「りぼん少女」のときめき情報がいっぱい! 80年代の「ふろく」は国宝なのだ

少女だった頃、心をときめかせてくれた少女マンガ雑誌……と、その横にいつも一緒にいた「ふろく」という名の相棒。そばにいるのが当たり前だったから気付けなかった、あの頃の「ふろく」の魅力を、「昭和的ガーリー文化研究所」所長のゆかしなもん(通称・ゆかしな)がお届け☆

 まだインターネットもスマホもなかった、1970~80年代の、あの熱き時代。少女漫画の黄金期ともいえる時代だった。クソ田舎に住む多感なイモ少女は、近所の薄汚ねえ本屋に平積みされたピッカピカの分厚い少女漫画誌の数々に、いつも心をときめかせていた。っていうか、それしか楽しみがなかった。

 昭和50年生まれを代表する「クズ女」になった今、コミックスの大人買いなんかで作品を懐かしく読み返す機会はあっても、「ふろく」って、もうとっくに捨てちゃっている。ある人にとっては、それはただの「ゴミ」でしかない。しかし、ゆかしなにとってそれは、何物にも代えがたい「国宝」なのである、いやマジで。「ふろく」こそもう一度見たいし触りたいし、最大級にときめくマジカル☆ガーリーアイテムだったじゃん!?

40オンナに寄り添う「STORY」が、対肩こり・汗じみファッションを提唱!

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「STORY」2012年11月号/光文社

 ここ最近レビューでは紹介していなかった連載「悩んだらピン子に訊け!」から、今月はスタートしたいと思います。今回のテーマは「仕事のこと」。キレイごとは言わず、全体的にグッとくる回答が多いこの人生相談。

 しかし一番の読みどころは、ちょいちょい差し込まれるピン子センセイのご自慢エピソード。今月も冒頭から「橋田先生にいつも言われんの。『ピン子、あんたは女優じゃなくたって、何やっても大成功してる』って。私もそう思う」と飛ばしてます。そんな“ピン子のピン子によるピン子のためのピン子伝説”が、本来の悩み相談をややこしくさせいることもしばしば。「ちやほやされる対象が20代30代の若い子に移ってしまって虚しい」という、ピン子センセイへのデッカい釣り針としか思えない相談に「『○○先輩みたいな大人の女になりたい』と思わせなさい」と、ごもっともなお答えをしたかと思いきや、突然「私も髪の毛長いときあったけど、あるときばさっと切ったわよ。覚えてる?」と、通行人の喉元にナイフを突きつけるような逆質問を。「フマキラーのCM、人形みたいに綺麗だったでしょ?」センセイ、一体それは何人形……ハイ、心にモヤモヤを残したままではございますが、気を取り直して今月のラインナップを。

<トピックス>
◎悩んだらピン子に訊け!
◎大特集 「今日着る服がわからない!」魂の叫びに愛の回答
◎私たちのCHALLENGE STORY「産まない」という苦い選択が、新しい私の始まりでした 

夫に対する不満解消への1つの回答、「婦人公論」スワッピング特集再び

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「婦人公論」10月7日号(中央公論新社)

 今号の「婦人公論」(中央公論新社)は、大平光代×野田聖子対談「キャリアか、子育てか――『母は弱し』を実感しています」や、上野千鶴子×辛淑玉対談「差別に立ち向かう」など、女性同士の対談も実に興味深かったのですが、今回の女性誌レビューでは、男と女について考えてみたいと思います。というのも、「婦人公論」恒例のセックス企画「女もうるおう秋の“性活”習慣」が掲載されていたからです。その中身は「一人エッチで感度を上げる7日間ステップ」「女性の感性を刺激するロマンポルノ・ベスト10」「覆面座談会 妻たちこそが堪能できるスワッピングの魅力とは?」というラインナップになっております。では、さっそく見てみましょう。

<トピック>
◎特集「家族に振り回されない秘訣」
◎大平光代×野田聖子対談「キャリアか、子育てか――『母は弱し』を実感しています」
◎「女もうるおう秋の“性活”習慣」

「CLASSY.」読者はファッションより精神を脱コンサバすべき!

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「CLASSY.」2012年11月号(光文社)

 先月号でコンサバ・ギラギラの代名詞「勝負ワンピ」と決別を果たした「CLASSY.」(光文社)。「CanCam」が作り上げた“エビちゃんOL”がもはや死語になるほどファッション傾向がカジュアルに流れている今、何が何でもコンサバからカジュアルに、甘甘スタイルからチョイ辛いに意図的にチェンジしたい「CLASSY.」。今月も「もう『可愛い』だけの時代は終わった!?」と表紙から好戦的です。コンサバ文化を謳歌してきた光文社女性誌は、近年のカジュアル化の波に太刀打ちできず、50代向けの「HERS」から大学生向けの「JJ」まで脱コンサバ。これを見るにつけても「1%の金持ちと99%の貧乏」と言われるほどの超格差社会に突入し、これまで中流家庭に愛されてきた光文社がカジュアル文化圏内に“降りてきた”感が否めません。「25ans」(ハースト婦人画報社)や「MISS」(世界文化社)など突き抜けた金持ち層は変わらず我が道を行ってますもの。「CLASSY.」はちゃんとカジュアルに着地できているのか、早速見てみましょう。

<トピック>
◎もう「可愛い」だけの時代は終わった!?
◎みんなの「理想のプロポーズ」大研究
◎平面顔を生かせばもっと可愛くなる!

涙袋のきらめきに踊らされる男心を説く、「Ray」メイク特集で得るべきものとは

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「Ray」2012年11月号/主婦の友社

 皆さんは「Ray」(主婦の友社)の看板モデルを、女優の香里奈が務めていることをご存知ですか? 以前から、「Ray」の表紙で香里奈がほほえんでいることについて、ちょっとした疑問を抱いていました。果たして、香里奈は「Ray」になじんでいるのだろうか? と。なぜ、そんなことを考えてしまうのかといえば、ドラマで見る香里奈が、「No.1キャバ嬢の高校教師」「ファッションやコスメに無頓着な独身女」「土木技術士」「『ラッセル』というあだ名の刑事」など、まったくもってモテからは程遠いキャラばかり演じているから。可愛いだけでは生きていけないことを体現するかのような香里奈の役どころは、彼氏に可愛がられるキャピキャピした女の子像を提唱し続ける「Ray」にとって、最もその存在を否定されるべきポジションなのではないでしょうか。

 そんな自分と「Ray」のズレを察知してか、香里奈は巻頭のインタビューで、次のように語っていました。「私はモデルをやめようとは思わない。モデルをやめるって想像できないし、全然考えたことない」。三十路間近の香里奈が、「どかねぇぞ」と堂々のお局宣言です! どれだけ「旅のお供は大好きな花柄ワンピ」「(マフラーやストールを巻いた時の)『守られてる感』にやみつきなんです(はぁと)」「白マジックで可愛さ120%」と「Ray」に寄り添う発言をしても、その必死さが、逆にお局っぽい……。月9ヒロインをも、「上がっちゃった女」に見せてしまう「Ray」を、今回はお局様目線で読んでいきましょう。

<トピック>
◎10月の恋とおしゃれ(はぁと)Dreaming Story
◎スカート派(はぁと)泉里香VSパンツ派★美優おしゃれ女王はどちら?
◎愛されガール15人のほめられメイク再現SHOW

ミスは許さない! サプライズに憑りつかれた「MORE」のプロポーズ特集

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「MORE」2012年11月号/集英社

 つい先日、胸元までのロングヘアーをばっさり切って話題となった蒼井優。今月の「MORE」では、40cmカットの舞台裏を大公開しています。題して「蒼井優さんの可愛すぎるフレッシュショート」。カットを担当した美容師さんいわく「コンセプトは“全体は端正に、部分は大胆に”」とのことですが、抽象的すぎて意味がよくわかりません。その点蒼井さんは、「シャンプーを使う量が減ったり、ドライヤーで髪を乾かす時間も短くなったり、ショートって環境にも優しいなって実感しています」と、ヘアカット1つに地球環境まで引っ張りだしてくるのはさすがです。巷では「十勝花子スタイル」などと呼ばれている蒼井さんショートですが、ご本人は大満足のようなので、ファンとしてはホッと胸をなでおろした次第です。ただ気になったのは「着る服やメイクによって、かなり印象が変わるんです。あえてダサい格好したり、ぐっとドレッシーにしたり……」という発言。あれ? 「ダサい格好」ってまさかライ○オンのCMのことじゃないですよね? あえてのベリーショート、あえてのダサい格好、「あえての神」蒼井さんからは今後も目が離せませんよ。前置きが長くなりましたが、さっそく今月のラインナップから。

<トピックス>
◎蒼井優さんの可愛すぎるフレッシュショート
◎秋は「ハンサム可愛い」ガールにならなきゃ!
◎サプライズ続出!みんなのうっとり/がっかり「プロポーズ」★SHOW

ワーキングマザーのバイブル「bizmom」、精神的“ハレ”を求め続ける罪

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「bizmom」2012年秋号(ベネッセコー
ポレーション)

 「たまごクラブ」「ひよこクラブ」でおなじみのベネッセコーポレーションによる季刊誌「bizmom(ビズマム)」が女性誌レビューに初登場です。こちらは“たまひよ”とは一味異なり、「働くママの応援マガジン」だそうです。今号の表紙には、どーんと「あの人が、超忙しいのに笑顔なのはなぜ?」「Happy Workingmother Bible」と書いてあります。そうですよね、出産しても仕事を辞めたくない・辞められない女性が多いのですから、ぜひ笑顔になるコツを教えてほしいものです。しかも今号の特集「完璧なんて求めない! 働く母がラクになる両立術」とあるじゃないですか。期待してますよ~!!

<トピック>
◎完璧なんて求めない! 「働く母がラクになる両立術」
◎思い通りにならない5つの壁のかわし方
◎「時間貯金」なら、まとまった自分の時間が作れますよ!

「常識とは何か」を突き付けられる、『えっちぃ放課後』の所構わぬヤリっぷり

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『えっちぃ放課後(1)』(相川ヒロ、
講談社)

――西暦を確認したくなるほど時代錯誤なセリフ、常識というハードルを優雅に飛び越えた設定、凡人を置いてけぼりにするトリッキーなストーリー展開。少女マンガ史にさんぜんと輝く「迷」作を、ひもといていきます。

 人によって「常識」というのは微妙に違うものだ。例えば、息を吸って吐いて、ご飯を食べたら出す、というような生きることの根源のたいていのことは常識だけれど、言質が一致してないとか、他人に迷惑がかかるとか、一般的に「罪だ」とされていることをする人は、非常識と言われるだろう。でもその間の、グレーな部分は、「やってる人が多ければ常識」といった風に、ゆらぎのあるものである。

 ここに、『えっちぃ放課後』という、タイトル見ただけでも、何が行われるのかがキラリとわかる話がある。このマンガはタイトル通り、「あらゆるエッチな放課後」について語られる短編集だ。

 えっと、自分、女子校だったんでわからないんですが、共学の放課後というのは、こんなにエッチまみれなんですか? 振り向けば、ここそこから女の吐息が顔にかかりそうなくらい、学校中がエッチであふれているものなんですか? これは常識なんですか? これじゃあ先生はさぞかし性教育とコンドームの配布に必死でしょう。

「ひよこクラブ」よ、夫を“勃てる”ことより、夫への興味の消失の原因を教えてくれ!

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「ひよこクラブ」2012年10月号(ベネッ
セコーポレーション)

 今月の「ひよこクラブ」(ベネッセコーポレーション)はアラトゥー、アラサー、アラフォーそれぞれのママたちの「自分時間」の楽しみ方を時間割で紹介しています。一番すごかったのが、旦那の弁当こしらえて掃除洗濯、公園お散歩してベビーマッサージして家庭菜園耕して収穫した後、レザークラフトで革製品を作ってお菓子も作り、さらに動物園へお出かけしてブログ更新して最後は半身浴と弁当の下ごしらえまでこなすアラトゥーママ! 特に他意はないのですが、小学校の時に「うちテレビ2台あるし!」と言い張ってた同級生を思い出しました。その半面、アラフォーママは「花の水やり」「搾乳」「仮眠」「仮眠からの起床」など、しっとりした1日を送っていてなんか色っぽい! 彼女にするなら断然、アラフォーママですよね。各世代を網羅し読者層を広げ続ける「ひよこクラブ」、生後6カ月の女児を持つママライターが読んでいきます!

<トピック>
◎わたし流育児&自分時間の楽しみ方
◎気になる!? あれこれ調べ隊“2人目不妊”
◎ひよこパパ倶楽部

上から目線に弱い「steady.」が、悩み相談の相手に“子役”を召喚!?

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「steady.」2012年10月号/宝島社

 「付録ではもう部数は稼げなくなってきた」と言われて久しい女性誌業界ですが、やはり付録の老舗・宝島社だけに、今月の「steady.」の付録も、かなり力が入っています。何がって、バッグinバッグのポケット数が……。外ポケット3つに、内ポケット4つと合計7個のポケットがついている上に、付属のポーチまで! そんな力作すぎる付録を眺めていると、これらの多くが中国の工場で作られていることが、ふと頭をよぎります。反日デモの影響が、女性誌の付録に出ることはないのか、非常に気になってしまう今日この頃です。

<トピック>
◎石原さとみのAtoZ
◎1カ月着回し劇場
◎みんなのお悩み解決診療所