「歯ブラシの柄で喉を突いた」、柳美里が「婦人公論」で息子との"付き合い"を激白

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「婦人公論」10月22日号(中央公論新社)

 江原啓之の連載「セックスよろず相談室」が始まってからというもの、「婦人公論」を手に取るとまっさきにそのページを探してしまいます。連載コラムを毎回このレビューで取り上げても仕方がないのでやめようと思うのですが、語らずにいられないので語らせてください。

 今回のテーマは、47歳の主婦からの相談「夫の絶倫ぶりに困っています」。夫が40歳を過ぎたころから風俗にのめり込み性生活が激減。夫の気持ちを取り戻そうと、自分から誘ったり玩具を渡したりしていると、今度は夫が若い時以上に精力的になり、毎日求めてくるように......。「近頃では、時間も長く内容も濃くて、正直、困っています」というお悩みです。ノロケかよ、とツッコミたくなる相談ですが、当人は深刻なんでしょうね。

『バブル女は死ねばいい』の著者が語る、現代的"バブル"女の生態

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『バブル女は「死ねばいい」婚活、
アラフォー(笑)』(光文社新書)

 「上昇志向が強い」「古式ゆかしい『男尊女卑』を身につけた最後の世代」と、バブル世代(1960年代後半生まれ)の女性たちを容赦なく斬る『バブル女は「死ねばいい」  婚活、アラフォー(笑)』(光文社新書)。タイトルからしてバブル女への恨みつらみを綴った呪いの書、と思われがちだが、そこにあるのはバブル的な価値観と不況時代の価値観の狭間で悲鳴を上げている団塊ジュニア(1971~1974年生まれ)の悲しい姿である。

 著者の杉浦由美子さんは1970年生まれ。どんな恐ろしい40歳かと思ったら、意外にもごく穏やかでユーモアあふれる女性だった。

『ゲイ能人勝手にカミングアウト』で有名人の魂の叫びを聞け!

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『ゲイ能人 勝手にカミングアウト』
(鹿砦社)

 24時間マラソンで地球を救ったはるな愛、キレのある毒舌でコメンテーターとして各局ひっぱりだこのマツコ・デラックス、深夜の通販番組での可愛らしさに一部熱狂的ファンを持つKABA.ちゃん、新しいところでは「ラブ注入」で人気の楽しんごなど、今や「一番組に一おかま」と言われるほど、お茶の間での人気と知名度を高めているゲイタレントたち。BL(ボーイズラブ)が市民権を得て、セレブアイコンとしてゲイフレンドを求める女性たちが急増するなど、オネエ系に対してのアレルギーはほとんど無くなったかのように思われる昨今。

 しかし、かつてはゲイが色眼鏡で見られる時代もあった。今でもイメージをウリにする俳優や、社会的地位を確立した政治家や財界人にとって、ゲイであることはまだまだタブー。そんな、止むに止まれぬ事情により、自分のセクシュアリティーを公表できないゲイ能人たちに代わり、勝手に性のカミングアウトをしてしまおうというのが、本書『ゲイ能人勝手にカミングアウト』である。

目指せ貯蓄額「60歳までに年収の5~6倍」! 婚活よりも労働を促す「日経ウーマン」

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「日経ウーマン」12月号(日経BP社)

 キャリアと貯金命で、男に媚びることは二の次の女子を育む「日経ウーマン」(日経BP社)。11月号は小冊子「美文字練習帳」が付いてるため、いつもより少々お高い600円となっております。今月は表紙に「おひとりさま」の文字が。いい歳こいた独女を最も暖かく迎えてくれるのは、家族でも友人でもなく、何を隠そう「日経ウーマン」です! では中身を見ていきましょう。

「船舶免許がほしい!」劇団EXILE秋山真太郎クンの休日は朝から釣り三昧!

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秋山クンの溢れ出る男気にクラクラ~

 あれこれ目移りしてしまうほど、世の中にあふれるイケメンたち。その中でも、特にサイゾーウーマン一押しのイケメンたちをファイリング♪ もう、インタビューで見せてくれるそのスマイルにメロメロになっちゃう~!! 10月9日より公開の映画『乱暴者の世界』で主人公・カミオを演じた、秋山真太郎クン。凛々しく精悍なお顔立ちで男の魅力あふれる秋山クンだけど、作品では人の心を操る超能力者を演じてミステリアスなムード満点。素顔が気になる秋山クンに直撃してきました!

"上品な奥様向けの雑誌"「VERY」が、「婦人公論」を"下品"呼ばわり!

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「VERY」 2010年11月号/光文社

 先月号は大特集に「コンフォートシューズ」を持ってきて、靴だけで30ページ近く割いたわけですが、今月号も大特集に「冬のおしゃれはダウンに出る!」と称し、同じようにボリューム満点のファッションページとなっております。そして、表紙を見る限り、今月も「VERY」らしさは影を潜めているように思えてなりません。先月号のレビューの際に、「飛ばし過ぎたら『こら!』と言いたくなるのに、大人し過ぎると『大丈夫?』と励ましたくなる、『VERY』と筆者の恋の駆け引きはまだまだ続きそうです」と記しましたが、これは不測の事態。「母さん、夏の終わりに豹になる」とか「イケダンの隣に私がいる!」とか「気になるのは『ハンサムな彼女』」とか、見るだけでジュンジュワ~となる名コピーがないと、もう「VERY」には発情できません。あら、いやだ! すみません、取り乱しました。このラブコールが「VERY」編集部に届くかは不明ですが、今月も張り切ってレビューしたいと思います。

「"社会的な死"の経験者、転校男子は買いです!」「an・an」が転校生に忍び寄る!

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「an・an」(マガジンハウス)10月
13日号

 偉大なるマンネリ雑誌、「an・an」のレビューの時間がやってきました。ここ最近は、まぁ「an・an」だし......と先入観ありきでチェックしていた節があるので、今号は色眼鏡なしに、ひとつの雑誌としてその内容を見ていきたいと思います。さて、楽しませてくれるかな~?

<トピックス>
◎47都道府県ローカル流行モノ情報。
◎おうちで作る郷土料理ベスト7
◎ときめき男子白書・最新版

「いつの時代も王道を欲してる」折原みとが語る、少女マンガの萌えポイント

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『少女マンガで読み解く 乙女心の
ツボ』(カンゼン)

 少女マンガに登場する男子キャラクターの傾向やセリフから女心を読み解き、男性諸氏のモテ力向上を応援する(?)和久井香菜子著『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)。本書には、「無理チュー(=壁などに追いつめられるなどしてされる、強引なキス)されると、男友達から気になる異性に変わる」「女のために、東大合格を蹴る」など、女子が大好物な少女マンガの王道設定が多数紹介されているが、作り手であるマンガ家はこれら王道パターンを意図しているのだろうか? 90年代、看護師志望の健気な女子と不治の病に侵された少年の感動物語『時の輝き』で一世を風靡し、サイゾーウーマン読者が10代の頃に最も影響を受けたであろう少女マンガ家・小説家の折原みと先生に、本書を実際に読んでいただいた。

58歳も在籍! 夢を追う熟女アイドル「サムライローズ」が鮮烈デビュー!

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メジャーデビュー曲「ルージュとマティー
ニ」/エクセレックス

 33歳から58歳のメンバーが在籍するアイドルグループ、「サムライローズ」っていうアラフォーアイドルがデビューするっていうのでちょっとイベントにお邪魔してみたの。ワタシだって10代のころは聖子ちゃんに憧れたものよ。その夢を忘れないってやっぱりすごいわ。一人では目立たなくても、アラフォーが40人集まればアイドルにもなれるのね。やっぱりバブルを経験した世代は、現役にかけるパワーが違うわ。

「STORY」で女子会祭り! 大黒摩季×藤原紀香「ソウルメイト女子会」の恐怖

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「STORY」2010年11月号(光文社)

 世界各国から様々なセレブが登場する、人気連載「手は女を語る」。扉に「じっくりと考える文章は必ず原稿用紙に縦書きで」「手書きの原稿をファックスで送るスタイルはずっと変わらないような気がします」とあったので、どんな文豪が登場するのかと思ったら、雨宮塔子でした。雨宮塔子に個人的な思い入れは皆無ですが、丸い刃で心をかすられたような、この小さな疼きは何でしょう。エスプリの香りとともにやって来る無尽蔵なFAXに、編集さんの目が死んだ魚のようになっていないか心配。古くは岸恵子、そして中山美穂......パリという街は、女から現実を直視する能力を奪っちゃう恐ろしいトコなのですね。40代の夢物語「STORY」にも、おフランスに似た魔力が潜んでいるので、今月も注意深く拝読させていただきます。