「名前負け」「説明不足」、高濃度なソルティースポット・平安神宮を歩いた

 京都は、世界屈指の観光地。そして女の憧れの地である。美味いもん食って、寺社を見て、お洒落して、勉強する。何でもかんでも「京都でする」のが女の憧れなのだ。女性誌はこぞって京都特集を組み、ガイド本や京都観光エッセイがボロボロ出版されている。確かに京都には歴史がある。名産品がある。美味がある......そして誰も取り上げないけれど「しょっぱい京都」もある。

 しかし京都のほんとうの魅力は、こういうソルティーなところにあるのだ。上品ぶっている女性誌では取り上げないほんとうの京都の姿を、しっかり焼き付けて欲しい。そうだソルティー京都、行こう。

エイズ村、売春宿……男女差別と社会格差の中で生きる『中国の女』

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『潜入ルポ 中国の女』(文藝春秋)

「男の子を産まないと、一人前の女じゃないから」

 エイズに侵され死に瀕しながらも、男の子を産むために3度出産した女性は言った。中国の貧しい農村、文楼村は村民の半数がHIVキャリアの「エイズ村」と呼ばれている。生きるために自らの血を繰り返し売った結果、不潔な器具がウイルスを拡大させた。

少女マンガにおける、「女の性の解放」と「男の処女性信奉」の落としどころ

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『甘濡れ・Eve』(佐々木 柚奈、小
学館)

――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてきぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史に燦然と輝く「迷」作を、紐解いていきます。

 女性の社会進出が進み、女もいろんなものが手に入るようになってきた。仕事、非婚の選択、年下男......。女の出世はまだまだ障害が多いものの(つい最近もアメリカで訴訟問題になっちゃったし)、女の性に対する大らかさの発展には目を見張るものがある。

Mサイズ信仰、リバティ族……裁縫したいオンナたちの虚栄とプライド

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『裁縫女子』(リトル・モア)

 良妻賢母のアイコンとして、女性の数少ない生業として発展を遂げてきた「裁縫」。女性の社会進出と時を同じくして既製服が一般化し、「裁縫」がジェンダーの意味合いを失いつつある現代、女は何を求めミシンの前に座るのか。「裁縫したいオンナたち」の本音がふんだんに詰め込まれている『裁縫女子』(リトルモア)を上梓した、イラストレーターでソーイング教室を主宰するワタナベ・コウ氏に、裁縫と女性の微妙な距離感について伺った。

「an・an」が、復活愛のためにプロの「復縁工作」をオススメしている

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「an・an」(マガジンハウス)2011年
4月27日号

 春夏秋冬問わず、年中恋愛に前のめりの「an・an」が全力で送り出してきたと思われる今号の特集「いい恋の始め方 ダメな恋の終わらせかた」。好きな人を作ろう、恋をしよう、と読者は年中「an・an」に言われて疲れているのに、今度は恋の「質」を見極めようとしているようです。そういえば、こないだは「浮気」を推奨してたけど、それっていい恋orダメな恋?

「I LOVE mama」がデコ弁を捨てて、料理の基本に戻った「AKC学園」

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「I LOVE mama」(インフォレスト)

2011年6月号

 いろいろな意味でどれを食べていいか分からない、「キャラ弁」や「デコ料理」ばかりがフューチャーされてきた「I LOVE mama」。しかし、ここにきて"基本に立ち返ろう"という動きが。食材の選び方、切り方、だしの取り方など、今月号には料理の基礎をあらためて学べるブックインブックが封入されています。これも震災の影響でしょうか、レビューでも取り上げた「ミッキーマウス形ぶり大根」などエッジの利いたメニューは影をひそめ、「生姜焼き」「さば味噌煮」「鶏のから揚げ」「肉じゃが」など茶色っぽいメニューが多数紹介されています。「節約と定番料理なんて、こんなのラブママじゃな~いっ!」と憤慨するファンの皆さま、どうぞご安心ください。この別冊付録のタイトルは「AKC学園~"ア"イラブママ的、"基"本中の基本の、"ク"ッキング」。謎の略称で読者を混乱させる本誌の心意気に、揺らぎはないようです。それでは中身を拝見します。

苫米地英人が人間関係や子育てについての悩みに答えた『薔薇色脳』

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『薔薇色脳』(主婦と生活社)

 異色の脳機能学者・苫米地英人氏による『薔薇色脳』(主婦と生活社)。これまでビジネスマン向けの自己啓発本を多く手掛けてきた氏でしたが、今作fでは「週刊女性」の連載をまとめたということもあり、専門用語を使わずに日常の悩みに対して脳機能の視点から答えていくという。Q&A方式で答えており、その相談内容も「子育て」「対人関係」「アンチエイジング」と多種多様。実際にどんな内容かを見てみると......。

女の評価軸はどこで変わる? ぺヤングマキが「オバちゃん問題」に斬り込む

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主宰のぺヤングマキ氏

 女の"みみっちい業"を描き続ける、溝口真希子ことペヤングマキ率いる劇団「ブス会*」が4月17日から新作『淑女』を上演する。これまで、AV女優やデリヘル嬢、スナックに出入りする女たちなどを描いてきたペヤングマキが今回のテーマに選んだのは「女のオバちゃん問題」。年齢の異なる4人の女が「オバちゃんになる」という問題に振り回される群像劇。毎回女のチマチマした自慢や嫉妬、ホメ合いを細かい会話で、笑いながらもグサッと刺さる言葉で女の現実を浮き彫りにしてきた彼女は「オバちゃん問題」をどう見ているのだろうか?

50代のファッション誌、「HERS」で萬田久子のお転婆ぶりが止まらない!

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「HERS」(光文社)2011年5月号

 「JJ」、「CLASSY.」、「VERY」、「STORY」と、数々の女性誌を世に送り出している光文社が発行する、50代女性向け「HERS」が女性誌レビュー初登場です! コンセプトは「『まだ50、もう50』。ズルく、可愛く、美しく。まったく新しい50代女性のためのファッション誌(媒体概要より)」とのことです。元ミス・ユニバースの萬田久子が表紙で着た服は必ず売れるというジンクスまであり、創刊3年にして、本誌売り上げも伸びているアラフィフ雑誌。今月号の特集は「『お転婆シンプル』コーディネートBOOK」。いったいどんな世界が広がっているのでしょうか。それでは早速中身を見ていきましょう。

兵役ボディーに抱かれたい!「an・an」が韓国男子との付き合いを指南

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「an・an」(マガジンハウス)2011
年4月11日号

 ついこないだ韓国特集をやったばかりな気がしますが、今週の特集も「2泊3日の週末ソウル!!」です。セックス、恋愛、コスメと「an・an」(マガジンハウス)の十八番特集はいくつかありますが、韓国ってカテゴリも増設されたようです。しかし、表紙のKARAもソウルの街歩きガイドも「HANAKO」(同)でやりゃあいいじゃんという内容だったので、その他のページをチェックしていきます。