炭鉱の大規模事故や過激派による自爆テロだけでなく、スイカや風邪薬に至るまで、あらゆるモノに爆発の危険が潜む中国で、またまた予想だにしない爆発事件が発生した。 中国インターネットテレビ局「新藍網」の報道番組『1818黄金眼』によると、浙江省杭州市でペットボトル入りのりんごジュースが爆発。手に持っていた女性がその衝撃で気絶し、胸部にケガを負ったというのだ。 爆発したのは、中国メーカー「橙宝食品」が製造している、2リットル入りのりんごジュース。ケガをした女性は、今年3月18日に239元(約4,000円)で12本購入。自宅リビングのテーブルの下に保管していた。 ところが5月4日、彼女はペットボトルの底の部分が濡れていることに気づいた。中身が漏れていることを疑った彼女は、1本のボトルを手に取って調べていたところ、突然爆発。その場で意識を失ったという。 中国で清涼飲料水が爆発した例では、2012年、缶入りのコーラを冷凍し、開栓したところ爆発。缶の破片で男児が重傷を負う事件が起きている。しかし炭酸入りでもなく、常温保管されていたりんごジュースが、人を気絶させるほどの爆発力を持つものなのだろうか? 女性は「橙宝食品」にクレームを入れたが、「果汁はセ氏0度から5度で保管されなければならない」と、女性の保管方法が適切でなかったとして、自社の責任を否定している。 また同番組では、りんごジュースが発酵し、ペットボトル内にガスが充満していたのではないかという専門家の見方を紹介。ただ、未開栓のボトル入りりんごジュースが、爆発に至るまで発酵が進むことは考えられないため、製造工程でボトル内に混入した雑菌の影響で腐敗が進んでいた可能性も指摘されている。 ということは、この女性は爆発による被害を受けていなかったとしても、りんごジュースを飲んで食中毒になっていた可能性があるということである。 中国危険食品は、「買ったが最後」ということか……。問題のりんごジュース
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恐怖の向こう岸で待っているのは一体何なのか? シャマラン監督が導き出した回答『スプリット』
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」「赤ずきんちゃん」を“無縁社会”という現代的キーワードで解釈し直したホラーサスペンス『ヴィジット』(15)で復活を果たしたM・ナイト・シャマラン監督。大ヒット作『シックス・センス』(99)は現代版『雨月物語』、『ヴィレッジ』(04)はレイ・ブラッドベリの古典的SF小説のオマージュ作として楽しむことができる。ネタそのものは昔からあるものを、新しい視点で描くことに優れた演出家だ。そんなシャマラン監督が新たに再発見したのが“多重人格”。ハリウッドでは『イブの三つの顔』(57)をきっかけに度々取り上げられてきた題材だが、シャマラン監督は密室サスペンス『スプリット』を極めてオーソドックスに、かつ新解釈を交えてスリリングな物語へと昇華させている。 幼少期に虐待されたなどのトラウマによって人格分裂が生じると言われる多重人格(解離性同一性障害)。これまでに『サイコ』(60)ではアンソニー・パーキンス、『真実の行方』(96)ではエドワード・ノートン、NHKドラマ『存在の深き眠り』(96)では大竹しのぶ、といった実力派俳優たちが多重人格者役を熱演してきた。『スプリット』で多重人格者に挑んだのはジェームズ・マカヴォイ。『ナルニア国物語/第1章 ライオンと魔女』(05)の“半神半獣”タムナスさんから、『フィルス』(13)で演じたコカイン中毒の悪徳刑事、『X-MEN』シリーズの超人たちを束ねるプロフェッサーXまで、作品ごとに異なるキャラクターを演じ、多重人格者にはうってつけ。本作では23もの人格をもつ主人公を演じている。 シャマラン作品でおなじみフィラデルフィアが舞台。郊外にあるショッピングモールを発端に事件が起きる。友達のいないコドクな女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は同級生クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)のお誕生会にお情けで呼ばれるが、誰とも馴染めないまま時間を過ごしていた。クレアの父親に声を掛けられ、クレア、クレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)と共に車で自宅へ送ってもらうことになったケイシーだったが、見知らぬ男が現われ、クレアの父親が襲われる。ケイシーたちは男から催眠スプレーを吹きかけられ意識を失い、気がつくとそこは男が用意していた監禁部屋だった。ジェームズ・マカヴォイが多重人格者を演じた『スプリット』。24番目の人格が現われたとき、想像を絶する恐怖が訪れる。
どうすれば、この密室から脱出できるか。ドアの向こうからは3人を拉致したケビン(ジェームズ・マカヴォイ)の他に、女性の声や子どもの声も聞こえてくる。観察眼の鋭いケイシーは、ケビンが複数の人格を持つ多重人格者であることに気づく。見るからにヤバそうなケビンが相手では、女子高生3人がかりでも勝てそうにない。そこでケイシーは攻撃的な人格ではないタイミングを見計らい、友好的な人格を手なづけ、出口を見つけようとする。だが、いつ凶暴なケビンに人格交替するか予測できない。ケイシーたち女子高生3人は、23人もの人格を持つ犯罪者を相手に心理戦を繰り広げることになる。 デヴィッド・フィンチャー監督の『ファイトクラブ』(99)をはじめ、90年代~00年代には多重人格をネタにしたサイコサスペンスが量産された。多くの作品は、凶悪犯罪を起こした真犯人は自分の中にいるもうひとりの自分でしたというオチとして多重人格という設定を利用したものだった。その点、本作では早い段階でケビンは多重人格であることが明かされ、ジェームズ・マカヴォイが凶暴な男ケビン、人当たりのよい好青年バリー、優雅な女性パトリシア、9歳児のヘドウィグ……と演じ分けるシーンが見どころとなっている。ケイシーたちが閉じ込められている密室のドアが開く度に、別人格が現われる。人懐っこい少年ヘドウィグによれば、現在は23人格だが、もうすぐ最後の人格となる24番目の人格が現われ、そいつはとてつもなく恐ろしいモンスターだという。ケイシーたちは、モンスターの生贄となってしまうのか? 人格障害と考えられてきた多重人格(解離性同一性障害)だが、シャマラン監督は従来の映画とは異なる形で解釈している。ダニエル・キイスのノンフィクション小説『24人のビリー・ミリガン』(早川書房)では多重人格者は人格交替によって性格が変わるだけでなく、顔つきや口調も変わり、学んだことのない言語を操り、驚異的な腕力や芸術的な才能を発揮することにも触れていた。シャマラン監督はこの点をクローズアップし、多重人格を生きづらい社会に適応するために生じた人間の未知なる能力として捉えようとしている。多重人格は精神病ではなく、隠された能力への目覚めではないのかと。女子高生3人は多重人格者を相手に戦うことに。温厚な人格かどうかを冷静に見極めなくてはいけない。
物語の後半、23人もの人格に分裂したケビンだけでなく、彼によって拉致されたケイシーも幼少期に体験した恐ろしいトラウマを抱えていることが明るみになっていく。ケイシーは偶発的にケビンに拉致されたのではなく、お互いに共鳴しあうようにして引き寄せられていたのだ。そして物語のラスト、ケイシーはケビンの中にいる24番目の人格とついに遭遇することになる。それはケイシーにとって、過去のトラウマさえも上回る最上級の恐怖だった。 本作を最後まで見届け、ふと思い出したのはシャマラン監督のデビュー作『翼のない天使』(98)だ。幼い主人公が神さまを探し求める非ホラー系感動作『翼のない天使』の原題は「Wide awake」だった。監督デビューから19年の歳月を掛けてシャマラン監督が辿り着いた『スピリット』もまた、人類の大いなる目覚めが最後に待っている。恐怖を克服したケイシーは、長く苦しめられたトラウマから解放された自分がいることに気づく。 (文=長野辰次) 監督・脚本・製作/M・ナイト・シャマラン 出演/ジェームズ・マカヴォイ、アニヤ・テイラー=ジョイ、ベティ・バックリー、ヘイリー・ルー・リチャードソン、ジェシカ・スーラ 配給/東宝東和 5月12日(金)よりロードショー (c)2017 UNIVERSAL STUDIOS.All Rights Reserved. http://split-movie.jpケイシー役のアニヤ・テイラー=ジョイ。デビュー作『ウィッチ』(日本では7月公開)が話題を呼んだ米国注目の若手女優。
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「露出狂を捕えた女性警察官を表彰」はおかしい? 韓国にはびこる男尊女卑がこんなところにも……
公共の場で性器などを露出し、性的興奮を感じる露出狂。韓国では彼らを「バーバリーマン」と呼ぶのだが、連日のようにメディアを騒がし、一種の社会問題となっている。 最近も、ソウル・江西(カンソ)区一帯に、衣類やリュック、マスクなど、全身黒色で統一した「ブラックバーバリーマン」が出没。1人で歩く女性を狙って、性器の露出を繰り返していた。被害者の中には小学生もいたという。近隣住人の通報によって警察は捜査を開始、無事に犯人を逮捕したが、ここのところバーバリーマンの活動が活発になっているといわざるを得ない。 実際、今年に入り「性器を露出して地下鉄に乗り込む」「高速道路の料金所を通る際、女性係員に性器を見せつける」など、バーバリーマンの暴走が目立っている。韓国警察の統計を見ても、公然わいせつ罪で検挙された件数は、2013年の1,471件から15年の2,112件と急増していることがわかる。ちなみに、バーバリーマンは30~40代が半数を占めていて、半数が普通の会社員だったことも明らかになっている。 このように、女性を悩ませるバーバリーマン問題だが、4月20日にはさらに物議を醸す事件が起きた。蔚山(ウルサン)地方にある女子高付近に出没していたバーバリーマンが、女性警察官のおとり捜査によって逮捕された事件だ。 渦中の女性警察官パク巡査はテコンドー6段の実力者で、チームを組んで連日のようにバーバリーマンが出没するスポットをパトロールしていた。そんなある日、彼女の目の前にジャンパーとズボン姿の50代の男が姿を見せた。男はおもむろに陰部を露出してパク巡査に迫ったが、彼女は冷静に男の陰部を携帯で撮影。証拠を押さえると、あっという間に男の身柄を拘束した。そんなパク巡査の活躍は所属警察署から表彰され、メディアにも大きく報じられた。 だが、これに対するネット民の反応は、少々意外なものだった。「パク巡査、お疲れ様です。女性として応援します」「かっこよく、素晴らしい仕事をなさったと思います」などと称賛の声は一部で上がったものの、大半は「女性警察官が仕事をしただけで表彰するとかおかしいだろ」「警察なら当然のことなのに、女性警察官がやったからと特別扱いするのはどうかと思う」といった、表彰に対する否定的なコメントだったのだ。こうした部分にも、韓国にはびこる男尊女卑が垣間見える。 韓国警察としては「女性警察官バーバリーマン逮捕」という部分を強調して、続出するバーバリーマン事件の根本的な解決を促したかったのだろうが、どうやら効果はいまひとつに終わりそうだ。イメージ画像(Thinkstockより)
韓国大好き韓国人が「日本人でよかった。」ポスターを嘲笑!
日の丸を背景に「私日本人でよかった。」のキャッチコピーが書かれたポスターが話題を呼んでいる。これは、全国の神社を包括する神社本庁が2011年、神社の境内で掲示するために計6万枚配布したものだったが、ポスター下部に書かれた「誇りを胸に日の丸を掲げよう」というメッセージが、過度な国粋主義を示していると物議を醸しているのだ。 さらに、モデルの女性が中国人であることが判明。ネット上では「外国人観光客とかどう思うんだろw」「失礼なポスターだな。これ普通に解釈すれば、日本に数多く在住する定住外国人はよくないってことか?」など、ポスターへの批判的な意見が目立つが、お隣・韓国でも「盲目的な愛国主義の表れ」などと議論が噴出している。 韓国のネット上では「“日の丸を掲げよう”は明らかに国粋主義、全体主義だ」「(日本人は)賢く見えても、酒が入って政治の話をしたら右翼」などと批判的なコメントが多く寄せられた。また「私は本当に韓国人に生まれてよかった。軍隊に行って真の男になったし、数年勉強して公務員になって、チョッパリ(日本人の蔑称)たちと違って幸せだ」と過激な書き込みも見られた。 一方、韓国のテレビ局SBSは「韓流を自画自賛する書き込みはインターネット上にあふれており、我が国の文化や商品の海外進出など、好都合なニュースだけを集めたサイトも人気」「外国人が我が国を称賛する映像も、引き続きアップされている。クッポン(クッ=国とヒロポンを合わせた造語。盲目的な愛国主義の意味)という表現が使われる場面も珍しくない」と、韓国にも国粋主義はあると伝えている。 その一方で、一部の人々が“ヘル朝鮮”と自虐していることを見ると、韓国人の愛国心も虚構なのかもしれない。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・「Do you know キムチ?」韓国の若者たちが毛嫌いする“クッポン”とは? (http://s-korea.jp/archives/12343?zo) ・自国を“ヘル朝鮮”と揶揄する韓国の若者たち…彼らはなぜ絶望しているのか (http://s-korea.jp/archives/5817?zo)
生きたまま膣に挿入! 「ウナギオナニー」生配信女が緊急逮捕
セーラー服を着たコスプレ女性が獣姦プレイを配信するなど、中国における過激な生動画配信は本サイトでも何度かお伝えしてきた。だが、当局の規制強化にもかかわらず、一向に収まる気配がない。むしろ過激さを増しているようで、とうとう当局が重い腰を上げた。 「南都原創」(5月9日付)によると、過激な内容の動画を生配信したとして、計12人の女性が逮捕されたという。当局が動いた理由は、うち1人の過激なプレイにある。彼女は自慰行為をしている様子を生配信していたのだが、ただのオナニーではなかった。 動画を見てみると、まず登場するのは、ニョロニョロと動くタウナギ。全裸の彼女は、体長50センチほどもあるこのタウナギを器用に捕まえ、コンドームをかぶせたかと思うと、おもむろに女性器に挿入! 彼女の表情はうかがい知れないが、相当な膣圧だったようで、タウナギは行為後に“昇天”してしまったという。 逮捕の一報を受け、中国ネット民からは「エロよりも、まずは自分たちを取り締まれ。中国で最も腐敗しているのは、役人の犬どもだ」「役人は愛人を囲って隠し子だっているのに、庶民はエロ動画を見ながらオナニーすることさえ許されないのか」などと批判コメントが殺到。過激配信の取り締まり強化に、強い不満が噴出しているようだ。 それにしても、昨年あれほど社会問題化しながら、なぜこうしたエロ動画配信は後を絶たないのだろうか? 中国のネット配信運営会社のある幹部は「エロがなければ生き残っていけない」と苦悩を明かす。 「和訊」(5月10日付)によると、2016年時点で生配信サービスを提供する会社は200社を数え、配信ユーザーのアカウント数は3億4,400万を超えるという。市場規模は213億元(約3,515億円)で、中国・方正証券の予測では、2020年には600億元(約9,900億円)に達するという。伸びしろは非常に大きいが、これだけプレイヤーの数が多いと、ほかとの差別化を図るしかない。手っ取り早くライバルを出し抜くためにはエロが不可欠になっており、サイト側も黙認しているというのが現状のようだ。今後、中国の生配信サービスは、エロ以外で勝負できるコンテンツを生み出すことができるかどうかが課題となりそうだ。 (文=中山介石)イメージ画像(足成より)
生きたまま膣に挿入! 「ウナギオナニー」生配信女が緊急逮捕
セーラー服を着たコスプレ女性が獣姦プレイを配信するなど、中国における過激な生動画配信は本サイトでも何度かお伝えしてきた。だが、当局の規制強化にもかかわらず、一向に収まる気配がない。むしろ過激さを増しているようで、とうとう当局が重い腰を上げた。 「南都原創」(5月9日付)によると、過激な内容の動画を生配信したとして、計12人の女性が逮捕されたという。当局が動いた理由は、うち1人の過激なプレイにある。彼女は自慰行為をしている様子を生配信していたのだが、ただのオナニーではなかった。 動画を見てみると、まず登場するのは、ニョロニョロと動くタウナギ。全裸の彼女は、体長50センチほどもあるこのタウナギを器用に捕まえ、コンドームをかぶせたかと思うと、おもむろに女性器に挿入! 彼女の表情はうかがい知れないが、相当な膣圧だったようで、タウナギは行為後に“昇天”してしまったという。 逮捕の一報を受け、中国ネット民からは「エロよりも、まずは自分たちを取り締まれ。中国で最も腐敗しているのは、役人の犬どもだ」「役人は愛人を囲って隠し子だっているのに、庶民はエロ動画を見ながらオナニーすることさえ許されないのか」などと批判コメントが殺到。過激配信の取り締まり強化に、強い不満が噴出しているようだ。 それにしても、昨年あれほど社会問題化しながら、なぜこうしたエロ動画配信は後を絶たないのだろうか? 中国のネット配信運営会社のある幹部は「エロがなければ生き残っていけない」と苦悩を明かす。 「和訊」(5月10日付)によると、2016年時点で生配信サービスを提供する会社は200社を数え、配信ユーザーのアカウント数は3億4,400万を超えるという。市場規模は213億元(約3,515億円)で、中国・方正証券の予測では、2020年には600億元(約9,900億円)に達するという。伸びしろは非常に大きいが、これだけプレイヤーの数が多いと、ほかとの差別化を図るしかない。手っ取り早くライバルを出し抜くためにはエロが不可欠になっており、サイト側も黙認しているというのが現状のようだ。今後、中国の生配信サービスは、エロ以外で勝負できるコンテンツを生み出すことができるかどうかが課題となりそうだ。 (文=中山介石)イメージ画像(足成より)
危篤説の江沢民元国家主席は、すでに死亡か? 中国では最高レベルの情報統制
2003年まで中国国家主席を務めた江沢民氏が危篤状態にあると、香港や台湾のメディアが報じている。江氏は15年に北京で行われた抗日戦争勝利70周年記念の軍事パレードを最後に、公の場に姿を現していない。 その後、脳梗塞を起こし、上海市にある復旦大学付属華山医院に入院しているとされるが、香港メディア「東網」(5月8日付)によると、院内は私服警官が巡回し、周辺では交通規制がされるなど、厳戒態勢にあるという。そして奇妙なことに、中国版Twitter「微博」で「華山医院」と検索すると、「関係する法律法規・政策により、検索結果を示すことはできない」と表示される。ほかに検索不能なのは、天安門事件を意味する「六四天安門」など、中国政府が隠蔽したいワードのみ。それだけ、華山医院は触れられたくない存在なのだ。抗日戦争勝利70周年記念の記念行事に出席した江沢民氏。左右は習近平国家主席と胡錦濤氏。
ネットでは、一連の騒動についてさまざまな書き込みがあった。上海で余生を過ごす副主席以上の役職を務めた要人は華東医院に入院することが多いが、急病の場合はヘリポートのある華山医院や長征医院に搬送されると指摘する者も。また、「来週は国葬かな?」と書き込む者もいた。しかし、こうした書き込みは現在、削除されている。 一方で、「江氏はすでに死んでいる」と話すのは上海市公安局の職員。「局内では、江氏の病状に関しては話題にすることすら禁止されている。しかし、5月9日に息を引き取ったと、職員の間でウワサになっている」華山医院には香港や海外の記者が集結。厳戒態勢が敷かれている
ただ、他の歴代の指導者と同様、引退後はほぼ表舞台に出てこないため、江氏にはこれまでにも死亡説が流れたことがある。11年には、香港メディアなどが一斉に江氏の死亡を報じる記事を飛ばし、日本でもこれに追従した産経新聞が号外を出すなどして大々的に報じ、世紀の大誤報をやらかしたことは記憶に新しい。 香港や台湾のメディアはこぞって江氏の危篤説を伝えているが、日本の大手マスコミは今までのところ、この件にまったく触れていない。 天安門事件で学生指導者だった王丹氏は、「蘋果日報」(5月10日付)に寄稿したコラムで、若者を中心に江氏への人気が上がっていると指摘している。「江沢民とその後の指導者を比較すると、胡錦濤は何もしなかったし、習近平は強引でやりすぎの部分がある。江はちょうどよかった」のだという。中国の指導者は一般的に引退後に評価が上がるが、王氏によれば、それは現政権への不満の表れ。つまり、江氏への再評価が習政権への不満につながりかねないとして、政府は江氏の死去を隠しているということなのかもしれない。 しかし、もし本当に江氏がすでに死亡しており、その事実を隠していたことが後から露見したとしたら、それこそ現政権への不満が表出することにつながりかねない。となると、江氏の死は永遠に隠され、不死身の存在となるのだろうか……。 (文=中山介石)ネットでは「来週は国葬か」との書き込みも。一連の書き込みは、すでに削除されている
「価格は正規品の20分の1」中国で流通する“激安加工食品”の正体は……
食品スキャンダルが頻発する中国で、またまた新手の毒食品の実態が明らかになった。 「新浪新聞」(5月4日付)によると、広東省深セン市宝安区西郷街道にある豚肉加工工場で、違法な化学物質を使用しているという匿名の通報が地元当局に寄せられた。報道によるとこの工場では、豚肉加工のほか、豚の血を固めた血豆腐と呼ばれる食品を製造していたが、その過程で人体に有害な化学物質を大量に使用していたのだ。 同工場は、営業許可も得ず看板も掲げない典型的な闇工場だったが、製品の需要は高く、市内の卸売市場を介して広く流通していたという。有害物質だけでなく、不潔極まりない状態
人気の秘密は圧倒的な安さだ。同工場の血豆腐の価格は、1kg当たり1元(約16円)以下。これは、正規品の相場と比べ、20分の1ほどである。 この安さを実現するため、同工場が採用していたのは、消費者の健康を完全度外視した製造法だった。化学物質が混ぜられた血豆腐
まず、毎日800kg以上の豚の血液を、食肉処理場からタダ同然で入手。これに凝固剤としてミョウバン(硫酸カリウムアルミニウム)と、ホルムアルデヒドを防腐剤として大量に添加していた。ちなみにミョウバンの大量摂取は、腎臓や肝臓に障害を引き起こし、ホルムアルデヒドは発がん性も認められている有害化学物質だ。 同工場の血豆腐を食べた経験があるというネットユーザーは、メディアの取材に「ここの血豆腐は表面がザラザラしていて、粗っぽい感じがした。口にするとネバネバして、歯にくっつくんだ。見た目が真っ赤で不自然だった。本物の血豆腐は黒味があるのに」と証言している。 さらに工場の内部には悪臭が漂い、床の至るところに豚の血だまりが古くなって固まっているなど、衛生的にも劣悪な環境だったようだ。 中国食品の安全性が日本で取り沙汰されて久しいが、日本人の食生活が中国からの輸入品に頼らざるを得ない状況は変わらない。われわれにできることは、こうした猛毒食品が食卓に流入していないことをただ祈るばかりである……。 (文=青山大樹)逮捕前にメディアの取材に答え、危険な化学物質を混ぜていたことを話す工場の責任者
自宅を秘宝館にした空前絶後のトンデモ奇人! 「八潮秘宝館」オーナーの半生に迫る
埼玉県八潮市に、一戸建ての自宅を「秘宝館」にしてしまった男がいるというウワサを耳にした。その男の名は兵頭喜貴(ひょうどう・よしたか)。フランスのテレビ局が何度も取材に訪れる、日本有数の変人である。 秘宝館といえば妖艶な蝋人形が並ぶ観光地の見世物小屋のイメージだが、それを自宅でどこまで実現できるものなのだろうか? 「八潮秘宝館」と名付けられた兵頭氏の自宅が、ゴールデンウィーク期間中に一般公開されるということで現場に向かったのだが、その外観はノーマルそのものだった。八潮秘宝館の館主、兵頭喜貴さん
だがしかし、その館内は秘宝館の名にまったく恥じない濃さであり、趣味のレベルを超えた物量と情報量が詰まっていた。 部屋ごとに展示内容のテーマが決められ、所狭しと数々のドールが配置されている。それを引き立たせるのが、こだわりの間接照明と一癖ある小物たちだ。 その異様な雰囲気に圧倒されたまま、館主である兵頭氏へのインタビューを開始した。八潮市内の閑静な場所にある八潮秘宝館
2Fの旧ソ連軍ゾーン。ラブドールとミリタリーの融合
――何から聞いたらいいのか迷うところですが、まずはこういった趣味に目覚めたきっかけを教えていただけますか? 「小学生の頃には、この趣味の原型が出来上がっていましたね。特撮に出てくる女サイボーグとか女改造人間が大好きで、決定的になったのは『装甲騎兵ボトムズ』に出てきたフィアナという女の兵隊。『メカゴジラの逆襲』に出てくる、ヒロインの改造シーンにも胸がキュンキュンしました」 ――男の子が『ボトムズ』や『ゴジラ』を見ると、ロボットや怪獣に目覚めると思いますが、そっちだったんですね。 「いやいや、メカやミリタリーも好きなんですよ。ゾイドとかも大好物。だからこそ、『ボトムズ』におけるメカのカッコよさとフィアナの美しさの組み合わせにやられました。その頃から、趣味がまったく変わっていないんですよ」 ――なるほど、それにしては少女の人形が多いようですが……。 「ボトムズと同時に、『魔法の天使クリィミーマミ』の優ちゃんにも恋をしました。小学校4年生くらいの時ですね」 ――おっと、また『ボトムズ』とは両極端な作品名が出てきましたね。 「この話をするとロリコンだっていわれるんだけど、それはちょっと違うんです! その頃の私は10歳で、優ちゃんと同じ年なんですから。同じ年の女の子に恋をするのは普通でしょう? ただ、そこから私の趣味が変わっていないだけなんです!」 ――じゃあしょうがないですね……ってなりませんよ!その隣の部屋はベトナム戦争ゾーン
――どういう経緯で自宅を秘宝館にして、期間限定とはいえ、公開するようになったのでしょう? 「別に秘宝館を目指していたというのは全然なくて、コレクション自体は、趣味として集めてきたものです。もともとは前の家の賃貸アパートで、飼っていた猫と生活圏を分けるために専用の人形部屋を作ったんですよ。それを見に来た人が喜んでくれるようになって。4年前にそのアパートを出ないといけなくなり、安かったんで、この一戸建てを買っちゃいました。いくらだか知ってますか!?」 ――いや、知らないです。 「650万円ですよ! 25坪! 昭和48年の秋に生まれた家で、私と同い年というところも気に入りました。もう自分の持ち家だから、やりたい放題。改造し放題、人を呼び放題。こういう人形を買う人の多くは、人に見せないし、ネットにも出さない。ましてや自宅になんて絶対呼ばない。でも、私は見せびらかすのが大好きなんで、八潮秘宝館として公開するようになりました。今回が4回目の公開で、ざっと80人くらいは来るんじゃないかな」 ――八潮秘宝館のメインである、等身大のドールを集めるようになったきっかけは? 「今から17年前に、亀有にある変な波動がガンガン出ている空き地で、ゴミの山の中に捨てられていた、焼けたマネキンを拾いました。焼けて汚れているとはいえ、服を着せれば大丈夫そうだったんですよ。それが1体目となる人形です」まったく趣味が変わっていないというだけあって、今も優ちゃんのフィギュアを多数所持していました
――ラブドール、いわゆるダッチワイフではなくて、マネキンからスタートしたんですか。 「等身大のドールがどうしても欲しかったので、これを拾わなかったらオリエント工業のラブドールを買っていましたね。人形は買わずに拾って、そのお金で大学院に行きました。それが26歳の頃ですね。私の中では、ラブドールもマネキンも蝋人形も、すべて人形であり、同じジャンルなんです」 ――ジャンルにとらわれない人形への愛があるワケですね。亀有でマネキンを拾ったときの様子
「このマネキン人形で写真を撮りだしたのですが、マネキンだとポーズの制約もありますから、次はやはりラブドールを買おうとお金をためました。購入する1年前から金剛寺ハルナという名前をつけて、三姉妹の話にするというのは決めていたんです。うちの爺さんが乗っていた戦艦が『金剛』と『榛名』だったから」 ――『艦これ』よりも、ポッキー四姉妹よりも、ずっと前の時代ですね。 「それで30万円を握りしめてオリエントに買いにいったら、その瞬間に『ハルナ』っていうモデルが発売されるんです! ハルナって決めていてハルナを買うのも安直だなあと思ったけれど、やっぱり一番かわいくて。そのハルナとは、2008年に50人の来賓を集めて披露宴をやりました」 ――ラブドールとの結婚式! しかもガチのやつだ!!廃館となった別府秘宝館まで軽自動車で行って買い付けてきた、精巧な蝋人形の展示も
「いま一階に飾っているのは、全員ハルナ。ハルナ部隊。チームハルナですね。軍事医療ネタが好きで、第840特殊看護部隊という架空の設定を作っています。これは日本陸軍が作った人工生命体による、人体実験や拷問を専門にする部隊なんですよ」 ――三姉妹っていうから、ポッキー四姉妹みたいな、ほのぼのとした設定かと思ったら……。兵頭氏と金剛寺ハルナさんとの結婚式の様子
「実はスミレ部隊という別部隊(全4体)もあったのですが、これは遠征先での撮影中に盗難に遭ってしまい、全滅しました。知り合いに譲っていただいたりしてどうにか3体は補充したのですが、もう1体、136センチのシリコンの娘がどうしても欲しいんですよ」 ――ではこれを読んで、譲ってもいいよという方は、兵頭さんまでご連絡を。第840特殊看護部隊、通称ハルナ部隊
――最後になりますが、今後の野望なんてのはありますか? 「昔は写真集を自費で作ったりもしましたけれど、最近はそういうことに関する情熱がなくなっちゃったんですよ。実は4年前に脳出血を起こして、脳の仕組みが変わってしまったんです。たとえば足を見てください。前は毛がボーボーだったのに、すね毛がすっかりなくなりました。入院しているときに気がついたのですが、性欲・性衝動がなくなっているんです」 ――男としての欲望が、なくなってしまったんですか! 「コルチゾールというホルモンが出せない。チンコもまったく動かない。退院して1カ月後に、勃起も何もしていないのに白濁液がドクドク出てきて、“ああ、これで私は終わったんだ”と思ったね」 ――赤玉が出て終わるっていう都市伝説は聞いたことありますが、兵頭さんは白濁液だったと。 「そのあと薬をいっぱい飲んで戻りましたが、脳の仕組みが変わっているから、人の評価とかどうでもよくなったし、細かいことは全然気にならない。私は三途の川に何回か行っているんですよ。心臓発作とかで。 だから、もう自分のやりたいことをどう実現するかしか考えていないんですよ」 *** 正直なところ、自宅を秘宝館にするくらいの人だから、どんなに扱いにくい変人さんなのかと不安でいっぱいだったのだが、兵頭さんは至って紳士的であり、とてもまじめな方に思えた。 普通の人からしたら特殊な趣味の人であることは間違いないだろうが、そんな兵頭さんを慕っている人はとても多く、この日も男女問わず、たくさんのクリエイターや美人アイドル、美大の学生などが訪れていたのが印象的だった。 (取材・文=鴨野橋太郎) ●Blog http://blog.livedoor.jp/hyodo_shasin/在りし日のスミレ部隊。いまだ犯人は捕まっていないそうです。詳しくはこちら
ヘンタイ“靴下男”の次は、“ストッキング男”!? JKに「はいてるストッキングを売ってくれ」
昨年3月末、韓国の仁川(インチョン)地方で、女子中高生に「靴下を1万ウォン(約1000円)で売ってくれ」と執念を燃やしていた“靴下男”が逮捕された(参考記事)。靴下男(当時33)はこれまで100人以上の女子中高生に声をかけており、過去にも数回の逮捕歴がある、筋金入りの変態だ。 4月18日、また新たな変態が登場したと報じられた。今度の変態の狙いは、女子高生の脱ぎたてのストッキングだ。くしくも出没場所が同じ仁川なことから、韓国メディアは「仁川・靴下男に次ぐ、ストッキング男現る」と大きく報じている。 事件は3月末に起きた。ストッキング男(42)は、下校中の女子高生を見つけると「5万ウォン(約5,000円)あげるから、はいているストッキングを売ってくれ」と迫った。 見知らぬ男からの異常な提案に、女子高生は恐怖で逃げ出した。その後、彼女の母親から通報を受けた警察が捜査に乗り出す。犯人の姿は、監視カメラにしっかりと記録されており、男は児童福祉法違反で、その日のうちに逮捕となった。男は市内でビヤホールを経営している自営業者で、靴下男とは違って、性犯罪の前科はなかったが、変態度でいえば同等だろう。 この報道を受けて、韓国ネット民の間でも「こういう変態は、いずれ大きな性犯罪に走るから、重めの処罰を」「どれだけ女っ気なくても、女子高生はやめろよ」などと、男へのバッシングが相次いだ。一方で、「靴下1万ウォン、ストッキング5万ウォン……俺も女に生まれたかった」「俺だったら、5万ウォンなら喜んで売るんだけどな」などと、事件を揶揄するコメントも散見された。 靴下男、ストッキング男と立て続けに変態が出没している仁川市。「二度あることは三度ある」ともいわれるが、靴下男、ストッキング男の次は、どんな変態が現れるのだろうか……。イメージ画像(Thinkstockより)
























