久本雅美は20年間でどう進化してきたのか? 日本テレビ『メレンゲの気持ち』(5月14日放送)を徹底検証!

hisamoto0519.jpg
 マイケル・ジャクソン、プリンス、マドンナ。この3人が1958年生まれの同学年であるということは知られているが、実は久本雅美も同い年だ。今年で58歳を迎えるとは信じられないほどアクティブに活動を続ける彼女だが、初回からMCを務めているのが、日本テレビ系『メレンゲの気持ち』だ。1996年4月からスタートしたこの番組も気づけば放送1000回を目前に迎え、5月14日のオンエアでは「1000回記念月間 歴代MC大集合スペシャル」と題して過去の映像を振り返った。  ひとつの番組のMCを20年間にわたって続けるというのは、並大抵のことではない。たとえば、歴代の久本以外の番組司会者の名前を見ても、高木美保、菅野美穂、水野真紀、若槻千夏、などなど。特に女性タレントの場合は結婚や出産によって仕事を休止したり、あるいは年齢によって芸能人としてのステージを変えることが多いため、ひとつの場所に居続けることは難しい。だが、久本はそうしている。久本のいない『メレンゲの気持ち』を想像するのは、おそらくタモリのいない『笑っていいとも!』(フジテレビ系)を想像するのと同じ程度に難しいといえるだろう。 『メレンゲの気持ち』は毎週のレギュラー放送番組だから、久本は常に変わらずそこに居るように思える。今週の久本は調子が良いな、あるいは調子が悪いな、と思って『メレンゲの気持ち』を見る視聴者もそう多くはないだろう。だが20年前の久本は、いま現在の久本とは明らかに違っていて、それは20年間における久本のゆっくりとした、だが着実な進化でもある。それでは彼女は一体、20年間でどのような変化と進化を遂げてきたのだろうか? (1)騒々しさからの脱却  96年12月、『メレンゲの気持ち』がまだ1年目の時代だ。トークの流れから、ゲストの内藤剛志とキスをすることになる。この流れ自体は今でもあり得るかもしれないが、重要なのはキスをした後のリアクションだ。内藤とキスをした久本は、興奮し、嬌声を上げながら、スタジオを走り回る。観覧している観客から「(キスは)どんな味?」と尋ねられ、「友だちか、お前は!」と言って激しめにツッコむのだが、いま見ると非常に若い。それはおそらく、当時38歳の久本が求められていたポジションではあるのだが、それを見て不快感を覚える視聴者もある程度はいたのではないかと推測できる。  現在の久本は、その様子を見ながら「土曜の昼の番組じゃないですよね」と冷静につぶやく。まさにその通りで、おそらくこの風景は今の『メレンゲの気持ち』にはふさわしくない。体を張り、どぎつい下ネタを口にし、騒々しさを形にしたようなタレントであった久本は、『メレンゲの気持ち』とともに大人になっていったのだといえる。今に続く女性芸人のパイオニアのひとりである彼女は、いかにして女性芸人がお茶の間にフィットできるかを、身を持って実践したのだった。 (2)お笑い芸人感の払拭  20年前の久本を見たときに今との違いを感じるのは、その喋り方だ。驚くほどに関西弁がきつい。関西弁ならではのとげとげしさを隠すことなく、むしろそれを押し出すかのように喋っていて、まるで関西弁の芸人口調を真似ているかのようだ。もしかしたら、ある程度、そうだったのかもしれない。当時女性芸人は今よりも圧倒的に数が少なく、また劇団出身でもあることから、まごうことなき芸人だとも言い難い。当時の久本は。芸人であることにアイデンティティを求めていたのではないか。  それは『メレンゲの気持ち』の初回放送を見てもわかる。この日、菅野美穂がドラマの収録のため遅刻してしまうのだが、久本はそのハプニングを笑いに変えながら、菅野に対して「君、結構お笑いいけるね!」と評価する。芸人がそうではない職業の人と絡む際によくある流れではあるのだが、女性同士ということもあってどこかに緊張感がある。一方で、現在の久本はどうかというと、たとえば伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)が何かコメントやアクションをする際、一切の緊張感を感じさせない。親が息子を見つめるかのように優しく見守り、愛を持ってツッコミを入れる。彼女はいまや芸人としてではなく、『メレンゲの気持ち』の久本としてそこにいる。番組全体に流れるアットホームな雰囲気は、彼女のそんな変化と決して無縁ではないだろう。 (3)鉄板ネタの円熟  久本のお決まりの鉄板ネタといえば、年齢・結婚・出産に関するトークやリアクションであり、『メレンゲの気持ち』においてもそれは変わらない。だが、その切れ味は日々増していて、もはやひとつの芸に近いほどに昇華している。  スタジオには、初代司会者でもある高木美保がいる。過去の写真を見ながら「高木、変わらない」と口にする久本。それに対して高木は「自分(=久本)も変わらないよ」と返す。その次の瞬間、本当に一切の間を空けずに久本は言う。「いや、変わったよ。どんどんキレイになってるって」と。爆笑が起き、不思議そうな顔をする久本。この一連の流れはあまりにも見事で、美しさすら感じるほどだ。  これほどまでに完璧な流れを、その瞬間で作り上げることはおそらく不可能だろう。久本は意識してか無意識的にかはわからないが、年齢・結婚・出産に関するトークになった際の、正解のパターンを大量に抱えて収録に挑んでいる。それは間違いなく、20年間における鍛錬の蓄積だろう。久本は20年間ずっと進化を続けてきた。そして彼女は今もってなお、進化を続けているのだ。 【検証結果】  長寿番組とは、変わらないことと変わることを同時に求められる宿命にある。変わらなければ飽きられる。かといって、あまりにも変わってしまっては、これまでの視聴者が離れてしまう。『メレンゲの気持ち』は久本という絶対的なエースをセンターに置き、ほかの司会者が数年ごとに交代するというスタイルによって、1000回という金字塔を打ち立てようとしている。それはバラエティ番組における大きな発見のひとつだが、同時に組織やチームのマネジメントという意味においても、非常に効果的な手法であるといえるだろう。 (文=相沢直) ◆「タレント解体新書」過去記事はこちらから◆ ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa

【動画あり】中国式英才教育か? 高級クラブで10歳男児がホステスの体をまさぐり放題!

背後から女性を抱きしめる男児。女性は嫌がっているが、男児は結構ノリノリ!?
 中国のカラオケ店で、男児がミニスカート姿の女性に抱きついてキスを迫る動画が流出し、話題となっている。  動画は、小学生とおぼしき男児が女性の背後から手を回し、ギュッと抱きしめたかと思うと、胸をまさぐるというショッキングな場面から始まる。  男児は自分の意思で抱きついているのではなく、撮影者なのか、周囲にいる男性の指示によって動いているようだった。さらに男性が「キスをしろ」と命じると、男児は躊躇することなく唇を寄せる。女性は拒みつつも、激しくは抵抗しない。まるでエロ漫画の世界だ。やらされている男児も、まんざらではない様子ではある。  中国でKTVと呼ばれるカラオケ店には、2つのタイプがある。ひとつは、日本でいうカラオケボックス。そしてもうひとつが、ホステスが酒のお供をする、キャバクラやクラブにと近いものだ。 「南方網」5月11日付によると、動画が撮影された場所は後者のようで、男児がおさわりしている女性はそこで働くホステスのようだ。記事では「周囲にいる大人が技術指導」していると指摘し、「不良教育」と批判。子どもへの影響を問題視している。またネット上でも、男児への性的虐待だと非難する書き込みがあふれている。さらに「こんな高級そうな場所に行けるのは、きっと官僚の息子に違いない」「将来、強姦魔になる」といった声もある。  しかし、広東省地方紙の社会部記者は、驚くほどの話ではないと話す。 「飲酒や女遊びを男のたしなみや人脈形成の手段だとして、未成年のころから子息を夜の街に連れ出す商売人は少なくない。年頃になった息子を売春宿に連れて行き、女性をあてがって脱童貞させるというのも、それほど珍しいことではない」  中国式英才教育ということか!? (文=中山介石)

強制交配・出産ループの末、食用犬として出荷……韓国「子犬製造工場」の実態に怒りの声

SSI_20160515174819_V.jpg
韓国の動物バラエティ番組『動物農場』(SBS)より
 無理やり妊娠・出産を繰り返させられている犬たちが集まった、いわば「子犬製造工場」の存在が、韓国社会に大きな衝撃を与えている。  日本の『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)に近い、韓国の動物バラエティ番組『動物農場』(SBS)が約6カ月に及ぶ取材で暴き出した子犬製造工場の実態は、同番組のMCやゲストはもちろん、ナレーターまでショックのあまり泣きだすほど残酷極まりないものだった。  番組が取材したのは、19年にわたって犬の“繁殖業”に携わってきたという、ひとりの女性。彼女は、表向き動物飼育場を装った子犬製造工場を裏で営み、犬を商売道具にしていた。数え切れない数の犬たちを鉄製の檻に閉じ込め、強制的に交配させるのは日常茶飯事。時には発情誘導剤を飲ませ、それでもダメな場合は、オスの精液をメスの子宮に直接注入していたという。精液をうまく着床させるべくメスのおなかを叩いたり、ぶら下げて揺らしたりといった行為を、番組スタッフの前で平然とやってのけたほどだった。  妊娠はしたものの、自然分娩できない場合は、この女性自ら帝王切開を強行。もちろん、彼女に獣医師の資格などあるわけもない。「病院で手術を見て学んだ」といい、帝王切開を行うにあたって、違法な麻薬類を麻酔剤代わりに使うこともあるそうだ。  そうやって生まれた子犬たちは、すぐ母犬から引き離され、「代理母」と呼ばれる別の犬のもとで育てられる。その間、母犬にはまた強制的に妊娠と出産を繰り返させるというわけだ。もはや妊娠も出産も不可能になってしまった年老いた母犬は、食用犬として売り飛ばされる。犬をまるで機械のように扱う子犬製造工場は、犬たちにとってはまさに生き地獄だった。  そもそもこの取材は、“スジ”という名の一匹の犬がきっかけだった。年齢的に出産が難しくなって食用として売りに出された8歳のメス犬スジは、奇跡的に救出された。救出直後は腹部周辺に手術の痕が異常に多く、脱腸や腫瘍など、さまざまな問題があったという。驚愕すべきは内臓の状態で、獣医の話によると「誰かが内臓を全部出してから、ぞんざいに放り込んだように見えた」という。  番組放送後、視聴者からの反響はすさまじく、子犬製造工場に対する怒りの声が噴出。現在、子犬製造工場撲滅のための「動物保護法改正」を求める署名運動が起きている。  近年、韓国では、痛ましい動物虐待が絶えない。先日も釜山で頭蓋骨が粉々に砕かれた子猫3匹が路上で死んでいるのが見つかったほか、先月の国政選挙中、ある候補者が犬をボコボコに殴ったことが発覚している。  このような事件が起きる理由はいろいろあるだろうが、そのひとつとして挙げられるのは「動物の命の尊厳に対する認識不足」だ。動物保護団体の関係者は言う。 「韓国では、他人の動物にケガをさせた場合、“財物損壊”として処罰されます。これは、いまだに社会が動物をモノとして認識している証拠ではないでしょうか」  命ある動物をモノとして扱う、その認識。どうか一日も早く変えてほしいものだ。

『金スマ』出演は完全に失敗だった? ベッキー復帰を焦ったサンミュージックの“誤算”と、再燃する“ゲス川谷叩き”

rankin0516
 GWも終わり、5月病真っただ中の皆さん、こんにちは。  さて、今クールは、ベッキーの“ゲス不倫”騒動に新たな動きが。早くとも夏以降と目されていた芸能界復帰が、ベッキーの兄貴分・SMAPの中居正広によって実現へと動きだしました。しかし、先日の「週刊文春」(文藝春秋)への直筆手紙しかり、今回の『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)への出演も裏目に出てしまった模様。“好感度No.1”タレントから一転、前途多難なベッキーの行く末は……!?  それでは、ランキングをチェックしていきましょう! 第1位 村主章枝の“全裸ヌード”に、フィギュア界から大ブーイング!「ネットに悪口を書く女性関係者も……」 前人未到のヌード企画 第2位 それでもゲス川谷とはヤッてない!? ベッキー“処女説”の根拠「性欲を毛嫌いしていた……」 ホテルにいたのに!? 第3位 結婚発表! 相武紗季の“お相手”は大丈夫?「少し前までヤミ金で一儲けしていた人物」 人気女優、闇人脈と結婚しがち 第4位 ベッキーが重大なウソ!?「収録が先か、直接謝罪が先か?」復帰報道“錯綜”でイメージ最悪に…… 真相は? 第5位 “世界一の韓国嫌い”ドイツのスターバックスで「韓国人差別」も、原因は真逆すぎる国民性か!? いくらなんでもね ◆編集部厳選! イチオシ記事◆ 「被災者がいるのにヘビメタなんて」!? アイアン・メイデンの厚意を無視した民放各局の残念ぶり 重大事件! たった8分で人生が変わった――NHK『アナザーストーリーズ』が描く、マンザイブームの“真実” すごい時代でした “神スイング”稲村亜美を見習うべし!? 『ユアタイム』と市川紗椰に「本当に足りないもの」とは 情熱だよ、情熱!

土壌汚染か、風水的要因か――「10世帯に1世帯が双子」の中国“ツインズ村”に熱視線!

futagoo001.jpg
青堰村の双子の子どもたち(出典:華龍網)
 女優の杏が第1、第2子となる双子の女児を出産したが、一般的に双子が生まれる確率は約1%といわれている。そんな中、中国重慶市のある山村では、以前から多くの双子が誕生しているという。「華龍網」(5月12日付)によると、同市の山あいに位置する青堰村では367世帯が暮らしているが、そんな小さな村に、なんと39組の双子が存在しているというのだ。さらに、親子3代にわたって双子という世帯もあり、原因不明の双子多発現象に学者なども調査に乗り出しているという。  この村は海抜1,100メートルに位置し、年間平均気温は13.7℃と低い。工業汚染などの影響も認められず、以前から美しい山村として知られていた。この村で双子の赤ちゃんを育てる夫婦は、双子の多さについて、「水源や食べ物が原因ではないか」と記者に話す一方、「風水的要素」を挙げる村民もいるという。
futagoo003.jpg
 そんな中、この村で双子多発現象を調査していた重慶師範大学の研究チームは、村の土壌成分に多くのセレン(セレニウム)が含まれていたことを突き止めた。コピー機の感光ドラムやカメラの露出計などに使用される化学物質で、毒性があることでも知られている。一方でセレンには、女性の排卵を促す作用があり、この土壌で作られた作物を口にしていたことで、なんらかの影響が及んでいる可能性があるという。
futagoo004.jpg
南京芸術学院の美人双子姉妹のハー・シーイーとハー・シーチー(出典:江南時報)
 この村の土壌にセレンが大量に含まれている理由について詳しいことはまだわかっていないが、中国版Twitter「微博」には、多くのネットユーザーからコメントが寄せられている。 「明らかに土壌汚染だろ。周囲の工場や上流の村を調べるべきだ!」 「双子が生まれやすい村として、新婚夫婦のハネムーン旅行先にいいかもな」 「一人っ子政策が解禁された今、観光資源として利用すべきだ」  日本ではあまり聞かないが、双子が大量に誕生する地域は中国のほか、インドなどアジアには存在している。この村以外でも、山東省済南市核桃園村450世帯中20組の双子が誕生した村があるが、こちらも原因はわかっていない。中国では最近、双子ブームが起こっており、双子の美人女子大生や双子美人モデルなどがメディアにもよく登場している。今回の青堰村からも、明日のアイドル双子姉妹が誕生するかもしれない!? (文=広瀬賢)

韓国最大のアダルトサイト陥落で、跡目を狙う“二番煎じ”が続々出現! 巨大利権をめぐって悪質化も……

soranet0517.jpg
 韓国最大級のエロサイトとして名高い「ソラネット」。盗撮・ハメ撮りなど性犯罪の温床と化していて、本人が知らない間に標的とされている被害者も多くいた。1999年に運営開始し、100万人以上の会員を持つ同サイトは、過去に政府主導による閉鎖騒動もあったのだが、海外サーバーを転々と移転するなどして、しぶとく生き延びていた。  しかし、ソラネットの違法性を重く見た韓国政府は、昨年末から閉鎖に向けて本格的に動き始める。4月1日、韓国警察はオランダ警察との連携によって、アムステルダムにあるソラネットのサーバーを完全に閉鎖。運営スタッフの多くを検挙した。  善良な韓国ネット民の多くがソラネット閉鎖を祝福したのだが、エロを求めるネット民の総数は予想以上だった。ソラネット閉鎖と同時に、同様のサイトが雨後のたけのこのようにあふれだしたのだ。  第2、第3のソラネットが取り扱うのは当然、盗撮やアイコラなど、これまで以上に悪質なものばかり。中には、堂々とソラネットを名乗るサイトまで相次いで出現している。どうやら韓国エロサイト界は、群雄割拠の戦国時代に突入したようだ。  誰もが、会員数100万を超えるソラネットの利権を獲得しようと躍起になっている。むしろ、ソラネットという巨人を失った結果、監視対象が分散したともみられる。これが今後、さらなる性犯罪の増加につながらなければいいのだが……。  一方、ソラネット時代の性犯罪への対応も、まだまだ終わっていない。  5月9日には、性行為の動画や画像を配信して会員から総額3,300万ウォン(約330万円)を徴収していた有名女性BJ(放送配信者)と、2人の男性マネジャーが逮捕されている。  3人は昨年11月末から今年の2月までに、ソラネットを通じて女性BJとマネジャーAの性行為を配信し続け、10万人の会員を集めていたのだ。    さらに3人は、一定以上の有料アイテムを購入した会員限定の集会を企画して、実際の出会いをプロデュース。しかし、派手に荒稼ぎしすぎた。韓国警察はソラネット閉鎖前から3人を監視していて、このたび逮捕にこぎ着けたのだ。    逮捕されて明らかになった3人の関係性も歪(いびつ)だ。なんと、自らの性行為を配信していた女性BJとマネジャーAは実際の恋人同士であり、動画や画像の配信で儲けた利益で生計を立てていたというのだ。さらに、2人のアシストをしていたマネジャーBは、女性BJの熱狂的なファンだったことも明らかになっている。    このように、ソラネット時代の性犯罪者たちへの処分は後を絶たない。韓国警察の引き続きの捜査に期待したいところだが、その余波は当分の間、続きそうだ。

「敵にトドメを刺さないのはなぜ?」中国人が違和感を覚える、日本アニメのヒーロー像

dragonball11.jpg
『ドラゴンボール フルカラー フリーザ編 1』(集英社)
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  以前より、中国国内では日本の漫画やアニメ作品が人気を博しており、いわゆる「オタク」や「コスプレイヤー」は大勢存在します。しかし、彼らの多くが、日本の作品のとある傾向に対して疑問を抱いています。  4月28日、中国のメディアサイト「騰訊網」は、「どうして日本アニメの主人公は、敵に対してあまりに優しいのか?」というテーマの記事を掲載しました。記事内では、日本の作品のヒーローが多くの苦しみを味わったにもかかわらず、敵の命を奪わない例をいくつか紹介し、「ときどき日本のヒーローたちの気持ちが理解できない」「ヒーローの優しさや勝者のバイタリティーを強調するためだ」「暴力や殺害を好まない、今の時代の特色だ」という中国のファンの考察が紹介されていました。  当初、僕は日本のヒーローが敵にトドメを刺さない理由は「憲法9条の効果」だと推測していました。憲法9条により、戦後の日本に蔓延した非戦、武力放棄の思想が作品に影響を与えていると思ったのです。しかし、これをTwitterにアップしたところ、あるフォロワーから、日本人の精神には「武士の情け」という考えが根付いているためだというリプライが返ってきました。  これに対し、僕が「侍は必ず敵の首を取るじゃない?」というリプライを行ったところ、彼は人気漫画『ドラゴンボール』の主人公孫悟空が敵キャラのフリーザを見逃そうとする場面、その後、悟空が不意打ちを行ったフリーザにトドメを刺した時に哀れみのような表情を浮かべる場面をTwitterにアップしたのです。  後日、僕がその話を漫画やアニメに詳しい日本の知人に話したところ、「武士の情け」とは「敵にトドメを刺す」という意味ではなく、「敵の気持ちも尊重するべき」という考えであること、日本には太古から恨みを持って死亡した人物は後日、怨霊となって祟りをもたらすという「御霊信仰」があるため、たとえどんな悪人でも、むやみに殺してはならないという思想があることを教えてもらいました。  それ以外にも日本の知人からは、現在の日本の人気作品は女性や子どもを意識したものが多いため、ヒーローがあまりに残虐な行為を繰り返すと読者からの反発を招くからではないか? という推測を聞きました。確かに日本の漫画・アニメを見返すと、少年、少女向け作品の場合は敵にトドメを刺さないキャラが多い一方、青年や中高年向け作品、さらにいうと『子連れ狼』や『必殺仕事人』などの時代劇には、容赦なく敵を殺害するキャラが多いと感じました。 ■『ドラゴンボール』と『西遊記』に見る、日中の思想の違い  僕は今回の件を機に『桃太郎』や『一寸法師』など日本の昔話をインターネットで調べてみたのですが、物語の主人公たちは悪者である鬼を「殺した」のではなく、「こらしめた」という表現にとどまっていること、鬼たちが改心し、悪事をやめたという脚色が施されている場合もあることを知りました。  対して中国の昔話『西遊記』では、悪事を行った妖怪たちを必ず孫悟空たちが殺害しようとするのですが、そのたびに三蔵法師が阻止します。三蔵法師の慈悲深い行為は日本人なら共感する方が多いでしょうが、多くの中国人にとっては納得がいかない、後味が悪い場面なのです。さらに、現代の中国作品でも、悪役は抹殺される例がほとんどです。『ドラゴンボール』は『西遊記』をモチーフにした作品ですが、両作品の主人公の行動が、日中の思想の違いを明確に表していると思います。  敵にトドメを刺さない日本のヒーローたちは、日本人の「優しさ」を象徴しているのかもしれません。憲法の影響もあるとはいえ、近隣諸国からどれだけ挑発行為を受けても決して報復活動を行わない日本側の態度は「むやみに人を殺してはならない」という精神の賜物でしょう。しかし、敵を見逃すことが認められるのは、あくまでも「フィクション」の世界だけです。  仮に有事が発生した場合、日本側が侵略勢力に対し無抵抗を貫いたら、一方的に国土を侵略されます。また逆に、敗北し、逃走する敵兵に同情し追撃を行わなかったら、彼らは再び武装し日本を攻撃するでしょう。仏教用語に「一殺多生」(一人を殺すことで多数を生かす)という言葉があります。現実世界では防衛行為を実行すれば、相手側には犠牲者が発生します。  『ドラゴンボール』の作中、「武士の情け」をかけた悟空は、結局フリーザに裏切られました。僕は日本のみなさんには、フィクションと現実の「正義」は違うものであることを認識してほしいと思います。
S__10805265xxxx.jpg
●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun> 

“号泣議員”野々村竜太郎元県議をもしのぐ!? 舛添要一都知事の異常なタカリぶり

motoki0516
「週刊文春」(5/19号、文藝春秋社)
今週の注目記事 第1位「舛添都知事 血税タカリの履歴書」(「週刊文春」5/19号) 第2位「露悪家『トランプ』有言実行の吉凶検証」(「週刊新潮」5/19号) 「トランプはヒラリーに勝てるか?」(「週刊文春」5/19号) 第3位「【父・尾上菊五郎、母・富司純子が激白60分】寺島しのぶの乱」(「週刊文春」5/19号) 第4位「<文化勲章俳優>『高倉健』実の妹が語った養女への不信感」(「週刊新潮」5/19号) 第5位「『日本会議』とは何なのか?」(「週刊ポスト」5/27号) 第6位「パナマ文書に出てきたニッポンの億万長者<全実名>」(「週刊現代」5/28号) 「『パナマ文書』日本人230人実名全掲載」(「週刊ポスト」5/27号) 「『パナマ文書』掲載企業・掲載個人の言い分」(「週刊新潮」5/19号) 「パナマ文書<実名公開>『日本人230人』リスト」(「週刊文春」5/19号) 第7位「役人だけが幸せな国」(「週刊現代」5/28号) 第8位「『新潟焼山噴火は危険すぎる 第2次東日本大震災を警戒せよ』」(「週刊ポスト」5/27号) 第9位「『やっぱりやる』安倍晋三と菅義偉<官房長官>『同日選』めぐる暗闘 すべて書く」(「週刊現代」5/28号) 第10位「三菱・住友・三井『枢密会議』」(「週刊新潮」5/19号) 第11位「夏帆『<13歳上>新井浩文と親公認の熱愛生活』撮った!」(「フライデー」5/28号) 第12位「ジョコビッチを世界一に導いたグルテンフリー[健康法]は本当に体にいいのか」(「週刊ポスト」5/27号) 第13位「日経新聞の『競馬予想』はなぜ当たるのか」(「週刊ポスト」5/27号) 【巻末付録】現代とポストのSEX記事とグラビアの勝者はどっちだ! 呪われた東京五輪から、また火の手が上がった。2020年東京五輪・パラリンピックの招致活動に関し、フランス側の捜査で、東京側から国際陸上競技連盟関係者に多額のカネが振り込まれたことを確認したと、フランス司法当局が声明を発表した。  日本側は当然否定しているが、メディア報道ではなくフランス政府が「事実」を把握したとなると、間違いなく大問題になる。  この贈賄疑惑に、電通の名前が浮上しているという報道もある(電通側は否定)。日本のメディアは双方がこう言っているなどという生ぬるい報じ方ではなく、取材チームを組んで徹底取材をやるべきである。ブラジルは大統領が弾劾されて職務停止に追い込まれ、リオ五輪が無事開かれるかどうか予断を許さない。  幸い、日本には時間がある。もし不正が見つかれば、即刻開催国を辞退するべきであろう。 今週はまず、日経の競馬記事が当たるというポストからいこう。来週がオークス、次がダービーと、競馬のクラシック戦線は今が盛りである。  このところ、今少しのところで当たり馬券を外している(昨日のビクトリアマイルも馬単でいったから、2着1着だった)私には垂涎の記事である。  日経の競馬記者・野元賢一氏がその人。1964年生まれで東大法学部を卒業後、毎日新聞に入ったが、どうしても競馬が好きで「ラジオNIKKEI」のある日経ラジオ社に途中入社したというのだから、相当な競馬好きである。  彼は、厩舎回りもしないし、お付き合いで親しい厩舎の馬を大穴にしたりしない。彼は日頃から「競馬記者の仕事は、最終的に自分が責任を取る覚悟を持たないといけない」言っているそうだ。 「全国紙の日経は大穴を狙う必要もないため、本命を中心とした堅実な予想になる」(競馬フアン)  5月1日に行われた12レース中11レースで、野元氏が本命、対抗にした馬が1着でターフを駆け抜けたという。よし、今週は野元馬券で負けを取り返そう。  さて、錦織圭が何回やっても勝てないジョコビッチだが、彼の強さの秘密は「グルテンフリー(小麦抜き健康法)」にあるとポストが報じている。  グルテンフリーとは、簡単にいえば、パン、うどん、ラーメン、揚げ物やビールなどを断てばいいのである。そうすると、頭痛やめまい、下痢などの体調不良が改善されるというのだ。  欧米ではこの健康法が広がり、スーパーやレストランにもこれらの食品が並んでいるという。  この食事法は、日本人には難しくない。主食をお米にすればいいのだ。お米にはグルテンもアレルギーもほとんどない。焼きそばはビーフンに、ラーメンはベトナムのフォーに。そばは十割そばならOK。どら焼きの代わりに大福やようかん。クッキーの代わりにマカロンを。ビールや麦焼酎は飲めないが、ウイスキーはOK。芋焼酎も大丈夫ではないのか。    だが、小麦アレルギーでない人がパンや麺類を急にゼロにすると、逆に血糖値が上がってしまうこともあるというから、要注意だそうだ。  第11位。フライデーが映画『海街diary』で三女の千佳を演じて日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した夏帆(24)が、13歳年上の俳優・新井浩文(37)と親公認の熱愛生活を送っていると報じている。 『海街diary』は小津安二郎ばりに鎌倉の風景を入れ込んだ佳作ではあるが、私には広瀬すずのかわいさばかりが目立った映画だった。   5月の母の日に夏帆の母親と3人で蕎麦屋に入り、仲良くそばを食べていた。3人並んだ写真が出ているが、なかなかいい雰囲気だ。お互い多忙なはずだが、お泊まりだけではなく、週に1~2度は外でデートしているというから、ゴールインということもあるのかもしれない。 三菱自動車の燃費不正問題は、三菱グループの奥の院の隠然たる力を見せてくれた。  新潮がこう書いている。総売上高約60兆円を誇る日本最大最強の財閥系企業群、三菱グループの奥の院、「金曜会」は会長、社長のみが参画を許される舞台である。会は、1954年に作られたという。現在はグループ29社の会長、社長、計48人がメンバーとなっている。    しかし、グループの大方針を定める本当の最高意志決定機関は別にあると証言する者もいる。  三菱東京UFJ銀行の幹部が声を潜めてこう言う。 「実は金曜会が開かれる前か後に、御三家と三菱グループ主要10社のうちから順番に選ばれる6社を併せた計9社のトップたちだけが、同じフロアの別の部屋に集まって行う会議があるのです。『世話人会』といい、三菱財閥の本当の奥の院と呼ばれている。そこでは、グループの今後の展望や懸案事項だけではなく、グループ内の主要企業の役員人事なども話し合われる。だから、金曜会の他のメンバーからも恐れられる存在なのです。かつて三菱自動車を救済したのも実際にはこの世話人会で、グループ全体で計5000億円もの優先株を引き受ける支援策の認可を決定した。それを金曜会で示し、追認を求めた形です。御三家で決めたものに異を唱えられる者などいるはずもありません」  この世話人会こそが日本最大のコングロマリットの頂点に君臨し、真に最高意思を決定する「枢密会議」だというのである。    今回の三菱自の日産傘下入りも、ここで決められたのだろうか?  ほかの財閥にも、同じようなものがある。三井の会は「二木会」、住友は「白水会」という。61年、三井のドン、故・江戸英雄・元三井不動産会長の呼びかけで発足したのが「二木会」だ。  51年に住友銀行の法王といわれた故・堀田庄三・元住銀頭取が呼び掛けて作られた「白水会」の名の由来は、住友創業家が江戸時代に大阪で始めた銅商の屋号「泉屋」によるそうだ。泉の上と下を分けて白水にした。    組織の三菱、人の三井、結束の住友といわれる。この中で生き残り、これからも繁栄を享受できるのはどこかになるのか。戦後、財閥解体を生き延びてきたこれら大グループに再び注目が集まっている。  7月の参院選までわずかだが、安倍首相は衆参同日選挙をやるべきかどうか、悩みに悩んでいるようだ。  現代は「やっぱりやる」ほうに傾いてきているという。解散の大義名分は「アベノミクスを続けていいのか」を国民に問うということのようだ。  5月18日に発表される今年第1四半期のGDPが、同日解散かどうかを左右するといわれているが、どちらにしても、GDPが上がればアベノミクス成功だし、悪ければ消費税を上げるなという解散風が吹くから、安倍首相は気にしていないというのだ。  熊本大地震は、不思議なことに安倍内閣の支持率を3ポイントも上昇させた。だから、勝てるときに勝っておく。それが永田町の論理だと現代は言う。  だが、菅義偉官房長官は「今衆院を解散したら確実に議席を減らす」と反対の意向らしい。東京五輪に総理として出たい安倍首相は、解散をやって、アベノミクスの責任を取るとかなんとか誤魔化して、いったん総理の座を降り、彼の言うことをなんでも聞く岸田文雄外相をダミーに据えて、返り咲く戦略も考えているといわれる。  そんな虫のいいことができるはずはないと、私は思う。その戦略をぶっ壊すためにも、参議院選は自民党の議席をたっぷり減らすことが重要なのだ。  ポストによれば6月7日の深夜に、地震研究者の高橋学・立命館大学・歴史都市防災研究所教授から緊急の電話が入ったというのだ。教授はこう言った。 「新潟焼山の噴火(5月6日に新潟と長野の県境にある新潟焼山で水蒸気噴火による降灰が確認された=筆者注)は、東日本大震災の“最終章”である『ステージ4』に突入したことを示しています。今後、火山の大噴火や巨大津波が再び東日本一帯を襲う可能性があります!」  教授が言うには、過去100年間で世界中に発生したM(マグニチュード)8.5以上の大地震では、およそ5年以内に近隣の複数の火山が必ず噴火している。唯一の例外は東日本大震災で、多くの専門家は、近い将来噴火すると見ているそうである。  いつ来てもおかしくない首都圏を襲う大地震に脅える毎日である。せめて自分が生きている間だけ来ないでほしいと思う気持ちは自分勝手だとわかってはいても、そう思わない日はないのが、正直なところである。  ポストや現代の「狼少年」のような地震記事だが、これを読むたびに、身の回りを見回して、地震が起きたら何と何を持って飛び出そうかを考えている。そのためには、こういう記事が有用なのだ。あとは、その時自分はどこにいるのか。地下鉄・大江戸線のように地下深くにいるとき大地震が起きたら……。また眠れなくなる。  7位は現代恒例の役人批判。巻頭からぶち抜き15ページもやっている。「役人はいつの間にか自分たちの給料だけ上げていました」「年金充実で公務員の老後だけは安泰です」「こんなに休んでこんなに福利厚生」「リストラなし、役員定年もなし」と、いつもの批判のオンパレード。  必読は、三菱自の燃費問題を国交省はなぜこれまで見抜けなかったのかという「素朴な疑問」を国交省に聞いているところだ。  国交省で燃費試験を行う「交通安全環境研究所」の担当者は、こう答えている。 「――そもそもなぜ不正を見抜けなかったのか。 『不正を適切にチェックできるような審査ができていなかったということに尽きます。私どもの認識が甘かったと言わざるを得ない』 ――三菱自動車の車を試験し直すとのことだが、ほかのメーカーについては調べないのか。 『国交省のほうで他のメーカーにも不正がなかったかどうか『自己申告』という形で調査をして、問題があればここで再試験などをしていくと思います』」    アホではないか。ほかのメーカーが「自分のところも不正をやりました」などと言ってくるはずはない。日産が三菱を傘下に置くことにしたのも、自分のところの不正を隠すためではないのか。  これを機会に、一から検査のやり方と全メーカーの再試験をやるべきこと、言うまでもない。  マイナンバーの混乱がまだまだ片付かないという話もあるが、最初から分かっていたことであるから、ここでは触れない。  さて、タックスヘイブン(租税回避地)の会社の設立などを手がける中米パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出した「パナマ文書」だが、5月10日に国際調査報道ジャーナリスト連合は文書に記載されている20万以上に上る法人名や関連する個人名の公表に踏み切った。  文春によれば、文書に記載されている日本人は32都道府県に約230人だという。三木谷浩史楽天会長兼社長、重田康光光通信会長、島田文六シマブンコーポレーション前社長、友杉直久金沢医科大学名誉教授などの名があり、伊藤忠商事、丸紅、ライブドア、ソフトバンクBB、東京個別指導学院、東洋エンジニアリング、エム・エイチ・グループなどの企業名もある。  今のところ唯一「公職」から名前が挙がっているのは、都市経済評論家の加藤康子・内閣官房参与(57)。故・加藤六月農水相の長女で、ウエディングドレスの輸入販売などを手がける会社の代表を務めている。  タックスヘイブンそのものは違法ではない。資産家が相続税を軽くしたいためにタックスヘイブンに資産を移すときに、日本国内で譲渡税を支払っていれば、それ自体に犯罪性はない。読売新聞(5月10日付)は、「『パナマ文書』に記載されている日本の企業や一般個人を、現時点では匿名で報道します(自ら公表した分を除く)」としている。  パナマ文書に対する日本のメディアの反応が極めて鈍いのは、こうしたメディア側の「良識」があるからであろう。  だが、現代やポストが実名やサイトに載っている人たちを掲載しているが、この中に絶対、違法にタックスヘイブンを使っている人間がいるのは間違いない。  節税や商習慣の名目で、本来なら税金として徴収され、われわれに還元されるべき莫大なカネが流出している「ファクト」を徹底調査して、なんら違法なことをやっていないとしらを切る輩や企業の面の皮をひんむいてこそ、ジャ-ナリズムといえるのではないか。それをやらずに、外国メディアに頼りきりではまたまた日本のメディアはバカにされる。  メディアといえば、私も何度か会ったことがある元朝日新聞主筆の若宮啓文氏が旅行先の北京のホテルで亡くなった。享年68歳。新潮によれば、その日はだるい、手が震えるなどの体調の悪さを訴えていたようで、ホテルへ帰り、風呂に入ったままの姿で亡くなっていたという。  朝日のコラムに「竹島は韓国に譲ってしまったら」などと書いて物議を醸したと新潮は報じているが、確かに朝日が謝罪する前に自著で、従軍慰安婦問題に関する朝日新聞のキャンペーンには根拠がないと批判したことがあったと思う。  私は若宮氏から戦前の朝日新聞の戦争協力について聞いたが、過ちは過ちと認めながら、二度と繰り返さないために何をすべきかを真摯に話してくれた。反骨精神旺盛な素敵な朝日文化人だと思ったが、惜しい人を亡くした。  さて、私も買おうとしてAmazonを覗いたが、売り切れだった菅野完(たもつ)氏の『日本会議の研究』(扶桑社)だが、売れているというより、日本会議のメンバーが買い占めたとのウワサも立ち、物議を醸している。  また、扶桑社はどちらかというと日本会議の考え方に近い出版社と思われるが、そこからこういう本が出たということも話題のひとつである。  ポストは、この日本会議とはいかなるものかを巻頭で特集している。  日本会議国会議員懇談会というのがあるが、安倍首相、麻生太郎副総理、菅義偉官房長官、高市早苗総務相など、閣僚19人のうち実に16人がそこに所属している。  議員懇談会所属のベテラン議員が、こう話す。 「約40年前に前身となる団体ができた当初は、愛国心を持つ人たちで集まっているものの、各論では多様性のある団体だった。それが今では徐々に先鋭化し、安倍さんの考えに同調できる人間でなければ居心地が悪く感じるような状態です」  村上正邦・元自民党参議院議員会長は、このメンバーたちが原点としているのは宗教法人生長の家を設立した谷口雅春氏の教えで、谷口氏は現行憲法を占領基本法だと批判し、憲法改正というならばまず明治憲法の復効を宣言し、その後に改正すべきだと言っていたという。  ともかく、安倍首相のいる間に憲法改正をしてしまおうと後押ししている集団であることは間違いないようだ。アメリカのティーパーティーの日本版だと言ったら、怒られるかな。  高倉健が死んだ後、養女と周囲、特に健さんの親族との間にすきま風が吹きすさんでいるようだと新潮が報じている。  森敏子さん(81)は、健さんの実の妹である。健さんが亡くなったのは14年の11月10日だが、彼女がそれを知ったのは2日後の12日のことだったという。  それまで兄と妹は仲がよく、健さんから「ヨーグルト一つとっても、『いろいろ試したけどこれがいい。北九州だとここで売っている』と、フジッコのカスピ海ヨーグルトを勧めてくる。水も、夏になるとスポーツドリンクがケースで届く。とにかく健康にすごく気を遣ってくれて、密なやりとりをしてきました」(敏子さん)  こうも話す。  「最後に電話で話したのは……10月頭くらいでしたでしょうか。変なことを言うんですよ。『仏は上から見てるからな』って。『必ず見てる』と3回繰り返しました。どういう気持ちで言っているのか見当がつかない私に、くすっと笑ってしみじみと、『お前幸せな女やな』とも。兄自身は悪性(リンパ種)で死期がそう遠くないのを悟っていて、それを私に告げるわけにはいかないけど、匂わせたかったんでしょうか。いまでは、『死んでも上から見守っているぞ』っていう意味だったと理解しています」  彼女が養女の存在を知ったのは、(健さんがなくなった半月後の) 11月27日だった。高倉事務所の専務が、「今まで黙ってた。女房にも言えんかった」と話し始めたのがきっかけだったという。  養女は、敏子さん側にこう言っているそうだ。 「亡くなってからも守るべきものとは、高倉のプライバシーである。避けなければいけないのは、養女という存在をスキャンダラスに暴露されることである。親族との確執があるとか、交際を興味本位に捉えられるのを避けなければならない。にもかかわらず、すでにそのような動きがある。高倉健を守るために自分は孤軍奮闘していることを理解してほしい。親族サイドから、おかしな話がマスコミに出回らないように口をつぐんでいただきたい。『高倉健』を守るために、親族の皆様とも力を合わせたい気持ちだ」  そう訴えていた彼女自身が週刊文春に登場して、自分の存在を明かすのはこの直後のことだったという。養女側の言い分はチト筋が通らない気がするが。  養女によれば健さんの遺骨は、散骨してくれというのが故人の意思だというが、敏子さんはこう反論する。 「鎌倉霊園には、チーちゃん(71年に離婚した江利チエミ)との間の水子が祀られています。お墓を買ったときに、『すごくいいところにあるから。鎌倉来たら連れて行く』と電話がありました。(中略)折りに触れて線香をあげに出向いていましたし、自分自身も亡くなればそこへ入るつもりで、知人と墓石を見て回ったほど。そうやってしてきた人が、散骨なんて言うわけがありませんよ」  草葉の陰で健さんは、養女と親族との争いをなんと思っているのだろう? 「まあまあそんなに目くじら立てないで、仲良くやれよ」そう苦笑いしているのではないか。  第3位。文春の「寺島しのぶの乱」は読み応えがある。七代目尾上菊五郎(73)と女優の富司純子(70)の間に生まれたのが女優の寺島しのぶ(43)と五代目尾上菊之助(38)。だが、寺島は女に生まれたため歌舞伎役者になれず、己の運命を恨み、疎外感を持ちながら育ったと歌舞伎記者が話している。    その上、名門の歌舞伎役者との恋にも破れて、梨園の妻になることさえできなかった。女優として成功し、フランス人と結婚して長男・眞秀(まほろ)くん(3)を授かった。この子を歌舞伎役者にしたがっているというのだ。    外に嫁いだ娘の子で、しかもハーフ。難しいのではと思われるが、歌舞伎の歴史にはハーフの役者もいたという。明治から昭和初期にかけて類まれな美貌で人気を集めた十五代目市村羽左衛門の父は、明治政府の外交顧問として来日したフランス生まれのアメリカ人だったそうだ。  だが、そうだからといって寺島の息子がすんなり歌舞伎役者になれるわけではないが、どうやらそれをめぐって「お家騒動」が起きているというのである。それは菊之助の長男・和史(2)くんの初お目見得で、菊五郎が「うちにはもう一人孫がいるんです」、それに先立った取材会で「(娘が)どうしても(長男を)歌舞伎役者にしたいって言うのでね。ならせるなら、ゆくゆくは(尾上)梅幸を継がせるかね」といったことが発端だという。  そこに女性誌が、菊之助の妻と寺島が不仲と書き立てるものだから、小さな2人には何も関係のない騒動が持ち上がっているようだ。菊五郎と富司がそろって文春の取材に答え、こうした周囲の騒ぎに対して「そんなことは全然ない」と否定して見せたというのが、それだけ騒動が深刻だという証左ではないか。  梨園には、私なんぞ想像もつかない難しい約束事があるようだ。この中で面白かったのは、寺島の反抗期が相当すごかったこと、女優になれと薦めたのは女優の太地喜和子で「あなた、寂しそうね。女優やったらいいんじゃない」と言ったこと、寺島の出世作『赤目四十八瀧心中未遂』でセックスシーンに挑戦するとき、富司が「裸になったらお嫁に行けないし、絶対やめたほうがいい」と言ったのに、菊五郎は「女優なんだからいいだろう」とひとこと言っただけだったというところ。富司純子も古希になったんだね。  さて、オバマ大統領は広島を訪問することを決断した。決断力不足だとか弱腰外交だとか批判されたが、最後の最後でオバマらしい選択をしたことをたたえたい。  オバマの次の大統領にはクリントンが優勢だと思われていたが、最近のロイター通信の調査では「クリントン氏の支持率が41%で、共和党指名が確実なトランプ氏の40%と横一線」(5月13日のasahi.comより)で、このままいけばトランプ氏が次期大統領になる可能性が高いといわれる。まさに冗談から駒である。  新潮は、トランプ氏が当選すれば日米関係は大変なことになるという巻頭特集を組んでいる。何しろ、ことあるごとに彼は日本をやり玉に挙げているのだから。 「トランプ氏の主張は昔から一貫している。第1次湾岸戦争前の1987年、ワシントン・ポストなどに“ペルシャ湾の治安を、アメリカ人は人命と金をかけて守っている。日本はなぜ代償を払わないのか”という全面広告を載せた人物がいる。日本にとっては痛い内容ですが、それがトランプ氏だったのです」(在米ジャーナリストの古森義久氏)  大統領になった暁には、さらに日本に在日米軍の負担金を吹っかけてくるか、日米安保条約を解消し、日本から引き揚げることもあり得るそうだ。  もしそうだとすると、新潮お得意の「中国が尖閣諸島を取りに来る」となるわけだが、それは置くとして、日本としてはなんとしても日米安保継続と在日米軍にいてほしいわけだから、アメリカは莫大な費用を要する兵器を購入せよとも言ってくるに違いないとみる。  トランプ氏は「日本も核兵器を持っていい」と言っているから、核兵器もアメリカから買えというかもしれない。TPPも「ロビイストが主導した破滅的な合意」だと猛反対しているから、ちゃぶ台返しは間違いないそうだ。  外交政策も経済政策もほとんど無茶苦茶なトランプ氏に、なぜあれほどの人気が集まるのだろう。先の古森氏は「トランプ支持層に共通して見られるのは、ナショナリズムというよりアンガー(怒り)です。彼は、対日関係を体系的に考えているわけではない。しかし、日本をターゲットにした発言が好意的に受け止められているのも事実です」と言っている。  言うことは支離滅裂でも、国民の中にある「不公平感」に火をつけ、彼らの怒りを引き出すことには長けている。これまで多くの「独裁者」といわれた人間がやってきた手法だが、それだけ人々の間に不公平だという気持ちが強いのであろう。  しかし、1%の超大金持ちがアメリカの富をほぼ独占しているのが不公平感の根底にあるはずだから、大富豪・トランプ氏への怨嗟の声がもっと出てもいいと思うのだが。  アメリカの多くの人々は、今われわれの生活が苦しいのは、イエロー・モンキーがアメリカの富を盗んでいるからだ。それを排除すればアメリカは以前のように豊かな国になれると信じ込んでいるのかもしれない。  甘利明やショーンKの次に「選択と集中」の文春が選択したターゲットは、舛添要一都知事である。  高額すぎる海外出張費や公用車を使って、神奈川・湯河原の毎週末別荘に帰っていたことを報じたが、今週は舛添氏の政治団体の収支報告書(12年から14年分)を徹底的に精査して、彼の「血税タカリの実態」を暴いたのだ。  文春の指摘が事実だとしたら、そのタカリぶりは政務活動費を私的に流用していた野々村竜太郎前議員をもしのぐのではないか。何しろ、正月を家族で過ごしたホテル代を「会議費」として13年に約24万円、翌年も約13万円を支出している(当該のホテルでは「2回とも会議は開かれていない」と証言)。  家族と行ったと思われる自宅に近い天ぷら屋、イタリア料理店、湯河原にある回転寿司からも領収書をもらって、自分の政治団体に計上していたというのである。そのほか、舛添氏の趣味である美術品の購入、それもわずか3,000~5000円(どんな美術品だ?)でも、必ず領収書をもらい、宛名を政治団体にしてくれと指定されたと、都内の美術商が証言している。  大笑いしたのが、知事に就任したばかりのエピソード。男性職員に「ごちそうする」と、地元のマックへ誘った。店の前まで来たとき、知事は自宅にクーポン券があることを思い出し、その職員に取ってくるよう命じ、帰ってくるまでSPと一緒にマックの前で待っていたというのだ。  上脇博之神戸学院大学教授は、繰り返し同じ虚偽記載がなされているから、「会計責任者の単純ミスではなく舛添氏による意図的なものと考えざるを得ません」といい、虚偽記載の場合、5年以下の禁固または100万円以下の罰金に問われる可能性があるとしている。政治資金規正法の虚偽記載の「公訴時効は5年」だから、現在も罪に問われる可能性はある。  文春にこれだけの「ファクト」を突き付けられ、今ごろ舛添氏は、知事なんぞにならなければ文春に狙われることもなかったのにと、悔やむことしきりであろう。  文春に書かれたことを「精査」して、カネを払うと言っているが、ゴメンで済むなら警察はいらない。とにかく、自分のカネも政治資金もわからない人間に東京を任せてはおけない。  だが、舛添都知事を引きずり下ろして橋下徹氏を担ごうという悪い冗談が出ているそうだ。どこまで東京都民をバカにすれば気が済むのか。カネと地位には恋々としない人物は、どこかにいないものか? 私は佐藤優氏なんかがいいと思うのだが。佐藤さん、出馬しないか? 【巻末付録】  ポスト巻頭のグラビアは「女子アナさんのGカップ 実況生中継」秋田朝日放送の人気アナだった美人が大胆セクシー。まあまあかな。意外に面白かったのが、後半のグラビア「芸能界『美脚女王』の50年史」だった。野際陽子や由美かおる、アグネス・ラムがいいね。  袋とじは「『豊満』VS『スレンダー』欲情するヌード大研究」2つのタイプのどちらに「欲情するか」の大研究。私はスレンダータイプだが、豊満タイプもいいね。節操がないんだね、結局。あとは毎度の「艶色美熟女図鑑」    現代は「いま、外国人観光客が殺到している 神事『男根祭り』を楽しむ」。そうそう昔はおおらかだった。今の女の子たちも「男根」を抱けてうれしそうだ。「週刊現代が見つけた はるな 32歳」というのがあるが、私の好みではないな。身体は豊満でよろしいのだが、顔がね。「青春のお宝3連発」と袋とじ今週のウリは「初めて掲載許可が出ました 鰐淵晴子 これが本邦初公開のヘアヌードだ!」。これは写真家のタッド若松氏が60年代に撮っておいた写真だ。昔この一部がグラビアに出たことがあったと記憶している。何しろ「ノンちゃん雲に乗る」の美少女がヌードになったというだけで「事件」になったものだ。いま見ても格好いいね、鰐淵は。  このところ現代はネタ切れか、SEX記事に精彩がないように見える。今週は「芸能人とのSEX 何がどう違うのか」という、私にはよくわからない記事。  ポストも「日本歴史上最強の性豪は誰だ」。「『月刊PLAYBOY』の時代」。死ぬまでSEXは「日本一エッチな健康雑誌のムックDVD付き『壮快Z4』のSEX特集が凄い!」という、他人の褌で相撲を取っているだけ。  本当にネタ切れなのかもしれないな。というわけで、どちらもイマイチ迫力不足で今週は引き分けとする。  ■講演会へのお誘い 日時:5月19日(木)午後18時~ 場所:有楽町「日本外国特派員協会」(東京都千代田区有楽町1-7-1有楽町電気ビル北館20階 電話は03-3211-3161) 主催:日本インターネット報道協会 講演者:前ニューヨーク・タイムズ東京支局長 マーティン・ファクラー氏 テーマ:「安倍政権にひれ伏す日本のメディア」 料金:無料 (文=元木昌彦)

アパート貯水槽内の自殺遺体に住民困惑「ウジ虫が湧き、水道からは悪臭が……」

201605100852473658.jpg
問題の貯水槽
 事件・事故が起きた場合、その影響を受けた二次被害もバカにできない。人身事故による電車のストップや遅延は割とよくある話だが、お隣・韓国でも、とある事件の二次被害に住民が困惑している。  5月9日、慶尚北道(キョンサンプクト)のアパート屋上に設置された貯水槽内から、遺体が発見された。亡くなっていたのは、中国国籍のワン氏(38)だ。  アパート住人の証言によると、ワン氏は下着姿でアパート内を徘徊して、ゴミ箱をあさるなどの不審な行為を繰り返していたという。遺体には他殺の形跡もなく、さらに彼の衣服のポケットの中には「3万元(約48万円)の賃金が支払われなかった」というメモが残されており、生活苦から自ら貯水槽内に投身したと推定された。また、遺体の状況から、死後2週間以上経過していたことも明らかになっている。  ワン遺体が発見されたのは、アパート住人たちからの「水道から異臭がする」というクレームがきっかけだった。遺体は、ゆっくりと槽内の水を汚染していたのだ。事実、遺体のそばには、大量のウジまで湧いていたという。  これを聞いた40人のアパート住人たちは、その事実をいまだのみ込めていない。中には「病気になるのでは」と、不眠症を訴える人までいる。現在、アパート住人には市から一時的にミネラルウォーターが提供されているのだが、それも炊事や入浴を賄えるほどの量ではない。  専門家は、「遺体から出る分泌物による、病原菌への感染の危険が高い。また、健康面以外でも、腐った水を飲んだという精神的ショックが大きいだろう」と分析。今週からは、保健所による住民へのカウンセリングも始まるようだ。  この事実に、韓国ネット民も「腐った水か……」「その水でご飯やラーメンを食べたと思うと……寒気がする」など、大きな衝撃を受けている。  自殺遺体が見つかっただけでもショックなのに、住民にとってはなんとも気の毒な話だ。

アパート貯水槽内の自殺遺体に住民困惑「ウジ虫が湧き、水道からは悪臭が……」

201605100852473658.jpg
問題の貯水槽
 事件・事故が起きた場合、その影響を受けた二次被害もバカにできない。人身事故による電車のストップや遅延は割とよくある話だが、お隣・韓国でも、とある事件の二次被害に住民が困惑している。  5月9日、慶尚北道(キョンサンプクト)のアパート屋上に設置された貯水槽内から、遺体が発見された。亡くなっていたのは、中国国籍のワン氏(38)だ。  アパート住人の証言によると、ワン氏は下着姿でアパート内を徘徊して、ゴミ箱をあさるなどの不審な行為を繰り返していたという。遺体には他殺の形跡もなく、さらに彼の衣服のポケットの中には「3万元(約48万円)の賃金が支払われなかった」というメモが残されており、生活苦から自ら貯水槽内に投身したと推定された。また、遺体の状況から、死後2週間以上経過していたことも明らかになっている。人目に触れない貯水槽というのが、発見を遅らせたのだ。  ワン氏の遺体が発見されたのは、アパート住人たちからの「水道から異臭がする」というクレームがきっかけだった。ワン氏の遺体は、ゆっくりと槽内の水を汚染していたのだ。遺体のそばには、大量のウジまで湧いていたという。  これを聞いた40人のアパート住人たちは、その事実をいまだのみ込めていない。中には、「病気になるのでは」と不眠症を訴える人までいる。現在、アパート住人には市から一時的にミネラルウォーターが提供されているのだが、それも炊事や入浴を賄えるほどの量ではない。  専門家は、「遺体から出る分泌物による、病原菌への感染の危険が高い。また、健康面以外でも、腐った水を飲んだという精神的ショックが大きいだろう」と分析。今週からは、保健所による住民へのカウンセリングも始まるようだ。  この事実に、韓国ネット民も「腐った水か……」「その水でご飯やラーメンを食べたと思うと……寒気がする」など、大きな衝撃を受けている。  住民にとっては、なんとも気の毒な話だ。