
「VERY」2月号(光文社)
先月号で紹介しました通り、新年一発目の「VERY」は「夫のウツ」特集が差しこまれるという波乱の幕開け。2010年までは「ブランド」と「お受験」に目を奪われていた「VERY」読者も、今年はそろそろ現実に向き合わなければならないということでしょうか。とはいっても、件のページは後半の4ページのみ。そこにたどり着くには、女の欲望をむき出しにしたファッションページが立ちはだかっていますので、まずはそのギラついた企画から読み解いていきましょう!

「VERY」2月号(光文社)
先月号で紹介しました通り、新年一発目の「VERY」は「夫のウツ」特集が差しこまれるという波乱の幕開け。2010年までは「ブランド」と「お受験」に目を奪われていた「VERY」読者も、今年はそろそろ現実に向き合わなければならないということでしょうか。とはいっても、件のページは後半の4ページのみ。そこにたどり着くには、女の欲望をむき出しにしたファッションページが立ちはだかっていますので、まずはそのギラついた企画から読み解いていきましょう!
京都は、世界屈指の観光地。そして女の憧れの地である。美味いもん食って、寺社を見て、お洒落して、勉強する。何でもかんでも「京都でする」のが女の憧れなのだ。女性誌はこぞって京都特集を組み、ガイド本や京都観光エッセイがボロボロ出版されている。確かに京都には歴史がある。名産品がある。美味がある......そして誰も取り上げないけれど「しょっぱい京都」もある。
しかし京都のほんとうの魅力は、こういうソルティーなところにあるのだ。上品ぶっている女性誌では取り上げないほんとうの京都の姿を、しっかり焼き付けて欲しい。そうだソルティー京都、行こう。

著者のいがらし奈波さん
先日、カリスマ的人気を誇るマンガ家の母を持つ、"二世マンガ家"が華々しくデビューした。『キャンディ・キャンディ』の作者・いがらしゆみこの長男であり、11月27日にデビュー作となるコミックエッセイ『わが輩は『男の娘』である!』(実業之日本社)を刊行した、いがらし奈波だ。しかしながら、彼には"二世"以上に大きな特徴がある。同書のタイトルにもある通り、彼は日常的にファッション感覚で女装やメイクを嗜み、一見、本物の女性かと見紛うような愛らしい外見を誇る、「男の娘(おとこのこ)」なのだ。そんなバイタリティー溢れる生き方をしている人、サイゾーウーマン的に見逃せない!......ということで、さっそくお話を伺ってみた。
すっかり大人になったのに、なんでワタシにはいつまで経っても真実の愛に出会えないのかしら。きっとワタシに足りないのは色気だけ。いまさら色気について人に聞くのも恥ずかしいけど、「大人の色気セミナー」という私にぴったりの講座を発見したから、今日はこっそり体験してみちゃうわ。

3人の中で唯一HPを持っているべガス味岡
皆さんは通販番組にどんなイメージをお持ちだろうか。胡散臭い? 安っぽい? わざとらしい? 現在ではほとんどのキー局が独自の通販番組を展開し、「マルシェ」だの「マーメイド」だのオシャレなネーミングでそのイメージを覆そうと躍起になっている。しかし、私は言いたい。通販番組とは、野暮ったさと違和感が結晶した究極の芸能であると。
古めかしいスーツを着て、甲高い声で商品を説明し、佐世保の小さなカメラ屋を一流企業に押し上げたジャパネットたかた。「全国をネットする快適ライフのパートナー」というキャッチフレーズも、読むほどに違和感がこみ上げてくるが、TVッ子の脳には深く深く刻み込まれている。通販界の東の正横綱が高田社長なら、西は間違いなくトーカ堂・北社長。無いはずのハンカチで汗をぬぐう、いわゆる「北のエアー汗ふき」や、値段を言う際に異常に恐縮する「じゅうきゅうまん......はっせんえぇぇぇん」など、商品よりも社長が気になって仕方ない北マニアを続出させている。ちなみに北社長のキャッチコピーは「感動配達人」である。

「25ans」(アシェット婦人画報社)
2011年2月号
読者の約3割が世帯年収2,000万円以上というセレブ雑誌「25ans」。今月は、別冊付録「ハイジュエリーカレンダー」が付いていて、毎月めくる度に、ショーメやルイ・ヴィトンなどの数千万円~1億円超えのネックレスやリングが待ち構えています。もし独女の一人暮らしのアパートに貼ってあったら、いい哀愁が漂いそうなアイテムです。では、表紙も誌面もすっかり春色をまとった「25ans」を見ていきましょう。
新年、初日の出とともに枕元でかすかに聞こえてくる、『ゴットファーザー』のテーマソング。爆音、テールランプ、そして漢字いっぱいの旗(誤字多め)。久しぶりに帰省したと思ったら、地元に残るグリーンヘアー(もしくは紫)のヤンキーや暴走族の残党に、「だから地元って嫌なんだよ!」と悪態をつきつつ、彼らに憧れていた思春期の自分を思い出しませんか?
折しも、昨年の後半は市川海老蔵と元暴走族のイザコザのおかげで、六本木界隈、ひいては芸能界とアウトローの繋がりがクローズアップされたりと、なにかとアウトローが熱い注目を浴びています。おどろおどろしいフォントとエロ記事のせいで、女性にはにわかに遠い存在となっているアウトロー雑誌。そうは言っても玉石混交のごとく、女性こそぜひ見てほしい記事があることも、忘れちゃあいけません! というわけで、今回はサイゾーウーマンが2010年のアウトロー雑誌から、女性向けの記事をご紹介! 『男の勲章』なんてぬるい曲じゃなくて、『バージンブルー』でもかけて聞いてくれ~! なめ猫の下敷きと、ぶっとい眉毛の頃の工藤静香のポスターもお忘れなく☆

「STORY」(光文社)2011年2月号
「ニッポンの40代はもっともっと若くなる!」という、ダーウィンの進化論を真っ向から否定するテーマを掲げ、バブルの匂いを引きずる40代女性の生き方を全面的に肯定し続ける「STORY」ですが、ここ最近は相方である「美STORY」(ともに光文社)の激しいキャラ立ちや、40代向け女性誌「GLOW」(宝島社)の創刊など、方向性に若干の迷いも見られます。そもそも、イケてる旦那と自慢の子どもに囲まれて、所帯染みたことは何も気にせずカワイイ私(はあと)を夢想する雑誌なのに、このところは激しい「働け」押し。ウォッチャーとして、今後の展開は非常に気になるところです。

「日経ヘルス プルミエ」(日経
BP社)1月号
先月号にも小冊子の付録が付いていましたが、今月号も特別付録「糖尿病 予防&最新治療ハンドブック」が付いていますよ~。前回は別冊付録としてお役立ち感があったんですけど、今回は......そこまでではないかな。別に付録にせんでも本誌の中で普通に特集したらいいじゃん、と思っちゃいました。内容としてはけっこうギッシリしてます。
<トピック>
◎特集 疲れをリセット! 元気な女性は美しい
◎特集 心も体もホッとくつろぐお茶の時間
◎特集 おうちで手作り本格キムチ

「MORE」2011年2月号(集英社)
30歳前後のOLをターゲット(実際の読者はもっと上との噂も)に、混迷する女性誌業界の中でも常に安定した部数を稼いでいる「MORE」。地味目なファッションに身を包み、忍び寄る初期老化の波に怯えながらも、実は虎視眈々とブレイクを目論む......そんなアラサー女性の揺れ動く気持ちを常に代弁しています。その一方で「上手ちゃん」といった特異なキャラクターを入れてくる「MORE」ですが、今月は「上手ちゃん」のオトコ版とも言うべき"絶対彼氏"をぶち込んできたようです。一番現実を理解していそうで、一番現実から遠ざかった発言をするオンナ(独身に限る)が真っ先に喰いつきそうなネタですよ!
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