「いったい、なぜ?」韓国・18年間友人を洗脳して、約8,000万円をだまし取った悪女

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祭祀のイメージ写真(gojesa.comより)
 韓国で、信じられない詐欺事件が起きた。高校時代の同級生を18年間も奴隷のようにこき使い、多額の金銭をだまし取っていたというものだ。    8月5日、韓国警察は詐欺の疑いでクォン容疑者(女性、44歳)を逮捕した。1998年7月から今年6月まで、高校時代の同級生であるキムさん(女性、44歳)に対し詐欺を働き、計2,389回、総額にして約8,000万円をだまし取った容疑だ。  共通の友人を通じて知り合ったクォン容疑者とキムさんだったが、当時、クォン容疑者は「交通事故でけがをした友人の治療費」「金融業者への借金の返済」などの名目で、キムさんから約70万円をだまし取ったとされる。これが、2人の悪縁の始まりだった。自分を信じて疑わないキムさんに対し、クォン容疑者はより大がかりな詐欺を働き始める。  クォン容疑者はその後、キムさんに「運気が悪い」とマインドコントロール。韓国には、先祖をまつる祭祀(チェサ)という行事があるのだが、キムさんの運気が良くなるよう、「自分が祭祀をやってあげる」と持ちかけた。不思議なことに、キムさんはその言葉を信じて疑わなかった。そして、クォン容疑者が要求する“祭祀代”を貢ぎ続けたのだ。高校卒業後、キムさんは家族と共に日本で暮らすことになったが、それでも2人の悪縁は途切れなかった。キムさんは、アルバイトして稼いだ金を、数年間にわたりクォン容疑者に送金し続けた。  キムさん一家が韓国に帰国した後、クォン容疑者のマインドコントロールは、さらにエスカレートする。まず、より多額の金をだまし取るために「家族といると殺し合いが起きる」と説き伏せ、ひとり暮らしを始めさせ、その後、風俗店で働くように仕向けた。キムさんは毎日のように客と性行為をし、稼いだ金をクォン容疑者に渡した。  挙げ句の果てに、クォン容疑者は「性行為の動画が流出した」「それを削除するために大金が必要」などと、キムさんを脅迫。精神的に追い詰められたキムさんから、さらに金を巻き上げ続けたという。並行して、前述した祭祀詐欺も続いていた。クォン容疑者は「祭祀に食べ物が必要」と話し、海苔巻やキムチなどを届けさせるなど、まるでパシリのようにキムさんをこき使った。  ただ、この一連の詐欺事件にも終止符が打たれる時が来た。クォン容疑者は「借金のために刑務所に入れられた」「出所して返済するために、お金が必要」と、またしてもキムさんをだまそうとしたが、キムさんは、クォン容疑者が実際には刑務所に収監されていないことを突き止め、警察に通報。18年間続いた詐欺が、ようやく警察の知るところとなった。なお、前述の8,000万円は、警察が確認できた金額。キムさん自身は1億2,000~1億3000万円ほどの金銭を奪い取られたと主張している。なお、クォン容疑者はキムさんからだまし取った金を、高級マンションの購入費や、海外旅行の代金に充てていたという。  クォン容疑者の外道ぶりもさることならが、客観的に見ると、そこまでだまされて気づかないキムさんの精神状態はとても理解しがたい。いったい、2人の間にどのような支配関係があったのだろうか?  ちなみに、運気向上や祭祀をかたった詐欺は、韓国では珍しくない。一部、日本においても同じ手口で詐欺を働く、韓国系集団がいるという情報もある。決して他人事ではないかもしれないというのが、この事件の怖さのひとつでもある。 (文=河鐘基)

リオ五輪「感動をありがとう」記念で、ブラジル料理に挑戦! 餃子の皮で作るパステウ

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食べたことはないですが、ブラジル料理に挑戦してみました。
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の37回目。  今回は、リオ五輪も間もなく閉幕ということで、ブラジル料理に挑戦してみようと思う。  さて、ブラジル料理といっても、シュラスコくらいしか思いつかないが、あれはちょっとこの記事のルールだと厳しい。  そこで適当に検索してみたところ、「パステウ」という料理がよさそうだ。なんでも、ブラジルの庶民的な料理で、揚げ餃子や揚げ春巻に近いものだとか。  専用の皮は手に入らないので、今回は餃子の皮で代用してみよう。
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春巻きの皮やパイ生地でもいいらしいです。
 具は肉でも野菜でも「なんでも来い」らしいので、100円ショップの3品というルールはこっそり無視して、適当に買ってきたものを詰めてみることにした。  ほら、いろいろ試したいじゃないですか。
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具はなんでもいいらしいです
 一番オーソドックスなのは、ひき肉やタマネギを入れたものらしいが、100円ショップから選ぶなら、レトルトのハンバーグでいいだろう。
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挽肉+タマネギ=ハンバーグという方程式。
 続いては、ちょっと変化球でシーフードを攻めてみようか。  カニカマとチーズである。食べたことがないけれど味が想像できる組み合わせだ。
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これも間違いないだろう
 さらに、フルーツを入れたパステウもあるらしいので、バナナをドーンと入れてみようか。
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料理用のバナナではなく、普通の黄色いバナナだよ
 ついでにオリジナルとして、ちょっと冒険して納豆と卵を包むというのはどうだろう?  ご飯にかけたらうまいのだから、パステウに入れてもうまいはずだ。  ……なんていう理屈は無理があるが、さてどうなることやら?
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これにご飯を入れてもよかったかな
 これを2つ折りにするとただの揚げ餃子となってしまうので、もう1枚の皮でサンドすることにした。  本場のパステウは、だいたい四角だけどね。
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ノリシロ部分に水をつけ、フォークで押さえつける
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なるべく空気を抜くようにして包んだのがコチラ
 これを適温の油でカラッと揚げたら、出来上がり。  破裂したらどうしようとヒヤヒヤしたけど、大丈夫だった。
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途中でひっくり返して、カラッと揚げよう
 これをパステウと呼ぶと地球の裏側からツッコミが入りそうだが、パステウっぽい揚げ物の完成でーす。
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ブラジルっぽさを出そうと、サルサソースをつけてみました
 さて、どんなものやらと食べてみると、これがパリッパリでうまいのよ。  餃子の皮を油で揚げたものなので、まずいわけはないのだが、予想の1.5倍はうまい。  食べたことのない料理だからと、好き勝手な具で作ったのが吉と出た。
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回転寿司にハンバーグ寿司があるくらいだから、パステウにハンバーグが入っていてもいいじゃないか。
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新しい定番になりそうな、カニカマとチーズの組み合わせ。もっとたっぷり入れてもよかったかな
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火を通して甘くなったバナナも悪くないですね
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納豆も違和感なし。やっぱり、ご飯も入れればよかったかな
 すごいな、パステウ。何を入れてもおいしいじゃないか!  中に何が入っているのか食べてみないとわからないので、みんなで具を持ち寄っての闇パステウをやっても面白いかもね。
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これが俺の金メダルやー
 丸い形が煎餅みたいですね。煎餅というか、南米ですが! (文=玉置豊)

中国人は、やっぱりカネ!? 9999.99元の“札束”で彼女に拝金プロポーズ!

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この“札束”を作るのに、2人がかりで2時間かかったという
 今年の8月9日は旧暦の7月7日。この日は七夕ということで、中国ではバレンタインデーと並ぶ、恋人たちの記念日となっている。  各地で恋人たちがロマンチックな一夜を過ごしたり、意中の人に告白したり、プロポーズしたりといったことが行われていたわけだが、そこはさすがに即物的な人が多い中国。日本人からすると、かなり下品な求愛をする人もいるようだ。  湖北省では、男性が生花店に札束を持って訪れ、「これで花束を作ってくれ」とオーダーした。札束の合計金額は、9999.99元(約15万円)。それだけでもかなり高価な花束になるが、この男性のオーダーが普通ではなかった。「持ってきたお札を使って花束にしてほしい」というのだ。花束ならぬ、文字通りの“札束”だ。  お札はすべて新札で、100元札が99枚、10元札と1元札がそれぞれ9枚、それに、1元より下の貨幣である1角札と、さらにその下の1分札もそれぞれ9枚ずつあった。1分札(0.15円)など、今ではほとんど使われていないため、わざわざ隣の市へ探しに行ったという。  どうして9並びかというと、中国語で9は「ジウ」と読み、時間・年月が長いことを意味する「久」という漢字と同じ読み方であることから、「末永く」という縁起のいい数字となっているからだ。  女性のほうも負けてはいない。湖南省では、90后(1990年代生まれ)の金持ちの女性が、日本では新車で1,500万円はくだらないポルシェ・パナメーラの後部トランクに999本のバラの花を詰め、カルティエのダイヤのリングを手に登場。往来の人々が見守る中、付き合って4年になる彼氏にひざまずいて求婚した。ポルシェはレンタカーだったようだが、このレンタル代も含めて、バラやリングの代金など、全部で6万元(91万円)も使ったという。
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ポルシェのトランクに詰められた999本の赤いバラ。普通は男性から女性に贈るものだが……
 その一方で、やりすぎてフラレてしまったケースも。四川省では、大きな花束を持った男性が路上にひざまずいて「結婚してくれ」と彼女にプロポーズ。彼女は喜びの笑顔を浮かべたが、男性のその次の言葉がまずかった。 「ここに、家の権利書と結婚指輪と車のカギがある。もし結婚してくれるなら、家の権利書に君の名前も入れてあげる。結婚してほしい」  すると、彼女の表情がみるみる変わり、「それは私にとって侮辱よ! 私は自分で家を買えないわけじゃないわ!」と激怒、その場を去ってしまったのだ。
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友達を引き連れて、街中でプロポーズも……
 中国人の妻を持つ上海在住の日本人経営者が、苦笑しながら解説する。 「彼女が『私は家が欲しくて結婚するんじゃないわ』ではなく、『家なんて自分でも買えるわ』と言ったところがなんとも中国っぽいですが、金ではなびかないというより、自分が安く見られたことにプライドを傷つけられたのでしょう。実際のところは、家を持っていない男性のところに嫁ぐ女性なんて、中国では少ないですから」  いずれにしても、告白やプロポーズの際にお金のことを持ち出す中国の求愛事情、日本人にはなかなか理解しがたいところだ。 (取材・文=佐久間賢三)

中国人は、やっぱりカネ!? 9999.99元の“札束”で彼女に拝金プロポーズ!

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この“札束”を作るのに、2人がかりで2時間かかったという
 今年の8月9日は旧暦の7月7日。この日は七夕ということで、中国ではバレンタインデーと並ぶ、恋人たちの記念日となっている。  各地で恋人たちがロマンチックな一夜を過ごしたり、意中の人に告白したり、プロポーズしたりといったことが行われていたわけだが、そこはさすがに即物的な人が多い中国。日本人からすると、かなり下品な求愛をする人もいるようだ。  湖北省では、男性が生花店に札束を持って訪れ、「これで花束を作ってくれ」とオーダーした。札束の合計金額は、9999.99元(約15万円)。それだけでもかなり高価な花束になるが、この男性のオーダーが普通ではなかった。「持ってきたお札を使って花束にしてほしい」というのだ。花束ならぬ、文字通りの“札束”だ。  お札はすべて新札で、100元札が99枚、10元札と1元札がそれぞれ9枚、それに、1元より下の貨幣である1角札と、さらにその下の1分札もそれぞれ9枚ずつあった。1分札(0.15円)など、今ではほとんど使われていないため、わざわざ隣の市へ探しに行ったという。  どうして9並びかというと、中国語で9は「ジウ」と読み、時間・年月が長いことを意味する「久」という漢字と同じ読み方であることから、「末永く」という縁起のいい数字となっているからだ。  女性のほうも負けてはいない。湖南省では、90后(1990年代生まれ)の金持ちの女性が、日本では新車で1,500万円はくだらないポルシェ・パナメーラの後部トランクに999本のバラの花を詰め、カルティエのダイヤのリングを手に登場。往来の人々が見守る中、付き合って4年になる彼氏にひざまずいて求婚した。ポルシェはレンタカーだったようだが、このレンタル代も含めて、バラやリングの代金など、全部で6万元(91万円)も使ったという。
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ポルシェのトランクに詰められた999本の赤いバラ。普通は男性から女性に贈るものだが……
 その一方で、やりすぎてフラレてしまったケースも。四川省では、大きな花束を持った男性が路上にひざまずいて「結婚してくれ」と彼女にプロポーズ。彼女は喜びの笑顔を浮かべたが、男性のその次の言葉がまずかった。 「ここに、家の権利書と結婚指輪と車のカギがある。もし結婚してくれるなら、家の権利書に君の名前も入れてあげる。結婚してほしい」  すると、彼女の表情がみるみる変わり、「それは私にとって侮辱よ! 私は自分で家を買えないわけじゃないわ!」と激怒、その場を去ってしまったのだ。
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友達を引き連れて、街中でプロポーズも……
 中国人の妻を持つ上海在住の日本人経営者が、苦笑しながら解説する。 「彼女が『私は家が欲しくて結婚するんじゃないわ』ではなく、『家なんて自分でも買えるわ』と言ったところがなんとも中国っぽいですが、金ではなびかないというより、自分が安く見られたことにプライドを傷つけられたのでしょう。実際のところは、家を持っていない男性のところに嫁ぐ女性なんて、中国では少ないですから」  いずれにしても、告白やプロポーズの際にお金のことを持ち出す中国の求愛事情、日本人にはなかなか理解しがたいところだ。 (取材・文=佐久間賢三)

“ナッツ・リターン”大韓航空でまた不祥事! スタッフ間の伝達ミスで生後5カ月の乳児が死亡

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聯合ニュースより
 夏季休暇の混雑には、交通トラブルがつきもの。先日、日本ではANAが乗客の荷物を積みきらないままフライトを行い、到着後、各地で混乱が起きた。ANA側は「荷物を積載するための機材の故障が原因」と説明。フライトの遅延を避けるために、やむ得ない判断だったと釈明している。  一方、韓国でも、夏季休暇と関連した交通トラブルが数多く報じられている。中でも、取り返しのつかないミスで世間の批判にさらされているのが、大韓航空だ。  8月12日、韓国メディアが報じたところによると、リゾート地である済州島-清州空港間をフライトする大韓航空便に搭乗した生後5カ月の乳児が、着陸後に死亡するという事件が起きた。その一連の顛末は、航空会社側のミスとしか言えないようなものだった。  乳児の父親であるカンさんは、子どもの体調が悪化していることを理由に、着陸後、病院にすぐ搬送できるよう、航空会社側に救急車の手配を要請していた。搭乗直前はもちろん、着陸直前にも複数回にわたって客室乗務員に念を押したという。さらに搭乗前には、客室乗務員が病院に連絡するのを、直接その目で確認。必要書類にもサインしていた。  もちろん、航空会社側もすでに手配済みだとカンさんに返答していた。しかし、いざ到着してみると、救急車の姿はどこにもない。慌てたカンさんが地上スタッフに尋ねると「救急車を呼ぶんですか?」と、すっとぼけた答えが返ってきたそうだ。  最終的にカンさんと乳児は、空港で待っていた親戚の車に乗り、病院へ向かった。しかし、乳児は病院に到着する前に死亡してしまった。  航空会社側は「スタッフ間のコミュニケーションプロセスに齟齬があった(中略)救急車が待機していなかったのは、スタッフの完全なミス」と不手際を認めている。また、「遺族を訪ねて謝罪した」とコメント発表した。  正直、子どもを亡くした親の心情を考えると、謝られたところで許すことはできないだろう。何度もお願いしていたとなれば、その無念さはなおさらだろう。  まだまだ夏は続くが、韓国の例を見るに、海外旅行先でどんなトラブルが生まれるかわからない。大事が起きてからでは遅いので、旅行者としても準備をしっかりとしたいところだ。 (文=河鐘基)

金メダル獲得数は過去5大会で最悪水準! リオ五輪“報奨金6割減”で、中国選手団がやる気なし?

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リオ五輪での中国金メダル第1号は、女子10mエアピストルの張夢雪(チャン・モンシュエ)選手
 いよいよ終盤に差し掛かったリオ五輪。日本はメダルラッシュに沸く一方、中国選手団は、これまでの五輪に比べ、金メダルの獲得数が激減している。  日本時間8月19日時点での中国の金メダル獲得数は20個。35個のアメリカ、22個のイギリスに次ぐ、第3位となっている。  しかし、自国開催だった2008年の北京五輪での51個(1位)はともかくとして、前回の12年ロンドン五輪での38個(同2位)に比べても、半分に甘んじている。過去5大会をさかのぼっても、金メダル獲得数では最低の水準だ。  そんな中、中国ニュースサイト「東方網」(8月19日付)は、中国選手団の不調の原因について「報奨金減額によるモチベーションの低下」だと指摘している。  同記事によると、前回ロンドン五輪で金メダルを獲得した中国人選手に国から贈られる報奨金は50万元(現レートで約760万円)だったのに対し、今回はなんと6割減の20万元(約305万円)になったというのだ。これは、リオ五輪出場国が金メダル獲得選手に用意している報奨金の中でも、イギリス、ドイツ、アメリカに次いで少ない額だという。  ちなみに日本は、日本オリンピック委員会(JOC)から贈られる金メダル報奨金は以前まで300万円(銀200万円、銅100万円)だったのだが、リオ五輪からは金メダルだけ500万円にアップしている(銀・銅は据え置き)。それ以外にも、各スポーツ協会やスポンサーからの報奨金もある。ほかの国を見てみると、最も高いシンガポールでは、なんと75万3,000ドル(約5,610万円)という高額なものになっている。
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リオ五輪でのそもそものケチのつき始めは、中国国旗のデザインミスか?
「中国が今回から金メダルの報奨金額を下げたのには、ワケがある」と話すのは、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏だ。 「これまでの中国は、国威発揚のために金メダル至上主義を取っていましたが、すでにスポーツ強国となり、経済的にも発展したことで、スポーツで国威発揚する必要がなくなった。また、エリートのスポーツ選手は強くても、アマチュアレベルでのスポーツ発展度はかなり低かった。そこで、アメリカのようなほかのスポーツ強国と同じレベルまで金メダル報奨金を下げ、その分、生涯スポーツの裾野を広げていこうとしているようです。ただ、いつも通り掛け声ばかりで、本当に予算が投入されるのかどうかはわかりませんが」    それにしても、報奨金額6割減で金メダル数激減とは、現金主義の中国人らしい、わかりやすい結果といえるかもしれない。 (取材=文=佐久間賢三)

金メダル獲得数は過去5大会で最悪水準! リオ五輪“報奨金6割減”で、中国選手団がやる気なし?

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リオ五輪での中国金メダル第1号は、女子10mエアピストルの張夢雪(チャン・モンシュエ)選手
 いよいよ終盤に差し掛かったリオ五輪。日本はメダルラッシュに沸く一方、中国選手団は、これまでの五輪に比べ、金メダルの獲得数が激減している。  日本時間8月19日時点での中国の金メダル獲得数は20個。35個のアメリカ、22個のイギリスに次ぐ、第3位となっている。  しかし、自国開催だった2008年の北京五輪での51個(1位)はともかくとして、前回の12年ロンドン五輪での38個(同2位)に比べても、半分に甘んじている。過去5大会をさかのぼっても、金メダル獲得数では最低の水準だ。  そんな中、中国ニュースサイト「東方網」(8月19日付)は、中国選手団の不調の原因について「報奨金減額によるモチベーションの低下」だと指摘している。  同記事によると、前回ロンドン五輪で金メダルを獲得した中国人選手に国から贈られる報奨金は50万元(現レートで約760万円)だったのに対し、今回はなんと6割減の20万元(約305万円)になったというのだ。これは、リオ五輪出場国が金メダル獲得選手に用意している報奨金の中でも、イギリス、ドイツ、アメリカに次いで少ない額だという。  ちなみに日本は、日本オリンピック委員会(JOC)から贈られる金メダル報奨金は以前まで300万円(銀200万円、銅100万円)だったのだが、リオ五輪からは金メダルだけ500万円にアップしている(銀・銅は据え置き)。それ以外にも、各スポーツ協会やスポンサーからの報奨金もある。ほかの国を見てみると、最も高いシンガポールでは、なんと75万3,000ドル(約5,610万円)という高額なものになっている。
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リオ五輪でのそもそものケチのつき始めは、中国国旗のデザインミスか?
「中国が今回から金メダルの報奨金額を下げたのには、ワケがある」と話すのは、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏だ。 「これまでの中国は、国威発揚のために金メダル至上主義を取っていましたが、すでにスポーツ強国となり、経済的にも発展したことで、スポーツで国威発揚する必要がなくなった。また、エリートのスポーツ選手は強くても、アマチュアレベルでのスポーツ発展度はかなり低かった。そこで、アメリカのようなほかのスポーツ強国と同じレベルまで金メダル報奨金を下げ、その分、生涯スポーツの裾野を広げていこうとしているようです。ただ、いつも通り掛け声ばかりで、本当に予算が投入されるのかどうかはわかりませんが」    それにしても、報奨金額6割減で金メダル数激減とは、現金主義の中国人らしい、わかりやすい結果といえるかもしれない。 (取材=文=佐久間賢三)

付き合ってもう長い彼女が“いい女”に思える瞬間。城定監督の『悦楽交差点』『舐める女』が一般上映

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恵比寿マスカッツのメンバーでもある古川いおりの映画デビュー作『悦楽交差点』。古川は本作でピンク大賞新人賞を受賞。
 ピンク映画の主人公は、ほとんどの場合が名もない市井の人々だ。IT系のやり手社長が人気女子アナと結ばれ、めでたくゴールインするような物語はまず描かれることがない。時代の流れにぽつんと取り残された男と女がひっそりと肌と肌を重ね、しばしお互いの孤独感を埋め合う―そんな内容が圧倒的に多い。武蔵野美術大学を卒業後、助監督を経て、ピンク映画『味見したい人妻たち』(03)で監督デビューを果たした城定秀夫監督は、オリジナルビデオ作品『デコトラ・ギャル奈美』『エロいい話』などのヒットシリーズで知られる映像職人。低予算のビデオ作品やピンク映画を量産し続け、『いっツー The Movie 』(14)劇場公開時にインタビューした際「監督作はだいたい80本くらい」(本人もよく把握してない)とのことだったので、監督作はもう100本前後になるはず。これだけ多作でありながら、城定作品には裏切られることがない。男女間のやるせない心情の機微が鮮やかに描かれ、また人生のままならなさにのたうち回る主人公に温かい視線が注がれている。  8月20日(土)~9月2日(金)、都内のテアトル新宿にて「OP PICTURES+フェス」が開催される。これはピンク映画でおなじみ大蔵映画が制作したここ1~2年の人気作品をR18とR15の2バージョンを用意することで、一般映画館でも上映しやすくした新企画。成人映画館には足を踏み入れづらかった人でも、気軽に楽しむことができる。城定監督の『悦楽交差点』と『舐める女』もプログラムされているので、城定作品未経験者にも長年の城定ファンにもおすすめしたい。  2015年ピンク大賞優秀作品賞&新人女優賞を受賞した『悦楽交差点』は、城定監督が手掛けた脚本の面白さが光る作品だ。物語の主人公は交通量調査の男性フリーター。ピンク映画ならではの、何ともマイナーな設定である。フリーターの春夫(麻木貴仁)は新宿駅西口ガード下近くの交差点で、ひたすら通り過ぎていく女性の数をカウントしながら、何かブツブツ言っている。よく聞くと「1000人目は俺の嫁」と繰り返し呟いていた。目の前を歩いていく女性の中に自分の理想の女性がいるはずだと思い込みながら、カウントしていたのだ。かなり危ない主人公だ。ヨボヨボのおばあちゃんが歩いてきたらどうするんだよと余計な心配をしていたら、ぱっと辺り一帯が明るくなる清廉そうな美女が春夫の前を過ぎていく。彼女こそ1000人目の女性だった。春夫はついに理想の女性に巡り合ったのだ。
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真琴(古川いおり)を“運命の女”と思い込む春夫(麻木貴仁)。春夫は彼女を見守っているつもりだが、どう見てもストーキングだよ。
 運命の出会いから5年の歳月が流れた。フリーターを辞め、工場でマジメに働く春夫は、仕事が終わると一目散に安アパートに戻る。あの運命の女性・真琴(古川いおり)に逢うためである。といっても安アパートで真琴と同棲しているわけではない。近所の洒脱な一軒家で、真琴は一流企業のエリート社員(田中靖教)の人妻として暮らしていた。真琴が夫のために夕食を甲斐甲斐しく準備する様子を、春夫は双眼鏡で覗き見しながら冷たいコンビニ弁当を食べていた。真琴の口の動きを読唇術で解読しながら、真琴と一緒に食べる弁当の味は格別だった。春夫の妄想力と歪んだ純情さは尋常ならざるものがある。  でも、こんな生活をいつまで続けていても仕方がない。春夫は真琴の私生活を覗き見するだけでなく、夫へのストーキングも開始。夫が社内の若い女子社員とラブホテルに通っている事実を突き止め、証拠写真を真琴に送りつける。これで真琴は夫と別れ、ずっと見守ってきた俺の存在に気づくはず。ところがその晩、春夫が双眼鏡を覗くと、真琴は笑顔で夫を迎え入れ、夕食を用意し、さらにベッドではいつも以上に激しく燃えているではないか。なぜだ? デリヘル嬢(佐倉萌)と金銭を介した付き合いしかない春夫には、夫婦間の駆け引きがまったく理解できない。落ち込んだ春夫は工場を無断欠勤し、クビになってしまう。  物語は後半大きく変動する。失恋と失業のWショックを受けた春夫が、安アパートのせんべい布団で目を覚ますと、真琴がにっこりと微笑んでいた!! えっ、これは神様が俺のことを哀れに思って、夢を見させてくれているに違いない。春夫は憧れの女性・真琴のおっぱいを揉み、激しく腰を振る。身もだえる真琴は、春夫の妄想ではなかった。真琴はすべてを知っていたのだ。男はみんなスケベでバカでどうしようもない生き物であることを真琴は承知した上で、せっせと夫の食事を作り、夜はセックスの相手をし、朝は笑顔で送り出していた。仕事ができる将来有望な社員なら、職場でもてるのも仕方ないと割り切っていた。春夫から覗かれていることにも以前から気づいており、夫婦の性生活がマンネリ化しないための興奮材料として活用していた。真琴は春夫が脳内でイメージしていたような薄っぺらい清純な聖女ではなかった。春夫の想像を遥かに上回る、大きな大きな観音さまのごとき存在だった。春夫は妄想ではない、生身の女性を愛することの喜びと難儀さを真琴から同時に学ぶことになる。
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七海なな主演の『舐める女』。男の汗の匂いに興奮するカオルは、夫にそのことが言えないまま、物足りない日々を過ごしていた。
 もう一本の城定作品は『舐める女』。城定監督の『人妻セカンドバージン』(13)などでも好演していた七海ななが、本作では匂いフェチの若妻を演じている。奥手な性格のカオル(七海なな)は、結婚相談所で紹介された夫(木下桂一)と平穏な生活を送っていた。夫はマジメで優しいが、唯一の不満は潔癖性なこと。使ったハンカチやシャツはすぐ洗ってしまい、男の汗の匂いに無性に興奮してしまうカオルには物足りない。ある日、トイレが詰まったことから修理業者を呼ぶと、修理業者の男(沢村純)は汗を掻きながらせっせとトイレの詰まりを直してくれた。男が首に掛けたタオルは、たっぷりと汗を吸っていた。カオルはタオルの匂いに思わずネコにマタタビ状態となり、気づいたときには男と関係を結んでいた。夫とは正常位でのノーマルなセックスしか経験していなかったカオルは、男に教えられた初めてのオーラルセックスに驚きながらも快感に打ち震える。「セックスに決まりなんてない。好きにやればいいんです」と男に囁かれ、カオルはエクスタシーを感じてしまう。  情事を重ねた男のために、カオルがカレーライスを作るシーンが何とも愛おしい。2人は半裸姿になって、激辛のカレーライスをほおばる。カオルは辛いものが大好きだが、辛いものが苦手だという夫に合わせて、いつも辛さは抑えめにしていた。自分好みの辛さにしたカレーライスを、パンツ姿の男は全身から玉のような汗を流しながら美味そうに食べている。不倫シーンではあるが、自分の本音に正直に生きようとする男女の営みがほのぼのと描かれ、観ているこちらまで心地よくなってくる。  男女間のひと筋縄では済まない関係が軽妙に綴られた『悦楽交差点』と『舐める女』。ヒロインはどちらも夫から見ると貞淑な妻であり、夫の前では本音を押し隠したまま生きている。でも、素っ裸になってのセックスが気持ちいいように、自分の本音を解放することの爽快さにも彼女たちは気づく。貞淑さが魅力だと思っていた妻が、夫の知らない間に本音をやんわりと口にするようになった。夫は付き合ってもう長い彼女が、前よりもいい女になった気がする。両作品とも城定監督の演出の円熟ぶりが堪能できる出来映えだ。監督作が100本を越えても、城定作品は瑞々しさを失わないだろう。 (文=長野辰次)
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『悦楽交差点』 監督・脚本・編集/城定秀夫 脚本協力/城定由有子 出演/古川いおり、福咲れん、佐倉萌、麻木貴仁、田中靖教、久保奮迅、沢村純、森羅万象、伊藤三平 配給/OP PICTURES R15+ テアトル新宿にて、8月21日(日)、23日(火)、25日(木)、27日(土)、29日(月)、31日(水)、9月2日(金)夜8時20分より上映 (c)OP PICTURES
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『舐める女』 監督/城定秀夫 脚本/長濱亮祐、城定秀夫  出演/七海なな、青山真希、富沢恵、木下桂一、沢村純、麻木貴仁、森羅万象 配給/OP PICTURES R15+ テアトル新宿にて、8月21日(日)夜8時20分より『悦楽交差点』と同時併映 (c)OP PICTURES ■OP PICTURES+フェス2016 ピンク映画の最大手・大蔵映画の新プロジェクト。ピンク映画の魅力を多くの人に知ってほしいという想いから、ひとつの企画でR18とR15の2バージョンを制作し、R18を成人映画館中心、R15を一般劇場で公開するというもの。8月20日(土)~9月2日(金)まで連日夜8時20分から選り抜きの作品全9本の中から日替わりで2本が同時上映される。中でも山内大輔監督、朝倉ことみ、川瀬陽太主演による『よみがえりの島』は昨年のピンク大賞優秀作品賞、同監督賞・脚本賞、同主演・新人女優賞、同男優賞などを受賞した感涙作として評価が高い。 http://www.okura-movie.co.jp/op_pictures_plus

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「整形しないなら、出勤するな!」ママに整形を強要された挙げ句、大失敗! 中国19歳ホステスの悲劇

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「鼻が醜い」と言われて整形したのに、余計に醜くなってしまった潘さん
 習近平政権による「ぜいたく禁止令」により、中国ではさまざまな業界が影響を被っているが、夜の店もそのひとつだ。競争は激化し、各店がかわいい女の子の獲得に腐心。それは時に、行きすぎたパワハラへと発展する。 「安慶在線」(8月11日付)によると、安徽省桐城市のKTV(カラオケクラブ)で働く潘さん(19歳)は、ある日、ママから「鼻が醜い」と言われ、整形するよう命じられた。最初は悪い冗談かと思ったが、「整形しないなら、出勤しなくていい」とまで言われ、しぶしぶ合意した。  すると翌日、合肥市から3人の美容整形外科医が店にやって来た。早速ヒアルロン酸注射を打つことになったが、潘さんは費用と効果に不安があったため「1本だけでいい」と主張。ところが鼻に2本、顎に2本の合計4本も打たれてしまった。1本1,800元(約2万7,000円)なので、7,200元(約10万8,000円)を支払うことになった。  悲劇は、その日の夜に訪れた。顔に激しいかゆみと痛みを感じた潘さんが鏡をのぞくと、鼻と額がひどく腫れていた。顔貌が崩れ、食事するのも困難なほどだった。  2日後、近所の病院で診察を受けたところ「治療のしようがない」と言われ、大学病院へ行くも「2~3日すればよくなる」と、突き放されてしまう。そこで今度は合肥市の病院に行ったが、ここでも手に負えず、上海の病院を紹介された。しかし、ここでもなすすべがなく、潘さんはいまだ後遺症に悩まされている。
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大連では、注射後に失明するという不幸な事故も……
 記者がママを直撃すると、3人の医師とはネットで知り合ったが、所属の病院は不明。施術は、潘さんが自ら望んだもので、あくまでも自分は悪くないという主張だが、「現在、医師たちと連絡が取れない」と話していることから、3人が医師免許を持っていたかどうかも怪しい。  中国では美容整形におけるトラブルが後を絶たないが、特にヒアルロン酸注射は、今年1月に遼寧省大連市で女性が失明するなど、被害が急増している。大連医科大学附属第一医院整形美容科の秦宏智主任は「半島晨報」(1月11日付)の取材に対し、問題点をこう指摘している。 「プチ整形がブームになっているが、資格や許可証のない医療機関や施術者が負の影響を与えている。彼らは“殺し屋”を養成しているのに等しい。それに、非正規のルートで手に入れた注射液には、ヒアルロン酸がまったく含まれていないことも珍しくない」  この一件は、中国で横行する職場でのパワハラと、美容整形業界のずさんさの2つが重なった末の悲劇といえそうだ。 (文=中山介石)

「整形しないなら、出勤するな!」ママに整形を強要された挙げ句、大失敗! 中国19歳ホステスの悲劇

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「鼻が醜い」と言われて整形したのに、余計に醜くなってしまった潘さん
 習近平政権による「ぜいたく禁止令」により、中国ではさまざまな業界が影響を被っているが、夜の店もそのひとつだ。競争は激化し、各店がかわいい女の子の獲得に腐心。それは時に、行きすぎたパワハラへと発展する。 「安慶在線」(8月11日付)によると、安徽省桐城市のKTV(カラオケクラブ)で働く潘さん(19歳)は、ある日、ママから「鼻が醜い」と言われ、整形するよう命じられた。最初は悪い冗談かと思ったが、「整形しないなら、出勤しなくていい」とまで言われ、しぶしぶ合意した。  すると翌日、合肥市から3人の美容整形外科医が店にやって来た。早速ヒアルロン酸注射を打つことになったが、潘さんは費用と効果に不安があったため「1本だけでいい」と主張。ところが鼻に2本、顎に2本の合計4本も打たれてしまった。1本1,800元(約2万7,000円)なので、7,200元(約10万8,000円)を支払うことになった。  悲劇は、その日の夜に訪れた。顔に激しいかゆみと痛みを感じた潘さんが鏡をのぞくと、鼻と額がひどく腫れていた。顔貌が崩れ、食事するのも困難なほどだった。  2日後、近所の病院で診察を受けたところ「治療のしようがない」と言われ、大学病院へ行くも「2~3日すればよくなる」と、突き放されてしまう。そこで今度は合肥市の病院に行ったが、ここでも手に負えず、上海の病院を紹介された。しかし、ここでもなすすべがなく、潘さんはいまだ後遺症に悩まされている。
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大連では、注射後に失明するという不幸な事故も……
 記者がママを直撃すると、3人の医師とはネットで知り合ったが、所属の病院は不明。施術は、潘さんが自ら望んだもので、あくまでも自分は悪くないという主張だが、「現在、医師たちと連絡が取れない」と話していることから、3人が医師免許を持っていたかどうかも怪しい。  中国では美容整形におけるトラブルが後を絶たないが、特にヒアルロン酸注射は、今年1月に遼寧省大連市で女性が失明するなど、被害が急増している。大連医科大学附属第一医院整形美容科の秦宏智主任は「半島晨報」(1月11日付)の取材に対し、問題点をこう指摘している。 「プチ整形がブームになっているが、資格や許可証のない医療機関や施術者が負の影響を与えている。彼らは“殺し屋”を養成しているのに等しい。それに、非正規のルートで手に入れた注射液には、ヒアルロン酸がまったく含まれていないことも珍しくない」  この一件は、中国で横行する職場でのパワハラと、美容整形業界のずさんさの2つが重なった末の悲劇といえそうだ。 (文=中山介石)