幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?

幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?の画像1
園に押しかけ、抗議する保護者たち
 中国陝西省の幼稚園で、数十人の保護者が抗議活動を行い、園側と激しく衝突する事件が起きた。「中国華商網」(5月17日付)によると、抗議の理由は、数日前に幼稚園で開かれた“餃子パーティー”だったという。  このパーティーは、保護者と子どもたちが一緒に餃子作りを楽しむという趣旨で開催されたのだが、参加した複数の保護者によると、園側が提供した餃子の皮は変色し、黒い物体が混ざっていたという。
幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?の画像2
園側が提供した餃子の皮。黒い異物が混入していることがわかる
 驚いた保護者が園内の厨房の衛生チェックを行ったところ、清掃された形跡が見られず、床にはネズミの糞のようなものが多数確認できたという。さらに、厨房内にあった割れた卵にはカビが繁殖し、豆を漬けている水は腐っていた。あまりに劣悪な衛生環境に、保護者の1人は「厨房に入った瞬間、悪臭で吐き気がした。本来、子どもが安全に過ごせる場所であるはずなのに、こんな劣悪な環境で作った食事を与えていたのかと思うと許せない。園には給食費も支払っているのに、これでは子どもに毒を食べさせていたのと同じ」と激怒。
幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?の画像3
保護者が厨房で発見した卵。すでに腐敗が進み、カビが繁殖していたという
 抗議の話は広まり、地元の教育局と食品薬品監督管理局も動きだした。今後、幼稚園に立ち入り調査を実施する予定だという。  中国の幼稚園や保育園では、保護者が園に押しかけるという事件が多発している。4月17日にも江蘇省の幼稚園で男児6名が担当教諭から顔面を殴られケガを負ったことから保護者が園に押し寄せ、教諭側と衝突する事件が発生している。保護者の勢いに圧倒されたのか、園側は虐待の事実を認め、教諭が逮捕される事態に発展した。  さらに同20日には北京市内の幼稚園で、園児に暴行を働いていた教諭3名が逮捕された。事件発覚のきっかけは、園児数名がケガを負って帰宅したことから、保護者が虐待を疑い、園内の防犯カメラを確認したことだった。カメラには園児を激しく蹴りつける女性教諭3名の姿が映っており、保護者は詰問。教諭たちが虐待を認めると、保護者は教諭たちに殴る蹴るの暴行を加え、警察が出動する事態となった。     中国では資格がないままアルバイト感覚で働く教諭もどきも多く、園内で発生する虐待事件の背景には、こうしたいい加減な経営がまかり通っている現実がある。給食費を徴収しながら園児に劣悪な食事を与えていた今回の幼稚園だが、園長には十分反省してほしいものである。 (文=青山大樹)

幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?

幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?の画像1
園に押しかけ、抗議する保護者たち
 中国陝西省の幼稚園で、数十人の保護者が抗議活動を行い、園側と激しく衝突する事件が起きた。「中国華商網」(5月17日付)によると、抗議の理由は、数日前に幼稚園で開かれた“餃子パーティー”だったという。  このパーティーは、保護者と子どもたちが一緒に餃子作りを楽しむという趣旨で開催されたのだが、参加した複数の保護者によると、園側が提供した餃子の皮は変色し、黒い物体が混ざっていたという。
幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?の画像2
園側が提供した餃子の皮。黒い異物が混入していることがわかる
 驚いた保護者が園内の厨房の衛生チェックを行ったところ、清掃された形跡が見られず、床にはネズミの糞のようなものが多数確認できたという。さらに、厨房内にあった割れた卵にはカビが繁殖し、豆を漬けている水は腐っていた。あまりに劣悪な衛生環境に、保護者の1人は「厨房に入った瞬間、悪臭で吐き気がした。本来、子どもが安全に過ごせる場所であるはずなのに、こんな劣悪な環境で作った食事を与えていたのかと思うと許せない。園には給食費も支払っているのに、これでは子どもに毒を食べさせていたのと同じ」と激怒。
幼稚園「餃子パーティー」で保護者大荒れ! 変色した餃子の皮はネズミの糞入りだった!?の画像3
保護者が厨房で発見した卵。すでに腐敗が進み、カビが繁殖していたという
 抗議の話は広まり、地元の教育局と食品薬品監督管理局も動きだした。今後、幼稚園に立ち入り調査を実施する予定だという。  中国の幼稚園や保育園では、保護者が園に押しかけるという事件が多発している。4月17日にも江蘇省の幼稚園で男児6名が担当教諭から顔面を殴られケガを負ったことから保護者が園に押し寄せ、教諭側と衝突する事件が発生している。保護者の勢いに圧倒されたのか、園側は虐待の事実を認め、教諭が逮捕される事態に発展した。  さらに同20日には北京市内の幼稚園で、園児に暴行を働いていた教諭3名が逮捕された。事件発覚のきっかけは、園児数名がケガを負って帰宅したことから、保護者が虐待を疑い、園内の防犯カメラを確認したことだった。カメラには園児を激しく蹴りつける女性教諭3名の姿が映っており、保護者は詰問。教諭たちが虐待を認めると、保護者は教諭たちに殴る蹴るの暴行を加え、警察が出動する事態となった。     中国では資格がないままアルバイト感覚で働く教諭もどきも多く、園内で発生する虐待事件の背景には、こうしたいい加減な経営がまかり通っている現実がある。給食費を徴収しながら園児に劣悪な食事を与えていた今回の幼稚園だが、園長には十分反省してほしいものである。 (文=青山大樹)

どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』

どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』の画像1
 世の中、ラーメンだらけである。繁華街を歩けば右も左も前も後ろもラーメン屋ばかり。テレビを観ても、雑誌の特集も、ラーメンさえ出しておけばOKみたいな雰囲気だと思いやしませんか? そう、OKなんです。  だって、これだけラーメン屋が多いのに、まずいラーメン屋って、あの某店が閉店して以来聞いたことがないくらい安定した美味しい国民食だからです。そんな国民的ラーメンブームの中、大阪で見つけたのがこの店でした。  梅田駅東側のアーケードの商店街を歩いている時見つけたのが黒くて小さなこの看板。そこには不思議な文字が。 「話題の  綿菓子  トッピング  ラーメン  バード  ←」
どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』の画像2
 綿菓子ってあの綿菓子? 縁日でテキヤの兄ちゃんが、割り箸にくるくる巻きつけてビニールの袋に入れてくれたあの綿あめのこと? それをラーメンにトッピングしてるってことでしょうか。  奥にある看板にも同じ店の名前があり、矢印に従って路地を左に入ると、そこには、一見BARみたいな小洒落た店が。それこそ「綿あめラーメンの店」なのでした。  看板のメニューには潔くラーメンは一種類。トッピングも、煮卵と麺大盛りのみという割り切ったストロングスタイルです。店内は、カウンターのみのBAR風。ラーメンと煮卵の食券を購入してカウンターの止まり木に腰掛け、綿あめラーメンをお願いしました。 「表の看板にあった綿あめトッピングでお願いします」  すると店主(たぶん)が、 「ラーメンには必ず乗りますから大丈夫ですよ」  そう、優しく教えてくれました。綿あめはトッピングというより、定番の「具」ということなのでしょう。  楽しみに待ちながら妄想を広げます。  確か、綿あめラーメンは以前も横浜の日吉で食べたことがあり(記事参照)、軽い甘味が濃い味のスープをまろやかに変え、絶妙なマリアージュという印象だったのだが今回は……。  そろそろかなと、口内によだれが広がり始めた頃、美人店員(店主夫人?)がおもむろに厨房の隅にある綿あめ製造機の前に立つや、美しくセクシーな手元で綿あめをクルクルと巻き始めた。
どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』の画像3
綿あめが美しい指先でくるくると丸められていく様子が目の前で楽しめた。
 もし子どもの頃、テキヤがいかつい兄ちゃんではなく、こんなセクシーお姉ちゃんだったら、縁日の期間中、毎日通っていたに違ない。その美女が作った真っ白でフワッフワな綿あめが、でっかいおちょこの様な変わった形のどんぶりにトッピングされ、目の前にUFOのごとく着丼したのでした。
どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』の画像4
綿あめはそれほど大きくない。
 薄茶色のスープとチラ見えする具の上に乗っかっているのは、ラーメンの湯気がもたらした積乱雲のような、まさしく綿あめだ。カメラを構えて写真を撮る端から、雲の様にどんどん消えて無くなっていくのもリアルな光景だ。それはまるで人の夢のように…。
どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』の画像5
カメラを構えていると、見る見る小さくなっていく綿あめの一生は、まるで……。
 儚く消えた白い綿あめが溶けこんだスープをひと口すすると、濃いめの鶏醤油味にほのかな甘みが加わり、口内は唾液で溢れかえり、「もっともっと」とスープを要求してくるのだ。  麺とスープをよく絡めていただくと、程よい甘味で意外性は全く感じられない。ルックス良ければ味もいいと、楽しいラーメンなのでした。  ちなみに店主は、「テレビチャンピオン」のグランプリ優勝者だそうで。きっと美人店員さんは「綿あめグランプリ」のチャンピオンに違いありません。うもうございました。
どっかの大統領の髪の毛みたいな、吹けば飛ぶようなあれが乗った国民食『綿あめ乗せラーメン』の画像6
東梅田 バード「ラーメン」780円 インパクト ☆☆☆ 味     ☆☆☆ 店     ☆☆☆ (写真・文=よしよし)

週刊文春の「新潮中吊り盗み見問題」を元「週刊現代」名物編集長は、どう見たか?

motoki0523
「週刊新潮」(5/25号、新潮社)
今週の注目記事・1 「燃える怨恨『アントニオ猪木』独占インタビュー 小池都知事『都民ファーストの会』代表は公金1100万円を横領した!」(「週刊新潮」5/25号) 同・2 「安倍首相がモミ手をする『渡邉恒雄90歳ど迫力』」(「フライデー」6/2号) 同・3 「『文春砲』汚れた銃弾」(「週刊新潮」5/25号) 「新潮VS文春』(「週刊ポスト」6/2号) 同・4 「ドラマ『やすらぎの郷』撮影現場はリアル老人ホーム」(「週刊新潮」5/25号) 同・5 「心配です『海の王子』の給料でやっていけますか」(「週刊現代」6/3号) 同・6 「この夏、『阿波おどり』に中止の危機」(「週刊現代」6/3号) 同・7 「菊川怜 夫穐田誉輝に『第4の婚外子』が発覚」(「週刊文春」5/25号) 同・8 「徹底検証『オプジーボ』は本当に効くのか 青木直美」(「週刊文春」5/25号) 同・9 「いま日本でいちばん信用できる人[ベスト100]」(「週刊現代」6/3号) 同・10 「突然の奇行! 草なぎ剛『子犬と路上座り込み』」(「フライデー」6/2号) 同・11 「アッキーが『いいね!』した“女の敵”」(「週刊新潮」5/25号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週はどれもこれも読みごたえのない記事ばかりだ。困ったものだと嘆いてばかりはいられない。  毎度毎度だが、現代とポストの巻頭特集は特にひどい! 現代は「人口8000万人の国ニッポンで起きること」、ポストは「景気“上昇”確率『98・6%』の衝撃 史上最高益ニッポン企業『日経平均3万円』への挑戦」だ。  このまま行くと人口は減り続けて、2050年には4,000万人減り8,000万人になってしまうという内閣府が出した「最悪シナリオ」がある。  そんなことは以前からいわれていることだが、だからどうしなくてはいけないのか、対案や提案を出さなくてはいけないのに、現代は「後戻りのきかない『人口激減時代』に足を踏み入れたことを、そろそろ真剣に受け止めなければ、取り返しがつかなくなる」と結ぶだけ。  おいおい、そんなことを言うために巻頭特集をつくったんかいな? 月刊誌でも、もうちょっと、そうした時代になる前に「これこれこれだけのことはしておかなければ」とか何か言うぞ! 失礼を顧みずに言わせてもらえば、脳のない記事だ。  同じように脳のないのがポスト。日経平均3万円は聞き飽きた。それも、アホトランプが大幅法人税減税をやれたらという前提では、それだけで、無理やないか、そう思うわ。  おまけに「内閣府経済社会総合研究所」によると「最終需要財の在庫率指数も昨年秋ごろから改善していて、先行指標を押し上げている」というが「内閣府」の自画自賛では信用ならないのでは。  まあ、オオカミ少年のように「株価3万円時代が来る」と何とかの一つ覚えで言っていれば、あと30年もするとそうなるかもしれない。ご苦労なこっちゃ。  ということで、今週はスクープと呼べる記事はない。そこで順位なしである。  先週、新潮が安倍官邸御用達のジャーナリスト、山口敬之が「準強姦罪で逮捕寸前」だった過去があることを報じたが、新潮によれば、山口がフェイスブックでこのことについて縷々弁明していたが、それに対して安倍昭恵が「いいね!」を押していると報じている。まだ懲りないようだね、昭恵さん。  フジは産経新聞グループだから、安倍のポチのようなジャーナリストが出るのは致し方ないが、5月18日朝の『とくダネ!』(フジテレビ系)の時事通信・田崎史郎のコメントには開いた口がふさがらなかった。朝日新聞がスクープした以下の記事、 「安倍晋三首相の知人が理事長を務める学校法人『加計(かけ)学園』(岡山市)が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、文部科学省が、特区を担当する内閣府から『官邸の最高レベルが言っている』『総理のご意向だと聞いている』などと言われたとする記録を文書にしていたことがわかった」(5月17日付)  これについて田崎は概ねこう言った。 「獣医学部は四国にはない。だが、獣医と文科省が抵抗していた。この文書は麻生が反対しているとあるから、おそらく本物だろう。だが、安倍が加計学園だけを優遇しようとしたことはない。規制緩和を進めている中でこうなった。文書が流失したのは文科省関係者であることは確実。官邸では誰がリークしたのか特定している。その人はちょっと問題があって処分されちゃっているから、逆恨みしているんじゃないか」  官邸の代弁者である。山口もそうだが、こうした人間をテレビに出すフジの神経が、視聴率不振につながっているのだと、私は思う。  さて、フライデーによれば、あの草なぎ剛が、犬を連れて散歩の途中、路上で急に座り込み泣き出したというのだ。草なぎの両足の前で子犬が心配そうに覗き込んでいる。酔っぱらっているのではない。フライデーがたまらずに声をかけると、「散歩を、ハイ」。そういってまたトボトボ歩きだしたそうだ。彼の心が心配だ。  現代の「いま日本でいちばん信用できる人[ベスト100]」という特集にも驚いた。読者1万人にアンケートでも取ったのかと思ったら、わずか16人ぐらいの有識者といわれる人間に聞いただけのようである。それで100人もでっちあげるというのは、まったく納得がいかない。その上、第1位が「ビートたけし」だというのだから開いた口がふさがらない。  その理由が「常に真剣で妥協しない。言いたいことは言う。それで礼儀正しい」(田原総一朗)「知的で鋭い毒を吐く貴重な存在」(楡周平)というのだ。  私は、たけしがテレビに映るとチャンネルをすぐ回してしまうほど、見たくないタレントである。  この男が政治や社会問題に口を出す資格があるのか。そう言ってしまえば、私のような売れない雑文書きが、こんな大タレント様を酷評していいのかという声が聞こえてくるが、彼のそれなりの才能は認めるものの、彼が日本でいちばん信用できる人間などとどうしていえるのだろうか。これだったら、89位の「松本ヒロ」のほうを私は買う。96位の「室井佑月」のほうがなんぼかいい。  こんな安易な順位付けをしてはいけない。これならたけしの次に安倍晋三を入れてもいいのではないか。何しろ一部の極右からは信頼されているのだから。バカバカしくて涙が出てくる企画である。  ところで、バカバカしいといえば、土曜日のボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦を見たか?  村田諒太(31)とアッサン・エンダムとの12回戦だったが、誰が見ても圧倒的な村田のパワーがエンダムを圧倒していた。  楽勝だと思われていたが、結局12回までもつれ込み、エンダムのまさかの判定勝ちだった。村田のジムも世界ボクシング協会(WBA)のヒルベルト・メンドーサJr.会長も「おかしい」と怒りをあらわにしていたが、私はそうは思わなかった。  なぜなら、あの程度の相手をKOできなかった村田の詰めの甘さが、まだまだ世界チャンピオンの力はないと世界にわかってしまったからである。村田を大事に育て過ぎた。ようやく必ず勝てる相手を見つけ、いちおう世界王者として売り出し、ラスベガスあたりでこのクラス最強の王者ゲンナディ・ゴロフキンとでもやれば、負けるにしても大きなビジネスになる。  周囲はそう考えていたのだろう。だから、打ち合って万が一のことがないようにして、判定は日本でやるのだから、よほどのことがなければ負けることはない。そう読んでいたのであろう。  だが、パンチ力はないが手数が多いエンダムのほうを、ジャッジたちは優勢と見ていたのである。村田は引退するかもしれない。もし、もう一度立ち直れたら、ゴロフキンへ挑戦して最後の花を咲かせてほしい。そのときはやみくもに打ち合うことだ。村田のパンチが当たれば、ゴロフキンといえども立っていられないかもしれない。それだけのパンチ力を持った村田よ、金メダルのことは忘れて、いちボクサーとして再起せよ!  肺がんなど末期がんに効くといわれる「オプジーボ」という高額な薬がある。1人あたりの治療費は年間3,500万円だったが、今年の前半に半額に引き下げられた。  さまざまながんに効果ありといわれているが、果たして効くのか? 文春でKKR札幌医療センターの磯部宏院長は、「薬剤自体にがんを叩く効果がない分、効かない人には全く効かず、八割近い方は、別の抗がん剤に変えざるを得ないのが現実です」と話している。  だが2割の人には劇的効果があるという。それも、どういう人には効果があるのかわからないというから、悩ましい。だが、がんの治療は日進月歩のようだから、少しでも長生きしてその恩恵にあずかりたいものではあるが。  文春は、新潮の怒りに怯えたか、今週は読むべきものが少ない。やはり『とくダネ!』(フジテレビ)でキャスターを務める菊川怜の結婚相手、穐田誉輝に、婚外子が3人と先週報じたが、実は4人だったと今週報じている。MCの小倉智明は、「これってホント?」って聞けばいいのに。  文春によれば、菊川は婚外子の件も全部知ったうえで結婚したというのだから。  さて、地方新聞というのは、ほかの県では知られていなくても、その県では大変な力を持ち、傘下にテレビ局を入れ、地元の政治家も取り込んでいることが多い。  私が昔よくお付き合いした「北國新聞」(石川県金沢市に本社)もそうだった。部数は少ないがコングロマリット化して、石川県では絶大な力を持っていた。  夏の風物詩「阿波おどり」は徳島の名産品といってもいいくらい、県外でも知られている。  その踊りが、慢性的な赤字体質が改善せず4億3,000万円もの巨額な借金が積み上がり、中止の危機に追い込まれていると現代が報じている。  その元凶ともいうべきが「徳島新聞」だと、市観光局幹部が憤っている。要は、徳島新聞は口は出すがカネは出さず、それどころか阿波おどりを収入源にしているというのだ。  おどりの期間中、鑑賞できる桟敷席が10万席ほどあるのだが、徳島新聞が市の中心部にある人気の席を取ってしまい、それも2~3万枚も持って行ってしまうというのである。  チケットをオープンにして販売したいというと、「おまえはん、何を言うとんぞ! そんなことをしたら徳島におられんようになるぞ」と脅されたそうだ。  こうしたイベントは、地元紙には企業名の入った「名刺広告」というのが入るが、それでも徳島新聞は多大な利益を上げているという。  さらに徳島新聞は、自社の社員をアルバイトと称して阿波おどりに参加させ、日当1万円以上を観光協会に請求するそうだ。  徳島新聞は県内シェア7割を誇る。そうした力を自分たちが甘い汁を吸うために使うのでは、批判されても仕方あるまい。  全国に知られている阿波おどりが、こんなことで中止にでもなったら県の恥だろう。徳島新聞もそうなれば、甘い汁を吸うこともできなくなる。  両者と、県民を交えて、早急に話し合うべきだ。  ところで秋篠宮眞子さん(25)が婚約を発表した。相手は大学時代「湘南江の島 海の王子」にもなったことのあるイケメン・小室圭さん(25)で、ICU時代に知り合い愛をはぐくんできたという。  小室さんのインタビューを見たが、口は堅かったが、あの若さでメディアに怯まず堂々とした受け答えは、大したものだと思った。  眞子さんは、結婚が決まれば、現代によれば1億5,000万円以上の一時金が支払われるという。  皇族出身だから、眞子さんは共働きできない。だから、若い2人の生活はかなり大変ではないかと、現代が老婆心から心配しているが、いいではないか。  若い2人なら、どんなことをしてでも食べていける。眞子さんは、テレビで見る限り優しそうな娘さんだし、小室さんも前途がありそうな青年である。まずはおめでとう!  4月からスタートしたテレビ朝日系の『やすらぎの郷』が注目を集めている。倉本聰(82)が脚本を書き、主人公に石坂浩二(75)、彼を振り回す大女優に、元女房の浅丘ルリ子(76)、石坂の元彼女だった加賀まりこ(73)、五月みどり(77)、野際陽子(81)、八千草薫(86)が出ている。男優は藤竜也(75)、ミッキー・カーチス(78)と、年寄りだらけである。  舞台はテレビ業界に貢献した人間だけが入居できる老人ホーム。私も何度か見てはいるが、テンポが遅く、俳優たちのセリフもスムースではないので、あまり熱心ではないが、平均視聴率は6・3%と、昼の時間帯では大健闘だと新潮が報じている。  だが、いつ何があるかわからないので、看護婦が撮影現場で待機し万全の体制を取っているという。それにセリフが多いと覚えられずにカンニングペーパーを用意したりする老優も多いようだ。  70代、80代の大スターたちが、“ああ、歳を取ったな”と視聴者に言われることを覚悟して、あえて自分をさらけ出す勇気には、確かに俳優魂を感じるが、これは日本の俳優たちがあまりそういうことをしないだけで、海外では大年の大スターが老醜をさらして、見るものに感動を与える映画やドラマは多い。  私の好きな映画に『カルテット! 人生のオペラハウス』(2013)というのがある。ダスティン・ホフマンの初監督作品で、引退した音楽家たちが暮らす老人ホームが舞台である。  これにはイギリスが誇る著名な老アーティストたちが多く出演して名曲を演奏している。役者が音楽家を演じるのでなく音楽家が音楽家を演じる。  ホフマンは、演技経験のない音楽家たちにこう言ったという。「演技は全くしないでいいから、今感じていることをそのまま撮りましょう」。「年をとるとはどういうことか、そのまま見せたかった」そうだ。  この『やすらぎの郷』の欠点は、大俳優たちが自意識を捨てきれていないところだと思う。それがなくなれば、ドラマとしてさらなる広がりが出てくると思うのだが。  さて、先週の月曜日の夜だったと思う。新潮編集部から電話がかってきた。若い女性で、文春が新潮の中吊りを火曜日の午後に不正に入手していた件について、コメントをもらいたいというのである。  3時から友人たちと蕎麦屋で一杯飲んで、6時過ぎにオフィスへ戻ってウトウトしていたこともあるが、彼女が「そんなことが許されるのでしょうか」と息せき切っている訳がよくわからず、校了日の夕方に中吊りを手に入れて、それから取材しても、ろくな記事はできない。それに、私が編集長のときは、ライバル誌の週刊ポストの情報を手に入れようと、あらゆる手を尽くして集めたものだ。週刊誌も一企業と同じだから、ライバルの情報を探るのは当然の「企業努力」ではないか。  そう答えたものだから、当然ながら、新潮の当該の記事に私のコメントは入っていない。  新潮は昨日(水曜日)の夕方、某週刊誌編集長から見せてもらった。「『文春砲』汚れた銃弾」というタイトルもすごいが、巻頭10ページ特集というのにも驚いた。  新潮側の怒りはよく見て取れる。新聞もテレビも、平素文春にしてやられているからか、大騒ぎしている。私はこの記事を2回読み直した。だが、識者といわれる大谷昭宏や佐藤優、中森明夫たちが、「ライバル誌の広告を抜く行為というのは、週刊誌という媒体にとって自殺行為」(大谷)などと非難しているのが、よくわからない。  その理由は後で触れるとして、新潮を見てみよう。新潮が、文春側に情報が洩れているのではないかとの「疑念」を抱いたのは14年9月11号。新潮は朝日新聞の「慰安婦誤報」をめぐって、朝日で連載していた池上彰が「朝日は謝罪すべきだ」と書いた原稿を掲載しないとしたことで、連載引き上げを決めたという記事を掲載し、中吊りにもかなり大きく打った。  この週の文春の中吊りは池上の件には触れていない。だが、新聞広告には「『池上彰』朝日連載中止へ『謝罪すべき』原稿を封殺」のタイトルがあり、「記事中の池上氏のコメントはわずか6行で、急遽差し挟まれたような不自然な印象を読む者に与えるのだ」(新潮)  その上、文春は校了日である火曜日の午後7時57分に「スクープ速報」としてこの記事をネット上にアップしたため、「それは週刊文春のスクープネタとしてまたたくまに拡散されたのだ」(同)。  池上も、新潮の取材に対して、文春から電話があったのは新潮の取材があった後で、校了日の午後5時半だったと話している。文春の新谷学編集長は最近、『「週刊文春」編集長の仕事術』(ダイヤモンド社)という本を出しているが(彼が書いたとは思えないほど読みどころのない本だが)、その中でも、 「池上彰さんのコラムを朝日新聞が掲載拒否した件では、同日発売の週刊新潮も同様の記事を掲載していることがわかったので、校了日である火曜日の夜に『スクープ速報』を配信した」  と書き、その結果、「週刊文春デジタル」の会員が爆発的に増えたとしている。  そのほかにも、文春に中吊りが流れている疑惑があると考えた新潮は、文春側に「不正を止めろ」と通告するのではなく、漏洩ルートを突き止めるための調査を続けた。  新潮が誇る調査力で、漏洩しているのは新聞広告ではなく中吊り広告。新潮の中吊り広告の画像データから、そのPDFファイルがコピーされたのは、週刊文春編集部にあるコピー機であることが判明した。  さらに、漏洩元はどこかを突き止めると、出版取次会社「トーハン」(東京)が、文春の人間に渡していることがわかり、文春の「雑誌営業部兼販売促進チーム」に属する30代の男性が、トーハンの人間から新潮の中吊り広告を受け取り、コンビニでそのコピーを取っているところを「激写」した。動かぬ証拠を手に入れた新潮が、大々的に文春の悪事を特集したというわけである。  新潮に直撃された新谷編集長は、いつもの歯切れの良さはなく、「入手しているかどうかの事実関係も含めて、情報収集活動については一切お答えしていないので」「うーん……。ま、だからさ……(苦笑)。あー。……難しい問題だよな、これな。確かにな……」と要領を得ない。  確かに、佐藤優の言うように「中吊りを見て誌面を作るのは、道徳的に大きな問題が」あるのは間違いない。  だが、先ほども触れたが、週刊誌といえども編集部員の数からして中規模企業ぐらいはある。梶山季之が書いた『黒の試走車』(光文社)ではないが、ライバルが何をやっているのか、どんな情報を持っているのかを探ることは雑誌の浮沈、そこで生活しているフリーの記者、筆者たちの生存に関わるのだから、あらゆる手を尽くして情報を取ることが一方的に悪いといえるのだろうか。  新聞も昔は、抜いた抜かれたで一喜一憂したものである。ここで私が編集長時代の経験を話してみよう。こんなことがあった。ライバルのポストに大物女優のヘアヌード写真集が独占でグラビアに載ることが校了日にわかった。ネタ元は某印刷会社の人間。こういう時のために、その人間とは酒を飲み、ゴルフをやり、親交を深めていた。  ポストも同じ印刷所だった。私は件の印刷所の人間に電話して、その写真集が手に入らないだろうかと頼んだ。何とかしましょうと言ってくれた。  数時間後、写真集が手に入った。だがその時間からグラビアに入れることはできない。写真集の版元との交渉もしなければならない。そこで考えた。活版の自社広告を2ページ落とし、見開きに写真集を開いて見ている(顔は出さない)人間を、後ろから撮った写真を大きく載せる。  キャプションには「○○女優のヘアヌード写真集が凄い話題!」。中吊り広告は間に合わないので、新聞広告を差し替えてもらって、左トップに「これが女優○○のヘアヌード写真集だ!」と特筆大書する。  当時、ライバルだが、ポストの編集長とは気が合ってよく飲んだ。私より少し下で人柄の素晴らしい温厚な人物だった。その週末も、夜、2人で飲んだ。  人の悪い私は、ポストの編集長に「あんたんとこ何かでっかいスクープでもあるんじゃないか?」。彼は「そんなのがあったらいいですけど、ないですよ」ととぼける。  翌週の月曜日、新聞広告を見た彼から怒りの電話がかかってくる。「元木さんひどいじゃないか」。私はこう答える。「怒るのはもっともだけど、こちらも普段から企業努力をしてきて、あんたんとこに大スクープが載るのを黙って見ているわけにはいかないんだよ」。  彼とはしばらく会わなくなるが、そのうちまた銀座の場末のバーで飲むことになる。彼は編集長を辞めて50歳の若さで亡くなってしまった。「ライバルは憎さも憎し懐かしき」である。  文春のやり方に違和感があるのは、自分のところのスクープでもないものを、速報として流してしまうことだろう。それはやってはいけない。  私が現役中に一番腹が立って喧嘩したのは新聞社だった。現代は月曜発売なのに、新聞広告を自分のところで作り、新聞社に渡すのは、記憶では水曜日か木曜日午前中だったと思う。  なぜ、新聞社に事前に情報提供しなくてはいけないのか。新聞社から各方面に情報が流れていることはわかっているのだ。それに、自社の悪口を書かれていないかを見るのは事前検閲にあたる。セックスがだめでSEXがいい根拠を示せ。  現代で、朝日新聞のある「疑惑」をトップでやったら、朝日新聞は何の通告もなしに月曜日の朝刊で、大きく誌面を使って反論記事を載せたことがあった。  芸能人がツーショットを撮られると、雑誌の発売前に会見を開いてしまうのも、新聞広告の情報が流れるからである。  新潮のいうように、フェアにやろうというのはその通りである。それに新潮は文春に部数でだいぶ差をつけられている。  だが、きれいごとだけでは情報戦争を生き抜いていけないことも事実である。新潮社はあまりデジタルに熱心ではないが、情報を取るだけではなく情報を流す方法も考えたほうがいいと思う。  文春が出版取次のトーハンから新潮の中吊りをもらっていた問題は、まだ尾を引きそうである。文春新谷編集長が「情報を不正、不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したりした事実は一切ない」とし「他メディアの動向を把握するのは日常的なこと」だと反論している。  新潮側は当然ながら盗人猛々しいと批判している。また、どうして新潮は長年にわたり中吊りを渡していたトーハンの責任を問わないのかという声も多くある。  私は、お行儀はよくないが、他誌の動向を掴むのも取材活動の一環だと思う。文春も、乙武5人不倫や山口敬之の準強姦罪など、新潮の大スクープを載せていないのは、そこまでやってはまずいという判断があったのではないかと、私は思う。  ここは文春側は潔く新潮に詫びて、お互い、火曜日の午後に中吊りを交換することにしたらどうだろうか。それは無理か?  ポストに私のコメントが載っている。そこで、「新潮が怒るのもわからなくはないけど、ほかに追っかけるニュースがあるだろうと。ちなみに新潮に今回の件でコメントを求められたのでそう話したら、ボツになったけどね(笑)」。  次はフライデー。心をへし折っても折れそうにない老獣・ナベツネこと渡辺恒雄読売新聞主筆(90)のお話。  5月15日の「中曾根康弘元首相の98歳の誕生会」で、安倍首相が渡辺に歩み寄り、「『(国会で)読売新聞を熟読してください』って言ったら怒られちゃいました」というと、ドン渡辺が「そんなこと気にすんじゃねえよ」といったそうだ。  全国紙政治部記者によると、このところ安倍首相とは月一ペースで会っていて、安倍が5月3日に出した「憲法9条に第3項を加え、自衛隊を合憲にする」という発言も、ナベツネの意を汲んだものだといわれているそうだ。  仮にも新聞社のトップというのに、安倍とベッタリくっつき、世論をないがしろにして憲法改正をすすめるというのは、どういう神経をしているのか。  読売新聞には、こうした新聞を私物化している人間を批判する人間はいないのか。かつては正力松太郎、務台光男、そして渡辺。新聞を私物化するのは読売新聞の伝統だが、それにしてもひどい新聞だと、思わざるを得ない。  かくして「共謀罪」が、多くの反対を押し切って強行採決されたのである。  ところで文春で阿川佐和子のおばあちゃん(だって63歳だぜ)が、69歳の一般人のおじいちゃんと結婚したと「独占手記」を書いている。  まあ勝手にやりなさい、というしかない。  5月19日付の朝日新聞が、小池百合子・東京都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」の野田数(かずさ)代表(43)が、公金を横領したとする新潮とアントニオ猪木参院議員に慰謝料などを求める民事訴訟を起こしたと報じていた。  このところ人気下降気味の小池都知事にとっては頭の痛いことであろう。新潮の記事はこうだ。13年に日本維新の会から参院選に立候補して当選した猪木だが、18年ぶりの国政復帰だから、秘書が見つからなかった。  そこへ維新の会の事務局から野田を推薦され政策秘書にした。野田は、小池が保守党時代に秘書を務め、その後市議、09年からは都議を務め、現在は小池の名代として「都フア」の代表を務め、小池からの信頼も厚いという。  なかなかできる男だと、最初、猪木は全幅の信頼をしていたそうだ。だがそのうち、野田が銀座などで派手に飲み歩いているというウワサが耳に入った。そこで内々に調べたら、クラブやキャバクラでかなりの金を使っていることが判明した。  そのほかにも、野田は「文書通信交通滞在費」は月50万円と説明していたのに、まったくの嘘で、実際は月100万円だった。それを猪木名義の別の口座を開設して、そこへ月末に支払われる分が振り込まれるようにしていたという。  そこで出納関係の業務をしていた女性秘書と野田に辞めてくれるよう伝えたそうだ。だが、解雇に納得せず、事務所にあった実印や預金通帳、現金をすべて持ち出し、パソコンのデータもすべて消去してしまったという。  猪木にいわせると横領された金額は4,000万円にも及ぶそうだが、すべてを裁判で立証するのは困難と判断して、1,120万円を横領したと記載して、警視庁に告訴状を出したという。  野田側は、そうした事実もないし、これまで一度も警察や検察から事情聴取はもちろん、連絡を受けたこともないと否定している。  猪木側の弁護士は、告訴状を出してから2年以上になるのに、警察は動かないという。 読む限りは、猪木のほうに理があるように思えるが、このところ都議選を控えて小池バッシングが激しい中で、ある種の「思惑」があっての告発のようにも思える。どちらにしても、裁判で白黒、決着をつけるべきである。  ポストは、件の野田が、5月15日、高級和食屋、座っただけで5万は取られる六本木のクラブ、ショーパブなどを次々飲み歩いている様子をレポートしている。  この豪遊資金はどこから拠出されているのだろうと、野田に質問状を送ると、代理人の弁護士から、野田のポケットマネーから払っているとの答えが返ってきたという。  だが、この御仁、何やら小池のアキレスけんになりそうな気がするが。  文春は、官邸、森元総理、ドン内田側の攻勢が激しい中、小池都知事のインタビューをやっている。そこで小池は、 「都知事選に立候補した昨年七月の状況にすごく似ています。束になって潰しにかかる流れですね。でも、都民セカンドだった人たちに言われたくない。待機児童問題はこれまでにないスピード感でやっています。女性の皆さんはかなり評価をしてくれています」  と、いじめられる小池VS都民をないがしろにする悪党どもという構図を作りたいようだが、今度はそううまくいくか。  文春で連載している元小泉の秘書・飯島勲が都議選を予測している。自民党は50語席を超える。「都ファ」はマックスで47から48議席。公明は13議席で、民進党はゼロか1議席と読んでいる。そうなれば蓮舫は辞任か。次もいないがね。 【巻末付録】  今週は見るべきものはそうない。ポストの「進化するラブドール もはや人間を超えた」というのがいい。こんな人形を抱いてみたいと思わせるほどかわいい。  現代は袋とじで「石田えり」。御年56歳。私が「フライデー」編集長のときに彼女のヘアヌード写真集を作ってバカ売れした。  それから23年ぶり。もちろんヘアヌードはないが、相当鍛えたのであろう、身体に衰えはない。見事だ。  今週は現代の勝ちだな。 (文=元木昌彦)

週刊文春の「新潮中吊り盗み見問題」を元「週刊現代」名物編集長は、どう見たか?

motoki0523
「週刊新潮」(5/25号、新潮社)
今週の注目記事・1 「燃える怨恨『アントニオ猪木』独占インタビュー 小池都知事『都民ファーストの会』代表は公金1100万円を横領した!」(「週刊新潮」5/25号) 同・2 「安倍首相がモミ手をする『渡邉恒雄90歳ど迫力』」(「フライデー」6/2号) 同・3 「『文春砲』汚れた銃弾」(「週刊新潮」5/25号) 「新潮VS文春』(「週刊ポスト」6/2号) 同・4 「ドラマ『やすらぎの郷』撮影現場はリアル老人ホーム」(「週刊新潮」5/25号) 同・5 「心配です『海の王子』の給料でやっていけますか」(「週刊現代」6/3号) 同・6 「この夏、『阿波おどり』に中止の危機」(「週刊現代」6/3号) 同・7 「菊川怜 夫穐田誉輝に『第4の婚外子』が発覚」(「週刊文春」5/25号) 同・8 「徹底検証『オプジーボ』は本当に効くのか 青木直美」(「週刊文春」5/25号) 同・9 「いま日本でいちばん信用できる人[ベスト100]」(「週刊現代」6/3号) 同・10 「突然の奇行! 草なぎ剛『子犬と路上座り込み』」(「フライデー」6/2号) 同・11 「アッキーが『いいね!』した“女の敵”」(「週刊新潮」5/25号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週はどれもこれも読みごたえのない記事ばかりだ。困ったものだと嘆いてばかりはいられない。  毎度毎度だが、現代とポストの巻頭特集は特にひどい! 現代は「人口8000万人の国ニッポンで起きること」、ポストは「景気“上昇”確率『98・6%』の衝撃 史上最高益ニッポン企業『日経平均3万円』への挑戦」だ。  このまま行くと人口は減り続けて、2050年には4,000万人減り8,000万人になってしまうという内閣府が出した「最悪シナリオ」がある。  そんなことは以前からいわれていることだが、だからどうしなくてはいけないのか、対案や提案を出さなくてはいけないのに、現代は「後戻りのきかない『人口激減時代』に足を踏み入れたことを、そろそろ真剣に受け止めなければ、取り返しがつかなくなる」と結ぶだけ。  おいおい、そんなことを言うために巻頭特集をつくったんかいな? 月刊誌でも、もうちょっと、そうした時代になる前に「これこれこれだけのことはしておかなければ」とか何か言うぞ! 失礼を顧みずに言わせてもらえば、脳のない記事だ。  同じように脳のないのがポスト。日経平均3万円は聞き飽きた。それも、アホトランプが大幅法人税減税をやれたらという前提では、それだけで、無理やないか、そう思うわ。  おまけに「内閣府経済社会総合研究所」によると「最終需要財の在庫率指数も昨年秋ごろから改善していて、先行指標を押し上げている」というが「内閣府」の自画自賛では信用ならないのでは。  まあ、オオカミ少年のように「株価3万円時代が来る」と何とかの一つ覚えで言っていれば、あと30年もするとそうなるかもしれない。ご苦労なこっちゃ。  ということで、今週はスクープと呼べる記事はない。そこで順位なしである。  先週、新潮が安倍官邸御用達のジャーナリスト、山口敬之が「準強姦罪で逮捕寸前」だった過去があることを報じたが、新潮によれば、山口がフェイスブックでこのことについて縷々弁明していたが、それに対して安倍昭恵が「いいね!」を押していると報じている。まだ懲りないようだね、昭恵さん。  フジは産経新聞グループだから、安倍のポチのようなジャーナリストが出るのは致し方ないが、5月18日朝の『とくダネ!』(フジテレビ系)の時事通信・田崎史郎のコメントには開いた口がふさがらなかった。朝日新聞がスクープした以下の記事、 「安倍晋三首相の知人が理事長を務める学校法人『加計(かけ)学園』(岡山市)が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、文部科学省が、特区を担当する内閣府から『官邸の最高レベルが言っている』『総理のご意向だと聞いている』などと言われたとする記録を文書にしていたことがわかった」(5月17日付)  これについて田崎は概ねこう言った。 「獣医学部は四国にはない。だが、獣医と文科省が抵抗していた。この文書は麻生が反対しているとあるから、おそらく本物だろう。だが、安倍が加計学園だけを優遇しようとしたことはない。規制緩和を進めている中でこうなった。文書が流失したのは文科省関係者であることは確実。官邸では誰がリークしたのか特定している。その人はちょっと問題があって処分されちゃっているから、逆恨みしているんじゃないか」  官邸の代弁者である。山口もそうだが、こうした人間をテレビに出すフジの神経が、視聴率不振につながっているのだと、私は思う。  さて、フライデーによれば、あの草なぎ剛が、犬を連れて散歩の途中、路上で急に座り込み泣き出したというのだ。草なぎの両足の前で子犬が心配そうに覗き込んでいる。酔っぱらっているのではない。フライデーがたまらずに声をかけると、「散歩を、ハイ」。そういってまたトボトボ歩きだしたそうだ。彼の心が心配だ。  現代の「いま日本でいちばん信用できる人[ベスト100]」という特集にも驚いた。読者1万人にアンケートでも取ったのかと思ったら、わずか16人ぐらいの有識者といわれる人間に聞いただけのようである。それで100人もでっちあげるというのは、まったく納得がいかない。その上、第1位が「ビートたけし」だというのだから開いた口がふさがらない。  その理由が「常に真剣で妥協しない。言いたいことは言う。それで礼儀正しい」(田原総一朗)「知的で鋭い毒を吐く貴重な存在」(楡周平)というのだ。  私は、たけしがテレビに映るとチャンネルをすぐ回してしまうほど、見たくないタレントである。  この男が政治や社会問題に口を出す資格があるのか。そう言ってしまえば、私のような売れない雑文書きが、こんな大タレント様を酷評していいのかという声が聞こえてくるが、彼のそれなりの才能は認めるものの、彼が日本でいちばん信用できる人間などとどうしていえるのだろうか。これだったら、89位の「松本ヒロ」のほうを私は買う。96位の「室井佑月」のほうがなんぼかいい。  こんな安易な順位付けをしてはいけない。これならたけしの次に安倍晋三を入れてもいいのではないか。何しろ一部の極右からは信頼されているのだから。バカバカしくて涙が出てくる企画である。  ところで、バカバカしいといえば、土曜日のボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦を見たか?  村田諒太(31)とアッサン・エンダムとの12回戦だったが、誰が見ても圧倒的な村田のパワーがエンダムを圧倒していた。  楽勝だと思われていたが、結局12回までもつれ込み、エンダムのまさかの判定勝ちだった。村田のジムも世界ボクシング協会(WBA)のヒルベルト・メンドーサJr.会長も「おかしい」と怒りをあらわにしていたが、私はそうは思わなかった。  なぜなら、あの程度の相手をKOできなかった村田の詰めの甘さが、まだまだ世界チャンピオンの力はないと世界にわかってしまったからである。村田を大事に育て過ぎた。ようやく必ず勝てる相手を見つけ、いちおう世界王者として売り出し、ラスベガスあたりでこのクラス最強の王者ゲンナディ・ゴロフキンとでもやれば、負けるにしても大きなビジネスになる。  周囲はそう考えていたのだろう。だから、打ち合って万が一のことがないようにして、判定は日本でやるのだから、よほどのことがなければ負けることはない。そう読んでいたのであろう。  だが、パンチ力はないが手数が多いエンダムのほうを、ジャッジたちは優勢と見ていたのである。村田は引退するかもしれない。もし、もう一度立ち直れたら、ゴロフキンへ挑戦して最後の花を咲かせてほしい。そのときはやみくもに打ち合うことだ。村田のパンチが当たれば、ゴロフキンといえども立っていられないかもしれない。それだけのパンチ力を持った村田よ、金メダルのことは忘れて、いちボクサーとして再起せよ!  肺がんなど末期がんに効くといわれる「オプジーボ」という高額な薬がある。1人あたりの治療費は年間3,500万円だったが、今年の前半に半額に引き下げられた。  さまざまながんに効果ありといわれているが、果たして効くのか? 文春でKKR札幌医療センターの磯部宏院長は、「薬剤自体にがんを叩く効果がない分、効かない人には全く効かず、八割近い方は、別の抗がん剤に変えざるを得ないのが現実です」と話している。  だが2割の人には劇的効果があるという。それも、どういう人には効果があるのかわからないというから、悩ましい。だが、がんの治療は日進月歩のようだから、少しでも長生きしてその恩恵にあずかりたいものではあるが。  文春は、新潮の怒りに怯えたか、今週は読むべきものが少ない。やはり『とくダネ!』(フジテレビ)でキャスターを務める菊川怜の結婚相手、穐田誉輝に、婚外子が3人と先週報じたが、実は4人だったと今週報じている。MCの小倉智明は、「これってホント?」って聞けばいいのに。  文春によれば、菊川は婚外子の件も全部知ったうえで結婚したというのだから。  さて、地方新聞というのは、ほかの県では知られていなくても、その県では大変な力を持ち、傘下にテレビ局を入れ、地元の政治家も取り込んでいることが多い。  私が昔よくお付き合いした「北國新聞」(石川県金沢市に本社)もそうだった。部数は少ないがコングロマリット化して、石川県では絶大な力を持っていた。  夏の風物詩「阿波おどり」は徳島の名産品といってもいいくらい、県外でも知られている。  その踊りが、慢性的な赤字体質が改善せず4億3,000万円もの巨額な借金が積み上がり、中止の危機に追い込まれていると現代が報じている。  その元凶ともいうべきが「徳島新聞」だと、市観光局幹部が憤っている。要は、徳島新聞は口は出すがカネは出さず、それどころか阿波おどりを収入源にしているというのだ。  おどりの期間中、鑑賞できる桟敷席が10万席ほどあるのだが、徳島新聞が市の中心部にある人気の席を取ってしまい、それも2~3万枚も持って行ってしまうというのである。  チケットをオープンにして販売したいというと、「おまえはん、何を言うとんぞ! そんなことをしたら徳島におられんようになるぞ」と脅されたそうだ。  こうしたイベントは、地元紙には企業名の入った「名刺広告」というのが入るが、それでも徳島新聞は多大な利益を上げているという。  さらに徳島新聞は、自社の社員をアルバイトと称して阿波おどりに参加させ、日当1万円以上を観光協会に請求するそうだ。  徳島新聞は県内シェア7割を誇る。そうした力を自分たちが甘い汁を吸うために使うのでは、批判されても仕方あるまい。  全国に知られている阿波おどりが、こんなことで中止にでもなったら県の恥だろう。徳島新聞もそうなれば、甘い汁を吸うこともできなくなる。  両者と、県民を交えて、早急に話し合うべきだ。  ところで秋篠宮眞子さん(25)が婚約を発表した。相手は大学時代「湘南江の島 海の王子」にもなったことのあるイケメン・小室圭さん(25)で、ICU時代に知り合い愛をはぐくんできたという。  小室さんのインタビューを見たが、口は堅かったが、あの若さでメディアに怯まず堂々とした受け答えは、大したものだと思った。  眞子さんは、結婚が決まれば、現代によれば1億5,000万円以上の一時金が支払われるという。  皇族出身だから、眞子さんは共働きできない。だから、若い2人の生活はかなり大変ではないかと、現代が老婆心から心配しているが、いいではないか。  若い2人なら、どんなことをしてでも食べていける。眞子さんは、テレビで見る限り優しそうな娘さんだし、小室さんも前途がありそうな青年である。まずはおめでとう!  4月からスタートしたテレビ朝日系の『やすらぎの郷』が注目を集めている。倉本聰(82)が脚本を書き、主人公に石坂浩二(75)、彼を振り回す大女優に、元女房の浅丘ルリ子(76)、石坂の元彼女だった加賀まりこ(73)、五月みどり(77)、野際陽子(81)、八千草薫(86)が出ている。男優は藤竜也(75)、ミッキー・カーチス(78)と、年寄りだらけである。  舞台はテレビ業界に貢献した人間だけが入居できる老人ホーム。私も何度か見てはいるが、テンポが遅く、俳優たちのセリフもスムースではないので、あまり熱心ではないが、平均視聴率は6・3%と、昼の時間帯では大健闘だと新潮が報じている。  だが、いつ何があるかわからないので、看護婦が撮影現場で待機し万全の体制を取っているという。それにセリフが多いと覚えられずにカンニングペーパーを用意したりする老優も多いようだ。  70代、80代の大スターたちが、“ああ、歳を取ったな”と視聴者に言われることを覚悟して、あえて自分をさらけ出す勇気には、確かに俳優魂を感じるが、これは日本の俳優たちがあまりそういうことをしないだけで、海外では大年の大スターが老醜をさらして、見るものに感動を与える映画やドラマは多い。  私の好きな映画に『カルテット! 人生のオペラハウス』(2013)というのがある。ダスティン・ホフマンの初監督作品で、引退した音楽家たちが暮らす老人ホームが舞台である。  これにはイギリスが誇る著名な老アーティストたちが多く出演して名曲を演奏している。役者が音楽家を演じるのでなく音楽家が音楽家を演じる。  ホフマンは、演技経験のない音楽家たちにこう言ったという。「演技は全くしないでいいから、今感じていることをそのまま撮りましょう」。「年をとるとはどういうことか、そのまま見せたかった」そうだ。  この『やすらぎの郷』の欠点は、大俳優たちが自意識を捨てきれていないところだと思う。それがなくなれば、ドラマとしてさらなる広がりが出てくると思うのだが。  さて、先週の月曜日の夜だったと思う。新潮編集部から電話がかってきた。若い女性で、文春が新潮の中吊りを火曜日の午後に不正に入手していた件について、コメントをもらいたいというのである。  3時から友人たちと蕎麦屋で一杯飲んで、6時過ぎにオフィスへ戻ってウトウトしていたこともあるが、彼女が「そんなことが許されるのでしょうか」と息せき切っている訳がよくわからず、校了日の夕方に中吊りを手に入れて、それから取材しても、ろくな記事はできない。それに、私が編集長のときは、ライバル誌の週刊ポストの情報を手に入れようと、あらゆる手を尽くして集めたものだ。週刊誌も一企業と同じだから、ライバルの情報を探るのは当然の「企業努力」ではないか。  そう答えたものだから、当然ながら、新潮の当該の記事に私のコメントは入っていない。  新潮は昨日(水曜日)の夕方、某週刊誌編集長から見せてもらった。「『文春砲』汚れた銃弾」というタイトルもすごいが、巻頭10ページ特集というのにも驚いた。  新潮側の怒りはよく見て取れる。新聞もテレビも、平素文春にしてやられているからか、大騒ぎしている。私はこの記事を2回読み直した。だが、識者といわれる大谷昭宏や佐藤優、中森明夫たちが、「ライバル誌の広告を抜く行為というのは、週刊誌という媒体にとって自殺行為」(大谷)などと非難しているのが、よくわからない。  その理由は後で触れるとして、新潮を見てみよう。新潮が、文春側に情報が洩れているのではないかとの「疑念」を抱いたのは14年9月11号。新潮は朝日新聞の「慰安婦誤報」をめぐって、朝日で連載していた池上彰が「朝日は謝罪すべきだ」と書いた原稿を掲載しないとしたことで、連載引き上げを決めたという記事を掲載し、中吊りにもかなり大きく打った。  この週の文春の中吊りは池上の件には触れていない。だが、新聞広告には「『池上彰』朝日連載中止へ『謝罪すべき』原稿を封殺」のタイトルがあり、「記事中の池上氏のコメントはわずか6行で、急遽差し挟まれたような不自然な印象を読む者に与えるのだ」(新潮)  その上、文春は校了日である火曜日の午後7時57分に「スクープ速報」としてこの記事をネット上にアップしたため、「それは週刊文春のスクープネタとしてまたたくまに拡散されたのだ」(同)。  池上も、新潮の取材に対して、文春から電話があったのは新潮の取材があった後で、校了日の午後5時半だったと話している。文春の新谷学編集長は最近、『「週刊文春」編集長の仕事術』(ダイヤモンド社)という本を出しているが(彼が書いたとは思えないほど読みどころのない本だが)、その中でも、 「池上彰さんのコラムを朝日新聞が掲載拒否した件では、同日発売の週刊新潮も同様の記事を掲載していることがわかったので、校了日である火曜日の夜に『スクープ速報』を配信した」  と書き、その結果、「週刊文春デジタル」の会員が爆発的に増えたとしている。  そのほかにも、文春に中吊りが流れている疑惑があると考えた新潮は、文春側に「不正を止めろ」と通告するのではなく、漏洩ルートを突き止めるための調査を続けた。  新潮が誇る調査力で、漏洩しているのは新聞広告ではなく中吊り広告。新潮の中吊り広告の画像データから、そのPDFファイルがコピーされたのは、週刊文春編集部にあるコピー機であることが判明した。  さらに、漏洩元はどこかを突き止めると、出版取次会社「トーハン」(東京)が、文春の人間に渡していることがわかり、文春の「雑誌営業部兼販売促進チーム」に属する30代の男性が、トーハンの人間から新潮の中吊り広告を受け取り、コンビニでそのコピーを取っているところを「激写」した。動かぬ証拠を手に入れた新潮が、大々的に文春の悪事を特集したというわけである。  新潮に直撃された新谷編集長は、いつもの歯切れの良さはなく、「入手しているかどうかの事実関係も含めて、情報収集活動については一切お答えしていないので」「うーん……。ま、だからさ……(苦笑)。あー。……難しい問題だよな、これな。確かにな……」と要領を得ない。  確かに、佐藤優の言うように「中吊りを見て誌面を作るのは、道徳的に大きな問題が」あるのは間違いない。  だが、先ほども触れたが、週刊誌といえども編集部員の数からして中規模企業ぐらいはある。梶山季之が書いた『黒の試走車』(光文社)ではないが、ライバルが何をやっているのか、どんな情報を持っているのかを探ることは雑誌の浮沈、そこで生活しているフリーの記者、筆者たちの生存に関わるのだから、あらゆる手を尽くして情報を取ることが一方的に悪いといえるのだろうか。  新聞も昔は、抜いた抜かれたで一喜一憂したものである。ここで私が編集長時代の経験を話してみよう。こんなことがあった。ライバルのポストに大物女優のヘアヌード写真集が独占でグラビアに載ることが校了日にわかった。ネタ元は某印刷会社の人間。こういう時のために、その人間とは酒を飲み、ゴルフをやり、親交を深めていた。  ポストも同じ印刷所だった。私は件の印刷所の人間に電話して、その写真集が手に入らないだろうかと頼んだ。何とかしましょうと言ってくれた。  数時間後、写真集が手に入った。だがその時間からグラビアに入れることはできない。写真集の版元との交渉もしなければならない。そこで考えた。活版の自社広告を2ページ落とし、見開きに写真集を開いて見ている(顔は出さない)人間を、後ろから撮った写真を大きく載せる。  キャプションには「○○女優のヘアヌード写真集が凄い話題!」。中吊り広告は間に合わないので、新聞広告を差し替えてもらって、左トップに「これが女優○○のヘアヌード写真集だ!」と特筆大書する。  当時、ライバルだが、ポストの編集長とは気が合ってよく飲んだ。私より少し下で人柄の素晴らしい温厚な人物だった。その週末も、夜、2人で飲んだ。  人の悪い私は、ポストの編集長に「あんたんとこ何かでっかいスクープでもあるんじゃないか?」。彼は「そんなのがあったらいいですけど、ないですよ」ととぼける。  翌週の月曜日、新聞広告を見た彼から怒りの電話がかかってくる。「元木さんひどいじゃないか」。私はこう答える。「怒るのはもっともだけど、こちらも普段から企業努力をしてきて、あんたんとこに大スクープが載るのを黙って見ているわけにはいかないんだよ」。  彼とはしばらく会わなくなるが、そのうちまた銀座の場末のバーで飲むことになる。彼は編集長を辞めて50歳の若さで亡くなってしまった。「ライバルは憎さも憎し懐かしき」である。  文春のやり方に違和感があるのは、自分のところのスクープでもないものを、速報として流してしまうことだろう。それはやってはいけない。  私が現役中に一番腹が立って喧嘩したのは新聞社だった。現代は月曜発売なのに、新聞広告を自分のところで作り、新聞社に渡すのは、記憶では水曜日か木曜日午前中だったと思う。  なぜ、新聞社に事前に情報提供しなくてはいけないのか。新聞社から各方面に情報が流れていることはわかっているのだ。それに、自社の悪口を書かれていないかを見るのは事前検閲にあたる。セックスがだめでSEXがいい根拠を示せ。  現代で、朝日新聞のある「疑惑」をトップでやったら、朝日新聞は何の通告もなしに月曜日の朝刊で、大きく誌面を使って反論記事を載せたことがあった。  芸能人がツーショットを撮られると、雑誌の発売前に会見を開いてしまうのも、新聞広告の情報が流れるからである。  新潮のいうように、フェアにやろうというのはその通りである。それに新潮は文春に部数でだいぶ差をつけられている。  だが、きれいごとだけでは情報戦争を生き抜いていけないことも事実である。新潮社はあまりデジタルに熱心ではないが、情報を取るだけではなく情報を流す方法も考えたほうがいいと思う。  文春が出版取次のトーハンから新潮の中吊りをもらっていた問題は、まだ尾を引きそうである。文春新谷編集長が「情報を不正、不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したりした事実は一切ない」とし「他メディアの動向を把握するのは日常的なこと」だと反論している。  新潮側は当然ながら盗人猛々しいと批判している。また、どうして新潮は長年にわたり中吊りを渡していたトーハンの責任を問わないのかという声も多くある。  私は、お行儀はよくないが、他誌の動向を掴むのも取材活動の一環だと思う。文春も、乙武5人不倫や山口敬之の準強姦罪など、新潮の大スクープを載せていないのは、そこまでやってはまずいという判断があったのではないかと、私は思う。  ここは文春側は潔く新潮に詫びて、お互い、火曜日の午後に中吊りを交換することにしたらどうだろうか。それは無理か?  ポストに私のコメントが載っている。そこで、「新潮が怒るのもわからなくはないけど、ほかに追っかけるニュースがあるだろうと。ちなみに新潮に今回の件でコメントを求められたのでそう話したら、ボツになったけどね(笑)」。  次はフライデー。心をへし折っても折れそうにない老獣・ナベツネこと渡辺恒雄読売新聞主筆(90)のお話。  5月15日の「中曾根康弘元首相の98歳の誕生会」で、安倍首相が渡辺に歩み寄り、「『(国会で)読売新聞を熟読してください』って言ったら怒られちゃいました」というと、ドン渡辺が「そんなこと気にすんじゃねえよ」といったそうだ。  全国紙政治部記者によると、このところ安倍首相とは月一ペースで会っていて、安倍が5月3日に出した「憲法9条に第3項を加え、自衛隊を合憲にする」という発言も、ナベツネの意を汲んだものだといわれているそうだ。  仮にも新聞社のトップというのに、安倍とベッタリくっつき、世論をないがしろにして憲法改正をすすめるというのは、どういう神経をしているのか。  読売新聞には、こうした新聞を私物化している人間を批判する人間はいないのか。かつては正力松太郎、務台光男、そして渡辺。新聞を私物化するのは読売新聞の伝統だが、それにしてもひどい新聞だと、思わざるを得ない。  かくして「共謀罪」が、多くの反対を押し切って強行採決されたのである。  ところで文春で阿川佐和子のおばあちゃん(だって63歳だぜ)が、69歳の一般人のおじいちゃんと結婚したと「独占手記」を書いている。  まあ勝手にやりなさい、というしかない。  5月19日付の朝日新聞が、小池百合子・東京都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」の野田数(かずさ)代表(43)が、公金を横領したとする新潮とアントニオ猪木参院議員に慰謝料などを求める民事訴訟を起こしたと報じていた。  このところ人気下降気味の小池都知事にとっては頭の痛いことであろう。新潮の記事はこうだ。13年に日本維新の会から参院選に立候補して当選した猪木だが、18年ぶりの国政復帰だから、秘書が見つからなかった。  そこへ維新の会の事務局から野田を推薦され政策秘書にした。野田は、小池が保守党時代に秘書を務め、その後市議、09年からは都議を務め、現在は小池の名代として「都フア」の代表を務め、小池からの信頼も厚いという。  なかなかできる男だと、最初、猪木は全幅の信頼をしていたそうだ。だがそのうち、野田が銀座などで派手に飲み歩いているというウワサが耳に入った。そこで内々に調べたら、クラブやキャバクラでかなりの金を使っていることが判明した。  そのほかにも、野田は「文書通信交通滞在費」は月50万円と説明していたのに、まったくの嘘で、実際は月100万円だった。それを猪木名義の別の口座を開設して、そこへ月末に支払われる分が振り込まれるようにしていたという。  そこで出納関係の業務をしていた女性秘書と野田に辞めてくれるよう伝えたそうだ。だが、解雇に納得せず、事務所にあった実印や預金通帳、現金をすべて持ち出し、パソコンのデータもすべて消去してしまったという。  猪木にいわせると横領された金額は4,000万円にも及ぶそうだが、すべてを裁判で立証するのは困難と判断して、1,120万円を横領したと記載して、警視庁に告訴状を出したという。  野田側は、そうした事実もないし、これまで一度も警察や検察から事情聴取はもちろん、連絡を受けたこともないと否定している。  猪木側の弁護士は、告訴状を出してから2年以上になるのに、警察は動かないという。 読む限りは、猪木のほうに理があるように思えるが、このところ都議選を控えて小池バッシングが激しい中で、ある種の「思惑」があっての告発のようにも思える。どちらにしても、裁判で白黒、決着をつけるべきである。  ポストは、件の野田が、5月15日、高級和食屋、座っただけで5万は取られる六本木のクラブ、ショーパブなどを次々飲み歩いている様子をレポートしている。  この豪遊資金はどこから拠出されているのだろうと、野田に質問状を送ると、代理人の弁護士から、野田のポケットマネーから払っているとの答えが返ってきたという。  だが、この御仁、何やら小池のアキレスけんになりそうな気がするが。  文春は、官邸、森元総理、ドン内田側の攻勢が激しい中、小池都知事のインタビューをやっている。そこで小池は、 「都知事選に立候補した昨年七月の状況にすごく似ています。束になって潰しにかかる流れですね。でも、都民セカンドだった人たちに言われたくない。待機児童問題はこれまでにないスピード感でやっています。女性の皆さんはかなり評価をしてくれています」  と、いじめられる小池VS都民をないがしろにする悪党どもという構図を作りたいようだが、今度はそううまくいくか。  文春で連載している元小泉の秘書・飯島勲が都議選を予測している。自民党は50語席を超える。「都ファ」はマックスで47から48議席。公明は13議席で、民進党はゼロか1議席と読んでいる。そうなれば蓮舫は辞任か。次もいないがね。 【巻末付録】  今週は見るべきものはそうない。ポストの「進化するラブドール もはや人間を超えた」というのがいい。こんな人形を抱いてみたいと思わせるほどかわいい。  現代は袋とじで「石田えり」。御年56歳。私が「フライデー」編集長のときに彼女のヘアヌード写真集を作ってバカ売れした。  それから23年ぶり。もちろんヘアヌードはないが、相当鍛えたのであろう、身体に衰えはない。見事だ。  今週は現代の勝ちだな。 (文=元木昌彦)

渡辺直美にヤラれる? “被害告白”した台湾人俳優が大炎上→公開謝罪へ

渡辺直美にヤラれる? 被害告白した台湾人俳優が大炎上→公開謝罪への画像1
ボのFacebookには、仲良く写真に写る2人の姿も掲載されている
 インスタグラムのフォロワー数が670万人を超える渡辺直美。台湾ではCMにも抜擢されるなど、その人気はアジア全土に広まりつつある。そんな中、台湾の俳優が渡辺についてコメントした内容がファンの怒りに触れ、公開謝罪を迫られる事態にまで発展している。    台湾系メディアサイト「ETtoday新聞雲」(5月14日付)によると、台湾人俳優ボ・イェン(29)は、今月8日に出演した台湾の人気バラエティ番組内の「自分の秘密を暴露」コーナーで、渡辺について次のようにコメントした。 「ちょっとヤバイ話だけど。たぶんメディアとかで直美が俺のこと好きだって報道があったし、いろいろ知ってる人もいると思うけど、直美とはメッセージのやりとりをよくしていて、最初は世間話とかその程度の話しかしなかったんだ。でも、徐々に直美は積極的になっていった。ある時、直美は俺に『いつ日本に会いに来てくれるのか』って聞いてきたんだ。どういうことかと聞き返したら、直美は俺と2人で遊びたいって言うんだよ。でも彼女って、性欲が強いって話を前に聞いたことがあって、とても1人で彼女に会いに行く勇気はなかったよ。だって、ヤラれちゃうかもしれないと思うと怖くてさ。今まで3回くらい誘われたよ」  すると番組放送終了直後から、今回のボの発言に対し、台湾のネットユーザーから「直美があまりにもかわいそうだ。こいつの発言は女性の品格を大きく傷付けている」「プライベートなことを勝手に暴露した挙げ句、直美のことをバカにした発言をするなんて! ボは謝罪するべきだ」「ボは本当に品がない奴だ。見損なった」などと、渡辺を擁護するコメントが大量に寄せられたのだ。
渡辺直美にヤラれる? 被害告白した台湾人俳優が大炎上→公開謝罪への画像2
自身のSNS上で謝罪動画をアップロードした
 ボは同日、自身のFacebook上で「渡辺直美さんやファンの皆様に不快な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした」と、番組上での自身の失言について謝罪する動画をアップし、ようやく騒動は収束に向かっているという。  一方で今回の一件で、渡辺が台湾人ファンに広く愛されることが明らかとなった。今後も日台の架け橋として、台湾でのさらなる活躍が期待される。 (文=青山大樹)

渡辺直美にヤラれる? “被害告白”した台湾人俳優が大炎上→公開謝罪へ

渡辺直美にヤラれる? 被害告白した台湾人俳優が大炎上→公開謝罪への画像1
ボのFacebookには、仲良く写真に写る2人の姿も掲載されている
 インスタグラムのフォロワー数が670万人を超える渡辺直美。台湾ではCMにも抜擢されるなど、その人気はアジア全土に広まりつつある。そんな中、台湾の俳優が渡辺についてコメントした内容がファンの怒りに触れ、公開謝罪を迫られる事態にまで発展している。    台湾系メディアサイト「ETtoday新聞雲」(5月14日付)によると、台湾人俳優ボ・イェン(29)は、今月8日に出演した台湾の人気バラエティ番組内の「自分の秘密を暴露」コーナーで、渡辺について次のようにコメントした。 「ちょっとヤバイ話だけど。たぶんメディアとかで直美が俺のこと好きだって報道があったし、いろいろ知ってる人もいると思うけど、直美とはメッセージのやりとりをよくしていて、最初は世間話とかその程度の話しかしなかったんだ。でも、徐々に直美は積極的になっていった。ある時、直美は俺に『いつ日本に会いに来てくれるのか』って聞いてきたんだ。どういうことかと聞き返したら、直美は俺と2人で遊びたいって言うんだよ。でも彼女って、性欲が強いって話を前に聞いたことがあって、とても1人で彼女に会いに行く勇気はなかったよ。だって、ヤラれちゃうかもしれないと思うと怖くてさ。今まで3回くらい誘われたよ」  すると番組放送終了直後から、今回のボの発言に対し、台湾のネットユーザーから「直美があまりにもかわいそうだ。こいつの発言は女性の品格を大きく傷付けている」「プライベートなことを勝手に暴露した挙げ句、直美のことをバカにした発言をするなんて! ボは謝罪するべきだ」「ボは本当に品がない奴だ。見損なった」などと、渡辺を擁護するコメントが大量に寄せられたのだ。
渡辺直美にヤラれる? 被害告白した台湾人俳優が大炎上→公開謝罪への画像2
自身のSNS上で謝罪動画をアップロードした
 ボは同日、自身のFacebook上で「渡辺直美さんやファンの皆様に不快な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした」と、番組上での自身の失言について謝罪する動画をアップし、ようやく騒動は収束に向かっているという。  一方で今回の一件で、渡辺が台湾人ファンに広く愛されることが明らかとなった。今後も日台の架け橋として、台湾でのさらなる活躍が期待される。 (文=青山大樹)

北朝鮮の星矢ヲタ再び! 『聖闘士星矢』実写化に「すごく期待してます」

北朝鮮の星矢ヲタ再び! 『聖闘士星矢』実写化に「すごく期待してます」の画像1
『聖闘士星矢30周年記念画集 聖域-SANCTUARY-』(宝島社)
『聖闘士星矢』のハリウッド実写化が発表されました。Yahoo!ニュースのトップでも取り上げられるほど、注目を集めているようです。  実写化については昨年からファンの間では、話題になることもありましたが、まさか実現するとは……。漫画の実写化は日本ですらファンを満足させることが難しいのに、ハリウッドとなると不安以外の要素が見当たらないというのが正直なところです。案の定、困惑が広がっています。    そこで、昨年本コラムで取り上げた(参照記事)北朝鮮の星矢ファン・趙さん(東アジア滞在中)は、このニュースをどう見たのか!? さっそく連絡を取ってみました。 *** ――お久しぶりです。『聖闘士星矢』のハリウッド実写化が決まりましたね。これについて、どう思いますか? 「ものすごく期待していますよ! もう期待しかないでしょう」 ――えっ、本当ですか? 日本では、どちらかといえば不安 が広がっているようですが……。 「僕、楽観的すぎますかね?」 —――具体的に、何を期待しているんですか? 「配役からラストシーンの美術効果まで、全部ですよ! とても挑戦的な着想だと思いますよ」 ――確かに、聖衣などはちゃんと作ってほしいと思いますが、世界観が壊れないか不安です。同じく『ドラボンボール』が実写化された際には 、かなりのファンが失望していたのは事実ですから。 「世界観って、実写化したからといって、そんなにたやすく壊れるものですかね? CG技術が補ってくれると、僕は思っているんですが。『ドラゴンボール』が失敗したのは、投資額が少なかったからではないですか?」 ――資金さえうまく集まれば、成功すると? 「基本ですよ、やっぱり。CGは 、お金がかかりますから」 ――実は、過去に日本でも『星矢』舞台化しているんですよ。SMAPというトップアイドルグループが演じたことで話題になったのですが(写真を見せる)。 「誰が何役を演じているのかわかりませんね、これは(笑)」 ――中央の右側が星矢です。 「(笑)」 ――実写化するということは、こういうことなんです。 「だからこそ、ますます期待できるじゃないですか! 過去の失敗だけで、未来を否定することはできませんよ。ところで、日本のファンは『聖闘士星矢Legend of Sanctuary』(2014年公開のフルCG映画)についてはどう思っているんですか? 僕、中国でちょくちょく見るんですけど」 ――これは評価が分かれましたね。おおまかには、「もはや別の作品として見るべきだ」という声と、「これはこれで良いんじゃないか」という声の2つ でした。ただ、CGを駆使しても、実写版がこうなるかどうかはわかりませんね。 「そうですね(笑)」 ***  短いやりとりしかできませんでしたが、日本のファンと違って、純粋に期待している様子でした。  何よりも「過去の失敗で、未来を否定することはできない」という車田 マインドを体現するかのような発言は、星矢ファンとして大切なものを思い出させてくれました 。  余談ではありますが、先日、某脚本家と話していたら「展開が強引な車田作品は、ボリウッドにこそ適している」という話になりました。  たとえば『リングにかけろ』 で主人公がギャラクティカ・マグナムを放つと背景に宇宙空間が広がり、次のシーンで対戦相手が体育館の天井を突き破るといった車田作品特有のジェットコースター感を表現するには、ボリウッドが適していると。確かに、ボリウッドメイキング版なら、しっくりくるかもしれません。    ともかく、実写版が成功してくれることを、私もファンのひとりとして願っております!  ●やす・やどろく ライター、編集者。都内大学院の心理学部在籍中。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

23年間、知的障害者に奴隷労働を強要し続けた極悪牧師「まともな人間を作ろうとしただけ」

>23年間、知的障害者に奴隷労働を強要し続けた極悪牧師「まともな人間を作ろうとしただけ」の画像1
イメージ画像(Thinkstockより)
 韓国では朝鮮王朝時代から儒教の思想が根付いているが、現在では儒教思想とは別に宗教に身を寄せる人が多く、人口の比率の53.1%が何かしらの宗教を信仰している。内訳は、仏教が42.9%、プロテスタントが34.5%、カトリックが20.6%と、多様だ。牧師や僧侶を個人的に崇拝する信者も多く、それが犯罪の温床となるケースがある。過去には信者に肉体関係を強要し、ハメ撮りしていた牧師 など、信じられないような事件が頻繁している。  5月18日にも、知的障害を持つチョ氏(43)に、23年の長きに渡 って奴隷労働させていた牧師のリュとその妻の両被告に懲役8カ月の判決が下された。  リュ夫妻はソウルの住宅街にある倉庫にチョ氏を「教育」と称して監禁すると、炊事・洗濯や内職などを強要。毎日のように暴行を加えていたという。また、彼の生活空間は倉庫内の一坪 ほどのスペースのみで、トイレの使用も許可せず、小便はペットボトルに、大便は外でするように命令していた。  リュ夫妻の悪行は周辺住民の通報によって明らかになり、2年前にチョ氏は救出されたのだが、逮捕されたリュ夫妻は現在も「誤った報道はしないでほしい。私たちはまともな人間を作ろうとしただけだ」と、善意からの行動だったと主張している。  この事件に対して、韓国ネット民の間では「23年間 も人の人生をめちゃくちゃにしておいて、たった8カ月……判事はキリスト教徒のようだな」「また牧師の犯罪かよ」など、事件の残酷性と判決の軽さに怒りの声を上げる人が多い。  実際、ネット民が語るように韓国では宗教家による犯罪が多発しており、リュ夫妻のような暴行事件や、信者から金をだまし取る事件も報道されている。その中でも、一番多いとされるのが信者への性暴行だ。  韓国警察が昨年9月に公開した資料によると、過去5年間で強姦・強制わいせつ罪などの性暴行を犯した1,258人のうち、450人が宗教家だったという調べもある。  信者の心を平穏へと導くはずの宗教家たちによる、相次ぐ犯罪行為。現代韓国においては一体、何に救いを求めればいいのだろうか?

ロシアの“危険すぎる”自殺ゲーム「ブルー・ホエール」が中国に上陸! 途中離脱を防ぐため、女性には裸写真を要求

ロシアの危険すぎる自殺ゲーム「ブルー・ホエール」が中国に上陸! 途中離脱を防ぐため、女性には裸写真を要求の画像1
ロシア発祥の自殺ゲーム「Blue Whale(ブルー・ホエール)」が中国に上陸した
 ロシア発祥の自殺ゲーム「Blue Whale(ブルー・ホエール)」が、ネット上で世界に拡散しつつある。  鯨が自ら陸に乗り上げ、自殺する習性から名付けられたこのゲームのルールは次の通り。ネット上のコミュニティに集まった参加者は、50日間毎日1つの任務を遂行しなければならない。その任務とは、「朝4時20分に起床する」「ホラー映像を視聴する」「太ももを刃物で傷つける」「誰とも口をきいてはならない」などである。そして、50日目に最後の任務として、命を絶たなければならない。  初めは面白半分で参加していても、こうした任務をクリアするうちに洗脳状態に陥り、ルールを守って自ら命を絶ってしまう者も続出している。  本国ロシアでは2015年に誕生したとされ、創始者であるフィリップ・ブデイキン(21)はすでに逮捕、収監されている。しかし、相次いで模倣犯も現れ、ブルー・ホエールのコミュニティは後を絶たず、これまでに130人がこのゲームの末に自殺しているという。  そんな危険極まりないこのコミュニティが、ついに中国にも流入したという。  参加者は、実名から家族構成、住所と、あらゆる個人情報を管理者に提出しなければならない。もし任務に背いたり情報を漏らしたら、これらの情報は公開されてしまう。ゲームからの途中離脱を防ぐための担保となるわけだが、「東森新聞雲」(5月11日付)などによると、中国では女性の場合、身分証を手に裸の写真を求められるという。裸の写真を担保に借金することが社会問題となっているが、その方式を採用しているわけだ。
ロシアの危険すぎる自殺ゲーム「ブルー・ホエール」が中国に上陸! 途中離脱を防ぐため、女性には裸写真を要求の画像2
裸を担保に金を貸す「裸ローン」が社会問題となったが、ブルー・ホエールに参加しようとする女性も、同様の画像を要求されるという
 ただし、当局も警戒を強めている。「澎湃新聞」(同16日付)によると、広東省湛江市では逮捕者も出た。  同市のサイバーポリスが、インスタントメッセンジャー「QQ」内にブルー・ホエールのコミュニティを発見。約 500名が登録していた。コミュニティの掲示板には、腕に鯨の絵を彫った写真が投稿されていた ほか、「11人が任務に成功した」という文章が見つかったという。その首謀者である17歳の男子高校生が、宣伝過激主義罪 のかどで逮捕された。  しかし、この種のコミュニティは、名前を変えたり、暗号化することで地下に潜る傾向がある。ブルー・ホエールを撲滅するのは難しいだろう。そして、これは対岸の火事ではない。すでに日本に流入している可能性もあるからだ。 (文=中山介石)