客が修理に出したBMWで勝手に3P撮影!? 持ち主が懸賞金を懸け「人肉検索」へ

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問題の3P写真。よく見ると、女性の股間には黒い下着も確認でき、擬似挿入のようでもあるが……
 中国のネット上で、1枚の“3P”写真が話題になっている。そこには、3人の男女が公道に停車中のBMWのオープンカー「Z4」の車上で、まぐわっているかのような様子が写し出されている。  ホットパンツを膝まで下げ、四つん這いの姿勢で突き出された女性の臀部に、後背位から挿入するようなそぶりの上半身裸の男性、そして女性の顔の前には仁王立ちする別の男性。
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3人仲良く並んで記念撮影
 一緒に撮られたとみられるもう1枚の写真には、仲良くカメラに向かって並んで写る3人の姿も捉えられている。  これらの写真は流出直後から、「ふしだらな金持ちの道楽」としてネット上で大バッシングを浴び、人民お得意の「人肉検索」が開始された。その結果、写真の背景から撮影場所が広西チワン族自治区の南寧市にかかる良慶大橋の上であることや、車のナンバーから持ち主とされる個人が特定されたのだった。  しかし、話はここで終わらなかった。車の持ち主が「写真に写っているのは知らないヤツらだ」と声明を出したのだ。  この持ち主によると、3P写真の小道具として使用されているBMWは、故障のために修理に出していたもので、修理工場から無断で持ち出されて問題の写真が撮影された可能性が高いというのだ。
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女性の「微博」アカウントにアップされていた開脚写真。こういう撮影がお好きなようだ
 さらにこの持ち主は、ネット民たちに写真に写っている男女3人の人肉検索を逆に呼びかけており、有力情報に対し、5万元(約75万円)の懸賞金を支払うとも宣言している。
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こちらは、コンドームを加えてパシャリ。同じく彼女の「微博」アカウントより
 現在のところ、写真の女性のものとされる中国版Twitter「微博」アカウントまでは特定されているが、ほかの2人の男性や、それぞれの実名の特定までは至っていないようだ。  ただ、3人を特定するためには、車が持ち出されたとみられる修理工場を問いただすのが先決であり、車の持ち主の言動にも疑問は残る。しかし、真犯人が誰であれ、中国でなぜここまで個人撮影のエロ写真が流出するのかが、一番の疑問ではあるが……。

韓国DQN企業幹部が新入社員をフルボッコ! 全治3カ月の重傷を負わす

YouTube「MBNチャンネル」より
 長時間労働や残業代未払いなどの問題を抱えるブラック企業異常にタチが悪く、暴言や恐喝で社員を苦しめるDQN企業。韓国では、とあるDQN企業(建設会社)の仕打ちがひどすぎるとして話題になっている。  先月29日、会社の飲み会に参加した新入社員オさん(30歳、男性)が、同社の幹部に激しい暴行を受け、全治3カ月の重傷を負った。  この飲み会は、オさんなど、新入社員を歓迎する席だったという。警察の調べでは、オさんが酒に酔い、幹部の悪口を言ったことが原因で、一連の暴行に発展したとみられている。悪口にキレた2人の幹部は、店内でオさんを殴打したあと、店の外に連れ出し、さらに激しい暴行を加えた。  暴行シーンの一部は、店に設置された監視カメラに捉えられている。映像では、幹部のひとりが倒れたオさんのベルトをつかみ、店外へ引きずり出す様子が見て取れる。  幹部たちは、意識を失ったオさんを病院には連れて行かず、朝まで近隣の宿泊施設に放置した。その後、オさんは病院に搬送されることになったのだが、腸が破裂するなど、瀕死の状態だったそうだ。  この一連の顛末で最も許しがたいのは、会社側が当初、事件への関与を否定していたことだ。  重体の知らせを聞いたオさんの家族に対して、会社側は「車にひかれたのかもしれないし、通行人に暴行されたのかもしれない」などと述べ、事実を隠蔽しようとした。しかし、同僚のひとりが暴行の事実を告発。真実が明るみになった。すると、会社側の態度が急変。「(オさんが)道端に倒れて眠っていた。社員に話を聞くと、暴行の事実があった」と釈明を始めた。なお、韓国警察庁は8月8日付で、2人の幹部に対する逮捕状を取った。  新入社員歓迎会といえば、本来なら無礼講も許されてしかるべき席なはずだが、オさんが、上司に対してよほどひどい暴言を吐いたのだろうか? とはいっても、気に入らない部下を死ぬほど殴ってよいという口実にはならない。このケースではもはや、DQN企業という範疇すら超えている。韓国の労働環境の劣悪さや、部下に対する上司の権力や態度がうかがい知れる、象徴的な事件だ。 (文=河鐘基)

韓国DQN企業幹部が新入社員をフルボッコ! 全治3カ月の重傷を負わす

YouTube「MBNチャンネル」より
 長時間労働や残業代未払いなどの問題を抱えるブラック企業異常にタチが悪く、暴言や恐喝で社員を苦しめるDQN企業。韓国では、とあるDQN企業(建設会社)の仕打ちがひどすぎるとして話題になっている。  先月29日、会社の飲み会に参加した新入社員オさん(30歳、男性)が、同社の幹部に激しい暴行を受け、全治3カ月の重傷を負った。  この飲み会は、オさんなど、新入社員を歓迎する席だったという。警察の調べでは、オさんが酒に酔い、幹部の悪口を言ったことが原因で、一連の暴行に発展したとみられている。悪口にキレた2人の幹部は、店内でオさんを殴打したあと、店の外に連れ出し、さらに激しい暴行を加えた。  暴行シーンの一部は、店に設置された監視カメラに捉えられている。映像では、幹部のひとりが倒れたオさんのベルトをつかみ、店外へ引きずり出す様子が見て取れる。  幹部たちは、意識を失ったオさんを病院には連れて行かず、朝まで近隣の宿泊施設に放置した。その後、オさんは病院に搬送されることになったのだが、腸が破裂するなど、瀕死の状態だったそうだ。  この一連の顛末で最も許しがたいのは、会社側が当初、事件への関与を否定していたことだ。  重体の知らせを聞いたオさんの家族に対して、会社側は「車にひかれたのかもしれないし、通行人に暴行されたのかもしれない」などと述べ、事実を隠蔽しようとした。しかし、同僚のひとりが暴行の事実を告発。真実が明るみになった。すると、会社側の態度が急変。「(オさんが)道端に倒れて眠っていた。社員に話を聞くと、暴行の事実があった」と釈明を始めた。なお、韓国警察庁は8月8日付で、2人の幹部に対する逮捕状を取った。  新入社員歓迎会といえば、本来なら無礼講も許されてしかるべき席なはずだが、オさんが、上司に対してよほどひどい暴言を吐いたのだろうか? とはいっても、気に入らない部下を死ぬほど殴ってよいという口実にはならない。このケースではもはや、DQN企業という範疇すら超えている。韓国の労働環境の劣悪さや、部下に対する上司の権力や態度がうかがい知れる、象徴的な事件だ。 (文=河鐘基)

孤独な男たちから財産をむしり取る悪魔の所業! 大竹しのぶ主演のドス黒系犯罪映画『後妻業の女』

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「じじいを騙すのは功徳や」とうそぶく結婚相談所の所長・柏木(豊川悦司)と会員の小夜子(大竹しのぶ)。持病のある高齢者ほどよくモテる。
 その道のプロから見れば、“婚活連続殺人事件”の木嶋佳苗被告や“京都連続不審死事件”の筧千佐子被告は脇が甘く映ることだろう。その道のプロとは、業界用語で“後妻業”と呼ばれる女たち。独り身の高齢者をターゲットにし、預金や不動産といった遺産を手に入れては、次の獲物へと食指を伸ばす。自分を受取人にした生命保険はあえて作らせない。保険金が絡むと、警察が事件性ありと判断してすぐに動き出すからだ。自分の手を汚さずとも、持病のある高齢者ならすぐに逝ってしまう。死ぬ前に公正証書さえ書かせれば、合法的に遺産を独占することができる。独居老人の寂しさと死ぬまで枯れることがない性欲につけこんだ巧妙な闇稼業である。大竹しのぶ主演の犯罪エンターテイメント『後妻業の女』は、高齢化社会にはびこる闇ビジネスの実態を明らかにしていく。  大竹しのぶには犯罪ドラマがよく似合う。森田芳光監督の『黒い家』(99)では邦画史上に残るサイコパス系殺人鬼を大熱演した。石井隆監督の『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』(10)での鬼婆役も強烈だった。松山ホステス殺害事件の2時間ドラマ化『実録・福田和子』(フジテレビ系)や多重人格障害の主婦を演じた『存在の深き眠り』(NHK総合)での役への溶け込みぶりも忘れがたい。素顔はとてもおっとりされた方だが、女優・大竹しのぶモードになるとスイッチが入ったかのように別人になる。死んだような目がうまいと評される染谷将太や新井浩文よりも、もっとリアルに死んだ目をしてみせる。ひとりの女性が持つ多面性を、これほど巧みかつ自然に演じてみせる役者はそうそういない。  映画『後妻業の女』は賑やかなシニア向け婚活パーティーで幕を開ける。明るい青空が広がるビーチで、いい年した男女が童心に戻ってはしゃいでいる。心臓発作でばったり倒れる人がいないかハラハラするオープニングだ。この婚活パーティーは大阪にある結婚相談所の所長・柏木(豊川悦司)が主催しており、結婚相談所の会員・小夜子(大竹しのぶ)は明るくチャーミングな人柄で、男性陣の熱視線を集めている。80歳になる中瀬耕造(津川雅彦)も小夜子にぞっこんだった。
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笑福亭鶴瓶は大竹しのぶを相手に初めてのベッドシーンにも挑戦。男と女の騙し合いの中に、色欲と本音が入り交じる。
 耕造が知り合って間もない小夜子と電撃再婚すると聞いて、耕造の娘・尚子(長谷川京子)と朋美(尾野真千子)は驚くが、老いた耕造の介護から逃れることができるため、強く反対はできなかった。小夜子がしおらしかったのは最初だけで、再婚してからは、小夜子が用意する料理はコンビニで買ったお惣菜だけ。耕造が服用していた降圧薬は、いつの間にか胃薬にすり替えられていた。ほどなくして倒れた耕造は病院に運ばれるが、小夜子が病室を訪ねた後は決まって酸素マスクや点滴のチューブが外れている。弁護士に相談した朋美は、小夜子が後妻業と呼ばれるプロであることを知るが、すでに後の祭り状態だった。威厳のあった父親があんな女の食い物にされたと思うと悔しくて仕方ない。  小夜子は結婚相談所の所長・柏木とグルなので、裕福な高齢者の個人情報が面白いように手に入る。男の扱いに手慣れた小夜子は、老人たちの死に水を取っては合法的に財産をいただく。儲けは柏木と山分けだ。小夜子にとって、こんな美味しい仕事は他にはない。ところが金の匂いのするところ、同じように鼻の利くハイエナ人間が集まる。弁護士に依頼された探偵(永瀬正敏)が小夜子の過去を洗い、小夜子はこれまでに8度結婚し、夫はみんな結婚してすぐに病死か事故死を遂げていたことが浮かび上がる。さらに自称・不動産王の船山(笑福亭鶴瓶)がにこやかな笑顔で小夜子に近づく。お金とセックスをめぐって、ドス黒い男女の駆け引きが軽妙な関西弁で繰り広げられる。
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尾野真千子と大竹しのぶとの新旧演技派女優バトル。焼肉屋での肉弾戦シーンは長回しで撮られ、女子プロレスばりの盛り上がりを見せる。
 本作を撮り上げたのは読売テレビ出身の大ベテラン・鶴橋康夫監督。読売テレビを退職後もフリーのディレクターとして活躍し、脚本家・野沢尚の遺作『砦なき者』(テレビ朝日系)や池端俊作脚本作『ぶるうかなりあ』(WOWOW)などの意欲作・問題作を次々と放ってきたテレビ界の生き伝説だ。映画監督として『愛の流刑地』(07)と『源氏物語 千年の謎』(11)を撮っているが、どちらもセックスと死を題材にしたもので、本作と繋がるものを感じさせる。男は射精した後の虚無感に耐えきれず、身近にいてくれる女性に愛情を覚えるのかもしれない。見ようによっては、大竹しのぶ演じる小夜子は家族と疎遠になった老人たちの最期を看取る死神であり、また聖女のようでもある。2014年に刊行された黒川博行の原作小説『後妻業』(文藝春秋)は生々しい犯罪ものだったが、鶴橋監督は大竹しのぶから陰と陽の相反する魅力を引き出した上で、したたかに生きる女性賛歌の犯罪コメディへと大胆にアレンジしてみせた。  悪魔のような女・小夜子への反撃を耕造の娘・朋美は試みるが、では朋美は心が清らかな女性かというとそうでもない。建築デザイナーである朋美は、仕事が忙しいことを口実にボケ始めた父親の世話をすることから逃げてきた。そんな自分に後ろめたさを感じていたがゆえに、弱みにつけこんできた小夜子が余計に許せない。焼肉屋で、大竹しのぶと尾野真千子が激しくしばき合うシーンは本作の見どころだ。さらに大竹は笑福亭鶴瓶とのベッドシーンも演じてみせる。大竹の熱演に触発されたのは尾野だけではない。柏木の情婦役を演じる若手女優・樋井明日香は『さよなら歌舞伎町』(15)でもフルヌードになったが、今回はさらに気持ちのよい脱ぎっぷりを見せる。『後妻業の女』に登場する女優たちはみんなキラキラと輝いている。いや、ギラギラと輝く。女たちが眩しく輝く姿に、男はもうひれ伏すしかない。 (文=長野辰次)
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『後妻業の女』 原作/黒川博行 監督・脚本/鶴橋康夫 出演/大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、長谷川京子、水川あさみ、風間俊介、余貴美子、ミムラ、松尾論、笑福亭鶴光、樋井明日香、梶原善、六平直政、森本レオ、伊武雅刀、泉谷しげる、柄本明、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏 配給/東宝 PG12 8月27日(土)よりロードショー公開 (c)2016「後妻業の女」製作委員会 http://www.gosaigyo.com

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尾野真千子と大竹しのぶとの新旧演技派女優バトル。焼肉屋での肉弾戦シーンは長回しで撮られ、女子プロレスばりの盛り上がりを見せる。
 本作を撮り上げたのは読売テレビ出身の大ベテラン・鶴橋康夫監督。読売テレビを退職後もフリーのディレクターとして活躍し、脚本家・野沢尚の遺作『砦なき者』(テレビ朝日系)や池端俊作脚本作『ぶるうかなりあ』(WOWOW)などの意欲作・問題作を次々と放ってきたテレビ界の生き伝説だ。映画監督として『愛の流刑地』(07)と『源氏物語 千年の謎』(11)を撮っているが、どちらもセックスと死を題材にしたもので、本作と繋がるものを感じさせる。男は射精した後の虚無感に耐えきれず、身近にいてくれる女性に愛情を覚えるのかもしれない。見ようによっては、大竹しのぶ演じる小夜子は家族と疎遠になった老人たちの最期を看取る死神であり、また聖女のようでもある。2014年に刊行された黒川博行の原作小説『後妻業』(文藝春秋)は生々しい犯罪ものだったが、鶴橋監督は大竹しのぶから陰と陽の相反する魅力を引き出した上で、したたかに生きる女性賛歌の犯罪コメディへと大胆にアレンジしてみせた。  悪魔のような女・小夜子への反撃を耕造の娘・朋美は試みるが、では朋美は心が清らかな女性かというとそうでもない。建築デザイナーである朋美は、仕事が忙しいことを口実にボケ始めた父親の世話をすることから逃げてきた。そんな自分に後ろめたさを感じていたがゆえに、弱みにつけこんできた小夜子が余計に許せない。焼肉屋で、大竹しのぶと尾野真千子が激しくしばき合うシーンは本作の見どころだ。さらに大竹は笑福亭鶴瓶とのベッドシーンも演じてみせる。大竹の熱演に触発されたのは尾野だけではない。柏木の情婦役を演じる若手女優・樋井明日香は『さよなら歌舞伎町』(15)でもフルヌードになったが、今回はさらに気持ちのよい脱ぎっぷりを見せる。『後妻業の女』に登場する女優たちはみんなキラキラと輝いている。いや、ギラギラと輝く。女たちが眩しく輝く姿に、男はもうひれ伏すしかない。 (文=長野辰次)
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上海ディズニーが大ピンチ! 「来場者は予想の6割」「職員優待の不正利用」で収益激減か

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意外と閑散とした園内。行列を整理するための柵も虚しい
 鳴り物入りの開園からわずか2カ月の上海ディズニーランドが、早くも窮地に立たされている。  8月9日、米ウォルト・ディズニーは第3四半期の業績を発表。売上高、純利益ともに、市場予想を上回る伸びを見せた。一方で、海外部門では「前期における上海ディズニーランドへの比較的大きな投資」が重荷になっていると言及。同園での収益が、投資の大きさに見合っていないことをにおわせた。 「中国青年網」(8月19日付)が、旅行代理店関係者の話として伝えたところによると、6月には1日平均2.7万人の来場者を迎えていた同園だが、ここ最近では2万人前後の日もあり、さらにチケット販売も、当初の見込みの6~7割程度と低迷しているという。  そんな中、同園ではさまざまなキャンペーンを展開し、集客活動に力を入れている。前出の記事によれば、高いと不評だった園内での飲食や物品購入に利用できる割引クーポンをネット上で配布。また、代理店経由で1DAYチケットを購入すれば、定価約7,500円(休日料金)より400円以上安くなり、複数枚同時購入すれば、さらに割引を受けられるという。開園当初、定価の2~3倍でチケットが出回っていたことを考えると、人気急落の感が否めない。  入園ゲート付近にたむろするダフ屋は、さらなるディスカウントを行っている。あるダフ屋によると、平日であれば約3,000円と、定価の半額近くで購入できるという。実は、同園で働く従業員には、親族を年間最大36人まで無料招待できる特典が与えられている。その特典チケットが、不正に転売されているというのだ。こうした大量の不正入場が、上海ディズニーの収益をさらに逼迫する可能性もある。  だが、ディズニーとダフ屋による大盤振る舞いにもかかわらず、現在のところ客足は戻ってきていないようだ。ネット上には、乗客なしでむなしく稼働するアトラクションや、行列のまったくない搭乗口の様子など、園内の閑散とした様子を伝える写真が数々アップされている。  天下のディズニーランドが、中国の大都市郊外に続出しているゴーストタウンのように、廃墟と化してしまう日も近い!?

観光客誘致にいそしむ韓国でトラブル多発! ボッタクリ、個人情報盗難に南京虫被害まで……

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イメージ画像
 韓国観光公社は最近、7月に訪韓した中国人観光客が、過去最高の91万人に上ったと発表した。中東呼吸器症候群(MERS)被害で観光客が減少した2014年に比べると、32%の増加になる。海外からの観光客増加は韓国経済に多大な影響を与えるが、決して良い面ばかりではない。現在、大きな問題となっているのが、観光客を相手にした“ボッタクリ”の急増だ。  韓国観光警察は8月3日、7月末にカナダ人観光客が、タクシー料金を相場の3倍以上ボッタクられていたと発表した。ソウルから江原道南部の太白市までは最短で約286キロなのだが、このタクシー運転手はわざと迂回を繰り返し、計430キロほど走行したという。さらに、不正なメーター操作まで行い、料金をかさ増ししていたという。  観光客の届け出によって問題の運転手は逮捕されたが、この男は普段から外国人観光客を相手に同様のボッタクリ行為を繰り返していたという。  同じく7月には、済州島を訪れた中国人団体観光客のパスポート情報が流出する事件も起きている。しかも、犯人は団体観光客の案内を引き受けていたガイドだったというのだから、驚かざるを得ない。そのガイドは、チェックインの代行をするふりをしてパスポートを撮影し、中国人ブローカーに1枚当たり1万ウォン(約1,000円)で売りさばいていたのだ。結局、この事件では、ガイドやブローカーなど、合わせて10人が逮捕された。  外国人観光客を相手にした犯罪が増える一方で、さらなる問題も起きている。アメリカやヨーロッパなど、世界中の観光地で問題となっている、南京虫(トコジラミ)による被害だ。  去る6月、釜山のビジネスホテルに宿泊した観光客が、腕や足、腹部、臀部など全身100カ所以上を南京虫に刺される被害に遭った。調べてみると、同ホテル内のベッドやカーテンからは、多数の南京虫が発見されたという。衛生管理が徹底されなければ、MERS騒動の二の舞いになるのではと懸念されている。  最近では観光客を優先するあまり、スクールゾーンを観光バスが走ったり、泥酔した外国人が住民とトラブルを起こしたりする事件も多発する韓国。観光客誘致に力を注ぐのもいいが、最低限のモラルを持たなければ、トラブルはさらに増加していくだろう。

観光客誘致にいそしむ韓国でトラブル多発! ボッタクリ、個人情報盗難に南京虫被害まで……

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 韓国観光公社は最近、7月に訪韓した中国人観光客が、過去最高の91万人に上ったと発表した。中東呼吸器症候群(MERS)被害で観光客が減少した2014年に比べると、32%の増加になる。海外からの観光客増加は韓国経済に多大な影響を与えるが、決して良い面ばかりではない。現在、大きな問題となっているのが、観光客を相手にした“ボッタクリ”の急増だ。  韓国観光警察は8月3日、7月末にカナダ人観光客が、タクシー料金を相場の3倍以上ボッタクられていたと発表した。ソウルから江原道南部の太白市までは最短で約286キロなのだが、このタクシー運転手はわざと迂回を繰り返し、計430キロほど走行したという。さらに、不正なメーター操作まで行い、料金をかさ増ししていたという。  観光客の届け出によって問題の運転手は逮捕されたが、この男は普段から外国人観光客を相手に同様のボッタクリ行為を繰り返していたという。  同じく7月には、済州島を訪れた中国人団体観光客のパスポート情報が流出する事件も起きている。しかも、犯人は団体観光客の案内を引き受けていたガイドだったというのだから、驚かざるを得ない。そのガイドは、チェックインの代行をするふりをしてパスポートを撮影し、中国人ブローカーに1枚当たり1万ウォン(約1,000円)で売りさばいていたのだ。結局、この事件では、ガイドやブローカーなど、合わせて10人が逮捕された。  外国人観光客を相手にした犯罪が増える一方で、さらなる問題も起きている。アメリカやヨーロッパなど、世界中の観光地で問題となっている、南京虫(トコジラミ)による被害だ。  去る6月、釜山のビジネスホテルに宿泊した観光客が、腕や足、腹部、臀部など全身100カ所以上を南京虫に刺される被害に遭った。調べてみると、同ホテル内のベッドやカーテンからは、多数の南京虫が発見されたという。衛生管理が徹底されなければ、MERS騒動の二の舞いになるのではと懸念されている。  最近では観光客を優先するあまり、スクールゾーンを観光バスが走ったり、泥酔した外国人が住民とトラブルを起こしたりする事件も多発する韓国。観光客誘致に力を注ぐのもいいが、最低限のモラルを持たなければ、トラブルはさらに増加していくだろう。

中国農村で“犬皆殺し令”発令! 大量処分の背景に、犬食文化の後退か

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息絶えた犬を引きずる鎮政府職員
「飼っている犬を差し出しなさい」  8月4日午前、安徽省合肥市の農村で、愛犬家が住む複数の家のドアを荒っぽくノックした地元鎮政府の職員は、こう言い放った。  彼らは飼い主から犬を強引に奪い取ると、木の棒で殴り殺したのだった。この日、村で捕獲された犬は計26匹に上り、そのすべてが同じ運命をたどった。現場では、愛犬が公権力によって連れ去られていく様子を、なすすべなく泣きながら見送る少女の姿もあった。同鎮政府は7月、犬にかまれた村民が狂犬病を発症して死亡したことをきっかけに、村内のすべて犬の殺処分を決めたのだ。
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その場で殺処分された犬はズダぶくろに入れられ、廃棄される
 このニュースに対し、中国のネット上では「そのうちに、当局はエイズ患者も撲殺し始めるぞ」と、人間の世界に重ね合わせる声や、「その昔、どっかの国では、人間に対してもこんなことがあったな」と、1965年から約10年間続いた、文化大革命を揶揄するようなコメントが書き込まれている。  同様の殺処分は「滅犬行動」と呼ばれ、中国各地で展開されている。5月には、湖北省宜昌市や四川省自貢市などでも住民の狂犬病感染や咬傷事故予防を目的とした滅犬行動が行われており、野良犬・飼い犬問わず、大量処分されている。
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連れ去られていく愛犬を前に、涙を流して立ち尽くす飼い主の少女
 その背景について、広東省広州市に住む日本人男性は話す。 「5~6年続いたペットブームが陰りを見せ、経済成長も鈍化し始めている。犬を飼う余裕がなくなったのか、捨て犬が増えている。しかも中国では、去勢手術を受けていない犬がほとんどなので、その数はどんどん増える一方。狂犬病の予防接種も普及していない。深夜になると、街中でも暗がりで野犬が徒党を組んでいて、囲まれてほえられたことが何度もありますが、その恐怖といったら……。たまに保健所の職員が捕獲しているのを見かけますが、彼らも命がけなので、捕獲する犬の『生死は問わず』といった感じで、かなり手荒です」  一方、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、中国で滅犬行動が横行する理由の遠因として、食文化の変化を挙げる。 「これまで中国では、野良犬を犬肉業者が捕獲して、肉を売りさばいていた。しかし、国内外からの批判の高まりにより、犬肉の消費が落ち込んでおり、野良犬が増え続けているんです」    人間に食べられる心配が少なくなっても、中国で生きる犬たちには相変わらず過酷な運命が待ち受けているようだ。 (文=牧野源)

「ポケモンGO」にハマりすぎた台湾人学生、1週間で視力が4分の1以下に!?

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台湾でも大ブームとなっている「ポケモンGO」
 世界的なブームとなっているゲームアプリ「ポケモンGO」が8月6日、台湾でもリリースされた。  台湾の警察当局によると、「ポケGO」をバイクなどの運転中にプレイしていたとして罰金を科した事案が、配信から2日間で計349件に上ったという。また、台北市の路線バスの運転手が、運行中にハンドルを握りながらプレイしている写真が乗客によって撮影され、ネット上にアップされている。  ハマりすぎたプレイヤーによる大事故が危惧される中、重大な健康被害も報じられている。  香港系メディア「アップルデイリー」によると、なんと、日夜「ポケGO」をプレイしていた20歳の男子学生の視力が、1週間足らずの間に0.9から0.2に悪化したというのだ。
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運行中にプレイする、台北市内の路線バス運転手
 台南市に住むこの学生は、リリース直後から「ポケGO」を1日平均14時間プレイ。近くの公園や高速道路のサービスエリアに出掛けては、“狩り”を楽しんでいたという。ところが、プレイを始めて1週間近く立った頃、彼は突然、視界がぼやけていることに気づいたという。そこで、地元の台南市立医院に駆け込んだところ、前述のような極度の視力低下が認められたという。さらに、視細胞が密集する網膜の中心部である黄斑にも、軽微の出血が見られる状態だったという。  医師によると、夜の公園のような暗がりの中で、スマートフォンのブルーライトに目をさらし続けたことが原因のひとつだという。幸いこの学生の場合は、治療によって視力が回復するというが、特に発育期の青少年がこうした悪習慣を身につけてしまった場合、将来的には重度の近視や白内障、緑内障、網膜剥離になる可能性が高まるとしている。もちろん、同様の危険性は世界中の「ポケGO」プレイヤーにもいえることである。  1997年、日本ではテレビアニメとして放映されていた『ポケットモンスター』を見ていた児童を中心とする視聴者約750人が、同時多発的に体調不良を訴える「ポケモンパニック」も起きているが、その再来とならないことを祈りたい。