クイーン・オブ・ALSOK! 女子レスリングの沙保里んに注目しなさ~い

 ファーーーック(冒頭から汚い言葉でごめんなさい)! やってくれるよね、有森裕子。前回の女子マラソン記事掲載直後に発表された、ガブちゃんとの離婚劇……。2人の夫婦生活(主に夜部分)をいつだって杞憂していた自分に、一言の相談もなしだったわけ(当たり前)。裕子、あんたいつだって1人でしょいこんでた。アスリートだもん、気が強くなきゃやってけないのはわかるけど、愚痴こぼしたっていいんだよ? 泣いてもいいんだよ? ま、離婚直後は直後で「I was gay!」とかのデリケート・ゾーンなネタ、ぶっ込む勇気もなかったからちょうど良かったんだけど……(急に弱気)。でも大丈夫。そんなささくれだった心も癒してくれるステキな動画があるんだから!

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「ALSOK体操' 12 春」公式サイトより

うざがられても「だって好きだもの」一途さを肯定してくれる 『ときめきトゥナイト』

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『ときめきトゥナイト 1 (集英社文
庫―コミック版)』/集英社

とおーいとおーい昔に、大好きだった少女マンガのことを覚えていますか。知らず知らずのうちに、あの頃の少女マンガが、大人になった私たちの価値観や行動に、影響を与えていることもあるのです。あの頃の少女たちと今の私たちはどうつながっているのか? 少女マンガを研究する慶應義塾大学の大串尚代先生と読み解いてみましょう!


<今回取り上げる作品>
池野恋『ときめきトゥナイト』/『りぼん』(集英社)連載、1982〜1994年


 いちおう「文学研究なぞをやっている学者研究者」ということになっている私ですが、作家や作品についてコマコマと調べていると、時折ふと、中学生の頃の恥ずかしい記憶が蘇ってくることがあります。そう――それは好きな男の子の「マル秘調査レポート」制作です。

 生年月日、住所、電話番号はもとより、身長・体重、家族構成、通っている塾、得意科目、好きな食べ物、好きな歌手……「好きな人のことなら何でも知りたい! 私服の彼を見てみたい!」などという芸能レポーターも真っ青の探求心は留まることを知りません。地道な聞き込み調査や、会話の端々から彼の好みを推察する考察力は、今の私の生業の基礎になっているかもしれません。

うざがられても「だって好きだもの」一途さを肯定してくれる 『ときめきトゥナイト』

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『ときめきトゥナイト 1 (集英社文
庫―コミック版)』/集英社

とおーいとおーい昔に、大好きだった少女マンガのことを覚えていますか。知らず知らずのうちに、あの頃の少女マンガが、大人になった私たちの価値観や行動に、影響を与えていることもあるのです。あの頃の少女たちと今の私たちはどうつながっているのか? 少女マンガを研究する慶應義塾大学の大串尚代先生と読み解いてみましょう!


<今回取り上げる作品>
池野恋『ときめきトゥナイト』/『りぼん』(集英社)連載、1982〜1994年


 いちおう「文学研究なぞをやっている学者研究者」ということになっている私ですが、作家や作品についてコマコマと調べていると、時折ふと、中学生の頃の恥ずかしい記憶が蘇ってくることがあります。そう――それは好きな男の子の「マル秘調査レポート」制作です。

 生年月日、住所、電話番号はもとより、身長・体重、家族構成、通っている塾、得意科目、好きな食べ物、好きな歌手……「好きな人のことなら何でも知りたい! 私服の彼を見てみたい!」などという芸能レポーターも真っ青の探求心は留まることを知りません。地道な聞き込み調査や、会話の端々から彼の好みを推察する考察力は、今の私の生業の基礎になっているかもしれません。

セックス=死亡フラグ、耽美な世界で少女たちを魅了した『マリオネット』

『マリオネット』(愛田真夕美、白泉
社)

――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてけぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史にさんぜんと輝く「迷」作を、ひもといていきます。

 耽美な世界観が好きな女は結構いる。偶像としての人気は、元気にお外を駆け回ってるキャラよりも断然高いはずだ。戦隊ものでも、女子の一番人気は元気はつらつリーダー格の赤よりも、クールな青だそうだ。

 それはなぜか。元気はつらつなヒーローが自分に欲情してきた場合と、耽美主義者の美少年が自分に欲情してきた場合を比べて想像してみよう。元気はつらつは、「あー、なんか遊んでそう」「体も息子もお元気なのですね」という気がする。一方で耽美系が自分に欲情してきたら、「よっぽど私のことが好きなのかしら」という気がする。普段が冷静に美を愛でていそうなキャラクターだから、よほどのことがない限り欲情しないような気がするのである。黒髪ストレートヘアの色白の女が全員処女のような気がするのと同じ理屈である。

“そこそこ”こそ生き延びる道! 「MORE」の転職白書がツラ過ぎる……

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「MORE」2012年8月号(集英社)

 多くの女性誌が顧客層の変化やそれに伴うニーズの多様化に手を変え品を変えしている中、「ゼクシィ」(リクルート)や「たまごクラブ」(ベネッセコーポレーション)並みの安定感で“ザッツOL道”を説き続けている「MORE」。ファッションは流行をほどよく取り入れ、社内では悪目立ちせず、仕事はそこそこに、貯金に励み、いつかするはずの結婚出産に向けて捕らぬ狸の皮算用は欠かさない……そんなアラサーOLのモヤモヤした日常を最終的に「ハッピー」の一言で片づけてしまう、恐るべき老舗雑誌です。

 しかしそんな彼女たちの奥底には、今月号の表紙である安室奈美恵のような「カリスマになりたい」願望がフツフツしているのもまた事実。「MORE」の面白さは読者のそんな心の揺れに寄り添いながらも、結論がぶっ飛んでいるところ。今月もその辺りをチェックしたく思います。

<トピックス>
◎「夏コーデ」レベルアップ合宿
◎蒼井優「8740―HA・NA・SHI・WO―」
◎となりのあの子の「サクセス転職」Before→After

飯食って、男漁って、かつ内定ももぎ取る! 「Ray」流就活術に平伏す

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「Ray」2012年8月号(主婦の友社)

 夏の足音がどこからか聞こえるこの季節。大好きなカレや女友達と遊びたい盛りの「Ray」読者に向けて、誌面はいつにも増して調子に乗っています。「Happy Summerなおしゃれ夢ノート」という特集では、やれ海だ旅行だ夏祭りだ花火大会だと大騒ぎ。「夏だもん! 素敵なことがきっとある!」とでも言わんばかりです。そんな、Summer教の熱心な信者である「Ray」読者たちを横目に、本誌発売日の2週間前に出た「日経ウーマン」7月号の第1特集は、「人生が輝く! スッキリ片づけ術」……。めいっぱい遊ぶことで人生を輝かせる女と、必死に片づけることで人生を輝かせる女。女の人生って、本当にさまざまですね。

 <トピック>
◎Happy Summerなおしゃれ夢ノート
◎就活★勝ち組の法則
◎ゲッターズ飯田式 勝 合コンの極意

飯食って、男漁って、かつ内定ももぎ取る! 「Ray」流就活術に平伏す

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「Ray」2012年8月号(主婦の友社)

 夏の足音がどこからか聞こえるこの季節。大好きなカレや女友達と遊びたい盛りの「Ray」読者に向けて、誌面はいつにも増して調子に乗っています。「Happy Summerなおしゃれ夢ノート」という特集では、やれ海だ旅行だ夏祭りだ花火大会だと大騒ぎ。「夏だもん! 素敵なことがきっとある!」とでも言わんばかりです。そんな、Summer教の熱心な信者である「Ray」読者たちを横目に、本誌発売日の2週間前に出た「日経ウーマン」7月号の第1特集は、「人生が輝く! スッキリ片づけ術」……。めいっぱい遊ぶことで人生を輝かせる女と、必死に片づけることで人生を輝かせる女。女の人生って、本当にさまざまですね。

 <トピック>
◎Happy Summerなおしゃれ夢ノート
◎就活★勝ち組の法則
◎ゲッターズ飯田式 勝 合コンの極意

トンチ回答で何の解決にもならない、「ひよこクラブ」のセックスレス特集

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「ひよこクラブ」2012年7月号(ベネッ
セコーポレーション)

 「赤ちゃんの力を伸ばすために私はコレをやめました」特集や「育児グッズ、買わなくていいものを教えて」特集など、いつでも引き算的な思考が全面に出ている赤ちゃん育児雑誌「ひよこクラブ」。「解決」や「改革」よりも、いかに無難に過ごすかを重要視しているので、「みんなと同じで良かった」という読後感を得たい時には、うってつけ!

 そんな「ひよこクラブ」、今月号の注目は「産後セックス」特集! 「ひよこクラブ」はセックス観も引き算思考。特集名は「産後のセックス しなきゃダメなの?」です。「ダメなの?」って誰に聞いてるんでしょうか。ヤル気ないならしなきゃいいと思うのですが、「ひよこクラブ」は「見えないとこまで、みんなと同じじゃなきゃ不安」なようです。「みんなヤッてんの? ヤッておいた方がいいの? そんなら、ヤるわ……」と、後ろ向き加減がハンパない「ひよこクラブ」のセックス特集、生後3カ月の娘を持つママライターが読んでいきます! 

トンチ回答で何の解決にもならない、「ひよこクラブ」のセックスレス特集

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「ひよこクラブ」2012年7月号(ベネッ
セコーポレーション)

 「赤ちゃんの力を伸ばすために私はコレをやめました」特集や「育児グッズ、買わなくていいものを教えて」特集など、いつでも引き算的な思考が全面に出ている赤ちゃん育児雑誌「ひよこクラブ」。「解決」や「改革」よりも、いかに無難に過ごすかを重要視しているので、「みんなと同じで良かった」という読後感を得たい時には、うってつけ!

 そんな「ひよこクラブ」、今月号の注目は「産後セックス」特集! 「ひよこクラブ」はセックス観も引き算思考。特集名は「産後のセックス しなきゃダメなの?」です。「ダメなの?」って誰に聞いてるんでしょうか。ヤル気ないならしなきゃいいと思うのですが、「ひよこクラブ」は「見えないとこまで、みんなと同じじゃなきゃ不安」なようです。「みんなヤッてんの? ヤッておいた方がいいの? そんなら、ヤるわ……」と、後ろ向き加減がハンパない「ひよこクラブ」のセックス特集、生後3カ月の娘を持つママライターが読んでいきます! 

「美ST」で男性編集長と女性ライターが混浴! そこで訴えたかったものとは

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「美ST」2012年8月号(光文社)

 今月の「美ST」の表紙は水野美紀です。背中からのショットではありますが、見事な裸体を披露しています。実はこれ、先月号の「オンナが見たい、オンナノハダカ」特集のために撮影されていたものだそう。仕上がりを見たスタッフが大絶賛し、今月号の表紙+巻頭グラビアで掲載することにしたという説明文がありました。なんじゃそれ!? 水野美紀って今は肉体がウリのアクション女優でしょ。すでに映画でオールヌードになってるでしょ。それなのに、誌面ではビーチクを鉄筋みたいな腕でガッシリ隠してて、意外性も新鮮味もあまりありません。話題性で言ったら、「オンナノハダカ」特集のトップバッターに登場した山田花子のほうが上ではないでしょうか。妊婦ヌードでっせ、期間限定でっせ、吉本でっせ。それでも、表紙にはなれないとは……、やっぱり美は素材が9割なんでしょうか(涙目)。