中国のキャリアウーマンたちが、将来に備え、台湾に行って自分の卵子を凍結保存するケースが増えているという。香港のニュースサイト「東網」が6月5日に報じた。 中国では経済発展に伴い、若い女性たちが結婚よりも自身のキャリアを大切にするようになり、晩婚化が進んでいる。以前は、30歳を過ぎても結婚していない女性のことを“剰女”(残り物の女性)などとからかっていたが、今ではそれが当たり前となりつつあるため、最近ではあまり聞かれなくなっている。 とはいえ、1979年に中国で始まった「一人っ子政策」により多くの女性は一人っ子であることから、子孫繁栄を願う両親からの娘に対する「結婚→出産→子孫を残せ」という圧力は日本以上に強い。 そのため、今はまだ仕事に集中して、時期が来たら体外受精をしてでも出産できるよう、自身の卵子を冷凍保存して、将来の出産に備える女性が増えてきた。卵子も母体の加齢により“老化”するため、体外受精に成功する可能性が低くなってくる。そのため、若いうちに元気な卵子を取り出しておこうというわけである。 しかし、中国では法律により、独身女性が卵子の冷凍保存のような出産補助治療を受けることは禁じられている。既婚女性でさえ、体に特別な事情がない限り、認められていない。そこで、金銭的に余裕のある女性たちは、海外に行って卵子保存を行うようになっていった。 上海にある日系企業の駐在員は、近年の状況についてこのように語る。 「海外での卵子保存が広く知られるようになったのは、2013年に女優の徐静蕾(シュー・ジンレイ)がアメリカで卵子の冷凍保存を行ったことを公表してから。以来、アメリカへ向かう中国人女性の数が増加していきましたが、その費用は1万ドル(約110万円)以上と高く、渡航費や現地滞在費も加えると、その金額はさらに増えることになる。よほどの高給取りや裕福な家庭の娘でもない限り、おいそれとできるものではありません」 「東網」によると、そこで中国人女性たちが目をつけたのが台湾。費用がアメリカの3分の1~4分の1で済み、言葉も通じ、技術的にも高いことから、台湾で施術を受ける中国人女性の数は、この5年で倍増しているのだという。 医療ツーリズムを成長戦略のひとつとして掲げる日本も、ここはひとつ、中国人女性の“金の卵”を獲得すべきかもしれない。 (文=佐久間賢三)イメージ画像(Thinkstockより)
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人身売買、二重婚、売春斡旋、すべては家族のため『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』
堕ちていく女は、劇映画としてはとても魅力的な題材だ。社会のシステムから転げ落ちていくことで、虚飾をはぎ取られ、ひとりの女としての生々しい素顔がさらけ出されていく。キム・ギドク監督の『悪い男』(04)や園子温監督の『恋の罪』(11)のヒロインは、堕ちるところまで堕ち、聖女のような輝きを放つことになる。だが、女優が演じる劇映画ではなく、現実世界を切り取ってみせるドキュメンタリーの場合はどうだろうか? 韓国とフランスとの合作ドキュメンタリー映画『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』は生きていくため、家族を食べさせるためなら、法を破り、命を危険にさらすことも厭わない、平凡なひとりの主婦の変身ぶりを追いかけていく。 ドキュメンタリー映画の醍醐味は、シナリオのない意外性のあるストーリー展開にある。『マダム・ベー』はカメラを回している韓国人監督ユン・ジェホすら予測できない、驚愕のゴールが待ち受けている。主人公となるマダム・ベーは、「えっ、この人がヒロイン?」と思うほど垢抜けないオバさんなのだが、我々には到底マネできない決断力と行動力を発揮し、ユン・ジェホ監督に「私を撮りなさい」と告げる。 本作の序盤は、まず中国の寒村から始まる。北朝鮮出身の主婦マダム・ベー(仮名)は10年前にここへ売られてきた。北朝鮮で夫、2人の息子と一緒に暮らしていたが、生活苦から脱北して1年間限定のつもりで中国へ出稼ぎに向かった。ところが鴨緑江を渡って着いた中国の村で、「仕事があるよ」と騙されて遠く離れた農村へ外人妻として売り飛ばされてしまう。プレス資料によると、20~24歳の女性は日本円で約11万円、25~30歳は8万円、30歳以上だと5万円で売買されているらしい。マダム・ベーは当時37歳だったから、わずか5万円。安い……。 マダム・ベーが嫁として売られた中国の農家は見るからにビンボーそうな、中国夫・義父・義母との共同生活。マダム・ベーは腹を括って、ここでお金を稼いでから、帰郷することに決める。だが、働けど働けど、生活は楽にはならず。マダム・ベーはカメラに向かって告白する。「脱北者は身分証がないから、働いても安い。だから悪いことにも手を出すようになる」と。 マダム・ベーは自分と同じような脱北者たちを中国経由で韓国へ送り出す手引きをする闇ブローカーとしてお金を稼ぎ、また北朝鮮で製造された覚醒剤の売買にも手を染めたと語る。脱北してきた若い女性たちをカラオケボックスに派遣して、性サービスをさせる女衒業にも乗り出す。北朝鮮から売られてきた家族想いの平凡な主婦だったマダム・ベーが、ギラギラと生命力をたぎらせるヤリ手ババアへと覚醒していく。欲望まみれのマダム・ベーには、不幸な過去を背負った弱々しい影はみじんも感じられない。北朝鮮を脱北後、中国の農村に外人妻として売られたマダム・ベー。彼女自身も闇ブローカーとして暗躍する。
マダム・ベーの中国の農村での生活だが、貧しいながらマダム・ベーは中国夫や義母から気遣われていることが分かる。マダム・ベーが闇ブローカー業に精を出している間、中国夫は「オヤジ、お前はもっと働け」と実の父をどやしつける。義母からも「嫁が嫌がるから、室内でタバコを吸うんじゃないよ」と責められる。義父は脱北妻よりも立場が弱い。カメラに向かって話すシワシワ顔の義母の言葉が泣かせる。「息子は4人いて、3人には中国人の嫁を見つけることができたが、この子には見つけることができなかった」。お金で買われて連れてこられた中国の農村だったが、マダム・ベーは人間扱いされた生活を送っていた。北朝鮮と中国に2つの家族を持つ、マダム・ベーの奇妙な二重生活をカメラは収める。 中盤以降はまるで予測できない展開に。マダム・ベーはやはり北朝鮮に残してきた2人の息子のことが気になる。母子一緒に暮らすため、まずは息子たちに北朝鮮から韓国へと脱北するよう指示を出す。さらにはマダム・ベー自身が韓国を目指すことに。親身に接してくれた中国夫と義母に事情を話すマダム・ベー。脱北者は国籍がないから、今のままでは中国夫と正式に結婚することができない。だから一度韓国へ行き、そこで脱北者として認められれば韓国籍が手に入る。そうすれば中国夫の正式な嫁になれると。こんな口約束を誰が信じるんだろうと思っていたら、中国夫と義母はあっさりOKした!! 彼らは人を疑うことを知らないのか、それともマダム・ベーのことを心から信頼しているのか……。 マダム・ベーが進む脱北ルートが壮大だ。中国大陸をずんずんと南下して、ラオスやタイの国境を越えるというもの。そしてタイから空路もしくは海路で韓国を目指す。『西遊記』の三蔵法師も、『深夜特急』の沢木耕太郎もびっくりの“シルクロード”ならぬ“脱北ロード”。しかもマダム・ベーは、同じように脱北してきた女性たち(中には子連れも)を伴ってのキャラバンを組む。なぜかカメラを持っていたユン・ジェホ監督も巻き込まれて、マダム・ベーたちと一緒にラオスの険しい山々を越え、タイの危険な“黄金の三角地帯”を潜り抜け、河を渡る超絶サバイバルツアーに挑む。フジテレビの『NONFIX』がいつのまにか『水曜スペシャル 川口探検隊』へとシフトチェンジ! ジェホ監督は一行についていくので精一杯で、カメラを回す余裕はほとんどない。中国夫と義母。彼らにしてみれば、人身売買は犯罪ではなく「お金を払った上に脱北者を受け入れた」行為だった。
大冒険ツアーの結果、マダム・ベーはタイへの不法入国を果たし、目論みどおりにバンコクの難民支援センター経由で、韓国へ送られることに。韓国では国家情報院から北朝鮮のスパイでないかどうかの尋問を受けた後、念願叶ってソウルで息子たちと一緒に暮らすことになる。バンコクの難民支援センターで別れてから2年後、ジェホ監督はソウルでマダム・ベーと再会する。浄水器の清掃業をしている彼女は、ソウルにどこにでもいる生活に疲れきった主婦となっており、中国で闇ブローカーとして目をギラギラさせ、ラオスやタイの国境を命懸けで越えてきたマダム・ベーとは別人のようだった。息子たちと一緒に暮らすという夢を実現させ、電化製品に囲まれた豊かな生活を送るマダム・ベーだが、もはやあの猥雑さを感じさせる生命力の輝きはどこにもない。 ギャスパー・ノエ監督の『アレックス』(02)は人生のドン底からいちばん美しかった時代へと時間を巻き戻してみせたが、マダム・ベーの場合は彼女の人生のピークは一体どこにあったのだろうか。彼女の人生は喜びと哀しみが複雑にマーブル状に入り交じっており、簡単には判別できない。物語の終盤、マダム・ベーはテレビ電話で、今も中国の農村で暮らす中国夫と会話を交わす。そのときの彼女は生活に疲れた退屈な主婦から、声を弾ませたひとりの女に戻っている。 (文=長野辰次)韓国のソウルで実の息子と暮らすことになったマダム・ベー。多大な労力とお金を支払って手に入れた幸せだったが……。
『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』 監督/ユン・ジェホ 撮影/ユン・ジェホ、タワン・アルン 配給/33BLOCKS 6月10日(土)より渋谷イメージフォーラムほか全国順次公開 (c)Zorba Production, Su:m http://www.mrsb-movie.com
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講堂にマットレスを敷き詰め、キメセク! 豪名門大学の伝統「乱交パーティー」の実態とは?
オーストラリアの名門大学で伝統的に行われていた“乱交パーティー”の実態が明らかとなった。 問題となっているのは、同国最古の歴史を持つシドニー大学のセント・ポールズ校だ。同校は、第21代豪大統領のゴフ・ウィットラム氏をはじめ、政財界に優秀な人材を輩出してきたエリート校として知られている。 そんな名門校で、ひそかにふしだらな行為が繰り広げられていた。 英紙「デイリー・メール」(電子版)によると、キャンパス内にある講堂「ロジャーズ・ルーム」にマットレスを敷き詰め、現役学生らがアルコールや違法薬物の影響下のもと入り乱れる、乱交パーティーが習慣的に開催されていたというのだ。 このパーティーの運営は、非常に織的なものだったようだ。 男子学生がパーティーに出席するには、髪の色、肌の色、体重など、定められた基準をクリアした女子学生を連れてくることが条件となる。一方、女子学生は男子学生の招待なしには、パーティーに参加することはできなかった。そのため、一部の女子学生は、このパーティーに招待されることを望んでいたという。 しかし、ある女子学生の証言によれば、パーティーに参加した女子学生がセックスをするのは、必ずしも招待した男子学生とではなく、先輩学生の相手をしなければならないことなどもあったようだ。 また、同校の学生の間では、女子学生の性行為の経験人数や性癖についての根も葉もない情報、性交渉を持った男女の組み合わせをネット上で公開。さらに、女子学生を性的な内容で侮辱するような演劇も催されていた。こうした状況下でうつ病を患い、自殺した女子学生もいるという。 学生らは、自らのキャンパスが公序良俗に反した状況にあると認識していながらも、自らがこうした攻撃の標的にされるのを恐れ、声を上げることができなかったようだ。 加えて、同校の男子学生らの強固な団結力も、これまで問題が露見しなかった一因のよう。女子学生と交際していた校外の男性が、男子学生たちに集団暴行を受けるという事件も起きている。女子学生は、自身の交際相手が暴行を受けたことに関し、校内のアドバイザーに相談したが、「何も言わないほうがいい」と口止めされたという。 古くは早稲田大学のスーパーフリー、最近では慶応大学の広告学研究会など、日本でも大学サークル内での集団性犯罪事件は後を絶たない。しかし、キャンパスまるごとがスーフリ化していたとは、開いた口がふさがらない……。デイリー・メールが報じた、セント・ポールズ校の“乱交パーティー”の様子
男子トイレに侵入し、ミニスカで立ちション! 女子大生の悪ふざけ卒業写真に批判集まる
9月に新学期が始まる中国では、間もなく卒業シーズンを迎える。この時期になると仲間内で卒業写真を撮る習慣があるが、近年は趣向を凝らした写真がはやっている。 とにかく目立とうという、若者の奇をてらった写真は後を絶たないが、そんな中、四川省成都市にある成都中医薬大学の卒業生が撮った写真が物議を醸している。 問題の写真を見てみると、同大の女子学生5人が日本の女子高生風のコスプレでミニスカートをはき、男子トイレの小便器で立ちションポーズを取っている。また別のカットでは、小便をしている男子学生を取り囲んで眺めている。この男性はきまりが悪そうで、まるで羞恥プレイである。男子トイレの小便器の前に立つ女子学生たち。小便をしているという演出なら、スカートをまくり上げたほうがリアリティは増すのだが……
ネット上では「思い出作りなんだから、別にいいじゃないか」「なかなかの美脚揃 い」などと擁護する声もあるが、「ふしだら極まりない」「もし逆に男が女子トイレで撮影してたらどうなるの?」といった批判的な意見まで、さまざま。中には「日本のAVを見すぎだろ!」と、お決まりの日本責任論を展開する者も……。 しかし、記念とはいえ、なぜここまで卒業写真にこだわるのだろうか? 上海の大学に在籍する日本人留学生は、こう指摘する。 「政権批判につながることへの懸念から、集会が禁止されている中国では、若者が集って騒げるようなベントはあまりありません。日本のハロウィンのように、繁華街に若者が集まるなんていうこともできないわけです。そんな中国人にとって、卒業写真は ハメを外せる数少ないイベントなのです」 息苦しい社会に放たれる前の、最後のバカ騒ぎというわけか。 ちなみに2012年には、江蘇省蘇州市の若者が自殺を連想させる写真を撮影し、社会問題となったこともある。たわいのない思い出作りとはいえ、度が過ぎると、お上の逆鱗に触れて取り締まりの対象となってしまう可能性もある。卒業生たちには、節度をわきまえて楽しんでもらいたいものだ。 (文=中山介石)小便をしている男子学生を囲む、羞恥プレイ
ぜんぜんエロくない!? 純粋な少女マンガが描く、ソープ嬢の日常『お風呂のお姫様』
関東ローカルな話で恐縮ですが、僕がよく行く「おふろの王様」というスーパー銭湯のチェーンがありまして、特に「スーパージェットバス」の泡ジェットが腰に効いて最高なんです。 今回ご紹介する作品『お風呂のお姫様』は、名前こそ似ていますが、スーパー銭湯とは全然関係なく、お風呂はお風呂でもソープランドが舞台。「ここは吉原、私はソープ嬢です」というオープニングナレーションで始まる、ソープ嬢がヒロインのマンガです。 風俗をテーマにしたマンガは世にたくさんあります。しかし、その多くはオヤジ向けの劇画誌で描かれており、エロエロでギラギラしてますよね? それに対し『お風呂のお姫様』は純粋な少女マンガ作品である、というところが珍しいのです。ソープがテーマのマンガでありながらもエロさはなく、むしろエレガントさすら漂っています。 主人公のソープ嬢、桃世(本名:青山朋美)は3年前に失踪した父親が残した借金の返済のため、母親に内緒で吉原のソープランド「ジュリエット」で働いています。そう、ワケアリなんです。 母親には広告代理店で働いていると偽りながら、日々ソープで稼いで借金返済の毎日。そして借金を返済したあかつきには、マンションを購入し、苦労が絶えない母にプレゼントする、そんなささやかな夢を持っています。イマドキ珍しい、親孝行な娘さんですよね。 こういうお仕事ですから、当然ながら、いろいろな客がいてストレスもたまります。例えば、時間を延長せず店外デートに持ち込もうとする客、難癖をつけて料金を値切ろうとする客、嬢をだまして身ぐるみはがそうとするホストくずれなどなど……。こういった面倒くさい客、セコい客に対しても笑顔とプロ根性で乗り切ります。すべてはマンション購入のために! しかし、ようやく借金を完済し、マンション購入の夢に向かって前向きに生きようとした矢先、桃世に最大の危機が訪れます。そう、DVを繰り返し、借金を作って失踪したはずの父親が、桃世の前に再び現れたのです。桃世がソープの人気嬢であるという情報をつかみ、金をたかろうとする父親。「300万円出さなければ、母親にソープで働いていることをバラすぞ」と脅迫してきます。自分の借金を娘に返済させた上で、さらに金をたかるとは、なんというクズ・オブ・クズな父親でしょうか。 金を出すことをかたくなに拒否する桃世に対し、仕事場(ソープランド)や母親のいる自宅にまで嫌がらせに来るクズ父親。ついに我慢できなくなった桃世は、夜の公園にクズ父親を呼び出し、直接交渉へ。手にはナイフを忍ばせて……。 果たして桃世は、自分の父親を殺めてしまうのか? ソープ嬢に幸せが訪れることはないのか? ラストシーンはぜひ、作品を読んでいただければと思います。 ちなみに、本作品は生粋の少女マンガだけあって、幸せとか夢とかが満載の泣けるソープ名言が数多く出てきます。最後にいくつかご紹介しましょう。 「みんな幸せになろう、私たち泡姫ですもの、きっといつか王子様が…」 「さあ仕事に戻ろう、私は私の夢を手に入れるために、できるならみんな幸せに、笑顔の未来が手に入りますように」 「私はあなたの2時間だけの恋人、ドアを出たら忘れていいの、それがこの街のルール」 最後のやつだけ、やたら現実的ですね……。結局、2時間制ってことですか。 (文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>) ◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから『お風呂のお姫様』(朔本敬子/CoMax)
偽バドワイザーにご用心! 中国「偽ビール製造工場」の内部映像が流出
キリンビールによると、2015年の世界のビール消費量は約1億8,378万キロリットルで、うち約24%を中国が占めるという。そんな中国で、偽ビール工場の映像がネットで話題となっている。 映像には、流れ作業でアルミ缶をやりとりしている複数の男女が映っている。その工程の一部では、素手で液体を缶に流し込んでおり、缶の表面をよく見ると「バドワイザー」と書かれているではないか! 世界的ビールブランドのバドワイザーは、かくも手作りにこだわっていたとは……。そうではない。これは、先日摘発された偽ビール工場で撮影されたものなのだ。 「新浪新聞」(6月2日付)によると、この業者はインターネットなどでバドワイザー社のプリントがされている缶を1つ当たり数円で購入し、ビールを詰めた後、格安で販売していたという。偽ビールの入手経路や、どの程度市場に流通していたかなどについては、現在捜査中だという。 バドワイザーは中国語の公式ホームページで、偽ビールを見分ける方法として、缶の表面の凹凸・缶のプリントの色合い・炭酸の量・味の薄さなどを挙げ、注意喚起を行っている。 広東省在住の日本人男性(39歳)は、中国の偽ビール事情についてこう話す。 「この手の偽ビールは、水や炭酸水を多く入れて量をごまかしていることがほとんど。主にカラオケやクラブなどで、客が酔っ払ってきたころを見計らって出されるんです。アルコール度数が低いので客の消費量も増え、店側も利益が大きい。私も日本のビールやギネスなどを頼んだ際、ニセモノをつかまされたことがあります。単価の高い海外ブランドのビールは、特にニセモノが多いようです。ただ、これまで出回っていた偽ビールは、拾ってきた空き瓶に注入して栓がされたものがほとんどで、ニセモノに警戒して瓶ビールは避けるという人もいましたが、缶ビールにまでニセモノが登場するとは……」 昨年9月には、バドワイザー社のロゴをプリントしたビール缶を販売していた業者が摘発されており、業者はこの缶を偽ビール製造業者に卸していたことを認めている。こんな国では、うかつに酔っぱらうこともできない……。 (文=青山大樹)ネットに流出した映像の一部。女たちが次々と缶にビールを入れている
林で用を足すつもりが、ついうっかり……中国で未成年の「野外出産」が増加中
経済発展とともに都市部では晩婚化が進む一方で、農村部では少女たちの出産が後を絶たない。 「北京青年報」(5月30日付)などによると、5月26日、浙江省の公安局にタクシー運転手から通報があったという。タクシーは病院に向かっていたが、客の少女は乗車して早々「トイレに行きたい」と言いだし、運転手が車を止めると、林の中に入っていった。運転手は乗車賃を受け取っていなかったため、外で立って待っていたが、少女はなかなか戻ってこない。そして十数分が経過した頃……なんと、赤ん坊の泣き声が聞こえてきたというのだ。 通報を受け、すぐさま消防隊員が駆けつけると、少女がうずくまっているのを発見。手と足は血だらけで、地面には生まれたばかりの赤ん坊が横たわり、激しく泣いていた。林の中で出産した15歳少女
少女いわく、用を足すつもりが、赤ん坊が出てきてしまったのだという。消防隊員は家族と連絡を取ろうとしたが、少女は多くを語らない。とにかくこのままでは赤ん坊によくないので、ひとまず病院へ。命に別状がなかったのは幸いだが、少女は父親が誰なのか、口を固く閉ざしたままだという。 こうしたケースは珍しくない。2016年には、同省湖州市で開催されていたU18女子バレーボール大会の試合中に、選手が出産するという珍事件も起きている。「捜狐体育」(2016年3月28日付)によると、観客が体育館横のエリアで、生まれたばかりの赤ん坊を発見した。そばにいた少女の足は血で汚れていたが、一目でバレーボール選手ということがわかった。 この少女は、遼寧省のバレーボールチームに所属。同チームといえば、オリンピック出場選手を輩出するほどの強豪だ。少女は、別のチームの試合を録画する担当で、その最中に便意を催しトイレに駆け込むと、赤ん坊を出産したという。その後、赤ん坊を体育館横のエリアに移すと、試合が行われていたコートに戻り、引き続き撮影を行っていたのだという。この少女も少女だが、妊娠に気づかなかった監督や親もすごい。 中国では長年続けてきた一人っ子政策を撤廃したことで、出産のハードルが下がっている。未成年少女たちの出産は、これからますます増えていくかもしれない。 (文=中山介石)へその緒は、自分で切断したのだろうか……
“出会い系バー”で話題の前文科省事務次官「買春疑惑」にお相手女性・同僚官僚が猛反論!
今週の注目記事・第1位 「気をつけろ! ジョージ・ソロスの『アメリカ売り』が始まった」(「週刊現代」6/17号) 同・第2位 「いま社内で何が起きているのか、東芝の最高幹部がすべて話す」(「週刊現代」6/17号) 同・第3位 「検察審査会が動き出す『安倍総理』ベッタリ記者の『準強姦』」(「週刊新潮」6/8号) 「安倍首相ベッタリのジャーナリスト『素性』と『私生活』」(「週刊現代」6/17号) 同・第4位 「『引き裂かれた文科省』現役官僚たちの胸の内」(「週刊現代」6/17号) 同・第5位 「『加計スキャンダル』2大爆弾告白」(「週刊文春」6/8号) 第6位 「『伝説の裁判官』が語る、なぜ裁判官は政府に逆らえなくなったのか」(「週刊現代」6/17号) 同・第7位 「新興メディア記者が語る『ニュースの未来』」(「週刊文春」6/8号) 同・第8位 「仲間由紀恵の留守を狙い「田中哲司、3年目の浮気」」(「フライデー」6/16号) 同・第9位 「JR上野駅『痴漢転落死』は超一流ホテルの支配人だった」(「週刊現代」6/17号) 同・第10位 「1974年のコイケユリコ──都民ファースト代表が人妻の留学生だったころ」(「週刊ポスト」6/16号) 同・第11位 「オリラジ中田敦彦の『天皇・松本人志批判』に吉本大慌て」(「週刊現代」6/17号) 同・第12位 「正々堂々?/NHK有働由美子アナがひた隠す年下実業家との<続行愛>」(「週刊ポスト」6/16号) 同・第13位 「『安倍官邸』一強で日本が失ったもの」(「週刊新潮」6/8号) 同・第14位 「『加計スキャンダル』2大爆弾告白」(「週刊文春」6/8号) 同・第15位 「安倍官邸の『空気の研究』──日本政界に漂う『不気味さ』の正体」(「週刊ポスト」6/16号) 同・第16位 「NATOでも言いたい放題 トランプの危険な初外遊」(「ニューズウィーク日本版」6/6号) 同・第17位 「読売社員も困惑『政権べったり』前川前文科次官“醜聞”報道」(「AERA」6/12号) 同・第18位 「落武者?渡辺謙<大河出演>を発表できないNHK」(「週刊文春」6/8号) 同・第19位 「がんより怖い『誤嚥性肺炎』を防ぐ完全ガイド」(「週刊新潮」6/8号) 同・第20位 「ジャニーズ不良列伝」(「週刊文春」6/8号) 同・第21位 「『好きなアナ』『嫌いなアナ』2017」(「週刊文春」6/8号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ! 今週は週刊現代に読みごたえのある記事が多い。第4位まで現代がズラッと並んでいる。こんなことは珍しいが、やればできるということだ。天晴れ現代! まずは文春恒例(なぜこんなものをやるのか理解できないが)の、「好きなアナ、嫌いなアナ」。好きな女子アナは上から、水卜麻美、加藤綾子、夏目三久、有藤由美子、桑子麻帆。男のほうは安住紳一郎、桝太一、羽鳥慎一、武田真一、富川悠太。嫌いなベスト3は、女子は加藤綾子、田中みな実、水卜麻美。男は宮根誠司、上重聡、古館伊知郎。女子の場合、好きと嫌いが紙一重のようだ。KAT-TUNの元メンバーだった田中聖(31)が大麻取締法違反で逮捕されたが、文春は、ジャニーズ事務所には、これまでもこれからも不良たちがたくさんいると「不良列伝」をやっている。 ガキのうちにチヤホヤされ女が群がってくれば、まともには育たないこと無理はない。かわいそうなのは、アイドルを卒業してからのほうがずっと人生が長いということだ。世の中を舐め切った元悪ガキが世間の荒波にもまれて生きていくのは容易ではない。ジャニーズ事務所をやめた何百、何千の元アイドルの「その後」を追いかけたらおもしろいノンフィクションが書けると思うのだが。 新潮は誤嚥性肺炎がいかに怖いかを今週もやっている。中村勘三郎、豊田泰光、周富徳、藤沢秀行は、これで命を落とした。そうならないために喉の老化を防げという。カラオケやあご持ち上げ体操など、イラスト入りで鍛え方が出ている。一つだけ紹介しよう。「パンダの宝物」と一音ずつはっきりと発声する。これを毎日やるだけで違うというのだ。 渡辺謙が文春に「ニューヨーク不倫」を撮られてから、どうしているのか? 文春によれば、来年のNHK大河ドラマ『西郷どん』に謙が内定しているのだが、この不倫について謙が何も話さないので、NHK側も発表できなくて困っているという。謙さん、“ラストサムライ”らしくないぜ。 読売新聞が、前川前文科省事務次官が出会い系バーに通っていたという記事を載せたことが、大きな関心を読んでいる。 なぜ、大新聞が安倍官邸の提灯持ちをしてしまったのか。社内では動揺が広がっているとAERA(朝日新聞出版社)が報じている。 不買運動も広がっているという。元上毛新聞記者で民進党の衆院議員である宮崎岳志は「私が知る読売記者は『こんなことをやらされるなんて』と泣いていました。他にも、複数の記者が会社のやり方に怒っていて、『すべての読売の記者が同じだと思わないでください』と。8割はそういう良識のある記者でしょう。でも、越えてはならない一線を越えてしまった」。 今の巨人軍と同じだ。バカが一人いれば組織の評判なんて落とせる。いい見本である。 世界の指導者の中からワーストを選べば、トランプと安倍晋三は5位以内に確実に入るのではないか。安倍のひどさは今さら触れないが、パリ協定(気温上昇による被害を防ぐ国際社会の取り組み)を破棄する理由についてトランプは、「私は(製鉄や石炭で知られた)ピッツバーグで選ばれたのであって、パリではない」という理不尽としかいいようのないことで破棄した。 ニューズウィーク日本版は、トランプの初外遊はいいたい放題で危険なものだったと酷評している。 トランプはNATO首脳会議で、防衛費の負担が公平に行われていないと批判した。加盟国に負担の増額を求めたのはトランプが初めてではないが、「トランプは同盟国に対し、欧州を防衛することはアメリカの国益にかなうと断言しない初めての大統領だ。(中略)さらにトランプのこうした態度は危険を招きかねないものだ。同盟国の中にはアメリカへの信頼を失い、別のところと手を結ぼうとするところが出てくるかもしれない。アメリカと敵対する国々は、軍事攻撃をしてもアメリカは手を出さないと判断しかねない」(フレッド・カプラン)。 中国の習近平は、トランプの失態を見て手を叩いて喜んでいることだろう。多くのアメリカ国民もこの言葉を思い出しているだろう。「バカは隣の火事より怖い」。 ポストは時折、蘊蓄のある特集をやるが、今週の安倍官邸の空気の研究もその一環である。 だが今回のは、山本七平の『「空気」の研究』をベースに、これだけ不祥事が出てきているのに安倍の支持率がなぜ下がらないのかをあれこれやっているのだが、あまり説得力のある記事にはなっていない。要は、安倍のようなトップでも、現状を維持していてくれれば、まあいいか、という消極的支持の国民が多いということだろう。 だがその空気も変わりつつあることは間違いない。 6月1日、木曜日、久しぶりに読売新聞、産経新聞、朝日新聞を買って読み比べてみた。読売の一面トップは「五輪費1.4兆円 分担大枠合意」、産経は「米、パリ協定離脱へ」、朝日は「新学部、前次官と話題に 面会認める 圧力は否定 加計学園理事の内閣官房参与」。 朝日にはパリ協定離脱もアフガンでテロが起きたことも載ってはいるが、加計学園問題がトップというのは、意気込みは買うが、いささか違和感がある。重要性からいえば米、パリ協定離脱であろう。 では加計問題を読売と産経はどう扱っているのだろう。読売は4ページ目の政治の下に小さく「萩生田官房副長官文書記載日に面会 加計学園問題」とあるだけ。産経は5ページ目の総合で、安倍ベッタリ記者の筆頭格である阿比留瑠比記者が「民進よ、政治主導をお忘れか」と大きな見出があるその下に、「『加計国会』追及も証拠なく」として、前川喜平前文科事務次官の爆弾発言もあるが、「首相の関与を示すような決定的な証拠は得られず、手詰まり感が広がる」と、安倍政権に一点の曇りもないという見方。 今日の各紙の紙面には週刊文春、週刊新潮の広告があるからまだいいが、読売と産経の読者には、加計問題が安倍政権を揺るがす問題になっているということはわからない。新聞という公器が、これほど情報に差をつけること自体、安倍政権にとって何か不都合なことがあるのだろうと思わざるを得ない。 朝日が報道した内容は、文春で前川前次官が証言している「当時、加計学園の理事で内閣参与だった木曽巧氏が、私に会いに来て、『国家戦略特区制度で、今治に獣医学部を新設する話、早く進めてほしい。文科省は諮問会議が決定したことに従えばいい』と言われた」とほぼ同じだから、時系列的にいえば文春がスクープし、朝日が後追いして発売日と同時に出したということになる。さすが文春である。 前川の爆弾証言で安倍や菅は大慌てのようだが、中でも菅の前川攻撃はすさまじいと新潮が報じている。 「彼は異常だよ。とんでもない輩だ。だって、そういうこと(性交渉)を目的に店は客を集めてるんでしょ。そこで小遣いをあげている……。文科事務次官の立場にある人が最もやってはならない行為でしょ」 焦っている証拠だろう。官邸は、スノーデンが暴露したアメリカ国家安全保障局(NSA)のような役割をしている内閣情報調査室と公安警察に前川の活動監視を命じ、親しいマスメディアに書かせるという禁じ手を使ったのである。 新潮は、加計学園問題では農林省も内閣府に辟易しているとスクープしている。 なぜなら学部の開設は文科省だが、獣医は農林省が所管している。3月末に内閣府は国会審議のために加計学園問題の経緯をまとめた文書を作成したが、そこに、まだ正式に加計が選定される前の昨年12月8日の時点で、加計だけに獣医学部新設を認めると「文科相・農水相とも調整していた」と記されていたという。 内閣府は、自分たちだけの独断ではなく、農水省もこの問題に「加担」していたと「事実を捻じ曲げようとしたわけである」(新潮)。当然、農水省は内閣府に文書の訂正を要請したが、応じなかった。 次々に出る安倍官邸関与の重要証言だが、自民党内から「おかしい」という声が上がらないのはどうしたことか。その中で唯一、石破茂前地方創成相がこう語る。 「前川さんは記者会見という場で、あれだけ多くのメディアの前で、『行政が歪められた』と発言したわけですから、政府としては『いいえ、歪められておりません。なぜならば、かくかくしかじかで……』と説明すればいいだけの話。きちんとした説明をするのが政府の責任でしょう」 石破は、文書があるだとかないだとか、出会い系バーに行っただとかは、行政が歪められたのかどうかを判断するにはなんの関係もない。政府は公平公正に行政をやっていると説明することに専念すべきだという。この程度の発言が真っ当に思えてしまうぐらい、安倍政権は腐っているということだ。 「安倍内閣の支持率は41%となり、4月の前回調査から12ポイント減と大幅下落した」(北海道新聞6月1日付) 「安倍内閣の支持率は26.7%で、前回調査の52.1%から25.4ポイントも激減しました。12年12月の第2次安倍政権の発足以降、最低の水準に落ち込みました」(日経新聞・同) いよいよ世論を無視した安倍政権の終わりの始まりが見えてきたようだ。 NHKの有働アナが5歳年下で、静岡県内で空調設備会社をやっているカレと付き合っていることはよく知られている。 だがこのところ有働は、彼と別れたようなことをいっているらしい。それならとポストが張り込んだら、一緒にいるところをパチリ。 どうやら、有働は理事待遇であるエグゼクティブアナウンサーに昇格するかどうかという話があり、結婚報道で騒がれたくないからだという「見方」があるようだ。48歳だが、そのうちNHK会長にでもなるのか。 ところでテレビ東京が快挙! G帯週間平均8.6% 卓球効果で開局初の民放3位に躍進」だと6月5日(月)11時に配信したスポニチアネックスが報じている。 「テレビ東京の先週(5月29日~6月4日)のゴールデンタイム(午後7~10時)の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が8.6%を記録。民放3位に躍進したことが5日、分かった。テレ東がゴールデンタイムの週間平均視聴率で民放3位になるのは、1964年の開局以来初の快挙。順位は(1)日本テレビ(2)NHK(3)TBS(4)テレビ東京。NHKを含めると在京4位。これも開局以来初」 フジテレビの凋落は止まらないようだ。 松本人志というのはお笑い界の天皇だそうだ。その松本に、オリエンタルラジオの中田敦彦が噛みついたそうだ。 脳科学者の茂木健一郎が、日本のお笑い芸人は権力者に批判を向けたお笑いは皆無だと批判したところ、松本の出ているテレビに呼ばれ、いじられたそうである。それに中田が、公開処刑だと批判した。すると2人が所属している吉本興業が大騒ぎになり、松本に謝れと中田は言われているが、「僕も覚悟をもってやってますんで」と一歩も引かないというのだ。 なんのことはない、吉本の上層部はダウンタウンのマネジャー経験者たちで占められているから、松本を批判する奴は許さないと、忠誠を見せるためのようだ。こういうのをあほらしいというのだろう。日本のお笑い芸人が権力批判できないのは、誰でも知っていることである。 松本程度の人間を「天皇」にしてしまっては、松本自身にもよくない。まだまだ芸を磨かなくては、すぐに忘れられるぞ。 ポストが小池百合子都知事のエジプト・カイロ大学時代を現地取材している。小池は自著で、政府から支給される奨学金と観光ガイドなどで暮らす貧乏な大学生だったと書いているが、そんなことはなかったようだ。 父親が石油関連の仕事をし、カイロで店を持っていたこともあり、貧乏生活とは無縁の優雅なものだったそうである。 アラビア語の語学力はたいしたことはなかったが、4年で卒業できたのは、当時の大統領夫人や大物たちとのコネが強かったからだろうと現地で小池を知る女性が話している。 21歳の時、同じ大学にいた日本人留学生と結婚していた。だが、わずか3年で別れている。 これでわかるのは、アラビア語という当時では珍しい語学を学んだことが、小池を何やら大きく見せているようだが、その選択は正しかったということだろう。今でも遠くて遠い国だから、そこで何をして来ようと、日本までは伝わってこないからだ。 このところ痴漢とされた男が線路に降りて逃げるケースが増えている。その中には「冤罪」だが、捕まれば痴漢冤罪を晴らすことはなかなか難しいため、ここは逃げてしまえという男の心理もわからないではない。 5月11日にJR京浜東北線の車内で痴漢を疑われた男性が、JR上野駅の駅員室から逃亡し、近くのビルの屋上から転落死してしまった。 現代は、この男が都心にある超一流ホテルの支配人で、真面目な仕事ぶりでそんなことをする人では絶対ないと、そのホテルの従業員に語らせている。 本人が亡くなっているため、真偽はわからないが、現代が書いているように、30代の女性が寝ている横に座った男が、女性の手を触り、女性から「なんで手を触ったんですか?」「触っていない」と口論になった。上野駅で一緒に降り、男は断固否定していたが、客に取り押さえられ、駅員に引き渡されてしまったそうだ。 何かの拍子に彼女の手に触れたのかもしれない。手を触ったぐらい、と私は思うのだが、件の女性には痴漢行為と感じたのかもしれない。 駅員の目を盗んで逃げ出し、追い詰められて思い余って飛び降りたのか、飛び移ろうとして誤って落ちてしまったのか。 捕まれば何日も拘束され、冤罪だとわかっても職を失うことになるかもしれない。そうした立場になった時、私だったらどうするだろう。 フライデーが仲間由紀恵の亭主・田中哲司が3年目の浮気をしていると報じている。 「GW真っ只中の夜、閑散とする都内の高級住宅街を歩く異様な風体の男がいた。ハットを目深に被って顔の上半分を隠し、巨大マスクで残る下半分をカバー。しかも俯いて歩いているので、外からはまったく顔が見えない。それでいて服装はアディダスのジャージにトレパン、裸足にサンダルと若々しく、しかも手ぶらだ。映画『エルム街の悪夢』を彷彿とさせる“怪人”は、ほとんど人気のない大通りに出ると、ヌッと手を挙げた。そしてタクシーを拾うと、そこから10分ほど走った先で車を停めた。怪人の正体は俳優の田中哲司(51)。ドラマに引っ張りダコの売れっ子バイプレイヤーであり、国民的女優、仲間由紀恵(37)の夫である。実はこのGW、仲間は仕事で日本を離れていた。妻の居ぬ間にコッソリ、何者かと密会していたというわけだ。妻の不在を見計らい、しかも変装までして、会いに行ったのは木所雅子氏(仮名)――日本が誇るヘアスタイリストだった。4月スタートのドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』に出演中の田中。仲間が妊活に励んでいると言われているいま、『3年目の浮気』が発覚となれば、それこそ間違いなくクライシスだ――」(6/2配信のFRIDAYより) 妻が妊活中で、しかも知名度も抜群とあれば、男はほかに手を出したくなる気持ちはわからないでもないが、この後が大変だろうな。 文春の「新興メディア記者が語る『ニュースの未来』」が興味深かった。2013年に創業したオランダのネットメディア『デ・コレスポンデント』は、人口1,700万人なのに、月6ユーロ(約740円)を払う有料購読者が5万人超もいるという。 オランダの大手紙にいた人間が「ニュースを追うのはもうたくさんだ」と辞めて始めたメディアで、編集綱領は「広告収入に頼らない。従来の客観報道はやめて、書き手の怒り、疑問、喜びが素直に出た記事を出す。ニュースを追うのではなく、深い背景を抉るストーリーを追う」。このことを宣言してテレビでクラウドファンディングを呼びかけたところ、8日間で1万5,000人から100万ユーロが集まったという。 印象的なのは、パリで同時多発テロが起きた時、他のメディアが次々記事を流す中、このメディアは「我々はこの事件の意味を考えています。今日は何も公開しない」とSNSに投稿した。すると1万人以上から「いいね!」がつき、購読者が跳ね上がったという。 また記事を執筆する際に、あまり詳しくない分野については、「一日目にはこれを学んだ」「二日目には……」と読者とともに学んでいき、読者に質問し、そこで寄せられた情報も記事に取り入れたりするそうだ。 おもしろいのは、ニュースを作ることもするというのだ。ある銀行の経営方針を批判し、自分の口座をその銀行から移そうと思ったが、時間もかかるし面倒だった。そこで読者に呼びかけ「銀行口座を移そうと思うんだけど一緒にやる?」と呼びかけた。すると1万人が一緒に口座を移し、その週の大ニュースになったという。 それはそうだろう。日本でも1万人が特定の銀行から口座を移したら大騒ぎになる。だがそれはジャーナリズムではなく、アクティビズム(社会運動)だと言われたが、すべての良いジャーナリズムはアクティビスト(活動家的な)・ジャーナリズムだと思うと、このメディアの29歳の記者はいっている。 広告に頼らない、自分たちがニュースを作るというのはわかりやすいが、何か重大な事件や災害があった時、一度立ち止まって読者と一緒に考えるというのはおもしろいし、そうできれば問題の本質を時間をかけて掘り起こすことができるかもしれない。 ネットの発達で、時間に追われ、読者の喜びそうなニュースだけを追いかけ自ら消耗している大手メディアは、立ち止まってじっくり考えることを放棄してしまっている。こんなメディアがあったら、オレだって読みたくなる。 現代で連載している岩瀬達哉の裁判官追及、今回は裁判官は政府に逆らえないのかというテーマである。上の顔色ばかり窺う裁判官が多く、出世することこそが人生の目的と考えている輩が多いことはよく知られている。そのきっかけになったのは、札幌市郊外の長沼町に自衛隊のナイキ基地をつくることに、住民が起こした行政訴訟だった。 札幌地裁民事1部の福島重雄裁判長(当時39歳)が、憲法違反の疑いがある自衛隊のために、保安林を伐採することは問題であり、保安林指定解除処分の執行を停止するという判断を下した。 しかし、この決定が国側に告知されるまでの間に、札幌地裁のトップであった平賀健太所長が、決定内容を変更するよう福島に圧力をかけ、書簡を届けていたのである。 この平賀書簡がマスコミに流れ、それをきっかけに、第5代最高裁長官・石田和外のもと、政治的な立場を離れて平和と民主主義を守ろうと若い法律家が集まってつくった「青法協」に入っている裁判官への人事差別、いわゆる「ブルーパージ」が行われていくのだ。 福島は、青法協の機関誌の編集責任者を務めていた。以来、福島も家庭裁判所へ据え置かれた。出世を望むなら上や政府のいうことを聞かなければならないという不文律ができたのである。 文春が前川前文科省事務次官が頻繁に通っていた「出会い系バー」を取材し、バーで出会い3年間で30回以上も前川と食事したり、時にはタクシー代として5,000円もらったという26歳の女性を見つけ出し、話を聞いている。 新聞広告で見ると、前川前次官はやっぱり買春していたのか、文春よ、そこまでやるかと思ったが、読んでみるとそうではない。 要点だけを紹介しよう。件のA子は、その店へ無料で借りられるヘアアイロンや携帯の充電器目当てで来ていた。女の子はフリードリンクでフードが一品タダになる時間もあるので、そうやって時間つぶしをする子も結構いるらしい。 11年の冬に友人2人で来たところを前川に指名された。その日は3人でパフェを食べて別れたという。その後、彼女から連絡して歌舞伎町のダーツバーなどで友だち何人かと遊んだが、12時ぐらいになると前川はそそくさと帰っていった。 そのころは、文科省の偉いさんとは知らなかった。彼女は知り合いが死んで勉強に身が入らず、大学を辞めてキャバクラ嬢の体験入店などを繰り返している時期で、前川から「早く就職したほうがいい」といわれたそうだ。 百貨店の婦人服売り場で働くようになったときは、売り場にも足を運んでくれたという。その後、高級ブランド店に就職が決まった時は、友達と一緒に食事をおごってくれ、「何でも買っていい」と歌舞伎町のドン・キホーテへ連れて行ってくれたという。ドン・キホーテっていうのがいいね! A子の両親も前川の存在は知っていた。当然ながら文春も、2人の間には本当に肉体関係はなかったのか聞いているが、彼女は「ありえないですよ。私、おじさんに興味ないし」と否定している。 就職してから会う回数が減ったが、今年の1月、天下り問題でテレビに出ている前川を見て、官僚だったことを知ったそうだ。 A子は、取材に応じた理由をこう話している。 「記者会見のあった二十五日に、お母さんからLINEが来て『まえだっち(前川のあだ名=筆者注)が安倍首相の不正を正している』。それで、お父さんとテレビ見て『これは前川さん、かわいそうすぎるな』と思ってお話しすることにしました。(中略)私は前川さんのおかげで今があると思っていますから」 できすぎた話のようにも思えるが、文春によれば、前川は退職後、夜間中学の先生をボランティアでやっているそうだ。 売り上げ812億円、営業利益92億円を叩きだしている「優良企業の御曹司」(新潮)で、祖父は、私がいた講談社の近くにある男子大学生向けの寮「和敬塾」を設立した人物。村上春樹も大学時代はここに入寮していたという。 東大法学部を卒業したが、どうしても役人になりたくて家業を継がず、しかも、優秀な成績にもかかわらず文部省を選んだ「反骨の人」なら、こうした女性との付き合い方もあるのかもしれない。 現代で、文科省のベテランキャリア官僚は前川の今回の爆弾発言の真意について、「前川さんはあくまでも、われわれは誰のために仕事をしているのか、という『筋』を純粋に通したかった。根っからそういう人なんです」と語っている。 また前川の先輩だった寺脇研元文科官僚は、出会い系バーへ行っていたのは、前川は「実地調査が本当に好きなんです」と話している。 夜間中学、外国人学校、障害のある子どもや不登校児が通う学校、フリースクールなどへ身銭を切って通っていたという。 文科省の中堅キャリアは、「たとえ堅く口をつぐんでいようと、文科省の現幹部の多くが、内心で『前川さんは立派だ』と拍手を送っていることを、官邸が把握していないはずがない」という。 いよいよ官僚たちの叛乱が始まるか。 山口敬之という男を覚えているだろうか。元TBSワシントン支局長だったが、この男が、知り合いの女性ジャーナリストを誘い出し、酒(彼女は薬を盛られたといっている)を飲んだ。だが、彼女は急に意識を失って、気がついたときはホテルのベッドで全裸にされ、レイプされたと告訴した。「準強姦容疑」で山口に逮捕状が出て、逮捕寸前までいった。 だが、官邸に近い警視庁刑事部長がそれを握りつぶしたと新潮が3週間前に報じた。この山口も安倍ベッタリ記者の典型で、テレビに出て安倍擁護発言を繰り返していた。 この不起訴処分を諒とせず、5月29日、彼女は名前と顔を出して、検察審査会に審査を申し立てたことを公表する会見を開いたのである。 詩織、28歳。新潮のグラビアに「決意の告発」と題して彼女の写真が載っている。ハーフっぽい美人である。こんな美人が、顔をさらしてレイプされたと訴えるのだから、よほどの覚悟だろうと思わせる。 検察審査会は選挙権のある市民11人が選ばれ、捜査記録を調べたり検察官から意見を聴き取ったり、証人の尋問をする。 8人以上が「起訴相当」と賛成すれば起訴される。そうなれば検察官は再調査し、判断が覆らなければ審査会で再検討し、再び8人が「起訴すべし」となれば、容疑者は強制起訴される。 焦点は、菅官房長官と親しい中村格(いたる)警視庁刑事部長(当時)が、捜査の中止を命じたことが、「捜査の指揮として当然」(中村)だったのかどうかにある。 現代は、山口がザ・キャピトルホテル東急の上にある14戸しかない超高級賃貸マンションを事務所として借りていたと報じている。 2LDKで月額約200万円だという。元TBSの記者が借りられる金額ではないだろう。実家が裕福でないとしたら、その金はどこから出ているのか。このへんからも安倍官邸の影が見え隠れしているのである。 東芝が上場廃止寸前で喘いでいる。それを見ている盟友であったはずの米半導体大手ウエスタンデジタル(WD)のCEOスティーブ・ミリガンが、東芝が売り出している半導体事業を手に収めようと画策していると、現代が報じている。 このミリガン、相当なやり手らしい。東芝の最高幹部の一人が、ミリガン側の要求を受け入れられない内情をこう話している。 「(提示額が)安すぎる。それにWDが主張するようにマジョリティを握った場合、独占禁止法に抵触する恐れがあり、その判断のために事態が長期化しかねない」 東芝はこのままいけば半導体事業売却で手に入ると目論んでいた2兆円が入らず、上場廃止になる。 だが、メインバンクにしても経済産業省にしても、そうなれば株主の意向に左右されずに東芝の構造改革が進められると考えているようだ。 もっとも痛みを強いられるのが一般株主だが、致し方あるまい。東芝という巨艦が沈没寸前だが、今週の第1位は、あのジョージ・ソロスがアメリカという超大巨艦が傾くと考えて、アメリカ売りを始めたという話である。 ソロスはイギリス政府を相手に投資戦を挑み打ち負かした。97年にはタイ・バーツに売りを仕掛け、これが引き金になりアジア通貨危機が起こった。 そのソロスが率いるソロス・ファンド・マネジメントが5月に米証券取引委員会に提出した報告書に、「同ファンドがアメリカの代表的な株価指数であるS&P500に連動して価格が動くETF(上場投資信託)の『売りポジション』を増やしていることがわかりました」(在米ファンドマネージャー)。 アメリカ株が暴落すればするほど儲かる「売る権利」を大量に買い増しし、投資額は約330億円だという。 また、小型株でも「売る権利」を約500億円買い増ししたというのだ。 アメリカは一見景気がよさそうに見え、失業率も少なく、株も値上がりを続けている。しかし、「アメリカの家計の『借金漬け』が危機的な水準に達しています。家計の借金残高推移を見ると、今年3月末時点にはリーマン・ショック前の水準を超えているのです」(RPテック倉都康行代表)。 失業率が4%台ということは、完全雇用状態だが、それは労働者が移動しなくなっている証拠で、経済の先行きに希望が持てず、今の仕事から離れられなくなっている証左だという。 さらに6月にFRB(米連邦準備制度委員会)が利上げに踏み切ると見られている。借金して暮らしている人にとっては金利返済額が膨れ上がり、生活苦はさらにひどくなる。 その上、トランプのスキャンダルが明らかになれば、株価は暴落し、その余波は日本にも飛び火し、円高・株安になることは必定。 その危機は今月やってくるといわれている。トランプの断末魔が株の暴落を招く。ありそうな話である。 【巻末付録】 現代は「熊田曜子 円熟」「スノーボードトリノオリンピック代表 今井メロ MUTEKIデビュー」(要はAVに出るということ)。袋とじは「写真家・立木義浩が撮った 女優ヌードの時代」。佳那晃子、小柳ルミ子、加賀まりこなど。 ポストは巻頭で西田幸樹カメラマンの「9頭身女優・田中道子」。後半は「写真家 藤代冥砂と15人の女優たち」、安達祐実、井川遥、華原朋美など。「稲村亜美 ワイルドピッチBODY」「杉原杏璃 LAST LOVE」。袋とじは「秘蔵 妊婦ヌード初公開 大谷直子」。30歳の時、お腹が膨らんできたのを撮らせた貴重なヌード。 今週は妊婦ヌードこれだね。ポストの勝ち。 (文=元木昌彦)「週刊現代」(6/17日号、講談社)
「女体盛り」海鮮レストランでご乱行! 客がお箸で女性器をつまみ……
近年、インフレによる物価や賃料の上昇に人件費の高騰と、中国の外食産業は経営環境が厳しさを増している。生き馬の目を抜くような世界で生き残っていくことは容易ではない。経営者たちはあの手この手で客を引きつけようとしているが、時には肝心の料理の質とはまったく関係ないことも……。 「紅餐網」(5月28日付)などによると、山西省太原市の海鮮レストランでは、客寄せを目的に“女体盛り”イベントを行っているという。同店はビュッフェ形式なのだが、食材が並べられているのは横たわる女性の体の上。その光景に、男性客の目はくぎ付けだ。そんな中、トラブルが発生した。 一人の客が、箸でつまんだ寿司を女性の股間の上まで移動させ、わざと落とすと、それをつまみ上げた。まるで「バカ殿様」のコントのような行為だが、これに女性が激怒。立ち上がると、男に猛抗議。どうやらどさくさに紛れ、箸で女性器の“割れ目”をつついたようなのだ。周りが男性客だけだったことが幸いし、男はほかの客たちに守ってもらうような形で、なんとか難を逃れた。女体盛りイベントの様子
これに対してネットでは「食べ物で遊ぶと罰が当たるって母親に言われてたけど、やっぱりそうなんだね」「女体盛りって、そもそも体に触っていいんでしょ? このモデルはプロ精神に欠ける」「日本から学んだようだけど、日本のそれは文化だ」など、さまざまな意見が寄せられたが、「レストランが仕組んだんじゃないの?」「この男女は実はカップルで、店が300元(約4,800円)を出して雇った」などとヤラセを疑う声も多く、「店がヤラセを認めた」という書き込みもあった。いずれにせよ、この騒動によって店の注目度が上がったことは確かだ。 先日は、ビキニ客優遇のレストランをお伝えしたが(参照記事)、中国では最近、男心をくすぐるエロを利用した炎上商法が後を絶たない。その過激さは増す一方だが、当局から規制されないことを願うばかりだ。 (文=中山介石)男性客が箸で女性器をつまんだことからケンカに発展するが、ネットではヤラセを疑う声も
「俺は今、パンティーを干している」“元アウトローのカリスマ”瓜田純士のちんちんがセクハラ発言で大ピンチ!?
元KAT-TUNの田中聖容疑者が大麻で逮捕されたころ、“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士(37)は、下半身絡みのトラブルに悩まされ、別のクスリに走っていた! 「苦しくて眠れない日々が続いたが、因果応報かもしれない」と瓜田は反省中だ。 * * * 「いきなりステーキ」に、いきなり記者を呼び出した瓜田。先月会ったときよりも筋肉量が増しており、体が一回り大きくなった印象だ。 5月なのにタンクトップで、髪の毛は金髪。「ロッキー4のドルフ・ラングレンみたいですね」と伝えると、「どちらかというと、スタローンを目指してるんだけど……まぁ、いいか。とにかく今は増量のとき。代謝が良すぎて、食わないと痩せちゃうから、こうやってタンパク質を採りまくってるんですよ」と言って、ステーキを頬張りながら力こぶを見せつけた。 上腕35cm。前回計測時より2cmも増えている。 「心身ともに生まれ変わった瓜田を、これからはお見せしたい。今日も、元KAT-TUNの逮捕絡みで大麻の話とかを聞きたいのかもしれないけど、もうそういう子どもっぽい話はしませんよ。いつまでたっても成長しないな、と思われるのは嫌なんでね」 ステーキとハンバーグ計700グラムをたいらげて退店した瓜田が、夜風に吹かれながら、上空を見上げる。 「あれ? あんなところに新築マンションが。立地はいいけど大通り沿いだから、ベランダからパンティーを落っことしたら大変ですよね。こんだけ人通りが多いと、恥ずかしくて拾いに来られない」 スタイリッシュな瓜田の口から「パンティー」という破廉恥な言葉が飛び出したことに驚いていると、こんな小噺を披露してくれた。 「実はその呼称が原因で、嫁からも嫌われそうになったんですよ。洗濯物を干してる最中、嫁を冷やかしてやろうと思い、官能小説風に『俺は今、パンティーを干している』と言ってみたんですよ。そしたら『その言い方やめて!』と嫌がるので、もっと辱しめてやろうというドSな心が芽生えてしまい、『パンティーがダメなら、陰部隠しはどう? それがダメなら、割れ目布は?』とか言ってたら、嫁がしばらく口をきいてくれなくなってしまいました」 それからほどなくして、妻を辱しめたバチが当たったそうだ。 「その数日後から、急に下腹部がカユくなったんです。俺の竿が、ワニ皮みたいに肌荒れしてしまい、カユくてカユくてたまらないから、ムヒを塗ったら飛び上がるほどに痛くて七転八倒しました。そんなこんなで眠れない日々が続き、とうとう先日、病院へ駆け込んだんですよ」 場所が場所だけに男性医を指名したが、現れたのは、推定70代のベテラン女医だった。 「『どうしましたか?』と聞かれたので、『ちょっと下のほうが……』と答えたら、『下っていうと?』と聞かれ、『ちょっと、ちんちんがガサガサして……』『脱いでもらえますか』となり、クロコダイルのような物件を晒しました」 そして、辱めを受けたという。
「女医は俺の物件を診るなり、パソコンの横にあるマイクに向かって『ペニスに湿疹』と大声でアナウンスしました。処方箋を出すために音声入力ソフトに語りかけるシステムらしいですが、それにしても急にペニスという言葉を聞いたから、ビックリしたし、とても恥ずかしかったです」 ステロイドの塗り薬を処方され、何日か塗布するうちに完治したというが、結局、原因はなんだったのだろうか? 「それが今でも謎なんですよ。インキンなら塗り薬を塗ると症状がさらに悪化するらしいけど、それはなかった。女医が言うには『おそらく接触性皮膚炎じゃないか』とのこと。安い陰部隠しを穿くと、皮膚炎になることもあるらしい。まぁなんにせよ、嫌がる嫁にしつこく言葉責めをしたバチが当たったな、と思いました。因果応報ってやつですね」 今回の一件を機に、下着を一新し、同時に心のリフレッシュをもくろむ瓜田。 「不良っぽいことを語らせたら俺の右に出る者はいないけど、もうその手の話はしたくない。それよりも家庭を大事にしたいし、何があっても対応できるように心と体を鍛えておきたいんです」 実際、言動は大きく変わり、肉体もみるみるマッチョになっているが、さては格闘技に未練があるのだろうか? 「そのために体を作ってると言っても過言じゃないです。格闘技とは無縁な2年間を過ごしてきたけど、最近いろいろと状況が変わりつつあり、いつどこでどういうオファーが舞い込んでくるかわからなくなってきてる。だから『俺はいつでも戦えるぜ!』という意思表示だけはしておきたい。『丸くなったけど、イケイケだぜ!』と」 ある夢占いによると、ワニを殺す夢は「運命を切り開く力が沸いてくる暗示」なのだという。夢ではなく現実の世界とはいえ、股間のワニを退治した瓜田は、今まさに運気上昇中で、新たな戦いに打って出る好機が訪れているのかもしれない。 (取材・文=岡林敬太/撮影=おひよ) ※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。 http://www.cyzo.com/cat8/outlaw_charisma/ ※瓜田純士&麗子 Instagram https://www.instagram.com/junshi.reiko/

















