「世界一おデブな女性」が減量手術失敗で植物状態寸前に? 家族が担当医を告発

「世界で最も体重が重い女性」が減量手術失敗で植物状態寸前に? 家族が担当医を告発の画像1
妹のシャイマーさんがFacebookで公開した、エル・アティさんの状況
“世界で最も体重が重い女性”とされる体重約500キロのエジプト人が、インドで減量手術を受けることになったというニュースは、これまで日本の情報番組やネット上でも取り上げられてきた。  しかし、この手術は失敗に終わり、彼女が重篤な状態に陥っていると家族が主張している。  アブド・エル・アティさん(36)は、生まれた時の体重が約5キロで、寄生虫感染が原因で四肢など体の一部が肥大する象皮症だと診断された。幼少期から異常なスピードで体重が増え続け、11歳の時に体重が激増して立ち上がれなくなり、さらに脳梗塞を発症。以来、寝たきりで家を出られなくなったという。治療を希望するも、エジプト国内の医療機関は彼女の体重に耐えられるベッドや医療設備がないことを理由に、受け入れを拒否。  そこで妹のシャイマーさんがFacebookで助けを求めたところ、インドの肥満外科、ムファザル・ラクダワラ医師が受け入れを表明。彼女はムンバイ市内の病院に入院することとなった。
「世界で最も体重が重い女性」が減量手術失敗で植物状態寸前に? 家族が担当医を告発の画像2
手術が行われる前のものとみられる、ラクダワラ医師、シャイマーさん、エル・アティさん
 そして今年2月、20年以上ぶりとなったエル・アティさんの外出には、まず自宅の壁を取り壊し、ベッドに寝たままの状態でクレーンで運び出すという方法がとられた。そのまま貨物機に乗せられ、ムンバイに到着したのだった。  そして3月初め、胃の一部を切除する減量手術を受けた。
「世界で最も体重が重い女性」が減量手術失敗で植物状態寸前に? 家族が担当医を告発の画像3
病院側が公表しているエル・アティさんの写真
 術後、病院側はベッドに座ってほほえむエル・アティさんの映像を公表し、手術の成功をアピール。ラクダワラ医師もメディアに対し「250キロの減量に成功した」「今なお急速に減量が進んでいる」などと話していた。  ところが、英「Daily Mail Online」(4月25日付)によると、妹シャイマーさんはFacebookで「手術を受けて以来、姉は動くことも話すこともできなくなった」「担当医は減量の程度についてウソをついている」と告発。さらに、「病院はメディアに取り上げられるためのショーやプロパガンダにばかり執心し、彼女のことをケアしていない」と病院側を糾弾している。  一方、ラクダワラ医師は、シャイマーさんに真っ向反論する声明を出している。  病院側と患者家族の信頼はもはや完全に崩壊してしまったようだが、とにかく、エル・アティさんが無事母国に帰れる日が来ることを祈りたい。

激安中国茶は危ない!? 出がらしや油まみれの「ゾンビ茶葉」が流通中

激安中国茶は危ない!? 出がらしや油まみれの「ゾンビ茶葉」が流通中の画像1
中国茶の茶葉はシワシワなので、出がらしかどうかの判別は難しい
 数十年前に精肉され、冷凍庫で眠り続けていたゾンビ肉が流通していたことが問題となった中国で、今度は「ゾンビ茶葉」の存在が明らかとなった。  中国人にとって、重要な存在である茶。特に飲茶文化が盛んな広東省では、外食の際は用意された食器を茶で洗うことから食事がスタートし、茶を飲みながら料理が運ばれてくるのを待つなど、生活には欠かせないものだ。ところが、その茶の安全が脅かされている。  広州市にある芳村茶葉市場は、年間取引額が15億元(約240億円)を超える、中国最大級の茶葉卸売市場だ。茶葉の世界はピンキリで、100グラム当たり1万元(約16万円)以上もする高級茶葉もあるが、「広州日報大洋網」(4月19日付)などによると、ここでは500グラム10〜20元(約160~320円)程度の安物の茶葉が主流だという。記者がプーアル茶専門店に潜入取材したところ、10元ちょっとで売られているプーアル茶は、なんと出がらしを再利用した“ゾンビ茶”だと、オーナーは断言する。彼はこうした実情を知っているため、外の店で茶を飲むことはないという。
激安中国茶は危ない!? 出がらしや油まみれの「ゾンビ茶葉」が流通中の画像2
機械油まみれの茶葉で入れた鉄観音は、烏龍茶のように茶色っぽくなる
激安中国茶は危ない!? 出がらしや油まみれの「ゾンビ茶葉」が流通中の画像3
健康にいいとされる菊茶には、硫黄を吹きかけた菊花が使用されていることも
 華南農業大学園芸学院の曹藩栄副院長によれば、ゾンビ茶はまだマシなほう。工場での加工中に設備の機械油が混入した、油まみれの茶葉を市場で見かけることも少なくないという。飲めば人体に有害なのは言うまでもない。それだけではない。眼精疲労にいいとされている菊茶には、防カビや漂白目的で食品偽装によく使われる硫黄を吹きかけた菊花が使用されていることがあるという。硫黄には毒性があるので、飲むなんてもってのほかだ。  報道を受け、ネットでは「道徳心がここまで地に落ちて、まだ希望はあるのだろうか?」「国務院(日本の内閣に相当)の食品衛生監督部門は、ただのお飾り?」などと、絶望や怒りの声が噴出。「お茶を飲むのも命懸けだ」と皮肉を述べる者もいた。  しかし、不思議なことに、後追いするメディアはそれほど多くない。いつもは不祥事があればすぐに飛びつくはずなのに、いったいなぜだろうか? 中国茶を日本に輸出している日本人は、こう説明する。 「中国茶は偽物が多く流通していますが、当局はそれほど摘発に力を入れていません。なぜなら、茶が中国人の生活に、あまりに密接に関わっているからです。取り締まりを厳しくすれば流通量が減り、価格が上がります。生活に密着している茶の価格上昇は、国民の不満に直結する。今回、国内メディアが沈黙して後追い報道をしないのは、当局が規制している可能性もあります」  カネのない庶民は黙って毒茶を飲んでおけ、ということか。日本でも、安い中国茶には気をつけたほうがよさそうだ。 (文=中山介石)

JYJユチョンはデキ婚だった? お相手の財閥令嬢がSNSに“におわせ”投稿

JYJユチョンはデキ婚だった? お相手の財閥令嬢がSNSににおわせ投稿の画像1
 昨年、5人の女性から性的暴行容疑で告訴され、歌手・俳優生命の危機に立たされたJYJのユチョン(参照記事1)が、突然の結婚を発表した。  相手は3歳年下の一般女性と報じられたが、ただの一般人ではない。韓国屈指の食品メーカー「南陽(ナムヤン)乳業」創業者の孫娘、ファン・ハナ氏だ。経営参加は一切しておらず、株式も所有していないといわれているが、有り余る財力をブログで誇示しており、ネット上ではちょっとした有名人だ。また、レオナルド・ディカプリオと食事をするなど、幅広い交友関係でも知られる。  ユチョンにとってはまさに逆玉の輿というわけだが、この突然すぎる結婚発表の裏で、ファン氏の“妊娠説”がささやかれている。  というのも、先日ファン氏は「人生最高体重56kgを記録しました。持っている服が、すべて合わない。気持ちが穏やかすぎるせいか、それとも周囲からたくさん食べさせられるせいか」といった内容をSNSにアップ。1カ月で体重が6.5kg増加した上に突然食事量が増え、肌質が変わり始めたと愚痴をこぼし、妊娠をほのめかしたのだ。  また、ファン氏のカカオトークのステータスメッセージに書かれている「0910」についても、疑いのまなざしが向けられている。ユチョンは現在、社会服務要員として兵役中の身だ。除隊にあたる“召集解除”は8月26日を予定している。そのため、この数字は結婚式の日取りだと推測されているのだ。  もちろん、服務中であっても結婚式を挙げることは個人の自由なのだが、性的暴行騒動がまだ記憶に新しいユチョンに限っては、話が別だ。騒動をきっかけに「最終便器ユチョン」「トイレイパー」などの汚名をつけられ(参照記事2)、いまだに世間からの冷たい視線を浴びているだけに、結婚は時期尚早だという声も多い。この状況では、デキ婚が疑われるのも無理ないだろう。  ネット民からは「結婚はプライベートなことだからなんとも言えないが、ことごとく慎重さに欠ける」「ユチョンを婿に迎える南陽乳業が理解不能。デキちゃったか?」「新婚生活はトイレで楽しんでね」「もう芸能界引退する気満々だな」などと皮肉めいたコメントが多数寄せられている。  デキ婚かどうかはいずれ判明するだろうが、今後の2人の動向に、大きな注目が集まっている。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・性的暴行の容疑で告訴されたJYJユチョンの「トイレ好き」はファンなら周知の事実だった!? (http://s-korea.jp/archives/15103?zo) ・社会服務要員として兵役を務めるユチョンは今、どこで何をしている? (http://s-korea.jp/archives/3981?zo

女子生徒の下半身に手を入れ、ハイポーズ! 中国で青少年の“性の乱れ”が深刻化

女子生徒の下半身に手を入れ、ハイポーズ! 中国で青少年の性の乱れが深刻化の画像1
中高一貫校なので、写真に写っているのが中学生なのか高校生なのかは不明だが、背の高さやモザイク下の顔の幼さなどからすると、中学生のようにも見える
 経済発展によって人々が豊かになり、それにより性の解放も加速度的に進んでいる中国。その影響は若者にまで及び、つい先日も「中国の学生街がセックスタウン化してる!?」で、イマドキの大学生たちの乱れた下半身事情をお伝えしたばかりだ。  こうした性の乱れは、さらに低年齢化している。  4月11日には、甘粛省慶陽市の中高一貫校で驚くべき事件が起こった。学校の制服であるジャージ姿の男子生徒4人が1人の女子生徒を囲み、ズボンを脱がしたり、胸を触ったりといったわいせつ行為に及んでいたのだ。しかも、それを撮影した写真がネット上にアップされたことから、地元の警察が動き出すほどの大きな問題に発展した。  モザイクがかけられた写真をよく見ると、壁際に立たされた女子生徒はジャージのズボンと下着を脱がされている。手を男子生徒に押さえられているようにも見えるが、脇に立った男子生徒は自らもズボンを下ろし、女子生徒の股間に手を入れている。  もう1枚の写真では、同じくズボンと下着を脱がされて立っている女子生徒の脇に男子生徒がしゃがみ込み、女子生徒の股間をまさぐっている。別の男性生徒は、女子生徒の胸部を下から触るような動作をしている。  さらに驚くべきことに、どちらの写真にも、1人の男子生徒がまるで記念写真を撮るかのようにポーズを決め、カメラ目線で写真に収まっているのである。  写真がアップされたことで、通報を受けた市政府などがすぐさま動きだし、これに加わった男子生徒たちは警察に補導された。  学校側も、全校生徒に対して安全教育の講座を行うとともに、被害者の女子生徒やその家族に対しては、心理的ケアを行っているという。  最近では遼寧省瀋陽市で12歳の小学生男女が、放課後にラブホテルに入ろうとして従業員に通報されるという事件も起こっており、小中学生に対する早めの性教育を望む声もこれから高まりそうだ。 (文=佐久間賢三)

親子でゲス不倫失脚の中川俊直政務官は即刻議員辞職すべき!? 「スリルに燃える」発言の“病気度”

motoki0424
「週刊新潮」(4/27号、新潮社)
今週の注目記事・第1位 「『ストーカー登録』された経産省バカ政務官!!」(「週刊新潮」4/27号) 「中川俊直『“前カノ”前川恵と愛人の二股不倫』絶倫生活」(「フライデー」5/5号) 同・第2位 「『金正恩』ミサイル失敗は偽装で『ICBM』が最終段階」(「週刊新潮」4/27号) 「安倍官邸と外務省が『米朝開戦』で大激論」(「週刊現代」5/6・13号) 同・第3位 「裁判官よ、あなたに人が裁けるのか」(「週刊現代」5/6・13号) 同・第4位 「リンちゃん殺害 凌辱鬼の素性」(「週刊文春」4/27号) 「『ベトナ小3少女』殺害犯は地域社会も殺した」(「週刊新潮」4/27号) 同・第5位 「安倍晋三・小池百合子・小泉純一郎 政界大物が勢揃いした『夜の党首会談』」(「フライデー」5/5号) 同・第6位 「『クックパッド』は危ない」(「週刊文春」4/27号) 同・第7位 「暇な女子大生『エリートちんぽ日記』」(「週刊ポスト」5/5・12号) 同・第8位 「安倍夫妻『腹心の友』加計学園に流れた血税440億円!」(「週刊文春」4/27号) 同・第9位 「ローソン『玉塚会長』退任の裏に『M資金』と『美人詐欺師』」(「週刊新潮」4/27号) 同・第10位 「ポーズが決まらない『五郎丸』仏リーグをお払い箱」(「週刊新潮」4/27号) 同・第11位 「トータルテンボス大村『ファン食い物に』極秘不倫1年半」(「フライデー」5/5号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週から週刊誌はゴールデンウイーク合併号週間に入る。月曜日は現代とポストが合併号で現代が460円、ポストがなんと480円である。  週刊誌500円時代の到来間近か? それにしても2冊買って940円。これなら新書1冊買っておつりがくる。  土曜日に、フランスの2022年の大統領選で、極右の国民戦線マリーヌ・ル・ペンと穏健イスラーム政党が決戦に挑むという近未来を描き話題だという、ミシェル・ウエルベック著『服従』(河出文庫)を買って読み始めた。  これが税別だが920円である。これからは、週刊誌が値段に見合う内容かどうかが厳しく読者に吟味される時代になる。  残念ながら、今週のポストと現代の巻頭特集を、私は読む気がしない。ポストは「新旧『財閥力』と『創業家』の掟」、現代は「死ぬより怖い『投薬ミス』」である。  取るに足らないとは言わない。だが、トランプのアメリカが北朝鮮への圧力を日に日に強め、安倍首相は「北のミサイルが飛んできた」ときのための予行演習を行うよう指示したという中で、こうした暇ネタで読者の関心を買うことができると、両編集長は思っているのだろうか。あまりの緊張感のなさに、これが週刊誌? と驚いているのは私だけだろうか。  まずはフライデーの張り込みネタからいこう。  漫才コンビ「トータルテンボス」の大村朋宏(42)が、ファンの一般女性と不倫をしていたというのだ。もちろん大村は既婚者。2人の関係がバレそうになって、大村は彼女に罵詈雑言を浴びせたという。そこで彼女は「私はただの『いつでもヤレるファンの一人』」と気づく。フライデーに直撃された大村は、妻にも愛人にも「謝るしかないですね」。謝って済むなら弁護士はいらない!?  お次は新潮。懐かしい五郎丸の近況が載っている。W杯で大活躍し、知名度を大幅アップした五郎丸だが、オーストラリアのチームに行ったが芽が出ず、今度はフランスの「TOP14」というプロリーグへ移った。  ヤマハ時代の年棒は約2,000万。それが世界最高額の約1億9,000万円になり、成績次第では2年目の契約も更新されるという好条件だった。期待は大きかったが、言葉の壁もあったのか、フランスでの出場試合はわずか5回。チームの会長からも「W杯の素晴らしさとは別人のよう」と酷評され、今年6月の退団は決定的だそうだ。古巣ヤマハに戻っても日本代表になれるかどうかと、彼への評価は厳しいようだ。国民的アイドルになった五郎丸の帰還を、少年少女たちはどう迎えるのだろうか。ちょっぴりかわいそうだが。  同じ新潮が、任期半ばで突然退任した「ローソン」の玉塚元一会長(54)が、M資金(MはGHQのマーカット少将の頭文字。進駐軍が日銀などから押収した金品といわれる)に関わっていたのではないかと報じている。  やり手で派手なパフォーマンス好きの玉塚会長だったが、ライバルのファミリーマートがユニーと経営統合したことで、業界2位の座から滑り落ちてしまった。三菱商事が玉塚のやり方に不満を持ったため、辞めざるを得なくなったと新潮は書いている。  その玉塚転落の裏にM資金なるものが関わっていたのではないかというのだが、読んでみても、よくわからない。まあ、M資金がらみの話は時々出てくるが、M資金自体があるのかないのかわからない代物だから、仕方ないのだろう。玉塚は、資金を出してくれるという話があったこと、自分が確約書にサインしたことは認めているが、眉唾だと思って手を引いたし、今回の会長退任と、この話は関係ないと、新潮に伝言を寄せている。  ところで朝日新聞の4月24日付に新谷学週刊文春編集長インタビューが載っている。少し長いが引用してみよう。  * * * ――メディアの分断も指摘されています。 安倍首相は良くも悪くもピュアな人という印象。1次政権のころは、味方のメディアと敵のメディアをきれいに色分けしていました。最近、産経新聞は、首相がトランプ米大統領と会った際に「朝日新聞に勝った」と言ったと報じています。首相はトランプ的なものに引っ張られているのか、再びメディアを切り分けているように見える。むしろ朝日新聞、毎日新聞、東京新聞を味方にしようというしたたかさがあると、メディアからすればもっと手ごわいと思います。 ――メディアの側にも覚悟が問われますね。 首相が理念型の政治家なので、メディアも鮮烈に親安倍と反安倍に分かれる。産経の愛読者と朝日の愛読者の間では議論も交わされず、批判し合うだけで、読者は見たい事実しか見ず、建設的な議論も行われないのではないか。その一方で、横並び的な紙面作りは昔と変わっていない。政府の発表したものを報じる発表ジャーナリズムがむしろ強まっている気がします。そうすると、こんなにたくさんの新聞が必要なのかと思ってしまう。独自性を求めて「今のままの安倍政権じゃ駄目だ」と、大取材班を組んで、大きな話から小さな話までファクトを掘り起こし、徹底的に調査報道をする新聞があってもいいのでは。 ――やはりファクトで勝負すべきだと。 本来、ファクトで武装して戦うのが報道機関ですが、朝日には「ファクトより論」の傾向を感じます。安倍首相を批判する上で、靖国神社の問題とか沖縄の問題とか、言い方は失礼かも知れませんが、旧態依然とした印象。同じ歌を歌い続けても、その歌が好きな人は聞きに来るが、嫌いな人は来ない。書かれる安倍首相にも「また、いつもの歌だな」と聞き流されてしまう。朝日も安倍政権を批判するなら、安倍首相がぐうの音も出ないようなスクープを出せばいい。朝日が特報した森友学園の問題はまさにそれだと思います。  * * *  安倍首相が理念型の政治家だとは思わないが、自分のゆがんだ理念を国民に押し付けようとするタイプの政治家であることは間違いない。  新谷文春も最近はやや疲労が見えてきている。今週の加計学園問題などは、残念ながら文春らしい情報が不足していて読みごたえがない。ここらへんで体制を組みなおして、加計学園問題を徹底的に追及してほしいと思うが、新谷編集長いかがだろうか。  森友学園問題では、安倍昭恵の説明会見も証人喚問も安倍自らが矢面に立ち、隠し通していきた。だが金額的にも、また安倍との近さからいっても、加計学園の加計孝太郎理事長(65)の大学の敷地払い下げ、獣医学部の新設などの疑惑は、籠池森友学園前理事長のスケールをはるかに凌駕するものである。  今や党内がバラバラになっている民進党にどこまで期待できるか不安ではあるが、間違いなくこれは疑惑のデパート安倍晋三の本丸であるはずだ。文春で前の国家戦略特区担当だった石破茂前地方創生相もこういっている。 「不思議ですよね。なぜ大臣が変わることでこんなに進むのか。新たな条件が出るのか。世間で言われているように、総理の大親友であれば認められ、そうじゃなければ認められないというのであれば、行政の公平性という観点からおかしい」  岸田文雄外務大臣もポスト安倍に意欲を表明した。石破も今度が総理へのラストチャンスであろう。驕る安倍は久しからず。森友、加計に深入りしている妻・昭恵の躓きが、亭主を奈落に落とすことにでもなれば、昭恵は憲政史上まれにみる「悪女」となるのだが。  ところで落語家で元落語協会会長の三遊亭円歌(本名・中沢円法)が23日、死去した。享年88。 「東京都生まれ。山手線・新大久保駅員を経て終戦直後の1945年、二代目三遊亭円歌に入門し歌治、48年に二つ目で二代目三遊亭歌奴に。自らの吃音(きつおん)体験を表現として生かし、『山のあなたの空遠く』で始まるドイツの詩人カール・ブッセの詩を朗読する場面で『山のアナ、アナ……』と織り込む『授業中』などで人気を集めた。ほかにも『浪曲社長』『月給日』などテンポの良い自作落語を送り出し、寄席の慣例を破って初代林家三平と共に二つ目でトリを務めた」(朝日新聞4月24日付)  圧倒的に面白かったのは歌奴時代だった。ブッセの詩を日本一有名にしたのは歌奴であった。上田敏訳の 山のあなたの空遠く、「幸」住むと人のいふ。ああ、われひとと尋めゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。山のあなたになほ遠く、「幸」住むと人のいふ。  これは中学生で知らぬ者はいなかったのではないか。立川志の輔も多くのいい新作落語をつくってはいるが、これほど人口に膾炙した新作はないはずだ。彼の高座を最後に聞いたのは一昨年だった。私は耳がよくないので、ぼそぼそしゃべる円歌の噺の半分も聞き取れなかったが、高座に上がるだけでなんとないおかし味が漂う落語家は少なくなってきた。今夜は久しぶりに「山のアナ」でも聴いてみようか。  さて、『夫のちんぽが入らない』(扶桑社)がベストセラーになっているが、ポストで唯一読めたのが(失礼!)、暇な女子大生がエリート男との赤裸々なセックス体験を綴って人気だという、ちんぽ日記。  少し紹介してみよう。 「12月29日 社会人が勤めてる具体的な社名を知ると興奮する。例えば電通の人とセックスの時は『あの電通のちんこいじってる』『これが電通の喘ぎ声か』『電通は竿舐めが感じるんだ』って具体的なイメージができて興奮できたし汐留の電通本社ビルの前を通るたびにあの人のちんこを思い出してノスタルジックになる。 2月10日 東大卒財務省官僚とバル→ホテル。一重の渋顔だったが、財務省補正により坂口健太郎に見えた。Dキス(注・ディープキス)しながらパンツを下すとちんぽの先はトロットロ。財務省汁、最高に美味しい。国家を牛耳っているのにちんぽの先からあふれ出る体液は抑えられないんだね。財務省ちんぽで優勝したえっちな金曜日だった。 2月21日 私に対する批判は多数あるが、『男性をちんぽと呼ぶのは男性蔑視だ』というお叱りの声がないのは興味深い。逆に男性が女性のことをまんこ呼びしたらフェミニストが暴れるはず。だけどもしかしたら男性は私に繰り返しちんぽ呼ばわりされて心を痛めているのかもしれない。だったら申し訳ない。謝ります」  こんなことをネットに書かれたら、電通や財務省の官僚はどう思うのだろう。こういうあけすけなセックス日記がネットで読むことができる時代に、週刊誌を買ってまでセックス記事やヘアヌードを見たいと思うだろうか。こうしたネットで話題のものを取り上げるだけでは、もはや売り物にはならないのではないか。そう思うのですがポストさん!  ところで、生後6カ月の男児が蜂蜜を摂取したことで「乳児ボツリヌス症」を発症して死亡したが、レシピ検索・投稿サイトの最大手「クックパッド」にそのレシピが掲載されていたため、SNSで非難の声が上がった。  だが、文春によると、いまだにクックパッドにはそのレシピが消されずに載っており、そのほかにも「要注意メニュー」があると報じている。例えば「鶏ユッケ、鶏ハム、鶏わさ」なども、過熱が不十分だと、鶏肉に含まれるカンピロバクターによる食中毒を起こす。「しめ鯖」が危険なことは私でもわかる。酢を薄めたりすると保存力が弱くなるからだ。「冷凍卵」も、冷凍ではサルモネラ菌が死滅しない。やはり健康にいいという「酵素ジュース」も、きちんとした温度管理をしないと、食中毒を引き起こすなどなど、専門家のチェックの入らないレシピをそのまま鵜呑みにすると危険だというのは、その通りであろう。  先週のポストには、焼鮭の皮、カニミソ、海老天のシッポ、リンゴの皮は「本当は食べないほうがいい」という特集があった。  魚に含まれるオメガ3脂肪酸には血液をサラサラにする働きがあるが、過熱すると逆に血液を凝固させるという。カリッと焼かれた焼鮭の皮は、私も好物だが、食べ過ぎに注意だそうだ。カニやロブスターなどの甲殻類の内臓などの柔らかな緑色の部分に、発がん性のあるPCBが蓄積しやすいから、カニミソも要注意。海老天のシッポはキチン質という動物性食物繊維でできていて、酸に溶けにくい。消化機能が低下している高齢者は消化不良を起こす可能性ありだそうだ。リンゴの皮には農薬が付着していて、水洗いでは落ちない。2日目のカレーは味が馴染んでおいしいというが、常温保存では食中毒を起こす危険があるという。  だが、体調がおかしいと医者に駆け込んでも、これも先週のポストによると「日本の医療は誤診が3割」もあるというのだから、何を信じていいのやら。  ポストによれば、神経内科の権威の沖中重雄東大名誉教授は退官する最終講義で、「私の誤診率は14.2%だ」といった。また、世界的な医学専門誌は04年に、フランスの医師らがICUで死亡した人々の解剖結果についての論文を掲載し、そこで「生前診断の約30%は誤診だった」と書いたという。  名医や医療先進国でも誤診率は多いのだから、日本ではもっと多いに違いない。「医師は見誤る」。そう思っていたほうがいいというのだ。アレルギー性鼻炎と診断されたのに乳頭腫だった。耳鳴りが脳腫瘍。切れ痔が大腸がんという例は数知れず。誤診されるのを防ぐには、医者を変える勇気を持てとポストはいうのだが、その医者にも誤診されたらどうしよう?  さて、4月18日に赤坂の「津やま」で安倍首相をはじめ、小池都知事、二階幹事長、小泉元総理らが会食していたことが話題である。フライデーによれば、小池がつくる新党に小泉の息子の進次郎が応援に行かないよう、小泉に「忖度」してもらいに集まったのではないかと“忖度”している。いまさらオヤジのいうことなど、息子が聞くはずがないと私は思う。  ポストによれば、このフライデーの報道は違っていて、安倍首相は財界人との会食、小池は小泉や二階などと会食していたという。  だが、やはり安倍と小池は「即席の会談」を行っていたようだ。肺がんで余命いくばくもないといわれていた森喜朗元首相が、奇跡的に回復して、またぞろ東京五輪の予算のことで動き出したので、小池は安倍にそのことについて相談したのではないかと、ポストは読んでいるようだ。この「津やま」は私も何度か行ったことがある。以前にも書いたことがあると思うが、小泉が現職の総理の時、店の入り口の横に小泉人形が置いてあった。  だがしばらくして行くと、人形がなくなっていた。主人に聞くと、店に来た客が帰りに、人形をぶん殴るのだそうだ。度重なるので、かわいそうだから引っ込めたのだといった。今、安倍晋三人形を置けば、2日ともたずに壊されるだろう。試しに「津やま」へ行って置いてこようか。  ベトナム少女リンさん(9歳)殺害犯が、同小学校で保護者会長を務めていた渋谷恭正(46)容疑者だったというのは、世の子どもを持つ保護者達に大きな衝撃を与えた。  新潮によれば、渋谷は不動産管理をやりながら毎朝、熱心に子どもたちの通学を見守っていたという。だが渋谷が働いていた中華料理店の店長は文春でこう証言している。 「当時、いわゆる裏DVDを収集していて、よく店に持ってきては自慢していました。十二、三歳くらいの子がブルマ姿になってはしゃいでいたり、小さなビキニを食い込ませていたりするものでした。『ブルセラショップで若い子の商品を買ってくる』と言い、都内に行くこともあった」  事件前から複数の児童に対して、「車で送ってあげるから乗らないか」と声をかけていたと社会部記者が話している。こうしたゆがんだ嗜好を持つ人間を見分けることは至難ではある。外国でやられているように、性犯罪歴のある人間の住んでいる場所を「公開」するというのも一つのやり方だが、日本のような社会では難しいと思う。どうしたらいいのだろう。  さて、岩瀬達也といえば、年金問題にいち早く手をつけ、現代に連載しているのを当時の民主党の長妻が読み、これをベースに国会で質問して大問題になった。その後、参院選で惨敗した安倍首相は、辞任せざるを得なくなったのだが、その岩瀬が今度は裁判官の実態に迫る連載を始めた。  これは期待できるかもしれない。何しろ2年間にわたり取材を重ね、のべ100人近い現職や元裁判官に会い、話を聞いたというのだ。  だが、第1回目は少し期待外れだ。裁判員裁判は国民を騙して導入したもの、エロエロツイートなどで物議をかもしている岡口基一裁判官の例や、1971年に、あるべき司法の姿を議論するために立ち上げた「全国裁判官懇話会」のメンバーだった伊東武是(72)が、最高裁に問題提起をしたために出世が遅れ、裁判長になれたのが59歳のとき、他より10年遅れだったというケースを出している。  また、裁判官は10年目で順調に行くと年収1,000万円になるという話はある。だが、私が知りたいのは、三権分立といわれている日本だが、実際は司法は立法をチェックできておらず、特に、憲法がらみや日米の安保条約など、国の命運を左右する重大事には、判断をしない「事実」に対して、彼らはどう思っているのかを知りたい。この連載への期待が大きいからだが、こうした日本の大タブーに切り込んでくれることを岩瀬には期待したい。  さて、北朝鮮VSトランプ軍のにらみ合いは依然として続いているが、この「チキンレース」はどう転ぶのだろうか。各国メディアを招いて軍事パレードを見せ、威勢のいい発言を次々に吐いた金正恩だったが、肝心の中距離弾道ミサイル発射実験は失敗してしまった。  だが新潮によれば、ミサイルは打ち上げておいて、わざと北朝鮮が破壊したのではないかと見る識者もいるようだ。発射すれば金正恩はアメリカに怯まなかったという体面が保てるし、失敗したのだからアメリカに先制攻撃する口実を与えなかったから、金正恩の深謀遠慮だというのである。  ニューズウィーク日本版も、まだトランプは北朝鮮を攻撃しようとは考えていないと見ている。それは、韓国にいる15万人、日本にいる5万人のアメリカ人を退避させていないからだ。この人たちに帰国命令が出されたら、トランプが腹を決めたときだろう。しかも、シリア攻撃をした後、プーチンの反応は抑制的だった。最強のアメリカに対して誰も報復などしやしない。 「トランプがそんなおごり高ぶった自信を深めたとすれば、北朝鮮に対しても同じ論理で行動するのはあり得ない話ではない。これによって、米朝双方が互いの意図を読み違えて偶発的な武力衝突に至る可能性も否定できない」(「ニューズ」)  保守的論調の「ニューズ」でさえ、北朝鮮という難題を解くには「話し合い」を目指すしかないといっているのである。  現代は、米朝開戦となれば安倍には、拉致問題を利用するプランが検討されていると、自民党議員がこう語っている。 「アメリカが平壌を直接叩くという事態になれば、戦闘には参加できなくても、『拉致被害者保護』の名目で自衛隊を派遣できる。総理にとっては、『拉致被害者を取り戻す!』と堂々と言えるうえに、集団的自衛権発動・自衛隊派遣の実績を作れる絶好のチャンスです。ここで本当に被害者を保護できれば、それこそ支持率は急上昇でしょう。’02年の小泉(純一郎元総理)電撃訪朝のときのように、一気に20%アップも夢じゃない」  何をバカなことをと、私は思ってしまう。アメリカ軍が北朝鮮を攻め、自衛隊が上陸できる事態というのは、全面戦争になったときのことである。そうなれば、韓国はもちろん日本も無傷でいられるはずがない。中国、ロシアの出方次第では、第三次世界大戦が始まってしまう可能性もある。そんなことを、いくら常軌を逸したトランプといえども、できるはずはない。ましてや度胸も覚悟もない安倍首相は、からだがすくんで動けまい。  私は、北朝鮮は核実験は見送るのではないかと見る。そうなれば手を出す口実のなくなったトランプは、すごすご引き上げるしかないのではないか。  今、安倍首相がやるべきことは、政治生命をかけてトランプを説得し、空母を引き上げさせ、金正恩とアメリカ、中国、韓国、日本との話し合いに持ち込むことに全力を挙げることである。それこそが真のリーダーシップというものだ。万が一にも、戦争などというバカなことをさせてはいけないこと、自明である。  今週の第1位は新潮のゲス不倫の記事である。中川俊直という小物議員の話だったが、大きな話題になったのは、この議員の父親もやはり不倫で失脚したからである。まさに不倫の魂百までも。父親は官房長官の時、愛人問題で躓き権力の座から転がり落ちてしまった。それも愛人に覚せい剤使用のウワサが立ち、警察が内定を始めていたときに、「警視庁の保安課が動いているから気を付けろ」と、捜査情報を伝えてしまったのである。  そんな議員の子どもが親の看板を受け継ぎ、政治家になった。だが、父親の後をそのままなぞって愛人(47)をつくり、その上、彼女とハワイで“華燭の典”を挙げていたと新潮がスクープしたのだ。男には3人の子どもがいて、高校時代の後輩だった奥さんは、がんで現在闘病中だというのに。  だが、あまりに嫉妬心が強く、愛想をつかした愛人が「別れよう」というと、家に押しかけて来て、半狂乱で号泣する、大声を出すなどしたため、彼女は110番した。やってきた警官は「ああいう真面目な職業に就いている人こそ、殺人を犯したりひどい事件を起こす可能性がある」として、彼女に中川を「ストーカー登録」させたというのである。  中川俊直(46)は、テレビ東京の政治部にいたが退職して父親の秘書として仕えたのち、広島4区から出馬。現在2期目の自民党議員で、経産政務官という要職にある。父親はあの中川秀直元官房長官。中川は、同じ自民党議員の前川恵代議士(41)とも男女の仲だといわれている。愛人がこういう。 「結局、彼が求めたのは『性の対象の安定供給』。私と付き合っていた時から、“奥さんがいたりとか、公人であって週刊誌に追われたりとか、職場恋愛(永田町=筆者注)だったりとか。そのスリルに燃える”と言っていました。根っからの不倫体質なんです」  彼の場合、不倫は文化ではなく病気ということなのだろう。新潮発売前に政務官を辞任したが、こんな人間は政治家失格であることは間違いないのだから、即刻議員辞職もするべきである。支持率が落ちることを恐れたのであろう、自民党はすかさず、中川を離党させたのだ。 「自民党執行部は21日、不倫報道をめぐり経済産業政務官を辞任した中川俊直衆院議員(46)=広島4区=を離党させる方針を固めた」(Asahi.com4月21日11時29分より)  身から出た錆である。妻の妊娠中に不倫を働いた宮崎謙介元議員のように、議員辞職まで追い込まれるのではないか。がんで闘病中だという中川の妻がワイドショーの取材に答えていた。夫のいうことを信じるといってはいたが、痩せた肩が痛々しかった。  フライデーは、中川が愛人に「元カノ」といっていた前川恵衆院議員(41)を直撃している。中川と「深夜密会」していたのをフライデーされたときは、「不倫は事実無根!」と威勢よく答えていたのに、今回は、「憔悴した様子でペコリと頭を下げ、クルマに乗り込んでいった」(フライデー)そうだ。  妻も愛人も前川も、人がいいだけの世襲議員に惚れたが因果というものか。 【巻末付録】  現代もポストも合併号だけにグラビアだけには力が入っている。  まずはポストから。巻頭は西田幸樹カメラマンによる撮り下ろし「なおん」。今回は「来ちゃったよ、竹内さんが」。竹内が誰だかわからないが、なかなかの「なおん」ではある。次が「なおん」特別編。西田カメラマンが26年前に撮っていた「伝説のAV女優 小森愛」の純情ヌード。本当に少女のような可憐さである。後半は「完全復刻! HOW TO SEX」。奈良林祥の250万のベストセラーである。それを今風にやってみましたというものだ。私も現役時代やったことがある。袋とじは「衝撃の美ボディ封入! 上原さくら」。それにもう一つの袋とじが「100人のお尻総選挙」。国民の愛人といわれる橋本マナミの「19歳の橋本マナミ」が拝める。「有森也実 女優ヌード、再び」「中島はるみ たった1枚のヘアヌード」「艶色グラドル 磯山さやか 今野杏南 杉原杏璃 塩地美澄 吉木りさ」。ふーッ、疲れた。  現代は私のマドンナ「綾瀬はるか」が巻頭。後半は「『ドクターX』で妖艶な院長秘書を演じた 女優田中道子」。これはなかなかそそる。「トップグラビアアイドルがここまで! 谷桃子」。袋とじが「あの有名人がまさかのMUTEKIデビュー 仲村みう AV画像を独占先行公開!」。この前やった時は林真理子おばはんが「正社員じゃない!」と怒っていた「藤崎里菜 元電通社員完全ヘアヌード」お次の袋とじが「人妻になったスイカップ 古瀬絵理『完熟ヌード』」。いやはや、書くだけで疲れる。  というわけで、両誌ともに力の入ったグラビアづくりで、今週は引き分け。それにしても記事作りにこの何割かの労力を投入したらと思うのは、私だけではないだろうな。 (文=元木昌彦)

親子でゲス不倫失脚の中川俊直政務官は即刻議員辞職すべき!? 「スリルに燃える」発言の“病気度”

motoki0424
「週刊新潮」(4/27号、新潮社)
今週の注目記事・第1位 「『ストーカー登録』された経産省バカ政務官!!」(「週刊新潮」4/27号) 「中川俊直『“前カノ”前川恵と愛人の二股不倫』絶倫生活」(「フライデー」5/5号) 同・第2位 「『金正恩』ミサイル失敗は偽装で『ICBM』が最終段階」(「週刊新潮」4/27号) 「安倍官邸と外務省が『米朝開戦』で大激論」(「週刊現代」5/6・13号) 同・第3位 「裁判官よ、あなたに人が裁けるのか」(「週刊現代」5/6・13号) 同・第4位 「リンちゃん殺害 凌辱鬼の素性」(「週刊文春」4/27号) 「『ベトナ小3少女』殺害犯は地域社会も殺した」(「週刊新潮」4/27号) 同・第5位 「安倍晋三・小池百合子・小泉純一郎 政界大物が勢揃いした『夜の党首会談』」(「フライデー」5/5号) 同・第6位 「『クックパッド』は危ない」(「週刊文春」4/27号) 同・第7位 「暇な女子大生『エリートちんぽ日記』」(「週刊ポスト」5/5・12号) 同・第8位 「安倍夫妻『腹心の友』加計学園に流れた血税440億円!」(「週刊文春」4/27号) 同・第9位 「ローソン『玉塚会長』退任の裏に『M資金』と『美人詐欺師』」(「週刊新潮」4/27号) 同・第10位 「ポーズが決まらない『五郎丸』仏リーグをお払い箱」(「週刊新潮」4/27号) 同・第11位 「トータルテンボス大村『ファン食い物に』極秘不倫1年半」(「フライデー」5/5号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週から週刊誌はゴールデンウイーク合併号週間に入る。月曜日は現代とポストが合併号で現代が460円、ポストがなんと480円である。  週刊誌500円時代の到来間近か? それにしても2冊買って940円。これなら新書1冊買っておつりがくる。  土曜日に、フランスの2022年の大統領選で、極右の国民戦線マリーヌ・ル・ペンと穏健イスラーム政党が決戦に挑むという近未来を描き話題だという、ミシェル・ウエルベック著『服従』(河出文庫)を買って読み始めた。  これが税別だが920円である。これからは、週刊誌が値段に見合う内容かどうかが厳しく読者に吟味される時代になる。  残念ながら、今週のポストと現代の巻頭特集を、私は読む気がしない。ポストは「新旧『財閥力』と『創業家』の掟」、現代は「死ぬより怖い『投薬ミス』」である。  取るに足らないとは言わない。だが、トランプのアメリカが北朝鮮への圧力を日に日に強め、安倍首相は「北のミサイルが飛んできた」ときのための予行演習を行うよう指示したという中で、こうした暇ネタで読者の関心を買うことができると、両編集長は思っているのだろうか。あまりの緊張感のなさに、これが週刊誌? と驚いているのは私だけだろうか。  まずはフライデーの張り込みネタからいこう。  漫才コンビ「トータルテンボス」の大村朋宏(42)が、ファンの一般女性と不倫をしていたというのだ。もちろん大村は既婚者。2人の関係がバレそうになって、大村は彼女に罵詈雑言を浴びせたという。そこで彼女は「私はただの『いつでもヤレるファンの一人』」と気づく。フライデーに直撃された大村は、妻にも愛人にも「謝るしかないですね」。謝って済むなら弁護士はいらない!?  お次は新潮。懐かしい五郎丸の近況が載っている。W杯で大活躍し、知名度を大幅アップした五郎丸だが、オーストラリアのチームに行ったが芽が出ず、今度はフランスの「TOP14」というプロリーグへ移った。  ヤマハ時代の年棒は約2,000万。それが世界最高額の約1億9,000万円になり、成績次第では2年目の契約も更新されるという好条件だった。期待は大きかったが、言葉の壁もあったのか、フランスでの出場試合はわずか5回。チームの会長からも「W杯の素晴らしさとは別人のよう」と酷評され、今年6月の退団は決定的だそうだ。古巣ヤマハに戻っても日本代表になれるかどうかと、彼への評価は厳しいようだ。国民的アイドルになった五郎丸の帰還を、少年少女たちはどう迎えるのだろうか。ちょっぴりかわいそうだが。  同じ新潮が、任期半ばで突然退任した「ローソン」の玉塚元一会長(54)が、M資金(MはGHQのマーカット少将の頭文字。進駐軍が日銀などから押収した金品といわれる)に関わっていたのではないかと報じている。  やり手で派手なパフォーマンス好きの玉塚会長だったが、ライバルのファミリーマートがユニーと経営統合したことで、業界2位の座から滑り落ちてしまった。三菱商事が玉塚のやり方に不満を持ったため、辞めざるを得なくなったと新潮は書いている。  その玉塚転落の裏にM資金なるものが関わっていたのではないかというのだが、読んでみても、よくわからない。まあ、M資金がらみの話は時々出てくるが、M資金自体があるのかないのかわからない代物だから、仕方ないのだろう。玉塚は、資金を出してくれるという話があったこと、自分が確約書にサインしたことは認めているが、眉唾だと思って手を引いたし、今回の会長退任と、この話は関係ないと、新潮に伝言を寄せている。  ところで朝日新聞の4月24日付に新谷学週刊文春編集長インタビューが載っている。少し長いが引用してみよう。  * * * ――メディアの分断も指摘されています。 安倍首相は良くも悪くもピュアな人という印象。1次政権のころは、味方のメディアと敵のメディアをきれいに色分けしていました。最近、産経新聞は、首相がトランプ米大統領と会った際に「朝日新聞に勝った」と言ったと報じています。首相はトランプ的なものに引っ張られているのか、再びメディアを切り分けているように見える。むしろ朝日新聞、毎日新聞、東京新聞を味方にしようというしたたかさがあると、メディアからすればもっと手ごわいと思います。 ――メディアの側にも覚悟が問われますね。 首相が理念型の政治家なので、メディアも鮮烈に親安倍と反安倍に分かれる。産経の愛読者と朝日の愛読者の間では議論も交わされず、批判し合うだけで、読者は見たい事実しか見ず、建設的な議論も行われないのではないか。その一方で、横並び的な紙面作りは昔と変わっていない。政府の発表したものを報じる発表ジャーナリズムがむしろ強まっている気がします。そうすると、こんなにたくさんの新聞が必要なのかと思ってしまう。独自性を求めて「今のままの安倍政権じゃ駄目だ」と、大取材班を組んで、大きな話から小さな話までファクトを掘り起こし、徹底的に調査報道をする新聞があってもいいのでは。 ――やはりファクトで勝負すべきだと。 本来、ファクトで武装して戦うのが報道機関ですが、朝日には「ファクトより論」の傾向を感じます。安倍首相を批判する上で、靖国神社の問題とか沖縄の問題とか、言い方は失礼かも知れませんが、旧態依然とした印象。同じ歌を歌い続けても、その歌が好きな人は聞きに来るが、嫌いな人は来ない。書かれる安倍首相にも「また、いつもの歌だな」と聞き流されてしまう。朝日も安倍政権を批判するなら、安倍首相がぐうの音も出ないようなスクープを出せばいい。朝日が特報した森友学園の問題はまさにそれだと思います。  * * *  安倍首相が理念型の政治家だとは思わないが、自分のゆがんだ理念を国民に押し付けようとするタイプの政治家であることは間違いない。  新谷文春も最近はやや疲労が見えてきている。今週の加計学園問題などは、残念ながら文春らしい情報が不足していて読みごたえがない。ここらへんで体制を組みなおして、加計学園問題を徹底的に追及してほしいと思うが、新谷編集長いかがだろうか。  森友学園問題では、安倍昭恵の説明会見も証人喚問も安倍自らが矢面に立ち、隠し通していきた。だが金額的にも、また安倍との近さからいっても、加計学園の加計孝太郎理事長(65)の大学の敷地払い下げ、獣医学部の新設などの疑惑は、籠池森友学園前理事長のスケールをはるかに凌駕するものである。  今や党内がバラバラになっている民進党にどこまで期待できるか不安ではあるが、間違いなくこれは疑惑のデパート安倍晋三の本丸であるはずだ。文春で前の国家戦略特区担当だった石破茂前地方創生相もこういっている。 「不思議ですよね。なぜ大臣が変わることでこんなに進むのか。新たな条件が出るのか。世間で言われているように、総理の大親友であれば認められ、そうじゃなければ認められないというのであれば、行政の公平性という観点からおかしい」  岸田文雄外務大臣もポスト安倍に意欲を表明した。石破も今度が総理へのラストチャンスであろう。驕る安倍は久しからず。森友、加計に深入りしている妻・昭恵の躓きが、亭主を奈落に落とすことにでもなれば、昭恵は憲政史上まれにみる「悪女」となるのだが。  ところで落語家で元落語協会会長の三遊亭円歌(本名・中沢円法)が23日、死去した。享年88。 「東京都生まれ。山手線・新大久保駅員を経て終戦直後の1945年、二代目三遊亭円歌に入門し歌治、48年に二つ目で二代目三遊亭歌奴に。自らの吃音(きつおん)体験を表現として生かし、『山のあなたの空遠く』で始まるドイツの詩人カール・ブッセの詩を朗読する場面で『山のアナ、アナ……』と織り込む『授業中』などで人気を集めた。ほかにも『浪曲社長』『月給日』などテンポの良い自作落語を送り出し、寄席の慣例を破って初代林家三平と共に二つ目でトリを務めた」(朝日新聞4月24日付)  圧倒的に面白かったのは歌奴時代だった。ブッセの詩を日本一有名にしたのは歌奴であった。上田敏訳の 山のあなたの空遠く、「幸」住むと人のいふ。ああ、われひとと尋めゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。山のあなたになほ遠く、「幸」住むと人のいふ。  これは中学生で知らぬ者はいなかったのではないか。立川志の輔も多くのいい新作落語をつくってはいるが、これほど人口に膾炙した新作はないはずだ。彼の高座を最後に聞いたのは一昨年だった。私は耳がよくないので、ぼそぼそしゃべる円歌の噺の半分も聞き取れなかったが、高座に上がるだけでなんとないおかし味が漂う落語家は少なくなってきた。今夜は久しぶりに「山のアナ」でも聴いてみようか。  さて、『夫のちんぽが入らない』(扶桑社)がベストセラーになっているが、ポストで唯一読めたのが(失礼!)、暇な女子大生がエリート男との赤裸々なセックス体験を綴って人気だという、ちんぽ日記。  少し紹介してみよう。 「12月29日 社会人が勤めてる具体的な社名を知ると興奮する。例えば電通の人とセックスの時は『あの電通のちんこいじってる』『これが電通の喘ぎ声か』『電通は竿舐めが感じるんだ』って具体的なイメージができて興奮できたし汐留の電通本社ビルの前を通るたびにあの人のちんこを思い出してノスタルジックになる。 2月10日 東大卒財務省官僚とバル→ホテル。一重の渋顔だったが、財務省補正により坂口健太郎に見えた。Dキス(注・ディープキス)しながらパンツを下すとちんぽの先はトロットロ。財務省汁、最高に美味しい。国家を牛耳っているのにちんぽの先からあふれ出る体液は抑えられないんだね。財務省ちんぽで優勝したえっちな金曜日だった。 2月21日 私に対する批判は多数あるが、『男性をちんぽと呼ぶのは男性蔑視だ』というお叱りの声がないのは興味深い。逆に男性が女性のことをまんこ呼びしたらフェミニストが暴れるはず。だけどもしかしたら男性は私に繰り返しちんぽ呼ばわりされて心を痛めているのかもしれない。だったら申し訳ない。謝ります」  こんなことをネットに書かれたら、電通や財務省の官僚はどう思うのだろう。こういうあけすけなセックス日記がネットで読むことができる時代に、週刊誌を買ってまでセックス記事やヘアヌードを見たいと思うだろうか。こうしたネットで話題のものを取り上げるだけでは、もはや売り物にはならないのではないか。そう思うのですがポストさん!  ところで、生後6カ月の男児が蜂蜜を摂取したことで「乳児ボツリヌス症」を発症して死亡したが、レシピ検索・投稿サイトの最大手「クックパッド」にそのレシピが掲載されていたため、SNSで非難の声が上がった。  だが、文春によると、いまだにクックパッドにはそのレシピが消されずに載っており、そのほかにも「要注意メニュー」があると報じている。例えば「鶏ユッケ、鶏ハム、鶏わさ」なども、過熱が不十分だと、鶏肉に含まれるカンピロバクターによる食中毒を起こす。「しめ鯖」が危険なことは私でもわかる。酢を薄めたりすると保存力が弱くなるからだ。「冷凍卵」も、冷凍ではサルモネラ菌が死滅しない。やはり健康にいいという「酵素ジュース」も、きちんとした温度管理をしないと、食中毒を引き起こすなどなど、専門家のチェックの入らないレシピをそのまま鵜呑みにすると危険だというのは、その通りであろう。  先週のポストには、焼鮭の皮、カニミソ、海老天のシッポ、リンゴの皮は「本当は食べないほうがいい」という特集があった。  魚に含まれるオメガ3脂肪酸には血液をサラサラにする働きがあるが、過熱すると逆に血液を凝固させるという。カリッと焼かれた焼鮭の皮は、私も好物だが、食べ過ぎに注意だそうだ。カニやロブスターなどの甲殻類の内臓などの柔らかな緑色の部分に、発がん性のあるPCBが蓄積しやすいから、カニミソも要注意。海老天のシッポはキチン質という動物性食物繊維でできていて、酸に溶けにくい。消化機能が低下している高齢者は消化不良を起こす可能性ありだそうだ。リンゴの皮には農薬が付着していて、水洗いでは落ちない。2日目のカレーは味が馴染んでおいしいというが、常温保存では食中毒を起こす危険があるという。  だが、体調がおかしいと医者に駆け込んでも、これも先週のポストによると「日本の医療は誤診が3割」もあるというのだから、何を信じていいのやら。  ポストによれば、神経内科の権威の沖中重雄東大名誉教授は退官する最終講義で、「私の誤診率は14.2%だ」といった。また、世界的な医学専門誌は04年に、フランスの医師らがICUで死亡した人々の解剖結果についての論文を掲載し、そこで「生前診断の約30%は誤診だった」と書いたという。  名医や医療先進国でも誤診率は多いのだから、日本ではもっと多いに違いない。「医師は見誤る」。そう思っていたほうがいいというのだ。アレルギー性鼻炎と診断されたのに乳頭腫だった。耳鳴りが脳腫瘍。切れ痔が大腸がんという例は数知れず。誤診されるのを防ぐには、医者を変える勇気を持てとポストはいうのだが、その医者にも誤診されたらどうしよう?  さて、4月18日に赤坂の「津やま」で安倍首相をはじめ、小池都知事、二階幹事長、小泉元総理らが会食していたことが話題である。フライデーによれば、小池がつくる新党に小泉の息子の進次郎が応援に行かないよう、小泉に「忖度」してもらいに集まったのではないかと“忖度”している。いまさらオヤジのいうことなど、息子が聞くはずがないと私は思う。  ポストによれば、このフライデーの報道は違っていて、安倍首相は財界人との会食、小池は小泉や二階などと会食していたという。  だが、やはり安倍と小池は「即席の会談」を行っていたようだ。肺がんで余命いくばくもないといわれていた森喜朗元首相が、奇跡的に回復して、またぞろ東京五輪の予算のことで動き出したので、小池は安倍にそのことについて相談したのではないかと、ポストは読んでいるようだ。この「津やま」は私も何度か行ったことがある。以前にも書いたことがあると思うが、小泉が現職の総理の時、店の入り口の横に小泉人形が置いてあった。  だがしばらくして行くと、人形がなくなっていた。主人に聞くと、店に来た客が帰りに、人形をぶん殴るのだそうだ。度重なるので、かわいそうだから引っ込めたのだといった。今、安倍晋三人形を置けば、2日ともたずに壊されるだろう。試しに「津やま」へ行って置いてこようか。  ベトナム少女リンさん(9歳)殺害犯が、同小学校で保護者会長を務めていた渋谷恭正(46)容疑者だったというのは、世の子どもを持つ保護者達に大きな衝撃を与えた。  新潮によれば、渋谷は不動産管理をやりながら毎朝、熱心に子どもたちの通学を見守っていたという。だが渋谷が働いていた中華料理店の店長は文春でこう証言している。 「当時、いわゆる裏DVDを収集していて、よく店に持ってきては自慢していました。十二、三歳くらいの子がブルマ姿になってはしゃいでいたり、小さなビキニを食い込ませていたりするものでした。『ブルセラショップで若い子の商品を買ってくる』と言い、都内に行くこともあった」  事件前から複数の児童に対して、「車で送ってあげるから乗らないか」と声をかけていたと社会部記者が話している。こうしたゆがんだ嗜好を持つ人間を見分けることは至難ではある。外国でやられているように、性犯罪歴のある人間の住んでいる場所を「公開」するというのも一つのやり方だが、日本のような社会では難しいと思う。どうしたらいいのだろう。  さて、岩瀬達也といえば、年金問題にいち早く手をつけ、現代に連載しているのを当時の民主党の長妻が読み、これをベースに国会で質問して大問題になった。その後、参院選で惨敗した安倍首相は、辞任せざるを得なくなったのだが、その岩瀬が今度は裁判官の実態に迫る連載を始めた。  これは期待できるかもしれない。何しろ2年間にわたり取材を重ね、のべ100人近い現職や元裁判官に会い、話を聞いたというのだ。  だが、第1回目は少し期待外れだ。裁判員裁判は国民を騙して導入したもの、エロエロツイートなどで物議をかもしている岡口基一裁判官の例や、1971年に、あるべき司法の姿を議論するために立ち上げた「全国裁判官懇話会」のメンバーだった伊東武是(72)が、最高裁に問題提起をしたために出世が遅れ、裁判長になれたのが59歳のとき、他より10年遅れだったというケースを出している。  また、裁判官は10年目で順調に行くと年収1,000万円になるという話はある。だが、私が知りたいのは、三権分立といわれている日本だが、実際は司法は立法をチェックできておらず、特に、憲法がらみや日米の安保条約など、国の命運を左右する重大事には、判断をしない「事実」に対して、彼らはどう思っているのかを知りたい。この連載への期待が大きいからだが、こうした日本の大タブーに切り込んでくれることを岩瀬には期待したい。  さて、北朝鮮VSトランプ軍のにらみ合いは依然として続いているが、この「チキンレース」はどう転ぶのだろうか。各国メディアを招いて軍事パレードを見せ、威勢のいい発言を次々に吐いた金正恩だったが、肝心の中距離弾道ミサイル発射実験は失敗してしまった。  だが新潮によれば、ミサイルは打ち上げておいて、わざと北朝鮮が破壊したのではないかと見る識者もいるようだ。発射すれば金正恩はアメリカに怯まなかったという体面が保てるし、失敗したのだからアメリカに先制攻撃する口実を与えなかったから、金正恩の深謀遠慮だというのである。  ニューズウィーク日本版も、まだトランプは北朝鮮を攻撃しようとは考えていないと見ている。それは、韓国にいる15万人、日本にいる5万人のアメリカ人を退避させていないからだ。この人たちに帰国命令が出されたら、トランプが腹を決めたときだろう。しかも、シリア攻撃をした後、プーチンの反応は抑制的だった。最強のアメリカに対して誰も報復などしやしない。 「トランプがそんなおごり高ぶった自信を深めたとすれば、北朝鮮に対しても同じ論理で行動するのはあり得ない話ではない。これによって、米朝双方が互いの意図を読み違えて偶発的な武力衝突に至る可能性も否定できない」(「ニューズ」)  保守的論調の「ニューズ」でさえ、北朝鮮という難題を解くには「話し合い」を目指すしかないといっているのである。  現代は、米朝開戦となれば安倍には、拉致問題を利用するプランが検討されていると、自民党議員がこう語っている。 「アメリカが平壌を直接叩くという事態になれば、戦闘には参加できなくても、『拉致被害者保護』の名目で自衛隊を派遣できる。総理にとっては、『拉致被害者を取り戻す!』と堂々と言えるうえに、集団的自衛権発動・自衛隊派遣の実績を作れる絶好のチャンスです。ここで本当に被害者を保護できれば、それこそ支持率は急上昇でしょう。’02年の小泉(純一郎元総理)電撃訪朝のときのように、一気に20%アップも夢じゃない」  何をバカなことをと、私は思ってしまう。アメリカ軍が北朝鮮を攻め、自衛隊が上陸できる事態というのは、全面戦争になったときのことである。そうなれば、韓国はもちろん日本も無傷でいられるはずがない。中国、ロシアの出方次第では、第三次世界大戦が始まってしまう可能性もある。そんなことを、いくら常軌を逸したトランプといえども、できるはずはない。ましてや度胸も覚悟もない安倍首相は、からだがすくんで動けまい。  私は、北朝鮮は核実験は見送るのではないかと見る。そうなれば手を出す口実のなくなったトランプは、すごすご引き上げるしかないのではないか。  今、安倍首相がやるべきことは、政治生命をかけてトランプを説得し、空母を引き上げさせ、金正恩とアメリカ、中国、韓国、日本との話し合いに持ち込むことに全力を挙げることである。それこそが真のリーダーシップというものだ。万が一にも、戦争などというバカなことをさせてはいけないこと、自明である。  今週の第1位は新潮のゲス不倫の記事である。中川俊直という小物議員の話だったが、大きな話題になったのは、この議員の父親もやはり不倫で失脚したからである。まさに不倫の魂百までも。父親は官房長官の時、愛人問題で躓き権力の座から転がり落ちてしまった。それも愛人に覚せい剤使用のウワサが立ち、警察が内定を始めていたときに、「警視庁の保安課が動いているから気を付けろ」と、捜査情報を伝えてしまったのである。  そんな議員の子どもが親の看板を受け継ぎ、政治家になった。だが、父親の後をそのままなぞって愛人(47)をつくり、その上、彼女とハワイで“華燭の典”を挙げていたと新潮がスクープしたのだ。男には3人の子どもがいて、高校時代の後輩だった奥さんは、がんで現在闘病中だというのに。  だが、あまりに嫉妬心が強く、愛想をつかした愛人が「別れよう」というと、家に押しかけて来て、半狂乱で号泣する、大声を出すなどしたため、彼女は110番した。やってきた警官は「ああいう真面目な職業に就いている人こそ、殺人を犯したりひどい事件を起こす可能性がある」として、彼女に中川を「ストーカー登録」させたというのである。  中川俊直(46)は、テレビ東京の政治部にいたが退職して父親の秘書として仕えたのち、広島4区から出馬。現在2期目の自民党議員で、経産政務官という要職にある。父親はあの中川秀直元官房長官。中川は、同じ自民党議員の前川恵代議士(41)とも男女の仲だといわれている。愛人がこういう。 「結局、彼が求めたのは『性の対象の安定供給』。私と付き合っていた時から、“奥さんがいたりとか、公人であって週刊誌に追われたりとか、職場恋愛(永田町=筆者注)だったりとか。そのスリルに燃える”と言っていました。根っからの不倫体質なんです」  彼の場合、不倫は文化ではなく病気ということなのだろう。新潮発売前に政務官を辞任したが、こんな人間は政治家失格であることは間違いないのだから、即刻議員辞職もするべきである。支持率が落ちることを恐れたのであろう、自民党はすかさず、中川を離党させたのだ。 「自民党執行部は21日、不倫報道をめぐり経済産業政務官を辞任した中川俊直衆院議員(46)=広島4区=を離党させる方針を固めた」(Asahi.com4月21日11時29分より)  身から出た錆である。妻の妊娠中に不倫を働いた宮崎謙介元議員のように、議員辞職まで追い込まれるのではないか。がんで闘病中だという中川の妻がワイドショーの取材に答えていた。夫のいうことを信じるといってはいたが、痩せた肩が痛々しかった。  フライデーは、中川が愛人に「元カノ」といっていた前川恵衆院議員(41)を直撃している。中川と「深夜密会」していたのをフライデーされたときは、「不倫は事実無根!」と威勢よく答えていたのに、今回は、「憔悴した様子でペコリと頭を下げ、クルマに乗り込んでいった」(フライデー)そうだ。  妻も愛人も前川も、人がいいだけの世襲議員に惚れたが因果というものか。 【巻末付録】  現代もポストも合併号だけにグラビアだけには力が入っている。  まずはポストから。巻頭は西田幸樹カメラマンによる撮り下ろし「なおん」。今回は「来ちゃったよ、竹内さんが」。竹内が誰だかわからないが、なかなかの「なおん」ではある。次が「なおん」特別編。西田カメラマンが26年前に撮っていた「伝説のAV女優 小森愛」の純情ヌード。本当に少女のような可憐さである。後半は「完全復刻! HOW TO SEX」。奈良林祥の250万のベストセラーである。それを今風にやってみましたというものだ。私も現役時代やったことがある。袋とじは「衝撃の美ボディ封入! 上原さくら」。それにもう一つの袋とじが「100人のお尻総選挙」。国民の愛人といわれる橋本マナミの「19歳の橋本マナミ」が拝める。「有森也実 女優ヌード、再び」「中島はるみ たった1枚のヘアヌード」「艶色グラドル 磯山さやか 今野杏南 杉原杏璃 塩地美澄 吉木りさ」。ふーッ、疲れた。  現代は私のマドンナ「綾瀬はるか」が巻頭。後半は「『ドクターX』で妖艶な院長秘書を演じた 女優田中道子」。これはなかなかそそる。「トップグラビアアイドルがここまで! 谷桃子」。袋とじが「あの有名人がまさかのMUTEKIデビュー 仲村みう AV画像を独占先行公開!」。この前やった時は林真理子おばはんが「正社員じゃない!」と怒っていた「藤崎里菜 元電通社員完全ヘアヌード」お次の袋とじが「人妻になったスイカップ 古瀬絵理『完熟ヌード』」。いやはや、書くだけで疲れる。  というわけで、両誌ともに力の入ったグラビアづくりで、今週は引き分け。それにしても記事作りにこの何割かの労力を投入したらと思うのは、私だけではないだろうな。 (文=元木昌彦)

7年の時を経て逮捕! 女児強制わいせつ犯は当時14歳の中学生だった

7年の時を経て逮捕! 女児強制わいせつ犯は当時14歳の中学生だった! の画像1
イメージ画像(Thinkstockより)
 7年前、当時11歳の女児に強制わいせつを行った容疑で、シム容疑者(21)が逮捕された。逮捕の決め手となったのは、シム容疑者が現場に吐き捨てた“唾”だった。  事件は2010年4月11日、仁川(インチョン)市内にあるアパートの階段で起こった。女児に目をつけたシム容疑者は言葉巧みに人けの少ない5階と6階の階段の踊り場に連れ出し、彼女の陰部に手を走らせた。  シム容疑者はその後、逃走。現場に残されていたのは彼が吐き捨てた唾だけで、警察のDNAデータベースと検証しても該当者はおらず、事件は迷宮入りとなった。  しかし昨年末、事件は思わぬ進展を見せる。あるバイク窃盗事件の現場から検出された指紋と7年前のわいせつ事件のDNAが完全に一致したのだ。こうして、シム容疑者はバイク窃盗容疑に加え、強制わいせつ罪で逮捕された。  7年越しの事件解決に、韓国ネット民は「一度犯罪した奴は、同じことを何度も繰り返すんだよ」「中学時代にこれでは、余罪がもっとあるのでは?」と、シム容疑者の余罪の有無を追及する姿勢を見せている。  性犯罪によって被害者が負った心の傷は深い。最近、韓国のあるネットコミュニティーに、過去に性暴力を受けた女性による苦悩の叫びが書き込まれ、大きな波紋を呼んでいる。  タイトルは「私を強姦したあなたが結婚するんですね」。内容は、当時、大学に入学したばかりだった女性が、クラブで出会った大学の先輩に無理やり泥酔させられた後、強姦されたというものだ。  事件後、女性は被害を訴えるも、周囲は学業優秀で仲間内の信頼も厚かった先輩を擁護。むしろ、女性側に問題があるような対応をされたという。  女性は「たくさん泣いて、たくさん吐いた」ものの、なんとか大学を卒業して、心の平穏を取り戻した。しかし、最近になってこの先輩が結婚したと知ると、再び怒りが込み上げてきたという。 「今さら罪を追及したいとは思わないけど、彼がいつかこの書き込みを見て、私の痛みを知ってほしい」と、苦しい心情を吐露している。  どんな事件も月日とともに風化していくが、被害者の心の傷はそう簡単に癒えるものではないということを忘れてはならない。

世界各地に出没する中国人「ニセ僧侶」 “だましのノウハウ”が売買されていた!? 

世界各地に出没する中国人「ニセ僧侶」 だましのノウハウが売買されていた!? の画像1
台湾で逮捕されたニセ僧侶。多額の現金を所持していたという
 4月上旬、中国籍の陳先楼容疑者(54)が短期在住資格外の活動をしていたとして出入国管理法違反の疑いで警視庁に逮捕された。陳容疑者は外国人が多く訪れる観光地の路上で僧侶を装い、お札を違法に販売するなど詐欺を行っていた疑いが持たれている。中国で仕入れたお札の原価は1枚1円程度で、それを500~1,000円で販売していたというから言語道断だ。  数年前から東京や大阪に出没するこうした中国人の「ニセ僧侶」は社会問題になり、テレビなどでも取り上げられた。一時は鳴りを潜めていたが、昨年あたりから再び急増。訪日外国人が増え、「まだまだ商売になる」とでも思ったからなのか?  そんな中国人のニセ僧侶だが、実は世界各国で同様の詐欺を行っているという。香港メディア「東網」(4月17日付)が、陳容疑者同様、香港の繁華街でお札や仏像などを違法に販売していたニセ僧侶についてレポートしている。彼らが酒やタバコを大量購入する姿も目撃されており、ニセ僧侶として稼いだカネでこうした物品を購入し、大陸に戻って転売してさらに儲けようとしているようだ。  記事によると、彼らは香港各地で観光客に対し、原価62元(約1,000円)程度の仏像を、1体6,000元(約9万6,000円)で売りつけているという。また、ニセ僧侶たちの様子を捉えた映像によると、香港随一の繁華街・モンコックの路上に、昼頃、袈裟を着た姿で現れた彼らは、早速、道行く人々にお布施と称してお金を要求したり、仏像の販売をし始めた。  この地域には頻繁に見回りの警察官もやってくるのだが、ニセ僧侶たちが、これを組織ぐるみのチームプレイで回避していく様子も映っていた。近くには見張り役を配置し、見回りが近づいてくると、すぐに耳打ち。すると、ニセ僧侶たちは瞬時に袈裟を脱ぎ捨て、商売道具のお札や仏像を袈裟で包み隠して、街の通行人に溶け込んでしまう。見回りの警察官が通り過ぎると、再び袈裟を着て、お布施を要求し始めるのだ。
世界各地に出没する中国人「ニセ僧侶」 だましのノウハウが売買されていた!? の画像2
ニューヨークでもニセ僧侶が目撃されている
 こうしたニセ僧侶は、日本や香港のみならず、アメリカ、イギリス、インドネシアなど世界各国で目撃情報があり、各地のメディアでも取り上げられている。 「中国大陸に大本のボスがいるというよりは、ノウハウが売買されているという話です。もともとは、不法入国や偽装入国を手助けするマフィアのような連中が編み出したと聞いています。昔は、中国人はこうした組織の手助けがないと海外渡航できませんでしたが、現在では多くの国が観光収入目当てで中国人観光客へのビザ発給要件を緩和しており、比較的、誰でも海外へ行けるようになった。そうした中、大量のお札と仏像、そして袈裟とお布施マニュアルがセットで売られており、貧しい内陸部の人々がこれらを購入して、渡航していくようです」(香港在住の日本人ジャーナリスト)  いずれにしても、宗教の名をかたり、人々の善意を踏みにじる卑劣な組織犯罪であることは間違いない。海外の捜査当局などとも連携し、背後関係がどうなっているのか、解明されることを願うばかりだ。 (文=青山大樹)

世界各地に出没する中国人「ニセ僧侶」 “だましのノウハウ”が売買されていた!? 

世界各地に出没する中国人「ニセ僧侶」 だましのノウハウが売買されていた!? の画像1
台湾で逮捕されたニセ僧侶。多額の現金を所持していたという
 4月上旬、中国籍の陳先楼容疑者(54)が短期在住資格外の活動をしていたとして出入国管理法違反の疑いで警視庁に逮捕された。陳容疑者は外国人が多く訪れる観光地の路上で僧侶を装い、お札を違法に販売するなど詐欺を行っていた疑いが持たれている。中国で仕入れたお札の原価は1枚1円程度で、それを500~1,000円で販売していたというから言語道断だ。  数年前から東京や大阪に出没するこうした中国人の「ニセ僧侶」は社会問題になり、テレビなどでも取り上げられた。一時は鳴りを潜めていたが、昨年あたりから再び急増。訪日外国人が増え、「まだまだ商売になる」とでも思ったからなのか?  そんな中国人のニセ僧侶だが、実は世界各国で同様の詐欺を行っているという。香港メディア「東網」(4月17日付)が、陳容疑者同様、香港の繁華街でお札や仏像などを違法に販売していたニセ僧侶についてレポートしている。彼らが酒やタバコを大量購入する姿も目撃されており、ニセ僧侶として稼いだカネでこうした物品を購入し、大陸に戻って転売してさらに儲けようとしているようだ。  記事によると、彼らは香港各地で観光客に対し、原価62元(約1,000円)程度の仏像を、1体6,000元(約9万6,000円)で売りつけているという。また、ニセ僧侶たちの様子を捉えた映像によると、香港随一の繁華街・モンコックの路上に、昼頃、袈裟を着た姿で現れた彼らは、早速、道行く人々にお布施と称してお金を要求したり、仏像の販売をし始めた。  この地域には頻繁に見回りの警察官もやってくるのだが、ニセ僧侶たちが、これを組織ぐるみのチームプレイで回避していく様子も映っていた。近くには見張り役を配置し、見回りが近づいてくると、すぐに耳打ち。すると、ニセ僧侶たちは瞬時に袈裟を脱ぎ捨て、商売道具のお札や仏像を袈裟で包み隠して、街の通行人に溶け込んでしまう。見回りの警察官が通り過ぎると、再び袈裟を着て、お布施を要求し始めるのだ。
世界各地に出没する中国人「ニセ僧侶」 だましのノウハウが売買されていた!? の画像2
ニューヨークでもニセ僧侶が目撃されている
 こうしたニセ僧侶は、日本や香港のみならず、アメリカ、イギリス、インドネシアなど世界各国で目撃情報があり、各地のメディアでも取り上げられている。 「中国大陸に大本のボスがいるというよりは、ノウハウが売買されているという話です。もともとは、不法入国や偽装入国を手助けするマフィアのような連中が編み出したと聞いています。昔は、中国人はこうした組織の手助けがないと海外渡航できませんでしたが、現在では多くの国が観光収入目当てで中国人観光客へのビザ発給要件を緩和しており、比較的、誰でも海外へ行けるようになった。そうした中、大量のお札と仏像、そして袈裟とお布施マニュアルがセットで売られており、貧しい内陸部の人々がこれらを購入して、渡航していくようです」(香港在住の日本人ジャーナリスト)  いずれにしても、宗教の名をかたり、人々の善意を踏みにじる卑劣な組織犯罪であることは間違いない。海外の捜査当局などとも連携し、背後関係がどうなっているのか、解明されることを願うばかりだ。 (文=青山大樹)

便秘解消の民間療法!? 肛門に生きたタナウナギ を突っ込んだ男性が死にかける

便秘解消の民間療法!? 肛門に生きたウナギを突っ込んだ男性が死にかけるの画像1
男性の腸内から摘出された巨大タウナギ
 中国で、とんでもない民間療法を実行した末に、命の危機にさらされた男性が話題となっている。 「南方網」(4月19日付)によると、広東省広州市内の病院に、49歳の男性が激しい腹痛を訴えて駆け込んだ。  医師がただちに開腹手術を行ったところ、便や未消化の食物でいっぱいになった直腸から、大型のタウナギが発見されたのだ。その全長は50センチに及び、重さは250グラムほどだったという。医師によると、一歩間違えれば男性は命を落としていたという危険な状態だった。
便秘解消の民間療法!? 肛門に生きたウナギを突っ込んだ男性が死にかけるの画像2
見たところ、まだ新鮮そうだ
 しかし、泥の中に生息するタウナギが、なぜ男性の直腸に 入り込んだのか? 男性によると、なんと自身の手で、生きたタウナギを肛門に挿入したのだという。  男性は長年、便秘に悩まされており、医師から治療のための入院を勧められていた。しかし男性は、自身の生まれ故郷に伝わる民間療法を試すことを選んだ。それが、タウナギを肛門から直腸に挿入するという方法だったのだ。  中国では、直腸に侵入したタウナギによって命の危険にさらされるという事故が、これまでにも繰り返し発生している。昨年にも、河南省南陽市南召県 に住む54歳の男性の体内から、同じく全長約 50センチ のタウナギが摘出されているほか、13年には広東省仏山市順徳区で、男性 の肛門から体内に侵入したタウナギが腸壁に穴を開けるという事例が報告されている。  広東省などを中心に、中国では日常的に食用とされるタウナギだが、通常は泥の中に生息しており、人間の肛門に飛び込むことなど考えられない。  ネット上ではこうした事件が報じられるたび、「タウナギが、なぜ肛門から入ったのか」というミステリーについて、さまざまな臆測が飛び交っていた。「裸で泥に入ったら、タウナギが肛門を巣と間違えて入ってくる」「ハードオナニーをしていたに違いない」など、諸説展開されていたが、まさかこんな民間療法があったとは……。深すぎる中国の文化には、ただただ 驚かされるばかりである。