大好きなカレにもウザがられていた! 「Ray」の素直さという“毒”

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『Ray』2012年10月号(主婦の友社)

 今月号の「Ray」は、女優の桐谷美玲がカバーガールを務め、巻頭インタビューにも登場しています。故つかこうへい氏の代表作『新・幕末純情伝』に沖田総司役で主演、映画『荒川アンダーザブリッジ』では、自称・金星人のホームレスという突飛な役を演じるなど、「実力派若手女優」というイメージもある桐谷ですが、インタビューでは、自身の「素」の部分について言及しています。「仲よしは5人いて、似た者同士。甘えん坊の集まりなんで“甘ちゃん会”って呼んでるんです(笑)」「ひとり暮らしを始めた頃はよく料理してました。ル・クルーゼのお鍋で煮込みハンバーグとか」「(好きな男性のタイプは)年上で引っ張ってくれる人。ギャップのある人も好きです」など、大好きなカレに愛されたい欲が強い、いわゆる“キャピキャピした可愛らしいお嬢さん”である「Ray」読者に寄り添うような発言を連発。「実力派若手女優」にありがちな、アングラ系CDを片手に「私、けっこうヤバいのが好きで」とアピールしたり、Twitterで高架下や夕焼けの“ちょっとよさげ”な画像と共にポエムを投稿するなど、オシャブカル(=おしゃれ+サブカル)の痛々しい自意識が桐谷には一切ありません。まさに「Ray」らしいインタビューから始まった今号を、早速読んでいきましょう!

<トピック>
・美玲Style★美玲Beauty
・ハートに響くMyライブラリー
・プリ娘。の部屋

ドラマ『戦国BASARA』にも出演! 『忍たま乱太郎』の椎名鯛造クンが登場

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善法寺伊作役の椎名クンが登場☆

1993年に放送が始まったアニメ『忍たま乱太郎』(NHK)。そのミュージカル版が2010年より年2回ペースで公演され、女性から人気を博しているのはご存知でしょうか? 2次元でも3次元でもない「2.5次元」の世界で注目を集めているイケメンくんたち。その実生活に迫るべく、2回目となる今回は、ミュージカル版第ニ弾再演から善法寺伊作を演じていた椎名鯛造くんに登場してもらいました。

――最近出演された舞台についてお聞かせください。

椎名鯛造氏(以下、椎名) 『Nouvell Vague』という、寛永14年の日本に生きる若者を描いた舞台に出演させていただきました。混血児のシロという役と現代に生きる島崎洋介という2役を演じました。

コミュニケーションツールとして「オタク」を使う、“準オタク女子”の存在を検証

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『「女子」の時代!』(青弓社)

 「女子会」「女子マンガ」「女子写真」……。「女子」という言葉が溢れる現代において、“女子カルチャー”はひとつの大きなうねりとなり、日々存在感を増している。そんな「女子」の実態を、ファッション誌、ガーリーフォト、マンガ、鉄道、K-POPなどの観点から論じたのが『「女子」の時代!』(青弓社)だ。編著者である、甲南女子大学教員の池田太臣氏は、同書の中で「オタクならざる『オタク女子』の登場」として、主に男性を指していた「オタク」イメージに女子が登場する過程を、メディアとの関係とともに論じている。

 「オタク」という言葉のイメージの修正やオタク文化の資源化によって、“オタク的であること”がプライオリティーを持つ現代。自己の興味を追求する女子が増えている一方、「オタク文化がそれほど好きではないけども、オタクというイメージを好み、オタクになろうとする女子」である“準オタク女子”なる存在も増加傾向にあるように思う。そこで今回は“準オタク女子”という仮説を、池田氏とともに検証した。

岩館真理子『えんじぇる』の“察してちゃん主婦”に見る、結婚への絶望と希望

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『岩館真理子自選集 (3) えんじぇ
る』/集英社

とおーいとおーい昔に、大好きだった少女マンガのことを覚えていますか。知らず知らずのうちに、あの頃の少女マンガが、大人になった私たちの価値観や行動に、影響を与えていることもあるのです。あの頃の少女たちと今の私たちはどうつながっているのか? 少女マンガを研究する慶應義塾大学の大串尚代先生と読み解いてみましょう!

<今回取り上げる作品>
岩館真理子『えんじぇる』/『週刊マーガレット』(集英社)掲載、1982年

トピタイトル「幸せだけど幸せじゃない」
「トピを開いてくださってありがとうございます。もうすぐ2歳になる娘がいる20代女性です。高校を卒業してすぐに見合いで夫と結婚し、4年になります。夫は商社に勤めている、いわゆるエリートサラリーマンです。夫は優しい人で、わがままも聞いてくれますし、私が不得意な家事についても文句ひとつ言いません。周りの人は、みんな幸せな結婚だと言ってくれます。でも……どこか満たされないんです。なんでこの人と一緒にいるんだろうって思って。先日思いあまって、娘を連れて家を出ました。これから離婚に向けて、話し合いをすることになると思いますが、どうすればこの心の穴が満たされるでしょうか」

「トピ主です。みなさん、ご意見ありがとうございました。厳しいご意見もすべて読んでいます。もう少し説明させてください(後出しですみません)。夫は20代後半です。私が高校を卒業して、すぐに結婚したのは、高校時代につきあっていた先輩に、ほかに恋人がいることがわかって、失恋してしまったからなんです。それで親に勧められるままお見合いをして、良さそうな人だなって思って、結婚したんです。結婚ってそういうものじゃないんですか? それから私は専業主婦じゃありません。高校時代から描いていたイラストでお仕事をもらえているので、なんとか生活はできます」

『毎日逢いたい』が描く、「男は女に寛容」という罪深き理想

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『毎日逢いたい!』(牧村久実、講談社)

――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてけぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史にさんぜんと輝く「迷」作を、ひもといていきます。

 最近ちまたでは、嫁の作ったまずい飯を食べ続けることで、愛情を示さなければならない夫たちがいるようである。ネットでその報告を読んでいると、夫の書き込み自体が創作なんじゃないかと思えてくるほど、嫁の料理は奇想天外である。でもまあ嫁に家事やらせるつもりなら、最初っから見極めておくべきであり、それができなかったのは、ひとえに自分が料理をしないからだろってことで、どうにもこうにも彼らに同情の余地はあんまりない。

 しかし『毎日逢いたい』(講談社)の晶は、かなりかわいそうな男子である。彼は高校生ながら、日本中の誰もが知ってる、いわば尾田栄一郎バリの人気マンガ家だ。そこへ、なんかモヤモヤして家出をしてきた有夏が、ひょんなことから晶の家の家政婦をすることになる。晶は売れっ子なので超金持ちでしかもイケメン。もちろん有夏にあてがわれた恋愛相手だ。つまり“毎日逢いたい”のは晶と有夏。こうして「高校生同士なのに当たり前のように同棲」というお膳立てができあがり、晶は「家政婦募集」という張り紙を出してまっとうな家政婦を欲しがったのに、「まずい飯」以上の苦行に耐えることとなった。

男目線は気にしないけど給与明細は気になる「MORE」娘の二枚舌外交

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「MORE」2012年10月号(集英社)

 今月号の表紙は、綾瀬はるかです。以前レビューで綾瀬はるかを「膝のいい状態の小錦並みの安定感」と表現しましたが、もうそんなもんじゃありませんね。もはや1ピリオドも落とさず、オリンピック3連覇を達成した女子レスリングの吉田沙保里状態です。今回は表紙に加え「カバーガール・ルポ」として、台湾密着取材も敢行。このルポがまぁ120点。落ち度が一切見当たりません。「感動したのは練乳のかき氷!かき氷は何か所かで食べたんですけど、練乳を凍らせたものをかき氷にして、マンゴーがのっているのがあって、すごく好きな味でした。小龍包もホントにおいしかった(はぁと)」どうですか、かき氷を語ることで己を語らせようなどとは微塵も感じさせないこののっぺりとした優良回答。「1人だとご飯の時に寂しいから、一人旅は無理かも」→「女子旅とかいいですね」→「女子旅だとインドかな」→「ピラミッドも見たい!」→「そのためにも英語が出来ないと……」あまりにつるっつるの展開に、ため息しか出ませんでしたよ。はるかの高速タックルに、のっけから場外に押し出された気分です……。

<トピックス>
◎私が輝く!秋こそ「女子力UP服」
◎スーパーキラキラ女子SKJ名鑑
◎ガサ入れ!all27歳カレの「給与明細」

童貞よ、これが女だ! 「シワ」「閉経」「バツ1再婚」40女の現実を暴く「美ST」

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『美ST』2012年10月号(光文社)

 「美ST」10月号の表紙は中山美穂です。表紙も中のグラビアも破顔一笑、目の周りの笑いじわがかなり目立って“クシャ山美穂”って感じになっています。それをあえて修正せずに掲載してしまうところが、女性誌用語で言うところの“自然体”ってことなんでしょうね。確かに、それをよしとする雑誌もあることでしょう。しかし、これまで“SST(「美ST」の造語でシミ・シワ・たるみのこと)”を目の敵にしてきた「美ST」がそれをやるか!? と驚きました。アレアレ、もしかして、なんだかありそうじゃなーい?

<トピック>
◎40代こそチャンス 「美・復活劇」はじまる!
◎賢い45歳は更年期を恐れない
◎検証「再婚する人は美しい」説を追う!

「HERS」が到達した“嫌がられても、マドンナルックがしたい”という境地

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『HERS』2012年9月号(光文社)

 先日、熟女好きを公言しているピース・綾部祐二が、30歳年上の藤田紀子さんと熱愛しているという報道が話題を呼びました。実は「HERS」(光文社)では、2カ月にわたって綾部氏との誌上デート企画を行っていたんです。この企画を読んだ読者は妄想を掻き立てられたことでしょうが、実際に熱愛が報道されると、がぜん真実味を帯びてきて、読者の気持ちはさらに盛り上がったのでは。別にこういう話って、当事者の年代の人からしたら、事実がどうこうではなくって、そういう話が出るだけでも晴れがましいことだと思うんですよね。

<トピック>
◎萬50+4ダッ(ハート)スペシャル「ひとりで立っていられる自信があります」
◎[実例]嫌がられても着たい服
◎見つけました!「風通しのいい」先取り服

見た目で判断しないで! 「I LOVE mama」の対人関係のひな型に迫る

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「I LOVE mama」2012年10月号

(インフォレスト)

 「I LOVE mama」(インフォレスト)、今月号の特集は「知っていれば天国or知らなきゃ地獄mamaMONEY」です。将来かかるお金のことやラブママ必須の節約テクは今までも何度か目にしましたが、今月はこれらを合体する形でのカネカネ企画です。妊娠出産費用から、学費、税金、住宅ローンまで、案外知らないことも多く、こういう形にまとまってると非常に理解しやすいですね。のだはな(ママモデルの野田華子)エンジェルと、孫きょうデビルがクイズ感覚で解説してくれてます。その他、超有名行列フードを自宅で再現しちゃった料理ページや、日菜あこ&大工原里美が教えるHAPPY兄弟の育て方など、いい感じに所帯スメルが漂う企画盛りだくさん。今月も美ママたちに「生きるとは何ぞや」を教えてもらいましょう。

<トピックス>
◎知っていれば天国or知らなきゃ地獄mamaMONEY
◎日菜あこ&大工原里美が教えるHAPPY兄弟の育て方
◎全国美ママの渡る世間は鬼ばかり

20代OLに憧れの気持ちを抱かせない、「steady.」の脱・カリスマ主義とは?

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「steady.」2012年9月号(宝島社)

 今月の「steady.」を読んでいて、今更なことに気づきました。この雑誌には、読者が登場することはたまにありますが、カリスマ的な読者モデルという存在がいません。その代わり、有名モデルや芸能人が誌面を飾っています。今月も、そんな「Steady.」のきらびやかなモデルたちが大活躍しているのですが……。

<トピック>
◎ALL steady.モデルズのバッグの中身と私服見せて!
◎恋も! 仕事も! イベントも! 夏を楽しむ着回し31days(はぁと)
◎ステディ.調査隊 SCOOP!