
ハルク・ホーガンは息子の事故で一家離散状態……
近年、「機能不全家族」をテーマにした作品がハリウッドでははやっている。アメリカ人の多くが機能不全家庭に育っているとされており、多くの人の共感を得られるからだろう。「機能不全家族」とは、本来家庭にあるべき「家族だんらん」「健全な子育て」「家族間の助け合い」などが機能していない、問題を抱える家族のことを指す。一見、幸せそうに見えても、夫婦関係が冷え切っていたり、子どもたちが精神的・肉体的な虐待を受けていたり、両親がアルコールや薬物依存の問題を抱えているという家庭が、アメリカではとても多い。
ハリウッドスターにも、機能不全家庭の出身者が少なくない。現実逃避するため歌や演劇にのめり込んだと公言しているセレブもいるほどだ。今回は、世間に衝撃を与えた、セレブの機能不全家族の実態を紹介したい。
■ジェシカ&アシュリー・シンプソン
誰もが羨むほど家族仲が良い敬虔なクリスチャン・ファミリーとして知られていた、シンプソン家。元牧師だった父ジョー(54)は2人の娘のマネジャーを務め、見事スターに育て上げた。ジェシカ(32)は父親に絶大な信頼を寄せ、母ティナ(52)とも親友以上のなんでも話せる関係を築き上げていると公言。元夫ニック・ラシェイとの新婚生活を追ったリアリティ番組では、「父が口を挟みすぎている」「嫌な舅」だと視聴者から叩かれたが、ジェシカは父をかばい、離婚後も良い親子関係を保ち続けた。
しかし昨年、実はジョーとティナが築いていたのは、ウソに塗り固められた家庭だったことが発覚。2人は仕事を理由に長年別居生活を送っていたのだが、その間、ジョーはこともあろうに若い青年たちと浮気ざんまい。それを知ったティナがジョーのホテルに乗り込み、離婚を突きつけたと報じられた。その後、ジョーが8年前に極秘でジェシカに450万ドル(約4億円)の生命保険をかけていたとも伝えられ、彼の黒い部分があらわになり、世間は彼の二面性に失望した。