万古不易のイビリ連鎖を断ち切る、高らかなる宣言書『いびられ嫁の復讐』

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『いびられ嫁の復讐』(講談社)

 義理とは、人として守るべき正しい道のことを言う。一方で付き合い上しかたなしにする行為のことも言う。結婚して新たにできた家族親族を「義理の~」と表現した日本人は本当に頭が良い。夫の親から見れば「夫に従い、夫の両親を敬う」のが嫁の正しき義理道、嫁にしてみたら「結婚して自動的に加入させられた」義理家族。二つの意味の間をグラグラと揺られながら、ニッポンの嫁姑問題は解決をみることなく先延ばしにされてきたのである。

 とは言うものの、21世紀のこの世。「何このお味噌汁のしょっぱいこと! 私を殺す気かい?」「あ~らお義母さま御免なさ~い。ハイお砂糖」なんてやり取りは、サラリーマンが頭に巻くネクタイぐらいに風化していると思っているそこの貴女! 確かに嫁共感番組『ど~なってるの?!』(フジテレビ系)、姑応援番組『午後は○○おもいッきりテレビ』(日本テレビ系)が終了し、伝統的な嫁姑のやり取りは一時期私たちの視界から消えた。しかし、たとえ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)が終わっても、積年の恨みツラみがそう簡単にグランドフィナーレを迎えるはずはない。姑の嘆きはAMラジオの人生相談へ場所を移し、嫁の復讐はさらにアングラ化する。その代表格であるのが2ちゃんねるの人気スレ「義実家にしたスカッとするDQ返し」である。

"育児をクリエイト"したがるパパだらけ! 「nina’s」から漂う新たな臭み

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「nina's」(祥伝社)3月号

 隔月のお楽しみ「nina's」。前回のレビューでは「同じ女性としてこれといった引きはないにもかかわらず、『子どもを産んだ』ということで箔が付いたタレントさんたちが並びます」と、改めて読むと失礼なことを書きましたが、今号の表紙はそれらのママタレントから頭ひとつ抜け出た感のある紗栄子。ナチュラルコスメ、ほめられスイーツ、そして"おしゃれ家族"。漠然としたキーワードながら特定の人の琴線にビンビン触れまくる文章が、くるくるパーマの外国人子どもモデルと共に微笑む紗栄子の周りを踊ります。あぁ怖い、ページをめくるのが! 今回こそ、「nina's」の放つクリエイター臭にノックアウトされないように読み進めなければ.....。

<トピックス>
◎子どもといっしょにもっと遊ぼう
◎ほしのあき、森貴美子、中西モナetc有名人初産ママ続々!ママデビューします
◎おしゃれ家族のバギー&ベビーカースタイル

「LEE」の「家計のやりくり実録ルポ」が高収入で役に立たない!

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「LEE」3月号(集英社)

 今月号の「LEE」、大特集は「私たちが『絶対デニム派!』のワケ」というファッションページ。めくってもめくってもデニムデニムデニム。冒頭の方こそ辺見えみりが登場してキレイ目デニムを紹介していましたが、石ちゃんみたいなサスペンダーパンツに、若かりし野口五郎みたいなガウチョパンツなどが出てくるもんだから、読んでいるうちに睡魔に襲われ、アメリカ開拓時代の夢まで見てしまいましたよ(実話!)。ファッションページはスルーさせていただきますので、ご興味のある方は書店までお願いします。

<トピック>
◎私たちが「絶対デニム派!」のワケ
◎突撃!隣の家のお財布事情
◎「ふたり目」、欲しいですか?

黒木瞳、真矢みきに"囲まれた"太田基裕クン、年上女性に「甘えちゃうかも」

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 あれこれ目移りしてしまうほど、世の中にあふれるイケメンたち。その中でも、特にサイゾーウーマン一押しのイケメンたちをファイリング♪ もう、インタビューで見せてくれるそのスマイルにメロメロになっちゃう~!! 

 今回のイケメンは、ミュージカル『テニスの王子様』などコミック原作の舞台や、バラエティ番組『祝女』(NHK総合)では韓流アイドルユニット「無限男子」のポセイドンという架空のキャラクターを演じている太田基裕クン。黒木瞳、真矢みき、木村多江、南海キャンディーズの山崎静代らが演じるストレスフルな女たちが、ロックバンドを結成するという映画『ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター』(2月18日公開)では、バンド少年の高校生・達樹を演じています。自身とダブる役柄にもかかわらず、演技には相当苦労したとか。そのわけは?

私服がダサい、コスプレ経験あり……愛すべき日本テニス界のプリンスたち

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圭に聞きたいのは「ぶっちゃけ修造の
ことどう思ってる?」だよね!

 日本テニス界のホープ、錦織圭。4大大会と呼ばれる大舞台のひとつ、オーストラリアンオープン(全豪)で日本人として初のシード権を獲得し、日本人として80年ぶりに全豪ベスト8入り、そしてトップ20入りと、年の初めから日本テニス界に明るいニュースを運んでくれた。

 その錦織が、国別対抗戦・デビスカップ(デ杯)ワールドグループ1回戦の対クロアチア戦(2月10日~12日)に出場するために帰国。場所は、兵庫県三木市にあるブルボン・ビーンズドームという交通不便かつ極寒拷問ドームで行われる。にもかかわらずチケットはすでにSOLD OUT。残された手段はWOWOWでの観戦のみだが、有料チャンネルを契約しても惜しくないほど今の日本テニス界には有望選手が粒ぞろいだという。

 そこで今回は、テニス専門誌で活躍するライターX氏に、デ杯に出場する選手をメインに、彼らのプレーだけではなく、魅力あふれるパーソナリティーと観戦ポイントについても教えてもらった。

ティーンズ文化も根絶やし状態! カルチャー不毛地帯で強いのは"地方"!?

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Photo by localjapantimes from Flickr

(前編はこちら)

■"欧米人"になりたがる女子に可能性はない

――外国といえば、米原さんは、中国版のTwitterである「Weibo」で39万人にフォローされていますが、大陸でも日本のファッションの影響を感じますか?

米原康正氏(以下、米原) 僕はストリート系とか、109系が盛んだった2003年くらいから中華圏に行き始めたんだけど、日本のファッションの影響はその頃がピークだった。それ以降の日本では、加速的に外資ブランドが中心になって、中国人もだんだん日本が面白くないのが分かってきた。「要は日本人って、"欧米人"になりたかったのね」って。日本を飛び越えて、外資ブランドに手をつければ終わる話になっちゃった。日本と中国では、女の子のあり方が根本的に違うんだ。とにかく日本の女の子って"自分が外人じゃない"ってことに強烈なコンプレックスを持っているよね。雑誌の特集でも、"外人風メイク"とか、"ハーフモデルになりたい"とかが多いでしょ? 大人たちが、消費をさせるために、コンプレックスをあおった結果だよ。中国だけじゃなく、ほかのどんな国もそんなあおり方は絶対にしない。こんなにも、自分たちにプライドが持てない国って日本くらいだし、これをおかしい思わないこと自体、僕からすると、気が狂ってるよ(笑)。そこを、王道系の青文字の子たちは、少なくとも、外人志向ではなく、"今の自分たちをどういう風に見せるか"っていうモチベーションでやっている気がする。守っていくべきだと思うね。

「彼の特別な人でいたい」、内田恭子が「Domani」で息子へのうっとり愛を語る

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「Domani」3月号(小学館)

 今月号の「Domani」、まず注目したいのは「知花くららの"Pink、Pink、Pink...(はあと)"」のページです。春を感じさせるピンク色メインのコーディネートを知花が着こなしているのですが、なにやら柔らかなイメージを演出するために、写真に紗が掛かったように加工されています。そしてお馴染みのポエム風キャッチには「女性に生まれてきたことを感謝する瞬間が女にはある」と、もうこれでもかと「お決まり」を並べ立ててきます。春=ピンク=女が無条件で好きな色=柔らかいイメージって、すきっ歯にツマヨウジくわえたジジイが「飯おごったんだから、今夜いいだろ?」と言うぐらいのガチガチな固定観念ですよ。飯おごってもらったぐらいで体なんて許さないし、女だからってピンクが好きじゃないんです。別にピンクどうこうではなく、固定観念を疑いもしない「Domani」にびっくりしました。さらに、知花にピンクを着せる「Domani」、というのも腹痛起こしそうなほどの食べ合わせの悪さ。しょっぱなから不安な今月号ですが、はたして中身はいかに?

<トピック>
◎知花くららの"Pink、Pink、Pink...(はあと)"
◎35歳、『あなたの人生には、たった8枚の服があればいい!』
◎内田恭子の「東京カジュアル」Shopper

ゾンビに感情移入? D2・荒井敦史くん演じるイケメンゾンビに接近

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 あれこれ目移りしてしまうほど、世の中にあふれるイケメンたち。その中でも、特にサイゾーウーマン一押しのイケメンたちをファイリング♪ もう、インタビューで見せてくれるそのスマイルにメロメロになっちゃう~!!

 今回ご登場いただくのは、2009年に「第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でビデオジェニック賞を受賞し、現在は若手俳優集団「D2」のメンバーとして活躍中の荒井敦史くん。

 昨年は、ポールダンスに挑戦した『ポールダンシングボーイ☆ず』、スパイ役を好演した『メサイア』と主演映画が2本公開。そして次に彼が挑むのはゾンビ! 2月11日公開の『ライフ・イズ・デッド』では、みるみるゾンビ化していく高校生を演じている。こんなイケメンゾンビに襲われるなら、サイゾーウーマン的にはウェルカムです!

カルチャーにオッサンと消費はいらない!きゃりーぱみゅぱみゅが体現した文化のあり方

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「つけまつける」/ワーナーミュージ
ック・ジャパン

 2012年、女子カルチャーはどこへ向かうのだろう? 原宿のカリスマ・きゃりーぱみゅぱみゅへの注目度を考えると、今後も時代は「青文字系」優勢というイメージだ。「egg」(大洋図書)や「smart girls」(宝島社)の創刊に携わり、日本の女子カルチャーを最前線で見つめ続けている編集者兼フォトグラファーの米原康正氏に、現在の女子カルチャーのあり方から、今後期待される女子像について話をきいた。

■赤文字は明らかに「発信」ではなく「消費」のアイコン

――ズバリ、今後も勢いがあるのは「青文字系」でしょうか?

カルチャーにオッサンと消費はいらない!きゃりーぱみゅぱみゅが体現した文化のあり方

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「つけまつける」/ワーナーミュージ
ック・ジャパン

 2012年、女子カルチャーはどこへ向かうのだろう? 原宿のカリスマ・きゃりーぱみゅぱみゅへの注目度を考えると、今後も時代は「青文字系」優勢というイメージだ。「egg」(大洋図書)や「smart girls」(宝島社)の創刊に携わり、日本の女子カルチャーを最前線で見つめ続けている編集者兼フォトグラファーの米原康正氏に、現在の女子カルチャーのあり方から、今後期待される女子像について話をきいた。

■赤文字は明らかに「発信」ではなく「消費」のアイコン

――ズバリ、今後も勢いがあるのは「青文字系」でしょうか?