乙女ゲームのルーツは? 三世代の“乙女ゲーマー”が徹底討論

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 嵐が任天堂『マリオ』シリーズのテレビCMに起用されるなど、女性にとってもゲームがもの珍しい存在でなくなってきた昨今。1985年の『スーパーマリオブラザーズ』の大ヒットに始まるテレビゲーム市場にも約30年の歴史が刻まれているのだ。そして「乙女ゲーム」と呼ばれる女性向け恋愛シミュレーションゲーム市場にも、20年近い歴史があるという。今回は乙女ゲームの黎明期から現在までの歴史を紐解くべく、三世代の「乙女ゲーマー」たちを集めて座談会を開催した。

[座談会出席者]
A 1994年発売の『アンジェリーク』から女性向けゲームを始めたバツイチ40代。乙女ゲーム第一世代
B 2000年発売の『遙かなる時空の中で』(以下『遙か』)のテレビアニメから、それまで無関心だったゲームをプレイするようになった20代独身。乙女ゲーム第二世代
C 2010年発売の『ときめきメモリアル Girl's Side 3rd Story』(以下『ときメモ GS 3rd』)を入り口に、『薄桜鬼』『うたの☆プリンスさまっ♪』(以下『うたプリ』)シリーズもプレイする30代主婦。乙女ゲーム第三世代

■人生初の乙女ゲームは「ネオロマンス」とDS版『ときメモ GS』

AV借りにくい、寺社ガールウザい! 坊主が本性を晒した『美坊主図鑑』

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『美坊主図鑑』(廣済堂出版)

 坊主頭は人を選ぶ。何しろ、髪型での誤魔化しがきかないゆえ、その人本来の顔面偏差値がもろに浮き彫りになりうる。坊主頭が似合う男こそ、イケメン界の王者なのではないだろうか。

 そんなことを考えながら、先月発売された奇書『美坊主図鑑』(廣済堂出版)を開いた。著者は美しいお坊さんが大好きな女性集団の“日本美坊主愛好会”。数年前から、「高尾山には、ハンサムなお坊さんが多いらしい」などと情報交換をしつつ、あちこちの美坊主に会いに行く活動をしていたのが、満を持して本にまとめられたのだという。「お寺に行こう、お坊さんを愛でよう」をキャッチコピーに掲げ、イケメンから癒し系、クリーミー系まで、総勢40人の美しい坊主が登場。“クリーミー系”となんだかよく分からないジャンルを作ってしまうあたり、やりたい放題である。

女性誌のサブリミナル効果が結実した、「Domani」の“働くいい女”像

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「Domani」5月号(小学館)

 今月号の「Domani」、同誌カバーモデルの知花くららの30歳誕生日特集にページが割かれています。今まで散々「35歳・夏は“気持ちいい”私!」「35歳・モテ期説は本当だった!?」という特集を組んでメインターゲットの「35歳」を煽ってきたのに、知花は20代だったの? と白目ひんむいた人も多いことでしょう。でもよくよく思い出してください。いまはもう休刊した「NIKITA」(主婦と生活社)はあれだけ30歳以上の艶女(アデージョ)推しだったにも関わらず、カバーモデルは10代の外国人モデルでした。「年齢に縛られない美しさを」「エイジレスな私」を謳う女性誌こそが、「若さ至上主義」の権化であるということを感じさせられます。渡辺えりや瀬戸内寂聴を表紙にする「婦人公論」がいかに誠実か! まあ、そうはいってもファッション誌とライフスタイル誌の違い。ファッション誌における「若さ・顔面至上主義」の鎧は固いッス。

<トピック>
◎「女」「妻」「母」3人の35歳
◎「知花くらら、30歳になりました」
◎春は、大人かわいい“まあるい髪”でいこう!

夢が溢れる「家庭画報」、始祖が中臣鎌足という近衛家登場!

「家庭画報」2012年5月号(世界文化
社)

 いまさらながらのご案内で恐縮ですが、「家庭画報」のHPには誌名の前に「夢と美を楽しむ」というキャッチコピーがついています。「家庭画報」の世界を現実として楽しめる人はごくわずかかもしれませんが、「夢」として楽しむのなら、誰にでもその機会は平等に与えられているのです。それを裏付けるように、今月の読み物ページには愛読者からのお手紙が掲載されていました。

「『夢は力に変わる』。『家庭画報』愛読四五年以上。農家の嫁歴も四五年になりました」
「長男の嫁として、けして楽ではなかったけれど、主人の書物と一緒に書店から届く『家庭画報』が疲れた私にいつも夢や希望を運んでくれました」
「見た目には農家のバアチャンですが、心はいつも『家庭画報』とともにありたいと願っています。地産の野菜で、和の心で、おもてなしの心で、きものを愛で、四季を五感で楽しみながら、夢を力に変えてくれた『家庭画報』に感謝します」

現実かい離が甚だしい、「STORY」が考える「女子が好きな『女っぽさ』」

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「STORY」2012年5月号(光文社)

 自然体、シンプル、ANEGO肌……そんな昨今の「STORY」に一人“ちょっと待った”をかけるあのお方。今月は連載「出好き、ネコ好き、私好き」の林真理子先生のお言葉からスタートしたいと思います。2年前に目の下にいれたヒアルロン酸がうまく吸収されず、青く筋になっていたことが気になっていた先生。ヒアルロン酸を溶かす注射をしてもらったところ、「みるみる間に目の下がしぼんでいき、くっきりと皺が出来た。(中略)舞台で老婆を演じる時にほどこすメイクアップといおうか、まるでクレヨンで描いたように太く深い線がくっきり」してしまって大騒ぎ。

 先生曰く、ずっと若い若いと言われ続け、ファッションにも美容にも気を使い、どうしようもない深い皺にはごく“たま~に”ヒアルロン酸を注入してきたのだそうです。そして「私は悟ったのである。これが本当の私の顔なのだと」。結果、美容医療を施すのは「カツラをかぶるようなもの」であると結論づけた先生。いただきました、「エステは女のソープ」に続く名言です! いつも散々どうでもいい話をかましながら、なんだかんだで納得のいく着地点を見つけるところ、さすが腐ってもマリコハヤシ。やたらと高い自己評価も含め、勉強させていただきたいところです。

娘を人質にストーカー行為! 「婦人公論」の離婚特集は案の定ホラーへ

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「婦人公論」(中央公論新社)4月
7日号

 「婦人公論」4月7日号の特集は、「幸せな離婚・不幸せな離婚、その差はどこに?」。表紙に登場しているのは、みんなの憧れ(笑)、RIKACO姐さんです。7年前に渡部篤郎と離婚したRIKACOが、特集内で現在の心境を明かします。そのほか、高嶋政伸と離婚訴訟中の美元、約1年前に離婚したちはるも自身の離婚体験を語ります。パブリックイメージでいうと、RIKACO=サバサバ、美元=ネチネチ、ちはる=ノホホンというところでしょうか。3つの方向を向いた離婚がどのように語られるのか、気になるところです!

<トピック>
◎特集「しあわせな離婚・不幸せな離婚、その差はどこに?」
◎大地震から家族を守る知識と備え
◎マインドコントロールは誰でも陥る

何と闘って何が伝説なのか、わからないことだらけの『紅伝説』

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『紅伝説』(講談社)

――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてけぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史にさんぜんと輝く「迷」作を、ひもといていきます。

 「大事なことは2回言う」というのは、今日では常識である。そうでなければ、人間の集中力と理解力では、相手の意図を理解できないからだ。歌のサビ部分を何度も繰り返すのも、そこが大事な部分だからだろう。大事なことは繰り返し、そしてやり通す。これは人生においてとても大事なことだ。

 『紅伝説』(あさぎり夕、講談社)は、背中に鳳凰の印を持った男女が愛し合いつつ、敵と戦う話である。

「MORE」娘によるオフィス服座談会、壮大な茶番加減がたまらない!

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「MORE」5月号(集英社)

 今年創刊35周年を迎える「MORE」。その“アニバーサリーミューズ”なるものに、女優の綾瀬はるかが就任します。「周りを思わず笑顔にしてしまうハッピーオーラを持つ綾瀬はるかさん。その明るさと元気さと女の子らしさは、まさにモアガールの憧れ!」なんだそうです。インタビューページでは「お散歩中、意外なとこを猫がトコトコ歩いているを見ると、思わずニコッとしちゃいます♪」など「いつもニコニコハッピーオーラ」の理由を分析していました……と思えば突然「日々の幸せといえば、ヘアスタイルもそう」。そして次ページにバーンとパンテーンの広告が。幸せトークからのパンテーン……。「MORE」が日々唱えている“幸せ”の道は、P&Gに続いておりました。前置きが長くなりましたが、今月もハッピーな誌面をチェックさせていただきます。

<トピックス>
◎トレンド服7着で全部できた!春の大ヒットコーデ★SHOW
◎真実の「モテヘアアレンジ」で恋を呼べ!
◎モアOL“ぎりぎり”座談会!「オフィスで流行服」徹底ジャッジ!

そりゃヘルシーだろうけど……「生大根ダイエット」の大根わっしょいレシピの数々

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「やせてヘルシー! 生大根ダイエッ
ト」(主婦の友社)

 「○○ダイエット」。この言葉にどれだけの女たちが振り回され、裏切られ、苦汁をなめてきただろうか。「リンゴがいい」と聞きつけては、朝昼晩と狂ったようにリンゴを食べ続けた。「いや、バナナだ」と言う人あれば、スーパーからバナナが消えた。「ゆで卵」に至っては、板東英二もどん引きするくらいむさぼり食った。

 しかし、これらいわゆる“一品ダイエット”はリバウンドという悲しい記憶と記録だけ残して終わっていく。極端な食生活により一時的に体重は減るものの、驚くほど簡単に元に戻る。同じものを食べ続ける「飽き」との戦い、他のものが食べられない「ストレス」との戦いに、身体はあっさりと白旗を揚げるのだ。高校時代、私はブームだった「リンゴダイエット」に手を出し(もちろん玉砕)、それ以来リンゴを見るたびに反射的に「米」と「肉」が食べたくなってしまう。なんてトラウマだ。栄養バランスがよい食事を心がけ、毎日の運動も欠かさない。それがダイエット、いや健康への急がば回れだと誰もが分かっているのに、「○○ダイエット」のようなスーパーでミラクルな一手につい惹かれてしまう。この「生大根ダイエット」も、そんな女心を狂わせるあだ花だと思っていた。

昼ドラ『さくら心中』の徳山秀典が明かす、深すぎる愛ゆえの奇行!?

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サイゾーウーマン二回目の登場、徳ちゃんです♪

 『炎神戦隊ゴーオンジャー』(テレビ朝日系)などの特撮作品や、『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』(フジテレビ系)で超ナルシストな演劇部部長、オスカー・M・姫島を演じるなどドラマ、映画で活躍中の徳山秀典さん。昨年昼ドラ初主演を果たした『さくら心中』は、『真珠夫人』『牡丹と薔薇』(すべて東海テレビ)などを手がけた中島丈博氏が脚本を担当した話題作。徳山さんはヒロインの桜子(笛木優子)と純愛で結ばれながら、彼女をめぐる愛憎劇に巻き込まれていく比呂人を演じ、お茶の間の視聴者の心を掴みました。放送終了からおよそ1年が経ちDVD-BOXがこの度発売されるということで、あらためてお話を聞いてきました!

――徳山さん演じる比呂人は寡黙で、桜子との仲を引き裂くような不条理なできごとにもひたすら耐える男ですよね。

徳山秀典(以下、徳山) 
監督からは「ロウソクの炎のように、いつも心の中が揺れていてくれ」って言われてたんですよ。桜子を愛しているのに彼女の立場を気遣って身を引こうとしたり、比呂人は死ぬまでずっといろんなことで葛藤を繰り返してるんですよね。優柔不断とまではいかないですけど、何か信念をもってストレートに突き進めるような男じゃないんです。