オードリーがやらかした! 昼の情報番組『ヒルナンデス!』の向こう側

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 オードリーが、やってしまった。『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の終盤、スタジオでは視聴者プレゼント用に家具メーカーから提供された椅子が、オードリーの2人によって紹介されていた。その椅子は30年以上売れ続けているロングセラー商品で、おしゃれなデザインが人気。何より、630万回以上のテストをクリアした、耐久性に優れたアームチェアだという。  そこでオードリーは、果たして本当に壊れないか試してみることに。春日俊彰がその椅子に体重を預けるように飛び跳ね始めると、若林正恭も悪ノリ。全体重が椅子にかかるように春日の肩を押さえつけ、さらに負荷をかけた。春日が体を揺らすこと6~7回。「バキッ!」という大きな音とともに椅子が壊れ、春日が倒れ込んでしまったのだ。  スタジオには悲鳴上がる。カメラは慌てて司会の南原清隆らがいるほうに向けられるが、一同唖然。わずかな間の後、すかさず水卜麻美アナが頭を下げ、フォローした。 「大変申し訳ありません。使い方は正しく守ってください」  若林が青ざめながら「壊れましたぁ」と言うと、たまらず小島瑠璃子が身をくねらせて爆笑、南原はやや顔をひきつらせながら笑った。CMが明けてもスタジオは「やってしまった」という、ある種、異様な雰囲気。「謝ってくださいよ」と南原が春日に振ると、普段よりややかしこまった様子の春日が言う。 「普通あんな使い方しないですからね。バカヤロウですよ、わたしはね!」  そして、若林は「でも……よく見たら、壊れてなかったですよ」と、とぼけてみせた。メーカーのご厚意で提供されたものを壊してしまうという大失態。おそらくオードリーは大目玉を食らうことになっただろう。  だが、視聴者からすると、めったに見られない生放送ならではのハプニングに胸が躍る面白さだった。どこか、80~90年代にとんねるずなどのイケイケの芸人たちが、「やってはいけないこと」を無視して暴走し、胸をときめかせてくれたことを思い出した。  実は、オードリーがメチャクチャやっているのは、何も今回に限ったことではない。『ヒルナンデス!』水曜日の人気コーナー「ドケチ隊が行く!激安店ツアー」では、毎回ハチャメチャだ。特に若林の自由で悪ふざけあふれる進行は、目を見張るものがある。それに呼応して、春日もやりたい放題。ふざけまくりなのだ。このコーナーはそのタイトル通り、激安店に行き、ドケチなメンバー(=ドケチ隊)が、いかにお得な買い物ができるかを競うというもの。メンバーは春日のほか、松本明子や重盛さと美。そのほか、ゲストが加わるときもある。  そこで、オードリー同様、いや、それ以上にはじけているのが松本明子だ。松本といえば、やはり若林司会の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で「自己中で大問題ばかり起こしちゃった先生」として登壇し、「寮では全裸で生活していた」「よかれと思って、放送禁止用語を連呼した」「先輩の衣装をフリマで売った」「寝ている息子を密かに舐めた」などヤバいエピソードを語り、大きな話題になったばかり。だが、松本のヤバさは、すでにこのコーナーで早くから見せつけていた。  たとえば、「ドケチ」ゆえ、下着もギリギリまで買い替えないという松本は、若干破れても使うと言いだす。さすがにそんなわけないと若林らが疑うと、今日も破れたブラジャーだと言い、若林を奥に連れて行き、実際にそれを見せるのだ。若林は、あまりのことに身をくねらせて爆笑。その横に、さも当たり前のような表情で立つ松本。毎回のようにそんなわけのわからないノリの、全編コントのような展開が続くのだ。  恒例といえば、松本の「全力モノマネ」もすごい。毎回、「ドケチ隊」にモノマネを披露させ、合格なら試食などができるという流れがある。通常であれば、ここでオチ要員に使われるのは春日だ。だが、「ドケチ隊」では違う。意外と芸達者な重盛が割とちゃんとしたモノマネで「合格」すると、今度は春日。微妙なモノマネでスタジオが苦笑する中、ギリギリ「合格」。そして、最後に披露するのが松本だ。彼女はエド・はるみや永野、ですよ。、鳥居みゆき、天津木村といった抜群の人選の芸人たちのネタを全力で完全コピーするのだ。見たことがない人は、それがどれくらいのものかわからないかもしれないが、軽く見積もっても、その想像の倍以上の全力さだ。長きにわたってバラエティ界に生き続ける底力を見せつけるその全力さは、まさに圧巻。すごみすら感じさせる。だが、若林は食い気味に判定する。 「不合格!」  とにかく、このコーナーずっとハチャメチャだ。  いま、お笑い系の番組は、深夜を除けばほとんど見ることができない。特にお昼となれば、情報系番組ばかりだ。だからよく「お笑い芸人が本領発揮できる場所がない」などと言われる。だが、実はそんなこともないというのは、この「ドケチ隊」を見ればよくわかる。情報系番組は裏を返せば、しっかり情報さえ伝えれば、あとはある程度、自由が許されるもの。その制約の中で、いかに全力でふざけられるか。そこが芸人の腕の見せどころだ。冒頭のハプニングが単に「やらかした」というものではなく、心底笑えるのは、ルールの中で全力でふざけているからだ。    最初からノールールでやりたい放題では面白くない。そのルールを全力ゆえに思わず踏み出してしまったから面白い。情報番組の“向こう側”には、お笑い芸人にとっての金脈が眠っているのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

中国版『ファイト・クラブ』!? ナイトクラブで開催中の“半地下”格闘技がアツい!

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リングは八角形の金網で囲まれている総合格闘技方式
 中国の格闘技というと、少林寺拳法、ブルース・リーやジャッキー・チェンなどの映画で見るような、互いに激しく打撃を応酬し、時にアクロバティックに宙を舞う武術くらいで、プロレスや総合格闘技はテレビのスポーツチャンネルなどで海外の試合がたまに放映されるだけ。だから中国人は一般的に格闘技には興味がない、と思っていたのだが、そうではないらしい。
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2階席から試合を見る観客たち。意外に、若い女性も多いようだ
「華西都市報」(2月15日付)によると、四川省成都市で地下格闘技が開催され、話題になっているという。場所は市内中心部にあるナイトクラブ。そこで毎週末の夜、格闘技の試合が行われている。一晩に2~3試合あり、入場料は80~100元(約1,400~1,800円)。ルールはボクシングあり、K-1ルール、総合格闘技あり。2015年11月のスタート以来、すでに50試合以上の“肉弾戦”が繰り広げられている。  気になる出場選手たちだが、こちらはプロの選手ばかりというわけにはいかず、アマチュアの格闘技愛好家も多い。本職は教師やタクシー運転手、カメラマンそして学生などさまざまで、試合に勝つと主催者側から500元(約9,000円)の賞金を受け取ることができる。  1階席はリングの間近で、2階席からはリングを見下ろすようにして観戦できるので、観客は試合の迫力をそのまま堪能できる。彼らが求めるのは、玄人好みの関節技の応酬ではなく、激しい打撃による派手なノックアウトや流血戦。時には、興奮した観客による飛び入りの試合も行われるという。  ナイトクラブという施設内の開催で、しかも会場内で賭けが行われるわけではないため、主催者側はこれを地下格闘技ではなく、“半地下”格闘技と呼んでいるようだ。
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会場には、現地在住らしき外国人の観客も
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マッチメイクは、実力が伯仲している選手同士。流血や意識を失うほどのノックアウトもしばしば
 大会の規模は徐々に大きくなっており、先月初めからはトーナメント方式の選手権を開催中。優勝者には合計で5万7,800元(約104万円)もの賞金が出ることから多くのプロ格闘家が出場しており、タイからもプロボクサーが参戦する予定だという。  規模が大きくなると心配になってくるのが、当局からの締め付け。報道によると、中国ではボクシングなどの格闘技の試合を開催するには、当局の体育部門に申請する必要があるという。また、リング外でのケンカや賭博などが絡んでくる可能性もあり、近いうちに関係部門からの調査、介入も予想されているという。  もし日本人選手が出場したら、ヒール(悪役)として大いに会場を盛り上げそうだ。当局の手入れが入る前に、誰か中国版『ファイト・クラブ』に出てくれないだろうか? (文=佐久間賢三)

気が遠くなるほど長い長いスローセックスの物語。ビートたけし主演のフェチ映画『女が眠る時』

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ウェイン・ワン監督によるミステリアスなラブストーリー『女が眠る時』。ビートたけし、忽那汐里が親子より年齢の離れた恋人を演じている。
 子どもの頃、友達の家に遊びに行って驚いた。麦茶の中に砂糖が入れてあり、ジュースのようにとても甘かったからだ。晩ご飯にはすき焼きが振る舞われたが、やはり砂糖がたっぷりと入っており、肉の味がまるでしなかった。家庭によってこんなにも食生活は異なるものかと、カルチャーショックを受けた覚えがある。大人になってから、再びカルチャーショックを味わった。付き合う女性によって、エッチに至るまでの手順がずいぶんと違うからだ。各家庭によって食生活が異なるように、セックスの在り方も異なるらしい。ビートたけし主演、ウェイン・ワン監督作『女が眠る時』は、この世界には様々な性愛があることを描いたユニークな作品となっている。  香港出身のウェイン・ワン監督は、ポール・オースター脚本による『スモーク』(95)がミニシアター全盛期の日本でも大ヒットした国際派監督だ。NYブルックリンの一角にあるタバコ屋を舞台にした群像劇『スモーク』は孤独な都市生活者同士の心温まるちょっといい話が綴られたが、日本のリゾートホテルを舞台にした『女が眠る時』はビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリらのアンサンブルによって多種多様な愛の形が浮かび上がる。「こんなフェチズムがあったのか」という意外な発見を楽しむことができる。  小説家・健二(西島秀俊)の目線によって、このフェチズムの物語は語られていく。健二は処女作が文学賞を受賞してベストセラーになったものの、第2作はパッとせず、第3作を書こうにも題材が見つからずにいる。妻で文芸誌の編集者である綾(小山田サユリ)と共に海沿いのリゾートホテルに1週間の予定で滞在し、新作のアイデアが降りてくるのを待っていた。この休暇が終われば、健二は専業作家を続けるのを諦めて、定職に就くつもりだった。そんな悶々とした精神状態の中、ホテルのプールサイドに佇む異色のカップルが目に焼き付く。手足のすらりと長い若い女・美樹(忽那汐里)の横には初老の男・佐原(ビートたけし)がはべっている。佐原は美樹に日焼け止めクリームを全身隈無く塗るなど、甲斐甲斐しく世話を焼いていた。クリームを塗る手つきは、明らかに親子ではない。小説が書けずにいる健二は、綾の外出中ずっと佐原と美樹の行動を付け回すようになる。
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作家の健二(西島秀俊)は怖いもの見たさで、コワモテの男・佐原(ビートたけし)に近づく。どこまでが健二の妄想か現実か曖昧な世界だ。
 忽那汐里のうなじに生える産毛を、ビートたけしが剃刀で剃毛するシーンがひどくエロチックだ。なめらかな肌を剃刀の刃が滑っていく快感と少しでも手元を誤ると血が吹き出すというドキドキ感が、健二だけでなく観客の目線も釘付けにしてしまう。佐原と美樹の関係が気になって仕方がない健二は、カーテンを閉めずにいる2人の部屋を終始覗き見するようになる。さらに覗き見だけでは物足りず、部屋の中に忍び込むやベッドの下に潜み、2人のやりとりに耳をそばだてる。望遠レンズが手放せない『裏窓』(54)のジェームズ・スチュアートから、クローゼットの中に隠れて他人の本番行為を垣間みる『ブルーベルベッド』(86)のカイル・マクラクランへと西島秀俊は変態度を強めていく。西島の意識を介して観客は知る。映画とは覗き見願望(スコポフィリー)を満たしてくれる合法的なメディアであるということを。  リゾートホテルの近くにある民宿のオーナー・飯塚(リリー・フランキー)もかなりの変態だ。民宿のロビーにはたくさんの写真が貼ってあり、幼い頃の美樹と佐原が一緒に写っている1枚がその真ん中に飾ってあった。写真をしげしげと見つめていた健二に、ふいに飯塚が話し掛ける。「タイツとストッキングの違い、分かるか?」と。突然のエロ問答に健二は答えに窮する。飯塚は脚フェチらしく、“何デニール”のタイツにいちばん興奮するかについてのひとり語りを始める。「週刊SPA!」で連載されているみうらじゅんとの対談「グラビア魂」の世界なわけだが、初対面の男からいきなりマニアックな下ネタを振られるというのはかなり不気味だ。妻とのノーマルなセックスがマンネリ気味で倦怠期にある健二は、自分が今まで知らなかった様々な性癖を巡り歩くことになる。  いろんな愛の形が描かれる本作だが、いちばんディープなのはやはり佐原が若い美樹に抱く欲情だろう。佐原は美樹と血は繋がっていないが、美樹が幼い少女の頃からずっと面倒を看てきた。そして美樹がベッドに横たわり、眠りに就く様子を毎晩欠かさずにデジカメで撮影している。「君は若くて無垢な女が寝ているところを見たことがあるか?」と健二と顔見知りになった佐原は説く。健二は佐原が撮り続けた美樹の寝顔の画像集を見せられるが、健二の目にはどれも同じ画像にしか思えない。しかし、美樹のことを愛して止まない佐原には、一枚一枚が違って感じられる。美樹のその日の体調や2人のやりとりによって、美樹の寝顔は微妙に異なる。そのささいな違いが、佐原には愛おしくて堪らない。
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佐原は破滅願望の持ち主。「いつか、この子が私を裏切る日がくる」と美樹(忽那汐里)が姿を消すことを予感している。
 川端康成が『眠れる美女』で描いたシュナミズムの世界なのかと思いきや、佐原の場合はそれだけではなかった。美樹の寝顔を毎日眺め、彼女が少しずつ成熟した女になっていく匂いや肌つや加減をハラハラしながら見守っている。いわば、佐原はひとりの少女が女になるまでをずっと視姦し続けるという、長い長いスローセックスを楽しんでいたのだ。いつか美樹は佐原を棄てて、外の世界へと旅立っていく。美樹が本当の女になった瞬間が、佐原にとっての射精である。佐原は美樹が自分のもとを去っていく日に怯えながらも、実はその日を心待ちにしている。  傍から見ると、コワモテの男・佐原によって若い美樹は拘束されているように映るが、それは健二も同じだった。妻の綾は健二に新しい小説を、しかも売れるものを執筆するよう要求している。ホテルの部屋から外出できる自由はあるものの、健二の生活は綾によってコントロールされているのと何ら変わらない。でも綾に言わせれば、強制されて締め切りを設定されない限り、作家という人種は永久に仕事をしないのだという。夫のことを愛しているからこそ、あれこれ口を挟み、束縛するのだと。  佐原が美樹に抱いている劣情は限りなく父子の愛情に近い。そして綾が健二に注ぐ愛情は、編集者であり作家の妻であれば当然のものだろう。では、一体どこからがノーマルな愛情で、どこからが歪んだ性愛なのだろうか。その境界線はそれぞれの夫婦や恋人たちによって、ずいぶんと異なるものらしい。 (文=長野辰次)
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『女が眠る時』 原作/ハビエル・マリアス 脚本/マイケル・K・レイ、シンホ・リー、砂田麻美 撮影/鍋島淳裕 監督/ウェイン・ワン  出演/ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ、新井浩文、渡辺真紀子、リリー・フランキー  配給/東映 PG12 2月27日(土)より公開 (c)2016 映画「女が眠る時」製作委員会 http://www.onna-nemuru.jp

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「秘密の質問」は、実は狙われやすい!? Google研究結果でわかった“特に危ない質問”とは

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 久しぶりに利用するウェブサービスだと、パスワードを忘れているかもしれない。そこで「パスワードを忘れた人はこちら」のリンクをクリックすると、「秘密の質問」が表示されることがある。アカウント作成時に設定したプライバシーにまつわる質問を表示し、正確に答えられたら本人確認ができたと判断し、パスワードをリセットできるようにするものだ。  Googleでもかつては「秘密の質問」を使い、アカウントを復旧できるようにしていたが、2012年から段階的に廃止した。そしてGoogleは昨年、「秘密の質問」に関する研究結果を発表した。  実は、この「秘密の質問」はセキュリティとしてはリスクが大きい。パスワードがわからなくても、その人のメールアドレスと「秘密の質問」の回答がわかれば、誰でも不正アクセスできてしまうからだ。「好きな食べ物は?」や「お母さんの旧姓は?」といった項目を登録したことがある人は多いだろう。SNSや各種のコミュニケーションツールに登録していると、母親の旧姓がバレる可能性が出てくる。英語圏のユーザーでは「好きな食べ物は?」の回答を一発で見破られる可能性は19.7%と高い。もちろん回答は「ピザ」だ。韓国であれば、10回チャレンジすれば、好きな食べ物を当てられる可能性は43.2%にもなる。 「生まれた都市は?」という質問は、英語圏では10回チャレンジで成功率は6.9%と低いが、韓国なら39%と跳ね上がる。電話番号やマイレージ番号を聞く質問だと可能性は低くなるが、逆にこれらの答えとして本当の番号を設定せず、ウソの番号を登録している人が37%もいる。そして、そのウソの番号は実は推測されやすく、突破されてしまう可能性が高くなるのだ。  では、難しい質問にするとどうだろう。「生まれた都市は?」という質問では80.1%の人が認証に成功している。しかし、「最初に持った電話番号は?」では55.2%、「図書館の貸出カード番号は?」では22.5%しか成功しない。つまり、不正アクセスも防げるが、アカウントを復旧できなくなってしまう人も増えるのだ。  もし「秘密の質問」を登録しているウェブサービスがあるなら、チェックすることをお勧めする。可能であれば、「秘密の質問」は削除してしまおう。携帯電話番号やSMS、メールアドレスで認証する方法を選んだほうがいい。「秘密の質問」が必須の場合は、絶対に推測されない回答にしよう。好きな食べ物なら今までで一番まずかったものとか、母親の旧姓なら初恋の人の名字とか、SNSで公開していない情報にしておくといいだろう。 (文=柳谷智宣)

エクササイズのはずが……エロすぎる“カップルヨガ”動画に「もはやSEXだろ!」

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 カップルヨガをご存じだろうか? これは、本来ならひとりで行うヨガのポーズを、2人1組になって行うヨガをいう。「パートナーヨガ」とも呼ばれ、忙しくてすれ違いやすいカップルが心と呼吸を合わせることで、心身ともにリフレッシュしながら絆を深めていくものだ。  アメリカで誕生したこのヨガは、日本をはじめ世界各地でも徐々に浸透してきている。一方、韓国では、動画サイトを通して“エロすぎる”として知名度が高まっている。  最近も、ある女性が画面の前にいる男性を相手にカップルヨガを優しく指導するという動画が流行(http://tunenow.info/lCiBpsf8Y8o/-360-vr-1-1-.html)。セクシーな衣装に身を包んだ美女が、映像序盤から股を大きく開くなど、そのエロさは折り紙つきだ。昨年末の公開から、すでに100万再生を突破する人気動画となっている。  一方、韓国でカップルヨガ人気の先駆けとなったのが、製薬会社・現代薬品が自社のビタミン飲料の広告として、2014年末からYouTubeで公開している動画だ(http://www.insight.co.kr/newsRead.php?ArtNo=49784)。ヘソや胸元が強調されたスポーツウエアを着こなした美女と、中肉中背のおっさんが黙々とカップルヨガをこなしている姿を見ることができる。
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 講師役である女性の指示を受けて、男性がカップルヨガに挑戦する真面目な動画なのだが、そのカメラワークとヨガのポーズがとにかくエロい。美女の、突き出されたお尻や、これでもかと強調する胸の谷間。明らかに男性器が押し付けられている動作など、一つひとつのポーズの際どさに、韓国ネット民も「何がヨガだ。これはもはやSEXだろ(笑)」「早速、今夜やってみなくては」などと、盛大な拍手を送っている。  この動画は、YouTube内の累計再生数500万を突破。正直、ビタミン飲料とカップルヨガの関連性を探すのは難しいが、「エロで釣る」という現代薬品の広報は大成功を収めたといえる。 「健全な精神は、健全な肉体に宿る」というが、韓国で推奨されるカップルヨガでは健全な肉体を作ることはできるが、精神面は実に不健全になりそうだ。

春節名物の爆竹が爆弾化!? 中国男児、誤爆で指8本吹き飛ばされる

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爆竹で負傷した河北省の男児の手。手のひらが裂け、指も取れかかっている
 国内外でさまざまな騒動が巻き起こった中国の春節シーズンも、22日の「元宵節」(春節から初めての満月を祝う日)を迎え、幕を閉じた。この間、連日伝えられていたのが、邪気払いとして用いられる爆竹による事故だ。  2月3日、黒龍江省では、4歳男児が手に持っていた爆竹が爆発、指1本を負傷した。さらに、失明の危機に瀕している(東北網)。  また河北省でも、爆竹の爆発により男児の指が吹き飛ばされ、顔面にも重傷を負うという事故が起きている。男児は、春節で使用するために保管されていた爆竹の束にライターで火をつけてしまったという。その後、地元の病院に救急搬送され治療を受けたが、結果的に両手の指は2本を残し、すべて吹き飛んでいたことがわかった(頭條新聞)。  湖北省十堰市では同22日、重さ数トン分の爆竹を運んでいた貨物車が、高速道路のトンネル内で横転。爆竹に引火して、約30分にわたって大爆発を続けた。幸い運転手は避難して無事だったが、爆発の衝撃でトンネルの内壁が破損しており、崩落の危険がないかどうか、現在調査中だという(中国網)。  中国事情に詳しいフリーライター吉井透氏は、多発する事故について次のように話す。 「そもそも中国の爆竹は、日本のものと比べて火薬量が非常に多く、爆発力が大きい。さらに、そのほとんどが春節前後に消費されるため、農村部の季節労働者によって間に合わせで作られている。闇工場による粗悪品も多く、非常に危険です。最近ではロケット花火型のタイプが人気で、高層マンションのベランダでも爆竹や花火をする人が多く、これが原因で火災も毎年多発している。また、子どもの間ではマンホールに爆竹を投げ入れる遊びがはやっていて、マンホールに充満するガスに引火して爆発するという事故も起きています」  毎年の春節シーズンには、爆竹や花火を原因とした大気汚染も問題となっており、都市では禁止令も出されているが、やはりコレがないと年が越せない!? (文=青山大樹)

月収10万円を切ることもザラ!? 「映画とはぜんぜん違う」韓国ヤクザ社会の厳しい現実

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『卑劣な街』(ジェネオン エンタテインメント)
 韓国では、暴力団に関するニュースが頻出している。最近も、昨年11月に江原(カンウォン)で凄惨な流血事件が勃発していたことが明らかになったばかり。総勢29人の男たちが明け方の駐車場を舞台に、バットや角材のみならず、斧や刀まで持ち出しての大乱闘を始めたのだ。まるでヤクザ映画のワンシーンのようだ。  事件の様子は駐車場に備え付けられた監視カメラによって一部始終が録画されていて、事件から3カ月がたった2月17日、乱闘参加者17人を一斉検挙。逃げ延びた12人の行方は、現在も追跡中だ。  一般人への迷惑を顧みない問題行為だが、実際には、韓国における暴力団の数は減少傾向にあるという。  昨年9月時点で、韓国警察が把握する国内暴力団の数は213組であり、構組員は5,342人。日本の約2万2,300人(2014年度/警察庁発表)と比べて4分の1ほどと、意外に少ない。  また、韓国刑事政策研究院が発表した資料によると、彼らの稼ぎも実に少ない。月に500万ウォン(約50万円)以上稼ぐことができるのはわずか20.8%で、36.6%が月収100万ウォン(約10万円)を切る、厳しい経済状況なのだ。  さらに、新人の場合はもっと悲惨だ。給料の支払いは、微々たる“情熱ペイ”方式。これは、経験を積ませるという名目で先輩の仕事を手伝わせ、一般社会の最低賃金をも下回る給料しか与えないという搾取の構図だ。多くの下っ端組員は、一般人への恐喝などで生活をするしかないのが実情といえるだろう。    その結果、暴力団に入った組員の多くが抱く感想が「映画やドラマと違う」というものであり、逃げ出す者も後を絶たない。しかし、簡単に辞めることも許されない。  実際、2月11日には組から足を洗おうとしたキム氏(25)をバットで殴打するなどのリンチを加えた容疑で、同じ組のチョン容疑者(29)と取り巻き3人が拘束されている。    事件は、刑務所に収監されていたキム氏が、出所と共に足を洗おうと再就職先を探していたことに端を発する。キム氏はカタギの道に進むことを組に報告するのだが、彼に与えられたのは祝福ではなく、暴力だった。  チョン容疑者はキム氏の意思を聞くと、「脱退する組員は、ケジメをつけなければならない」としてバットで殴りかかり、彼の顔や頭に全治4週間のケガを負わせたのだ。さらに、身の危険を感じたキム氏が逃走すると、組員を動員してその行方を追わせるなど、執念を燃やしたという。  韓国でもヤクザ映画は人気ジャンルのひとつだが、創作の世界と現実は、天と地ほどの差があるようだ。

農村出身恋人の実家で出された家庭料理に「吐き気がする」!? 上海人の“勘違い”選民意識に批判殺到!

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女性が思わず「吐きそう」とつぶやいた料理。確かに、見た目は貧相だが……。
 春節を恋人男性の実家の農村で過ごした上海出身の女性が、ネット上に「別れたくなった」と書き込んだことが、大きな話題となっている。  つぶやきとともに投稿されていたのは、彼の実家で出されたという料理の写真。ステンレスの器に無造作に盛られた料理は、春節のごちそうというイメージからはかけ離れたものである。彼女はこの料理に関し、「吐き気がする」というコメントも残している。  女性は1988年生まれで、外資系の人事部で働く、父も母も上海出身という生粋の上海人だが、交際して1年になる男性は、江西省の農村部出身だ。女性は、仕事がよくできて外見も好みの彼を気に入っており、結婚も視野に入れていたというが、彼の帰省についていったことで、気が変わってしまったようだ。  このつぶやきは、投稿から1週間以上がたった今でも、ネット上で論議を呼んでいる。中国版Twitter「微博」上では、 「お前の3代前の先祖だって、貧乏だったんじゃないのか」 「男と結婚するんであって、男の家に嫁ぐわけじゃない。2人が頑張って生活をよくしようとすればいい話。嫌なら付き合う必要ない」 「魚と肉があるじゃん。ほかにまだ何を食いたいんだ?」 といった、批判的な書き込みが。また「上海人は、自分たちが一番と思っていて、ほかの地域出身者をいつも見下している」と、選民意識を批判するような声もある。  一方で「育った家庭の文化水準や生活習慣の差がありすぎると、結婚生活は難しい」などと、彼女の肩を持つ書き込みも少なくない。  微博上ではこのほかにも、やはり農村部にある夫の実家に共に帰省した都市出身の女性が、立ったまま食事をさせられるなどといった男尊女卑的な扱いを受け、離婚を考えたという内容や、いわゆる「ニーハオ・トイレ」を避けて桶で用を足したという内容の投稿が話題となっている。  地域間の経済格差が一向に是正されていない中国。都市と農村、それぞれの出身者の間にも、深い溝が横たわっている。 (文=青山大樹)

何を選び、どこに集中させていくか――「週刊新潮」60周年の功績と、週刊誌の未来

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「週刊ポスト」(2/25号、小学館)
今週の注目記事・第1位 「自民党目玉候補 今井絵理子 同棲相手は『女子中学生をフーゾク店』で逮捕されていた」(「週刊ポスト」3/4号) 第2位 「清原和博と逮捕前まで一緒 ハーフ美女(22)父が仰天告白」(「週刊文春」2/25号) 第3位 「桂文枝<三枝改メ>との『20年不倫』を美人歌手が激白!」(「フライデー」3/4号) 第4位 「永田町の黒幕を埋めた『死刑囚』の告白<第1回>」(「週刊新潮」2/25号) 第5位 「元少年Aを直撃!『命がけで来てんだろ? お前、顔覚えたぞ!』」(「週刊文春」2/25号) 第6位 「マイナス金利『預金封鎖』に備えよ」(「週刊現代」3/5号) 第7位 「元ミス・インターナショナルを支援した安倍昭恵[首相夫人]の責任」(「週刊ポスト」3/4号) 第8位 「血縁者が困惑する『高倉健』相続人養女の排斥主義」(「週刊新潮」2/25号) 第9位 「『ゲス不倫』辞職議員<宮崎謙介(35)>に『二重婚約』疑惑」(「週刊文春」2/25号) 第10位 「『不倫調査探偵との不倫』を本人に暴露された行列弁護士丸山参院議員」(「週刊ポスト」3/4号) 「佐藤ゆかり[衆院議員]と自民幹部の泥仕合」(同) 第11位 「『全身がんだらけ』の樹木希林はそれでもなぜ元気なのか?」(「週刊ポスト」3/4号) 【巻末付録】現代とポストのSEX記事の勝者はどっちだ!  今週はポストが元気だ。現代と違ってヘアヌードグラビアに力を入れず、その分を情報収集や取材に費やし、「選択と集中」したためではないかと、私は思っている。  スクープは文春という、文春一人勝ち状態を脱して生き残るためには、少ない取材費の中から週刊誌の原点である、何を選び、どこに集中させていくかがこれからもっと大事になってくるはずだ。  まずは樹木希林が全身がんなのに、元気でいる理由に迫ったポストの記事。樹木は、2004年夏に乳がんが発覚し、05年1月に右乳房全摘出手術を受けたが、07年に再発。放射線治療を受けたものの、09年には副腎や脊髄にも転移が見つかっている。  樹木が07年から治療を受けてきたのは、鹿児島にあるUMSオンコロジークリニックというところだという。 「四次元ピンポイント照射の機械は全国に数台ありますが、同クリニックでは院長の植松稔氏が開発した独自の機械を使っています。患者をベッドに固定したままベッドをスライドさせて放射線を照射するもので、呼吸などによる“ズレ”がないため、狙ったがん細胞に強力な放射線を当てられる」(医療ジャーナリストの田辺功氏)  ただし健康保険が効かない自由診療のため、治療費は200~300万円ほどかかるという。  クリニックのホームページで、植松院長は次のように書いているそうだ。 「一つだけ確かなことがあります。それは、進行がんや、転移がんを確実に治す方法などこの世にはどこにもないのに、現実には治る人と治らない人にはっきりと分かれるということです。そして治った人、病気を克服した人は、ほぼ全員が無理ない形で医療の力を利用しながらも、最終的には自分の力で病気を克服しているということです。(中略)自分の身体の力でがん細胞と闘う免疫細胞にしっかりとスイッチが入ったということを示しています」  病は気からというのは、がんにでもいえるということのようだ。それと、ストレスをためないことだろうが、実際がんにかかると平常心ではいられないと思うのだが。樹木とて、眠れない日はあるのだろう。  自民党議員たちの暴言・放言が止まらない。極めつきは、自民党の丸山和也参院議員の「オバマ米大統領は黒人の血を引く奴隷出身」発言である。こんな人間が議員バッジを付けているかと思うと、情けない。即刻、議員バッジを外すべきである。こんな非常識なヤカラの首を取れないなら、野党の存在理由などない。  その丸山氏の「不倫」を、ポストが暴露している。女性との親密交際メールが流出しているという。  その相手とは、丸山氏がかつて顧問弁護士を務めていた企業の女性関係者だそうだ。それも、その企業は夫婦の不倫に関する調査を行う探偵事務所だというから、なんとも因果なものだとポストは嘆息する。  妻子ある丸山氏と、不倫調査探偵事務所の女性との不倫疑惑とは笑える。ポストの直撃に、くだんの女性はこう話している。 「年齢が年齢だからそういう関係にはならないと思っていましたが、好意は持っていたので拒みませんでした。『こんなことするんだ~?』と聞いたら、『するよ』と言っていました。行為には及んだんですが、女性を求める気持ちがあっても最後までは至らないようです」  彼女は「カズさんを傷つけるのは本意ではない」と言っているが、暴言問題に不倫では絶体絶命であろう。  ポストはこれ以外にも、佐藤ゆかり衆院議員(54)と、大阪府議で自民党枚方市支部長の出来成元氏(66)との間で起きている「政治資金収支報告書の不記載」をめぐる泥仕合を報じているが、詳しくは買って読んでください。  第9位も議員の話。今週の文春は宮崎謙介氏に「二重婚約」疑惑があると続報している。  A子さんは宮崎氏が議員になる前の11年に知り合い、宮崎氏が猛烈なアタックをかけ、和歌山県の熊野那智大社に一泊旅行に出かけたとき、「すごいタイプなんだ。一緒になろう、結婚しよう」と迫ったという。  彼女にはやりたいことがあったが、宮崎の妻になることを決意し、仕事も辞めてしまった。だが、宮崎氏がめでたく議員になってからは、なかなか会うこともできなくなったようだ。  その上、A子さんは、金子恵美子衆議院議員と宮崎の結婚を新聞報道で知るのである。彼女は愕然とし、宮崎に連絡を取るがなしのつぶて。いまだに説明も謝罪もないとA子の親友が憤っている。  こんな男と出会ったのが不幸で、結婚しなかったのがせめてもの救いだと慰めても、彼女は納得しないだろうな。  第8位は、おととし亡くなった高倉健の養女・貴氏(52)の話。新潮が報じているが、失礼だが、貴氏の評判が良くないようだ。  詳しい話は省くが、全財産を相続した彼女だが、高倉プロの専務を突然解任したり、高倉の親戚にもいまだに会わないというのである。  高倉プロを解体し、彼女ひとりだけで健さんの巡回追悼展を11月から始めるというのはいいとして、健さんのお墓がまだ決まっていないというのだ。 「養女にはせめてお骨だけでも分けてもらえないか、と弁護士を通してお願いしました。ですが、それも断られてしまいました。だから今現在、伯父の遺骨がどうなっているのか」(健さんの実妹の長男)  健さんは生前、鎌倉霊園と出身の福岡県に墓を造っていた。鎌倉は、江利チエミとの間にできたが亡くなった子どもを供養し、生前、死んだら一緒に入ると言っていたのだが、放置されているそうだ。  そして、福岡のお墓もそのままになっていると、姪の攝子は語っている。 「お母さん思いの伯父を一緒に眠らせてあげたいと私たちは考えたのです。しかし養女はそれを頑なに拒否した挙げ句、“貸し出しなら許す”という。(墓を守る)叔母が亡くなったら返してほしい、と。そんな失礼なことがあるでしょうか」  貴氏は「散骨する」と言っているようなのだが、実妹の長男もこう言う。 「善光寺に30年間も参り続けてきた信心深い伯父が、散骨なんて遺言を残すでしょうか。おまけに彼女は、お墓も売るよう伯父が遺言しているというのです」  しかし、その遺言があるのかないのかハッキリしないというのである。なにやら、やしきたかじんの未亡人と実の娘の争いのようになってきているようだ。  高倉健はこれからも日本人が誇る名優であり、日本の文化遺産である。いくら後を託されたからといって、健さんが眉をひそめるようなことだけはしてほしくないものだ。  お次は、安倍首相夫人・昭恵さん絡みのお話である。以前、週刊誌を少しにぎわせた、元ミス・インターナショナル世界大会で日本人として初めて優勝した吉松育美氏(28)が、大手芸能事務所の幹部であるA氏から、ストーカーや脅迫など複数の被害を受けていると主張して起こした「裁判」だが、2年の歳月を経て、決着がついたそうである。  吉松氏が自身のブログでこう言っている。 「これらの記事および発言は全て撤回し、これらの記事および発言については自分に非があることを認めます。これらの記事および発言によってA氏の名誉を棄損し多大なご迷惑をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます」  全面降伏のようだ。この件に、昭恵夫人が13年にミス・インターナショナル世界大会の審査員を務めた関係で、吉松氏と関わり、支援してきたことは以前報じられた。ファーストレディーの全面支援を得たことによって吉松氏は、A氏を威力業務妨害で刑事告訴と民事訴訟に踏み切ったのだ。  では、こういう決着がついたことに昭恵夫人はどう答えるのか? 「吉松さんが苦しんでいたのは事実で、そういう女性がいれば私は助けてあげたい。当時はマスコミも報じてくれなくて、私は正義感で行動したわけで……裁判で結果が出た以上、もうお話しすることはありません」  ポストならずとも、オイオイそれでいいのかよ、と言いたくなるのではないか。ときには間違った正義もあるのだから、「私の目が節穴でした」と、ひと言あって然るべきではないのか。  6位には、1本だけ入った現代の記事。日銀が導入したマイナス金利は極めて評判が悪いが、現代はこのままいくと預金封鎖まであり得る、それに備えよと警鐘を鳴らしている。  法政大学教授の小黒一正氏がこう言う。 「現在の金融政策は市場の金利形成を歪め、財政規律を弛緩させています。ですが、このまま政府債務の膨張が続くなか、インフレ率が顕在化して長期金利が上昇すれば、財政は危機的な状況に陥る可能性がある。その延長で、いま再びの預金封鎖がよみがえってくるリスクが出てきている。後世、この異常な金融政策の歴史は預金封鎖への前段だったとして刻まれかねない」  預金封鎖は第二次大戦直後、国民の資産を暴力的に収奪した政策だが、預金封鎖については一部の専門家やメディアも警鐘を鳴らし始めているという。 「たとえば昨年、NHKは『ニュースウォッチ9』で預金封鎖の特集を組んだ。同番組は情報公開請求をもとに政府の内部資料を入手。預金封鎖には、当時の膨れ上がった国の借金返済をすべて国民に押し付ける狙いがあったという恐るべき『秘史』を明らかにした。さらに、同番組は当時と現在の財政状況が『酷似』してきたことをグラフを用いて紹介。実は、預金封鎖が行われた戦後当時よりも現在のほうが、財政状況が悪化していることまで暴露したのである」(現代)  同番組のキャスターを務めていたのは大越健介氏。この件で降ろされたのか?  現代によれば「そもそも、マイナス金利政策とは、実はわれわれ日本国民の預金に対する間接的な『課税措置』である。その意味で、政府による預金補足はすでに始まっているということに、どれだけの国民が気づいているだろうか」と書いている。 「日銀がマイナス金利を課し、銀行を通して間接的にわれわれ預金者から分捕るカネの一部は、財務省(国庫)に納付される仕組みになっている。目下、マイナス金利の対象になるのは23兆円。これに0・1%のマイナス金利を課すと、日銀は銀行から230億円の金利収入を受け取ることができる。これが国庫に納入されるので、財務省にとっては230億円分を『増税』できた形になるわけだ」(同)  もはやギリシャと同じようになっているというのは、財務省OBだ。 「ギリシャでは負担策を受け入れるか否かで国論が大きく二分され、議会が紛糾した。日本でも同様の事態になる可能性があり、仮に負担策の受け入れを拒否した場合は、日銀による国債の直接引き受けをするしかなくなる。日銀が日本国債を直接引き受けるので、政府はいくらでも予算を確保できる『禁じ手』です」  そうなれば悪性インフレが猛威を振るい、ハイパーインフレが起こる。そうすると銀行は、引き出し制限という預金封鎖の第一段階を始めるといわれる。  そこまで極端なことはないと私などは思ってはいるが、なんでもありの安倍政権ならやりかねないかもしれない。  100万円を1年銀行に預けて10円の利子しかつかないのでは、引き出すたびに自分のカネが減っていくことになる。タンス貯金にする人が増えているため、金庫が売れているそうだ。資産も年金も減っていく時代に、どう生きればいいのか?  ポストは何を間違えているのか、巻頭で「なぜ『三菱』は最強なのか」という特集をやっている。  確かに三菱グループを集めれば世界最大かもしれないが、ポストでも書いている通り、三菱は過去から現在に至るまで「防衛産業を主軸に据えてきた」のである。戦前、戦中は軍部と結びつき、富国強兵を担って今日の三菱があるのだ。  今も安倍政権と寄り添い、軍需産業復活を目指している中心に三菱重工があり三菱商事があり、三菱UFJ銀行がある。  三菱と国は一体といってもいい。そんなグループを褒めそやす記事を作る神経が、私にはわからない。  ところで、週刊誌にこれほど注目が集まるのは久しぶりだ。年明けから連続してスクープを放ち続ける文春の力によるところ大であるが、今週は「元少年Aを直撃」が巻頭特集である。  元少年A(33)は1997年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件の加害者で、当時14歳。この事件で少年法が大幅改正されるなど、社会に与えた衝撃は大きかった。  Aは約7年間医療少年院で治療を受け、04年に仮退院し、翌年に本退院が認可され、社会復帰している。  Aが再び注目を浴びたのは、昨年6月に手記『絶歌』(太田出版)を出版したことだった。反響は大きく、発行部数は25万部に達しているという。だが、手記に対する批判も大きかった。出版に当たり被害者の遺族の了解を取っていなかったことや、贖罪意識に疑問を感じさせる記述が反発を呼び、当時小学6年生だった土師淳くんを殺された父親は「淳はこれによって二度殺されたようなもの」だと不快感をあらわにした。  文春は手記が出された頃からAを追い続け、モノクログラビアではAが自宅を出てバス停へ走る姿や、電車内で携帯電話を見入っているAの姿を掲載している。目隠しは入っているが、顔の輪郭から着ている服、スニーカーがはっきり写っている。実名は書いていない。文春は、Aを取材し続けた理由をこう書いている。 「医療少年院を退院したとはいえ、彼は出版物を自ら世に問い、ベストセラーの著者となった人物である。彼の著書に影響を受ける“信者”も少なくない。もちろん素顔や現在の名前をさらす記事が許されるべきではないが、一方で純粋な私人であるとは、とても言えないのではないか。そう考えた取材班は、昨年六月の『絶歌』刊行から半年以上、彼の取材を続けてきた」  そして1月26日、東京都内でAを直撃している。文春の取材に対して「何のことか分からない」「違います。まったく別人」だと否定し続けるA。  あらためてインタビューをさせてもらえないかと記者が、その旨を書いた手紙と名刺を渡そうとすると、Aの口調が一変し、記者ににじり寄り、こう言い放ったという。 「命がけで来てんだろ、なあ。命がけで来てんだよな、お前。そうだろ!」  身の危険を感じた記者が走り出すと、興奮したAは記者を全力で追いかけてきた。この日の数日後に、Aは東京を離れたという。  文春によれば、98年以降連続で少年犯罪の再犯者率が上昇していて、15年上半期は37%と過去最高だそうである。  また、淳くんの父親の言うように「重大な非行に対しては現行の少年法は甘すぎる」という批判も頷ける。  だがと、これを読みながら考え込んでしまう。匿名という隠れ蓑に隠れ、被害者に対して心から反省しているとは思えない手記を書いて金儲けをする中年男への怒りは、私にもある。  そうした社会の怒りを背景に文春がAを追いかけ回し、写真を公表することが、Aの再犯を抑止することになるのだろうか。かえって彼を追い詰め、自暴自棄にして再び犯罪を起こさせてしまわないだろうか。  私も関わった『元少年Aの殺意は消えたのか』(イースト・プレス)の著者・草薙厚子氏は、Aは社会的不適合を起こしやすい広汎性発達障害ではないかと推測している。広汎性発達障害は「生得的な脳機能の異変が精神の発達に影響をおよぼした結果、幼少期から成長を通じて日常生活上のハンディキャップを生じている状態」(京都大学医学部の十一元三教授)だそうである。  もしAがそうだとしたらという前提だが、草薙氏は「再犯防止の意味でも、いまとなってはいちばん重要である家族が中心となり、連携して支援システムを構築することが必要なのではないだろうか。そして遺族に手記の出版に対する謝罪と、今後一生をかけて償っていく具体的な内容を早急に示すべきである」としている。  ジャ-ナリズムの役割は、ここにこんな危険なヤツがいると鉦や太鼓ではやし立てることではないはずだ。その人間が二度と過ちを犯さないために、何ができるのかを提示することも大切だと思う。  確か、少年Aの母親の手記『「少年A」この子を生んで』は文藝春秋で出したはずだ。文春は、Aと両親とを会わせる努力をしたのだろうか。  新潮が60周年を迎えた。初めての出版社系週刊誌として世に出て、新聞社系週刊誌全盛時代を終焉させたパイオニアである。  その新潮が「永田町の黒幕を埋めた『死刑囚』の告白」を掲載している。死刑囚から届いた一通の手紙という書き出しを見て、あの大誤報を思い出した。  朝日新聞阪神支局を襲った真犯人のスクープ手記と大々的にうたったが、結局、真っ赤なウソだとわかって、大きな批判を受けた。  今度は大丈夫なのだろうか? そう思いながら読み進めた。  手紙の主は、東京拘置所在監の暴力団組長、矢野治死刑囚(67)。死刑判決を受けた事件は、03年に発生した暴力団同士の抗争。矢野の指示を受けた組員がスナックで飲んでいた相手方のナンバー2を射殺するために銃を乱射し、一般人たちまで殺してしまったため、共謀共同正犯で逮捕され、極刑を言い渡されたのである。  その矢野が、斎藤衛氏殺害を告白したというのだ。彼が「オレンジ共済組合事件」の際、国会で証人喚問されたとき、私も週刊誌の編集長だったのでよく覚えている。この事件は、国会議員を目指していた友部達夫が92年に「オレンジ共済組合」を設立、高配当をうたった金融商品を売り出した。100億円近い資金を集めたが、資金は友部の私的流用に消え、配当は続かず組合は倒産、彼は詐欺容疑で逮捕された。  だが、その間の95年、彼は参議院選に新進党から出馬して当選している。その際、比例名簿順位を上げてもらおうと政治ブローカーを使い、工作資金約5億円が新進党に流れたといわれる。そのブローカーが斎藤氏であった。  斎藤氏は暴力団の企業舎弟で、その頃、矢野と知り合ったという。このオレンジ共済事件は結局、未解決となり、斎藤氏は政界の「黒幕」といわれたが、その後姿を消してしまったのだ。  家族から捜索願が出されたが杳として行方が知れず、手がかりもなかった。矢野死刑囚が言うには、斎藤との間で金銭トラブルがあり、それがこじれて殺したというのだ。  死体を始末した人間の名前まで書いているが、以前のことで懲りているのであろう新潮は、 「矢野の証言は極めて具体的だった。もっとも、彼の告白目的が、新たな事件の立件化による死刑執行の先送りにあるのも間違いないだろう。毎日新聞の記事(斎藤氏が行方不明になっているというもの=筆者注)や、業界の話で斎藤の失踪を知り、架空の殺人事件をでっち上げている可能性も完全には否定できまい」 と、“慎重”なのである。それに同様の手紙を警視庁目白警察署にも送っているのだ。目白署の刑事が東京拘置所で矢野に対する事情聴取を行ったが、その後、警察は動いていないという。  そこで新潮は、死体遺棄役とされた矢野の組の元構成員を探し出すのである。このあたりは、新潮の取材力に脱帽である。そして固い口をこじ開け、その人間から全容を聞き出すことに成功するのである。  良質のミステリーを読むがごとくである。だが、死体はひとつではなく、2つ出ると矢野は言っていたという。2つ目の死体とは何か? 次号が楽しみである。  なぜ警察は動かなかったのか。95年以降の殺人事件には時効が廃止されたから、死体遺棄役が死体の埋まっている場所に案内すれば、逮捕されることはないのか。いくつかの疑問はあるが、なかなか読み応えのある記事である。  新潮は60周年を記念して「週刊新潮への祝辞と愚痴」を組んでいるが、どうも面白くない。新潮にスキャンダルを書かれ、みんなの党代表から失脚し、落選した渡辺喜美氏、息子のスキャンダルの余波を受けてレギュラーを失ったみのもんた氏、徳田虎雄氏から借金したことをスッパ抜かれて都知事の座を失った猪瀬直樹氏など、新潮には恨み骨髄のはずの人たちが、恨み言は言うが、意外に温かいコメントを寄せている。  これは、これからはお手柔らかにという腹づもりと、60年間築いてきた新潮への信頼感があるのではないか。週刊誌系として初めて出された新潮の功績は大である。それに続いた文春、現代、ポストは新潮の後を追い、切磋琢磨してきたのだ。  日本の政治は独裁色を強め、大新聞やテレビは権力のポチに成り下がっている今、週刊誌の役割の重要性は、ますます増してきていると思う。安倍首相は「日本に言論の自由がない? 日刊ゲンダイを見てみろ」と言い放ったが、彼に、日本の言論の自由は週刊誌を見ればわかると言わせてやろうではないか。これからも頑張れ、週刊誌!  第3位。フライデーが上方落語の重鎮、桂三枝改め桂文枝師匠(72)の「20年不倫」をスクープしている。仲良く湯豆腐を食べていたり、リラックスした格好で彼女とのツーショット写真が載っている。彼女は00年に演歌歌手「紫艶」という名前でデビューした。  この記事は師匠と彼女の仲がおかしくなり、彼女がフライデーに告白したのではない。どういう経緯かわからないが、SNSに彼女がアップした写真が“流出”したのを、フライデーが入手したようだ。  彼女のウリは演歌歌手なのに90cmの巨乳。フライデーから写真を見せられた彼女は観念したのだろう、師匠とのなれ初めを語り始めた。  師匠とは18の頃から20年も交際しているそうだから、38になる。大阪で師匠の単独公演があったとき招かれ、その後食事に誘われ、男と女の関係が始まったという。彼女が東京でデビューしたときには、師匠が名付け親になってくれたそうだ。 「桂文枝さんは父であり、師匠であり、恋人だと思っています。私が親密になった男性は師匠だけ。師匠を超える人は出て来ないと思います。ただ今回の件で、師匠の奥さま、ご家族、関係者の方々など、いろいろな人たちに、ご迷惑をかけることになりました。この場を借りてお詫び申し上げます。責任はすべて私にあります」(紫艶)  なかなかしおらしい女性である。こう言われたら師匠も、彼女を捨ててカミさんの許へ戻るとはいかないのではないか。それとも愛妻家をやめて、彼女と所帯を持ちますか?  さて、覚せい剤で逮捕された清原和博の恋人が22歳のハーフ美女だというのは、よく知られている。彼女は銀座の一流クラブに勤めるナンバーワン・ホステス。文春によれば、彼女は現役の大学生でもあり、結婚はしていないが娘が一人いるという。父親は航空会社の役員で、母親はアメリカ人だそうだ。  彼女の父親がインタビューに答えているが、落ち着いた受け答えを読む限り、なかなかの人物のようだ。  娘も清原のことは好きなようで、今は弁護士と連絡を取りながら店は休んでいるそうだ。父親も清原と会っているそうで、その時、清原は相当緊張していたと話している。  清原がクスリを使ったのはセックスのためだという証言が多くあるが、だとすれば彼女とも使ったのではないかという疑問があるが、父親によれば、警察には呼ばれていないという。 「いろんなマスコミに、娘もクスリをやっているかのように取り上げられて困っているので、できれば早く警察に出頭を要請してもらって、事情を聞いてもらいたいと思っているぐらいです」(父親)  クスリの常用者で全身刺青、バツイチの清原だが、意外なことに父親は、清原が出てきてもう一度娘さんとやり直したいと言ってきたらどうするのか? という問いに、 「二度とクスリに手を出さないということを約束するんだったら、僕は認めます。それだけかな、条件は」  と答えているのだ。捨てる神あれば拾う神あり。この父親の言葉を聞いたら、清原は泣き崩れるだろう。清原も心を入れ替えれば江夏豊になれるかもしれない。  今週の第1位は久々にポストに輝いた。自民党の目玉候補として立候補を早々と表明した今井絵理子氏(32)についての、ちょっとおかしな話である。彼女は10代でSPEEDのボーカルとして一躍を風靡し、聴覚障害のある長男(11)を持つシングルマザーとしても知られている。  だがポストによれば、彼女はシングルマザーという触れ込みではあるが、実は交際相手がいるというのである。  地元・沖縄の同級生で、1年半ほどの交際の末に現在は半同棲しているという男性A氏。俳優の徳重聡似のイケメンと評されているそうだ。  今井氏もそのことは認めていて、「私には将来を見据えて交際している男性がいます。この方は、障がい児童デイサービスで働く一般男性です」と言っている。  彼女らしいということのようだが、実はこのA氏、地元沖縄では、この報道とはまるで正反対の人間だと受け取られているようなのだ。  彼はこの地で、ほんの1年前まで風俗店を経営していたのだ。同じ那覇市の歓楽街・松山で飲食店を経営する古い友人がこう語る。 「今井さんはAが風俗店をしているのが嫌で、『自分と一緒に本土で暮らそう』と言っていたらしく、頻繁に内地に行っては、働き先として福祉施設を紹介されたりしたらしい」  しかし、今井氏と付き合って以降も、A氏は風俗店の経営から手を引くことはなかった。  そして彼がその世界と縁を切り、本土へ移るきっかけとなったのは、皮肉にも彼の逮捕だったという。  2015年3月、中学生を含む少女3人にみだらな行為をさせたとして、店員の男性と風営法・児童福祉法違反の容疑で那覇署に逮捕されたのだ。  ポストの取材に那覇市警察署はA氏を逮捕・送検した事実を認めたが、その後、検察による起訴には至っておらず、A氏はひと月もたたずに釈放されているという。  釈放されたA氏は、直ちに風俗店をたたんで本土へ行った。  そして今井氏と東京で暮らし始めたA氏は1年後、今度は好青年のイケメン彼氏としてメディアに取り上げられるようになった。  だがA氏は、沖縄で風俗店のほかに飲食店や貸金業にも手を出しており、そのために方々から金を集めていたそうだ。その借金はいまだに返されていないという。 「そもそも自民党は、この“目玉候補”の交際関係について、しっかり身体検査したのだろうか。スキャンダル続出でイメージ回復に躍起になり、『SPEED出馬』させたのが裏目に出たということだ」(ポスト)  これから参議院選に出馬する有名候補が次々出てくるだろうが、週刊誌で「身体検査」をきっちりやってほしいものである。 【巻末付録】  ポストのグラビアは例によって「きれいな渡辺さん」と再び「マナミという名の実」。今週はそれに「TOKYO シティホテル NUDE」が加わる。モノクロで素人たちであろう、さまざまなポーズを撮り、ヘアもチラリ。  現代はNHK朝ドラ『あさが来た』で三味線の師匠役の「野々すみ花」のSEXY。大人の色気がプンプン。やはり朝ドラ『すずらん』で主人公の幼なじみを演じた高橋祐月の初脱ぎ「人妻になったアタシ」。「世界ポルノ祭りinベルリン&ラスベガス」「松岡ちな 挑発する女」。スペシャル袋とじが「あべ静江 ここまで脱いでいた」。袋とじは貴重な写真を見せないようにする場合もあるが、見せると買ってくれないと編集部が判断するときもある。これはどっちかな? 目次に「松坂慶子 これが伝説の『ヘアヌード』と『濡れ場』だ」とあるが、これはグラビアではない。念のため。  記事のほうは、もはや超マンネリから惰性になってしまった感があるので、短めにする。ポストは勃起法の実用情報。ちんトレや赤ミミズの粉末など、これでもかと紹介している。  現代は「あの素晴らしいSEXをもう一度」。サブに<60すぎたら、まずやってみる! 試してみる! みんな許してくれる!>とあるが、誰でも許してくれるかね?  そんな素朴な疑問をもったまま読んでみるが、同じことの繰り返しをよくここまで毎週毎週できるものだと感心はするが、辟易もする。  いっそのことデリヘルや性感マッサージの無料券でも付録に付けたらいいと思うのだが。それともセックスフレンドを紹介する「週刊現代セックス倶楽部」でもつくって、参加者を募集したらどうか。この大いなるマンネリをどちらが先に打破するのか? 興味はそこへ移ってきているように思うのだが。  というわけで、今週は引き分け。 (文=元木昌彦)

【グロ注意】日本のバカッターとは次元が違う!? 想像を絶する韓国“かまってちゃん”の大暴走

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 日本では見慣れた感のある“バカッター”事件だが、お隣韓国では、想像を絶するレベルのかまってちゃんが暴走している。  事件は、韓国人男性A氏が自身のFacebookに“ある公約”を載せたことに始まる。 「“いいね!”が10万つけば、生きているハツカネズミを食べます!」  すぐに10万の“いいね!”を集めた彼は2月10日、公約通りに生きているハツカネズミをわしづかみにして食べる動画をFacebookにアップ。動画は、たった2日で109万超えの再生回数を集めるほど注目された(当該動画はすでに削除)。   これには、A氏の奇行を面白半分で助長していた韓国ネット民も絶句。「ここまでして“いいね!”が欲しいのか」「理解できない」などの批判が巻き起こった。  また、注目を集めるためだけにハツカネズミを殺す行為は、動物保護団体の目にも留まり、A氏の素性提供を呼びかける行為にまで発展している。  韓国中を騒がせたA氏だが、彼の問題行動はここで止まらない。ハツカネズミ動画で味を占めた彼は、翌日なんと次の公約まで掲げたのだ。 「“いいね!”2万がついたら、すぐにやります!」と、今度は汚物のシャワーを浴びると宣言したのだ。前科があるだけに、“いいね!”はすぐに2万を突破。すると、同日中には本当に汚物を全身に浴びる動画を公開したのだ(当該動画はすでに削除)。
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 当たり前のことだが、ネットに上げられた動画は、未成年からA氏を知らない人まで見る可能性がある。あまりにも倫理観を欠いたA氏の奇行は、壮絶なバッシングの対象となっている。 「韓国のSNSは、ますます猟奇的な題材で人気を得ようとする奴らの巣窟に変質している」 「これからは、Facebookでハツカネズミを食べる人間が当たり前になってくるのかよ……」 「あちこちでこの動画が取り上げられているけど、本当に勘弁してほしい」  このように、ネット掲示板やTwitterなどで多くの批判を集めるA氏だが、“いいね!”を押す人が2万を超えているのは紛れもない事実だ。 「バイト先の洗い場で風呂に入る」「アイスを入れる冷凍庫に入る」など、日本でもかまってちゃんたちによる暴走がたびたびニュースとなるが、どうやら韓国のかまってちゃんは、次元が違うようだ……。