小さな差異でこそマウントを取りたがる、“下に見たい”欲望の正体

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『下に見る人』(酒井順子、角川書店)

 容姿・年齢・職業・年収・モテ……人に優劣をつける基準は無数に存在する。どんな基準であれ、自分と人を比べて下に見たことが一度もない、と言い切れる人は少ないだろう。ママ友、会社の同期、久しぶりに会う同級生――そんな他人と向かい合う時、「どちらが上で、どちらが下か」という勝ち負け感覚に無頓着ではいられない。あからさまにマウントを取って勝つことで生き抜いている人も、ひそかに負けたことを気に病んでいる人も、そんな不毛な戦いからちょっと離れたい時に読みたい本が『下に見る人』(酒井順子、角川書店)だ。

 『負け犬の遠吠え』(講談社)で知られる著者による本作は、自らの人生のさまざまな局面で、人を下に見た経験、逆に下に見られた経験を振り返りつつ、「下に見る人」の欲望の正体にメスを入れていく。

「CLASSY.」の“西海岸・東海岸男子”の具体例が究極の二択すぎる!

「CLASSY.」2013年3月号(光文社)

 「CLASSY.」(光文社)の表紙といえば、不動の小泉里子です。 “ブランドコンセプター”という謎職業のダンナが気になるものの、色気やビッチ感をゴリ押しするわけでも、セレブ意識丸出しにするわけでもなく、年相応に落ち着いた、ごくごく平均的な女性モデルのお手本のような人ではないでしょうか。そんな小泉さんの連載が「里子を作る12の色」。その季節に合った“色”をフィーチャーし、それにちなんだ私物を紹介したり、色にまつわる思いを語ったりするわけですが、優等生モデルのさがなのか、これが爆裂にフツー。今月のカラーである「ピンク」に関しては「ピンク=女のコ」「大のパンツ派で、地味色やメンズライクなファッションの好きな私が唯一自然体で女のコでいられる色」「今日も私の中の女のコな部分を引き出してくれます」。なんだか無理やり「女のコ」を連発しているような……。SHIHOや梨花が同じことを言ったら全力でツッコまれることでしょうが、小泉さんにはなぜか「触れてはいけない」壁のようなものを感じてしまいます。「私をネタにはさせなくってよ!」という気合がね……。

<トピックス>
◎デニムを変えればオシャレも変わる!
◎バレンタインデートは“頑張らない服”が正解
◎「早婚」「適齢婚」「晩婚」それぞれのメリット&デメリット

3.11以降待たれていた最高のヒーローを描く、今注目すべき女子マンガ

 年末年始のマンガ界はランキング本や賞レースで賑わいます。先ごろ候補作が発表された「マンガ大賞」を筆頭に、玄人筋に人気の「文化庁メディア芸術祭マンガ部門」、そしておなじみ『このマンガがすごい!』(宝島社)と雑誌「フリースタイル」(フリースタイル)の「このマンガを読め!」の両ランキングは、あらゆる点においてマンガファンが注目するところでありましょう。今回はそれらにランクイン、または受賞した作品の中から、女子マンガファンが今年注目すべき作品・作者をご紹介いたします。

渡辺カナ『星屑クライベイビー』(全1巻/集英社/420円)
「このマンガがすごい!2013」オンナ編第18位

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 もしかしたら椎名軽穂先生、咲坂伊緒先生に続くヒットメーカーとなるやもしれない才能の誕生です。第2短編集が見事ランクインした渡辺カナ先生に、私は単なる「王道」以上の何かを見ました。

無難な子育て誌「ひよこクラブ」に、マイウェイの女王・中西モナが登場!

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「ひよこクラブ」2013年2月号(ベネッ
セコーポレーション)

 「ひよこクラブ」(ベネッセコーポレーション)に掲載されている、ほしのあきが“赤ちゃんとのはじめて”を報告する連載。今月は「はじめてのハプニング」と題して、去年4月に生まれた赤ちゃんがはいはいし始め、「ワンちゃんのトイレシートで遊んでしまった」ことを告白。その横には、両手を広げ「ワオ!」って感じに口を開けてかわいくポーズをとったほしのさんの写真が。そうなんだよね、気をつけていてもビックリするものを触ってたりしますよね、赤ちゃんは……って、違うやろ! お前さんの今月報告すべき「はじめてのハプニング」は、“夫の浮気現場写真が「女性セブン」(小学館)にスッパ抜かれた”やろが! 旦那さん、ソファの上で女の子に覆いかぶさっちゃって、完全に股付近をまさぐってますよね!? 気をつけていてもビックリするものを触ってたりするのは、赤ちゃんもダンナも一緒! それを身をもって教えてくれるほしのさん、嫌いになれません! 

<トピックス>
◎ほしのあきの“赤ちゃんと私のいちにちいっぽ”
◎有名人ママ&パパ 泣きやませ&寝かしつけ 楽ワザ教えて!
◎男の子・女の子の育て方&育ち方

サプライズ男の浅はかさを暴いた、「Ray」の「打てば響く」という女性像

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「Ray」2013年3月号/主婦の友社

 寒さが身に沁みる今日この頃ですが、女性誌にはひと足早く春の気配が漂っています。「Ray」3月号(主婦の友社)の特集「パスポートアイテム★着こなしカレンダー」には、冬のアイテムと一緒に使える春のトレンドアイテムがたくさん紹介されています。「肩開きデザインが大HITの予感!」「街中みんな透け×2ブーム!」「ネオンカラーっぽいパステル」など、目にも鮮やかな春ファッションに心躍りますが、よくよく見ると、「夏までOKなフレッシュ小物をとことん楽しむ」など、とにかく「長く使いまわせるものを」という魂胆が見え隠れ。不況下の女子大生の堅実さに感心しながらも、さすがに「2~3月にイエロークリアサンダルはどうなの……?」と思わずにはいられません。季節感を追いかけていたら、思わず追い抜いてしまったうっかり者の「Ray」を今月号も見ていきましょう。

<トピックス>
◎パスポートアイテム★着こなしカレンダー
◎Ray世代のハピネス家計簿
◎プリ娘。の部屋

出世の妨害、世間の偏見!? 男性の育休取得のハードルはなぜ高い

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主夫ともだちと積極的に交流し、楽し
みながら育児をしている堀込さん

(前編はこちら)

―—堀込さんは実際に育休を取得されていますが、男性の育休取得率が低い要因は、どんなところにあると思いますか?

堀込 私が2年間の育児休業を申請した時、上司に言われた言葉は「同期に置いていかれるぞ」「人生設計どうなってるんだ」でした。それはイヤミではなく、親身になって心配してくれたんです。それで、1~2時間ずつ、3回も話し合いをしたんですよ。最終的には認めてくれたんですけど。そこを乗り越えてまで取得したいと思う人が、少ないのではないでしょうか。

叶井 3回も話し合ったの!?

東大卒の主夫と元ヤリチンが、男の育児参加を阻む“見えざる壁”を語る

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「母乳以外はパパ・ママという性別は関係ない」と話す堀込さん(左)と
叶井さん(右)

 厚生労働省によると、2009年10月~10年9月までの育児休業取得率は、女性87.8%に対し、男性は2.63%。「イクメン」ブームなどの影響で育児に興味を持つ男性が増えてきたとはいえ、まだまだ少数派と言わざるを得ない。

 『子育て主夫青春物語』(言視舎)を上梓した堀込泰三氏は、仕事の都合で育休が取れなかった妻に代わり、大手自動車メーカー在籍中に2年間という異例の長期育休を取得。職場復帰後しばらくして育児に専念するため退職したという主夫経験者だ。そんな堀込氏と、マンガ家・倉田真由美の夫で、サイゾーウーマンで育児日記を連載中の叶井俊太郎氏が、男性の育児参加を阻む見えざる壁について語り合った。

「婦人公論」がカオス! 泉ピン子を黙らす、かなりアレな人物が降臨

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「婦人公論」2月7日号(中央公論新
社)

 今号の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「今日からはじめる心のレッスン イライラしない人には“福”が来る」です。そして表紙は大竹しのぶ。どピンクのスカートの上に黒いメッシュを巻きつけた、素人目には判断しかねるファッションで登場しています。まるでケモノ肉に黒い網脂を巻いた魔女料理完成! といったところ。しかしそんなマジカルファッションも、この方の「個性派」「演技派」「あの明石家さんまを本気にさせた」という看板のもとに集約されていくのでありましょう。う~ん、考えてみたらこの“大竹しのぶ”という女優さんこそ、「中年女性をイライラさせる存在」じゃないですか。インタビューでも、仏の伝説的歌手エディット・ピアフの生涯を描いた舞台『ピアフ』で、「ピアフは精神的にも肉体的な治療にも薬を常用している状態だったので、演じている私の身体も痺れたりするのですが」と憑依女優っぷりをさらっとアピール。女優としての大竹しのぶを徹底してくれればいいのですが、「普段の私は、娘のIMALUからエネルギーをもらっています」という“母”の一面を出すことも忘れないこの用意周到さ。黒い網脂、己のジューシー余すことなし!!

<トピックス>
◎イライラしない人には“福”が来る
◎上野千鶴子のニッポンが変わる、女が変える
◎石川道子×泉ピン子「資源の分かち合い」ができれば、戦争もテロも不要になる!?

岩井志麻子が新成人に助言、「若さよりも、一生もののフェラテクを磨け」

 去る1月14日の成人の日、「せっかく大人になったんだから、もっとエロいことを楽しんで!」ということなのか、女性向けのエロティックな動画ばかりを集めた無料サイト「GIRL’S CH(ガールズシーエッチ)」 がオープンしました。それを記念して「男子禁制!オトナの成人式」が開催され、新成人女性たちを迎え入れたトークショーやアンケート調査が実施されました。

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(左から)テリー伊藤、壇蜜、岩井志麻子、内田春菊が一挙集結!!

岩井志麻子が新成人に助言、「若さよりも、一生もののフェラテクを磨け」

 去る1月14日の成人の日、「せっかく大人になったんだから、もっとエロいことを楽しんで!」ということなのか、女性向けのエロティックな動画ばかりを集めた無料サイト「GIRL’S CH(ガールズシーエッチ)」 がオープンしました。それを記念して「男子禁制!オトナの成人式」が開催され、新成人女性たちを迎え入れたトークショーやアンケート調査が実施されました。

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(左から)テリー伊藤、壇蜜、岩井志麻子、内田春菊が一挙集結!!