「VERY」川の字問題に見る、「妻であり母であり女である」ことへの限界

very201302.jpg
「VERY」2013年2月号/光文社

 毎月、決まったモデルが起用されることがなくなった「VERY」(光文社)の表紙に、今月は女優の竹内結子が登場しています。どうやら、映画『ストロベリーナイト』の公開に合わせた企画のようです。今まで、井川遥か滝沢眞規子しか表紙に登場しなかったので、女性誌では定番の「表紙の人インタビュー」が「VERY」にはなかったのですが、今回は竹内のインタビューも掲載されています。しかし、このインタビューは、「VERY」イズムに合っているのか合っていないのか……。 竹内は、別に「VERY」の「妻であり母であり女である」というアイデンティティで生きている人ではないので、雑誌の中でここだけ浮いてしまっているような気もしました。

<トピックス>
◎竹内結子さん、最近バージョンアップしてますか?
◎“変身”で新しい私を発見!
◎VERY世代に横たわる「川の字問題」

算数が苦手な子を救済する魔法!? 「プレジデントFamily」が公文式を大絶賛

prefami1303.jpg
「プレジデントFamily」2013年3月号
(プレジデント社)

 「プレジデントFamily」(プレジデント社)の今月号の特集は「算数がグンと伸びる!」、全編が算数克服と称した“公文アゲ”です。公文式創始者・公文公氏と息子・毅氏との物語「ある父親が与えた奇跡の教材」、小学生がつまずきやすい問題に公文式が答える「小学生の『3つの壁』徹底攻略」、さらに公文式教室に通う(通っていた)デキるお子さんたちの成長ヒストリー「算数でつまずいたら、どうしたらいい?」など、特集の大半が公文式の解説に費やされています。算数で悩んでいる親子に「逆に何でやらないわけ!?」という強制力まで感じてしまう内容です。

 「基本的な問題を繰り返す」「その子の理解度に合わせる」など、公文式の理念はとても素晴らしいものですが、「算数」という主要教科に対して、一教育企業のやり方を「ファイナルアンサー」として提示することへの違和感は否めません。今、なぜ公文なのか……早速中身を見て参りましょう。

『戦国鍋TVライブツアー』で心の桶狭間が決壊!? 武士ロックフェス完全レポート

 各地で好評オンエア中の歴史バラエティ番組『戦国鍋TV~なんとなく歴史が学べる映像~』。先日、番組の人気コーナー「ミュージック・トゥナイト」出演ユニットによる初のライブツアー『戦国鍋TVライブツアー~武士ロックフェスティバル2013~』が開催され、そのうちの1月9日のZepp Tokyo公演に行ってきました! 歴史上の人物がアイドルユニットやロックバンドになって登場する音楽番組風コーナーの出張版で、昨秋には横浜赤レンガパークに約9,000人を集めた人気ライブだけに、この日のチケットももちろんソールドアウト。

 会場付近には寒空の下にもかかわらず、グッズのTシャツを着てタオルを首にかけたお客さんがいっぱいで、確かに“ロックフェス”なノリ。それに混じって、赤と青のジャケットに身を包んだ「信長と蘭丸」風の人や、ブレザー&チェックスカートの制服姿でネクタイに推し武将(?)の名前を書いた「AKR四十七」風の人など、コスプレ参戦組もちらほら。お目当ての出演者を聞いてみると、「久しぶりに相葉裕樹くんが『戦国鍋TV』のイベントに出るって聞いて。楽しみすぎます!」「間宮祥太朗くんのファンで。まだ19歳なんですけど、すごくカワイイですよね」「歌がすごく上手い平野良くんです。今日は歌がたくさん聞けたらいいなぁって」と、好きな俳優がそれぞれ決まっている様子。年齢も10代後半~30代後半ぐらいと幅が広い観客の皆さんです。グッズ売り場をのぞいてみましたが、早い時間帯に限定サインライトやTシャツ、パンフレットなどほとんどのグッズが完売してしまったそう。

中村うさぎ&中瀬ゆかりと新宿2丁目――「マ○コがダメならア○ルを使え」

左から、肉乃小路ニクヨ氏、中村うさぎ氏、中瀬ゆかり氏、ブルボンヌ氏

 サイゾーウーマンの開店休業中コラム「女優女優女優!」でもおなじみのブルボンヌ氏率いるCampy!ガールズがゲイミックスバー「Campy!bar」をオープン! それを記念して前夜祭が開催され、そのトークショーに中村うさぎ氏と中瀬ゆかり氏の両姐さんが登場しました。

 17日に「Aisotope Lounge」で開催されたこの前夜祭は、Campy!ガールズ(ブルボンヌ、キムコ・ヒルトン、ドリュー・バリネコ、L子、よしの)やドラァグクイーン(肉乃小路ニクヨ、バビ江ノビッチ)によるショー、イケ面&イケBODYのGOGO BOYにボールダンサー、さらにはあのRIP SLYMEの某氏がDJ ususとして登場するなど、まさにこの世の桃源郷といった様相。そんな魅惑の空間に登場した、中村うさぎ氏&中瀬ゆかり氏は「酒と泪とオカマと女」をテーマに、Campy!ガールズとトークを展開しました。

浮かれテンションの「AneCan」が“最強にかわいい”と推奨する「ちゅん顔」って?

anecan1302.jpg
「AneCan」2013年2月号(小学館)

 2013年、一発目の「AneCan」(小学館)は看板モデル・押切もえの決意表明から見てみましょう。いつも理想を高く持ち、過剰な自分探し・自分磨きをしてどんどん自身の魅力を磨き落としていくもえちゃん、ファンもウォッチャーもハラハラさせられています。連載「shikiri BE-DO!」によりますと、今年の目標は「弾ける年」。モデルとしては1カット目からグッと入り込んでイメージ以上の写真を残したい、テレビではもっと的確に主張を伝えられるようになりたい、「見る力」を養って人の気持ちがわかる心優しい女性になりたい、と今年も前のめり!! 磨きすぎて今年中にあの細い体がなくなるんじゃないかと心配になるぐらい、自分磨きへの決意は固いようです。

 もえちゃんの頑張りは痛いほどわかるのですが、白鳥も水面下でもがいているからこそ人々から愛でられるのであって、もえちゃんは「巨大水槽に沈まされている上島竜兵or出川哲朗」のように全身でもがいています。水槽に落とされるイジられ芸も頻度としては少ないから笑えるのに、もえちゃんは四方八方で「がんばり告白」しちゃうので食傷気味。頑張れば頑張るほど見る側が苦しくなるもえちゃん、いつか「今年は頑張らない」と言ってくれる日が来ることを待っています。

<トピック>
◎友里OLの「あったかくて、ちょっと甘い」1月の1か月コーディネート
◎最強にかわいい! “ちゅん顔”をマスターせよ!
◎今年こそ!「朝充」な女になる

ぽっちゃりさんの憧れ・磯山さやかが、「steady.」で見せたいじられモテ術

steady201302.jpg
「steady.」2013年2月号/宝島社

 「steady.」(宝島社)レビューで毎号注目してきた連載「石原さとみのAtoZ」。これまでは、各アルファベットにちなむテーマで、石原さん自身が語っていくという形式だったのですが、今月の「G」では、なんと占い師タレント・ゲッターズ飯田に占ってもらっています。いやぁ、自由なページですこと。

<トピック>
◎石原さとみのAtoZ「G」
◎着やせ着まわし31days
◎今年こそ結婚したーい!!

「女性にとって期限があるのは出産だけ」白河桃子が伝えたい唯一の「後悔」

zyoshitosyukatsu_syoei.jpg
『女子と就活』/中央公論新社

前編はこちら

――白河さんからご覧になって、今の20代の女性はいかがですか?

白河さん(以下、白河) 現実的ですよね。私は30代の婚活中の人をいっぱい見ていますが、それと比べると、本当に現実的。

福島さん(以下、福島) 私と同年代の今大学生って、大人に「大変だよ、大変だよ」って脅されて育ってきているんですよ。ぼんやりしていたら、幸せになれないって刷り込まれているんですよね。それで疲れてしまうこともあります。

白河 それもまた不幸ですよね。私はバブル世代なので、危機感みたいなのが薄いと思います。10歳くらい年下の奥さんに、「白河さんのところはバブル夫婦なんだから、ちゃんと貯金しないとダメですよ」って言われたりするんですよ。皆さんは生まれてからずっと不況ですものね。でも、ご両親はバブル世代ですよね。

福島 はい。基本的に呑気(笑)。でも、「僕たちみたいじゃいけないよ」って言われます。

林さん(以下、林) そうそう、「私たちの時はこうだったけど、あなたの時代は厳しいから」って。

白河 バブル世代に脅されているんだ。でも、今って悪い時代じゃないんですよ。昔の女性みたいに結婚を強要されることもないし、子どもを産む機械扱いされることもないし、女性がある程度働ければ、何でもありな世界なんです。今までの日本人は、人生の選択なんてなかったでしょう? 大学出たら会社に入って、企業のパーツになって、女の人は会社の中で誰か相手を見つけて結婚して辞めて、そこから外れると「負け犬」と言われて揶揄されたりしたんですけど、今はもう何もないですよ。「そうならなきゃいけない」みたいな幻が残ってるだけで。

小貫さん(以下、小貫) 確かに日本人は、人目を気にしすぎて、「○○でなきゃいけない」と思いがちな気がします。

「結婚したかったらまず就活!」白河桃子が、「アンチ婚活」の女子大生に熱弁!

zyoshitosyukatsu00.jpg
白河桃子さん(前列)と、現役女子大生の小貫さん、林さん、福島さん(後列左から)

 最近では、すっかり日常的な言葉となった、「婚活」。この言葉の生みの親ともいえるジャーナリスト・白河桃子さんが『女子と就活』(中央公論新社)を刊行した。『「婚活」時代』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『妊活バイブル』(講談社)、そして『女子と就活』の三部作を通して、白河さんが女性たちに訴えたいこととは何なのか。「婚活って何か怖い……」と語る現役女子大生3人を交えて、座談会を行った。

――白河さんは以前より、「女性の専業主婦希望」に対して警鐘を鳴らす著書を執筆されており、以前サイゾーウーマンでも、『専業主婦に、なりたい!?』(講談社)のインタビューでその辺りのことを語っていただきました。『女子と就活』でも、女子大生の専業主婦願望を指摘されていますが、女子大生のみなさんはいかがですか?

福島さん(以下、福島) 私は嫌ですね! 母は結婚して、仕事を辞めて専業主婦になり、今現在パートをしています。母自身も仕事を辞めて後悔していると言っていたんですが、反面教師というか(笑)、母とは違う生き方がしたいなぁと思っています。

林さん(以下、林) うちの母も専業主婦ですよ。私を産むまでは働いていたそうですが、出産後はパートにも出ていません。私は、絶対専業主婦がいいとか嫌とか、はっきり決めてはいません。「出産しても辞めたくない」と思える、好きな仕事に出会えるかで変わるかなぁ……と。今は、外国語を専攻しているので、語学を活かせる仕事がしたいと考えています。

小貫さん(以下、小貫) 私の母は歯科医で、出産してから1~2カ月で仕事に復帰しているんです。だから、私は子どもの頃、専業主婦という存在が身近じゃなくて、『クレヨンしんちゃん』(双葉社)の世界の中だけにいると思っていました。なので、今のところは出産後も働きたいと考えていて、そのために、業界や職種よりも、「出産後も仕事を続けられるか」ということを第一条件に会社を調べています。でも、そういう会社に入れなかったら、出産後に退職するということになってしまうかもしれません。

夫の存在感ゼロ! 「日経ウーマン」超人ワーキングママの充実した日々

nikkeiwoman201302.jpg
「日経ウーマン」2013年2月号/日経BP社

 さまざまな新連載がスタートしている「日経ウーマン」2013年2月号(日経BP社)、注目すべきは「佐藤佳菜子の賢い女子のオシャレLesson」です。記念すべき第1回は、「まじめな印象の白シャツももっと楽しく着こなせる!」と銘打って、白シャツの肩の上に抹茶色のニットカーディガンを羽織るという「石田純一先生リスペクト」としか思えないステキなコーディネートを提案しています。一周まわって最先端ファッション……なのかも!

 そして1年ぶりに表紙&インタビューに登場した竹内結子は、なぜかぼさぼさのロングヘア、寝間着のような白っぽい上下という出で立ちをさせられて、今にもお得意の幽霊役ができそうな雰囲気に……。「日経ウーマン」=仕事もプライベートも真面目に頑張るけれど、今いち垢抜けない雑誌という位置づけは、今年も変更なしで大丈夫そうです!! 「貯め方&備え方」「時間術」「学び」「マナー」等々、お馴染みの見出しが並ぶ特集記事を、早速チェックしていきましょう。

<トピックス>
◎私が変わる!新★習慣
◎毎日が充実!働く女性の時間術
◎最強の開運生活&パワスポ2013

少女まんが誌の年賀状には、時代ごとの「きゃわゆい」が詰まってる!!

 あけましておめでとうございます☆ゆかしな所長です!! 年末の大掃除もしてねーのに、ボーッとしていたらあっという間にお正月休みが終わっちゃって、ま~た慌ただしい毎日が始まっちゃったよ……(ため息)。せめて、せめてもう少しだけ、お正月気分でいさせてくれ~ッ!!! 昭和の少女まんが雑誌のお正月特大号(1月号)には、毎年、作家描き下ろしの年賀状が付くことが多かったのだ。というわけで、70~80年代少女まんが雑誌の、かわゆ~い年賀状ふろくを年代別に並べてみたよ。雑誌を買った者でないと手に入れることのできない、あのスペシャルな高揚感をみんなで思い出そうぜ☆

☆1974年「りぼん」(集英社)1月号ふろく「人気まんが家コミック年賀状」

ichijyo-01.jpg
一条ゆかり先生によるイラスト。ラブラブな2人がかわゆい。そして、
さすがのオサレ・ファッションコーデ!! ちなみに、この号から『こいき
な奴ら』の新連載が始まっている。

nogami-02.jpg
のがみけい先生のイラスト。一条先生のもそうだが、「お正月」感がまっ
たくないところが逆に新鮮である。ちなみにこの時代は、はがきを10円
で送れた時代だった。