“生主規制”が生んだ悲劇か……ファンとホテルで密会、金銭を要求した中国ネットアイドルが刺殺

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「モロ見せ」も横行していた、かつての中国生配信
 東京・小金井市で、過去にアイドル活動の経験もあったシンガーソングライターの女子大生が、想いをこじらせたファンの男に刺され、一時重体となった事件は記憶に新しいが、中国でも女性アイドルがファンに殺されるという惨事が起きた。 「光明網」(6月15日付)によると、安徽省淮北市のビジネスホテルで、女性の遺体が発見された。女性は刃物でメッタ刺しにされており、その傷は全身19カ所に及んでいたという。  警察の捜査により、被害女性は22歳の教師であることが判明。さらに、ホテル内の防犯カメラの映像から、この部屋に宿泊していた19歳の少年を容疑者として割り出し、身柄を拘束した。
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殺害されたネットアイドルの女性
 その後の取り調べで、2人の意外な関係性が明らかになった。少年の供述によると、被害女性は教鞭を執る傍ら、ネットアイドルとして活躍していたというのだ。ネットアイドルといっても、ライブストリーミングで歌を歌ったり、チャットでファンらと交流する、いわゆる“生主”というやつである。ちなみに中国の女性生主の実態については、これまでにもお伝えしてきた(参照記事)。  被害女性は、美しい歌声や明るい性格で、多くのファンを獲得していたという。犯人の少年も、彼女の熱狂的ファンのひとりであった。  少年はこれまで、被害女性にオンラインで多額の経済的援助を行ってきたという。そんなある日、少年が「実際に会おう」と提案したところ、被害女性が同意。対面が実現した。  2人は会うとすぐに意気投合し、親密な関係になっていった……と、少年は思っていた。しかし数日後、被害女性は少年に対し、“サービス料”として1,300元(約2万1,000円)を要求。これに少年が憤慨し、刃物で被害女性を殺害したようだ。
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殺人容疑で逮捕された19歳の少年
 中国の社会問題に詳しいフリーライターの吉井透氏は、今回の事件の背景に、当局による生配信規制があると指摘する。  中国文化部は4月、「胸部の露出は上3分の1まで」「腹部の露出はヘソ下2センチまで」という規制を打ち出している(参照記事)。こうした中、「お色気で稼げなくなった女性生主らが、ファンに売春を持ちかけるケースが増えている」(吉井氏)というのだ。  オンラインでの収益が下火となる中、オフラインで稼ごうとする生主が増加するのは、自然な流れといえる。しかし、「ファンは生主に歪んだ恋愛感情や憧れを抱いているケースも多く、トラブルになることが多いんです」(同)という。  今年4月には、ネットアイドルとして動画配信などをしていた女性がファンの男性と会ったところ、薬物を飲まされ、性的暴行を受ける事件も発生している(鳳凰網4月13日付)。  日本でも、アイドルとファンの間でさまざまなトラブルが起きる中、両者の距離が議論されているが、これ以上ないほどファンと密着した中国のアイドル稼業は、まさに命懸けだ。

“貧困ニッポン”を嘲笑する記事のはずが……中国人が日本のホームレスに驚嘆のワケ

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日本の貧困化を報じる記事。日本のホームレスの生態に関心が高いようだ
 貧困女子や貧困老人なる言葉が次々と登場し、日本人の貧困化が問題となる中、ついに中国メディアも注目し始めたようだ。ニュースサイト「易網財経」(6月14日付)は「知られざる日本貧困層の生活」と題し、貧困に陥る日本人の姿を写真付きで紹介している。  記事では「失われた20年」で日本人の給料が一向に増えず、貧困層が拡大しているとし、2012年に厚生労働省が発表した相対的貧困率16.1%、子どもの貧困率16.3%という数字を引き合いに出し、「日本には意外な一面がある」と解説している。  また、具体的な貧困層のプロフィールも紹介。2つの仕事を掛け持ちし、17歳の子どもを育てる年収わずか190万円の51歳のシングルマザーや、カプセルホテルで寝泊りしながら職探しをする45歳の男性のストーリーを掲載している。<カプセルホテルは日本経済が隆盛を極めていた頃の象徴で、残業や接待で終電を逃したサラリーマンが利用する場所だったが、いまや住む場所のなくなった者が集う宿と化した>と、皮肉たっぷりの書きようだ。  一方、記事ではホームレスの生活にも焦点を当てているが、路上の荷物を律義にビニールシートで包んだり、ゴミを分別する行動に驚きを隠せなかったようで、「日本ではホームレスもメンツにこだわり、ゴミを分別するマナーを持ち合わせている」と締めくくっている。  中国は今では経済的に日本に追いつき、物価水準や中間層の給与は日本と同等のレベルに達している。この記事に、さぞかし中国人から憐憫の声が上がるかと思いきや、コメント欄やSNSでは違った反応が多く見られた。 「日本人ホームレスの道徳意識を、誰か中国の金持ちに教えてやれ」 「クソみたいな記事だな。日本に、本当の貧困層などいない」 「年収190万円で貧困層だと! ふざけんな」 「ホームレスは靴を置いたまま寝てる。盗まれないなんてすごい」  これについて、上海市在住の日本人ジャーナリストは言う。 「最近中国では、日本を斜陽国家として扱うようなニュースが増えてきていますね。東芝問題やシャープ買収、三菱自動車の不正問題も、それに関連付けた報道が目立ちます。とはいえ、日本の貧困問題は、中国の格差とは比べものにならないほどマシでしょう。この裏には、完全に中国政府による“仕掛け”がありますよ。SNSなんかを見ると、簡単にだまされる中国人は、そう多くないようですが(笑)」  我が国の貧困問題は確かに深刻な問題だが、中国に揶揄される覚えはない!? (取材・文=五月花子)

7年間にわたり、実の娘に強制AV鑑賞→性的暴行を繰り返した韓国・鬼畜父

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JTBCより
 義理の娘や、親族の子どもに性的暴行を加えた罪で、毎日のように逮捕者や有罪判決が出ている韓国。最近では、9歳の実の娘が中学1年生になるまで、7年間にわたり性的暴行を加え続けたとして、40代の鬼畜父に懲役8年が宣告された。  この父親は娘が4歳だった2004年に妻と離婚。その5年後に、再び娘と暮らし始めた。離婚した妻との間に生まれた娘の存在が気に入らなかった父親は当初、凶器で脅したり、暴言を浴びせ続けていたという。その後、娘が何も反抗しないと知ると、さらにエスカレート。ついには、娘の体に手を出し始めた。  父親は09年12月頃から、小学生の娘に強制的にAVを鑑賞させるようになったという。ほかの親族に犯行が露見することを恐れた父親は、娘に「おじいちゃんやおばあちゃんに言えば、ショックで死ぬかもしれない。このことは内緒にするんだぞ」と、再三にわたって恫喝。その後、AVを見せた娘への性的暴行を繰り返したという。  とても人の親とは思えない蛮行は、娘が中学校に入学した後も続くが、昨年12月、ついに明るみとなった。娘が担任の教師に相談し、警察の捜査の手が及ぶことになったのだ。  逮捕された父親は、その後も一貫して犯行を否認し続けた。だが、裁判所は父親の主張を聞き入れず、懲役8年と、性暴行治療プログラム80時間の履修を言い渡した。 「被害者の陳述には、一部不鮮明な部分がある。しかし、犯行が長期間続いた上、実父から被害を受けたという事実に、被害者のショックが大きいことは容易に推し量れる。また、虚偽の陳述をする理由はない(中略)罪質が非常に悪く、被害者が処罰を望んでおり、また被告人は過ちを後悔していない。厳重な処罰は避けられない」(韓国裁判所)  実は、子どもにAVを見せた上で性的暴行を働くという手口で逮捕されたのは、この父親が初めてではない。昨年12月には、8歳の子どもに対して同様の犯行を行った20代の男が有罪判決を受けている。こちらは懲役8年と、性暴行治療プログラム200時間の履修が言い渡された。  被害を受けた子どもたちの心の傷を思うと、なんともやるせない。 (文=河鐘基)

日米通算で最多安打記録更新も、チチロー VS イチロー夫妻の断絶は続いていた!

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「週刊文春」(6/23号、文藝春秋社)
今週の注目記事・第1位 「【告発スクープ】『東京五輪招致』電通元専務への巨額マネー」(「週刊文春」6/23号) 第2位 「気をつけろ!『保険ショップ』にダマされる中高年が急増中」(「週刊現代」7/2号) 第3位 「舛添のせいで自民党『議席減』の衝撃データ」(「週刊現代」7/2号) 第4位 「『辞職』をめぐる核心 女性社長『最後のブレーン』激白100分『出版社社長』の正体 『彼と舛添先生はパリ凱旋門賞で気が合った』」(「週刊文春」6/23号) 同・第5位 「【進行性乳がん】『小林麻央』と『海老蔵』の秘密」(「週刊新潮」6/23号) 「小林麻央『海老蔵緊急会見』で伏せられた『本当の病状』」(「フライデー」7/1号) 第6位 「【全国民必読】上がるのか、下がるのか 2020年 あの人気マンション 値段はこうなっている」(「週刊現代」7/2号) 第7位 「医者に言われても『受けてはいけない手術』『飲み続けていてはいけない薬』」(「週刊現代」7/2号) 第8位 「有名企業100社ボーナス大調査」(「週刊ポスト」7/1号) 第9位 「十和田湖で4人の内臓をえぐった人食い『ツキノワグマ』の最期」(「週刊新潮」6/23号) 第10位 「【トランプはどう考える 入国を厳しくしてもムダ! IS戦士は内側で育っている】銃乱射死傷者102人『米国内無差別テロ』が始まった!」(「フライデー」7/1号) 第11位 「偉大な『イチロー』と『チチロー』の完璧なる断絶」(「週刊新潮」6/23号) 第12位 「8億円の土地転売で『ダウンタウン松本』の譲渡損益」(「週刊新潮」6/23号) 第13位「ポスト舛添に急浮上 櫻井翔パパに出馬の可能性を直撃」(「週刊文春」6/23号) 【巻末付録】現代とポストのSEX企画の勝者はどっちだ!  舛添要一氏が都知事を辞任して騒動はようやく収束したが、2代続けてバカバカしいことで無駄な時間とカネを使ったものだ。  今度出てくるのはどんなやつでもいいが、身ぎれいな人間に出てほしいものだ。政治家は舛添と五十歩百歩。またスキャンダルで追われるに違いない。  では、安倍官邸が推したくてたまらない「嵐」の櫻井翔のパパ、櫻井俊総務省事務次官(62/6月3日に退任)はどうか?  本人は文春の取材に、出馬の可能性はゼロだと答えているが、子どもの七光りを頼りにする父親など、都政のトップにふさわしいはずはない。となると、誰もいなくなってしまうが、行政のわかる清新な大学教授などいないものか?  フランス文学者で元東大総長の蓮實重彦さん(80)なんて、いいのではないか。三島由紀夫賞を受賞した時の会見で「はた迷惑な話だ」と発言して、見ている者をスカッとさせた。  迷惑だろうが、ここはひとつ最後の花を咲かせてくれないかと頼んだら、意外に引き受けてくれるかも。80歳じゃ? いいじゃないか、酸いも甘いもかみ分けて“達観”している人のほうが、若くてギラギラしている物欲しそうなヤツよりナンボかいい。  新潮に、ダウンタウンの松本人志が昔、新橋の烏森神社周辺の土地を買っていて、最近売って相当儲けたと報じている。  だが、読む限り、どこに問題があるのかわからない記事だ。烏森神社のあたりはいい飲み屋があるので、年に数回は行っているが、くだんの土地は烏森通り沿いにあり、タバコ屋があり、韓国料理屋があるという。この2つを取り囲むL字型の更地は現在、コインパーキングになっているが、そこが2010年に松本が取得して今年3月に売却した土地だそうだ。  松本の購入価格は8億円ほどで、松本は現金で購入して、16億円ぐらいで売却しているのではないかと地元の不動産屋が話している。  まあ、ようござんしたね松本さんという話だと思うのだが、新潮は、この土地を買うとは松本は相当な玄人だというのだ。  それは、この土地がL字型でビルを建てるにも厄介で、もし韓国料理屋とタバコ屋が立ち退いてくれれば、長方形の土地になって地価は倍増するというのである。  韓国料理屋は頼めば承諾してくれそうだが、タバコ屋の高齢姉妹が頑として売りたがらないというのだ。  だが、そんな話はどこにでもあるし、この姉妹が悪いわけでもない。また松本が誰かの入れ知恵(新潮では、島田紳助ではないかと推測している)でその土地を買ったとしても、それだけでとやかく言えることではないはずだ。  今のお笑い芸人たちは、ゼニ儲けがうまいということはよくわかった。  さて、イチローが日米通算だが、ピート・ローズの最多安打記録4,256本をあっという間に塗り替えてしまった。  日本では号外が出て、日本のメディアは大騒ぎしているが、イチローには喜びの表情はなかった。新記録達成の会見で語られたのは、自分を見下し、自分を無視しようとする大打者への怒りだった。朝日新聞(6月16日付)から引用してみたい。 「僕は子どもの頃から人に笑われてきたことを常に達成してきているという自負はある。たとえば、小学生のころに毎日野球の練習をして、近所の人からあいつプロ野球選手にでもなるのかって、いつも笑われていた。悔しい思いもしましたけど、プロ野球選手にもなった。そして何年かやって、日本で首位打者をとって。今度アメリカに行くときに、首位打者になってみたい。そんなときもやっぱり笑われた。でもそれも2回達成した。常に人に笑われてきた歴史、悔しい歴史が僕の中にある。これからもそれをクリアしていきたいという思いはもちろんあります」 「ピート・ローズが喜んでくれていたら全然違う。全然違いますよ。でもそうじゃないって聞いているので、だから僕も興味がないというか」  ローズはUSAトゥデー紙(AFP=時事 6月15日16時36分配信より)に、こう話していた。 「イチローにケチをつけようというんじゃない。彼はすでに、殿堂入りにふさわしい実績を残している。それでも、彼らは気づけば、『ハイスクール時代』のヒットを数に含めているじゃないか。(中略)野球に詳しい人間で、日本の野球とメジャーが対等だと言う人間がいると思うか? 私は思わない。こっちでうまくいかなくて、あっちで名を挙げた選手は山ほどいる。タフィ・ローズ(Tuffy Rhodes)とかね。こっちでは鳴かず飛ばずだった選手が、向こうで本塁打を(2001年に)55本打ったんだ。これは、まわりのレベルが関係しているとしか考えられない」  それを意識してだろう、イチローはこう話している。 「偉大な数字を残した人がたくさんいますけど、その人が偉大だとは限らないですよね。偉大な人間とは限らない。むしろ反対の方が多いケースがある」  新潮は、イチローを育て上げてきた父親、チチローとイチロー夫妻の断絶がいまだに続いていると報じている。  父の宣之さん(73)とは、妻で8歳年上の福島弓子さんと結婚したことで確執が生まれ、弓子さんはわずか数カ月で宣之さんの家から出て、神戸で単身暮らしていたイチローのもとへ行ってしまった。  その後、メジャーへ移籍するということも、当日の朝まで何も知らされていなかったという。その後も、父親を無視するような発言が続いた。 「04年、シーズン258安打のメジャー新記録を打ち立てた際、『誰に感謝したいか』と問われたイチローは、二人三脚で歩んできた父には一切触れず、夫人と愛犬の名を挙げるのみだった」(新潮)  そのチチローは息子の新記録達成の報を聞いて、「追いついたときは平静だったけど、追い越したときはこみ上げてくるものがあった。自然に涙がこぼれた」(朝日新聞より)と話している。  父と息子、いつの世でも相容れない仲ではあるが、3,000本安打を達成したときには、電話の1本でも父親にかけてあげてほしいと思うのは、私がチチローの世代だからだろうか。  6月12日未明、アメリカ・フロリダ州のナイトクラブで49人が射殺、53人が負傷したテロ事件には驚いた。銃乱射事件の犠牲者が50人に上るのはアメリカ史上最悪になるそうだ。  犯人とされるオマル・マティーン容疑者(29)は警察との銃撃戦で射殺されたが、イスラム国は運営するニュースサイトで犯行声明を出した。  フライデーによると、容疑者はアフガン人の両親を持つ移民2世で、世界最大の民間軍事会社「G4S」で警備員として働いていたので、いつでも銃を携行することができた。 「犯行に使われたアサルトライフルは、米軍の自動小銃M16を民間向けに改良した『AR15』。殺傷能力が高い銃ですが、米国では合法的に10万円ほどで容易く入手できます」(在米ジャーナリスト)  容疑者は国内育ちの一匹狼のテロリストだそうで、イスラム国と直接のネットワークを持っているわけではないため、実際に犯行に及ぶまで本人の危険度を当局が察知することができにくく、未然に防ぐことが難しいそうだ。  イスラム国は同性愛者を敵視しているため、この容疑者も同性愛者が集まるこのクラブを狙ったのではないかといわれている。  共和党の大統領候補トランプ氏は、イスラム教徒の一時入国禁止を訴えているが、そんな考えでは、国内にいるイスラム国同調者によるテロを防ぐことなどできはしない。  米国国内にある民間人が所有する銃は、3億丁もあるというのだ。なんらかの銃規制を早急にすることが、テロを未然に防ぐための第一歩である。  人間を殺すのはヤクザやテロリストばかりではない。ツキノワグマが、秋田県鹿角市の山中で4人の人間を襲い、内臓をえぐり食らった事件が起きた。  その殺人熊は、市の猟友会のメンバーたち4人に追われ殺されたが、体長120センチ、70キロの雌だったというから、そう大きな熊ではない。  ツキノワグマはヒグマと比べると臆病で、人間を襲うことはほとんどないといわれるが、この時期生えるタケノコは熊の大好物で、それを採ろうとする人間が現れたから襲ったのではないか。それで人間のおいしさを覚えて、人間とみれば躊躇なく襲ったのではといわれているそうだ。  そういえば、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を取った映画『レヴェナント 蘇えりし者』に、ディカプリオが熊に襲われるシーンがあった。作り物とは思っても、あの恐怖感は相当なものだったが、殺された4人の人たちは、どれほどの恐怖を味わったことであろう。ご冥福を祈りたい。  第8位。ポストが有名企業100社のボーナス大調査をやっている。  経団連の調査によれば、大手企業(東証1部上場の従業員500人以上)のボーナスの平均妥結額は92万7,415円で昨年比3.74%増だったという。リーマンショック前に迫る、8年ぶりの高水準となった。  ポストの調査で、支給額トップとなったのはやはりトヨタ自動車で148万円。今春のベアは昨年を下回る水準だったが、ボーナスでは組合員平均で11万円アップとなって社員に報いた。  日産自動車も年間225万5,100円という数字で、夏分だけでも100万円を優に超える計算になるという。  初めて商社業界のトップに立った伊藤忠商事は、昨年とそんなに変わらないが、今年は特別ボーナスが出るそうだ。 「8年目以上の階級なら25万円くらい。もらえる理由? もちろん三菱商事を超えて業界トップになったことですよ」(20代社員)  ボーナスが10万円以上増額になった会社を挙げてみる。キリンビール、伊藤ハム。オオクマは21万5,240円も増えている。トヨタ自動車、ヤマハ。中部電力は17万9,000円もの増である。  今のところは景気のいい一流企業のボーナスであるが、日銀のマイナス金利政策の失敗などで急激に進んでいる円高、株安、アメリカ経済の低迷、イギリスのEUからの離脱などがあれば、これからどうなるかわからない。  それにしても、うらやましいがね。  現代が今週もやっている「手術は受けてはいけない、薬は気をつけろ」という特集だが、これだけ続けているというのは、売れ行きがいいのだろう。  だが、私のような“成人病の宝庫”のような人間が読むと、当たり前で失礼だが、面白くもおかしくもない。  そう思いつつ、一応紹介しておく。  まず、初期のがんであっても、医者が手術に失敗することがある。当たり前じゃ。  父親を食道がんの手術がきっかけで亡くした平山久美さん(47歳・仮名)は「メスを持った若い医師が頸動脈を傷つけるミスを犯した。まさか、あれほど自信満々だった医師の手術が失敗するとは思いませんでした。安易に手術を選択したことを悔やんでいます」と語っている。  特に外科医はメスを持ってナンボというところがあるから、すぐに手術をしたがる。だが、手術しことでより悪化させてしまうことはよくあるのだ。  また、外科医の平岩正樹氏はこう言う。 「胃瘻(腹に穴を開け、直接胃に栄養を送ること)をするようになってしまうと、『自分の口で食事もできずに長生きするくらいなら、手術せずに死んだ方がマシだった』と考える人も出てきます」  私の父親がそうだった。誤嚥(ごえん)性肺炎には何度もなったが、自分で食事することは最後までやめなかった。  しかし、若い医者が熱心に勧めるので渋々胃瘻にしたが、したとたん、気力が衰え寝たきりになって、数カ月で亡くなってしまった。いま思い返しても、痛恨事である。 「65歳を過ぎて、体力の衰えが目立ってきた高齢者にとっては、手術がベストの選択肢とは言えないのですが、医者はそこまで考えてないし、教えてもくれません」(都内大学病院の呼吸器外科医)  現代は、医者がいくら安全だと言っても、術後、体にどんな弊害が出るのかわからないという。最近、とみに増えてきた内視鏡や腹腔鏡手術には危険が伴う。 「開腹手術なら術中の思わぬ出血にも対処できますが、腹腔鏡手術では予期せぬ出血が起きてしまうと止血がままなりません。(中略)特に肝臓やすい臓におけるがんは大量出血の恐れが高く大変危険です。肝臓やすい臓の場合、大血管が周囲に存在している上、体内の奥深くにあるため、内視鏡のモニターでは見えづらく、誤って傷つけてしまう可能性が高いのです」(浜松労災病院の有井滋樹院長)  腹腔鏡手術は非常に高度な技量が要求され、一歩間違えれば「死」のリスクを伴うことを忘れてはならないと、現代は言う。  また、全身麻酔もよくいわれるが、大きな危険を伴う。麻酔薬の分量を正しくコントロールするには熟練が必要だし、もっといえば、なぜ麻酔薬を投与されると人は意識や感覚を失うのかというメカニズムそのものが、いまだ完全には解明されてはいないからだ。  私の年上の友人は、昨年夏に肺がん、それも末期ではないかと診断された。相当悩み、医者の言う通りに抗がん剤治療を始めたが、やはり副作用がきつく、日に日に痩せて、食事も喉を通らない。  そういう姿を身近で見ていると、あのとき、抗がん剤治療ではなく、緩和ケアのようなやり方のほうが、好きな食事をしたり、仕事を続けたりできたのではないかと、後悔している。  自分の最後のときは、絶対抗がん剤はやらないと決めているのだが、医者から『抗がん剤治療をしたら、完治するかもしれない』と言われたら、拒み続けられるだろうか? 自信はない。  こうしたテーマは、いい悪いではなく、ケースバイケースで、個々の例を詳細に追っていかないと、わからないことが多い。もっと工夫が欲しいテーマである。  さて第6位。現代が、今のマンション価格が2020年にはここまでになると試算している。それも、117物件を実名ですべて公開しているのだ。  不動産価格推定サービス「GEEO」を用いて、東京23区内のマンション117物件について、現在から2020年にかけての価格の推移を予測し、その詳細な結果をもとに「不動産の未来」がどのような姿になるのかを徹底分析したという。  結果、湾岸のタワーマンションは壊滅するという。だが、意外にも板橋、葛飾、墨田のマンションは上がるというのである。  港区の白金タワーは現在1億82万円だが、20年には9,159万円になるという。東京ツインパークスは1億4,839万円だが、1億1,356万円に落ちてしまうそうだ。  人間はさもしいもので、自分の住んでいる区のマンションの価格がどうなるかが気になるのである。  私の住んでいる中野区では、グランリビオマークスヒルは4,993万円が4,401万円に。パークタワー東中野が4,979万円だが逆に5,051万円へと値上がりするそうだ。  プラウド中野坂上は5,631万円が5,275万円と、少し目減り。ライオンズ中野ミッドサイト7,163万円が、6,065万円に値下がりしている。  まあ、オレんちは一戸建てのぼろ家だから関係ないがね。マンションのローンが残っている人にとっては気になる情報であろう。  市川海老蔵が会見して明かした麻央夫人(33)が進行性乳がんで闘病中という話は、大きな衝撃をもたらした。  それは、乳がん患者が多いことにもよるのだろう。少し前に、女優のアンジェリーナ・ジョリーが乳がん予防のために、両胸の乳腺切除の手術を行ったと告白したことが世界的な話題になった。  乳がんは少し前までは、さほど心配するものではないといわれていた。治療法が進み、乳房を切除しないで残すことができるし、生存率も高いからだ。  私の親しかった女友達も30代で乳がんに罹ったが、元気で仕事をし、酒を飲み、歌を歌い、われわれのマドンナだった。だが、50を少し超えた頃だったか、乳がんが再発し、見つかったときには転移していた。1年ほど故郷へ帰って闘病していたが、残念ながら亡くなってしまった。乳がんの怖さは、いつ再発するかわからないことである。  海老蔵の話では、麻央さんの闘病は1年8カ月にもおよび“比較的深刻”な段階だというから、心配だ。現代で、歌舞伎関係者がこんなコメントを出している。 「海老蔵さんはずっと秘密にしていた麻央さんのがんが表沙汰になって、むしろホッとしているのではないでしょうか。スポーツ紙が病状をスクープしたことは、海老蔵さんの周囲がそれを慮った結果かもしれません。おそらく麻央さんも海老蔵さんも『残された時間』を意識しているのでしょう。その時間をこれ以上失うわけにはいかなかった。昨年から海老蔵さんはそれこそ何かを忘れるように熱心に地方公演を行い、スケジュールはパンパンでした。しかし麻央さんのがんを公表したこれからは家庭の時間を一番に考えることができるでしょうね」  この談話の内容が事実だとすれば、麻央さんの「残された時間」は、かなり少ないのかもしれない。フライデーは1年ほど前、海老蔵と麻央が代官山で食事をした後、一人で帰る麻央が、痛みに顔をゆがめるようにして着物の腰を押さえている姿をカメラに収めていた。この約2カ月後に、病気が発覚したことになる。  また姉の小林麻耶(36)が、看護の手伝いや麻央の子ども2人の面倒を見るために海老蔵宅を訪れる姿を撮っていた。彼女が本番中に倒れたのは、こうした過労が原因だったのではないのか。  かなり高価だが、乳がんに効果が高い新薬も出てきているというから、彼女の一日も早い回復を祈ろう。  6月14日に、フライデーの編集部員から電話が掛かってきた。舛添都知事が2013年と14年の正月「竜宮城スパホテル三日月」に家族と宿泊したにもかかわらず、政治資金の「会議費用」で処理していた件で聞きたいというのだ。  舛添氏は会議の相手は当初「事務所関係者」としていたが、第三者であるヤメ検による「調査報告書」では突如「元新聞記者の出版社社長」となり「付き合いが長く、かねてより相談相手としていた出版社社長(元新聞記者)を客室に招き、政治家としての今後について相談した」(報告書・文春より)とある。  この人間は競馬専門誌の記者で、サンケイスポーツに移り、週刊ギャロップが創刊されると初代編集長になった芹澤邦雄という人だが、昨年死んでいる。その葬儀で弔辞を読んだのが大橋巨泉氏の弟さんだが、芹澤氏について知らないかというのである。  先方は、大橋巨泉と競馬、舛添とも一時付き合いがあったお前なら知っているだろうと考えたようだ。週刊ギャロップにはインタビューされた記憶があるが、残念ながら芹澤という人は知らないので、お役に立てないと言って電話を切った。  その彼が、競馬評論家の井崎脩五郎氏が芹澤氏について書いた追悼の文章を送ってきてくれた。井崎氏が45年前、競馬専門誌「馬」に入社したとき、差し向かいの席に座っていたのが2歳年上の芹澤氏だった。 「芹澤さんは若いころ、家業である質店を継ぐために、新宿の有名質店に鑑定の修業に出されたのだが、近くに場外馬券売り場があり、おまけに同僚が競馬好きで、そこから一気に競馬にのめり込んだ。将来の進路を変更し、選んだ道で一家をなした」(井崎氏)  舛添氏も競馬好きで、地方競馬に馬を所有していて、大井競馬場で行われる「東京ダービー(G1)」を勝ったこともあるというから、相当な数を所有していたのではないか。毎月の飼い葉料だけでもバカにならないと思うが、そのカネも「政治資金」から払っていたのだろうか。  週刊ギャロップにも連載をしていて、それをまとめ『競馬改国論』(サンドケー出版局)として出版している。  今週の文春は、芹澤氏と舛添氏が「三日月」で本当に会っていたのだろうか、会っていないとすれば、なぜそのようなウソをついたのだろうかと追及している。  文春では、2人をつないだのは都内で翻訳会社を経営する某女性だと書いているが、ここでは詳しいことは省く。この女性、最後まで舛添氏が相談していた「公私ともに支える数少ないブレーン」(舛添氏の知人)だそうだ。この女性は文春のインタビューに答えて、その日会っていたのは芹澤氏(文春ではSさん)の可能性が高いと暗に認めるような発言をしている。  だが、サンスポの後輩記者は、芹澤氏は極度の出不精で、競馬場にさえ足を運ばなかった人だから、木更津(ホテルのあるところ)まで行くはずがないと語り、「故人のSさんを利用すれば嘘がばれないと思っているのでしょうが、本当に酷い」と怒る。  芹澤氏の内縁の妻も、正月は両親の墓参りで横浜に帰っていたはずだから、「会議をした可能性はゼロです」と断言している。  文春へのささやかな抵抗だったのだろうか、舛添氏は発売日の前日に辞職を表明し、切望していたリオ五輪への出席も夢と消えた。  粘る舛添に引導を渡したのは安倍官邸だった。あまりの「舛添辞めろ」の世論の盛り上がりに、このままでは参議院選に重大な影響が出ると不安になったので、急遽引きずり下ろしたのであろう。  安倍首相には、参院選の嫌な思い出がトラウマになっているのだ。惨敗、辞任の悪夢だ。  現代は、舛添のせいで自民党議席減の衝撃データをやっている。  舛添ショックで、自民党比例の票が500万票減るという予測が党内で流れていると、自民党の幹部議員が話している。もし自民党票が500万減となった場合、参議院の情勢はガラッと変わるというのだが、仮定の上での推定だから、ここではそれ以上は触れない。  惨敗まではないだろうという予測が多いが、もし第一次安倍政権のもとで行われた07年夏のような参院選になれば、安倍辞任は必至であろう。  18歳の大量の若い票がどこへ行くのか? 自民党へは流れないと思うのだが、野党側はもっと、こうした層を取り込むための戦略を考えるべきである。とにもかくにも、今後の日本の行方を決める「歴史的な選挙」になることは間違いないのだから。  やはり現代だが、以前から気になっている「保険の〇〇」「保険を考えるなら〇〇へ」などという、保険の相談を無料で受けるところが増えてきた。  それも儲かるのか、大きな陸上大会などへの宣伝やテレビのCMなども打つようになってきた。  私も前に一度相談に行ったことがある。驚いたのは、お宅は無料相談というから、どうやっておカネを稼いでいるのかと聞いたら、しらっとして「保険会社さんから協賛金のような形でおカネをもらっています」というではないか。  保険会社からカネをもらっていて、客観的な判断ができるわけはないと、早々に引き上げたが、その後もそうした窓口が増えているのは、保険に無知な人が多いのだろう。  現代が「気を付けろ保険ショップにダマされる中高年が急増中」だと警鐘を鳴らしている。  神奈川県在住の女性(40代・仮名)が初めて「保険ショップ」を訪れたのは、軽い不整脈で入院したことがきっかけだった。小学生の子どもと共働きの夫がいる。  そこで提案されたのは「投資型保険」だった。払い込んだ保険料を保険会社が株式などで運用し、その運用結果次第で受け取れる保険金額等が増減する商品である。  彼女は後で知ることになるが、実は元本割れのリスクがあり、損をするかもしれない商品だったのだ。  ファイナンシャルプランナーの宮崎貴裕氏は、こう言う。 「保険ショップは『乗り合い代理店』として、様々な保険会社の商品を取り扱い、それを売ることで保険会社から契約手数料をもらっている。手数料は商品によってだいぶ差があります。本来、彼女にとって望ましいのは学資保険や終身保険など、元本が保証されている保険商品のはず。ところがこれらは、保険ショップが保険会社からもらえる手数料がものすごく安い。一方で、投資型の保険は元本割れのリスクをともなう分、ショップが手にするマージンが大きい。このケースでは、ショップ側が手数料欲しさに『安全運用』を望む彼女の意向を無視したわけです」  保険屋が信用をなくしているから、こうした代理店を隠れ蓑にして保険を売ろうという、悪徳商法ともいえる手口である。  こんなところにダマされないためには、少しでも自分で保険の知識をつけることしかない。気をつけよう、甘い言葉と保険の勧誘。  さて今週の第1位は、やはり文春。文春の見事さは、ターゲットにする人物の「選定」のうまさだが、今週は東京五輪の招致に絡んで、多額のワイロを贈ったのではないかという「疑惑」がいわれている電通の元専務・高橋治之氏(72)に絞ったところなんぞ、憎いね。  だが、疑惑に迫れたのかといえば、道半ばであろう。舛添スキャンダルのように、連続追及してもらいたいものである。  文春追及の要点は2つある。ひとつはJOC会長兼組織委員会副会長、招致委員会理事長だった竹田恒和氏(68)と極めて親しい。竹田氏の兄と高橋氏が慶應幼稚舎からの同級生で、竹田氏は高橋氏に頭が上がらないらしい。  もうひとつは、興味深いカネの話。電通を退職した高橋氏は「コモンズ」という会社の代表を務め、電通時代の人脈を生かしてコンサルタント業務を始めた。  2020年に五輪招致委員会の「スペシャルアドバイザー」に就任する。この「コモンズ」に関しては、大手民間信用調査会社が詳細な調査レポートを作成していると、文春は言う。  それによると、売り上げは2012年12月期の約6億3,000万円から、招致活動が山場を迎えた翌年には約14億9,000万円に跳ね上がっているというのである。  その原動力は会社のコンサルタント部門の収入で、12年12月期に約3億3,000万円だったが、翌年には人脈を見込まれ調整活動を委託されて、コンサル部門は11億円を超える大口収入となったと書かれているそうだ。  現在問題になっている2億3,000万円を超える巨額な資金が「コモンズ」に支払われているのである。しかし、調整活動に奔走したことで支出も増えて増収効果は薄く、営業利益は約1億8,000万円に終わっている。  調整活動に多額のカネが使われたためだが、その活動の実態とはどのようなものだったのか? 元電通とはいえ、その会社に五輪招致のためのカネを11億円も払うのは、IOCの有力委員たちへのロビイング&ネゴを期待してのことであろう。  きな臭い臭いがプンプンするが、舛添やショーンKとは違って、高橋氏の後ろには電通が控えている。自民党と通じ、メディアを押さえ、威嚇している電通タブーを打ち破り、五輪招致の闇に切り込めるのか、文春。お手並み拝見といこう。 【巻末付録】  今週もマンネリをものともせず、同じことを繰り返している現代、ポストのSEXグラビアや特集を紹介してみよう。やや蒸し暑さのせいか、気は進まないが。  まずは、ポストのグラビアから。なんの説明もないからわからないのだが、今週も俳句とヌードの取り合わせ。 「この想い伝える術は 響子さーん ご一緒に吟行ロマンしませんか」。一句「夾竹桃ひと夜の庭の甘さかな」。なんとなくいいね。  「写真家小沢忠恭と女優・アイドルの時代」。佐野量子、菊池桃子、武田久美子、中山美穂、小泉今日子、杉浦幸……。懐かしいな~。  連載「夕方までの……ご近所ヌード 優希ちゃんちのママ」。袋とじは「世界一美しい東欧美女ヌード紀行」だが、きれいすぎてわいせつさがないのが難点だ。  現代は「AKB48 峯岸みなみ かわいい悪魔」。この子、23歳だというが、どこがいいんだろう? 私にはさっぱりわからない。 「シリーズ『記憶の中に棲む女』はるな『死ぬほど愛して』」。芸人・狩野英孝の二股騒動で一躍有名になった「加藤紗里 お騒がせ娘の恥じらいヌード」。確かに、男受けする体ではあるね。ちとハーフっぽい。 「アイドルの決意 染谷有香」。175mの身長にGカップ。規格外のダイナミックボディを鮮烈に大公開するとある。  袋とじは、毎度おなじみの高崎聖子あらため、高橋しょう子「たかしょー 完全未公開ヘアヌード」。やはりかわいさでは一番いい。  記事にいこう。現代の「あの素晴らしいSEXをもう一度」は「妻から夫への伝言 私たちが『好きにSEX』『嫌いなSEX』」ときた。  確かに「慣れ親しんできた仲」だからできることはあるのだろうが、わたしゃ、新鮮なほうがいいと思うがね。  ポストの「死ぬまでSEX」のほうは「美熟女を抱いて死にたい」。いったい美熟女って、いくつまでを言うのだろう?  かつてはAVの帝王と呼ばれた村西とおる監督が、7年ぶりに新作のメガホンを取ったそうだ。今回は素人で人妻、40歳美熟女だという。 「抱いた男だけが知っている美熟女さんの気持ちよさ」「美熟女インストラクターが愛欲指南『美熟女はゆっくり、長~く愛して』」。私も美熟女を愛してみたいけど、どこで彼女たちに出会えるのか教えて欲しいね。  というわけで、企画倒れ共倒れ寸前の両誌は、引き分けじゃ~。 (文=元木昌彦)

日米通算で最多安打記録更新も、チチロー VS イチロー夫妻の断絶は続いていた!

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「週刊文春」(6/23号、文藝春秋社)
今週の注目記事・第1位 「【告発スクープ】『東京五輪招致』電通元専務への巨額マネー」(「週刊文春」6/23号) 第2位 「気をつけろ!『保険ショップ』にダマされる中高年が急増中」(「週刊現代」7/2号) 第3位 「舛添のせいで自民党『議席減』の衝撃データ」(「週刊現代」7/2号) 第4位 「『辞職』をめぐる核心 女性社長『最後のブレーン』激白100分『出版社社長』の正体 『彼と舛添先生はパリ凱旋門賞で気が合った』」(「週刊文春」6/23号) 同・第5位 「【進行性乳がん】『小林麻央』と『海老蔵』の秘密」(「週刊新潮」6/23号) 「小林麻央『海老蔵緊急会見』で伏せられた『本当の病状』」(「フライデー」7/1号) 第6位 「【全国民必読】上がるのか、下がるのか 2020年 あの人気マンション 値段はこうなっている」(「週刊現代」7/2号) 第7位 「医者に言われても『受けてはいけない手術』『飲み続けていてはいけない薬』」(「週刊現代」7/2号) 第8位 「有名企業100社ボーナス大調査」(「週刊ポスト」7/1号) 第9位 「十和田湖で4人の内臓をえぐった人食い『ツキノワグマ』の最期」(「週刊新潮」6/23号) 第10位 「【トランプはどう考える 入国を厳しくしてもムダ! IS戦士は内側で育っている】銃乱射死傷者102人『米国内無差別テロ』が始まった!」(「フライデー」7/1号) 第11位 「偉大な『イチロー』と『チチロー』の完璧なる断絶」(「週刊新潮」6/23号) 第12位 「8億円の土地転売で『ダウンタウン松本』の譲渡損益」(「週刊新潮」6/23号) 第13位「ポスト舛添に急浮上 櫻井翔パパに出馬の可能性を直撃」(「週刊文春」6/23号) 【巻末付録】現代とポストのSEX企画の勝者はどっちだ!  舛添要一氏が都知事を辞任して騒動はようやく収束したが、2代続けてバカバカしいことで無駄な時間とカネを使ったものだ。  今度出てくるのはどんなやつでもいいが、身ぎれいな人間に出てほしいものだ。政治家は舛添と五十歩百歩。またスキャンダルで追われるに違いない。  では、安倍官邸が推したくてたまらない「嵐」の櫻井翔のパパ、櫻井俊総務省事務次官(62/6月3日に退任)はどうか?  本人は文春の取材に、出馬の可能性はゼロだと答えているが、子どもの七光りを頼りにする父親など、都政のトップにふさわしいはずはない。となると、誰もいなくなってしまうが、行政のわかる清新な大学教授などいないものか?  フランス文学者で元東大総長の蓮實重彦さん(80)なんて、いいのではないか。三島由紀夫賞を受賞した時の会見で「はた迷惑な話だ」と発言して、見ている者をスカッとさせた。  迷惑だろうが、ここはひとつ最後の花を咲かせてくれないかと頼んだら、意外に引き受けてくれるかも。80歳じゃ? いいじゃないか、酸いも甘いもかみ分けて“達観”している人のほうが、若くてギラギラしている物欲しそうなヤツよりナンボかいい。  新潮に、ダウンタウンの松本人志が昔、新橋の烏森神社周辺の土地を買っていて、最近売って相当儲けたと報じている。  だが、読む限り、どこに問題があるのかわからない記事だ。烏森神社のあたりはいい飲み屋があるので、年に数回は行っているが、くだんの土地は烏森通り沿いにあり、タバコ屋があり、韓国料理屋があるという。この2つを取り囲むL字型の更地は現在、コインパーキングになっているが、そこが2010年に松本が取得して今年3月に売却した土地だそうだ。  松本の購入価格は8億円ほどで、松本は現金で購入して、16億円ぐらいで売却しているのではないかと地元の不動産屋が話している。  まあ、ようござんしたね松本さんという話だと思うのだが、新潮は、この土地を買うとは松本は相当な玄人だというのだ。  それは、この土地がL字型でビルを建てるにも厄介で、もし韓国料理屋とタバコ屋が立ち退いてくれれば、長方形の土地になって地価は倍増するというのである。  韓国料理屋は頼めば承諾してくれそうだが、タバコ屋の高齢姉妹が頑として売りたがらないというのだ。  だが、そんな話はどこにでもあるし、この姉妹が悪いわけでもない。また松本が誰かの入れ知恵(新潮では、島田紳助ではないかと推測している)でその土地を買ったとしても、それだけでとやかく言えることではないはずだ。  今のお笑い芸人たちは、ゼニ儲けがうまいということはよくわかった。  さて、イチローが日米通算だが、ピート・ローズの最多安打記録4,256本をあっという間に塗り替えてしまった。  日本では号外が出て、日本のメディアは大騒ぎしているが、イチローには喜びの表情はなかった。新記録達成の会見で語られたのは、自分を見下し、自分を無視しようとする大打者への怒りだった。朝日新聞(6月16日付)から引用してみたい。 「僕は子どもの頃から人に笑われてきたことを常に達成してきているという自負はある。たとえば、小学生のころに毎日野球の練習をして、近所の人からあいつプロ野球選手にでもなるのかって、いつも笑われていた。悔しい思いもしましたけど、プロ野球選手にもなった。そして何年かやって、日本で首位打者をとって。今度アメリカに行くときに、首位打者になってみたい。そんなときもやっぱり笑われた。でもそれも2回達成した。常に人に笑われてきた歴史、悔しい歴史が僕の中にある。これからもそれをクリアしていきたいという思いはもちろんあります」 「ピート・ローズが喜んでくれていたら全然違う。全然違いますよ。でもそうじゃないって聞いているので、だから僕も興味がないというか」  ローズはUSAトゥデー紙(AFP=時事 6月15日16時36分配信より)に、こう話していた。 「イチローにケチをつけようというんじゃない。彼はすでに、殿堂入りにふさわしい実績を残している。それでも、彼らは気づけば、『ハイスクール時代』のヒットを数に含めているじゃないか。(中略)野球に詳しい人間で、日本の野球とメジャーが対等だと言う人間がいると思うか? 私は思わない。こっちでうまくいかなくて、あっちで名を挙げた選手は山ほどいる。タフィ・ローズ(Tuffy Rhodes)とかね。こっちでは鳴かず飛ばずだった選手が、向こうで本塁打を(2001年に)55本打ったんだ。これは、まわりのレベルが関係しているとしか考えられない」  それを意識してだろう、イチローはこう話している。 「偉大な数字を残した人がたくさんいますけど、その人が偉大だとは限らないですよね。偉大な人間とは限らない。むしろ反対の方が多いケースがある」  新潮は、イチローを育て上げてきた父親、チチローとイチロー夫妻の断絶がいまだに続いていると報じている。  父の宣之さん(73)とは、妻で8歳年上の福島弓子さんと結婚したことで確執が生まれ、弓子さんはわずか数カ月で宣之さんの家から出て、神戸で単身暮らしていたイチローのもとへ行ってしまった。  その後、メジャーへ移籍するということも、当日の朝まで何も知らされていなかったという。その後も、父親を無視するような発言が続いた。 「04年、シーズン258安打のメジャー新記録を打ち立てた際、『誰に感謝したいか』と問われたイチローは、二人三脚で歩んできた父には一切触れず、夫人と愛犬の名を挙げるのみだった」(新潮)  そのチチローは息子の新記録達成の報を聞いて、「追いついたときは平静だったけど、追い越したときはこみ上げてくるものがあった。自然に涙がこぼれた」(朝日新聞より)と話している。  父と息子、いつの世でも相容れない仲ではあるが、3,000本安打を達成したときには、電話の1本でも父親にかけてあげてほしいと思うのは、私がチチローの世代だからだろうか。  6月12日未明、アメリカ・フロリダ州のナイトクラブで49人が射殺、53人が負傷したテロ事件には驚いた。銃乱射事件の犠牲者が50人に上るのはアメリカ史上最悪になるそうだ。  犯人とされるオマル・マティーン容疑者(29)は警察との銃撃戦で射殺されたが、イスラム国は運営するニュースサイトで犯行声明を出した。  フライデーによると、容疑者はアフガン人の両親を持つ移民2世で、世界最大の民間軍事会社「G4S」で警備員として働いていたので、いつでも銃を携行することができた。 「犯行に使われたアサルトライフルは、米軍の自動小銃M16を民間向けに改良した『AR15』。殺傷能力が高い銃ですが、米国では合法的に10万円ほどで容易く入手できます」(在米ジャーナリスト)  容疑者は国内育ちの一匹狼のテロリストだそうで、イスラム国と直接のネットワークを持っているわけではないため、実際に犯行に及ぶまで本人の危険度を当局が察知することができにくく、未然に防ぐことが難しいそうだ。  イスラム国は同性愛者を敵視しているため、この容疑者も同性愛者が集まるこのクラブを狙ったのではないかといわれている。  共和党の大統領候補トランプ氏は、イスラム教徒の一時入国禁止を訴えているが、そんな考えでは、国内にいるイスラム国同調者によるテロを防ぐことなどできはしない。  米国国内にある民間人が所有する銃は、3億丁もあるというのだ。なんらかの銃規制を早急にすることが、テロを未然に防ぐための第一歩である。  人間を殺すのはヤクザやテロリストばかりではない。ツキノワグマが、秋田県鹿角市の山中で4人の人間を襲い、内臓をえぐり食らった事件が起きた。  その殺人熊は、市の猟友会のメンバーたち4人に追われ殺されたが、体長120センチ、70キロの雌だったというから、そう大きな熊ではない。  ツキノワグマはヒグマと比べると臆病で、人間を襲うことはほとんどないといわれるが、この時期生えるタケノコは熊の大好物で、それを採ろうとする人間が現れたから襲ったのではないか。それで人間のおいしさを覚えて、人間とみれば躊躇なく襲ったのではといわれているそうだ。  そういえば、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を取った映画『レヴェナント 蘇えりし者』に、ディカプリオが熊に襲われるシーンがあった。作り物とは思っても、あの恐怖感は相当なものだったが、殺された4人の人たちは、どれほどの恐怖を味わったことであろう。ご冥福を祈りたい。  第8位。ポストが有名企業100社のボーナス大調査をやっている。  経団連の調査によれば、大手企業(東証1部上場の従業員500人以上)のボーナスの平均妥結額は92万7,415円で昨年比3.74%増だったという。リーマンショック前に迫る、8年ぶりの高水準となった。  ポストの調査で、支給額トップとなったのはやはりトヨタ自動車で148万円。今春のベアは昨年を下回る水準だったが、ボーナスでは組合員平均で11万円アップとなって社員に報いた。  日産自動車も年間225万5,100円という数字で、夏分だけでも100万円を優に超える計算になるという。  初めて商社業界のトップに立った伊藤忠商事は、昨年とそんなに変わらないが、今年は特別ボーナスが出るそうだ。 「8年目以上の階級なら25万円くらい。もらえる理由? もちろん三菱商事を超えて業界トップになったことですよ」(20代社員)  ボーナスが10万円以上増額になった会社を挙げてみる。キリンビール、伊藤ハム。オオクマは21万5,240円も増えている。トヨタ自動車、ヤマハ。中部電力は17万9,000円もの増である。  今のところは景気のいい一流企業のボーナスであるが、日銀のマイナス金利政策の失敗などで急激に進んでいる円高、株安、アメリカ経済の低迷、イギリスのEUからの離脱などがあれば、これからどうなるかわからない。  それにしても、うらやましいがね。  現代が今週もやっている「手術は受けてはいけない、薬は気をつけろ」という特集だが、これだけ続けているというのは、売れ行きがいいのだろう。  だが、私のような“成人病の宝庫”のような人間が読むと、当たり前で失礼だが、面白くもおかしくもない。  そう思いつつ、一応紹介しておく。  まず、初期のがんであっても、医者が手術に失敗することがある。当たり前じゃ。  父親を食道がんの手術がきっかけで亡くした平山久美さん(47歳・仮名)は「メスを持った若い医師が頸動脈を傷つけるミスを犯した。まさか、あれほど自信満々だった医師の手術が失敗するとは思いませんでした。安易に手術を選択したことを悔やんでいます」と語っている。  特に外科医はメスを持ってナンボというところがあるから、すぐに手術をしたがる。だが、手術しことでより悪化させてしまうことはよくあるのだ。  また、外科医の平岩正樹氏はこう言う。 「胃瘻(腹に穴を開け、直接胃に栄養を送ること)をするようになってしまうと、『自分の口で食事もできずに長生きするくらいなら、手術せずに死んだ方がマシだった』と考える人も出てきます」  私の父親がそうだった。誤嚥(ごえん)性肺炎には何度もなったが、自分で食事することは最後までやめなかった。  しかし、若い医者が熱心に勧めるので渋々胃瘻にしたが、したとたん、気力が衰え寝たきりになって、数カ月で亡くなってしまった。いま思い返しても、痛恨事である。 「65歳を過ぎて、体力の衰えが目立ってきた高齢者にとっては、手術がベストの選択肢とは言えないのですが、医者はそこまで考えてないし、教えてもくれません」(都内大学病院の呼吸器外科医)  現代は、医者がいくら安全だと言っても、術後、体にどんな弊害が出るのかわからないという。最近、とみに増えてきた内視鏡や腹腔鏡手術には危険が伴う。 「開腹手術なら術中の思わぬ出血にも対処できますが、腹腔鏡手術では予期せぬ出血が起きてしまうと止血がままなりません。(中略)特に肝臓やすい臓におけるがんは大量出血の恐れが高く大変危険です。肝臓やすい臓の場合、大血管が周囲に存在している上、体内の奥深くにあるため、内視鏡のモニターでは見えづらく、誤って傷つけてしまう可能性が高いのです」(浜松労災病院の有井滋樹院長)  腹腔鏡手術は非常に高度な技量が要求され、一歩間違えれば「死」のリスクを伴うことを忘れてはならないと、現代は言う。  また、全身麻酔もよくいわれるが、大きな危険を伴う。麻酔薬の分量を正しくコントロールするには熟練が必要だし、もっといえば、なぜ麻酔薬を投与されると人は意識や感覚を失うのかというメカニズムそのものが、いまだ完全には解明されてはいないからだ。  私の年上の友人は、昨年夏に肺がん、それも末期ではないかと診断された。相当悩み、医者の言う通りに抗がん剤治療を始めたが、やはり副作用がきつく、日に日に痩せて、食事も喉を通らない。  そういう姿を身近で見ていると、あのとき、抗がん剤治療ではなく、緩和ケアのようなやり方のほうが、好きな食事をしたり、仕事を続けたりできたのではないかと、後悔している。  自分の最後のときは、絶対抗がん剤はやらないと決めているのだが、医者から『抗がん剤治療をしたら、完治するかもしれない』と言われたら、拒み続けられるだろうか? 自信はない。  こうしたテーマは、いい悪いではなく、ケースバイケースで、個々の例を詳細に追っていかないと、わからないことが多い。もっと工夫が欲しいテーマである。  さて第6位。現代が、今のマンション価格が2020年にはここまでになると試算している。それも、117物件を実名ですべて公開しているのだ。  不動産価格推定サービス「GEEO」を用いて、東京23区内のマンション117物件について、現在から2020年にかけての価格の推移を予測し、その詳細な結果をもとに「不動産の未来」がどのような姿になるのかを徹底分析したという。  結果、湾岸のタワーマンションは壊滅するという。だが、意外にも板橋、葛飾、墨田のマンションは上がるというのである。  港区の白金タワーは現在1億82万円だが、20年には9,159万円になるという。東京ツインパークスは1億4,839万円だが、1億1,356万円に落ちてしまうそうだ。  人間はさもしいもので、自分の住んでいる区のマンションの価格がどうなるかが気になるのである。  私の住んでいる中野区では、グランリビオマークスヒルは4,993万円が4,401万円に。パークタワー東中野が4,979万円だが逆に5,051万円へと値上がりするそうだ。  プラウド中野坂上は5,631万円が5,275万円と、少し目減り。ライオンズ中野ミッドサイト7,163万円が、6,065万円に値下がりしている。  まあ、オレんちは一戸建てのぼろ家だから関係ないがね。マンションのローンが残っている人にとっては気になる情報であろう。  市川海老蔵が会見して明かした麻央夫人(33)が進行性乳がんで闘病中という話は、大きな衝撃をもたらした。  それは、乳がん患者が多いことにもよるのだろう。少し前に、女優のアンジェリーナ・ジョリーが乳がん予防のために、両胸の乳腺切除の手術を行ったと告白したことが世界的な話題になった。  乳がんは少し前までは、さほど心配するものではないといわれていた。治療法が進み、乳房を切除しないで残すことができるし、生存率も高いからだ。  私の親しかった女友達も30代で乳がんに罹ったが、元気で仕事をし、酒を飲み、歌を歌い、われわれのマドンナだった。だが、50を少し超えた頃だったか、乳がんが再発し、見つかったときには転移していた。1年ほど故郷へ帰って闘病していたが、残念ながら亡くなってしまった。乳がんの怖さは、いつ再発するかわからないことである。  海老蔵の話では、麻央さんの闘病は1年8カ月にもおよび“比較的深刻”な段階だというから、心配だ。現代で、歌舞伎関係者がこんなコメントを出している。 「海老蔵さんはずっと秘密にしていた麻央さんのがんが表沙汰になって、むしろホッとしているのではないでしょうか。スポーツ紙が病状をスクープしたことは、海老蔵さんの周囲がそれを慮った結果かもしれません。おそらく麻央さんも海老蔵さんも『残された時間』を意識しているのでしょう。その時間をこれ以上失うわけにはいかなかった。昨年から海老蔵さんはそれこそ何かを忘れるように熱心に地方公演を行い、スケジュールはパンパンでした。しかし麻央さんのがんを公表したこれからは家庭の時間を一番に考えることができるでしょうね」  この談話の内容が事実だとすれば、麻央さんの「残された時間」は、かなり少ないのかもしれない。フライデーは1年ほど前、海老蔵と麻央が代官山で食事をした後、一人で帰る麻央が、痛みに顔をゆがめるようにして着物の腰を押さえている姿をカメラに収めていた。この約2カ月後に、病気が発覚したことになる。  また姉の小林麻耶(36)が、看護の手伝いや麻央の子ども2人の面倒を見るために海老蔵宅を訪れる姿を撮っていた。彼女が本番中に倒れたのは、こうした過労が原因だったのではないのか。  かなり高価だが、乳がんに効果が高い新薬も出てきているというから、彼女の一日も早い回復を祈ろう。  6月14日に、フライデーの編集部員から電話が掛かってきた。舛添都知事が2013年と14年の正月「竜宮城スパホテル三日月」に家族と宿泊したにもかかわらず、政治資金の「会議費用」で処理していた件で聞きたいというのだ。  舛添氏は会議の相手は当初「事務所関係者」としていたが、第三者であるヤメ検による「調査報告書」では突如「元新聞記者の出版社社長」となり「付き合いが長く、かねてより相談相手としていた出版社社長(元新聞記者)を客室に招き、政治家としての今後について相談した」(報告書・文春より)とある。  この人間は競馬専門誌の記者で、サンケイスポーツに移り、週刊ギャロップが創刊されると初代編集長になった芹澤邦雄という人だが、昨年死んでいる。その葬儀で弔辞を読んだのが大橋巨泉氏の弟さんだが、芹澤氏について知らないかというのである。  先方は、大橋巨泉と競馬、舛添とも一時付き合いがあったお前なら知っているだろうと考えたようだ。週刊ギャロップにはインタビューされた記憶があるが、残念ながら芹澤という人は知らないので、お役に立てないと言って電話を切った。  その彼が、競馬評論家の井崎脩五郎氏が芹澤氏について書いた追悼の文章を送ってきてくれた。井崎氏が45年前、競馬専門誌「馬」に入社したとき、差し向かいの席に座っていたのが2歳年上の芹澤氏だった。 「芹澤さんは若いころ、家業である質店を継ぐために、新宿の有名質店に鑑定の修業に出されたのだが、近くに場外馬券売り場があり、おまけに同僚が競馬好きで、そこから一気に競馬にのめり込んだ。将来の進路を変更し、選んだ道で一家をなした」(井崎氏)  舛添氏も競馬好きで、地方競馬に馬を所有していて、大井競馬場で行われる「東京ダービー(G1)」を勝ったこともあるというから、相当な数を所有していたのではないか。毎月の飼い葉料だけでもバカにならないと思うが、そのカネも「政治資金」から払っていたのだろうか。  週刊ギャロップにも連載をしていて、それをまとめ『競馬改国論』(サンドケー出版局)として出版している。  今週の文春は、芹澤氏と舛添氏が「三日月」で本当に会っていたのだろうか、会っていないとすれば、なぜそのようなウソをついたのだろうかと追及している。  文春では、2人をつないだのは都内で翻訳会社を経営する某女性だと書いているが、ここでは詳しいことは省く。この女性、最後まで舛添氏が相談していた「公私ともに支える数少ないブレーン」(舛添氏の知人)だそうだ。この女性は文春のインタビューに答えて、その日会っていたのは芹澤氏(文春ではSさん)の可能性が高いと暗に認めるような発言をしている。  だが、サンスポの後輩記者は、芹澤氏は極度の出不精で、競馬場にさえ足を運ばなかった人だから、木更津(ホテルのあるところ)まで行くはずがないと語り、「故人のSさんを利用すれば嘘がばれないと思っているのでしょうが、本当に酷い」と怒る。  芹澤氏の内縁の妻も、正月は両親の墓参りで横浜に帰っていたはずだから、「会議をした可能性はゼロです」と断言している。  文春へのささやかな抵抗だったのだろうか、舛添氏は発売日の前日に辞職を表明し、切望していたリオ五輪への出席も夢と消えた。  粘る舛添に引導を渡したのは安倍官邸だった。あまりの「舛添辞めろ」の世論の盛り上がりに、このままでは参議院選に重大な影響が出ると不安になったので、急遽引きずり下ろしたのであろう。  安倍首相には、参院選の嫌な思い出がトラウマになっているのだ。惨敗、辞任の悪夢だ。  現代は、舛添のせいで自民党議席減の衝撃データをやっている。  舛添ショックで、自民党比例の票が500万票減るという予測が党内で流れていると、自民党の幹部議員が話している。もし自民党票が500万減となった場合、参議院の情勢はガラッと変わるというのだが、仮定の上での推定だから、ここではそれ以上は触れない。  惨敗まではないだろうという予測が多いが、もし第一次安倍政権のもとで行われた07年夏のような参院選になれば、安倍辞任は必至であろう。  18歳の大量の若い票がどこへ行くのか? 自民党へは流れないと思うのだが、野党側はもっと、こうした層を取り込むための戦略を考えるべきである。とにもかくにも、今後の日本の行方を決める「歴史的な選挙」になることは間違いないのだから。  やはり現代だが、以前から気になっている「保険の〇〇」「保険を考えるなら〇〇へ」などという、保険の相談を無料で受けるところが増えてきた。  それも儲かるのか、大きな陸上大会などへの宣伝やテレビのCMなども打つようになってきた。  私も前に一度相談に行ったことがある。驚いたのは、お宅は無料相談というから、どうやっておカネを稼いでいるのかと聞いたら、しらっとして「保険会社さんから協賛金のような形でおカネをもらっています」というではないか。  保険会社からカネをもらっていて、客観的な判断ができるわけはないと、早々に引き上げたが、その後もそうした窓口が増えているのは、保険に無知な人が多いのだろう。  現代が「気を付けろ保険ショップにダマされる中高年が急増中」だと警鐘を鳴らしている。  神奈川県在住の女性(40代・仮名)が初めて「保険ショップ」を訪れたのは、軽い不整脈で入院したことがきっかけだった。小学生の子どもと共働きの夫がいる。  そこで提案されたのは「投資型保険」だった。払い込んだ保険料を保険会社が株式などで運用し、その運用結果次第で受け取れる保険金額等が増減する商品である。  彼女は後で知ることになるが、実は元本割れのリスクがあり、損をするかもしれない商品だったのだ。  ファイナンシャルプランナーの宮崎貴裕氏は、こう言う。 「保険ショップは『乗り合い代理店』として、様々な保険会社の商品を取り扱い、それを売ることで保険会社から契約手数料をもらっている。手数料は商品によってだいぶ差があります。本来、彼女にとって望ましいのは学資保険や終身保険など、元本が保証されている保険商品のはず。ところがこれらは、保険ショップが保険会社からもらえる手数料がものすごく安い。一方で、投資型の保険は元本割れのリスクをともなう分、ショップが手にするマージンが大きい。このケースでは、ショップ側が手数料欲しさに『安全運用』を望む彼女の意向を無視したわけです」  保険屋が信用をなくしているから、こうした代理店を隠れ蓑にして保険を売ろうという、悪徳商法ともいえる手口である。  こんなところにダマされないためには、少しでも自分で保険の知識をつけることしかない。気をつけよう、甘い言葉と保険の勧誘。  さて今週の第1位は、やはり文春。文春の見事さは、ターゲットにする人物の「選定」のうまさだが、今週は東京五輪の招致に絡んで、多額のワイロを贈ったのではないかという「疑惑」がいわれている電通の元専務・高橋治之氏(72)に絞ったところなんぞ、憎いね。  だが、疑惑に迫れたのかといえば、道半ばであろう。舛添スキャンダルのように、連続追及してもらいたいものである。  文春追及の要点は2つある。ひとつはJOC会長兼組織委員会副会長、招致委員会理事長だった竹田恒和氏(68)と極めて親しい。竹田氏の兄と高橋氏が慶應幼稚舎からの同級生で、竹田氏は高橋氏に頭が上がらないらしい。  もうひとつは、興味深いカネの話。電通を退職した高橋氏は「コモンズ」という会社の代表を務め、電通時代の人脈を生かしてコンサルタント業務を始めた。  2020年に五輪招致委員会の「スペシャルアドバイザー」に就任する。この「コモンズ」に関しては、大手民間信用調査会社が詳細な調査レポートを作成していると、文春は言う。  それによると、売り上げは2012年12月期の約6億3,000万円から、招致活動が山場を迎えた翌年には約14億9,000万円に跳ね上がっているというのである。  その原動力は会社のコンサルタント部門の収入で、12年12月期に約3億3,000万円だったが、翌年には人脈を見込まれ調整活動を委託されて、コンサル部門は11億円を超える大口収入となったと書かれているそうだ。  現在問題になっている2億3,000万円を超える巨額な資金が「コモンズ」に支払われているのである。しかし、調整活動に奔走したことで支出も増えて増収効果は薄く、営業利益は約1億8,000万円に終わっている。  調整活動に多額のカネが使われたためだが、その活動の実態とはどのようなものだったのか? 元電通とはいえ、その会社に五輪招致のためのカネを11億円も払うのは、IOCの有力委員たちへのロビイング&ネゴを期待してのことであろう。  きな臭い臭いがプンプンするが、舛添やショーンKとは違って、高橋氏の後ろには電通が控えている。自民党と通じ、メディアを押さえ、威嚇している電通タブーを打ち破り、五輪招致の闇に切り込めるのか、文春。お手並み拝見といこう。 【巻末付録】  今週もマンネリをものともせず、同じことを繰り返している現代、ポストのSEXグラビアや特集を紹介してみよう。やや蒸し暑さのせいか、気は進まないが。  まずは、ポストのグラビアから。なんの説明もないからわからないのだが、今週も俳句とヌードの取り合わせ。 「この想い伝える術は 響子さーん ご一緒に吟行ロマンしませんか」。一句「夾竹桃ひと夜の庭の甘さかな」。なんとなくいいね。  「写真家小沢忠恭と女優・アイドルの時代」。佐野量子、菊池桃子、武田久美子、中山美穂、小泉今日子、杉浦幸……。懐かしいな~。  連載「夕方までの……ご近所ヌード 優希ちゃんちのママ」。袋とじは「世界一美しい東欧美女ヌード紀行」だが、きれいすぎてわいせつさがないのが難点だ。  現代は「AKB48 峯岸みなみ かわいい悪魔」。この子、23歳だというが、どこがいいんだろう? 私にはさっぱりわからない。 「シリーズ『記憶の中に棲む女』はるな『死ぬほど愛して』」。芸人・狩野英孝の二股騒動で一躍有名になった「加藤紗里 お騒がせ娘の恥じらいヌード」。確かに、男受けする体ではあるね。ちとハーフっぽい。 「アイドルの決意 染谷有香」。175mの身長にGカップ。規格外のダイナミックボディを鮮烈に大公開するとある。  袋とじは、毎度おなじみの高崎聖子あらため、高橋しょう子「たかしょー 完全未公開ヘアヌード」。やはりかわいさでは一番いい。  記事にいこう。現代の「あの素晴らしいSEXをもう一度」は「妻から夫への伝言 私たちが『好きにSEX』『嫌いなSEX』」ときた。  確かに「慣れ親しんできた仲」だからできることはあるのだろうが、わたしゃ、新鮮なほうがいいと思うがね。  ポストの「死ぬまでSEX」のほうは「美熟女を抱いて死にたい」。いったい美熟女って、いくつまでを言うのだろう?  かつてはAVの帝王と呼ばれた村西とおる監督が、7年ぶりに新作のメガホンを取ったそうだ。今回は素人で人妻、40歳美熟女だという。 「抱いた男だけが知っている美熟女さんの気持ちよさ」「美熟女インストラクターが愛欲指南『美熟女はゆっくり、長~く愛して』」。私も美熟女を愛してみたいけど、どこで彼女たちに出会えるのか教えて欲しいね。  というわけで、企画倒れ共倒れ寸前の両誌は、引き分けじゃ~。 (文=元木昌彦)

韓国・アパート大爆発の原因は"自殺の失敗”だった?「死に切れず、タバコを吸おうとしたら……ボカン!」

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事件現場となったアパート
 6月14日午後6時、釜山(プサン)のとあるアパートでガス爆発が起こった。幸運にも死者は出なかったが、6人が重軽傷を負っている。  爆発が起きたのは5階の一室だったが、周辺の住宅を含め、70世帯余りの窓が砕け散った。さらに、階下の駐車場では、10台以上の車のフロントガラスや車体がボロボロとなり、道路を挟んだ店舗にまで破片が飛び散る大惨事に。この事故でアパート住人150人余りが、住居から3カ所の臨時待避所に避難するハメになった。  幸いにも事故を起こしたチョン氏(38)が全身やけどを負いながらも生きていたことから、事故原因はすぐに明らかとなった。なんと、彼の自殺未遂によるものだったのだ。  事故当時、家庭内の不和に苦しんでいたチョン氏は、生きていくことに疲れて、自ら命を絶とうとガス栓を全開にする。ガスが充満する密閉した部屋の中でそのまま3時間過ごしたが、やり方が悪かったのか、いくら待っても死ぬことができなかった。  自殺の失敗を悟ったチョン氏だが、その後の行動が問題だった。あきらめてガス栓を閉め直すのだが、すぐにタバコを吸おうとライターの火をつけたのだ。もちろん、自殺のやり直しというわけではない。  ガスが充満する部屋で火をつける……今どき、マンガでもやらないような大ボケの結果が、今回の事故原因だった。ちなみに6月16日現在、重症のチョン氏の処罰がどうなるのかは、まだはっきりしていない。    これには、韓国ネット民も「随分ダイナミックな自殺だな」「補償金回収のシーズンが到来しました」などと、あきれ返っている。  韓国では、5月にもアパートの貯水槽で遺体が発見され(参照記事)、住人が“汚染水パニック”に陥ったばかり。こちらも自殺者が起こした騒動だ。自ら命を絶とうとするほど追い込まれてしまったことには同情するが、運悪く巻き込まれたしまったほうは、たまったものではない。

したたる肉汁で下町を彩るアメリカンテイストな「錦糸町 肉&肉バーガー」

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行列はできていても、比較的早く入店できた。声をかけてくれる店員の気遣いもうれしい。
 梅雨シーズンのあるSunday、錦糸町にGoodなHamburger ShopができたというのでTryしてみることにした。  場所はJR錦糸町駅と両国駅の中間地点で、交差点に面した角地である。ステイションモールでもショッピングモールでもなく、時間もPM2時過ぎだというのに、10人ほどのウェイティングができているではないか。  15分ほど待たされてCounter席に案内された。まずは、Today’s Beerの“Brooklyn Lager”のDraftを。そして、Burgerは“Wild Out”をチョイスした。  Counter席の右側にあるKitchenでは、2人のシェフが忙しそうに調理している様子がうかがえる。ホール担当のウエイターとウエイトレスも忙しそうだが、常にSmileでHolidayの外食に華を添えてくれている。  Burgerを待ちきれずにBeerをひとくちグビリ。NewYorkerに一番人気という、その苦みばしったLagerを堪能していると、 「お待ちどうさまでした」  と、Wild Outが提供された。それをひと目見て、 「Hahaha、シェフもウエイタークンも忙しすぎて慌てちゃったのかな?」  皿に乗ってるBurgerには、バンズがついてないのだ。
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バンズで挟み忘れたダブルバーガーといった感じだが、これであっている。フライドポテトとキュウリのピクルスがセットだ。
「エクスキューズミー、バンズを忘れているようだけど(笑)」  するとウエイタークン、さわやかな笑顔でこう言った。 「Wild Outは、バンズのないBurgerなんです。ミンチ肉とステーキ肉の食感をお楽しみください」  What!? Noバンズ Only Meet? なんてぇこったい!
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2枚で240グラムのパティーは、ミンチ肉とステーキ肉の荒切りのミックスだ。
 慌ててメニューを見直すと、全部英語で書かれてはいるが、そこには“240g beef patty for buns”と書かれている。つまり、「肉」が「バンズ」の代わりなのだ……。パティーむき出しのバーガーには、トマトとチェダーチーズ、オニオンとソースがサンドされている。 「フッ、上等だぜ」  おもむろに肉々しい風体のバーガーをわしづかみし、かぶりついた。  と…… 「ジュ~~ワ~ッ!」  ダムから放流された川の水のように、勢いよく肉のジュースが口内に流れ込んできたのだ。そして、肉々しい2枚のパティーにダイレクトでくい込む歯からも、ステーキ肉を荒々しく刻んだ歯ごたえある食感が伝わってくるじゃないか!
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紙の底に溜まった旨味たっぷりの肉汁。飲みたい。
 ブラボー!! これぞ男のバーガーだぜ! ワイルドだろ~~? 炭水化物がないだけに、ダイエットにも最適。と思ったが、気づくと揚げたてのフライドポテトに手が伸びていた。  夜はBarにもなるBurger Shopは、すでにDownTownの景色にもお客さんたちにも、すっぽりハマっているのだった。  “Wild Out”うもうございました。
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錦糸町駅から徒歩10分程度。下町の交差点にこんな洒落たバーガーバーがある。
錦糸町 shake tree「Wild Out」1,450円(税込み) インパクト ☆☆☆! 味     ☆☆☆ 店、店員  ☆☆☆! (写真・文=よしよし)

「花電車」を丸パクリ? 女性のアソコに毛筆を挿れて字を書く「性書道」が中国で大論争!

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孫平氏
 経済的に豊かになった中国では、かつてのバブル時代の日本もそうであったように、芸術作品が投機対象になっている。  ところが最近になって、一人の芸術家による作品が「低俗」「下品」だとして批判を浴びるようになり、6月7日、中国芸術家協会から除名された。  この芸術家は孫平氏。1953年に中国東北部の黒竜江省で生まれ、広州美術学院で学んだのち、数々の美術展に出展して賞を獲るなど、至ってフツーの芸術家の道を歩んできたのだが、2000年代に入ると作風がガラリと変わり、パフォーマンスアートの道へ。その彼がやり始めたアートというのが「性書道」だった。
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パフォーマンスアートなので、性書道は公衆の面前で行う
 この性書道なるもの、女性のアソコに筆の柄をくわえさせ、その筆で半紙の上に字を書いていくというもの。このパフォーマンスにより、孫平氏の名は広く知られるようになったが、アートとしてはさすがにあまりにも下品だったため、「書道をけがし、ひいては中国の文化を冒涜した」ということで、今回の処分となったわけである。  果たしてこれは芸術か? それとも低俗なパフォーマンスか? と中国では話題になっているわけだが、この性書道、名前は違うが、(一部の)日本人にとってはすでにおなじみの“芸”である。
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女性のアソコを使って書いているとはいえ、出来栄えはなかなか本格的なようだ
 若い読者はご存じないかもしれないが、日本ではこれとまったく同じパフォーマンスが、すでに数十年前から行われている。ストリップ劇場の踊り子さんが舞台の上で自らのアソコを使ってさまざまな芸を見せる「花電車」のひとつが、性書道とまったく同じなのだ。  孫平氏も、もしかしたら日本の花電車にヒントを得て、性書道のパフォーマンスを始めたのかもしれない。あるいは、中国に皇帝がいた時代には宮廷内でさまざまな性技が行われていたというから、性書道も中国固有の文化だったのかもしれない。  素人には難解な現代アートの中でも、特にパフォーマンスアートはなかなか理解しづらいところがあるが、いずれにしても、これは芸術というよりも、やはり単に“芸”といったほうがいいのではないだろうか。 (文=佐久間賢三)

【チャイナボカン】今度は誕生日ケーキが爆発! 女児の角膜直撃で失明の危機に……

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今回被害に遭った少女。目の傷が痛々しい(出典:斎魯網)
 携帯電話や家電、野菜など、ありとあらゆるものが爆発している中国で、なんと誕生日ケーキが爆発し、女児が重傷を負うという事件が発生した。 「今日頭條」(6月9日付)によると、山東省浜州市に暮らす白さん一家が、6歳になる女児の誕生日を祝っていたところ、誕生日ケーキのデコレーション部分が突然爆発。女児の眼球に直撃し、角膜に重傷を負ったという。
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爆発したデコレーションと同じ型のもの
 同記事によると、今回爆発したデコレーションは電池式で花の形をしており、花びらにロウソクを立て、花の中央部から音楽が流れる仕組みとなっていた。ケーキ店で誕生日ケーキを購入した際に、付属していたものだという。  地元メディアの取材によると、このデコレーションはこの地域の商店などで広く販売されていることがわかった。爆発事故後、このケーキ店は安全の確認が取れていない危険な商品を販売した責任を認め、女児の治療費全額の支払いを申し出たという。  最悪の誕生日を迎えることになった女児は現在、快方に向かっているようだが、運が悪ければ失明していた可能性も否めない。
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消防による実験でも、炎に包まれた
   地元メディアの記者が同じデコレーションを購入したところ、この商品には中国の「産品質量法」(日本の食品安全基本法に相当)で定められている安全を保証する合格証のマークはおろか、生産元の表示もなかったという。また、メディアと消防がこのデコレーションに電池を入れて安全性の実験をしたところ、ロウソクの火がしばらくするとプラスチックの花びらに引火し、15分ほど燃え続けたという。  実験では爆発こそしなかったものの、燃え方によっては電池部分に延焼し、爆発する可能性は十分高いこともわかっている。地元工商局は今回の爆発事故を受け、合格証のマークがない製品は絶対に購入しないように注意を呼び掛けている。  しかし、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏によれば、「中国では数年前から偽造の合格証も出回っていて、まったく頼りにならない」という。  この国で自らの安全を守るために頼れるものといえば、もはや第六感くらいしかなさそうだ……。 (文=広瀬賢)

もはやエロサイト! 韓国の下着メーカーのホームページがすごい

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「BUNNY ROOM」
 性売買特別法など、表面上はエロに対して厳しい韓国。この国では、日本とはまた違ったスタイルのエロが発芽しているようだ。  韓国の人気女性下着メーカー「BUNNY ROOM(バニールーム)」(http://bunnyroom.co.kr)を見ても、それがわかる。「BUNNY ROOM」のキャッチコピーは「見せたくなるランジェリー」だ。  ホームページを開くと、セクシーな下着を着用したモデルたちがてんこ盛り。男性なら誰もが“長期滞在”を確信させられる、なんともきらびやかなページだ。男が「ぜひ着てほしい」と土下座して嘆願したくなるような下着を、セクシーなモデルたちが着こなしている。下着メーカーのサイトというよりも、アダルトサイトや風俗店のページと見紛うほどのエロさだ。思わず「プロフィール」や、「オプション」を探してしまいそうになる。    商品のバリエーションも豊富で、ブラやパンティーは当然のことながら、ガーターベルトやコスプレに加え、アブノーマルな男性用下着まで用意されている。  さらに「高級ジェル」や、年齢認証なしに開くことはできない「成人用品」というカテゴリまである。あからさまに大人のおもちゃをにおわせるグッズまで販売しているところを見ると、完全に下着メーカーの領域を超えている。    日本には、女性アイドルやタレントを起用して“明るく健康的なエロ”で訴求しているピーチ・ジョンなどがあるが、韓国でも下着ブランドの広告に有名人が起用されるケースが多く、日本よりもエロクオリティーは高い。そんな中、「BUNNY ROOM」は、「セクシーな下着」で検索をかけると、最上位にヒットするほど人気だ。 「BUNNY ROOM」の人気の秘密は、プロモーション戦略にある。ホームページには写真や動画が多数アップされているが、それらは、定期的に開催されるクリスマスやハロウィン、制服パーティーなどで撮影されたもの。そこでモデルに、イベントコラボ商品を着せているのだ。しかも、そのパーティー会場は、性にオープンな人が集いそうなクラブ。ターゲットを熟知した試みだ。また、テレビ番組のキャスターやアーティストのPVなどへの衣装提供(もちろん下着ではない)も行っている点からは、ファッションブランドとしての市民権を得ている感も伝わってくる。  語りきれないほど見ごたえたっぷりの「BUNNY ROOM」ホームページ。百聞は一見にしかず。韓国最先端エロ下着をご賞味あれ。 (文=梅田ナリフミ)