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今週は、新進俳優たちによる見応えたっぷりの演技が楽しめる話題作2本を紹介したい。ともに小説を原作とするフィクションのドラマ映画だが、アメリカ社会のリアルな面を映し出す秀作でもある。
3月31日公開の『ヘルプ 心がつなぐストーリー』は、人種差別が根強い1960年代初頭の米国南部ミシシッピ州を舞台に、白人女性の熱意と黒人メイドたちの勇気が旧態依然とした町を変える様子を描く感動のドラマ。作家になることを夢見て、地元新聞社に就職したスキーター(エマ・ストーン)。白人上流社会によるメイドへの扱いに疑問を抱いた彼女は、「黒人メイドの現実を伝える本を書こう」と思い立つ。黒人が差別に抗議すると身の危険を招く時代だけに、スキーターの取材に応じるメイドはなかなか現れない。だが、エイビリーン(ビオラ・デイビス)がインタビューを受ける決意をしたことで、状況は少しずつ変わり始める。
本作は第84回アカデミー賞で作品賞にノミネートされたほか、ビオラ・デイビスが主演女優賞候補に。さらに、エイビリーンのメイド仲間ミニーを演じたオクタビア・スペンサーが助演女優賞を受賞、ミニーを雇う白人女性シーリア役のジェシカ・チャスティンも助演女優賞にノミネートされた。シリアスなテーマが描かれているものの、ミニーが繰り広げる騒動などユーモアもほどよく配分され、泣いたり笑ったりしながら女優陣の競演を堪能できる。題名の『ヘルプ』は“お手伝いさん”を指すが、本の出版で彼女らの立場を改善しようと奮闘するスキーターの“援助”にも重なる。悩み苦しみながらも自分が正しいと信じることをやり抜く、その想いが人々をつなげることで、やがて大きな力になる。悩める現代の私たちを、優しく励まし、助けてくれる温かな作品だ。
同じく3月31日に封切られる『ドライヴ』(R15+指定)は、ライアン・ゴズリング(『ラースと、その彼女』)が主演のクライムサスペンス。天才的な運転テクニックを持つ“ドライバー”は、昼は映画のカースタント、夜は強盗の逃走を請け負う寡黙な男。同じアパートに暮らすアイリーン(キャリー・マリガン)と出会い、互いに引かれ合うが、ほどなくアイリーンの夫スタンダードが服役を終え戻ってくる。多額の借金を負ったスタンダードに懇願され、彼の強盗実行を助けることにしたドライバーだったが、押し入った店で予期せぬ事態が発生する。
口数が少なく、どんな状況下でもポーカーフェイスを保ち、名前さえ明かされない謎めいた男という難役を、ゴズリングが見事に演じきっている。クールに車を操るアクション、アイリーンとその息子に垣間見せる優しさ、そして内なる衝動に駆られるかのように爆発させる暴力。スタイリッシュな映像でゴズリングの新境地を引き出したのは、デンマーク出身の新鋭ニコラス・ウィンディング・レフン監督。疾走感を巧みに表現したカーチェイスシーンと、静かなシークエンスで不意に訪れる過激なバイオレンス描写は、卓越した映像センスを確かに感じさせる。昨年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した本作は、娯楽アクション大作のような過剰な派手さこそないものの、映画マニアもうならせる実力派の1本だ。
(文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉)
『ヘルプ 心がつなぐストーリー』作品情報
<http://eiga.com/movie/56860/>
『ドライヴ』作品情報
<http://eiga.com/movie/57216/>
「03カルチャー」タグアーカイブ
東西17人の作家が描いた3.11の短編集『それでも三月は、また』

『それでも三月は、また』(講談社)
芽が吹き、風が花粉を運び、三寒四温で春が訪れる。昨年の今ごろは、計画停電により都市が暗闇に包まれ、スーパーでは欠品が相次ぎ、みな福島第一原発の行く末を注視していた。われわれは3月が来るたび、津波の惨劇とあの騒然とした日々を思い出すのだろう。
日本を代表する作家たちは3.11後の世界をどう見たのだろうか。『それでも三月は、また』(講談社)は、国内外の作家や詩人が“あの日”について書いたアンソロジーだ。谷川俊太郎、多和田葉子、重松清、小川洋子、川上弘美、川上未映子、いしいしんじ、J.D.マクラッチー、池澤夏樹、角田光代、古川日出男、明川哲也、バリー・ユアグロー、佐伯一麦、阿部和重、村上龍、デイヴィッド・ピースが名を連ねる豪華な一冊となっている。掲載された作品の多くが書き下ろしで、日本・アメリカ・イギリス同時刊行と、非常に力の入った企画であることがうかがえる。
同じ主題を扱っているが、内容は書き手により大きく異なっている。それぞれの作家の技巧を読み比べられることが、この本の魅力のひとつだといえる。3月からの雑感をエッセー風に仕立てた村上龍の『ユーカリの小さな葉』や、デビュー作『神様』を震災後の世界に移してリライトした川上弘美の『神様2011』、各家庭に支給されるという配給用の箱をファンタジー調に描いた、ドリアン助川こと明川哲也の『箱のはなし』など、年齢も立ち場も異なった作家が違ったアプローチで震災以後をとらえており、それぞれに味わい深い。
中でも、日本在住のイギリス人作家・デイヴィッド・ピースの『惨事のあと、惨事のまえ』が白眉だ。関東大震災のさなかの芥川龍之介を主人公に描いた掌編で、下町の火災による焼死体、軍隊・警官・自警団が警戒する物々しい雰囲気、在日朝鮮人の虐殺に対する憤りなど、当時の混乱を克明に描写している。
「惨事のあと、公の記録は関東大震災はリヒター・スケールでマグニチュード七・九、(中略)龍之介は公の記録を信じなかった。龍之介はこの地震が収まることなどないと信じていた。惨事はこれからやってくるのだと信じていた。」(本文より)
此度の東日本大震災でも、惨事はいまだ続いている。3.11にまつわる物語もまた、いまだ終わっていないのだ。それでも、来年も再来年も3月はまたやってきて、記憶もだんだんと遠ざかっていくだろう。そんなとき『それでも三月は、また』のページを繰れば、いつだって“あの3月”が思い出されるのだ。
(文=平野遼)
【TAF2012】フランスパンが武器? チュニジアから来たスーパーヒーロー「キャプテンゴブザ」

海外からの出展者が目立った東京国際アニメフェア(以下、TAF)2012。その中でも、一際目を引いたのが、チュニジア大使館のブースだ。
ほかの出展国を見てみると、フランス・スイス・フィンランドとそれなりにアニメ産業もあり、日本に売り込むコンテンツもあるだろうと納得がいく。しかし、チュニジアとアニメーションは、これまでの経験則ではまったく結びつかない。いったい、どんなコンテンツを持っているのか、早速ブースを訪問してみた。
まず目を引いたのが、ブース内のテーブルに置かれたお菓子である。ほかの国のブースでも、スイスではチョコレート、フィンランドではキシリトールのお菓子を配ったりしていた。ところが、チュニジアのブースは、テーブルの上の大皿に大学芋のような謎のお菓子が半分ラップを開いた状態で山盛りである(ちなみにマクロードというナツメヤシのペーストを使った揚げ菓子であった)。こういうフランクな国は、筆者の最も好むところである。ブースで説明をしてくれたチュニジア大使館のモハメッド・トラベルシ氏が「これが、今チュニジアで最も人気のあるキャラクターです」と示したのは、覆面姿に長いフランスパンを背負った謎の男。そのキャラクターの名は「Captain 5obza(キャプテンゴブザ)」。昨年のジャスミン革命をきっかけに生まれたスーパーヒーローだという。ブースの壁には、フランスパンを手にデモをする民衆のイラストも。

これがマクロード。一皿丸ごとでもいけそうだ……。
「明日(ブースを訪れたのは1日目)のシンポジウムでは制作者も講演するし、英語字幕のものを上映しますよ」
というので、翌日ワクワクしながらシンポジウム「チュニジア革命:表現の自由とアニメの創造に対する影響」の会場へと足を運んだ。
■革命で得た言論の自由がここにある
このキャラクターの生みの親、メヒディ・ラルゲッシュ氏はまず、キャプテンゴブザ誕生までの経緯を説明。ラルゲッシュ氏は、2007年にチュニジアでクリエイター集団「Atelier 216」を設立し、ウェブサイトやアニメーションの制作などさまざまなITサービスを提供している人物。政治にも関心があり、前政権時代はFacebookのアカウントを削除されたこともあるラルゲッシュ氏は、昨年の革命の際に広く報道された一枚の写真に衝撃を受ける。それは、老人がフランスパンを手に機動隊と対峙している写真だった。
自身もデモに参加していたラルゲッシュ氏は、その写真からキャプテンゴブザというキャラクターを生み出したのだという。
そして、いよいよ上映開始。“スーパーヒーロー”と聞いていたのだが、イメージとはちょっと違った。劇中、寒波が来てチュニジアの人々が困っているのに、無意味な議論ばかりを続けている国会議員を批判したり、アメリカのオバマ大統領から「よう、新しいイスの座り心地はどうだい? ところで、シリア大使の追放の件、わかってるんだろうな」と半ば脅しの電話を受けて右往左往する現大統領(モンセフ・マルズーキ氏)を描く。……念のため記しておくが、このシンポジウムはチュニジア大使館の主催である。
キャプテンゴブザは現政権にもシニカルな批判をぶつける、これまでにないヒーローだったのだ。さらに、彼が批判するのは政府だけではない。寒波で困る民衆を描いた作品は、チュニジアでは有名なテレビレポーターに「よく似た人物」たちが民衆の困っている姿だけを撮影し、援助物資が届いた途端に引き揚げていくというストーリーだ。
この皮肉の効いた作品が、今年1月からはテレビ番組として放送されているという。チュニジアの国民が革命を通じて得た「言論の自由」の大きさ、さらには、革命後の諸外国からの干渉に対するチュニジア民衆の意識を見事に描写している作品といえるだろう。

メヒディ・ラルゲッシュ氏は1979年生まれの若い世代のクリエイターだ。
シンポジウム後、取材に応じてくれたラルゲッシュ氏にまず聞いたのは、「言論の自由」を獲得したとはいえ、これほど皮肉の効いた作品に対して弾圧はないのかということだ。これに対してラルゲッシュ氏は次のように話してくれた。
「どこの国でも左翼、中道、右翼、それぞれの政治勢力があり、気に入らない作品もあるでしょう。しかし、脅迫や暴力は一度もありません。我々も、ただやみくもに批判をするのではなく、“口汚く罵ることはしない”“ちょっとした笑いを誘う作品に仕上げる”など、線引きはしていますけどね」
ラルゲッシュ氏の発言からは、獲得した「言論の自由」「表現の自由」を錦の御旗にするのではなく、責任を持って防衛し、成長させていきたいという意志が感じられる。さらに、ラルゲッシュ氏は、こう続ける。
「扉は開かれたのだから、閉じさせるわけにはいけません。この作品を続けていくためには、自分の中に越えてはいけない一線を持つ必要もあると思っています。もちろん、時には弁護士に相談することもありますけどね」
キャプテンゴブザを通じて、ラルゲッシュ氏が目指しているのは、若い世代が「言論の自由」の下にクリエイティブな活動が行われていることを知って、それを継承し、よりよい作品づくりをする人々が育っていくことだという。
惜しむらくは、FacebookやYouTubeなどで見ることのできるキャプテンゴブザの作品が、ほぼアラビア語のものしかないこと。せめて英語字幕版は作ってほしいところだ。
「みんなそう言います(笑)。今、ボランティアでやってくれている人もいるけど……日本語字幕でも見られるようにするので、私の会社に投資してくれませんか? それと、(通訳に)あなたも手伝ってヨ!」
おそらくは、日本人のほとんどは「カルタゴの遺跡があるところ」程度の知識しかないチュニジア。昨年の革命も、やはりどこか遠い国の出来事という意識だったろう。日本からみればつながりが希薄に感じられる国で、こんな新たなスーパーヒーローが存在していた! それを知ることができただけ、今回のTAF2012は「国際」の文字を冠しているだけの価値はあったと感じることができた。
■アニメ以上にチュニジア人は魅力的
キャプテンゴブザのみならず、チュニジアでは『ドラゴンボール』をはじめ、日本のアニメが既に知られているし、現地でもアニメーション制作は盛んに行われているという。

左がズハイエール・マヒジューブ氏。
中央は通訳の鵜野孝紀さん。
シンポジウムに登壇したアニメーション作家、マルサ・アニメーション映画および関連芸術振興協会代表のズハイエール・マヒジューブ氏によれば、チュニジアにおけるアニメーション制作の始まりは1960年代からだという。マヒジューブ氏をはじめ、当時の制作者はブルガリア、ルーマニア、チェコなどの東欧諸国でアニメーションの制作を学び、セル、切り絵、パペットなどの手法でチュニジアや、アラブ・イスラム圏などの民話を題材にするものが多かったという。1990年代に入ると西欧で技術を習得し、アマチュアのアニメーションサークルも設立され、現在に至っているそうだ。現在のチュニジアは、ヨーロッパで技術を学んだ人々によるアート志向のアニメーションと、カートゥーンアニメとが交じり合って存在しているといってよい。第一世代であるマヒジューブ氏は違和感があるのか、「最近の若い世代は、制作技術を知らずに日本風のアニメキャラクターのようなものを作ることに熱中しているのです」と批判的とも取れる発言もしていた。けれども、日本のアニメを嫌っているのではない。
「チュニジアではアニメーションの道へ進みたい人は増えているが、専門教育の場が少ないのが現状です。その意味で、日本のアニメシリーズの監督術、レイアウト、キャラの動かし方、背景技術、アニメシリーズの専門的な領域のノウハウは非常に有益です。ぜひ、両国でワークショップを定期的に開催していきたい」(マヒジューブ氏)
マヒジューブ氏は専門領域のみならず、アフリカ諸国でも定期的に子ども向けのアニメーション制作を利用したワークショップを行っているそうで、シンポジウム後のインタビューでは、内戦のあったコートジボアールで行った、戦争で荒んだ心を氷解させた子ども向けワークショップの成功例(戦争を生き抜いた子どもたちと「和解」をテーマに行うという趣旨のもの)を熱く語ってくれた。
日本に対してもワークショップの開催を呼びかけるのは、単に技術交流だけが目的ではない。
「チュニジアの若者は、日本に対してまじめでしっかりした国民性、民主主義の確立した国であることをイメージしています。ぜひ、日本の若者にもチュニジアに来て、新しい民主主義を見てもらい、その目にどう映るかを聞きたいと思っているんです。それに、日本人なら、キャプテンゴブザのようなキャラクターをどのように創るかも知りたいと思っているんです」
資料によれば、マヒジューブ氏は2006年、スタジオジブリの高畑勲氏を招いて日本のアニメーション映画を紹介する初めての試みを行うなど、かなりアクティブに活動している様子。こうした文化交流が、新たな両国のアニメーション制作者にとって創作のヒントになる可能性は高いだろう。ただやはり、惜しむらくは、日本ではチュニジアのアニメーションに触れる機会がほとんどないこと。その旨をマヒジューブ氏に話したところ、3本の短編アニメーションが収録されたDVDをプレゼントしてくれた。取材終了後、さっそく観賞してみたのだが、言葉はわからずとも(字幕がフランス語なので、筆者の語学力だと読んでいる間に話が先に……)、これまでに見たことのない新たな文化に触れワクワク感が止まらなかった。
ワクワク感といえば、チュニジアのブースでビデオ上映していた『Chateaux de sable(砂の城)』という短編作品も、実写とアニメーションを融合しながらチュニジアの歴史を描いていくという内容で、これまた日本では見たことのない表現の固まりであった。この作品の制作者であるムスタファ・タイエブ氏も、シンポジウムの登壇者に名前が記載されていたのだが「シャイなので……(通訳・談)」という理由で、なぜか舞台に上がらず撮影をしていた。てっきり気むずかしいアーティストかと思ったら、シンポジウム後に一緒にタバコを吸いながら、「昨日はメイド喫茶に行ったよ」という話から、革命におけるアメリカをはじめとした諸国の帝国主義的な干渉の問題まで、話の尽きない人物であった。
アニメも魅力的だが、人々も魅力的。がぜん興味を持ってしまった。美人も多いらしいので(ラルゲッシュ氏・談)一度は訪問してみたい!
(取材・文=昼間たかし/今回の取材は鵜野孝紀さんの通訳に大変助けられました。ありがとうございました)
【TAF2012】フランスパンが武器? チュニジアから来たスーパーヒーロー「キャプテンゴブザ」

海外からの出展者が目立った東京国際アニメフェア(以下、TAF)2012。その中でも、一際目を引いたのが、チュニジア大使館のブースだ。
ほかの出展国を見てみると、フランス・スイス・フィンランドとそれなりにアニメ産業もあり、日本に売り込むコンテンツもあるだろうと納得がいく。しかし、チュニジアとアニメーションは、これまでの経験則ではまったく結びつかない。いったい、どんなコンテンツを持っているのか、早速ブースを訪問してみた。
まず目を引いたのが、ブース内のテーブルに置かれたお菓子である。ほかの国のブースでも、スイスではチョコレート、フィンランドではキシリトールのお菓子を配ったりしていた。ところが、チュニジアのブースは、テーブルの上の大皿に大学芋のような謎のお菓子が半分ラップを開いた状態で山盛りである(ちなみにマクロードというナツメヤシのペーストを使った揚げ菓子であった)。こういうフランクな国は、筆者の最も好むところである。ブースで説明をしてくれたチュニジア大使館のモハメッド・トラベルシ氏が「これが、今チュニジアで最も人気のあるキャラクターです」と示したのは、覆面姿に長いフランスパンを背負った謎の男。そのキャラクターの名は「Captain 5obza(キャプテンゴブザ)」。昨年のジャスミン革命をきっかけに生まれたスーパーヒーローだという。ブースの壁には、フランスパンを手にデモをする民衆のイラストも。

これがマクロード。一皿丸ごとでもいけそうだ……。
「明日(ブースを訪れたのは1日目)のシンポジウムでは制作者も講演するし、英語字幕のものを上映しますよ」
というので、翌日ワクワクしながらシンポジウム「チュニジア革命:表現の自由とアニメの創造に対する影響」の会場へと足を運んだ。
■革命で得た言論の自由がここにある
このキャラクターの生みの親、メヒディ・ラルゲッシュ氏はまず、キャプテンゴブザ誕生までの経緯を説明。ラルゲッシュ氏は、2007年にチュニジアでクリエイター集団「Atelier 216」を設立し、ウェブサイトやアニメーションの制作などさまざまなITサービスを提供している人物。政治にも関心があり、前政権時代はFacebookのアカウントを削除されたこともあるラルゲッシュ氏は、昨年の革命の際に広く報道された一枚の写真に衝撃を受ける。それは、老人がフランスパンを手に機動隊と対峙している写真だった。
自身もデモに参加していたラルゲッシュ氏は、その写真からキャプテンゴブザというキャラクターを生み出したのだという。
そして、いよいよ上映開始。“スーパーヒーロー”と聞いていたのだが、イメージとはちょっと違った。劇中、寒波が来てチュニジアの人々が困っているのに、無意味な議論ばかりを続けている国会議員を批判したり、アメリカのオバマ大統領から「よう、新しいイスの座り心地はどうだい? ところで、シリア大使の追放の件、わかってるんだろうな」と半ば脅しの電話を受けて右往左往する現大統領(モンセフ・マルズーキ氏)を描く。……念のため記しておくが、このシンポジウムはチュニジア大使館の主催である。
キャプテンゴブザは現政権にもシニカルな批判をぶつける、これまでにないヒーローだったのだ。さらに、彼が批判するのは政府だけではない。寒波で困る民衆を描いた作品は、チュニジアでは有名なテレビレポーターに「よく似た人物」たちが民衆の困っている姿だけを撮影し、援助物資が届いた途端に引き揚げていくというストーリーだ。
この皮肉の効いた作品が、今年1月からはテレビ番組として放送されているという。チュニジアの国民が革命を通じて得た「言論の自由」の大きさ、さらには、革命後の諸外国からの干渉に対するチュニジア民衆の意識を見事に描写している作品といえるだろう。

メヒディ・ラルゲッシュ氏は1979年生まれの若い世代のクリエイターだ。
シンポジウム後、取材に応じてくれたラルゲッシュ氏にまず聞いたのは、「言論の自由」を獲得したとはいえ、これほど皮肉の効いた作品に対して弾圧はないのかということだ。これに対してラルゲッシュ氏は次のように話してくれた。
「どこの国でも左翼、中道、右翼、それぞれの政治勢力があり、気に入らない作品もあるでしょう。しかし、脅迫や暴力は一度もありません。我々も、ただやみくもに批判をするのではなく、“口汚く罵ることはしない”“ちょっとした笑いを誘う作品に仕上げる”など、線引きはしていますけどね」
ラルゲッシュ氏の発言からは、獲得した「言論の自由」「表現の自由」を錦の御旗にするのではなく、責任を持って防衛し、成長させていきたいという意志が感じられる。さらに、ラルゲッシュ氏は、こう続ける。
「扉は開かれたのだから、閉じさせるわけにはいけません。この作品を続けていくためには、自分の中に越えてはいけない一線を持つ必要もあると思っています。もちろん、時には弁護士に相談することもありますけどね」
キャプテンゴブザを通じて、ラルゲッシュ氏が目指しているのは、若い世代が「言論の自由」の下にクリエイティブな活動が行われていることを知って、それを継承し、よりよい作品づくりをする人々が育っていくことだという。
惜しむらくは、FacebookやYouTubeなどで見ることのできるキャプテンゴブザの作品が、ほぼアラビア語のものしかないこと。せめて英語字幕版は作ってほしいところだ。
「みんなそう言います(笑)。今、ボランティアでやってくれている人もいるけど……日本語字幕でも見られるようにするので、私の会社に投資してくれませんか? それと、(通訳に)あなたも手伝ってヨ!」
おそらくは、日本人のほとんどは「カルタゴの遺跡があるところ」程度の知識しかないチュニジア。昨年の革命も、やはりどこか遠い国の出来事という意識だったろう。日本からみればつながりが希薄に感じられる国で、こんな新たなスーパーヒーローが存在していた! それを知ることができただけ、今回のTAF2012は「国際」の文字を冠しているだけの価値はあったと感じることができた。
■アニメ以上にチュニジア人は魅力的
キャプテンゴブザのみならず、チュニジアでは『ドラゴンボール』をはじめ、日本のアニメが既に知られているし、現地でもアニメーション制作は盛んに行われているという。

左がズハイエール・マヒジューブ氏。
中央は通訳の鵜野孝紀さん。
シンポジウムに登壇したアニメーション作家、マルサ・アニメーション映画および関連芸術振興協会代表のズハイエール・マヒジューブ氏によれば、チュニジアにおけるアニメーション制作の始まりは1960年代からだという。マヒジューブ氏をはじめ、当時の制作者はブルガリア、ルーマニア、チェコなどの東欧諸国でアニメーションの制作を学び、セル、切り絵、パペットなどの手法でチュニジアや、アラブ・イスラム圏などの民話を題材にするものが多かったという。1990年代に入ると西欧で技術を習得し、アマチュアのアニメーションサークルも設立され、現在に至っているそうだ。現在のチュニジアは、ヨーロッパで技術を学んだ人々によるアート志向のアニメーションと、カートゥーンアニメとが交じり合って存在しているといってよい。第一世代であるマヒジューブ氏は違和感があるのか、「最近の若い世代は、制作技術を知らずに日本風のアニメキャラクターのようなものを作ることに熱中しているのです」と批判的とも取れる発言もしていた。けれども、日本のアニメを嫌っているのではない。
「チュニジアではアニメーションの道へ進みたい人は増えているが、専門教育の場が少ないのが現状です。その意味で、日本のアニメシリーズの監督術、レイアウト、キャラの動かし方、背景技術、アニメシリーズの専門的な領域のノウハウは非常に有益です。ぜひ、両国でワークショップを定期的に開催していきたい」(マヒジューブ氏)
マヒジューブ氏は専門領域のみならず、アフリカ諸国でも定期的に子ども向けのアニメーション制作を利用したワークショップを行っているそうで、シンポジウム後のインタビューでは、内戦のあったコートジボアールで行った、戦争で荒んだ心を氷解させた子ども向けワークショップの成功例(戦争を生き抜いた子どもたちと「和解」をテーマに行うという趣旨のもの)を熱く語ってくれた。
日本に対してもワークショップの開催を呼びかけるのは、単に技術交流だけが目的ではない。
「チュニジアの若者は、日本に対してまじめでしっかりした国民性、民主主義の確立した国であることをイメージしています。ぜひ、日本の若者にもチュニジアに来て、新しい民主主義を見てもらい、その目にどう映るかを聞きたいと思っているんです。それに、日本人なら、キャプテンゴブザのようなキャラクターをどのように創るかも知りたいと思っているんです」
資料によれば、マヒジューブ氏は2006年、スタジオジブリの高畑勲氏を招いて日本のアニメーション映画を紹介する初めての試みを行うなど、かなりアクティブに活動している様子。こうした文化交流が、新たな両国のアニメーション制作者にとって創作のヒントになる可能性は高いだろう。ただやはり、惜しむらくは、日本ではチュニジアのアニメーションに触れる機会がほとんどないこと。その旨をマヒジューブ氏に話したところ、3本の短編アニメーションが収録されたDVDをプレゼントしてくれた。取材終了後、さっそく観賞してみたのだが、言葉はわからずとも(字幕がフランス語なので、筆者の語学力だと読んでいる間に話が先に……)、これまでに見たことのない新たな文化に触れワクワク感が止まらなかった。
ワクワク感といえば、チュニジアのブースでビデオ上映していた『Chateaux de sable(砂の城)』という短編作品も、実写とアニメーションを融合しながらチュニジアの歴史を描いていくという内容で、これまた日本では見たことのない表現の固まりであった。この作品の制作者であるムスタファ・タイエブ氏も、シンポジウムの登壇者に名前が記載されていたのだが「シャイなので……(通訳・談)」という理由で、なぜか舞台に上がらず撮影をしていた。てっきり気むずかしいアーティストかと思ったら、シンポジウム後に一緒にタバコを吸いながら、「昨日はメイド喫茶に行ったよ」という話から、革命におけるアメリカをはじめとした諸国の帝国主義的な干渉の問題まで、話の尽きない人物であった。
アニメも魅力的だが、人々も魅力的。がぜん興味を持ってしまった。美人も多いらしいので(ラルゲッシュ氏・談)一度は訪問してみたい!
(取材・文=昼間たかし/今回の取材は鵜野孝紀さんの通訳に大変助けられました。ありがとうございました)
“日本のメッシ”サッカー欧州組の歴史を塗り替えてゆく香川真司はなぜ活躍できるのか

独ボルシア・ドルトムントに所属するサッカー日本代表MF香川真司の評価が急騰している。25日に行われたブンデスリーガ第27節ケルン戦で2ゴール、1アシストを上げ、チームを6-1の勝利に導いたのだ。
「勝ち越し点は、角度のないところからのダイレクトボレー。難易度の高いスーパーゴールでした。スペイン紙では『日本のメッシ』と報じられたぐらい。さすがに褒めすぎとは思うのですが(笑)、今期3度目になるMVPにも選出され、ドイツにおける香川の評価も定まった感があります」(サッカーライター)
このゴールで今期リーグ11得点目。すでに昨期の9得点を上回り、得点ランキングもMFながらリーグ9位に浮上。アシスト数も7と、もはやリーグ首位を走るドルトムントの大黒柱といっていいほどの活躍ぶり。何よりも、シーズン11得点は欧州1部リーグでの日本人最多得点に並ぶもの。これは快挙というしかないだろう。
「同じくブンデスリーガのフランクフルトに所属していた高原直泰が2006~07年にマークした11ゴールに並ぶ数字。欧州で最も成功した日本人選手ともいえる中田英寿がペルージャ時代に記録した数字(10ゴール)をも上回っていますからね。大記録ですよ! 香川の現在の好調さと残り試合数を考えると、記録を更新する可能性大ですね」(同)
香川が過去の“欧州組”と比べて優れているのは継続性という点。高原は11ゴールを記録したシーズン以外はいまひとつだったし、中田にしてもペルージャで活躍した後はローマで存在感を示した時期もあったが、以降はレギュラーポジションを奪えず所属チームを転々とするなど、尻すぼみの感が拭えなかった。だが、香川の場合、特筆すべきは昨シーズンが欧州デビューだったにもかかわらずいきなり大活躍し、今期も2年目のジンクスに陥ることなく昨期を上回る活躍を続けている点。その要因について、前出のサッカーライターは次のように語る。
「まず、これまで欧州でプレーしたどの選手よりも技術が優れていることが挙げられます。そして、何よりも優れているのは、そんな高い技術を誇っているにもかかわらず、彼が極めて利他的なチームプレーヤーである点です。過去にも中田や中村俊輔(現・横浜F・マリノス)のように高い技術を持つ選手もいましたが、彼らは自分がチームの王様でないと力を発揮できませんでした。しかし、欧州には彼らレベルのテクニックの持ち主はゴロゴロいます。だからこそ、中田はビッグクラブでレギュラーを奪えなかったし、中村はスペインで成功できなかった。その点、香川は独善的なプレーに走ることなく、チームプレーの中で自らの高い技術を発揮できるタイプ。守備にも積極的に参加するし、どんなチームでも活躍できますよ」
そんな香川には、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルといったイングランドのビッグクラブからの獲得の打診があったとも伝えられる。ドルトムントも年俸大幅アップで慰留に努める構えだが、いまだに契約延長に至っていないだけに今夏の移籍も現実味を帯びてくる。
「マンチェスターUといえば、世界でも1、2位を争う名門クラブ。所属選手はスタープレーヤー揃いですが、香川なら十分通用すると思いますよ。同クラブには元韓国代表MFのパク・チソンが所属しており、彼も香川と同じく利他的なチームプレーヤーで活躍できていますからね。香川はパクよりも攻撃センスも技術も格段に優れているわけですから有望です。ぜひ、移籍してもらいたいですね」(同)
欧州で最も成功したアジア人選手として、世界中に知れ渡るのも時間の問題か。
(文=牧隆文)
“日本のメッシ”サッカー欧州組の歴史を塗り替えてゆく香川真司はなぜ活躍できるのか

独ボルシア・ドルトムントに所属するサッカー日本代表MF香川真司の評価が急騰している。25日に行われたブンデスリーガ第27節ケルン戦で2ゴール、1アシストを上げ、チームを6-1の勝利に導いたのだ。
「勝ち越し点は、角度のないところからのダイレクトボレー。難易度の高いスーパーゴールでした。スペイン紙では『日本のメッシ』と報じられたぐらい。さすがに褒めすぎとは思うのですが(笑)、今期3度目になるMVPにも選出され、ドイツにおける香川の評価も定まった感があります」(サッカーライター)
このゴールで今期リーグ11得点目。すでに昨期の9得点を上回り、得点ランキングもMFながらリーグ9位に浮上。アシスト数も7と、もはやリーグ首位を走るドルトムントの大黒柱といっていいほどの活躍ぶり。何よりも、シーズン11得点は欧州1部リーグでの日本人最多得点に並ぶもの。これは快挙というしかないだろう。
「同じくブンデスリーガのフランクフルトに所属していた高原直泰が2006~07年にマークした11ゴールに並ぶ数字。欧州で最も成功した日本人選手ともいえる中田英寿がペルージャ時代に記録した数字(10ゴール)をも上回っていますからね。大記録ですよ! 香川の現在の好調さと残り試合数を考えると、記録を更新する可能性大ですね」(同)
香川が過去の“欧州組”と比べて優れているのは継続性という点。高原は11ゴールを記録したシーズン以外はいまひとつだったし、中田にしてもペルージャで活躍した後はローマで存在感を示した時期もあったが、以降はレギュラーポジションを奪えず所属チームを転々とするなど、尻すぼみの感が拭えなかった。だが、香川の場合、特筆すべきは昨シーズンが欧州デビューだったにもかかわらずいきなり大活躍し、今期も2年目のジンクスに陥ることなく昨期を上回る活躍を続けている点。その要因について、前出のサッカーライターは次のように語る。
「まず、これまで欧州でプレーしたどの選手よりも技術が優れていることが挙げられます。そして、何よりも優れているのは、そんな高い技術を誇っているにもかかわらず、彼が極めて利他的なチームプレーヤーである点です。過去にも中田や中村俊輔(現・横浜F・マリノス)のように高い技術を持つ選手もいましたが、彼らは自分がチームの王様でないと力を発揮できませんでした。しかし、欧州には彼らレベルのテクニックの持ち主はゴロゴロいます。だからこそ、中田はビッグクラブでレギュラーを奪えなかったし、中村はスペインで成功できなかった。その点、香川は独善的なプレーに走ることなく、チームプレーの中で自らの高い技術を発揮できるタイプ。守備にも積極的に参加するし、どんなチームでも活躍できますよ」
そんな香川には、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルといったイングランドのビッグクラブからの獲得の打診があったとも伝えられる。ドルトムントも年俸大幅アップで慰留に努める構えだが、いまだに契約延長に至っていないだけに今夏の移籍も現実味を帯びてくる。
「マンチェスターUといえば、世界でも1、2位を争う名門クラブ。所属選手はスタープレーヤー揃いですが、香川なら十分通用すると思いますよ。同クラブには元韓国代表MFのパク・チソンが所属しており、彼も香川と同じく利他的なチームプレーヤーで活躍できていますからね。香川はパクよりも攻撃センスも技術も格段に優れているわけですから有望です。ぜひ、移籍してもらいたいですね」(同)
欧州で最も成功したアジア人選手として、世界中に知れ渡るのも時間の問題か。
(文=牧隆文)
「ポケット彼女 by生キスコレクション」愛乃まーにちゃんの撮影現場に潜入!

スマホの画面にキスすると、画面の向こうの彼女が話しかけてきて、しかもキスしてきてくれる!?
人気グラビアアイドルとのキスシーンが疑似体験できる、世の男性の願望を形にしたような人気アプリが『生キスコレクション』だ。第1弾は元アイドルユニット虎子虎子のリーダーで、現在はモデルやグラビアアイドルとしても活躍の場を広げている愛乃まーにちゃん。そんな彼女が思わせぶりなセリフとともにキスをしてくれる様子を楽しむことができるこのアプリ。vol.1の『妹ver』、vol.2の『彼女ver』ともに人気を博し、AppBank「究極の神iPhoneアプリまとめ」にて「2011年最も過激なお色気アプリ」に選出、また昨年末には並み居るアプリを押しのけてiTunes全ダウンロードコンテンツで1位を獲得した。
これを記念して、さらにバージョンアップした第2弾の製作が決定! その名も『ポケット彼女 愛乃まーに by 生キスコレクション』。キスに重点を置いた第1弾とは違い、今回はキスに至るまでの過程を重視。彼女とのラブラブな日常が曜日や時間帯でランダムに表示され、まるで本当に彼女と付き合っているようなシチュエーションが楽しめる。今回はその発売を記念して、撮影・製作現場に潜入。愛乃まーにちゃんへの独占取材を試みた。
「正直、ここまで注目されるとはまったく思っていませんでした」と語るまーにちゃん。
「ただ、自分のアプリが出るということがうれしくて撮影していたんですけど、ダウンロード数が1位になるなんて思っていなかったので、本当にびっくりしました。自分の知らないところで評価されて、スタッフさんとみんなで喜びました。私の勲章です!」
前回の撮影現場はかなり過酷だったというが……。
「真夏だったんですが、動画を撮影しているときは空調を切らないといけなかったので、ものすごく暑くて……スタッフさんも私もだいぶ汗だくになって(苦笑)。最後は意識が朦朧としてきてたんですけど、それでもみんな『演技力がある』って褒めてくれました」
さて、バージョンアップした『ポケット彼女 愛乃まーに by 生キスコレクション』はまーにちゃんと同棲しているという設定になっており、まーにちゃんをより身近に感じることができる。「今回はキスだけじゃなくて、日常生活やリアルに付き合っている感じが楽しめます」とのこと。
また、同棲というシチュエーションについては、「私、結構生活感のある女の子なんです。料理も得意ですし、その辺を含めて、一緒に暮らしてる感を味わってもらえればいいなと思っています」と語る。
ちなみに、まーにちゃんの得意料理は「メンチカツ」とのこと。コンソメや鶏ガラスープを使用してジューシーなカツに仕上げるなど、レシピにはこだわりがある様子。この食卓でのシチュエーションで見ることができるまーにちゃんのキス顔は……実際に購入して堪能してもらいたい。
最後に、第2弾を心待ちにしている人たちへ、まーにちゃんからのメッセージで締めくくりたい。
「『生キスコレクション』より、もっと妄想が膨らむようなキスがいっぱいあるので楽しみにしていてください! 私といっぱいキスしてください♪」
『ポケット彼女 愛乃まーに by生キスコレクション』は、App Storeにて5月発売予定。
●あいのまーに
生年月日:1989年6月17日 出身地:北海道 血液型:B型
サイズ:T 153cm /B83cm /W56cm /H 81cm
モデル。特技はクラシックバレエ、弓道、料理。アメリカへの留学経験もあり、英語力はほぼネイティブ。自らニコニコ生放送を運営し、生主としても注目を集めている。
公式ブログ 「愛乃まーにの☆マーニのお疲れさまーに☆」
<http://ameblo.jp/rockymomo/>
3月30日(金)4枚目イメージDVD『エンジェル・まーに』が発売!
<発売イベント>
4月7日(土)14:00~ ソフマップアミューズメント館7F/17:00~ ソフマップアモバイル館
4月30日(月祝)13:00~ ラムタラメディアワールド館
【TAF2012】『巨人の星』だけじゃない!? インド市場が秘めるポテンシャルに大注目!

3月22日、東京国際アニメフェア2012(TAF)のシンポジウム会場で「クール・ジャパン・フェスティバル -インドにおけるコンテンツビジネスの可能性-」が開催された。このシンポジウムは、インド向けにローカライズされた『巨人の星』のテレビ放映が予定されるなど、活況を見せているインドの市場を紹介するとともに、新たなコンテンツビジネスの可能性を探るというものだ。
シンポジウムではまず、登壇者から株式会社LA DITTA代表取締役の小里博栄氏が、市場としてのインドの魅力と、直近のビジネス的なアプローチについて解説した。小里氏によれば、現在のインドは人口の50%が25歳以下という若い国であること、さらに地理的にヨーロッパにもアフリカにも近いという魅力があることを紹介した。
そんなインドの中で、金融センターとして商業の中心となるとともに、映画産業を軸に文化レベルが高い都市がムンバイである。TAFに先立ち、3月15日~18日にはムンバイ市内のショッピングモールで「クール・ジャパン・フェスティバル」が開催されたが、1万人程度の動員を見込んでいたところ、なんと6万人を超える人々が会場を訪れたのだという(初のコスプレイベントも行われて多数の観客が訪れたとのこと)。
非常に多くの人々がコンテンツに限らず、日本の製品に興味を持っていることは確かだ。そこで、現在調査が進んでいるのは「インドでは、日本のどういった製品が売れ筋になるのか」ということだ。小里氏によれば、ムンバイ市内のモールで、醤油や味噌にアニメキャラクターのカードをオマケでつけて販売する。あるいは、玩具店に日本製の玩具を陳列する棚を設ける。さらに、日本では当たり前のように存在する「アイデア雑貨」などをテスト販売してみるといった形で、「売れ筋」の調査はかなり熱心な様子だ。
「今回のフェスティバルには30社あまりが参加しましたが、大半の会社は可能性があると見込んでいます。インドにはポテンシャルがあることは間違いありません。元気がある国ですから、ぜひお越しいただきたい」
と話す小里氏自身も、既に月の半分をインドで過ごしているという。日本に比べて、いまだ経済は発展途上といえるインドだが、やはり経済成長の進展と人口の大きさは魅力だ。
「冷蔵庫の普及率は人口の8%ですが、インドの人口は約11億人。つまり、既に日本の人口に匹敵しています。もっとも需要の高いテレビはソニー製ですし、コンテンツから耐久消費財までビジネスの可能性は高いと思われます。また、物価は安いのですが、中間層は価値を認めれば高くてもお金を払う人々ですし、購買力も高いのが特徴です。今後の10年、15年は非常に面白いと思います」(小里氏)
■インドには海賊版がほとんどない
そんな期待の大きなインド市場に、コンテンツ産業の中からいち早く進出を決めたのが講談社だ。インドにおける『巨人の星』のローカライズとテレビ放映事業を進めてきた講談社の国際事業局担当部長の古賀義章氏は、この作品の可能性を次のように話す。
「インドではまだ日本の漫画は進出しておらず、アニメーションが先行しています。今回のローカライズにおいて扱うクリケットは、現地では大変人気の高いスポーツで、インド対パキスタンの試合では視聴率が85%に達したこともあります。さらに、この作品はインド国内のみならず、パキスタン、スリランカなどをはじめクリケットの人気が高い国へ進出していくことができると考えています」
日本では、ほとんど知られていないクリケットだが、イギリス発祥のこのスポーツは、イギリスの植民地だった国々では人気が高い。そして何より、野球に似たスポーツなので『巨人の星』をもとにしてローカライズしやすいといった点も挙げられる。シンポジウムでは初めて作品のPVが公開されたが、物語はムンバイの少年を主人公にしたストーリー。当然、大リーグボールのクリケット版も登場するし花形や左門にあたるライバルも、主人公の前に立ちはだかる予定だ。ただ、食べ物に関しては冗談の通じない国なので、『巨人の星』で誰もが思い浮かべるちゃぶ台返しは「一回だけ、食事用のプレートをひっくり返す」という形で落ち着いているそうだ。
さらに、単にアニメの放映だけにとどまらず、作品中に登場する商品やスタジアムの看板などに企業のロゴを入れるタイアップなども行う予定だという。
日本製コンテンツの海外進出にあたっては、海賊版と、性・暴力表現に関する表現の意識の違いは大きな問題だ。ところが、登壇者の七丈直弘早稲田大学高等研究所准教授は、この点でもインドは問題の少ない国だという。
「ムンバイ市内を見た限り、海賊版を扱っているのは路上販売の店舗程度しかありません。それもキャラをTシャツに使っている程度でソフト販売は見当たりません。これは、ほかのアジア諸国には見られない風景です。また、宗教的な規制が厳しく『クレヨンしんちゃん』もお尻を丸出しにするシーンはカットされたような国ですが、近年ではバラエティ番組でお色気シーンも登場するなど、伝統的価値観が急速に変わってきている印象です」
海賊版があまり見られないのは、まだ日本のアニメが普及していないことと、モラルの高さと2つの理由があるようだ。
今年、日本とインドは国交樹立60周年を迎えるが、今後はアニメの分野においてもビジネスパートナーとしてよりよい関係が築いていけそうだ。
(取材・文=昼間たかし)
ビジネス志向へと大きく変化? 【東京国際アニメフェア2012】
昨年は東日本大震災の余波で開幕直前に中止となった東京国際アニメフェア(以下、TAF)が22日より4日間の日程で開催された。22日と23日は商談を目的としたビジネスデー、24日と25日の2日間は、一般客向けのパブリックデーとしてスケジュールされた。
東京都が主催するイベントであるTAFは、昨年、東京都の“表現弾圧条例”こと「東京都青少年健全育成条例改正案」に反発した出版社10社が加盟する「コミック10社会」がボイコットを宣言。TAFの実行委員会事務局を務める日本動画協会が「実質的に実行不能な事態」と声明を出す中、角川書店らがTAFと同じ日程で幕張メッセにて「アニメコンテンツエキスポ」(以下、ACE)の開催を表明し“分裂”による混乱が取り沙汰されたが、震災が原因で両イベントとも開催を中止する結果となった。
以来、2012年はどのような形で開催されるのか注目を集めていたが、昨年10月にACE側はTAFの開催日から一週間後の開催を発表。この発表の直後に筆者が取材したフジテレビのアニメ深夜枠「ノイタミナ」の山本幸治プロデューサーは以下のように語った。
「今年の同日開催は正直“やめてよ”と思いましたよ。現場ではどちらにつけばよいのか混乱しましたし、お客さんが右往左往する事態になっていたと思います。今回は日程がずれたことで、最悪の事態は回避されたのではないかと思っています」

ビジネス目的の来場者で、ところどころ混雑しているところも。
そもそもTAF側もACE側も昨年の騒動を“分裂”とは口が裂けてもいわない。むしろ、ファミリー向けのコンテンツが多いTAFとオタク向けコンテンツの多いACEとに“棲み分け”をするいい機会となったと捉える向きもある。
「2010年のTAFは13万人の来場者がありました。ですので、今回は両方のイベントで16万人来場すれば成功だと考えています」
とは、昨年取材した際のTAF事務局のチーフプロデューサー・鈴木仁氏の言葉だ。
一年の空白期間を経て再開されたTAFの会場で目立ったのは、海外からの出展者であった。とくに広い面積を占めていたのは、中国のアニメ企業による「チャイナアニメーションズ」と名付けられたスペースだ。ここには、40を超える中国のアニメ産業に関わる企業や大学などが出展し、中国におけるアニメ産業の巨大さを示していた。ただ、中国が巨大なアニメの生産国であり市場でもあることが広く知られるようになった現在では、目新しさを感じるものはない。

ぜひ本編を見てみたくなるチュニジアのアニメーション。
海外の出展者の中でも目を引いたのは「オーバーシーズパビリオン」と名付けられた一角である。ここには、フランス・スペイン・ハンガリー・ブルガリア・チュニジアなどのアニメ企業や大使館などが出展している。そこで展示されているのは各、々の国で制作されているアニメーションやキャラクターである。各国とも、自国で生産しているアニメーションやキャラクターの日本への売り込みを図るという、これまであまり見られなかった形が見られるようになってきている。中でも異色だったのは、チュニジアのブース。ここでは、チュニジアで今もっとも人気のあるアニメとして、「キャプテン・ゴブザ」というキャラクターが活躍する作品が紹介されていた。これは、ヒーローや民衆がバゲット(長いフランスパン)を武器に武装警官と戦う作品だというが、そんなキャラクターを大使館自らが売り込むことに「本当に革命が起こったのだな」と実感させられる。これら海外ブースは日本語が話せるスタッフがおらず、共通言語が英語だったことも、TAFがビジネス寄りの路線を志向していることを感じさせた。
■ビジネスイベントへ舵を切ったTAF

「石ノ森萬画館」の復興は全国のファンからも注目を集める。
海外からの出展とともに目立ったのは、東北の被災地関係の出展だ。津波で被災した宮城県石巻市の「石ノ森萬画館」の復興活動に関する展示のほか、「宮城・仙台アニメーショングランプリ」のブースでも復興と絡めた企画が紹介されていた。被災地に限らず、地方で開催されている各種イベント関連の展示も目立っており、漫画・アニメを使った地域振興が、全国の津々浦々で行われていることを如実に示していた。
このように、今回のTAFで目立ったのは、新たなビジネスパートナーを求めたり、ライセンスの売り込みを図ったりするBtoBの出展が多いことだ。対して、既に発表されているACEの出展概要を見ると、一般の来場者に主眼を置いた出展者が多い。このことからも、(意図しているか否かは別として)TAFはACEとの棲み分けを模索していると見ることができる。単に目当ての作品やキャラクター関連のブースに行列し、グッズを買い求めるのではなく、アニメ産業の全体を俯瞰できるイベントとなったといってよいだろう。一年の空白を経て、多くのバイヤーが集うアニメの市場としてTAFは、大きく舵を切ったと見てよいだろう。今後、ACEとの再統合が行われるか否かはわからないが、一般客が集うイベントとしての価値以上に、市場としての価値が高まっていくと、予測することができる。
ビジネスデーに開催されたイベントに関しては、別に報告していきたい。
(取材・文=昼間 たかし)
性を超越した“映画の伝道師”淀川長治 名調子200タイトルがDVDで甦る!
『日曜洋画劇場』(テレビ朝日系)の放送45周年を記念して、DVD『淀川長治の名画解説DX』がリリースされた。1966年10月の第1回放送から1998年11月に89歳で亡くなる前日まで同番組の解説を手掛けた映画評論家・淀川長治氏の往年の名調子を、200タイトルにわたって収録したもの。前説と後説を合わせて3分間という限られた秒数の中に、淀長氏はコンパクトに映画の魅力を詰め込んだ。熱の入った口調には、淀長氏の映画に注ぐ愛情が溢れんばかりに満ちていた。同番組の顔として人気者になった淀長氏は講演会を度々開き、トークの達人と思われていたが、もともとは人前でしゃべるのが苦手だったという。中学のときに教師から全校生徒の前でしゃべるよう命じられ、ギリシャ神話に登場する女神がひとりの美少年を見初めて水仙に変えてしまった逸話を話したところ、学校中の失笑を買ってしまった。淀長氏の少年時代の中学校では、全校生徒の前に立つ男子生徒は柔道大会に向けた決意などを語るのが普通だったからだ。その一件以来、淀長氏は人前でしゃべることは自分には不向きだと思うようになった。
その後、成人した淀長氏は幼少の頃から親しみ憧れていた映画の世界に飛び込み、映画配給会社の宣伝マンを経て、映画雑誌『映画の友』の編集長として活躍。雑誌の愛読者である若者たちを集めては懇親会を開いて、交流を楽しんでいた。同じ映画好きな若者たちが相手なら、淀長氏はそれこそ淀むことなく延々と映画エピソードを語り続けることができた。その様子を見ていた人物が後にテレビ朝日(当時はNETテレビ)のプロデューサーとなり、『日曜洋画劇場』の前番組だったテレビ映画『ララミー牧場』の解説者に淀長氏を起用する。淀長氏はテレビでしゃべることに抵抗があったそうだが、『ララミー牧場』にジャズの名曲「スターダスト」の作曲家ホーギー・カーマイケルが俳優として出演していたことから、出演をOKしたそうだ。最初はこわばっていた淀長氏の表情も、プロデューサーやスポンサーの理解があり、持ち前の人なつこい表情と大阪弁ほどキツくない神戸なまりの味のある口調が次第に生きてくるようになった。以降、エンディングで「さよなら、さよなら、さよなら」と手をニギニギする“ニギニギおじさん”としてお茶の間に定着する。淀長氏が愛する洋画を題材に、苦手意識のあった“トーク”を克服することで、豊饒なる世界が開けていった。
淀長氏というと、生涯を独身で通したことでも知られる。淀長氏本人が「映画と結婚した」と語っていたことでも有名だ。家庭を持つことで私生活にエネルギーを割くことになるよりも、自分の愛する映画に全エネルギーを注ぎたいという想いからだった。また、重度のマザコンだったこと、若い頃に男性に惹かれる性癖があったこともカミングアウトしていた。淀長氏が小さな男の子から「なんで結婚しないの?」と質問され、「ボクはね、結婚しないことで男の視線からも女の視線からも映画を観ることができるんですよ」と答えていたのを記憶している。女神に見初められて水仙になった美少年のように、映画を愛し、映画にも愛された淀長氏は性別を超越した存在となった。来日したアーノルド・シュワルツェネッガーの大事な部分に淀長氏がさりげなくタッチしても、シュワちゃんはガハハ笑いで済ませていたそうだ。また、淀長氏をインタビューする男性記者の中にぽっちゃりタイプがいると、「後で一緒にお風呂に入りましょうねぇ」とジョーク交じりに声を掛けた。声を掛けられた男性記者は「あのヨドチョーさんにお風呂に誘われた!」と喜んだ。『プロジェクトA』(83)の解説では「サモ・ハン・キンポー。キをチと間違えないようにしてくださいねぇ」と巧みに下ネタを全国にオンエアした。
本当に映画を愛しているのなら、放送枠に合わせてオリジナル版をカットし、日本語に吹き替えるテレビ版の仕事は断るべきではないのかと批判する声もあったが、淀長氏が32年間にもわたってテレビ解説を続けることができたのは、映画に関する豊富な知識だけでなく、物事に対するポジティブな考え方があったからだろう。明治、大正、昭和、平成と4つの時代を生きた淀長氏は映画文化の黎明期から黄金期の名作を浴びるように観ながら育ってきたが、新作を否定せずに受け入れた。「今の映画はクズ。昔の映画はよかった」という安易な論調に走らず、新しい映画の技術的な進化やキャラクターの心理描写などの演出力の向上に着目した。テレビやビデオが各家庭に普及することで、映画の面白さを知る人が増えると肯定的に捉えた。テレビで温和な表情を見せる一方、「どうせ、こんな映画はヒットしませんよ」と自分が担当する映画に情熱を持たない宣伝マンは容赦なく叱責した。
講演会では「私はこれまで生きてきた中で、一度も嫌いな人に遭ったことがない」と口にしていたが、これも淀長氏のポジティブさを表す言葉だろう。実際には淀長氏が気に食わない業界人はいくらでもいただろうし、評論家としての知名度が上がれば上がるほどアンチの声も高まったはず。だが、「嫌いな人間はいない」と公言することで、自己暗示に掛けるのと同時に、ひと癖もふた癖もある業界人たちを自分の間合いの中に取り込んでいたのだろう。淀長氏が長寿をまっとうしたのは、自分の好きなことを仕事にできたことだけでなく、ポジティブな考え方が大きく影響していたように思える。
淀長氏は晩年の11年間を、当時は六本木アークヒルズにあったテレビ朝日本社に隣接する東京全日空ホテル34階のジュニアスイートで暮らした。鶴見に自宅があったが、両親を看取った後はひとり身だったため、テレビの収録や映画の試写へ行くのに便利な都心のホテルでの生活を選んだ。映画館と同じで、ホテルではひとりの時間を楽しむことができ、でも周囲に人の気配を感じることで孤独感に悩まされずに済む。高級ホテルでの生活というと享楽的な印象があるが、淀長氏はいつ不測の事態に陥っても周囲に迷惑が掛からないよう、葬式代と遺書を用意していた。来るべき日を常に意識してのホテル暮らしだった。全日空ホテルの高層階ラウンジから見渡せる都会の夕焼けを眺めながら、近くで働いていたホテルのスタッフに「キミもちょっと仕事をするのをやめて一緒に見ようよ」と声を掛けていたそうだ。懇意にしていたホテルのスタッフが懐かしそうに回顧している。淀長氏は映画評論の大家であり、“おひとりさま”ライフの先駆者でもあった。
2006年に発売された『日曜洋画劇場』の40周年記念DVD『淀川長治の名画解説』には、名作50本の解説に加え、特典として最後の解説となった『ラストマン・スタンディング』(96)が収録されていたが、今回の『淀川長治の名画解説DX』はアクション、コメディ、ラブロマンス、SF、西部劇……とジャンルごとにセレクトした200本を600分にわたって収録。主人公の2人がホモセクシャルの関係にあることに言及した『太陽がいっぱい』(60)をはじめとする淀長氏の名調子に触れると、すでに何度も観ているはずの作品やスルーしていた作品も、無性に気になってくる。時間が経過しても色褪せないその感染力には驚くばかりである。淀川長治氏は性別も時代も超越した、映画の伝道師だった。
(文=長野辰次)
●『日曜洋画劇場45周年記念 淀川長治の名画解説DX』
BOX5枚組(本編4枚+特典1枚)『熱き血潮篇』『夢見る瞳に乾杯篇』『明日への希望篇』『真理と感慨篇』の各巻に50タイトル、全200タイトルを収録。特典ディスクには番組の撮影風景、全日空ホテルでの仕事風景などの映像も収録。『日曜洋画劇場』の放送全ラインアップと全200作品の解説をまとめた特典冊子付き。BOX価格/10,500円(税込み) 発売元/ビデオ・パック・ニッポン 販売元/ポニーキャニオン 2012年2月より発売中
日曜洋画劇場45周年記念 淀川長治の名画解説DX
「さよなら、さよなら、さよなら」

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