「美STORY」がまたもや"イタいー"平子理沙信者を"ぶちゃ"と痛快酷評!

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「美STORY」7月号(光文社)

 今月号の表紙は、みんな大好き永作博美。ということで、毎月表紙の女優に対して鳥肌が立つくらいホメまくる齋藤薫先生のコラムですが、いつにも増してただならぬエクスタシーを感じさせる文章になっていました。「とてつもない引力をもつ」と始まり「ちょっと尋常でないモテ方をしている」と飛ばす飛ばす。来たぞ~と思ったら、永作モテの根拠は、

「"お笑い芸人"が選ぶ『俺たちのNo.1女性芸能人』の2008年度のNo.1になったこともある」

 だって。えっそこ!? 永作博美語りに、子どもに見せたくない番組8年連続1位の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)のランキング(しかも3年前)を出すの!? と驚いていたら、こちらを見透かすようにすかさず「"お笑い芸人"たちの女を見る目を侮ってはいけない」と来た。「彼らはいわば"人間"を読む天才。でなければ笑いなどつくれない。人間観察にたけている。(中略)しかも彼らは巧みな会話のキャッチボールこそ、人生の喜びと思っている人たち、女にはひとつの大前提として知性と感性を求めるはずなのだ」と、お笑い芸人を15行にもわたって大げさに賛美礼賛。永作をホメるために、まずロンハー芸人をホメまくる。すげえ。尋常でない引力をもつ薫マジックです。

チビ子がいれば人生逆転ホームラン? 「I LOVE mama」の結婚観

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「I LOVE mama」(インフォレスト)
2011年7月号

 先月号で料理の基本に立ち返ろう企画「AKC学園~"ア"イラブママ的、"基"本中の基本の、"ク"ッキング」を立ち上げていた「I LOVE mama」。今月のブックインブックは「美ママ発!エコごはんPJ(プロジェクト)発足」と題して、地球と財布と体に優しいレシピを紹介。クールビューティー読モの木口千佳ちゃんが「エコトクくん(魚焼きグリルに敷き詰めるセラミック石)」を買い求めている姿を想像して、胸熱になるのは私だけではないはず。悲壮感なく節約を遂げる「I LOVE mama」。今月は私たちにどんな盛りマジックを見せてくれるのでしょうか。さっそく今月のラインナップへ。

"少女"マンガのおける恋愛描写の見本は『好きしか知らない』に限る!

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『好きしか知らない』(集英社)

――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてきぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史に燦然と輝く「迷」作を、紐解いていきます。

 少女マンガの基本は「恋愛」だ。女と女の恋愛は最近こそ光が当たり始めたものの、基本的には男女や男男モノの恋愛模様を描いて、少女マンガは成り立っている。そこで行われる、いいことやちょっぴり悪いこと(少女マンガにはすごく悪いことは描かれない)を疑似体験して、大人になっていくのだ。

下着に反応! アメリカ人の考えた浮気チェックキットがスゴイ

 新緑の輝きがまぶしいわ。そんな時間でもワタシはひとり。こないだの長期休暇に海外へ出かけた女子も多いみたいだけど、そんなの小娘のやること。ふっ......みんなまだまだね。いい女こそ、都心でじっくりオンナを磨くのよ!!

深澤真紀氏の至言「結婚=自意識の発表会」ではなく、制度として参加すべき

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"リアルな結婚"を容赦なく語って
くれた深澤真紀氏

 婚活がブームから定番化し始めている。女性誌は"結婚によって輝ける私"をうたうマシーンと化し、そもそも「結婚」とは何であるかを見えにくくしている。深澤真紀氏の近著『結婚問題』で描き出されるのは、歴史的な考察とデータを用い、希望的観測を排したところにある、制度としての結婚。「結婚=制度」という思想は、結婚市場でさまようウエディングジプシーにどんな影響をもたらすのか、話を伺った。

――結婚の「参考書」と銘打たれた本書『結婚問題』。客観的な結婚制度についての話を書こうと思ったきっかけは?

「『女子』でごまかすな」女子力でから騒ぎする「AneCan」にミッツが指摘

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「AneCan」2011年6月

 創刊5年目、「AneCan」(小学館)の表紙は押切もえとIKKOのツーショット。微笑む二人をバックに「女子力って、何だ!?」という唐突な問いかけのキャッチが......。これを見て、筆者が瞬間的に覚えたのは危機感でした。ついに、流行りのオネエタレントの力を表紙に借りなければ人の目を引くことができなくなるほど「AneCan」は弱体化してしまったのでしょうか!? 思えば、蛯原友里が姉妹誌「CanCam」(同)から移籍してきた当初は、"脱エビちゃん"を目指す誌面の苦心が見えていたのですが、最近は、もえ&エビの万年マンネリコンビ+高垣麗子で全く目新しさがない上に、はしゃいだポージングも見ているだけで悲しくなっていました。IKKOを客寄せパンダ的に表紙に採用したのも頷けます。久々に「AneCan」レビューを発信しなくては! という使命感にも似た想いに駆られ、雑誌を手に取りました。

プラダジャパン、読売新聞社……巨大組織の暗部を照らす『告発の行方』

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『告発の行方』(鹿砦社)

 一般的に、何らかの組織に属していれば、その中で個人の正義を貫くことは難しい。組織にとっては個人の正義よりも組織の安定が最優先事項であり、個人が声高に訴えたところで、それが例えば会社であれば、降格や左遷など今までの日常が壊されるリスクの方が高いからだ。

 『告発の行方―知られざる弱者の叛乱』に寄稿した6人の「告発者」たち(すべてが組織に所属しているわけではないが)は、リスクよりも正義を取った。そして、その代償は想像よりも大きかった。

骨折のリスクを負ってまで9センチヒールを履く「HERS」読者

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「HERS」(光文社)2011年5月号

 萬田久子あっての雑誌「HERS」、女性誌レビュー2度目の登場です。彼女が表紙で着た服は飛ぶように売れる「萬田効果」なるものがあるそうですが、膝上20センチのデニムスカートに、足首まであるマキシ丈のシャツワンピースを羽織っている今回のコーデをまねできる読者は果たして何人いるのか。萬田久子の身長は167センチ。150センチ台の読者がまねをしたら、シャツワンピースは引きずることになってしまいます。年齢だけでなく身長でも読者をふるいにかけるのか、と思ったら、今月号のスタイリングはすべて萬田久子私物でした。さすが元ミス・ユニバース。一般人にはハードルの高いコーディネートですね。では、本誌を見ていきましょう。

<トピック>
◎萬田久子さん デニムで遊べる夏が来る!
◎手に入れたいのは「抜け感」です
◎浅野温子さん 50歳。「白い服」適齢期

「3.11」以降の「VERY」はどうなる? 「お受験」「教育」に大きな変化

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「VERY」11年6月号/光文社

 今月の大特集は「白ファッションで石鹸香る、イイ女」です。う~ん、ツイスト「燃えろいい女」を思い浮かべると暑苦しいですが、井川遥の表紙はとってもさわやか。リードによると、

「石鹸の香り。その優しく清潔感があって母らしい香りは自分自身も心地よく、パパも子供も、そしてママ友からも好かれる香りです。(略)今月号では、石鹸香るファッションを考えました。――結論は白。」

"違いの分かる"女はOVER40男が好き!? 「an・an」が読者にオヤジをオススメ

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「an・an」2011年5月18日号(マガジ
ンハウス)

 「春コスメ」特集をして2カ月も経っていないのに、今号は「夏メイク」特集でございます。過去の特集を振り返ってみたら、毎月1冊はコスメ・美容の特集が組まれていました。読者との需要と供給が合致しているとは思えませんが、広告主とマガジンハウスの需要と供給のバランスはゴールデンポイントで合致しているようですね。いつも通り、大特集はスルーしてその他の企画に注目していきます。