『【年の差婚】の正体~なぜ同年代に
惹かれないのか~』(扶桑社新書)
タレントの加藤茶が45歳年下、堺正章が22歳年下、ほかにもFUJIWARAの藤本敏史が17歳年下の女性と結婚するなど、"年の差婚"が注目を集めている。
そんな中、年の差婚の当事者にインタビューし、なぜ同年代に惹かれないのかなどを考察したのが、明治大学文学部・諸富祥彦教授とマーケティングライター・牛窪恵さんの共著『【年の差婚】の正体~なぜ同年代に惹かれないのか~』(扶桑社新書)だ。そこで、当サイト読者も気になるであろう、20~30代の男女の結婚観、年上の男性や女性が好かれる理由について牛窪さんに話を聞いた。
――牛窪さんは、いままでにたくさんの男女にインタビューをされていますが、20~30代の結婚観は変わっていますか?
牛窪恵氏(以下、牛窪) 特に20代女性の結婚観がすごく変わっていると思います。2003年に「負け犬」という言葉が流行って、私は、04年に『男が知らない「おひとりさま」マーケット』(日本経済新聞出版社)という本を出しました。講演でいろいろなところをまわり、その時に、当時の20代半ば、いま30歳前後くらいの女性にお話を聞く機会が多くありました。彼女たちは、いわゆる「負け犬」と言われるような、30代を過ぎた女性が、独身、あるいは結婚して子どもを産んでいないことをよくは思っていませんでした。というのも、私たちバブル世代は、男女雇用機会均等法第一世代ですから、男性と肩を並べてバリバリ働けることがうれしくて、仕事に対して希望を持っていました。しかし、バブル崩壊後、経済は停滞し、労働者派遣法も改正され、派遣労働の人が増えました。上の世代、私たちの世代の女性を見ても、多くは仕事で大成功しているわけでも出世しているわけでもない。そんな時に婚活ブームが起こり、20~30代の女性たちは、早く結婚をして、子どもを産んで、仕事はそこそこの範囲で続けたいという願望が強くなっています。
――男性の結婚観はどうでしょうか?
牛窪 20~30代半ばくらいの男性は、年代的にも妻子を養うべきとは思っていません。共働きで、奥さんにも働いてもらいながら、その代わり自分も家事や子育てを手伝いますよ、という男性が増えています。しかし、若い男性に街頭インタビューをしたところ、一番の理想は女優の檀れいさんがCM(サントリー「金麦」)で演じるような奥さんだった。家で甲斐甲斐しくご飯を作って待っていてくれるような女性が、本当は理想なんです。でも、20代の男性の多くは「養う甲斐性がないので、相手が専業主婦だと不安だ」と言う。
――最近では、加藤茶さんやフジモンさんをはじめとして男性が年上で、女性が15歳以上年下という年の差婚が話題を集めていますが、若い女性が年上の男性に惹かれる理由は何でしょうか?
牛窪 恋愛段階での理由は2つあると思います。ひとつは、同年代が草食系というか、恋愛に対して積極的ではないということ。もうひとつは、今の若い女性は、女子力アップに積極的で、いろんなことに対して向上心が強いので、年上の男性はそこをうまく満たしてくれるということです。お金の都合もありますから、全部できているわけではないのですが、若い女性は、いろんなお店に行って、おいしいお酒の飲み方を知りたいとか、国内外問わず、いろんなところに行って、その土地の人と触れ合いたいとか、そういう欲求を持っています。私はバブル世代だったので、まわりのおじさんが会社のお金でおいしいお店に連れていってくれたり、給料もボーナスがかなり出たので、そういったことを自分ですることができました。しかし、いまの若い女性たちは、派遣で年収ベースも低め、自分も会社もお金に余裕がありません。
――やはり、年上の男性の魅力は頼りがいにあるのでしょうか?
牛窪 はい。安心して付き合えて、いろんなことを教えてくれる。バカなことを言っても、頭を撫でてくれたりする。そういう年上の男性が感覚的によいという女性は多いですね。今回、本書を書くにあたっていろいろと取材をしたのですが、年上好きな女性は圧倒的にファザコンが多いです。一昔前であれば、「亭主元気で留守がいい」なんて言われ、お父さんのパンツは箸でつまんで洗うなんてこともありました。でも、いまの若い女性は、すごくお父さんと仲がよい子が多いです。CMでもサントリーの「オールフリー」やトヨタのパッソなどは、仲のよい父と娘を描いていますね。年上の男性の側も、非常にオシャレになったというのもあると思います。
――確かに、最近はお父さんの下着と一緒に洗濯しないで、というようなことは聞かなくなりましたね。
牛窪 いまの時代、お父さんも清潔ですしね。聞いてみると、娘の友だちが家に集まって、遊んでいるときにお父さんが乱入して、一緒に盛り上がったりすることもあるようです。
――一方でアラフォー女性が、年下の男性と結婚するパターンも増えているということですが、女性はすごく現実的なのに、収入も頼りがいもあまりない年下の男性に惹かれるのはどうしてでしょうか?
牛窪 理由は2つあると思います。ひとつは、いまのアラフォー女性は男女雇用機会均等法の第一世代にあたるので、まず仕事をする自分を認めてほしい。仕事が自分のアイデンティティーを確立するものだという自負がある。同世代の男性を見ると、「24時間戦えますか」といわれていた世代で、とにかく仕事のプライオリティーが高い。そうすると、結婚したら女性は、家にいて、自分を支えてほしいというのが理想なので、同年代の結婚はなかなかうまくいきません。逆に、若い男性は、女性が働いて、自分より年収が高くても気にしません。そして家事や育児も協力したい。そういう若い男性と結婚する方がアラフォー女性にとってメリットがあります。もうひとつは、アラフォー女性がよく言うのは、精神的に癒やされたいということです。年齢的にも、30代後半から女性の体には変調が出てきます。白髪やシワ、シミなど。疲れたなというときに、彼が家に先に帰って、ご飯を作ってくれたり、マッサージしてくれたりする。バリバリ稼ぐ男性より心地よいなということになります。
――最後に、本書はどんな人に読んでもらいたいですか?
牛窪 まずは、バブル世代で仕事をすごく頑張ってきて、いままで女性とゆっくり付き合ったり、結婚を真剣に考える時間がなかったアラフォー男性に読んでほしいです。彼らには、やっとモテ期がきているし、男性は高齢になっても子どもを作れるので、本当に結婚願望があるなら、1回はしてみてほしいという思いがあります。あとは、同年代のアラフォー女性にも読んでほしいです。仕事でもそうですが、どう生きればいいかという過渡期にあたった人たちなんです。10年以上前は、働きながら子どもを産むことはすごく厳しい時代だったので、それをあきめた女性もいました。逆に、働くことに一生懸命になれなくなった人もいます。やはり、子どもを産む産まないは別として、私自身、結婚してよかったと思うので、皆さんにも結婚を経験してみて欲しいです。まわりにいい男がいないと嘆いているなら、ちょっとだらしないなと思う年下の男性でも自分で育てていくような気概で、幅広い男性に目を向けてみてください。
(文=本多カツヒロ)
●うしくぼ・めぐみ
1968年、東京生まれ。マーケティングライター。有限会社インフィニティ代表取締役。著書に、『草食系男子「お嬢マン」が日本を変える』(講談社プラスアルファ新書)、『「エコ恋愛」婚の時代』(光文社新書)、『ただトモ夫婦のリアル』(日経プレミアシリーズ)、『男が知らない「おひとりさま」マーケット』(日本経済新聞出版社)などがある。
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辛酸なめ子最新刊『サバイバル女道』が本日発売しました!
コラムニスト・辛酸なめ子が2年間にわたり取材した、女30代、独身で生きていくための、気になるあの職業のマル秘仕事術をまとめた本が本日発売されました! 雑誌「サイゾー」の連載を再録した本編に加え、新たに特別対談として、あの、世界のプリンセス・テンコーにもインタビューを実施。世界中のセレブに愛されるイリュージョニストが教える"サバイバル恋愛術"も必読です。

<収録内容> 【ミス・ユニバース】に学ぶ、世界中のVIP男性との社交術 【葬儀ディレクター】に学ぶ、人生のフィナーレ・葬儀の心得 【薬物依存リハビリ指導員】に学ぶ、セレブのたしなみ・ドラッグ回避法 【カバラー講師】に学ぶ、人生を思い通りに操る魔法 【乗馬インストラクター】に学ぶ、女の支配欲を開花させる騎乗法 【バーレスクダンサー】に学ぶ、股間を見せないじらしのエロス 【ハッカー】に学ぶ 、情報セレブ・IT男子の脳内ハック法 特別対談【プリンセス・テンコー】に学ぶ、世界中のセレブと動物に愛される究極の<サバイバル術> など、全24人の賢者に聞いた、現世を生き抜くための処世術が満載! 辛酸なめ子(しんさん・なめこ) 1974年、東京都生まれ、埼玉県育ち。漫画家、コラムニスト。セレブ、アイドル、スピリチュアル、女磨きなどをテーマに、数々の作品を発表。主な著書に、本書の前身となる『女修業』(インフォバーン)はじめ、近著である『女子校育ち』(ちくまプリマー新書)、『無銭ひとり散歩』(コアマガジン)、『開運するためならなんだってします!』(講談社プラスアルファ文庫)など多数。最近はイルミナティなど闇の権力に興味あり。 また、本日より配信もスタートしたiPhoneアプリ版が半額でご購入いただけます! コチラもぜひチェックしてくださいませ! ★通常価格 500円→本日〜10月20日まで期間限定で!250円に! iPhoneアプリ版『サバイバル女道』
『サバイバル女道』(CYZO NEW BOOKS) 男だってひとりで生きていけない時代。
闇に生きる正義――探偵事務所に取材したノンフィクション『依頼人を救え』

『依頼人を救え』(幻冬舎ルネッサンス)
探偵というと、どのような仕事を思い描くだろうか。アニメ『名探偵コナン』のように、IQ200の天才が殺人事件を推理し犯行を暴く、なんて華やかなイメージがあるが、実際の探偵稼業は、浮気調査が仕事の大方を占め、あとは人物の素行調査、所在調査、ストーカー被害対策およびボディーガードなど、地味で根気のいる作業ばかりだ。義理・人情で受ける仕事もあり、それほど儲かるわけではないという。
男たちは何故、そのような過酷な仕事を選び、続けているのか。『依頼人を救え』(幻冬舎ルネッサンス)は、裏社会を追い続けてきたノンフィクション作家・丸山佑介氏が、全国12カ所の支部を持つGK探偵事務所に取材し、その仕事現場を描いたノンフィクション小説だ。全9章にわたって構成され、事件の流れはもちろん、報酬の金額や、盗聴・盗撮の手法、張り込みの鉄則、ゴミを漁って情報を収集する「ガーボロジー」など、探偵がどのように調査を行っているかが仔細に記されている。すべて探偵の一人称で語られており、探偵の感情の動きも含め、実際に現場にいるような臨場感を楽しめる。
仕事の内容は依頼人により大きく異なり、どのケースも一筋縄ではいかない。特に8章「依頼人をストーカー&ヤミ金から守り通せ」は、複数の事情が絡み合い、複雑な案件となった。高木さん(仮名)の依頼は、婚約者がストーカー被害に遭っており、婚約者の女性をストーカーから守ってほしい、というもの。女性を警護していると、イカつい熊のような風貌の男が付けてきている。しかし、どうもストーカーの動きではない。調査を進めると、熊男は高木さんが過去に借金をしたヤミ金業者であることが分かった。そこから別件の依頼として、高木さんをヤミ金業者から守ることになり、警護を続けた末、業者の襲撃から守ることに成功。そしてストーカー事件の方も、調査とプロファイリングの結果、高木氏の浮気を疑った婚約者の自作自演であることが判明した。持ち込まれるストーカー事件の実害は30%ほどで、妄想や自演も少なくないのだという。
現在、日本での年間失踪者・行方不明者は10万人を超える。また、不倫や強要、恐喝、ストーカー被害にカルト宗教など、警察が捜査できない事件は山ほど存在する。そんな世間の闇を調査し、真実を究明するのが探偵の仕事。必ずしもきれいな仕事ではないが、明るい場所に出てこない事件にこそ、社会の本質が隠れている。そんなことを思わせる一冊だ。
(文=平野遼)
・まるやま・ゆうすけ
1977年、宮城県生まれ。ノンフィクション作家。大学院まで考古学を専攻するが、まったく金にならないことに嫌気がさし、研究者コースから離脱。その後、考古学者崩れジャーナリストとしてグレーゾーンに生きるアウトローたちとの交流を通じ、裏社会を観察し続けている。現在、アンダーグラウンドビジネス、都市伝説、歴史など幅広いジャンルの取材・執筆活動をこなしている。社会に埋もれているドラマチックな事実を掘り起こすために日々奔走中。著書に『図解 裏社会のカラクリ』(彩図社)、『男呑み』(東京書籍)などのほか丸山ゴンザレスのペンネームで旅行記がある。
・GK探偵事務所
1990年設立。代表 伊藤博重(いとう・ひろしげ)
1967年、東京都生まれ。失踪人捜索専門の私立探偵。元祖人探しのテレビ番組『あなたに逢いたい!』(テレビ朝日系)など数々の捜索を担当し、新潮社発刊のノンフィクション『追跡者』(著 福本博文)のモデルにもなっている。現在全国12カ所に支部があり、人探しをはじめ、各種調査、警備・身辺警護を業務とする。
「受刑者人気ナンバー1は田代まさし!?」これが本当の"刑務所の中"『囚人バカノート』

『囚人バカノート』(扶桑社)
誰もが存在は知っているし、大体どんなところなのかということも分かっている。しかし、大多数の一般人にとっては一生足を踏み入れる機会はないであろう、現代のミステリースポット・刑務所。
一般社会から完全に隔離された世界であるだけに、中で受刑者たちがどんな生活を送っているのか多くの人の興味をそそるのだろうが、花輪和一の『刑務所の中』(青林工芸舎)や、安部譲二の『塀の中の懲りない面々』(新風舎)など、刑務所内の様子を描いた作品からは数多くのヒット作が生まれている。
実はボク、出所中の田代まさし(また入っちゃいましたが)と仲良くさせてもらっていたもんで、「今ごろどうしてるのかな......?」と、ムショ内でのマーシーの生活に思いをはせるべく、最近この手の刑務所作品をたくさん読んでいるのだが、その中でもこの『囚人バカノート』(扶桑社)は異彩を放っていた。いわゆる刑務所を舞台としたフィクションや、実録モノといった類の本ではないのだが、ある意味、もっとリアルで生々しい受刑者たちの実態に迫れる一冊なのだ。
テレビもある程度見られる、雑誌や新聞を読むことも可能と、外界からの情報をインプットすることはわりとできるものの、ブログやTwitterなどのインターネットはもちろん不可、話す相手も限られていて、出せる手紙も月に4通までと、アウトプットの手段は極端に制限されている受刑者たち。そんな彼らが自らの脳内に渦巻くさまざまな思いを自由にぶつけられるのは自分用のノートだけ!
普通だったら書いた本人しか読むことがないであろう刑務所内で使用されたノートたちを、どういうルートで入手したんだか、大量に集めて、ツッコミがいのある部分ばかりをピックアップして肉筆のまま掲載してしまったのがこの『囚人バカノート』だ。
ノートの内容は日々の出来事を記録した日記や、思いついたことのメモなどが中心となっているのだが、書いてる場所が刑務所&書いている人は受刑者というザ・非日常コンボによって、ただの日記やメモが爆発的な面白さを放ち出している。
具体的にどんなことが書かれているのか例を挙げると、なぜか突然思いついちゃった「出所後にコレやったら大儲け間違いナシ!」という画期的な新ビジネスの企画書(どう考えても失敗しそう)。まずいムショ飯も一手間加えるだけでこんなにおいしく! というアイデア・レシピ集(ホントにおいしくなるのか大いに疑問!)。オカズに使った雑誌リスト&ランク付け(ホントはオナニー禁止なんだけど)などなど......、人はヒマ過ぎるとこんなにバカなことばっかり考えるものなのかと感心してしまうほどのバカノートっぷり。
新聞などで知った時事ネタへの感想も多く書かれているのだが、特に興味を持たれているのは有名人が逮捕されたというニュースのようだ。やはり、よく知っている有名人が自分と同じ立場に墜ちてくるとなると「いらっしゃい!」という気分になるのだろうか。
そんな墜落有名人の中でも受刑者人気ナンバー1なのが我らが田代まさし! 元々の知名度+その後の没落っぷりが受刑者たちのハートをガッチリつかんだのだろうか? なにも、こんなところで人気者にならなくてもという気はするが......。ちなみに、マーシーが男風呂をのぞいて逮捕されたと報道された段階で「あの痩せ方は絶対にシャブを打ってる!」と言い当てていたノートもあったりして、やはり犯罪者は仲間のニオイを鋭くかぎ分けるんだなぁ、と変なところで感心してしまった。
また、思いの丈を書き留めるだけではなく、ノートをもっとさまざまな方法で活用しようと考える受刑者もいるようだ。自作のパズルや自作の迷路を書いてみたり(それを自分で解いて面白いのか?)、自作自演でオカズを作り出そうとしたのか、異様に上手い南明奈の似顔絵や萌え萌えなメイドさんのイラストを描いている受刑者(さらにジャイ子のイラストを描いている人もいたが、あれもオカズだったのか?)。詳細な四国地図を書き込んで、脳内お遍路参りを繰り広げているノート。さらには、ブラインドタッチの感覚を忘れないようイメージトレーニングをするためなのか、ノート上にリアルなキーボードを描いたものや、中にはコンピュータのプログラムをビッシリと書き込んであるものまであったりして、ただの紙であるノートから無限の可能性を生み出している受刑者たちのミラクルな想像力にはまったくもって感服するばかりだ。
このように、どれもこれもツライ刑務所生活を少しでも楽しいものにするために創意工夫を凝らしたノートばかりなのだが、逆にコレだけ面白いノートを大量に見せられると、本当にコイツら反省しているのかよ? と思わずにはいられない。だって、ホント好き勝手書いてるんだもん。......そんなボクの疑問を解決してくれるノートが掲載されていたので、最後にご紹介しよう。
『刑務所での会話と言えば、犯罪手口公開と犯罪武勇伝がメインです。(中略)「二度と刑務所には来たくない」という人は居るけど、「二度と悪い事はしない」と言っている人は、あまり居ないね』
......ま、結局そういうことなんだよな。
(取材・文=北村ヂン)
雑誌「サイゾー」連載・辛酸なめ子『サバイバル女道』が本になります!
コラムニスト・辛酸なめ子が気になるあの職業の賢者に聞いた、厳しい時代を生き抜くための処世術が満載! 月刊誌「サイゾー」の連載をまとめた現代の"サバイバル読本"を発売することになりました。
辛酸なめ子『サバイバル女道』
男も読むべき女の処世術。

そして今回、10月13日(木)の全国発売に先駆けて、10月9日(日)より、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI限定で先行発売を行います。 さらに! 同書の出版を記念し、10月11日(火)19:00より、著者による特別トークショーとサイン会の実施も決定! トークゲストには、世界中のVIPに愛されるイリュージョニスト、プリンセス・テンコーさんを迎え、本書未収録の王子様たちとの"サバイバルな恋愛術"をご教授いただきます。また、10月9日(日)〜11日(火)の先行発売期間中(イベント終了後含む)に『サバイバル女道』をご購入いただ方には、著者によるサイン会も予定しておりますので、ぜひ足をお運びくださいませ。 ◆『サバイバル女道』出版記念! 辛酸なめ子×プリンセス・テンコー特別トークショー&サイン会 日程:2011年10月11日(火) 場所:TSUTAYA TOKYO ROPPONGI 住所:東京都 港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ六本木けやき坂通り <トークショー> 時間:19:00〜20:00 ゲスト:プリンセス・テンコー 入場無料 ※混雑した場合、入場規制をかけさせていただく場合がございます。 <サイン会> 時間:20:00〜21:00 ※10月9日(日)〜11日(火)の先行発売期間中に、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIで『サバイバル女道』をご購入いただいた方が対象となります。 ※イベント前日の10月10日(祝)までに同書をご購入いただいた方には、店頭にて、優先の整理券をお渡し致します。 辛酸なめ子(しんさん・なめこ) 1974年、東京都生まれ、埼玉県育ち。漫画家、コラムニスト。セレブ、アイドル、スピリチュアル、女磨きなどをテーマに、数々の作品を発表。主な著書に、本書の前身となる『女修業』(インフォバーン)はじめ、近著である『女子校育ち』(ちくまプリマー新書)、『無銭ひとり散歩』(コアマガジン)、『開運するためならなんだってします!』(講談社プラスアルファ文庫)など多数。最近はイルミナティなど闇の権力にも興味あり。 プリンセス・テンコー(ぷりんせす・てんこー) 初代引田天功に師事。77年に初代の代役で「空中ケーブルからの大脱出」(日本テレビ)を行った後、78年に「朝風まり」の芸名で、マジックを披露しながら歌うアイドルとしてデビュー。80年に二代目天功を襲名した後、先代の遺志を受け継いで、命がけのイリュージョンをするようになる。現在は、アメリカを拠点に、世界各国でエンターテインメント・プロジェクトを展開している。
3代目はスレンダー美女がお好き? 北朝鮮後継者の実像『マンガ 金正恩入門』

『マンガ 金正恩入門』(TOブックス)
2010年9月末、朝鮮労働党代表者会にて、金正日総書記の3男である金正恩(キム・ジョンウン)氏が金総書記の後継者として初めて姿を現し、軍事大将の称号を授与され、党軍事委員会副委員長に任命された。慢性腎不全を患い、脳卒中、すい臓がん、うつ病、認知症ともささやかれる金正日総書記の健康状態だけに、"3代目・金正恩総書記"が誕生するのもそう遠い話ではないだろう。
ベールに覆い隠され、謎めいた印象の正恩氏だが、実際はどういう人物なのか。『マンガ 金正恩入門』(TOブックス)は、金正恩の実態と政権の内部事情、北朝鮮の現状について描かれた本だ。対北ラジオ放送「開かれた北朝鮮放送代表の河泰慶(ハ・テギョン)氏、漫画家・崔炳善(チェ・ビョンソン)氏、関西大学経済学部教授で在日3世の李英和(リ・ヨンファ)氏が、それぞれ原作・作画・監修を務め、マンガながらかなり情報量が多く、ボリュームのある一冊となっている。絵柄・コマ割りなど、昔懐かしき学研マンガのような風合いで楽しい。
金正恩氏は1983年生まれの28歳。お忍びで来日し、ディズニーランドで遊んでいた長男の金正男(キム・ジョンナム)、影が薄くパッとしない印象の次男・金正哲(キム・ジョンチョル)と、上に2人の兄がいるが、正恩氏は「祖父・金日成似の風貌」と「父・金正日似の度胸のある男らしい性格」を金総書記に買われ、兄らを差し置いて後継者となった。北の報道では、4カ国語を操り軍略に長けた若き天才指導者とされているが、09年4月末、人員を総動員して田植えを行う「田植え150日戦闘」では成果を出せず、「平壌市10万世帯マンション建設事業」も建設目標を達成できず、同年11月末の貨幣改革(デノミ)では、国内に大インフレを引き起こすなど、早くもその無能ぶりをさらけ出している。
正恩氏の人物はというと、権力欲が強く負けず嫌いな性格のリーダー気質。バスケット好きで、大ファンであるシカゴ・ブルズのTシャツを着てバスケを楽しみ、試合後、必ず内容を評価し、チームメートを叱ったり励ましたりした。またマリンスポーツや乗馬を好み、国内に数十カ所存在する別荘には、広大な乗馬施設に、1頭数億ウォンを超える馬、ジェットスキー、ヨットなどを多数所持しているという。女性の好みは父と違い、長身・スレンダーのオリエンタルな顔立ちが好みのようだ。
国民の窮状をよそに酒池肉林の贅沢三昧。そんな金正日・正恩親子に対し、現在亡命中の長男・金正男氏が改革・開放を唱え対立しているという意外なエピソードも描かれている。
イラクのフセイン元大統領が処刑され、リビアのカダフィ政権も内乱によって崩壊寸前という世界情勢の中、北朝鮮はどのような展開を見せるのか。『マンガ 金正恩入門』を読むと、この指導者ではどうにも明るい未来は期待できそうもない。
(文=平野遼)
[作者]
・河泰慶(ハ・テギョン)HA, Tae-gyong
1968年釜山生まれ。対北ラジオ放送「開かれた北朝鮮放送」代表。ソウル大物理学科卒業、釜山大通訳翻訳大院、高麗大国際大学院で学ぶ。中国吉林大で経済学博士号取得。大学時代より北朝鮮と統一問題に関心を持ち、SKテレコム経営経済研究所の首席研究員時代も北朝鮮関連のボランティア活動にたずさわる。 2005年11月「開かれた北朝鮮放送」を設立、 本格的に北朝鮮の人権問題に取り組みはじめる。現在は、同放送の代表として北朝鮮の住民に世界の情報を伝え、北朝鮮問題の深刻さを韓国だけでなく 海外にも伝えるため各メディアで活躍している。
[漫画家]
・崔炳善(チェ・ビョンソン)Choi Byung seun
1946年平壌生まれ。ニューヨークアートスクールでデザインを専攻。世界美術家協会研究委員、韓国漫画家協会理事。『漫画 韓国史』『学習百科事典』などの本のほか、雑誌、新聞に作品を発表するなど多方面で活躍。
[監修者]
・李英和(リ・ヨンファ)Lee Young-hwa
1954年在日朝鮮人3世として、大阪府堺市に生まれる。関西大学経済学部教授。91年、朝鮮民主主義人民共和国の社会科学院に留学。93年にRENK(救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク)を結成。主な著書として『北朝鮮 秘密集会の夜』(文春文庫)、『朝鮮総連と収容所共和国』(小学館文庫)、『極秘潜入――金正日政権深奥からの決死リポート』(小学館)などがある。また 『マンガ金正日入門』(飛鳥新社)の監修を務める。
知る人ぞ知る、国民的人気漫画!? 藤子不二雄の下世話パロディー『ブッチュくん全百科』

『ブッチュくん全百科』(講談社)
ご存じ、阿蘇子元夫と不死本浩のコンビからなる漫画家・無事故無事雄(むじこぶじお)先生の代表作『ブッチュくん』。宇宙船の故障で地球にやってきて、ヨン太くんの家に居候しているドスケベ宇宙人・ブッチュくんが、小脇に抱えた4次元ポシェットから秘密道具を取り出して、みんなの夢と性的欲求をかなえてくれるユカイでエロスな漫画だ。全22巻の漫画単行本は総売上部数なんと8,000万部! テレビアニメや映画版も絶好調と、今や国民的人気漫画としての地位を不動のものとしている。
......って、そんな漫画知らねーよ。オレの気づかないところで、そんなヒット作が生まれていたとは! ニートで引きこもりなオレだけど、漫画だけにはちょいと詳しいと思ってたのに。悔しいのう、悔しいのう! ......なんてショックを受けている人もご安心を。この『ブッチュくん』は、『バカドリル』(扶桑社)などで知られる天久聖一&タナカカツキが生み出した架空の漫画なのだ。まあ、ほとんどの漫画は架空のお話を描いているもんだが、『ブッチュくん』に関しては漫画の存在自体が架空。どの雑誌にも連載していないし、単行本も全ゼロ巻。もちろんアニメもやってるわけない。
現実にいない女の子の設定を考えてアイドルとして売り出すバーチャル・アイドルというのは、古くは『伊集院光のオールナイトニッポン』から生み出された芳賀ゆいや、ホリプロが大金突っ込んで大コケした伊達杏子、CGアイドルのテライユキ、最近では初音ミクをはじめとするボーカロイド勢など、結構たくさんいるのだが、設定だけしか存在しないバーチャル・漫画というのは他に類を見ないのではないだろうか。
で、そんな『ブッチュくん』関連で唯一実際に存在するのが今回発売された『ブッチュくん全百科(おーるひゃっか)』(講談社)。小学生のころ、みんな持っていたコロタン文庫の『ドラえもん全百科』あたりをベースにしたと思われる構成の本書には、架空の単行本全巻解説やアニメ放送リスト、キャラクター大図鑑、さらには大量に発売されている(という設定の)キャラクター・グッズまで、ありもしない漫画『ブッチュくん』の情報がギッシリと詰め込まれている。
大ざっぱにいってしまえば、『ブッチュくん』とはセクシャルな方面に特化した『ドラえもん』といった話で(ルックスは『オバケのQ太郎』かな)、まあこの手の『ドラえもん』エロ・パロディー漫画というのは同人誌の世界ではよくありそうなネタではあるのだけれど、ふざけてチョロッと描いたパロディーとは設定の細かさがケタ違いなのだ。
のび太くんっぽいヨン太くん、しずかちゃんっぽいヒカルちゃん、ジャイアンっぽい傷ゴリラ、スネ夫っぽいチビアラブなど、膨大な数の藤子不二雄キャラっぽい登場人物たちや秘密道具(モテモテグッズ)、名場面の数々など、ここまで詳細な設定を考えるんだったらオリジナル漫画を一冊描いた方がラクなんじゃないの!? と思ってしまうくらい。
とはいえ、やはりちゃんとした漫画を描くとなると、話のつじつま合わせやら何やらいろいろと面倒くさいことも多い。その点、設定オンリーの漫画なら、前後の流れとか関係なくオイシイところだけ作ればいいじゃん! とばかりに、『北斗の拳』『ドラゴンボール』『幸せの黄色いハンカチ』、はてはつげ義春の『紅い花』など、見境ナシでいろんな作品をパクッ......モチーフにした名場面が紹介されており、全般的にくだらないエロ・パロディーばかりなのに、なんだかすごくいい漫画のような気分になってきて、存在しない漫画『ブッチュくん』が妙に読みたくてたまらなくなってしまう。
そこで、『ブッチュくん全百科』の後半には「幻の名作」「最新書き下ろし」と称した2作の短編漫画が掲載されているのだが、大人になった正ちゃんたちとオバケのQ太郎との別れを描いた感動作「劇画・オバQ」を彷彿とさせる「ヨン太、夏の幻影」、さらに初老に突入したヨン太くんの悲哀を描いた「ブッチュくん2010」と、どちらも子ども時代をすっ飛ばして、いきりなり大人時代の話!
この手のストーリーって、長期連載で描かれた子ども時代の楽しいエピソードがあってこそ感動できるもんなんだと思っていたのだが、延々と設定を読まされて全22巻を読破したような気分になっている状態で読むと、それだけでなんとなーくウルッときてしまうのだ。あ、漫画って設定だけあればよかったんだ......。
もともと、この『ブッチュくん全百科』は1999年に『ブッチュくんオール百科』(ソニーマガジンズ)として発売されたものの、「設定資料集のみの漫画」という設定が理解されなかったのか、当時は驚くほど売れなかったという。しかし、今はインターネットなどでパロディー文化も一般化してきたし、今度こそ売れるんじゃ!? ということで、大幅に書き直しした上で復刊されることになったんだとか。確かに、設定だけは存在しているものの、実態は存在しない『ブッチュくん』。ネット上でいろんな人があれやこれやと口を出して作り上げていくのにはピッタリな素材といえそう。
架空の漫画のくせに存在するオフィシャルサイト( http://butchu-kun.com/ )では『ブッチュくん』アニメ主題歌が公開されていたり、Tシャツ通販サイト「TEE PARTY」( http://teeparty.jp/butchu-kun/ )でブッチュくんTシャツが販売されていたりと、今後もわけの分からない展開をしていきそうな『ブッチュくん』! 是非とも、うっすらと注目しておいてもらいたい漫画(?)だ。
(文=北村ヂン)
これぞ日本の大動脈! 東名高速を全方位的に楽しみ尽くす『東名高速をゆく』

『東名高速をゆく』(イカロス出版)
今年のお盆も、例年と変わらず帰省ラッシュにより高速道路は大渋滞となった。帰省&Uターンラッシュは夏の風物詩といえるだろう。毎年のことといえど、もううんざり。そんなドライバー諸氏が待ちに待った「新東名高速道路」が2012年初夏、いよいよ開通する。東名高速道路と並行して走る新東名は、御殿場JCT-浜松いなさJCT間、及び連絡路を経由する三ヶ日JCTまでの区間から開通を始め、2020年に全線が開通する見込みだ。これで渋滞も多少なりとも緩和されることだろう。
東名高速は、年間利用台数がなんと1億5,141万6,468台(2002年度)にも及ぶモンスター・ハイウェイ。ドライバーなら誰でも一度は通ったことがあるだろう。『東名高速をゆく』(イカロス出版)は、以前、当サイトで紹介した『首都高をゆく』に続く「○○をゆく」シリーズのムックだ。高速道路の"代名詞"東名高速を、建造秘話、SA案内、道路整備の裏側、NEXCO中日本の歴史など、東名高速を全方位的に語り尽くしている。特に名神、名阪、新名神など、NEXCO中日本の高速道路をすべて押さえたルートガイドは必見だ。もちろん件の新東名も巻頭特集で取り上げられている。
終戦直後、アメリカの調査団をして「日本の道路は信じがたいほど悪い。工業国にしてこれほど完全にその道路網を無視してきた国は日本の他にない」とまで言わしめた日本の道路事情だったが、1960年代からの高速道路建設ラッシュを経て、日本の道路技術は飛躍的に向上し、現在では数々の新技術が用いられている。騒音を効率的に抑えるための「Y字型遮音壁」や、照明が近隣の住民の迷惑にならぬよう、紫外線を当てて標識を光らせる「紫外線照射標識システム」、地域の生態系にあった植栽を植える「地域性苗木」の生育、イノシシやシカなど野生動物が通るための「けもの道の設置」など、NEXCO中日本は自然環境と調和する「エコロード」作りを推進しているのだという。
われわれが普段何気なく走っている高速道路であるが、その裏側には驚くべき技術やサービスが施されている。退屈な長時間の運転も、高速道路にまつわるetc.を知っておけば楽しく走れるに違いない。『東名高速をゆく』、ハイウェイに乗る前に読んでおきたい一冊だ。
(文=平野遼)
マンガとバンドスコアが前代未聞のクロスオーバー!? 『学院下高校軽音楽部』

『学院下高校軽音楽部』(ドレミ楽譜出版社)
アニメ『けいおん!』(TBS系)の大ヒットにより、にわかにアニメファンが楽器を買い求めるムーブメントが巻き起ったりもしたものの、それ以降、彼らがバンド活動を開始した......という話をあまり聞かないのはどういうことだ! せっかく楽器を手に入れたんだし、アニメソングもJ-POPに負けず劣らずの熱い盛り上がりを見せる今こそ、アニメソングでバンドやろうぜ! と各出版社の編集者が思っているのかどうかは不明だが、近年の楽譜業界はちょっとしたアニメソングのバンドスコアブームが到来している。
楽器屋のスコアブックコーナーをのぞけば、人気バンドのバンドスコアに交じって、萌えキャラがガッツリ表紙に描かれたアニメソングのスコアブック集が本棚の一角を占拠している。とはいえ、それらを見てみると基本的に素っ気ない内容のものばかり。"とりあえず売れてるいアニメソングをピックアップして、その楽譜をまとめました"的なインスタントな作りの物が大半なのだ。
「せっかくアニメソングを題材としたスコアブックなのに、これじゃ全然アニメファンのハートに届かないし、バンド活動そのものに対して高いハードルを感じちゃうよ!」というバンド活動にあこがれるアニメファンの意見を取り入れたと思われるのが、『学院下高校軽音楽部』(ドレミ楽譜出版社)である。タイトルからはまったく想像はつかないが、れっきとしたバンドスコアだ。
今の10~20代のアニメファンの間で高い人気を誇るアニメソングのバンドスコアに加え、アニソンバンドを結成した女子高校生たちのバンドライフを描く4コママンガが収録されているという異色の内容。
「通常の楽譜だけを掲載したバンドスコアとは異なり、学院下高校軽音楽部のメンバーたちの成長を描いたマンガも楽しめます。また、彼女たちが楽曲をコピーする際の演奏ポイントなども掲載しているので、実際に収載曲をバンドでコピーしたいと思っている読者にもとても役立つ内容になっています」
本書を編集したドレミ楽譜出版社の野谷昌史氏が語るように、本書はマンガのキャラクターと一緒に楽曲を練習できる新感覚のバンドスコアなのだ。バンドあるあるネタや、アニメソング好きなら「分かる!」と思わずニヤリとしてしまう4コママンガで萌えた後は、登場キャラたちによる楽曲解説で演奏ポイントを押さえて、いざ練習! そんな感じで、楽しくバンド練習ができるという塩梅だ。
「アニソンが好きでバンドでも演奏したいと思っているユーザーを後押しできればうれしいです。今年の学園祭はアニソンで盛り上がってください!」(野谷氏)
というわけで、この秋は部屋のオブジェと化しているレスポールを久しぶりにかついで、思い切りアニメソングでバンドライフを満喫してみてはいかがだろうか?
【収載曲目】
1. コネクト [ClariS]
魔法少女まどか☆マギカ
2. 侵略ノススメ☆ [ULTRA-PRISM with イカ娘(CV.金元寿子)]
侵略!イカ娘
3. PHANTOM MINDS [水樹奈々]
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st
4. Paradise Lost [茅原実里]
喰霊-零-
5. 翼はPleasure Line [栗林みな実]
クロノクルセイド
6. Silly-Go-Round [FictionJunction YUUKA]
.hack//Roots
7. Crow Song [Girls Dead Monster]
Angel Beats!
8. 本日、満開ワタシ色! [桂ヒナギク with 白皇学院生徒会三人娘 starring 伊藤 静 with 矢作紗友里 & 中尾衣里 & 浅野真澄]
ハヤテのごとく!!
9. オレンジ-citrus mix- [逢坂大河(釘宮理恵)・櫛枝実乃梨(堀江由衣)・川嶋亜美(喜多村英梨)]
とらドラ!
10. さくらさくら咲く~あの日君を待つ 空と同じで~ [marble]
ひだまりスケッチ×☆☆☆
●学院下高校軽音楽部 公式サイト
<http://gakushita.imagination-power.asia/>
業界騒然!? 麿赤兒が怪人を熱演する『ハイパーアングルポーズ集SP』

『ハイパーアングルポーズ集SP 怪人』より(以下、同)
"怪優"麿赤兒がモデルを務めるポーズ集『ハイパーアングルポーズ集SP 怪人』(創美社)が発売された。これは、日常見ることのできないアングルにこだわった「ハイパーアングルポーズ集」シリーズの特別編で、マンガやイラストを描く上で欠かせない怪人や化け物を、麿氏が演じているというもの。
「誕生」「覚醒」「死闘」「変身」という4つのテーマに沿って、怒りや憤り、悲しみ、苦しみといった感情が全身を使って表現されている本作。鬼気迫る麿氏の演技には、ファンならずとも見入ってしまうことだろう。
そもそもポーズ集とは美術書のため、一般的にはモデルを使って撮影されるもの。それがなぜ、今回は麿氏が起用されたのだろうか。


「今回撮影を担当したカメラマンの四宮孝仁さんから、麿赤兒さんを使って怪人のポーズ集を撮ったら面白いのではないかという提案があり、ダメ元で麿さんにオファーしたところ、こちらの予想に反してご快諾いただきまして。著名人を起用したポーズ集というのは、弊社以外を見てもほとんどないと思います。そういう意味では、新しい挑戦でしたね」(担当編集・大澤氏)
あらかじめ場面設定を何十パターンか用意し、現場ではそれに合わせて麿氏が演技をするという形で撮影が行われたという。「これまでのポーズ集は基本的にモデルのポーズに重点を置いていましたが、麿さんにご出演いただいたということで、ポーズだけではなく、表情や指先の表現などにもこだわりました」。

発売直後からネットでは、「変わったポーズ集が出た」「ポーズ集というより麿赤兒の写真集」と何かと話題を呼んでいるようだが、大澤氏は「あくまでポーズ集なので、マンガ家やイラストレーターさんはもちろんのこと、映像を作る方や俳優さんなどがこのポーズ集を参考にイマジネーションを広げてくれるとうれしいです」と語る。
御年68歳を迎えながらも第一線で活躍し続ける怪優の魅力がつまったこの一冊、ポーズ集とは縁のない人にとっても、一見の価値があることは間違いない!?
(文=編集部)











