、『彼氏に顔射を強要された』といった怒りの声をよくネット上で見かけます」(上海在住の日本人留学生)  今回は、ほかに客がいないことを確認した上での“計画的犯行”と思われるが、ネットカフェでいじるのは自分の下半身ではなく、パソコンのマウスだけにしておいてもらいたいものである。 (文=佐久間賢三)

「素行不良を正すため」中3男子を6人がかりで集団リンチ! 終わらない後輩イジメに対策は?

「素行不良を正すため」中3男子を6人がかりで集団リンチ! 終わらない後輩イジメに対策は?の画像1
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 上下関係が徹底している韓国では、先輩は絶対的な存在。それがプラスに働くのならいいのだが、理不尽なイジメや暴行事件が後を絶たないのが現状だ。もはや、韓国に巣くう悪習のひとつと言っても過言ではない。特に、卒業式や入学式の前後には、新しい秩序を築くためなのか、事件の発生頻度は高くなる。  新学期を迎えて早々の4月11日、全羅北道(チョルラプクト)の中学3年生A君(14)を監禁・集団暴行した疑いで、大学生2人と高校生4人が逮捕された。彼らの犯行動機は、「後輩の悪癖を直そうとした」というものだった。  高校2年のB(17)をはじめとする4人が、A君を初めて呼び出したのは今年2月。A君が「飲酒や喫煙をしている」というウワサを聞きつけ、指導と称してA君の顔や腹を殴りつけた。  ヤンチャをした報いに制裁を受けたA君だが、彼の苦難はここで終わらなかった。    3月16日、Bは普段から親交のあった2人の大学生(22)に声をかけると、6人がかりでA君をリンチする。さらに翌日、今度はA君を車で拉致し、山奥へ連行。再度暴行を加えた。警察の調べによると、A君はその後、Bとのタイマンまで強要されたという。誰も助けにこない山奥でフルボッコにされたA君は、全治4週間の大けがを負った。    この事件を知った韓国ネット民の怒りはすさまじく、「いったい何様なんだ? あきれて言葉が出ない!」「お前らの根性も叩き直してやろうか」「本当にこの国の人間は笑わせてくれる」などと、多くの罵声が飛び交っている。  一方、こうした事件は、韓国では頻繁に起きている。この事件の数日前にも、19歳の大学生が高校生を呼び出して、「売春を斡旋するから、恋人を連れてこい」と命令。断ると、全身にタバコの火を押しつけ、金属バットで暴行するという信じられない事件も起きている。 「先輩の命令は絶対」。この悪習が払拭されない限り、これからも先輩による後輩への過剰な暴力事件は後を絶たない。事件が起こるたびに、「またか」とあきれられている現状を受け入れて、韓国政府は本格的な対策を行うべきだろう。

ラブドールは“抜く”だけの道具じゃない! 都築響一が認めた「ラブドール写真家」の美学とは?

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これは人間ではなくラブドールの写真です(Photo:SAKITAN/以下同)
 男性向けの疑似性交用等身大人形、いわゆるダッチワイフ。いまだにビニール製のチープな人形をイメージする人も多いが、最近はラブドールと呼ばれるマネキン以上に人間らしい、シリコン製の高級品も販売されている。  そんな高品質のラブドールをモデルにして写真集を自主制作しているのが、ラブドールオーナーのSAKITANという30代男性である。  まずは、サンプル画像を見ていただきたい。これが驚きのクオリティなのである。
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思わず二度見をしてしまう、艶やかな後ろ姿
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ラブドールも日焼けをして汗をかく時代なのか?
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彼女が言葉を発するのを待ちたくなる
 人形っぽさがあまりなく、もしこの被写体がラブドールであるという先入観がなかったら、「ちょっと気合を入れて写真加工しすぎた、グラビアアイドルかな?」と一瞬でも思うのではなかろうか?   触れて使ってこそ価値のあるラブドールという性の道具で、なぜSAKITANは写真集を作ろうと思ったのだろうか? そこで彼の住む大阪にて、話を聞いてきた。
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新世界の喫茶店にて、モーニングを食べながらインタビューを敢行。好きな食べ物はアボカド
――まず、SAKITANという名前の由来から教えてください。 「古い話なんですけど、『ときめきメモリアル』という恋愛シミュレーションゲームに出てくる虹野沙希がものすごい好きで、学生時代はそのグッズを集めることに夢中になってたんです。そこから『サキタン』って呼ばれるようになって、今もそのままなんですよ」 ――なるほど。じゃあ、もともとは二次元のゲームキャラが好きだったんですか? 「それがこの道に入った始まりですね。たまたま読んだ『ホビージャパン』という模型雑誌でガレージキットという分野を知って、ときメモのフィギュアがあるぞと。それで20歳のときにワンダーフェスティバルというイベントで、立体の虹野沙希を手に入れました」 ――それがドールとの出逢いなんですね。 「これはハマりましたね。数年後には原型を作ってフィギュアを販売する側になってました。そしてちょうどその頃、ラブドール業界に革命が起こったんです。1999~2000年頃、それまではラテックス製の見かけ20~30代の商品が主流で30万円くらいしたのですが、オリエント工業からソフトビニール製で幼いイメージの『アリス』という伝説となるドールが発売されました。いわゆる、オリエントアリス時代の到来です」 ――そんな時代があったとは、まったく知りませんでした。 「今までは人妻をイメージさせるドールしかなかったので、アリスの登場は衝撃的でした。これが13万円くらいで、学生でも頑張れば買える値段だったんですよ!」 ――そ、そりゃ買うしかないですね! 「実家暮らしでしたけどね! それから社会人になって買い足したりはしてたんですが、まだその頃は等身大の人形として、部屋に飾って眺めて満足しているだけでした」
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実家にこんなドールがあったら、ご両親は驚くだろうな
――そこから写真を撮り始めたきっかけは? 「2010年に、ドール好きの女友達が、オリエント工業の創業35周年記念のフォトコンテストに誘ってくれたんです。ただ当時自分は写真に全然興味がなかったので、自分が撮る代わりにドールをお貸ししました」 ――最初は撮るのではなく、貸す側だった……と。 「撮った写真を見せてもらうと、かわいく撮れてはいるんだけど、自分の中で納得いかないものがあったんです。自分なら、こう撮影するかな~みたいな……。 それを踏まえた上で、やっぱり自分で撮ってみようかと、中古で3万円くらいの一眼レフを買って応募しました」 ――とうとうモンスターが目覚めましたか。 「IT関係の会社で仕事をしてたので、画像加工ソフトはある程度使えましたが、写真に関する知識はまったくありませんでした。ただ直観的に撮影したものだったのですが、ありがたいことにグランプリを頂けました。ちなみに審査員は、山本晋也さん、高橋源一郎さん、都築響一さんと豪華でした」 ※フォトコンテストのページはこちらに残っていました。 ――SAKITANさんのラブドーラーとしてのこだわりを、サブカルの神様みたいな審査員たちがしっかりと受け止めてくれたんですね。 「自分が良いと思って撮影したものが評価されたのは、うれしかったですね。もともと自分で何か発信したいという願望があったので、これをきっかけに何か新しいことを始められるんじゃないかとホームページを立ち上げて、2013年夏のコミケで、ラブドールのデジタル写真集を初めて販売しました。そして今までにデジタルで3冊、紙の印刷物で1冊出しています」
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即売会の様子。委託販売の情報はこちら
――ラブドールの写真集って、今までにないジャンルだと思いますが、どんな方が買われるんですか? 「コミケで購入されたお客さんは男女半々くらいで、全年齢対象(乳首が出ていない)のものよりも、R-18のほうが買っていただけています。普通の写真集って、モデルに対してファンがいてこそ成立すると思うのですが、ラブドールなので、そこが難しいですね。たまに自分が持っているドールと同じ子をかわいく撮ってくれているからということで、買っていかれる方もいらっしゃいますが」 ――それはまれですよね。 「どちらかといえばダムや廃墟の写真集に近いかもしれませんが、そこまで広く趣味として認知されているわけでもなく、エロといっても、ヌキのための本というわけでもない。たまたま知った人が、興味本位で買ってくれたという感じですかね。世の中にないジャンルの本なので、今後はどんなコンセプトで誰に向けてどう作っていくべきか、そこを考えるのがまた面白いんです」 ――まさに、ラブドール写真集の開拓者ですね。そこまでラブドールにのめり込んだ理由は? 「等身大三次元立体造形の極み、ですよね。性行為という要素を抜きにしても勝負できるクオリティがすごい。人形の命は目だと思っていますが、シリコンラブドールは職人の手作業で丁寧に描かれています。 だから同じ型番でも、メイクさん次第でまつげの位置関係などが微妙に違うため、表情が全然違うんです!」 ――そうなると、たくさん欲しくなっちゃいますよね。 「これまでトータルで18体くらい買っています。ボディとヘッドは別売りされているんですけど、今はボディが6体にヘッドが13個かな。ひとつのボディに対してヘッドを替えて楽しむことができるのが、ラブドールの魅力ですね。ちなみにヘッドは、カメラ用の防湿庫で大切に保管しています。並んでいる姿が、ちょっと怖いですけど」 ――なるほど、ボディとヘッドを組み合わせられるのは楽しそうです。カメラマニアがレンズを交換するようなイメージでしょうか。でも、お高いんでしょう? 「私の所有してるモデルだと、ボディが40~60万円、ヘッドが10万円くらいと、決して安くはないです。海外製にも良いものがありますが、どうしても値段を安くするために品質やサポートが十分でない部分があり、メイクが薄くなったりした際に対処できないことがあります」
ラブドールは抜くだけの道具じゃない! 都築響一が認めた「ラブドール写真家」の美学とは?の画像8
熟練の職人によってメイクされたヘッド
――ラブドールは、人間を撮影するのと違いますか? 「人間と違って、こっちで全部動かさないといけない。一番良い表情を引き出せる構図に合わせて、指の角度から髪の動きまですべてにこだわって決めていくので、ワンカット撮るのに1~2時間かかる場合もあります。もちろん大変ですが、全部をこちらでコントロールできるし、まったく動かないからシャッタースピードを気にしなくても撮影できるなどの利点もあります。何時間撮影しても文句を言わないし、数秒露光しても一切ブレない。人間の撮影というよりは、ブツ撮りに近いと思ってます」
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自立はしないため、三脚などで固定して画像を加工する必要がある
――衣装とかは人間用ですよね。 「基本的に実物大なので、服もウィッグも人間用ですね。普通に店や通販で買えるので、そこもまた楽しい。ただ胸が人間に比べると硬いので、ブラジャーはぴったり合うカップを探すのが難しいです」 ――なかなか試着も、しづらそうですしね。 ***  実物を見せていただくため、SAKITANさん宅へと移動。
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これは、重いものだと30キロにもなるドールを移動させるために購入したスーツケース
 私もちょっと撮らせてもらったが、確かにこの被写体には、無限にこだわりたくなる魅力がある。
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パンツのしわがリアル
――最後に、すっごい下世話な話ですけど、ラブドールを本来の使用目的でも使いますか? 「昔はありましたけど、後始末が面倒臭いので、ほぼないです。でも、撮影中にムラムラすることは今でもあります。競泳水着とかを着せて水で濡らしたりしていたら、ねぇ? それでグッとこない男はいませんよ。自分が意図してない構図でドキッとして、あーこれええわーって興奮したり。撮影してて一番楽しい時間ですね」 ――はぁ。ラブドールの世界も奥が深いですね。 「知り合いのオーナーさんは、ドールの髪の毛に好きな匂いの香水をつけておいて、後ろからハグして胸を揉みながら自分で処理するのが一番興奮するって言ってましたよ。あとはスカートをはかせて立たせ、そこに潜り込んでペロペロするのが最高だっていう人も。ラブドールの楽しみ方は無限大ですから」 ――最後に、とってもクリエイティブなお話まで、ありがとうございました! Twitter https://twitter.com/yukityan129 Blog http://sakitan129.blog20.fc2.com/ Tumblr http://sakitan129.tumblr.com/

「麻酔なしでいいの?」中絶手術中の女子大生に、医師が手術費増額を要求!

「麻酔なしでいいの?」中絶手術中の女子大生に、医師が手術費増額を要求!の画像1
事件が起こった江西省南昌市内の病院
 中国国家衛生(日本の厚生労働省に相当)・計画生育委員会の発表したデータによると、中国では年間1,300万人が人工妊娠中絶手術を受けているという。そんな中絶手術の件数の多さに比例して、患者と病院の間ではトラブルも多発している。ポータルサイト「新浪」(4月12日付)によると、江西省南昌市内の病院で、中絶手術を受けていた女性が手術中に医師から手術費用の増額を求められ、脅迫されるという事件が発生した。  記事によると、中絶手術を受けることとなった地元の女子大生の陳さんは、中絶手術の費用として2,800元(約4万5,000円)を病院に支払った。ところが、今月7日に病院で手術を受けている最中、担当の医師は突然陳さんに、「子宮膣部びらんを発症しているので、今すぐ手術が必要。手術には4,000元(約6万4,000円)必要なので、支払い同意書に今すぐサインをしてください」と、手術台の上に横たわる陳さんに迫ったのだ。  陳さんが同意書へのサインを拒否すると、医療器具を陳さんの性器に力任せに挿入し、「このまま麻酔せずに中絶手術を行うぞ」と脅迫したというのだ。さらに「金がないなら、彼氏に払ってもらえばいい。今すぐ彼氏に電話をしろ」とせかしたという。陳さんは痛みと恐怖のあまり、同意書にサインをしてしまった。 翌日、手術台の上で起こった今回の事件について陳さんが自身のSNSに書き込むと、すぐにメディアが大きく取り上げ、病院側への取材が行われた。病院側は「手術室内には監視カメラもないので、患者と医師の間でどのようなやりとりがあったのかわからない。また、手術を担当した医師は休暇を取っているため、確認ができない」としている。  その後、事件を重く見た南昌市衛生・計画委員会により、調査が行われた。病院側は、今回の事件について陳さんの話をおおむね認めた上で、今後は陳さんへ賠償金を支払い、和解したいと、委員会の関係者に話したという。委員会は、病院を1カ月の業務停止処分に処することを明らかにし、陳さん以外にも、手術費をめぐり脅迫された患者がいないかなど、さらなる調査を行っていくとみられる。  また、この件で病院を取材したメディアの記者に対し、院長が口止めのための賄賂を渡そうとしていたというから、あきれるしかない。たった1カ月の業務停止で、果たしてこの病院の拝金主義体質は変わるのか、甚だ疑問である。 (文=青山大樹)

「麻酔なしでいいの?」中絶手術中の女子大生に、医師が手術費増額を要求!

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事件が起こった江西省南昌市内の病院
 中国国家衛生(日本の厚生労働省に相当)・計画生育委員会の発表したデータによると、中国では年間1,300万人が人工妊娠中絶手術を受けているという。そんな中絶手術の件数の多さに比例して、患者と病院の間ではトラブルも多発している。ポータルサイト「新浪」(4月12日付)によると、江西省南昌市内の病院で、中絶手術を受けていた女性が手術中に医師から手術費用の増額を求められ、脅迫されるという事件が発生した。  記事によると、中絶手術を受けることとなった地元の女子大生の陳さんは、中絶手術の費用として2,800元(約4万5,000円)を病院に支払った。ところが、今月7日に病院で手術を受けている最中、担当の医師は突然陳さんに、「子宮膣部びらんを発症しているので、今すぐ手術が必要。手術には4,000元(約6万4,000円)必要なので、支払い同意書に今すぐサインをしてください」と、手術台の上に横たわる陳さんに迫ったのだ。  陳さんが同意書へのサインを拒否すると、医療器具を陳さんの性器に力任せに挿入し、「このまま麻酔せずに中絶手術を行うぞ」と脅迫したというのだ。さらに「金がないなら、彼氏に払ってもらえばいい。今すぐ彼氏に電話をしろ」とせかしたという。陳さんは痛みと恐怖のあまり、同意書にサインをしてしまった。 翌日、手術台の上で起こった今回の事件について陳さんが自身のSNSに書き込むと、すぐにメディアが大きく取り上げ、病院側への取材が行われた。病院側は「手術室内には監視カメラもないので、患者と医師の間でどのようなやりとりがあったのかわからない。また、手術を担当した医師は休暇を取っているため、確認ができない」としている。  その後、事件を重く見た南昌市衛生・計画委員会により、調査が行われた。病院側は、今回の事件について陳さんの話をおおむね認めた上で、今後は陳さんへ賠償金を支払い、和解したいと、委員会の関係者に話したという。委員会は、病院を1カ月の業務停止処分に処することを明らかにし、陳さん以外にも、手術費をめぐり脅迫された患者がいないかなど、さらなる調査を行っていくとみられる。  また、この件で病院を取材したメディアの記者に対し、院長が口止めのための賄賂を渡そうとしていたというから、あきれるしかない。たった1カ月の業務停止で、果たしてこの病院の拝金主義体質は変わるのか、甚だ疑問である。 (文=青山大樹)

“禁酒法”時代の再来!?「アルコール健康障害対策推進室」の目的は税収増加か

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「週刊ポスト」(4/28号、小学館)
今週の注目記事・第1位 「飲酒規制が始まった!」(「週刊ポスト」4/28号) 同・第2位 「旭化成『傾きマンション』追跡ルポ」(「週刊現代」4/29号) 同・第3位 「渡辺謙 愛人の親友が激白『彼女は求婚されていた』」(「週刊文春」4/20号) 同・第4位 「NHK女子アナが映画監督と“花見W不倫”」(「週刊文春」4/20号) 同・第5位 「金正恩“斬首”秒読み 政府が覚悟「『最悪シナリオ』」(「週刊文春」4/20号) 「脱北した北朝鮮外交官が実名で警告」(「週刊現代」4/29号) 「『朝鮮半島有事』なら日本に『特需』がやってくる!?」(「週刊ポスト」4/28号) 同・第6位 「近く死刑確定『遺言手記』木嶋佳苗の東京拘置所から愛をこめて」(「週刊新潮」4/20号) 同・第7位 「安倍昭恵と反社会的勢力 運営するゲストハウスのビルオーナーは暴力団フロントの資金源」(「週刊新潮」4/20号) 同・第8位 「『死ぬまでセックス』は健康にいいのか?」(「週刊文春」4/20号) 同・第9位 「格安バニラエア『フライト中、副操縦士に異変が』」(「週刊文春」4/20号) 同・第10位 「“総理の懐刀”が『番記者いじめて辞めさせた』事件」(「週刊ポスト」4/28号) 同・第11位 「誇大広告! 効かないサプリ」(「週刊現代」4/29号) 同・第12位 「シリア黙示録 トランプの戦争」(「ニューズウィーク日本版」4/18号) 同・第13位 「14歳藤井聡太棋士に聞いた『コンピューターに勝てますか?』」(「週刊文春」4/20号) 同・第14位 「清原和博の弟分がナゾの死!」(「フライデー」4/20号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  まずは、あの清原の記事から。フライデーは清原和博(49)の弟分といわれる人間が突然自殺してしまったと報じている。  彼は43歳。六本木でサパークラブをしていたが、清原が釈放されたときに運転手をやり、清原が宮古島に潜伏していたときも同行していた。  その直前までお客と飲んでいたのに、家に帰って首を吊ってしまったという。知人は、睡眠薬を常用していたから、酒とそれを飲んで、オーバードーズ状態になっていたのかもしれないという。  葬儀に現れた清原は、写真で見る限り、少しやつれ、心ここにあらずという姿である。清原の薬断ちはうまくいっているのだろうか。  お次は将棋界に現れた新星、藤井聡太四段の話。御年14歳。文春によれば、羽生善治九段の10代のころと同じようだという。  1年以内にタイトル(6タイトルあるそうだ)を獲る自信はと聞くと、「まあ、六回チャンスがありますから」と答えた。頼もしい。  最強の将棋ソフト・ボナンザには勝てるかという質問には、「人間に比べるとコンピューターの能力の進化は限度がないです。そういう意味では人間とコンピューターが勝負する時代ではなくなったのかなと思います」。答え方のうまさはコンピューターを凌駕している。  朝鮮戦争以来最大の危機である。トランプが米中首脳会談の直前にシリア攻撃を始め、世界に衝撃が走った。  首脳会談が終わった後、トランプは米原子力空母カールビンソンや空母航空団、誘導ミサイル駆逐艦などを朝鮮半島近海に集結させ、北朝鮮への圧力を強めている。  一つ間違えれば戦争勃発という最悪の事態も考えられるのに、なぜ、トランプは中国の顔に泥を塗るようなことを始めたのか。それを解き明かしてくれる報道は日本のメディアには皆無である。  第一の謎は、なぜシリアを突然、空爆したのか。4月4日、シリアの反体制派支配地域で、神経ガスを使ったと見られる空爆があり、子どもを含む多くの市民が犠牲なった映像が世界中を駆け巡った。  それを見たトランプが怒り狂って命令したといわれているようだが、そんな衝動的な大統領に核のボタンを預けていいのか。  それにニューズウイーク日本版によれば、トランプは選挙中ISISを討伐するといってきたのに、突然、アサド政権を打倒しようとしているISIS側に回ったのだ。さらに、シリアにはトランプが“師事”しているプーチンのロシア軍がアサド政権を守るために1万人程度入り込んでいるといわれる。  ロシアがどう出てくるのか。 「攻撃直後のロシアは怒りの声明を発表。米ロ両軍の偶発的衝突を防ぐための連絡システムを停止した。直接の報復行動ではないが、これで米軍の軍事行動はリスクがかなり高くなる」(ニューズ)  ニューズによれば、アメリカ国内で「プーチンの傀儡政権」といわれている風評を打ち消すために強硬姿勢を採ったのではないかいう説もあるという。ロシアの傀儡であっても、それを否定するために他国を空爆したのであっても恐ろしい話だが、この男には世界最大の核戦力を動かせる力があることが最大の恐怖である。(この話については後でまた触れる)  ところで私もサプリを毎日いくつか飲んでいるが、現代によると、その多くが「ほとんど効かない」そうである。  今最も売れているグルコサミンとコンドロイチンがある。武蔵国分寺公園クリニックの名郷直樹委員長がこういっている。 「グルコサミン、コンドロイチンが軟骨の成分であることは事実ですが、サプリメントとして経口摂取しても軟骨は再生しません。グルコサミンやコンドロイチンは、糖やアミノ酸からできており、体内に入ると分解される。それが、再びグルコサミンやコンドロイチンに再合成され、膝の軟骨になるとは考えづらい。髪の毛の成分を飲んだからといって髪は生えないのと同じで、軟骨の成分を飲んだからといって、軟骨は再生されないのです」  10年9月には英国医師会誌「BMJ」にも、「グルコサミンやコンドロイチンが関節や股関節の痛みに効くという明確な結果は得られなかった」という研究報告書が掲載されたという。  身もふたもないが、現代は、今売られているほとんどのサプリには効き目がないといっているのだ。  マルチビタミン、ミネラル、鉄、プラセンタ、ウコン、クロレラ、コラーゲン、ローヤルゼリー、ことごとく有効性がなく、中には副作用を起こすものもあるという。  なんのために高いサプリを飲むのか。今あるサプリを全部捨てようか。でも、もったいないから、これを飲んだらにしよう。  今井尚哉という首相補佐官は、よほど評判の悪い人間のようである。ポストによれば、今井の番記者がいるそうで、毎晩、今井の家の前には番記者が10人以上も集まるという。  機嫌がいいと話すが、へそを曲げると何もしゃべらない。その今井が朝日新聞の番記者S記者を、とことん嫌ってしまったという。  S記者は15年9月に可決された安保法案を取材しており、可決後、安倍首相が祖父・岸信介と父・安倍晋太郎の墓参りをした際、安倍に「安保法案の成立を報告したのですか?」と声をかけたのだ。  それを、今井は「無礼極まりない」と怒っていたという。そこへS記者が番記者として現れたから、Sを無視し続けたそうである。  Sはそれでも腐らずに夜回りを続けていたというが、今年1月、某新聞記者とテレビ局の記者に呼び出された。  そして、君がいると今井さんが対応しくれない。もう来ないでくれ。その代わり、今井とのやり取りはメモで回すからといわれたというのだ。  こんな記者がいるから、この程度の人間にいいようにあしらわれてしまうのだ。  それを聞いたS記者は意気消沈して夜回りをしなくなり、朝日の上司もこれを知って、4月に別の記者と交代させてしまったという。  記者もだらしないが、朝日もだらしがない。だから権力のポチといわれてしまうのだ。  記者の質問に答える、説明責任を果たすのは役人や政治家どものやるべきことである。もしそうしないのがいたら、記者たちがそれぞれの紙面で告発し、世間に知らせるべきである。  それでも何もしないのなら、野党に国会で質問させる。とことん追及するべきなのに、何をやっているのだお前たちは!  安倍がヘラヘラしてられるのは、こういう府抜けた記者たちのおかげである。  米ユナイテッド航空内で、搭乗済みの乗客を自分のところの社員を乗せるために無理やり引きずり下ろすシーンが動画で撮られ、この会社の飛行機には乗らないという人が増えているという。  私はそういう無礼な目に遭ったことはないが、もしそうされたら、その飛行機を爆破してやる。  ユナイテッドではないが、今人気のLCCという格安航空会社、バニラエアのパイロットたちが「こんなんじゃ、そのうち堕ちるよ」といっているというのだから、こちらも穏やかではない。  ここは片道1万円以下というのがウリだそうだ。だが文春によると、慢性的な人手不足と、その上、過密スケジュールだから、パイロットやフライトアテンダント(FA)から、行きたくない、死にたいなどという言葉が出ているそうだ。  人手不足だから、操縦士の病欠や、欠航も増えている。今月7、8日には成田セブ便が欠航してしまった。  そんな状況なのに、会社は「新規路線を就航する」といい出していて、「もう頭がおかしいんじゃないかとしか思えません」(バニラエアのFA)。  2月26日には、新千歳空港から成田空港へ向かったバニラエアで副操縦士が体調を崩し、操縦不能になったという。しかし機長はアナウンスせず、管制官への連絡も行わず、機内電話でFAを個別に呼び出したそうである。  バニラエアの関係者は、「もっとも事故の発生率が高い着陸前の時間に、客室の乗務員が持ち場を離れ、コクピットにいるということ自体が異常」だと話している。  文春のいうとおり「安かろう、危なかろう」で済まされる話ではない。  その文春が、ポストや現代が力を入れている「死ぬまでセックスは健康にいいのか」という特集を組んでいる。  普通、高齢者が激しい運動をすれば心臓病などの発症リスクが高まると思うが、そうではないらしい。  世界的権威があるアメリカ心臓学会は、セックスが心筋梗塞の原因になったケースは1%以下で、セックスを活発にしているほうがリスクが少ないというのだ。  月に21回以上射精をしている人は前立腺がんのリスクが非常に低いというのだが、どうしたらそんなに射精ができるのかね。よほど若い嫁さんか愛人でも持たないと、できないと思うのだが。  高齢者の体位についてまで触れている。男は正常位での射精時が血圧、脈拍ともに一番高くなるから、女性上位や側臥位がいいそうだ。  当然だが、不倫は心筋梗塞の発生率が高くなって腹上死の危険が高くなる。家での腹上死はほとんどないそうだ。  腹上死してもいいから若い女性と付き合ってみたいものだが、無理だろうな。  第7位。新潮は安倍昭恵が、元暴力団組長と接点を持っていたと、先週フライデーが報じた話。昭恵が安倍の地元につくった居酒屋の姉妹店「UZUハウス」が入っているビルが、広域暴力団のフロントといわれる人間が関わっていた。昭恵に常に同行していた谷査恵子が、イタリアにある政府系機関に異動する予定だと報じている。  だが、新潮もいっているように、森友学園の籠池前理事長を、安倍官邸は「国策捜査」によって口を封じ、幕を閉じようとしているのは、権力の横暴であるのに、メディアが書きたてないのはなぜなのか。  籠池が国に水増し請求した件で、詐欺容疑で逮捕されるのではないかと報じたのは、安倍友新聞とも揶揄される産経新聞だった。  この報道で流れが変わり、大阪地検特捜部が捜査の手が付けやすい詐欺罪で、ゴールデンウィーク明けに籠池逮捕に踏み切るのではないかと、在阪の司法担当記者が語っている。  だが、一方の当事者である安倍昭恵を公の場で発言させずに、安倍は「籠池は偽証だ」と大騒ぎして、それが罪に問えないとなると、今度は詐欺罪で検察に逮捕させようとする。そんなことがまかり通れば、犯罪捜査が政権の具になってしまうと批判するのは、元地検特捜部検事の郷原信郎弁護士。 「国有地が8億円の減額で売却された経緯によっては、籠池さんの立場も異なったものになり得る。事件の全体像を明らかにせず、籠池さんの罪だけをつまみ食いするのは、正しいやり方とは言えません」(郷原弁護士)  こちらのほうが正論だと思う。  さて、木嶋佳苗(42)という女性を覚えておいでだろうか。婚活サイトで知り合った男性3人を練炭自殺と見せかけて殺害したと殺人罪に問われ、4月14日に最高裁で上告が棄却され、死刑が確定した。  その彼女が、新潮に「東京拘置所から愛をこめて」という手記を寄せている。彼女は獄中でも結婚、離婚、再婚をし、房内をパステルカラーのバスタオルで覆い、ベターッと開脚や、筋膜リリース、タバタ式などのストレッチを欠かさず、好きなブラジャーや下着を着けながら、優雅に暮らしていると書いている。  食欲は旺盛で、いろいろなサンドイッチを作って楽しんでいる。性欲は「考えないわけではないけど性欲で息苦しくなることはない」(木嶋)そうだ。  彼女は自分が犯した罪については触れていないが、自分は無実だと主張しているようだ。だが彼女は、死刑確定後に法相に対して早期執行の請願をするというのである。  その背景には母親との激しい葛藤があるようだ。母親は執筆することをやめなければ一切の支援を打ち切る、弟妹や甥姪との交流も禁じると宣告し、彼女がそれを拒否すると、敢然と実行したという。  拘置所内の生活は外部の支援なしでは立ちいかない。木嶋は母親のやったことを「悪意の遺棄」と書いている。それに父親が母親によって「心を蝕まれた結果、還暦で死を選んだ」ことなど、複雑な家庭や母子の間の愛憎があるようだ。  木嶋の学歴は知らないが、文章はうまい。拘置所内で多くの本を読んでいるそうだが、もともと書くことが好きで文才もあったのだろう。以前、ジャーナリストの青木理を好きだといっていたが、そのことはここには書いていない。  不謹慎かもしれないが、編集者としては、彼女の文才を駆使して、犯罪を犯す人間の心理や行動について書いてもらいたいと思う。  新潮が以前から告発していた、死刑囚・矢野治が告白した2件の殺しについて、ようやく警視庁が動き、遺体を掘り起こし、異例の確定死刑囚の逮捕に踏み切った。  この事件については以前にも書いているので、ここでは触れないが、矢野死刑囚が殺人を告白したのは、殺人容疑で逮捕されれば死刑執行がそれだけ遅れるからだ。  木嶋のようにではなく、命を長らえたいがために自白したが、逮捕されると、その件とはなんの話だ、知らねえと、話すことを億劫がるようになってきたという。  死を前にした人間は、あの手この手で死からできるだけ遠ざかりたいために、いろいろなことを考えるのだろう。  木嶋も手記のなかで、こういっている。 「現在、130人程度の死刑確定者のうち約7割が再審請求をしている。その多くは、再審請求中は執行を回避できると信じて形だけの請求を続けている人だと断じてもよいでしょう」  しかし、彼女のこの冷静さはどこから来ているのだろうか。  先にも触れたが、この国のメディアやジャーナリストの中に、安倍官邸の指示で動いていると思われる連中が多くなってきている気がする。一億総ポチ化である。  文春の巻頭で、「金正恩“斬首”秒読み、政府が覚悟『最悪シナリオ』」を書いている山口敬之(元TBS記者)も、そんな匂いがする一人のように見えてならないのだが。  導入部は、9日早朝、安倍首相がトランプとの緊急電話会談に臨んだ話から。トランプは、そこで「シリア攻撃を安倍が支持した」ことへの謝意を述べたという。だが、安倍としては、化学兵器を使用した確固たる証拠がないため、悩んだ末に「軍事行動ではなく、化学兵器の拡散を抑止する」という“決意”を支持するといういい回しにしたというのだ。  山口によれば、トランプは習近平に、近く行われるといわれている北朝鮮の6回目の核実験をやめさせるために、中国に対して期限を区切った北への制裁強化を強硬に求めたというのである。  だが習近平は明確には答えなかったのだろう。そこで北朝鮮へ軍事攻撃も辞さずという強行姿勢に転じたのだが、山口はここで、シリアは空爆したのに「より深刻な北朝鮮に対して、すでに計画立案が終了している『斬首+限定空爆』に踏み切らないのか」というのだ。  日本政府は衝撃的なシミュレーションを入手したという。それは、シリアと違って、アメリカが先制攻撃をすれば、北朝鮮は韓国のソウル攻撃をやってくる。そうなれば韓国人だけでなく、在韓邦人や観光客が犠牲になる可能性があるからだというのだが、こんなことは、いまさらいわれなくてもと思う。  ソウルだけではなく、日本の心臓部にもミサイルを撃ち込んでくることは間違いない。だが、山口も書いているように、日本の最新鋭のミサイル防衛システムでも、全部迎撃できるわけではない。  見逃せないのは結びの言葉である。「覚悟を決める必要がある」。なんの覚悟なのか。安倍首相は自衛隊も参加させるが、ゴチャゴチャいうなということか。官邸の意向を代弁して、われわれに戦争への準備をしておけというつもりなのか。  衝動的で先の見通しもないまま突っ走るトランプに対して、バカなことはやめろというのが同盟国の役割ではないか。シリアや北朝鮮を攻撃しても、アメリカ本土には当面影響はない。自分たちが安全なところにいて、アジアの火薬庫に火を放てば、朝鮮半島と日本列島は火だるまになる。それをワインでも飲みながら、トランプはテレビで見るつもりなのか。  新潮によれば、かつて金日成が息子・金正日にこう尋ねたという。 「アメリカが北朝鮮を攻めてきたら勝てるのか」。金正日はこう答えた。 「勝てないが、朝鮮のない地球はありえない。朝鮮が潰れる時には、地球を破壊してしまえばいい」  当然だが、韓国では日に日に緊張感が高まっている。日本では、これほどの「重大危機」なのに、メディアも国民も騒がないのはなぜか。  まさか、トランプが日本を守ってくれると、安倍のように無邪気に信じているのではないだろうが、不可解である。  現代には元北朝鮮の外交官で、15年に韓国へ亡命した韓進明がインタビューに答え、金正恩は単なる暴君ではないから、今すぐ6度目の核実験をすることはないと見ているといっている。  韓がいうには、金正恩は南北統一を考えていない。彼が考えているのは、アメリカとの2国間交渉。日米韓の連携を断ち切るために、金正恩は日本との関係を修復しようと切望しているという。  トランプにしても、空母カールビンソンなどを結集させて、北を恫喝してはいるが、これから打つ手となると、今のところは動きようがないはずだ。  北が空母にミサイルでも打ち込めば、空爆への口実ができるが、それほど金正恩もバカではなさそうだ。だが一発の銃声が、戦争への導火線になることは歴史が証明している。  日本はこの機会をチャンスと見て、トランプに自粛を呼びかけ、金正恩と話し合うきっかけにすればいいのだ。  今やノー天気週刊誌の代表になったポストは、朝鮮半島有事なら日本に特需が来るなどという特集を巻頭でやっている。  どういう神経なのだろう。昔から遠い戦争は買い、近くの戦争は売りという相場の格言がある。  ベトナム戦争は遠い戦争であった。ポストは朝鮮戦争のときは「朝鮮特需」があったではないかという。  だが、あの戦争は米韓と北朝鮮の戦争であったし、そのころ日本はアメリカの占領下だったから、気分的には遠い戦争であった。  それに、今のような飛び道具がなく、ほとんど地上戦が主体だったし、北にはろくな戦闘機もなかったであろう。  今は一瞬にしてミサイルが飛んでくる。万が一、そこに核弾頭でもついていたら、日本は壊滅状態になる。  そんな危ない状況で、日本株がどうのこうのといえるはずがないのだ。バカも休み休みいってもらいたいものだ。  力を誇示して北を抑え込もうとするトランプのやり方は、一歩間違えればアジアを火の海にする。安倍首相は、なんとしてでもトランプを説得し、空母を引き上げさせて、金正恩とアメリカ、中国、韓国、日本との話し合いに持ち込むことが、真のリーダーシップというものである。  さて、多くの日本人同様、危機感のない私は、どうも今週の「ゲス不倫」に目が行ってしまう。  文春砲、今週はNHK『サンデースポーツ』元キャスター“花見W不倫”。お相手は映画『東京タワー』などを手掛けた映画監督の源孝志(55)で、女は元キャスターでNHKの中堅アナウンサー・與芝(よしば)由三栄(42)。  2人とも既婚者で子どもあり。與芝は慶応大学で「ミス慶応」に輝いたこともあるそうだ。源は大学卒業後、ホリプロへ入社し、03年に独立した。  4月3日、東大駒場キャンパスの昼下がり、桜が咲き乱れている下で、2人は持参したワイングラスを優雅に傾けていた。  グラビアに仲良く並んで話している2人の姿が桜に包まれている写真が載っている。いい雰囲気だ。  その後2人は、源が借りている仕事部屋に入り、2時間半後、出てきた與芝は急いで電車に飛び乗り勤務先のさいたま放送局へ戻ったという。  2人は文春の取材に、会っていることは認めているが、そんな関係ではないと否定している。この2人も、これから大変だろうな。同情する。  ところで、同じ文春だが、先週やった香取慎吾の「謎の少年」の後日談が出ていないが、どうしたのだろう。香取ははっきりと「あれは友達の子ども」だと明言しているようだ。今週の渡辺謙同様、追いかけてもらいたい。  その渡辺だが、付き合っている愛人の親友というのが「激白」している。私は、親友とあるが、愛人本人だと思うが、まあそれはいい。  ここでは15年に渡辺がニューヨークのリンカーン・センターにあるヴィヴィアン・ボーモント劇場で、高い評価を受けたミュージカル『王様と私』の公演をやったときは、妻の南果歩も、手作りの日本食をつくって内助の功を発揮したが、そこへ愛人と彼女の友達も公演に呼んでいたというのである。  公演が終わったその夜、イタリアンレストランで食事をし、翌日からは「謙さんのマンションで一緒に過ごしていたようです」(親友B子)。  別の親友も、愛人は謙から求婚されていたといい、彼女は「子どもが欲しい」と謙にいったら「俺の子どもを産んでいいよっていわれた」とうれしそうに話していたというのである。  その上、「子供が産まれたら二人で育てていこう。もし結婚できなかったら隠し子でもいいよ」とも、謙がいっていたという。  この愛人が「怖い」と思うのは、文春がこう結んでいることである。 「几帳面な性格というA子(愛人=筆者注)さんは、渡辺と過ごした思い出を日記に綴っており、今でも大切に保管しているという」  私を裏切ったら、この日記を出すとこに出そうじゃない。謙は今頃、身震いしてるだろうな。  ところで、約1年半前に起きた横浜市都筑区の三井不動産レジデンシャルの分譲マンション「パークシティLaLa横浜」のマンション傾き“事件”を覚えておいでだろうか。  2つの棟をつなぐ手すりがずれているという住民の指摘から始まり、三井側が調査すると、傾いた棟を支える杭のうち、安定した地盤の「支持層」に届いてないものが多数見つかったのだ。  その後、杭打ちを担当した旭化成建材の担当者による虚偽データの使用が発覚するなどがあり、三井不動産側は全棟建て替えを表明したのである。  昨年9月に住民集会をして、その後引越しをして、この4月から建て替え工事が始まろうとしているところだった。  三井不動産からは一戸当たりの慰謝料300万円が支払われた。  そこに、管理組合の理事長あてに旭化成建材から文書が届き、「マンションの調査をさせてください」というのだ。いまさら何をと、住民たちは呆れてという。それはそうだろう。  なぜこういうことになったかというと、解体を含む工事費は約300億円、居住者の仮住居や引っ越し費用などで約100億円かかり、これをどこがどのくらいずつ負担するかで、売り主の三井不動産、施工した三井住友建設、旭化成建材がいまだに激しい「押し付け合い」を繰り広げているからである。  中でも三井不動産側は、この責任は三井住友建設、杭施工を行った日立ハイテクノロジーズおよび旭化成建設にあり、それらの会社に不法行為責任、瑕疵担保責任などを求償すると、決算短信に書いているというのである。  責任のなすりあい。そこで困った旭化成から、先のような文言の文書が届いたのである。  また、700世帯が近隣で引っ越し先を探したため、便乗値上げが始まり家賃が高騰してしまったのだ。  そのため子どもの学区内では見つけられず、行政と掛け合って、越境を認めさせるなど、住民たちにも大きな苦労があったという。  また80代の独居男性は、孤独死が心配され入居審査に落ち続けて、仕方なく地方へ身を寄せたという。  売ってしまえば、あとは知らない。こうした無責任な販売、施工会社が多いのであろう。こうしたケースが今後どうなるか、追い続けてもらいたい。  さて今週の1位はポストの「飲酒規制が始まった」という特集にあげたい。まさに現代の「禁酒法」を厚労省が作ろうとしているというのである。  タバコについては、飲食店や公共の場所での喫煙を全面禁止する受動喫煙防止法案を3月にまとめていて、今国会で成立を目指している。  4月1日、厚労省内に「アルコール健康障害対策推進室」を新設したそうだ。  日本は酒の規制が少ない国なのだそうだ。そういえば、桜が咲けば酒、名月だといっては酒、めでたいといっては酒。いわれてみりゃそうだがね。  WHO(世界保健機関)では10年に「アルコールの有害な使用を減らすための世界戦略」を採決し、各国が取り組むべき酒害対策として、酒の安売り禁止、飲食店での飲み放題禁止、酒類の広告規制などをあげて、酒の値段の引き上げ、公共の場所での販売規制などが推奨されているというのだ。  すでに欧米をはじめ、シンガポールやインド、タイなどにも規制の動きが広がっていて、日本でも13年に「アルコール健康障害対策基本法」がまとめられている。  これは主として依存症対策だが、昨年5月に改正酒税法を成立させ、ディスカウント店に対して、過剰な酒の安売りの規制に乗り出しているというのである。  へぇ~、ちっとも知らなかった。ポストによると、テレビCMで、うまそうにゴクゴク飲みほすシーンは、アルコール依存症の人に苦痛を与えるとして、内閣府のアルコール健康障害対策関係者会議の指摘で、業界がその指導に従い、ゴクゴクの効果音は使用しない、のど元のアップはしないという自主規制をしているそうだ。  また、日本人の飲酒率は男が83.1%、女性が60.9%で約7,472万人。このうち健康被害が予想される問題飲酒の人間が1,353万人もいて、飲み過ぎによるけがや病気の治療にかかる医療費は年間1兆226億円と推計されている。飲酒による事故や労働損失を考えると、社会的損失は年間推定3兆947億円で、医療費との合計は年間4兆1,483億円にもなる。  アルコール飲料の国内市場は約3兆6,000億円だから、飲酒は経済効果より損失のほうは大きいそうである。  厚労省の官僚が、世界のほとんどの国では、公園やビーチなどの公共の場所での飲酒は禁止が常識だから、東京五輪に向けてアルコール規制の議論を本格化させ、自動販売機の全面禁止、屋外や公共施設での飲酒の規制、店での飲み放題の禁止などをしていくというのだ。  フランスは飲酒大国だったのに、現在は半分に減ったという。カナダでは、野球場でも酒の販売と飲酒が禁止になった。まるでこれでは、1920年から33年まで敷かれたアメリカの禁酒法のようではないか。  プロテスタントの間での禁酒運動の高まりと、巨大資本への不満を持つ国民の社会改変革運動が結びついて制定されたというが、これによって密造酒がつくられ、アル・カポネなどのマフィアの資金源になった。映画『アンタッチャブル』の世界だね。  禁酒法でわかったのは、どんなことをしても飲みたい奴は飲むということ。それを金儲けにしようという人間が必ず出てくるということである。  今回の場合は、国や厚労省が、医療費削減の大義名分でもって、酒への税金を大幅に上げて税収を増やそうという魂胆が見え見えだ。  この国は「酒なくてなんの己が桜かな」である。それに日本酒という世界に誇れる銘酒を作り出した国である。お上が禁酒令など出したら、暴動がおこるぜ。悪いことはいわねぇ、よしといたほうがいい。  さ、これを書き終わったら、一杯飲みに行くとしようか。 【巻末付録】  ポストは「今でもアイドル気分!」で、早見優、松本伊代、森口博子の三ババ(失礼)の色っぽくもなんともないグラビア。  後半は「ぜーんぶ本物の自宅です 家でヌードを撮ってイイですか?」。人気AV女優9人が全裸で自宅を紹介するという趣向だが、労多くして……という感じ。  袋とじは「見たくありませんか? この女のセックス」で、いおりさん、25歳。後は女のスカートの中を覗く猫がいて「猫になりたい。」。グラドルたちの自画撮り。それと橋本マナミの「私生活」  現代は後半だけで「観月ありさ」。もちろんヘアなし。「『アパ不倫』グラドルがヌードで告白 青山真麻」。私を抱いたのは袴田吉彦さんだけじゃありませんとあるから、浮気性なのかね、この子は。  袋とじは「門外不出 傑作『ブルーフィルム』無修正画像を公開する!」。懐かしいね。編集部で温泉に行くと、誰かがこういうのを持っていて、映写会をやって見たものだ。なかなかいいもんだったけどね。こういうのが見られるネットはないのかね。探してみよう。  というわけで今週は両誌ともパンチ力はいまいち。で、引き分けにする。 (文=元木昌彦)