札幌の街まで流れ着いた暑くても溶けない流氷グルメ「札幌 流氷カレー」

 ついこの間まで、釧路では流氷が見れたというのに、5月なのに夏日を記録した北海道。北国なのにこう暑いと、冷たいものや辛~いものを食べたくなるが、そんな思いをいっぺんに叶えてくれるグルメが札幌にあった!
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銀皿におさまった小さなオホーツク海には大きな流氷が。
 その名も「オホーツクの流氷カリー」。なんと、青い海に流氷がプカプカと浮いている、ホンモノそっくりの流氷グルメではないか。その正体とは?
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カレーにナン、サラダ、チャイが付いて1,100円という料金もうれしい。上写真はラッシー付き。
 すでに名前でネタバレしているが、青い海の正体はカレーだ。だとすると、流氷は? 何にしろ食べてみようと実食開始。青い海をスプーンにすくってひとくち、口に運ぶ。すると……青い味はまったく感じない、フツーのカレー味なのだ。カレー=黄色という、DNAにしみ込んだ常識が覆された瞬間だった。そして流氷の正体は、柔らかく煮込まれた鶏肉であった。
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バター風味のナンとチキンの味がピッタリ。色の割にカレーはスパイシーだ。
 流氷を青い海と一緒にすくい、ちぎった北海道の大地、ではなく、ナンに乗せて食べると、まるでひとくちで北海道を食べているような気にさせられた。  オーナーらしきインドの方に話を聞くと、青い色のままでカレーの辛さはどうにでもできるらしい。ちなみにメニューには、青、赤、黄、白という、4色のカレーメニューが載っていた。白いカレーって、一体……。
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カレー好きの人は、是非全色コンプしていただきたい。
 HPで確認したところ、なんと、紫、水色、オレンジの3色のカレーが追加され、緑色のほうれん草を合わせた「虹の彩りレインボーカリー」なんてメニューもあるらしい。  これなら本格的な夏が来ても、夏バテで食欲ないなんて言わずに済みそうだ。  流氷カリー、うもうございました。 札幌 クリシュナ「オホーツクの流氷カリー」セット1,100円(税込み) インパクト ☆☆☆ 味     ☆☆☆ 店     ☆☆☆ (写真・文=よしよし)

9歳男児が20歳女性を強姦! スマホ向けアダルト動画に触発される中国の未成年たち

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地元記者が実際に会員制QQグループに登録するとエロ動画が大量にアップロードされていた(出典:生活報)
 米メディア「Mashable」によると、中国のスマートフォン普及率は58%に達し、日本の39%を大きく上回っているという。低価格な国産モデルの登場により、低所得層や若年層にもスマホ保有が広がったことが一因とみられる。  一方で中国では、スマホ普及による弊害も出てきている。 「広西新聞網」(5月15日付)は、スマホで有害コンテンツにアクセスし、悪影響を受ける小学生が増加傾向にあると報じている。
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男子中学生が女子生徒に無理やりキスを迫っている動画。ネット上で拡散されている(出典:東網)
 広西チワン族自治区南寧市に住む母親は、小学4年生の娘が使用しているスマホをチェックしたところ、中国版LINE「QQ」に同級生たちと作成したと思われるグループチャットを発見。そこには大量のアダルト動画がアップされており、衝撃を受けたという。母親は、動画の内容があまりにも生々しく、子どもたちへ悪影響を及ぼすと判断。学校と警察に通報したという。  中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、スマホが中国の未成年に悪影響を与えている現状についてこう話す。 「日本では、未成年ユーザーによる有害サイトへのアクセスをブロックするフィルタリングサービスがありますが、中国では普及していない。さらに、いま流行しているのが、会員制QQグループチャット内でのアダルト動画の共有。月額5元(約90円)で、グループチャット内に毎日大量にアップされるエロ動画が見放題なんです。これなら小中学生のお小遣いの範囲内ですし、ネット上にはその広告が大量に貼られていますよ」
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9歳の男児が女性を強姦しようと襲っている映像が監視カメラに映っていた(出典:九妖笑話)
 今年4月には、陝西省で15歳の男子中学生が、近所に住む8歳の女児を強姦し、逮捕される事件が発生した。逮捕された男子中学生は、ネット上で見たアダルト動画に触発されて犯行に及んだという(環球網)。  また昨年4月にも、アダルト動画を見ていた9歳の男児が動画を模倣し、深夜の路上で20歳の女性を強姦するという、にわかには信じられない事件も起きている(河南衛視)。  さらに、エロコンテンツをスマホで視聴するばかりではなく、撮影する未成年もいる。5月には、中学生とみられる複数の男女が、濃厚なキスをする動画がネット上にアップされ、拡散している。  近年、性教育拡充の必要性が指摘されている中国だが、目まぐるしく進展するITとともに加速する未成年の性の乱れに対処できるか? (文=広瀬賢)

韓国社会に蔓延する“女性嫌悪”が通り魔殺人事件に発展! ヒートアップする「男女対立」に未来はあるのか

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イメージ画像(足成より)
 韓国社会に蔓延している「女性嫌悪」が深刻化し、ついに悲惨な事件が起きてしまった。  5月17日午前1時20分頃、ソウルの地下鉄・江南(カンナム)駅10番出口近くにある商店街の男女共用トイレで、通り魔殺人事件が発生した。被害者は23歳の女性。飲み会の途中でトイレに行くために席を立った女性は、偶然出くわした34歳の男に、いきなり左胸や肩、背中などを刃物で複数回刺され、死亡したのだ。  犯人と被害者は面識がなく、事件現場となったトイレ付近で犯人は1時間半ほど居座り、誰でも構わないので女性が入ってくるのを待ち伏せしていたという。警察は事件後、現場周辺の監視カメラの映像を分析し、事件発生から9時間後にまた同じ格好で江南駅に現れた男を逮捕。凶悪な通り魔殺人事件として世間に知られることになった。  この事件に対する韓国国内の反応が尋常ではない。というのも、警察の取り調べに対し、犯人は「普段から女性たちに無視されていたから」と犯行動機を明かしたのだが、それが世の女性たちを激怒させてしまったのだ。いわば「女性嫌悪」が招いた最悪な事件なだけに、多くの女性たちは「もしかしたら自分が被害者になっていたかもしれない」と、ゾッとしたようだ。ネット上には「ただの通り魔じゃない、“女性嫌悪者”による事件だ」との声が多数寄せられ、女性ユーザーたちは、まるで身内の不幸のように悲しんでいる。  また、事件現場から近い江南駅10番出口には被害者の追悼スペースも設けられたが、菊の花と追悼メッセージカードで覆い尽くされたその厳粛な場所にある男性が貼り付けたメッセージカードが、ネット上で大炎上。この男性は“イルベ”こと、韓国最大のネット掲示板「日刊ベストストア」のユーザーで、メッセージカードには「たかがクズ人間ひとりが殺人を犯したからって、すべての男性を侮辱するな」と書かれていた。目撃者の話によると、男性がメッセージカードを貼るや否や、その場にいた市民たちが男性を囲んで3時間近くにわたって押し問答、泣き叫ぶ女性の姿もあったという。  今回の事件を受けて、2014年のセウォル号沈没事故で拡散した「イエローリボン」ならぬ、「ホワイトリボン」キャンペーンを拡散させようとする動きもある。ホワイトリボンとは、女性への暴力をやめようと呼びかける社会運動の象徴。しかし、「すべての男性を社会的悪者として決め付け、それを一般化するな」と、キャンペーンに反対する声も多く、賛否両論が起きている状態だ。  男性は女性嫌悪、女性は男性嫌悪に。この先、ますます韓国における男女の葛藤は激しくなりそうだ。 (文=李ハナ)

三菱自動車も……? 中国ネット民の間でささやかれる、ジャッキー・チェン「デス広告塔」説

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07年、中国市場でのイベントに三菱のブランドキャラクターとして登壇したジャッキー・チェン
 軽自動車の燃費偽装スキャンダルが明るみになり、存亡の危機に瀕している三菱自動車。日産自動車との資本業務提携により、なんとか首の皮一枚つながった感こそあれ、元の信頼を取り戻すまでには、かなりの時間を要するだろう。  そんな三菱自動車の落日について、中国のネット上では、あるウワサがささやかれている。 「呪いはまだ続いていたのか……」  三菱自動車の燃費偽装を伝えるニュースに対し、中国版Twitter「微博」にはそんな書き込みが相次いだ。  呪いとは、かの映画スター、ジャッキー・チェンが広告塔を務めた企業や製品が、相次いで不遇に見舞われるというものだ。
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中国産ゲーム機「小覇王」の広告。ジャッキーが若い……
 ファミコンもどきの中国産ゲーム機「小霸王」は、ジャッキーがイメージキャラクターとなった直後に倒産。1996年に約6,000万円(当時)という高額ギャラでジャッキーがCM出演したビデオCD機(CD-ROMに動画や音声などを記録し、対応機器で再生する機器)メーカー「愛多」は、創業者の胡志標氏が逮捕され、2000年までに会社は倒産している。
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ジャッキーを広告に起用したのち、3年で姿を消した中国産コーラ
 また、98年にCM出演していた食品メーカー「汾煌食品」による中国産コーラ「汾煌可楽」も、01年頃には市場から消えている。
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現役スターだったジャッキーが育毛シャンプーの広告塔を務めたことが当時は話題となった
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黄色ブドウ球菌が検出された冷凍水餃子
 長らく広告塔を務めている日用品大手「霸王国際」の育毛促進シャンプーは現在も存在するが、10年に発がん性物質が含まれていることが発覚。売り上げが激減した。11年には、CMキャラクターを務める食品大手「思念食品」の冷凍水餃子から黄色ブドウ球菌が検出されている。  さらに、05年からCMキャラクターだったフォルクスワーゲンのミニバン「キャディ」は、3年足らずで販売終了している上、昨年発覚した同社の排ガス不正スキャンダルについては周知の通りだ。
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2,000台足らずの販売台数で中国市場から姿を消したVW社のキャディ
 そんな「デス広告塔」ともいえるジャッキーは、三菱自動車の中国市場でのブランドキャラクターを務め、パジェロのテレビCMにも出演していたのだ。個人的にも三菱好きを公言し、同社の3ドアクーペ、スタリオンを所有していたことも知られている。  今年2月、三菱自動車が37万台のリコールを国土交通省に届けた際にも、中国のネット上では「ジャッキーの呪い」とする声があった。しかし、直後に起きた再度のスキャンダルに、ネット民たちは呪いの根深さを知る結果となったようだ。  三菱自動車には今後、中国でささやかれるこうした都市伝説を払いのけるような復活劇を遂げてもらいたいものである。

東京五輪招聘は2億円どころじゃない? 大新聞と新聞が報じない、JOCと電通の深いつながり

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「FLASH」(5月31日号、光文社)
今週の注目記事・第1位 「セブン&アイ『不透明取引』と『女社長』」(「FLASH」5/31号) 第2位 「なぜ大新聞とテレビは『電通』の名を報じないのか」(「週刊ポスト」6/3号) 第3位 「主要100車種『実際の燃費』をすべて公開する!」(「週刊現代」6/4号) 第4位 「幹部&関係者9人に聞いた『日本会議』とは何か?」(「週刊ポスト」6/3号) 第5位 「舛添『汚れた都知事選』四百万円ネコババ<疑惑>」(「週刊文春」5/26号) 「<首の皮一枚でつながった>『舛添要一』都知事を褒めよ!」(「週刊新潮」5/26号) 第6位 「三菱自動車の天皇<益子修会長>直撃!」(「週刊文春」5/26号) 第7位 「『オバマ大統領』が広島でやるべきこと」(「週刊新潮」5/26号) 第8位 「ベッキーに川谷元妻が抗議文を送った」(「週刊文春」5/26号) 第9位 「『デタラメ家系図』だったNHKの『鳥越俊太郎』<ファミリーヒストリー>」(「週刊新潮」5/26号) 第10位 「『白い乳房の感動ヘアヌード!』高崎聖子改め、高橋しょう子」(「フライデー」6/3号)  今日発売の現代とポストを見て、沖縄県うるま市の会社員・島袋里奈さん(20)殺害と死体遺棄容疑で逮捕されたシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者の「事件」が載っていないことに失望した。  確かに容疑者逮捕は19日、木曜日の夕方だが、せめて2ページ、ワイドの1本にでも突っ込むべきではなかったのか。  テレビや新聞の報道も、これだけの重大事件なのに扱いが地味である。サミット前、オバマ大統領が広島を訪問するので、政府の沖縄在日米軍への抗議の仕方も弱腰に見える。  「元」がついたからといって米兵だったことは間違いないのだから、沖縄の怒り、悲しみを、日本中の怒りと悲しみにするべきである。  現代、ポストにはもっと言いたいことがある。現代の巻頭特集は「ニッポン経済大復活!田中角栄ならこうする」である。安倍政治がダメなことはよくわかるが、安易なノスタルジーで角栄を美化して取り上げるのはいかがなものか。  金権政治、ゼネコン政治を復活してどうしようというのか。  現代によると、警備会社の大手「セコム」の会長と社長2人が突然クビを切られたそうだが、申し訳ないが、この会社にはそれほど関心を持てない。  小保方晴子と瀬戸内寂聴というのもパス。裏カジノに出入りしていてバドミントン界から追放された田児賢一のインタビューはもっと掘り下げてインタビューしないと、もったいない。  ポストはガラッと変わって、「死を招く高血圧 死なない高血圧」。確かに私のような高齢者には関心事ではあるが、もっと伝えなければいけないことがあるのではないか。「死ぬまでSEX」をやっていれば、あとは適当に、というのではないだろうが、伝えるべき内容の軽重をもっと考えてほしいと思うのだが。  フライデーも褒められたものではない。今週の「緊急取材 これが『覚醒剤中毒』の最先端治療現場だ」は、なかなか力の入った特集だとは思うが、多方面に目を配り、写真誌ならではのスクープをもっともっと期待したい。  そのフライデーが今週もやっている「高崎聖子改め高橋しょう子『白い乳房の感動ヘアヌード!』」第2弾だが、さすが「日テレジェニック2015」を受賞したカラダは、はち切れんばかりである。乳房は大きいが、やや垂れ気味。ヘアの量は多い。顔は私好みではないが、うつ伏せになってお尻を持ち上げている背中からお尻にかけての線が美しく、迫力満点。  AVの世界では“大事”になっているしょう子ブームだが、『グラビア四天王 たかしょー MUTEKI Debut』(MUTEKI)も買いたくなってきた。  さて9位。NHKに『ファミリーヒストリー』という人気番組がある。著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材して、その人間のルーツを探し出してくれるのだ。  昨年7月10日の放送ではジャーナリストの鳥越俊太郎氏が取り上げられた。だが新潮によれば、番組で鳥越氏の家系図だと出されたのはまったくのデタラメなものだったというのである。  鳥越氏の郷里は福岡県うきは市吉井町で、実家は鳥越製粉という製粉会社。その三代目社長・繁喜氏を支えたのが、弟で鳥越氏の父親の俊雄氏だった。番組では鳥越家の親戚だという鳥越市治氏が家系図を差し出し、「家系図に記された最も古い祖先は、戦国時代を生きた人物。名は興膳」というナレーションが入る。  興膳は戦国大名・大友宗麟の家臣。関ヶ原の戦いで豊臣方についたため不遇の時代を過ごし、その後、鳥越俊太郎氏の曾祖父が鳥越製粉の基礎を築いたと紹介された。  それを知って鳥越氏は「昔から権力側につかないという気持ちがあったんだな」と興奮気味に語ったという。だが、この家系図は同じ市に住む鳥越氏とはまったく関係のない、鳥越家18代当主・鳥越光氏のものだったのだ。  新潮が見た光氏の家系図は詳細なもので、興膳まで正確にたどれるという。光氏から抗議を受けたNHKエンタープライズのプロデューサーと制作会社の女性ディレクターが来て話し合いをしたが、結論は出なかった。その上、帰り際に「穏便にしましょう。これで終わらせましょう」と言ったというのだ。番組を作っている連中は、お笑いバラエティぐらいにしか考えていないのであろう。さすがに再放送はしないという連絡はあったという。  だが、今年2月、朝日新聞に鳥越氏が自分の半生を語ったインタビュー記事が載った。そこで鳥越氏が「先祖は興膳だったそうです」と話しているのだ。NHK側は、抗議があったことを鳥越氏に伝えていなかったのだ。  あきれるのは、新潮がNHKに質問状を送ったところ、「放送内容については問題ないと考えています」(広報局)という返事が返ってきたことである。  それに当の鳥越氏も「朝日新聞で興膳に触れたのは、記事を書いた記者の作文でしょう。もちろん私もゲラで確認したから責任がないとは言わないが、私から興膳の話を積極的にしたわけじゃない」と語っているのだ。  もし記者が、自分の言っていないことを書いたら、ゲラで直すのがイロハのイだ。そのまま載ったら、抗議しなくてはいけない。それに、間違ったことを全国へ発信したNHKに抗議し、もう一度番組を作り直させるべきだと思う。鳥越氏は現在、ジャーナリストではなく「がん評論家」なのだから、致し方ないか。  お次は文春のタレント・ベッキー話を少々。ベッキーは5月2日、離婚が成立した川谷絵音の元妻と対面して謝罪した。面会は弁護士たちが居並ぶ中で行われ、元妻は最後にベッキーに向かってこう言ったという。 「頑張ってくださいね。私も頑張ります」  ベッキーとプロダクションは、やれやれこれでテレビに復帰ができると胸をさすっただろう。だが、その直後、謝罪する2日前にTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたち』(5月13日放送)の収録が終わっていたことが発覚したのだ。  元妻はこのことを知らされておらず、放送当日の夕方、サンミュージックから連絡があったという。「順番が違う」。そう元妻が思ったのは当然である。  私もこの放送を見た。ベッキーはしおらしそうに見えたが、彼女とプロダクション側の「一日も早く復帰をしてカネを稼ぎたい」という底意が見え見えで、それに加担しているSMAP中居の目が落ち着かなかったのが印象に残った。  文春は放送後に元妻は弁護士と相談の上、サンミュージック宛てに抗議文を送ったと報じているが、サンミュージック側は「率直な心情を手紙に書いたもので、抗議文ではありません」と説明している。  だが、これだけの騒ぎを起こしたのに、たった3カ月ぐらいの謹慎で復帰するのは早すぎると、私は思う。復帰したとしても、これほどイメージが堕ちた彼女にCMは戻ってこないだろう。  オバマ大統領が5月27日に広島を訪問する。新潮は巻頭で「オバマが広島でやるべきこと」を特集しているが、ほかはともかく、この2人の意見には賛成する。野球評論家の張本勲氏は5歳の時に被曝し、姉を失っている。 「絶対に資料館であの“服”を見てほしい。あそこには、女の子用の小さな服が展示されている。3歳か4歳の子のものかと思っていたら、高校生の洋服だった。洋服もこんなに縮んでしまうのか、と胸を打たれました」  作家の大下英治氏は1歳の時、母親の背中で被曝し、父親は全身やけどで亡くなっている。 「大統領には、被爆者の話を直接聞いてほしい。資料館も行くべきですが、あそこにあるのは“死者の記録”。それに加えて、地獄を背負って生き延びてきた人たちの言葉を、生で聞いてほしいのです」  オバマが何を思い、何を言うのか――。世界中が注目しているはずである。  私はオバマ大統領の広島訪問決断を支持するものだが、気になる記事が毎日新聞5月22日付に載った。 「<米大統領広島訪問>元米兵捕虜も立ち会いへ 米政府が要請 【ハノイ西田進一郎】オバマ米大統領が27日に被爆地・広島を訪問する際、第二次世界大戦中の元米兵捕虜も立ち会うことが22日、分かった。1942年にフィリピン・バターン半島で米兵捕虜ら多数が死亡した『バターン死の行進』の生存者らで作る『全米バターン・コレヒドール防衛兵記念協会』のジャン・トンプソン代表が明らかにした」  ホワイトハウスから、大統領の広島訪問の式典に元捕虜のひとりを代表として参加させてほしいと要請があったという。 「広島訪問が、原爆投下の被害だけでなく、第二次大戦の全ての被害に目を向けたものであることを示す狙いがあるとみられる」(毎日新聞)  だが、代表で参加する人物は「米東部コネティカット州のダニエル・クローリーさん(94)。フィリピンで旧日本軍の捕虜となり、パラワン島で飛行場建設の作業を素手で行うように強いられた。その後、日本に移送され、栃木県足尾の銅山などで強制労働をさせられた」(同)という人で、「毎日新聞の取材に当時の生活の過酷さを説明したうえで『兵器は人を殺害するので、全ての兵器は嫌なものだ。しかし、戦争を引き起こしたのは米国ではなく、ドイツと日本だ』と述べ、戦争終結のために原爆投下はやむを得なかったとの認識を示した」というのである。  嫌な予感がする。広島訪問にアメリカ国内で反発が起こるのが怖いために、オバマ大統領が譲歩したのではないのか。  広島で「戦争を早く終結させるために原爆は使用されたのだ」と彼が語れば、日本の国民感情を逆なですることは間違いない。オバマ大統領がどういう言葉を紡ぎ出すのか、じっくり見てみたい。  さて、三菱自動車が日産の傘下に入ることが決まったが、重大な燃費のゴマカシが行われていたことの責任を誰が取るのか不透明である。  文春は、三菱自の天皇と呼ばれていた益子修会長を直撃インタビューし、新潮は日産のゴーンCEOがかなり前から三菱自を傘下に収める下調べをしていたことを明らかにしている。  益子氏は三菱商事出身で、三菱自動車の経営再建のために送り込まれたという。今回の不祥事について文春が聞くと、「開発(部門)の中身が分からなかった」「(燃費偽装を=筆者注)知りませんでした」「現場には行くけど、そういうのをやっているのは分からなかった」「(燃費目標を5回も上げたではないかという質問に=筆者注)僕は『できないでしょう』と言ったけど、『できる』と言われるとね」と、自分は知らされていなかったと逃げるばかりだ。  三菱自動車がまとめた調査結果には、データ改ざんの背景には「目標達成へのプレッシャーや、幹部社員らの高圧的な言動による物言えぬ風土などがあった」と書かれているのに、である。  新潮によると、軽自動車の燃費データに不審な点があることに日産が気付き、三菱自に通知したのは昨年11月だったが、その段階から日産は、三菱自や三菱グループの経営状況を調べ始めていたそうだ。  提携発表後にゴーン氏の右腕と称される人物が首相官邸を訪れ、菅義偉官房長官に三菱を傘下に収めることを報告しているという。 「日産としては三菱自動車を三菱グループから切り離して完全に自社のコントロール下に置きたかったのですが、重工側は“待ってくれ”と。で、第三者割当増資という案が出てきたのです」(専門誌記者)  三菱自動車が不正を発表して、日産はうま味のあるところまで三菱の株価が落ちたタイミングを見計らって提携を発表したというのである。徹底した合理主義者のゴーン氏だから、三菱自には厳しいリストラを持って臨むという観測がしきりである。三菱自の社員は残るも地獄、去るも地獄となるのだろうか。  閑話休題。先日、東京・中野の通りを歩いているときにこんな病院の看板を見つけた。「老人内科」。高齢者がちまたにあふれているのだからあっても不思議はないが、なんとなく新鮮な気がした。内科は女・子どもが多く、年寄りが行っても座る場所もなかったりする。ここなら老人に優しいかもしれない。入ってみたくなった。  さて、文春は舛添要一都知事の金銭疑惑を今週も追及している。今回は「舛添氏の都知事としての正当性を揺るがしかねない“新たな疑惑”」をつかんだというのだ。  彼はかつて新党改革の代表を務めていたが、14年に都知事選に無所属で出馬するために離党した。にもかかわらず、彼は新党改革の政党交付金を約400万円も「ネコババしているのです」(新党改革関係者)。さっそく文春が調べた。  結果、無所属の舛添氏に他党(新党改革)から政党支部を迂回して、約526万円を受け取っていたことが判明したというのである。  政党交付金は国民ひとり当たり250円を支払っている血税であり、政党に対する交付金だから、無所属である舛添氏が手にすることは許されない。また、都知事選挙の運動費用収支報告書によると、都知事選挙のために個人、政治団体からの寄付は約3,400万円あったが、支出は約2,600万円だから、約800万円の“利益”を得ている。だが、これがどう使われたのか、収支報告書に記載がない。  そのほかにも、世田谷の豪邸の1階と地下部分を事務所として使っていて、政治団体から「舛添政治経済研究所」に月々家賃が支払われている。この研究所の代表は妻の雅美氏で、家賃の44万2,500円というのも、「30万円が妥当なところだと思います」(地元の不動産店)と、高く設定しているという。  公私混同の宿泊費や飲食代、さらには政党交付金の横取りから家賃の水増しなど、次々に明るみに出る、せこい金銭疑惑。早くも舛添辞任の声が出る始末だが、自民党都連関係者も文春で、「次は、清廉なイメージのある女性などがやるしかないのでは」と言いだしている。  文春によると、その女性候補は「蓮舫」「小池百合子」「安藤優子」になりそうだという。  新潮の得意技は「褒め殺し」だが、これだけ追い詰められても辞めると言わない「舛添要一を褒めよ!」という特集を組んでいる。  彼の出身は福岡県八幡市(現在の北九州市八幡東区)だが、ここは炭坑町で気の荒い人間の多いところだったと、かつて舛添氏が話しているが、彼の幼なじみに、北九州市に本拠を置く暴力団「工藤会」の事務局長にまで出世した原田信臣という人間がいたそうだ。  暴力団の主要メンバーと東大助教授を経て、国際経済学者になった男。映画にしたいくらいの題材ではないか。それも、原田氏は借金を重ねて組を破門になり、家族と共に焼肉屋をやっていたところに舛添氏が訪ねて行き、自分の選挙や後援会活動を手伝ってくれと言ったというのである。まさに男と男の友情物語だが、やがて原田氏は「舛添はカネに汚い、経費も交通費もくれない」と、脅迫状を送ることになったという。  工藤会のある有力幹部は、原田は「これは正当な社会正義だ、裏切られた」と悔し涙を流したが、3~4年前に他界したという。新潮いわく「筋金入りの暴力団元幹部を手玉に取るくらい、舛添氏は男の器量を備えているのである」。  東大助教授時代に愛人にしたA子さん(61)との間には子どもがいて、その子は「自閉症」(A子さんの母親)だそうだが、別れて以来、彼女には一度も電話をかけてこず、参議院議員を退くと、収入が減ったからと養育費の減額を求めてきた。新潮いわく「A子さんに見向きもしないのは、ただ前進あるのみという政治家としての心構えを示しているにほかならない」。これ以上書くのはやめるが、都知事の椅子が風前の灯火であることは間違いない。  ポストは、先週も日本会議について特集していた。異例のベストセラーになっている菅野完(たもつ)氏の『日本会議の研究』(扶桑社)だが、売れているというより、日本会議のメンバーが買い占めたとのウワサも立ち、物議を醸している。  また、扶桑社は、どちらかというと日本会議の考え方に近いと出版社と思われるが、そこからこういう本が出たということも話題のひとつである。  ポストが日本会議に関わっている人たちに聞いて歩くが、なかなか話をしてくれない。ようやく日本会議会長で、杏林大学名誉教授の田久保忠衛氏がインタビューに答えて、こう話している。 「──日本会議とはどのような活動をする団体ですか。 『我々の一つの大きな目的は憲法改正にあります。(中略)日本が自国を防衛するという視点に立つとき、障害になるのが憲法9条です。だからよりよい憲法を自分たちで作ろうというのが大きな目的です。(中略)我々の目的を達成するために、(改憲に前向きな)安倍政権の今を好機と捉えて、講演、啓蒙活動などを大々的に展開しているのです』」  しかし、「自民党や安倍政権と日本会議の関係は世間の人が見るほど密接なものではありません」と否定する。だが、どう見ても今の政権と表裏一体に見える。  また、日本会議が生長の家に牛耳られているというのは的外れだとも言っている。  これに対して菅野氏は、 「冷静に見て、日本会議の主張に政権がなびいているのは否定しがたい。それなのにそう見せないのは、全体をコントロールするトップや事務方の有能さにある。椛島事務総長ら生長の家出身の事務方幹部が取材に答えないのは、そこに本丸があるからということでしょう」 と話している。これからも注視すべき存在であることは、間違いない。  さて、現代の読むべき記事はこれだ。カタログ燃費と実燃費が乖離していることは、自動車に詳しい人間なら誰でも知っていたことだろう。  三菱に続いて、スズキが燃費の不正測定をしていたことが明らかになったが、当然ながらトヨタや日産、マツダにも似たようなことがあるに違いない。  現代はインターネットサイト「e燃費」の協力を得て、代表100車種のカタログ燃費と実燃費の差を調べた。 「e燃費」の石原正義氏はこう話す。 「ハイブリッド車や軽自動車など燃費を売り物にする車ほど、実燃費とカタログ燃費の乖離が大きくなる傾向があります」  その通り、トヨタのプリウスは、カタログ燃費は40.8km/Lだが、実燃費は21.7km/Lと、達成率は53.3%しかないのだ。  ほかにもスバルのプレオは達成率45.2%、スズキのアルトラバンは達成率が49.0%で、100%を超えているのはホンダのシビックの116.9%と、1台しかない。  検査をメーカー任せにしていた国もメーカーも、国民をバカにするのもほどほどにしろ! これでも怒らないのなら、日本人は人のいいアホだと言われても仕方あるまい。  東京五輪招致のために裏金を使ったのではないかという「疑惑」は、日を追うごとに大きくなってきている。新潮と文春がともに報じているが、文春はアフリカ票に絶大な影響力を持つ国際陸連、ラミン・ディアク前会長は親日家で、彼が市長時代に来日したときから、日本陸連の当時の会長だった河野洋平氏とは蜜月だったと書いている。  この河野氏の太いパイプが、今回の疑惑と結びつくのかには言及していない。一方の新潮は、五輪をはじめ、大きな世界大会には必ず電通の名前が挙がる。今回も、JOCの竹田恒和会長は、シンガポールにある「ブラック・タイディングス」社から売り込みがあり、電通に確認したところ「十分に業務ができる」と聞いたと述べているが、この会社は公営住宅の一室でとてもオフィスとは思えないし、現在は閉鎖されているという。 「要は、ペーパーカンパニーだった可能性が極めて高い会社に2億円超が振り込まれていたのである」(新潮)  電通はどういう調査をして「業務ができる」と判断したのか、説明するのが常識というものである。  この会社の代表の親友はディアク前会長の息子で、彼が13年9月頃、パリで高級時計など2,000万円もの買い物をしていたことをフランス検察は把握しているという。  スポーツビジネス界で絶大なる力を持つ人物として、電通の高橋治之氏の名前が挙がっている。彼は電通を退いているが、英紙「ガーディアン」には、彼とラミン・ディアク氏の関係がほのめかされているという。  田崎健太氏が2月に出した『電通とFIFA』(光文社新書)では、田崎氏が高橋氏にインタビューして、日本へサッカーW杯を招致するために電通はロビー活動費として、ISLというロビイングを引き受ける会社であろう、そこへ8億円ほど払ったと語っている。  サッカーW杯のロビー活動費が8億円だとすると、五輪にはもっと多額の金が動いた可能性があるはずだ。いま問題になっている2億円程度は氷山の一角に違いない。電通にからきしだらしないテレビは致し方ないが、大新聞は電通を恐れず、この闇に切り込むことができるのか。  この「素朴な疑問」について、ポストも「なぜ電通の名を報じないのか」と、かみついている。何しろ「ガーディアン」紙には、電通の名が繰り返し登場するのだから。  ポストによれば、電通の社史「電通の100年史」には、00年に、当時の成田豊社長と握手を交わす黒人紳士、今回の疑惑の渦中にいるラミン・ディアク氏の写真が掲載されているのだ。この時、ディアク氏は1年前に国際陸連会長とIOC委員に就任していた。  またこの頃から、電通は世界陸上をはじめとする国際陸連が主催する大会の国内放映権を獲得したという。  電通は国内最大の広告代理店で、年間売上高は4兆6,000億円、社員数は4万7,000人。テレビのCMなどを扱うが、花形部署はそこではなく「スポーツ局」だそうだ。約150人いる局員がそれぞれ得意な分野を持ち、テレビ放映権、イベントやスター選手の招聘、グッズ販売と、あらゆるスポーツをビジネスに変えてきた会社である。  今日のasahi.com(5月23日)に以下のような記事が配信された。 「2020年東京五輪・パラリンピック招致に絡み、東京側がシンガポールのコンサルティング会社に計2億3千万円を支払った問題で、同社との契約書には、招致委員会の理事長だった日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長がサインしていたことが22日、関係者への取材でわかった」  JOCと電通の深いつながりは、これまでの経緯を見れば明らかである。 「海外の捜査機関が動いており電通の関わりが注目されている以上、最初から報道の全容を紹介し、電通に真相を質すのがジャ-ナリズムの常道ではないか」(ポスト)  こうした当然のことができないのは、日本のジャ-ナリズムが腐ってきている何よりの証拠であろう。  先週ここで、日経の競馬記事が当たると紹介した。日経の競馬記者・野元賢一氏がその人で、1964年生まれで東大法学部を卒業後、毎日新聞に入ったが、どうしても競馬がやりたくて「ラジオNIKKEI」のある日経ラジオに中途入社したというのだから、相当な競馬好きである。  彼は、厩舎回りもしないし、お付き合いで親しい厩舎の馬を大穴にしたりはしない。彼は日頃から「競馬記者の仕事は、最終的に自分が責任を取る覚悟を持たないといけない」といっているそうだ。  日曜日は3歳牝馬の祭典「オークス」がメインレースだったが、早速日経を買ってきて野元氏の予想を見ながら競馬をやってみた。  結果は評判に偽りなし。すごい! 野元氏のすごいところは、メインレースの「オークス」こそ6頭の馬に印をつけていたが、そのほかは◎○?注の4頭にしか印をつけないのだ。  確かに4頭以外が連に絡むこともあるし、◎○は人気馬であることが多いから、穴馬が好きな競馬ファンには向かないかもしれない。  だが12レース中、彼が◎〇をつけた馬が絡んだレースは9レースあった。そのうち◎○で来たレースが4レース。12レースのように○の2番人気無印の4番人気で馬連でも2,630円つけている。  つまり野元氏の◎○から流せば、12レース中9レースはほぼ取れるということだ。これってすごいことだ。中でも「オークス」はシンハライト◎、チェッキーノ○だ。私はビッシュ(3着)から買ったのでダメだったが、彼の予想のうまさは本物かもしれない。  来週の「ダービー」の彼の予想が楽しみである。  さて、今週の第1位はFLASH。週刊誌には怖い存在のコンビの雄、セブンイレブングループの内紛について、追及している。なかなか週刊誌、それも出版社系の週刊誌にはできない記事だが、その勇気を買う。 「セブン&アイ」鈴木敏文会長が退任を表明して約1カ月半がたったが、鈴木体制が抱え込んでいた「時限爆弾」の存在が浮上してきているというのだ。 「ほぼ実績のないA社が、経営幹部の強引な推薦で、イトーヨーカ堂にノートを納入する業者になった」(セブン&アイ関係者)  このことが、鈴木降ろしの遠因だといわれているというのだから穏やかでない。A社はノートや雑貨の企画・卸、バラエティ番組やタレントのキャスティングを手がけていて、社長は31歳の美人だそうだ。  彼女はモデルやタレントの仕事をして、西麻布の飲食店でホステスをしていた。その頃、芸能プロダクション関係者とつながりができ、A社を立ち上げた。  この会社が納入したノートは、ほとんど売れなかった。だが、イトーヨーカ堂の常務執行役員と出会ったことで、審査の厳しいイトーヨーカ堂と取引できるようになったという。  FLASH調べでは、11年の売上高は1,000万円、12年が2,000万円、13年が4,000万円、14年1億5,000万円、15年は5億円とうなぎ登りである。  この常務氏は鈴木派直系で、絶対権力者だったという。だが、昨年10月に監査部門の調査で在庫隠しが疑われ、A社との不正な取引が問題になった。再調査も決まっていたのに、突然中止されたそうだ。そして、2月に件の常務氏は関連会社社長に「左遷」されたという。  5月26日には、セブン&アイHDの株主総会が開かれる。まだまだ隠されていたウミが吹き出しそうだ。 【巻末付録】  ポストのセクシーグラビアは「キャンペーンガール50年史」。袋とじは「これがアメリカのトップ・ポルノスター33人だ」。不思議なことに、この袋とじに出てくる女性たちのヘアは写っていない。それに、おなじみの「艶色美熟女図鑑 波多野結衣さん27歳」  現代は、編集部が見つけた美女「はるな 32歳」の第2回だが、私の好みは断然、波多野結衣さん。顔といい表情といい、ポストのほうにセンスを感じる。  そのほかに「Gカップの新星 園田みおん」。これはキャバクラ嬢丸出しのようで、私の趣味ではない(お前の趣味なんてどうでもいい!)。  袋とじは懐かしの畑中葉子「最後のフルヌード」。なんでも、33年ぶりにCDを発売する記念ということだそうだ。彼女も今は50代半ばか。昨夜、NHKの『人生の終い方』を見たせいか、彼女の裸を見ても欲情するよりそんなことを考えてしまう。  現代はゴールデンウィークのポストの「死ぬまでSEX」総集編の売り上げがよかったためか、「あの素晴らしいSEXをもう一度 超拡大版スペシャル」と銘打って「男ならSEXで認められたい」と特筆大書。  70過ぎても相手から「男として認められたくて」SEXしようとは思わないが。そう思っている人だけには必読。  ポストは毎度おなじみの、美人女医6人から教わる「死ぬまでSEXの陶酔」。よくこれだけ女医さんを探してくるね。その努力と熱情には、あきれ果てながらも感動する。  ということで、今週も引き分けの心だ。 (文=元木昌彦)

アナーキーで反骨――桂歌丸版『笑点』の“粋”な終い方

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「笑点 第1号」(日本テレビ放送網) 
 番組初回から50年もの間、『笑点』(日本テレビ系)に出演し続けた桂歌丸が、司会から勇退した。  5月22日の放送の「歌丸ラスト大喜利スペシャル」では、歌丸司会最後の大喜利や、新司会者発表ということもあり、大きな注目を浴びた。TOKIOと『笑点』軍団の対決あり、再現ドラマを交えた『笑点』の“ウラ事件簿”ありと、盛りだくさん。  演芸コーナーではナイツが登場し、いつもの“ヤホー漫才”を「桂歌丸」をテーマにやっているところに、なんと本人が登場。「ナイツ」をテーマに、“ヤホー”ならぬ“アホー漫才”を披露したりもした。  だが、そんな見どころの多い各コーナーをしのぎ、その真骨頂を見せつけたのは、やはり番組後半に行われた生大喜利である。  3問行われた大喜利のお題はすべて“粋”。たとえば、2問目はこうだ。 「アタクシは今日で笑点の司会からお別れをするわけですが、『笑点』に涙というのは似合わないと思うんですよね。そこで皆さんね、豪快に笑いながらひと言。アタクシがね、『どうしたの?』と伺いますので、返事を返していただきたい」 『笑点』に涙は似合わない。まさにその通りだ。  それに対する答えも粋だ。たとえば、歌丸と長年にわたって番組で舌戦を繰り広げてきた三遊亭円楽。 「アーハハハ、ワッハハハ」 「どうしたの?」 「笑ってないと涙が出ちゃうんです」  そんな答えに、歌丸は座布団を。 「山田くん、そーっと1枚やってください」  2人の関係性を日本中の人が知っているからこそ胸に響く、この一連の流れの美しさ。50年続く『笑点』は、もはや日本人の日常生活の一部になっている。そこに出る落語家や演芸を見るというよりも、その番組パッケージそのものを見ている。  たとえば、先日放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に三遊亭好楽が出演した。「街で『ファンなんです』と声かけてくるファンに限って、たいしたファンじゃない説」を検証するためだ。  好楽が実際に街頭に立つと、すぐに多くの人たちが声をかけてくる。しかし、声をかけてくる人のほとんどが、好楽の名前を知らない。『笑点』の番組自体のファンだというのだ。  実際、好楽の名前を知らなくても、席の並び順はわかる。そんな番組、なかなかない。  大喜利のお題や答えで、政治的な時事をイジることも少なくない。“普通”に見えて、実は“攻めている”。そもそも日曜の夕方にただひたすら大喜利をしていること自体、冷静に考えるとアナーキーだ。 「笑芸人」vol.2(白夜書房)の歌丸インタビューによると、ある時などは、番組スポンサーになりたいという企業がいたにもかかわらず、出演者たちの一存で断ったこともあるという。  落語界のこともよく知らないくせに、やたら口を出してくるというのが理由だったそうだが、それにしたって、スポンサーを出演者たち自身の判断で降ろしてしまうのだからスゴい。ポピュラーの象徴として日本人の心に深く溶け込んでいるのに、アナーキーで反骨。それこそを、人は“粋”と呼ぶのかもしれない。  歌丸は、先ほどの『笑点』と同じ日の『NHKスペシャル』(NHK総合)の「人生の終(しま)い方」にも出演。進行役を務めつつ、密着取材にも応じている。  腸閉塞で入退院を繰り返し、肺にも病気を抱えている。舞台を降りると、すぐに車いすに乗る。体重も、この1年だけで10キロ減ったという。  それでも、高座に立ち続けている。 「アタクシも人生を終うのは、まだまだ80年ぐらい先ですけれども、まぁ、そのときになって慌ててもいけませんですから、いまから真剣に考え始めているんです」とほほ笑みを浮かべ語る姿には、落語家の矜持があふれ出ている。  歌丸は終わらない。  注目された『笑点』新司会者もCMをまたいだり、必要以上に煽ったりせず、あっさりと発表された。  新司会者は春風亭昇太。発表されるとすかさず、後任に本命視されていた円楽から「いくら使ったんだ?」というツッコミが入った。  その人選は意外性があると同時に、納得感もある見事なものだった。実年齢以上に世代交代を大きく印象付け、これから先、何十年も『笑点』は続いていくんだという強い意志を感じる人事だ。 「ここは?」  と、昇太の席を指して新メンバーは誰になるのかを円楽が問いかけると、歌丸は不敵に笑って答えた。 「あ、そこねえ、アタシが座る(笑)」  歌丸のどこまでも“粋”な終い方だった。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

韓国・僧侶が寺院内で不倫相手との情事をハメ撮り!「20回以上にわたり、信者と……」

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くだんのエロ僧侶
 ゲス不倫騒動で休業中のベッキーが、 5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演。涙の謝罪を繰り広げたが、19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、元妻への直接謝罪前にこの収録が行われていたことが報じられ、またもや苦境に立たされている。  この一件に関して日本国内では否定的な意見が多いが、お隣・韓国での指摘は鋭い。もともと、ベッキーの知名度は高くなかったのだが、1月の騒動発覚以後、韓国メディアでは、「不倫女の烙印」「相手夫婦離婚の“家庭崩壊犯”」「“不倫芸能人”3カ月ぶりの復帰」など、厳しい意見が相次いでいた。  また、今回の騒動に対しても、不倫タレントをたった”3カ月で復帰させる日本芸能界の体質に疑問を呈す声も多い。    不倫問題を厳しく追及する韓国だが、決して同国に不倫騒動がないわけではない。  5月19日には、不倫相手の女性信者(51)との性行為を隠し撮りしていた僧侶(64)が逮捕されるというニュースが報じられた。  既婚者である僧侶と女性は2009年、住職と信者という関係で出会うと、すぐに肉体関係を持つようになった。しかし、彼は僧侶でありながら歪んだ性癖の持ち主で、なんと法堂内の天井の四隅などに隠しカメラを設置して、女性との性行為を隠し撮りしていたのだ。その回数は、実に20回を上回るという。お寺内でのハメ撮りとは……僧侶とは思えない、罰当たりな行為だ。  こうして、約6年にわたって不貞行為を続けてきた2人だが、最近になって大きな転機を迎える。なんと、僧侶が女性を「美人局」ではないかと疑い、激しい口論になったのだ。僧侶はその際、口が滑ったのか、ハメ撮り動画の存在を告げてしまい、あえなく御用となった。  結局、女性が僧侶側の謝罪を受け入れたことから、名誉棄損に関する処罰は免れたが、盗撮容疑に関しては引き続き捜査されることになる。また、ハメ撮りの舞台となった寺院への悪評は免れないだろう。  好感度No.1タレントの不倫騒動もなかなかだが、「寺の中でハメ撮りする僧侶」というのもインパクトの面では負けていない。結局、どんな世界であれ、誠実に日々を過ごすのが 一番なのかもしれない。

タイの小島で勝手にサンゴを採取! 二極化する中韓観光客の“マナー”に、地元民もお手上げ?

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島に上陸してサンゴを採る観光客たち
 日本人にも人気の高いタイのビーチリゾート・プーケットの沖に浮かぶ小島・カイノック島で、中国人と韓国人の観光客たちがサンゴを勝手に採取して環境を破壊していると、5月17日付の香港紙「東方日報」が伝えた。  記事によると、現地の海洋資源・沿海管理局の職員がカイノック島にあるサンゴの白化状況の調査に赴いたところ、遊覧船がサンゴ生息海域にイカリを下ろして停泊しているところを発見。調べてみると、近くで中国人や韓国人の観光客たちが勝手にサンゴの採取をしているのを発見したのだという。さらには、海にエサをまき、網で魚を捕まえていたという。  サンゴ採取の禁止は世界の常識だろう。現地の法律でも、環境破壊を防ぐために、サンゴ生息海域で船がイカリを下ろすことや観光客が魚にエサを与えることを禁止しており、管理局の職員は船の乗組員に処罰を下す手続きを取るとともに、観光客にも厳重な注意を与えたという。  タイの海域には多くの小島があり、管理局職員の人手も足りないため、監視が行き届かず、このような不届き者を取り締まることは困難だという。同10日付のタイの英字紙「ネイション」では、日本人観光客にも人気の高いピピ諸島の国立公園内で、サンゴを勝手に採取する中国人観光客が後を絶たず、「サンゴ採取禁止」の看板をタイ語と英語、そして中国語で掲示。すでに数人の中国人観光客が、罰金500バーツ(約1,500円)を科されているという。
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環境を破壊するのは、自国だけにしてもらいたいものである
「中韓双方の観光客は、先進国並みのマナーと礼儀をわきまえる層と、マナーの悪い粗暴な層の二極化が進んでいる。両国とも前者は主に都市部在住者や若年層で、後者は地方都市や田舎在住で海外旅行経験の少ない人たちです。マナーの悪い“田舎者”の中国人観光客が多いことは有名ですが、韓国人にも中国人に負けず劣らずマナーの悪い人たちは意外といます」(日本でインバウンドツアー会社を経営する男性)  最近の中国と韓国の関係は、以前の蜜月時代に比べると微妙になっているが、外国の船の上では、“中韓同舟”とでもいったらいいのか、仲良くやっているようである。 (文=佐久間賢三)

「中国産“人肉缶詰”に気をつけろ!?」アフリカ版東スポによる独占スクープの真相とは……

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中国産の人肉缶詰の報道を伝える「KACHEPA」紙の1面
 アフリカ南部にあるザンビア共和国のタブロイド紙「KACHEPA」が、「中国がアフリカに人肉を食わせる」というショッキングな見出しのニュースを1面で掲載。そこには、吊るされた肉の塊の中に人の形をしたものが写っている写真も掲載され、読者に衝撃を与えたと、香港の日刊紙「東方日報」5月19日付が伝えた。 「KACHEPA」によると、中国で働くザンビア人女性が現地の牛肉加工工場の面接を受けたところ、その工場では人肉を使って牛肉の缶詰を作っていることを発見。しかも、それらの缶詰がアフリカ南部の国々向けの輸出品であったのだという。  その女性は「どうしてアフリカの人たちに対してこんなことをするのか、理解できない。中国の人口が増えて、死体を埋葬する場所がなくなったからかもしれないし、もしかしたら貪欲なだけかもしれない」とコメント。工場の写真を自身のFacebook上にもアップして、「知らないブランドのコンビーフには手を出さないで」と呼びかけている。  果たして、これは事実なのか? すると、海外のウワサ話や都市伝説を検証するアメリカのサイト「Snopes.com」がすぐさま、この報道はガセだと指摘。新聞に掲載されている死体の写真は何年も前からネット上に流れているもので、2012年に発売されたゲームソフト『バイオハザード6』のPR用写真だとしている。  また、この記事を掲載した「KACHEPA」紙も、現地ではゴシップ紙として知られており、そもそも「KACHEPA」という言葉は、ザンビアの言葉で「うわさ、デマ」といった意味なのだという。
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人肉缶詰工場の写真とコメントをアップした女性のFacebook。すでに2万6,000人以上の人がシェアしている
 というわけで、日本でいえば「東スポネタ」的なニュースだったわけだが、この報道に対して黙っていられなかったのが、現地の中国大使館。「これは悪意のある中傷で、到底受け入れることはできない」と、怒り心頭のコメントを発表している。  これら一連の騒動の原因について、中国事情に詳しいライターの吉井透氏はこう推測する。 「一説には、アフリカ全体で100万人の中国人が暮らしているといわれています。その多くは田舎からの出稼ぎで、中国の安い粗悪品を輸入して現地で売って儲けている。また、中国政府が援助と称して現地のインフラ建設を請け負っていますが、中国人労働者を大量に連れてきて工事させるため、現地の人たちが仕事で潤うこともなく、しかもその工事がお粗末で、完成した途端に壊れることもしばしば。中国人たちは儲けた金は中国に送金してしまうため、現地の経済にまったく貢献しないなどということもあり、アフリカ各国で中国人は鼻つまみ者になっています。こういったことが積み重なって、今回のようなデマが流されたのではないかと考えられます」  こんなヨタ話でもまことしやかに語られてしまう裏には、現地中国人の素行の悪さがあるようだ。 (取材・文=佐久間賢三)

「中国産“人肉缶詰”に気をつけろ!?」アフリカ版東スポによる独占スクープの真相とは……

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中国産の人肉缶詰の報道を伝える「KACHEPA」紙の1面
 アフリカ南部にあるザンビア共和国のタブロイド紙「KACHEPA」が、「中国がアフリカに人肉を食わせる」というショッキングな見出しのニュースを1面で掲載。そこには、吊るされた肉の塊の中に人の形をしたものが写っている写真も掲載され、読者に衝撃を与えたと、香港の日刊紙「東方日報」5月19日付が伝えた。 「KACHEPA」によると、中国で働くザンビア人女性が現地の牛肉加工工場の面接を受けたところ、その工場では人肉を使って牛肉の缶詰を作っていることを発見。しかも、それらの缶詰がアフリカ南部の国々向けの輸出品であったのだという。  その女性は「どうしてアフリカの人たちに対してこんなことをするのか、理解できない。中国の人口が増えて、死体を埋葬する場所がなくなったからかもしれないし、もしかしたら貪欲なだけかもしれない」とコメント。工場の写真を自身のFacebook上にもアップして、「知らないブランドのコンビーフには手を出さないで」と呼びかけている。  果たして、これは事実なのか? すると、海外のウワサ話や都市伝説を検証するアメリカのサイト「Snopes.com」がすぐさま、この報道はガセだと指摘。新聞に掲載されている死体の写真は何年も前からネット上に流れているもので、2012年に発売されたゲームソフト『バイオハザード6』のPR用写真だとしている。  また、この記事を掲載した「KACHEPA」紙も、現地ではゴシップ紙として知られており、そもそも「KACHEPA」という言葉は、ザンビアの言葉で「うわさ、デマ」といった意味なのだという。
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人肉缶詰工場の写真とコメントをアップした女性のFacebook。すでに2万6,000人以上の人がシェアしている
 というわけで、日本でいえば「東スポネタ」的なニュースだったわけだが、この報道に対して黙っていられなかったのが、現地の中国大使館。「これは悪意のある中傷で、到底受け入れることはできない」と、怒り心頭のコメントを発表している。  これら一連の騒動の原因について、中国事情に詳しいライターの吉井透氏はこう推測する。 「一説には、アフリカ全体で100万人の中国人が暮らしているといわれています。その多くは田舎からの出稼ぎで、中国の安い粗悪品を輸入して現地で売って儲けている。また、中国政府が援助と称して現地のインフラ建設を請け負っていますが、中国人労働者を大量に連れてきて工事させるため、現地の人たちが仕事で潤うこともなく、しかもその工事がお粗末で、完成した途端に壊れることもしばしば。中国人たちは儲けた金は中国に送金してしまうため、現地の経済にまったく貢献しないなどということもあり、アフリカ各国で中国人は鼻つまみ者になっています。こういったことが積み重なって、今回のようなデマが流されたのではないかと考えられます」  こんなヨタ話でもまことしやかに語られてしまう裏には、現地中国人の素行の悪さがあるようだ。 (取材・文=佐久間賢三)