映画もカルチャーも! 無料動画閲覧サイト『PipiiStream』がエロ楽しすぎる!!

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 さまざまな動画を完全無料で閲覧できる動画サイト『PipiiStream』が話題だ。ここでは、同サイトで楽しめる注目の4作品を紹介しよう。  まずは、“Vシネ界の良心”城定秀夫監督による2作品だ。  『驚愕!リアルドラマSP 本当にあったエロい話』は、女優「しじみ」としての活動も知られる持田茜を主演に迎え、実話を元にした再現ドラマのオムニバス。人妻、OL、女子大生、家庭教師、ナースの赤裸々な性を描く。実話ならではの生々しい展開にくぎ付けになってしまう作品だ。全5話。
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『驚愕!リアルドラマSP 本当にあったエロい話』
 続いて、『ありがとう』でカルトの枠を超えた人気を集めたマンガ家・山本直樹の短編集『守ってあげたい』に収録された『アダルトビデオの作り方』のオリジナル続編となるエロティック・ドラマ『アダルトビデオができるまで』。主演は元グラビアアイドルでAVでも活躍する鈴木杏里。ただエロいだけでなく「このネット社会でどうしたらAVが売れるのか」という社会的要素も孕んだ作品だ。
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『アダルトビデオができるまで』
 3作目は、THE YELLOW MONKEYなどのPVを手掛け、映画『DOCUMENTARY of AKB48』の2~3作目では監督も務めている高橋栄樹による劇場公開映画『コネコノキモチ』。主演をつとめたアイドリング!!!遠藤舞の魅力が存分に発揮された作品だ。“幻の猫”をめぐるファンタジックで切ないストーリーにも注目したい。
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『コネコノキモチ』
 最後に紹介するのは、巨乳グラビアアイドルたちが正義の味方となり、悪の軍団と戦いを繰り広げる『爆乳戦隊パイレンジャー』。手島優、愛川ゆず季、助川まりえ、鈴木じゅん、石垣香織の5人がそのボディを余すところなく披露してくれる。パイルームに集まったパイレッド、パイレモンらパイレンジャーたちは、パイセンサーを使ってパイエナジーの強い女の子・リカを誘拐した敵を倒し、地球を守ることができるのか!?
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『爆乳戦隊パイレンジャー』
 実は『Pipii Stream』のもうひとつの顔が、アダルト動画の充実ぶり。現在400本以上のタイトルを、最初から最後まで、ダイジェストではなく本編すべてを閲覧することができる。もちろんこれらは、正規の権利処理をした作品なので、安心して楽しもう。  また、このほかにも、AE86や180SX、FD-3Sなどの名スポーツカーをエンジンまでバラして組み上げるノウハウ映像集『チューニング&モディファイ』シリーズや、工場地帯の美しさをひたすら追求する『工場萌えな日々』シリーズ、世界中の航空ショーを集めた『エアーショー』など、マニア垂涎のラインナップが取り揃えられている。フツーの動画サイトでは飽き足らない貴兄には、ぜひ一度アクセスしてもらいたいサイトだ。 ●PipiiStream http://www.pipii.tv/

巨人Amazonの牙城に挑む、国内量販店の逆襲

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「ビックカメラ.com」より
 近年、ネット通販の雄Amazonは日を追うごとに巨大化し、小売りを殲滅するかのような状態だった。しかし、ここにきて新しい局面を迎えている。ヨドバシカメラやビックカメラといった家電量販店が、Amazonに対抗したサービスをスタートさせたのだ。  今年1月、ヨドバシカメラはショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」にてコミックを取り扱うようになった。オンライン注文の場合は、全品送料は無料。今では、小説から実用書、ゲームの攻略本まで品揃えが充実している。しかも、ポイント還元が大きいのも魅力だ。Amazonの場合は、ポイントが付く商品と付かない商品があるが、ヨドバシカメラの書籍は一律3%。通常、割引のない書籍でこのポイント還元はうれしいところだ。さらに、当日配送や翌日配送など、スピーディに届けられるのも見逃せない。  送料無料でポイント還元も付ければ、ヨドバシカメラ側の利益は少ない。膨大なアクセスが集中するショッピングサイトの構築・運営を考えれば、ヨドバシカメラ副社長の藤沢和則氏が「なんとか商売にはなるかなというレベル」と言うように、ビジネスになるぎりぎりのところだろう。公式にはサービスを開始した理由は語られていないが、筆者は、Amazonの寡占状態にメスを入れる目的が大きいと見ている。  書籍を買ってもらえるようになれば、ついでということで、ほかの商品もまとめ買いしてもらえるかもしれない。ポイントが付くので、囲い込みにもなる。それらのメリットの代わりに、配達スピードとポイント還元に力を入れたのだ。具体的な数字はまだ公開されていないが、注目度は抜群。ラインナップはどんどん充実していくことだろう。  売り上げ日本一の量販店、ヤマダ電機はAmazonと「価格」で真っ向勝負する。そのコストは、経営の合理化によって捻出している。日本の技術と根性は効果を上げ、ライバルと比べても高い利益率を叩き出しているのだ。  ビックカメラはAmazonが苦手な医薬品の取り扱いを開始した。処方箋のいらない第3類医薬品ではあるものの、ネットで購入できるのはありがたいところ。医薬品通販サイト「ケンコーコム」のように、第1類・第2類の販売が可能になれば、大きなアドバンテージとなるだろう。  このように、Amazon包囲網は着実に狭まってきている。筆者としても、売り上げ全体にかかる税金を日本に納めてくれる企業で買い物したいという気持ちもある。今はまだ劇的な変化はないが、今後ユーザーが流れることは確実。その時に、Amazonはどう迎え撃つのだろうか。顧客第一主義のAmazonのことだから、ユーザーが飛びつくようなサービスを打ち出してくるに違いない。 (文=柳谷智宣)

野川さくら、宮崎羽衣らが一斉退所 “消えた”声優プロダクション・ラムズの謎を追う!

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『HAPPY HARMONICS』
(エイベックス・エンタテインメント)
   サヨナラだけが人生だ。  というわけで、年度切り替わりのタイミングで有名・無名を問わず多くの声優がプロダクションから独立、移籍した。茅原実里がエイベックス・プランニング&デベロップメントを退所し個人プロダクション「株式会社M-Peace」を設立、櫻井孝宏が81プロデュースから独立しフリーとなったというニュースは、ニュースサイトにも記事が掲載され大きな注目を浴びた。  その一方で、野川さくら、宮崎羽衣ら声優プロダクション・制作会社のラムズに所属する声優が3月31日に一斉に退所。その後、ラムズのサイトが「メンテナンス中」となりすべてのページが見られなくなってしまっていることから、声優ファンの間では「一体ラムズに何があったんだ?」とさまざまな臆測が飛び交っている。  もともとラムズは制作会社としてスタートしたものの、2000年頃に野川さくらの所属をきっかけに声優プロダクションとしても活動するようになり、04年に付属養成所「RAMS Professional Education」(通称・RPE)、06年に劇団「RAMS ACTORS THEATER」を設立。ゼロ年代半ばにはRPE出身の若手女性声優たちによるアイドル声優ユニット・クローバーを結成し、一時代を築いた存在だ。  クローバーはかなりの人気を獲得し、現在のアイドル声優ブームに至る地ならし的役割を果たしたが、ゼロ年代後半よりクローバーのメンバーをはじめとする所属声優が続々と離脱。設立当初は事務所を牽引し、養成所の宣伝塔として大きな存在感を放っていたアイドル声優たちも世代交代の波にのまれてしまい、次第に「アイドル売り」することが困難になってきたことから、ラムズは徐々に失速。そこで発生したのが今回の騒動だが……。 「結論から言って、ラムズは3月末で倒産しました。ビルのワンフロアを借りて事務所、制作会社と同時に声優の養成所・イベントスペースを運営していたラムズは、他のテナントたちから騒音・振動について頻繁に苦情を受けていたそうです。そこでビルのオーナーとの協議の結果、退去・移転することになりました。しかし、フロアを大改造していたラムズには原状復帰の義務が発生。その費用は莫大な金額で、それが捻出できずに倒産したそうです」  そう語るのは、ラムズの元関係者。アイドル声優を宣伝塔として自前で養成所を運営。そこで育てた若手をアイドル声優として売り出し、自社のスペースでイベントを打つ、というビジネスモデルで勢力を急拡大させたラムズだが、肝心のアイドル声優がいなくなってしまったことでかつての投資が不良債権化。最終的に移転費用も捻出できずに倒産してしまったというのは、なんとも皮肉な話である。  ラムズの栄枯盛衰、そして消滅というニュースは、現在の声優ビジネスに一石を投じる事件だといえる。 (文=龍崎珠樹)

ダニエル・デイ=ルイスの迫真の映画にビビッ! 単なる偉人の伝記映画にとどまらない『リンカーン』

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(c) 2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION and 
DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO., LLC
 今週紹介する新作映画は、ベテラン俳優の演技とキャラクターをたっぷり味わえる2本。年輪を重ねてなお輝きを増す、ハリウッドスターの魅力を満喫したい。  4月19日に封切られる『リンカーン』は、スティーブン・スピルバーグ監督、ダニエル・デイ=ルイス主演で、米国第16代大統領エイブラハム・リンカーンの人生を描いた歴史ドラマ。「すべての人間は自由であるべき」という高い理想を掲げ、大統領に就任したリンカーン。だが、奴隷解放運動を推進したことで南部6州の合衆国離脱を招き、南北戦争で国が2つに割れる危機に直面する。リンカーンは奴隷制を永久に禁止する憲法修正を目指すが、議会では奴隷制廃止を取り下げて北軍と停戦すべしとする声も高まっていた。  何よりもまず、ダニエル・デイ=ルイスの魂がこもった演技に引き込まれてしまう。本作でアカデミー賞史上初となる3度目の主演男優賞を受賞。感情を抑えながらも強い意志がにじみ出る表情、有名な演説に通じるシンプルで力強いセリフの数々に、まさに歴史が動く場面を目撃しているかのような興奮を覚える。映像面でも、困難に直面するリンカーンの葛藤と孤独を表す漆黒の影が印象的。単なる偉人の伝記映画にとどまらず、信念を貫くことの意義、憎しみを乗り越えて平和を求めることの大切さを描くメッセージ性の強い作品でもある。  続いて4月27日公開の『ラストスタンド』は、2003~11年まで米カリフォルニア州知事を務めたアーノルド・シュワルツェネッガーが俳優復帰後、初めて主演したアクション大作。かつてロサンゼルス市警の敏腕刑事として活躍したレイは、今ではメキシコとの国境に近い静かな田舎町で保安官を務め、引退同然の暮らしを送っていた。だがある日、警官殺しの凶悪犯が逃走し町に向かっているとの連絡を受け、警察やFBIの応援も間に合わないと知ったレイは、戦闘経験のない部下や町の仲間、銃器オタクら即席チームで武装集団を迎え撃つ。  シュワルツェネッガーは過去数年の間にも、『ターミネーター4』(09)のデジタル合成によるカメオ出演や、『エクスペンダブルズ』シリーズでのワンポイントリリーフ的な登場でアクション映画ファンを喜ばせてきたが、ついに主役で完全復活。1947年生まれ、現在65歳のシュワちゃんが引退目前の老保安官を演じることである種のおかしみが生まれ、老体にむち打ってカーアクションや肉弾戦に奮闘する姿に思わず声援を送ってしまうはず。『グッド・バッド・ウィアード』(08)などで知られる韓国のキム・ジウン監督のハリウッド進出作でもある。最新のスポーツカーやハイテク武器を駆使した今風の派手なアクションと、西部劇のオールドファッションなヒーロー像を巧みに融合させたことで、幅広い世代が盛り上がれる娯楽作となっている。 (文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉) 『リンカーン』作品情報 <http://eiga.com/movie/77491/> 『ラストスタンド』作品情報 <http://eiga.com/movie/57827/>

江頭2:50と古代インドの神秘がコラボ!? ネットで話題沸騰中『エガヨガ』の制作秘話

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『エガヨガ』(自由国民社)
 江頭2:50 初の撮り下ろし単行本『エガヨガ』(自由国民社)が発売され、ネット上を中心に話題になっている。江頭の伝説のポーズと本物のヨガポーズを分かりやすく比較、解説。“生きる伝説”江頭2:50の歴史と真髄がわかる一冊だと謳っている。  例えば、おなじみ「お前に一言物申―す!」は、ヨガの「鷲のポーズ」と比較。肩やお尻をストレッチしながらバランスを取る鷲のポーズは集中力を高める効果があるが、一方のエガポーズは、唾液の分泌促進による虫歯減少とストレス解消の効果があるという。ただし、ぎっくり腰、相手の逆襲によるケガといった“エガリスク”もあるそうなので、十分注意したい。そのほか、「がっぺ むかつく」「取って 入れて 出す」「三点頭立」「エガラップ」などなど、数々の鉄板ネタがヨガと華麗にコラボ。準備→基本→動物→高度の4ステップでマスターできるという。
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IMG_3774_.jpg  また巻末には、袋とじ「奥義 真夜中のヨガ」も用意されており、今なお伝説として語り継がれている、いわく付きのあのネタも収録されている。  単なるエガファン向けのネタ本としてはやけに丁寧にヨガの解説がされているし、かといって、ヨガ好きOLはドン引きしてしまいそうなこの本。しかも、出版元は年刊事典・用語辞典『現代用語の基礎知識』の発行で知られる老舗出版社・自由国民社。……この本、いったいなんなのか? 担当編集の竹内さんに話を聞いた。 「実は江頭さんのファンで、会社のデスクにいつもエガちゃんフィギュアを置いて癒やされているんです。あるときヨガの本を見ていたら、ふと視界の端にエガちゃんの姿が入り『エガ……ヨガ?……うおおお! エガヨガ! エガヨガ!』と、タイトルを思いついたのがきっかけです」  老舗出版社でこんな企画を通すなんてかなり苦労したのかと思いきや、意外なくらいすんなり通ったという。 「本を作るにあたり、江頭さんからの要望は『とにかく笑える、面白い、くだらない本を作ろう』ということだけでした。江頭さんのネタありきでヨガのポーズを合わせていったものもあれば、逆にヨガのポーズに触発された江頭さんの初出しポーズもあります。まさに互いに高め合った、異色のコラボレーションでした」  全ページにわたり、ヨガのモデルと負けず劣らずの見事なポージングを見せている江頭だが、制作にあたり、とくにこだわったのはどんなところなのだろうか? IMG_3775_.jpg 「江頭さんのダイナミックな動的魅力を、本という静止画の世界でいかにリアルに伝えるかに腐心しました。一見パロディに見えるエクササイズ風の解説も、すべてはこの要請から生まれた必然的な表現だったと思っています。撮影中は異様な熱気に包まれていましたが、とくにクライマックスとなる『真夜中のエガ』は、ごく一部のスタッフだけを残してほかはシャットアウトした状況で収録されました。実は私も立ち会うことを許されず、まさに“奥義の開陳”というにふさわしい撮影だったと聞いております」  「1クールのレギュラーより1回の伝説」をモットーにしている江頭だが、写真集においてもそのスタンスは健在。江頭いわく、このエクササイズをマスターすれば新しい自分が見えてくるそうなので、ヘタな自己啓発本より効果があるかもしれない。ちなみに、中には特殊な身体能力を持つ江頭でないとできないポーズもあるようなので、無理せず、できるところからチャンレンジすることをおすすめしたい。

江頭2:50と古代インドの神秘がコラボ!? ネットで話題沸騰中『エガヨガ』の制作秘話

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『エガヨガ』(自由国民社)
 江頭2:50 初の撮り下ろし単行本『エガヨガ』(自由国民社)が発売され、ネット上を中心に話題になっている。江頭の伝説のポーズと本物のヨガポーズを分かりやすく比較、解説。“生きる伝説”江頭2:50の歴史と真髄がわかる一冊だと謳っている。  例えば、おなじみ「お前に一言物申―す!」は、ヨガの「鷲のポーズ」と比較。肩やお尻をストレッチしながらバランスを取る鷲のポーズは集中力を高める効果があるが、一方のエガポーズは、唾液の分泌促進による虫歯減少とストレス解消の効果があるという。ただし、ぎっくり腰、相手の逆襲によるケガといった“エガリスク”もあるそうなので、十分注意したい。そのほか、「がっぺ むかつく」「取って 入れて 出す」「三点頭立」「エガラップ」などなど、数々の鉄板ネタがヨガと華麗にコラボ。準備→基本→動物→高度の4ステップでマスターできるという。
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IMG_3774_.jpg  また巻末には、袋とじ「奥義 真夜中のヨガ」も用意されており、今なお伝説として語り継がれている、いわく付きのあのネタも収録されている。  単なるエガファン向けのネタ本としてはやけに丁寧にヨガの解説がされているし、かといって、ヨガ好きOLはドン引きしてしまいそうなこの本。しかも、出版元は年刊事典・用語辞典『現代用語の基礎知識』の発行で知られる老舗出版社・自由国民社。……この本、いったいなんなのか? 担当編集の竹内さんに話を聞いた。 「実は江頭さんのファンで、会社のデスクにいつもエガちゃんフィギュアを置いて癒やされているんです。あるときヨガの本を見ていたら、ふと視界の端にエガちゃんの姿が入り『エガ……ヨガ?……うおおお! エガヨガ! エガヨガ!』と、タイトルを思いついたのがきっかけです」  老舗出版社でこんな企画を通すなんてかなり苦労したのかと思いきや、意外なくらいすんなり通ったという。 「本を作るにあたり、江頭さんからの要望は『とにかく笑える、面白い、くだらない本を作ろう』ということだけでした。江頭さんのネタありきでヨガのポーズを合わせていったものもあれば、逆にヨガのポーズに触発された江頭さんの初出しポーズもあります。まさに互いに高め合った、異色のコラボレーションでした」  全ページにわたり、ヨガのモデルと負けず劣らずの見事なポージングを見せている江頭だが、制作にあたり、とくにこだわったのはどんなところなのだろうか? IMG_3775_.jpg 「江頭さんのダイナミックな動的魅力を、本という静止画の世界でいかにリアルに伝えるかに腐心しました。一見パロディに見えるエクササイズ風の解説も、すべてはこの要請から生まれた必然的な表現だったと思っています。撮影中は異様な熱気に包まれていましたが、とくにクライマックスとなる『真夜中のエガ』は、ごく一部のスタッフだけを残してほかはシャットアウトした状況で収録されました。実は私も立ち会うことを許されず、まさに“奥義の開陳”というにふさわしい撮影だったと聞いております」  「1クールのレギュラーより1回の伝説」をモットーにしている江頭だが、写真集においてもそのスタンスは健在。江頭いわく、このエクササイズをマスターすれば新しい自分が見えてくるそうなので、ヘタな自己啓発本より効果があるかもしれない。ちなみに、中には特殊な身体能力を持つ江頭でないとできないポーズもあるようなので、無理せず、できるところからチャンレンジすることをおすすめしたい。

江頭2:50と古代インドの神秘がコラボ!? ネットで話題沸騰中『エガヨガ』の制作秘話

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『エガヨガ』(自由国民社)
 江頭2:50 初の撮り下ろし単行本『エガヨガ』(自由国民社)が発売され、ネット上を中心に話題になっている。江頭の伝説のポーズと本物のヨガポーズを分かりやすく比較、解説。“生きる伝説”江頭2:50の歴史と真髄がわかる一冊だと謳っている。  例えば、おなじみ「お前に一言物申―す!」は、ヨガの「鷲のポーズ」と比較。肩やお尻をストレッチしながらバランスを取る鷲のポーズは集中力を高める効果があるが、一方のエガポーズは、唾液の分泌促進による虫歯減少とストレス解消の効果があるという。ただし、ぎっくり腰、相手の逆襲によるケガといった“エガリスク”もあるそうなので、十分注意したい。そのほか、「がっぺ むかつく」「取って 入れて 出す」「三点頭立」「エガラップ」などなど、数々の鉄板ネタがヨガと華麗にコラボ。準備→基本→動物→高度の4ステップでマスターできるという。
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IMG_3774_.jpg  また巻末には、袋とじ「奥義 真夜中のヨガ」も用意されており、今なお伝説として語り継がれている、いわく付きのあのネタも収録されている。  単なるエガファン向けのネタ本としてはやけに丁寧にヨガの解説がされているし、かといって、ヨガ好きOLはドン引きしてしまいそうなこの本。しかも、出版元は年刊事典・用語辞典『現代用語の基礎知識』の発行で知られる老舗出版社・自由国民社。……この本、いったいなんなのか? 担当編集の竹内さんに話を聞いた。 「実は江頭さんのファンで、会社のデスクにいつもエガちゃんフィギュアを置いて癒やされているんです。あるときヨガの本を見ていたら、ふと視界の端にエガちゃんの姿が入り『エガ……ヨガ?……うおおお! エガヨガ! エガヨガ!』と、タイトルを思いついたのがきっかけです」  老舗出版社でこんな企画を通すなんてかなり苦労したのかと思いきや、意外なくらいすんなり通ったという。 「本を作るにあたり、江頭さんからの要望は『とにかく笑える、面白い、くだらない本を作ろう』ということだけでした。江頭さんのネタありきでヨガのポーズを合わせていったものもあれば、逆にヨガのポーズに触発された江頭さんの初出しポーズもあります。まさに互いに高め合った、異色のコラボレーションでした」 IMG_3775_.jpg  全ページにわたり、ヨガのモデルと負けず劣らずの見事なポージングを見せている江頭だが、制作にあたり、とくにこだわったのはどんなところなのだろうか? 「江頭さんのダイナミックな動的魅力を、本という静止画の世界でいかにリアルに伝えるかに腐心しました。一見パロディに見えるエクササイズ風の解説も、すべてはこの要請から生まれた必然的な表現だったと思っています。撮影中は異様な熱気に包まれていましたが、とくにクライマックスとなる『真夜中のエガ』は、ごく一部のスタッフだけを残してほかはシャットアウトした状況で収録されました。実は私も立ち会うことを許されず、まさに“奥義の開陳”というにふさわしい撮影だったと聞いております」  「1クールのレギュラーより1回の伝説」をモットーにしている江頭だが、写真集においてもそのスタンスは健在。江頭いわく、このエクササイズをマスターすれば新しい自分が見えてくるそうなので、ヘタな自己啓発本より効果があるかもしれない。ちなみに、中には特殊な身体能力を持つ江頭でないとできないポーズもあるようなので、無理せず、できるところからチャンレンジすることをおすすめしたい。 (文=編集部)

ソニーがJ-POPを殺した!? 音楽業界10年間の凋落史『誰がJ‐POPを救えるか?』

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『誰がJ‐POPを救えるか? マスコミ
が語れない業界盛衰記』
(朝日新聞出版)
 ピークだった1999年には6000億円の市場規模を誇っていた音楽ソフト市場。しかし、2000年代は右肩下がりに凋落し、2010年の市場規模は配信とパッケージソフトの売り上げを合わせても3700億円にまで縮小している(「日本のレコード産業」日本レコード協会)。12年を例に取れば、ミリオンセラーシングルはわずか5枚、しかもオリコン年間ランキングは秋元康とジャニーズに独占される結果となった。「終わってる……」もはや、CDなどファングッズのひとつに過ぎない時代なのだろう。  そんな音楽業界に対して舌鋒鋭い批判を展開するのが、作詞家であり「日経エンタテインメント!」(日経BP社)創刊にも関わった麻生香太郎氏による『誰がJ‐POPを救えるか? マスコミが語れない業界盛衰記』(朝日新聞出版)だ。フィクションの形式を取りながらも、「音楽番組」「つんく」「韓流」などを例に、時代ごとに移り変わる業界構造や、それがJ-POPにもたらした影響を語る同書。章タイトルには「~がJ-POPを殺した」とカゲキな文字が躍るが、本書のタイトルからもわかるように、決して「犯人探し」だけが目的ではない。  麻生氏が最も鋭い批判を投げかけるのが、第1章「ソニーがJ-POPを殺した」だ。Appleのリリースした“黒船”、iTunes Music Store(現iTunes Store)に時代の比重が移る中「携帯音楽プレーヤーの世界で、ウォークマンブランドが、負けるわけがない」と頑なにプライドという名の“上から目線”を続けてきた同社。そんな裸の王様が牽引する音楽業界は、年を追うごとに収益を減らしていく。結局、王者といえども時代の流れには逆らえず、12年、ソニー・ミュージックは所属アーティストの楽曲販売をiTunes Storeに解禁。「それにしても、それにしても、あまりに遅すぎた」。麻生の嘆きは、音楽ユーザーたちの気持ちを代弁したものだろう。  一方、作詞家という立場もあってか、ネット上では批判が相次ぐJASRAC(日本音楽著作権協会)に対しては寛容な姿勢だ。日本全国津々浦々の小さな居酒屋に至るまで、音楽著作権使用料を徴収するJASRAC。その姿勢は裁判も辞さない強硬なものだが、こと著作権者にとっては心強い存在となっている。だが、もちろんJASRACにも問題はある。麻生は「JASRACは文科省のれっきとした天下り組織である」と断言し、「社会人になってからJ-POPを聞いたこともないお役人が平然とJASRACの理事に名を連ね、毎月の手当と退職金をもらっているのである」と告発する。  思えば、“違法コピー撲滅のため”と、「コピーコントロールCD」「レーベルゲートCD」などが登場したのが02年。その後も、iTunes Storeの進出を渋り、着メロ・着うたに執心だった日本の音楽業界はユーザーの存在を軽視していた。そして、世界の潮流から乗り遅れ、ガラパゴス化の一途をたどる。アメリカやヨーロッパではすでに一般化しているストリーミングサービスSpotifyは、現在も日本をスルーしたままになっている。  おそらく、音楽の質が低下したわけではないし、身の回りに流れる音楽の量が減ったわけではないだろう。ただ、利権を守るため、日本の音楽業界は時代の変化を認めなかったのだ。「この失われた20年で、われわれは、この国を良くしていくには、政治や官僚や教育や会社組織には、何も期待できないということを思い知らされた。その怠惰な流れの中で漂うように音楽業界はゆるやかに失速していった」。音楽業界の凋落は、そのまま日本社会の凋落に似ている。  麻生は、“J-POPを救う”希望を、平成10年代生まれの子どもたちに託す。スマホを使いこなし、YouTubeで音楽を楽しむ次世代が大人になった時に「新しい音楽が生まれてくるような気がする」と語る。その時、音楽業界はかつてのような巨大な産業ではないかもしれない。しかし、現在のような利権にがんじがらめの産業ではなく、本当に自由な音楽の楽しみ方を提供してくれる業界になっていると信じたい。 (文=萩原雄太[かもめマシーン]) ●あそう・こうたろう 評論家、作詞家。大阪市生まれ。東大文学部在学中から、森進一、小柳ルミ子、野口五郎、小林幸子、TM NETWORKなどに作品を提供。「日経エンタテインメント!」(日経BP社)創刊メンバーに加わり、以降エンタテインメントジャーナリストに転身。音楽・映画・演劇・テレビを20年以上にわたって横断的にウオッチし続けている。著書に『ジャパニーズ・エンタテインメント・リポート』(ダイヤモンド社)などがある。

「蟹蟹蟹蟹……」なんてどうかしてるぜ! SAN値がみるみる減少『あいうら』

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テレビ東京・あにてれ『あいうら』
 春アニメも一通り出そろった今日この頃、アニメフリークの皆さんもお気に入りの作品が多数見つかったはず。しかし、乗り遅れてしまった! このビッグウェーブに! というあなたのために、ボチボチとオススメアニメを紹介しよう。というわけで、今回はギャグアニメ編だ! ●『ジュエルペット ハッピネス』  サンリオとセガトイズによるファンシーキャラ・ジュエルペットを題材としたシリーズ第5弾の本作。その監督を務めるのは桜井弘明。古くは『こどものおもちゃ』(絵コンテ・演出)、『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』(助監督・絵コンテ)、『機動戦艦ナデシコ』(助監督・絵コンテ・演出)、『デ・ジ・キャラット』シリーズ(監督)を手掛け、近作は『探偵オペラ ミルキィホームズ』『這いよれ!ニャル子さん』(絵コンテ)『猫神やおよろず』(監督)を手掛けたベテランである。  このラインナップを見ただけで「ピン!」ときた方もいるかもしれないが、桜井監督作品といえばシュールなギャグと畳みかけるようなセリフの波状攻撃が持ち味。『ジュエルペット ハッピネス』でもその作風は健在だ。ゴム人間なモブキャラや、突如出現する謎のオブジェ。間断なく流れ続けるキャラクターたちのセリフ。連続する超展開ならぬ超絶展開。第1話から、朝9時枠のアニメとは思えないほどハイテンションでハードコアなコメディが展開し、桜井弘明ファンを歓喜させてくれた(そういえば、桜井監督が手掛けた『デ・ジ・キャラットにょ』も同じ枠でしたね)。  ちなみにキャストも豪華絢爛。従来のシリーズから継続して出演する豊崎愛生、平野綾、沢城みゆきに加え、新キャラクター・ローサ役の茅野愛衣をはじめ、イケメン先輩キャラ役として細谷佳正、福山潤、木村良平ら人気男性声優がラインナップ。彼らが繰り広げる、ドライブ感満点の演技にも注目だ! ●『波打際のむろみさん』 「週刊少年マガジン」(講談社)連載のコミックをアニメ化した本作。なぜか博多弁をしゃべる人魚のむろみさん(演じるのは、福岡県出身の田村ゆかりだ!)と、彼女を釣り上げてしまいがちな少年・向島拓朗が繰り広げるドツキ漫才チックなコメディだ。15分枠ながら他のアニメに比べて倍以上のテンポで展開する本作。おかげで見終えた後の疲労感と満足感はかなりのものだ。また、『もってけ!セーラーふく』や『化物語』主題歌などでおなじみのヒットメーカー・神前暁が作曲を手掛け、サブカル声優・上坂すみれが歌う主題歌もインパクト大だ。往年の戸川純を思わせるエキセントリックでプログレッシブなサウンドは中毒性抜群。暴走特急のような一本である。 ●『あいうら』  今期最大の問題作というか、見ているこちらがどうリアクションを取ればいいのかまったく分からなくて、じわじわとSAN値が下がっていくのが『あいうら』だ。スライドショー形式で画像を連続表示するサービス「ニコニコ静画」や「4コマnanoエース」(角川書店)で連載中の本作は、女子高校生たちの日常を描く4コマ漫画であり、アニメ版も原作のテイストを生かしたほんわか日常系アニメに仕上がっている。ここまで聞いて、「普通の日常系アニメか」と思うなかれ。  アニメ版『あいうら』の本当のヤバさは、メインヒロインを演じる中島唯、飯田友子、田村奈央が歌うオープニングテーマ&エンディングテーマにあるのだ! オープニングテーマ「カニ☆Do-Luck!」は、ハイテンションなサウンドに乗せて「蟹蟹蟹蟹!」と、蟹の味わいについて歌ういわゆる電波ソング。それに乗せて、実写映像の「蟹」やアンディー・ウォーホル調にデザインされた「蟹」、画面を覆う無数の「蟹」の文字などが速いテンポで次々と切り替わるのだ。「蟹」がゲシュタルト崩壊しそうである。もちろん本編に蟹は一切絡んでこない。  一方、エンディングテーマ「いちごいちえ」は、パンク調のバンドサウンドをバックにパラパラ漫画の棒人間が猛ダッシュする動画に、飛行機やイカ、セミ、フンコロガシなどの映像がオーバーラップするというまったく持って意味不明なもの。オープニングとエンディングのどちらも、音声を消して映像だけ見ていると、そこはかとない不安感にかられるのは僕だけですか? 強烈なインパクトの主題歌とまったりムードの本編のギャップは、一見の価値ありだ。  という感じで、今期もいい感じに「どうかしちゃってるアニメ」が放送されてうれしい限り。突き抜けたマイ・ワールドを持つアニメを見て、ぜひ読者諸兄も煙に巻かれてはいかがだろうか!? (文=龍崎珠樹) 「週刊アニメ時評」過去記事はこちらから

ジャッキー・チェン“最後のノースタント・アクション”を見届けよ!『ライジング・ドラゴン』

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 今週紹介する新作映画2本は、香港・中国合作の冒険アクションと、英国発の人生賛歌。ジャンルもテーマも異なるが、共にベテラン俳優が監督を手がけた作品でもある。  4月13日に封切られる『ライジング・ドラゴン』は、ジャッキー・チェンが監督・製作・脚本・主演を務め、伝説の秘宝をめぐって繰り広げる冒険を描いたアクションアドベンチャー。中国・清王朝時代に諸外国から略奪された十二支のブロンズ像を集めるため、あるアンティーク取引業大手がトレジャーハンターのJC(ジャッキー・チェン)を雇う。カンフーの達人で超人的な身体能力を持つJCは、チームを結成し秘宝を求めて世界を駆けめぐるが、行く先々で強敵に遭遇する。  『ドランク・モンキー 酔拳』(78)以来、30年を超える映画活動の総決算として、ジャッキーが自ら「最後のノースタント・アクション」を宣言した超大作。スピーディーな拳と蹴りにユーモラスな挙動も織り交ぜたお馴染みのカンフーはもちろん、ローラーブレード・スーツで腹ばいになって山腹の下り坂を滑降するシーンや、パラグライダー、クライマックスのスカイダイビングまで、文字通り体を張ったアクションが目白押し。従来のジャッキー映画のフォーマットに、『ミッション:インポッシブル』と『パイレーツ・オブ・カリビアン』両シリーズの要素もちゃっかり取り込み、見どころ3倍の娯楽活劇となった。1954年生まれ、現在59歳とはとても思えない離れ業の数々もこれがラスト。お約束のエンドロールのNGシーン集まで、しっかり見届けたい。  続いて、4月19日公開の『カルテット!人生のオペラハウス』は、名優ダスティン・ホフマンによる初監督作品。英国の田園地方に立地し、引退した音楽家たちが暮らす「ビーチャム・ハウス」で、穏やかに余生を送るレジー(トム・コートネイ)ら昔のカルテットメンバー3人。だが、かつての仲間であり、野心家でエゴイストだったため皆を傷つけ疎遠になっていたジーン(マギー・スミス)が新たに入居してくる。近く開かれるコンサートが成功しなければハウス閉鎖という危機を迎え、伝説のカルテット復活に皆の期待が集まるが……。  『戦場のピアニスト』(02)、『潜水服は蝶の夢を見る』(07)などで知られる脚本家のロナルド・ハーウッドによる戯曲を映画化。舞台となる元音楽家向けの老人ホームは、手入れの行き届いた庭園と緑豊かな丘陵に囲まれた上流階級の屋敷といった風情で、思わず羨望のため息が出てしまう。施設の住人たちに本物のオペラ歌手や演奏家を多数起用したのも話題で、彼らによるくつろいだ雰囲気でのパフォーマンスも音楽ファンにはたまらない。老いの悲喜劇をユーモアで包み、「年を重ねるのも悪くないな」と思わせてくれる滋味豊かな逸品だ。 (文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉) 『ライジング・ドラゴン』作品情報 <http://eiga.com/movie/77834/> 『カルテット!人生のオペラハウス』作品情報 <http://eiga.com/movie/77846/>