トークライブで対決実現? 都条例をめぐる猪瀬直樹副知事の夕張雪かき騒動が新局面に

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雪かきも出来ない夕張市の市街(上)と
ちゃんと雪かきもされている室蘭市(下)。
 「ネトウヨは財政破綻した夕張を助けに行け。雪かきして来い」。昨年、東京都の猪瀬直樹副知事のTwitterでのつぶやきから、始まった「夕張雪かき騒動」が新たな展開を見せている。  この騒動、発端は、マンガ・アニメの規制を巡って対立した東京都青少年健全育成条例改定案だ。この最中の昨年12月5日、猪瀬副知事がTwitterで「表現規制ではない。デマゴーグに踊らせられているだけ」とつぶやいたところ、この問題を取材しているジャーナリストの昼間たかし氏が「ならば、その旨を取材させて下さい」と返答、すると猪瀬副知事が取材に応じる条件として、財政破綻で苦しむ夕張市での雪かきを提示したのだ。  これに、昼間氏と共に応じたのが、マンガ家の浦嶋嶺至氏。浦嶋氏は、一足先に今年1月21日に夕張を訪問し同市の社会福祉協議会の案内で雪かきを完了。取材の方法について猪瀬副知事と折衝を始めている。  昼間氏も、今月24日より開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011」に併せて、夕張を訪問し雪かきを行うことを表明。 「日本国内のみならず、海外からも注目される国際映画祭の開催中に、雪かきを行うことで海外の方々や、マンガ・アニメファンに限らない多くの人に、この問題を考えてもらいたい」(昼間氏)  単に取材しながらアピールするのかと思いきや、昼間氏は、映画祭の「スペシャルプログラム」として出品されている映画「彗星の降る夜に -バイオ・サバイバル@JK-」(監督:やなぎさわやすひこ)には出演者として名を連ねている。  この映画祭は夕張市はもとより、周辺地域の市民も参加し協力する、人の繋がりの濃いもの。猪瀬副知事が繰り返し賛辞を送っている元都庁職員で、夕張市長選に立候補を表明している鈴木直道氏も映画祭に参加するそうで、出演者自ら、雪かきをしながら問題をアピールするインパクトは大きい。  なにより、都条例のインタビューを通して脚光を浴びていることに、地元の人々が、どのような反応を示すかも、目が離せない。 ■公開インタビュー実現に向け支援イベントも決定  様々な方向に飛び火し始めた、この騒動。ここに、新たな支援を表明したのがトークライブハウス・ロフトプラスワンをはじめとする「ライブハウスロフトグループ」席亭・平野悠氏だ。  平野氏は2月2日、「プラスワンで猪瀬副知事の公開インタビューをしたいと思っている。中継も行うつもりだ」と表明。早速、昼間氏がTwitterで「猪瀬直樹氏を、お招きしてロフトプラスワンにてトークライブを開催するプロジェクト始動」とつぶやいたところ、猪瀬副知事は即座に「勝手に決めても行きません」と反応。これに対して、平野氏は「それは猪瀬さん。上から目線過ぎませんかね?ミカドの肖像が泣きまする。あっ朝まで文化人でしたか?」と、反応するなど、騒動の加熱はもはや止めることができない。  平野氏は01年2月、当時ワイドショーでバッシングされていた野村沙知代氏が、新宿LOFTで「ニューロティカとサッチーの逆襲」というイベントに出演した際、キャスターの小倉智昭氏がフジテレビの番組『とくダネ!』で「この若者達は、いくらもらって来たの?」と客をサクラ扱いした発言に憤慨。「小倉あやまれ友の会」を結成しフジテレビの前をデモ行進。さらに、フジ株主総会に乱入するなど、フジテレビ役員から謝罪文を勝ち取るまで戦った「戦歴」の持ち主。  そんな熱い人物の参戦に加えて、昼間氏も「行きません」という猪瀬副知事に「ならば、雪かき後に提案する」と返答しており、トークライブでの公開インタビューは着実に実現の方向へと動いているようだ。  こうした熱いエールを受けて2月5日(土)と2月12日(土)には、イベント開催も決定。  トークライブの実現を支援するためにも、多くの人の参加が期待されている。 ◆緊急決定!-浦嶋嶺至プロデュース- 「猪瀬副知事が『夕張で雪かきして来い、それなら会う。』と言うので雪かきしてきました。報告会」 ▼日程 2月5日(土) OPEN 11:30 / START 12:30 OPEN 12:30 / START 13:00 時間が変更になっています。ご注意ください。 ▼会場 ロフトプラスワン 新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2 http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/ ▼出演 浦嶋嶺至(漫画家)、他ゲスト未定 <聞き手> 山本夜羽音(漫画家、北海道出身) 予約 / 当日 ¥600(飲食代別) ※予約はプラスワンHPより受付中! <http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/reservation◆映画「おやすみアンモナイト」アンコール上映 マンガ論争なう 昼間たかしの逆襲!! ※都条例、雪かき問題に加えて2009年のゆうばり映画祭にてフォーラムシアター部門招待作に選ばれた昼間たかし脚本作『おやすみアンモナイト 貧乏人抹殺篇/貧乏人逆襲篇』(監督: 増田俊樹)を上映。 ▼日程 2月12日(土) OPEN 11:30 / START 12:30 ▼会場 阿佐ヶ谷ロフトA 東京都杉並区阿佐谷南1-36-16-B1 <http://www.loft-prj.co.jp/lofta/index.html> ▼出演 昼間たかし(ジャーナリスト/脚本家) <ゲスト> 永山薫(批評家) 増田俊樹(映画監督) 赤木智弘(フリーライター) 辻岡正人(映画監督) やなぎさわやすひこ(映画監督)他 前売¥1,500/当日¥1,800(共に飲食代別) ※前売りチケットは当店のウェブ&電話にて予約受付中!! 03-5929-3445(阿佐ヶ谷ロフトA) <http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=593※これらのイベントには猪瀬さんは来ません。
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「社会的なことはまともに考えてない」チェルフィッチュ・岡田利規の"楽しい"日本の見方

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 2004年に発表した、イラク戦争の最中に渋谷のラブホテルでセックスをする若者を描いた『三月の5日間』で演劇界の芥川賞と言われる岸田戯曲賞を受賞して以来、現代の日本の姿を切り取る作家として注目を集めている劇団カンパニー『チェルフィッチュ』。そんな彼らの最新作『ゾウガメのソニックライフ』が神奈川芸術劇場のオープニングラインナップとして上演される。  この上演を記念して、日刊サイゾーではチェルフィッチュの主宰者であり、演出家・岡田利規にインタビュー。はたして、彼の目に映っている日本とは、いったいどのような姿をしているのだろうか!? ■『分からないこと』をやっている ――新作は『ゾウガメのソニックライフ』というタイトルですが、前回公演『私たちは無傷な別人である』と比較して、ゆるいタイトルですね。 「『無傷〜』は、非常にしっかりと作れた作品だと思います。タイトルも含めて作品自体、全くと言っていいほど"遊び"がないんです。体脂肪率3%くらいの無駄がない作品ですね。前回、そういった作品を上演したので、もうちょっと遊びや余裕がある方向で作品を作りたいと思いました。『腹出てるけどそれでよくない?』みたいなのをやりたかったんです」 ――これまでの作品では、ラブホテルやファミレス、ニュータウン、マンガ喫茶などさまざまな舞台設定で描かれ、それが物語の中で重要な意味を持っていましたが、今作の設定はどのようなものでしょうか? 「カップルがいてちょっとした諍いをしているんですが......、それくらいしか設定がありません」 ――特定の場所というわけではないんでしょうか? 「一応、ふたりのアパートということなんですが、それだけですね」 ――では、作品のテーマはどういったものでしょうか? okadatoshiki02.jpg 「僕の場合、テーマはいつも同じで『我々の人生そのもの』です。現実そのものを見るようにしているんですね。だから今回もテーマは変わりません。ただ、『どうやって生きていけばいいのか』と考えると、僕の場合はそれに対する回答は明確に一つに決まっているわけじゃない。ひとつの作品で回答を出しても『本当にそうなんだろうか』という疑問が起こってくるんです。ただ、今回どんなことをテーマとしているのかは、自分でも『分からない』んですよね」 ――「分からない」とは? 「『分からないこと』をやっているので、ちゃんと言語化できるものではないんですが......。そもそもテーマから入ると物語を書くことができなくなってしまうんです。お話を書く必要がなくなってしまうんですね。ですから、物語があるのかもテーマがあるのかもよく分かりません」 ――「分からないもの」に向かって作りながら、「自分が作りたかったものはこれだ」という瞬間はいつ得られるのでしょうか? 「稽古の段階で分かる部分もあるし、何十ステージも重ねた後に分かることもあり、まちまちですね。あるいは批評によって、客席の雰囲気によって分かる部分もあります。けれども、『こうやれば、こうなるだろう』というように、自分の分かっている範囲では作品は作っていません」 ■機能不全が"楽しい" ――岡田さんはメディアの中では「社会派」として語られることもしばしばですが、メディアの考える「岡田利規」像と、自身の「岡田利規」像では乖離を感じることはありますか? 「僕は全然、社会的なことはまともに考えてないんですよ。もちろん、僕なりの僕と社会の関係の取り方があり、それは完全に没交渉というわけではない。『社会のことは関係ないです』っていう言い切ってしまうのはある意味さわやかでクリアですけど、僕自身はそこまですっきりしていない、もっとグレーな感じの関係の取り方してるって思うんですね。僕が社会的に見えるのは単に相対的なことでしかないですよ」 ――その「ぬるっとした関係」は岡田さん自身が求めていることなんでしょうか? 「特に求めているということではありません。ただ、僕が現にそうだから、それを反映させているということですね。僕は、自分が置かれている状況に即してものを作るのが一番いいと思っているんです。いつ産まれたとか、どこでどういう環境で生活しているとか、そういったことです。それを使うのが僕にとって一番いい結果を出せる武器だと思います」 ――日本社会に対して面白さを感じることもあるんですか? 「あっちこっちで機能不全を起こしまくってるていると思うんですね。『おなかに赤ちゃんがいます』と書かれたマタニティマークとか、ちっとも機能してない。あれとか傑作だと思います(笑)」 ――最高......ですか? okadatoshiki03.jpg 「あれが機能しているとすれば、日本の社会が妊婦に対していかに不寛容かを証明するという機能ですよね」 ――確かに皮肉ですね。 「日本人って個人という概念が全然ないじゃないですか。夏目漱石の時代から変わっていないことですけど、大きな問題だと思います。僕らが電車で席を譲ることをできないのは優しくないからではなく、個人じゃないからだと僕は思います。個人じゃない、自分を車内に存在していないものとしているわけだから、席が譲れるわけないですよね。けれども、この社会は人々が個人であることを前提としてデザインされてるでしょ。でもその前提が揃っていない。だから、機能不全起こすんじゃないですかね」 ――そういった「機能不全」を岡田さんは楽しんでいるのですか? 「楽しんでますよ。例えばこの前コンビニ行って、『あっためはなさいますか?』って言葉聞いて、すっごくいい日本語だなと思って(笑)」 ――そう言われると、たしかに今の社会って機能不全だらけですね。そんな日本でも希望が持てますか? 「芸術って、すごく悲惨な状況を描写してもそれがちゃんと作れたら楽しいっていう、奇妙なものですよね。『どうなの、この世の中』っていうテーマの作品を書いても、それがうまく作れたら楽しくなっちゃうんです。だからズルい。これは本当は反則なんですよね。でも僕個人は、そういったわけですごく楽しいですよ!」 (取材・文=萩原雄太[かもめマシーン]/撮影=後藤匡人) ●おかだ・としき 1973年 横浜生まれ。演劇作家、小説家、演劇カンパニー『チェルフィッチュ』主宰。05年9月、横浜文化賞・文化芸術奨励賞を受賞。同年、『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。2008年4月、『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で第2回大江健三郎賞受賞。国内だけでなく、海外でも公演を行っている。 ・『ゾウガメのソニックライフ』 作・演出/岡田利規 出演/山縣太一、松村翔子、武田力、足立智充、佐々木幸子 舞台美術/トラフ建築設計事務所 特設サイト<http://zougame.chelfitsch.net/> KAAT神奈川芸術劇場 2/2(水)〜2/15(火) [チケットかながわ]<http://www.kaat.jp/pf/zougame.html> 水戸芸術館ACM劇場 2/26(土)〜2/27(日) [チケットぴあ]<http://www.arttowermito.or.jp/play/modules/tinyd0/index.php?id=46> 富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ 3/4日(金)〜3/5(土) [チケットぴあ]<http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1051975> 山口情報芸術センター [YCAM] 3/13(日) [山口文化振興財団]<http://www.ycfcp.or.jp/>
三月の5日間 名著。 amazon_associate_logo.jpg
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勝負と女に賭けた人生 日本初の麻雀プロ・小島武夫の「遺言」

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 昭和50年代の麻雀ブームをけん引し、豪放磊落な博打打ちとして一世を風靡した小島武夫。今年75歳を迎える彼が、初の自叙伝『ろくでなし』(徳間書店・刊)を刊行した。故郷・博多での麻雀との出会いから、名だたる名士たちとの一戦、そして数々の女性との関係に至るまで、その半生が赤裸裸に綴られている。この本の出版を記念し、日刊サイゾーでは小島プロにインタビュー。はたして、その人生に込められた哲学とは!? ■小島武夫の無頼 ――初となる自叙伝の刊行、おめでとうございます。いかにも「昭和の男」といった、破天荒な人生を送られていますね。 「本当はいろいろな人に読んでもらうのは恥ずかしいんだよね。ただ、この歳になれば隠すことは何もないから。若い頃だったら、こんなにあからさまに話はできなかった。ある程度歳を取ると、恥をかいてもいちいち気にすることがなくなるんだよね。だから、気楽な気持ちで書けたかなと思います」 ――自叙伝を拝読し、あらためてその人生の濃さに驚かされます。 「デタラメばっかりやってきたんだけどね。周囲に迷惑をかけても本人はゲラゲラ笑いながら生きてるんです」 ――一番デタラメだったなと思うことは? 「やっぱり飲み屋ですね。普段は銀座・六本木で飲むことが多かったんだけど、座るだけで5万という世界だから、いつもっていうワケにはいかない。ちょっと懐が寂しくなってきたら新宿・渋谷で飲んで、本当に金がないときはまた銀座に戻る。銀座なら支払いが高いから、ツケにして帰れるからね。もちろんあとで支払いに苦しめられるんだけど」 ――逆転の発想ですね。 「でもいくら金がないと言っても、女の子とのホテル代はちゃんと持ってるんだよ(笑)」 ――著書にも「3000万円の収入で、支出が1億円」と書いてありましたね。 「いよいよ本当に金がないっていうピンチに追い込まれると、出版社から麻雀の入門書や戦術書の印税の振込があったり、競艇で大穴を当てたりするんだ。そういう運が強かったから、のほほんとしていられるんだよね」 ■小島武夫の勝負論 ――これまで麻雀を打ってきて、一番印象深い対局はどんな対局でしたか? kojima02.jpg 「どれも印象深いですね。楽しくやるということもなく、ただ、一生懸命自分が持っている力を叩き出します。これで勝つとか負けるとかそう言うことは一切考えず、自分がいいと思う麻雀をするんです。麻雀っていうのは、これまで研究し、培ってきたものをどれだけ表現できるかなんです」 ――つまり、小島プロにとって麻雀は自己表現の手段ということでしょうか? 「そうです。勝ち負けではなく、自分がどういう麻雀を『表現』するかが麻雀だよね。それをファンがどう評価してくれるか。戦うっていうのはそういうことじゃないかな」 ――本にも「セコい手で上がってはいけない」と記されていますね。 「プロ同士の戦いなら『お前には、これは打てないだろう』という自負心を持った戦いをしなきゃならないと思います。もちろん、それで負けることもある。それはそれで自分の修行が足りなかったと思うだけです。職人と同じで、これで終わりというゴールはありません。一生が戦いだし、一生が研究。そう思わないと麻雀プロはできません」 ――本には阿佐田哲也先生との思い出が随所に散りばめられています。やはり、小島プロにとって大きな存在だったのでしょうか? 「随分お世話になったよね。麻雀も打ったし、人間的にも勉強させてもらった。阿佐田先生は僕にとってはとても怖い人なんです」 ――「怖い」とは? 「麻雀をやっていても、阿佐田先生が追いかけてくる時は『いつかまくられるんじゃないか』という恐怖感を与えられるんです。人間的な格の違いもあるよね。別にごつごつしたものがあるわけじゃなくて非常に柔和なんだけど、すごく説得力がある」 ――阿佐田先生はどういう打ち方をされていたんでしょうか? 「懐の深い打ち方だよね。捨て牌と手牌のバランスを見ながら、一打一打、牌を模打することで表現をしているんです。相手も分かっているはずなのに、吸い込まれるように振り込んでしまうというようなね。僕は麻雀っていうのは美学だと思うんです。いくら強くても美学がないとその人の麻雀とは認められません。強い、弱いなんていうのはその場限りの結果に過ぎません」 ――小島プロ自身も、若い頃と今で打ち方は変わってきましたか? 「若い頃は相手に喧嘩を仕掛ける剃刀みたいな打ち方をしていましたね。けど、歳を取ると丸みを帯びてくるんです。角が取れた『上手い』打ち方になるよね。振り込んだ相手も『これなら仕方ない』と思うような手だね」 ■小島武夫と女 ――本にはこれまで数百人の女性を抱いた、と書かれています。その中でも印象に残っている女性は? 「5人くらいいますね。3人は死んだけど、あと2人はどこにいるか分からない。まだ生きてるんだったらもう一度会ってみたいなと思うね。その中でも1人はつい最近亡くなったんだけど、京都の芸者だった人です。まあ、よく教育されていたよね。気遣いがよかったし、セックスもすごくよかった」 ――小島プロにとって、女性とはセックスの相性が最も重要なんでしょうか? 「やっぱり男と女は肌が合うか合わないか、なんですよ。逆に、男から捨てられる女には関わらない方がいい。何らかの欠陥があるから男が逃げたんです。だから男が逃げるような女には絶対に手を出さない。けれども、あんまり男を追っかける女はダメだね。これは淫乱か不感症です」 ――(笑)。 「淫乱は男がいないと身体が持たない。不感症は気持ち良くなるためにあちこちに男をつくる。こういう女は、もうどうしようもない」 ――女性を選ぶ時のポイントは? 「僕は大体、付き合う時は前よりも1ランク上の女を目指すんです。だから全ての面で一番最初の女より下ということはない。女だったら誰でもいいというわけじゃないんだよ」 ――そういった選び方だと、だんだん女性も少なくなりますね。 「けれどもやっぱりいるもんなんだ。それまではじっと我慢して、様子を見て、そして口説くんだよね。優しく接して『本当にあなたが好きだ』とストレートに言わなきゃいけません。斜に構えて『寝ようか』とかいってもついてこないんだよね。ストレートにグイグイ押されると女性も気持ちいいんだよ。それを受け入れてくれるかどうかの見分け方もあるんだけど、それを教えるのは難しいね......」 ――74歳の現在でも「現役」なのでしょうか? 「いや、ここ10年くらいは心の中でだけに収めています。名前が知れちゃっているので、その方向でデタラメができないんだよね」 ――自らの人生を振り返って、麻雀の役に例えるなら何になると思いますか? 「一気通貫じゃないかな。僕は僕なりに一生懸命自分を貫いて生きてきたから、振り向いて後悔することもないし」 ――小島プロが「遺言」として若い世代に残したいメッセージを教えてください。 「『何事にも真面目にやれ』ということですね。どんなにくだらない遊びでも真面目にやらないといけません。人生にはくだらないことは絶対にないんです。今役に立たなくても、それが将来役に立つかもしれないんです」 ――それは、女性関係にも言えることでしょうか? 「もちろん」 (取材・文=萩原雄太[かもめマシーン]/撮影=後藤匡人) ●こじま・たけお 1936年福岡県生まれ。日本プロ麻雀連盟初代会長・最高顧問。実力、人気ともに麻雀界トップクラスのプロ雀士。『魅せる麻雀』を信条としたその雀風は、ファンからの圧倒的な支持を集める。テレビやCS放送などメディアへの出演も精力的に行い、日々、麻雀界全体の盛り上げや若手の育成などに惜しみない努力と情熱を捧げている。
『ろくでなし 伝説のミスター麻雀、酒と女とカネの無頼75年』 囲碁の藤沢秀行、将棋の芹沢博文らと並ぶ、昭和のカリスマ勝負師が生きた、飲む打つ買うに明け暮れた破天荒な半生。貧乏のどん底から這い上がり、無頼を貫いた生きざまから、伝説に残る勝負で掴んだ「勝つための哲学」までを自ら記す。「阿佐田哲也」「桜井章一」らとの初めて明かされる勝負秘話を交え、逆境を生き抜いた「男の哲学」がここに凝縮されている! 徳間書店刊/1470円(税込)/発売中 amazon_associate_logo.jpg
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【アジアカップ現地レポ】アラビア語の新聞でザックに一言!?

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まさかアラビア語の新聞に日本語が踊っているとは......。
 29日、サッカー日本代表が、中東カタールのドーハで行なわれていたアジアカップ決勝でオーストラリアを1-0で下し、2大会ぶり4度目の優勝を決めた。  筆者にとっては現地で取材を始めて23日後の出来事。試合終了から約3時間、いまは日本が優勝した事実と、ようやく日本へ戻れる気持ちとで二重の喜びに浸っている(なんせ、イスラムの国カタールには娯楽が皆無なうえに、ほとんどアルコールを口にできないのだから、酒好きの筆者にとっては苦痛以外の何者でもなかった)。  それにしても、岡チャンのあとを次いで就任したザッケローニ監督ことザックは、(昨年の2試合を含めて)8試合を戦って無敗、今大会も苦戦の連続(2試合で退場者を出し、1試合がPKでの決着)だったものの、ギリギリの戦いを制して頂点にまで上り詰めた。おそらく、この結果を持って"ザック株は急上昇"(元々、それほど低くはなかったが......)のことだろう。  だが、誰だろうと100%の信頼は危険である。あくまで結果は結果、冷静な目は必要だ。  そういえば、今日決勝の会場に出掛ける前にバスを待つホテルのロビーで見たアラビア語の新聞に面白い投稿を見つけた。  投稿というより、おそらくアジアカップを見に来たファンによる一言の寄せ書きみたいなもので、そのなかのひとつを(たぶん日本語なので)日本人が書いていた。 「ザッケローニ監督は、香川真司の良さを分かっているのだろうか。今大会では香川の良さを生かせたとは思えない」  女性の文字のようにも見えるが、熱心なファンによる、ある意味で的を射ているようなコメントである。  今季ドイツ1部リーグで大活躍した香川(なんとリーグ前半戦のMVP)くらいは、サッカーファンならずとも知っていることだろう。その香川は残念ながら、決勝を前に負傷で帰国の途に就いていたのだが......。  優勝に水を差すつもりはない。だが戒めとして、そんなファンの一言を忘れないでいるべきだろう。そうこうしているうちに帰国まで24時間を切った。なんだか、うれしくなってきた。 (取材・文=栗原正夫)
ザッケローニの哲学 人となり。 amazon_associate_logo.jpg
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【デッドライジング2】──"ゾンドル"小明、友情にむせび泣きつつゾンビを絶賛惨殺中!?

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(写真/キム・チャニ)
 迫り来る無数のゾンビをバッタバッタとなぎ倒すアクションゲーム『デッドライジング2』。全世界累計200万本以上を売り上げた同作の後日談が、Xbox 360限定配信で登場するとの情報を入手した。早速、自らにゾンビメイクを施すほどゾンビ好きなアイドルライター小明が先行プレイに挑む。 「ゾンビを倒すのがこんなに気持ちいいなんて! 物語の目的そっちのけで、ずっとゾンビの皆さんを倒してました。ストレスがたまってるんだと思います! 今回は人間も倒せるんですね、アハハ!」  今回リリースされる『CASE WEST』は、シリーズ一作目『デッドライジング』(2006年発売)の主人公・フランクと共にゾンビだらけの製薬会社に忍び込み、悪行を暴こうとするストーリー。 「フランクすげえ頼りになる! なんか泣けてきた! 私、あんまり友達がいないんですよ。友情って、いいものですね......」  すっかりゲームに夢中の"ゾンドル"小明さんだが、もしこの世界に身を投じることができるなら、やっぱりゾンビになって主人公に襲い掛かってみたい? 「うーん、実際に斬られたり撃たれるのは嫌ですし、主人公に助けに来てもらう娘がいいな......」  こんな姿でも、中身はギリギリ普通の女の子だったようです。 (文=編集部/ヘアメイク=梁取亜湖/「サイゾー」2月号より) 小明(あかり) 1985年1月14日、栃木県生まれ。02年、第4回ホットドッグプレスドリームガールズ準グランプリを獲得しデビュー。06年に独立し、以降フリーのアイドルライターとして活動。著書に『アイドル墜落日記』(洋泉社)。本誌にて「大人よ、教えて!"逆"お悩み相談」連載&ネット番組『小明の副作用』(サイゾーテレビ)隔週木曜生放送中。
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『デッドライジング2:CASE WEST』 本編の舞台「フォーチュン・シティ事件」の直後。プレイヤーが操るチャックは、前作『デッドライジング』の主人公フランク・ウェストと共に、ゾンビ大発生(ゾンビアウトブレイク)を引き起こした製薬会社に侵入。『2』の特徴だった、キャラの衣装を交換できる「コスチュームチェンジ」、アイテムを組み合わせて使用できる「コンボ武器」、オンライン上でほかのプレイヤーと協力プレイできる「CO-OP」システムもそのまま継承。対応機種/Xbox360(R) 配信専用タイトル 価格/1000円 http://www.capcom.co.jp/deadrising/2/case_w.html
デッドライジング 2 ゾンビ殺してぇ~ amazon_associate_logo.jpg
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「亀田戦は技術的に最低な試合」ジョー小泉氏に激怒の亀田父とJBCの弱腰仲裁

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亀田史郎オフィシャルブログ
 昨年末に亀田興毅が3階級制覇、大毅が2度目の防衛を果たした亀田陣営。そんな彼らが、ボクシングのマッチメーカーであると同時に評論家としても世界的に著名なジョー小泉氏が兄弟の試合について書いた記事に激怒し、「民事刑事を問わず必要な法的措置を講ずる」などと通告する物騒な場外バトルを起こしている。さらに取材を続けると、現在、この争いにはJBC(日本ボクシングコミッション)が仲裁に入っており、今月末からほかの世界戦が続くので、「あまり騒ぎを大きくするな」などと両者に自粛を求めたことで"一時休戦状態"であることが判明した。  亀田に関しては、試合後にさまざまなトラブルが起こるのは"お約束"と言えるが、今回はファイティング原田氏らと並んで「世界ボクシング殿堂」にも入っている業界の大御所を「訴える」というのだから穏やかな話ではない。  ことの発端は、昨年12月26日にウエイトをバンタム級に上げた興毅がアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)とのWBA同級王座決定戦で判定勝ちし、日本人初の3階級制覇を達成した試合と、大毅がWBAフライ級の防衛戦でシルビオ・オルティアーヌ(ルーマニア)に判定勝ちした試合について、世界的に人気の格闘技サイト「FightNews.com」に小泉氏が寄稿した記事で痛烈に批判したことだった。  小泉氏は興毅について、試合そのものがバンタム級でほとんど実績のないもの同士で突如組まれた"異例な試合"だと指摘した上で、過去に2階級制覇を成し遂げた日本人選手の名前を連ねて書き、読者に対して、興毅がそうした歴代の王者よりも「優れていると思わないようお願いする」となどと皮肉っている。  大毅の試合についてはさらに痛烈だ。まず、2-1で大毅の勝利とした審判たちの判定に疑問を呈した上で、その試合が、小泉氏がこれまで見てきたあまたの世界戦のなかでも「技術的に最低な試合だった」などと酷評。さらにWBAの本部に対して、この試合の判定などが適切であったか「ビデオを見て検証、議論すべきだ」となど訴え、最後は大毅を王者とすることによって「プロボクシングのステータス(権威)をこれ以上貶めないでほしい」とまで書いている。  これに対して亀田陣営が激怒したとみられ、1月23日に日本の一部ボクシング専門サイトに「亀田プロ×ジョー小泉バトル勃発」と題された驚きの記事が掲載されたのだが、なぜか数時間で削除されてしまった。  その内容は、亀田陣営がジムのマネジャーである嶋聡氏の名前で小泉氏に対して内容証明付の「通告書」を送付したというもの。小泉氏の記事が大毅の「名誉を著しく毀損し、侮辱するもの」とし、記事の削除や関係者への謝罪などを求めており、それが受け入れられない場合は、JBCに提訴した上で「民事刑事を問わず必要な法的措置を講じる」と訴えていたという。  さらに同記事では、亀田側の攻撃に小泉氏が「言論の自由に反する脅迫」だと反撃しており、今月28日までに亀田側が通告書を取り下げない場合、内外のメディアやWBA、WBCに通告書の詳細と反論を公表する、と訴えていたという。  この両者に関しては、兄弟が大阪から東京の協栄ジムに移籍した当初は関係が良好で、亀田は兄弟のマッチメークを小泉氏に依頼もしていた。だが、途中でなんらかのトラブルがあったとみられ、最近の小泉氏は亀田の試合のたびに批判的な記事を書き続けていた。このため今回、亀田側の堪忍袋の緒が切れたということなのだろうか。  筆者の取材のなかで、ある業界関係者が、こう証言する。 「今回のことについて史郎氏とも仲のいいジムの会長が、『小泉氏はあまりにも亀田に厳しいことを書き過ぎだ。亀田はこれまでも小泉氏からいろいろと妨害されていたし、史郎さんは激怒している』などと話していた」  小泉氏に取材を申し込んだが、小泉氏は「その件に関しては、JBCからこれから世界戦が続くので騒ぎを大きくしないようにと通達を受けている。なので何もお話できません。向こう(亀田側)もそういうことです」とだけ話した。  小泉氏がJBCから要求されたのは、1月31日、2月5日、11日と国内で世界戦が続くなか、もしも亀田に絡む場外バトルが報道合戦にでもなってしまうと、メディアの世界戦の扱いが小さくなってしまうなどして、ほかの業界関係者に迷惑になる。だから、それは避けろということだと見られる。  だが、日本のボクシング界では、昨年春に興毅が試合に負けた後、父親の史郎氏が控え室で大暴れして大騒ぎとなった際も、東日本ボクシング協会などが、ほかの世界戦が続くので「騒ぎをこれ以上大きくするな」と関係者にかん口令を敷いたうえで、史郎氏らの処分も先送りにして時間を置き事態の沈静化を図った前例がある。  このため、中堅ジムの会長は今回についても、「ボクシングサイトの記事が削除された理由は知らないが、JBCは関係者に自制を求めて時間を作り、その間に事態の沈静化を図るつもりなのかもしれない」とみている。  果たして、このまま両者の争いは収束へと向かうのか?  老舗ジムの関係者が、こう推測する。 「そもそもJBCに亀田をコントロールする力があるのならば、たびたびこんな騒動は起こらない。それに小泉さんも業界の実力者で一癖ある人。今は亀田から一方的に殴られたような状況で、このまま何も反撃しないで大人しくしていることもないだろう」  今でさえ古巣の協栄ジムや出版社との法廷闘争を抱えている亀田陣営なのだが、2月半ばを過ぎると、こちらも"3階級制覇"を目指して動くのだろうか...。 (文=フリージャーナリスト原田翔)
はだかんぼー 彼も立派なボクサーです。 amazon_associate_logo.jpg
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危険なヤツらが大暴れ! 注目のバイオレンスムービーが劇場で三つ巴

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(C)NIKKATSU
 この週末、最高に危険な連中がスクリーンで大暴れする! 『GANTZ』『RED レッド』『冷たい熱帯魚』という、三者三様にバイオレンスを描いた話題作が1月29日に揃って封切られ、劇場で三つ巴のバトルを繰り広げるのだ。  まずは、現在も連載が続く奥浩哉の人気SFコミックを、嵐の二宮和也と松山ケンイチ主演で実写映画化した『GANTZ』(東宝配給)。共演に吉高由里子や山田孝之ら人気若手俳優が揃った2部作の前編で、後編は4月に公開が予定されている。  幼なじみの玄野(二宮)と加藤(松山)は、地下鉄のホームから転落した酔っ払いを助けようとして電車にひかれてしまう。次の瞬間2人が目覚めた一室には、同じように「死んだはずの人々」が集められていた。彼らは、謎の黒い球体GANTZ(ガンツ)により、「異形の星人と戦い、殺す」というミッションを与えられる。不条理な世界で、生き残るための死闘が始まった。  見慣れた日本の市街地や電車の車内などで展開する、最新CGやワイヤーアクションを駆使したバトルシーンが新鮮。黒光りするスタイリッシュなガンツスーツもカッコいい。恐怖や痛みまでもリアルに伝わってくる主要キャストの熱演は必見だ。  一方、「若造は引っ込んでな!」とばかりに超危険なオヤジたちが暴走するのが、ハリウッド製のアクション超大作『RED レッド』(ディズニー配給)。ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレンが豪華共演を果たし、『フライトプラン』のロベルト・シュベンケ監督がメガホンを取った。  かつてCIAの工作員だったフランク(ウィリス)ら4人は、内部機密を知りすぎているという理由でCIAの暗殺対象者になってしまう。別々に引退生活を送っていた彼らだったが、生き残りをかけて伝説のチーム「RED」を再結成。アメリカを揺るがす巨大な陰謀に立ち向かっていく。  グラフィックノベルが原作だけあって、ビジュアル的な斬新さとマンガチックなバカバカしさがミックスされたアクションシーンが目白押し。シニア世代の名優たちによるハジケっぷりが最高に笑える一本だ。  以上2本が幅広い層にオススメできる娯楽作なのに対し、『冷たい熱帯魚』(日活配給、R18+)はある意味、観客を選ぶ作品。『紀子の食卓』『愛のむきだし』などで知られる鬼才・園子温監督が、実際に起きた猟奇殺人事件に着想を得て狂気と極限の愛を描いた問題作だ。  小さな熱帯魚店を営む社本(吹越満)は、娘が起こした万引き事件をきっかけに、陽気で人当たりのいい同業者の村田(でんでん)と知り合う。社本に事業パートナーの話を持ちかけた村田には、恐ろしい裏の顔があった。社本は思いもよらぬ猟奇殺人事件に巻き込まれていく。  過去に人の良い役を演じ続けてきたでんでんが、本作では常人の理解を超えた猟奇殺人鬼を怪演。共演の黒沢あすか、神楽坂恵も妖艶な魅力を放っている。容赦のない狂気と暴力の描写、衝撃のエンディングが、なぜか笑いと奇妙な爽快感ももたらしてくれる、まさに猛毒エンタテインメントだ。 (文=eiga.com編集スタッフ・高森郁哉) 「GANTZ」作品情報 <http://eiga.com/movie/54943/> 「RED レッド」作品情報 <http://eiga.com/movie/55798/> 「冷たい熱帯魚」作品情報 <http://eiga.com/movie/55654/>
GANTZ VISUAL BOOK キャーキャー言わせてみたい。 amazon_associate_logo.jpg
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「 合コンするなら●●省がおすすめ!?」 杉村太蔵がぶっちゃけトークを開催中!

taizosugimura.jpg  元衆議院議員で、在職中は奔放な発言で何かと注目を集めた杉村太蔵氏。そんな杉村氏が、今年の1月から、毎週月曜夜9時30分~10時30分の1時間、DMMライブトークで『杉村太蔵のしゃべ論』を開始した。そこで今回は放送開始を記念して杉村氏に徹底インタビュー。さっそく番組の意気込みなどをお聞きしました! ――本日はどうぞよろしくお願いします。『杉村太蔵のしゃべ論』、大好評放送中のようですね! 杉村太蔵(以下、杉村) ありがとうございます。今のところ11月まで続くようなので、今年はこの番組をぜひ成功させたいですね。政治家の生の声が聞けるというのは、やはりインターネット社会の強み。しかも、ツイッターやブログとは違って、この番組は生放送なので編集ができない。失言をしないように気をつけます。 ――気をつけてくださいね(笑)。どういう番組にしていくつもりですか? 杉村 政界や財界をはじめ、スポーツ、芸術、時事問題など、面白くてタイムリーなネタをいろいろと話していきたいですね。もちろん、さまざまなゲストもお呼びしたいです。 ――ちなみに今一番呼びたい人は? 杉村 与謝野馨さんですね! まあご多忙中なので無理でしょうけど......(笑)。もちろん政界、財界の人だけでなく、スポーツやアートに関わる人たちも呼びたい。あとは各事務所の秘書さんなども面白そうですね。 taizosugimura01.jpg ――秘書さん、ですか? 杉村 永田町というのは、各事務所や役所に桁違いの美人秘書がいたりするんですよ。そういう秘書さんたちは、議員やマスコミ関係の人と接する機会が多いので、実はものすごい量の情報を持っているんです。しかもそういう人にかぎって普段は、「私何も分からない~」というような顔でニコニコしているから怖い(笑)。もし呼べるなら、秘書さんたちにいろんな裏話とか聞きたいですね。 ――いいですね、ぜひ呼んでほしいです、美人秘書! ちなみにどこの事務所や役所の秘書さんがオススメなのでしょうか!?  杉村 まあまあ(笑)。あ、でも、秘書さんではないのですが、僕が合コンをするなら、農水省の女の子たちがオススメですね。 ――農水省!? なんか地味そうなイメージがありますが......。 杉村 いや、やっぱり農水省の人たちはいい店を知っていますよ。産地直送で、安くて美味しいお店。しかも、いかにも「農民の見方!」というような真面目で控えめの人が多くて、とても好感が持てますね。 ――なるほど! じゃあ逆に女の子が合コンするときには要注意というのは? 杉村 外務省。とにかくプライドが高い人ばっかりでかちんときますよ。あとワインうんちくが多すぎてちょっと......(笑)。あ、ちなみにお子さんがいる方には文部科学省の人がオススメだね。やっぱり文科省のひとたちは、学校や塾や地域のことなど情報通だから。愛する我が子のために、ためになる情報もゲットできたり!? なんてね。 ――いいですね、そういう情報! 視聴者の皆さんはそういうネタをとても楽しみにしていますよ! 杉村 「家政婦は見た」じゃなくて、「杉村が見た」というような情報を提供していこうかと。もちろん、真面目な話もしていきますけどね(笑)。 ――ぜひ杉村さんのプライベートの話なども聞きたいです。ちなみに最近杉村さんは何かハマっていることとかないんですか? 杉村 そうそう、僕は最近ロシアに興味があるんですよ! 次に来るのはロシアだと思って。で、ロシア語を習いはじめたんですが......。 ――何か問題でも? 杉村 知人に紹介してもらったロシア語の先生が、ロシアから日本に留学してきた女性なんですが、金髪のグラマーでめちゃくちゃ美人のロシア人。しかも19歳! 最初の授業で会ったときに、あまりのかわいさに思わず赤面しましたよ。しかも、自宅近所の喫茶店でいつも授業をしているのですが、周りがジロジロ見てきますね(笑)。 ――うわー......。なんかそれ、近々週刊誌にスクープされそうですね。 杉村 いや、だからいつも授業が終わる間際に妻に迎えにきてもらっていますよ。でも最初は、本気でロシアから来たスパイかと思ったくらい。俺を惑わせたって、そんな情報持っていないぞ、と(笑)。まあ、でもその先生にも近々番組に出てもらって、ロシアの話とかを聞ければ面白いかと思っています。 ●DMM.comライブトーク 『杉村太蔵のしゃべ論』 杉村太蔵が、その時タイムリーな時事ニュースをいろいろな方向から意見するトークディスカッション番組。 <http://dbirth.dmm.co.jp/
小泉の勝利 メディアの敗北 いろいろ聞きかせてください。 amazon_associate_logo.jpg
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【アジアカップ現地レポ】ドーハで謎のアジア人が握る寿司を喰らう

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外国人からすれば、本場、日本の職人が握っているだと思ってしまうのだろう。
 アジアカップに参加中のサッカー日本代表の取材で中東カタールのドーハ入り後20日あまりが経過した。  日本代表は苦しみながらも決勝進出を果たし、オーストラリアと対戦することになった。そんなわけで、筆者も大事な決勝を前に、景気づけと称して、ホテルの日本食レストランに出向き、現地入り後、初めてのアルコールを口にすることにした。  寿司と鉄板焼きを売りにする「SAKURA」と書かれた暖簾をくぐると、カウンター席に案内された。この店は4年ほど前に一度来たことがあったが、そのときは確かテーブル席だった。席につくと、カウンター越しに寿司職人が「いらっしゃい!」と迎えてくれた。アジア人ではあるが、発音からして日本人ではなさそうだ。それにしても海外でも中華やコリアンは中国人や韓国人が経営しているのに、なぜか日本食だけは"なんとなくそれっぽいアジア人"がやっているのはなぜなのだろうか。しかも、そんな店では大抵なんとなくそれっぽいものを、日本食といって出しているのだ。  5年ほど前に行った東欧ウクライナでは、確か「SHICHININN NO SAMURAI」(アルファベットにするとなんとも分かりにくい)という店で、たぬきうどんを注文したら汁さえなく、焼きうどんのようなモノに何か練り物のようなよくわからない具材がのってきたのを思い出す。  さて、注文した巻き寿司を巻いている職人に出身を聞けば、フィリピンから出稼ぎに来たとのことだった。だが、あちらはこちらが日本から来たとは思っていないらしい。「南? 北?」。朝鮮人と勘違いしているようだ。だいたい海外で間違えられるといえば決まって中国人だが、ここドーハでは違うようだ。  こちらが日本人だと言うと、フィリピン人の職人は少し恥ずかしそうな表情を浮かべて、「寿司、美味しいですね」と笑って見せた。  出てきた巻き寿司は普通に美味しかった。ただ、これはカリフォルニアロールだ。  やっぱり海外での外食といえば、断然、コリアン(中華)>日本食である。さて、注目の決勝戦はどんな結末を迎えるのか? 記者仲間とそんな話で一杯やったドーハの夜だった。 (取材・文=栗原正夫)
すしの技 すしの仕事 よく読んで! amazon_associate_logo.jpg
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黎明期を知る"悪役専門"柴田秀勝が語り尽くした「声優のリアル」を聴け!(後編)

_HJK8290e.jpg前編はこちらから ──先ほどおっしゃっていた、"底が浅い"という部分が気になりました。もっと深みのある演技ができるといいということだとは思うのですが。 柴田 本を読める人だけが役者になるのであって、本を読めない人は役者になるべきではないというのは、いまだに役者道ということではそうなんでしょうけれども。ただ、アニメに関して言わせていただくとね、5本に1本出てくるとか、最後のほうだけ出てくるという役だと、物語が分からないんですよ。それで相手の心を読んで、こちらの心を表現しろと言われてもね。物語がなんだか分からない。そういう意味ではこれからの声優さんは大変だと思うんだけれども、やっぱり役作りに苦労した人は、引き出しが違うんですよね。今僕らがやっている仕事はほとんど引き出し芝居ですよ。自分の脳に収まっている五感の記憶からいかに適切なものを引き出すか、それにかかっていると思いますね。技術優先ではあるんだけれども、せめて相手役の心くらいは読む、その中から出てくる言葉は違ってきますからね。 ●「役を演ずる者」であり続けるということ ──柴田さんが分野を問わず続けてこられた秘訣とはなんなのでしょうか。 柴田 僕はもともと起用な役者じゃないんですよ。もともと好きで役者になったわけじゃないから、役者とは何をしたらいいんだというところから始まっています。根が不器用なんですよ。なにしろ収録現場に行くと、僕以外の人達は皆うまく聞こえる、見えるでね。だけど不器用な人間は追いつこうとして一所懸命勉強するから。常に初心に戻れるんですよね。器用な人は(一定の段階まで)昇って行くのは速いけど、そこから先が大変。壁にぶつかったら、なかなか乗り越えられないじゃないですか。役者を目指している人にも言うんですけどね、役者の修行というのは「三歩前進二歩後退」だと言っているんです。それでも一歩前進しているっていう。それを忘れない限り役者は続くだろうし。役者にとって大切なのは、いつデビューできるかではなくて、いつまで続けられるかじゃないのかな、と思っていますね。昔の人はよく言ったもので、初心に戻るということは大切なんでしょうね。 ──これから声優を目指そうという方にメッセージをいただけますか。 柴田 声優を目指す人は役者を目指しなさいというのは、昔も今もちっとも変わっていないんです。僕は声優という言葉はいまだに好きじゃないんですけれども、役を演ずる者が役者であるし、声優も役を演ずるものでなければいけないと思うんですね。僕が今ナレーションをやるじゃないですか。これはナレーターを演じに行っているだけなんですよ。だから僕は常にナレーターじゃないんですよね。ナレーターを演じている役者にすぎない。 ──どうすれば演じられるようになるのでしょうか。 柴田 演じることを覚えるのは、そんなに難しいことじゃないと思うんですね。これから目指す人たちにアドバイスができるとしたら、見たり、聴いたり、試したり。昔から言うじゃないですか、盗んで罪にならないのは芸の道。上手から盗め、下手から学べ。これがいちばん大切、それを理解するまでに時間がかかるんですよ。見る、聴く、に加えて役者としての日常生活を送っているか。これは何も声優だけじゃない、俳優もそうですけど、どうやったら毎日声を出せるか。この三つですよ。やっぱり声も宝石と同じで、珠磨かざれば光無しでね、声は磨きがかかるものなんですよ。で、声に磨きをかけるためには、毎日声を出さなきゃ磨きはかからないじゃないですか。だから、各自の工夫ですよ。僕がいまここでお店をやっているじゃないですか。お店と同じなんですよ、53年というのは。役者も53年、お店も53年。いまだにカウンターの中で僕がお客さんの相手をしているというのは、声を出す仕事をしているのと同じなんですよ。53年間毎日しゃべって、磨きがかからないわけないじゃないですか。 ──お店をピカピカにしているのと同じですものね。 柴田 ええ。人間は言葉を聴いて覚えるんだから。赤ちゃんがそうじゃないですか。言葉というのは聴いて覚えるんです。誰だって与えられたイメージを持つ。ただ問題なのは、自分のもったイメージどおりに演じられたかどうかを判別できる耳を持っているか持っていないかなんです。ただ見ていればいい、ただ聴いていればいい、というわけでもない。だから難しいのは、役者としての日常生活。役者にはライセンスもなければ国家試験もありませんからね。オレは今日から役者と思ったら役者なんですよ。誰も否定できないんですよ。ただ役者としての日常生活を送れているか否かなんです。役者としての日常生活を送っているとテレビの見方が違う。聴き方が違う。 ──柴田さんはどのようなアドバイスを受けたのですか。 柴田 とてもじゃないけど役者で食えない頃に、先輩にアドバイスを求めたことがあるんですよ。このまま役者を続けていていいもんだろうかと、先輩に相談したんですね。そうしたらその先輩が教えてくれたのはね、「おまえさ、黙って新橋から銀座四丁目まで普通の恰好をして歩いてみろ。三人以上の人がおまえを振り返ったら、おまえは役者だよ。台詞をうまくしゃべれる、そんなのはどうでもいいんだ。台詞は日常会話の再現だよ。耳がよくなれば、そんなものは誰でもできるんだ。そんなことよりは、人を振り返らせる魅力を持て。これが役者だよ」と言われましたね。でもこれまた理解するのに、だいぶ年月がかかりましたけどね。それが普通の人が持っていない役者のオーラなんだ、それを身につけろ、と。どうやって身につけるか、それはおまえが考えろ、という。 ──決まった答えはないわけですね。 柴田 ええ。だからね、感性というかセンスというか、こればかりは持って生まれたやつにはかなわない。持って生まれたやつもいるんだよ。じゃあ、持って生まれてこなかったからといって役者になれないのかというと、そうでもない。ただどれだけ努力しても報われるという約束の無いのがオレたちの世界だ、とも言われましたけどね。 ──今後の抱負は。 柴田 5年くらい前から「オレも今年一杯で終わりだな」と言い続けているんですが、また新しい年が来た。僕は歳をとってから考えが変わったところがあるんですよ。ひとつは、残された人生のなかで忘れ物をしない。忘れ物のない人生で終わりたい。それともうひとつは、65歳くらいまでは、人はどうでもよかったんですよ、自分さえ売れていれば。青二に新しいマネジャーが入ってくるとよく言うんですよ、人はどうでもいいからオレを売れ、って。それが65を過ぎたら変わっちゃったんですよね。少しでも人の役に立てることがあったらやりたい。このインタビューもそうです。将来声優を目指す人の役に立てることが何か言えるのなら残しておきたい。53年かけて分かってきたものを、40年で、あるいは30年で、オレに追いつき追い越すことのできるアドバイスをできるものなら残しておいてやりたい、と思ってます。いまはギャラなんてどうでもいいんですよ。ギャラのないのにもずいぶん出ています。人間、歳取ると変わってきますね。それも忘れ物のない、ということに入っているんですかね。 ──ところで新春早々、タイガーマスク運動が話題となりました。ミスターXとしては伊達直人になんと言ってやりたいですか? 柴田 最後まで宿敵だった伊達直人だが......。そうだな、敵ながら「あっぱれ」を言ってやりたい。来年は罪ほろぼしに『虎の穴』からランドセルを送ってやりたいね。「ふっふっふ、タイガーめ......やってくれるナ」 (取材・文=後藤勝/写真=木下裕義) ●しばた・ひでかつ 1937年、東京都生まれ。大学卒業後、関西歌舞伎を経て、58年に俳優デビュー。69年、俳協のマネージャーだった久保進らと共に青二プロダクションを設立。同年の『タイガーマスク』(=ミスターX役)を皮切りに声優として数多くの作品に出演している。また、ナレーターとして第28回国際産業映画・ビデオ祭文部大臣賞、第29回国際産業映画・ビデオ祭通商産業大臣賞受賞。近作に『鋼の錬金術師』(キング・ブラッドレイ役)、『ONE PIECE』(モンキー・D・ドラゴン役)等。73歳の現在も精力的に出演作を重ねながら後進の指導にあたっている。  * * *  柴田秀勝氏が53年の役者生活をもとに「声優のリアル」を語るイベントが、3月に開催される。声優という仕事、俳優という生き方をもっと知りたいあなた、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。 flyerwebomote.jpg ●「Respond! You!! -聞きたくねーか?本音のハナシ。」 2011年3月20日(日) 13時開演~16時終演予定(最大延長 16時半) 阿佐ヶ谷ロフトA http://www.loft-prj.co.jp/lofta/ 出演:柴田秀勝(声優 青二プロダクション所属) 飯田里樹(音響監督 ダックスプロダクション所属) 詳細は「声優のリアル」公式サイト <http://www.real-seiyu.net>
タイガーマスク BOX 1 虎になるのだ! amazon_associate_logo.jpg
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