腰回りがもたない……ネガティブ起因の「HERS」ファッションページに好感

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「HERS」4月号(光文社)

 「HERS」の女性たちのパワフルさには毎月のように驚かされていますが、今月も萬田久子さんの連載「萬50+3ダッ」にも驚きのエピソードがあったのでご紹介しましょう。萬田さんは50代を中心とした大人たちが集うパーティ「クラブ・ウィルビー」に参加したそうです。そこに集まったのは、このクラブを立ち上げた本人でもある出版・イベントプロデューサーの残間里江子さんに、キャスターの安藤優子さんら。会場は熱気むんむんで、「マイクの握る人々は『日本を変えるのは、私たち世代だ!』とパワー全開。今の若いコにはない、尽きないパワーを持っている私たち。そう勝負はまだこれからです」と、萬田さんも興奮気味に書かれていました。こっちがのぼせそうなほどの元気さです。

<トピック>
◎萬50+3ダッ
◎今日は私の彼でいて(はーと)
◎堂々と『シンプル服』で行く!

言葉選びにより強迫観念が積もっていく、「美ST」の“輝かなきゃ病”

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「美ST」2012年5月号(光文社)

 今月の「美ST」は、春の新商品発売時期のためか、純粋なコスメレポートが多めです。特集1の「欲しいのは『幸せの白い肌』」では、トビラページこそサングラスに手袋、日傘と大げさに完全防備した西部警察みたいな美魔女が登場しますが、中のページではホワイトニング化粧品の使用レポートや美容医療でのシミ取りレポート、日焼け止めや下地の紹介など、まじめなコスメ情報が満載。コスメフリークにはたまらない内容となっています。

<トピック>
◎特集1「欲しいのは『幸せの白い肌』」
◎特集2「短期決戦!必ずできる“二のやせ”マジック!」
◎賢い女は「5つの顔」を持ってる

オトナ手前の無防備な姿がたまらない、写真集『DK~男子高校生萌え~』

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『DK~男子高校生萌え~』(三英出版)

 電車や街ですれ違うと、ついつい目で追ってしまう制服姿の男子高校生。体つきは徐々に出来上がっていくのに、親の管理下で社会とのつながりが希薄であることにすら気付かず、日々を無防備に過ごす彼らを見ると思わずキュンとしてしまう。

 そんな男子高校生の日常の瞬間を切り取った写真集『DK~男子高校生萌え~』(三英出版)が2月の発売以降、三十路以上の女性から大反響だという。

フェロモンスプレーで胸踊る春……のはずが童貞ばっかり寄ってきたわ~!!

 花も咲き乱れる春が近いわねぇ。はっくしゅーん! 花粉の季節だわ。またどこかでワタシのウワサをしている男がいるのよー。まったくモテる女は困っちゃう。いつもいつもみんなにウワサされているから、くしゃみが止まらないじゃない。ほら、会社のあの男子も、この男子もワタシをちらちら見ているわ。ほら、ワタシって男子の憧れだから、みんな声をかけられなくてモジモジしてるのね。みんな遠慮なく声をかけてくれてもいいのよ。おいで~! カモ~ン!

■フェロモン媚薬で彼氏を捕まえる!……「フェロモン・スプレー」

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「流行の後追い」より「現状確認」の意味が強い、ラブママのファッションページ

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「I LOVE mama」(インフォレスト)
5月号

 今月は「I LOVE mama」月刊化3周年記念号。ということで、ラブママには珍しい付録付き(通常より値段も高い)。ビビッドピンクの母子手帳ケースと「細菌性髄膜炎からちびコを守ろう!」という別冊マンガが付いてきます。それより何より、妊婦ヌードを表紙に持ってきました! “驚異の26kgダイエット”でおなじみ、ラブママモデルの白戸彩花ちゃんが手ブラにレースのショールを羽織り、半開きマウスでこちらを見つめています。タイトルは「生命、続く。咲き誇れ、妊婦よ」。つまり「ウチらのDNA、次世代に残すんで夜露死苦!」ということですかね。

<トピックス>
◎ALL私服 オシャM春服&クローゼットマルハダカSP
◎青空レストラン
◎血液型別 みんなのお出掛けバッグを見せちゃいます!!

ぜい沢な暮らしから、物語性のある暮らしへ! 「VERY」の静かな変化

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「VERY」 2012年4月号/光文社

 光文社の女性誌の世代交代が進み、「VERY」の読者はかつてのように「単に高くていいものを持っている、人もうらやむようなぜい沢な生活を送っている」=「自分が輝く」という価値観ではなく、むしろ「自分が大切にしていたり、物語のあるものを消費するほうが意味がある」という方向性に変わっているのがひしひしと感じられます。

 その一例が「母ゴコロエコゴコロ」。連載が始まった当初は、「VERY」がエコを取り上げることに違和感がありましたが、今や「VERY」読者が“ストーリーとして語りやすいエコ”を考えるのも当然。ただ、エコに真剣に寄りそっている「ku:nel」(マガジンハウス)や「天然生活」(地球丸)と違って見えるのは、エコの精神を重要視しているのはなく、「長く使うことによって精神が宿るモノ」が語られていること。

 今月号の「母ゴコロエコゴコロ」には伊東美咲が登場し、子どもが使っている漆のお椀を「使い込めば使い込むほど艶が出て、生き生きとしてくるんです」と紹介していますし、井川遥の連載「はるかスタンダード」でもヴィンテージスカーフの良さを「一枚として同じものがない」「一期一会」と語っています。また、今月から始まった「スタイリスト大草直子さんのオシャレって財産」という新連載にも「使い捨てファッションは、もう卒業」と、スイスの高級時計メーカー、ジャガー・ルクルトの時計が紹介されています。この時計は、マニファクチャールといって、時計の外側から中の機械部分に至るまで自社で手掛けているのが特長。単に高くて新しいものではなく、一生もので、唯一無二で、物語のあるものにこそ価値があるとでも言いたげです。

<トピック>
◎母ゴコロエコゴコロ 伊東美咲
◎すれ違いがち多忙夫婦の技ありコミュニケーション術
◎なりたい私になるための毎日服の揃え方

愛されなくても嫌われたくない、「steady.」の全方位好感企画に隠された心

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「steady.」(宝島社)4月号

 「steady.」は毎号全方位に好かれることがテーマではありますが、今月もドドーンと目標達成に向けた特集が組まれていて、なんだかワクワクします。タイトルも「オフィス 合コン 初デート 服装に悩む3大シーンもこれで安心 みんなの全方位好感服 女子のリアル 男子のリアル」と直球勝負。前後にながーい補足もついて、タイトルからして全方位に受けたい……というよりも、全方位に配慮している感が伝わってきます。

<トピック>
◎みんなの全方位好感服
◎新社会人応援企画! ほめられコーデvs.怒られコーデ
◎読者みんなの実例から学ぶ! 愛され女子はコミュニケーション上手

「ビジュアル系も好きになってよ!」V系バンドν[NEU]がサイ女に物申す!

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日中の渋谷の街にV系バンドが見参!

 ジャニーズをはじめイケメン大好物の「サイゾーウーマン」が、今までもこれからも決して交わることのないと思っていたヴィジュアル系バンドの世界――。

 今日も「Myojo」(集英社)を読みながら、「あれでしょ? ヴィジュアル系って暗黒がどうとか、刹那がどうとか歌って、自分を抱きしめたりする化粧集団でしょ?」と偏見を吐露していたら、「ちょっと待ったー!」と異論を唱える、やけにキラキラした5人組の姿......。

 彼らは、今人気急上昇中のヴィジュアル系バンド「ν[NEU]」(ニュー)だというが、メンバーのみつ(Vo.)、タクミ(G.)、華遊(G.)、ヒィロ(Ba.)、ЯeI(Dr.)の5人は、このアウェーな媒体にどう挑んでくるのか!?

「捨てたいと言うより死んでほしい」、「婦人公論」の“夫断捨離”特集

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「婦人公論」(中央公論新社)3月
22日号

 「婦人公論」3月22日号の特集は、「人生の『断捨離』をはじめよう」。え、今さら断捨離特集? とお思いの方、よーく見てください。“人生の”断捨離と書いてあります。要は、モノを捨てる方法を解説する特集ではなく、人間関係やお金のムダなどを見直しましょう、と提案することが主たる目的の特集なわけです。

 お得意の読者アンケートによると、「私が一番捨てたいもの それは“夫”です」とのこと。単に、これが言いたかっただけなんじゃないか、と思ってしまうほどベタな「婦人公論」的展開です。それを今さらこのレビューで取り上げるべきか迷ったのですが、も~いかにも「ここ、いじって! 話題にして!!」といわんばかりの誌面展開なので、しょーがないから書くことにしました。いや~、それにしてもベタすぎるだろ!

<トピック>
◎人生の「断捨離」をはじめよう
◎女の事件簿 彼女たちの殺意と魔性
◎岡田准一×富樫倫太郎「苦難を乗り越える勇気は歴史小説に教わった」

「捨てたいと言うより死んでほしい」、「婦人公論」の“夫断捨離”特集

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「婦人公論」(中央公論新社)3月
22日号

 「婦人公論」3月22日号の特集は、「人生の『断捨離』をはじめよう」。え、今さら断捨離特集? とお思いの方、よーく見てください。“人生の”断捨離と書いてあります。要は、モノを捨てる方法を解説する特集ではなく、人間関係やお金のムダなどを見直しましょう、と提案することが主たる目的の特集なわけです。

 お得意の読者アンケートによると、「私が一番捨てたいもの それは“夫”です」とのこと。単に、これが言いたかっただけなんじゃないか、と思ってしまうほどベタな「婦人公論」的展開です。それを今さらこのレビューで取り上げるべきか迷ったのですが、も~いかにも「ここ、いじって! 話題にして!!」といわんばかりの誌面展開なので、しょーがないから書くことにしました。いや~、それにしてもベタすぎるだろ!

<トピック>
◎人生の「断捨離」をはじめよう
◎女の事件簿 彼女たちの殺意と魔性
◎岡田准一×富樫倫太郎「苦難を乗り越える勇気は歴史小説に教わった」