「LEE」読者は義理ママと仲良し? “全方向幸せ”を目指す不安定な心理

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「LEE」2012年9月号(集英社)

 適度に流行を取り入れたコーディネートに身を包み、こだわりの家具とインテリアで居心地のいい我が家を作り上げ、会社員という安定した身分ながらもその範疇の中でファッションを楽しむ夫と、いとしいわが子を育てる――。これまで散々レビューで紹介してきた通り、「LEE」読者こそ地雷の多い現代で「うまく生きる術」を身につけている人々です。でも地雷が常に変動するので、一度「順調コース」を歩んだとてそれが一生続くわけでない。「LEE」読者は常にアップグレードされる「地雷」に気を配りながら、足の幅しかないような細~い道を歩く。「私は私」と胸を張って美魔女というトライアスロンコースを走る「美ST」(光文社)読者より、常に周囲との調和を強いられる「LEE」読者の方が現代を生きるのはしんどいはず。今月号の「LEE」には、必死に他人との距離感を図り、“うまく”生きていこうとする読者の心理が反映された記事がありました。早速見ていきましょう。

<トピック>
◎LEE読者の仕事服、改めて考えました
◎うちの“義理ママ”どうでしょう?
◎おしゃれな人のおそろIKEA

セックス特集界の女王「an・an」が、ローションプレイをパワープッシュ!

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「an・an」8月15日22日合併号(マガジ
ンハウス)

 今年もやってきました、「an・an」のセックス特集~~! これを読まないことには夏が始まりませんからね。早速AKB48・小嶋陽菜の表紙をめくってみましょう。……って、あれ? ジャニーズのセミヌードグラビアがない! ジャニーズはおろか、イケメン俳優すら脱いでません。代わりに小嶋がホテルでくねくねしたポーズをとってますけど、これ、女には喜びどころがありません。写真だけじゃなくて、添えられたキャッチも文章も、男目線のグラビアですよ。こういうのは「SPA!」(扶桑社)のグラビアン魂でやってください。はぁ、しょっぱなからテンション下がるわ~。

<トピックス>
◎最高に感じるためのオーガズムレッスン
◎セックス緊急事態Q&A
◎いまどき「カップルズホテル」レポート

夜会巻きは盛りで勝負! 「家庭画報」の格調はニワトリのトサカと同じ原理

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「家庭画報」2012年9月号(世界文化
社)

 突然ですが、みなさん「家庭画報」と聞いてどんなイメージをお持ちですか? 「茶道、華道の家元が出てくるような、一般家庭とはかけ離れた世界」「能や歌舞伎のお堅い話ばかり」などと敬遠していませんか? 確かに「家庭画報」は硬派な文章と美しい写真で“親しみやすさ”とは遠い存在かもしれません。ただ、見方を変えれば十分に面白みのある雑誌なのです。読みもしないなんて、もったいないオバケが出てきますよ。今月号は特に“面白い”企画が多い。ぜひ自分ならではの楽しみ方を見つけてください。

<トピック>
◎伊勢・紀伊の海から――海老料理の極楽
◎お洒落が際立つ「眼鏡の装い」
◎主賓として出席する結婚式の新提案 正礼装のヘアスタイルで品格ある美しさを

夜会巻きは盛りで勝負! 「家庭画報」の格調はニワトリのトサカと同じ原理

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「家庭画報」2012年9月号(世界文化
社)

 突然ですが、みなさん「家庭画報」と聞いてどんなイメージをお持ちですか? 「茶道、華道の家元が出てくるような、一般家庭とはかけ離れた世界」「能や歌舞伎のお堅い話ばかり」などと敬遠していませんか? 確かに「家庭画報」は硬派な文章と美しい写真で“親しみやすさ”とは遠い存在かもしれません。ただ、見方を変えれば十分に面白みのある雑誌なのです。読みもしないなんて、もったいないオバケが出てきますよ。今月号は特に“面白い”企画が多い。ぜひ自分ならではの楽しみ方を見つけてください。

<トピック>
◎伊勢・紀伊の海から――海老料理の極楽
◎お洒落が際立つ「眼鏡の装い」
◎主賓として出席する結婚式の新提案 正礼装のヘアスタイルで品格ある美しさを

年齢別スナップでわかった! 25歳以下に「nina’s」カルチャーは存在しない

「nina's」(祥伝社)2012年9月号

 みなさま、2カ月に1度の“おしゃれ地獄”「nina’s」のお時間です! 今回もなかなか厄介な布陣ですので、心してかかりましょう。表紙では「胎盤と一緒に毒気も出しました!」とばかりに露出の少ないモッサリ服をまとったほしのあきが赤子と戯れています。SHIHOにMEGUMIにhitomiにSHEILAとアルファベットママたちがずらりと並ぶその中に、最近すっかり面白ママタレの風格が出てきた冨永愛も乱入。なんでしょう、字ヅラだけでもうお腹いっぱい。特集は「密着! おしゃれママの24H(じかん)」、「ママ会に持ちよりレシピ」なんていう企画もあるようです。「ママ」と「オシャレ」が漫然と絡み合い、レビュアーに焦点を定めさせないのが「nina’s」。今月もクリエイティブに読み進めたいと思います。

<トピックス>
◎密着!おしゃれママの24H(じかん)
◎ママの年齢別SNAP
◎千秋のお悩みバスター 苺とアリスとピストルと

年齢別スナップでわかった! 25歳以下に「nina’s」カルチャーは存在しない

「nina's」(祥伝社)2012年9月号

 みなさま、2カ月に1度の“おしゃれ地獄”「nina’s」のお時間です! 今回もなかなか厄介な布陣ですので、心してかかりましょう。表紙では「胎盤と一緒に毒気も出しました!」とばかりに露出の少ないモッサリ服をまとったほしのあきが赤子と戯れています。SHIHOにMEGUMIにhitomiにSHEILAとアルファベットママたちがずらりと並ぶその中に、最近すっかり面白ママタレの風格が出てきた冨永愛も乱入。なんでしょう、字ヅラだけでもうお腹いっぱい。特集は「密着! おしゃれママの24H(じかん)」、「ママ会に持ちよりレシピ」なんていう企画もあるようです。「ママ」と「オシャレ」が漫然と絡み合い、レビュアーに焦点を定めさせないのが「nina’s」。今月もクリエイティブに読み進めたいと思います。

<トピックス>
◎密着!おしゃれママの24H(じかん)
◎ママの年齢別SNAP
◎千秋のお悩みバスター 苺とアリスとピストルと

愛されないのは服のせい! 「CLASSY.」のトンデモ発言は真実だった

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「CLASSY.」2012年9月号(光文社)

 独身女性向けファッション誌の中でも、ファッションと結婚・恋愛を真正面からリンクさせ、「私を選んでください!」と金切り声を上げる松野明美を連想させることでおなじみの「CLASSY.」。今までも「結婚できる服」「幸せになれる服」と読者のことを思って、かなり間違えた方向に進んでいた同誌ですが、今月号は「『恋から愛に変わる』服」だそうです。相変わらず、斬新かつあさっての方向に進む「CLASSY.」がもはや愛おしい。「CLASSY.」の「○○服」シリーズと、料理研究家・園山真希絵のレシピだけは、2012年の全世界のテクノロジーを駆使しても予想不可能。というわけで、今月号のレビューは「『恋から愛に変わる』服」だけを掘り下げてみたいと思います!

<トピック>
◎「万人受けアイテム」で出会いのチャンスを逃さない!
◎「お家デート服」で2人はもっと仲良くなれる
◎たまには着なきゃ! ギャップを作る「いい女」服

“エア恋愛”に“晩産育児”「STORY」が40代女性に強いる「余裕」とは?

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「STORY」2012年9月号(光文社)

 今月の大特集は「価値ある安さ『プレプラ服』が40代をアゲる!」です。ただのプチプラ(プチプライス)ではなく、プレプラ(プレシャスプライス)。安いけど価値あるもの=プレプラ服について「『大人の女性が安い服を着ているなんて、イタイ!』そんな時代は今は昔」「安い服を賢く着こなしている人こそ、素敵に思える時代」と、「STORY」流の言い訳リードで訴えておりました。仕事着として、学校行事に、女子会やfacebook同窓会でも、プレプラ服は大活躍の様子。「実は……ZARA」「実は……マウジー」「実は……ユニクロ」など、ブランド名がプライスとともに表記されていて、まさに「してやったり!」の風情。このシチュエーションどこかで見たことあると思ったら、アレです。通販王「トーカ堂」の北社長が価格を発表する時と同じ空気感! 北社長が「すいません……きゅうまんきゅうせんはっぴゃくえーん……」とドヤ顔で謝罪した後、ゲストの八波一起氏が「社長! 大丈夫ですか!? 会社潰れちゃうよ!」と言いながら、社長の肩をつかんで揺さぶるという、鉄板のあのやり取りを想起させます。リードにも「『実は……これ安いの!』なんて答えるのは、最高の喜び」とありますしね。アラフォー女性が「実はコレ……」と言い出した時には、ぜひこの八波さんのリアクションを参考になさってください。それでは今月のラインナップを。

<トピックス>
◎大特集 価値ある安さ「プレプラ服」が40代をアゲる!
◎40代は「エア恋心」がオシャレの原動力
◎私たちのCHALLENGE STORY 晩産ママたちの「子育てと、仕事と、私と」

“エア恋愛”に“晩産育児”「STORY」が40代女性に強いる「余裕」とは?

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「STORY」2012年9月号(光文社)

 今月の大特集は「価値ある安さ『プレプラ服』が40代をアゲる!」です。ただのプチプラ(プチプライス)ではなく、プレプラ(プレシャスプライス)。安いけど価値あるもの=プレプラ服について「『大人の女性が安い服を着ているなんて、イタイ!』そんな時代は今は昔」「安い服を賢く着こなしている人こそ、素敵に思える時代」と、「STORY」流の言い訳リードで訴えておりました。仕事着として、学校行事に、女子会やfacebook同窓会でも、プレプラ服は大活躍の様子。「実は……ZARA」「実は……マウジー」「実は……ユニクロ」など、ブランド名がプライスとともに表記されていて、まさに「してやったり!」の風情。このシチュエーションどこかで見たことあると思ったら、アレです。通販王「トーカ堂」の北社長が価格を発表する時と同じ空気感! 北社長が「すいません……きゅうまんきゅうせんはっぴゃくえーん……」とドヤ顔で謝罪した後、ゲストの八波一起氏が「社長! 大丈夫ですか!? 会社潰れちゃうよ!」と言いながら、社長の肩をつかんで揺さぶるという、鉄板のあのやり取りを想起させます。リードにも「『実は……これ安いの!』なんて答えるのは、最高の喜び」とありますしね。アラフォー女性が「実はコレ……」と言い出した時には、ぜひこの八波さんのリアクションを参考になさってください。それでは今月のラインナップを。

<トピックス>
◎大特集 価値ある安さ「プレプラ服」が40代をアゲる!
◎40代は「エア恋心」がオシャレの原動力
◎私たちのCHALLENGE STORY 晩産ママたちの「子育てと、仕事と、私と」

対等な友達からスワッピングまで! 「婦人公論」が提唱するオトナな関係性

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「婦人公論」(中央公論新社)
2012年8月7日号

 「婦人公論」8月7日号の特集は、「40代からは絆の深めどき 友達に恵まれる人になる」です。私事ですが、筆者は先日、20年来の友人に「あなたは他人の気持ちに鈍感!」と言われ絶縁されたばかり。そればかりか、別のけっこう仲がよかった(と思っていた)友人にfacebookの友達リクエストをしたら拒否られ、徒歩圏内に住んでいる友人に「会おうよ」とメールをしたら拒否2回、無視を3回ほどされました。ぶっちゃけ友人関係に切実に悩んでいます。なので、今回の特集にはとても期待していました。これを読んだら友達たくさんできるかな~? たくさんの友人に囲まれて「あなた、どうしてそんなに友達に恵まれてるの?」と聞かれた時、「『婦人公論』を熟読したからよ!」と答えたら、逆に友達減るんじゃないかな~? なんていらぬ心配をしつつ、ワクワクしながらページをめくりまーす!

<トピック>
◎特集「40代からは絆の深めどき 友達に恵まれる人になる」
◎上野千鶴子のニッポンが変わる、女が変える ゲスト=国谷裕子
◎肉食熟女のワンダーランド