子が自立しないのか親が手放さないのか、「婦人公論」にみる親子問題

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「婦人公論」3月22日号(中央公論新
社)

 あまりツッコミたくはないのですが、やっぱり見れば見るほどオカしいので触れずにはいられません。表紙の江原啓之。向かい風に吹かれながらこちらに向かって全力疾走のポーズ、一体誰が喜ぶのでしょうか。「表紙の写真をご覧になって、私の変化に気づいていただけたでしょうか?そうなんです!約20キロのダイエットに成功しました」と江原。すいません、そこには全然気が付きませんでした。でもセンセイ、「霊感が強い人は感受性が強いため、通りすがりの人の『お腹空いた~』という思いや、無念の死を遂げた霊の『死ぬ前にお腹いっぱい食べたかった~』という念をキャッチしてつい食べ過ぎちゃう」みたいなこと言ってませんでしたっけ……。「一食を500キロカロリーに抑え」って、そんなんじゃ腹ペコの霊たちは浮かばれません! 自分の食べ過ぎをさんざんスピリチュアルにすり替えてきたというのに、ここにきて「肉体は、たましいの“乗り物”のようなものですから、ケアは大切ですね」とかどの口が言うか! ここはひとつ、全国の彷徨えるハングリーな霊たちに一斉攻撃していただきたいです。

<トピックス>
◎親の人生を揺るがす「子どもの自立」
◎なぜ、ここまで子どもの手が離れない時代になったのか 齋藤孝×信田さよ子
◎父に確かめ続けた「今、私、大丈夫ですか?」 華原朋美

子が自立しないのか親が手放さないのか、「婦人公論」にみる親子問題

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「婦人公論」3月22日号(中央公論新
社)

 あまりツッコミたくはないのですが、やっぱり見れば見るほどオカしいので触れずにはいられません。表紙の江原啓之。向かい風に吹かれながらこちらに向かって全力疾走のポーズ、一体誰が喜ぶのでしょうか。「表紙の写真をご覧になって、私の変化に気づいていただけたでしょうか?そうなんです!約20キロのダイエットに成功しました」と江原。すいません、そこには全然気が付きませんでした。でもセンセイ、「霊感が強い人は感受性が強いため、通りすがりの人の『お腹空いた~』という思いや、無念の死を遂げた霊の『死ぬ前にお腹いっぱい食べたかった~』という念をキャッチしてつい食べ過ぎちゃう」みたいなこと言ってませんでしたっけ……。「一食を500キロカロリーに抑え」って、そんなんじゃ腹ペコの霊たちは浮かばれません! 自分の食べ過ぎをさんざんスピリチュアルにすり替えてきたというのに、ここにきて「肉体は、たましいの“乗り物”のようなものですから、ケアは大切ですね」とかどの口が言うか! ここはひとつ、全国の彷徨えるハングリーな霊たちに一斉攻撃していただきたいです。

<トピックス>
◎親の人生を揺るがす「子どもの自立」
◎なぜ、ここまで子どもの手が離れない時代になったのか 齋藤孝×信田さよ子
◎父に確かめ続けた「今、私、大丈夫ですか?」 華原朋美

「25ans」のママ対談、“お金があるゆえの悩み”をより前面に出して!

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「25ans」2013年4月号(ハースト婦
人画報社)

 今月号の「25ans」(ハースト婦人画報社)、大特集は「All About エレ女デビュー」です。「25ans」が押している「エレ女」になるためのファッションやらマナーやら小物選びやらお稽古ごとやら、情報が目白押し。綴じ込みとして「現在進行形! 2013年マナー読本」という別冊があったのですが、出だしからロングドレスの際の「ぬけ感」の重要性を解説したり、「皇室の方や要人も臨席するようなモストフォーマルな場面では~」とびっくり記述があったりと、改めて「25ans」ワールドの特殊性を実感しました。

 「中国料理では、器をテーブルから持ちあげない」「ホームパーティーにエプロンを持参し、積極的に台所を手伝うのはNG」などを見るにつけても、マナーは互いに共有していないと一方の自己満足に終ったり、逆に「あの人はなんて失礼なの!」と怒りのタネになることも実感。まあ「25ans」や「家庭画報」読者のいう“マナー”は、コミュニティへの入所試験のような意味合いがあるので、こういった“読本”があるわけなんですが。それを思うと、この別冊の冒頭にある「25ans」編集部からの「マナーや礼法は、堅苦しい決まりごとではありません。それは、人と人とがお互いを思いやり、円滑に交際するためのエッセンス」という口上が、虚しくこだましているような気がします……。

<トピック>
◎目指せ! 猫目&猫ボディ
◎連載「神田うののエレママ対談」
◎All About エレ女デビュー

学年末にはサイン帳でお別れ☆ 80年代少女マンガのふろくが甘酸っぱい!

少女だった頃、心をときめかせてくれた少女マンガ雑誌……と、その横にいつも一緒にいた「ふろく」という名の相棒。そばにいるのが当たり前だったから気付けなかった、あの頃の「ふろく」の魅力を、「昭和的ガーリー文化研究所」所長のゆかしなもん(通称・ゆかしな)がお届け☆

 ハーイ、ゆかしなです☆ 3月は別れのシーズン。クラス替えや卒業で、ついおセンチな気分になってしまう季節です……。80年代当時は、今みたいにTwitterやFacebookとかいうハイテク(?)なものなんてないから、クラスメートとつながることができる最終ツールといったら、サイン帳ぐらいしかなかった。ゆかしなも、片思いの男の子にどーしてもサイン帳を書いてほしかったけど、普段話したことないもんだから、女子たちが男子に「書いてよ~♪」ってキャイキャイ依頼している最中に、自分のサイン帳をちゃっかりすべり込ませてたよね。どんだけ内気なんだよ(怒)!! 今回はそんな甘酸っぱ~いスクールライフの記憶にどっぷり浸れる、「お別れ」をテーマにした「なかよし」(講談社)&「りぼん」(集英社)の名作ふろくを集めてみたよ!!

☆「なかよし」1980年4月号 ちえこ・ジュン「親友証明書&ネームカード」

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 華やかなりし80年代の幕開けにふさわしい、「なかよし」の素敵なふろく。原ちえこ先生と牧村ジュン先生という、夢のタッグによるネームカード(名刺)と、「親友証明書」ハガキのセット。「あなたは、ドジだらけのあたしのお友だちとして、いままで、よくたえてくださいました。そのご厚意と、努力の大きさに、心から感謝しています(ほんとうよ)。」というメッセージが泣ける。「ほら、あのときも、(空欄)……」とリアルなエピソードが書き込めるようになっていて、ちょっと照れくさいネ☆ でも、お友達からもらったら、きっとすごくうれしい!!

学年末にはサイン帳でお別れ☆ 80年代少女マンガのふろくが甘酸っぱい!

少女だった頃、心をときめかせてくれた少女マンガ雑誌……と、その横にいつも一緒にいた「ふろく」という名の相棒。そばにいるのが当たり前だったから気付けなかった、あの頃の「ふろく」の魅力を、「昭和的ガーリー文化研究所」所長のゆかしなもん(通称・ゆかしな)がお届け☆

 ハーイ、ゆかしなです☆ 3月は別れのシーズン。クラス替えや卒業で、ついおセンチな気分になってしまう季節です……。80年代当時は、今みたいにTwitterやFacebookとかいうハイテク(?)なものなんてないから、クラスメートとつながることができる最終ツールといったら、サイン帳ぐらいしかなかった。ゆかしなも、片思いの男の子にどーしてもサイン帳を書いてほしかったけど、普段話したことないもんだから、女子たちが男子に「書いてよ~♪」ってキャイキャイ依頼している最中に、自分のサイン帳をちゃっかりすべり込ませてたよね。どんだけ内気なんだよ(怒)!! 今回はそんな甘酸っぱ~いスクールライフの記憶にどっぷり浸れる、「お別れ」をテーマにした「なかよし」(講談社)&「りぼん」(集英社)の名作ふろくを集めてみたよ!!

☆「なかよし」1980年4月号 ちえこ・ジュン「親友証明書&ネームカード」

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 華やかなりし80年代の幕開けにふさわしい、「なかよし」の素敵なふろく。原ちえこ先生と牧村ジュン先生という、夢のタッグによるネームカード(名刺)と、「親友証明書」ハガキのセット。「あなたは、ドジだらけのあたしのお友だちとして、いままで、よくたえてくださいました。そのご厚意と、努力の大きさに、心から感謝しています(ほんとうよ)。」というメッセージが泣ける。「ほら、あのときも、(空欄)……」とリアルなエピソードが書き込めるようになっていて、ちょっと照れくさいネ☆ でも、お友達からもらったら、きっとすごくうれしい!!

学年末にはサイン帳でお別れ☆ 80年代少女マンガのふろくが甘酸っぱい!

少女だった頃、心をときめかせてくれた少女マンガ雑誌……と、その横にいつも一緒にいた「ふろく」という名の相棒。そばにいるのが当たり前だったから気付けなかった、あの頃の「ふろく」の魅力を、「昭和的ガーリー文化研究所」所長のゆかしなもん(通称・ゆかしな)がお届け☆

 ハーイ、ゆかしなです☆ 3月は別れのシーズン。クラス替えや卒業で、ついおセンチな気分になってしまう季節です……。80年代当時は、今みたいにTwitterやFacebookとかいうハイテク(?)なものなんてないから、クラスメートとつながることができる最終ツールといったら、サイン帳ぐらいしかなかった。ゆかしなも、片思いの男の子にどーしてもサイン帳を書いてほしかったけど、普段話したことないもんだから、女子たちが男子に「書いてよ~♪」ってキャイキャイ依頼している最中に、自分のサイン帳をちゃっかりすべり込ませてたよね。どんだけ内気なんだよ(怒)!! 今回はそんな甘酸っぱ~いスクールライフの記憶にどっぷり浸れる、「お別れ」をテーマにした「なかよし」(講談社)&「りぼん」(集英社)の名作ふろくを集めてみたよ!!

☆「なかよし」1980年4月号 ちえこ・ジュン「親友証明書&ネームカード」

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 華やかなりし80年代の幕開けにふさわしい、「なかよし」の素敵なふろく。原ちえこ先生と牧村ジュン先生という、夢のタッグによるネームカード(名刺)と、「親友証明書」ハガキのセット。「あなたは、ドジだらけのあたしのお友だちとして、いままで、よくたえてくださいました。そのご厚意と、努力の大きさに、心から感謝しています(ほんとうよ)。」というメッセージが泣ける。「ほら、あのときも、(空欄)……」とリアルなエピソードが書き込めるようになっていて、ちょっと照れくさいネ☆ でも、お友達からもらったら、きっとすごくうれしい!!

加齢とともに美魔女はどこへ行く? 「美ST」の内海桂子師匠という目標

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「美ST」2013年4月号/光文社

 「美ST」4月号(光文社)の表紙は、5人の美魔女です。美魔女というと、最近は「年甲斐もなくイタい」「必死すぎてコワい」と揶揄する人がいたり、「美しくあろうと努力して何が悪い!」「“年齢相応”って誰が決めたの?」と反論する人がいたり。そのうち「美とはなんだ」「美は誰のためにあるのか」と難しい論争になったりして、深い考えがない人は不用意な発言は避けた方がいい要注意ワードになってきた感があります。

 果たして美魔女はイタいのか。正解はわかりませんが、「美ST」4月号を読んでいて、1つ気づいたことがありました。美魔女が「イタい」と形容されるのは、“年齢不相応だから”ではなく、過去や現在にすがりついている感があるから、他人に違和感を与えているのではないかということです。“過去のイケてる私”や“今のお金をかけてる私”を必死で守ろうとするイメージがあるんです。美魔女に限らず、過去の栄光にすがっている人や過去の恋愛を引きずる人、今の幸せがいつまでも続くと思い込んでいる人って、うっとおしく感じるじゃないですか。「時は流れるものなんだよっ!」と、諸行無常の理を説きたくなる。そんな感情が、美魔女を見ているとふつふつとわきあがってくるのではないかと思うのです。

<トピック>
◎齋藤 薫の読む美容液 第39回TEAM美魔女
◎40代、これからです!「美来予想図III」
◎「ダメな自分」を知るあなたこそ美しい。

家購入、子どもは東大に……「I LOVE mama」の堅実で最先端な人生設計

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「I LOVE mama」2013年4月号(イン
フォレスト)

 「I LOVE mama」(インフォレスト)に登場しているギャルママたちの、つけまとカラコンで覆われた瞳から放たれるビームは、時々痛いほど強烈です。これは「若さ」という言葉では単純に片付けられないなあと、4月号を見て思いました。若さ+ギャル+美+ママ+妻×節約=「I LOVE mama」。いろんな要素が組み合わさることでエネルギーが増幅しています。いや、それだけではない、なにか圧倒的な強さがある。それはなにか、探ってみたいと思います。

<トピック>
◎大特集「春から始める 美ママのリニューアル計画」年間100万円貯めた「貯活ママ」の節約日記
◎春に向けて私○○始めました
◎いつかちびコにも教えたい“私がママになるまで”

「誰もが離婚に向いているわけではない」円満離婚に憧れる男と女のまやかし

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左からhiroko氏、倉田真由美氏、寺井広樹氏。
『円満離婚・オブ・ザ・イヤー』の元夫婦と中継をつないだ

 「夫婦」とは何なのか、「家族」とは何なのか、そして「結婚」とは……2組のアラサー夫婦を通して結婚観を問い直すドラマ『最高の離婚』(フジテレビ系)が話題になっている。結婚が幸せのゴールではないことも、離婚が不幸のお墨付きではないことも、頭ではわかっているもののやはり結婚したからには一生添い遂げたいし、なるべくなら離婚は避けたいところ。ラジオ番組『離婚さん、いらっしゃい。』(KBS京都ラジオ)は円満離婚した夫婦たちがニコニコグッバイの秘訣を語るという、世にも珍しい離婚トーク番組。思わずマネしたくなる、イケてる離婚とはどういうものか。番組の公開録音に潜入してそのヒントを探った。

「離婚さ~ん、いらっしゃ~い」。

異物である女への噂によって、悪意が肥大化した人々を描く『噂の女』

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『噂の女』(奥田英朗、新潮社)

「あれはやりまくっとる顔やね」「セックス好きそうやな」「キャバクラでバイトしとったし」「弟はやくざ者やし」「あの子、勤めとる会社社長の愛人や」「若社長、溺死したんやと」「今度は六十過ぎの資産家と婚約やよ」「内緒やけど、どうも県会議員の愛人らしい」「クラブのママで政治家の愛人かあ」「毒でも盛ったんやないの、ってみんなが言っとる」「あの女、男をたぶらかしては、金を貢がせて、贅沢な暮らししとるらしい」

 小さな街で、噂の的になる女・糸井美幸。美人とは言えないが、色白のモチ肌、大きいオッパイとかわいらしい声を持ち、料理上手で男あしらいもうまい。しかし、彼女の過去には不審死を遂げた3人の男と、億単位で受け取っている保険金が見え隠れする。愛人だった社長は2人続けて死に、年の差婚した資産家の夫も美幸の出産直後に溺死、その保険金で高級クラブのママになり、政治家の愛人として夜の街で名をはせている――。